JP2013192765A - 脱臭便座装置 - Google Patents

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Shoichi Hashiba
昭一 橋場
Hiroyasu Hosoi
広康 細井
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Abstract

【課題】
着座時以外の着座有無検出の為の電力消費を抑制し、電池寿命を長くする脱臭便座装置を提供すること。
【解決手段】
便器2上に設置される本体ケース10と、本体ケース10の便器2内方側に形成され便器2内の空気を吸込む吸込口11aと、本体ケース10の便器2外方側に形成され便器2内の空気を排出する排出口11bと、吸込口11aと排出口11bとを連通し且つシロッコファン21を内蔵するダクト20と、ダクト20内に設けられるシロッコファン21と、本体ケース10に設けられシロッコファン21に電力を供給する単3乾電池23bと、使用者の荷重によって接点をクローズするプッシュスイッチ38とを備え、プッシュスイッチ38が可動接点38aと固定接点38bとをクローズしたときにシロッコファン21が駆動する様に構成されている、脱臭便座装置1。
【選択図】 図7

Description

本発明は、脱臭便座装置に関する。
従来技術として、便器に付設される本体ケースと、本体ケースの吸込口より便器の内側に延設したダクトと、吸込口と連通して本体ケース内に設けた脱臭ユニットおよび送風装置と、人の存在を検出する赤外線センサと、この赤外線センサからの信号を受けてこの送風装置を運転制御する制御部とを有する脱臭便座装置(トイレ脱臭器)が知られている。この脱臭便座装置は、送風装置と制御部に電力を供給する電池(直流電源)を本体ケースに内蔵して赤外線センサを実使用において支障のない間隔で間欠駆動することで、電池の消費電力を抑えている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平8−134981号公報
しかしながら、特許文献1の脱臭便座装置では、人の存在を赤外線センサにより検出する為、間欠駆動であっても随時待機電力消費が発生して電池寿命が短くなる、と云う問題がある。
本発明は上記問題点に鑑みて成されたものであり、人の存在を検出する為の電力消費を低減することで、電池寿命を更に一層長くする脱臭便座装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の課題解決手段は、便器上に設置される本体ケースと、前記本体ケースの前記便器内方側に形成され前記便器内の空気を吸込む吸込口と、前記本体ケースの前記便器外方側に形成され前記便器内の空気を排出する排出口と、前記吸込口と前記排出口とを連通し且つ脱臭装置を内蔵するダクトと、前記ダクト内に設けられる送風機と、前記本体ケースに設けられ前記送風機に電力を供給する電池と、使用者の荷重によって接点をクローズするノーマルオープンスイッチとを備え、前記ノーマルオープンスイッチが接点をクローズしたときに前記送風機が駆動される様に構成されている、構成である。
また、本発明の第2の課題解決手段は、前記便器上に設けられ使用者が着座する便座を更に備え、前記ノーマルオープンスイッチは、使用者が前記便座に着座したときのみに前記接点をクローズする様に構成されている、構成である。
また、本発明の第3の課題解決手段は、請求項2に記載の脱臭便座装置であって、前記便座の前記便器と対向する面に設けられ、使用者が前記便座に着座したときにその荷重によって弾性変形する弾性部材と、前記便座内に上下方向へ移動自在に設けられて一端が前記便器と対向し他端が前記ノーマルオープンスイッチと対向する押圧部材とを具備し、前記押圧部材は、前記弾性部材の弾性変形に伴って前記便器によって押上げられ、前記ノーマルオープンスイッチの接点をクローズする様に構成されている、構成である。
また、本発明の第4の課題解決手段は、前記弾性部材は、前記便座の前脚に具備される、構成である。
