JP2013183251A - 通信装置、通信利用履歴管理方法、及びプログラム - Google Patents

通信装置、通信利用履歴管理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】無線LANを利用する場合に、過去に利用した接続可能な場所を提示する。
【解決手段】通信装置は、無線LANに接続する無線送受信手段30と、現在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得手段31と、前記無線送受信手段30で前記無線LANに接続可能な場合、前記位置情報取得手段31によってその場所で取得した位置情報を、前記無線LANに接続可能な場所の位置情報として記憶する記憶手段32と、前記記憶手段32に記憶されている前記位置情報に基づいて、前記無線LANに過去に接続した場所を提示する提示手段33とを備えている。
【選択図】図8

Description

本発明は、通信装置、通信利用履歴管理方法、及びプログラムに関する。
スマートフォンを代表に最近の携帯電話は、携帯電話用の通信回線網を利用せず、比較的安価な利用料で利用できる無線LAN(Local Area Network)の通信ネットワークを利用してインターネットを利用する傾向にある。公衆無線LANの場合、利用できる利用施設や、店のおおよその場所の情報が通信事業者からパンフレットやインターネットなどで提供されている。
例えば、特許文献1には、携帯電話の電話番号から近傍の利用可能な無線LANルータ(無線LANアクセスポイント、無線LAN親機とも言う)が設置されている、いわゆるホットスポット(登録商標)を検索し、該ホットスポットを地図上にプロットする技術が提案されている。
また、特許文献2には、携帯電話事業者が公衆無線LANサービスの利用者に対して、有料の公衆無線LANサービスのサービス利用料金を利用者へ請求を行い、利用者より回収したコンテンツ利用料金の中から、公衆無線LANサービス事業者に対して料金のキックバックを行う技術が提案されている。
また、特許文献3には、無線LANの過去の利用履歴を保存しておき、発信操作があると、まず、無線LANの利用履歴に発信先の成功履歴があるか検索し、成功履歴があった場合には、携帯電話網より安価な無線LANによる通話を開始する技術が提案されている。
また、特許文献4には、ホットスポットが検知される場合、当該ホットスポットにアクセスして識別情報および使用条件を検索し、識別されたホットスポットを現在のGPS(Global Positioning System)座標と共にデータベースに格納し、その後、ユーザが特定の地理的位置内のホットスポットを位置決めすることを望む場合、指定されたGPS座標を有するホットスポットを当該ユーザに提示する技術が提案されている。
特開2004−186725号公報 特開2004−192098号公報 特開2008−109191号公報 特表2009−524312号公報
しかしながら、公衆無線LANの場合には、利用施設や店を限定する場合が少なく、比較的広範囲なエリアで利用可能であるため、同一の無線LANルータのエリア内であっても、良好な通信状態で通信できる場所や、通信品質が劣悪な場所が存在する。つまり、実際には、無線LANルータの設置位置や、電波環境による通信品質などの影響により、利用施設や店の中でも、どこのテーブル(座席)だと良好な通信状態で通信できるというように、通信できる範囲や場所が限定される場合がある。
しかしながら、上述した特許文献1〜5による技術を用いたとしても、利用可能な無線LANルータが設置されている、いわゆるホットスポットがどこにあるかは分かっても、実際にエリア内のどの場所で通信できるかは、実際に現場に行かないと分からず、その都度、良好な通信状態の場所を探し直す必要があり、手間がかかるという問題がある。
そこで本発明は、無線LANを利用する場合に、過去に利用した接続可能な場所を提示することができる携帯端末装置、通信利用履歴管理方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の通信装置は、無線LANに接続する無線送受信手段と、現在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得手段と、前記無線送受信手段で前記無線LANに接続可能な場合、前記位置情報取得手段によってその場所で取得した位置情報を、前記無線LANに接続可能な場所の位置情報として記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている前記位置情報に基づいて、前記無線LANに過去に接続した場所を提示する提示手段とを備えることを特徴とする通信装置である。
