JP2013186795A - 携帯電子機器の盗難防止装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 店頭に展示されている携帯電子機器への給電を夜間において停止しても、盗難防止装置としての警戒動作を維持することができ、同時に、店頭での配線処理をすっきりさせて見栄え良く展示を行うことができる携帯電子機器の盗難防止装置を提供する。
【解決手段】 盗難防止機能を有する本体3と、携帯電子機器1に固定し得る分配器5とから構成され、上記本体3と上記分配器5とを伸縮性ケーブル4で接続すると共に、本体3と分配器5とをマグネットにて着脱可能とし、ACアダプタ6からの電源を本体3、分配器5を介して携帯電子機器1に供給し得るように構成し、本体3内に内部電池21により動作可能な検出回路14を設け、夜間において携帯電子機器1への給電を停止した状態において、携帯電子機器1が盗難されてリミットスイッチ9がオンになった場合、これを本体3の検出回路14にて検出してアラーム音を発し、周囲に警告し得るように構成する。
【選択図】 図1
【解決手段】 盗難防止機能を有する本体3と、携帯電子機器1に固定し得る分配器5とから構成され、上記本体3と上記分配器5とを伸縮性ケーブル4で接続すると共に、本体3と分配器5とをマグネットにて着脱可能とし、ACアダプタ6からの電源を本体3、分配器5を介して携帯電子機器1に供給し得るように構成し、本体3内に内部電池21により動作可能な検出回路14を設け、夜間において携帯電子機器1への給電を停止した状態において、携帯電子機器1が盗難されてリミットスイッチ9がオンになった場合、これを本体3の検出回路14にて検出してアラーム音を発し、周囲に警告し得るように構成する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、スマートホン、タブレットコンピュータ、携帯電話、デジタルカメラ等の携帯電子機器を店頭で展示販売する際に用いて好適な携帯電子機器の盗難防止装置に関するものである。
従来、携帯電子機器或いは小型電子機器等を店頭にて販売する場合の盗難防止装置としては、突出ピンを有するリミットスイッチを具備した離脱検出装置を上記ピンを押し込んだ状態で上記電子機器に粘着テープ等で固定し、当該電子機器を店頭のディスプレイ枠にワイヤー等で固定し、ワイヤーの長さの範囲で上記電子機器を手にとって見ることができるようにし、上記電子機器の盗難によって上記離脱検出装置と上記電子機器とが分離したとき、上記リミットスイッチの復帰によって上記離脱検出装置がこれを検出し、アラーム音を発するようにしたものが提案されている(特許文献1,2)。
また、店頭にて動作をさせるには電源を常時供給しておく必要のある携帯電話器等においては、例えば充電器のコネクタと携帯電話器側の充電用端子との間に、盗難防止装置を介在させ、上記盗難防止装置において、上記携帯電話器と充電器とが分離されることによる充電電圧の低下を検出し、アラーム音を発するようにしたもの等が提案されている(特許文献3)。
ところで、上記特許文献1,2の盗難防止装置では、上記電子機器に対する給電が考慮されていないので、通常これらの電子機器に給電するためには売場の商用電源からACアダプタを介して電源供給線を別途接続する必要がある。この場合、上記盗難防止装置のワイヤーとは別系統の商用電源からの電源供給線が存在することになるため、店頭でのディスプレイとしては見た目が煩雑であり、また、電源供給線が短い場合は、電子機器を操作、観察等するための自由度が低くなってしまうという課題があった。
一方、上記特許文献3の盗難防止装置は、何れも携帯電話器への電源供給線の途中に盗難防止装置を設けたものであり、電源供給線と盗難防止装置とが共通のケーブルを用いているので、店頭ディスプレイとしては見た目はすっきりする。しかしながら、この盗難防止装置は、携帯電話機への電源供給線から上記盗難防止装置の電源の供給を受けているので、例えば夜間等の営業時間終了時において、当該フロア全体の電源全体を落とした場合は、盗難防止装置自体も動作停止してしまい、夜間における盗難防止を行うことができないという課題がある。
また、上記特許文献3の盗難防止装置は、営業時間帯に電源供給線を商用電源へ接続し忘れた場合も防犯の機能はない。さらに、携帯電話器への電源供給線の途中に盗難防止装置を設けたものであり、その部分を外したらアラーム発放音で知らせるが再接続したら発報音は止む。よって防犯の見地から考えると、容易にイタズラされて機能としては最小の機能に止まるもので、元に復元してもアラーム音は止まらないという防犯機能は無い。効果的な防犯の実現という見地からすると、音で威嚇し続けることが盗難を抑えることにつながる。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、例えば店頭にてディスプレイされている携帯電子機器への給電を夜間等において停止しても、又は給電を忘れても、盗難防止装置としての警戒動作を維持することができ、同時に、店頭での配線処理をすっきりさせて見栄え良くディスプレイを行うことができる携帯電子機器の盗難防止装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため本発明は、
