JP2013190332A - アナログ電子時計 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡便な処理で日付を速やかに切り替え表示可能なアナログ電子時計を提供する。
【解決手段】12時間分の時刻の表示に伴い一回転する時針と、この時針の回転が伝達され、時針が午前0時を指示するときから午前0時より後の所定の時刻を指示するときまでの間で1日分回転されるカレンダ車と、を有するアナログ電子時計において、午前0時に設定された変更開始時刻に、現在時刻の12時間後の時刻を指示する位置に時針を正方向に早送りした後、通常運針を開始する第1の制御手段と、所定の時刻以後且つ午後0時以前に設定された変更終了時刻に、現在時刻を指示する位置に時針を逆方向に早送りした後、通常運針を開始する第2の制御手段とを備える。
【選択図】図2

Description

この発明は、アナログ電子時計に関する。
従来、時刻と共に日付を表示するアナログ式の時計がある。このようなアナログ時計では、指針により指し示されることで時刻を示す目盛が設けられた文字盤の下部に回転可能な円盤(表示車)が設けられ、この表示車における一の同心円上に設けられた1から31までの日付を示す標識のうち何れか一つ又は複数を文字盤に設けられた透過孔から選択的に露出させることで日付が表示される。
このようなアナログ時計には、毎日0時前後に時針と連動させて表示車を回転するように歯車の並び(輪列機構)を構成することで日付が変更されるものがある。このとき、時刻を表示する指針の回転と比較して、表示車のような回転円盤の回転には、大きなトルクがかかる。従って、毎日0時に1ステップの動作で標識一日分の角度に亘り表示車を回転させるのは困難であり、従来、このようなアナログ時計では、多くのステップに分割して徐々に表示車を回転させていく構成が用いられている。例えば、このアナログ時計では、2分毎に1ステップ回転動作する時針に連動させて4時間に亘り表示車を120ステップ車回転させることで、一日分の日付を変化させることが可能である。
しかしながら、このような日付表示の変更方法では、日付の変更が行われている間、日付が読み取れなかったり中途半端に表示されてしまったりするという問題がある。そこで、このような問題を克服する技術として、特許文献1には、指針を逆転方向に動作させた場合にのみ表示車が指針に連動して回転し、指針を正転方向に回転動作させる場合には表示車が連動して回転しない構成の輪列機構を備え、日付の変更時に所定ステップ数逆転早送りをさせて日付表示を変更した後に、正転方向に早送りさせて現在時刻の表示に戻すことで、速やかに日付の表示を切り替える技術が開示されている。
特公昭61−592号公報
しかしながら、上記のような構成で指針及び表示車を回転させると、輪列機構の構成が複雑になるという課題がある。また、近年の時計では、時刻の調整や種々の機能で指針を細かく正転又は逆転で移動させる場合に問題が生じるといった課題がある。
この発明の目的は、簡便な処理で日付を速やかに切り替え表示可能なアナログ電子時計を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、
12時間分の時刻の表示に伴い一回転する時針と、この時針の回転が伝達され、前記時針が午前0時を指示するときから午前0時より後の所定の時刻を指示するときまでの間で1日分回転されるカレンダ車と、を有するアナログ電子時計において、
午前0時に設定された変更開始時刻に、現在時刻の12時間後の時刻を指示する位置に前記時針を正方向に早送りした後、通常運針を開始する第1の制御手段と、
前記所定の時刻以後且つ午後0時以前に設定された変更終了時刻に、現在時刻を指示する位置に前記時針を逆方向に早送りした後、通常運針を開始する第2の制御手段と
を備えることを特徴とするアナログ電子時計である。
本発明に従うと、アナログ電子時計において、簡便な処理で日付の切り替え表示を速やかに行うことが出来るという効果がある。
本発明の実施形態のアナログ電子時計の内部構成を示すブロック図である。 第1実施形態の時刻表示処理のフローチャートである。 時刻表示処理で呼び出されるスリープ状態制御処理のフローチャートである。 スリープ状態制御処理で呼び出される第1実施形態のスリープ状態解除処理のフローチャートである。 スリープ状態制御処理の変形例を示すフローチャートである。 スリープ状態解除処理の変形例を示すフローチャートである。 第2実施形態の時刻表示処理のフローチャートである。 第2実施形態のスリープ状態解除処理のフローチャートである。 第3実施形態の時刻表示処理のフローチャートである。 第3実施形態のスリープ状態解除処理のフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態のアナログ電子時計の内部構成を示すブロック図である。
このアナログ電子時計1は、秒針2と、秒針2を第1輪列機構22を介して回転動作させる第1ステップモータ32と、第1ステップモータ32を駆動する第1駆動回路42と、分針3と、分針3を第2輪列機構23を介して回転動作させる第2ステップモータ33と、第2ステップモータ33を駆動する第2駆動回路43と、時針4と、時針4を第2輪列機構23を介して回転動作させる第3ステップモータ34と、第3ステップモータ34を駆動する第3駆動回路44と、第3輪列機構24に連動して回転する第4輪列機構25と、第4輪列機構25によって回転する表示車5(カレンダ車)と、制御部61(第1の制御手段、第2の制御手段、第3の制御手段、スリープ状態設定手段)と、RAM(Random Access Memory)62と、ROM(Read Only Memory)63と、発振回路64と、分周回路65と、操作手段としてのスイッチ部66と、計測手段としての照度センサ67と、などを備える。アナログ電子時計1は、腕時計、懐中時計、置時計、掛時計といった種々の形態のアナログ電子時計の何れであってもよい。