本発明の通信利用履歴管理方法は、無線LANに接続するステップと、現在位置を示す位置情報を取得するステップと、前記無線LANに接続可能な場合、その場所で取得した位置情報を、前記無線LANに接続可能な場所の位置情報として記憶するステップと、前記記憶されている前記位置情報に基づいて、前記無線LANに過去に接続した場所を提示するステップとを含むことを特徴とする通信利用履歴管理方法である。
本発明のプログラムは、通信装置のコンピュータに、無線LANに接続する無線送受信機能、現在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得機能、前記無線送受信機能で前記無線LANに接続可能な場合、前記位置情報取得機能によってその場所で取得した位置情報を、前記無線LANに接続可能な場所の位置情報として記憶する制御機能、前記記憶されている前記位置情報に基づいて、前記無線LANに過去に接続した場所を提示する提示機能を実行させることを特徴とするプログラムである。
この発明によれば、無線LANを利用する場合に、過去に利用した接続可能な場所を提示することができる。
本発明の実施形態による通信システムの構成を示すブロック図である。 本実施形態による携帯電話10の外観を示す外観図である。 本実施形態による携帯電話10の構成を示すブロック図である。 本実施形態において、RAM10−20に格納される、無線LAN過去利用場所履歴データ20の一例を示す概念図である。 本実施形態による携帯電話10の動作を説明するためのフローチャートである。 本実施形態による携帯電話10の動作を説明するためのフローチャートである。 本実施形態による無線LAN利用履歴探索モードでの表示例を示す模式図である。 付記1の構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態による通信システムの構成を示すブロック図である。図1において、携帯電話10は、WCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)、LTE(Long Term Evolution)等の通信方式を用いて、携帯電話公衆基地局11を介して、携帯電話通信網12に接続し、音声通話やデータ通信を行う。また、携帯電話10は、無線LAN(WiFiなど)の通信方式を用いて、無線LANルータ(無線LANアクセスポイント、無線LAN親機とも言われる。また、商業施設などで利用を公開しているものを公衆無線LANルータという)14を介して、インターネット通信網15に接続してデータ通信を行う。特に、本実施形態では、携帯電話10は、携帯電話通信網12上、またはインターネット通信網15上のデータベース(図示略)から地図データをダウンロードする。また、携帯電話10は、内蔵されたGPS受信部(後述)から、複数のGPS衛星13からの信号を受信して現在位置を示す位置情報(GPSデータ;緯度、経度情報)を算出する。
図2(a)、(b)、(c)は、本実施形態による携帯電話10の外観を示す外観図である。携帯電話は、3通信方式でそれぞれ独立して通信を行うため、携帯電話用アンテナ(内蔵)10−1、GPS用アンテナ(内蔵)10−2、無線LAN用アンテナ(内蔵)10−3を備えている。表示部10−4は、無線LANルータ14の場所を表示するための地図などを表示する。
操作キー10−5〜10−9は、各種指示、選択などを入力するボタンスイッチである。具体的には、操作キー10−5は、メインメニューなどを呼び出す中央ファンクションキーである。操作キー10−6は、GPSアプリケーションを起動する左ファンクションキーである。操作キー10−7は、右ファンクションキー、表示部10−4に表示される地図などの移動にも用いられる。また、操作キー10−8は、カーソルキーであり、例えば、表示部10−4に表示される地図などの移動を指示する。操作キー10−9は、数値や文字などを入力するための文字キーである。
