JP2013186211A - 画像形成装置、電力制御方法及び電力制御プログラム - Google Patents

画像形成装置、電力制御方法及び電力制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2013186211A
JP2013186211A JP2012049837A JP2012049837A JP2013186211A JP 2013186211 A JP2013186211 A JP 2013186211A JP 2012049837 A JP2012049837 A JP 2012049837A JP 2012049837 A JP2012049837 A JP 2012049837A JP 2013186211 A JP2013186211 A JP 2013186211A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
forming apparatus
detection
waveforms
detection area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012049837A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Yamazaki
茂 山嵜
Mineo Yamamoto
峰生 山本
Shiro Umeda
史郎 梅田
Kosuke Masumoto
孝介 桝元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2012049837A priority Critical patent/JP2013186211A/ja
Publication of JP2013186211A publication Critical patent/JP2013186211A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】人が単に装置の前を通過するだけの場合を早く判定して、電力供給状態を切り替えることができる画像形成装置等を提供する。
【解決手段】人体検知センサ105aと複眼レンズ105cの各単位レンズ105dによって、水平面内において、画像形成装置1の正面部と平行な方向に一列に配置され、大きさがほぼ同一の複数の赤外線検知エリアa1〜a3が形成される。検知エリアに人が進入する毎に、人体検知センサから1つの波形が出力される。複数の検知エリアのうち、一端側の検知エリアに人が進入して画像形成装置の正面部に至ったときに発生する検知信号の波形数に1を加算した数を基準波形数として、検知エリアに人が進入する毎に検知信号の合計波形数が前記基準波形数に達したかどうかが判断され、検知信号の合計波形数が前記基準波形数に達したと判断された場合は、人が通過したと判定される。
【選択図】 図17

Description

この発明は、人の接近を検知するとともに、自装置の前を人が単に通過したことを検知して、電力供給状態を切り替えることができる画像形成装置、同装置で実行される電力制御方法及び同装置のコンピュータに前記電力制御方法を実行させるための電力制御プログラムに関する。
例えば、コピー機、プリンタ、ファクシミリ、さらにはこれらの装置の機能を集約したMFP(Multi Function Peripherals)と称される多機能デジタル複合機等の画像形成装置には、ユーザーが近づいたときに装置を省電力モードから通常モードに復帰させてウォームアップを行うために、ユーザーが接近したことを検知するための人体検知装置が備えられているものがある。
また、このような人検知装置として、省電力かつ低コストな構成で人体検知が行える焦電型センサ(焦電型赤外線センサともいう)を用いたものが知られている。
この焦電型センサは、センサの検知範囲を人が横断したときの温度変化に基づいて検知を行うが、前記画像形成装置に搭載する場合は、装置を使用するために接近する人(ユーザー)の移動方向とセンサとがほぼ向き合う状態となるように、センサが装着されることから、人が接近しても検知範囲の温度変化が小さく検知感度が悪くなる。また、どの位置から人が接近しているか、あるいは止まっているか等の検出はできない。
そこで、これらの問題を解決するために、特許文献1には、センサを斜め上方に向けて配置することで、レンズの配光が遠距離から近距離になるにつれ徐々に小さくなるように設定するとともに、センサの出力から得られる時間若しくは周波数から人の位置や移動方向を検出するものが提案されている。
また、特許文献2には、定着部でのウォームアップタイム短縮と省エネルギの両方を満足させるため、通常待機モードと余熱モードをタイマー及び人体検出手段によって切り替え制御を行う画像形成装置が提案されている。
特開平6−43025号公報 特開平6−324532号公報
ところで、人体検知センサにより人が接近したことを検知して、装置を省電力モードから通常モードに復帰させてウォームアップを行ったとしても、その人は単に装置の前を通過するに過ぎない可能性もある。この場合、人が単に装置の前を通過するだけの場合を早く判定できれば、再度、省エネルギモードに切り替えることができ、その分電力消費を抑制することができる。
しかしながら、人体検知装置を備えた従来の画像形成装置では、人体検知装置から出力が生じなくなったことを確認して、人が通過したことを判定していたため、再度、省エネルギモードに切り替えるタイミングが遅くなり、その分電力消費が多いという欠点があった。
なお、前述した特許文献1及び2に記載の技術では、人が単に装置の前を通過するだけの場合を早く判定することに対しての技術的対策は存在しなかった。
この発明は、このような技術的背景に鑑みてなされたものであって、人が単に装置の前を通過するだけの場合を早く判定して、電力供給状態を切り替えることができる画像形成装置及び同装置で実行される電力制御方法を提供し、さらには画像形成装置のコンピュータに前記電力制御方法を実行させるための電力制御プログラムを提供することを課題とする。
上記課題は、以下の手段によって解決される。
(1)画像形成装置本体に装着されるとともに、入射する赤外線の変化量に応じて出力を発生する焦電型センサからなる人体検知センサと、前記人体検知センサを被覆するとともに、レンズ内に赤外線を集光する複数の単位レンズが形成された複眼レンズであって、水平面内において、各単位レンズによって画像形成装置の正面部と平行な方向に一列に配置され、大きさがほぼ同一の複数の赤外線検知エリアを形成する複眼レンズと、前記赤外線検知エリアに人が進入する毎に1つの波形を出力する前記人体検知センサの検知信号における前記波形の有無を監視するとともに、前記複数の検知エリアのうち、一端側の検知エリアに人が進入して画像形成装置の正面部に至ったときに発生する前記検知信号の波形数に1を加算した数を基準波形数として、前記人体検知センサから出力された検知信号の合計波形数が前記基準波形数に達したかどうかを判断する出力監視手段と、画像形成装置の各部へ電力を供給するとともに、出力監視手段が検知信号の1つ目の波形を検出したときに、画像形成装置の各部への電力供給モードを第1のモードから第2のモードへ切り替え、前記出力監視手段により、人体検知センサから出力された検知信号の合計波形数が前記基準波形数に達したと判断された場合は、電力供給モードを再度切り替える電力制御手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
(2)前記複眼レンズによって、水平面内において、画像形成装置と前記複数の赤外線検知エリアとの間に1列又は複数列にわたって複数の赤外線検知エリアが形成されるとともに、画像形成装置に近い列の赤外線検知エリアに人が進入するほど、前記人体検知センサからピーク値の大きな波形の検知信号が出力されるものとなされており、前記出力監視手段は、人が外側の列の赤外線検知エリアから内側の列の赤外線検知エリアに進入したことを検知信号の波形の大きさの変化から判定するとともに、外側の列の赤外線検知エリアから内側の列の赤外線検知エリアに進入した回数を前記基準波形数に加算して補正基準波形数とし、前記人体検知センサから出力された検知信号の合計波形数が前記補正基準波形数に達したかどうかを判断し、前記補正基準波形数に達したと判断された場合に、前記電力制御手段が電力供給モードを切り替える前項1に記載の画像形成装置。
