JP2013181426A - 風力発電装置用の回転動力装置及び風力発電装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電源を用いることなく、ハブ内にハブ内機器が利用可能な回転動力を発生させることができる風力発電装置用の回転動力装置及び風力発電装置を提供する。
【解決手段】ナセル3、該ナセル3によって回転自在に支持されたハブ4及び該ハブ4に取り付けられた翼を備える風力発電装置に適用される回転動力装置10であって、ハブ4とともに回転するリング歯車21と、遊星ピン24に自転可能に支持され、リング歯車21と噛み合う遊星歯車23と、遊星歯車23と噛み合い、回転動力を出力する太陽歯車22とを含み、ハブ4内に設けられる遊星歯車部20と、遊星ピン24に連結される重し14とを備え、重し14が、太陽歯車22の軸心から離れた位置に重心を有することによって、遊星ピン24の絶対位置がハブ4の回転に関わらず固定されるようにした。
【選択図】 図3
【解決手段】ナセル3、該ナセル3によって回転自在に支持されたハブ4及び該ハブ4に取り付けられた翼を備える風力発電装置に適用される回転動力装置10であって、ハブ4とともに回転するリング歯車21と、遊星ピン24に自転可能に支持され、リング歯車21と噛み合う遊星歯車23と、遊星歯車23と噛み合い、回転動力を出力する太陽歯車22とを含み、ハブ4内に設けられる遊星歯車部20と、遊星ピン24に連結される重し14とを備え、重し14が、太陽歯車22の軸心から離れた位置に重心を有することによって、遊星ピン24の絶対位置がハブ4の回転に関わらず固定されるようにした。
【選択図】 図3
Description
本発明は、翼の回転を用いてハブ内に回転動力を発生させる風力発電装置用の回転動力装置及び風力発電装置に関する。
近年、地球環境の保全の観点から、再生可能エネルギーの一つである風力を利用した風力発電装置の普及が進んでいる。
風力発電装置は、一般的に、翼が取り付けられたハブと、このハブと一体に回転するように連結された主軸と、主軸の回転によって駆動される発電機と、発電機等の機器類を収納するナセルと、ナセルを支持するタワーとで構成されている。
風力発電装置は、一般的に、翼が取り付けられたハブと、このハブと一体に回転するように連結された主軸と、主軸の回転によって駆動される発電機と、発電機等の機器類を収納するナセルと、ナセルを支持するタワーとで構成されている。
このような風力発電装置において、ハブの内部には、翼のピッチ制御を行う油圧シリンダや電動モータ等のアクチュエータ類、主軸受および制御盤等のハブ内機器が設置されている。これらのハブ内機器は風力発電装置の運転に伴って発熱するので、ハブ内空間はハブ内機器から排熱が発生することによって高温化する。
ところが、風力発電装置の設置環境に応じて、これらのハブ内機器を湿気や塩分から保護する必要があるので、ハブは外気に対して密閉されており、ハブ内機器の排熱がハブ内空間にこもりやすい構造となっている。制御盤のような電気制御機器類は、所定値以上の高温雰囲気では安定した動作が保証されず、風力発電装置の運転継続に支承をきたすことが懸念される。
ところが、風力発電装置の設置環境に応じて、これらのハブ内機器を湿気や塩分から保護する必要があるので、ハブは外気に対して密閉されており、ハブ内機器の排熱がハブ内空間にこもりやすい構造となっている。制御盤のような電気制御機器類は、所定値以上の高温雰囲気では安定した動作が保証されず、風力発電装置の運転継続に支承をきたすことが懸念される。
そこで、ハブ内空間を冷却するための技術が種々提案されている。
例えば、特許文献1には、ハブ内空間を冷却するために、ハブ内にファンを設けて、ハブ内空間と翼内部との間を空気が循環するようにした風力発電装置の構成が開示されている。また、特許文献2には、ハブに開口部に第1ファン及び第2ファンを設けて、第1ファンによってハブ内の気体を送出し、第2ファンによってハブの外側の気体が送出するようにした風力発電装置の構成が開示されている。
例えば、特許文献1には、ハブ内空間を冷却するために、ハブ内にファンを設けて、ハブ内空間と翼内部との間を空気が循環するようにした風力発電装置の構成が開示されている。また、特許文献2には、ハブに開口部に第1ファン及び第2ファンを設けて、第1ファンによってハブ内の気体を送出し、第2ファンによってハブの外側の気体が送出するようにした風力発電装置の構成が開示されている。
