JP2013183628A - Motor - Google Patents
Motor Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013183628A JP2013183628A JP2012249735A JP2012249735A JP2013183628A JP 2013183628 A JP2013183628 A JP 2013183628A JP 2012249735 A JP2012249735 A JP 2012249735A JP 2012249735 A JP2012249735 A JP 2012249735A JP 2013183628 A JP2013183628 A JP 2013183628A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base member
- housing
- member according
- wiring board
- disposed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
Abstract
Description
本発明は、モータおよびディスク駆動用装置等に用いられるベース部材に関する。 The present invention relates to a base member used for a motor and a disk drive device.
従来、ハードディスク駆動装置等のディスク駆動装置では、ディスクを回転するスピンドルモータが搭載される。ディスク駆動装置は、ディスク、ハウジング、ステータ、FPC(Flexible Printed Circuit)などを有する。ハウジングは、カバー部材やベース部材などを有する。
近年、ディスク駆動装置には、より薄型かつ小型化が求められている。特に、ディスク駆動装置の中でも小型の類に属する、2.5型かつ7mm厚以下や2.5型かつ5mm厚以下のディスク駆動装置を薄型化するためには、ハウジングやハウジング内部に配置されるモータ自体を薄くする必要がある。一般に、モータは、ハブ、コイル、ステータコア、配線基板、ベース部材などを有する。モータの組み立て時において、これらの部材は、軸方向にそれぞれ重なるように配置される。モータ自体を薄くするためには、これらの各部材をそれぞれ薄くする必要がある。しかし、コイルのターン数やステータコアの積み厚を減らしてモータ全体を薄型化しようすると、モータの駆動時にステータから生じる磁束が減少してしまう。すなわち、トルク定数などが減少することになり、ハブに取り付けられたディスクを回転させるために必要なトルクが、得られなくなってしまう。 In recent years, disk drives have been required to be thinner and smaller. In particular, in order to reduce the thickness of a disk drive device of 2.5 type and 7 mm thickness or less, or 2.5 type and 5 mm thickness or less, which belongs to a small type among disk drive devices, the disk drive device is disposed inside a housing or a housing. The motor itself needs to be thin. Generally, a motor has a hub, a coil, a stator core, a wiring board, a base member, and the like. When the motor is assembled, these members are arranged so as to overlap each other in the axial direction. In order to make the motor itself thinner, it is necessary to make each of these members thinner. However, if the number of turns of the coil and the thickness of the stator core are reduced to reduce the thickness of the entire motor, the magnetic flux generated from the stator when the motor is driven decreases. That is, the torque constant or the like is reduced, and the torque necessary for rotating the disk attached to the hub cannot be obtained.
ゆえに、モータを薄型化するためには、モータを構成する部材の中でも、モータの軸方向寸法において大きなウェイトを占めるベース部材に着目する必要がある。しかし、単にベース部材を薄くするだけでは、ベース部材の剛性が大幅に低下してしまう。その結果、ベース部材に外部から衝撃が加わった場合には、ベース部材が破損し、ハウジング内に配置されるディスクが破損する虞がある。 Therefore, in order to reduce the thickness of the motor, it is necessary to pay attention to the base member that occupies a large weight in the axial dimension of the motor among the members constituting the motor. However, simply thinning the base member significantly reduces the rigidity of the base member. As a result, when an impact is applied to the base member from the outside, the base member may be damaged, and the disk disposed in the housing may be damaged.
したがって、モータ全体の高さを押さえつつ、ベース部材の剛性が得られるような構造が求められている。 Therefore, there is a demand for a structure that can obtain the rigidity of the base member while suppressing the height of the entire motor.
本願発明にかかる例示的な一実施形態は、薄板状のベース部材に関する。ベース部材は、ステータや配線基板が配置され、ディスク駆動装置に用いられる。ステータは、複数のコイルを有する。配線基板は、ステータに電気的に接続される。ベース部材は、筒部と、第1収容部と、コイル収容部と、第2収容部と、第3収容部と、を備える。筒部は、中心軸を中心とする円筒状であり、軸方向に向かって伸びる。第1収容部は、筒部の周りにステータの少なくとも一部が収容可能である。複数のコイル収容部は、第1収容部内において筒部周りに周方向に配置される。各コイル収容部内には、コイルがそれぞれ収容可能である。第2収容部は、第1収容部内に配置され、筒部に沿って周方向に伸びる。第2収容部内には、配線基板の一部が収容可能である。第3収容部は、第2収容部から径方向外方に向かって伸びる。第3収容部は、配線基板の一部が収容可能である。第3収容部には、ベース部材を貫通する開口部が配置される。 An exemplary embodiment according to the present invention relates to a thin plate-like base member. The base member is provided with a stator and a wiring board, and is used in a disk drive device. The stator has a plurality of coils. The wiring board is electrically connected to the stator. The base member includes a tube portion, a first housing portion, a coil housing portion, a second housing portion, and a third housing portion. The cylindrical portion has a cylindrical shape centered on the central axis and extends in the axial direction. The first accommodating portion can accommodate at least a part of the stator around the cylindrical portion. The plurality of coil housing portions are arranged in the circumferential direction around the cylindrical portion in the first housing portion. Each coil accommodation part can accommodate a coil. A 2nd accommodating part is arrange | positioned in a 1st accommodating part, and is extended in the circumferential direction along a cylinder part. A part of the wiring board can be accommodated in the second accommodating portion. The third housing portion extends radially outward from the second housing portion. A part of the wiring board can be accommodated in the third accommodating portion. An opening that penetrates the base member is disposed in the third housing portion.
