JP2013178697A - 計算機、計算機システムおよび計算機システムの起動方法 - Google Patents

計算機、計算機システムおよび計算機システムの起動方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013178697A
JP2013178697A JP2012042753A JP2012042753A JP2013178697A JP 2013178697 A JP2013178697 A JP 2013178697A JP 2012042753 A JP2012042753 A JP 2012042753A JP 2012042753 A JP2012042753 A JP 2012042753A JP 2013178697 A JP2013178697 A JP 2013178697A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
computer
stored
identifying
storage unit
management information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012042753A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Yumae
慶大 湯前
Tomonori Sekiguchi
知紀 関口
Keisuke Hatasaki
恵介 畑▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2012042753A priority Critical patent/JP2013178697A/ja
Priority to US13/629,233 priority patent/US20130268615A1/en
Publication of JP2013178697A publication Critical patent/JP2013178697A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/01Protocols
    • H04L67/10Protocols in which an application is distributed across nodes in the network
    • H04L67/1097Protocols in which an application is distributed across nodes in the network for distributed storage of data in networks, e.g. transport arrangements for network file system [NFS], storage area networks [SAN] or network attached storage [NAS]
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/44Arrangements for executing specific programs
    • G06F9/4401Bootstrapping
    • G06F9/4406Loading of operating system
    • G06F9/441Multiboot arrangements, i.e. selecting an operating system to be loaded

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)

Abstract

【課題】サーバで起動予定のオペレーティングシステムが格納されたLVとは異なるLVからオペレーティングシステムを起動することを防ぐシステムを提供する。
【解決手段】第一のサーバは、第二のサーバで起動するオペレーティングシステムが格納される記憶部に、前記第二のサーバを識別する起動管理情報を格納し、前記第二のサーバは、アクセス設定された記憶部に前記第二のサーバを識別する起動管理情報が格納されているかを判定する。前記判定により、前記アクセス設定された記憶部に前記第二のサーバを識別する起動管理情報が格納されている場合、前記第二のサーバは前記アクセス設定された記憶部に格納された前記オペレーティングシステムを起動する。前記第二のサーバを識別する起動管理情報が格納されていない場合、前記第二のサーバは前記アクセス設定された記憶部に格納されたオペレーティングシステムの起動を抑止する。
【選択図】図5

Description

本発明は、計算機、計算機システムおよび計算機システムにおける論理ボリュームからのオペレーティングシステムの起動方法に関する。
複数の計算機で共有可能なストレージ装置が普及している。計算機とストレージ装置はストレージネットワークを介して接続される。このように構成されたネットワークシステムは、SAN(Storage Area Network)と呼ばれる。
ストレージ装置は記憶領域を論理的に分割した論理ボリューム(LV)を格納している。SANにおいて、計算機は、LVを外部の補助記憶装置としてアクセスする。一般に、ストレージ装置及びストレージネットワークのスイッチは計算機からのLVへのアクセス制御機能を有している。計算機は、ストレージ装置でアクセス許可の設定がされているLVを参照可能である。
SANにおいて、一般に、複数の計算機を管理するサーバ管理者と、ストレージ装置及びストレージネットワークのスイッチを管理するストレージ管理者が存在する。サーバ管理者は計算機の設定、計算機の電源管理、計算機資源の保守、計算機上で実行するオペレーティングシステム(OS)やアプリケーションの管理を行う。一方、ストレージ管理者はストレージ装置の設定、LVの作成や削除、LVのアクセス許可設定、ストレージ装置資源の保守、ストレージネットワークの設定を行う。
サーバ管理者は、システム情報(OSやアプリケーション等)の格納されているLVからOSを起動するために、計算機から参照したいLVのアクセス許可をストレージ管理者に依頼する。ストレージ管理者は、ストレージ装置が格納しているLVの一覧から対象のLVを選択し、計算機から参照可能なようにLVのアクセス許可の設定を行う。これ以降、OSの起動が可能となる。
また、特許文献1には、「ボリュームがOS起動のためのシステムボリュームとして予約されているか否かを示すロックデータをボリューム内に保持し、計算機はOSを起動する前に、ボリューム内に保持されているロックデータがシステムボリュームとして予約されていないことを示すとき、システムボリュームとして予約されていることを示すデータをロックデータとして書き込み、ロックデータがシステムボリュームとして予約されていることを示すとき、ボリュームへのアクセスを停止する」と記載されている。
特開2009‐199224号公報
SANにおいて、ストレージ管理者がLVのアクセス許可設定を行った際、サーバ管理者の意図していないLVに対して誤ってアクセス許可設定を行う可能性がある。
サーバ管理者はLVのシステム情報(OSやアプリケーション等)を把握しているが、ストレージ装置内でのLVの管理情報(LVの管理番号やLVの管理用名称等)を知ることは困難である。一方、ストレージ管理者はLVの管理情報を把握しているが、LVのシステム情報を知ることは困難である。このようにして、サーバ管理者が計算機からOSを起動するために、あるLVのアクセス許可設定をストレージ管理者に依頼しても、ストレージ管理者の設計ミス等により、サーバ管理者の望んだLVと計算機から参照可能なLVとが異なる状況が起こり得る。
さらに、サーバ管理者がOSを起動するまで参照可能なLVにどのようなシステム情報が格納されているか知ることは困難であるため、サーバ管理者の望んだLVとは異なるLVからOSを起動する可能性がある。もしサーバ管理者の意図とは異なるLVからOSを起動した場合、計算機の停止処理を実行し、LVの再設定をストレージ管理者に依頼する必要があるため、システムの迅速な移行が行えない。また、サーバ管理者の意図とは異なるLVが異なる計算機で使用しているLVであった場合、そのLVからのOSの起動によって、LVのシステム領域の破壊につながる場合がある。
特許文献1では、他の計算機で使用されているOSの起動を抑止可能である。しかし、特許文献1には、計算機から参照可能なLVが、計算機で起動予定のOSが格納されたLVと同一であるかを確認する手段についてまでの記載はない。
