JP2013182453A - Input device, and input position correction program and input position correction method therefor - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、タッチパネルなど、ユーザの接触によって入力する入力装置、その入力位置補正プログラムおよび入力位置補正方法に関する。
The present invention relates to an input device such as a touch panel for input by a user's contact, an input position correction program, and an input position correction method.
入力装置としてタッチパネルが知られている。このタッチパネルは指やタッチペン（スタイラスペン）を用いて入力を行える。タッチパネルに対する入力は、接触およびその位置から特定している。 A touch panel is known as an input device. This touch panel can input using a finger or a touch pen (stylus pen). The input to the touch panel is specified from the contact and its position.
このタッチ入力に関し、指のタッチおよび指の中心座標を検出し、対応するアイコンに図形変化を発生させ、タッチ位置のずれ防止をすることが知られている（たとえば、特許文献１）。また、タッチパネルに対する接触位置の検出、タッチパネルの接触面積を測定することが知られている（たとえば、特許文献２）。
With respect to this touch input, it is known to detect finger touch and finger center coordinates, generate a graphic change in a corresponding icon, and prevent touch position shift (for example, Patent Document 1). It is also known to detect the position of contact with the touch panel and measure the touch area of the touch panel (for example, Patent Document 2).
ところで、タッチパネルを備える入力装置では、表示部を覆ってタッチパネルが設置される。図２０は、従来の入力装置を示している。この入力装置２００では、タッチパネル２０２の下面側の表示部２０３に目標２０４が表示される。この目標２０４はタッチパネル２０２を透けてユーザの目２０６に認識される。ユーザが目標２０４のタッチパネル２０２をタッチする場合に、指先２１０でタッチするつもりが指２０８の腹２１２でタッチしてしまい、目標２０４よりも下方に接触位置２１４がずれる場合がある。つまり、目標２０４について目２０６で認識している場所２１６とは異なる位置をポイントする。
By the way, in an input device provided with a touch panel, a touch panel is installed covering the display unit. FIG. 20 shows a conventional input device. In the
このように意図した場所とは異なる場所をポイントした場合には、何度も同じ場所をポイントしたり、誤操作による入力操作のやり直しなどを発生する。このような入力の失敗や入力に手間取るという課題がある。つまり、このように意図した場所と実際にポイントする場所の誤差はユーザ固有の癖に起因する。 When a place different from the intended place is pointed in this way, the same place is pointed many times, or an input operation due to an erroneous operation is repeated. There is a problem that such an input failure or input takes time. In other words, the error between the intended location and the location where the user actually points is caused by a user-specific defect.
そこで、本開示の目的は、上記課題に鑑み、タッチ入力の精度を高めることにある。 Accordingly, an object of the present disclosure is to increase the accuracy of touch input in view of the above problems.
また、本開示の他の目的は、上記課題に鑑み、タッチ入力をユーザに合った設定とし、入力精度を向上させることにある。
Another object of the present disclosure is to improve the input accuracy by setting the touch input to suit the user in view of the above problems.
上記目的を達成するため、本開示では、タッチパネルとともに入力位置補正部を備える。タッチパネルでは接触位置を検出し、この接触位置を契機とする接触面を検出する。入力位置補正部では前記接触位置と前記接触面の中心との距離を計算して補正値を求める。この補正値を用いて前記タッチパネルの入力位置を補正する。
In order to achieve the above object, the present disclosure includes an input position correction unit together with a touch panel. The touch panel detects a contact position and detects a contact surface triggered by the contact position. The input position correction unit calculates a distance between the contact position and the center of the contact surface to obtain a correction value. Using this correction value, the input position of the touch panel is corrected.
本開示の構成によれば、次のいずれかの効果が得られる。 According to the configuration of the present disclosure, any of the following effects can be obtained.
(1) 入力装置側でユーザの入力に対する癖が把握されて入力位置が補正されるので、入力精度が高められる。 (1) Input accuracy is improved because the input device recognizes wrinkles with respect to user input and corrects the input position.
(2) ユーザが意図した入力位置と入力装置側の入力位置とのずれが解消され、入力が誤操作となる確率が低減されるので、入力操作のやり直しが軽減される。
(2) Since the difference between the input position intended by the user and the input position on the input device side is eliminated and the probability that the input is erroneously operated is reduced, the re-execution of the input operation is reduced.
そして、本発明の他の目的、特徴および利点は、添付図面および各実施の形態を参照することにより、一層明確になるであろう。
Other objects, features, and advantages of the present invention will become clearer with reference to the accompanying drawings and each embodiment.
〔第１の実施の形態〕 [First Embodiment]
図１は、第１の実施の形態に係る入力装置２−１を示している。図１に示す構成は一例であり、係る構成に本開示の入力装置、その入力位置補正プログラムおよび入力位置補正方法に限定されるものではない。 FIG. 1 shows an input device 2-1 according to the first embodiment. The configuration illustrated in FIG. 1 is an example, and the configuration is not limited to the input device, the input position correction program, and the input position correction method of the present disclosure.
図１に示す入力装置２−１にはタッチパネル４が設置されている。このタッチパネル４は、ユーザのたとえば、指６の接触位置における接触面１４を検出する。この検出情報は入力位置補正部８−１に伝えられる。この実施の形態では、タッチパネル４に接触位置を示唆する目標として測定用アイコン１０が設定されている。この測定用アイコン１０はタッチパネル４で覆われるたとえば、表示部１２により表示される。表示部１２はたとえば、ＬＣＤ（Liquid Crystal Display）で構成される。表示部１２に表示された測定用アイコン１０はタッチパネル４を透け、タッチパネル４を通して視認可能である。
A
入力位置補正部８−１は、タッチパネル４に設定された測定用アイコン１０に対する接触位置における接触面１４を検出する。この実施の形態では接触位置の検出と、この検出を契機とする接触面１４の検出が同時に行われる。そこで、入力位置補正部８−１では、測定用アイコン１０と接触面１４の中心Ｏ２（図２のＡ）との距離を計算して補正値Ａｍを求める。補正値Ａｍはタッチパネル４の座標（ｘ，ｙ）で示される。この距離計算に基づく補正値Ａｍは、記憶部１６に格納される。この補正値Ａｍは、入力位置の補正情報に用いられる。
The input position correction unit 8-1 detects the
＜入力位置の補正処理＞ <Input position correction processing>
図２のＡは、入力装置２−１の補正値Ａｍの設定例を示している。この設定例では、測定用アイコン１０が顔マークで表示されている。この測定用アイコン１０の中心をＯ１とする。この中心Ｏ１の座標を（ｘ１，ｙ１）とする。この中心Ｏ１の座標が基準値である。ユーザが指６で測定用アイコン１０をポイントしようとして、タッチパネル４に接触した位置における接触面１４（図１）である。つまり、ユーザは顔マークをポイントしようとした接触位置をポイントし、これが指６の接触面１４となった場合である。したがって、接触面１４は指６が接触している面であり、その形状は任意である。接触面１４の中心をＯ２とし、この座標を検出する。この接触面１４の中心（Ｏ２）座標がたとえば、（ｘ２，ｙ２）であったとする。
FIG. 2A shows a setting example of the correction value Am of the input device 2-1. In this setting example, the
補正値Ａｍのｘ座標は、（ｘ１−ｘ２）で求められ、補正値Ａｍのｙ座標は、（ｙ１−ｙ２）で求められる。つまり、基準座標に対してずれ量のずれ方向の極性を判定した値が補正値Ａｍである。したがって、補正値Ａｍ｛−（ｘ１−ｘ２），−（ｙ１−ｙ２）｝となり、ｘ１＝０、ｙ１＝０であれば、補正値Ａｍ（ｘ２，ｙ２）が記憶部１６に補正値として格納される。
The x coordinate of the correction value Am is obtained by (x1-x2), and the y coordinate of the correction value Am is obtained by (y1-y2). That is, the correction value Am is a value obtained by determining the polarity of the shift amount in the shift direction with respect to the reference coordinates. Accordingly, the correction value Am {− (x1−x2), − (y1−y2)}. When x1 = 0 and y1 = 0, the correction value Am (x2, y2) is stored in the
測定用アイコン１０の中心Ｏ１および接触面１４の中心Ｏ２をたとえば、ｘ１＝０，ｙ１＝０、ｘ２＝２，ｙ２＝−４とする。この場合、補正値Ａｍのｘ座標（ｘ１−ｘ２）＝−２、ｙ座標（ｙ１−ｙ２）＝＋４となる。つまり、補正値Ａｍの座標値は（−２，４）となる。
Assume that the center O1 of the
図２のＢは、タッチパネル４に入力する場合を示している。入力位置（ポイント位置）Ｐは既述の補正値Ａｍ（ｘ２，ｙ２）により補正する。上記例では、ユーザの入力位置Ｐの座標を（ｘ３，ｙ３）とすると、既述の補正値Ａｍを反映し、補正されたｘ座標は（ｘ３＋ｘ２）、補正されたｙ座標は（ｙ３＋ｙ２）となる。これにより、入力位置Ｐの座標は、実際の座標（ｘ３，ｙ３）に対し、Ｐ（ｘ３＋ｘ２，ｙ３＋ｙ２）に補正されて認識される。つまり、入力位置Ｐは正規の入力位置Ｑに補正されて認識される。
FIG. 2B shows a case where input is made on the
図３は、入力装置の入力位置補正の処理手順を示している。この処理手順は本開示の入力装置の入力位置補正プログラムおよび入力位置補正方法の一例である。 FIG. 3 shows a processing procedure for input position correction of the input device. This processing procedure is an example of an input position correction program and an input position correction method of the input device according to the present disclosure.