(3)前記複眼レンズによって、水平面内において、画像形成装置と前記複数の赤外線検知エリアとの間に1列又は複数列にわたって複数の赤外線検知エリアが形成されるとともに、画像形成装置に近い列の赤外線検知エリアに人が進入するほど、前記人体検知センサからピーク値の大きな波形の検知信号が出力されるものとなされており、前記出力監視手段は、人が外側の列の赤外線検知エリアから内側の列の赤外線検知エリアに進入したことを検知信号の波形の大きさの変化から判定するとともに、外側の列の赤外線検知エリアから内側の列の赤外線検知エリアに進入したときに前記人体検知センサから出力された検知信号については、検知信号の合計波形数に含めることなく、検知信号の合計波形数が前記基準波形数に達したかどうかを判断する前項1に記載の画像形成装置。
(4)前記出力監視手段により、人が外側の列の赤外線検知エリアから内側の列の赤外線検知エリアに進入したことが判定された場合、前記前記電力制御手段が電力供給モードを第2のモードから第3のモードへ切り替える前項2または3に記載の画像形成装置。
(5)画像形成装置本体に装着されるとともに、入射する赤外線の変化量に応じて出力を発生する焦電型センサからなる人体検知センサと、前記人体検知センサを被覆するとともに、レンズ内に赤外線を集光する複数の単位レンズが形成された複眼レンズであって、水平面内において、各単位レンズによって画像形成装置の正面部と平行な方向に一列に配置され、大きさがほぼ同一の複数の赤外線検知エリアを形成する複眼レンズと、を備えた画像形成装置の電力制御方法であって、前記赤外線検知エリアに人が進入する毎に1つの波形を出力する前記人体検知センサの検知信号における前記波形の有無を監視するとともに、前記複数の検知エリアのうち、一端側の検知エリアに人が進入して画像形成装置の正面部に至ったときに発生する前記検知信号の波形数に1を加算した数を基準波形数として、前記人体検知センサから出力された検知信号の合計波形数が前記基準波形数に達したかどうかを判断する出力監視ステップと、画像形成装置の各部へ電力を供給するとともに、出力監視ステップにおいて検知信号の1つ目の波形が検出されたときに、画像形成装置の各部への電力供給モードを第1のモードから第2のモードへ切り替え、前記出力監視ステップにおいて、人体検知センサから出力された検知信号の合計波形数が前記基準波形数に達したと判断された場合は、電力供給モードを再度切り替える電力制御ステップと、を備えたことを特徴とする画像形成装置における電力制御方法。
(6)画像形成装置本体に装着されるとともに、入射する赤外線の変化量に応じて出力を発生する焦電型センサからなる人体検知センサと、前記人体検知センサを被覆するとともに、レンズ内に赤外線を集光する複数の単位レンズが形成された複眼レンズであって、水平面内において、各単位レンズによって画像形成装置の正面部と平行な方向に一列に配置され、大きさがほぼ同一の複数の赤外線検知エリアを形成する複眼レンズと、を備えた画像形成装置のコンピュータに、前記赤外線検知エリアに人が進入する毎に1つの波形を出力する前記人体検知センサの検知信号の前記波形の有無を監視するとともに、前記複数の検知エリアのうち、一端側の検知エリアに人が進入して画像形成装置の正面部に至ったときに発生する前記検知信号の波形数に1を加算した数を基準波形数として、前記人体検知センサから出力された検知信号の合計波形数が前記基準波形数に達したかどうかを判断する出力監視ステップと、画像形成装置の各部へ電力を供給するとともに、出力監視ステップにおいて検知信号の1つ目の波形が検出されたときに、画像形成装置の各部への電力供給モードを第1のモードから第2のモードへ切り替え、前記出力監視ステップにおいて、人体検知センサから出力された検知信号の合計波形数が前記基準波形数に達したと判断された場合は、電力供給モードを再度切り替える電力制御ステップと、を実行させるための電力制御プログラム。
前項(1)に記載の発明によれば、人体検知センサと複眼レンズの各単位レンズによって、水平面内において、画像形成装置の正面部と平行な方向に一列に配置され、大きさがほぼ同一の複数の赤外線検知エリアが形成されており、赤外線検知エリアに人が進入する毎に、人体検知センサから1つの波形が出力される。この人体検知センサの波形の有無が出力監視手段により監視されるとともに、複数の検知エリアのうち、一端側の検知エリアに人が進入して画像形成装置の正面部に至ったときに発生する前記検知信号の波形数に1を加算した数を基準波形数として、前記人体検知センサから出力された検知信号の合計波形数が前記基準波形数に達したかどうかが判断される。そして、1つ目の波形が検出されたときに、画像形成装置の各部への電力供給モードが第1のモードから第2のモードへ切り替えられ、人体検知センサから出力された検知信号の合計波形数が前記基準波形数に達したと判断された場合は、人が通過したと判定され、電力供給モードが再度切り替えられる。
このように、水平面内において一列状に配置された複数の検知エリアのうち、一端側の検知エリアから人が進入して画像形成装置の正面部に至ったときに発生する前記検知信号の波形数に1を加算した数を基準波形数として、前記人体検知センサから出力された検知信号の合計波形数が前記基準波形数に達したことにより、人が通過したものと判定されるから、従来のように、人体検知装置から出力が生じなくなったことを確認する必要はなくなり、このため再度省エネルギモードに切り替えるタイミングを早めることができ、その分電力消費を抑制することができる。
前項(2)に記載の発明によれば、複眼レンズによって、画像形成装置と前記複数の赤外線検知エリアとの間に1列又は複数列にわたって複数の赤外線検知エリアが形成されるとともに、画像形成装置に近い列の赤外線検知エリアに人が進入するほど、前記人体検知センサからピーク値の大きな波形が出力されるものとなされている場合であっても、外側の列の赤外線検知エリアから内側の列の赤外線検知エリアに進入した回数を前記基準波形数に加算して補正基準波形数とし、人体検知センサから出力された検知信号の合計波形数が前記補正基準波形数に達したかどうかを判断することにより、人が通過したものと判定することができる。
前項(3)に記載の発明によれば、前記複眼レンズによって、画像形成装置と前記複数の赤外線検知エリアとの間に1列又は複数列にわたって複数の赤外線検知エリアが形成されるとともに、画像形成装置に近い列の赤外線検知エリアに人が進入するほど、前記人体検知センサからピーク値の大きな波形が出力されるものとなされている場合であっても、人が外側の列の赤外線検知エリアから内側の列の赤外線検知エリアに進入したことを検知信号の大きさの変化から判定するとともに、外側の列の赤外線検知エリアから内側の列の赤外線検知エリアに進入したときに前記人体検知センサから出力された波形については、検知信号の合計波形数に含めることなく、検知信号の合計波形数が前記基準波形数に達したかどうかを判断することで、人が通過したものと判定することができる。
前項(4)に記載の発明によれば、人が外側の列の赤外線検知エリアから内側の列の赤外線検知エリアに進入したことが判定された場合、電力供給モードが第2のモードから第3のモードへ切り替えられるから、より細かい電力供給制御を行うことができる。
前項(5)に記載の発明によれば、従来のように、人体検知装置から出力が生じなくなったことを確認することなく、人が通過したものと判定することができるから、再度省エネルギモードに切り替えるタイミングを早めることができ、その分電力消費を抑制することができる。
前項(6)に記載の発明によれば、従来のように、人体検知装置から出力が生じなくなったことを確認することなく、人が通過したものと判定することができる処理を、画像形成装置のコンピュータに実行させることができる。
