JP2013185992A - Cooling system for spent fuel storage pool - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、原子力発電プラント等の原子炉設備に設置された使用済燃料貯蔵プールのプール水を冷却する使用済燃料貯蔵プール冷却システムに関する。 The present invention relates to a spent fuel storage pool cooling system that cools pool water in a spent fuel storage pool installed in a nuclear reactor facility such as a nuclear power plant.
地震や津波等の緊急事態が発生し、原子炉設備に冷却が必要となった場合には、例えば原子炉格納容器内の蒸気を低温の流体と熱交換して放熱する安全システムや、原子炉圧力容器内を冷却注水スプレーで注水することにより原子炉を冷却するシステム等が提案されている。 When an emergency such as an earthquake or tsunami occurs and the reactor equipment needs to be cooled, for example, a safety system that exchanges heat with the low-temperature fluid to dissipate heat in the reactor containment vessel, or a reactor A system for cooling a nuclear reactor by injecting water into a pressure vessel with a cooling water injection spray has been proposed.
例えば、特許文献1には、原子炉格納容器外に冷却水(プール水)を保有するプールが設置され、このプールに管式の熱交換器が設置され、この熱交換器内に原子炉格納容器内で発生した蒸気を導くことで、原子炉格納容器内の蒸気をプール水により凝縮して冷却し、これにより原子炉格納容器内の圧力を低下させるシステムが提案されている。 For example, in Patent Document 1, a pool that holds cooling water (pool water) is installed outside the reactor containment vessel, and a tubular heat exchanger is installed in the pool, and the reactor is stored in the heat exchanger. A system has been proposed in which steam generated in the vessel is led to condense the steam in the reactor containment vessel with the pool water and cool it, thereby reducing the pressure in the reactor containment vessel.
原子炉設備に地震や津波等の緊急事態が発生し、特に原子炉設備が外部電源を喪失し、電動ポンプ等を用いて作動する非常用原子炉冷却システムや使用済燃料貯蔵プール冷却系が動作しないような場合に備え、動力を要しない冷却システムが嘱望される。 An emergency such as an earthquake or tsunami occurs in the reactor equipment, especially the reactor equipment loses the external power supply, and the emergency reactor cooling system and the spent fuel storage pool cooling system that operate using an electric pump etc. operate In preparation for such a case, a cooling system that does not require power is desired.
この場合、特許文献1に記載のシステムでは、原子炉格納容器内の蒸気を、有限の冷却水(プール水)を冷源とし熱交換器により自然循環させて凝縮し冷却しているが、プール水の温度が上昇するに従い熱交換の性能が徐々に低下し、半永久的には冷却効果を持続できない恐れがある。 In this case, in the system described in Patent Document 1, the steam in the reactor containment vessel is condensed and cooled by circulating naturally through a heat exchanger using finite cooling water (pool water) as a cold source. As the temperature of water rises, the performance of heat exchange gradually decreases, and there is a possibility that the cooling effect cannot be sustained semipermanently.
本発明の目的は、上述の事情を考慮してなされたものであり、全電源喪失時においても使用済燃料貯蔵プールのプール水を半永久的に冷却できる使用済燃料貯蔵プール冷却システムを提供することにある。 An object of the present invention is to provide a spent fuel storage pool cooling system capable of semi-permanently cooling the pool water of the spent fuel storage pool even when the entire power source is lost. It is in.
本発明は、使用済燃料をプール水に水没させて保管する使用済燃料貯蔵プールの前記プール水を冷却する使用済燃料貯蔵プール冷却システムであって、垂直部が前記使用済燃料貯蔵プールの外側に垂直方向に配設されると共に、この垂直部の上端と下端にそれぞれ接続された上側端部、下側端部が前記使用済燃料貯蔵プールの内部に連通して設けられた冷却用配管と、前記使用済燃料貯蔵プールの外側に垂直方向に延在して配置されると共に、内部に前記冷却用配管を収容し、上端開口及び下端開口が大気に開放されたダクトとを有し、前記冷却用配管内に前記上側端部から流入する前記プール水が、前記ダクト内を上昇する空気と熱交換して冷却可能に構成されたことを特徴とするものである。 The present invention is a spent fuel storage pool cooling system for cooling the pool water of a spent fuel storage pool that stores the spent fuel immersed in the pool water, wherein a vertical portion is outside the spent fuel storage pool. And an upper end and a lower end connected to the upper end and the lower end of the vertical portion, respectively, and a cooling pipe provided in communication with the spent fuel storage pool. And a duct that extends vertically outside the spent fuel storage pool, accommodates the cooling pipe therein, and has an upper end opening and a lower end opening opened to the atmosphere, The pool water flowing from the upper end into the cooling pipe is configured to be able to cool by exchanging heat with the air rising in the duct.