この処理手順には補正値の設定および補正値による入力位置の補正処理を含んでいる。この処理手順では、補正値Ａｍの設定モードか否かを判断する（Ｓ１１）。補正値Ａｍの設定モードであれば（Ｓ１１のＹＥＳ）、タッチパネル４に測定用アイコン１０を設定する（Ｓ１２）。ユーザがタッチパネル４に対して測定用アイコン１０をターゲットにして接触する。この測定用アイコン１０に対する接触位置における接触面１４を検出する（Ｓ１３）。この接触面１４の中心と測定用アイコン１０との距離を計算して補正値Ａｍを求める（Ｓ１４）。この距離は、タッチパネル４上に設定される座標により求める。この補正値Ａｍを記憶部１６に記憶する（Ｓ１５）。これにより、補正値Ａｍの設定モードを終了し、Ｓ１１に戻る。
This processing procedure includes correction value setting and input position correction processing using the correction value. In this processing procedure, it is determined whether or not the correction value Am setting mode is set (S11). If the setting mode is the correction value Am (YES in S11), the
補正値Ａｍの設定モードでなければ（Ｓ１１のＮＯ）、タッチパネル４に対する入力位置の補正モードか否かを判断する（Ｓ１６）。入力位置の補正モードであれば（Ｓ１６のＹＥＳ）、タッチパネル４に対する入力位置Ｐを補正値Ａｍを用いて補正し（Ｓ１７）、Ｓ１１に戻る。これにより、入力装置２−１には入力位置Ｐは既述の通り正規の入力位置Ｑに補正されて認識される。
If it is not the correction value Am setting mode (NO in S11), it is determined whether or not the input position correction mode for the
斯かる構成によれば、タッチパネル４に対する接触面１４が検出されると、入力位置補正部８−１では、タッチパネル４に対する入力位置を記憶部１６にある補正値Ａｍを用いて補正する。これにより、タッチパネル４に対する入力位置は正規の入力位置に補正され、適正化される。
According to such a configuration, when the
このようにユーザのポイント誤差を補正値に用いて入力位置を補正すれば、入力精度が高められる。これにより、タッチパネル４に対するユーザ固有の癖を解消できる。入力の失敗や入力に手間取るという不都合を解消でき、入力操作の利便性が高められる。また、入力操作の迅速化にも寄与する。
If the input position is corrected using the user's point error as a correction value in this way, the input accuracy can be improved. Thereby, the user-specific wrinkle with respect to the
〔第２の実施の形態〕 [Second Embodiment]
図４は、第２の実施の形態に係る入力装置２−２を示している。図４に示す構成は一例であり、係る構成に本開示の入力装置、その入力位置補正プログラムおよび入力位置補正方法が限定されるものではない。 FIG. 4 shows an input device 2-2 according to the second embodiment. The configuration illustrated in FIG. 4 is an example, and the input device, the input position correction program, and the input position correction method of the present disclosure are not limited to the configuration.
第１の実施の形態では測定用アイコン１０を用いているのに対し、第２の実施の形態では測定用アイコン１０を用いないで補正値Ａｍを設定する。第２の実施の形態の入力装置２−２では、第１の実施の形態（図１）と同様に、タッチパネル４および入力位置補正部８−２、表示部１２および記憶部１６を備えている。この実施の形態では、表示部１２に測定用アイコン１０を表示しない。
While the
入力位置補正部８−２ではタッチパネル４に対する最初の接触位置１４−１（図５）を検出する。最初の接触位置１４−１はたとえば、タッチパネル４に指６が接触したことをタッチパネル４が認識する最初の時点の位置である。次に、該接触位置１４−１を契機とする最大接触面１４−２を検出する。この最大接触面１４−２は接触面の一例である。接触位置１４−１の中心Ｏ３と最大接触面１４−２の中心Ｏ４との距離を計算して補正値Ａｍを求める。この補正値Ａｍは記憶部１６に保存される。つまり、この実施の形態では、第１の実施の形態と異なり、接触位置１４−１の中心Ｏ３と最大接触面１４−２の中心Ｏ４とが相違している。
The input position correction unit 8-2 detects the first contact position 14-1 (FIG. 5) with respect to the
＜入力位置の補正処理＞ <Input position correction processing>
図５のＡは、入力装置２−２の補正値Ａｍの設定例を示している。この設定例では、タッチパネル４に測定エリア２２が設定されている。測定エリア２２はたとえば、タッチパネル４の一部に設定された測定用スペースである。この測定エリア２２の座標位置を基準座標としてたとえば、（０，０）として座標を検出する。この測定エリア２２に対する指６の最初の接触位置１４−１を検出する。この実施の形態では、接触位置１４−１が星印で表示されている。この接触位置１４−１を契機とする最大接触面１４−２を検出する。最大接触面１４−２の検出ではたとえば、最初の接触位置１４−１の検出時点（または接触時点）から一定時間内に接触した部分を検出し、その検出部分から接触面積が最大であるときを最大接触面１４−２とする。この最大接触面１４−２の中心をＯ４とする。
FIG. 5A shows a setting example of the correction value Am of the input device 2-2. In this setting example, the
最初の接触位置１４−１の中心Ｏ３の座標は（ｘ３，ｙ３）である。最大接触面１４−２の中心Ｏ４の座標を求める。この場合、最大接触面１４−２の輪郭線がｘ座標およびｙ座標を横切るクロスポイントから、最大接触面１４−２のｘ座標の最大値ｘｍａｘ、ｙ座標の最大値ｙｍａｘ、ｘ座標の最小値ｘｍｉｎ、ｙ座標の最小値ｙｍｉｎを検出する。これらの検出値から、中心Ｏ４のｘ座標は、
Ｏ４ｘ＝（ｘｍａｘ−ｘｍｉｎ）／２ ・・・(1)
である。また、中心Ｏ４のｙ座標は、
Ｏ４ｙ＝（ｙｍａｘ−ｙｍｉｎ）／２ ・・・(2)
である。
The coordinates of the center O3 of the first contact position 14-1 are (x3, y3). The coordinates of the center O4 of the maximum contact surface 14-2 are obtained. In this case, from the cross point where the contour line of the maximum contact surface 14-2 crosses the x coordinate and the y coordinate, the maximum value xmax of the x coordinate of the maximum contact surface 14-2, the maximum value ymax of the y coordinate, and the minimum value of the x coordinate. The minimum value ymin of xmin and y coordinates is detected. From these detected values, the x coordinate of the center O4 is
O4x = (xmax−xmin) / 2 (1)
It is. The y coordinate of the center O4 is
O4y = (ymax−ymin) / 2 (2)
It is.
このような値から補正値Ａｍのｘ座標Ａｍｘは、
Ａｍｘ＝Ｏ４ｘ−ｘ３＝（ｘｍａｘ−ｘｍｉｎ）／２−ｘ３ ・・・(3)
となる。また、補正値Ａｍのｙ座標Ａｍｙは、
Ａｍｙ＝Ｏ４ｙ−ｙ３＝（ｙｍａｘ−ｙｍｉｎ）／２−ｙ３ ・・・(4)
となる。そして、この補正値Ａｍは、第１の実施の形態と同様に記憶部１６に記憶して保存される。
From such a value, the x coordinate Amx of the correction value Am is
Amx = O4x−x3 = (xmax−xmin) / 2−x3 (3)
It becomes. Further, the y-coordinate Amy of the correction value Am is
Amy = O4y-y3 = (ymax-ymin) / 2-y3 (4)
It becomes. The correction value Am is stored and stored in the
図５のＢは、タッチパネル４に入力する場合を示している。入力位置（ポイント位置）Ｐは既述の補正値Ａｍ（Ａｍｘ，Ａｍｙ）により補正する。上記例では、ユーザの入力位置Ｐの座標を（ｘ５，ｙ５）とすると、既述の補正値Ａｍを反映し、補正されたｘ座標は（ｘ５＋Ａｍｘ）、補正されたｙ座標は（ｙ５＋Ａｍｙ）となる。これにより、入力位置の座標Ｐは、実際の座標（ｘ５，ｙ５）に対し、Ｐ（ｘ５＋Ａｍｘ，ｙ５＋Ａｍｙ）に補正されて認識される。つまり、入力装置２−２には入力位置Ｐが正規の入力位置Ｑに補正されて認識される。
FIG. 5B shows a case where input is made on the
図６は、入力装置の入力位置補正の処理手順を示している。この処理手順は本開示の入力装置の入力位置補正プログラムおよび入力位置補正方法の一例である。 FIG. 6 shows a processing procedure for input position correction of the input device. This processing procedure is an example of an input position correction program and an input position correction method of the input device according to the present disclosure.
