JP2013176963A - 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 - Google Patents

液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 Download PDF

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寛成 大脇
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Abstract

【課題】吐出される液体に近い温度を検出して、吐出される液体に最適な制御を行い、吐出特性を向上することができると共に小型化した液体噴射ヘッド及び液体噴射装置を提供する。
【解決手段】液体を噴射するヘッド本体20と、該ヘッド本体20に液体を供給する液体流路110(100)を有する流路部材30と、該流路部材30に保持されて、温度を検出する温度検出部41が設けられた回路基板40と、を具備し、前記流路部材30には、当該液体流路110(100)を画成する隔壁の一部に他の領域よりも熱抵抗が低い検出領域aが設けられており、前記回路基板40は、前記検出領域aに前記温度検出部41が相対向した状態で前記流路部材30に固定されており、前記検出領域aと前記温度検出部41とは、当該温度検出部41を前記検出領域aとは反対側に向かって付勢する付勢部材39を介して接続されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、ノズル開口から液体を噴射する液体噴射ヘッド及び液体噴射装置に関し、特に液体としてインクを吐出するインクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置に関する。
インクジェット式プリンターやプロッター等のインクジェット式記録装置に代表される液体噴射装置は、液体が貯留されたカートリッジやタンク等の液体貯留手段からの液体を液滴として吐出可能な液体噴射ヘッドを有する。
ここで、液体噴射ヘッドとしては、ノズル開口に連通する圧力発生室と、圧力発生室内の液体に圧力変化を生じさせてノズル開口から液滴を吐出させる圧力発生手段とを具備する。そして、液体噴射ヘッドに搭載される圧力発生手段としては、例えば、縦振動型の圧電素子、撓み振動型の圧電素子、発熱素子及び静電気力を用いたものなどが挙げられる。
このような液体噴射ヘッドから吐出する液体には、液体の種類に応じて吐出に適した粘度がある。液体の粘度は、温度と相関関係にあるため、温度が低いほど粘度が高くなり、温度が高いほど粘度が低くなる特性がある。このため、液体の温度によって変化した粘度に合わせて、液体噴射ヘッドの圧力発生手段を駆動する駆動信号を補正する必要がある(例えば、特許文献1及び2参照)。
特開平6−31934号公報 特開2009−56669号公報
しかしながら、液体の温度の測定は、液体噴射ヘッドの外部の環境温度(雰囲気温度)を温度センサーで測定することで行われるため、液体噴射ヘッド内の吐出される直前の液体の温度と環境温度とに誤差が生じ、環境温度に基づいて駆動信号を補正したとしても、実際の液体の粘度に最適な駆動信号の補正とはならずに、吐出特性が低下して印刷品質が劣化してしまうという問題がある。
また、液体噴射ヘッドの流路内に温度センサーを配置することも考えられるものの、液体噴射ヘッドの高密度化及び小型化によって流路内に温度センサーを設けるのは困難である。また、流路内に温度センサーを設けることで、液体噴射ヘッドが大型化されて高コストになってしまうという問題がある。流路内に温度センサーを設けるには、温度センサーの絶縁処理が必要となり、絶縁処理した温度センサーは大型化してしまい液体流路内に配置することができなくなると共に、液体流路から外部に引き出す配線などが必要となって複雑な構造が必要になってしまうという問題がある。
本発明はこのような事情に鑑み、吐出される液体に近い温度を検出して、吐出される液体に最適な制御を行い、吐出特性を向上することができると共に小型化した液体噴射ヘッド及び液体噴射装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の態様は、液体を噴射するヘッド本体と、該ヘッド本体に液体を供給する液体流路を有する流路部材と、該流路部材に保持されて、温度を検出する温度検出部が設けられた回路基板と、を具備し、前記流路部材には、当該液体流路を画成する隔壁の一部に他の領域よりも熱抵抗が低い検出領域が設けられており、前記回路基板は、前記検出領域に前記温度検出部が相対向した状態で前記流路部材に固定されており、前記検出領域と前記温度検出部とは、当該温度検出部を前記検出領域とは反対側に向かって付勢する付勢部材を介して接続されていることを特徴とする液体噴射ヘッドにある。