本発明の一実施形態によれば、モータ全体の高さを押さえつつ、ベース部材の剛性を保つことができる。 According to one embodiment of the present invention, the rigidity of the base member can be maintained while suppressing the height of the entire motor.
本明細書では、モータの中心軸方向における図1の上側を単に「上側」と呼び、下側を単に「下側」と呼ぶ。なお、上下方向は、実際の機器に組み込まれたときの位置関係や方向を示すものではない。また、中心軸に平行な方向を「軸方向」と呼び、中心軸を中心とする径方向を単に「径方向」と呼び、中心軸を中心とする周方向を単に「周方向」と呼ぶ。 In the present specification, the upper side of FIG. 1 in the direction of the central axis of the motor is simply referred to as “upper side”, and the lower side is simply referred to as “lower side”. Note that the vertical direction does not indicate the positional relationship or direction when incorporated in an actual device. A direction parallel to the central axis is referred to as an “axial direction”, a radial direction centered on the central axis is simply referred to as “radial direction”, and a circumferential direction centered on the central axis is simply referred to as “circumferential direction”.
図1は、本願発明にかかる好ましい実施形態におけるスピンドルモータ1の断面図である。以下の説明では、スピンドルモータ1を、単にモータ1と呼ぶ。モータ1は、2.5型かつ7mm厚以下や2.5型かつ5mm厚以下などのディスク駆動装置(例えば、ハードディスク駆動装置)などに用いられる。ディスク駆動装置は、モータ1、ハウジング(図示省略)、少なくとも1枚のディスク(図示省略)、アクセス部(図示省略)、コネクタ(図示省略)、などを有する。ディスクは、モータ1に取り付けられる。アクセス部は、ディスクに対して、情報の「読み出し」および「書き込み」の少なくとも一方を行う。ハウジングは、ベース部材21とカバー部材を有する。ベース部材21は、カバー部材(図示省略)とともに、ハウジングの一部を構成する。
FIG. 1 is a cross-sectional view of a
図1に示すように、モータ1は、アウタロータ型である。本実施形態においては、モータ1は、3つの相(U相、V相、およびW相)をもつ3相モータである。モータ1は、固定組立体である静止部2と、回転組立体である回転部3と、流体動圧軸受機構(以下、「軸受機構4」という)と、を有する。回転部3は、軸受機構4により、モータ1の中心軸J1を中心として静止部2に対して回転可能に支持される。
As shown in FIG. 1, the
静止部2は、ベース部材21と、環状のステータ22と、配線基板14と、を有する。ベース部21は、板状の部材である。ベース部21は、筒部211と開口部24とを有する。筒部211は、略円筒状である。ベース部21は、ベース部材21の略中央に配置される。開口部24は、ベース部21を軸方向に貫通する。ステータ22は、筒部211の周囲に配置される。ステータ22は、ステータコア221と、コイル222と、を有する。コイル222は、ステータコア221に配置される。ステータ22では、各相(U相、V相、およびW相)のコイル222から引き出された複数(ここでは3本)の引出線2221が、配線基板14に、それぞれ、半田付けによって接続される。
The
配線基板14の好ましい一例として、フレキシブルプリント基板(Flexible Printed Circuit Board)が挙げられる。配線基板14は、ベース部材21の上面に位置し、回転部3側から開口部24側に向かって延びる。
A preferred example of the
ステータコア221は、コアバック(図示省略)と、複数のティース(図示省略)と、を有する。コアバックは、中心軸J1を中心とする環状である。ティースは、コアバックの外縁部から径方向外方に延びる。ティースは、巻線部と、先端部と、を有する。巻線部には、導線が巻回されて、コイル222が形成される。先端部は、巻線部の外縁部から周方向両側に広がる。
図1に示すように、回転部3は、ロータハブ31と、ロータマグネット321と、を有する。ロータハブ31は、ハブ本体311と、円筒部312と、環状のディスク載置部313と、を有する。円筒部312は、ハブ本体311の外縁部から下方へと突出する。ディスク載置部313は、円筒部312の下部から径方向外方に広がる。ディスク載置部313上には、ディスクが載置される。ロータマグネット321は、中心軸J1を中心とする環状である。ロータマグネット321は、円筒部312の内側に配置される。ロータマグネット321の下部の径方向外方には、ディスク載置部313が位置する。ロータマグネット321は、ステータ22の径方向外側に配置される。ロータマグネット321は、ステータ22と、径方向に対向する。モータ1では、ロータマグネット321とステータ22との間にて、トルクが発生する。
As shown in FIG. 1, the