この処理手順には補正値の設定および補正値による入力位置の補正処理を含んでいる。この処理手順では、補正値Ａｍの設定モードか否かを判断する（Ｓ２１）。補正値Ａｍの設定モードであれば（Ｓ２１のＹＥＳ）、測定エリア２２を指６でタッチし、最初の接触位置１４−１を検出する（Ｓ２２）。この接触を契機に、最大接触面１４−２を検出する（Ｓ２３）。検出した最大接触面１４−２の中心Ｏ４を算出する（Ｓ２４）。この算出は既述の式(1) および(2) を用いる。
This processing procedure includes correction value setting and input position correction processing using the correction value. In this processing procedure, it is determined whether or not the correction value Am setting mode is set (S21). If it is the setting mode of the correction value Am (YES in S21), the
接触位置１４−１と、最大接触面１４−２の中心の座標（Ｏ４ｘ，Ｏ４ｙ）との距離を計算して補正値Ａｍを求める（Ｓ２５）。この補正値Ａｍを記憶部１６に記憶する（Ｓ２６）。これにより、補正値Ａｍの設定モードを終了し、Ｓ２１に戻る。 A correction value Am is obtained by calculating the distance between the contact position 14-1 and the coordinates (O4x, O4y) of the center of the maximum contact surface 14-2 (S25). The correction value Am is stored in the storage unit 16 (S26). Thereby, the setting mode of the correction value Am is terminated, and the process returns to S21.
補正値Ａｍの設定モードでなければ（Ｓ２１のＮＯ）、タッチパネル４に対する入力位置の補正モードか否かを判断する（Ｓ２７）。入力位置の補正モードであれば（Ｓ２７のＹＥＳ）、タッチパネル４に対する入力位置Ｐを補正値Ａｍを用いて補正し（Ｓ２８）、Ｓ２１に戻る。これにより、入力装置２−２には入力位置Ｐが既述の通り正規の入力位置Ｑに補正されて認識される。
If it is not the correction value Am setting mode (NO in S21), it is determined whether or not the input position correction mode for the
斯かる構成によれば、第２の実施の形態においても、タッチパネル４に対する入力位置が検出されると、入力位置補正部８−２では、タッチパネル４に対する入力位置を記憶部１６にある補正値Ａｍを用いて補正する。これにより、タッチパネル４に対する入力位置が正規の入力位置に補正され、適正化される。したがって、第２の実施の形態においても、第１の実施の形態と同様の効果が得られ、第２の実施の形態では、第１の実施の形態のように測定用アイコン１０を設定する必要がなく、入力操作の利便性が高められ、入力操作の迅速化に寄与する。
According to such a configuration, also in the second embodiment, when an input position with respect to the
〔第３の実施の形態〕 [Third Embodiment]
図７は、第３実施の形態に係るパーソナルコンピュータ（ＰＣ）２０の機能構成を示している。図７に示す構成は一例であり、係る構成に本開示の入力装置、その入力位置補正プログラムおよび入力位置補正方法に限定されるものではない。図７において、図１および図４と同一部分には同一符号を付してある。 FIG. 7 shows a functional configuration of a personal computer (PC) 20 according to the third embodiment. The configuration illustrated in FIG. 7 is an example, and the configuration is not limited to the input device, the input position correction program, and the input position correction method of the present disclosure. 7, the same parts as those in FIGS. 1 and 4 are denoted by the same reference numerals.
このＰＣ２０は既述の入力装置２−１の機能を含んでいる。このＰＣ２０は記憶部１６、入力部２４、処理部２６および出力部２８を備える。記憶部１６は補正値の記憶機能である。この記憶部１６では補正値Ａｍのデフォルト３０および現在の補正値３２を記憶する。補正値Ａｍのデフォルト３０は、一例として（０，０）である。現在の補正値３２は現在の記憶している補正値であって、ｘ座標およびｙ座標で補正量が特定されている。現在の補正値３２のデフォルトは、一例として（０，０）であり、この値から現在の補正値３２に更新される。
The
入力部２４はユーザインターフェイス（ＵＩ）機能のひとつであり、タッチパネル４を用いた入力機能である。この入力部２４はタッチ入力機能３４、補正値測定操作機能３６を備える。タッチ入力機能３４はタッチパネル４のタッチ入力を検出する。タッチ入力はタッチパネル４に対する指６またはタッチペンによる接触位置で特定される。補正値測定操作機能３６は、タッチパネル４に対し、入力位置の補正のための入力操作を行う。
The
処理部２６は既述の入力位置補正部８−１（図１）または入力位置補正部８−２（図４）の一例である。この処理部２６により、入力位置の補正値Ａｍの算出、入力位置の補正値Ａｍによる補正機能が実現される。したがって、この処理部２６は、モード判定機能３８、補正機能の判定機能４０、補正値の計算機能４２、補正値の認識機能４４および補正処理機能４６を備えている。
The
モード判定機能３８は入力部２４によるタッチ入力を契機に指モードかペンモードかを判定する。指モードは、タッチパネル４に接触する対象が指６である場合である。ペンモードは、スタイラスペンなどの指以外の物体で接触する場合である。
The
補正機能の判定機能４０は補正機能がＯＮかＯＦＦかを判定し、ＯＮまたはＯＦＦを表す判定出力を生成する。補正値の計算機能４２は、補正機能の判定機能４０で補正機能がＯＮであれば、入力部２４からの入力位置（接触位置）を用いることにより、既述の補正値Ａｍを計算する。計算された補正値Ａｍが記憶部１６にある現在の補正値３２に上書きされる。つまり、現在の補正値３２が更新されて格納される。
The correction
補正値の認識機能４４は、記憶部１６にある記憶データから補正値Ａｍを読出し、認識する。補正処理機能４６は、補正値の認識機能４４で認識した補正値Ａｍにより入力位置を補正する。そして、出力部２８は、既述のＵＩ機能のひとつである。この出力部２８は、入力部２４に入力された入力位置に対し、補正値Ａｍで補正された入力位置を出力する。
The correction
斯かる構成では、タッチパネル４（図８）に対し、タッチ操作があった場合、まず現在のモードが指モードかペンモードかを判定する。指モードの場合、補正機能の判定機能４０により補正機能がＯＮかＯＦＦかを判定する。ＯＮは補正機能を活性状態とし、ＯＦＦは補正機能の停止状態である。
In such a configuration, when a touch operation is performed on the touch panel 4 (FIG. 8), it is first determined whether the current mode is the finger mode or the pen mode. In the finger mode, the correction
補正機能がＯＮの場合には、記憶部１６にある現在の補正値３２が選択される。この補正値３２は補正値の認識機能４４により認識され、補正処理機能４６に伝達される。これにより、入力位置に対し、認識された現在の補正値Ａｍを反映する処理が補正処理機能４６により実行され、補正された入力位置が出力部２８に出力される。補正値Ａｍが設定されていなければ、デフォルト値を参照して補正値とし、このデフォルト値が補正処理機能４６に伝達される。つまり、入力位置に対し、デフォルト値による補正処理が反映され、補正された入力位置が出力部２８に出力される。
When the correction function is ON, the