かかる態様では、外気温を測定する場合に比べて、液体流路内の液体の実際の温度を小さな誤差で測定することができるため、圧力発生手段に吐出される液体の温度に最適な駆動を行わせることができる。このため、液体の吐出特性を向上して印刷品質を向上することができる。また、流路内に温度センサーを設ける場合に比べて、液体噴射ヘッドが大型化されるのを抑制することができると共に、複雑な構造が不要となりコストを低減することができる。さらに、付勢部材として熱伝導率の高い材料を用いれば、検出領域の温度を温度検出部で高精度に且つ高い応答性で測定することができる。また、付勢部材によって、温度検出部の実装高さのばらつきや回路基板の固定位置ずれによって付勢部材の検出領域と温度検出部との接続が解除されるのを抑制することができる。
ここで、前記流路部材に設けられて前記液体流路に連通すると共に前記回路基板側に貫通した保持孔が設けられ、前記保持孔は前記流路部材よりも熱伝導率が高い封止部材で封止されて、当該封止部材が前記保持孔を封止した領域が前記検出領域となっていることが好ましい。これによれば、熱伝導性が高い検出領域を流路部材の材料を変更することなく、容易に形成することができるため、コストを低減するこができる。
また、前記検出領域は、フィルターが設けられたフィルター室よりも下流側に設けられていることが好ましい。これによれば、ヘッド本体に供給する液体のより近い領域の温度を検出して、実際に吐出される液体と測定した温度情報との誤差を低減することができる。
また、前記検出領域は、フィルターが設けられたフィルター室よりも上流側に設けられていることが好ましい。これによれば、検出領域を形成した際の接着剤などの異物が液体に混入してもフィルターによって確保することができ、吐出不良を抑制することができる。
さらに、本発明の他の態様は、上記態様の液体噴射ヘッドを具備することを特徴とする液体噴射装置にある。
かかる態様では、印刷品質を向上して小型化した液体噴射装置を実現できる。
実施形態1に係る記録ヘッドの分解斜視図である。 実施形態1に係る記録ヘッドの分解斜視図である。 実施形態1に係る流路部材本体の平面図である。 実施形態1に係る記録ヘッドの要部断面図である。 実施形態1に係る記録ヘッドの変形例を示す要部断面図である。 実施形態2に係る記録ヘッドの要部断面図である。 一実施形態に係る記録装置の概略斜視図である。
以下に本発明を実施形態に基づいて詳細に説明する。
(実施形態1)
図1及び図2は、本発明の実施形態1に係る液体噴射ヘッドの一例であるインクジェット式記録ヘッドの分解斜視図であり、図3は、流路部材本体の平面図であり、図4は、図3のA−A′線に準ずるインクジェット式記録ヘッドの要部断面図である。
図示するように、本実施形態の液体噴射ヘッドの一例であるインクジェット式記録ヘッド10は、液体としてインク滴を吐出するヘッド本体20と、ヘッド本体20にインクを供給する流路部材30と、流路部材30に保持された回路基板40と、回路基板に接続された配線基板50と、を具備する。
ヘッド本体20は、一方面に液体としてインク滴を吐出するノズル開口(図示なし)が開口する液体噴射面21が設けられている。また、ヘッド本体20の図示しない内部にはノズル開口に連通する流路と、流路内のインクに圧力変化を生じさせる圧力発生手段等が設けられている。かかる圧力発生手段としては、例えば、電気機械変換機能を呈する圧電材料を有する圧電アクチュエーターの変形によって液体流路の容積を変化させて液体流路内のインクに圧力変化を生じさてノズル開口からインク滴を吐出させるものや、流路内に発熱素子を配置して、発熱素子の発熱で発生するバブルによってノズル開口からインク滴を吐出するものや、振動板と電極との間に静電気力を発生させて、静電気力によって振動板を変形させてノズル開口からインク滴を吐出させるいわゆる静電式アクチュエーターなどを使用することができる。
また、ヘッド本体20には、一端部が圧力発生手段に接続されたフレキシブル配線部材である駆動配線22を具備する。駆動配線22には、例えば、圧力発生手段を駆動するための駆動回路(駆動IC)等が設けられていてもよい。すなわち、駆動配線22は、駆動回路が実装されたCOF基板であってもよい。
このようなヘッド本体20のノズル開口が開口する液体噴射面21側には、ノズル開口を露出した状態で保護するカバーヘッド23が固定されている。
また、このようなヘッド本体20に液体としてインクを供給する流路部材30は、流路部材本体31と、流路部材本体31の両側面にそれぞれ設けられた第1の蓋部材32と第2の蓋部材33と、を具備する。