図3は、本実施形態による携帯電話10の構成を示すブロック図である。なお、図2に対応する部分には同一の符号を付けて説明を省略する。送受信部10−10は、携帯電話用アンテナ(内蔵)10−1を用いて、携帯電話公衆基地局11を介して、携帯電話通信網12に接続し、音声通話やデータ通信を行うとともに、無線LAN用アンテナ(内蔵)10−3を用いて、インターネット通信網15に接続してデータ通信を行う。GPS受信部10−11は、GPS用アンテナ(内蔵)10−2を用いて、GPS衛星用人工衛星13(複数;通常3つ以上)からの信号を受信し、現在の場所を示す位置情報を算出する。通信制御部10−12は、送受信部10−10、及びGPS受信部10−11の動作を制御する。表示制御部10−13は、表示部10−4への表示を制御する。
音声処理部10−14は、音声データをデジタル−アナログ変換や、音声信号のアナログ−デジタル変換などを行う。スピーカ10−15は、音声処理部10−14からの音声信号を出力する。マイク10−16は、入力される音声を音声処理部10−14に供給する。制御部10−17は、ROM10−19に記憶されるプログラムを実行し、操作キー部10−18からの操作に応じて、各部の動作を制御する。操作キー部10−18は、前述した各種操作キー10−5〜10−9などに相当する。
ROM10−19は、上記プログラムや、動作に必要とされる各種パラメータなどを記憶する。RAM10−20は、上記制御部10−17の動作に伴って発生したデータなどを一時的に保存するワーキングエリアとして用いられる。特に、本実施形態では、RAM10−20には、過去に無線LANを利用したときの利用場所の履歴からなる無線LAN過去利用場所履歴データ20(後述)が記憶される。なお、上記ROM10−19やRAM10−20は、フラッシュメモリ等の書き換え可能な不揮発性メモリであってもよい。
図4は、本実施形態において、RAM10−20に格納される、無線LAN過去利用場所履歴データ20の一例を示す概念図である。無線LAN過去利用場所履歴データ20は、利用した日時、利用時間、位置情報(GPSデータ)、無線LANルータ(アクセスポイント)のMACアドレス、最大スループットからなる。制御部10−17は、無線LANルータを利用する度に、利用した無線LANルータに関する上記情報を無線LAN過去利用場所履歴データ20に保存するようになっている。なお、上記位置情報(GPSデータ)は、無線LANルータ自体の位置情報ではなく、無線LANルータを利用したときの利用場所の位置情報である。
また、本実施形態では、(1)同一無線LANルータ(同一無線LAN基地局)エリア内であること、(2)一定データ量の通信があること(単に移動中では無く、ユーザが意識して通信を使用している状態であることを認識する)の2つの条件が満足される場合に、上記無線LAN過去利用場所履歴データ20に登録されるようになっている。これは、公衆無線LANルータの設置場所が多い繁華街等で移動中に、ユーザが意識せずに無線LANルータとの接続が起きる場合があり、それら全てを過去利用場所履歴データ20に残すことは無意味であるからである。
また、ユーザが無線LANルータの探索モードを選択した場合には、図4に示す無線LAN過去利用場所履歴データ20から、過去に利用した現在位置の近傍の無線LANルータを探索し、位置情報(GPSデータ)に基づいて、該無線LANルータを示すアイコンを、地図データ上にプロットして表示するようになっている。このとき、地図上のアイコンは、無線LANルータ自体の場所(すなわち、ホットスポット)ではなく、上述したように、無線LANルータを利用したときの利用場所を示している。したがって、同一の無線LANルータを過去に違う場所で利用している場合も有りうるので、1つの無線LANルータに対して、複数の利用場所がアイコンで示される可能性もある。ゆえに、ユーザは、過去に実際に良好な通信条件下で利用した複数の場所から所望する場所を選択することが可能となる。
次に、上述した実施形態の動作について説明する。
図5、及び図6は、本実施形態による携帯電話10の動作を説明するためのフローチャートである。まず、制御部10−17は、アイドル中(待ち受けち中)においてユーザからの指示操作を待つ(ステップS10)。そして、ユーザにより指示操作が行われると、無線LAN利用履歴探索モードであるか否かを判定する(ステップS12)。該無線LAN利用履歴探索モードとは、現在位置に基づいて、過去に無線LANを利用した場所を地図上で確認する動作モードである。
そして、無線LAN利用履歴探索モードでなかった場合には(ステップS12のNO)、無線LAN通信モードに設定する(ステップS14)。該無線LAN通信モードとは、近傍に設置されている無線LANルータを介してインターネット通信網15にアクセスしてデータ通信を行う動作モードである。無線LAN通信モードに設定すると、無線LANルータの検索を開始し、無線LANルータのエリア内であるか否かを判定する(ステップS16)。