この発明の一実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。 同じく電気的構成を示すブロック図である。 人体検知センサ装置の平面図である。 画像形成装置の側面を見たときの人体検知センサ装置の向きと検知エリアを概略的に示す図である。 画像形成装置の正面斜め上方から見たときの検知エリアを概略的に示す図である。 人が画像形成装置に接近するときの検知エリアと検知センサの出力波形との関係を示す図である。 人が画像形成装置と平行に検知エリアを横断するときの検知エリアと検知センサの出力波形との関係を示す図である。 人が検知エリア内で立ち止まったときの検知エリアと検知センサの出力波形との関係を示す図である。 人が検知エリアを斜めに横断したときの検知エリアと検知センサの出力波形との関係を示す図である。 同じく、人が検知エリアを斜めに横断したときの検知エリアと検知センサの出力波形との関係を示す図である。 検知エリア列が1列の場合の通過判定処理を説明するための図である。 検知エリア列が2列の場合の通過判定処理を説明するための図である。 検知エリア列が3列の場合の通過判定処理を説明するための図である。 本実施形態の効果を説明するための図である。 人の接近を検知する処理を示すフローチャートである。 通過判定処理のための初期設定を行う動作を示すフローチャートである。 通過判定処理を示すフローチャートである。
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る画像形成装置1の概略構成図、図2は同じく電気的構成を示すブロック図である。
図1及び図2に示されるように、画像形成装置1は、画像処理ブロック100、エンジン制御ブロック101、操作パネル部102、画像読み取り部103、電源制御ブロック104、人体検知センサ装置105等を備えている。なお、画像形成装置1として、この実施形態では多機能デジタル複合機であるMFPが用いられている。
画像処理ブロック100は、ネットワーク2を通じて入力されあるいは画像読み取り部103から入力された画像データを処理するものであり、ネットワーク2との間で通信を行う通信部100a、入力された画像データやその他のデータを記憶するハードディスク装置等からなるデータ記憶部100b、入力された画像データに対して所定の処理を実行する画像処理部100c、制御部(CPU)100dなどを備えている。なお、制御部100dは、エンジン制御ブロック101や電源制御ブロック104の制御部等と協働して、画像処理ブロック100内の各部や画像読み取り部103、さらには操作パネル部102を制御するものである。
エンジン制御ブロック101は、画像形成部101a、制御部(CPU)101b、ROM101c、RAM101dを備えている。
画像形成部101aは、画像データを用紙に印字するための構成要素であり、図示しない感光体ドラム、現像ユニット、耐電ユニット、転写ベルト、トナーカートリッジ、用紙の給紙搬送部、定着部等からなる。
制御部101bは画像処理ブロック100の制御部100dや電源制御ブロック104の制御部104a等と協働して、画像形成部101aを制御するものであり、ROM101cは制御部101bのCPUを動作させるための動作プログラムを記憶するものであり、RAM101dは前記CPUが動作する際の作業領域を提供するものである。
操作パネル部102は、ユーザーが画像形成装置1の使用に際して種々の機能の設定操作を行ったり、装置状態やメッセージを表示するためのものである。
画像読み取り部103は、原稿の画像を読み取って電子データである画像データに変換するものである。
電源制御ブロック104は、交流商用電源を直流に変換する図示しない電源装置と、制御部(CPU)104aを備えている。この制御部104aは、画像形成装置1の各部へ電力を供給するとともに、画像形成装置1の負荷状態に応じて供給電力を制御する他、この実施形態では、人体検知センサ105aの出力に基づいて、画像形成装置1の各部への電力供給モードを複数のモードに切り替える。これらの電力供給モードは、画像処理ブロック100、エンジン制御ブロック101、操作パネル部102等への電力供給のオン/オフの組み合わせにより異なるが、詳細については後述する。
人体検知センサ装置105は、図3に示すように、基板105b上に配置された人体検知センサ105aと、人体検知センサ105aを被覆する態様で基板105bに設けられるとともに、縦横方向にほぼ同一の大きさの多数の単位レンズ105dが形成されたフルネルレンズからなる複眼レンズ105cとを備えている。
前記人体検知センサ105aは、入射する赤外線の変化量に応じて出力を発生する正負電極対を有する焦電型センサからなる。この実施形態では逆電位を発生する2組の焦電電極から構成されるセンサが用いられている。この場合、2組の焦電電極からの各出力の絶対値を加算してセンサ出力としても良いし、各出力の絶対値の平均値をセンサ出力としても良いし、何れか一方のみの出力を用いても良い。なお、センサ(焦電電極)の個数や構成は限定されることはない。
上記構成の人体検知センサ装置105は、図1に示されるように、画像形成装置本体1の正面パネル11の下部に、図4に示されるように、センサ中心が斜め上を向くように取り付けられている。このような複眼レンズ105cを有する人体検知センサ装置105の取付により、図4に示すように、人体検知センサ装置から斜め上方に向かって放射状に広がり遠くのエリアほどレンズの配光面積が大きくなる赤外線検知エリア10が、単位レンズ105dの数だけ形成されている。従って、このような検知エリア10は、人の画像形成装置1への接近方向を包含する水平面内においては、図4及び図5に示すように、画像形成装置の正面パネルと平行な方向に延びた検知エリア列a〜cが、画像形成装置の接離方向に複数列形成された状態となっている。また、各検知エリア列a〜cにおいては、ほぼ同一の大きさの検知エリア(セグメントともいう)がそれぞれ複数個配置されており、画像形成装置1の接離方向においては、画像形成装置1に接近するほど検知エリアの面積が小さくなっている。
なお、この実施形態では、水平面内において、画像形成装置1の離間側から画像形成装置1に向かって3列の検知エリア列a〜cが形成され、各検知エリア列a〜cの検知エリアの数がそれぞれ3個であるものとして説明する。以下、水平面内における最外側の検知エリア列aの3個の検知エリアをa1〜a3、中央の検知エリア列bの3個の検知エリアをb1〜b3、最内側の検知エリアをc1〜ca3と記す。
また、この実施形態では、オフィス内の人の歩行速度+αである4.8km/時の速度で、身長Hが170cmの人が画像形成装置1に接近したときに、画像形成装置1への到着2秒前の画像形成装置1までの距離Lが2.5mの位置で、その人の顔を最外側の検知エリア列aの検知エリアa1で検知できるように設定されている。
次に、図1及び図2に示した画像形成装置1において、人が検知エリアの外側から画像形成装置1に接近したときの動作を、図6を参照して説明する。
人が遠方から最外側の検知エリア列aにおける検知エリアa1〜a3のいずれかに進入すると、人体の赤外線を受けて人体検知センサ105aから電圧(検知信号)が出力される。
前述したように、人体検知センサ105aは焦電型素子を使用しており、赤外線の移動に伴う入力があるとオフセット電圧に対しプラス→マイナス(又はマイナス→プラス)の出力があり、移動がなくなると出力が収束する特性を持つ。これにより、ユーザーの移動を検知して各検知エリアa1〜a3、b1〜b3、c1〜c3の各面積に応じた周期の波形が出力される。
人が更に接近して検知エリア列bの検知エリアb1〜b3へ進入すると、検知エリアa1〜a3よりピーク値の大きな出力が出る。これは赤外線強度が距離の2乗に反比例することと、検知エリアの面積に対する人の顔の大きさの割合が大きくなるためである。また、検知エリアが狭くなるため出力の周期が短くなる(周波数が高くなる)。
人が更に接近し、最内側の検知エリア列cの検知エリアc1〜c3へ進入すると更に距離が近くエリアが狭くなり、検知エリアb1、b2よりピーク値が大きく周期が短い波形となる。
ユーザーが検知エリア列a〜cのうち、どの検知エリア列の検知エリアに進入したかは、人体検知センサ105aから出力される波形の大きさを検出することにより判断される。たとえば、波形が、予め設定された第1の閾値よりも大きく、第2の閾値以下のときは、検知エリア列aの検知エリアa1〜a3に進入したと判断され、第2の閾値よりも大きく第3の閾値以下のときは、検知エリア列bの検知エリアb1〜b3に進入したと判断され、第3の閾値よりも大きい場合は、検知エリア列cの検知エリアc1〜c3に進入したと判断される。
人が検知エリア外にいる場合は、画像形成装置1の電力供給モードは最小電力供給モードである省電力モードとし、画像処理ブロック100、エンジン制御ブロック101及び操作パネル部102に電力供給を行わない。人が最外側の検知エリア列aにおける検知エリアa1〜a3のいずれかに進入すると画像形成装置1を使用する可能性があるため、省電力モードから画像処理ブロック100の各部のみを復帰させる。これは、制御部(CPU)100dの復帰に時間がかかるためである。