第1に、盗難防止機能を有する本体と、携帯電子機器に固定し得る分配器とから構成され、上記本体と上記分配器とを伸縮性ケーブルで接続すると共に、上記本体と上記分配器とを着脱手段にて接続・離脱可能に構成し、上記分配器に上記携帯電子機器に対して給電が可能な通信ケーブルを接続可能なコネクタを設け、上記本体に電源供給用アダプタからの電源の供給を受けるコネクタを設けると共に、上記コネクタを介して入力する上記電源を、上記本体内の電源ライン及び上記伸縮性ケーブルを介して上記分配器に供給し、さらに上記電源を上記分配器の上記コネクタを介して上記携帯電子機器に供給し得るように構成し、かつ離脱時にオン状態となる離脱検出スイッチを、常時オフ状態にて上記携帯電子機器に固定すると共に当該離脱検出スイッチを上記分配器に電気的に接続し、上記本体は、上記離脱検出スイッチの状態を上記伸縮性ケーブルを介して常時検出しており、上記離脱検出スイッチのオン状態の検出に基づいてアラーム駆動信号を送出する離脱検出手段と、上記携帯電子機器の電源オン状態の電位を上記通信ケーブル及び上記伸縮性ケーブルを介して常時検出しており、上記電位の低下を検出したことに基づいてアラーム駆動信号を送出する切断検出手段と、上記各アラーム駆動信号に基づいてアラーム信号を発するアラーム音放出手段を具備しており、かつ上記本体には上記離脱検出手段、上記切断検出手段及び上記アラーム音放出手段に電源を供給する内部電池を上記本体内の上記電源ラインとは別に具備するものであることを特徴とする携帯電子機器の盗難防止装置により構成される。
第1に、盗難防止機能を有する本体と、携帯電子機器に固定し得る分配器とから構成され、上記本体と上記分配器とを伸縮性ケーブルで接続すると共に、上記本体と上記分配器とを着脱手段にて接続・離脱可能に構成し、上記分配器に上記携帯電子機器に対して給電が可能な通信ケーブルを接続可能なコネクタを設け、上記本体に電源供給用アダプタからの電源の供給を受けるコネクタを設けると共に、上記コネクタを介して入力する上記電源を、上記本体内の電源ライン及び上記伸縮性ケーブルを介して上記分配器に供給し、さらに上記電源を上記分配器の上記コネクタを介して上記携帯電子機器に供給し得るように構成し、かつ離脱時にオン状態となる離脱検出スイッチを、常時オフ状態にて上記携帯電子機器に固定すると共に当該離脱検出スイッチを上記分配器に電気的に接続し、上記本体は、上記離脱検出スイッチの状態を上記伸縮性ケーブルを介して常時検出しており、上記離脱検出スイッチのオン状態の検出に基づいてアラーム駆動信号を送出する離脱検出手段と、上記携帯電子機器の電源オン状態の電位を上記通信ケーブル及び上記伸縮性ケーブルを介して常時検出しており、上記電位の低下を検出したことに基づいてアラーム駆動信号を送出する切断検出手段と、上記各アラーム駆動信号に基づいてアラーム信号を発するアラーム音放出手段を具備しており、かつ上記本体には上記離脱検出手段、上記切断検出手段及び上記アラーム音放出手段に電源を供給する内部電池を上記本体内の上記電源ラインとは別に具備するものであることを特徴とする携帯電子機器の盗難防止装置により構成される。
上記携帯電子機器は例えばスマートホン、タブレットコンピュータ等をいう。上記伸縮性ケーブルは例えば接続ケーブル(4)をいう。上記着脱手段は例えばマグネットを利用した突出部(5a)と凹部(3a)をいう。上記電源供給用アダプタとは、例えばACアダプタ、DC充電用アダプタ等をいう。上記通信ケーブルとは例えばUSBケーブル(8)をいう。上記分配器の上記コネクタとは例えばUSBコネクタ(8b)をいう。上記離脱検出スイッチは例えばリミットスイッチ(9)をいう。上記離脱検出手段は例えば第1リミットスイッチ検出回路(14)をいう。上記携帯電子機器の電源オン状態の電位は、例えば携帯電子機器のオン時にUSBケーブル(8)の信号線(D+又はD−)のプルアップされたハイレベル電位をいう。上記切断検出手段は例えば切断検出回路(15)をいう。上記アラーム音放出手段は例えばスピーカ駆動回路(16)及びスピーカ(17)をいう。上記内部電池とは例えばリチウム電池(21)をいう。このように構成すると、離脱検出手段と切断検出手段にて携帯電子機器の盗難を効果的に監視し得ると共に、電源供給用アダプタからの携帯電子機器への電源供給ラインと、盗難防止機能を有する離脱検出手段、切断検出手段、アラーム音放出手段等に電源を供給する内部電池が別系統に構成されているので、例えば電源供給用アダプタへの商用電源の供給を止めて、携帯電子機器への給電を停止した状態であっても、離脱検出手段には内部電池より電源が供給され動作状態を維持し得るので、携帯電子機器の監視機能を維持することができる。また、携帯電子機器への電源の供給は、電源供給用アダプタを本体に接続するだけで可能となるので、上記盗難防止機能を維持しつつ携帯電子機器への電源供給線及びその他のケーブルをすっきりとまとめることができ、見栄えのよいディスプレイを行うことができる。