補正機能がＯＦＦの場合には、記憶部１６の補正値のデフォルト３０が参照される。このデフォルト３０が補正値の認識機能４４により認識され、補正処理機能４６に伝達される。この補正値が入力位置に反映され、補正された入力位置が出力部２８に出力される。この場合、デフォルト３０が（０，０）であれば、入力位置の実質的な補正はない。
When the correction function is OFF, the
そして、補正値の測定操作機能３６が実行された場合には、補正値の測定操作に基づき、計算された新規の補正値が得られる。この補正値は現在の補正値３２に上書きされて記憶部１６に保存される。
When the correction value
＜ＰＣ２０のハードウェア構成＞
<Hardware configuration of
図８のＡは、ＰＣ２０のハードウェア構成例を示している。図８のＢは、記憶部１６の構成例を示している。図８のＡおよびＢにおいて、図７と同一部分には同一符号を付してある。このハードウェア構成は、既述の機能を実現する構成を備えている。
FIG. 8A shows a hardware configuration example of the
図８のＡに示すＰＣ２０は、既述の入力装置２−１（図１）または入力装置２−２（図４）を用いる情報処理装置の一例である。このＰＣ２０は、タッチパネル４、表示部１２、記憶部１６、ＣＰＵ（Central Processing Unit ）４８および表示制御部５０を備える。
A
タッチパネル４は、表示部１２の表示面を覆って設置される。このタッチパネル４は、指モードであれば指６（図１、図４）の接触位置、ペンモードであればペン先の接触位置を検出する。この検出は座標で出力される。
The
表示部１２はたとえば、ＬＣＤ（Liquid Crystal Display）で構成し、文字、図形、画像などの視覚情報を表示する。
The
記憶部１６は記録媒体で構成され、ＯＳ（Operating System）などの各種のプログラムやデータを格納する。プログラムには既述の入力位置補正プログラムが含まれる。記憶部１６には、図８のＢに示すように、ＲＯＭ（Read-Only Memory）５２、ＲＡＭ（Random-Access Memory）５４が含まれる。ＲＯＭ５２にはプログラム記憶部５６、データ記憶部５８が設定されている。プログラム記憶部５６にはＯＳなど、入力位置補正プログラムの他、各種のプログラムが格納される。データ記憶部５８には補正値データが格納される。ＲＡＭ５４はプログラム実行のためのワークエリアを構成する。
The
ＣＰＵ４８は記憶部１６にあるＯＳなどのプログラムを実行し、既述の処理部２６の機能を実現する。ＣＰＵ４８が実行するプログラムには既述の入力位置補正プログラムが含まれる。このＣＰＵ４８には最初の接触位置を契機とする最大接触時までの時間を計測する計時機能を備える。
The
表示制御部５０は、ＣＰＵ４８の制御により既述の表示部１２を駆動し、表示動作や表示内容を制御する。
The
斯かる構成において、タッチパネル４が接触を感知したら、ＣＰＵ４８による既述の処理部２６の機能により現在のモードを確認する。つまり、指モードかペンモードかを確認する。指モードであれば、補正機能がＯＮであるかＯＦＦであるかを確認する。補正機能がＯＮなら、現在の補正値Ａｍを記憶部１６から認識する。実際のタッチによる入力位置の座標に補正値Ａｍを加えた座標を計算する。この計算結果により、ポイントされた入力位置として認識する。つまり、実際の入力位置が補正値Ａｍにより補正された入力位置が出力される。
In such a configuration, when the
ＣＰＵ４８では操作内容を認識するとともに、補正された入力位置を認識する。ＣＰＵ４８は、認識した情報表示をすることを表示制御部５０に命令する。これにより、表示制御部５０は補正された入力位置を表示部１２に表示する。
The
＜指モード表示＞ <Finger mode display>
図９は、指モードの画面表示例を示している。図９のＡに示す表示画面６０−１は、表示部１２に展開される。この表示画面６０−１はたとえば、デスクトップ画面である。この表示画面６０−１の右下部には設定画面に移行するためのショートカットとして設定アイコン６２−１が表示されている。この設定アイコン６２−１は、指モードを示す指マーク６４が表示されている。これにより、現在のモードを一見して認識することができる。そして、この設定アイコン６２−１をタッチすれば、補正値Ａｍの設定画面および設定モードに到達することができる。設定アイコン６２−１はカーソルを当ててクリックしてもよい。このような設定アイコン６２−１を表示すれば、ユーザが容易に設定画面に辿り着くことができ、補正モードに遷移することができる。
FIG. 9 shows a screen display example in the finger mode. A display screen 60-1 shown in FIG. 9A is developed on the
この場合、アイコンがデスクトップ画面上にあると気になる場合は、タスクトレイなどに置いておけばよい。図９のＢに示す表示画面６０−１では、表示画面６０−１のタスクトレイ６６内に設定アイコン６２−１を縮小して表示している。これにより、現在のモードを一見して認識することができる。この場合、モードを指モードからペンモードに切り替えた場合には、指モードを表す設定アイコン６２−１から設定アイコン６２−２（図１０）にアイコン表示を切り替える。
In this case, if you feel that the icon is on the desktop screen, you can place it on the task tray. In the display screen 60-1 shown in FIG. 9B, the setting icon 62-1 is reduced and displayed in the
＜ペンモード表示＞ <Pen mode display>
図１０は、ペンモードの画面表示例を示している。図１０のＡに示す表示画面６０−２は、表示部１２に展開される。この表示画面６０−２はたとえば、デスクトップ画面である。この表示画面６０−２の右下部には設定画面に移行するための設定アイコン６２−２が表示されている。この設定アイコン６２−２は、ペンモードを示すペンマーク６８が表示されている。これにより、現在のモードを一見して認識することができる。そして、この設定アイコン６２−２をタッチすれば、補正値Ａｍの設定画面および設定モードに到達するようにしてもよい。設定アイコン６２−２はカーソルを当ててクリックしてもよい。このような設定アイコン６２−２を表示すれば、ユーザが容易に設定画面に辿り着くことができ、補正モードに遷移することができる。
FIG. 10 shows a screen display example in the pen mode. A display screen 60-2 shown in FIG. 10A is developed on the
この場合、アイコンがデスクトップ画面上にあると気になる場合は、タスクトレイなどに置いておけばよい。図１０のＢに示す表示画面６０−２では、表示画面６０−２のタスクトレイ６６内に設定アイコン６２−２を縮小して表示している。これにより、現在のモードを一見して認識することができる。この場合、モードをペンモードから指モードに切り替えた場合には、ペンモードを表す設定アイコン６２−２から設定アイコン６２−１（図９）にアイコン表示を切り替える。
In this case, if you feel that the icon is on the desktop screen, you can place it on the task tray. In the display screen 60-2 shown in FIG. 10B, the setting icon 62-2 is reduced and displayed in the
＜設定画面＞ <Setting screen>
図１１は、設定画面の推移を示している。図１１において、図９と同一部分には同一符号を付してある。 FIG. 11 shows the transition of the setting screen. In FIG. 11, the same parts as those in FIG.
この設定画面には、補正入力画面７０（図１１のＡ）、モード切替え画面７２（図１１のＢ）第１、第２および第３の指モード補正画面７４、７６、７８（図１１のＣ、Ｄ、Ｅ）が含まれる。 The setting screen includes a correction input screen 70 (A in FIG. 11), a mode switching screen 72 (B in FIG. 11), first, second and third finger mode correction screens 74, 76 and 78 (C in FIG. 11). , D, E).
