JP2013182968A - リード線の接続方法 - Google Patents

リード線の接続方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013182968A
JP2013182968A JP2012044965A JP2012044965A JP2013182968A JP 2013182968 A JP2013182968 A JP 2013182968A JP 2012044965 A JP2012044965 A JP 2012044965A JP 2012044965 A JP2012044965 A JP 2012044965A JP 2013182968 A JP2013182968 A JP 2013182968A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead wire
flat portion
foil
electrode foil
wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012044965A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Hatake
稔行 畠
Ritsuo Masaoka
律夫 正岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2012044965A priority Critical patent/JP2013182968A/ja
Publication of JP2013182968A publication Critical patent/JP2013182968A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、リード線の偏平部の偏倚位置を容易に認識し、間違えることなく正確に電極箔と接続し、設備の簡素化と生産性の向上を実現させた接続方法である。
【解決手段】CP線15bが溶接されたアルミニウムからなる丸棒部15aと、丸棒部15aの一部に傾斜部を設けて偏平部15cを偏倚させたリード線15をリード線検査台に配置する手段と、前記リード線検査台21に配設した光電センサ23で、前記リード線15の偏平部15cの偏倚位置を検査する手段と、前記偏倚位置が検査されたリード線15を制御部が備えられた回転チャック24で保持するとともに、前記光電センサ23の検査結果を制御部が受信し、その検査結果によって回転チャック24を回転させて前記リード線15の偏平部15cの偏倚位置が所定方向になるようにする手段と、前記リード線15の偏平部15cを電極箔(陽極箔12、陰極箔13)に接続する手段を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は各種電子機器等に使用される電解コンデンサのリード線の接続方法に関するものである。
一般的な電解コンデンサは、図6に示すように、帯状の高純度のアルミニウム箔に、化学的あるいは電気化学的にエッチング処理を施して、アルミニウム箔表面積を拡大させる(拡面処理)とともに、このアルミニウム箔をホウ酸アンモニウム水溶液等の化成液中にて化成処理して表面に酸化皮膜層を形成させた陽極箔31と、エッチング処理のみを施した高純度のアルミニウム箔からなる陰極箔32とを、マニラ紙等からなるセパレータ33を介して巻回して、図7に示すコンデンサ素子40を形成する。前記陽極箔31及び陰極箔32にはそれぞれリード線34、35が接続されている。
このコンデンサ素子40に、駆動用電解液(図示せず)を含浸した後、アルミニウム等からなる有底筒状の外装ケースに収納する。外装ケースの開口部には弾性ゴムからなる封口体を装着し、絞り加工により外装ケースを密封して電解コンデンサが構成されている。
前記リード線34の形成(リード線35も同じであるので省略する)は、図8(a)に示すように銅下地錫引鉄線(以下、CP線と称す)34bを溶接したアルミニウムからなる丸棒部34aの一端を金型51a、51bを用いてプレス加工することによって偏平部34cを形成する。続いて、図8(b)に示すように前記偏平部34cの幅方向を金型52a、52bを用いて所定の寸法に打ち抜き加工し、リード線34を作製するようにしている。作製されたリード線34は、図8(c)に示すようにリード線34の偏平部34cが丸棒部34aの長手方向に対して中央部に位置して形成されている。