秒針2、分針3、及び、時針4は、文字盤上を各々独立に回転可能に設けられている。本実施形態のアナログ電子時計1では、秒針2が6度ステップで一周60箇所に移動可能であり、毎秒1ステップずつ回転動作されて1分間で一周する。また、分針3は、2度ステップで一周180箇所に移動可能であり、20秒毎に1ステップ回転動作されて1時間で一周する。また、時針4は、1度ステップで一周360箇所に移動可能であり、2分毎に1ステップ回転動作されて12時間で1周する。
表示車5は、本実施形態のアナログ電子時計1では、円盤形状を有し、一の同心円上に1日から31日までの各日付を表す標識が印されている。この表示車5は、例えば、文字盤の更に下部に文字盤と平行に設けられ、文字盤に設けられた透過孔から上記標識のうちの一つが選択的に表示される。この表示車5は、第4輪列機構25を介して回転動作される。第4輪列機構25の歯車は、時針4の回転に伴い、0時から4時(24時間表示、以下同様)の間にだけ第3輪列機構24の歯車と噛み合って、時針4と共に2分間隔で120ステップ回転移動することで、表示車5上に印せられた標識の日付が1日分移動する。第3輪列機構24と第4輪列機構25の噛み合わせについては、従来知られている種々の機構を用いて構成することが出来る。
制御部61は、CPU(Central Processing Unit)などを備え、各種演算処理を行い、アナログ電子時計1の全体動作を統括制御する。RAM62は、DRAMなどの揮発性メモリであり、制御部61に作業用のメモリ空間を提供し、ROM63から読み出されたプログラムや設定データを展開したり、制御部61の処理に係る一時データを記憶したりする。ROM63には、アナログ電子時計1の制御プログラムや初期設定データが格納されている。アナログ電子時計1の動作中には、この制御プログラムが読み出されて制御部61のCPUにより継続的に実行される。
発振回路64は、所定の周波数信号を生成して出力する。分周回路65は、発振回路64から入力された周波数信号を制御部61が利用する各種周波数の信号に分周して出力する。また、分周回路65から入力された所定の周波数信号(例えば、1Hz信号)を利用し、制御部61において現在時刻が計数、保持される。
スイッチ部66は、押しボタンスイッチやリューズなどの操作スイッチを備え、ユーザによる操作を電気信号に変換して制御部61に出力する。
照度センサ67は、アナログ電子時計1の所定の部分、例えば、文字盤の一部に入射される光の照度を計測し、この計測値を制御部61に出力する。この照度センサ67の計測値は、制御部61により電力消費量を制限するスリープ状態の制御に用いられる。このスリープ状態については、後に詳述する。或いは、照度センサ67は、バッテリに太陽電池が用いられている場合には、この太陽電池の起電力などに基づいて間接的に照度を計測するものであっても良い。
次に、本発明の第1実施形態のアナログ電子時計1における時刻表示動作について説明する。
図2は、制御部61がCPUを用いて実行する時刻表示処理の制御手順を示すフローチャートである。
本実施形態のアナログ電子時計1における時刻表示処理は、現在時刻の秒の値を変化させる1Hzクロック信号が毎秒制御部61に入力されるごとに呼び出されて実行される処理である。時刻表示処理が開始されると、先ず、制御部61は、計時処理を行う(ステップS101)。制御部61は、予め設定された初期設定時刻に対し、クロック信号が入力されるごとに1秒ずつ加算していくことで現在時刻を記憶、保持する。
次に、制御部61は、アナログ電子時計1が現在スリープ状態であるか否かを判別する(ステップS102)。スリープ状態ではない、つまり、ノーマル状態であると判別された場合には、制御部61は、第1駆動回路42から第1ステップモータ32に駆動パルスを出力させて、第1ステップモータ32を1ステップ正転方向に駆動させる(ステップS103)。これにより、秒針2が1ステップ、即ち、1秒分の角度だけ回転移動する。続いて、制御部61は、計時処理で更新された現在時刻の秒の値が、0、20、40の何れかであるか否かを判別する(ステップS104)。0、20、40の何れでもないと判別された場合には、制御部61による処理は、ステップS109に移行する。
一方、現在時刻の秒の値が0、20、40のいずれかであると判別された場合には、制御部61は、第2駆動回路43に駆動パルスを出力させて、第2ステップモータ33を1ステップ正転方向に駆動させる(ステップS105)。これにより、分針3が1ステップ回転移動する。
次に、制御部61は、現在時刻が0時0分0秒(変更開始時刻)であるか否かを判別する(ステップS106)。0時0分0秒であると判別された場合には、制御部61は、第3駆動回路44に駆動パルスを出力させて、第3ステップモータ34を360ステップ正転方向に早送り駆動する(ステップS107)。これにより、時針4が1周し、12時間分表示時刻が進む。即ち、このときのアナログ電子時計1では、翌日の正午、12時0分0秒(午後0時0分0秒)の表示状態となるので、見かけ上の表示時刻は現在時刻と同一となる。また、このアナログ電子時計1では、日付の表示切替が既に完了した状態となる。このとき、第3ステップモータ34の360ステップ駆動には、1秒以上要するので、途中で適宜第1駆動回路42への駆動パルスの出力命令を割り込ませて秒針2を進めさせることが出来る。或いは、制御部61は、時針4の回転移動が終了してから保留されていた秒針2の移動動作をまとめて行わせることとしても良い。それから、制御部61は、RAM62に記憶させたフラグF(初期値は「0」)に「1」を設定した後(ステップS108)、処理をステップS109に進める。
ステップS106の判別処理で、現在時刻が0時0分0秒ではないと判別された場合には、続いて制御部61は、現在時刻が4時0分0秒(変更終了時刻)であるか否かを判別する(ステップS116)。現在時刻が4時0分0秒ではないと判別された場合には、制御部61による処理は、ステップS126に移行する。現在時刻が4時0分0秒であると判別された場合には、制御部61は、続いて、フラグFに「1」が設定されているか否かを判別する(ステップS117)。フラグFに「1」が設定されていないと判別された場合には、制御部61による処理は、ステップS127に移行する。フラグFに「1」が設定されていると判別された場合には、制御部61は、第3駆動回路44に駆動パルスを出力させて第3ステップモータ34を360ステップ逆転方向に早送り駆動させる(ステップS118)。これにより、時針4が逆回りに1周し、12時間進められていた時刻の表示から現在時刻の表示に戻る。それから、制御部61は、フラグFに「0」を設定した後(ステップS119)、処理をステップS109に進める。
