JP2013184128A - Gas dissolving apparatus - Google Patents
Gas dissolving apparatus Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013184128A JP2013184128A JP2012052222A JP2012052222A JP2013184128A JP 2013184128 A JP2013184128 A JP 2013184128A JP 2012052222 A JP2012052222 A JP 2012052222A JP 2012052222 A JP2012052222 A JP 2012052222A JP 2013184128 A JP2013184128 A JP 2013184128A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- tank
- fluid
- liquid
- dissolution
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims abstract description 78
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims abstract description 34
- 238000004090 dissolution Methods 0.000 claims description 67
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 53
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 claims description 34
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 32
- 238000002156 mixing Methods 0.000 claims description 18
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 3
- 238000004581 coalescence Methods 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000000265 homogenisation Methods 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 1
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)
- Accessories For Mixers (AREA)
Abstract
Description
本発明は、微細気泡が発生する湯水の生成などに利用可能な気体溶解装置に関する。 The present invention relates to a gas dissolving apparatus that can be used for producing hot water in which fine bubbles are generated.
従来より、微細気泡が発生する湯水の生成などに利用可能な気体溶解装置が提案されている。 Conventionally, a gas dissolving apparatus that can be used to generate hot water in which fine bubbles are generated has been proposed.
例えば、特許文献1には、気体を混入した加圧液を攪拌・混合するハウジングと、液体に溶解されずに浮上する気体をハウジングの外に排出する排出弁とを備えた気体溶解装置(微細気泡発生装置)が記載されている。この気体溶解装置は、第1のハウジングと、第1のハウジングの外周との間に間隙を設けて第1のハウジングを内包する第2のハウジングを有している。第1のハウジングの下端には気体混入の加圧液の流入口が設けられ、第2のハウジングの下端には気体溶解液の流出口が設けられている。そして、流入口から流入した加圧液は第1のハウジング内における乱流により第1の気体の溶解がなされるととともに、第2のハウジング内における乱流により第2の気体の溶解がなされるように構成されている。
For example,
さらに、特許文献1の気体溶解装置では、第1ハウジングの上部開口にメッシュを設けることで、メッシュの網目よりも大きなサイズの気泡を塞ぎ止めることができるとされている。
Furthermore, in the gas dissolving device of
特許文献1の気体溶解装置では、第1、第2のハウジング内において気体の溶解が生じるが、第2のハウジング内における乱流によって溶解しなかった気体(気泡)は、気体溶解装置の流出口から流出してしまうと考えられる。したがって、特許文献1では、気体溶解装置の流出口に接続された配管を介して設けられた吐出口カバーの開口部にもメッシュを配設して気泡の流出を抑制しているが、この場合には、装置の構成が複雑化するという問題がある。
In the gas dissolving device of
さらに、特許文献1の気体溶解装置では、ハウジング内に空気抜き弁が設けられているが、メッシュに付着した気泡の排気方法については検討がなされていない。特許文献1の気体溶解装置の場合、その構造上、メッシュに遮られた気泡は第1のハウジング内に留まり、空気抜き弁から排気することは難しいと考えられる。
Furthermore, in the gas dissolving device of
本発明は、以上のとおりの事情に鑑みてなされたものであり、気体溶解装置の溶解タンクにおいて、流体中の大きな気泡を分離して排気することができ、大きな気泡の流出を抑制することができる気体溶解装置を提供することを課題としている。 The present invention has been made in view of the circumstances as described above, and in a dissolution tank of a gas dissolution apparatus, large bubbles in a fluid can be separated and exhausted, and the outflow of large bubbles can be suppressed. An object of the present invention is to provide a gas dissolving device that can be used.