そして、無線LANルータのエリア内でない場合、すなわち近傍に利用可能な無線LANルータがない場合には(ステップS16のNO)、所定の時間、ステップS16を繰り返すことで、無線LANルータの検索を継続する。そして、所定の時間探索しても無線LANルータが見つからなければ、ステップS10のアイドル中(待ち受け中)に戻るようにしてもよい。
一方、無線LANルータのエリア内であった場合には(ステップS16のYES)、捕まえた無線LANルータを履歴に残すかどうかを判定するため、データ通信量カウンタをリセットする(ステップS18)。次に、データ通信量をカウントし(ステップS20)、データ通信量が一定量に到達したか否かを判定する(ステップS22)。そして、一定量に到達していない場合には(ステップS22のNO)、無線LANルータのエリア内であるか否かを判定する(ステップS24)。
そして、無線LANルータのエリア内である場合には(ステップS24のYES)、ステップS20に戻り、以降、ステップS24で、無線LANルータのエリア内かどうかを随時判定しながら、ステップS20でデータ通信量をカウントする。この途中で、無線LANルータのエリア外になると(ステップS24のNO)、ステップS16に戻り、再び、接続可能な無線LANルータを探索する。
一方、同一無線LANルータエリア内でのデータ通信量が一定量に到達すると(ステップS22のYES)、GPS受信部10−11で、GPS用アンテナ10−2を用いて、複数のGPS衛星用人工衛星13からの信号を受信し、現在の位置を示す位置情報(GPSデータ)を算出し(ステップS26)、接続している無線LANルータ情報を、過去利用場所履歴データ20に登録し(ステップS28)、上記位置情報(GPSデータ)を過去利用場所履歴データ20に登録する(ステップS30)。次に、無線LANによる通信が終了したか否かを判定し(ステップS32)、通信が終了していない場合には(ステップS32のNO)、ステップS16に戻り、無線LANルータによる通信、または検索を継続する。
一方、無線LANルータによる通信が終了した場合や、図5では、明示していないが、ステップS16で、所定の時間探索しても無線LANルータが見つからなければ、ステップS10のアイドル中(待ち受け中)に戻るようにしてもよい。
上記過去利用場所履歴データ20に登録した位置情報は、無線LANルータ設置位置ではなく、例えば、無線LANルータが設置された店舗の窓際のテーブルの場所であったり、駅構内の待合室であったり、無線LANを実際に利用している場所である。すなわち、通信事業者からパンフレットやインターネットで情報提供されている無線LANルータの設置場所とは異なる可能性がある。
前述したように、実際には、無線LANルータの設置位置や、電波環境による通信品質などに影響があり、店の中でも、どこのテーブル(座席)が通信に最適であるとかなど、過去に実際に利用した場所を登録しておくことには意味がある。
また、本実施形態では、上述したように、同一無線LANルータエリア内でのデータ通信量が一定量に到達すると、接続している無線LANルータを、ユーザが実際に通信を実施した無線LANルータとして扱うようになっている。例えば、繁華街等では、公衆無線LANルータの設置場所が多く、移動中でも各無線LANルータとの接続が起きる場合がある。このように、ユーザが意識せずに接続した無線LANルータについて、全て過去利用場所履歴データに残すことは無意味である。
そこで、本実施形態では、移動中のユーザが通信を意識していない短時間の接続なのか、ユーザが意識して実際に通信を行うための接続なのかを判定するために、同一無線LANルータエリア内でのデータ通信量が一定量に到達したことを契機に、実際に通信を行うための接続であると判定し、該無線LANルータを無線LAN過去利用場所履歴データ20として管理する対象にしている。
一方、アイドル中(待ち受けち中)において、ユーザからの指示が無線LAN利用履歴探索モードである場合には(ステップS12のYES)、GPS受信部10−11で、GPS用アンテナ10−2を用いて、複数のGPS衛星13からの信号を受信し、現在の位置を示す位置情報(GPSデータ)を算出し(図6のステップS40)、さらに、送受信部10−10で、携帯電話通信網12上、またはインターネット通信網15上のデータベース(図示略)から、取得した位置情報(GPSデータ)に基づく現在位置に対応する地図データをダウンロードする(ステップS42)。