図１１のＡに示す補正入力画面７０にはショートカットアイコンとして設定アイコン６２−１が表示されている。指モードを示す設定アイコン６２−１が表示されているので、補正入力画面７０は指モード画面である。この設定アイコン６２−１をユーザがタッチすると、モード切替え画面７２に遷移する。
In the
図１１のＢに示すモード切替え画面７２にはモード指定アイコン８０、８２およびキャンセルアイコン８４が表示される。モード指定アイコン８０にはタッチモードの切替えを表すメッセージ「タッチモード切替え」が表示されている。このモード指定アイコン８０をユーザがタッチすることにより、指モードかペンモードかを選択し、モード切替えを行うことができる。
On the mode switching screen 72 shown in FIG. 11B,
モード指定アイコン８２には補正値の設定を表すメッセージ「補正値を設定」が表示されている。このモード指定アイコン８２をユーザがタッチすることにより、補正値Ａｍを測定するモードに移行する。また、キャンセルアイコン８４は処理のキャンセルの選択用である。指モードが選択され、補正値を測定することが指定されると、指モード補正画面７４が表示される。
The
図１１のＣに示す指モード補正画面７４には、操作指示メッセージ「下のアイコンに触れてください」との表示とともに、測定用アイコン１０が表示される。この測定用アイコン１０は、既述した顔マークである。この測定用アイコン１０は、測定エリア８６に表示されている。この測定エリア８６は、指モード補正画面７４のたとえば、中央部分に測定用アイコン１０を包囲する矩形のスペースである。
On the finger
この指モード補正画面７４のタスクトレイ６６には、機能選択用のアイコン８８、９０、９２、９４が表示されている。アイコン８８はデフォルトの設定に戻すことを指示する際にタッチする。アイコン９０はＯＫの際にタッチする。アイコン９２はキャンセルの際にタッチする。アイコン９４は設定する内容を以後の処理に適用する際にタッチする。
On the
ユーザの指６が測定用アイコン１０に触れると、次のモード表示画面に遷移し、補正値の測定が自動的に開始される。図１１のＤに示す指モード補正画面７６では、測定用アイコン１０の上側に、自動補正中を表すメッセージ「自動補正中です・・・」が表示される。係る表示が生成された場合には、測定用アイコン１０に対する指６の再タッチ入力を拒否する。
When the user's
そして、自動補正が終了すると、次の指モード補正画面７８に遷移する。図１１のＥに示す指モード補正画面７８では、測定用アイコン１０の上側に指モード補正の完了を表すメッセージ「完了」が表示される。これによりユーザは、指モード補正の完了を認識することができる。
Then, when the automatic correction is completed, a transition is made to the next finger
このように、指モードの補正では、ユーザが設定アイコン６２−１から設定画面の一つであるモード切替え画面７２に行き、測定用アイコン１０をポイントする。測定用アイコン１０にポイントされた入力位置（接触位置）から測定用アイコン１０の中心、この場合顔マークの中心までの距離を計算し、補正値Ａｍとして認識する。この測定に関しては第１の実施の形態で記載したとおりである。この補正値Ａｍが設定値として記憶部１６に保存される。この場合、デフォルトの設定値はペンモードでも同様である。
Thus, in the correction of the finger mode, the user goes from the setting icon 62-1 to the mode switching screen 72 which is one of the setting screens, and points to the
＜補正値の設定処理＞ <Correction value setting process>
図１２は、補正値の設定処理の処理手順を示している。この処理手順では特定アイコンとして測定用アイコン１０の接触位置（入力位置）からの入力位置を推測する。
FIG. 12 shows a processing procedure of correction value setting processing. In this processing procedure, the input position from the contact position (input position) of the
図１２に示す処理手順ではデフォルトの設定値（補正なし）を持ち、この設定値から処理を開始する。この場合、設定値である補正値は０（補正なし）である（Ｓ３０１）。測定エリア８６への接触を感知したかを判定する（Ｓ３０２）。測定エリア８６への接触を感知していれば（Ｓ３０２のＹＥＳ）、最初の接触から一定時間内での最大接触時を判定する（Ｓ３０３）。最初の接触点と測定用アイコン１０の中心（図２）との座標差から補正値を計算する（Ｓ３０４）。この計算は第１の実施の形態で示した通りである。求められた補正値Ａｍ（ｘ、ｙ）を設定値として記憶部１６に記憶する（Ｓ３０５）。
The processing procedure shown in FIG. 12 has a default setting value (no correction), and starts processing from this setting value. In this case, the correction value that is the set value is 0 (no correction) (S301). It is determined whether contact with the
記憶した補正値について、設定値変更か否かを判定する（Ｓ３０６）。設定値変更であれば（Ｓ３０６のＹＥＳ）、Ｓ３０２に戻る。同様の補正値測定の処理（Ｓ３０２、Ｓ３０３、Ｓ３０４およびＳ３０５）を実行する。 It is determined whether or not the stored correction value is a set value change (S306). If the setting value is changed (YES in S306), the process returns to S302. Similar correction value measurement processing (S302, S303, S304, and S305) is executed.
この実施の形態では、一定時間内の最大接触時を判定しているが、この最大接触面の中心を求める処理（第２の実施の形態）を実行してもよい。この場合、最大接触面の中心と測定アイコン１０の中心との距離を求め、これを補正値Ａｍとしてもよい。
In this embodiment, the maximum contact time within a predetermined time is determined, but a process for obtaining the center of the maximum contact surface (second embodiment) may be executed. In this case, the distance between the center of the maximum contact surface and the center of the
＜入力位置の補正処理＞ <Input position correction processing>
図１３は、入力位置の補正処理の処理手順を示している。この処理手順は処理画面に表示されたフォルダをタッチした場合の処理である。 FIG. 13 shows the processing procedure of the input position correction process. This processing procedure is processing when a folder displayed on the processing screen is touched.
この処理手順では、フォルダをタッチすると、指モードか否かを判断する（Ｓ３１１）。指モードであれば（Ｓ３１１のＹＥＳ）、補正モードか否かを判断する（Ｓ３１２）。補正モードであれば（Ｓ３１２のＹＥＳ）、補正モード＝ＯＮの状態である。この場合、補正値Ａｍを取得する（Ｓ３１３）。この補正値Ａｍの取得は記憶部１６から行う。
In this processing procedure, when the folder is touched, it is determined whether or not the finger mode is set (S311). If it is the finger mode (YES in S311), it is determined whether or not the correction mode is set (S312). If it is the correction mode (YES in S312), the correction mode is ON. In this case, the correction value Am is acquired (S313). The correction value Am is acquired from the
入力位置（タッチされた場所の座標）に補正値Ａｍを加算する計算を行う（Ｓ３１４）。これにより、補正値Ａｍにより補正された入力位置が求められる。 Calculation for adding the correction value Am to the input position (coordinates of the touched place) is performed (S314). Thereby, the input position corrected by the correction value Am is obtained.
補正モードを経由した場合には、補正された入力位置は、画面へのポイント場所（補正後）の出力が生成され、この出力が正規の入力位置として認識され（Ｓ３１５）、Ｓ３１１にリターンする。 In the case of passing through the correction mode, an output of the point location (after correction) is generated for the corrected input position, this output is recognized as a regular input position (S315), and the process returns to S311.
指モードでない場合（Ｓ３１１のＮＯ）、補正モードでない場合（Ｓ３１２のＮＯ）には、入力位置は画面へのポイント場所（補正なし）の出力が生成される（Ｓ３１６）。補正を加えることなく、入力位置がそのまま入力位置として認識され、Ｓ３１１にリターンする。 If it is not the finger mode (NO in S311) or not in the correction mode (NO in S312), an output of the point position (no correction) on the screen is generated as the input position (S316). Without any correction, the input position is directly recognized as the input position, and the process returns to S311.
＜入力位置の補正＞ <Correction of input position>
図１４は、入力位置の補正処理を示している。図１４のＡは入力画面１００を示している。この入力画面１００には設定アイコン６２−１が表示され、指モード画面である。この入力画面１００には複数のフォルダアイコン１０２が表示され、ユーザはフォルダアイコン１０２のひとつであるフォルダアイコン１０２−１を選択する。その選択の際、フォルダアイコン１０２−１の一部に指６が掛かっているものの、接触位置１４−１はフォルダアイコン１０２−１から右下にずれている。接触位置１４−１を星印で示している。
FIG. 14 shows an input position correction process. FIG. 14A shows the
この場合、設定されている補正値Ａｍを（−２，４）とする。補正モードでは、接触位置１４−１のｘ座標に−２、ｙ座標に＋４が加算される。これにより、接触位置１４−１は補正値Ａｍの反映により、入力位置１４−３に補正され、フォルダアイコン１０２−１が選択される。 In this case, the set correction value Am is (−2, 4). In the correction mode, -2 is added to the x coordinate of the contact position 14-1, and +4 is added to the y coordinate. Accordingly, the contact position 14-1 is corrected to the input position 14-3 by reflecting the correction value Am, and the folder icon 102-1 is selected.
このように、ユーザの指６がポイントした位置が目標からずれていても、補正値Ａｍの補正によりフォルダアイコン１０２−１の適正なポイント位置に補正される。この結果、補正前のポイント位置ではフォルダアイコン１０２−１の選択に失敗するおそれがあるが、入力位置がユーザの期待する入力位置に補正され、適正な入力処理を行うことができる。
As described above, even if the position pointed by the user's
以上のとおり、この実施の形態は、特定アイコンの位置から入力位置を推測する場合を示している。指モードとペンモードを搭載し、指モードは補正設定を行うことで、実際にポイントした場所から補正をかけた場所をポイント場所として認識する。ペンモードはポイント位置をそのまま認識すればよい。 As described above, this embodiment shows a case where the input position is estimated from the position of the specific icon. A finger mode and a pen mode are installed, and the finger mode recognizes a place where correction is performed from a place where the point is actually made as a point place by performing a correction setting. In the pen mode, the point position may be recognized as it is.
設定画面では、誤差測定用にアイコンをポイントさせ、実際のポイント位置とアイコンとの距離を実測する。入力位置の補正では、必ずしも設定画面に切り替わる必要はない。たとえば、表示画面の右下に表示したアイコンのタッチにより、指モードかペンモードかの切り替え、補正値の計算および補正値の設定を同時に行う構成であってもよい。 On the setting screen, an icon is pointed for error measurement, and the distance between the actual point position and the icon is measured. In the correction of the input position, it is not always necessary to switch to the setting screen. For example, it may be configured to simultaneously switch between finger mode and pen mode, calculate a correction value, and set a correction value by touching an icon displayed at the lower right of the display screen.