ところで、上記したようなハブ内機器は、通常、電力系統から電源を供給されて動作するようになっている。しかし、系統事故等が発生して系統電圧が低下すると、ハブ内機器に十分な電力が供給されず、風力発電装置の動作を維持できなくなってしまう。特に、ピッチ駆動装置を動作できなくなると、系統電圧の低下により発電機の負荷が低下し主軸の回転数が増加した際にピッチ制御による速度制御を行えず、安全性の観点から好ましくない上に、発電機に接続された電力変換器に過剰な電圧が引加される原因となる。
このような事態を防止するために、例えば風力発電装置が停電した際に、ナセル内に設置した非常用発電装置によって、ハブ内に設置される電動バルブや制御盤等へ電源を供給することが行われていた。また、特許文献3には、ピッチ駆動装置に電源を供給する補助的な発電装置を備えた非常用電源装置をナセル内に設置し、非常時には非常用電源装置からピッチ駆動装置に電源を供給するようにした構成が開示されている。
上記特許文献1および2に記載されるように、ハブ内にファンを設置する場合、ファンを駆動するための動力をハブ内制御盤から分岐する必要があり、ハブ内での消費動力が増加して風力発電装置の発電性能へ影響を与えることがある。また、停電時には電源動力は使用できないが、風力発電装置の停止中でアイドリング遊転中もファンを駆動して制御盤等を冷却する必要があるので、特許文献3等に記載されるように非常用電源装置を設置することが考えられる。しかし、非常用電源装置を新たに追設することはコストが嵩むという問題があった。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、電源を用いることなく、ハブ内にハブ内機器が利用可能な回転動力を発生させることができる風力発電装置用の回転動力装置及び風力発電装置を提供することを目的とする。
本発明に係る風力発電装置用の回転動力装置は、ナセル、該ナセルによって回転自在に支持されたハブ及び該ハブに取り付けられた翼を備える風力発電装置に適用される回転動力装置であって、前記ハブとともに回転するリング歯車と、遊星ピンに自転可能に支持され、前記リング歯車と噛み合う遊星歯車と、前記遊星歯車と噛み合い、回転動力を出力する太陽歯車とを含み、前記ハブ内に設けられる遊星歯車部と、前記遊星ピンに連結される重しとを備え、前記重しが、前記太陽歯車の軸心から離れた位置に重心を有することによって、前記遊星ピンの絶対位置が前記ハブの回転に関わらず固定されることを特徴とする。
本発明によれば、ハブ内に遊星歯車部を設け、この遊星歯車部のリング歯車がハブとともに回転する構成とするとともに、遊星歯車を支持する遊星ピンを重しによって固定し、遊星歯車を介して太陽歯車から回転を出力することによって、ハブ内に新たに動力源を設けることなく、ハブの回転を利用してハブ内に回転動力を生成することが可能となる。すなわち、遊星歯車部のリング歯車はハブに直接的または間接的に連結され、ハブとともに回転することによってハブの回転がリング歯車から遊星歯車部に入力される。一方、リング歯車に噛み合う遊星歯車は、遊星ピンが重しにより固定されることによって自転する。この自転が、遊星歯車と噛み合う太陽歯車に伝達されて、太陽歯車から増速された回転が出力される。ここで、遊星ピンは、重しが無い状態では、太陽歯車を中心として公転する。本発明では、太陽歯車の軸心、すなわち遊星ピンの公転中心から離れた位置に重心を有する重しに遊星ピンが連結されているので、この重しによって遊星ピンの公転は阻止される。したがって、遊星ピンはその絶対位置がハブの回転に関わらず固定され、リング歯車から入力されたハブの回転を、遊星歯車を介して太陽歯車から抽出することができる。このような構成によって、電源等の動力源を用いることなく、ハブ内に、ハブ内機器が利用可能な回転動力を発生させることが可能となる。
さらにまた、遊星歯車部の最外周を構成するリング歯車を入力歯車とし、太陽歯車を出力歯車とし、且つ遊星歯車を重しにより固定歯車とすることによって、遊星歯車部と回転系または静止系をそれぞれ容易に連結でき、且つハブの回転に対して出力軸から出力される回転が逆回転となるので、相対速度差が大きくなり、回転速度を増大することができる。なお、ここでいう回転系とは、ハブとともに回転する部位であり、静止系とは、重しに連結されて絶対位置が固定される部位である。
上記風力発電装置用の回転動力装置は、前記遊星ピンと前記重しとを連結する固定軸をさらに備え、前記固定軸は、軸受を介して前記ハブに相対回転自在に支持されていることが好ましい。