また、流路部材30には、液体としてインクが貯留された液体貯留手段(図示なし)からヘッド本体20にインクを供給すると共に、ヘッド本体20からのインクを液体貯留手段に回収する液体流路100が設けられている。具体的には、流路部材30には、一端が液体貯留手段に直接又はチューブ等を介して接続され、他端がヘッド本体に接続された供給流路110と、回収流路120と、が設けられている。供給流路110は、本実施形態では、液体貯留手段からのインクをヘッド本体に供給する往路であり、回収流路120は、排出口121を具備し、ヘッド本体からのインクを液体貯留手段に回収する復路となっている。
供給流路110は、液体貯留手段に直接又はチューブ等を介して接続されたインク導入口111と、インク導入口111に連通する第1流路112と、第1流路112に接続されたフィルター室113と、フィルター室113とヘッド本体20とを接続する第2流路114と、を具備する。
第1流路112及びフィルター室113は、流路部材本体31に側面(第1の蓋部材32側)に開口する溝状に設けられて、第1の蓋部材32で開口が封止されて画成されている。
また、第2流路114は、一端がフィルター室113に連通し、他端がヘッド本体20の流路に接続されるように形成されている。
さらに、フィルター室113には、インクに含まれるゴミや気泡などの異物を除去するためのフィルター34が設けられている。
フィルター34は、液体であるインク中に含まれるゴミや気泡などの異物を除去するためのものであり、例えば、金属や樹脂等の繊維を細かく編むことで複数の微細孔が形成されたシート状のものや、金属や樹脂等の板状部材に複数の微細孔を貫通させたものなどを用いることができる。なお、フィルター34は、不織布等を用いてもよく、その材料は特に限定されるものではない。
また、流路部材本体31には、第1流路112及びフィルター室113が開口する第1の蓋部材32とは反対側に開口する凹部35が設けられている。回路基板40は、この流路部材本体31の凹部35内に挿入される。そして、凹部35内に挿入された回路基板40は、流路部材本体31と凹部35の開口を塞ぐ第2の蓋部材33との間で保持される。
また、流路部材本体31には、液体流路100である供給流路110に連通すると共に回路基板40側に貫通した保持孔36が設けられている。本実施形態では、保持孔36は、フィルター34に相対向する領域に、フィルター室113の第2流路114が連通する側に連通して設けられている。すなわち、保持孔36は、フィルター室113の壁面にフィルター室113と凹部35とを貫通して設けられており、保持孔36の一方の開口は、フィルター34に相対向し、他方の開口は回路基板40に相対向して設けられている。
また、保持孔36は封止部材37によって封止されている。本実施形態では、封止部材37は、板状部材からなり、保持孔36のフィルター室113側の開口面に固定されている。
このような封止部材37としては、流路部材本体31よりも熱伝導性が高い材料を用いることができる。例えば、流路部材本体31を樹脂材料で形成した場合には、封止部材37として、金属材料を用いることができる。ちなみに、金属は、樹脂に比べて熱伝導率が二桁程度大きい。このように、熱伝導率が高い封止部材37を用いることで、封止部材37が保持孔36を封止した領域が、液体流路100である供給流路110の他の領域よりも熱抵抗が低い検出領域aとすることができる。すなわち、流路部材30には、液体流路100(供給流路110)を画成する隔壁の一部に他の領域(流路部材本体31で画成された隔壁)よりも熱抵抗が低い検出領域aが設けられていることになる。なお、ここで言う熱抵抗とは、物体の熱が流れるのを防ぐ力の大きさのことであり、厚み/(熱伝導率×面積)で表されるものである。
そして、保持孔36の封止部材37に封止された一方の開口とは反対側の開口は、回路基板40側に開口して、回路基板40に相対向して設けられているため、検出領域aが回路基板40に相対向して設けられていることになる。
回路基板40は、図示しない電子部品や配線等が設けられたプリント基板からなる。このような回路基板40には、ヘッド本体20の駆動配線が電気的に接続されると共に、配線基板50が電気的に接続されている。これにより、外部の制御回路等からの印刷信号は配線基板50、回路基板40及び駆動配線22を介して駆動信号として圧力発生手段に供給される。また、回路基板40からの信号(後述する温度情報)は、配線基板50を介して外部の制御回路等に送られる。このような回路基板40は、フレキシブル基板及びリジット基板の何れか、又はこれらが組み合わされた複合基板であってもよい。本実施形態では、回路基板40としてリジット基板を用いることで、詳しくは後述する回路基板40に設けられた温度検出部を固定し易くしている。
また、回路基板40には、保持孔36(検出領域a)に相対向する領域に温度検出部41が設けられている。温度検出部41としては、例えば、サーミスターやデジタル温度センサーなどを用いることができる。