前記リード線34と陽極箔31との接続方法(リード線35と陰極箔32も同じ)は、例えば、特許文献1では、丸棒部の一端にCP線が接合された半製品のリード線をチャックで保持して間欠回転するテーブル部と、アルミ丸棒部の一端に偏平部を形成し、これを所定の幅に打ち抜くリード線加工部と、リード線の偏平部を電極箔の上面に配置して貫通孔を開け、リード線と電極箔をカシメ結合するリード線接合部からなる接続装置とすることにより、リード線加工部で発生する抜きバリを同一方向に維持して電極箔上に配置できるため、抜きバリを電極箔に接触させた状態でカシメ結合が可能になり、リード線の抜きバリがセパレータを突き破って短絡することを皆無にしてリード線と電極箔の接続状態を良化し、しかも接続抵抗を低減できるとされている。
一方、電解コンデンサのESLを低減させる目的で、例えば、特許文献2では、図9に示すようにCP線60bを溶接した丸棒部60aの径の中心線c1と、偏平部60cの厚さ方向(肉薄側から見た場合)の中心線c2が異なる位置となるように設けたリード線60を用い、巻回されたコンデンサ素子において、前記偏平部60cを肉薄側から見た場合における軸線方向に沿った中心線c2が、前記丸棒部60aの径の中心を通る軸線方向に沿った中心線c1よりも内周側に位置するように配置したことが開示されている。
前記リード線60に電極箔を接続し、巻回して電解コンデンサを作製する際、リード線60をテープに整列させて接着しこれをロール状に巻き取ったテープロールを、自動挿入機や自動製造機に装着し、このテープロールをほどきながらリード線を自動挿入機や自動製造機に供給する方法が採られる。
このリード線のテープロール方法は、例えば、特許文献3では、リード線を、磁気パーツフィーダーに供給して、所定間隔に配列させて1本ずつ搬送する工程と、搬送された前記リード線を、ドラムの外周に保持溝が等間隔に設けられてなり、その保持溝底に小磁石を埋設したピックアップドラムに、1本ずつ供給し、その保持溝に前記リード線を保持する工程と、前記ピックアップドラムに保持されたリード線を、そのリード線の圧延部の方向が、前記ピックアップドラム外周接線と平行になるように位置修正する工程と、前記ピックアップドラムに保持されたリード線を、ドラム外周に保持溝が等間隔に設けられてなるテーピングドラムの該保持溝に、一本ずつ移載する工程と、前記テーピングドラムと摺接して設けられたテープ押圧ロールと、該テーピングドラムとの間に粘着テープを供給して、前記テーピングドラムに把持されたタブ端子を、前記押圧ロールで押圧しながら該粘着テープ上に接着固定する工程と、リード線が固定されてなる粘着テープの接着面側に、透明テープを供給して、粘着テープを被覆する工程と、被覆された前記粘着テープを巻き取る工程を含んでなるリード線のテーピング方法が開示されている。
特開2009−10069号公報 特開2010−3989号公報 国際公開第2005/024867号
しかしながら、前記特許文献1のリード線と電極箔の接続方法では、間欠回転テーブルを用いて、半製品のリード線の保持、そのリード線の偏平部の形成、リード線と電極箔との接続を一連で行うことから、半製品のリード線の供給装置や偏平部の形成装置、リード線と電極箔との接続装置と回転テーブルとのタイミングのトラブルが頻繁に起き、回復するのに時間を要し、生産性が悪い。また、その装置の設備投資が高くなるという課題を有している。
また、特許文献3のリード線のテープロールを用いたものは、リード線を接着剤で固定しているため、リード線がテープに固定した部分をカットするか、洗浄するといった余分の工程が必要になり、リード線接続のコストアップになる課題を有していた。
さらに、図9に示したリード線を用いる場合は、テープロールを使用し、電極箔に接続するときは、リード線がテープに固定した部分をカットしており、リード線のコストアップになるという課題を有していた。
本発明は、前記課題を解決するものであり、リード線の偏平部の偏倚位置を容易に認識し、間違えることなく正確に電極箔と接続し、しかも設備の簡素化及び生産性の向上を実現させた接続方法を提供するものである。
前記課題を解決するために本発明は、CP線が溶接されたアルミニウムからなる丸棒部と、丸棒部の一部に傾斜部を設けて偏平部を偏倚させたリード線をリード線検査台に配置する手段と、前記リード線の偏平部の偏倚位置を偏倚位置検査機で検査する手段と、前記偏倚位置検査機の検出回路が接続された制御部を備える回転チャックで前記リード線を保持するとともに、その検査結果によって回転チャックを回転させて前記リード線の偏平部の偏倚位置が所定方向になるようにする手段と、前記回転チャックで保持されたリード線を電極箔接続機に移動させ、前記リード線の偏平部を電極箔に接続する手段を備えたリード線の接続方法とするものである。
