JP2013175997A - 色較正係数算出装置及び色変換装置、色較正係数算出プログラム、色変換プログラム - Google Patents

色較正係数算出装置及び色変換装置、色較正係数算出プログラム、色変換プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】再現開始値での調整を考慮して紙白を補正した出力装置の較正を行うための係数を算出する色較正係数算出装置を提供する。
【解決手段】目標とする出力装置の目標絶対色値情報に対して紙白の補正を目標色値紙白補正部1で行い、目標紙白色値情報を得る。再現開始値情報取得部2は、目標絶対色値情報から、目標とする出力装置で紙白と目標再現開始値との色差である再現開始色差を求め、目標再現開始値での補正値を求める。また、較正対象の出力装置の装置絶対色値情報から、較正対象の出力装置で白からの色差が再現開始色差となる装置再現開始値を得る。装置色値紙白補正部3は、装置再現開始値での補正値が目標再現開始値での補正値となるように、装置絶対色値情報に紙白の補正を施し、装置紙白色値情報を得る。色較正係数算出部4は、目標紙白色値情報と装置紙白色値情報から色値を較正するための係数を算出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、色較正係数算出装置及び色変換装置、色較正係数算出プログラム、色変換プログラムに関するものである。
色の較正技術は、出力装置において色の出力を安定して行わせる技術であり、例えば経時変動や環境変動などでずれてしまった色の出力を、目標とする色の出力状態へ較正する技術である。較正を行う場合には、予め目標とする出力装置における色の出力状態を得ておく。そして、較正対象の出力装置から色を出力させ、出力された色が目標とする出力装置の出力となるように較正する。
較正の際に、目標とする出力装置における白点と、較正対象の出力装置の白点が異なっている場合がある。このような場合、ハイライト部分の階調が急峻に変化し、あるいは階調が再現されないなどの不具合が生じることがある。
このような白点の相違による不具合は白点を補正することにより解消される。白点を補正する技術として、これまでに相対変換技術や中高濃度絶対技術(ハイライト相対化技術)などがある。相対変換技術では、目標とする出力装置および較正対象の出力装置のそれぞれに対して、白点の測色値を白基準点(例えばD50光源の色)に補正し、色が濃く、また暗くなるほど補正量を少なくして、色域全体に対して補正を行う方法である。また、中高濃度絶対技術は予め決められた範囲で補正を行う方法であり、白点の測色値については白基準点とし、予め決められた色範囲で色が濃く、また暗くなるほど補正量を少なくし、予め決められた色範囲外では補正せずに測色値を用いる方法である。この方法は、例えば特許文献1などに記載されている。これらの白点を補正する技術によって、較正の際のハイライト部分の階調性が維持される。
一方、ハイライト部分では階調性の他にも色再現の視認性が要求される。例えば白点から色信号を変化させた場合に、白以外の色が視認される色値を再現開始値と呼び、目標とする出力装置における再現開始値で較正対象の出力装置でも白から白以外の色が視認されるとよい。しかし、目標とする出力装置と較正対象の出力装置における再現開始値の違いから、較正対象の出力装置では目標とする出力装置における再現開始値で白以外の色が視認されない場合があった。上述の較正技術では、このような再現開始値での色再現については考慮されていない。
再現開始値に関する補正処理については、例えば特許文献2では、白点から再現開始値まで色信号をシフトさせている。これにより、再現開始値からの急峻な階調の変化を防いでいる。この補正技術は、出力装置単体での色出力について補正を行うものであり、目標とする出力装置の再現開始値を考慮するものではない。
特開2009−278264号公報 特開2000−059628号公報
本発明は、再現開始値での調整を考慮して紙白を補正した出力装置の較正を行うことができる色変換装置及び色変換プログラムと、その較正のための係数を算出することができる色較正係数算出装置及び色較正係数算出プログラムを提供することを目的とするものである。