なお、温度検出部41としてサーミスターを用いた場合、サーミスターは比較的小型で安価なことから保持孔36(検出領域a)の開口面積を小さくすることができると共に、コストを低減することができる。また、温度検出部41として、デジタル温度センサーを用いた場合には、サーミスターに比べて大型化してしまうものの、温度測定素子と回路がパッケージされているため、ノイズに強く、高精度な温度検出が可能となる。
このような回路基板40は、流路部材本体31の凹部35内に流路部材本体31と第2の蓋部材33との間に挟持される。また、第2の蓋部材33には、回路基板40の温度検出部41が設けられた面とは反対面側の温度検出部41が設けられた領域及びその周辺を保持孔36内(検出領域a)に向かって押圧する押圧手段38が設けられている。本実施形態では、押圧手段38は一端が第2の蓋部材33に固定されて他端が自由端となる板バネからなり、板バネの自由端が回路基板40の温度検出部41とは反対面の温度検出部41に対応する領域に接触するように設けられている。これにより、回路基板40は、流路部材本体31の封止部材37側、つまり検出領域aに向かって付勢された状態で流路部材30に保持されている。
また、封止部材37と温度検出部41とは、温度検出部41を封止部材37とは反対側に向かって付勢する付勢部材39を介して接続されている。
本実施形態では、付勢部材39として、板バネを用いた。板バネからなる付勢部材39は、封止部材37に一端が固定され、他端が自由端となっている。そして、自由端となった他端が温度検出部41の封止部材37に相対向する面に接触して、温度検出部41を封止部材37とは反対側に付勢している。
なお、付勢部材39としては、金属等の導電性の材料や絶縁性の材料を用いることができる。ただし、付勢部材39として金属等の導電性の材料を用いて、温度検出部41にサーミスターを用いた場合、付勢部材39は、温度検出部41であるサーミスターの一方の電極に接触すればよい。ちなみに、一般的にサーミスターは、2つの電極が表面に露出しているため、両方の電極に同時に接触するように導電性の付勢部材39を接触させると、2つの電極が短絡して正確に温度を検出することができなくなってしまう。このため、導電性の付勢部材39を用いた場合には、温度検出部41であるサーミスターの一方の電極に接触するようにすれば、サーミスターの電極の短絡を抑制して、正常な温度測定を行わせることができる。もちろん、付勢部材39として絶縁性の材料を用いた場合には、付勢部材39はサーミスターの両方の端子に接触しても特に問題はない。また、温度検出部41として表面が樹脂等の絶縁体で覆われた温度センサー、例えば、デジタル温度センサー等を用いた場合には、付勢部材39として導電性の材料のものを用いたとしても、温度検出部41の封止部材37に相対向する面の何れに接触しても問題はない。なお、温度検出部41として温度センサーを用いた場合、温度センサーの端子が露出している場合には、付勢部材39を温度センサーの端子に接触させずに、温度センサーの本体の封止部材37に相対向する面等の樹脂により覆われた面に接触させればよい。
そして、封止部材37(検出領域a)と温度検出部41との間に付勢部材39を設けることで、回路基板40は封止部材37とは反対側に付勢される。なお、回路基板40は第2の蓋部材33に設けた押圧手段38によって封止部材37側に押圧(付勢)されているため、付勢部材39の回路基板40を第2の蓋部材33側に押圧する押圧力(付勢力)は、押圧手段38の押圧力(付勢力)よりも弱いことが好ましい。これにより、回路基板40を、流路部材本体31の凹部35内の封止部材37(検出領域a)に最も近い位置に固定することができ、温度検出部41による検出領域aの温度測定を高精度に行うことができる。
このような流路部材30には、ヘッド本体20が流路部材30に螺合される2つのねじ部材24によって固定され、流路部材30とヘッド本体20とが一体化されたインクジェット式記録ヘッド10となる。
このような本実施形態のインクジェット式記録ヘッド10では、図示しない液体貯留手段からのインクを流路部材30の供給流路110を介してヘッド本体20の内部の流路に取り込み、図示しないノズル開口に至るまで内部をインクで満たした後、駆動回路等からの記録信号に従い、圧力発生手段を駆動させることでノズル開口からインク滴が吐出される。また、ヘッド本体20の内部の流路に導入されたインクは、流路部材30の回収流路120を介して液体貯留手段に戻される。すなわち、液体貯留手段のインクは、供給流路110を介してヘッド本体20の内部に供給され、ヘッド本体20の内部から回収流路120を介して液体貯留手段に回収される、いわゆる循環が行われる。