また、前記偏倚位置検査機は、前記リード線検査台に配設するようにし、偏倚位置検査機は、光電センサを用い、その光をリード線の傾斜部に当てることにより偏平部の偏倚位置を検査するようにした接続方法とする。
本発明は、CP線が溶接されたアルミニウムからなる丸棒部と、丸棒部の一部に傾斜部を設けて偏平部を偏倚させたリード線をリード線検査台に配置することにより、リード線の偏平部が水平に保たれるとともに、偏平部の偏倚位置が丸棒部に対して上下位置の2パターンになる。これは、後工程の電極箔との接続において、リード線と電極箔との水平を調製する必要が無く、接続を容易に行うことができる。
そして、リード線の偏平部の偏倚位置を偏倚位置検査機で検査し、このリード線を制御部が備えた回転チャックで保持して、前記検査機の結果を制御部で回転チャックを回転するようにしたことにより、リード線の偏平部の偏倚位置を1パターンにすることができる。これにより、リード線の偏平部の偏倚位置をいつも同じ位置方向で電極箔上に配設して接続させることができる。
また、前記偏倚位置検査機をリード線検査台に配設し、偏倚位置検査機に光電センサを用い、その光をリード線の傾斜部に当てて偏平部の偏倚位置を検査することにより、リード線と偏倚位置検査機との位置を絶えず一定に保つことができ、リード線の偏平部の偏倚位置を容易に検査することができる。
また、リード線を回転チャックで保持して電極箔との接続を行うので、偏倚位置を間違えることなく接続ができる。
その結果、リード線と電極箔との接続の品質の安定と設備の簡素化を図り、接続の生産性の向上及び低コスト化を図ることができる。
また、本発明のリード線の接続方法により形成されたコンデンサ素子は、陽極箔及び陰極箔のリード線のCP線部間の距離を変えずに、偏平部間の距離を長くすることができ、巻回したときの電極箔にかかる応力が緩和され、コンデンサ素子の内部抵抗を低減することができ、容易にコンデンサ素子を生産することができる。
さらに、偏平部を中央に形成した一般のリード線の接続設備を共用することができ、生産の合理化を図ることができる。
本発明の実施の形態における電解コンデンサの一部切り欠き斜視図 同実施の形態のリード線の断面図 同実施の形態におけるリード線をリード線検査台に配設した平面図 同実施の形態における偏倚位置検査及び電極箔接続を示す模式図 同実施の形態におけるリード線の回転を表す断面図 従来のコンデンサ素子を構成する電極箔の展開図 従来のコンデンサ素子の斜視図 (a)〜(c)同リード線の加工工程を示す製造工程図 同他の例のリード線の断面図
図1は本実施の形態のリード線を用いた電解コンデンサの一部切り欠き斜視図である。コンデンサ素子11は、アルミニウム箔よりなる電極箔(陽極箔12と陰極箔13)の間にセパレータ14を介在させて巻回して構成されており、各電極箔(陽極箔12、陰極箔13)には偏平状の接合部と半田付け可能な外部引出部とからなるリード線15が接合されている。コンデンサ素子11は、駆動用電解液が含浸され、このコンデンサ素子11を有底筒状のアルミニウムケース17に収納し、アルミニウムケース17の開口部は封口体16で封止されている。アルミニウムケース17の外周は外装部材18で被覆されている。
〈リード線の接続方法〉
本実施の形態のリード線15と各電極箔(陽極箔12、陰極箔13)の接続方法について図面を用いて具体的に説明する。
本実施の形態に用いるリード線15は、図2に示すようにCP線15bが溶接されたアルミニウムからなる丸棒部15aと、丸棒部15aの一部に傾斜部を設けて偏平部15cを偏倚させたものからなる。前記傾斜部は、角度が一定で直線になるように丸棒部15aの一部をプレス加工したものである。
まず、図3に示すように、前記リード線15をパーツフィーダーに挿入し、そのパーツフィーダーから1本ずつリード線検査台21に配置する。リード線15の配置は、リード線15の偏平部15cの面がリード線検査台21に接し、リード線15の偏平部15cは、リード線15の偏平部15cが水平に保たれるとともに、丸棒部15aに対して上部または下部の2パターンに分かれる。
これは、後工程の電極箔(陽極箔12、陰極箔13)との接続において、リード線15と電極箔(陽極箔12、陰極箔13)との水平を調製する必要が無く、接続を容易に行うことができる。
また、リード線検査台21の端には、リード線15の位置固定するストッパー22と光電センサ(図示せず)が配設されている。