本発明の気体溶解装置は、第1仕切り壁および第2仕切り壁の2つの仕切り壁によって内部が、流体の流れに関しその上流側から下流側にかけて、気液混合槽、中間槽、気液分離槽の順に区画されるとともに、気液分離槽の上方に排気部を有する溶解タンクを備え、この溶解タンク内に流入する液体と気体とが前記気液混合槽において混合され、気体が溶解した流体が生成され、この流体は、前記中間槽、前記気液分離槽を順次流れ、気液分離槽から溶解タンクの外部に流出する気体溶解装置であって、前記気液分離槽の流路には、気泡遮断手段が斜めに傾斜して配設されていることを特徴としている。 The gas dissolving apparatus according to the present invention includes a gas-liquid mixing tank, an intermediate tank, and a gas-liquid separation tank, the interior of which is divided by two partition walls, a first partition wall and a second partition wall, from the upstream side to the downstream side with respect to the fluid flow A dissolution tank having an exhaust part above the gas-liquid separation tank, and the liquid and gas flowing into the dissolution tank are mixed in the gas-liquid mixing tank, and the fluid in which the gas is dissolved This fluid is a gas dissolving device that sequentially flows through the intermediate tank and the gas-liquid separation tank and flows out of the dissolution tank from the gas-liquid separation tank, and the flow path of the gas-liquid separation tank includes It is characterized in that the bubble blocking means is disposed obliquely.
この気体溶解装置では、前記気泡遮断手段が、気液分離槽の流路方向に沿って複数配設されていることが好ましい。 In this gas dissolving apparatus, it is preferable that a plurality of the bubble blocking means are provided along the flow path direction of the gas-liquid separation tank.
この気体溶解装置では、前記気泡遮断手段が、正に帯電していることがさらに好ましい。 In this gas dissolving apparatus, it is more preferable that the bubble blocking means is positively charged.
本発明の気体溶解装置によれば、流体中の大きな気泡を分離して排気することができ、大きな気泡の流出を抑制することができる。 According to the gas dissolving apparatus of the present invention, large bubbles in a fluid can be separated and exhausted, and outflow of large bubbles can be suppressed.
図1は、本発明の気体溶解装置の一実施形態における溶解タンクを例示した一部切欠斜視図である。図2は、図1に示した溶解タンクの正面図である。図3は、図2に示した溶解タンクの背面側からの縦断面図である。図4は、図1に示した溶解タンクを備えた、本発明の気体溶解装置の一実施形態を例示した斜視図である。 FIG. 1 is a partially cutaway perspective view illustrating a dissolution tank in an embodiment of a gas dissolving apparatus of the present invention. FIG. 2 is a front view of the dissolution tank shown in FIG. 3 is a longitudinal sectional view from the back side of the dissolution tank shown in FIG. FIG. 4 is a perspective view illustrating an embodiment of the gas dissolving apparatus of the present invention including the dissolving tank shown in FIG.