また、本発明の第5の課題解決手段は、前記弾性部材は、前記便座の後ろ脚に具備される、構成である。
また、本発明の第6の課題解決手段は、前記ノーマルオープンスイッチは、前記接点をクローズしたときに前記送風機と前記電池との間でクローズした電気回路を構成する、構成である。
また、本発明の第7の課題解決手段は、前記送風機は、前記本体ケースに内蔵される、構成である。
また、本発明の第8の課題解決手段は、前記電池は、前記本体ケースに内蔵される、構成である。
本発明の第1の課題解決手段では、脱臭便座装置は、使用者の体重によって使用者の着座検知と送風機への通電制御を同時に行うノーマルオープンスイッチを備えることで、非着座時の着座有無検知用の待機電力消費を抑制し、電池寿命を長くすることが、出来る。
また、本発明の第2の課題解決手段では、便器上に設けられ使用者が着座する便座を更に備え使用者が便座に着座したときのみにノーマルオープンスイッチが接点をクローズすることで、使用者が便座に着座したときのみ送風機を作動させることが出来、更に電池寿命を長くすることが、出来る。
また、本発明の第3の課題解決手段では、前記便座の前記便器と対向する面に設けられ、使用者が前記便座に着座したときにその荷重によって弾性変形する弾性部材と、前記便座内に上下方向へ移動自在に設けられて一端が前記便器と対向し他端が前記ノーマルオープンスイッチと対向する押圧部材とを具備し、前記押圧部材は、前記弾性部材の弾性変形に伴って前記便器によって押上げられ、前記ノーマルオープンスイッチの接点をクローズする様に構成することで、使用者が便座に着座したときのみ送風機を作動させることが出来、更に電池寿命を長くすることが、出来る。
また、本発明の第4の課題解決手段では、前記弾性部材は、前記便座の前脚に取付けられることで、使用者の着座時にノーマルオープンスイッチをより確実にクローズし易くすることが、出来る。
また、本発明の第5の課題解決手段では、前記弾性部材は、前記便座の後ろ脚に取付けられることで非着座時にはノーマルオープンスイッチが便器表面から浮いた状態となり、便座重量のばらつきが大きい場合でもノーマルオープンスイッチのクローズ荷重をシビアに管理する必要が無くなり、ノーマルオープンスイッチの原価を低減することが、出来る。
また、本発明の第6の課題解決手段では、ノーマルオープンスイッチがクローズしたときに送風機と電池との間でクローズした電気回路を構成することで、ノーマルオープンスイッチがオープンの時の電池の消耗を防止すると共に、送風機のオンまたはオフを制御する制御装置を不要にすることが、出来る。
また、本発明の第7の課題解決手段では、脱臭便座装置は、送風機を本体ケースに内蔵することで、本体ケースの外側の出っ張りを削減して出っ張りへの手足のぶっつけ防止や糞尿の付着防止や脱臭便座装置の清掃性を向上することが、出来る。
また、本発明の第8の課題解決手段では、脱臭便座装置は、電池を本体ケースに内蔵することで、本体ケースの外側の出っ張りを削減して出っ張りへの手足のぶっつけ防止や糞尿の付着防止や脱臭便座装置の清掃性を更に向上することが、出来る。
清掃時等の非着座時の脱臭便座装置外観図 着座時の脱臭便座装置外観図 脱臭便座装置の下側斜視図 脱臭便座装置の透視図 電池ボックス(電池)の着脱説明図 脱臭装置の着脱説明図 ノーマルオープンスイッチ周辺の断面図 脱臭便座装置の電気回路ブロック図
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の脱臭便座装置1の、清掃時等の非着座時の外観図である。便器2の上には、ベースプレート11がポリプロピレン樹脂製のボルトとナットで固定されている。ベースプレート11の上には、カバー12が呼び4タッピングねじで固定されている。カバー12には、便座30と便蓋40がポリプロピレン樹脂製の軸12aを介して回動自在に係合されている。
なお、使用者の要望によって、便蓋40を削除することも可能である。
図2は、着座時の脱臭便座装置1の外観図である。ベースプレート11とカバー12によって本体ケース10を形成しており、背景技術の様な出っ張りは無い。