本願請求項1に記載の発明は、較正の目標とする出力装置における色値の情報である目標絶対色値情報に対して紙白の補正を行い目標紙白色値情報を得る目標色値紙白補正手段と、前記目標絶対色値情報をもとに目標とする出力装置で白から色再現が開始される値である目標再現開始値までの色差である再現開始色差を求め較正対象の出力装置の現状の出力状態の色値の情報である装置絶対色値情報をもとに前記較正対象の出力装置で白からの色差が前記再現開始色差となる値を装置再現開始値とするとともに前記目標色値紙白補正手段で得た目標紙白色値情報から前記目標再現開始値での補正値を取得する再現開始値情報取得手段と、前記装置再現開始値での補正後の値が前記目標再現開始値での補正値となるように前記装置絶対色値情報に対して紙白の補正を行い装置紙白色値情報を得る装置色値紙白補正手段と、前記目標紙白色値情報と前記装置紙白色値情報から色値を較正するための係数を算出する色較正係数算出手段を有することを特徴とする色較正係数算出装置である。
本願請求項2に記載の発明は、出力装置に与えた色信号と出力された色とを対にした色値情報の集合を基本情報として該基本情報をもとに作成された色変換モデルを用いて色変換を行う色変換手段と、前記出力装置を較正対象として請求項1に記載の色較正係数算出装置により算出された較正のための係数を用いて前記色変換手段による色変換結果を補正する補正手段を有することを特徴とする色変換装置である。
本願請求項3に記載の発明は、本願請求項2に記載の発明における前記色変換モデルが、ハイライト部分の色値情報を前記基本情報に追加して作成されたものであることを特徴とする色変換装置である。
本願請求項4に記載の発明は、本願請求項2または請求項3に記載の発明における前記色変換モデルが、ハイライト部分については他の領域よりも色値情報に追従させたものであることを特徴とする色変換装置である。
本願請求項5に記載の発明は、コンピュータに、請求項1に記載の色較正係数算出装置の機能を実行させるものであることを特徴とする色較正係数算出プログラムである。
本願請求項6に記載の発明は、コンピュータに、請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の色変換装置の機能を実行させるものであることを特徴とする色変換プログラムである。
本願請求項1に記載の発明によれば、再現開始値での調整を考慮して紙白を補正した出力装置の較正を行うための係数を算出することができるという効果がある。
本願請求項2に記載の発明によれば、再現開始値まで較正された色変換を行うことができる。
本願請求項3に記載の発明によれば、再現開始値を含むハイライト部分での色変換モデルによる予測誤差を、本構成を有しない場合に比べて低減することができる。
本願請求項4に記載の発明によれば、再現開始値を含むハイライト部分での色変換モデルによる予測誤差を、本構成を有しない場合に比べて低減することができる。
本願請求項5に記載の発明によれば、本願請求項1に記載の発明の効果を得ることができる。
本願請求項6に記載の発明によれば、本願請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の発明の効果を得ることができる。
本発明の色較正係数算出装置の実施の一形態を示す構成図である。 中高濃度絶対技術を用いて得られる目標絶対色値情報及び装置絶対色値情報の一例と較正係数の一例の説明図である。 中高濃度絶対技術を用いる場合の合成比の一例の説明図である。 中高濃度絶対技術を用いて得られる目標絶対色値情報及び装置絶対色値情報の一例と再現開始値との関係の一例の説明図である。 再現開始値を考慮した紙白補正処理及び較正係数の算出の一例の説明図である。 装置紙白色値情報を求める際の合成比の一例の説明図である。 本発明の色変換装置の実施の一形態を示す構成図である。 色変換モデルの一例における基本情報と変換結果の一例の説明図である。 本発明の色較正係数算出装置の実施の一形態及び色変換装置の実施の一形態で説明した機能をコンピュータプログラムで実現した場合におけるコンピュータプログラム及びそのコンピュータプログラムを格納した記憶媒体とコンピュータの一例の説明図である。
図1は、本発明の色較正係数算出装置の実施の一形態を示す構成図である。図中、1は目標色値紙白補正部、2は再現開始値情報取得部、3は装置色値紙白補正部、4は色較正係数算出部である。ここでは、較正の目標とする出力装置における色値の情報である目標絶対色値情報と、較正対象の出力装置の現状の出力状態の色値の情報である装置絶対色値情報が与えられるものとする。目標絶対色値情報は、例えば、較正の目標とする出力装置に色信号を与え、出力された色を測色し、与えた色信号と測色値とを対にした複数の対からなる情報でよい。あるいは、色信号と、その色信号を与えた際に出力させるべき色値との複数の対であってもよい。また装置絶対色値情報は、例えば、較正対象の出力装置に色信号を与え、出力された色を測色し、与えた色信号と測色値とを対にした複数の対からなる情報でよい。なお、較正の目標とする出力装置は、較正対象の出力装置とは別の目標とする装置であるほか、較正対象の出力装置の初期状態あるいはある時点の状態であってもよい。あるいは、仮想的に設定されている出力装置であってもよい。