図1に示すように、軸受機構4は、流体動圧軸受である。軸受機構4は、潤滑油、スリーブ41、およびブッシュ42を有する。スリーブ41は、略円筒状の部材である。スリーブ41は、粉末金属を焼き固めた焼結金属である。スリーブ41は、スリーブ41を上下方向に連通する連通孔411を有する。スリーブ4には、潤滑油が含浸される。ブッシュ42は、略円筒形状である。ブッシュ42の内側面は、スリーブ41を支持する。ブッシュ42の外側面には、ステータコア221が圧入やかしめなどによって固定される。さらにブッシュ42は、筒部211の内側面において、圧入などによって固定される。
As shown in FIG. 1, the bearing mechanism 4 is a fluid dynamic pressure bearing. The bearing mechanism 4 includes lubricating oil, a
図2は、ベース部材21の斜視図であり、ベース部材21の上面側を示す。図3は、ベース部材21の斜視図であり、ベース部材21の下面側を示す。上述したように、ベース部材21には、筒部211が配置される。筒部211の周りには、第1収容部212が配置される。軸方向から見たときに、第1収容部212は、略円環状である。第1収容部212は、ベース部21の上面において、ベース部材21の下面側に向かって凹む部位である。複数のコイル収容部213は、第1収容部212内に配置される。各コイル収容部213は、筒部211の周りに、周方向に等間隔に配置される。なお、各コイル収容部213は、必ずしも等間隔に配置される必要なく、不等配に配置されてもよい。コイル収容部213は、ベース部材21の上面において、ベース部材21の下面側に向かって凹む部位である。第2収容部214は、第1収容部212内に配置される。第2収容部214は、ベース部材21の上面において、ベース部21の下面側(軸方向下側)に向かって凹む部位である。第2収容部214は、軸方向から見たときに略円弧状である。第2収容部214は、筒部211の外側面に沿って、周方向に伸びる。第3収容部215は、第1収容部212内において、ベース部21の下面側に向かって凹む部位である。第3収容部215は、第1収容部212内において、第2収容部214から径方向外方に向かって伸びる。第3収容部215の径方向外側には、ベース部材21を軸方向に貫通する開口部24が配置される。
FIG. 2 is a perspective view of the
図1、図2および図3に示すように、第2収容部214内には、複数の貫通孔2121が配置される。各貫通孔2121は、ベース部材21を軸方向に貫通する。この好ましい実施形態では、ベース部21に、3つの貫通孔2121が配置される。貫通孔2121は、第2収容部内212内に、周方向に等間隔に配置される。なお、各貫通孔2121は、必ずしも等間隔に配置される必要はない。そして、少なくとも1つのコイル収容部213は、第2収容部214内に配置される。少なくとも一つの貫通孔2121の周方向における位置は、少なくとも一つの第3収容部215の周方向における位置と等しい。第2収容部214内において、少なくとも1つの貫通孔2121は、少なくとも一つのコイル収容部213を貫通する。
As shown in FIGS. 1, 2, and 3, a plurality of through
第3収容部215における開口部24には、段部241が配置される。図3に示すように、ベース部材21の下面側において、溝部26が開口部24の端部に配置される。溝部26は、第1収容部212と、軸方向に対向する。溝部26は、開口部24から径方向外方に向かって伸びる。溝部26の延伸方向は、第3収容部215の延伸方向と平行である。
A stepped
図4は、配線基板14の平面図である。図4に示すように、配線基板14は、円弧部141と延伸部142と、を有する。円弧部141は、軸方向から見たときに第2収容部214に対応する略円弧状である。モータ1が組み立てられた際、円弧部141は、第2収容部214内に配置される。円弧部141の厚みは、第2収容部214の軸方向深さと同じ、または、第2収容部214の軸方向深さよりも小さい。延伸部142は、円弧部141から伸びる。延伸部142は、外部電源等と接続される給電部143を、有する。延伸部142の厚みは、第3収容部215の軸方向深さと同じ、または、第3収容部215の軸方向深さよりも小さい。さらに、延伸部142の厚みは、溝部216の軸方向深さと同じ、または、溝部216の軸方向深さよりも小さい。
FIG. 4 is a plan view of the
図5は、ベース部材21の平面図であり、配線基板14がベース部材21に配置されたときの状態を示す。図1および図5に示すように、配線基板14がベース部材21に配置されると、円弧部141は第2収容部214内に配置される。延伸部142は、第3収容部215内に配置される。さらに、延伸部142は、段部241を介して開口部24を通って、ベース部材21の下面に配置される。ベース部21の下面側に配置された延伸部142の少なくとも一部は、溝部26にも配置される。すなわち、延伸部142は、第2収容部214、第3収容部215、および開口部24を介して、ベース部材21の上面からベース部21の下面にわたって這わされる。
FIG. 5 is a plan view of the
上述したように、円弧部141の形状は、第2収容部214に対応する形状である。そのため、円弧部141が第2収容部214から周方向または径方向にはみ出すことが、抑えられる。円弧部141の厚みは、第2収容部214の軸方向深さと同じ、または、第2収容部214の軸方向深さよりも小さい。そのため、円弧部141が第2収容部214から軸方向に突出することが抑えられる。これにより、円弧部141がステータ22と接触することが抑えられるとともに、モータ1の軸方向寸法を小さくすることができる。
As described above, the