このように、軸受を介してハブに取り付けられる固定軸を設け、この固定軸を遊星ピンに連結するとともに、固定軸に重しを取り付けることによって、簡単な構成でもって静止系を形成することが可能となる。
このように、軸受を介してハブに取り付けられる固定軸を設け、この固定軸を遊星ピンに連結するとともに、固定軸に重しを取り付けることによって、簡単な構成でもって静止系を形成することが可能となる。
この場合、前記固定軸は、少なくとも2点において、それぞれ、前記軸受を介して前記ハブに回転自在に支持され、複数の前記軸受の間に、前記重しが吊下されてもよい。
このように、固定軸を少なくとも2点でハブ側に支持させることにより、ハブに発生する振動等に対しても固定軸を安定してハブに支持させることができる。
このように、固定軸を少なくとも2点でハブ側に支持させることにより、ハブに発生する振動等に対しても固定軸を安定してハブに支持させることができる。
あるいは、前記固定軸は、前記遊星歯車部側に設けられた軸受を介して前記ハブに回転自在に支持され、前記軸受とは反対側の前記固定軸の端部は屈曲してその先端に前記重しが取り付けられていてもよい。
このように、固定軸をその一端側でハブに支持させ、他端側に重しを取り付けることによって、重しの配置を自在に設定でき、周囲構造物との干渉を避ける配置上の自由度が向上する。また、ハブが大型の場合であっても、固定軸が長尺化することを防げ、コンパクトな装置構成とすることができる。
このように、固定軸をその一端側でハブに支持させ、他端側に重しを取り付けることによって、重しの配置を自在に設定でき、周囲構造物との干渉を避ける配置上の自由度が向上する。また、ハブが大型の場合であっても、固定軸が長尺化することを防げ、コンパクトな装置構成とすることができる。
あるいは、前記固定軸は、少なくとも一部が該固定軸の軸心から外れるように屈曲しており、前記屈曲した固定軸部位が前記重しとして作用するようにしてもよい。
このように、屈曲させた固定軸部位を重しとして用いることによって、固定軸の軸方向に重し荷重を分配することができ、周囲との回転半径(周囲との相対距離)を小さくできる。また、部品点数を削減でき、簡素化した装置構成とすることができる。
このように、屈曲させた固定軸部位を重しとして用いることによって、固定軸の軸方向に重し荷重を分配することができ、周囲との回転半径(周囲との相対距離)を小さくできる。また、部品点数を削減でき、簡素化した装置構成とすることができる。
本発明に係る風力発電装置は、上記した回転動力装置と、前記回転動力装置によって駆動される回転装置とを備えることを特徴とする。
このように、上記した回転動力装置とこれによって駆動される回転装置とを備えることによって、電源を用いることなく、ハブ内に、ハブ内の回転装置が利用可能な回転動力を発生させることが可能な風力発電装置を提供できる。
このように、上記した回転動力装置とこれによって駆動される回転装置とを備えることによって、電源を用いることなく、ハブ内に、ハブ内の回転装置が利用可能な回転動力を発生させることが可能な風力発電装置を提供できる。
上記風力発電装置において、前記回転装置は、ファンであってもよい。
これにより、例えばハブ内の制御盤等のような冷却を要する機器をファンによって効率的に冷却することができる。
これにより、例えばハブ内の制御盤等のような冷却を要する機器をファンによって効率的に冷却することができる。
あるいは、上記風力発電装置において、前記回転装置は、発電機であってもよい。
これにより、外部からの電源を用いることなく、ハブ内で発電することが可能となる。
この場合、前記太陽歯車の回転速度を増速しながら前記回転動力を前記発電機に伝達する増速機をさらに備えることが好ましい。
このように、増速機を備えることによって、効率的な発電が可能となる。
また、この場合、前記発電機で発電した電力を用いて駆動されるファンをさらに備えるようにしてもよい。
これにより、外部からの電源を用いることなく、ハブ内で発電することが可能となる。
この場合、前記太陽歯車の回転速度を増速しながら前記回転動力を前記発電機に伝達する増速機をさらに備えることが好ましい。
このように、増速機を備えることによって、効率的な発電が可能となる。
また、この場合、前記発電機で発電した電力を用いて駆動されるファンをさらに備えるようにしてもよい。