次に、リード線検査台21に配置したリード線15をストッパー22まで移動させて当接させ、図4に示すようにリード線15の偏平部15cの偏倚位置を検査する。
リード線15の偏平部15cの偏倚位置の検査は、リード線検査台21に配設された光電センサ23の発光部からの光をリード線15の傾斜部に当て、その光を光電センサ23の受光部が検知するか否かの検査を行う。
図4では、リード線15の偏平部15cが丸棒部15aに対して下部に位置した状態のものは、光電センサ23の光が受光部で検知され、リード線15偏平部15cが丸棒部15aに対して上部に位置した状態のものは光電センサ23の光は受光部で検知されない。
光電センサ23の受光部における光の検知は、光量を規制するものではなく、受光部が光を検知したと認識すれば良い。
次に、光電センサ23の検出回路(図示せず)が接続された制御部(図示せず)を備える回転チャック24で前記リード線15の偏平部15cの水平方向を保ってリード線15を保持するとともに、光電センサ23で検査した結果を制御部が受信して、回転チャック24で保持したリード線15の偏平部15cの偏倚位置を所定方向になるように回転チャック24を回転させる。これにより、リード線15の偏平部15cの偏倚位置を丸棒部15aに対して上部の1パターンにすることができる。
この回転チャック24で保持したリード線15の偏平部15cの偏倚位置は、次工程の電極箔(陽極箔12、陰極箔13)との接続方法によって決定される。
ここでは、リード線15の偏平部15cが丸棒部15aに対して下部に位置したものを回転させ、リード線15の偏平部15cが丸棒部15aに対して上部に位置したものは回転チャック24を回転させていない。
リード線15を回転させる場合、図5に示すように、リード線検査台21のリード線15を回転チャック(図示せず)で保持し、その後、回転チャックをリード線15の偏平部15cを基準に回転させる。これは、前記リード線検査台のリード線配置の表面と、電極箔接続機の電極箔表面とが同一高さにすることで、回転したリード線15の高さ調節をすることなく、移動して電極箔と接続ができ、接続の生産性を高めることができる。
なお、前記光電センサ23は一般に市販されているアンプ内蔵の反射型のものを用いるのが好ましい。また、光電センサ23とリード線15の距離並びに角度等は、光電センサ23の仕様により決定される。また、光電センサ23による検査は、数msのオーダーで検査することができるので、検査時間の効率化を図ることができる。
次に、回転チャック24で保持したリード線15を電極箔接続機25に移動させ、連続して供給される電極箔(陽極箔12、陰極箔13)の表面に前記リード線15を回転チャック24で保持した状態で配設し、電極箔接続機25により電極箔(陽極箔12、陰極箔13)とリード線15を接続する。
これにより、リード線15の偏平部15cの内側に電極箔(陽極箔12、陰極箔13)が接続されることになる。
電極箔接続機25は、針カシメ、超音波溶接、冷間圧接等の方法があるが、ここでは針カシメを行った。
リード線15が接続された電極箔(陽極箔12、陰極箔13)は、図示しない巻き取り機により巻き取られ、その後のコンデンサ素子の形成に用いられる。
このように、CP線15bが溶接されたアルミニウムからなる丸棒部15aと、丸棒部15aの一部に傾斜部を設けて偏平部15cを偏倚させたリード線15を用いて、本実施の形態のリード線15の接続方法とすることにより、リード線15の偏平部15cの偏倚位置を間違えることなく、容易に電極箔(陽極箔12、陰極箔13)上に配設して接続させることができる。
その結果、リード線15と電極箔(陽極箔12、陰極箔13)との接続の品質の安定と、設備の簡素化及び接続の生産性の向上と低コスト化を図ることができる。
また、前記リード線15の接続方法により形成されたコンデンサ素子11は、陽極箔12及び陰極箔13のリード線15のCP線部間の距離を変えずに、偏平部間の距離を長くすることができ、巻回したときの電極箔(陽極箔12、陰極箔13)にかかる応力が緩和され、コンデンサ素子11の内部抵抗を低減することができ、容易にコンデンサ素子11を生産することができる。
次に、前記リード線を接続した電極箔を用いて電解コンデンサを作製し、その特性評価を行った。
(実施例1)
前記リード線15を接続した電極箔(陽極箔12、陰極箔13)を用い、コンデンサ素子11を形成した。具体的には、リード線15を接続した陽極箔12及びリード線15を接続した陰極箔13のそれぞれを所定の寸法に裁断し、陽極箔12と陰極箔13をセパレータ14を介して巻回することによりコンデンサ素子11が形成される。