本発明によれば、使用済燃料貯蔵プールの外側に配設された冷却用配管に、その上側端部からプール水が流入することで、冷却用配管を収容するダクト内で空気がその密度差により上昇する。この空気の上昇流によって冷却用配管内のプール水が冷却され、この冷却用配管内のプール水がその密度差により使用済燃料貯蔵プールとの間で循環することで、全電源喪失時においても使用済燃料貯蔵プールのプール水を半永久的に冷却できる。 According to the present invention, the pool water flows into the cooling pipe disposed outside the spent fuel storage pool from the upper end thereof, so that the air has a density difference in the duct housing the cooling pipe. It rises by. The pool water in the cooling pipe is cooled by this upward flow of air, and the pool water in the cooling pipe circulates between the spent fuel storage pool due to the density difference, so even when the entire power supply is lost. The pool water in the spent fuel storage pool can be cooled semipermanently.
以下、本発明を実施するための実施形態を図面に基づき説明する。
[A]第1実施形態(図1〜図5)
図1は、本発明に係る使用済燃料貯蔵プール冷却システムの第1実施形態を示す構成図である。この図1に示す使用済燃料貯蔵プール10は、原子力発電プラントなどの原子炉設備における図示しない原子炉建屋内で、原子炉圧力容器を格納する原子炉格納容器(共に図示せず)の外側に設置されている。この使用済燃料貯蔵プール10は矩形形状であって、プール水(冷却水)11で満たされ、原子炉圧力容器内で使用された使用済燃料12をプール水11に水没させて冷却し、この状態で保管する。この使用済燃料12は、使用済燃料貯蔵プール10の底面13に設置されている。
Embodiments for carrying out the present invention will be described below with reference to the drawings.
[A] First embodiment (FIGS. 1 to 5)
FIG. 1 is a configuration diagram showing a first embodiment of a spent fuel storage pool cooling system according to the present invention. The spent
本実施形態の使用済燃料貯蔵プール冷却システム15は、使用済燃料貯蔵プール10のプール水11を、電動モータなどの動的機器を用いることなく冷却するものであり、冷却用配管16、ダクト17、及び隔壁としての邪魔板18を有して構成される。
The spent fuel storage
冷却用配管16は複数本設けられ、それぞれが、垂直方向に延びる垂直部19と、この垂直部19の上端に接続された上側端部20と、垂直部19の下端に接続された下側端部21とを有してなる。各冷却用配管16の垂直部19は、使用済燃料貯蔵プール10の側壁の外側に垂直方向に配設される。また、各冷却用配管16の上側端部20及び下側端部21は使用済燃料貯蔵プール10の内部に連通され、このうちの上側端部20が使用済燃料貯蔵プール10内のプール水11の水面11A下付近に設けられ、下側端部21が使用済燃料貯蔵プール10の底面13上付近に設けられる。
A plurality of