また、図1や図5に示すように、延伸部142は、第3収容部215に収容される。そのため、ベース部材21の上面よりも上側に突出することが抑えられる。さらに、延伸部142の厚みが第3収容部215の軸方向深さと同じ、または、第3収容部215の軸方向深さよりも小さいことから、延伸部142が第3収容部215から軸方向に突出することが防止される。これにより、延伸部215がモータ1の他の部位と接触することが抑えられ、モータ1の軸方向寸法を小さく抑えることができる。そして、延伸部142の厚みは、溝部26の軸方向深さと同じ、または、溝部26の軸方向深さよりも小さい。そのため、溝部26に這わされた延伸部142は、ベース部材21の下面から軸方向下側へと突出することがなく、薄板状のベース部材21の厚み(軸方向寸法)内に延伸部142が収まる。よって、配線基板14の厚み分だけ、モータ1全体を軸方向に小さくすることが可能となる。
In addition, as illustrated in FIGS. 1 and 5, the extending
図3に示すように、第4収容部216は、ベース部材21の下面に配置され、第1収容部212とは軸方向反対側に位置する。第4収容部216は、ベース部材21の下面に向かって凹む部位である。軸方向から見たときに、第4収容部216は、中心軸J1を中心とした略円環状となっている。第2収容部214を貫通する貫通孔2121は、第4収容部216も貫通する。径方向において、第4収容部216は、溝部26と筒部211の開口との間に配置される。
As shown in FIG. 3, the
また、図1に示すように、ベース部材21にステータ22等を取り付けてベースユニットを組み立てる際には、第4収容部216は、略平板状のシール部材50によって封止される。シール部材50は、第4収容部216の形状に対応した形状となっている。第4収容部216の軸方向深さは、シール部材50の軸方向寸法と同じ、または、シール部材50の軸方向寸法よりも大きい。シール部材50が第4収容部216を封止した際には、シール部材50が第4収容部216から軸方向に突出することが抑えられる。これにより、モータ1またはディスク駆動装置の軸方向寸法を小さくすることができる。
As shown in FIG. 1, when the base unit is assembled by attaching the
配線基板14の円弧部141には、コイル222から引き出される複数の引出線2221が接続される。この好ましい実施形態においては、モータ1が3相モータであるため、3本の引出線2221が円弧部141に接続される。また、この好ましい実施形態においては、引出線2221は、半田付けによって円弧部141に接続される。なお、他の方法によって、引出線2221が円弧部141に接続されていてもよい。
A plurality of
円弧部141と引出線2221との接続部51は、それぞれ、第2収容部214の貫通孔2121内に配置される。接続部51の軸方向下側の部位は、第4収容部216の底部よりも、軸方向上側に位置する。そのため、シール部材50によって第4収容部216が封止された際に、接続部51がシール部材50に当たることが防止されている。同様に、接続部51がベース部材21の下面よりも、軸方向下側に突出することが防止される。シール部材50によって第4収容部216および貫通孔2121がそれぞれ封止されるため、第4収容部216や貫通孔2121を介してモータ1の内部に、外部から塵などが入ることが防止される。
The connecting
ベース部材21は、プレス加工を含む工程により、形成される。まず、板状の元部材が順送式の金型内に配置される。元部材に対して一連のプレス加工が行われることにより、筒部21や第1収容部212、第2収容部214、第3収容部215、開口部24、貫通孔2121、コイル収容部213などを有するベース部材21の形状が成形される。
The
プレス加工が行われたベース部材21において、筒部211の内側面に切削加工が行われる。これにより、筒部211の内側面が滑らかになり、スリーブ41の挿入を滑らかにすることができるとともに、スリーブ41の圧入時における変形やスリーブ41の目詰まり等を防止することができる。なお、筒部211以外の箇所において、切削加工が施されてもよい。例えば、金型内において、ベース部材21の上面全体や下面全体、第1収容部212、第2収容部214、第3収容部215、第4収容部216など、筒部211以外の箇所に対しても、プレス加工とともに切削加工が行われるようにしてもよい。
In the
なお、プレス加工後におけるベース部材21では、金型による元部材の打ち抜きにより、ダレやバリが、筒部211の開口の周縁部、貫通孔2121の端部、開口部24、またはベース部材21の外周縁などに、形成される。特に、プレス加工によって形成されたバリに対して、切削加工が行われてもよい。切削加工によってバリを除去することにより、筒部211の周縁部や開口部24の端部などが滑らかになり、ベース部材21の組み立て時等において、ステータ22などの部品を傷つけることなく取り付けることが可能となる。また、プレス加工が行われたことにより、ベース部材21下面側における筒部211の端部には、ダレが形成されている。
In addition, in the
プレス加工および切削加工が行われたベース部材21に対しては、さらに、メッキ加工が施される。メッキとしては、例えば、ニッケル系のものが用いられる。メッキ加工によって、メッキの薄膜によって、ベース部材21全体が覆われることになる。薄膜の厚みは、例えば、2〜10μmとすることができる。そのため、軸受機構4の潤滑油や外部環境によるベース部材21の腐食を、防止することができる。
The
メッキ加工が施されたベース部材21において、開口部24の段部における薄膜の厚みは、ベース部材21の上面の薄膜の厚みよりも、厚い。これにより、配線基板14が開口部24を通ってベース部材21の上面および下面に這わされる場合に、開口部24の端部や段部241において、配線基板14が傷つくことが防止される。
In the plated
以上、本発明にかかる好ましい実施形態について説明してきたが、上記以外にも本発明はさまざまな変形が可能である。 As mentioned above, although preferred embodiment concerning this invention has been described, in addition to the above, this invention can be variously modified.