目標色値紙白補正部1は、目標絶対色値情報に対して紙白の補正を行い、目標紙白色値情報を得る。紙白補正の方法については公知の手法を用いればよく、相対変換技術や中高濃度絶対技術などを使用するとよい。
再現開始値情報取得部2は、目標絶対色値情報、装置絶対色値情報、目標色値紙白補正部1で得た目標紙白色値情報から、再現開始値に関する情報を取得する。まず、目標とする出力装置における再現開始値を目標再現開始値とし、紙白から目標再現開始値までの色差を目標絶対色値情報から求め、再現開始色差とする。この再現開始色差を用い、較正対象の出力装置で紙白からの色差が再現開始色差となる値を装置再現開始値とする。そして、目標色値紙白補正部1で得た目標紙白色値情報から目標再現開始値での補正値を取得する。少なくともこの補正値と装置再現開始値を再現開始値に関する情報として取得するものとするが、このほかの種々の情報を再現開始値に関する情報としてもよい。
装置色値紙白補正部3は、基本的には装置絶対色値情報に対して紙白の補正を行い、装置紙白色値情報を得るものであるが、装置再現開始値での補正後の値が、目標とする出力装置における目標再現開始値での補正値となるように、装置絶対色値情報に対して紙白の補正を行う。基本的な紙白補正の方法は、目標色値紙白補正部1で用いた方法を使用すればよく、その方法を上述の補正が行われるように変形して使用すればよい。
色較正係数算出部4は、目標色値紙白補正部1で得た目標紙白色値情報と装置色値紙白補正部3で得た装置紙白色値情報から、色値を較正するための係数を算出する。係数の算出方法は、従来から行われている方法を使用すればよく、一例としては目標紙白色値情報と装置紙白色値情報との突き当てによって行えばよい。例えば目標紙白色値情報から得られる色信号から測色値への色変換モデル(目標色変換モデル)と、装置紙白色値情報から得られる色信号から測色値への色変換モデルの逆変換モデル(装置色変換モデル)とから、色信号から色信号へ変換する係数を求めればよい。目標色変換モデル及び装置色変換モデルを作成する際には、ハイライト部分については色値情報を追加して追加しない場合に比べて精度を高め、また、ハイライト部分については色値情報に追従させた色変換モデルを求めて誤差の発生を抑制するとよい。
以下、本発明の実施の一形態における動作の一例について説明する。ここでは、具体例として紙白補正の方法に中高濃度絶対技術を用いるものとし、まず再現開始値を考慮しない場合について説明してから、再現開始値を考慮した場合について説明する。なお、目標絶対色値情報及び装置絶対色値情報の色信号と測色値との対は、色信号についてはCMYやCMYK、RGBなどの種々の色信号でよく、測色値は、ここでは一例としてCIELAB色空間における値とするが、これに限られるものではない。
図2は、中高濃度絶対技術を用いて得られる目標絶対色値情報及び装置絶対色値情報の一例と較正係数の一例の説明図である。図2(A)には、目標絶対色値情報、相対変換技術により紙白補正を施した目標絶対色値情報、中高濃度絶対技術により紙白補正を施した後の目標紙白色値情報の変化について、それぞれ白を原点とする色信号の変化とそれに伴う測色値の変化を示している。目標絶対色値情報の変化を実線で示しているが、目標絶対色値情報では、白の場合の測色値はαである。この白の場合の測色値として基準白色値、例えば(L,a,b)が(100,0,0)となるように紙白補正を行う。相対変換技術を用いて紙白補正を施した場合の変化を細線で示している。相対変換技術では、白における値αを基準白色値へ変換した際の変化量に従って、相対的に他の色値についても補正される。ここで基準白色点として、D50の三刺激値をXD50 D50 D50 、α=(Lw ,aw ,bw )を三刺激値に変換した値をXw w w とし、与えられたLab値の三刺激値をXi i i 、紙白補正後の三刺激値をXrel rel rel とすると、その変換式は、
rel =(Xi /Xw )・XD50
rel =(Yi /Yw )・YD50
rel =(Zi /Zw )・ZD50 (式1)
となる。与えられたLab値の三刺激値をXi i i が白色(α=(Lw ,aw ,bw )の三刺激値Xw w w )の場合に、紙白補正後の三刺激値はXD50 D50 D50 となる。