前記ダクト17は、図2及び図3にも示すように、例えば四角筒形状であり、使用済燃料貯蔵プール10の側壁の外側に垂直方向に延在して配置されると共に、内部に複数本の冷却用配管16を収容する。このダクト17は、上端開口22及び下端開口23が大気に開放されている。冷却用配管16内にその上側端部20から流入する温度の高いプール水11がダクト17内で放熱することで、このダクト17内の空気が温度変化によって密度差を生じ、これによりダクト17内に空気の上昇流が発生する。冷却用配管16内に流入しその垂直部19を下降するプール水11は、ダクト11内で上昇する空気と熱交換して冷却される。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
このとき、ダクト17の長さLは、冷却用配管16の垂直部19の長さNよりも約1.3倍以上長く、好ましくは約2倍以上長く設定される。これにより、ダクト17内では、冷却用配管16内に流入したプール水11の放熱によって、上端開口22付近と下端開口23付近とで空気の密度差が大きくなり、下端開口23からダクト17内により多くの空気が吸入されて、このダクト17内で上昇する空気の流量を増大させることが可能になる。
At this time, the length L of the
前記邪魔板18は、ダクト17内で、このダクト17の長手方向に所定間隔で複数枚配置される。これらの隣接する邪魔板18には、ダクト17の軸Oに対し互いに反対側の位置に空気流動用の開口24が形成されている。これにより、ダクト17内で上昇する空気は、矢印Aに示すように邪魔板18の空気流動用の開口24を通り蛇行して上昇し、冷却用配管16の垂直部19に垂直方向に衝突して、垂直部19内を流れるプール水11との熱交換効率が高められる。
A plurality of the
次に、作用を説明する。
この使用済燃料貯蔵プール冷却システム15では、使用済燃料12により加熱された使用済燃料貯蔵プール10内のプール水11は、その温度変化により生ずる密度差によって上方へ流れ、使用済燃料貯蔵プール10におけるプール水11の水面11A付近を冷却用配管16の上側端部20の方向へ流れ、この上側端部20に吸い込まれる。この吸い込まれた温度の高いプール水11は、冷却用配管16内でダクト17内の空気と熱交換して温度が低下し、垂直部19内を下方へ流れる。
Next, the operation will be described.
In the spent fuel storage
一方、冷却用配管16内のプール水11の放熱により加熱されたダクト17内の空気は、その温度変化による密度差によって上昇し、下端開口23から空気(大気)を吸い込む。この吸い込まれた空気は、ダクト17内で、矢印Aに示すように邪魔板18の空気流動用の開口24を通って蛇行しながら上昇し、冷却用配管16の垂直部19に垂直方向に衝突して、冷却用配管16内のプール水11を冷却する。
On the other hand, the air in the
この冷却されたプール水11は、冷却用配管16の下側端部21から使用済燃料貯蔵プール10内に戻って使用済燃料12を冷却する。このように、プール水11は、使用済燃料貯蔵プール10と冷却用配管16との間で、その温度変化による密度差によって自然循環する。
The cooled
以上のように構成されたことから、本実施形態によれば次の効果(1)〜(3)を奏する。
(1)使用済燃料貯蔵プール10の外側に配設された複数本の冷却用配管16に、その上側端部20からプール水11が流入することで、冷却用配管16を収容するダクト17内の空気は、冷却用配管16内の温度の高いプール水11により加熱され、密度差によってダクト17内を上昇する。このダクト17内での空気の上昇流によって冷却用配管16内のプール水11が冷却され、この冷却用配管16内のプール水11はその密度差により使用済燃料貯蔵プール10との間で循環する。この結果、全電源喪失時においても使用済燃料貯蔵プール10のプール水11を半永久的に冷却でき、使用済燃料貯蔵プール10内の使用済燃料12の崩壊熱を除去できる。
With the configuration as described above, the following effects (1) to (3) are achieved according to the present embodiment.