第2に、離脱時にオン状態となる第2離脱検出スイッチを上記本体に設けると共に、上記本体を固定台に固定したとき上記第2離脱検出スイッチを常時オフ状態となるように設定し、上記本体に上記第2離脱検出スイッチの状態を常時検出しており、上記第2離脱検出スイッチのオン状態の検出に基づいて上記アラーム音放出手段に対してアラーム駆動信号を送出する第2離脱検出手段を設け、上記第2離脱検出手段に上記内部電池から電源を供給したものであることを特徴とする上記第1記載の携帯電子機器の盗難防止装置により構成される。
上記第2離脱検出スイッチは、例えば本体に設けられたリミットスイッチ(11)により構成することができる。上記第2離脱検出手段は例えば第2リミットスイッチ検出回路(13)により構成することができる。このように構成すると、本体を固定台に固定したとき、本体の固定台からの離脱を検出してアラーム音を発することができるので、より高度な警戒状態を設定することができる。
第3に、上記切断検出手段に当該切断検出手段の機能を停止し得る機能停止スイッチを設けたものであることを特徴とする上記第1又は2記載の携帯電子機器の盗難防止装置により構成される。
このように構成すると、機能停止スイッチにより切断検出手段の機能を停止すれば、例えば携帯電子機器がディスプレイされているフロアの電源を落としても、切断検出手段が動作することはなく、この場合は離脱検出手段によって盗難監視状態を維持することができる。
第4に、上記通信ケーブルはUSBケーブルであり、上記分配器の上記コネクタはUSBコネクタであることを特徴とする上記第1〜3の何れかに記載の携帯電子機器の盗難防止装置により構成される。
このように構成すると、例えば携帯電子機器としてUSBケーブルを利用し得る多くの機器、例えばスマートホン、携帯電話器等に広く使用することができる。
本発明は、上述のように構成されるものであるから、離脱検出手段と切断検出手段にて携帯電子機器の盗難を効果的に監視し得ると共に、電源供給用アダプタからの携帯電子機器への電源供給ラインと、盗難防止機能を有する上記各手段に電源を供給する内部電池が別系統に構成されているので、例えば節電のため電源供給用アダプタへの商用電源等の供給を停止して、携帯電子機器への給電を停止した状態であっても、離脱検出手段には内部電池より電源が供給され動作状態を維持し得るので、例えば夜間等において携帯電子機器の売場の電源を落としたとしても、携帯電子機器の監視機能を維持することができる。
また、携帯電子機器への電源の供給は、電源供給用アダプタを本体に接続するだけで可能なので、上記盗難防止機能を維持しつつ携帯電子機器への電源供給線及びその他のケーブルをすっきりとまとめることができ、見栄えのよいディスプレイを行うことができる。
また、本体を固定台に固定したとき、本体の固定台からの離脱を検出してアラーム音を発することができるので、より高度な警戒状態を設定することができる。
また、機能停止スイッチにより切断検出手段の機能を停止すれば、例えば携帯電子機器がディスプレイされているフロアの商用電源を落としても、切断検出手段が動作することはなく、この場合は離脱検出手段によって盗難監視状態を維持することができる。
以下、本発明に係る携帯電子機器の盗難防止装置について詳細に説明する。
図1は上記携帯電子機器の盗難防止装置の全体構成を示す斜視図であり、本実施形態においては携帯電子機器の一例としてスマートホン1を使用した場合を説明する。
同図に示すように、本装置は、盗難防止装置の本体3と、当該本体3に螺旋状の伸縮部4’を有する電線からなる接続ケーブル(伸縮性ケーブル)4を以って接続されると共に、マグネットによって上記本体3に着脱可能な分配器5、上記本体3に電源(直流電源)を供給するためのACアダプタ6を具備している。
上記本体3は方形の筺体形状をなし、その表面3’に半球状の凹部3aが形成されており、当該凹部3a内側にはマグネット(例えばS極)又は磁性体製金属が固定されている。この本体3はその背面3”が固定台7の傾斜板7aに両面テープ等によって固定される。尚、本体3の背面3”には後述のリミットスイッチ(第2離脱検出スイッチ)11用の伸縮突起12が設けられており(図3参照)、当該本体3を上記傾斜板7aに固定する際は、上記リミットスイッチ11の伸縮突起12を上記傾斜板7aに当接することにより縮小させて当該リミットスイッチ11をオフ状態としておく(図3(b)参照)。
図1において、6aはACアダプタ6の電源供給ケーブル、6bは上記ACアダプタ6を本体3に接続するためのコネクタである。尚、上記ACアダプタ6は商用電源コンセントに接続され、AC100V〜240Vの電力の供給を受ける。尚、上記ACアダプタ6に代えて、いわゆるDC充電用アダプタを用いても良い(図4参照)。ここでACアダプタ6、DC充電用アダプタ等を電源供給用アダプタという。
上記固定台7は、上記斜め前方に傾斜した上記傾斜台7aと、該傾斜台7a下部より下方に垂直に延びる本体部7bと、当該本体部7b下端より後方向けて直角に折り曲げられた脚部7cとからなり、所定幅の一枚の板(金属板又は樹脂板)を略変形「コ」字状に折り曲げることにより形成されている。上記脚部7cの板面中央には上記電源供給ケーブル6aを挿通するための透孔7c’が開口形成されている。