ステップS102の処理で、アナログ電子時計1がスリープ状態であると判別された場合には、計時処理で更新された現在時刻の秒値が0、20、40の何れかであるか否かを判別する(ステップS124)。現在時刻の秒値が0、20、40の何れでもないと判別された場合には、制御部61による処理は、そのままステップS109に移行する。現在時刻の秒値が0、20、40の何れかであると判別された場合には、制御部61は、第2駆動回路43に駆動パルスを出力させて、第2ステップモータ33を1ステップ正転方向に駆動させる(ステップS125)。これにより、分針3が2度回転移動する。
ステップS116の判別処理で“NO”に分岐した場合、又は、ステップS125の処理が終了した場合には、制御部61は、次に、現在時刻が偶数分の0秒であるか否かを判別する(ステップS126)。現在時刻が偶数分の0秒ではないと判別された場合には、制御部61による処理は、ステップS109に移行する。現在時刻が偶数分の0秒であると判別された場合には、制御部61による処理は、ステップS127に移行する。
制御部61による処理がステップS117の判別処理、又は、ステップS126の判別処理からステップS127の処理に進んだ場合には、制御部61は、第3駆動回路44に駆動パルスを出力させて第3ステップモータ34を1ステップ正転方向に駆動させる(ステップS127)。これにより、時針4が1度回転移動する。それから、制御部61の処理は、ステップS109に移行する。
第1ステップモータ32、第2ステップモータ33、及び、第3ステップモータ34の駆動が終了して制御部61による処理がステップS109に移行すると、制御部61は、スリープ状態制御処理を呼び出して実行する。このスリープ状態制御処理が終了すると、制御部61は、時刻表示処理を終了する。
図3は、時刻表示処理で呼び出されるスリープ状態制御処理の制御部61による制御手順を示すフローチャートである。
スリープ状態制御処理が呼び出されると、制御部61は、先ず、アナログ電子時計1がスリープ状態であるか否かを判別する(ステップS151)。そして、スリープ状態ではないと判別された場合には、次に、照度センサ67によって計測されている照度が所定の基準値以下であるか否かを判別する(ステップS152)。所定の基準値以下ではないと判別された場合には、制御部61は、ノーマル状態を維持したままスリープ状態制御処理を抜けて時刻表示処理に戻る。ここで、判別処理に用いられる照度の値としては、所定期間の照度の積分値(平均値)や最大値であってもよい。
照度が所定の基準値以下であると判別された場合には、制御部61は、次に、所定時間スイッチ部66への操作入力の無い状態が継続されているか否かを判別する(ステップS153)。所定時間内にスイッチ部66への操作入力があったと判別された場合には、制御部61は、そのままスリープ状態制御処理を抜けて時刻表示処理に戻る。
所定時間に亘りスイッチ部66への操作入力が無い状態が継続されていると判別された場合には、制御部61は、更に、フラグFが「0」に設定されているか否かを判別する(ステップS154)。フラグFが「0」ではなく、「1」に設定されていると判別された場合には、制御部61は、そのままスリープ状態制御処理を抜けて時刻表示処理に戻る。
フラグFが「0」に設定されていると判別された場合には、制御部61は、アナログ電子時計1をスリープ状態に移行させる(ステップS155)。そして、制御部61は、スリープ状態制御処理を抜けて時刻表示処理に戻る。
一方、ステップS151の判別処理でアナログ電子時計1がスリープ状態であると判別された場合には、制御部61は、照度センサ67により計測された照度が所定値以上であるか否かを判別する(ステップS156)。照度が所定値以上ではないと判別された場合には、制御部61は、続いて、スイッチ部66への操作入力があったか否かを判別する(ステップS157)。スイッチ部66への操作入力が無いと判別された場合には、そのままスリープ状態を維持してスリープ状態制御処理を抜け、時刻表示処理に戻る。
ステップS157の判別処理、又は、ステップS158の判別処理の何れかで“YES”に分岐した場合には、制御部61は、後述するスリープ状態解除処理を行ってスリープ状態を解除する(ステップS158)。そして、制御部61は、スリープ状態制御処理を抜けて時刻表示処理に戻る。
図4は、第1実施形態のアナログ電子時計1において、スリープ状態制御処理から呼び出されるスリープ状態解除処理(ステップS158)の制御部61による制御手順を示すフローチャートである。
スリープ状態解除処理が呼び出されると、制御部61は、ステップS101の処理で更新された現在時刻が0時以降であって、且つ、4時よりも前であるか否かを判別する(ステップS181)。現在時刻が0時以降且つ4時より前であると判別された場合には、制御部61は、第3駆動回路44に駆動パルスを出力させて第3ステップモータを正転方向に360ステップ早送り移動させる(ステップS182)。また、制御部61は、フラグFを「1」に設定する(ステップS183)。そして、制御部61は、スリープ状態解除処理を終了してスリープ状態制御処理に戻る。
一方、現在時刻が0時以降4時より前ではない、即ち、4時以降であると判別された場合には、制御部61は、必要に応じて第1駆動回路42〜第3駆動回路44に駆動パルスを出力させて各指針の位置を現在時刻の位置に移動させる(ステップS184)。具体的には、制御部61は、スリープ状態の間停止させていた秒針2を現在時刻の秒値位置に移動させる。また、分針3、時針4、及び、表示車5の位置がもし適切な位置にない場合には、適宜修正が行われる。それから、制御部61は、スリープ状態解除処理を抜けてスリープ状態制御処理に戻る。