そして、このようなインクジェット式記録ヘッド10では、供給流路110内のインクの温度を回路基板40に設けられた温度検出部41によって測定する。このとき、温度検出部41は、供給流路110を画成する隔壁の内、他の領域よりも熱抵抗が低い検出領域aに近接し、且つ検出領域aと温度検出部41とが付勢部材39を介して接続されているため、供給流路110内のインクの実際の温度に近い温度を高精度に且つ高い応答性(インクの急な温度変化に応答する速度が早い)で測定することができる。すなわち、封止部材37と温度検出部41との間で両者を接触させる付勢部材39は、空気などの気体やグリース等の流体に比べて熱伝導率が高い材料を用いることができる。したがって、熱伝導率の高い付勢部材39を用いることで、封止部材37と温度検出部41とを気体や流体で接触させる場合に比べて、検出領域aと温度検出部41との間の熱抵抗を低下させて、封止部材37(検出領域a)の熱を温度検出部41に伝わらせ易くして、インクの実際の温度を高精度に且つ高い応答性(インクの急な温度変化に応答する速度が早い)で測定することができる。したがって、ヘッド本体20から吐出される直前の液体流路100内のインクの実際の温度を高精度に、つまり小さな誤差で測定することができる。このため、温度検出部41が測定した温度情報に基づいて圧力発生手段を駆動する駆動信号を補正することで、実際のインクの温度(粘度)に最適な駆動を行わせて、インク滴の吐出特性を向上して印刷品質を向上することができる。
特に、本実施形態では、検出領域aをフィルター室113の第2流路114が連通する側に設けるようにしたため、ヘッド本体20に供給される(ヘッド本体20から吐出される)直前のインクの温度を検出することができる。したがって、吐出されるインクの温度と温度検出部41が測定した温度との誤差を比較的小さくして、吐出されるインクに最適な駆動を圧力発生手段に行わせて、インク滴の吐出特性を向上して印刷品質を向上することができる。
また、封止部材37と温度検出部41との間に付勢部材39を設けることで、回路基板40の固定位置がずれた場合や、温度検出部41の実装高さにばらつきが生じた場合であっても封止部材37と温度検出部41とを付勢部材39で確実に接触させることができる。ちなみに、付勢部材39に準ずる接触部材が温度検出部41には接触するが、接触部材が温度検出部41を封止部材37とは反対側に付勢しない場合、回路基板40の固定位置が封止部材37から少しでも離れると、封止部材37と温度検出部41とが接触部材を介して接触しなくなってしまう。同様に、接触部材は、回路基板40に実装された温度検出部41の実装高さにばらつきが生じると、封止部材37と温度検出部41とが接触部材を介して接触しなくなってしまう場合がある。本実施形態では、封止部材37と温度検出部41とを接触させると共に、温度検出部41を封止部材37とは反対側に付勢する付勢部材39を用いることで、回路基板40の固定位置がずれた場合や、温度検出部41の実装高さにばらつきが生じた場合であっても封止部材37と温度検出部41とを付勢部材39で確実に接触させることができ、検出領域aの温度測定を確実に且つ高精度に行うことができる。
また、付勢部材39に代わって、検出領域aと温度検出部41とを接続するフレキシブルな配線等の熱伝達部材を用いる方法も考えられるものの、熱伝達部材を封止部材37及び温度検出部41に接続する作業が煩雑であるという問題がある。本実施形態では、付勢部材39は、封止部材37に一端が固定されているだけであるため、封止部材37を流路部材本体31に固定するだけで、付勢部材39を設置することができ、組立作業を簡略化することができる。
さらに、検出領域aと温度検出部41とを直接接触させる構成も考えられるものの、温度検出部41の実装高さにばらつきが生じることや、流路部材本体31を比較的安価な成形で製造した際の寸法誤差が生じることなどの要因によって、温度検出部41と検出領域aとを直接接触させるように常に製造するのは困難である。具体的には、寸法誤差等によって検出領域aと温度検出部41との間隔が広がり、両者が接触しない場合や、検出領域aと温度検出部41との間隔が狭くなり温度検出部41に大きな圧力が印加されて破壊されてしまう場合などの不具合が生じる。本実施形態では検出領域aと温度検出部41とを付勢部材39を介して接触させることで、温度検出部41の実装高さのばらつきや成形部品の寸法誤差などが生じても、検出領域aと温度検出部41とを確実に接触させることができる。
ちなみに、流路部材30の検出領域a以外の領域に温度検出部41を近接して設け、検出領域a以外の領域と温度検出部41とを付勢部材39で接続しても、流路部材本体31の熱抵抗は高いため、供給流路110内のインクの実際の温度を検出することができず、ヘッド本体20から吐出される直前のインク温度と、温度検出部41が検出した温度とに誤差が生じ、温度検出部41が測定した温度情報に基づいて駆動信号を補正したとしても、吐出特性が低下してしまう。特に、インクの温度が短時間で急激に変化した場合には、実際のインクの温度を温度検出部41が測定できないと、実際のインクの温度に最適な駆動信号で圧力発生手段を駆動することができない。