27は、一枚の板を「コ」字状に折り曲げ形成することにより形成された基台であり、上面側に上記脚部7cが固定された固定板27aを形成している。上記固定板27aには上記透孔7c’に連通する透孔27a’が形成されており、上記電源供給ケーブル6aが挿通されている。
上記分配器5は、上記本体3より若干小さい大きさの方形の筺体形状をなし、その裏面5’には上記凹部3a内に嵌合可能な大きさの半球状の突出部5aが形成され、当該突出部5a内にはマグネット(例えばN極)が収納固定されている。そして、上記分配器5はその突出部5aを上記凹部3a内に嵌合することで、上記分配器5と上記本体3を磁気的に吸着し得るように構成されている(図2参照)。
図2に示すように、上記分配器5の表面5”は両面テープ等によってスマートホン1の裏面1’に固定される。従って、通常は、図2に示すように、スマートホン1は分配器5の突出部5aを上記本体3の凹部3aに磁気的に嵌合吸着することにより、上記傾斜台7aと同一角度に固定されているが、客がスマートホン1を手にとって持ち上げることにより、上記突出部5aと上記凹部3aとの磁気的な吸着は容易に解除され、上記接続ケーブル4の伸縮範囲において、客はスマートホン1を自由に操作し観察することができるように構成されている。
上記分配器5は、上記ACアダプタ6を介して本体3に供給され、かつ上記接続ケーブル4を介して当該分配器5に入力される電源を、USBケーブル8を介してスマートホン1に供給する機能を有している。8aはスマートホン1の充電用コネクタ、8bはUSBコネクタである。尚、USB(ユニバーサル・シリアル・バス)とは、シリアルデータを転送するためのバス規格の一つであり、データ通信用の信号線D+,D−、電力を供給するVBUS、及びグランドの4本のラインを有する。
9はリミットスイッチ(離脱検出スイッチ)であり、図2に示すように接着面9aに伸縮突起10(図3参照)が設けられている。このリミットスイッチ9の上記伸縮突起10は常時突出しており、突出状態で電気的にオン状態となり、図3(b)のように縮小状態とすると電気的にオフ状態となる公知のセンサースイッチである。このリミットスイッチ9は上記接着面9aを上記スマートホン1の表面上端部に両面テープ等で接着固定されており、この状態では上記伸縮突起10は縮小されてオフ状態となっている(図3(b)の状態)。
このリミットスイッチ9はケーブル9bを介してコネクタ9cにより上記分配器5に接続されている。そして、上記リミットスイッチ9と上記スマートホン1とが分離され、上記リミットスイッチ9がオン状態となった場合は、上記分配器5、上記接続ケーブル4を介して上記本体3にて検出し得るように構成されている。
次に、本発明の電気的構成を図4に基づいて説明する。
まず、本体3の上記コネクタ6bには本体3内のコネクタ6b’を介して電源ライン18が接続されており、当該電源ライン18は本体3内の4ピンのコネクタ19の1番ピン(電源供給線)に接続されている。このコネクタ19の1番ピンには、上記接続ケーブル4の電源供給ライン4aが接続されており、当該電源供給ライン4aは上記分配器5内のコネクタ20の1番ピン(電源供給線)に接続されている。
まず、本体3の上記コネクタ6bには本体3内のコネクタ6b’を介して電源ライン18が接続されており、当該電源ライン18は本体3内の4ピンのコネクタ19の1番ピン(電源供給線)に接続されている。このコネクタ19の1番ピンには、上記接続ケーブル4の電源供給ライン4aが接続されており、当該電源供給ライン4aは上記分配器5内のコネクタ20の1番ピン(電源供給線)に接続されている。
上記分配器5内において上記コネクタ20の1番ピンは、電源供給ライン20aを介して上記分配器5内のUSBコネクタ8b’の1番ピン(VBUS)に接続されており、上記コネクタ8b’に接続された上記USBコネクタ8bの1番ピン(VBUS)、上記USBケーブル(通信ケーブル)8の電源供給ライン、上記充電用コネクタ8aを介してスマートホン1の電源供給部に接続されている。従って、上記ACアダプタ6より供給される電源は、上記本体3内の電源ライン18、電源供給ライン4a、分配器5の電源供給ライン20a、上記USBケーブル8を介してスマートホン1に供給されるように構成されており、この電源供給経路は上記本体3内の盗難防止回路28の内部電池21(リチウム電池)とは別系統となっている。