(1) The inside of the
(2)ダクト17の長さLが冷却用配管16の垂直部19の長さNよりも約1.3倍以上長く設定されたので、ダクト17内では、冷却用配管16内のプール水11の放熱により上端開口22付近と下端開口23付近とで空気の密度差が大きくなり、ダクト17内に発生する空気の上昇流によって、下端開口23からダクト17内により多くの空気(大気)を吸い込むことができる。このため、ダクト17内で上昇する空気流量が増大し、冷却用配管16内のプール水11とダクト17内の空気との熱交換効率を向上させることができる。
(2) Since the length L of the
(3)ダクト17内には、このダクト17の長手方向に所定間隔で複数枚の邪魔板18が配置され、隣接する邪魔板18は、ダクト17の軸Oに対し互いに反対側の位置に空気流動用の開口24が形成されている。このため、ダクト17内を上昇する空気は、邪魔板18の空気流動用の開口24を通り蛇行して上昇することになるので、この間に冷却用配管16の垂直部19と垂直方向に衝突する。従って、この構成からも、冷却用配管16内を流れるプール水11とダクト17内を流れる空気との熱交換効率を向上させることができる。
(3) In the
尚、この第1実施形態におけるダクト17では、図2及び図4に示すように、複数枚の邪魔板18で仕切られた複数の区画のうち、上側に位置する区画(例えば図2の区画25)を構成するダクト17の側面に、ダクト17の外側の空気(大気)をダクト17内に直接導入するための空気導入用の開口26が形成されてもよい。冷却用配管16内を流れるプール水11は、垂直部19の上側端部20に近い側で温度が高いので、空気導入用の開口26からダクト17内に導入される空気によってより効率的にプール水11を冷却することができる。
In the
また、第1実施形態における冷却用配管16の垂直部19には、図5(A)に示すように外側に放熱フィン27が固着されて、垂直部19内のプール水11とダクト17内の空気との伝熱効率を向上させてもよい。あるいは、図5(B)に示すように、冷却用配管16の垂直部28は、扁平形状のプレート状チューブにより構成され、ダクト17内を矢印A方向に流れる空気との接触面積を増加させて、垂直部19内のプール水11とダクト17内の空気との伝熱効率を向上させてもよい。
Further, in the
[B]第2実施形態(図6)
図6は、本発明に係る使用済燃料貯蔵プール冷却システムの第2実施形態を示す構成図である。この第2実施形態において、前記第1実施形態と同様な部分については、同一の符号を付すことにより説明を簡略化し、または省略する。
[B] Second Embodiment (FIG. 6)
FIG. 6 is a block diagram showing a second embodiment of the spent fuel storage pool cooling system according to the present invention. In the second embodiment, the same parts as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and the description is simplified or omitted.
本第2実施形態の使用済燃料貯蔵プール冷却システム30が前記第1実施形態と異なる点は、隔壁としての複数枚の邪魔板31の構成である。つまり、複数枚の邪魔板31は、隣接する邪魔板31間で形成される空気の流路面積が下流側へ向かうほど漸次拡大するように、水平に対し角度θだけ斜めに配置されている。
The spent fuel storage
従って、本第2実施形態によれば、前記第1実施形態の効果(1)〜(3)と同様な効果を奏するほか、次の効果(4)を奏する。 Therefore, according to the second embodiment, in addition to the same effects as the effects (1) to (3) of the first embodiment, the following effect (4) is achieved.
(4)ダクト17内に配置される複数枚の邪魔板31は、隣接する邪魔板31間で形成される空気の流路面積が下流側へ向かうほど漸次拡大するように、水平に対し角度θだけ斜めに設置されている。このため、ダクト17内を蛇行して上昇する空気の流れがスムーズになる。このように、ダクト17内で空気が流れ易くなるので、冷却用配管16内のプール水11とダクト17内の空気との熱交換効率をより一層向上させることができる。
(4) The plurality of
[C]第3実施形態(図7)
図7は、本発明に係る使用済燃料貯蔵プール冷却システムの第3実施形態を示す構成図である。この第3実施形態において、前記第1実施形態と同様な部分については、同一の符号を付すことにより説明を簡略化し、または省略する。
[C] Third embodiment (FIG. 7)
FIG. 7 is a block diagram showing a third embodiment of the spent fuel storage pool cooling system according to the present invention. In the third embodiment, the same parts as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and the description is simplified or omitted.