次に、無線LAN過去利用場所履歴データ20を検索し、取得した位置情報(GPSデータ)に基づいて、近傍に位置する無線LANルータを探索する(ステップS44)。次に、現在位置を中心とする所定範囲の地図データを表示部10−4に表示するとともに、該地図データ上に探索した無線LANルータのアイコンをプロットする。
図7は、本実施形態による無線LAN利用履歴探索モードでの表示例を示す模式図である。携帯電話10の表示部10−4には、地図データMAP上に、近傍に位置する無線LANルータを表すアイコンICON1、ICON2、ICON3が表示されている。また、表示部10−4の下部には、機能ボタンとして、「インフォ」ボタンB1、「MENU」ボタンB2、及び「ズーム」ボタンB3が表示されている。これら機能ボタンの機能については以下で説明する。
次に、図7に示す表示画面において、制御部10−17は、「インフォ」ボタンB1が操作されたか否かを判定し(ステップS48)、「インフォ」ボタンB1が操作された場合には(ステップS48のYES)、現在、地図データMAP上に表示されている無線LANルータについて、無線LAN過去利用場所履歴データ20に記録されている情報(利用した日時、利用時間、位置情報、無線LANルータのMACアドレス、最大スループット)を表示する(ステップS50)。
次に、「インフォ」ボタンB1が操作されなかった場合には(ステップS48のNO)、あるいは上記ステップS50の終了後、制御部10−17は、「ズーム」ボタンB2が操作されたか否かを判定する(ステップS52)。そして、「ズーム」ボタンB2が操作された場合には(ステップS52のYES)、カーソルキー10−8の操作に応じて、地図データの拡大/縮小する処理を行うとともに、無線LANルータのアイコンの表示を地図データの拡大/縮小に合わせて更新する(ステップS54)。
次に、「ズーム」ボタンB2が操作されなかった場合(ステップS52のNO)、あるいは上記ステップS54の終了後、制御部10−17は、「MENU」ボタンB3が操作されたか否かを判定する(ステップS56)。そして、「MENU」ボタンB3が操作されなかった場合には(ステップS56のNO)、ステップS40に戻り、上述した処理を繰り返し実行する。
なお、ステップS40に戻って上述した処理を繰り返し実行することにより、ユーザが携帯電話とともに移動している場合でも、GPS受信部10−11により所定の時間間隔で現在の位置情報を取得しているので、移動に合わせて地図データMAPも更新され、近傍の無線LANルータを示すアイコンも更新されることなる。ユーザは、図7に示す表示画面を確認しながら、近傍(所望)の無線LANルータの場所(実際には、無線LANルータの場所ではなく、過去に該当無線LANルータを利用した場所)まで移動すればよい。
また、少し離れた場所や繁華街等で分かりにくい場所には、GPSナビゲーションアプリケーションと連携することで、現在の場所から近傍の無線LANルータの場所まで移動ガイド(ナビゲーション)を利用するようにしてもよい。
次に、図7に示す表示画面において、「MENU」ボタンB3が操作された場合には(ステップS56)、図5に示すステップS10に戻り、上述した処理を繰り返し実行する。すなわち、そのまま、無線LAN通信モードに移行すれば、過去に利用した同じ場所で最適な通信を行うことが可能になる。
上述した実施形態によれば、無線LANルータ14に接続した場合、GPS通信13によって取得した位置情報を、当該無線LANルータ14と接続可能な場所の位置情報として無線LAN過去利用場所履歴データ20に記録し、次回の利用時には、記録されている位置情報に基づいて、過去に利用した接続可能な場所を提示することができる。よって、過去に利用した接続可能な場所でより確実に通信を行うことができる。
また、上述した実施形態によれば、同一無線LANルータエリア内でのデータ通信量が一定量に到達したことを契機に、該無線LANルータを利用した場所の位置情報を無線LAN過去利用場所履歴データ20に記録しておくことで、次回の利用時に過去に良好な通信状況下で利用した場所を提示することができる。この結果、新たに利用場所を探すことなく、良好な通信状況下で通信を行うことができる。
また、上述した実施形態によれば、無線LAN過去利用場所履歴データ20に記録した過去に利用した場所の位置情報を、地図表示アプリケーションを利用して地図上にプロットして表示することで、過去に利用した場所を分かりやすく提示することができる。
また、同一の無線LANルータを過去に異なる場所で利用している場合には、1つの無線LANルータに対して、複数の利用場所がアイコンで示されるので、ユーザは、過去に良好な通信条件下で利用した複数の場所から、現況に応じて適切な場所や所望する場所を選択することが可能となる。
