JP2013186242A - 表示装置および電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】薄型化を図りつつ、コントラストの向上を図ることできる表示装置および電子機器を提供する。
【解決手段】観察側から順に配置された、第1の基板、第2の基板および第3の基板と、前記第1の基板と前記第2の基板との間に配置された第1の液晶層と、前記第2の基板と前記第3の基板との間に配置された第2の液晶層と、前記第1の基板に対して観察側に配置され、第1の偏光軸を有する第1の偏光板と、前記第1の液晶層と前記第2の基板との間に配置され、第2の偏光軸を有する第2の偏光板と、前記第3の基板に対して観察側とは反対側に配置され、第3の偏光軸を有する第3の偏光板とを備える。前記第1の偏光軸と前記第2の偏光軸とを互いに平行とし、前記第3の偏光軸を前記第1の偏光軸および前記第2の偏光軸に対して直交させる。
【選択図】図1

Description

本開示は、パララックス素子を用いて裸眼方式による立体表示を行う表示装置、およびそのような表示装置を備えた電子機器に関する。
立体表示を行う手法としては、立体視用の眼鏡を用いる眼鏡方式と、立体視用の特殊な眼鏡を用いることなく裸眼での立体視を可能にした裸眼方式とがある。裸眼方式の代表的なものとしては、パララックスバリア方式とレンチキュラレンズ方式とがある。パララックスバリア方式やレンチキュラ方式の場合、2次元表示パネルに立体視用の複数の視点画像(2視点の場合には右眼用視点画像と左眼用視点画像)を空間分割して表示し、その視点画像をパララックス素子によって水平方向に分離することで立体視が行われる。パララックスバリア方式の場合、パララックス素子としてスリット状の開口部が設けられたパララックスバリアを用いる。レンチキュラ方式の場合、パララックス素子として、シリンドリカル状の分割レンズを複数並列配置したレンチキュラレンズが用いられる。
特開平3−119889号公報(第9図)
特許文献1には、液晶表示素子を用いることによってパララックス素子の状態を可変制御するようにした表示装置の構成例が開示されている。特許文献1の第9図には、表示部とパララックス素子との双方を透過型の液晶表示素子を用いて構成した例が開示されている。表示部は、上側基板と下側基板との間に液晶層を挟み、さらに上側基板の上側と下側基板の下側とに偏光板を配置した構成とされている。パララックス素子も同様の構成とされている。従って、表示部とパララックス素子とを組み合わせた全体としては、4つの基板と4つの偏光板とを備えている。このため、全体としての厚みが大きくなる。
本開示の目的は、薄型化を図りつつ、コントラストの向上を図ることできる表示装置および電子機器を提供することにある。
本開示による表示装置は、観察側から順に配置された、第1の基板、第2の基板および第3の基板と、第1の基板と第2の基板との間に配置された第1の液晶層と、第2の基板と第3の基板との間に配置された第2の液晶層と、第1の基板に対して観察側に配置され、第1の偏光軸を有する第1の偏光板と、第1の液晶層と第2の基板との間に配置され、第2の偏光軸を有する第2の偏光板と、第3の基板に対して観察側とは反対側に配置され、第3の偏光軸を有する第3の偏光板とを備える。第1の偏光軸と第2の偏光軸とが互いに平行であり、第3の偏光軸が第1の偏光軸および第2の偏光軸に対して直交している。
本開示による電子機器は、上記本開示による表示装置を備えたものである。
本開示による表示装置または電子機器では、第1の液晶層を第1の基板と第2の基板との間に配置すると共に、第2の液晶層を第2の基板と第3の基板との間に配置したことで、薄型化が図られる。第1の偏光板、第2の偏光板、および第3の偏光板の配置位置および各偏光板の偏光軸の方向が最適化され、コントラストが向上する。
本開示の表示装置または電子機器によれば、第1の液晶層を第1の基板と第2の基板との間に配置すると共に、第2の液晶層を第2の基板と第3の基板との間に配置するようにしたので、薄型化を図ることができる。また、第1の偏光板、第2の偏光板、および第3の偏光板の配置位置および各偏光板の偏光軸の方向を最適化するようにしたので、コントラストの向上を図ることできる。