人が更に検知エリア列bの検知エリアb1〜b3へ進入した場合、画像形成装置1への接近と判断し、画像形成装置1を使用する可能性が更に高くなったと判断して、エンジン制御ブロック101の各部及び操作パネル部102も省電力モードから復帰させる。ただし、このときは制御部(CPU)101bの復帰のみで、エンジン制御部101のモーター等については動作を行わせず、操作パネル部102は表示を点灯させない。
最終的に検知エリア列cの検知エリアc1〜c3へ進入したら、操作パネル部102の表示を点灯してユーザーが操作パネル部102に触れたら直ちに使用可能とする。
一方、人が画像形成装置1と平行に移動し、例えば図7の矢印X1,X2で示すように、検知エリア列aの各検知エリアa1〜a3や検知エリア列bの各検知エリアb1〜b3を横断する場合、横断方向の検知エリアa1〜a3あるいはb1〜b3の面積は変わらないため、人体検知センサ105aからの検知信号S1あるいはS2の各波形もほぼ同じであり、波形の周期も移動速度に応じ一定となる。横断の場合も接近の場合と同様に、人が検知エリア列aの端部の検知エリアa1またはa3に進入すると、画像処理ブロック100、エンジン制御ブロック101等が省エネモードから復帰するが、画像形成装置1の全体が起動されることはない。
また、ユーザーが検知エリアa〜c内で停止した状態では、例えば図8に示すように、検知エリアb1〜b3に進入後立ち止まったとすると、図8に破線で示すように、検知エリアb1〜b3への進入によって発生した出力がオフセット電圧になかなか戻らず、次の出力波形のピークが次の閾値を超えることはなく、あるいは一定時間内に次の出力波形も生じない。この実施形態では、人が各検知エリア内で立ち止まった場合も省電力モードに切り替えられるものとなされている。
このような制御を行うことにより、必要最小限の電力供給でユーザーの利便性を確保できる。
また、図9の矢印X3で示すように、人が検知エリア列を斜めに横断する場合も、人が各検知エリアに移動するたびに、人体検知センサ105aから各検知エリアに応じた検知信号S3が出力される。図9の例では、人が検知エリアa1、a2、a3、b3を横断して移動しており、検知エリアa1、a2、a3に対応して、第1の閾値を超えるが第2の閾値を超えない出力が発生し、検知エリアb3に対応して、第2の閾値を超えるが第3の閾値を超えない出力が発生している。ただし、検知エリアa3と検知エリアb3に進入した時間にさほど差がないため、検知エリアa3と検知エリアb3に関しては、検知エリアa3に基づく出力と検知エリアb3に基づく出力を合成した出力波形となる。
同様に、図10の矢印X4で示すように、人が検知エリアa1、a2、b2、b3、c3を横断して移動した場合、検知エリアa1、a2に対応して、第1の閾値を超えるが第2の閾値を超えない出力が発生し、検知エリアb2,b3に対応して、第2の閾値を超えるが第3の閾値を超えない出力が発生し、検知エリアc3に対応して、第3の閾値を超える出力が発生している。ただし、検知エリアa2と検知エリアb2に進入した時間、検知エリアb3と検知エリアc3に進入した時間にそれぞれさほど差がないため、検知エリアa2と検知エリアb2に関しては、検知エリアa2に基づく出力と検知エリアb2に基づく出力を合成した波形となり、検知エリアb3と検知エリアc3に関しては、検知エリアb3に基づく出力と検知エリアc3に基づく出力を合成した波形となる。
ところで、前述したように、人が画像形成装置1と平行に移動し例えば検知エリア列aの各検知エリアa1〜a3を横断する場合や各検知エリア列を斜めに横断する場合、換言すれば人が画像形成装置1の前を単に通過するにすぎない場合も、人が検知エリア列aの端部の検知エリアa1またはa3に進入すると、画像処理ブロック100、エンジン制御ブロック101等が省エネモードから復帰する。しかしながら、人が単に通過する場合は、速やかに省エネモードに復帰させることが電力消費の抑制の観点から望ましい。
そこで、この実施形態では、人が単に通過する場合を早期に判定して、速やかに省エネモードに復帰させることができるものとなされている。
説明を簡単にするため、図11に示すように、検知エリアが1個の検知エリア列aの3個の検知エリアa1〜a3のみである場合を考える。
図11の矢印X5で示すように、人が画像形成装置1の側方から検知エリア列aの端部の検知エリアa1に進入したものとする。画像形成装置1を使用する場合、検知エリアa1に進入した人は、画像形成装置1の正面の検知エリアa2に移動するが、検知エリアa3には移動しない。このため、人体検知センサ105からは2個の波形からなる検知信号が出力される。また、検知エリアa1への進入に基づいて、画像形成装置1の電力供給モードは、省電力モードから画像処理ブロック100の各部のみを復帰させたモードとなる。
一方、画像形成装置1の前を単に通過する人は、検知エリアa3に移動することから、人体検知センサ105aから3個の波形からなる検知信号が出力される。
従って、人体検知センサ105aから3個の波形からなる検知信号が出力されると、通過と判断することができる。つまり、複数の検知エリアa1〜a3のうち、一端側の検知エリアa1に人が進入して画像形成装置1の正面部の検知エリアa2に至ったときに発生する検知信号の波形数(上述の例では2)に1を加えた数(上述の例では3)を基準波形数として、人体検知センサ105aから出力された検知信号の波形数が前記基準波形数に達した場合は、単に通過していると判定することができる。
そして、単に通過していると判定された場合は、画像形成装置1への電力供給モードが再度省エネモードに変更される。
次に、図12に示すように、検知エリア列がa、b2列の場合を考える。
ここで、画像形成装置1を使用するために、矢印X6で示すように、人が外側の検知エリア列aにおける一端の検知エリアa1に進入したのち画像形成装置1の正面の検知エリアa2に進み、さらに内側の検知エリア列bの中央の検知エリアb2に移動したとする。この場合、人体検知センサ105aからは3個の波形からなる検知信号が出力され、3個目の波形は検知エリアb2によるものであるから、その前の検知エリアa1及びa2による2個の波形よりもピーク値の大きなものとなる。また、検知エリアb2への移動に基づいて、エンジン制御ブロック101の各部及び操作パネル部102も省電力モードから復帰させる。
また、検知エリアa2から検知エリアb2へと内側の検知エリア列に進入したため、検知エリア列が1つのみの場合の基準波形数(この例では3)に1を加算し、補正基準波形数(この例では4)とする。
そして、人体検知センサ105aから出力される検知信号の波形数が補正基準波形数に達したとき、換言すれば4個目の波形がその波形を検出するための閾値を超え、次の閾値を超えることなく信号レベルが低下して閾値を下回ることにより、4個目の波形が確定したときに、人が単に通過していると判定される。ちなみに、検知エリアb2に進入した人がさらに横の検知エリアb3に移動したときは、4個目の波形が出力され、単に通過していると判定される。
そして、単に通過していると判定された場合は、画像形成装置1への電力供給モードが再度省エネモードに変更される。
また、図12の矢印X7で示すように、画像形成装置1を使用するためにエリア列aの検知エリアa1から進入した人が、検知エリアa1及びb1を斜めに横断して画像形成装置1の正面の検知エリアb2に到着した場合も、同様に3個の波形からなる検知信号が出力され、波形数が3個を超えることはない。
一方、エリア列a及びbを斜めに横断して画像形成装置1の前を通過する場合も、同様に考えることができる。例えば、図12の矢印X8で示すように、検知エリアa1、a2、b2、b3を通過して斜めに横断した場合、人体検知センサ105aから合計4個の波形を持った検知信号が出力され、各閾値に基づいて各波形が検出される。また、検知エリアb2に進入するとピーク値の大きな検知信号となるから、単なる通過かどうかを判定するための基準波形数を補正して補正基準波形数を4に設定する。従って、検知エリアb3に進入したときに、人体検知センサ105からの検知信号の合計波形数が補正基準波形数4に達するから、単なる通過と判定され、画像形成装置1への電力供給モードが切り替えられる。
次に、図13に示すように、検知エリア列がa〜cの3列の場合を考える。