中高濃度絶対技術では、目標絶対色値情報による色変化と相対変換技術を用いて紙白補正を施した色値情報(目標相対色値情報)による色変化とを、白から予め決められた範囲、ここでは白からDcovの範囲で合成する技術である。合成は、白では目標相対色値情報、Dcovでは目標絶対色値情報となるように変化させ、白からDcovの範囲以外では目標絶対色値情報とする。
図3は、中高濃度絶対技術を用いる場合の合成比の一例の説明図である。白からDcovの範囲での合成としては、目標絶対色値情報による色変化と目標相対色値情報による色変化を合成する際の合成比を、例えば色空間における紙白(基準白色値)からの距離に応じて変更すればよい。図3に示した例では、紙白値(距離=0)では目標絶対色値情報から得られる色値(絶対と表記)と目標相対色値情報から得られる色値(相対と表記)との合成比を0:100とし、距離がDcovの色値では合成比を100:0として、距離に応じた線形変換により合成比を設定している。この合成比に従って目標絶対色値情報から得られる値と目標相対色値情報から得られる値を合成し、中高濃度絶対技術により紙白補正した値を求めればよい。例えば、距離がDcov/4では、25:75、Dcov/2では、50:50の合成比で、それぞれの距離において目標絶対色値情報から得られる色値と目標相対色値情報から得られる色値とを合成すればよい。なお、この方法では距離がDcov以上の中高濃度領域の色値については、目標相対色値情報から得られる色値が採用されることから、紙白補正の影響を受けない。中高濃度絶対技術により紙白補正された後の目標絶対色値情報(目標紙白色値情報)の変化を太線で示している。紙白補正の方法として中高濃度絶対技術を用いる場合、目標色値紙白補正部1では上述の紙白補正処理により目標紙白色値情報を得ることになる。
図2(B)には、装置絶対色値情報、相対変換技術により紙白補正を施した装置絶対色値情報、中高濃度絶対技術により紙白補正を施した後の装置絶対色値情報の変化について、それぞれ白を原点とする色信号の変化とそれに伴う測色値の変化を、実線、細線、太線で示している。相対変換技術による紙白補正、中高濃度絶対技術による紙白補正については、目標絶対色値情報に対する紙白補正で上述した方法をそのまま用いている。
装置絶対色値情報では、白値はβであり、目標絶対色値情報における白値であるαとは異なる場合がある。紙白補正の処理は、この異なる白値を基準白色値に補正する処理である。細線で示した相対変換技術、太線で示した中高濃度絶対技術によって、白値を基準白色値に合わせている。
図2(A)に太線で示した中高濃度絶対技術により紙白補正が施された目標絶対色値情報(目標紙白色値情報)と、図2(B)に太線で示した中高濃度絶対技術により紙白補正が施された装置絶対色値情報を用い、求めた較正のための係数(較正のための関数)を図2(C)に示している。例えば色信号としてaが与えられた場合、目標とする出力装置において紙白補正後の色は図2(A)に太線で示した目標紙白色値情報からbの色である。このbを較正対象の出力装置で出力させるには、図2(B)に太線で示した紙白補正が施された装置絶対色値情報の曲線から、色信号としてcを与えればよいことになる。すなわち、色信号aが与えられた場合に、色信号cに補正して較正対象の出力装置に与えれば、目標の出力装置と同等の出力が得られることになる。このような与える色信号と補正後の色信号との対応関係、上述の具体例では色信号aと色信号cの対応関係を示したものが図2(C)に示した関数である。このような関数を表す情報が較正のための係数である。
中高濃度絶対技術を用いて紙白補正を行って得た較正のための係数を用いて補正すれば、目標絶対色値情報を取得する際と装置絶対色値情報を取得する際とで下地となった紙の白色(色度)が異なっていても、ハイライト部分では白色の違いを除去した較正が行われることになる。また、ハイライト部分以外では実測値に応じた較正が行われることになる。
図4は、中高濃度絶対技術を用いて得られる目標絶対色値情報及び装置絶対色値情報の一例と再現開始値との関係の一例の説明図である。図4に示した各曲線は、図2に示したものである。ここでは、目標とする出力装置で白から色信号を変化させてゆき、色信号aにおいて色の変化が視認されるものとしている。例えば目標絶対色値情報から白色をαとし、色信号aの場合に出力される色がγであるとすると、αとβの色差ΔEが生じないと色が視認されないことになる。この色差ΔEを再現開始色差とし、色信号aを再現開始値とする。一方、較正対象の出力装置でも、白から再現開始色差ΔEが生じた色において色の変化が視認されることになる。装置絶対色値情報から白色をβとし、このβから再現開始色差ΔEだけ離れた色をδとすると、図4(B)より、この色δを出力するために較正対象の出力装置に与える色信号はdである。すなわち、色信号を白から色信号dまで変化させると、ようやく色の変化が視認されることになる。この色信号dが較正対象の出力装置における再現開始値となる。