上記の課題を解決するための本発明の一例は以下のとおりである。複数の計算機と接続され、何れかの計算機で起動するオペレーティングシステムが格納される記憶部と、前記記憶部に前記何れかの計算機を識別する起動管理情報を格納するファームウェアを有する第一の計算機と、アクセスした前記記憶部に自身の計算機を識別する起動管理情報が格納されているか否かを判定するファームウェアを有し、前記判定において前記自身の計算機を識別する起動管理情報が格納されている場合、前記アクセスした記憶部に格納される前記オペレーティングシステムを起動する第二の計算機とを備えることを特徴とする計算機システムである。
本発明によれば、計算機は起動予定のOSが格納されたLVから確実にOSを起動でき、他のLVからのOSの起動を抑止出来る。
実施例1におけるシステムの構成例を示す図である。 実施例1、実施例2、実施例3、実施例4におけるホストサーバの構成例を示す図である。 実施例1におけるボリューム管理領域の更新処理のフローチャートである。 実施例1におけるボリューム管理領域の保持するデータの構想を示す図である。 実施例1におけるボリューム管理領域と、ホストサーバの保持するサーバ固有情報の一致判定処理のフローチャートである。 実施例2におけるシステムの構成例を示す図である。 実施例2におけるボリューム管理領域の保持するデータの構想を示す図である。 実施例2における起動管理テーブルの更新処理のフローチャートである。 実施例2における起動管理テーブルの保持するデータの構想を示す図である。 実施例2におけるボリューム管理領域と、ホストサーバの保持する起動管理テーブルの一致判定処理のフローチャートである。 実施例3におけるシステムの構成例を示す図である。 実施例3における一時管理バッファの更新処理のフローチャートである。 実施例3におけるボリューム管理領域の更新処理のフローチャートである。 実施例3における起動管理テーブルの更新処理のフローチャートである。 実施例4におけるシステムの構成例を示す図である。
以下、図面を用いて実施例を説明する
本発明の第一の実施の形態について説明する。第一の実施の形態では、起動を行う論理ボリューム(LV)内に起動予定のホストサーバの固有情報を予めもたせることで、起動予定ではないLVからのOSの起動を抑止する効果をもった装置の構成、および方法を示す。
図1は、第一の実施の形態のシステム構成を示す図である。システムは、ホストサーバ(計算機)100とホストサーバ(計算機)110、ストレージ装置150から構成される。
ホストサーバ100とホストサーバ110は、それぞれに搭載されているネットワークインターフェースカード(NIC)102、112によって通信可能なように、管理用ネットワークで構成されている。また、ホストサーバ100とホストサーバ110は、それぞれに搭載のディスクアダプタ101、111により、ストレージネットワークを介して、ストレージ装置に接続されている。ホストサーバ100とホストサーバ110は同様の構成とする。ホストサーバ内の各構成については、図2を用いて説明する。
図2は、ホストサーバ100の構成を示す図である。CPU201、メモリ202、管理用コントローラ103、システムファームウェア104、ディスクアダプタ101、NIC102、不揮発性RAM(Non―volatile Random Access Memory:NVRAM)204が、バス制御装置203を介して接続している。
システムファームウェア104は、ホストサーバ100に組み込まれたファームウェア用ROM(Read Only Memory)上に実装される。また、システムファームウェア104はCPU104で実行される。
CPU201は、システムファームウェア104の起動プログラムを実行し、起動用として予めサーバ管理者に指定されたLVの特定領域をメモリに読み込み、そのLVに格納されているOSの起動を実施する。
以下の説明では、起動用として予めサーバ管理者に指定されたLVを起動用LVとして説明する。サーバ管理者は、ホストサーバのシステムファームウェア上で参照可能なLVの中から起動用LVを指定する。また、CPU201がメモリ202あるいはシステムファームウェア104に格納されているプログラムを実行することを、そのプログラムが実行するとして説明する。
システムファームウェア104には、計算機を識別するための固有のID(Universally Unique Identifier:UUID)213が付与されている。
ディスクアダプタ101は、ホストサーバ100とストレージ装置150を接続して、ホストサーバ100でストレージ装置150内の特定のLVにアクセス出来るようにするためのインターフェースカードである。ディスクアダプタ101には、固有のID(World Wide Name:WWN)211が付与されている。
NIC102は、他の計算機と通信をするためのインターフェースカードである。NIC102には、固有のID(MACアドレス)212が付与されている。
NVRAM204は、システムファームウェア104や管理用コントローラ103から読み書き可能なデータ領域として使用される。本実施例では、NVRAM204がバス制御装置204に接続されていても良いし、接続されていなくても良い。
管理用コントローラ103は、バス制御装置206に接続されている各デバイス(CPU201、メモリ202、システムファームウェア104、ディスクアダプタ101、NIC102、NVRAM204)の状態を監視するファームウェアを実行可能な計算機である。また、管理用コントローラ103は、ホストサーバ100のUUID213、ディスクアダプタ101のWWN211、NIC102のMACアドレス212の情報を保持している。
次に、本実施例におけるホストサーバのLVからの起動制御処理について説明する。図1は、LV160からの起動制御処理に関わる要素を示した図である。図1は、ホストサーバ100、110の構成、ストレージ装置150の構成、ホストサーバ100,110同士を接続する管理用ネットワーク、ホストサーバ100,110とストレージ装置150を接続するストレージネットワークを示した図である。
ストレージ装置150は、各ホストサーバ100,110がシステムボリュームとして使用するための2つのLV160、170(記憶部)で構成されている。ここでは2つのLVを記載しているが、1つ、または3つ以上存在してもよい。
LV160には、OSやアプリケーションが格納されているシステム領域162と、特定のホストサーバのサーバ固有情報が記載されるボリューム管理領域161が格納されている。
同様に、LV170には、OSやアプリケーションが格納されているシステム領域172と、特定のホストサーバのサーバ固有情報が記載されるボリューム管理領域171が格納されている。
LV162とLV172には異なるホストサーバで起動するOSが格納され、LV161とLV171にはそれぞれLV162とLV172に格納されたOSを起動するホストサーバのサーバ固有情報が格納されていても良い。
以下ではLV160について代表的に説明する。ボリューム管理領域161に記載されるサーバ固有情報は、管理用コントローラ103、113で保持しているホストサーバ100、110に搭載の一意の値であれば何でも良い。例えば、図2のホストサーバ100に着目すると、システムファームウェア104のUUID213でも良いし、NIC102のMACアドレス212でも良いし、ディスクアダプタ101のWWN211でも良い。
また、ボリューム管理領域161に記載される内容は、それらのうちの2つの組み合わせでも良いし、あるいはそれらの全てを含んでいても良い。以下では、ホストサーバ100、110に搭載の一意の値をサーバ固有情報として説明する。
システムファームウェア104、114には、LV160に格納されているボリューム管理領域161を更新するためのボリューム管理領域更新プログラム106、116と、ボリューム管理領域161を参照して起動判断を行うボューム管理領域チェックプログラム105、115が格納されている。
サーバ管理者があるホストサーバで使用していたLVを、異なるホストサーバで使用する状況を想定して、以下説明する。本実施例では、まず、LV自身に起動予定のホストサーバの情報を予め保持させる。さらに、実際に上記のホストサーバからOSを起動する際に、上記のLVの持っている情報と、上記のホストサーバの持っている情報を比較する。このようにして、サーバ管理者の意図していないLVからのOSの起動を防ぐ。
サーバ管理者がホストサーバ110上に存在するボリューム管理領域プログラム116を使用して、ホストサーバ110から参照可能なLV160のボリューム管理領域161を更新する手順を説明する。以下では、起動予定のホストサーバ100のサーバ固有情報を、サーバ管理者が予め保持しているものとして説明する。サーバ管理者は、ホストサーバ100の管理用コントローラ103からサーバ固有情報を取得可能である。