以上のように、第1実施形態のアナログ電子時計1は、時針4と、0時から4時の間にこの時針4の回転と連動して日付表示が1日分回転される表示車5とを有する。そして、このアナログ電子時計1では、0時に時針4を正転方向に12時間分、即ち、1回転早送りした後、通常運針を開始し、4時に時針4を逆転方向に12時間分、即ち、1回転早送りした後、通常運針を開始する。このように、表示車5を時針4の運針と独立に制御せず、また、複雑な駆動機構を設けずに、従来と同様の構造のアナログ電子時計1において時針4を1周させる動作を2度行わせる制御及び動作時間だけで、容易に表示される日付及び時刻を正確な状態に保つことが出来る。
また、深夜帯に日付表示の切り替えに係る時針4の動作が行われるので、一般的なユーザが時針4の回転動作を目にする頻度を低く抑えることが出来る。
また、日付表示の切り替えが行われる前にスリープ状態に移行している場合には、ユーザがアナログ電子時計1の表示を見ていないものと判断してこのような日付表示に係る指針の動作を行わないので、不必要な電力消費を抑制することが出来る。
また、スリープ状態の判定を照度センサ67を用いて行うので、的確にユーザがアナログ電子時計1の表示を見ない時間を判断して電力消費を抑制することが出来る。
また、0時に日付表示の切り替え動作が行われた場合には、4時に通常の時刻表示に戻すまでスリープ状態に移行させないので、簡便な制御で日付の表示を適切に保つことが出来る。
[変形例]
次に、第1実施形態のアナログ電子時計1で実行される時刻表示処理のうち、スリープ状態制御処理の変形例について説明する。
図5は、変形例のスリープ状態制御処理の制御手順を示すフローチャートである。また、図6は、この変形例のスリープ状態制御処理で呼び出されるスリープ状態解除処理の制御手順を示すフローチャートである。
図5に示すように、この変形例のスリープ状態制御処理は、第1実施形態のスリープ状態制御処理におけるステップS154の処理が省略されており、また、スリープ状態解除処理(ステップS158a)の処理内容が第1実施形態のスリープ状態制御処理におけるスリープ状態解除処理(ステップS158)の処理内容と異なる点を除き第1実施形態のスリープ状態制御処理と同一であり、同一の符号を付して説明を省略する。即ち、この変形例のアナログ電子時計1では、フラグFに「1」が設定された後でも、スリープ状態に移行することが可能に構成されている。
図6に示すように、スリープ状態が解除されるときに実行されるスリープ状態解除処理(ステップS158a)では、第1実施形態のスリープ状態解除処理における各処理に加え、ステップS281a、S281b、S282、S283の処理が行われる。
ステップS181の判別処理において、現在時刻が0時以降、且つ、4時より前であると判別された場合には、制御部61は、更に、フラグFが「0」であるか否かを判別する(ステップS281a)。そして、フラグFが「0」であると判別された場合に、制御部61の処理がステップS182に移行し、フラグFが「0」ではないと判別された場合には、制御部61の処理は、ステップS183に移行する。
一方、ステップS181の判別処理において、“NO”に分岐した場合、即ち、4時以降である場合には、次に、制御部61は、フラグFが「1」であるか否かを判別する(ステップS281b)。フラグFが「1」ではないと判別された場合には、制御部61の処理は、ステップS183に移行する。これに対し、フラグFが「1」であると判別された場合には、制御部61は、第3駆動回路44に駆動パルスを出力させて、第3ステップモータ34を逆転方向に360ステップ移動させる(ステップS282)。これにより、時針4は、12時間進んだ状態から現在時刻の表示に復帰する。それから、制御部61は、フラグFを「0」に設定した後(ステップS283)、スリープ状態解除処理を抜けてスリープ状態制御処理に戻る。
このように、第1実施形態のアナログ電子時計1の時刻表示処理の変形例では、一連の日付表示の変更動作に入った後でもスリープ状態に移行させることが出来る。従って、深夜帯でアナログ電子時計1が利用されない場合に秒針2の運針を停止させることで電力消費を抑えつつ、スリープ状態からノーマル状態に復帰した場合には、日付を適切に表示させることが出来る。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態のアナログ電子時計について説明する。
この第2実施形態のアナログ電子時計1の内部構成は、第3輪列機構24と第4輪列機構25との連動に係る表示車5が回転するタイミングを除いて第1実施形態のアナログ電子時計と同一であり、説明を省略すると共に、以下では同一の符号を用いて説明する。
第2実施形態のアナログ電子時計1では、表示時刻が20時から24時の間でのみ、第3輪列機構24と連動して回転する第4輪列機構25により表示車5が回転する構成となっている。
次に、第2実施形態のアナログ電子時計1における時刻表示動作について説明する。
図7は、第2実施形態のアナログ電子時計1おいて制御部61により実行される時刻表示処理の制御手順を示すフローチャートである。また、図8は、第2実施形態のアナログ電子時計1においてスリープ状態制御処理から呼び出されるスリープ状態解除処理の制御手順を示すフローチャートである。
この第2実施形態のアナログ電子時計1における時刻表示処理は、ステップS106、S107、S116、S118がそれぞれステップS106a、S107a、S116a、S118aに置き換えられ、また、ステップS109のスリープ状態制御処理内で更に呼び出されるスリープ状態解除処理(ステップS158)の内容が一部置き換えられた点を除いて第1実施形態のアナログ電子時計1における時刻表示処理と同一であり、同一の符号を付して説明を省略する。