図2で説明したように、目標とする出力装置における再現開始値aに対する補正後の値はcである。しかし、この例においては、色信号cでは白からの色差が再現開始色差ΔEまで得られていない。そのため、色信号aを与えた場合に目標とする出力装置では視認される色再現がなされるが、補正後の色信号cを較正対象の出力装置に与えても、視認される色再現は行われないことになる。図4に示した例では、色信号fを与えた場合に色信号dに補正され、視認される色再現がなされ、色信号aからfの区間では、目標とする出力装置では再現されても、較正対象の出力装置では補正したにもかかわらず、視認される色再現は行われない。
このような再現開始値の違いによる不具合を解消するように、再現開始値情報取得部2を設け、この再現開始値情報取得部2で取得した再現開始値情報を用いた紙白補正を装置色値紙白補正部3において行っている。以下、その処理の一例について説明する。
図5は、再現開始値を考慮した紙白補正処理及び較正係数の算出の一例の説明図である。図5(A)は図2(A)、図4(A)に示したものであり、目標絶対色値情報の変化を実線で、相対変換技術により紙白補正を施した目標絶対色値情報の変化を細線で、中高濃度絶対技術により紙白補正を施した後の目標絶対色値情報(目標紙白色値情報)の変化を太線で、それぞれ示している。太線で示した目標紙白色値情報は、目標色値紙白補正部1において取得される。また、図5(B)において実線で示した装置絶対色値情報の変化と、細線で示した相対変換技術により紙白補正を施した装置絶対色値情報の変化については、図2(B)、図4(B)に示したものである。
再現開始値を考慮した較正を行う場合、基本的には、目標とする出力装置における再現開始値において再現される色が、較正対象の出力装置における再現開始値で再現されるように較正すればよい。例えば図5においては目標とする出力装置における再現開始値がaであるので、この再現開始値aにおける紙白補正後の色bが、較正対象の出力装置における再現開始値dでの紙白補正後の色となればよい。
図2(B)、図4(B)で太線で示した再現開始値を考慮せずに中高濃度絶対技術により紙白補正を施した場合の目標絶対色値情報の変化を、図5(B)においては破線で示している。較正対象の出力装置における再現開始値dでの中高濃度絶対技術により紙白補正を施した場合の色はeであったが、この色がdとなるように、装置絶対色値情報に対して紙白補正を行えばよい。
この処理のために、再現開始値情報取得部2は、目標とする出力装置における再現開始値aを目標再現開始値として取得するとともに、再現開始色差ΔEを取得する。これには、目標絶対色値情報を用いて白色の色信号を与えた際の色αと再現開始値aの際の色γを求めれば、その色差として再現開始色差ΔEが得られる。さらに、再現開始値aにおける紙白補正後の色値bを、目標紙白色値情報から算出しておく。また、較正対象の出力装置において、白色の色信号を与えた際の色β(紙白)から再現開始色差ΔEとなる色δが出力される色信号dを、装置絶対色値情報から求めて装置再現開始値とする。この装置再現開始値と、目標とする出力装置における再現開始点aでの紙白補正後の色値bとを、再現開始値に関する情報として装置色値紙白補正部3に渡す。
装置色値紙白補正部3では、装置再現開始値dでの紙白補正後の色値が色値bとなるように、装置絶対色値情報に対して紙白補正を行い、装置紙白色値情報を得る。得られた装置紙白色値情報の変化を、図5(B)において太線で示している。
上述のように、中高濃度絶対技術ではハイライト部分において与えられた色値情報とその色値情報に対して相対変換技術を用いて紙白補正を施した色値情報とを、例えば図3に示した合成比に応じて合成したものである。ここでも、装置再現開始値dで色値bが得られるように合成比を設定すれば、装置紙白色値情報が得られる。