図3に、ボリューム管理領域更新プログラム116のフローを示す。
ボリューム管理領域更新プログラム116は、ホストサーバ110から参照可能なLVの一覧を出力し、ボリューム管理領域を更新するLVを選択する選択手段を出力する。サーバ管理者にボリューム管理領域を更新するLVを選択させてもよい(ステップ301)。ここではホストサーバ110からLV160が参照可能であるので、LV160が表示される。
ボリューム管理領域更新プログラム116は、ボリューム管理領域を更新するLVを選択する選択手段から選択されたLV160に格納されているボリューム管理領域161を読み込む。選択手段から選択されたLV160は、サーバ管理者が選択したLVであってもよい(ステップ302)。
ボリューム管理領域更新プログラム116は、読み込んだ内容を出力し、ボリューム管理領域161を変更して良いか選択肢を出力する。サーバ管理者にボリューム管理領域161を変更して良いか問い合わせてもよい(ステップ303)。
選択肢において変更が却下された場合、例えばサーバ管理者が却下した場合は、ボリューム管理領域プログラム116の実行を終える(ステップ304)。
選択肢において変更が承認された場合、例えばサーバ管理者が承認した場合は、ホストサーバ100のサーバ固有情報を入力する入力手段を出力する。サーバ管理者にホストサーバ100のサーバ固有情報を入力させてもよい(ステップ305)。サーバ固有情報を入力させる前に、サーバ管理者に管理用パスワードを入力させても良い。
また、サーバ管理者にメモの入力要求をしても良い。サーバ管理者は、OSを起動する日付や使用時の注意等どのような情報もメモに入力して良い。このメモが存在することにより、ステップ303でボリューム管理領域の内容が出力された際に、サーバ管理者はボリューム管理領域変更して良いかどうか、より判断がしやすくなる。ただし、このメモは後述するステップ505におけるサーバ固有情報の一致比較には用いないものとする。
ボリューム管理領域更新プログラム116は、ステップ305の入力手段から入力されたサーバ固有情報をボリューム管理領域161に上書きする。入力手段から入力されたサーバ固有情報は、サーバ管理者が入力したサーバ固有情報であってもよい(ステップ306)。
サーバ固有情報の書き込みが完了したことを出力し、ボリューム管理領域プログラム116の実行を終える(ステップ307)。
図4に、ボリューム管理領域161に記載されるサーバ固有情報の内容例401を示す。ホストサーバ100のサーバ固有情報として、WWN1(WWN211)とUUID1(UUID213)が格納されている。
次に、起動用として参照可能なLV160からホストサーバ100が起動する際に、起動しようとしているホストサーバ100のサーバ固有情報と、ボリューム管理領域161に格納されているサーバ固有情報を比較して、LV160を起動制御するフローを説明する。
ホストサーバ100に電源が投入されると、ホストサーバ100は、接続されているデバイスの初期化等の起動処理を行った後、システムファームウェア104のボリューム管理領域チェックプログラム105を読み込み、実行する。
図5に、ボリューム管理領域チェックプログラム105のフローを示す。
ボリューム管理領域チェックプログラム105は、ホストサーバ100に起動用に設定されているLV160のボリューム管理領域161を読み込む(ステップ501)。
ボリューム管理領域チェックプログラム105は、読み込んだボリューム管理領域161に何れかのサーバ(計算機)を識別するサーバ固有情報(起動管理情報)が格納されているか判定する(ステップ502)。
サーバ固有情報が格納されていない場合は、エラーを出力し、LV160のシステム領域162に格納されているOSの起動を抑止する(ステップ503)。ただし、ステップ503でOSの起動を抑止するかどうかは変更可能とする。
ステップ503でOSの起動を抑止しない場合には、サーバ固有情報が格納されていないがOSを起動するか否かを選択させる選択手段を出力し、OSを起動する選択を受け付けると、OSを起動させてもよい。
すなわち、ステップ502の判定により、サーバ固有情報が格納されていない場合でも、OSを起動させることができる。例えば、ホストサーバ110が管理計算機であり、LV160のシステム領域162に格納されているOSを起動するサーバがホストサーバ100だけであるときは、サーバ管理者はOSを起動するか否かを選択させる選択手段においてOSを起動する選択をして、OSを起動させることができる。
ステップ502の判定でサーバ固有情報が格納されていない場合において、LV160がサーバ管理者の意図とは異なるLVでなく、サーバ管理者の意図するLVであって初期状態であるためにサーバ固有情報が格納されていないときは、LV160のシステム領域162に格納されているOSを起動させても良い。
また、ステップ502の判定により、サーバ固有情報が格納されていない場合には、以後のステップ504〜507の判定を実施せずに高速にOSの起動を抑止することができる。
サーバ固有情報がLV160のボリューム管理領域161に格納されている場合、管理用コントローラ103の管理しているサーバ固有情報を読み込む(ステップ504)。
ボリューム管理領域チェックプログラム105は、LV160に格納されているサーバ固有情報と、管理用コントローラ103に保持されているサーバ固有情報の一致比較を行う(ステップ505)。尚、LV160にサーバ固有情報が複数登録されていた場合、全てのサーバ固有情報が同一であることを以って一致と判断するか、一部のサーバ固有情報が同一であることを以って一致と判断するかは、選択出来るようにしておいても良い。
また、本ステップ(ステップ505)において、LV160に格納されているサーバ固有情報(起動管理情報)と、管理用コントローラ103に保持されているホストサーバ100を識別するサーバ固有情報(識別情報)との対応を判定しても良い。
例えば、図4のように、2つのサーバ固有情報(WWN1、UUID1)がLV160のボリューム管理領域に格納されている状況を想定する。ボリューム管理領域チェックプログラムは、WWN1とUUID1のそれぞれについて、ホストサーバ100のサーバ固有情報と一致しているか判定する。
ボリューム管理領域に格納されている上記2つのサーバ固有情報と、ホストサーバ100の上記2つのサーバ固有情報が全て同一であることを一致と判断する場合、1つのサーバ固有情報で判断するよりも、起動しようとしているホストサーバをより確実に定めることとなり、システムの堅牢性が増す。一方で、2つのサーバ固有情報のどちらかが同一であることを一致と判断とする場合、システムの柔軟性が増す。例えば、後者の判定条件では、ステップ305でサーバ管理者がどちらかのサーバ固有情報の入力ミスしてしまった状況下や、ディスクアダプタ101の交換によって想定していたホストサーバ100の構成が異なった場合でも起動可能である。
ステップ506では、ステップ505の一致比較において、一致と判断するならばステップ508に、一致と判断しない場合はステップ507に分岐させる。また、ステップ505において、LV160に格納されているサーバ固有情報(起動管理情報)と、管理用コントローラ103に保持されているホストサーバ100を識別する識別情報とが対応する場合はステップ508に、対応しない場合はステップ507に分岐させる。
LV160に格納されているサーバ固有情報が管理用コントローラ103に管理されているサーバ固有情報に一致している場合、LV160のシステム領域162の特定領域を読み込みOSの起動処理を開始する(ステップ508)。もし一致しない場合、エラーを出力し、LV160のシステム領域162に格納されているOSの起動を抑止する(ステップ507)。
以上により、起動用LV160のボリューム管理領域161に格納されているサーバ固有情報と、ホストサーバ100のサーバ固有情報の一致比較によって、サーバ管理者の意図していないLVからのOSの起動を抑止可能となる。
すなわち、ホストサーバ110は、ホストサーバ100で起動予定のOSが格納される起動用LVにホストサーバ100のサーバ固有情報を格納する。ここで、ホストサーバ110は、起動用LV(記憶部)にホストサーバ100のサーバ固有情報(起動管理情報)を格納するファームウェアを有する計算機であれば、管理サーバであっても良い。
ホストサーバ(計算機)100は、OSを起動する前に、ホストサーバ100からのアクセス許可が設定(アクセス設定)された参照可能なLV(記憶部)にアクセスし、ホストサーバ100のサーバ固有情報(起動管理情報)が格納されているかを判定する。