このとき、少し離れた場所や繁華街等で分かりにくい場所の場合には、GPSナビゲーションアプリケーションと連携し、現在の場所から利用履歴で選択した前回最適に利用した場所までナビゲートすることで、すばやく目的の場所まで誘導することができる。
また、上述した実施形態において、過去に利用した場所を地図上にプロットする際には、無線LAN過去利用場所履歴データ20に記録されている「日付」に基づいて直近に利用した場所を優先的に表示したり、他より目立つようにアイコンの色を変えたり、点滅させるなど表示形態を変えたりするようにしてもよい。
あるいは、無線LAN過去利用場所履歴データ20に記録されている「利用時間」に基づいて、利用時間が長かった場所を優先的に表示したり、他より目立つようにアイコンの色を変えたり、点滅させるなど表示形態を変えたりするようにしてもよい。
あるいは、無線LAN過去利用場所履歴データ20に記録されている「最大スループット」に基づいて、最大スループットの値が大きい場所を優先的に表示したり、他より目立つようにアイコンの色を変えたり、点滅させるなど表示形態を変えたりするようにしてもよい。
また、本発明の実施形態では、端末装置として携帯電話に適用した例であるが、本発明はこれに限定されるものではなく、無線LANを用いる電子機器であれば、携帯電話・スマートフォンに限らず、他の装置(例えば、ゲーム機、タブレットPC(Personal Computer)、ノートPC、PDA(Personal Data
Assistants:携帯情報端末))にも適用可能である。
以下、本発明の特徴を付記する。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
図8は、付記1の構成図である。なお、図8に示す送受信手段30は、図3の送受信部10−10に相当し、位置情報取得手段31は、図3のGPS受信部10−11に相当し、記憶手段32は、図3のRAM10−20に相当し、提示手段33は、図3の表示制御部10−13、表示部10−4に相当する。
この図に示すように、付記1記載の発明は、
(付記1)
無線LANに接続する無線送受信手段30と、
現在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得手段31と、
前記無線送受信手段30で前記無線LANに接続可能な場合、前記位置情報取得手段31によってその場所で取得した位置情報を、前記無線LANに接続可能な場所の位置情報として記憶する記憶手段32と、
前記記憶手段32に記憶されている前記位置情報に基づいて、前記無線LANに過去に接続した場所を提示する提示手段33と
を備えることを特徴とする通信装置である。
(付記2)
前記無線送受信手段で同一無線LANのエリア内で、かつ、一定データ量の通信があった場合に、前記位置情報取得手段によってその場所で取得した位置情報を、前記無線LANに接続可能な場所の位置情報として前記記憶手段に記憶する制御手段を更に備えることを特徴とする付記1に記載の通信装置である。
(付記3)
前記提示手段は、前記記憶手段に記憶されている前記位置情報に基づいて、前記無線LANに過去に接続した場所を、地図データ上にアイコンをプロットして表示することを特徴とする付記1または2に記載の通信装置である。
(付記4)
前記制御手段は、前記位置情報取得手段によって取得した位置情報を記憶する際に、接続した日付、利用時間、無線LANの基地局のアドレス、最大スループットを対応付けて前記記憶手段に記憶する、ことを特徴とする付記1から3のいずれかに記載の通信装置である。
(付記5)
前記提示手段は、前記無線LANに過去に接続した場所を、地図データ上にアイコンをプロットして表示する際に、前記接続した日付、前記利用時間、前記無線LANの基地局のアドレス、前記最大スループットの少なくとも1つに基づく優先度に従って前記アイコンの表示形態を変えることを特徴とする付記4に記載の通信装置である。
(付記6)
無線LANに接続するステップと、現在位置を示す位置情報を取得するステップと、前記無線LANに接続可能な場合、その場所で取得した位置情報を、前記無線LANに接続可能な場所の位置情報として記憶するステップと、前記記憶されている前記位置情報に基づいて、前記無線LANに過去に接続した場所を提示するステップとを含むことを特徴とする通信利用履歴管理方法である。
(付記7)