実際にポイントされた場所の座標に、設定画面で認識された実測値の距離がプラス（修正）されてＯＳが認識する。座標値に代え実測値で示すと、たとえば、設定時にアイコンからたとえば、下５〔ｍｍ〕の場所がポイントされていた場合、補正値Ａｍは上５〔ｍｍ〕となる。実際のポイント位置から上５〔ｍｍ〕の場所をポイント場所として認識する。設定時が右３〔ｍｍ〕なら、補正値Ａｍは左３〔ｍｍ〕になる。指モードのデフォルトの設定はペンモードと同じにすればよい。 The OS recognizes the actual measured value recognized on the setting screen by adding (correcting) to the coordinates of the actually pointed location. In terms of actual measurement values instead of coordinate values, for example, when a location 5 [mm] below is pointed from the icon at the time of setting, the correction value Am is 5 [mm] above. A place 5 mm above the actual point position is recognized as the point place. If the setting time is 3 [mm] on the right, the correction value Am is 3 [mm] on the left. The default setting for the finger mode may be the same as that for the pen mode.
＜設定画面を経由しない場合の処理＞ <Processing without going through the setting screen>
既述の図１１では設定画面を経由した補正値の設定処理を示している。これに対し、設定画面を経由しない設定であってもよい。図１５は、設定画面（図１１）を経由しない場合の補正値の処理を示している。 FIG. 11 described above shows the correction value setting process via the setting screen. On the other hand, it may be a setting that does not go through the setting screen. FIG. 15 shows processing of correction values when not passing through the setting screen (FIG. 11).
図１５のＡはペンモード画面９６を示している。ペンモードであれば、このペンモード画面９６が表示される。このペンモード画面９６にはたとえば、画面右下にペンモードを表す設定アイコン６２−２が表示される。この設定アイコン６２−２をタッチする。このタッチを契機に、既述の処理（第１または第２の実施の形態）で補正値Ａｍが決定される。モードは指モードに切り替わり、指モード画面９８に変更される。
FIG. 15A shows a
図１５のＢに示す指モード画面９８では画面右下に指モードを表す設定アイコン６２−１が表示される。指モードで補正機能がＯＮならば、入力位置を設定された補正値Ａｍに従って補正する。再度、画面右下の設定アイコン６２−１にタッチする。これにより、ペンモード画面９６（図１５のＡ）に切り替えられ、設定アイコン６２−１が設定アイコン６２−２に変更される。
In the
＜設定画面（図１１）を経由しない場合の処理＞ <Processing without going through the setting screen (FIG. 11)>
図１６は、設定画面を経由しない場合の処理手順を示している。この処理手順では画面表示が指モードに滞在している場合である。 FIG. 16 shows a processing procedure when not passing through the setting screen. In this processing procedure, the screen display is in the finger mode.
指モードに滞在しているので、補正およびモード切替え用アイコンを指モードアイコンで表示する（Ｓ３２１）。この表示としてたとえば、図１１のＢに示すモード切替え画面７２のように、モード指定アイコン８０、８２とともに、指モードを示す設定アイコン６２−１をひとつの画面で表示すればよい。
Since the finger mode is stayed, the correction and mode switching icons are displayed as finger mode icons (S321). For example, the setting icon 62-1 indicating the finger mode may be displayed on one screen together with the
この指モードにおいて、補正モードか否かを判定する（Ｓ３２２）。補正モードであれば（Ｓ３２２のＹＥＳ）、タッチして補正処理を実行する（Ｓ３２３）。この補正処理は、第１の実施の形態の測定用アイコン１０に対するタッチによって求められた補正値Ａｍでもよいし、第２の実施の形態の最初の接触位置から最大接触面の中心とのずれにより求められた補正値Ａｍのいずれを用いてもよい。
In this finger mode, it is determined whether or not the correction mode is set (S322). If it is in the correction mode (YES in S322), the correction process is executed by touching (S323). This correction process may be the correction value Am obtained by touching the
ユーザのポイント位置に対して補正値Ａｍを反映する（Ｓ３２４）。指モードを表す設定アイコン６２−１をタッチしたか否かを判定する（Ｓ３２５）。設定アイコン６２−１をタッチした場合には（Ｓ３２５のＹＥＳ）、ペンモードに切り替える（Ｓ３２６）。これにより、補正およびモード切替え用アイコンをペンモードアイコンで表示する。この場合、タッチに対して補正処理はない（Ｓ３２８）。 The correction value Am is reflected on the point position of the user (S324). It is determined whether or not the setting icon 62-1 representing the finger mode has been touched (S325). When the setting icon 62-1 is touched (YES in S325), the pen mode is switched (S326). As a result, the correction and mode switching icons are displayed as pen mode icons. In this case, there is no correction process for the touch (S328).
ペンモードを表す設定アイコン６２−２にタッチしたか否かを判定する（Ｓ３２９）。設定アイコン６２−２にタッチした場合には（Ｓ３２９のＹＥＳ）、補正値の測定処理を実行する（Ｓ３３０）。これにより、補正値の設定値の決定を行ない（Ｓ３３１）、指モードに切替える（Ｓ３３２）。この結果、補正およびモード切替え用アイコンを指モードアイコンで表示する。 It is determined whether or not the setting icon 62-2 representing the pen mode is touched (S329). When the setting icon 62-2 is touched (YES in S329), a correction value measurement process is executed (S330). Thereby, the set value of the correction value is determined (S331), and the mode is switched to the finger mode (S332). As a result, the correction and mode switching icons are displayed as finger mode icons.
＜タッチパネル４のアライメント誤差によるずれの補正処理＞
<Correction correction processing due to alignment error of
図１７は、入力装置２−３におけるタッチパネル４のアライメント誤差によるずれの補正処理を示している。図１７において、Ｐ１は本来の対象である目標位置、Ｐ２はアライメント誤差による読み込み位置である。つまり、目標位置Ｐ１をタッチしても、アライメント誤差により読み込み位置Ｐ２が認識されてしまう。
FIG. 17 shows a correction process for deviation due to an alignment error of the
Ｐ３は、目標位置Ｐ１を目標として認識しつつ、ユーザの実際の入力位置（接触位置）である。ユーザは目標位置Ｐ１に対して認識誤差により、目標位置Ｐ１と入力位置Ｐ３との間にずれがある。しかも、実際の入力位置Ｐ３に対し、アライメント誤差が作用するので認識位置はＰ４となる。つまり、認識位置Ｐ４は入力位置Ｐ３から目標位置Ｐ１および認識位置Ｐ２を結ぶ仮想線に平行移動した位置である。認識位置Ｐ４には目標位置Ｐ１に対してアライメント誤差とユーザの認識誤差による双方のずれが生じている。 P3 is the user's actual input position (contact position) while recognizing the target position P1 as a target. The user has a difference between the target position P1 and the input position P3 due to a recognition error with respect to the target position P1. In addition, since the alignment error acts on the actual input position P3, the recognition position is P4. That is, the recognition position P4 is a position translated from the input position P3 to an imaginary line connecting the target position P1 and the recognition position P2. The recognition position P4 has a deviation from the target position P1 due to an alignment error and a user recognition error.
このような入力誤差に対し、上記の補正処理では、目標位置Ｐ１と認識位置Ｐ４との距離を算出する。つまり、ハードウェアが認識した位置Ｐ４とソフトウェアが認識している位置Ｐ１との位置的誤差を測定する。これにより、これを補正値Ａｍと認識することができる。 With respect to such an input error, the distance between the target position P1 and the recognition position P4 is calculated in the above correction process. That is, the positional error between the position P4 recognized by the hardware and the position P1 recognized by the software is measured. Thereby, this can be recognized as the correction value Am.
したがって、実際の入力位置Ｐ３に対応する認識位置Ｐ４に補正値Ａｍを反映すれば、入力位置Ｐ３は目標位置Ｐ１に修正され、適正な入力位置に補正されることになる。 Therefore, if the correction value Am is reflected in the recognition position P4 corresponding to the actual input position P3, the input position P3 is corrected to the target position P1 and corrected to an appropriate input position.
このように、本開示の構成では、タッチパネル４のアライメント誤差によるずれにも対応することが可能である。つまり、タッチパネル４に対するユーザーの押し間違い（接触位置のずれ）だけでなく、アライメント誤差にも対応することができる。これによりアライメント誤差による入力ミスを補完することができる。
Thus, in the configuration of the present disclosure, it is possible to cope with a shift due to the alignment error of the
＜第３の実施の形態の効果＞ <Effect of the third embodiment>
(1) ユーザが意図した位置と実際のポイント位置の誤差をユーザ固有の癖と捉え、各ユーザに適合する設定を事前に行うことができ、入力の操作誤差を削減でき、利便性が高められる。 (1) The error between the position intended by the user and the actual point position is regarded as a user-specific trap and settings suitable for each user can be made in advance, reducing input operation errors and improving convenience. .