本開示の一実施の形態に係る表示装置の一構成例を示す断面図である。 パララックスバリア方式による立体表示の原理を示す説明図である。 第1の液晶層および第2の液晶層の具体的な第1の構成例を示す断面図である。 図3に示した第1の構成例における偏光軸および第1の液晶層の第1の配向状態を示す説明図である。 図3に示した第1の構成例における偏光軸および第1の液晶層の第2の配向状態を示す説明図である。 第1の液晶層および第2の液晶層の具体的な第2の構成例を示す断面図である。 図6に示した第2の構成例における偏光軸および第1の液晶層の第1の配向状態を示す説明図である。 図6に示した第2の構成例における偏光軸および第1の液晶層の第2の配向状態を示す説明図である。 クロストーク量についての説明図である。 電子機器の一例を示す外観図である。 比較例に係る表示装置の一構成例を示す断面図である。
以下、本開示の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.表示装置の基本構成
2.第1の液晶層および第2の液晶層の具体的な第1の構成例
3.第1の液晶層および第2の液晶層の具体的な第2の構成例
4.偏光度の具体例
5.効果
6.比較例
7.変形例
[1.表示装置の基本構成]
図1は、本開示の一実施の形態に係る表示装置の一構成例を示している。この表示装置は、観察側から順に配置された、上側透明基板(第1の基板)31と、中間透明基板(第2の基板)32と、下側透明基板(第3の基板)33と、バックライト80とを備えている。
この表示装置はまた、上側透明基板31に対して観察側に配置され、後述の第1の偏光軸61(図4等参照)を有する第1の偏光板51を備えている。この表示装置はまた、上側透明基板31と中間透明基板32との間に配置された、上側透明電極層(第1の電極層)41と、第1の液晶層10と、下側透明電極層(第2の電極層)42と、第2の偏光板52とを備えている。第2の偏光板52は、後述の第2の偏光軸62(図4等参照)を有している。上側透明電極層41は、第1の液晶層10と上側透明電極層41との間に配置されている。下側透明電極層42は、第1の液晶層10と中間透明基板32との間で、第2の偏光板52の下側に配置されている。
この表示装置はまた、中間透明基板32と下側透明基板33との間に配置された、上側透明電極層43と、第2の液晶層20と、下側透明電極層44とを備えている。この表示装置はまた、下側透明基板33に対して観察側とは反対側(下側透明基板33とバックライト80との間)に配置され、後述の第3の偏光軸63(図4等参照)を有する第3の偏光板53を備えている。
第1の偏光板51および第3の偏光板53は、例えば貼り付け型の偏光板で構成することが好ましい。第2の偏光板52は、例えば塗布型偏光板であっても良い。塗布型偏光板は、例えば2色性色素を含有した液晶高分子を基板面に一定の方向性を持たせて塗布し乾燥させることにより、その塗布方向で規定される方向に偏向作用を発揮するものである。
この表示装置では、中間透明基板32と下側透明基板33との間にバックライト方式の表示部1が形成されている。表示部1には、複数の画素11が2次元的に配列されている。また、上側透明基板31と中間透明基板32との間にパララックス部2が形成されている。パララックス部2は、パララックスバリア方式による裸眼立体視を可能にするためのものである。パララックス部2は、液晶素子を用いた透過型の可変式のパララックスバリア素子を構成しており、開口部21および遮蔽部22を任意の位置に形成可能となっている。開口部21は入射した光を透過する部分であり、遮蔽部22は入射した光を遮蔽する部分である。
この表示装置は、全画面での2次元(2D)表示モードと、全画面での3次元(3D)表示モードとを任意に選択的に切り替えることが可能となっている。2次元表示モードと3次元表示モードとの切り替えは、表示部1に表示する画像データの切り替え制御と、パララックス部2による開口部21および遮蔽部22の形成制御とを行うことで可能となる。表示部1は、表示モードに応じて、3次元画像データに基づく3次元表示用の複数の視点画像と2次元画像データに基づく2次元表示用の画像とを切り替えて表示する。