ここで、画像形成装置1を使用するために、矢印X9で示すように、人が外側の検知エリア列における一端の検知エリアa1に進入したのち画像形成装置1の正面の検知エリアa2に進み、さらに内側の検知エリア列bの中央の検知エリアb2に進入したのち、さらに内側の検知エリア列cの中央の検知エリアc2に進入したとする。この場合、人体検知センサ105aからは4個の波形からなる検知信号が出力され、3個目の検知信号は検知エリアb2によるものであるから、その前の検知エリアa1及びa2による2個の波形よりもピーク値の大きなものとなり、4個目の波形は検知エリアc2によるものであるから、その前の検知エリアb2による波形よりもピーク値の大きなものとなる。また、検知エリアb2への進入に基づいて、エンジン制御ブロック101の各部及び操作パネル部102も省電力モードから復帰させ、検知エリアc2への進入に基づいて操作パネル部102の表示を点灯する。
また、検知エリアa2から検知エリアb2へと内側の検知エリア列に進入し、さらに内側の検知エリア列cの検知エリアc2へと進入したため、検知エリア列が1つのみの場合の基準波形数(この例では3)に2を加算し、補正基準波形数(この例では5)とする。
そして、人体検知センサ105aから出力される検知信号の波形数が補正基準波形数に達したとき、換言すれば5個目の波形がその信号を検出するための閾値を超え、次の閾値を超えることなく信号レベルが低下して閾値を下回ることにより、5個目の波形が確定したときに、人が単に通過していると判定される。ちなみに、検知エリアc2に進入した人がさらに横の検知エリアc3に移動したときは、5個目の検知信号が出力され、単に通過していると判定される。
そして、単に通過していると判定された場合は、画像形成装置1への電力供給モードが再度省エネモードに変更される。
また、図13の矢印X10で示すように、画像形成装置1を使用するためにエリア列aの検知エリアa1から進入した人が、検知エリアb1及びc1を斜めに横断して画像形成装置1の正面の検知エリアc2に到着した場合も、同様に4個の波形からなる検知信号が出力され、波形数が4個を超えることはない。
一方、検知エリア列a〜cを人が斜めに横断して画像形成装置1の前を通過する場合も、同様に考えらることができる。例えば、図13の矢印X11で示すように、検知エリアa1、a2、b2、c2、c3を通過して斜めに横断した場合、人体検知センサ105aから合計5個の波形を持った検知信号が出力され、各閾値に基づいて各波形が検出される。また、検知エリアb2に進入するとピーク値の大きな検知信号となり、検知エリアc2に進入するとさらにピーク値の大きな検知信号となるから、単なる通過かどうかを判定するための基準波形数を補正して補正基準波形数を5に設定する。従って、検知エリアc3に進入したときに、人体検知センサ105aからの検知信号の合計波形数が補正基準波形数5に達するから、単なる通過と判定され、画像形成装置1への電力供給モードが切り替えられる。
このように、人が画像形成装置の前を単に通過しているかどうかを判定するための基準波形数又は補正基準波形数を設定し、人体検知センサ105aからの検知信号の波形数の合計値が、基準波形数又は補正基準波形数に達すると、単なる通過と判定するから、従来のように、人体検知センサ105から出力が生じなくなったことを確認する必要はなくなり、このため再度省エネルギモードに切り替えるタイミングを早めることができ、その分電力消費を抑制することができる。
ちなみに、図12の矢印X8で示した例では、同図及び図14(a)にハッチングを付した○印で示すように、検知エリアb3への移動に基づいて単なる通過と判定され、白抜き丸印で示した従来の通過判定タイミングよりも早く通過を判定できる。一方、図13の矢印X11で示した例では、同図及び図14(b)にハッチングを付した○印で示すように、検知エリアc3への移動に基づいて単なる通過と判定され、白抜き丸印で示した従来の通過判定タイミングよりも早く通過を判定できる。
なお、上記実施形態では、内側の検知エリア列の検知エリアに人が移動する毎に、補正基準波形数を1ずつ加算したが、基準波形数は補正することなくそのまま(この例では3)にして、内側の検知エリア列の検知エリアに人が移動したときに前記人体検知センサ105から出力された波形については、検知信号の合計波形数に含めることなく、各検知エリア列に添って移動したときに発生した波形のみをカウントし、カウント値が前記基準波形数に達したかどうかを判定しても良い。
例えば図13の矢印X11で示す横断の場合、通過する検知エリアはa1、a2、b2、c2、c3であるから、人体検知センサ105aから合計5個の検知信号が出力されるが、検知エリアa2からb2へ進入したときの波形、及び検知エリアb2からc2へ進入したときの波形については、合計波形数にカウントせず、検知エリアa1、a2、c3のみに基づいて出力された波形をカウントすることで、検知エリアc3に進入したときに3個目の波形が出力されたことになり、基準波形数に達して通過と判定される。
なお、検知エリア列が2個または3個存在する状態で、各検知エリア列のみを横断する場合は、検知エリア列が1個の場合と同様にして通過判定を行えば良く、検知エリア列が3個存在する状態で、2個の検知エリア列を横断する場合は、検知エリア列が2個の場合の横断と同様にして通過判定を行えば良い。
また、検知エリア列が4個以上の場合も、検知エリア列が2個又は3個の場合と同様にして、通過判定を行えば良い。
図15は、人が画像形成装置1に接近したことを検知する接近検知処理のサブルーチンを示すフローチャートである。なお、図15以降のフローチャートに示す処理は、制御部104のCPUが図示しない記録媒体に格納された動作プログラムに従って動作することにより実行される。
ステップS101で、制御部104aに接続された人体検知センサ105aの電圧を監視し、ステップS102で、過去のN回平均のデータから最大値及び最小値を除くデータについて、移動平均処理を行いノイズ成分の除去を行う。従って、初回からN回までは次の処理を行うことなく、メインルーチンへ戻る。
ここで、検知エリアa1にユーザーが進入すると、人体検知センサ105aから出力電圧Vaveが発生する。ステップS103では、前回のサンプリング時の出力電圧Vaveが第1の閾値V#th1を超えていたか否かを判断する。この判断は2回連続で行われる。
2回連続で超えていた場合(ステップS103でYES)、ステップS113で、トリガウェイトフラグtrig#wait#flagをクリア(0にセット)したのち、ステップS104に進む。出力電圧Vaveが第1の閾値V#th1を超えていなかった場合(ステップS103でNO)、そのままステップS104に進む。
ステップS104では、トリガウェイトフラグtrig#wait#flagが0か否かを調べ、0でなければ(ステップS104でNO)、ステップS105に進む。0であれば(ステップS104でYES)、ステップS114で、前回のサンプリング時の出力電圧Vaveが第3の閾値V#th3(ただしV#th3>V#th2>V#th1)を超えているかどうかを判断する。
超えている場合(ステップS114でYES)、ステップS115で、trig=3をセットしたのち、ステップS116で、今回のサンプリング時の出力電圧Vaveが第3の閾値V#th3を超えているかどうかを判断する。超えていれば(ステップS116でYES)、ステップS117で、sign=1をセットしたのち、ステップS105に進む。超えていなければ(ステップS116でNO)、そのままステップS105に進む。
前記ステップS114で、前回のサンプリング時の出力電圧Vaveが第3の閾値V#th3を超えていない場合(ステップS114でNO)、ステップS118で、前回のサンプリング時の出力電圧Vaveが第2の閾値V#th2を超えているかどうかを判断する。
超えている場合(ステップS118でYES)、ステップS119で、trig=2をセットしたのち、ステップS120で、今回のサンプリング時の出力電圧Vaveが第2の閾値V#th2を超えているかどうかを判断する。超えていれば(ステップS120でYES)、ステップS121で、sign=1をセットしたのち、ステップS105に進む。超えていなければ(ステップS120でNO)、そのままステップS105に進む。
前記ステップS118で、前回のサンプリング時の出力電圧Vaveが第2の閾値V#th2を超えていない場合(ステップS118でNO)、ステップS122で、出力電圧Vaveが第1の閾値V#th1を超えているかどうかを判断する。