本発明では、ハブ内に遊星歯車部を設け、この遊星歯車部のリング歯車がハブとともに回転する構成とするとともに、遊星歯車を支持する遊星ピンを重しによって固定し、遊星歯車を介して太陽歯車から回転を出力することによって、ハブ内に新たに動力源を設けることなく、ハブの回転を利用してハブ内に回転動力を生成することが可能となる。このとき、太陽歯車の軸心、すなわち遊星ピンの公転中心から離れた位置に重心を有する重しに遊星ピンが連結されているので、この重しによって遊星ピンの公転は阻止され、遊星ピンはその絶対位置がハブの回転に関わらず固定されて、リング歯車から入力されたハブの回転を、遊星歯車を介して太陽歯車から抽出することができる。したがって、電源等の動力源を用いることなく、ハブ内に、ハブ内機器が利用可能な回転動力を発生させることが可能となる。
以下、添付図面に従って本発明の実施形態について説明する。ただし、この実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、特定的な記載がない限り本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
図1を参照して、本発明の実施形態に係る風力発電装置について説明する。ここで、図1は、本発明の実施形態に係る風力発電装置の全体構成例を示す図である。
同図に示すように、風力発電装置1は、主として、基礎B上に立設されたタワー2と、タワー2の上端に設置されたナセル3と、ナセル3に取り付けられたハブ4と、ハブ4に取り付けられた複数枚の翼5とで構成されている。
同図に示すように、風力発電装置1は、主として、基礎B上に立設されたタワー2と、タワー2の上端に設置されたナセル3と、ナセル3に取り付けられたハブ4と、ハブ4に取り付けられた複数枚の翼5とで構成されている。
タワー2は、図1に示すように、基礎Bから上方(図1の上方)に延びる柱状であり、その上端にナセル3が設置される。なお、基礎Bは、地上に立設されていてもよいし、洋上や湖上等の水上に立設されていてもよい。
ナセル3は、ハブ4を支持するとともに、その内部に増速機7や発電機9を収納している。すなわち、ナセル3の内部には、ハブ4に連結された主軸6と、主軸6に連結された増速機7と、増速機7の出力軸8に連結された発電機9とが設けられている。
ナセル3は、ハブ4を支持するとともに、その内部に増速機7や発電機9を収納している。すなわち、ナセル3の内部には、ハブ4に連結された主軸6と、主軸6に連結された増速機7と、増速機7の出力軸8に連結された発電機9とが設けられている。
主軸6は、翼5及びハブ4とともに回転するように、ハブ4に連結されるとともに、主軸軸受けを介して回転可能にナセル3側に固定されている。
増速機7は、主軸6と発電機9との間に配置され、主軸6を介してハブ4側から入力された回転を増速して、発電機9に出力するようになっている。なお、図1には、主軸6の回転を増速機7を介して発電機9に伝達する構成を示しているが、この構成に限定されるものではなく、例えば、機械式な増速機7の代わりに油圧トランスミッションを備える増速機方式であってもよいし、主軸6と発電機9とを直結して、翼5の回転をそのまま発電機9に伝達するダイレクトドライブ方式であってもよい。
増速機7は、主軸6と発電機9との間に配置され、主軸6を介してハブ4側から入力された回転を増速して、発電機9に出力するようになっている。なお、図1には、主軸6の回転を増速機7を介して発電機9に伝達する構成を示しているが、この構成に限定されるものではなく、例えば、機械式な増速機7の代わりに油圧トランスミッションを備える増速機方式であってもよいし、主軸6と発電機9とを直結して、翼5の回転をそのまま発電機9に伝達するダイレクトドライブ方式であってもよい。
ハブ4には、複数の翼が取り付けられており、翼5が風を受けて回転することによって、翼5とともにハブ4も回転するようになっている。ハブ4の内部には、例えば、翼のピッチ制御を行う油圧機器類や制御盤等が収納設置されている。ハブ4の周囲は、ハブカバー4aで覆われている。
さらに、本実施形態に係る風力発電装置1は、ハブ4内に、電源等の動力源を用いずに回転動力を発生させる回転動力装置を備えている。以下に示す第1実施形態〜第3実施形態では、その回転動力装置の構成を具体的に説明する。
さらに、本実施形態に係る風力発電装置1は、ハブ4内に、電源等の動力源を用いずに回転動力を発生させる回転動力装置を備えている。以下に示す第1実施形態〜第3実施形態では、その回転動力装置の構成を具体的に説明する。
[第1実施形態]