このとき、リード線15の偏平部15cは、CP線15bの中心線より外側に位置するようにする。これにより、リード線15近傍の電極箔(陽極箔12、陰極箔13)にかかる応力を緩和させることができる。
次に、このコンデンサ素子11に駆動用電解液を含浸し、有底筒状のアルミニウムケース17に収納する。アルミニウムケース17の開口部に弾性ゴムからなる封口体16を装着し、絞り加工してアルミニウムケース17を密封することにより電解コンデンサを作製した(大きさφ18mm×40mm:定格電圧250V 定格容量220μF)。
(比較例1)
リード線として、図6に示したリード線34を用い、前記実施例1と同様にして電解コンデンサを作製した。
この実施例1及び比較例1の電解コンデンサのサンプルを各30個ずつ作製し、その初期特性と、高温負荷試験後の特性を測定した。その結果を(表1)に示す。
なお、電気特性として、静電容量、tanδ(測定条件:120Hz、20℃)、等価直列抵抗(ESR)(測定条件:100kHz、20℃)を測定し、その平均値を算出した。また、高温負荷試験条件は、電解コンデンサのサンプルに定格電圧を印加しながら105℃環境下で1000時間放置した。
Figure 2013182968
(表1)から明らかなように、実施例1の電解コンデンサは、比較例1の電解コンデンサに比べて、ESRを低減でき、高温負荷試験後の特性が大幅に改善されている。
このように、本発明のリード線の接続方法により接続された電極箔を用いることにより、陽極箔及び陰極箔のリード線のCP線部間の距離を変えずに、偏平部間の距離を長くすることができ、巻回したときの電極箔にかかる応力が緩和され、コンデンサ素子の内部抵抗を低減することができ、電解コンデンサの特性を向上させることができる。
本発明によるリード線の接続方法は、リード線の偏平部の偏倚位置を容易に認識し、間違えることなく正確に電極箔と接続し、しかも設備の簡素化及び生産性の向上を実現させることができるもので、電子機器用に使用される電解コンデンサに有用である。
11 コンデンサ素子
12 陽極箔
13 陰極箔
14 セパレータ
15 リード線
16 封口体
17 アルミニウムケース
18 外装部材

Claims (4)

  1. CP線が溶接されたアルミニウムからなる丸棒部と、丸棒部の一部に傾斜部を設けて偏平部を偏倚させたリード線をリード線検査台に配置する手段と、前記リード線の偏平部の偏倚位置を偏倚位置検査機で検査する手段と、前記偏倚位置検査機の検出回路が接続された制御部を備える回転チャックで前記リード線を保持するとともに、その検査結果によって回転チャックを回転させて前記リード線の偏平部の偏倚位置が所定方向になるようにする手段と、前記回転チャックで保持されたリード線を電極箔接続機に移動させ、前記リード線の偏平部を電極箔に接続する手段を備えたリード線の接続方法。
  2. 前記偏倚位置検査機は、前記リード線検査台に配設するようにした請求項1に記載のリード線の接続方法。
  3. 前記偏倚位置検査機は、光電センサを用い、その光をリード線の傾斜部に当てることにより偏平部の偏倚位置を検査するようにした請求項1または2に記載のリード線の接続方法。
  4. 前記リード線検査台のリード線配置の表面と、前記電極箔接続機の電極箔表面とが同一高さで、かつ、回転チャックを回転させるときに、前記リード線の偏平部を基準にして回転するようにした請求項1に記載のリード線の接続方法。
JP2012044965A 2012-03-01 2012-03-01 リード線の接続方法 Pending JP2013182968A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012044965A JP2013182968A (ja) 2012-03-01 2012-03-01 リード線の接続方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012044965A JP2013182968A (ja) 2012-03-01 2012-03-01 リード線の接続方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013182968A true JP2013182968A (ja) 2013-09-12

Family

ID=49273434