図6は、装置紙白色値情報を求める際の合成比の一例の説明図である。図6に示した例では、紙白値(距離=0)では装置絶対色値情報から得られる色値(絶対と表記)と、相対変換技術を用いて補正した装置絶対色値情報から得られる色値(相対と表記)との合成比を0:100とし、距離がDcovの色値では合成比を100:0とするとともに、距離がdの場合に色値bが得られる合成比としてp:qを設定している。そして、距離が0以上d以下の範囲で線形変換により合成比を設定し、また距離がd以上Dcov以下の範囲でも、その範囲における線形変換により合成比を設定している。この合成比に従って装置絶対色値情報から得られる値と、相対変換技術を用いて補正した装置絶対色値情報から得られる値を合成し、装置絶対色値情報を紙白補正した装置紙白色値情報を求めればよい。
図5(A)に太線で示した中高濃度絶対技術により目標絶対色値情報に対して紙白補正を施して得られた目標紙白色値情報と、図5(B)に太線で示した再現開始値を考慮して装置絶対色値情報に紙白補正を施して得られた装置紙白色値情報を用い、求めた較正のための係数(較正のための関数)を図5(C)に示している。例えば色信号としてaが与えられた場合、目標とする出力装置において紙白補正後の色は図5(A)に太線で示した目標紙白色値情報からbの色である。このbを較正対象の出力装置で出力させるには、図5(B)に太線で示した紙白補正が施された装置絶対色値情報の曲線から、色信号としてdを与えればよいことになる。すなわち、色信号aが与えられた場合に、色信号dに補正して較正対象の出力装置に与えれば、目標とする出力装置での出力であるbが得られることになる。この場合、目標とする出力装置では再現開始値aで白から色の変化が視認されるが、較正対象の出力装置においても、補正された色信号dが再現開始値であることから、白からの色の変化が視認されることになる。図5(C)に示す、与えた色信号と補正後の色信号との対応関係を示す情報を、較正のための係数として色較正係数算出部4で得ればよい。例えば、関数を表す係数や、対応表などの形態で較正のための係数を算出するなど、従来から較正のために得ている情報を算出すればよい。
上述の説明では、基本的な紙白補正方法として中高濃度絶対技術を用い、再現開始値に応じて合成比を設定して用いる場合について説明した。これに限らず、紙白補正方法として例えば相対変換技術を基本として用いてもよく、その場合には、較正対象の出力装置における再現開始値での補正後の値を、目標とする出力装置における再現開始点における補正後の値となるようにし、その前後での変換比率を変更すればよい。もちろん、そのほかの紙白補正技術についても、このような再現開始点における補正値を合わせるように補正すればよい。
図7は、本発明の色変換装置の実施の一形態を示す構成図である。図中、11は色変換部、12は補正部である。色変換部11は、出力装置に与えた色信号と出力された色とを対にした色値情報の集合を基本情報として、その基本情報をもとに作成された色変換モデルを用いて色変換を行う。色値情報は、例えば出力装置に対して色信号を与え、出力装置から出力される色を測色することにより、与えた色信号と測色値との対が得られる。この対を色値情報とすればよい。色信号についてはCMYやCMYK、RGBなどの出力装置に依存した色空間における種々の色信号でよく、測色値は、装置に依存しない色空間における色値であり、ここでは一例としてCIELAB色空間における色値とするが、これに限られるものではない。色値情報から、出力装置に依存した色空間の色信号から、装置に依存しない色空間の色値への対応関係が得られる。色変換モデルでは、色値情報の関係を逆に用い、装置に依存しない色空間の色値から出力装置に依存した色空間の色信号を得るモデルを作成しておく。なお、上述の本発明の色較正係数算出装置の実施の一形態で使用した目標絶対色値情報を基本情報として用いてもよい。基本情報から色変換モデルを作成する方法については、従来より種々の方法が提案されており、いずれの方法を用いてもよい。一例としては、特開平10−262157号公報に記載されている重み付け回帰演算による方法を用いるとよい。
補正部12は、実際に色を出力させる出力装置を較正対象として、本発明の色較正係数算出装置の実施の一形態で説明した方法により算出された較正のための係数を用いて、色変換部11による色変換結果を補正する。
上述の較正においては、装置非依存色空間の色値が色変換部11に与えられて出力装置に依存した色空間の色信号に変換される。その色信号は補正部12により補正され、出力装置へ渡されて色が出力されることになる。補正部12では、本発明の色較正係数算出装置の実施の一形態で説明したように、目標とする出力装置の出力特性に補正されているとともに、再現開始値での色再現についても補正されており、目標とする出力装置に較正された色出力が得られる。