図2は、パララックスバリア方式による立体表示の原理を示している。3次元表示モードでは、表示部1は、複数の視点画像が1画面内に合成された視差合成画像を表示する。すなわち、複数の視点画像を空間分割して表示する。図2では、複数の視点画像として左眼用視点画像Lと右眼用視点画像Rとを表示部1の複数の画素11に交互に表示した例を示している。パララックス部2は、開口部21および遮蔽部22を形成することで、表示部1に表示された複数の視点画像を空間的に分離して観察者側に出射するようになっている。これにより、表示部1に表示された複数の視点画像がそれぞれ異なる方向に分離され、観察者の左眼10Lと右眼10Rとにそれぞれ異なる視点画像が到達することで立体視が可能となる。
2次元表示モードでは、表示部1は2次元表示用の画像を表示する。パララックス部2は、表示部1に2次元表示用の画像が表示された場合には、全体を透過状態とし、2次元表示用の画像をそのまま透過するようになっている。
[2.第1の液晶層および第2の液晶層の具体的な第1の構成例]
図3は、第1の液晶層10および第2の液晶層20の具体的な第1の構成例を示している。図4は、この第1の構成例における第1の液晶層10の第1の配向状態、図5は第1の液晶層10の第2の配向状態を示している。
この第1の構成例では、第1の液晶層10がTN(Twisted Nematic)配向液晶12で構成されている。第2の液晶層20は、VA(Vertical Alignmentc)配向液晶13で構成されている。図4および図5に示したように、第1の偏光板51の第1の偏光軸61と第2の偏光板52の第2の偏光軸62は互いに平行となっている。第3の偏光板53の第3の偏光軸63は、第1の偏光軸61および第2の偏光軸62に対して直交している。第1の液晶層10の上側の第1の配向軸71は第1の偏光軸61に対して直交している。第1の液晶層10の下側の第2の配向軸72は第2の偏光軸62に対して平行となっている。
この第1の構成例では、第1の液晶層10に電界を印加しない状態(off状態)では、図4に示したように、第1の液晶層10における液晶分子は上側と下側とで90°ツイストした状態となり、下側からの入射光は90°回転した偏光状態となって上側の第1の偏光板51に到達する。この状態では入射光は第1の偏光板51を透過しないため、パララックス部2は黒表示となる。第1の液晶層10に電界を印加した状態(on状態)では、図5に示したように、第1の液晶層10における液晶分子は垂直に配向した状態となり、下側からの入射光は入射時の偏光状態のまま上側の第1の偏光板51に到達する。この状態では入射光は第1の偏光板51をそのまま透過するため、パララックス部2は白表示となる。
従って、この第1の構成例では、次のような制御で2次元表示モードと3次元表示モードとを切り替えることが可能となる。2次元表示モードでは、表示部1に2次元表示用の画像を表示する。かつ、第1の液晶層10の全体を、図5に示したように電界を印加した状態(on状態)とする。これにより、表示部1からの画像光はそのまま透過する。
3次元表示モードでは、表示部1に3次元表示用の視点画像を表示する。かつ、部分的に第1の液晶層10に電界を印加した状態(on状態)とすることで部分的に開口部21を形成する。開口部21以外の部分では、図4に示したように第1の液晶層10に電界を印加しない状態(off状態)とすることで遮蔽部22を形成する。これにより、図2に示したような原理で、表示部1に表示された複数の視点画像がそれぞれ異なる方向に分離され、観察者の左眼10Lと右眼10Rとにそれぞれ異なる視点画像が到達することで立体視が可能となる。
[3.第1の液晶層および第2の液晶層の具体的な第2の構成例]
図6は、第1の液晶層10および第2の液晶層20の具体的な第2の構成例を示している。図7は、この第2の構成例における第1の液晶層10の第1の配向状態、図8は第1の液晶層10の第2の配向状態を示している。
この第2の構成例では、第1の液晶層10がECB(Electrically Controlled Birefringene)配向液晶14で構成されている。第2の液晶層20は、VA配向液晶13で構成されている。図7および図8に示したように、第1の偏光板51の第1の偏光軸61と第2の偏光板52の第2の偏光軸62は互いに平行となっている。第3の偏光板53の第3の偏光軸63は、第1の偏光軸61および第2の偏光軸62に対して直交している。第1の液晶層10の上側の第1の配向軸71は第1の偏光軸61に対して45°の方向となっている。第1の液晶層10の下側の第2の配向軸72は第2の偏光軸62に対して45°の方向となっている。