図2および図3を参照して、本実施形態に係る回転動力装置10の構成について具体的に説明する。ここで、図2は、本発明の第1実施形態に係る回転動力装置の構成を示す側面図で、図3(A)は遊星ギヤ装置の構成例を示す正面図で、(B)はその断面図である。
図2および図3を参照して、本実施形態に係る回転動力装置10の構成について具体的に説明する。ここで、図2は、本発明の第1実施形態に係る回転動力装置の構成を示す側面図で、図3(A)は遊星ギヤ装置の構成例を示す正面図で、(B)はその断面図である。
この回転動力装置10は、ハブ4内に設置されるファン32を回転駆動することを目的として設けられ、主に、固定軸11と、重し14と、遊星歯車部20とを備える。
固定軸11は、該固定軸11の両端側で固定軸受12、13を介してハブ4に回転自在に支持されている。固定軸11の一端側は、後述する遊星歯車部20のキャリヤ27に連結される。
重し14は、後述する遊星歯車部20のサンギヤ22の軸心から離れた位置、すなわちプラネタリギヤ23の公転中心から離れた位置に重心を有するように、固定軸11に連結されている。なお、サンギヤ22の軸心は、図2および図3では、固定軸11の軸心と一致する。
固定軸11は、該固定軸11の両端側で固定軸受12、13を介してハブ4に回転自在に支持されている。固定軸11の一端側は、後述する遊星歯車部20のキャリヤ27に連結される。
重し14は、後述する遊星歯車部20のサンギヤ22の軸心から離れた位置、すなわちプラネタリギヤ23の公転中心から離れた位置に重心を有するように、固定軸11に連結されている。なお、サンギヤ22の軸心は、図2および図3では、固定軸11の軸心と一致する。
遊星歯車部20は、図3(A)及び(B)に示すように、入力歯車としてのリングギヤ21と、出力歯車としてのサンギヤ22と、固定歯車としてのプラネタリギヤ23とを有している。
リングギヤ21は、ハブ4側の回転系部材に連結されて、ハブ4とともに回転するようになっている。ここで、ハブ4側の回転系部材とは、ハブ4とともに回転する部材であり、例えば、ハブ4自体、ハブ4に固定される制御盤31、制御盤31を支持するフレーム33等が挙げられる。なお、図3(B)では一例として、制御盤31に連結した場合を示している。
具体的に、リングギヤ21は内歯21aを有しており、内歯21aとプラネタリギヤ23の外歯が噛み合うようになっている。
プラネタリギヤ23は、リングギヤ21とサンギヤ22との間に複数配置されており(図では4個)、このプラネタリギヤ23は、固定軸11に連結された遊星ピン24を中心として自転するようになっている。遊星ピン24とプラネタリギヤ23との間には、不図示の軸受が介装されており、これによりプラネタリギヤ23が遊星ピン24を中心として自転する。なお、遊星ピン24はキャリヤ27に保持されており、重し14が連結されない状態では、サンギヤ22の出力軸25を中心として、キャリヤ27ごと遊星ピン24が公転可能な構成となっている。
サンギヤ22は、プラネタリギヤ23と噛み合う外歯を有している。また、サンギヤ22は出力軸25に連結されており、リングギヤ21から入力された回転が、プラネタリギヤ23を介してサンギヤ22に伝達され、サンギヤ22の回転が出力軸25へ出力されるようになっている。
リングギヤ21は、ハブ4側の回転系部材に連結されて、ハブ4とともに回転するようになっている。ここで、ハブ4側の回転系部材とは、ハブ4とともに回転する部材であり、例えば、ハブ4自体、ハブ4に固定される制御盤31、制御盤31を支持するフレーム33等が挙げられる。なお、図3(B)では一例として、制御盤31に連結した場合を示している。
具体的に、リングギヤ21は内歯21aを有しており、内歯21aとプラネタリギヤ23の外歯が噛み合うようになっている。
プラネタリギヤ23は、リングギヤ21とサンギヤ22との間に複数配置されており(図では4個)、このプラネタリギヤ23は、固定軸11に連結された遊星ピン24を中心として自転するようになっている。遊星ピン24とプラネタリギヤ23との間には、不図示の軸受が介装されており、これによりプラネタリギヤ23が遊星ピン24を中心として自転する。なお、遊星ピン24はキャリヤ27に保持されており、重し14が連結されない状態では、サンギヤ22の出力軸25を中心として、キャリヤ27ごと遊星ピン24が公転可能な構成となっている。