このように、補正部12では目標とする出力装置の出力特性及び再現開始値での色再現についても補正しているが、色変換部11で色変換を行う際の変換誤差によっては、補正部12で意図した補正が行われない場合がある。そのため、色変換部11において用いる色変換モデルは、補正部12による補正の意図が反映されるように、ハイライト部分では通常よりも変換誤差が少なくなるように作成しておくとよい。
図8は、色変換モデルの一例における基本情報と変換結果の一例の説明図である。色変換モデルを求める方法の一例として、例えば重み付け回帰演算による方法を用いることとし、基本情報の色値情報を丸印で、使用する重み関数を実線で、得られた色変換モデルによる変換結果の一例を太線で、それぞれ示している。
図8(A)及び(B)には一律に重み関数を用いた場合の色値情報と変換結果の一例を示しており、図8(A)において円で囲んだハイライト部分について、図8(B)に示している。重み付け回帰演算による方法では、各色値情報に対して重み付けを行うことにより、測色値のばらつきを抑えている。そのため、図8(B)に示すように、色変換モデルを用いた変換結果の変化は、与えられた色値情報が正しくても、その色値情報を通るわけではなく、誤差が生じる。
上述の再現開始値での色再現まで補正する場合、少なくともハイライト部分についての色変換誤差を図8(A)、(B)に示した場合に比べて低減するとよい。そのための方法の一例としては、ハイライト部分に色値情報を追加して色変換モデルを作成すればよい。図8(C)には色値情報を追加した場合を示しており、重み付け回帰演算の際に、追加した色値情報の影響も反映されることになる。そのため、色変換モデルによる変換結果は、色値情報を追加しない場合に比べて各色値情報に対する追従性が向上して誤差も低減する。
また別の方法として、少なくともハイライト部分について、各色値情報に追従させるように重み関数を変更することが考えられる。例えば重み関数の半値幅をハイライト部分以外よりも狭くすることにより、重み関数を変更しない場合に比べて他の色値情報の影響が減少し、色変換モデルによる変換結果はハイライト部分の色値情報に追従するようになる。この場合の一例を図8(D)に示している。
重み関数を変更した場合、測色値の誤差に影響されてしまう場合や、色値情報が他の色領域よりも少ない領域では色変換モデルによる変換結果が図8(E)に示すようにガタついてしまう場合がある。このような場合には、上述した色値情報を追加する方法を併用するとよい。これにより、図8(F)に示すガタつきのない色変換モデルの変換結果が得られる。
このように、色変換モデルを作成する際に基本情報に対する色値情報の追加や重み関数の変更などを少なくともハイライト部分で行っておけば、そのようなことを行わない場合に比べてハイライト部分での変換誤差が減少する。従って、補正部12によって、目標とする出力装置の出力特性への補正とともに、再現開始値での色再現の補正についても反映され、目標とする出力装置に較正された色出力が得られることになる。
ここでは重み付け回帰演算による方法を用いた場合について説明したが、このほかの方法を用いて色変換モデルを作成する場合についても、ハイライト部分について色値情報を追加し、あるいは色値情報への追従性を改善して、他の部分よりも色変換精度を上げておくとよい。また、図7に示した構成では色変換部11と補正部12とを別に示しているが、補正部12による補正をも含む色変換モデルを作成しておき、色変換を行ってもよいことは言うまでもない。
図9は、本発明の色較正係数算出装置の実施の一形態及び色変換装置の実施の一形態で説明した機能をコンピュータプログラムで実現した場合におけるコンピュータプログラム及びそのコンピュータプログラムを格納した記憶媒体とコンピュータの一例の説明図である。図中、21はプログラム、22はコンピュータ、31は光磁気ディスク、32は光ディスク、33は磁気ディスク、34はメモリ、41はCPU、42は内部メモリ、43は読取部、44はハードディスク、45はインタフェース、46は通信部である。
上述の本発明の色較正係数算出装置の実施の一形態及び色変換装置の実施の一形態として説明した各部の機能の全部または部分的に、コンピュータが実行するプログラム21によって実現してもよい。その場合、そのプログラム21およびそのプログラムが用いるデータなどは、コンピュータによって読み取られる記憶媒体に記憶させておけばよい。記憶媒体とは、コンピュータのハードウェア資源に備えられている読取部43に対して、プログラムの記述内容に応じて、磁気、光、電気等のエネルギーの変化状態を引き起こして、それに対応する信号の形式で、読取部43にプログラムの記述内容を伝達するものである。例えば、光磁気ディスク31,光ディスク32(CDやDVDなどを含む)、磁気ディスク33,メモリ34(ICカード、メモリカード、フラッシュメモリなどを含む)等である。もちろんこれらの記憶媒体は、可搬型に限られるものではない。