本実施形態では、供給流路110を流れるインクの温度が短時間で急激に変化したとしても、熱伝導率の高い封止部材37及び付勢部材39によって検出領域aの熱抵抗を低くして、インクの温度を温度検出部41に高い応答性で伝えることができるため、実際のインクの温度の変化を短時間で高精度に、つまり小さな誤差で測定することができる。
また、本実施形態では、回路基板40を封止部材37側に向かって付勢した状態で流路部材30に固定した。したがって、回路基板40の移動等によって、温度検出部41の測定精度にばらつきが生じるのを抑制することができる。すなわち、インクジェット式記録ヘッド10の移動時や衝撃などによって回路基板40の固定位置にずれが生じると、温度検出部41と封止部材37との距離が変動し、測定精度にばらつきが生じてしまうが、本実施形態では、回路基板40を封止部材37(検出領域a)に向かって付勢した状態で固定しているため、回路基板40の固定位置にずれが生じ難く、測定精度にばらつきが生じ難い。
ちなみに、ヘッド本体20の流路内に温度センサーを設ける構造も考えられるものの、ヘッド本体20の流路内に温度センサーを設けた場合、ヘッド本体20が大型化してしまう。特に、ヘッド本体20がノズル開口の並設方向と直交する方向に大型化してしまうと、複数のインクジェット式記録ヘッド10をノズル開口の並設方向と直交する方向に並設した際に、並設されたインクジェット式記録ヘッド10間で被記録媒体へのインク滴の着弾タイミングが大幅にずれてしまうという問題がある。そして、並設されたインクジェット式記録ヘッド10から吐出されるインク滴の着弾タイミングが大幅にずれてしまうと、同じインクを吐出させた場合には、インクの被記録媒体への染み込む量や乾燥するタイミングがずれて色調が変化してしまう。また、溶剤を含むインク(溶剤系インク)や、紫外線硬化型インクなどの機能性インクを用いた場合、乾燥するタイミングが大幅にずれることから色調や被覆率が違ってしまう。
本実施形態では、流路部材30に温度検出部41を設けると共に、液体流路100の内部ではなく、熱抵抗の低い検出領域aを設け、この検出領域aに近接して相対向する領域に温度検出部41を設け、検出領域aと温度検出部41とを付勢部材39を介して接続するようにしたため、ヘッド本体20が大型化するのを抑制することができる。したがって、複数のインクジェット式記録ヘッド10をノズル開口の並設方向と直交する方向に並設した際に、並設されたインクジェット式記録ヘッド10間で被記録媒体へのインク滴の着弾タイミングが大幅にずれるのを抑制して、同じインクを吐出させた場合には、インクの被記録媒体への染み込む量や乾燥するタイミングがずれて色調が変化するのを抑制することができる。また、溶剤を含むインク(溶剤系インク)や、紫外線硬化型インクなどの機能性インクを用いた場合、乾燥するタイミングが大幅にずれることから色調や被覆率が違ってしまうのを抑制することができる。
なお、本実施形態では、封止部材37を保持孔36のフィルター室113側の開口面に固定するようにしたため、例えば、液体貯留手段から供給流路110にインクを加圧することによって供給した際に、封止部材37は、固定面である開口面側に向かって押圧されるため、封止部材37の流路部材本体31からの剥離を抑制して、インクの回路基板40側への漏出を抑制することができる。
ちなみに、封止部材37の取り付け方法は、特にこれに限定されない。ここで、封止部材37の取り付け方法の他の例を図5に示す。図5に示すように、封止部材37は、保持孔36の回路基板40側の開口面に固定されている。このように封止部材37を保持孔36の回路基板40側の開口面に固定することで、液体貯留手段から供給流路110にインクを加圧すると封止部材37が流路部材本体31から剥離する方向に押圧されるが、回収流路120側から吸引して液体貯留手段から供給流路110にインクを供給する場合には、封止部材37は供給流路110側に向かって吸引されるため、封止部材37は流路部材本体31から剥離し難く、インクの回路基板40側への漏出を抑制することができる。
(実施形態2)
図6は、本発明の実施形態2に係る液体噴射ヘッドの一例であるインクジェット式記録ヘッドの要部断面図である。なお、上述した実施形態と同様の部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
図6に示すように、本実施形態のインクジェット式記録ヘッド10Aを構成する流路部材30Aの封止部材37A(検出領域a)と温度検出部41との間には、温度検出部41を封止部材37Aとは反対側に付勢する圧縮コイルばねからなる付勢部材39Aが設けられている。