この第2の構成例では、図7に示したように第1の液晶層10に電界を印加しない状態(off状態)では、第1の液晶層10の位相をπ/2に設定することにより、下側からの入射光は90°回転した偏光状態となって上側の第1の偏光板51に到達する。この状態では入射光は第1の偏光板51を透過しないため、パララックス部2は黒表示となる。第1の液晶層10に電界を印加した状態(on状態)では、図8に示したように、第1の液晶層10における液晶分子は垂直に配向した状態となり、下側からの入射光は入射時の偏光状態のまま上側の第1の偏光板51に到達する。この状態では入射光は第1の偏光板51をそのまま透過するため、パララックス部2は白表示となる。
従って、この第1の構成例では、次のような制御で2次元表示モードと3次元表示モードとを切り替えることが可能となる。2次元表示モードでは、表示部1に2次元表示用の画像を表示する。かつ、第1の液晶層10の全体を、図8に示したように電界を印加した状態(on状態)とする。これにより、表示部1からの画像光はそのまま透過する。
3次元表示モードでは、表示部1に3次元表示用の視点画像を表示する。かつ、部分的に第1の液晶層10に電界を印加した状態(on状態)とすることで部分的に開口部21を形成する。開口部21以外の部分では、図7に示したように第1の液晶層10に電界を印加しない状態(off状態)とすることで遮蔽部22を形成する。これにより、図2に示したような原理で、表示部1に表示された複数の視点画像がそれぞれ異なる方向に分離され、観察者の左眼10Lと右眼10Rとにそれぞれ異なる視点画像が到達することで立体視が可能となる。
[4.偏光度の具体例]
この表示装置では、表示部1の光出射側には、第1の偏光板51と第2の偏光板52とが配置され、かつ、それらの第1の偏光軸61および第2の偏光軸62が、表示部1の下側の第3の偏光板53の第3の偏光軸63と直交している。このため、表示部1の画像表示の際に、中間の第2の偏光板52において、第2の偏光軸62に直交する方向に光漏れがあったとしても、最上面の第1の偏光板51によってその光漏れが吸収される。これにより、例えば第1の偏光板51および第3の偏光板53を貼り付け型の偏光板、第2の偏光板52を塗布型偏光板で構成した場合のように、第2の偏光板52の偏光度が第1の偏光板51および第3の偏光板53に対して相対的に低い場合であっても、コントラストを向上させることができる。
例えば図2のような2眼式の立体表示を行う場合において、左眼用視点画像Lと右眼用視点画像Rとが混ざって観察される状態をクロストークという。図9は、許容されるクロストーク量を表している。図9の横軸は水平方向の位置、縦軸は各画素に表示された左眼用視点画像Lと右眼用視点画像Rとの輝度分布を示している。
開口部21と遮蔽部22の位置が適切に設定されている場合、開口部21を透過する一方の視点画像(例えば左眼用視点画像L)の透過率をT1、遮蔽部22を透過する他方の視点画像(例えば右眼用視点画像R)の透過率をT2とすると、クロストーク量は略以下のように表される。
クロストーク量=T2/T1
一般的に3次元表示のクロストーク量は3%以下なら主観的にほとんど問題がないといわれているため、T2/T1は3%程度で十分、3次元表示の性能を確保することが可能になる。液晶の配向が十分理想的な状態と仮定すれば、パララックス部2の光漏れは第2の偏光板52の偏光度Vだけで説明可能である。第2の偏光板52の第2の偏光軸62に平行な方向の透過率をTp、第2の偏光軸62に直交する方向の透過率をTcとすると、偏光度Vは以下のように表せる。なお、√は、(Tp−Tc)/(Tp+Tc)の全体に対する平方根を取ることを示す。
V=√(Tp−Tc)/(Tp+Tc)×100(%)
Tc/Tp=3%、V=97%、つまり第2の偏光板52を塗布型偏光板とする場合の偏光度は97%以上であれば、パララックス部2として十分な性能を達成可能である。
[5.効果]
以上説明したように、本実施の形態に係る表示装置によれば、第1の液晶層10を上側透明基板(第1の基板)31と中間透明基板(第2の基板)32との間に配置すると共に、第2の液晶層20を中間透明基板32と下側透明基板(第3の基板)33との間に配置するようにしたので、薄型化を図ることができる。また、第1の偏光板51、第2の偏光板52、および第3の偏光板53の配置位置および各偏光板の偏光軸の方向を最適化するようにしたので、コントラストの向上を図ることできる。