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012044965A Pending JP2013182968A (ja) 2012-03-01 2012-03-01 リード線の接続方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013182968A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107180701A (zh) * 2016-03-09 2017-09-19 湖北工业株式会社 电解电容器用引线端子、电解电容器以及电解电容器的制造方法
KR20170105411A (ko) * 2016-03-09 2017-09-19 고호꾸고오교오가부시끼가이샤 전해 콘덴서용의 리드선 단자, 전해 콘덴서 및 전해 콘덴서의 제조 방법

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107180701A (zh) * 2016-03-09 2017-09-19 湖北工业株式会社 电解电容器用引线端子、电解电容器以及电解电容器的制造方法
KR20170105411A (ko) * 2016-03-09 2017-09-19 고호꾸고오교오가부시끼가이샤 전해 콘덴서용의 리드선 단자, 전해 콘덴서 및 전해 콘덴서의 제조 방법
JP2017168810A (ja) * 2016-03-09 2017-09-21 湖北工業株式会社 電解コンデンサ用のリード線端子、電解コンデンサ及び電解コンデンサの製造方法
KR102209007B1 (ko) * 2016-03-09 2021-01-28 고호꾸고오교오가부시끼가이샤 전해 콘덴서용의 리드선 단자, 전해 콘덴서 및 전해 콘덴서의 제조 방법
CN107180701B (zh) * 2016-03-09 2021-02-26 湖北工业株式会社 电解电容器用引线端子、电解电容器以及电解电容器的制造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2011040446A1 (ja) 絶縁性不良検査装置、及びそれを用いた絶縁性不良検査方法、電気化学セルの製造方法
KR101813739B1 (ko) 젤리롤 외경 자동 측정 장치 및 젤리롤 외경 자동 측정 방법
US20090237865A1 (en) Solid electrolytic capacitor and method for manufacturing same
CN108414524A (zh) 检查装置和卷绕装置
TW201241850A (en) Electronic component and method of manufacturing the same
CN108414523A (zh) 检查装置和卷绕装置
JP2015230976A (ja) 固体電解コンデンサの製造方法および固体電解コンデンサ
JP2011138977A (ja) 電解コンデンサ
WO2009107177A1 (ja) アルミ電解コンデンサ用電極端子の製造方法、及びそのアルミ電解コンデンサ用電極端子
JP2013182968A (ja) リード線の接続方法
JP2016012549A (ja) 電極積層体のセパレータの位置ずれ検出方法およびその装置
US9378895B2 (en) Method of manufacturing a winding-type solid electrolytic capacitor package structure using a lead frame
JP2008091585A (ja) 電気二重層キャパシタの製造方法及びその電気二重層キャパシタ
JP4761463B2 (ja) コンデンサ陽極体の製造方法及びその製造装置
JP6069818B2 (ja) コンデンサの製造方法および製造プログラム
JP2009010069A (ja) コンデンサ用電極箔のリード線接続装置
US9779886B2 (en) Electronic component
CN212083299U (zh) 一种铝电解电容器套管机上成品的检测装置
CN115356544B (zh) 一种叠片芯包极耳翻折检测装置及方法
CN213396918U (zh) 一种电容器钉卷钉偏检测装置
CN112082465B (zh) 一种电容器钉卷钉偏检测方法及检测装置
JPWO2009013943A1 (ja) 電解コンデンサ
JP5560310B2 (ja) 電解コンデンサおよびその製造方法
JP2542961B2 (ja) コンデンサの検査方法
KR100751196B1 (ko) 알루미늄 전해콘덴서의 불량 슬리브 취출장치