図3は、脱臭便座装置1の下側斜視図である。ベースプレート11の下面には、便器2内方側に吸込口11aが形成され、便器2外方側に排出口11bが形成されている。排出口11bには、排気を脱臭便座装置1の後方へ排出すると共に埃が排気構内に入り込まない様にする為のフィン11cが一体形成されている。ベースプレート11の下面には、ベースプレート11が便器2の上で滑らない様に便器2に密着するすべり止めゴム板11dが貼り付けられ、ベースプレート11の後部を便器2から5mm程度浮かせる為の凸面部11eが一体形成されている。便座30の下面には、2個の前脚31と2個の後ろ脚32が設けられている。脱臭便座装置1は、便器2の上に固定された際にベースプレート11の下面と便座30の前脚31が便器2と接触し、後ろ脚32が2mm程度浮く様に設定されている。着座時には、使用者の体重によって前脚31が便器2に押付けられた後にポリプロピレン樹脂製の軸12aとカバー12とベースプレート11がしなり、後ろ脚32が便器2に押付けられる構成である。
図4は、脱臭便座装置1の透視図である。本体ケース10の中には、ダクト20が内蔵されている。ダクト20には、DCモーター付きのシロッコファン21(送風機)が内蔵固定されている。ダクト20には、格子状の通風孔が開いた活性炭22b(脱臭装置)が着脱可能に(図6参照)挿入されている。本体ケース10の中には、電池ボックス23(電池)が着脱可能に(図5参照)挿入されている。
なお、ダクト20は、ベースプレート11とカバー12に一体形成したリブを上下から重ね合わせることで代用することも可能である。脱臭装置22は、オゾン発生装置といった他の手段で代用することも可能である。
図5は、電池ボックス23(電池)の着脱説明図である。電池ボックス23は、本体ケース10の左側に形成された電池ガイド10aにスライド挿入または電池ガイド10aからスライド離脱される。電池ボックス23の電池ケース23a(電池)の中には、単3乾電池23bが挿入されており、単3乾電池23bが消耗した際には交換できる構成になっている。
なお、単3乾電池23bの代わりに色々な大きさの乾電池または充電式電池または専用の充電式電池を代用して使用することも可能である。
図6は、脱臭装置22の着脱説明図である。脱臭装置22は、本体ケース10の右側に形成された脱臭装置ガイド10bにスライド挿入または脱臭装置ガイド10bからスライド離脱される。脱臭装置22に一体形成された活性炭ホルダー22aには、格子状の通風穴が開いた活性炭22bが挿入されており、活性炭22bの吸着能力が低下した際には活性炭22bを交換できる構成になっている。
なお、脱臭装置22は、活性炭22bの代わりにゼオライトと云った吸着剤またはオゾン発生器と云った臭気分解装置で代用することも可能である。
図7は、ノーマルオープンスイッチ周辺の断面図である。便座30は、座表30aと座裏30bを熱溶着して一体形成されている。座裏30bには、凹部が一体形成され、EPDM製のゴム脚33(弾性部材)が挿入され、前脚31が構成されている。座裏30bの貫通孔30cには、プッシュロッド34が挿入されている。プッシュロッド34は、基板ステー35に挿入されている。プッシュロッド34と基板ステー35の間には、戻しばね36が挿入されている。プッシュロッド34の上方には、スイッチ基板37が固定されている。スイッチ基板37には、プッシュスイッチ38が下向きで固定されている。基板ステー35は、電池ボックス23およびプッシュスイッチ38と、シロッコファン21およびプッシュスイッチ38と、を電気的に接続するハーネス39を具備している。基板ステー35は、座裏30bと座表30aの間に嵌入固定されている。プッシュロッド34は、戻しばね36によって座裏30bの下側方向に付勢されており、便座30が便器2に当接していない際には受け面34aによって基板ステー35から抜けない様になっている。プッシュロッド34は、使用者の着座が無く便座30が便器2に当接している際にはプッシュロッド34の下端がゴム脚33の下面と同一面になり、且つ、プッシュスイッチ38をクローズしない程度に押し上げられている。プッシュスイッチ38は、押込み力によって接点がクローズしている間だけ電気を通し、押込み力が解除されると接点がオープンになって電気を通さない、プッシュスイッチ38である。