上記本体3内には、該本体3の上記リミットスイッチ(第2離脱検出スイッチ)11に接続され、常時上記リミットスイッチ11の状態を監視しており、上記リミットスイッチ11のオフ状態(本体3の傾斜台7aからの離脱)を検出すると、スピーカ駆動回路16にアラーム駆動信号を送出する第2リミットスイッチ検出回路(第2離脱検出手段)13(図5(a))、上記スマートホン1に固定された上記リミットスイッチ9の状態を常時監視しており、上記リミットスイッチ9のオフ状態(スマートホン1からのリミットスイッチ9の離脱)を上記分配器5、上記接続ケーブル4の信号ライン4b(2番ピン)を介して検出すると、上記スピーカ駆動回路16にアラーム駆動信号を送出する第1リミットスイッチ検出回路14(図5(a))、常時上記スマートホン1の電圧(例えばプルアップ電位)をUSBケーブル8、分配器5、信号ライン4c(3番ピン)を介して監視しており、上記スマートホン1が盗まれる等して、上記スマートホン1と上記分配器5又は本体3との接続が切断され、これによる上記スマートホン1の電圧の低下を検出すると、上記スピーカ駆動回路16にアラーム駆動信号を送出する切断検出回路(切断検出手段)15(図5(b))とを有している。
上記第2リミットスイッチ検出回路13は、例えば図5(a)に示す構成からなるものであり、リミットスイッチ11がオフ状態のときは、NOT回路25の入力がハイレベルとなり、NOT回路25の出力がローレベル状態なので、トランジスタ26がオフしており、アラーム駆動信号は送出されない。一方、上記スマートホン1が盗難される等して上記リミットスイッチ11がオン状態になると、NOT回路25の入力側がローレベルとなるため、NOT回路25の出力側がハイレベルとなり、トランジスタ26がオン状態となって上記スピーカ駆動回路16にアラーム駆動信号が送出されるように構成されている。
上記第1リミットスイッチ検出回路14の入力部は上記コネクタ19の2番ピンの信号線にライン14’により接続されている。上記コネクタ19の2番ピンは、上記信号ライン4bを介して上記分配器5の上記コネクタ20の2番ピンに接続されており、上記分配器5内において、上記2番ピンとコネクタ9c’がライン20bにて接続され、上記リミットスイッチ9のコネクタ9cと上記分配器5内の上記コネクタ9c’が接続されている。
よって、上記スマートホン1と上記リミットスイッチ9が外される等して上記リミットスイッチ9がオン状態になると、当該状態を上記分配器5、信号ライン4b、上記コネクタ19、上記ライン14’を介して上記第1リミットスイッチ検出回路14にて検出し得るように構成されている。
この第1リミットスイッチ検出回路14の構成は上記第2リミットスイッチ検出回路13と同様であり(図5(a)参照)、上記リミットスイッチ9がオン状態になると、NOT回路25の入力側がローレベルとなるため、NOT回路25の出力側がハイレベルとなり、これによりトランジスタ26がオン状態となって上記スピーカ駆動回路16にアラーム駆動信号が送出されるように構成されている。
上記切断検出回路15の入力部はライン15’を介して上記コネクタ19の3番ピン(信号線)に接続されている。上記コネクタ19の3番ピンは信号ライン4cを介して上記分配器5の上記コネクタ20の3番ピンに接続されており、上記分配器5内においてライン20cを介してUSBコネクタ8b’(3番ピン、D+又はD−)に接続され、上記USBコネクタ8b(3番ピン、D+又はD−)、上記USBケーブル8の信号ライン、上記充電用コネクタ8aを介してスマートホン1本体に接続されている。
上記切断検出回路15は、上記スマートホン1に上記ACアダプタ6からの電源が供給され、スマートホン1の電源がオンになると、例えばUSBケーブル8の信号線(3番ピンD+又はD−)がハイレベル電位(プルアップ電位)になるので、当該ハイレベル電位をUSBケーブル8の信号ライン、USBコネクタ8b,8b’(3番ピン)、分配器5のコネクタ20(3番ピン)、信号ライン4c、本体3のコネクタ19(3番ピン)、ライン15’を介して常時検出し得るように構成する。
そして、上記スマートホン1が上記充電用コネクタ8aから離脱される、或いは分配器5と本体3とが離脱される等して、上記本体3又は上記分配器5と上記スマートホン1とが分離されると、上記本体3内において上記ハイレベル電位が消勢するため、上記切断検出回路15は当該電位の低下を検出し、当該検出に基づいて上記スピーカ駆動回路16にアラーム駆動信号を送出するように構成されている。
この切断検出回路15の構成は図5(b)に示すように上記第1リミットスイッチ検出回路14と略同様であり、上記スマートホン1の電位がハイレベルとのきはNOT回路25の出力がローレベルとなり、よってトランジスタ26はオフ状態となるためアラーム駆動信号は送出されない。上記スマートホン1が盗難される等して、NOT回路25の入力がローレベルとなると、その出力がハイレベルとなるためトランジスタ26がオン状態となって上記スピーカ駆動回路16にアラーム駆動信号が送出されるように構成されている。
上記切断検出回路15において15aは当該検出回路15の機能を停止する機能停止スイッチであり、例えば、夜間等において当該盗難防止装置が設置されるフロアの商用電源を落とした場合に、スマートホン1が盗難されていないのに切断検出回路15が動作してアラーム音が鳴ることを防止するものである。よって、フロアの電源を落とす場合は、上記解除スイッチ15aをオフして上記切断検出回路15を動作不能状態とすることができる。