これらの記憶媒体にプログラム21を格納しておき、例えばコンピュータ22の読取部43あるいはインタフェース45にこれらの記憶媒体を装着して、コンピュータからプログラム21を読み出し、内部メモリ42またはハードディスク44(磁気ディスクやシリコンディスクなどを含む)に記憶し、CPU41によってプログラム21を実行し、上述の本発明の色較正係数算出装置の実施の一形態及び色変換装置の実施の一形態として説明した機能が全部又は部分的に実現される。あるいは、通信路を介してプログラム21をコンピュータ22に転送し、コンピュータ22では通信部46でプログラム21を受信して内部メモリ42またはハードディスク44に記憶し、CPU41によってプログラム21を実行して実現してもよい。
コンピュータ22には、このほかインタフェース45を介して様々な装置が接続されていてもよい。例えば出力装置がインタフェース45を介して接続され、色変換し、補正を施した色信号に基づいて出力装置で色再現するように構成してもよい。また、例えば情報を受け付ける受付手段等も接続されていてもよい。なお、各構成が1台のコンピュータにおいて動作する必要はなく、処理段階に応じて別のコンピュータにより処理が実行されてもよい。もちろん、本発明の色較正係数算出装置の実施の一形態として説明した機能と、本発明の色変換装置の実施の一形態として説明した機能とが別のコンピュータにより処理が実行されてよいことは言うまでもない。
1…目標色値紙白補正部、2…再現開始値情報取得部、3…装置色値紙白補正部、4…色較正係数算出部、11…色変換部、12…補正部、21…プログラム、22…コンピュータ、31…光磁気ディスク、32…光ディスク、33…磁気ディスク、34…メモリ、41…CPU、42…内部メモリ、43…読取部、44…ハードディスク、45…インタフェース、46…通信部。

Claims (6)

  1. 較正の目標とする出力装置における色値の情報である目標絶対色値情報に対して紙白の補正を行い目標紙白色値情報を得る目標色値紙白補正手段と、前記目標絶対色値情報をもとに目標とする出力装置で白から色再現が開始される値である目標再現開始値までの色差である再現開始色差を求め較正対象の出力装置の現状の出力状態の色値の情報である装置絶対色値情報をもとに前記較正対象の出力装置で白からの色差が前記再現開始色差となる値を装置再現開始値とするとともに前記目標色値紙白補正手段で得た目標紙白色値情報から前記目標再現開始値での補正値を取得する再現開始値情報取得手段と、前記装置再現開始値での補正後の値が前記目標再現開始値での補正値となるように前記装置絶対色値情報に対して紙白の補正を行い装置紙白色値情報を得る装置色値紙白補正手段と、前記目標紙白色値情報と前記装置紙白色値情報から色値を較正するための係数を算出する色較正係数算出手段を有することを特徴とする色較正係数算出装置。
  2. 出力装置に与えた色信号と出力された色とを対にした色値情報の集合を基本情報として該基本情報をもとに作成された色変換モデルを用いて色変換を行う色変換手段と、前記出力装置を較正対象として請求項1に記載の色較正係数算出装置により算出された較正のための係数を用いて前記色変換手段による色変換結果を補正する補正手段を有することを特徴とする色変換装置。
  3. 前記色変換モデルは、ハイライト部分の色値情報を前記基本情報に追加して作成されたものであることを特徴とする請求項2に記載の色変換装置。
  4. 前記色変換モデルは、ハイライト部分については他の領域よりも色値情報に追従させたものであることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の色変換装置。
  5. コンピュータに、請求項1に記載の色較正係数算出装置の機能を実行させるものであることを特徴とする色較正係数算出プログラム。
  6. コンピュータに、請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の色変換装置の機能を実行させるものであることを特徴とする色変換プログラム。
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