なお、ここでは前脚31で説明しているが、後ろ脚32、または前脚31と後ろ脚32を除く座裏30b、で代用することも可能である。その際の構成は、図7に記載した構成と同一である。Panasonic(株)製ターコイズスイッチと云った耐食・防水・防塵機能を有するプッシュスイッチ38を使用する場合は、プッシュロッド34等を使用せずにターコイズスイッチを前脚31、または後ろ脚32、または前脚31と後ろ脚32を除く座裏30b、へ直接固定して代用することも可能である。更に、ここではプッシュスイッチ38を前脚31に設置する構成で記載しているが、便器2の手前足元と云った別の位置に設置して使用者の足や手で操作することも可能である。
図8は、脱臭便座装置の電気回路ブロック図である。プッシュスイッチ38は、シロッコファン21と電池ボックス23とへそれぞれ電気的に接続される2個の固定接点38aと、便座30と便器2とを介してプッシュロッド34から体重の一部反力を受けることで固定接点38a(接点)に押付けられる可動接点38b(接点)と、を有している。可動接点38bが固定接点38aに押付けられるとプッシュスイッチ38とシロッコファン21と電池ボックス23とから成る電気回路がクローズされて電気が流れる構成である。
以下に、本発明の脱臭便座装置1の動作について、説明する。
図7は、プッシュスイッチ38がオープンな状態である。使用者が便座30に着座していない際には、ゴム脚33は潰れず、プッシュロッド34はプッシュスイッチ38の接点をクローズする高さまでは押上げられていない。使用者が便座30に着座すると、便座30は便器2に押付けられ、便座30と便器2の間の便座30側に設置されたゴム脚33が弾性変形する。ゴム脚33の弾性変形(圧縮)により便座30と便器2の距離が短くなり、距離が短くなった分だけプッシュロッド34が便座30の中で押上げられ、プッシュロッド34がプッシュスイッチ38の接点をクローズする。これにより、電池ボックス23とプッシュスイッチ38とシロッコファン21の間の電気回路がクローズされ、シロッコファン21が回転する。これにより、便器2内の臭気を含んだ空気は、吸込口11aからダクト20内に吸込まれて活性炭22bによって臭気を除去された後に排出口11bから排出される。排出口11bから排出された空気は、ベースプレート11の下面の高さ5mm程度の隙間から脱臭便座装置1の外側に押出される。
使用者が便座30から離れると、ゴム脚33の弾性変形が解かれ、プッシュロッド34は、戻しばね36によってプッシュスイッチ38の接点をオープンする高さまで押下げられる。プッシュスイッチ38の接点がオープンになると、電池ボックス23とプッシュスイッチ38と脱臭装置22の間の電気回路はオープンになり、電気を消耗しなくなる。即ち、着座時以外の待機電力を消耗しない状態になる。
図8は、使用者が便座30に着座しておらず、プッシュスイッチ38がオープンな状態である。使用者が便座30に着座しておらずプッシュスイッチ38がオープンな状態では、プッシュスイッチ38とシロッコファン21と電池ボックス23とで形成する電気回路は、プッシュスイッチ38の所で断線しており、シロッコファン21への電源が遮断され、シロッコファン21は停止している。この状態では、自然放電以外の電池の消耗は抑制されている。使用者が便座30に着座するとゴム脚33が弾性変形してプッシュロッド34によって可動接点38bが押上げられる。これにより、可動接点38bは、2箇所の固定接点38aに接触し、2箇所の固定接点38aの間の断線が解かれ、2箇所の固定接点38aの間に電流が流れる。即ち、プッシュスイッチ38とシロッコファン21と電池ボックス23とで形成する電気回路は、クローズ状態にされ、電池ボックス23からシロッコファン21へ電流が流れ、シロッコファン21が作動する。使用者が便座30から立ち上がると、プッシュスイッチ38は再びオープンな状態に戻る。故に、この構成では、使用者が便座30に着座するとシロッコファン21が自動的に作動して電池ボックス23に内蔵された単3乾電池23bを消耗させ、使用者が便座30から立ち上がるとシロッコファン21の作動が自動的に停止して電池ボックス23に内蔵された単3乾電池23bの消耗を抑えることになる。