(2) ユーザが意図した位置に対する入力操作が容易になる。意図した位置がポイントできずに何度もポイント操作を繰り返したり、誤操作によるやり直しなどの軽減が図られる。 (2) The input operation for the position intended by the user becomes easy. It is possible to reduce point operations such as repeated point operations without being able to point to the intended position, or redo due to erroneous operations.
〔第４の実施の形態〕 [Fourth Embodiment]
図１８は、第４の実施の形態に係る設定画面の推移を示している。図１８において、図９と同一部分には同一符号を付してある。 FIG. 18 shows the transition of the setting screen according to the fourth embodiment. 18, the same parts as those in FIG. 9 are denoted by the same reference numerals.
第４の実施の形態は既述の第２の実施の形態に関連する。この実施の形態においても、既述の機能（図７）やハードウェア（図８）を用いる。最初の接触位置から最大接触時までの時間計測はＣＰＵ４８により実行される。
The fourth embodiment is related to the second embodiment described above. Also in this embodiment, the above-described functions (FIG. 7) and hardware (FIG. 8) are used. The
この設定画面には、補正入力画面１７０（図１８のＡ）、モード切替え画面１７２（図１８のＢ）第１、第２および第３の指モード補正画面１７４、１７６、１７８（図１８のＣ、Ｄ、Ｅ）が含まれる。 The setting screen includes a correction input screen 170 (A in FIG. 18), a mode switching screen 172 (B in FIG. 18), first, second and third finger mode correction screens 174, 176 and 178 (C in FIG. 18). , D, E).
図１８のＡに示す補正入力画面１７０にはショートカットアイコンとして設定アイコン６２−１が表示されている。指モードを示す設定アイコン６２−１が表示されているので、補正入力画面１７０は指モード画面である。この設定アイコン６２−１をユーザがタッチすると、モード切替え画面１７２に遷移する。
A setting icon 62-1 is displayed as a shortcut icon on the
図１８のＢに示すモード切替え画面１７２にはモード指定アイコン８０、８２およびキャンセルアイコン８４が表示される。モード指定アイコン８０にはタッチモードの切替えを表すメッセージ「タッチモード切替え」が表示されている。このモード指定アイコン８０をユーザがタッチすることにより、指モードかペンモードかを選択し、モード切替えを行うことができる。
On the mode switching screen 172 shown in FIG. 18B,
モード指定アイコン８２には補正値の設定を表すメッセージ「補正値を設定」が表示されている。このモード指定アイコン８２をユーザがタッチすることにより、補正値Ａｍを測定するモードに移行する。また、キャンセルアイコン８４は処理のキャンセルの選択用である。指モードが選択され、補正値を測定することが指定されると、指モード補正画面１７４が表示される。
The
図１８のＣに示す指モード補正画面１７４には、操作指示メッセージ「下の測定スペースのどこかに触れてください」との表示とともに、測定用エリア２２（図５）が表示される。この測定エリア２２は、指モード補正画面１７４のたとえば、中間部分に指６がタッチ可能な矩形のスペースである。
On the finger
この指モード補正画面１７４のタスクトレイ６６には、機能選択用のアイコン８８、９０、９２、９４が表示されている。アイコン８８はデフォルトの設定に戻すことを指示する際にタッチする。アイコン９０はＯＫの際にタッチする。アイコン９２はキャンセルの際にタッチする。アイコン９４は設定する内容を以後の処理に適用する際にタッチする。
On the
ユーザの指６が測定エリア２２に触れると、次のモード表示画面に遷移し、補正値の測定が自動的に開始される。図１８のＤに示す指モード補正画面１７６では、測定エリア２２の上側に、補正値の計算中を表すメッセージ「補正値の計算中です・・・」が表示される。係る表示が生成された場合には、測定用エリア２２に対する指６の再タッチ入力を拒否する。
When the user's
そして、補正値の計算が終了すると、次の指モード補正画面１７８に遷移する。図１８のＥに示す指モード補正画面１７８では、測定エリア２２の上側に指モード補正の完了を表すメッセージ「完了しました」が表示される。これによりユーザは、指モード補正の完了を認識することができる。
When the calculation of the correction value is completed, the screen transitions to the next finger
このように、指モードの補正では、ユーザが設定アイコン６２−１から設定画面に行き、測定領域である測定エリア２２の任意の位置をポイントする。ポイントされた最初の接触点と最大接触時の中心位置までの距離を計算し、補正値Ａｍとして認識する。これが設定値となる。この場合もデフォルトの設定値はペンモードと同じである。
As described above, in the finger mode correction, the user goes to the setting screen from the setting icon 62-1, and points to an arbitrary position of the
＜補正値の設定処理＞ <Correction value setting process>
図１９は、補正値の設定処理の処理手順を示している。この処理手順では指の測定エリア２２の接触面の入力位置を推測する。
FIG. 19 shows a processing procedure of correction value setting processing. In this processing procedure, the input position of the contact surface of the
図１９に示す処理手順ではデフォルトの設定値（補正なし）を持ち、この設定値から処理を開始する。この場合、設定値である補正値は０（補正なし）である（Ｓ４０１）。測定エリア２２への接触を感知したかを判定する（Ｓ４０２）。最初の接触から一定時間内での最大接触時を判定する（Ｓ４０３）。
The processing procedure shown in FIG. 19 has a default setting value (no correction), and starts processing from this setting value. In this case, the correction value which is a set value is 0 (no correction) (S401). It is determined whether contact with the
この補正値の測定では、最初の接触点と最大接触時の最大接触面の中心との座標差から補正値を計算する（Ｓ４０４）。この計算は第２の実施の形態で示した通りである。求められた補正値Ａｍ（ｘ、ｙ）を設定値として記憶部１６に記憶する（Ｓ４０５）。
In the measurement of the correction value, the correction value is calculated from the coordinate difference between the first contact point and the center of the maximum contact surface at the maximum contact (S404). This calculation is as shown in the second embodiment. The obtained correction value Am (x, y) is stored in the
記憶した補正値について、設定値変更か否かを判定する（Ｓ４０６）。設定値変更であれば（Ｓ４０６のＹＥＳ）、Ｓ４０２に戻る。同様の補正値測定の処理（Ｓ４０２、Ｓ４０３、Ｓ４０４およびＳ４０５）を実行する。 It is determined whether or not the stored correction value is a set value change (S406). If the setting value is changed (YES in S406), the process returns to S402. Similar correction value measurement processing (S402, S403, S404, and S405) is executed.
この第４の実施の形態においても、指モードとペンモードを搭載し、ペンモードはポイントした位置がそのまま認識される。指モードでは補正設定を行うことで、実際にポイントした場所から補正をかけた場所をポイント場所として認識する。 Also in the fourth embodiment, the finger mode and the pen mode are mounted, and the pointed position is recognized as it is in the pen mode. In the finger mode, by performing correction setting, a place where correction has been applied from the actual pointed place is recognized as the point place.
設定画面では、ユーザに測定エリアをポイントしてもらうことによって、接触した面積が最大になる瞬間の範囲を測定して、ｘ座標、ｙ座標の中心点を測定する。最初に画面に接触した位置と、所定時間内の最大接触面の中心のｘ座標の差とｙ座標の差により補正値Ａｍを設定する。これにより、実際にポイントされた位置の座標に、設定画面で認識された実測値である補正値Ａｍで補正することにより、適正な入力位置がＯＳに認識される。このような連続した接触によって求めた補正値Ａｍを用いても、第３の実施の形態と同様の効果が得られる。 On the setting screen, by having the user point to the measurement area, the instantaneous range in which the touched area becomes maximum is measured, and the center point of the x coordinate and the y coordinate is measured. The correction value Am is set based on the difference between the position of the first contact with the screen and the difference between the x coordinate and the y coordinate of the center of the maximum contact surface within a predetermined time. As a result, by correcting the coordinates of the actually pointed position with the correction value Am, which is an actually measured value recognized on the setting screen, an appropriate input position is recognized by the OS. Even if the correction value Am obtained by such continuous contact is used, the same effect as in the third embodiment can be obtained.