[6.比較例]
図11は、図1の構成に対する比較例を示している。この比較例に係る表示装置では、図1の構成における中間透明基板32に代えて、下側透明基板32Aと上側透明基板32Bとを備え、それらが接着層40を介して接着されている。第2の偏光板52は、上側透明基板32Bと接着層40との間に配置されている。この表示装置では、上側透明基板32Bと下側透明基板33との間にバックライト方式の表示部100が形成されている。また、上側透明基板31と下側透明基板32Aとの間にパララックス部200が形成されている。
このような構成の場合、図1の構成と比較して基板の数が多くなり、また、接着層40もあることで、全体の厚みが大きくなってしまう。図1の構成では、図11の表示装置と比較して、下側透明基板32Aおよび上側透明基板32Bと接着層40とを、中間透明基板32だけで構成することができるので薄型化が可能となる。
[7.変形例]
本開示による技術は、上記実施の形態の説明に限定されず種々の変形実施が可能である。
例えば、上記実施の形態に係る表示装置はいずれも、表示機能を有する種々の電子機器に適用可能である。図10は、そのような電子機器の一例としてテレビジョン装置の外観構成を表している。このテレビジョン装置は、フロントパネル210およびフィルターガラス220を含む映像表示画面部200を備えている。
また例えば、本技術は以下のような構成を取ることができる。
(1)
観察側から順に配置された、第1の基板、第2の基板および第3の基板と、
前記第1の基板と前記第2の基板との間に配置された第1の液晶層と、
前記第2の基板と前記第3の基板との間に配置された第2の液晶層と、
前記第1の基板に対して観察側に配置され、第1の偏光軸を有する第1の偏光板と、
前記第1の液晶層と前記第2の基板との間に配置され、第2の偏光軸を有する第2の偏光板と、
前記第3の基板に対して観察側とは反対側に配置され、第3の偏光軸を有する第3の偏光板と
を備え、
前記第1の偏光軸と前記第2の偏光軸とが互いに平行であり、前記第3の偏光軸が前記第1の偏光軸および前記第2の偏光軸に対して直交している
表示装置。
(2)
前記第2の基板と前記第3の基板との間に、複数の視点画像を表示する表示部が形成され、
前記第1の基板と前記第2の基板との間に、前記表示部に表示された前記複数の視点画像を異なる方向に分離するパララックス部が形成されている
上記(1)に記載の表示装置。
(3)
前記第2の基板と前記第3の基板との間に、2次元表示用の画像と3次元表示用の複数の視点画像とを切り替え表示する表示部が形成され、
前記第1の基板と前記第2の基板との間に、前記2次元表示用の画像を透過すると共に、前記複数の視点画像を異なる方向に分離するパララックス部が形成されている
上記(1)に記載の表示装置。
(4)
前記パララックス部は、前記表示部に前記2次元表示用の画像が表示された場合には、前記第1の液晶層の全体に電界を印加し、
前記表示部に前記3次元表示用の画像が表示された場合には、部分的に前記第1の液晶層に電界を印加し、光を透過する開口部が部分的に形成されるようにする
上記(3)に記載の表示装置。
(5)
前記第2の偏光板の偏光度は97%以上である
上記(1)ないし(4)のいずれか1つに記載の表示装置。
(6)
前記第2の偏光板は、塗布型偏光板である
上記(1)ないし(5)のいずれか1つに記載の表示装置。
(7)
前記第1の液晶層と前記第1の基板との間に配置された第1の電極層と、
前記第1の液晶層と前記第2の基板との間に配置された第2の電極層とをさらに備えた
上記(1)ないし(6)のいずれか1つに記載の表示装置。
(8)
表示装置を含み、
前記表示装置は、
観察側から順に配置された、第1の基板、第2の基板および第3の基板と、
前記第1の基板と前記第2の基板との間に配置された第1の液晶層と、
前記第2の基板と前記第3の基板との間に配置された第2の液晶層と、
前記第1の基板に対して観察側に配置され、第1の偏光軸を有する第1の偏光板と、
前記第1の液晶層と前記第2の基板との間に配置され、第2の偏光軸を有する第2の偏光板と、
前記第3の基板に対して観察側とは反対側に配置され、第3の偏光軸を有する第3の偏光板と
を備え、