サンギヤ22は、プラネタリギヤ23と噛み合う外歯を有している。また、サンギヤ22は出力軸25に連結されており、リングギヤ21から入力された回転が、プラネタリギヤ23を介してサンギヤ22に伝達され、サンギヤ22の回転が出力軸25へ出力されるようになっている。
上記した回転動力装置10において、ハブ4の回転とともに遊星歯車部20のリングギヤ21が回転し、重し14に連結されたプラネタリギヤ23は公転せずに遊星ピン24を中心に自転する。この自転によってサンギヤ22が回転し、サンギヤ22に連結された出力軸25から回転動力が出力される。そして、出力軸25に連結されたファン32が回転し、ファン32によって制御盤31が冷却される。
以上説明したように、本実施形態では、ハブ4内に遊星歯車部20を設け、この遊星歯車部20のリングギヤ21がハブ4とともに回転する構成とするとともに、プラネタリギヤ23を支持する遊星ピン24を重し14によって固定し、プラネタリギヤ23を介してサンギヤ22から回転を出力することによって、ハブ4内に新たに動力源を設けることなく、ハブ4の回転を利用してハブ4内に回転動力を生成することが可能となる。このとき、サンギヤ22の軸心、すなわち遊星ピン24の公転中心から離れた位置に重心を有する重し14に遊星ピン24が連結されているので、この重し14によって遊星ピン24の公転は阻止され、遊星ピン24はその絶対位置がハブ4の回転に関わらず固定されて、リングギヤ21から入力されたハブ4の回転を、プラネタリギヤ23を介してサンギヤ22から抽出することができる。したがって、電源等の動力源を用いることなく、ハブ4内に、ハブ4内機器が利用可能な回転動力を発生させることが可能となる。
また、固定軸11を2点の固定軸受12,13でハブ4側に支持させることにより、ハブ4に発生する振動等に対しても固定軸11を安定してハブ4に支持させることができる。なお、固定軸11は、2点以上の複数点としてもよい。
なお、上述の第1実施形態では、固定軸受12、13が、固定軸11の両端に設けられている例について説明したが、固定軸の構成例はこれに限定されるものではない。例えば、図4に示す変形例1のように、固定軸11の一端側に固定軸受13を設けて、固定軸11の他端側をクランク状に屈曲させて、その先端に重し14を連結してもよい。このように、固定軸11をその一端側でハブ4に支持させ、他端側に重し14を取り付けることによって、重し14の配置を自在に設定でき、周囲構造物との干渉を避ける配置上の自由度が向上する。また、ハブ4が大型の場合であっても、固定軸11が長尺化することを防げ、コンパクトな装置構成とすることができる。
また、別の変形例として、図5に示すように、固定軸11の両端側を固定軸受12、13で支持し、さらに固定軸11の中央部を屈曲させて、固定軸11の軸心から重心が外れるように構成することによって重し14’を形成してもよい。なお、図5には、固定軸11の中央部を屈曲させた例を示したが、固定軸11の屈曲部位は、遊星歯車部20側の固定軸受13より該遊星歯車部20から離れる側であればどこに設けてもよい。このように、屈曲させた固定軸11の部位を重し14’として用いることによって、固定軸11の軸方向に重し荷重を分配することができ、周囲との回転半径(周囲との相対距離)を小さくできる。また、部品点数を削減でき、簡素化した装置構成とすることができる。
さらにまた、上述の第1実施形態では、制御盤31の冷却用のファン32を例に示したが、ファン32はハブ4内の換気等の他の目的で用いられてもよい。
さらにまた、上述の第1実施形態では、制御盤31の冷却用のファン32を例に示したが、ファン32はハブ4内の換気等の他の目的で用いられてもよい。
[第2実施形態]
次に第2実施形態に係る回転動力装置について説明する。なお、以下に示す第2実施形態及び第3実施形態においては、上述の第1実施形態と同様の構成については、その詳細な説明を省略する。
次に第2実施形態に係る回転動力装置について説明する。なお、以下に示す第2実施形態及び第3実施形態においては、上述の第1実施形態と同様の構成については、その詳細な説明を省略する。
図6は、本発明の第2実施形態に係る回転動力装置の構成を示す側面図である。
この回転動力装置10は、発電機35を回転駆動することを目的として設けられ、主に、固定軸11と、重し14と、遊星歯車部20とを備える。ここで、固定軸11及び重し14の構成は第1実施形態と同一である。
遊星歯車部20の出力軸25には、発電機35が連結されている。すなわち、発電機35の入力軸が遊星歯車部20の出力軸25となっている。