例えば、第2収容部214に配置される貫通孔2121は、一つのみ配置されてもよい。この場合、各コイル222からの各引出線2221は、それぞれ、1つの貫通孔2121へと導かれ、円弧部141に半田付け等によって接続される。これにより、複数の貫通孔2121を設ける場合と比べて、ベース部材21の剛性を向上させることができる。
For example, only one through
また、第2収容部214に複数の貫通孔2121が配置される場合であっても、複数の貫通孔2121のうち、複数の引出線2221が導かれる貫通孔2121と、引出線2221が導かれない貫通孔2121が存在してもよい。
In addition, even when the plurality of through
第2収容部214は、凹部形状ではなく、ベース部材21を軸方向に貫通する貫通部であってもよい。この場合、庇部が、第2収容部214の内側面の少なくとも一部に、配置されることが望ましい。庇部は、第2収容部214の内側面において、径方向などに突出する。庇部は、第2収容部214の周縁部に、少なくとも1つ配置されてもよい。複数の庇部が、第2収容部214の周縁部に、配置されてもよい。少なくとも1つの庇部は、第2収容部214を囲むように配置されてもよい。これにより、配線基板14がベース部材21に配置されるときに、庇部は、配線基板14の円弧部141を軸方向に支持することができる。
The 2nd
図6は、モータ1の部分的な断面図である。図7は、ベース部21Aの平面図であり、筒部211の周囲を示す。以下の説明では、図1に示すベース部21と同じ構成については、同じ番号を付し、その説明を省略する。
FIG. 6 is a partial cross-sectional view of the
図6および図7に示されるように、ベース部21Aは、第2貫通部214Aを有する。第2貫通部214Aは、ベース部21を軸方向に貫通する。第2貫通部214Aは、筒部211の径方向外側に配置される。軸方向から見たときに、第2貫通部214Aの外形は、略円弧状である。第2貫通部214Aの外形は、筒部211に沿って周方向に伸びる。
As shown in FIGS. 6 and 7, the
図6および図7に示されるように、少なくとも1つの庇部2141が、第2貫通部214Aを構成する内側面214A1に、配置される。モータ1が組み立てられた際に、庇部2141は、配線基板14の円弧部141を軸方向に支持する。この変形例では、2つの庇部2141が、内側面214A1の径方向外側の部位および径方向内側の部位に、それぞれ配置される。言い換えると、内側面214A1には、互いに径方向に対向する1組の庇部2141が、配置される。1組の庇部2141は、それぞれ、内側面214A1に沿って、周方向に伸びる。軸方向から見たときに、周方向に伸びる各庇部2141の外形は、それぞれ、略円弧状である。
As shown in FIGS. 6 and 7, at least one
また、内側面214A1上の周方向一方側の部位および周方向他方側の部位にも、庇部2141は、それぞれ配置される。言い換えると、内側面214A1には、周方向に対向する少なくとも1組の庇部2141が配置される。軸方向から見たときに、周方向に対向する庇部2141の外形は、略矩形である。
In addition, the
各庇部2141は、内側面214A1から、中心軸J1に対して垂直な方向に向かって、伸びる。図7に示される例では、複数の庇部2141は、径方向または周方向の少なくともいずれか一方に、伸びる。
Each
少なくとも1つの庇部2141は、少なくとも一つのコイル222と、間隙を介して対向する。図6に示される例では、庇部2141は、コイル222と、軸方向に対向する。さらに、内側面214A1において、各庇部2141の軸方向の位置は、それぞれ同じである。これにより、配線基板14が第2貫通部214Aに配置された際に、配線基板14は、中心軸J1に対して垂直な方向と略平行に、配置される。
At least one
また、庇部2141の数、位置、および形状は、特に限定されるものではない。複数の庇部2141が、第2貫通部214Aの内側面214A1に、周方向に間隔をおいて配置されてもよい。軸方向から見たときに、一つの庇部2141が、第2貫通部214Aの内側面2141Aに沿う略環状であってもよい。複数の庇部2141の形状は、それぞれ、異なっていてもよく、同じであってもよい。庇部2141の形状は、円弧状、多角形、円形、楕円、これらの組み合わせた形状であってもよく、特に限定されるものではない。
Further, the number, position, and shape of the
さらに、第2収容部214が第2貫通部214Aであり、かつ、第3収容部215もベース部材21Aを軸方向に貫通する貫通部であってもよい。図7に示される例では、ベース部21Aが第3貫通部215Aを有する。第3貫通部215Aを構成する内側面215A1には、少なくとも1つの庇部2151が配置される。庇部2151は、第3貫通部215Aの内側面215A1から周方向に突出し、かつ、径方向に伸びる。図7では、2つの庇部2151が、間隙を介して周方向に対向する。軸方向から見たときに、庇部2151の外形は、略矩形である。内側面215A1上において、これらの庇部2151の軸方向の位置は、それぞれ同じである。これにより、配線基板14がベース部材21Aに配置される際に、延伸部142が、中心軸J1に対して略垂直な方向と略平行に配置される。さらに、図7に示される例では、第2第2貫通部214Aは、第3第3貫通部215Aと接続され、ひとつの貫通部を構成する。なお、第2貫通部214Aは、第3貫通部215Aと、必ずしも接続される必要はない。
Further, the second
また、庇部2151の数、位置、および形状は、特に限定されるものではない。複数の庇部2151が、第3貫通部215Aの内側面215A1に、周方向一方側または他方側の面の少なくともいずれか一方に、間隔をおいて配置されてもよい。第3貫通部215A内に配置される庇部2151は、第2貫通部214A内に配置される庇部2141と、接続されてもよい。この場合、軸方向から見たときに、庇部2151は、庇部2141と接続して、略環状を構成してもよい。庇部2151の少なくとも一部は、庇部2141の少なくとも一部と、接続されてよい。また、庇部2151は、庇部2141と、間隔をあけて配置されてもよい。庇部2151の形状は、それぞれ、異なっていてもよく、同じであってもよい。庇部2151の形状は、円弧状、多角形、円形、楕円、これらの組み合わせた形状であってもよく、特に限定されるものではない。庇部2151の形状は、庇部2141の形状と、同じであってもよく、異なっていてもよい。