以下に、本発明の脱臭便座装置1の効果について、説明する。
本発明の第1の課題解決手段では、脱臭便座装置1は、使用者の体重によって使用者の着座検知とシロッコファン21への通電制御を同時に行うプッシュスイッチ38を備えることで、非着座時の着座有無検知用の待機電力消費を抑制し、単3乾電池23bの寿命を長くすることが、出来る。
また、本発明の第2の課題解決手段では、便器2の上に設けられ使用者が着座する便座30を更に備え使用者が便座30に着座したときのみにプッシュスイッチ38が接点をクローズする様に構成されていることで、使用者が便座30に着座したときのみシロッコファン21を作動させることが出来、更に単3乾電池23bの寿命を長くすることが、出来る。更に、使用者がプッシュスイッチ38を操作することなく便座30に着座するだけでシロッコファン21を作動させることが出来る。逆に、使用者がプッシュスイッチ38を操作することなく便座30から立上がるだけでシロッコファン21の作動を停止させることが出来る。これにより、使用者の操作性を向上させることが出来る。
本発明の第3の課題解決手段では、前記便座が、前記便器と対向する面に設けられ、使用者が前記便座に着座したときにその荷重によって弾性変形する弾性部材と、前記便座内に上下方向へ移動自在に設けられて一端が前記便器と対向し他端が前記ノーマルオープンスイッチと対向する押圧部材を具備し、前記弾性部材は前記便座に使用者が着座したときに圧縮弾性変形し、前記押圧部材は前記弾性部材の圧縮弾性変形に伴って便器によって押上げられ、前記ノーマルオープンスイッチは前記押圧部材が押上げられることで前記押圧部材によってクローズされる、構成にすることで、
また、本発明の第3の課題解決手段では、便座30の便器2と対向する面に設けられ、使用者が便座30に着座したときにその荷重によって弾性変形するゴム脚33と、便座30内に上下方向へ移動自在に設けられて一端が便器2と対向し他端がプッシュスイッチ38と対向するプッシュロッド34とを具備し、プッシュロッド34は、ゴム脚33の弾性変形に伴って便器2によって押上げられ、プッシュスイッチ38の可動接点38bを固定接点38aへクローズする様に構成することで、使用者が便座30に着座したときのみシロッコファン21を作動させることが出来、更に単3乾電池23bの寿命を長くすることが、出来る。
また、本発明の第4の課題解決手段では、脱臭便座装置1は、プッシュスイッチ38が便座30の前脚31に取付けられることで、使用者の着座時にプッシュスイッチ38をより確実にクローズし易くすることが、出来る。
また、本発明の第5の課題解決手段では、脱臭便座装置1は、プッシュスイッチ38が便座30の後ろ脚32に取付けられることで非着座時にはプッシュスイッチ38が便器2の表面から浮いた状態となり、便座30の重量ばらつきが大きい場合でもプッシュスイッチ38のクローズ荷重をシビアに管理する必要が無くなり、プッシュスイッチ38の原価を低減することが、出来る。
また、本発明の第6の課題解決手段では、プッシュスイッチ38がクローズしたときにシロッコファン21と単3乾電池23bとの間でクローズした電気回路を構成することで、プッシュスイッチ38がオープンの時の単3乾電池23bの消耗を抑えると共に、使用者の着座を検出する検出装置やシロッコファン21のオンまたはオフを制御する制御装置を不要にすることが、出来る。
また、本発明の第7の課題解決手段では、脱臭便座装置1は、シロッコファン21を本体ケース10に内蔵することで、本体ケース10の外側の出っ張りを削減して出っ張りへの手足のぶっつけ防止や糞尿の付着防止や脱臭便座装置1の清掃性を向上することが、出来る。
また、本発明の第8の課題解決手段では、脱臭便座装置1は、単3乾電池23bを本体ケース10に内蔵することで、本体ケース10の外側の出っ張りを削減して出っ張りへの手足のぶっつけ防止や糞尿の付着防止や脱臭便座装置1の清掃性を更に向上することが、出来る。