通信装置のコンピュータに、無線LANに接続する無線送受信機能、現在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得機能、前記無線送受信機能で前記無線LANに接続可能な場合、前記位置情報取得機能によってその場所で取得した位置情報を、前記無線LANに接続可能な場所の位置情報として記憶する制御機能、前記記憶されている前記位置情報に基づいて、前記無線LANに過去に接続した場所を提示する提示機能を実行させることを特徴とするプログラムである。
10 携帯電話端末
11 携帯電話公衆基地局
12 携帯電話通信網
13 GPS用人工衛星
14 無線LANルータ
15 インターネット通信網
10−1 携帯電話用アンテナ(内蔵)
10−2 GPS用アンテナ(内蔵)
10−3 無線LAN用アンテナ(内蔵)
10−4 表示部
10−5〜10−9 操作キー
10−10 送受信部
10−11 GPS送受信部
10−12 通信制御部
10−13 表示制御部
10−14 音声処理部
10−15 スピーカ
10−16 マイク
10−17 制御部
10−18 操作キー部
10−19 ROM
10−20 RAM

Claims (7)

  1. 無線LANに接続する無線送受信手段と、
    現在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記無線送受信手段で前記無線LANに接続可能な場合、前記位置情報取得手段によってその場所で取得した位置情報を、前記無線LANに接続可能な場所の位置情報として記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている前記位置情報に基づいて、前記無線LANに過去に接続した場所を提示する提示手段と
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記無線送受信手段で同一無線LANのエリア内で、かつ、一定データ量の通信があった場合に、前記位置情報取得手段によってその場所で取得した位置情報を、前記無線LANに接続可能な場所の位置情報として前記記憶手段に記憶する制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記提示手段は、
    前記記憶手段に記憶されている前記位置情報に基づいて、前記無線LANに過去に接続した場所を、地図データ上にアイコンをプロットして表示する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記位置情報取得手段によって取得した位置情報を記憶する際に、接続した日付、利用時間、無線LANの基地局のアドレス、最大スループットを対応付けて前記記憶手段に記憶する、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の通信装置。
  5. 前記提示手段は、
    前記無線LANに過去に接続した場所を、地図データ上にアイコンをプロットして表示する際に、前記接続した日付、前記利用時間、前記無線LANの基地局のアドレス、前記最大スループットの少なくとも1つに基づく優先度に従って前記アイコンの表示形態を変える
    ことを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
  6. 無線LANに接続するステップと、
    現在位置を示す位置情報を取得するステップと、
    前記無線LANに接続可能な場合、その場所で取得した位置情報を、前記無線LANに接続可能な場所の位置情報として記憶するステップと、
    前記記憶されている前記位置情報に基づいて、前記無線LANに過去に接続した場所を提示するステップと
    を含むことを特徴とする通信利用履歴管理方法。
  7. 通信装置のコンピュータに、
    無線LANに接続する無線送受信機能、
    現在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得機能、
    前記無線送受信機能で前記無線LANに接続可能な場合、前記位置情報取得機能によってその場所で取得した位置情報を、前記無線LANに接続可能な場所の位置情報として記憶する制御機能、
    前記記憶されている前記位置情報に基づいて、前記無線LANに過去に接続した場所を提示する提示機能
    を実行させることを特徴とするプログラム。

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