16はスピーカ駆動回路であり、上記各検出回路13〜15から上記アラーム駆動信号の入力があると、スピーカ17を駆動してアラーム音を発するものである。16aはリセットスイッチであり、当該スイッチ16aをオフすることで上記アラーム音を停止するものである。
21は上記第1リミットスイッチ検出回路14、上記第2リミットスイッチ検出回路13、上記切断検出回路15、上記スピーカ駆動回路16から構成される盗難検出回路28に電源を供給し得る内部電池であり、リチウム電池により構成されている。22はリセットスイッチである。
本発明は上述のように構成されるものであり、次に本発明の動作を図6に示す盗難検出回路28の動作フローチャートと共に説明する。
まず、ACアダプタ6、本体3、分配器5、スマートホン1を図2に示すように接続し、分配器5の突出部5aを上記本体3の凹部3aに嵌合接続しているものとする。
この状態においてACアダプタ6から電源供給ケーブル6a、本体3、電源ライン18、コネクタ19(1番ピン)、接続ケーブル4の電源供給ライン4a、分配器5のコネクタ20(1番ピン)、電源供給ライン20a、USBコネクタ8b,8b’(VBUS)、USBケーブル8、充電用コネクタ8aを介してスマートホン1に電源が供給される。また、盗難検出回路28にはリチウム電池21から電源が供給されている。さらに、上記切断検出回路15の機能停止スイッチ15aはオン状態であり(図6S3)、当該切断検出回路15は動作状態にあるものとする(図6S6)。
上記スマートホン1は上記電源が供給されその電源がオン状態になると、USBケーブル8の信号線(3番ピン)がハイレベル電位となるので、当該ハイレベル電位がライン20c、分配器5のコネクタ20(3番ピン)、信号ライン4c、本体3のコネクタ19(3番ピン)、ライン15’を介して切断検出回路15にて検出される。
この状態においては、リミットスイッチ9はオフ、リミットスイッチ11はオフなので、第2リミットスイッチ検出回路13は、リミットスイッチ11のオフを検出し(図6S1)、第1リミットスイッチ検出回路14は、分配器5のコネクタ9c’、ライン20b、信号線4b、コネクタ19、ライン14’を介してリミットスイッチ9のオフを検出するため(図6S2)、何れもアラーム駆動信号を送出しない。
また、上記切断検出回路15も上記ライン15’を介してスマートホン1のハイレベル電位を検出しているため(図6S6)、アラーム駆動信号を送出しない。かかる状態は、盗難の監視状態であり、店頭の客はスマートホン1を手にとり、上方に引き上げることで、上記分配器5の突出部5aと上記本体3の凹部3aとの磁気的吸着を容易に解除することができ、上記客は上記接続ケーブル4の伸縮範囲において、上記スマートホンを自由に操作することができる。
このとき、スマートホン1が盗難にあい、上記スマートホン1が上記リミットスイッチ9から外されたとき、上記リミットスイッチ9の伸縮突起10が突出して当該リミットスイッチ9がオン状態となるので、上記第1リミットスイッチ検出回路14は、上記ケーブル9b、分配器5、信号ライン4b、ライン14’を介して上記リミットスイッチ9のオンを検出し(図6S1)、スピーカ駆動回路16にアラーム駆動信号を送出する(図6S7)。
すると上記スピーカ駆動回路16はスピーカ17を駆動してアラーム音を発する。よって、売場周囲にスマートホン1が盗まれた旨の警告を発することができる。
その後、店員等が上記リセットボタン16aを押すことにより上記スピーカ駆動回路16の上記スピーカ駆動動作を中止することができる(図6S8,S9)。その後はステップS1,S2,S6の監視状態に復帰する。
次に、上記本体3が傾斜台7aから取り外されることにより、本体3と共にスマートホン1が盗難された場合は、上記リミットスイッチ11の伸縮突起12が突出して当該リミットスイッチ11がオン状態となるので、上記第2リミットスイッチ検出回路13は、上記リミットスイッチ11のオンを検出し(図6S1)、スピーカ駆動回路16にアラーム駆動信号を送出する(図6S7)。
すると上記スピーカ駆動回路16はスピーカ17を駆動してアラーム音を発する(図6S7)。よって、売場周囲にスマートホン1が盗まれた旨の警告を発することができる。その後、店員等が上記リセットボタン16aを押すことにより上記スピーカ駆動回路16の上記スピーカ駆動動作を中止することができる(図6S8,S9)。その後はステップS1,S2,S6の監視状態に復帰する。
次に、上記リミットスイッチ9及び上記リミットスイッチ11はオフ状態を維持しているが、上記接続ケーブル4が切断される、或いは上記接続ケーブル4が本体3又は分配器5から外される、USBケーブル8が外される等してスマートホン1が盗難された場合は、上記切断検出回路15に入力していた上記ハイレベル電位が消勢するため、切断検出回路15がこれを検出し(図6S6)、上記スピーカ駆動回路16にアラーム駆動信号を送出する(図6S7)。
すると上記スピーカ駆動回路16はスピーカ17を駆動してアラーム音を発する(図6S7,S8)。よって、売場周囲にスマートホン1が盗まれた旨の警告を発することができる。