図1−3に示したように、気体溶解装置1は、やや縦長の箱状の形状を有する中空な溶解タンク2を備えている。溶解タンク2の内部には、2つの仕切り壁、すなわち、第1仕切り壁3および第2仕切り壁4が設けられ、後述する流体5の流れに関しその最も上流側に気液混合槽6が、第1仕切り壁3によって区画形成されている。また、気液混合槽6の下流側に、第1仕切り壁3とともに第2仕切り壁4によって中間槽7が区画形成され、中間槽7は気液混合槽6に隣接して配置されている。流体5の流れに関し最も下流側には、気液分離槽8が、第2仕切り壁4によって区画形成され、中間槽7に隣接して配置されている。
As shown in FIGS. 1-3, the
図1、図3に示したように、第1仕切り壁3は、溶解タンク2の上壁部2aから底壁部2bにかけて垂下して延びている。第1仕切り壁3は、ほぼ平板状に形成されている。一方、第1仕切り壁3の下端3aは底壁部2bに達してなく、底壁部2bとの間に隙間が形成され、この隙間を流体5の流路として気液混合槽6と中間槽7は互いに連通している。
As shown in FIGS. 1 and 3, the
第2仕切り壁4は、溶解タンク2の底壁部2bから上壁部2aに向かって垂直上方に延びている。第2仕切り壁4は、筒状に形成され、断面は長円状の形状を有している。中間槽7側に位置する第2仕切り壁4の上端4aは、溶解タンク2の上壁部2aの下方に位置している。
The
第2仕切り壁4によって区画形成された気液分離槽8の流路には、気泡遮断手段Mが斜めに傾斜して配設されている。気泡遮断手段Mは、例えば、ステンレス製や樹脂製のメッシュ部材、パンチング部材などを例示することができる。気泡遮断手段Mの目合い(メッシュ部材の網目やパンチング部材のパンチング孔)を所定の大きさに設計することで、所定の大きさ以上の気泡が気液分離槽8の下方へ通過しないように遮断することができる。具体的には、気泡遮断手段Mは、例えば、直径1〜5mm程度のサイズの気泡を遮断可能とするために、目合いの大きさを、遮断すべき気泡のサイズ未満に設計することが考慮される。
In the flow path of the gas-
また、気泡遮断手段Mは、気液分離槽8の流路において、水平方向に対して斜めに傾斜して配設されている。具体的には、気泡遮断手段Mは、第2仕切り壁4側から第2仕切り壁4と対向する側壁部2c側へ向かって上るように傾斜している。気泡遮断手段Mの傾斜角度は特に限定されないが、例えば、15°〜45°程度を例示することができる。
Further, the bubble blocking means M is disposed in the flow path of the gas-
さらに、気泡遮断手段Mは、正に帯電していることが好ましい。気泡遮断手段Mを正に帯電させる方法は特に限定されず、例えば、樹脂に、磁粉や帯電成分を有する材料を配合したものによって気泡遮断手段Mを形成する方法や、気泡遮断手段Mに電流を流して正に帯電させる方法などを例示することができる。 Furthermore, the bubble blocking means M is preferably positively charged. The method of positively charging the bubble blocking means M is not particularly limited. For example, a method of forming the bubble blocking means M by using a resin and a material having a magnetic component or a charged component, For example, a method of flowing and positively charging can be exemplified.
また、溶解タンク2には、気液混合槽6における底壁部2bに、下方に開口する流入管接続部12が設けられている。流入管接続部12には、後述するポンプの吐出側に一端部が接続された流入管の他端部が接続される。気液分離槽8には、下端部に、正面側に開口する流出管接続部13が設けられている。流出管接続部13には、溶解タンク2で生成した、流体(気体が溶解した液体)5を浴槽などの供給部に送り出す流出管の一端部が接続される。
In addition, the
さらに、溶解タンク2には、溶解タンク2の外側を通って溶解タンク2の上端部と下端部とを接続し、互いに連通させる気体循環経路14が設けられている。気体循環経路14は、後述するように、流体5の生成に際し、溶解タンク2内に貯留している気体を溶解タンク2から一旦取り出した後、溶解タンク2内に戻して循環させるものである。
Furthermore, the