アクセスした記憶部にホストサーバ100のサーバ固有情報が格納されている場合、ホストサーバ100はアクセス設定された記憶部(起動用LV)に格納されたOSを起動し、アクセス設定された記憶部にホストサーバ100のサーバ固有情報が格納されていない場合、ホストサーバ100は前記アクセス設定された記憶部(起動用LVでない他のLV)に格納されたOSの起動を抑止する。
また、システムファームウェア104は、ステップ502とステップ506の判定を、アクセスしたLV160(記憶部)にホストサーバ100を識別するサーバ固有情報(起動管理情報)が格納されているか否かを判定する一つの判定で実行しても良く、判定においてホストサーバ100を識別するサーバ固有情報が格納されている場合、ホストサーバ100はLV160のシステム領域162に格納されるOSを起動する。また、判定においてホストサーバ100を識別するサーバ固有情報が格納されていない場合、エラーを出力し、LV160のシステム領域162に格納されているOSの起動を抑止する。
LV内に起動予定のホストサーバのサーバ固有情報を格納しておくことは、そのLVと起動予定ホストサーバとの関連付けを確実にする。この関連付けにより、ストレージ管理者のミスによってサーバ管理者が望んでいないLVをホストサーバに参照可能なように設定されたとしても、誤ったLVがそのホストサーバに参照可能なように設定されていることを、サーバ管理者はLVに格納されているOSの起動前に知ることが可能である。起動する必要の無いOSの起動を防止出来るため、誤ったLVが参照可能なように設定されていることをストレージ管理者に迅速に伝達可能である。
例えば、システムを移行する際、すなわち開発サーバ(ホストサーバ110)から運用サーバ(ホストサーバ100)に切り替える場合、また計算機(ホストサーバ100)を増設する場合に、OSを起動する計算機(ホストサーバ100)は起動予定のOSが格納されたLVから確実にOSを起動でき、他のLVからのOSの起動を抑止できる。
また、LVのシステム領域を読み込んでOSの起動処理を行う前に起動制御を行うことは、他のホストサーバで使用されているLVの二重起動も防止可能となる。
本実施例では、実施例1で示したサーバ固有情報を利用した起動制御に加え、起動用LVに格納されているシステム領域の情報を利用した起動制御を実現する場合を示す。
図6は、起動用LV160のシステム領域の情報も利用して一致判断を行うために、図1で示したシステムの構成と比較して、NVRAM608、618と、それらのNVRAMに格納されている起動管理テーブル(起動管理情報)609、619と、システムファームウェア604、614に格納されている起動管理テーブル更新プログラム607、617が追加されたシステムの構成を示す図である。
本実施例では、実施例1の起動制御と比較してさらに柔軟性を上げるために、管理コントローラ103、113の保持している以外の情報を利用して、起動制御を行う。この起動制御を実現するために、管理用コントローラ103、113の保持している情報と、管理用コントローラの保持していない情報を格納するための起動管理テーブル609、619が、NVRAM608、618に格納されている。また、上記の起動管理テーブル609、619を更新するために、起動管理テーブル更新プログラム607、617がシステムファームウェア604、614に格納されている。
実施例1と同様に、サーバ管理者があるホストサーバ610で使用していたLV160を、異なるホストサーバ600で使用する状況を想定して、以下説明する。
サーバ管理者がボリューム管理領域プログラム616を使用して、LV160のボリューム管理領域161を更新する手順を説明する。以下では、起動予定のホストサーバ600のサーバ固有情報と、システム領域162に格納されているシステム情報を、サーバ管理者が予め保持しているものとして説明する。
サーバ管理者の保持しているシステム情報は、システムの詳細な情報でも良いし、OSやアプリケーションの名称やバージョン等のシステムの概要でも良いし、サーバ管理者の識別可能な数値やシステムの略称でも良い。以下では、システム領域に格納されているシステム情報を、システム領域情報として説明する。
ボリューム管理領域更新プログラム616を実行する際、図3と比較して、異なる点について説明する。ボリューム管理領域161に格納される情報の実施例1との差異は、システム領域情報が追加されることである。従って、ボリューム管理領域更新プログラム616がステップ305に到達すると、ホストサーバ600のサーバ固有情報の入力要求に加え、システム領域162のシステム領域情報の入力要求も行うものとする。
同様に、ステップ306に到達すると、ステップ305でサーバ管理者が入力した情報(ホストサーバ600のサーバ固有情報と、システム領域162のシステム領域情報)をボリューム管理領域161に上書きする。尚、本実施例では、システム領域情報の入力が行われるのであれば、サーバ固有情報を入力しなくても良い。
図7に、ボリューム管理領域に記載されるサーバ固有情報と、システム領域情報の内容例701を示す。サーバ固有情報としてWWN1とUUID1が格納されている。また、システム領域情報として、システム領域162に格納されているOSのバージョンOS1と、OS1上で実行されるアプリケーションの名称APP1が格納されている。
サーバ管理者がホストサーバ600の起動管理テーブル更新プログラム607を使用して、起動管理テーブル609を更新する手順を説明する。
図8に、起動管理テーブル更新プログラム607のフローを示す。
起動管理テーブル更新プログラム607は、NVRAM608に格納されている起動管理テーブル609を読み込む(ステップ801)。
起動管理テーブル更新プログラム607は、読み込んだ内容を出力し、起動管理テーブル609を変更して良いか選択肢を出力する。サーバ管理者に起動管理テーブル609を変更して良いかを問い合わせてもよい(ステップ802)。
選択肢において変更が却下された場合、例えばサーバ管理者が却下した場合は、起動管理テーブル更新プログラム607の実行を終える(ステップ803)。 選択肢において変更が承認された場合、例えばサーバ管理者が承認した場合は、起動管理情報(ホストサーバ600のサーバ固有情報と、起動予定のLV160のシステム領域情報)を入力する入力手段を出力する。サーバ管理者に起動管理情報を入力させてもよい(ステップ804)。
この入力の前に、サーバ管理者に管理用パスワードを入力させても良い。尚、サーバ固有情報を一致比較に用いない場合、サーバ管理者はサーバ固有情報を入力しなくてもよい。さらに、サーバ固有情報をサーバ管理者に入力させずに、管理用コントローラ103の保持しているサーバ固有情報を読み込んできても良い。
起動管理テーブル更新プログラム607は、ステップ804で入力された起動管理情報を一致比較に使用するかの起動制御フラグを入力する入力手段を出力する。サーバ管理者に起動制御フラグを入力させてもよい(ステップ805)。この起動制御フラグを起動管理テーブル609に格納することで、ホストサーバ600で起動させたいLVをより明示的に指定可能となる。
起動管理テーブル更新プログラム607は、ステップ804及びステップ805で入力された情報を、起動管理テーブル609に上書きする(ステップ806)。
起動管理テーブル609に書込みが完了したことを出力し、起動管理テーブル更新プログラム607の実行を終える(ステップ806)。
図9に、起動管理テーブルの一例を示す。ホストサーバ600のサーバ固有情報(WWN1、UUID1、MAC1)と、LV160のシステム領域162に格納されているオペレーティングシステムのバージョン(OS1)、OS1上で実行されるアプリケーションの名称(APP1、AP2、APP3)、OS1上で使用されるドライバの名称(DRV1)が格納されている。
さらに、各項目に対して1か0の起動制御フラグが格納されており、1であれば後述するステップ1005における起動管理情報の一致比較の対象とし、起動制御フラグが立てられている状態であるとする。0であれば一致比較の対象外とし、起動制御フラグが立てられていない状態であるとする。この例では、WWN1とUUID1とOS1に対応する項目が一致比較の対象となる。
次に、起動用として設定されているLV160に格納されているOSをホストサーバ600が起動する際に、起動しようとしているホストサーバ600の起動管理テーブル609に格納されている起動管理情報と、ボリューム管理領域161に格納されている起動管理情報を比較して、LV160を起動制御する手順を説明する。