時刻表示処理において、ノーマル状態でステップS105の処理が終了すると、制御部61は、次に、現在時刻が20時0分0秒であるか否かを判別する(ステップS106a)。現在時刻が20時0分0秒であると判別された場合には、制御部61は、第3駆動回路44に駆動パルスを出力させて、第3ステップモータ34を逆転方向に360ステップ早送りさせる(ステップS107a)。これにより、時針4が1周し、12時間分表示時刻が遅れる。即ち、このときのアナログ電子時計1では、同日の8時0分0秒の表示状態となるので、見かけ上の表示時刻は現在時刻と同一になると共に、引き続き日付の表示切替動作が行われない状態となる。このとき、第3ステップモータ34の360ステップ駆動には1秒以上要するので、途中で適宜第1駆動回路42への駆動パルスの出力命令を割り込ませて秒針2を進めさせることが出来る。或いは、制御部61は、時針4の回転移動が終了してから保留されていた秒針2の移動動作をまとめて行わせることとしても良い。ステップS107aの処理が終了すると、制御部61による処理は、ステップS108に移行する。
一方、ステップS106aの処理で現在時刻が20時0分0秒ではないと判別された場合には、制御部61は、続いて、現在時刻が0時0分0秒であるか否かを判別する(ステップS116a)。現在時刻が0時0分0秒ではないと判別された場合には、制御部61による処理は、ステップS126に移行する。現在時刻が0時0分0秒であると判別された場合には、制御部61による処理は、ステップS117に移行し、更に、ステップS117の判別処理でフラグFが「1」であると判別された場合には、制御部61による処理は、ステップS118aに移行する。
ステップS118aの処理では、制御部61は、第3駆動回路44に駆動パルスを出力させて、第3ステップモータ34を正転方向に360ステップ早送り移動させる。これにより、時針4が1周し、12時間遅れていた時刻の表示から現在時刻の表示に戻る。このとき、同時に、表示車5による日付の更新がちょうど終了した状態となる。
ステップS118aの処理が終了すると、制御部61による処理は、ステップS119に移行する。
ステップS109のスリープ状態制御処理において、図3に示したように、スリープ状態解除処理(ステップS158)が呼び出されると、本実施形態のアナログ電子時計1では、先ず、制御部61は、現在時刻が20時以降であり、且つ、24時よりも前であるか否かを判別する(ステップS181a)。現在時刻が20時以降であり、且つ、24時より前であると判別された場合には、制御部61は、第3駆動回路44に駆動パルスを出力させて第3ステップモータ34を逆転方向に360ステップ早送り移動させる(ステップS182a)。そして、制御部61による処理は、ステップS183に移行する。一方、現在時刻が20時以降24時より前ではない、即ち、20時よりも前であると判別された場合には、制御部61の処理は、ステップS184に移行する。
以上のように、第2実施形態のアナログ電子時計1によれば、第1実施形態のアナログ電子時計1と同様の構成及び制御内容であり、日付表示の切り替えに係る時針4の動作タイミングが異なるだけであるので、第1実施形態のアナログ電子時計1と同様、時針4を1周させる動作を2度行わせる制御及び動作時間だけで、容易に表示される日付及び時刻を正確な状態に保つことが出来る。
なお、この第2実施形態のアナログ電子時計1における時刻表示処理でも、第1実施形態のアナログ電子時計1における時刻表示処理の変形例と同様に、フラグFが「1」の状態であってもスリープ状態に移行出来るように構成することができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態のアナログ電子時計について説明する。
この第3実施形態のアナログ電子時計1の内部構成は、第3輪列機構24と第4輪列機構25との連動に係る表示車5が回転するタイミングを除いて第1実施形態のアナログ電子時計と同一であり、説明を省略すると共に、以下では同一の符号を用いて説明する。
第3実施形態のアナログ電子時計1では、表示時刻が22時から2時の間でのみ、第3輪列機構24と連動して回転する第4輪列機構25により表示車5が回転する構成となっている。
次に、第3実施形態のアナログ電子時計1における時刻表示動作について説明する。
図9は、第3実施形態のアナログ電子時計1おいて制御部61により実行される時刻表示処理の制御手順を示すフローチャートである。また、図10は、第3実施形態のアナログ電子時計1においてスリープ状態制御処理から呼び出されるスリープ状態解除処理の制御手順を示すフローチャートである。
この第3実施形態のアナログ電子時計1において実行される時刻表示処理は、第1実施形態のアナログ電子時計1で実行される時刻表示処理におけるステップS106、S107、S116〜S118に係る処理の内容及び手順と、ステップS109のスリープ状態処理内で呼び出されるスリープ状態解除処理(ステップS158)の内容の一部が異なる。他の処理については、第1実施形態のアナログ電子時計1における時刻表示処理の内容と同一であり、同一の符号を付して説明を省略する。
制御部61は、ステップS105の処理で第2ステップモータの駆動処理が終了すると、次に、現在時刻が22時0分0秒であるか否かを判別する(ステップS106b)。現在時刻が22時0分0秒であると判別された場合には、制御部61は、第3駆動回路44に駆動パルスを出力させて第3ステップモータ34を逆転方向に360ステップ早送り駆動させる(ステップS107a)。これにより、表示される時刻を現在時刻より12時間遅らせる。従って、表示時刻は、見かけ上現在時刻と同一になり、また、日付の切り替えに係る表示車5の回転動作は、現在時刻が22時を過ぎても開始されない。そして、制御部61による処理は、ステップS108に移行する。
一方、ステップS106bの判別処理で現在時刻が22時0分0秒ではないと判別された場合には、次に、制御部61は、現在時刻が0時0分0秒であるか否かを判別する(ステップS116a)。現在時刻が0時0分0秒であると判別された場合には、制御部61による処理は、ステップS117に移行し、このステップS117の判別処理でフラグFが「1」であると判別された場合には、制御部61は、第3駆動回路44に駆動パルスを出力させて第3ステップモータ34を正転方向に720ステップ、即ち、時針4が文字盤上を2周する分早送り駆動させる(ステップS118b)。これにより、12時間遅れていた時刻の表示を12時間進んだ時刻表示に切り替える。従って、このときの表示時刻は、見かけ上現在時刻と同一の状態が維持されると共に、表示車5により表示される日付の切り替えが既に終了している状態となる。それから、制御部61による処理は、ステップS109に移行する。