その後、同様に店員等は上記リセットボタン16aを押すことにより上記スピーカ駆動回路16の上記スピーカ駆動動作を中止することができる(図6S8,S9)。その後はステップS1,S2,S6の監視状態に復帰する。
次に、節電等のために夜間において当該スマートホン1が展示してあるフロアの商用電源を落とす場合は、予め切断検出回路15の機能停止スイッチ15aをオフして当該切断検出回路15を機能停止状態としておく(図6S3,S4,S5)。その後、上記商用電源を落とせばよい。尚、このとき上記盗難防止回路28にはリチウム電池21から依然として電源が供給されているので、上記ACアダプタ6への商用電源の供給を停止しても、上記盗難防止回路28の動作は停止することはない。
上記ACアダプタ6への商用電源の供給を停止すると、上記スマートホン1に対する電源の供給も停止する。このとき、上記スマートホン1の充電電位が十分に高ければ直ちにスマートホンの電源がオフされることはなく、プルアップ電位もハイレベル電位を保持するが、昼間のディスプレイ時の頻繁な使用等により充電電位が低下している場合は、スマートホン1の電源もオフ状態となる。
上記スマートホン1の電源がオフすると、上記スマートホン1のUSBコネクタ8b,8b’の3番ピンの電位が低下するので、これを上記切断検出回路15が検出してアラーム駆動信号を送出するが、上記機能停止スイッチ15aがオフしているので、上記駆動信号はスピーカ駆動回路16に送出されず、よって、上記商用電源オフ時において、上記スマートホン1の電源がオフしてもアラーム音は鳴ることはない。
一方、上記商用電源オフ時において、リミットスイッチ9が上記スマートホン1から離脱される、又は本体3が固定台7から離脱される等してスマートホン1が盗難された場合、上記リミットスイッチ9のオン又は上記リミットスイッチ11のオンを上記第1リミットスイッチ検出回路14又は上記第2リミットスイッチ検出回路13が検出し得るので(図6S1,S2)、上記スピーカ駆動回路16にアラーム駆動信号が送出され、アラーム音を発することができる(図6S7,S8)。
このように夜間等においてフロアの商用電源を落とした状況においても、展示してあるスマートホン1等の警戒状態を維持することができる。
尚、上記スマートホン1に十分に充電がなされており商用電源を落としてもスマートホン1の電源オン状態を長時間維持できる場合は、上記切断検出回路15は上記スマートホン1のハイレベル電位の検出を維持できるので、同回路15の上記機能停止スイッチ15aをオフする必要はない。この場合は、夜間等において商用電源を落とした後も、切断検出回路15を含めた上記第1及び第2のリミットスイッチ検出回路14,13の監視機能を維持することができる。
上記切断検出回路15は上記USBケーブル8を介して携帯電子機器の電源オン時のプルアップ電位を検出するように構成したが、上記電源ライン18の充電電圧を常時監視しておき、携帯電子機器が電源ラインから外されることにより、充電電圧の異常(電圧低下)を検出したときに、アラーム駆動信号を送出するように構成しても良い。
本発明は、上述のように、第1、第2リミットスイッチ検出回路14,13と切断検出回路15にてスマートホン1の盗難を効果的に監視し得ると共に、ACアダプタ6からのスマートホン1への電源ライン18等と、盗難防止回路28に電源を供給する内部電池21が別系統に構成されているので、例えば節電のためACアダプタ6への商用電源の供給を停止して、スマートホン1への給電を停止した状態であっても、盗難防止回路28には内部電池21より電源が供給され動作状態を維持し得るので、例えば夜間等においてスマートホン1の売場の商用電源を落としたとしても、スマートホン1等の携帯電子機器の監視機能を維持することができる。
また、スマートホン1への電源の供給は、ACアダプタ6を本体3に接続するだけで可能であり、本体3とスマートホン1(分配器5)は1本の接続ケーブル4で接続されているので、上記盗難防止機能を維持しつつスマートホン1への電源供給線及びその他のケーブル類をすっきりとまとめることができ、見栄えのよいディスプレイを行うことができる。
また、本体3とスマートホン1(分配器5)は伸縮性の接続ケーブル4にて接続されているので、接続ケーブルの伸縮範囲でスマートホン1を自由に操作観察することができ、ディスプレイ用機器としての自由度を高めることができる。
また、本体3を固定台7に固定したとき、本体3の固定台7からの離脱を検出してアラーム音を発することができるので、より高度な警戒状態を設定することができる。
また、機能停止スイッチ15aにより切断検出回路15の機能を停止すれば、例えばスマートホン1がディスプレイされているフロアの商用電源を落としても、切断検出回路15が動作することはなく、この場合は第1又は第2リミットスイッチ検出回路14又は13によって盗難監視機能を維持することができる。
さらに、本体3又は分配器5とスマートホン1が接続されている状態であっても、リミットスイッチ9,11がオン状態となればアラーム音を発して警告し得るし、逆に、上記リミットスイッチ9,11とスマートホン1が接続されている状態であっても、USBケーブル8、接続ケーブル4がスマートホン1又は本体3から離脱されたときにアラーム音を発して警告し得るので、高度な警戒状態を維持することができる。