この回転動力装置10は、発電機35を回転駆動することを目的として設けられ、主に、固定軸11と、重し14と、遊星歯車部20とを備える。ここで、固定軸11及び重し14の構成は第1実施形態と同一である。
遊星歯車部20の出力軸25には、発電機35が連結されている。すなわち、発電機35の入力軸が遊星歯車部20の出力軸25となっている。
風力発電装置1の通常運転時には、ナセル3内に設置されたナセル内電源41から制御盤31に電源が供給されている。そして、風力発電装置1の停止時等の停電時に、制御盤31に設けられた切替器42を切り替えることによって、回転動力装置10に連結された発電機35から制御盤31に電源が供給されるようになっている。
これにより、停電時においても、風力発電装置1の遊転によって回転するハブ4の回転を用いることで、非常用電源を用いずに制御盤31に電源を供給することが可能となる。
これにより、停電時においても、風力発電装置1の遊転によって回転するハブ4の回転を用いることで、非常用電源を用いずに制御盤31に電源を供給することが可能となる。
また、上述の実施形態において、遊星歯車部20と発電機35との間に、サンギヤ22から出力された回転の回転速度を増速して発電機35に伝達する他の増速機26をさらに備えてもよい。具体的には、増速機26は、その入力軸がサンギヤ22の出力軸に連結され、出力軸が発電機35に連結される。なお、サンギヤ22の出力軸と増速機26の入力軸は同一であってもよい。増速機26としては、例えば平歯車、はすば歯車、やまば歯車等を用いることができる。
[第3実施形態]
続いて、第3実施形態に係る風力発電装置について説明する。
図7は、本発明の第3実施形態に係る回転動力装置の構成を示す側面図である。
この回転動力装置10は、発電機35を回転駆動することを目的として設けられ、さらに発電機35で発電した電力を用いて、ファン32を駆動して制御盤31を冷却するようになっている。回転動力装置10は、主に、固定軸11と、重し14と、遊星歯車部20とを備える。ここで、固定軸11及び重し14の構成は第1実施形態と同一である。
遊星歯車部20の出力軸25には、発電機35が連結されている。すなわち、発電機35の入力軸が遊星歯車部20の出力軸25となっている。
続いて、第3実施形態に係る風力発電装置について説明する。
図7は、本発明の第3実施形態に係る回転動力装置の構成を示す側面図である。
この回転動力装置10は、発電機35を回転駆動することを目的として設けられ、さらに発電機35で発電した電力を用いて、ファン32を駆動して制御盤31を冷却するようになっている。回転動力装置10は、主に、固定軸11と、重し14と、遊星歯車部20とを備える。ここで、固定軸11及び重し14の構成は第1実施形態と同一である。
遊星歯車部20の出力軸25には、発電機35が連結されている。すなわち、発電機35の入力軸が遊星歯車部20の出力軸25となっている。
さらに、発電機35で発電した電力はファン32に供給されるようになっている。ファン32は、制御盤31に対向して配置されており、ファン32が駆動することによって制御盤31が冷却される。
このように、発電機35で発電した電力によってファン32を駆動することにより、ファン32の回転数を自在に調整可能となる。
このように、発電機35で発電した電力によってファン32を駆動することにより、ファン32の回転数を自在に調整可能となる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明はこれに限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、上述の第1実施形態〜第3実施形態を適宜組み合わせてもよいし、各種の改良や変形を行ってもよいのはいうまでもない。
上述の実施形態では、ハブ4内の回転装置として、ファン32と発電機35を例に示したが、これに限定されるものではなく、本実施形態に係る回転動力装置は、他の回転装置にも適用できる。
上述の実施形態では、ハブ4内の回転装置として、ファン32と発電機35を例に示したが、これに限定されるものではなく、本実施形態に係る回転動力装置は、他の回転装置にも適用できる。
1 風力発電装置
2 タワー
3 ナセル
4 ハブ
5 翼
6 主軸
7 増速機
8 出力軸
9 発電機
10 回転動力装置
11 固定軸
12、13 固定軸受
14 重し
20 遊星軸受部
21 リングギヤ(入力ギヤ)
22 サンギヤ(出力ギヤ)
23 プラネタリギヤ(固定ギヤ)
24 遊星ピン