圧縮コイルばねからなる付勢部材39Aの一端は封止部材37Aに固定され、他端が温度検出部41に接触することで、付勢部材39Aは、温度検出部41を封止部材37Aとは反対側に付勢している。
このような圧縮コイルばねからなる付勢部材39Aは、例えば、導電性の材料であっても、絶縁性の材料であってもよいが、導電性の材料を用いて、温度検出部41としてサーミスターを用いた場合には、上述した実施形態1の板バネからなる付勢部材39と同様に、付勢部材39Aをサーミスターの一方の端子に接触させればよい。
このような構成であっても、上述した実施形態1と同様の効果を奏することができる。
(他の実施形態)
以上、本発明の各実施形態について説明したが、本発明の基本的構成は上述したものに限定されるものではない。例えば、上述した各実施形態では、検出領域aをフィルター室113の第2流路114に連通する側の隔壁に設けたが、検出領域aを設ける位置は特にこれに限定されるものではない。例えば、検出領域aをフィルター室113のフィルター34よりも上流側、すなわち、フィルター室113の第1流路112と連通する側の隔壁に設けるようにしてもよい。この場合、検出領域aが測定するインクは、上述した各実施形態に比べてヘッド本体20から離れてしまうため、実際に吐出されるインクの温度と、測定した温度との誤差が上述した各実施形態よりも大きくなってしまう虞があるが、例えば、封止部材37〜37Aを固定する接着剤等の異物がインク内に混入したとしても、フィルター34によって捕獲することができるため、ノズル開口の目詰まりによるインク吐出不良が発生するのを抑制することができるという効果を奏する。もちろん、検出領域aは、第1流路112や第2流路114を画成する隔壁に設けてもよいが、保持孔36等を形成するためのスペースが必要であるため、インク溜まりが必要となり、インクジェット式記録ヘッド10〜10Aが大型化してしまう。上述した各実施形態では、フィルター34の有効面積を確保するために、フィルター室113は予め広い幅で形成されているため、フィルター室113を画成する隔壁に検出領域aを設けることで、検出領域aを設けるためのスペースを別途設ける必要がなく、インクジェット式記録ヘッド10〜10Aの小型化を図ることができる。もちろん、検出領域aは、回収流路120側に設けてもよい。ちなみに、検出領域aを回収流路120に設けた場合、吐出される前のインクの温度を測定することはできないが、インクジェット式記録ヘッド10のインクは循環しているため、特に問題はない。
また、上述した各実施形態では、検出領域aが、保持孔36と、保持孔36を封止する封止部材37〜37Aで形成するようにしたが、特にこれに限定されず、例えば、流路部材本体31の液体流路100を画成する隔壁の一部の領域の厚さを薄くして、薄くした領域を検出領域aとしてもよい。すなわち、本発明の検出領域aは、他の領域よりも熱抵抗が低い領域であれば、流路部材30〜30Aと一体的に設けられていても別体で設けられていてもよい。つまり、熱抵抗は、厚み/(熱伝導率×面積)で規定されるものであるため、同一材料でも厚みを薄くすることで熱抵抗を下げることができると共に、熱伝導率が高い別材料を用いることで熱抵抗を下げることができるものである。
ちなみに、このように、流路部材本体31の液体流路100の隔壁の一部を薄くして検出領域aを設ける場合、流路部材本体31の材料を金属等の熱伝導率の高い材料を用いれば、さらに温度検出部41において実際のインクの温度を高精度に且つ高い応答性で測定することができる。
また、上述した各実施形態のインクジェット式記録ヘッドは、液体噴射装置の一例であるインクジェット式記録装置に搭載される。ここで、本実施形態のインクジェット式記録装置について説明する。なお、図7は、本発明の一実施形態に係る液体噴射装置の一例であるインクジェット式記録装置を示す概略斜視図である。
図7に示すように、インクジェット式記録装置Iは、インクジェット式記録ヘッド10を搭載したキャリッジ3を具備する。キャリッジ3は、装置本体4に取り付けられたキャリッジ軸5に軸方向移動可能に設けられている。
そして、駆動モーター6の駆動力が図示しない複数の歯車およびタイミングベルト7を介してキャリッジ3に伝達されることで、インクジェット式記録ヘッド10を搭載したキャリッジ3はキャリッジ軸5に沿って移動される。一方、装置本体4にはキャリッジ軸5に沿ってプラテン8が設けられており、図示しない給紙ローラーなどにより給紙された紙等の被記録媒体である記録シートSがプラテン8に巻き掛けられて搬送されるようになっている。