(付記項1)
前脚31および後ろ脚32の高さは、2mm程度に狭められている。これにより、便器2と便座30とおしりと大腿部とで略密閉された便器2内への外気取込み口となる便座30と便器2の間の隙間が狭くなり、外気取込み量を更に少なくしても便器2内の負圧を維持し易くなる為、シロッコファン21は、更に小型化出来る。故に、単3乾電池23bの消費電力を更に低減して長寿命化することが可能になる。
1 脱臭便座装置
10 本体ケース
11 ベースプレート(本体ケース)
11a 吸込口
11b 排出口
12 カバー(本体ケース)
20 ダクト
21 シロッコファン(送風機)
22 脱臭装置(脱臭装置)
22a 活性炭ホルダー(脱臭装置)
22b 活性炭(脱臭装置)
23 電池ボックス(電池)
23a 電池ケース(電池)
23b 単3乾電池(電池)
30 便座
31 前脚
32 後ろ脚
33 ゴム脚(弾性部材)
34 プッシュロッド(押圧部材)
38 プッシュスイッチ(ノーマルオープンスイッチ)
38a 可動接点(接点)
38b 固定接点(接点)

Claims (8)

  1. 便器上に設置される本体ケースと、
    前記本体ケースの前記便器内方側に形成され前記便器内の空気を吸込む吸込口と、
    前記本体ケースの前記便器外方側に形成され前記便器内の空気を排出する排出口と、
    前記吸込口と前記排出口とを連通し且つ脱臭装置を内蔵するダクトと、
    前記ダクト内に設けられる送風機と、
    前記本体ケースに設けられ前記送風機に電力を供給する電池と、
    使用者の荷重によって接点をクローズするノーマルオープンスイッチとを備え、
    前記ノーマルオープンスイッチが接点をクローズしたときに前記送風機が駆動される様に構成されている、
    脱臭便座装置。
  2. 請求項1に記載の脱臭便座装置であって、
    前記便器上に設けられ使用者が着座する便座を更に備え、
    前記ノーマルオープンスイッチは、使用者が前記便座に着座したときのみに前記接点をクローズする様に構成されている、
    脱臭便座装置。
  3. 請求項2に記載の脱臭便座装置であって、
    前記便座の前記便器と対向する面に設けられ、使用者が前記便座に着座したときにその荷重によって弾性変形する弾性部材と、
    前記便座内に上下方向へ移動自在に設けられて一端が前記便器と対向し他端が前記ノーマルオープンスイッチと対向する押圧部材とを具備し、
    前記押圧部材は、前記弾性部材の弾性変形に伴って前記便器によって押上げられ、前記ノーマルオープンスイッチの接点をクローズする様に構成されている、
    脱臭便座装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の脱臭便座装置であって、
    前記弾性部材は、前記便座の前脚に具備される、
    脱臭便座装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の脱臭便座装置であって、
    前記弾性部材は、前記便座の後ろ脚に具備される、
    脱臭便座装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の脱臭便座装置であって、
    前記ノーマルオープンスイッチは、前記接点をクローズしたときに前記送風機と前記電池との間でクローズした電気回路を構成する、
    脱臭便座装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の脱臭便座装置であって、
    前記送風機は、前記本体ケースに内蔵される、
    脱臭便座装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の脱臭便座装置であって、
    前記電池は、前記本体ケースに内蔵される、
    脱臭便座装置。
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