25 出力軸
27 キャリヤ
31 制御盤
32 ファン
33 フレーム
35 発電機
41 ナセル内電源
42 切替器
2 タワー
3 ナセル
4 ハブ
5 翼
6 主軸
7 増速機
8 出力軸
9 発電機
10 回転動力装置
11 固定軸
12、13 固定軸受
14 重し
20 遊星軸受部
21 リングギヤ(入力ギヤ)
22 サンギヤ(出力ギヤ)
23 プラネタリギヤ(固定ギヤ)
24 遊星ピン
25 出力軸
27 キャリヤ
31 制御盤
32 ファン
33 フレーム
35 発電機
41 ナセル内電源
42 切替器
Claims (10)
- ナセル、該ナセルによって回転自在に支持されたハブ及び該ハブに取り付けられた翼を備える風力発電装置に適用される回転動力装置であって、
前記ハブとともに回転するリング歯車と、遊星ピンに自転可能に支持され、前記リング歯車と噛み合う遊星歯車と、前記遊星歯車と噛み合い、回転動力を出力する太陽歯車とを含み、前記ハブ内に設けられる遊星歯車部と、
前記遊星ピンに連結される重しとを備え、
前記重しが、前記太陽歯車の軸心から離れた位置に重心を有することによって、前記遊星ピンの絶対位置が前記ハブの回転に関わらず固定されることを特徴とする風力発電装置の回転動力装置。 - 前記遊星ピンと前記重しとを連結する固定軸をさらに備え、
前記固定軸は、軸受を介して前記ハブに相対回転自在に支持されていることを特徴とする請求項2に記載の風力発電装置の回転動力装置。 - 前記固定軸は、少なくとも2点において、それぞれ、前記軸受を介して前記ハブに回転自在に支持され、
複数の前記軸受の間に、前記重しが吊下されていることを特徴とする請求項2に記載の風力発電装置用の回転動力装置。 - 前記固定軸は、前記遊星歯車部側に設けられた軸受を介して前記ハブに回転自在に支持され、前記軸受とは反対側の前記固定軸の端部は屈曲してその先端に前記重しが取り付けられていることを特徴とする請求項2に記載の風力発電装置用の回転動力装置。
- 前記固定軸は、少なくとも一部が該固定軸の軸心から外れるように屈曲しており、前記屈曲した固定軸部位が前記重しとして作用することを特徴とする請求項2に記載の風力発電装置用の回転動力装置。
- 請求項1乃至5のいずれかに記載の回転動力装置と、
前記回転動力装置によって駆動される回転装置とを備えることを特徴とする風力発電装置。 - 前記回転装置は、ファンであることを特徴とする請求項6に記載の風力発電装置。
- 前記回転装置は、発電機であることを特徴とする請求項6に記載の風力発電装置。
- 前記太陽歯車の回転速度を増速しながら前記回転動力を前記発電機に伝達する増速機をさらに備えることを特徴とする請求項8に記載の風力発電装置。
- 前記発電機で発電した電力を用いて駆動されるファンをさらに備えることを特徴とする請求項8に記載の風力発電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012044502A JP2013181426A (ja) | 2012-02-29 | 2012-02-29 | 風力発電装置用の回転動力装置及び風力発電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012044502A JP2013181426A (ja) | 2012-02-29 | 2012-02-29 | 風力発電装置用の回転動力装置及び風力発電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013181426A true JP2013181426A (ja) | 2013-09-12 |
Family
ID=49272279
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012044502A Pending JP2013181426A (ja) | 2012-02-29 | 2012-02-29 | 風力発電装置用の回転動力装置及び風力発電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013181426A (ja) |
-
2012
- 2012-02-29 JP JP2012044502A patent/JP2013181426A/ja active Pending
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