さらにまた、溶解タンク2には、上壁部2aにおいて、気液分離槽8の上端部に対応する部分に、気体放出弁を備えた排気部15が設けられている。排気部15は、流体5の生成に際し、気液分離槽8の流体5の液面の高さに追随して浮沈し、上下方向に移動可能なフロートを有している。排気部15は、フロートが液面の高さの変化にともない上下動することによって、溶解タンク2内に貯留している気体の放出と停止を行うことができる。溶解タンク2の上壁部2aにおいて排気部15が設けられる部分は、気液分離槽8の上端部に対応し、図2に示したように、中間槽7と気液分離槽8との境界部16から、境界部16に対向する溶解タンク2の上壁部2aの端縁部に向かって斜め下方に傾斜する傾斜面部2dとされている。
Furthermore, the
上記のとおりの溶解タンク2は、また、高さ方向の中央部よりやや下側において分割され、上側を上部ユニット17、下側を下部ユニット18としている。第1仕切り壁3は、上部ユニット17に一体に組み込まれ、第2仕切り壁4は、下部ユニット18に一体に組み込まれている。また、上部ユニット17の下端縁部および下部ユニット18の上端縁部には、外側方に突出して延びるフランジ部19、20が設けられている。溶解タンク2は、フランジ部19、20を互いに重ね合わせ、重なり合うフランジ部19、20の所定の部位においてボルトにより、また、必要に応じてナットを用い、上部ユニット17と下部ユニット18を締結することによって組み立てられ、一体となる。
The
図4に示したように、気体溶解装置1では、溶解タンク2は、流入管接続部12において、溶解タンク2の下方に縦列して配置されたポンプ21の吐出側に一端部が接続された流入管22の他端部に接続されている。一端部14aにおいて溶解タンク2の上壁部2aに接続された気体循環経路14は、他端部14bにおいて、流入管22と流入管接続部12との接続部に配設された気体循環エジェクタ23に接続されている。また、溶解タンク2の流出管接続部13には、浴槽などの、流体(気体が溶解した液体)5の供給部に供給するための流出管24の一端部が接続されている。
As shown in FIG. 4, in the
ポンプ21の吸い込み側には、浴槽などの供給部に連通して一端部が接続された吸い込み配管25の他端部が接続されている。吸い込み配管25の一端部は、たとえば浴槽の場合、浴槽内の湯水を吸い込むために浴槽内部に連通する吸込口26に連通し、一端部が流出管接続部13に接続された流出管24の他端部は、浴槽内部に連通し、浴槽内に空気が溶解した湯水を吐出するための吐出口27に連通している。図6には、吸込口26と吐出口27をともに備えた吸い込み・吐出プラグ28を例示している。吸い込み・吐出プラグ28は、例えば、浴槽の槽壁部に取り付けられるものであり、吸込口26から吸い込み配管25に連通する第1流路と、吐出口27から流出管24に連通する第2流路とを備えている。これら第1流路および第2流路は、吸い込み・吐出プラグ28において互いに独立しており、相互に連通してはいない。
The suction side of the
また、気体溶解装置1では、溶解タンク2内の気体の濃度を高く保持するなどのために、溶解タンク2の上壁部2aの上方に気体供給口29を配置するとともに、ポンプ21の吸い込み側と吸い込み配管25との接続部付近に気体導入エジェクタ30を介設することができる。気体供給口29と気体導入エジェクタ30とは気体導入配管31を介して連通接続される。
In the
このような気体溶解装置1では、流体(気体が溶解した液体)5において空気などの溶質となる気体が、運転前に溶解タンク2内に貯留している。ポンプ21を作動させ、運転を開始すると、浴槽内の湯水などの、流体5において溶媒となる液体が吸込口26から吸い込まれる。吸い込まれた液体は、吸い込み配管25および流入管22を通じて溶解タンク2の気液混合槽6に、その下部から供給され、気液混合槽6に噴出する。この液体の噴出は、ポンプ21によって所定の圧力に加圧されていることによって起こるものである。また、気液混合槽6に導入する流体5は、液体と、溶解タンク2内に貯留している気体と同じ種類の気体とを混合した気液混合流体とすることもでき、この場合、気液混合槽6には気液混合流体が噴出する。以下、流体単独(液体)および気液混合流体をまとめて「流体」と記載する。
In such a
流体5は、図1−3に示した気液混合槽6に、溶解タンク2の上壁部2aに向かって噴出して流入する。このとき、流体5は、溶解タンク2の上壁部2aの内面に衝突し、跳ね返り、次第に気液混合槽6の底部に溜まっていく。また、跳ね返る流体5は、気液混合槽6に貯留する流体5の液面に衝突し、流体5を攪拌する。
The fluid 5 jets and flows into the gas-
このときの攪拌などによって、溶解タンク2内に貯留している気体と流体5が混合され、気体の溶解が促進され、気体が溶解した流体5が生成される。これは、攪拌による剪断によって流体5に気泡として混合される気体が細分化され、流体5と接触する表面積が大きくなるのに加え、液面付近における気体の溶解濃度が攪拌による均一化によって低減され、気体の流体5への溶解速度が上昇することによる。
The gas stored in the
このようにして気体が溶解した流体5は、第1仕切り壁3の下端3aと溶解タンク2の底壁部2bとの間の隙間を流路として中間槽7に流入し、次第に中間槽7に溜まっていく。流体5は、溶解タンク2の底部において中間槽7に流入するため、流体5中への大きな気泡の混入が抑制される。
The