超えている場合(ステップS122でYES)、ステップS123で、trig=1をセットしたのち、ステップS124で、今回のサンプリング時の出力電圧Vaveが第1の閾値V#th1を超えているかどうかを判断する。超えていれば(ステップS124でYES)、ステップS125で、sign=1をセットしたのち、ステップS105に進む。超えていなければ(ステップS124でNO)、そのままステップS105に進む。
前記ステップS122で、前回のサンプリング時の出力電圧Vaveが第1の閾値V#th1を超えていない場合(ステップS122でNO)、ステップS126で、「trig」「sign」をクリア(trig=0、sign=0)したのち、ステップS105に進む。
このようにして、出力電圧Vaveがいずれの閾値を超えているかどうかを判断し、trig=0〜3をセットする。
ステップS105では、サンプリングカウント設定値smpNを「trig」の値に応じて設定する。この実施形態では、trig=1の場合は800ms、trig=2の場合は400ms、trig=3の場合は100msに設定されている。
次いで、ステップS106で、今回の「trig」の値が前回の「trig」の値(last#trig)よりも大きいかどうかを判断する。大きい場合、例えばtrig=0からtrig=1に変化している場合は(ステップS106でYES)、ステップS107でサンプリングカウント(カウント値)N#smpをクリアし、ステップS108でsign=1かどうかを判断する。
sign=1であれば(ステップS108でYES)、ステップS109でセンサの出力値(Vave)が最大値(Vpk)よりも大きい(Vave>Vpk)か否かを判断し、大きい場合は(ステップS109でYES)、ステップS110で出力電圧の最大値Vpk=Vaveとしたのち、ステップS112に進む。大きくなければ(ステップS108でNO)、そのままステップS112に進む。
ステップS108でsign=1でなければ(ステップS108でNO)、ステップS132で、センサの出力値(Vave)が最大値(Vpk)よりも小さい(Vave<Vpk)か否かを判断し、小さい場合は(ステップS109でYES)、ステップS133で出力電圧の最大値Vpk=Vaveとしたのち、ステップS112に進む。小さくなければ(ステップS132でNO)、そのままステップS112に進む。
ステップS106で、今回の「trig」の値が前回の「trig」の値(last#trig)よりも大きくない場合は(ステップS106でNO)、ステップS127に進む。
ステップS127では、今回の「trig」の値が前回の「trig」の値(last#trig)と同じであるかどうかを判断する。同じであれば(ステップS127でYES)、ステップS128で、サンプリングカウント値N#smpをインクリメントしたのち、ステップS129でsign=1かどうかを判断する。
sign=1であれば(ステップS129でYES)、ステップS130でセンサの出力値(Vave)が最大値(Vpk)よりも大きい(Vave>Vpk)か否かを判断し、大きい場合は(ステップS130でYES)、ステップS131で出力電圧の最大値Vpk=Vaveとしたのち、ステップS111に進む。大きくなければ(ステップS130でNO)、そのままステップS111に進む。
ステップS129でsign=1でなければ(ステップS129でNO)、ステップS134で、センサの出力値(Vave)が最大値(Vpk)よりも小さい(Vave<Vpk)か否かを判断し、小さい場合は(ステップS134でYES)、ステップS135で出力電圧の最大値Vpk=Vaveとしたのち、ステップS111に進む。小さくなければ(ステップS134でNO)、そのままステップS111に進む。
ステップS111では、サンプリングカウント値N#smpがサンプリングカウント設定値smpNを超えている(N#smp>smpN)か否かを判断し、超えていれば(ステップS111でYES)、ステップS138で、「trig」と「sign」を「0」にリセットした後、ステップS112に進む。サンプリングカウント値N#smpがサンプリングカウント設定値smpNを超えていなければ(ステップS111でNO)、そのままステップS112に進む。
なお、サンプリングカウント値N#smpがサンプリングカウント設定値smpNを超えていることは、画像形成装置に近付いているユーザーが立ち止まったこと等を意味し、この場合は、後述するように電力供給モードが省電力モードに切り替えられる。
ステップS127において、今回の「trig」の値が前回の「trig」の値(last#trig)よりも小さいかどうか、換言すれば人体検知センサ105aの出力値が閾値を下回ったかどうかを判断する。小さければ(ステップS127でNO)、ステップS136で、波形情報を確定して記憶する。波形情報は、ピーク値V#pk 、最終的にどの閾値を超えていたかを示すtrigの値、閾値を超えていた時間(N#smp)等からなる。
次にステップS137で、サンプリングカウントN#smpをインクリメントするとともに、トリガウェイトフラグtrig#wait#flagを1にセットし、さらに波形が確定したことを示す波形フラグwave#form#flagを1にセットし、最大値Vpkを一定値たとえば1.5にセットしたのち、ステップS112に進む。
ステップS112では、今回の「trig」の値を前回の「trig」の値にセットすることによりトリガ情報を更新し、リターンする。
このような処理により、人が画像形成装置1に接近しているときに、人体検知センサ105aの検知信号がどの閾値を超えた波形であるか、換言すればどの検知エリアまで近付いているかが分かり、また途中で停止したかどうか等がわかる。
図16は、通過判定処理のための初期設定を行う動作を示すフローチャートである。
ステップS201では、基準波形数を、[検知エリア列の検知エリア数(セグメント数)×1/2+1]に設定する。ただし、[検知エリア列の検知エリア数(セグメント数)×1/2+1]が整数でない場合は、その値よりも大きい直近の整数とする。この実施形態では、検知エリア列a〜cの検知エリア数は3個であるから、[検知エリア列の検知エリア数(セグメント数)×1/2+1]の値は3であり、従って基準波形数は3となる。つまり、[検知エリア列の検知エリア数(セグメント数)×1/2+1]の値は、例えば検知エリア列aの一端の検知エリアa1に進入した人が、画像形成装置の正面部まで進んだときに発生する検知信号の波形数に1を加算した数と等しい。
次に、ステップS202で、外側の検知エリア列から内側の検知エリア列に進入した場合、基準波形数の補正が必要となるため第2基準波形数(補正波形数)を設定し、初期値として、ステップS201で設定した基準波形数をセットする。
次に、ステップS203で、比較波形数の初期値として、ステップS201で設定した基準波形数をセットする。
次いで、ステップS204で、通過判定カウンタの初期値をゼロにセットしたのち、ステップS205で、通過フラグを偽(False)にセットする。
図17は、接近を検出された人が画像形成装置の前を単に通過するだけなのか否かを判定する通過判定処理を示すフローチャートである。この処理は画像形成装置の制御サイクルである5ms毎に行われる。
ステップS301で、5ms経過したかどうかを調べ、経過していなければ(ステップS301でNO)、処理を終了する。経過していると(ステップS301でYES)、ステップS302で、図15で示した人体検知センサ105a検知信号の波形の検出と検知エリアの検出の関数を呼び出す。
検知信号の波形を取得できたら、ステップS303で、通過判定カウンタを1加算し、ステップS304で、前回の検知エリア列(last#trig)と今回の検知エリア列(trig)とを比較する。つまり、人が内側の検知エリア列に移動したかどうかを判断する。
内側の検知エリア列に移動していなければ(ステップS304でYES)、ステップS307に進む。移動していれば(ステップS304でNO)、ステップS305で、第2基準波形数(補正基準波形数)に1加算し、ステップS306で、第2基準波形数を比較波形数にセットしたのち、ステップS307に進む。