Further, the number, position, and shape of the
さらに、図2および図3では、開口部24の周方向の幅が、溝部26の周方向の幅と、略等しい。しかし、開口部24の周方向幅は、溝部26の周方向の幅と、必ずしも同じにする必要はない。開口部24の周方向の幅が、溝部26の周方向の幅と異なっていてもよい。
Further, in FIGS. 2 and 3, the circumferential width of the
図8は、本発明にかかる変形例の一つを示す図であり、ベース部21Bを軸方向下側から見たときの斜視図である。図8では、開口部24Bが、周方向に伸びる。開口部24Bの周方向の幅が、溝部26の周方向の幅よりも広い。これにより、モータ1の組み立ての際に、配線基板14の延伸部142が開口部24Bに通りやすくなる。その結果、モータ1の組み立てにかかる時間を削減することができる。
FIG. 8 is a view showing one of the modifications according to the present invention, and is a perspective view when the base portion 21B is viewed from the lower side in the axial direction. In FIG. 8, the
また、図2および図3に示されるように、軸方向から見たときに、複数の貫通孔2121の外形は、それぞれ、同じ形状となっている。しかしながら、複数の貫通孔2121の外形は、それぞれ、異なる形状であってもよい。複数の貫通孔2121の大きさ及び向きも、互いに異なるものとしてよい。
As shown in FIGS. 2 and 3, the outer shapes of the plurality of through
図9は、ベース部21の平面図であり、ベース部21を部分的に拡大した図である。図9に示すように、軸方向から見たときに、複数の貫通孔2121は、中心軸J1に対して垂直な方向における方向の寸法が最も大きくなる部位を、有している。言い換えると、軸方向から見たときに、各貫通孔2121は、少なくとも一の方向に伸びる外形を有する。図9では、軸方向から見たときに、貫通孔2121の外形の寸法が最も大きくなる方向が、長手方向となる。貫通孔2121において、この方向を長手方向と呼ぶ。軸方向から見たときに、複数の貫通孔2121は、それぞれ、筒部211に向かう方向がおよそ長手方向となる。図9では、複数の貫通孔2121の長手方向は、破線Lで、それぞれ示されている。軸方向から見たときに、各貫通孔2121の長手方向(各破線Lの向き)は、互いに略平行である。これにより、モータ1の組み立て時において、各相の引出線2221を、各貫通孔2121から、それぞれ、平行に引き出すことができる。その結果、モータ1の組み立てにかかる時間を削減することができる。
FIG. 9 is a plan view of the
なお、各貫通孔2121の外形が伸びる方向(長手方向)は、それぞれ同じであってもよく、全てが異なってもよい。さらには、複数の貫通孔2121のうち、外形の伸びる方向が同じである複数の貫通孔2121が含まれてもよい。複数の貫通孔2121のうち、伸びる方向が異なる複数の貫通孔2121があってもよい。各貫通孔2121の長手方向における幅は、互いに同じであってもよく、それぞれ異なっていてもよい。また、複数の貫通孔2121のうち、長手方向における幅が同じものと長手方向における幅が異なるものとが、含まれていてもよい。さらに、中心軸J1に対して垂直な平面なおいて、複数の貫通孔2121の長手方向に対して垂直な方向における幅は、それぞれ、同じであってもよいし、異なっていてもよい。中心軸J1に対して垂直な平面なおいて、貫通孔2121の案が手方向における幅は、貫通孔2121の長手方向に対して垂直な方向における幅と、同じであってもよいし、異なっていてもよい。
In addition, the direction (longitudinal direction) in which the outer shape of each through-
上記実施形態においては、3つの相(U相、V相、およびW相)の各引出線2221が、配線基板14に、それぞれ接続される。この場合、コモン線は、ステータ22側において3つの引出線2221と接続され、配線基板14に直接接続されていない。しかし、コモン線がステータ22側ではなく、配線基板14上に接続されてもよい。この場合、第2収容部214に配置される貫通孔2121の数は、3つの引出線2121用とコモン線用のあわせて4つとすることができる。なお、短絡や引出線2121同士の互いの接触が防止されるのであれば、コモン線または3つの引出線2121のうちのいずれか1つが、他の引出線2121と同じ貫通孔2121内に配置されてもよい。このような構成とすることにより、貫通孔2121の数を少なくすることができる。その結果、貫通孔2121が配置されることによってベース部材21の剛性が低下することが、抑えられる。
In the above embodiment, each
また、上記実施形態におけるモータ1は、3相モータである。しかし、モータの相数は特に限定される必要はなく、例えば、単相、2相、5相や7相などの多相モータであってもよい。この場合、引出線2221の本数やコモン線の処理方法にあわせて、第2収容部214に配置される貫通孔2121の数が変更されてもよい。
Further, the
本発明は、ディスク駆動装置用のモータに利用可能であり、ディスク駆動装置以外の用途のモータにも利用可能である。 The present invention can be used for a motor for a disk drive device, and can also be used for a motor for purposes other than the disk drive device.
上記実施形態および各変形例における構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わされてよい。 The configurations in the above embodiment and each modification may be combined as appropriate as long as they do not contradict each other.