また、インクジェット式記録装置Iには、装置本体4に固定されて内部にインクが貯留されたインクタンク等の液体貯留手段2が設けられている。この液体貯留手段2には、インクジェット式記録ヘッド10にインクを供給する供給管2aと、インクジェット式記録ヘッド10からのインクを回収する回収管2bとが接続されている。
供給管2a及び回収管2bは、フレキシブルチューブ等の管状部材からなり、内部にそれぞれインクを供給する供給路と、インクを回収する回収路とが設けられている。そして、供給管2a(供給路)の一端がインクジェット式記録ヘッド10の供給流路110のインク導入口111に接続され、回収管2b(回収路)の一端が回収流路120の排出口121に接続されることで、液体貯留手段2のインクをインクジェット式記録ヘッド10に供給すると共に、インクジェット式記録ヘッド10からのインクを液体貯留手段2に回収する。
なお、特に図示していないが、供給管2aの途中又は回収管2bの途中には、加圧ポンプ又は吸引ポンプ等の圧送手段が設けられており、圧送手段の圧送によってインクは液体貯留手段2とインクジェット式記録ヘッド10との間を循環する。
さらに、インクジェット式記録装置Iには、当該インクジェット式記録装置Iの動作を制御する制御装置9が設けられており、制御装置9とインクジェット式記録ヘッド10とは、配線基板50を介して接続されている。
なお、図7に示す例では、インクジェット式記録ヘッド10がキャリッジ3に搭載されて主走査方向に移動するものを例示したが、特にこれに限定されず、例えば、インクジェット式記録ヘッド10が固定されて、紙等の記録シートSを副走査方向に移動させるだけで印刷を行う、所謂ライン式記録装置にも本発明を適用することができる。
また、上述した例では、液体貯留手段2からインクジェット式記録ヘッド10にインクを供給すると共に、液体貯留手段2にインクを回収するインクジェット式記録ヘッド10〜10Aを例示したが、特にこれに限定されず、液体貯留手段2からインクジェット式記録ヘッド10にインクを供給するだけのインクジェット式記録ヘッドにも本発明を適用することができる。
なお、上記実施の形態においては、液体噴射ヘッドの一例としてインクジェット式記録ヘッドを挙げて説明したが、本発明は、広く液体噴射ヘッドを対象としたものであり、インク以外の液体を噴射する液体噴射ヘッドにも勿論適用することができる。その他の液体噴射ヘッドとしては、例えば、プリンター等の画像記録装置に用いられる各種の記録ヘッド、液晶ディスプレイ等のカラーフィルターの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレイ、FED(電界放出ディスプレイ)等の電極形成に用いられる電極材料噴射ヘッド、バイオchip製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等が挙げられる。
I インクジェット式記録装置(液体噴射装置)、 2 液体貯留手段、 10、10A インクジェット式記録ヘッド(液体噴射ヘッド)、 20 ヘッド本体、 21 液体噴射面、 30、30A 流路部材、 34 フィルター、 36 保持孔、 37、37A 封止部材、 39、39A 付勢部材、 100 液体流路、 110 供給流路、 120 回収流路。

Claims (5)

  1. 液体を噴射するヘッド本体と、
    該ヘッド本体に液体を供給する液体流路を有する流路部材と、
    該流路部材に保持されて、温度を検出する温度検出部が設けられた回路基板と、を具備し、
    前記流路部材には、当該液体流路を画成する隔壁の一部に他の領域よりも熱抵抗が低い検出領域が設けられており、
    前記回路基板は、前記検出領域に前記温度検出部が相対向した状態で前記流路部材に固定されており、
    前記検出領域と前記温度検出部とは、当該温度検出部を前記検出領域とは反対側に向かって付勢する付勢部材を介して接続されていることを特徴とする液体噴射ヘッド。
  2. 前記流路部材に設けられて前記液体流路に連通すると共に前記回路基板側に貫通した保持孔が設けられ、前記保持孔は前記流路部材よりも熱伝導率が高い封止部材で封止されて、当該封止部材が前記保持孔を封止した領域が前記検出領域となっていることを特徴とする請求項1記載の液体噴射ヘッド。
  3. 前記検出領域は、フィルターが設けられたフィルター室よりも下流側に設けられていることを特徴とする請求項1記載の液体噴射ヘッド。
  4. 前記検出領域は、フィルターが設けられたフィルター室よりも上流側に設けられていることを特徴とする請求項1記載の液体噴射ヘッド。
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載の液体噴射ヘッドを具備することを特徴とする液体噴射装置。
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