実施例1と同様に、ホストサーバ600に電源が投入されると、ホストサーバ600は、接続されているデバイスの初期化等の起動処理を行った後、システムファームウェア604のボリューム管理領域チェックプログラム605を読み込み、実行する。
ボリューム管理領域チェックプログラム605を実行する際、図5と比較して、異なる点について説明する。実施例1との差異は、起動管理テーブルの情報609とボリューム管理領域161の情報を一致比較することである。
図10に、ボリューム管理領域チェックプログラム605のフローを示す。
ボリューム管理領域チェックプログラム605は、ホストサーバ600の起動用LVとして設定されているLV160のボリューム管理領域161を読み込む(ステップ1001)。
ボリューム管理領域チェックプログラム605は、読み込んだボリューム管理領域161に起動管理情報が格納されているか確認する(ステップ1002)。起動管理情報が格納されていない場合は、エラーを出力し、LV160のシステム領域162に格納されているOSの起動を抑止する(ステップ1003)。ただし、ステップ1003で起動抑止するかどうかは変更可能とする。
起動管理情報がLV160のボリューム管理領域161に格納されている場合、NVRAM608に格納されている起動管理テーブル609から起動管理情報を読み込む(ステップ1004)。
ボリューム管理領域チェックプログラム605は、LV160に格納されている起動管理情報と、起動管理テーブル609に格納されている起動管理情報の一致比較を行う(ステップ1005)。尚、既に示したように、起動制御フラグが立てられている項目に対して、一致比較が行われる。例えば、ボリューム管理領域701と起動管理テーブル901を比較する際は、WWN1とUUID1とOS1の全てがボリューム管理領域701に含まれているかどうか判定される。
ステップ1006では、ステップ1005の一致比較において、一致と判断するならばステップ1008に、一致と判断しない場合はステップ1007に分岐させる。LV160に格納されている起動管理情報が起動管理テーブル609に格納されている起動管理情報と一致している場合、LV160のシステム領域162の特定領域を読み込みOSの起動処理を開始する(ステップ1008)。もし一致しない場合、エラーを出力し、LV160のシステム領域162に格納されているOSの起動を抑止する(ステップ1007)。
以上により、起動用LV160のボリューム管理領域161に格納されている起動管理情報と、ホストサーバ600の起動管理テーブル609の起動管理情報の一致比較により、サーバ管理者の意図していないLVに格納されているOSからのホストサーバ600による起動を抑止可能となる。
本実施例では、サーバ固有情報に加え、システム領域内の情報(LVにインストールされているOSのバージョンやアプリケーションの名称等)を用いることで、起動したいOSやアプリケーションがインストールされているLVを指定可能なため、実施例1よりも柔軟に起動制御が可能となる。
本実施例では、実施例2で示したサーバ固有情報とシステム領域情報を利用した起動制御に加え、管理サーバ(管理計算機)を利用した起動制御を実現する場合を示す。
図11は、管理サーバを使用してLVの起動制御を実施するシステムの構成を示す図である。
実施例2の図6と比較して、NVRAM1107、1117に一時管理バッファ1108、1118が格納されていて、起動管理テーブル更新プログラム1181が一時管理バッファ更新プログラム1182と共に管理サーバ1180に格納されている。一時管理バッファ1108、1118には、ボリューム管理領域に格納される情報が、一時的に格納される。
サーバ管理者は、管理サーバ1180の一時管理バッファ更新プログラム1182を使用して、一時管理バッファ1108、1118を更新する。ホストサーバ1100、1110上のボリューム管理領域更新プログラム1106、1116は一時管理バッファ1108、1118の情報を使用して、LV160のボリューム管理領域161を更新する。また、サーバ管理者は、起動管理テーブル更新プログラム1181を使用して、起動管理テーブル1109、1119を更新する。
本実施例では、ボリューム管理領域161に格納する情報と起動管理テーブル1109に格納する情報を管理サーバ1180上で扱う。これにより、同一の情報を扱えるので、サーバ管理者の入力ミスの低減が可能となる。
実施例1及び2と同様に、サーバ管理者があるホストサーバ1110で使用していたLV160を、異なるホストサーバ1100で使用する状況を想定して、以下説明する。
サーバ管理者が管理サーバ1180の一時管理バッファ更新プログラム1182を利用して、LV160を参照可能なホストサーバ1110上の一時管理バッファ1118を更新する手順を説明する。
以下では、管理サーバ1180は、管理用ネットワークに接続されているホストサーバ1100、1110のサーバ固有情報を保持しているものとして説明する。さらに、実施例2と同様に、サーバ管理者はシステム領域162に格納されているシステム情報を予め保持しているものとして説明する。
図12に、一時管理バッファ更新プログラム1182のフローを示す。
一時管理バッファ更新プログラム1182は、一時管理バッファを更新するホストサーバを指定する指定手段を出力する。サーバ管理者に一時管理バッファを更新するホストサーバを指定させてもよい。(ステップ1201)。一時管理バッファはボリューム管理領域を更新するために使用される。ここでは、ホストサーバ1110でLV160が参照可能なので、ホストサーバ1110をサーバ管理者は指定する。
一時管理バッファ更新プログラム1182は、ボリューム管理領域161に格納する起動管理情報を作成する(ステップ1202)。この起動管理情報の作成の際、起動予定のホストサーバをサーバ管理者に選択させてそのサーバ固有情報を使って作成しても良いし、サーバ管理者にサーバ固有情報やシステム領域の情報を入力させても良い。
起動管理情報の作成を終えると、ホストサーバ1110の管理用コントローラ113に、管理用ネットワークを介して、一時管理バッファ1118に格納する起動管理情報を送信することを通知する(ステップ1203)。管理用コントローラはこの通知を受けて、ステップ1204で受信する起動管理情報の書き込み準備を行う。
一時管理バッファ更新プログラム1182は、管理用ネットワークを介して、ホストサーバ1110に作成した起動管理情報を送信し、管理用コントローラ113に一時管理バッファ1118への書き込みを実施させる(ステップ1204)。
送信が完了したことを出力し、一時管理バッファ更新プログラム1182の実行を終える(ステップ1205)。
ボリューム管理領域更新プログラム1116を使用して、一時管理バッファ1118に格納されている情報をボリューム管理領域161に格納する手順を説明する。
図13に、ボリューム管理領域更新プログラム1116のフローを示す。
ボリューム管理領域更新プログラム1116は、ホストサーバ1110から参照可能なLVの一覧を出力し、ボリューム管理領域161を更新するLVを選択させる選択手段を出力する。サーバ管理者にボリューム管理領域161を更新するLVを選択させてもよい(ステップ1301)。ここではホストサーバ1110からLV160が参照可能であるとしているので、LV160が表示される。 ボリューム管理領域更新プログラム1116は、選択手段により選択されたLV160に格納されているボリューム管理領域161を読み込む(ステップ1302)。
ボリューム管理領域更新プログラム1116は、読み込んだ内容を出力し、ボリューム管理領域161を変更して良いか選択肢を出力する。サーバ管理者にボリューム管理領域161を変更して良いか問い合わせてもよい(ステップ1303)。
選択肢において変更が却下された場合、例えばサーバ管理者が却下した場合は、ボリューム管理領域更新プログラム1116の実行を終える(ステップ1304)。
選択肢において変更が承認された場合、例えばサーバ管理者が承認した場合は、ボリューム管理領域更新プログラム1116は、一時管理バッファ1118に格納されている情報を読み込む(ステップ1305)。
読み込んだ情報を、参照可能なLV160のボリューム管理領域161に書き込む(ステップ1306)。
書き込みが完了したことを出力し、ボリューム管理領域更新プログラム1116の実行を終える(ステップ1307)。
このように、図12及び図13で示したフローを通して、管理サーバ1180で作成した情報をLV160のボリューム管理領域161への格納が可能である。
管理サーバ1180上の起動管理テーブル更新プログラム1181を使用して、起動管理テーブル1109を更新する手順を説明する。尚、起動管理テーブル1109の更新手順は、図12で示した一時管理バッファ1118の更新手順と同様である。