中間槽7において流体5の液面(水位)が第2仕切り壁4の上端4aに接近するとき、第2仕切り壁4によって流体5の流れが気液界面である液面付近にまで持ち上げられるので、大きな気泡は浮力によって上昇し、液面において破裂する。その結果、気液分離が促進される。
When the liquid level (water level) of the fluid 5 approaches the
そして、上昇した流体5の液面(水位)が第2仕切り壁4の上端4aを越え、気液分離槽8に流入する。気液分離槽8の流路には気泡遮断手段Mが配設されているため、ここを通過する流体5中に含まれる所定サイズ以上の気泡は、気泡遮断手段Mによって捕捉されて遮断されるか、あるいは、気泡遮断手段Mによって破壊されて微細な気泡となる。このため、気液分離が促進され、大きなサイズの気泡の流出を抑制することができる。
Then, the liquid level (water level) of the raised fluid 5 passes over the
さらに、気泡遮断手段Mは、気液分離槽8の流路内で斜めに傾斜して配設されている。このため、気泡遮断手段Mに捕捉されて表面に付着した大きい気泡は、気泡遮断手段Mの傾斜に沿って上方へ集まって合一が促される。そして、合一した気泡は、気泡遮断手段Mから離れて浮上して気液分離槽8の上方の気相に放出され、排気部15を介して排気することができる。
Further, the bubble blocking means M is disposed obliquely in the flow path of the gas-
また、流体5中の気泡は負に帯電している。したがって、気泡遮断手段Mが、正に帯電している場合には、流体5中の気泡が気泡遮断手段Mに付着しやすくなる。このため、気泡の合一および気相への放出がさらに促され、気液分離が促進され、大きな気泡の流出をさらに抑制することができる。
Further, the bubbles in the
また、気液分離槽8には、溶解タンク2の底壁部2bに流出管接続部13が設けられているので、未溶解の気体による気泡が流体5中に混合されていたとしても、大きな気泡の流出を抑制することができる。気泡は、貯留する流体5の上側ほど密に存在し、液面付近の大きな気泡は、底壁部2b付近にはあまり存在しない。流体5は、溶解タンク2の底部から流出管接続部13を通じて溶解タンク2の外部に流出し、取り出されるため、大きな気泡の流出が抑制される。
Further, since the gas-
流出管接続部13を通じて溶解タンク2の外部に流出する流体5は、図6に示した流出管24を経て吐出口27から浴槽などの供給部に送り出される。
The
また、気体溶解装置1では、運転中に、溶解タンク2内の、気体循環経路14の一端部14aおよび他端部14bの両端付近に圧力差が生じる。溶解タンク2の上端部に臨む一端部14a付近の圧力は溶解タンク2の下端部に臨む他端部14b付近の圧力よりも高い。この圧力差にしたがって、また、気体循環エジェクタ23によって、溶解タンク2内の上部などに貯留している未溶解の気体は吸引され、一端部14aから他端部14bへと気体循環経路14を流れ、溶解タンク2の気液混合槽6に送り出される。
Further, in the
このように、気体溶解装置1では、溶解タンク2内に貯留している気体を循環させながら流体5に溶解させることができる。気体循環経路14を経て流体5に導入される気体は気泡として流体5に取り込まれ、気体の溶解効率が高くなる。また、未溶解の気体を溶解タンク2の上端部から気体循環経路14に取り出すので、未溶解の気体がなくなるまで気体の循環を行うことができ、長時間の循環運転が可能となる。しかも、未溶解の気体を流体5に溶解させる分、流体5の体積流量が増加し、流速が速くなるので、気液の攪拌がさらに良好に行われ、気体の溶解効率の向上が促進されるとともに、大きな気泡を消滅させるのに有効となる。
Thus, in the
本発明の気体溶解装置1は、上記実施形態に示したように、気体が溶解した流体5が溶解タンク2から外部に流出する際の大きな気泡の流出を十分に抑制することができる。
As shown in the embodiment, the
また、図1−4に示した気体循環経路14は、必ずしも本発明の気体溶解装置に必須なものではなく、流体5中に気体が所定の濃度で溶解する限りにおいて省略することが可能である。
Moreover, the
図5は、本発明の気体溶解装置の別の実施形態における溶解タンクの背面側からの縦断面図である。図1−3に示した溶解タンクと共通する部分には、同一の符号を付し、以下では説明を省略する。 FIG. 5 is a longitudinal sectional view from the back side of the dissolution tank in another embodiment of the gas dissolving apparatus of the present invention. Portions common to the dissolution tank shown in FIG. 1-3 are denoted by the same reference numerals, and description thereof is omitted below.