ステップS116aの判別処理で現在時刻が0時0分0秒ではないと判別された場合には、制御部61は、更に、現在時刻が2時0分0秒であるか否かを判別する(ステップS116b)。現在時刻が2時0分0秒ではないと判別された場合には、制御部61による処理は、ステップS126に移行する。現在時刻が2時0分0秒であると判別された場合には、制御部61は、続いて、フラグFが「1」であるか否かを判別する(ステップS117b)。フラグFが「1」ではないと判別された場合には、制御部61による処理は、ステップS127に移行する。フラグFが「1」であると判別された場合には、制御部61は、第3駆動回路44に駆動パルスを出力させて、第3ステップモータ34を逆転方向に360ステップ早送り移動させる(ステップS118)。これにより、時針4を一周させ、12時間進んでいた時刻の表示を現在時刻の表示に戻す。そして、制御部61による処理は、ステップS119に移行する。
また、ステップS109のスリープ状態制御処理において、図3に示したように、スリープ状態解除処理(ステップS158)が呼び出されると、本実施形態のアナログ電子時計1では、先ず、制御部61は、現在時刻が22時以降であり、且つ、24時よりも前であるか否かを判別する(ステップS181b)。現在時刻が22時以降であり、且つ、24時より前であると判別された場合には、制御部61は、第3駆動回路44に駆動パルスを出力させて第3ステップモータ34を逆転方向に360ステップ早送り移動させる(ステップS182a)。そして、制御部61による処理は、ステップS183に移行する。
現在時刻が22時以降24時より前ではない、即ち、22時よりも前であると判別された場合には、次に、制御部61は、現在時刻が0時以降であり、且つ、2時よりも前であるか否かを判別する(ステップS181c)。現在時刻が0時以降であり、且つ、2時よりも前であると判別された場合には、制御部61は、第3駆動回路44に駆動パルスを出力させて第3ステップモータ34を正転方向に360ステップ早送り移動させる(ステップS182)。そして、制御部61による処理は、ステップS183に移行する。
ステップS181cにおける判別処理において、現在時刻が0時以降2時より前ではない、即ち、2時以降であると判別された場合には、制御部61による処理は、ステップS184に移行する。
以上のように、第3実施形態のアナログ電子時計1は、時針4と、22時から2時の間にこの時針4の回転と連動して日付表示が1日分回転される表示車5とを有する。そして、このアナログ電子時計1では、22時に時針4を逆転方向に12時間分、即ち、1回転早送りした後、通常運針を開始し、0時に時針4を正転方向に24時間分、即ち、2回転早送りした後、通常運針を開始し、更に、2時に時針4を逆転方向に12時間分、即ち、1回転早送りした後、通常運針を開始する。このように、時針4と表示車5とが連動して回転する従来のアナログ電子時計の多くで用いられている構造と同一の構造のアナログ電子時計であっても、容易な制御内容で日付及び時刻の表示を適切な位置に保つことが出来る。
また、22時から24時過ぎまでスリープ状態が継続された後に2時前にスリープ状態が解除された場合には、このスリープ状態の解除の時点で初めて日付の表示切替動作が行われるので、この一連の動作量を通常の場合の半分とすることで電力消費を抑えることが出来る。
なお、この第3実施形態のアナログ電子時計1においても、第1実施形態のアナログ電子時計1と同様に、フラグFが「1」の状態でもスリープ状態に移行可能に構成することが出来る。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。
例えば、上記実施の形態では、日付を表示する表示車5を例に挙げて説明したが、同様に一日一回複数ステップの回転動作により表示が変化する他の表示車、例えば、曜日の標識や月齢の標識が設けられた表示車を備えたアナログ電子時計についても本発明を適用することが出来る。
また、上記実施の形態では、表示車5が円盤形状であるものとして説明したが、円弧状の形状であって、月末から翌月1日への変更時には、1日を示す標識位置まで巻き戻す構成であっても良い。その他、この表示車5は、第4輪列機構25の回転に伴って所定ステップ数で日付表示が1日分徐々に変化していく構成のものであれば、形状を問わない。
また、上記の実施の形態では、表示車5が時針4と連動して回転する期間の先頭及び最後の時刻と一致させて日付表示の切り替え動作を行ったが、第1実施形態のアナログ電子時計1におけるステップS116や第3実施形態のアナログ電子時計1におけるステップS116bの判別タイミング、即ち、変更終了時刻は、例示した時刻よりも遅い時刻でもよい。ここでいう遅い時刻とは、この遅い時刻の12時間後の時刻が、この日から翌日への日付表示の変更に係る動作が始まっていない時刻である範囲内を指す。また、第2実施形態のアナログ電子時計1におけるステップS106aや第3実施形態のアナログ電子時計1におけるステップS106bの判別タイミング、即ち、変更開始時刻は、例示した時刻よりも早い時刻でも良い。ここでいう早い時刻とは、この早い時刻の12時間前の時刻が、前日からこの日への日付表示の変更に係る動作が終了している時刻である範囲内を指す。
また、上記実施の形態では、秒針2と分針3が独立に駆動される形態を示したが、連動して駆動される形態であってもよく、また、これらの秒針2及び/又は分針3が時針4と同一の回転軸に対して回転するように配置されていなくても良い。或いは、秒針2が設けられていないアナログ電子時計であっても良いし、これらの指針に加えて他の指針が更に設けられているアナログ電子時計であってもよい。
また、上記実施の形態では、スリープ状態の場合には、日付の切り替えに係る処理を行わせないこととしたが、スリープ状態と関係なく一律に日付表示の切り替えを行っても良いし、ノーマル状態で時刻を12時間ずらす処理が行われた場合には、その後スリープ状態に移行した場合であっても所定の時間にずれを戻す処理を行わせてしまっても良い。また、スリープ状態の機能や照度センサ67を備えないアナログ電子時計であっても良い。