J1 中心軸
1 モータ
14 配線基板
141 円弧部
142 延伸部
143 給電部
2 静止部
21 ベース部
211 筒部
212 第1収容部
213 コイル収容部
214 第2収容部
215 第3収容部
216 第4収容部
2121 貫通孔
22 ステータ
221 ステータコア
222 コイル
2221 引出線
24 開口部
241 段部
26 溝部
3 回転部
31 ロータハブ
311 ハブ本体
312 円筒部
313 ディスク載置部
321 ロータマグネット
4 軸受機構
41 スリーブ
42 ブッシュ
50 シール部材
51 接続部
Claims (25)
前記ベース部材は、
中心軸を中心とし軸方向に伸びる円筒状の筒部と、
前記筒部の周りに前記ステータの少なくとも一部が収容可能な第1収容部と、
前記第1収容部内において前記筒部周りに周方向に配置され、前記コイルをそれぞれ収容可能である複数のコイル収容部と、
前記第1収容部内に配置され、前記筒部に沿って周方向に伸びるとともに、前記配線基板の一部が収容可能な第2収容部と、
前記第2収容部から径方向外方に向かって伸びるとともに、前記配線基板の一部が収容可能な第3収容部と、
を備え、
前記第3収容部には、前記ベース部材を貫通する開口部が配置される
ベース部材。 A stator having a plurality of coils and a wiring board electrically connected to the stator are arranged, and is a thin plate-like base member used for a disk drive device,
The base member is
A cylindrical tube portion extending in the axial direction around the central axis;
A first accommodating portion capable of accommodating at least a part of the stator around the cylindrical portion;
A plurality of coil housing portions arranged in the circumferential direction around the cylindrical portion in the first housing portion and capable of housing the coils, respectively;
A second accommodating portion that is disposed in the first accommodating portion and extends in the circumferential direction along the cylindrical portion, and is capable of accommodating a part of the wiring board;
A third accommodating portion that extends radially outward from the second accommodating portion and that can accommodate a part of the wiring board;
With
A base member in which an opening that penetrates the base member is disposed in the third housing portion.
前記第2収容部には、少なくとも1つの貫通孔が配置される
ベース部材。 The base member according to claim 1,
A base member in which at least one through hole is disposed in the second housing part.
複数の前記コイルのうち、少なくとも1つのコイルの一部は、前記貫通孔内に配置される
ベース部材。 The base member according to claim 2,
A base member in which a part of at least one of the plurality of coils is disposed in the through hole.
前記第2収容部には、複数の貫通孔が配置され、
軸方向から見たときに、複数の貫通孔は、それぞれ、少なくとも一の方向に伸びる外形を有しており、各貫通孔の前記方向が、互いに略平行となっている
ベース部材。 The base member according to any one of claims 1 and 3,
A plurality of through holes are arranged in the second housing part,
When viewed from the axial direction, the plurality of through holes each have an outer shape extending in at least one direction, and the directions of the through holes are substantially parallel to each other.
前記第2収容部には、複数の貫通孔が配置され、
軸方向から見たときに、複数の貫通孔は、それぞれ、少なくとも一の方向に伸びる外形を有しており、
前記貫通孔のうち、前記方向が異なる少なくとも1つの前記貫通孔が含まれる
ベース部材。 The base member according to any one of claims 1 and 3,
A plurality of through holes are arranged in the second housing part,
When viewed from the axial direction, each of the plurality of through holes has an outer shape extending in at least one direction,
A base member including at least one of the through holes having a different direction.
前記第2収容部が凹部であり、
前記ベース部の下面には、前前記貫通孔と接続される凹部である第4収容部が配置される
ベース部材。 The base member according to any one of claims 1 to 5,
The second accommodating portion is a recess;
A base member in which a lower surface of the base portion is provided with a fourth housing portion that is a recess connected to the front through hole.
前記第4収容部が、シール部材によって封止される
ベース部材。 The base member according to claim 6,
A base member in which the fourth housing portion is sealed by a seal member.
前記第4収容部の軸方向寸法は、前記シール部材の厚みと等しいまたは前記シール部材の厚みよりも大きい
ベース部材。 The base member according to claim 7,
A base member having an axial dimension of the fourth housing portion equal to or greater than a thickness of the seal member.
第2収容部には、少なくともひとつのコイル収容部があり、
前記第4収容部が、前記コイル収容部と軸方向に対向するように位置する
ベース部材。 The base member according to any one of claims 6 to 8,
The second housing part has at least one coil housing part,
A base member positioned so that the fourth housing portion faces the coil housing portion in the axial direction.
第2収容部には、少なくともひとつのコイル収容部がある
ベース部材。 The base member according to any one of claims 1 to 8,
A base member having at least one coil housing portion in the second housing portion.
前記コイル収容部が周方向に等間隔に配置される
ベース部材。 The base member according to any one of claims 1 to 10,
A base member in which the coil housing portions are arranged at equal intervals in the circumferential direction.
前記第2収容部の軸方向深さは、前記配線基板の厚みと同じまたは前記配線基板の厚みよりも大きい
ベース部材。 The base member according to any one of claims 1 to 11,
A base member having a depth in the axial direction of the second housing portion equal to or greater than a thickness of the wiring board.
前記開口部には、段部が配置されている
ベース部材。 The base member according to any one of claims 1 to 12,
A base member in which a step is disposed in the opening.
前記下面における前記開口部の端部には、前記第1収容部と軸方向に対向するとともに径方向外方に向かって延びる溝部が配置される
ベース部材。 The base member according to any one of claims 1 to 12,
A base member in which an end of the opening on the lower surface is provided with a groove that faces the first housing portion in the axial direction and extends radially outward.
前記開口部の周方向の幅は、前記溝部の周方向の幅と異なる
ベース部材。 The base member according to claim 14,
The base member has a circumferential width different from the circumferential width of the groove.
前記溝部の軸方向深さは、前記配線基板の厚みと同じまたは前記配線基板の厚みよりも大きい
ベース部材。 A base member according to any one of claims 14 and 15,
The depth of the groove in the axial direction is the same as the thickness of the wiring board or a base member larger than the thickness of the wiring board.
前記第2収容部が、前記ベース部材を貫通する第2貫通部であり、
前記貫通部を構成する内側面には、前記配線基板を支持可能な庇部が少なくとも1つ配置される
ベース部材。 The base member according to claim 1,
The second accommodating portion is a second penetrating portion penetrating the base member;
A base member in which at least one collar portion capable of supporting the wiring board is disposed on an inner surface constituting the through portion.