気液分離槽8の流路には、その流路方向に沿って、傾斜角度の異なる気泡遮断手段M1、M2が配設されている。気泡遮断手段M2は略水平に配設されている。傾斜角度の異なる気泡遮断手段M1、M2を複数配設することによって、サイズの大きな気泡をより確実に遮断し、排気することができる。
Bubble blocking means M1 and M2 having different inclination angles are disposed in the flow path of the gas-
さらに、複数の気泡遮断手段Mを配設する場合には、気泡遮断手段Mは、材料、目合いの大きさ(径)が異なるものを組み合わせ使用することができ、これによって、気泡遮断効果をさらに向上させることができる。 Further, when a plurality of bubble blocking means M are provided, the bubble blocking means M can be used in combination with different materials and different sizes (diameters) of the meshes. Further improvement can be achieved.
本発明の気体溶解装置は、以上の形態に限定されることはない。例えば、気泡遮断手段の材料は、公知の材料を適宜使用することができる。また、気泡遮断手段の配設形態も特に限定されず、例えば、第2仕切り壁側から第2仕切り壁と対向する側壁部側へ斜め下方に傾斜するものなどであってもよい。さらに、気泡遮断手段は、異なる大きさの目合いが混在するものであってもよい。また、流出管接続部の配設位置なども特に限定されず、例えば、気液分離槽の中間に設けることなどもできる。 The gas dissolving apparatus of the present invention is not limited to the above form. For example, a known material can be appropriately used as the material for the bubble blocking means. Also, the arrangement form of the bubble blocking means is not particularly limited. For example, the bubble blocking means may be inclined obliquely downward from the second partition wall side to the side wall portion side facing the second partition wall. Further, the bubble blocking means may be a mixture of scales of different sizes. Moreover, the arrangement | positioning position etc. of an outflow pipe connection part are not specifically limited, For example, it can also provide in the middle of a gas-liquid separation tank.
1 気体溶解装置
2 溶解タンク
3 第1仕切り壁
4 第2仕切り壁
5 流体
6 気液混合槽
7 中間槽
8 気液分離槽
M 気泡遮断手段
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記気液分離槽の流路には、気泡遮断手段が斜めに傾斜して配設されていることを特徴とする気体溶解装置。 The inside of the first partition wall and the second partition wall is partitioned into an air-liquid mixing tank, an intermediate tank, and a gas-liquid separation tank in this order from the upstream side to the downstream side with respect to the fluid flow. A dissolution tank having an exhaust part is provided above the liquid separation tank, and the liquid and gas flowing into the dissolution tank are mixed in the gas-liquid mixing tank to generate a fluid in which the gas is dissolved. An intermediate tank, a gas dissolution apparatus that sequentially flows through the gas-liquid separation tank and flows out of the dissolution tank from the gas-liquid separation tank,
A gas dissolving apparatus characterized in that bubble blocking means is disposed obliquely in the flow path of the gas-liquid separation tank.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012052222A JP5914802B2 (en) | 2012-03-08 | 2012-03-08 | Gas dissolving device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012052222A JP5914802B2 (en) | 2012-03-08 | 2012-03-08 | Gas dissolving device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013184128A true JP2013184128A (en) | 2013-09-19 |
JP5914802B2 JP5914802B2 (en) | 2016-05-11 |
Family
ID=49386068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012052222A Expired - Fee Related JP5914802B2 (en) | 2012-03-08 | 2012-03-08 | Gas dissolving device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5914802B2 (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016043301A (en) * | 2014-08-21 | 2016-04-04 | 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構 | Air bubble removing device and air bubble removing method |
JP2021137717A (en) * | 2020-03-04 | 2021-09-16 | 株式会社サイエンス | Gas-liquid dissolution tank |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57115603U (en) * | 1981-11-26 | 1982-07-17 | ||
JPH03165804A (en) * | 1989-08-10 | 1991-07-17 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Bubble separator |
JPH0568810A (en) * | 1991-09-13 | 1993-03-23 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | Equipment for removing bubbles in liquid |
WO2002006167A1 (en) * | 2000-07-18 | 2002-01-24 | Williams, Thomas, G | Nozzle arrangement |
JP2002186803A (en) * | 2000-10-10 | 2002-07-02 | Otsuka Pharmaceut Factory Inc | Apparatus and method for removing foam and foreign matter inspection device |