また、上記実施の形態では、照度センサの計測データを用いてスリープ状態の設定を行ったが、これに限られない。例えば、計測手段として加速度センサを用いて腕時計や懐中時計の移動状態(利用状態)を判別してもよいし、これら複数のセンサの計測結果を併用することとしてもよい。
その他、上記実施の形態で示した具体的な数値や構成、配置、制御の順序、及び、スリープ状態の具体的な設定方法などの細部は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
[付記]
<請求項1>
12時間分の時刻の表示に伴い一回転する時針と、この時針の回転が伝達され、前記時針が午前0時を指示するときから午前0時より後の所定の時刻を指示するときまでの間で1日分回転されるカレンダ車と、を有するアナログ電子時計において、
午前0時に設定された変更開始時刻に、現在時刻の12時間後の時刻を指示する位置に前記時針を正方向に早送りした後、通常運針を開始する第1の制御手段と、
前記所定の時刻以後且つ午後0時以前に設定された変更終了時刻に、現在時刻を指示する位置に前記時針を逆方向に早送りした後、通常運針を開始する第2の制御手段と
を備えることを特徴とするアナログ電子時計。
<請求項2>
12時間分の時刻の表示に伴い一回転する時針と、この時針の回転が伝達され、前記時針が午前0時より前の所定の時刻を指示するときから午前0時を指示するときまでの間で1日分回転されるカレンダ車と、を有するアナログ電子時計において、
午後0時以後且つ前記所定の時刻以前に設定された変更開始時刻に、現在時刻の12時間前の時刻を指示する位置に前記時針を逆方向に早送りした後、通常運針を開始する第1の制御手段と、
午前0時に設定された変更終了時刻に、現在時刻を指示する位置に前記時針を正方向に早送りした後、通常運針を開始する第2の制御手段と
を備えることを特徴とするアナログ電子時計。
<請求項3>
12時間分の時刻の表示に伴い一回転する時針と、この時針の回転が伝達され、前記時針が午前0時より前の第1の時刻を指示するときから午前0時より後の第2の時刻を指示するときまでの間で1日分回転されるカレンダ車と、を有するアナログ電子時計において、
第2の時刻の12時間後以後且つ前記第1の時刻以前に設定された変更開始時刻に、現在時刻の12時間前の時刻を指示する位置まで前記時針を逆方向に早送りした後、通常運針を開始する第1の制御手段と、
午前0時に、現在時刻の12時間後の時刻を指示する位置に前記時針を正方向に早送りした後、通常運針を開始する第2の制御手段と、
前記第2の時刻以後且つ第1の時刻の12時間前以前に設定された変更終了時刻に、現在時刻を指示する位置に前記時針を逆方向に早送りした後、通常運針を開始する第3の制御手段と
を備えることを特徴とするアナログ電子時計。
<請求項4>
ユーザの操作入力を受け付ける操作手段と、
所定の外部状況を計測する計測手段と、
前記計測手段による計測結果と、前記操作手段への操作入力の検出タイミングとに基づいて、電力消費量を制限するスリープ状態への移行及び解除を行うスリープ状態設定手段と、
を備え、
前記第1の制御手段は、
前記変更開始時刻に前記スリープ状態にある場合には、前記時針を早送りせず、このスリープ状態が前記変更終了時刻より前に解除された場合には、この解除のタイミングで前記時針を早送りし、
前記第2の制御手段は、
前記変更開始時刻から前記変更終了時刻までの間に前記第1の制御手段により前記時針が早送りされなかった場合には、前記時針を早送りしない
ことを特徴とする請求項1又は2記載のアナログ電子時計。
<請求項5>
前記スリープ状態設定手段は、前記第1の制御手段により前記時針が早送りされた場合には、前記第2の制御手段により前記時針が早送りされるまでの間、前記スリープ状態に移行させない
ことを特徴とする請求項4記載のアナログ電子時計。
<請求項6>
前記第2の制御手段は、
前記第1の制御手段により前記時針が早送りされた後、前記変更終了時刻に前記スリープ状態にある場合には、このスリープ状態が解除されたタイミングで前記時針を早送りする
ことを特徴とする請求項4記載のアナログ電子時計。
<請求項7>
ユーザの操作入力を受け付ける操作手段と、
所定の外部状況を計測する計測手段と、
前記計測手段による計測結果と、前記操作手段への操作入力の検出タイミングとに基づいて、電力消費量を制限するスリープ状態への移行及び解除を行うスリープ状態設定手段と、
を備え、
前記第1の制御手段は、
前記変更開始時刻に前記スリープ状態にある場合には、前記時針の早送りを行わず、このスリープ状態が午前0時より前に解除された場合には、この解除のタイミングで前記時針を早送りし、
前記第2の制御手段は、
午前0時に前記スリープ状態にある場合には、前記時針の早送りを行わず、このスリープ状態が前記変更終了時刻より前に解除された場合には、この解除のタイミングで前記時針を早送りし、
前記第3の制御手段は、
前記変更開始時刻から前記変更終了時刻までの間に前記第1の制御手段及び前記第3の制御手段の何れも前記時針を早送りしなかった場合には、前記時針を早送りしない
ことを特徴とする請求項3記載のアナログ電子時計。
<請求項8>
前記スリープ状態設定手段は、
前記第1の制御手段及び/又は前記第2の制御手段により前記時針が早送りされた場合には、前記第3の制御手段により前記時針が早送りされるまでの間、前記スリープ状態に移行させない
ことを特徴とする請求項7記載のアナログ電子時計。
<請求項9>
前記第3の制御手段は、
前記第1の制御手段及び/又は前記第2の制御手段により前記時針が早送りされた後、前記第2の時刻に前記スリープ状態にある場合には、このスリープ状態が解除されたタイミングで前記時針を早送りする
ことを特徴とする請求項7記載のアナログ電子時計。
<請求項10>
前記計測手段は、照度センサであることを特徴とする請求項4〜9の何れか一項に記載のアナログ電子時計。
1 アナログ電子時計
2 秒針
3 分針
4 時針
5 表示車
22 第1輪列機構
23 第2輪列機構
24 第3輪列機構