図14に、起動管理テーブル更新プログラム1181のフローを示す。
起動管理テーブル更新プログラム1181は、起動管理テーブルを更新するホストサーバを指定する指定手段を出力する。サーバ管理者に起動管理テーブルを更新するホストサーバを指定させてもよい(ステップ1401)。ホストサーバ1100を起動予定なので、ホストサーバ1100をサーバ管理者は指定する。 起動管理テーブル更新プログラム1181は、起動管理テーブル1109に格納する起動管理情報を作成する(ステップ1402)。この起動管理情報の作成の際、そのホストサーバ1100のサーバ固有情報を使って作成しても良いし、サーバ管理者にサーバ固有情報やシステム領域162の情報を入力させても良い。また、一時管理バッファ更新プログラム1182実行時に作成した内容を管理サーバ1180内に保存させておき、その内容を使用しても良い。また、実施例2と同様に起動制御フラグを格納しても良い。
起動管理情報の作成を終えると、ホストサーバ1100の管理用コントローラ103に、管理用ネットワークを介して、起動管理テーブル1109に格納する起動管理情報を送信することを通知する(ステップ1403)。管理用コントローラ103はこの通知を受けて、ステップ1404で受信する起動管理情報の書き込み準備を行う。
実施例2と同様に、更新する前の起動管理テーブル1109の情報を受信して、起動管理テーブル1109を表示して、更新してよいかサーバ管理者に問い合せても良い。
起動管理テーブル更新プログラム1181は、管理用ネットワークを介して、ホストサーバ1100に作成した起動管理情報を送信し、管理用コントローラ103に起動管理テーブル1109への書き込みを実施させる(ステップ1404)。
送信が完了したことを出力し、起動管理テーブル更新プログラム1181の実行を終える(ステップ1405)。
本実施例における起動制御のフローについて、実施例2の図10と比較して異なる点を、以下説明する。ホストサーバ1100の電源投入時に、ボリューム管理領域プログラム1106は、起動用LVとして設定されているLV160のボリューム管理領域161に格納されている起動管理情報と、起動管理テーブル1109に格納されている起動管理情報の一致比較を実行する。
以上により、起動用LV160のボリューム管理領域161に格納されている起動管理情報と、ホストサーバ1100の起動管理テーブル1109の起動管理情報の一致比較を行うことで、サーバ管理者の意図していないLVに格納されているOSのホストサーバ1100による起動抑止が可能となる。
本実施例では、管理サーバ1180内で起動管理情報を扱うことで、同様の管理情報をボリューム管理領域161と起動管理テーブル1109に格納可能である。これにより、サーバ管理者の入力ミスの低減が可能となる。
さらに、ホストサーバ1100が管理サーバ(管理計算機)であって、ホストサーバ1110がホストサーバ1100に起動管理情報を送信してもよい。
本実施例では、実施例1〜3で示した起動管理情報を利用した起動制御を、仮想サーバ上で実現する場合を示す。
図15は、起動用LVとして指定したLVに格納されているOSの仮想サーバによる起動を可能にする際の構成を示した図である。仮想サーバ1510、1520上で起動制限を行うシステムは、仮想システムファームウェア1513、1523が実施例1〜3で示したフローを実行するように構成されていれば良い。図15には示していないが、仮想システムファームウェア1513、1523にはボリューム管理領域更新プログラムとボリューム管理領域チェックプログラムが格納されているものとする。
ホストサーバ1500は仮想化機構1505を実行し、その上で仮想サーバ1510、1520を実行する。図15では、仮想サーバが2台記載されているが、3台以上存在していても良い。
まず、仮想サーバ1510上で実施例1と同様のフローを実現する場合の例を示す。
仮想化機構1505は、仮想サーバ1510上で実行される仮想ディスクアダプタ1511や仮想NIC1512や仮想システムファームウェア1513の状態を管理する。また、仮想化機構1505は、仮想ディスクアダプタ1511に付与されている仮想WWN、仮想NIC1512に付与されている仮想MACアドレス、仮想システムファームウェア1513に付与されている仮想UUIDなどの仮想ホストサーバ1510におけるサーバ固有情報を保持している。このサーバ固有情報は、仮想システムファームウェア1513から参照可能である。
図3及び図5のフローを仮想システムファームウェア1513上で実行する際、ホストサーバ1500のシステムファームウェア1504上で実行する際と比較して、異なる点を以下説明する。ホストサーバ1500上で実現する場合との差異は、仮想サーバ1510のサーバ固有情報を仮想化機構1505が管理していることである。
従って、ステップ504において、仮想システムファームウェア1513上のボリューム管理領域チェックプログラムは、管理用コントローラ103からサーバ固有情報を読み込むのではなく、仮想化機構1505からサーバ固有情報を読み込むものとする。
以上により、実施例1と同様に、起動用LVのボリューム管理領域に格納されているサーバ固有情報と、仮想サーバ1510のサーバ固有情報の一致比較を行うことで、サーバ管理者が意図しないLVに格納されているOSからの仮想サーバ1510による起動を抑止可能である。
次に、仮想サーバ1510上で実施例2と同様のフローを実現する場合の例を示す。図15には示していないが、実施例2で示した起動管理テーブル更新プログラム607、617と同様の起動管理テーブルを読み書きするためのプログラムが、仮想システムファームウェア1513内に格納されているものとする。
仮想化機構1505は、各仮想サーバ1510、1520上でアクセス可能なように、仮想NVRAM1514、1524を仮想サーバ1510、1520に提供する。
NVRAM1550には、全ての仮想サーバ1510、1520に対する起動管理テーブルが格納されている。仮想化機構1505は、NVRAM1550内の起動管理テーブルを仮想サーバ1510、1520ごとに振り分け、前記振り分けた起動管理テーブルを各仮想NVRAM1561、1571に格納する。
仮想システムファームウェア1513内の起動管理テーブルを読み書きするプログラムは、仮想NVRAM1161、1171内に格納されている起動管理テーブルに対して、起動管理情報の読み書きを行う。尚、仮想サーバ1510のサーバ固有情報は、既に示したように、仮想化機構1505から読み込むものとする。
起動制御の処理は実施例2と同様に、図8と図10のフローを実行すれば良い。
このように、実施例2と同様に、起動管理情報を使用することで、サーバ管理者の意図していないLVに格納されているOSの仮想サーバ1510による起動を抑止可能となる。
さらに、仮想サーバ1510上で実施例3と同様のフローを実現する場合の例を示す。
NVRAM1550には、全ての仮想サーバ1510、1520に対する起動管理テーブルと一時管理バッファが格納されている。仮想化機構1505は、NVRAM1550内の起動管理テーブルと一時管理バッファを仮想サーバ1510、1520ごとに振り分け、前記振り分けた起動管理テーブルと一時管理バッファを各仮想NVRAM1561、1571に格納する。
起動制御の処理は実施例3と同様に、図12と図13と図14のフローを実行すれば良い。
このように、実施例3と同様に、管理サーバを使用して、サーバ管理者の意図していないLVに格納されているOSの仮想サーバ1510による起動を抑止可能となる。
以上のように、起動用LVのボリューム管理領域に格納されている起動管理情報と、仮想サーバ1510の起動管理テーブルの起動管理情報の一致比較を仮想サーバ1510上で行うことで、サーバ管理者の意図していないLVに格納されているOSの仮想サーバ1510による起動の抑止が可能となる。
尚、以上の実施例1〜4で示した方法の一部を組み合わせて、ホストサーバあるいは仮想サーバによる起動制限を実施しても良いものとする。
100 ホストサーバ1
101および111 ディスクアダプタ
102および112 NIC
103および113 管理用コントローラ
104および114 システムファームウェア
105および115 ボリューム管理領域チェックプログラム
106および116 ボリューム管理領域更新プログラム
110 ホストサーバ2
150 ストレージ装置
160 LV1
161 ボリューム管理領域1
162 システム領域1
170 LV2
171 ボリューム管理領域2
172 システム領域2
201 CPU
202 メモリ
203 バス制御装置
204 NVRAM
211 WWN
212 MACアドレス