前記第1の偏光軸と前記第2の偏光軸とが互いに平行であり、前記第3の偏光軸が前記第1の偏光軸および前記第2の偏光軸に対して直交している
電子機器。
1…表示部、2…パララックス部、10…第1の液晶層、10L…左眼、10R…右眼、11…画素、12…TN配向液晶、13…VA配向液晶、14…ECB配向液晶、20…第2の液晶層、21…開口部、22…遮蔽部、31…上側透明基板(第1の基板)、32…中間透明基板(第2の基板)、32A…下側透明基板、32B…上側透明基板、33…下側透明基板(第3の基板)、40…接着層、41…上側透明電極層(第1の電極層)、42…下側透明電極層(第2の電極層)、43…上側透明電極層、44…下側透明電極層、51…第1の偏光板、52…第2の偏光板、53…第3の偏光板、61…第1の偏光軸、62…第2の偏光軸、63…第3の偏光軸、71…第1の配向軸、72…第2の配向軸、80…バックライト、200…映像表示画面部、210…フロントパネル、220…フィルターガラス。

Claims (8)

  1. 観察側から順に配置された、第1の基板、第2の基板および第3の基板と、
    前記第1の基板と前記第2の基板との間に配置された第1の液晶層と、
    前記第2の基板と前記第3の基板との間に配置された第2の液晶層と、
    前記第1の基板に対して観察側に配置され、第1の偏光軸を有する第1の偏光板と、
    前記第1の液晶層と前記第2の基板との間に配置され、第2の偏光軸を有する第2の偏光板と、
    前記第3の基板に対して観察側とは反対側に配置され、第3の偏光軸を有する第3の偏光板と
    を備え、
    前記第1の偏光軸と前記第2の偏光軸とが互いに平行であり、前記第3の偏光軸が前記第1の偏光軸および前記第2の偏光軸に対して直交している
    表示装置。
  2. 前記第2の基板と前記第3の基板との間に、複数の視点画像を表示する表示部が形成され、
    前記第1の基板と前記第2の基板との間に、前記表示部に表示された前記複数の視点画像を異なる方向に分離するパララックス部が形成されている
    請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記第2の基板と前記第3の基板との間に、2次元表示用の画像と3次元表示用の複数の視点画像とを切り替え表示する表示部が形成され、
    前記第1の基板と前記第2の基板との間に、前記2次元表示用の画像を透過すると共に、前記複数の視点画像を異なる方向に分離するパララックス部が形成されている
    請求項1に記載の表示装置。
  4. 前記パララックス部は、前記表示部に前記2次元表示用の画像が表示された場合には、前記第1の液晶層の全体に電界を印加し、
    前記表示部に前記3次元表示用の画像が表示された場合には、部分的に前記第1の液晶層に電界を印加し、光を透過する開口部が部分的に形成されるようにする
    請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記第2の偏光板の偏光度は97%以上である
    請求項1に記載の表示装置。
  6. 前記第2の偏光板は、塗布型偏光板である
    請求項1に記載の表示装置。
  7. 前記第1の液晶層と前記第1の基板との間に配置された第1の電極層と、
    前記第1の液晶層と前記第2の基板との間に配置された第2の電極層とをさらに備えた
    請求項1に記載の表示装置。
  8. 表示装置を含み、
    前記表示装置は、
    観察側から順に配置された、第1の基板、第2の基板および第3の基板と、
    前記第1の基板と前記第2の基板との間に配置された第1の液晶層と、
    前記第2の基板と前記第3の基板との間に配置された第2の液晶層と、
    前記第1の基板に対して観察側に配置され、第1の偏光軸を有する第1の偏光板と、
    前記第1の液晶層と前記第2の基板との間に配置され、第2の偏光軸を有する第2の偏光板と、
    前記第3の基板に対して観察側とは反対側に配置され、第3の偏光軸を有する第3の偏光板と
    を備え、
    前記第1の偏光軸と前記第2の偏光軸とが互いに平行であり、前記第3の偏光軸が前記第1の偏光軸および前記第2の偏光軸に対して直交している
    電子機器。
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