ステップS307では、通過判定カウンタの値が比較波形数に達したかどうかを判断し、達していなければ(ステップS307でNO)、まだ通過していないから、そのまま処理を終了する。通過判定カウンタの値が比較波形数に達した場合は(ステップS307でYES)、ステップS308で、通過フラグに真(True)をセットする。
制御部104は、このセットされた通過フラグを参照し、電力供給モードを再度省エネモードに切り替える。
なお、基準波形数は補正することなくそのままにして、内側の検知エリア列の検知エリアに人が移動したときに人体検知センサ105aから出力された波形については、合計波形数に含めることなく、各検知エリア列に添って移動したときに発生した波形のみをカウントし、カウント値が前記基準波形数に達したかどうかを判定する場合は、ステップS305及びステップS306の代わりに、通過判定カウンタの値を1減算すればよい。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることはない。
例えば、検知エリア列a〜cの各検知エリア(セグメント)の個数が同じで、列の長さ方向の配置も同じであるものとして説明したが、各検知エリアの個数は異なっていても良いし、列の長さ方向の配置が相違していても良い。
1 画像形成装置
100 画像処理ブロック
101 エンジン制御ブロック
102 操作パネル部
104 電源制御ブロック
104a 制御部
105 人体検知センサ装置
105a 人体検知センサ
105c 複眼レンズ
105d 単位レンズ
a〜c 検知エリア列
a1〜c3 検知エリア

Claims (6)

  1. 画像形成装置本体に装着されるとともに、入射する赤外線の変化量に応じて出力を発生する焦電型センサからなる人体検知センサと、
    前記人体検知センサを被覆するとともに、レンズ内に赤外線を集光する複数の単位レンズが形成された複眼レンズであって、水平面内において、各単位レンズによって画像形成装置の正面部と平行な方向に一列に配置され、大きさがほぼ同一の複数の赤外線検知エリアを形成する複眼レンズと、
    前記赤外線検知エリアに人が進入する毎に1つの波形を出力する前記人体検知センサの検知信号における前記波形の有無を監視するとともに、前記複数の検知エリアのうち、一端側の検知エリアに人が進入して画像形成装置の正面部に至ったときに発生する前記検知信号の波形数に1を加算した数を基準波形数として、前記人体検知センサから出力された検知信号の合計波形数が前記基準波形数に達したかどうかを判断する出力監視手段と、
    画像形成装置の各部へ電力を供給するとともに、出力監視手段が検知信号の1つ目の波形を検出したときに、画像形成装置の各部への電力供給モードを第1のモードから第2のモードへ切り替え、前記出力監視手段により、人体検知センサから出力された検知信号の合計波形数が前記基準波形数に達したと判断された場合は、電力供給モードを再度切り替える電力制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記複眼レンズによって、水平面内において、画像形成装置と前記複数の赤外線検知エリアとの間に1列又は複数列にわたって複数の赤外線検知エリアが形成されるとともに、画像形成装置に近い列の赤外線検知エリアに人が進入するほど、前記人体検知センサからピーク値の大きな波形の検知信号が出力されるものとなされており、
    前記出力監視手段は、人が外側の列の赤外線検知エリアから内側の列の赤外線検知エリアに進入したことを検知信号の波形の大きさの変化から判定するとともに、外側の列の赤外線検知エリアから内側の列の赤外線検知エリアに進入した回数を前記基準波形数に加算して補正基準波形数とし、前記人体検知センサから出力された検知信号の合計波形数が前記補正基準波形数に達したかどうかを判断し、前記補正基準波形数に達したと判断された場合に、前記電力制御手段が電力供給モードを切り替える請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記複眼レンズによって、水平面内において、画像形成装置と前記複数の赤外線検知エリアとの間に1列又は複数列にわたって複数の赤外線検知エリアが形成されるとともに、画像形成装置に近い列の赤外線検知エリアに人が進入するほど、前記人体検知センサからピーク値の大きな波形の検知信号が出力されるものとなされており、
    前記出力監視手段は、人が外側の列の赤外線検知エリアから内側の列の赤外線検知エリアに進入したことを検知信号の波形の大きさの変化から判定するとともに、外側の列の赤外線検知エリアから内側の列の赤外線検知エリアに進入したときに前記人体検知センサから出力された検知信号については、検知信号の合計波形数に含めることなく、検知信号の合計波形数が前記基準波形数に達したかどうかを判断する請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記出力監視手段により、人が外側の列の赤外線検知エリアから内側の列の赤外線検知エリアに進入したことが判定された場合、前記前記電力制御手段が電力供給モードを第2のモードから第3のモードへ切り替える請求項2または3に記載の画像形成装置。
  5. 画像形成装置本体に装着されるとともに、入射する赤外線の変化量に応じて出力を発生する焦電型センサからなる人体検知センサと、前記人体検知センサを被覆するとともに、レンズ内に赤外線を集光する複数の単位レンズが形成された複眼レンズであって、水平面内において、各単位レンズによって画像形成装置の正面部と平行な方向に一列に配置され、大きさがほぼ同一の複数の赤外線検知エリアを形成する複眼レンズと、を備えた画像形成装置の電力制御方法であって、
    前記赤外線検知エリアに人が進入する毎に1つの波形を出力する前記人体検知センサの検知信号における前記波形の有無を監視するとともに、前記複数の検知エリアのうち、一端側の検知エリアに人が進入して画像形成装置の正面部に至ったときに発生する前記検知信号の波形数に1を加算した数を基準波形数として、前記人体検知センサから出力された検知信号の合計波形数が前記基準波形数に達したかどうかを判断する出力監視ステップと、
    画像形成装置の各部へ電力を供給するとともに、出力監視ステップにおいて検知信号の1つ目の波形が検出されたときに、画像形成装置の各部への電力供給モードを第1のモードから第2のモードへ切り替え、前記出力監視ステップにおいて、人体検知センサから出力された検知信号の合計波形数が前記基準波形数に達したと判断された場合は、電力供給モードを再度切り替える電力制御ステップと、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置における電力制御方法。
  6. 画像形成装置本体に装着されるとともに、入射する赤外線の変化量に応じて出力を発生する焦電型センサからなる人体検知センサと、前記人体検知センサを被覆するとともに、レンズ内に赤外線を集光する複数の単位レンズが形成された複眼レンズであって、水平面内において、各単位レンズによって画像形成装置の正面部と平行な方向に一列に配置され、大きさがほぼ同一の複数の赤外線検知エリアを形成する複眼レンズと、を備えた画像形成装置のコンピュータに、
    前記赤外線検知エリアに人が進入する毎に1つの波形を出力する前記人体検知センサの検知信号の前記波形の有無を監視するとともに、前記複数の検知エリアのうち、一端側の検知エリアに人が進入して画像形成装置の正面部に至ったときに発生する前記検知信号の波形数に1を加算した数を基準波形数として、前記人体検知センサから出力された検知信号の合計波形数が前記基準波形数に達したかどうかを判断する出力監視ステップと、
    画像形成装置の各部へ電力を供給するとともに、出力監視ステップにおいて検知信号の1つ目の波形が検出されたときに、画像形成装置の各部への電力供給モードを第1のモードから第2のモードへ切り替え、前記出力監視ステップにおいて、人体検知センサから出力された検知信号の合計波形数が前記基準波形数に達したと判断された場合は、電力供給モードを再度切り替える電力制御ステップと、
    を実行させるための電力制御プログラム。