213 UUID
301ないし307 処理ステップ
401 ボリューム管理領域内データ
501ないし508 処理ステップ
600 ホストサーバ1
604および614 システムファームウェア
605および615 ボリューム管理領域チェックプログラム
606および616 ボリューム管理領域更新プログラム
607および617 起動管理テーブル更新プログラム
608および618 NVRAM
609および619 起動管理テーブル
610 ホストサーバ2
701 ボリューム管理領域内データ
801ないし807 処理ステップ
901 起動管理テーブル内データ
1001ないし1008 処理ステップ
1100 ホストサーバ1
1104および1114 システムファームウェア
1105および1115 ボリューム管理領域チェックプログラム
1106および1116 ボリューム管理領域更新プログラム
1107および1117 NVRAM
1108および1118 一時管理バッファ
1109および1119 起動管理テーブル
1110 ホストサーバ2
1180 管理サーバ
1181 起動管理テーブル更新プログラム
1182 一時管理バッファ更新プログラム
1201ないし1205 処理ステップ
1301ないし1307 処理ステップ
1401ないし1405 処理ステップ
1500 ホストサーバ
1504 システムファームウェア
1505 仮想化機構
1510 仮想サーバ1
1511および1521 仮想ディスクアダプタ
1512および1522 仮想NIC
1513および1523 仮想システムファームウェア
1514および1524 仮想NVRAM
1520 仮想サーバ2
1550 NVRAM

Claims (19)

  1. 複数の計算機と接続され、何れかの計算機で起動するオペレーティングシステムが格納される記憶部と、
    前記記憶部に前記何れかの計算機を識別する起動管理情報を格納するファームウェアを有する第一の計算機と、
    アクセスした前記記憶部に自身の計算機を識別する起動管理情報が格納されているか否かを判定するファームウェアを有し、前記判定において前記自身の計算機を識別する起動管理情報が格納されている場合、前記アクセスした記憶部に格納される前記オペレーティングシステムを起動する第二の計算機とを備えることを特徴とする計算機システム。
  2. 前記第二の計算機の前記ファームウェアは、前記アクセスした記憶部に前記何れかの計算機を識別する起動管理情報が格納されているか否かを判定する第一の判定と、前記第一の判定で前記何れかの計算機を識別する起動管理情報が格納されていると判定した場合に前記何れかの計算機を識別する起動管理情報と自身の計算機を識別する識別情報とが対応するか否かを判定する第二の判定とを実行し、
    前記第二の判定において前記何れかの計算機を識別する起動管理情報と前記識別情報とが対応する場合、前記アクセスした記憶部に前記自身の計算機を識別する起動管理情報が格納されていると判定することを特徴とする請求項1記載の計算機システム。
  3. 前記記憶部は、前記複数の計算機と接続されるストレージ装置の記憶領域を論理的に分割した論理ボリュームであって、前記何れかの計算機で起動するオペレーティングシステムが格納されるシステム領域と、前記第一の計算機により前記何れかの計算機を識別する起動管理情報が格納されるボリューム管理領域とを有し、
    前記アクセスした記憶部は、前記第二の計算機からのアクセス許可が設定された論理ボリュームであることを特徴とする請求項2記載の計算機システム。
  4. 前記第一の判定により、前記アクセスした記憶部に前記何れかの計算機を識別する起動管理情報が格納されていない場合、前記第二の計算機は前記アクセスした記憶部に格納されるオペレーティングシステムの起動を抑止することを特徴とする請求項3記載の計算機システム。
  5. 前記第二の判定により、前記アクセスした記憶部に格納されている起動管理情報と前記識別情報とが対応しない場合、前記第二の計算機は前記アクセスした記憶部に格納されるオペレーティングシステムの起動を抑止することを特徴とする請求項3記載の計算機システム。
  6. 前記第二の計算機を識別する起動管理情報は、前記第二の計算機固有の識別子と、前記第二の計算機が有するディスクアダプタ固有の識別子と、前記第二の計算機が有するインターフェースカード固有の識別子と、前記第二の計算機で起動する前記オペレーティングシステムの識別子と、前記オペレーティングシステム上で実行されるアプリケーションの識別子と、前記オペレーティングシステム上で使用されるドライバの識別子と、の少なくとも何れかを含むことを特徴とする請求項3記載の計算機システム。
  7. 前記計算機システムは、前記第二の計算機を識別する起動管理情報を前記第一の計算機に送信し、前記識別情報を前記第二の計算機に送信する管理計算機を有することを特徴とする請求項3記載の計算機システム。
  8. 前記第一の計算機は、前記識別情報を前記第二の計算機に送信することを特徴とする請求項3記載の計算機システム。
  9. 前記第二の計算機は、複数の前記識別情報と、前記識別情報に付与する起動制御フラグとを有し、
    前記第二の計算機の前記ファームウェアは、前記第二の判定として、前記起動制御フラグが付与された前記識別情報と前記アクセスした記憶部に格納されている起動管理情報との対応を判定することを特徴とする請求項3記載の計算機システム。
  10. 前記第二の計算機は、物理計算機が有する仮想化機構上の仮想計算機であって、
    前記仮想化機構は、前記第二の計算機を識別する識別情報を有し、
    前記第二の計算機は、前記仮想化機構から前記第二の計算機を識別する識別情報を取得することを特徴とする請求項3記載の計算機システム。
  11. 前記第二の計算機は、前記第一の判定により、前記アクセスした記憶部に前記何れかの計算機を識別する起動管理情報が格納されていない場合、または前記第二の判定により、前記アクセスした記憶部に格納されている起動管理情報と前記識別情報とが対応しない場合、エラーを提示することを特徴とする請求項3記載の計算機システム。
  12. 記憶部と接続するディスクアダプタと、アクセスした前記記憶部に自身の計算機を識別する起動管理情報が格納されているか否かを判定し、前記判定において前記自身の計算機を識別する起動管理情報が格納されている場合、前記アクセスした記憶部に格納されるオペレーティングシステムを起動するファームウェアとを備えることを特徴とする計算機。
  13. 前記ファームウェアは、前記アクセスした記憶部に自身または他の計算機を識別する起動管理情報が格納されているか否かを判定する第一の判定と、前記第一の判定で前記自身または他の計算機を識別する起動管理情報が格納されていると判定した場合に前記自身または他の計算機を識別する起動管理情報と自身の計算機を識別する識別情報とが対応するか否かを判定する第二の判定とを実行し、
    前記第二の判定において前記自身または他の計算機を識別する起動管理情報と前記識別情報とが対応する場合、前記アクセスした記憶部に前記自身の計算機を識別する起動管理情報が格納されていると判定することを特徴とする請求項12記載の計算機。
  14. 前記第一の判定で、前記アクセスした記憶部に前記自身または他の計算機を識別する起動管理情報が格納されていない場合、または前記第二の判定で、前記アクセスした記憶部に格納されている前記起動管理情報と前記識別情報とが対応しない場合、前記アクセスした記憶部に格納されるオペレーティングシステムの起動を抑止することを特徴とする請求項13記載の計算機。
  15. 前記第一の判定により、前記アクセスした記憶部に前記自身または他の計算機を識別する計算機を識別する起動管理情報が格納されていない場合、または前記第二の判定により、前記アクセスした記憶部に格納されている起動管理情報と前記識別情報とが対応しない場合、エラーを提示することを特徴とする請求項13記載の計算機。
  16. 複数の計算機と、何れかの計算機で起動するオペレーティングシステムが格納される記憶部とを備える計算機システムの起動方法であって、
    第一の計算機は、前記記憶部に、前記何れかの計算機を識別する起動管理情報を格納し、
    第二の計算機は、前記第二の計算機から参照可能な記憶部にアクセスし、前記アクセスした記憶部に自身の計算機を識別する起動管理情報が格納されているか否かを判定し、前記判定において前記自身の計算機を識別する起動管理情報が格納されている場合、前記アクセスした記憶部に格納される前記オペレーティングシステムを起動することを特徴とする計算機システムの起動方法。