25 第4輪列機構
32 第1ステップモータ
33 第2ステップモータ
34 第3ステップモータ
42 第1駆動回路
43 第2駆動回路
44 第3駆動回路
61 制御部
62 RAM
63 ROM
64 発振回路
65 分周回路
66 スイッチ部
67 照度センサ
F フラグ

Claims (10)

  1. 12時間分の時刻の表示に伴い一回転する時針と、この時針の回転が伝達され、前記時針が午前0時を指示するときから午前0時より後の所定の時刻を指示するときまでの間で1日分回転されるカレンダ車と、を有するアナログ電子時計において、
    午前0時に設定された変更開始時刻に、現在時刻の12時間後の時刻を指示する位置に前記時針を正方向に早送りした後、通常運針を開始する第1の制御手段と、
    前記所定の時刻以後且つ午後0時以前に設定された変更終了時刻に、現在時刻を指示する位置に前記時針を逆方向に早送りした後、通常運針を開始する第2の制御手段と
    を備えることを特徴とするアナログ電子時計。
  2. 12時間分の時刻の表示に伴い一回転する時針と、この時針の回転が伝達され、前記時針が午前0時より前の所定の時刻を指示するときから午前0時を指示するときまでの間で1日分回転されるカレンダ車と、を有するアナログ電子時計において、
    午後0時以後且つ前記所定の時刻以前に設定された変更開始時刻に、現在時刻の12時間前の時刻を指示する位置に前記時針を逆方向に早送りした後、通常運針を開始する第1の制御手段と、
    午前0時に設定された変更終了時刻に、現在時刻を指示する位置に前記時針を正方向に早送りした後、通常運針を開始する第2の制御手段と
    を備えることを特徴とするアナログ電子時計。
  3. 12時間分の時刻の表示に伴い一回転する時針と、この時針の回転が伝達され、前記時針が午前0時より前の第1の時刻を指示するときから午前0時より後の第2の時刻を指示するときまでの間で1日分回転されるカレンダ車と、を有するアナログ電子時計において、
    第2の時刻の12時間後以後且つ前記第1の時刻以前に設定された変更開始時刻に、現在時刻の12時間前の時刻を指示する位置まで前記時針を逆方向に早送りした後、通常運針を開始する第1の制御手段と、
    午前0時に、現在時刻の12時間後の時刻を指示する位置に前記時針を正方向に早送りした後、通常運針を開始する第2の制御手段と、
    前記第2の時刻以後且つ第1の時刻の12時間前以前に設定された変更終了時刻に、現在時刻を指示する位置に前記時針を逆方向に早送りした後、通常運針を開始する第3の制御手段と
    を備えることを特徴とするアナログ電子時計。
  4. ユーザの操作入力を受け付ける操作手段と、
    所定の外部状況を計測する計測手段と、
    前記計測手段による計測結果と、前記操作手段への操作入力の検出タイミングとに基づいて、電力消費量を制限するスリープ状態への移行及び解除を行うスリープ状態設定手段と、
    を備え、
    前記第1の制御手段は、
    前記変更開始時刻に前記スリープ状態にある場合には、前記時針を早送りせず、このスリープ状態が前記変更終了時刻より前に解除された場合には、この解除のタイミングで前記時針を早送りし、
    前記第2の制御手段は、
    前記変更開始時刻から前記変更終了時刻までの間に前記第1の制御手段により前記時針が早送りされなかった場合には、前記時針を早送りしない
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のアナログ電子時計。
  5. 前記スリープ状態設定手段は、前記第1の制御手段により前記時針が早送りされた場合には、前記第2の制御手段により前記時針が早送りされるまでの間、前記スリープ状態に移行させない
    ことを特徴とする請求項4記載のアナログ電子時計。
  6. 前記第2の制御手段は、
    前記第1の制御手段により前記時針が早送りされた後、前記変更終了時刻に前記スリープ状態にある場合には、このスリープ状態が解除されたタイミングで前記時針を早送りする
    ことを特徴とする請求項4記載のアナログ電子時計。
  7. ユーザの操作入力を受け付ける操作手段と、
    所定の外部状況を計測する計測手段と、
    前記計測手段による計測結果と、前記操作手段への操作入力の検出タイミングとに基づいて、電力消費量を制限するスリープ状態への移行及び解除を行うスリープ状態設定手段と、
    を備え、
    前記第1の制御手段は、
    前記変更開始時刻に前記スリープ状態にある場合には、前記時針の早送りを行わず、このスリープ状態が午前0時より前に解除された場合には、この解除のタイミングで前記時針を早送りし、
    前記第2の制御手段は、
    午前0時に前記スリープ状態にある場合には、前記時針の早送りを行わず、このスリープ状態が前記変更終了時刻より前に解除された場合には、この解除のタイミングで前記時針を早送りし、
    前記第3の制御手段は、
    前記変更開始時刻から前記変更終了時刻までの間に前記第1の制御手段及び前記第3の制御手段の何れも前記時針を早送りしなかった場合には、前記時針を早送りしない
    ことを特徴とする請求項3記載のアナログ電子時計。
  8. 前記スリープ状態設定手段は、
    前記第1の制御手段及び/又は前記第2の制御手段により前記時針が早送りされた場合には、前記第3の制御手段により前記時針が早送りされるまでの間、前記スリープ状態に移行させない
    ことを特徴とする請求項7記載のアナログ電子時計。
  9. 前記第3の制御手段は、
    前記第1の制御手段及び/又は前記第2の制御手段により前記時針が早送りされた後、前記第2の時刻に前記スリープ状態にある場合には、このスリープ状態が解除されたタイミングで前記時針を早送りする
    ことを特徴とする請求項7記載のアナログ電子時計。
  10. 前記計測手段は、照度センサであることを特徴とする請求項4〜9の何れか一項に記載のアナログ電子時計。
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