JP2012049837A 2012-03-06 2012-03-06 画像形成装置、電力制御方法及び電力制御プログラム Pending JP2013186211A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012049837A JP2013186211A (ja) 2012-03-06 2012-03-06 画像形成装置、電力制御方法及び電力制御プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012049837A JP2013186211A (ja) 2012-03-06 2012-03-06 画像形成装置、電力制御方法及び電力制御プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013186211A true JP2013186211A (ja) 2013-09-19

Family

ID=49387706

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012049837A Pending JP2013186211A (ja) 2012-03-06 2012-03-06 画像形成装置、電力制御方法及び電力制御プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013186211A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015174296A (ja) * 2014-03-14 2015-10-05 キヤノン株式会社 画像形成装置、画像形成装置の制御方法およびプログラム
US9832325B2 (en) 2015-03-18 2017-11-28 Ricoh Company, Ltd. Information processing apparatus and storage medium
US10591973B2 (en) 2017-03-15 2020-03-17 Ricoh Company, Ltd. Information processing apparatus configured to change a control related to power consumption

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015174296A (ja) * 2014-03-14 2015-10-05 キヤノン株式会社 画像形成装置、画像形成装置の制御方法およびプログラム
US9832325B2 (en) 2015-03-18 2017-11-28 Ricoh Company, Ltd. Information processing apparatus and storage medium
US10591973B2 (en) 2017-03-15 2020-03-17 Ricoh Company, Ltd. Information processing apparatus configured to change a control related to power consumption

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5953843B2 (ja) 画像処理装置、電力制御方法及び電力制御プログラム
US9116484B2 (en) Image forming apparatus, power control method, and recording medium
US9128707B2 (en) Power-supply control device for shifting the operating state of a multi-functional printer depending on the detection of a body in a predetermined region
US9294644B2 (en) Power-supply control device, image processing apparatus, power-supply control method, and computer readable medium
US8578185B2 (en) Power supply control device, image processing apparatus, power supply control method and computer readable medium for controlling power supply
US10015343B2 (en) Power-supply control device, image processing apparatus, power-supply control method, and computer readable medium
US8924759B2 (en) Power-supply control device, image processing apparatus, power-supply control method, and computer-readable medium
US11516363B2 (en) Image forming apparatus, method for controlling thereof, and storage medium
US10551895B2 (en) Image forming apparatus and method for controlling image forming apparatus
US20170142279A1 (en) Image forming apparatus, and image forming apparatus control method
US20130258424A1 (en) Power supply control device, image processing apparatus, and non-transitory computer readable medium storing power supply control program
JP5884434B2 (ja) 電力供給制御装置、画像処理装置、電力供給制御プログラム
JP6478469B2 (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法およびプログラム
US20130219198A1 (en) Power supply control device, image processing apparatus, non-transitory computer-readable medium storing power supply control program, and image processing control driver
JP5942724B2 (ja) 画像形成装置、電力制御方法及び電力制御プログラム
JP2013186211A (ja) 画像形成装置、電力制御方法及び電力制御プログラム
US20220294918A1 (en) Image forming apparatus that displays usage status of touch panel
US9286555B2 (en) Information processing device, information processing method, and image processing device
CN103856660A (zh) 薄片体输送装置和具备该薄片体输送装置的图像形成装置
JP2012226595A (ja) ジェスチャ認識装置
JP5783153B2 (ja) 画像形成装置、電力制御方法及び電力制御プログラム
EP3115850B1 (en) Image forming apparatus with human sensor, warming-up process method, and recording medium
US10313544B2 (en) Image forming apparatus and method for controlling image forming apparatus
JP6065769B2 (ja) 電力表示モジュール、画像処理装置、電力監視制御プログラム
US20220263956A1 (en) Image forming apparatus capable of turning off power upon detection of predetermined gesture