本第3実施形態の使用済燃料貯蔵プール冷却システム40が前記第1実施形態と異なる点は、使用済燃料貯蔵プール10内の上方に第1案内板41が、使用済燃料貯蔵プール10内の上下方向略中央位置に第2案内板42が、それぞれ設置された点である。
The spent fuel storage pool cooling system 40 of the third embodiment is different from the first embodiment in that the
第1案内板41は、使用済燃料貯蔵プール10の内部における冷却用配管16の上側端部20の上方に配置され、使用済燃料貯蔵プール10に設置された使用済み燃料12と冷却用配管16の上側端部20とを覆うように湾曲形状に形成されている。使用済燃料貯蔵プール10内で使用済燃料12にて加熱されたプール水11は、その温度変化による密度差によって上方へ流れ、矢印Bに示すように、第1案内板41に沿って冷却用配管16の上側端部20へスムーズに案内される。
The
また、第2案内板42は、使用済燃料貯蔵プール10の内部において冷却用配管16の上側端部20と下側端部21との間に配置され、使用済燃料貯蔵プール10内の使用済燃料12よりも少し上方において水平状態に位置づけられる。冷却用配管16内を流れてダクト17内の空気により冷却されたプール水11は、冷却用配管16の下側端部21から使用済燃料貯蔵プール10内に流出するが、このとき第2案内板42に案内されて、矢印Cに示すように、下側端部21から使用済燃料貯蔵プール10内の使用済燃料12へ向かって流れ、この使用済燃料12を効率的に冷却する。
The
従って、本実施形態によれば、前記第1実施形態の効果(1)〜(3)と同様な効果を奏するほか、次の効果(5)を奏する。 Therefore, according to this embodiment, in addition to the same effects as the effects (1) to (3) of the first embodiment, the following effect (5) is achieved.
(5)使用済燃料貯蔵プール10内では、冷却用配管16の上側端部20と使用済燃料12とを覆うようにして湾曲形状の第1案内板41が設置され、また、使用済燃料12の少し上方に水平状態で第2案内板42が設置されている。このため、使用済燃料貯蔵プール10内で加熱されたプール水11を第1案内板41により冷却用配管16の上側端部20へ案内でき、且つ冷却用配管16内で冷却されたプール水11を、冷却用配管16の下側端部21から第2案内板42によって、使用済燃料貯蔵プール10内の使用済燃料12へ案内できる。この結果、使用済燃料貯蔵プール10内でのプール水11の流れをスムーズに実施でき、使用済燃料貯蔵プール10と冷却用配管16との間でプール水11の循環を円滑に実施できる。
(5) In the spent
以上、本発明を上記実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で構成要素を種々変形してもよく、また、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。 As mentioned above, although this invention was demonstrated based on the said embodiment, this invention is not limited to this, A component may be variously deformed in the range which does not deviate from the summary, and it covers different embodiment. You may combine a component suitably.
10 使用済燃料貯蔵プール
11 プール水
12 使用済燃料
15 使用済燃料貯蔵プール冷却システム
16 冷却用配管
17 ダクト
18 邪魔板(隔壁)
19 垂直部
20 上側端部
21 下側端部
22 上端開口
23 下端開口
24 空気流動用の開口
25 区画
26 空気導入用の開口
27 放熱フィン
28 垂直部
30 使用済燃料貯蔵プール冷却システム
31 邪魔板
40 使用済燃料貯蔵プール冷却システム
41 第1案内板
42 第2案内板
L、N 長さ
O 軸
θ 角度
10 spent
DESCRIPTION OF
Claims (7)
垂直部が前記使用済燃料貯蔵プールの外側に垂直方向に配設されると共に、この垂直部の上端と下端にそれぞれ接続された上側端部、下側端部が前記使用済燃料貯蔵プールの内部に連通して設けられた冷却用配管と、
前記使用済燃料貯蔵プールの外側に垂直方向に延在して配置されると共に、内部に前記冷却用配管を収容し、上端開口及び下端開口が大気に開放されたダクトとを有し、
前記冷却用配管内に前記上側端部から流入する前記プール水が、前記ダクト内を上昇する空気と熱交換して冷却可能に構成されたことを特徴とする使用済燃料貯蔵プール冷却システム。 A spent fuel storage pool cooling system that cools the pool water of a spent fuel storage pool that stores the spent fuel immersed in pool water,
A vertical portion is vertically disposed outside the spent fuel storage pool, and an upper end and a lower end connected to the upper end and the lower end of the vertical portion are the interior of the spent fuel storage pool. Cooling piping provided in communication with
A duct extending in the vertical direction outside the spent fuel storage pool, accommodating the cooling pipe therein, and having a top opening and a bottom opening opened to the atmosphere;
The spent fuel storage pool cooling system, wherein the pool water flowing into the cooling pipe from the upper end portion can be cooled by exchanging heat with the air rising in the duct.
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