前記第3収容部が、前記ベース部材を軸方向に貫通するとともに前記開口部と一体である第3貫通部であり、
前記第3貫通部を構成する内側面は、前記配線基板の一部を支持可能な庇部が少なくとも1つ配置される
ベース部材。 The base member according to any one of claims 1 and 16,
The third housing portion is a third penetration portion that penetrates the base member in the axial direction and is integral with the opening;
The inner surface that constitutes the third through portion is a base member on which at least one flange portion that can support a part of the wiring board is disposed.
前記配線基板が複数の給電部を有しており、
前記第2収容部には、前記複数の給電部が配置可能な
ベース部材。 The base member according to claim 1,
The wiring board has a plurality of power feeding sections;
A base member in which the plurality of power feeding sections can be arranged in the second housing section.
前記配線基板は、
前記第2凹部に配置される円弧部と
前記円弧部と接続され、前記第3凹部に配置される延伸部と、
を有する
ベース部材。 The base member according to claim 1,
The wiring board is
An arc portion disposed in the second recess portion and an extension portion connected to the arc portion and disposed in the third recess portion;
A base member.
前記コイルの引出線と前記延伸部との接続部の少なくとも一部が、前記貫通孔内に位置するベース部材。 The base member according to claim 20, wherein
A base member in which at least a part of a connecting portion between the lead wire of the coil and the extending portion is located in the through hole.
径方向において、前記円弧部が、前記筒部の外側面と当たる
ベース部材。 The base member according to any one of claims 20 and 21,
A base member in which, in a radial direction, the arc portion contacts an outer surface of the cylindrical portion.
前記ベース部材が、少なくともプレス加工を含む工程によって形成される
ベース部材。 The base member according to any one of claims 1 to 22,
The base member is formed by a process including at least press working.
前記ステータを有する静止部と、
前記ステータと径方向に対向するロータマグネットを、有する回転部と、
前記回転部を前記静止部に対して前記中心軸を中心として回転可能に支持する軸受機構と、を有し、
前記静止部が、
請求項1から請求項23のいずれか一つに記載のベース部材と、
前記ベース部の上面上に配置された配線基板と、
を有するモータ。 A motor,
A stationary part having the stator;
A rotating part having a rotor magnet opposed to the stator in the radial direction;
A bearing mechanism for rotatably supporting the rotating part with respect to the stationary part about the central axis;
The stationary part is
A base member according to any one of claims 1 to 23;
A wiring board disposed on the upper surface of the base portion;
Having a motor.
請求項24に記載のモータと、
少なくとも、カバー部と前記ベース部材とを有するハウジングと、
前記回転部に保持される少なくとも1枚のディスクと、
を有する
ディスク駆動装置。 A disk drive device of 2.5 type and 7 mm thickness or less,
A motor according to claim 24;
A housing having at least a cover portion and the base member;
At least one disk held by the rotating part;
A disk drive device having:
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CN2013200727676U CN203118465U (en) | 2012-03-01 | 2013-02-08 | Spindle motor and disk driving device |
CN201310050821.1A CN103295601B (en) | 2012-03-01 | 2013-02-08 | Spindle Motor and disk drive device |
US13/767,228 US8922945B2 (en) | 2012-03-01 | 2013-02-14 | Disk drive spindle motor with wiring substrate having extension portion passing through opening in base |
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US201261605314P | 2012-03-01 | 2012-03-01 | |
US61/605,314 | 2012-03-01 | ||
US201261620505P | 2012-04-05 | 2012-04-05 | |
US61/620,505 | 2012-04-05 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013183628A true JP2013183628A (en) | 2013-09-12 |
Family
ID=49273910
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012249735A Pending JP2013183628A (en) | 2012-03-01 | 2012-11-13 | Motor |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013183628A (en) |
-
2012
- 2012-11-13 JP JP2012249735A patent/JP2013183628A/en active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10559998B2 (en) | Motor and disk drive apparatus | |
US9064530B1 (en) | Motor and disk drive apparatus | |
US8754554B2 (en) | Motor and disk drive apparatus | |
JP6349719B2 (en) | Inner rotor type motor | |
US8922945B2 (en) | Disk drive spindle motor with wiring substrate having extension portion passing through opening in base | |
US8755145B2 (en) | Base unit, motor and disk drive apparatus | |
US8693138B2 (en) | Base unit | |
US8400729B1 (en) | Method of manufacturing motor, motor, and disk drive apparatus | |
US9166452B1 (en) | Spindle motor, disk drive apparatus, and electronic device | |
JP6609435B2 (en) | Vibration motor | |
US10290318B2 (en) | Motor and disk drive apparatus including a wire passing from a stator through a base first annular portion hole and soldered to a circuit board land portion | |
JP2014002821A (en) | Base plate, base unit, motor and disk drive | |
US8593759B1 (en) | Spindle motor and disk drive apparatus | |
JP2017034866A (en) | Vibration motor | |
US20140153132A1 (en) | Spindle motor and disk drive apparatus | |
US8643978B1 (en) | Spindle motor and disk drive apparatus | |
JP6231028B2 (en) | Spindle motor | |
JP6812982B2 (en) | Stator, motor, disk drive | |
KR20120130510A (en) | Stator assembly for motor and motor including the same | |
JP2013066358A (en) | Motor and disk driving device | |
JP2013183628A (en) | Motor | |
JP2002300746A (en) | Motor | |
US8576512B1 (en) | Spindle motor and disk drive apparatus | |
US20140091679A1 (en) | Base unit, motor and disk drive apparatus | |
KR101499714B1 (en) | Base member for motor and motor including the same |