  17. 前記第二の計算機は、前記アクセスした記憶部に前記何れかの計算機を識別する起動管理情報が格納されているか否かを判定する第一の判定と、前記第一の判定で前記何れかの計算機を識別する起動管理情報が格納されていると判定した場合に前記何れかの計算機を識別する起動管理情報と自身の計算機を識別する識別情報とが対応するか否かを判定する第二の判定とを実行し、
    前記第二の判定において前記何れかの計算機を識別する起動管理情報と前記識別情報とが対応する場合、前記アクセスした記憶部に前記自身の計算機を識別する起動管理情報が格納されていると判定することを特徴とする請求項16記載の計算機システムの起動方法。
  18. 前記記憶部はシステム領域とボリューム管理領域とを有し、
    前記第一の計算機は、前記第二の計算機で起動するオペレーティングシステムがシステム領域に格納される記憶部のボリューム管理領域に、前記第二の計算機を識別する起動管理情報を格納し、
    前記第二の計算機は、前記第一の判定として、前記アクセスした記憶部のボリューム管理領域に前記何れかの計算機を識別する起動管理情報が格納されているか否かを判定し、
    前記第一の判定により、前記アクセスした記憶部のボリューム管理領域に前記何れかの計算機を識別する起動管理情報が格納されている場合、前記第二の計算機は前記第二の判定を実行することを特徴とする請求項17記載の計算機システムの起動方法。
  19. 前記第一の判定により、前記アクセスした記憶部に前記何れかの計算機を識別する起動管理情報が格納されていない場合、または前記第二の判定により、前記アクセスした記憶部に格納されている起動管理情報と前記自身の計算機を識別する識別情報とが対応しない場合、前記第二の計算機は前記アクセスした記憶部に格納されるオペレーティングシステムの起動を抑止することを特徴とする請求項17記載の計算機システムの起動方法。
JP2012042753A 2012-02-29 2012-02-29 計算機、計算機システムおよび計算機システムの起動方法 Pending JP2013178697A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012042753A JP2013178697A (ja) 2012-02-29 2012-02-29 計算機、計算機システムおよび計算機システムの起動方法
US13/629,233 US20130268615A1 (en) 2012-02-29 2012-09-27 Computer, computer system, and computer system starting method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012042753A JP2013178697A (ja) 2012-02-29 2012-02-29 計算機、計算機システムおよび計算機システムの起動方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013178697A true JP2013178697A (ja) 2013-09-09

Family

ID=49270265

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012042753A Pending JP2013178697A (ja) 2012-02-29 2012-02-29 計算機、計算機システムおよび計算機システムの起動方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20130268615A1 (ja)
JP (1) JP2013178697A (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0199224A (ja) * 1987-10-12 1989-04-18 Fuji Electric Co Ltd 半導体装置の製造方法
EP1282861A4 (en) * 2000-04-18 2008-03-05 Storeage Networking Technologi VIRTUALIZATION OF STORAGE IN A STORAGE AREA NETWORK
IL163314A (en) * 2004-08-02 2010-06-16 Lsi Technologies Israel Ltd Booting from a storage area network
JP2010152704A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Hitachi Ltd 計算機システムの運用管理システム及び管理方法
US8166264B2 (en) * 2009-02-05 2012-04-24 Hitachi, Ltd. Method and apparatus for logical volume management

Also Published As

Publication number Publication date
US20130268615A1 (en) 2013-10-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5174110B2 (ja) 自動化されたモジュール型のセキュアな起動ファームウェアの更新
JP5427574B2 (ja) 仮想計算機の移動管理方法、前記移動管理方法を用いた計算機、前記移動管理方法を用いた仮想化機構および前記移動管理方法を用いた計算機システム
KR101802800B1 (ko) 다중 운영 시스템 환경을 위한 미디어 보호 정책 시행
US11106622B2 (en) Firmware update architecture with OS-BIOS communication
US8812903B2 (en) Computer system and boot control method
US9317275B2 (en) Computer system and program restoring method thereof
US8972989B2 (en) Computer system having a virtualization mechanism that executes a judgment upon receiving a request for activation of a virtual computer
US20160077884A1 (en) Dynamic allocation and assignment of virtual functions within fabric
EP3382535A1 (en) Method for loading drive program, and server
US10853259B2 (en) Exitless extended page table switching for nested hypervisors
US9558364B2 (en) Computing machine, access management method, and access management program
JP6745405B2 (ja) ストレージシステム及びマッピング方法
JP5750169B2 (ja) 計算機システム、プログラム連携方法、及びプログラム
JP2013178697A (ja) 計算機、計算機システムおよび計算機システムの起動方法
US10509662B1 (en) Virtual devices in a reliable distributed computing system
JP6035993B2 (ja) 情報処理装置、装置管理方法および装置管理プログラム
US11704426B1 (en) Information processing system and information processing method
KR20220005131A (ko) 리눅스 환경에서 컨테이너를 원격 제어하기 위한 장치 및 방법
JP5553851B2 (ja) 計算機、仮想化機構、および仮想計算機の起動管理方法
JP5481508B2 (ja) 計算機、仮想化機構、計算機システム、および仮想計算機の起動管理方法
JP2013182461A (ja) 情報処理装置および情報処理装置におけるリソースの制御方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP2013191043A (ja) ディスク装置、ファイル共有システム、ファイル共有方法、及びプログラム