本発明は、スマートホン、携帯電話、タブレットコンピュータ、デジタルカメラ等の多種の携帯用電子機器の店頭用の盗難防止装置として広く利用することができる。
1 スマートホン(携帯電子機器)
3 本体
3a 凹部
4 接続ケーブル(伸縮性ケーブル)
5 分配器
6 ACアダプタ
6b コネクタ
7 固定台
8 USBケーブル(通信ケーブル)
8b コネクタ(USBコネクタ)
9 リミットスイッチ(離脱検出スイッチ)
11 リミットスイッチ(第2離脱検出スイッチ)
13 第2リミットスイッチ検出回路(第2離脱検出手段)
14 第1リミットスイッチ検出回路(離脱検出手段)
15 切断検出回路(切断検出手段)
15a 機能停止スイッチ
16 スピーカ駆動回路
17 スピーカ
18 電源ライン
21 リチウム電池(内部電池)
3 本体
3a 凹部
4 接続ケーブル(伸縮性ケーブル)
5 分配器
6 ACアダプタ
6b コネクタ
7 固定台
8 USBケーブル(通信ケーブル)
8b コネクタ(USBコネクタ)
9 リミットスイッチ(離脱検出スイッチ)
11 リミットスイッチ(第2離脱検出スイッチ)
13 第2リミットスイッチ検出回路(第2離脱検出手段)
14 第1リミットスイッチ検出回路(離脱検出手段)
15 切断検出回路(切断検出手段)
15a 機能停止スイッチ
16 スピーカ駆動回路
17 スピーカ
18 電源ライン
21 リチウム電池(内部電池)
Claims (4)
- 盗難防止機能を有する本体と、携帯電子機器に固定し得る分配器とから構成され、
上記本体と上記分配器とを伸縮性ケーブルで接続すると共に、上記本体と上記分配器とを着脱手段にて接続・離脱可能に構成し、
上記分配器に上記携帯電子機器に対して給電が可能な通信ケーブルを接続可能なコネクタを設け、
上記本体に電源供給用アダプタからの電源の供給を受けるコネクタを設けると共に、上記コネクタを介して入力する上記電源を、上記本体内の電源ライン及び上記伸縮性ケーブルを介して上記分配器に供給し、さらに上記電源を上記分配器の上記コネクタを介して上記携帯電子機器に供給し得るように構成し、
かつ離脱時にオン状態となる離脱検出スイッチを、常時オフ状態にて上記携帯電子機器に固定すると共に当該離脱検出スイッチを上記分配器に電気的に接続し、
上記本体は、上記離脱検出スイッチの状態を上記伸縮性ケーブルを介して常時検出しており、上記離脱検出スイッチのオン状態の検出に基づいてアラーム駆動信号を送出する離脱検出手段と、
上記携帯電子機器の電源オン状態の電位を上記通信ケーブル及び上記伸縮性ケーブルを介して常時検出しており、上記電位の低下を検出したことに基づいてアラーム駆動信号を送出する切断検出手段と、
上記各アラーム駆動信号に基づいてアラーム信号を発するアラーム音放出手段を具備しており、
かつ上記本体には上記離脱検出手段、上記切断検出手段及び上記アラーム音放出手段に電源を供給する内部電池を上記本体内の上記電源ラインとは別に具備するものであることを特徴とする携帯電子機器の盗難防止装置。 - 離脱時にオン状態となる第2離脱検出スイッチを上記本体に設けると共に、上記本体を固定台に固定したとき上記第2離脱検出スイッチを常時オフ状態となるように設定し、
上記本体に上記第2離脱検出スイッチの状態を常時検出しており、上記第2離脱検出スイッチのオン状態の検出に基づいて上記アラーム音放出手段に対してアラーム駆動信号を送出する第2離脱検出手段を設け、
上記第2離脱検出手段に上記内部電池から電源を供給したものであることを特徴とする請求項1記載の携帯電子機器の盗難防止装置。 - 上記切断検出手段に当該切断検出手段の機能を停止し得る機能停止スイッチを設けたものであることを特徴とする請求項1又は2記載の携帯電子機器の盗難防止装置。
- 上記通信ケーブルはUSBケーブルであり、上記分配器の上記コネクタはUSBコネクタであることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の携帯電子機器の盗難防止装置。
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JP2012052971A JP2013186795A (ja) | 2012-03-09 | 2012-03-09 | 携帯電子機器の盗難防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012052971A Pending JP2013186795A (ja) | 2012-03-09 | 2012-03-09 | 携帯電子機器の盗難防止装置 |
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- 2012-03-09 JP JP2012052971A patent/JP2013186795A/ja active Pending
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