〔他の実施の形態〕 [Other Embodiments]
(1) 第１および第３の実施の形態では測定用アイコン１０と入力位置との距離を補正値としている。第２および第４の実施の形態では、指６の最初の接触を契機とし、最初の接触位置と最大接触面との距離を補正値としている。これに対し、接触位置を検出するタッチパネルに設定された測定用アイコン１０（目標）に対する最初の接触位置を検出し、この接触位置を契機とする最大接触面を検出する。目標の位置、接触位置および最大接触面の中心を用いて補正値Ａｍを求め、この補正値を用いてタッチパネル４の入力位置を補正してもよい。
(1) In the first and third embodiments, the distance between the
(2) 測定用アイコン１０と入力位置との距離を補正値Ａｍ１とする。指６の最初の接触を契機とし、最初の接触位置と最大接触面との距離を補正値Ａｍ２とする。これらの補正値Ａｍ１、Ａｍ２の双方から平均値を求めて補正値としてもよい。
(2) The distance between the
(3) 補正処理において、補正モードがデフォルトのＯＮ状態で、デスクトップでの右クリックやコンパネなどから無効とし、ＯＦＦにする構成であってもよい。たとえば、デスクトップの右クリック（タッチなら長押しなど）により補正モードを有効にする旨のチェックを外す構成でもよい。 (3) The correction process may be configured so that the correction mode is in the default ON state, disabled by right-clicking on the desktop, the control panel, or the like and turned OFF. For example, a configuration in which the check to enable the correction mode is removed by right-clicking on the desktop (such as long press if touching) may be used.
次に、以上述べた実施例を含む実施の形態に関し、更に以下の付記を開示する。以下の付記に本発明が限定されるものではない。 Next, the following additional notes will be disclosed with respect to the embodiment including the above-described examples. The present invention is not limited to the following supplementary notes.
（付記１） 接触位置を検出するタッチパネルと、
前記タッチパネルに対する接触位置を検出し、該接触位置を契機とする接触面を検出し、前記接触位置と前記接触面の中心との距離を計算して補正値を求め、該補正値を用いて前記タッチパネルの入力位置を補正する入力位置補正部と、
を備える入力装置。
(Supplementary note 1) a touch panel for detecting a contact position;
Detecting a contact position with respect to the touch panel, detecting a contact surface triggered by the contact position, calculating a correction value by calculating a distance between the contact position and the center of the contact surface, and using the correction value An input position correction unit for correcting the input position of the touch panel;
An input device comprising:
（付記２） 前記接触面は、接触時点から所定時間内の最大接触面である、
付記１に記載の入力装置。
(Appendix 2) The contact surface is a maximum contact surface within a predetermined time from the contact point.
The input device according to
（付記３） 接触位置を検出するタッチパネルと、
前記タッチパネルに設定された目標に対する接触位置を検出し、該接触位置を契機とする接触面を検出し、前記目標の位置、前記接触位置および前記接触面の中心を用いて補正値を求め、該補正値を用いて前記タッチパネルの入力位置を補正する入力位置補正部と、
を備えるタッチ入力装置。
(Appendix 3) a touch panel for detecting a contact position;
Detecting a contact position with respect to a target set on the touch panel, detecting a contact surface triggered by the contact position, obtaining a correction value using the position of the target, the contact position and the center of the contact surface; An input position correction unit that corrects the input position of the touch panel using a correction value;
A touch input device comprising:
（付記４） コンピュータを用いる入力装置の入力位置補正プログラムであって、
接触位置を検出するタッチパネルに対する接触位置を検出し、
前記接触位置を契機とする接触面を検出し、
前記接触面の中心と前記接触位置との距離を計算して補正値を求め、
前記補正値を用いて前記タッチパネルの入力位置を補正する、
処理をコンピュータに実行させる入力装置の入力位置補正プログラム。
(Supplementary note 4) An input position correction program for an input device using a computer,
Detect the contact position on the touch panel to detect the contact position,
Detecting a contact surface triggered by the contact position;
Calculate a correction value by calculating the distance between the center of the contact surface and the contact position,
Correcting the input position of the touch panel using the correction value;
An input position correction program for an input device that causes a computer to execute processing.
（付記５） コンピュータを用いる入力装置の入力位置補正プログラムであって、
接触位置を検出するタッチパネルに設定された目標に対する接触位置を検出し、
前記接触位置を契機とする接触面を検出し、
前記目標の位置、前記接触位置および前記接触面の中心を用いて補正値を求め、
該補正値を用いて前記タッチパネルの入力位置を補正する、
処理をコンピュータに実行させる入力装置の入力位置補正プログラム。
(Supplementary Note 5) An input position correction program for an input device using a computer,
Detect the contact position for the target set on the touch panel that detects the contact position,
Detecting a contact surface triggered by the contact position;
Using the target position, the contact position and the center of the contact surface to obtain a correction value,
Correcting the input position of the touch panel using the correction value;
An input position correction program for an input device that causes a computer to execute processing.
（付記６） 接触位置を検出するタッチパネルに対する接触位置を検出し、
該接触位置を契機とする接触面を検出し、
前記接触面の中心と前記接触位置との距離を計算して補正値を求め、
前記補正値を用いて前記タッチパネルの入力位置を補正する、
入力装置の入力位置補正方法。
(Appendix 6) Detecting the contact position on the touch panel for detecting the contact position,
Detecting the contact surface triggered by the contact position,
Calculate a correction value by calculating the distance between the center of the contact surface and the contact position,
Correcting the input position of the touch panel using the correction value;
An input position correction method for an input device.
（付記７） 接触位置を検出するタッチパネルに設定された目標に対する接触位置を検出し、
前記接触位置を契機とする接触面を検出し、
前記目標の位置、前記接触位置および前記接触面の中心を用いて補正値を求め、
前記補正値を用いて前記タッチパネルの入力位置を補正する、
入力装置の入力位置補正方法。
(Appendix 7) Detecting the contact position for the target set on the touch panel for detecting the contact position,
Detecting a contact surface triggered by the contact position;
Using the target position, the contact position and the center of the contact surface to obtain a correction value,
Correcting the input position of the touch panel using the correction value;
Input position correction method for an input device.
以上説明したように、本開示の入力装置その入力位置補正プログラムおよび入力位置補正方法の最も好ましい実施の形態等について説明した。本発明は、上記記載に限定されるものではない。特許請求の範囲に記載され、又は発明を実施するための形態に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能である。斯かる変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
As described above, the most preferable embodiment of the input position correction program and the input position correction method of the input device of the present disclosure has been described. The present invention is not limited to the above description. Various modifications and changes can be made by those skilled in the art based on the gist of the invention described in the claims or disclosed in the embodiments for carrying out the invention. It goes without saying that such modifications and changes are included in the scope of the present invention.
２−１、２−２、２−３ 入力装置
４ タッチパネル
６ 指
８−１、８−２ 入力位置補正部
１０ 測定用アイコン
１２ 表示部
１４ 接触面
１４−１ 接触位置
１４−２ 最大接触面
１４−３ 入力位置
１６ 記憶部
２０ ＰＣ
２２ 測定エリア
２４ 入力部
２６ 処理部
２８ 出力部
３２ 現在の補正値
３４ タッチ入力機能
３６ 補正値測定操作機能
３８ モード判定機能
４０ 補正機能の判定機能
４２ 補正値の計算機能
４４ 補正値の認識機能
４６ 補正処理機能
４８ ＣＰＵ
５０ 表示制御部
５２ ＲＯＭ
５４ ＲＡＭ
５６ プログラム記憶部
５８ データ記憶部
６０−１、６０−２ 表示画面
６２−１、６２−２ 設定アイコン
６４ 指マーク
６８ ペンマーク
2-1, 2-2, 2-3
22
50
54 RAM
56
Claims (3)
前記タッチパネルに対する接触位置を検出し、該接触位置を契機とする接触面を検出し、前記接触位置と前記接触面の中心との距離を計算して補正値を求め、該補正値を用いて前記タッチパネルの入力位置を補正する入力位置補正部と、
を備える入力装置。 A touch panel for detecting the contact position;
Detecting a contact position with respect to the touch panel, detecting a contact surface triggered by the contact position, calculating a correction value by calculating a distance between the contact position and the center of the contact surface, and using the correction value An input position correction unit for correcting the input position of the touch panel;
An input device comprising:
接触位置を検出するタッチパネルに対する接触位置を検出し、
前記接触位置を契機とする接触面を検出し、
前記接触面の中心と前記接触位置との距離を計算して補正値を求め、
前記補正値を用いて前記タッチパネルの入力位置を補正する、
処理をコンピュータに実行させる入力装置の入力位置補正プログラム。 An input position correction program for an input device using a computer,
Detect the contact position on the touch panel to detect the contact position,
Detecting a contact surface triggered by the contact position;
Calculate a correction value by calculating the distance between the center of the contact surface and the contact position,
Correcting the input position of the touch panel using the correction value;
An input position correction program for an input device that causes a computer to execute processing.
該接触位置を契機とする接触面を検出し、
前記接触面の中心と前記接触位置との距離を計算して補正値を求め、
前記補正値を用いて前記タッチパネルの入力位置を補正する、
入力装置の入力位置補正方法。
Detect the contact position on the touch panel to detect the contact position,
Detecting the contact surface triggered by the contact position,
Calculate a correction value by calculating the distance between the center of the contact surface and the contact position,
Correcting the input position of the touch panel using the correction value;
An input position correction method for an input device.
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