US20050040548A1 (en) * | 2003-08-21 | 2005-02-24 | Douglas Lee | Apparatus and method for producing small gas bubbles in liquids |
JP2008207099A (en) * | 2007-02-27 | 2008-09-11 | Meidensha Corp | Apparatus for generating micro bubble and micro bubble development system |
JP2010227784A (en) * | 2009-03-26 | 2010-10-14 | Panasonic Electric Works Co Ltd | Gas dissolving apparatus |
JP2011092812A (en) * | 2009-10-27 | 2011-05-12 | Panasonic Electric Works Co Ltd | Gas dissolving apparatus |
-
2012
- 2012-03-08 JP JP2012052222A patent/JP5914802B2/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57115603U (en) * | 1981-11-26 | 1982-07-17 | ||
JPH03165804A (en) * | 1989-08-10 | 1991-07-17 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Bubble separator |
JPH0568810A (en) * | 1991-09-13 | 1993-03-23 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | Equipment for removing bubbles in liquid |
WO2002006167A1 (en) * | 2000-07-18 | 2002-01-24 | Williams, Thomas, G | Nozzle arrangement |
JP2002186803A (en) * | 2000-10-10 | 2002-07-02 | Otsuka Pharmaceut Factory Inc | Apparatus and method for removing foam and foreign matter inspection device |
US20050040548A1 (en) * | 2003-08-21 | 2005-02-24 | Douglas Lee | Apparatus and method for producing small gas bubbles in liquids |
JP2008207099A (en) * | 2007-02-27 | 2008-09-11 | Meidensha Corp | Apparatus for generating micro bubble and micro bubble development system |
JP2010227784A (en) * | 2009-03-26 | 2010-10-14 | Panasonic Electric Works Co Ltd | Gas dissolving apparatus |
JP2011092812A (en) * | 2009-10-27 | 2011-05-12 | Panasonic Electric Works Co Ltd | Gas dissolving apparatus |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016043301A (en) * | 2014-08-21 | 2016-04-04 | 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構 | Air bubble removing device and air bubble removing method |
JP2021137717A (en) * | 2020-03-04 | 2021-09-16 | 株式会社サイエンス | Gas-liquid dissolution tank |
JP7212949B2 (en) | 2020-03-04 | 2023-01-26 | 株式会社サイエンス | Gas-liquid dissolving tank |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5914802B2 (en) | 2016-05-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5721587B2 (en) | Dissolution separation tank and gas-liquid mixing dissolution apparatus | |
JP2010075919A (en) | Gas-dissolving apparatus and bathtub with microbubble generation function | |
JP5017305B2 (en) | Gas dissolving device | |
JP5914802B2 (en) | Gas dissolving device | |
JP2010227784A (en) | Gas dissolving apparatus | |
JP5001321B2 (en) | Gas dissolving device | |
JP5975385B2 (en) | Gas dissolving device | |
JP2010029754A (en) | Gas dissolving apparatus | |
JP5884029B2 (en) | Gas dissolving device | |
JP5001320B2 (en) | Gas dissolving device | |
JP5887555B2 (en) | Gas dissolution tank | |
JP5017304B2 (en) | Gas dissolving device | |
JP5210283B2 (en) | Gas dissolving device | |
JP5967567B2 (en) | Gas dissolving device | |
KR101659883B1 (en) | Gas dissolving device | |
JP5870297B2 (en) | Gas dissolving device | |
KR101590029B1 (en) | Gas dissolving device | |
JP5816849B2 (en) | Gas dissolving device | |
JP5975382B2 (en) | Gas dissolution tank and gas dissolution apparatus equipped with the same | |
JP5903604B2 (en) | Gas dissolving device | |
JP2013184130A (en) | Gas dissolving tank | |
JP5903602B2 (en) | Gas dissolving device | |
JP2012135648A (en) | Gas dissolving apparatus | |
JP2011173033A (en) | Dissolution tank |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140710 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20141009 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20141107 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150611 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150616 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150805 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160105 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160202 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5914802 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |