JP2013175931A - 伝送装置、伝送システム及び伝送プログラム - Google Patents

伝送装置、伝送システム及び伝送プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】トラフィック量に応じて信号伝送に必要な機能を動作させ、不要な機能については電源OFFとして消費電力の低減を図り、トラフィック量に応じて回線調整を行なうことができるようにする。
【解決手段】本発明の伝送装置は、複数の信号処理手段が入力フレームのフレーム長を求め、複数の信号処理手段のフレーム総量を求め、フレーム総量の大きさに応じて伝送する必要回線数を判定する判定手段を備える。そして、スイッチ制御手段が、必要回線数に応じて、スイッチ手段における方路設定を行い、電源制御手段が、判定手段による判定結果と、スイッチ制御手段による方路設定に基づいて、第2ポートから信号が与えられる伝送信号変換手段に対しては電源ONとし、そうでない伝送信号変換手段に対しては電源OFFとする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、伝送装置、伝送システム及び伝送プログラムに関し、例えば、クライアントネットワークから受信したフレーム信号を光多重化して光伝送を行なう伝送装置、伝送システム及び伝送プログラムに適用し得るものである。
特許文献1には、ITU−TのG.709で規定されたOTN(Optical Transport Network)フレームのペイロード部分にクライアント信号をマッピングし、OTNレイヤのODUk(Optical Channel Data Unit−k)サブレイヤでクロスコネクトを行うクロスコネクト装置を用いることで、クライアント信号のフレームに対して、無依存かつ非干渉なネットワークを構築する技術が記載されている。これによって、SDH(Synchronous Digital Hierarchy)/SONET(Synchronous Optical Network)/10GbE(10Gigabit Ethernet)等のクライアント信号に対して、複数キャリア間のような管理系の異なるネットワークを経由したクリアチャネルサービスの提供が可能となるというものである。
特許文献2には、ITU−TのG.7041で規定されているGFP(Generic Framing Procedure)技術のフレームレイヤを利用して、OTNやSDHのトランスポートネットワーク上で柔軟なネットワーク設計をするためのGFPフレームレイヤにおけるプロテクション・スイッチ・システムに関する技術が記載されている。
特許文献3には、メイン基地局と1又は複数のリモート無線ユニットと間の信号伝送処理方法及び基地局通信システムに関するものである。SDH/OTNを使用して送信されるデジタル無線信号データ・ストリーム及び帯域内制御シグナリング・ストリーミングは、汎用フレーミング調整GFPフレーミングとして形成され、STM−N/OTN−nフレームにマッピングされ、それによってデジタル無線信号データ・ストリーム及び帯域内制御シグナリング・ストリームを多重化してSDH/OTNに基づく送信を実現することが特許文献3に記載されている。これによって、特別な伝送ネットワーク無しにリモート無線ユニットとメイン基地局との間の無線信号が効果的に実現され、信号伝送管理及び保守操作及びネットワーク構築のコストが低減されるというものである。しかしこの文献では帯域内制御シグナリングストリーミングを多重化しSDH/OTNフレームで伝送する記載はあるものの、トラフィック量によって主信号の伝送帯域を制御する記載はない。
特許文献4には、GFP技術に基づいてRRU(Remote Radio Unit)とBTS(Base Transceiver station)との間でデジタル無線信号を伝送する方法が記載されている。これにより、特定の伝送技術の必要なしに、SDH/OTN伝送ネットワーク技術を直接使用して、RRUとメインBTSとの間のデジタル無線信号伝送を実現し、信号伝送に必要とされる管理及び保守業務並びにネットワーキング費用を削減するというものである。
図2は、光通信システムの概略的な構成を示す構成図である。図2に例示する光通信システム100は、クライアントネットワーク側のレイヤ2スイッチ(L2SW)120−1及び120−2と、光波長多重伝送装置110−1及び110−2とを備える。
L2SW120−1及び120−2は、N本のギガビットイーサネット(GbE、イーサネットは登録商標)を収容してクライアント側と接続しており、又M本の10ギガイーサネット(10GbE)を収容して光波長伝送装置110−1及び110−2と接続している。
また、光波長伝送装置110−1及び110−2は、M本の10GbEを収容してL2SW120−1及び120−2と接続すると共に、対向する光波長伝送装置に対して、ITU−T G.709規定のOTNシステムによって多重されOTU2(10.7G)の信号をL波に光波長多重して光伝送を行なっている。
図3は、L2SW120(120−1及び120−2)の内部構成を示す内部構成図である。図3に示すように、L2SW120は、GbEを終端するGbE終端部121−1〜121−Nを有しており、クライアント側からフレームを受信すると、L2スイッチ部122がスイッチングを行なう。例えば、GbEが40本(N=40)である場合、L2スイッチ部122は40個のポートから入力されたフレームを4個のポートから出力する。これにより、4本の10GbEを用いて、10GbE終端部123−1〜123−4(M=4)が多重化信号を送信する。
図4は、従来の光波長多重伝送装置110(110−1及び110−2)の内部構成を示す内部構成図である。ここでは、10GbE×M(M=4)の例を示している。
入力されたイーサネット信号が10GbE終端部21に与えられると、10GbE終端部21はIEEE802.3ae規定に基づき信号処理を行ない、イーサフレーム22に分離する。このイーサフレーム22は、ITU−T G.7041勧告規定に基づき、GFPマッピング部23によりGFPフレームにマッピングされる。さらに、このGFPフレームは、ITU−T G.709勧告規定に基づき、OPU0/ODU0マッピング部24により、OPUk→ODUkにマッピングされる。ここではODUk(k=0)にマッピングされることとする。
例えば、信号処理部2−1においては、10GbEの信号は、最大ODU0×8のフレームにマッピングされる。図4では、4個の信号処理部2−1〜2−4を有する場合を示しているので、10GbE×4の信号が入力されるため、最大ODU0×32のフレームがマッピングされることとなる。
監視制御部7は、クロスコネクト3に対して、どのポートに出力するかを設定する。これにより、最大32のODU0信号は、クロスコネクト3によりODU0単位で設定されたポートから出力される。この監視制御部7によるクロスコネクト3の設定は、ODU0単位で、4つのOTU2(10.7G)のコンテナに乗せるかの方路設定するためである。なお、1つのOTU2には、最大8つのODU0がマッピングすることができる。これは、ITU−T G.709勧告に規定されている。
その後、OTU2信号は、電気/光変換部5−1〜5−4によってそれぞれの波長(λ1〜λ4)に変換され、光多重分離部6によって波長多重されて伝送路に出力される。
なお、図2において、光波長多重伝送値110−1からの光多重信号を受信した光波長多重伝送装置110−2は、光多重分離部6が、受信した光多重信号を分離して、上述した説明と逆の動作を実行して、10GbEのイーサネット信号をL2SW120−2に出力する。
特開2003−188919号公報 特開2010−10995号公報 特表2007−533179号公報 特表2008−506321号公報
しかしながら、上述した従来の光波長多重伝送装置110において、L2SW120からのイーサネット信号のトラフィック量が多い場合でもあるいは少ない場合でも、クロスコネクト3と、これに接続するODU2/OTU2マッピング部4と、電気/光変換部5とが全て常時動作しているとの問題があった。
また、イーサネット信号のトラフィック量に応じて、光波長多重伝送装置同士が、伝送動作に必要な回線調整を行ない、ネットワーク全体での効率的な資源利用を行なうことが重要な課題となっている。
上述した特許文献1〜特許文献4の記載技術は、装置間で帯域制御を行うものではない。また、特許文献3には、帯域内制御シグナリングストリーミングを多重化し、SDH/OTNフレームで伝送することについて記載があるが、トラフィック量によって主信号の伝送帯域を制御するものではない。
そのため、トラフィック量に応じて信号伝送に必要な機能を動作させ、不要な機能については電源OFFとして消費電力の低減を図ることができ、かつ、トラフィック量に応じて動作に必要な回線調整を光伝送装置間で行なうことができる伝送装置、伝送システム及び伝送プログラムが求められている。
かかる課題を解決するために、(1)それぞれの接続回線から入力されるフレームに対して信号処理を行なうと共に、入力フレームのフレーム長を求める複数の信号処理手段と、(2)複数の信号処理手段の接続回線に対して第1ポートが割り当てられており、各信号処理手段からの信号を、第1ポートを介して入力して方路に応じて第2ポートに出力するスイッチ手段と、(3)それぞれスイッチ手段の第2ポートが割り当てられてあり、第2ポートから与えられる信号を伝送信号に変換する複数の伝送信号変換手段と、(4)複数の伝送信号変換手段からの伝送信号を多重化伝送する多重化伝送手段と、(5)複数の信号処理手段により求められるフレーム長に基づいて、入力フレームのフレーム総量を求めるフレーム総量算出手段と、(6)フレーム総量の大きさに応じて、対向装置に向けて伝送する必要回線数を判定する判定手段と、(7)判定手段により判定される必要回線数に応じて、スイッチ手段における方路設定を行なうスイッチ制御手段と、(8)判定手段による判定結果と、スイッチ制御手段による方路設定に基づいて、第2ポートから信号が与えられる伝送信号変換手段に対しては電源ONとし、第2ポートから信号が与えられない伝送信号変換手段に対しては電源OFFとする電源制御手段とを備えることを特徴とする伝送装置である。
第2の本発明は、それぞれの接続回線から入力されるフレームに対して信号処理を行なうと共に、入力フレームのフレーム長を求める複数の信号処理手段と、複数の信号処理手段の接続回線に対して第1ポートが割り当てられており、各信号処理手段からの信号を、第1ポートを介して入力して方路に応じて第2ポートに出力するスイッチ手段と、それぞれスイッチ手段の第2ポートが割り当てられてあり、第2ポートから与えられる信号を伝送信号に変換する複数の伝送信号変換手段と、複数の伝送信号変換手段からの伝送信号を多重化伝送する多重化伝送手段とを備える第1の伝送装置と第2の伝送装置との間で行なう伝送システムにおいて、(A)第1の伝送装置が、(A−1)複数の信号処理手段により求められるフレーム長に基づいて、入力フレームのフレーム総量を求め、フレーム総量の大きさに応じて、対向装置に向けて伝送する必要回線数を判定し、(A−2)必要回線数に応じて、スイッチ手段における方路設定を行ない、(A−3)必要回線数と、スイッチ手段における方路設定に基づいて、第2ポートから信号が与えられる伝送信号変換手段に対しては電源ONとし、第2ポートから信号が与えられない伝送信号変換手段に対しては電源OFFとし、(A−4)少なくとも、スイッチ手段における方路設定を含む帯域制御情報を生成し、その生成される帯域制御情報を伝送信号に挿入して対向装置に伝送し、(B)第2の伝送装置が、(B−1)伝送信号変換手段が、対向装置から受信する伝送信号に含まれる帯域制御情報を抽出し、(B−2)抽出された帯域制御情報に基づいて、対向装置から要求される方路設定を検出し、(B−3)検出される方路設定に基づいて、スイッチ手段における方路設定を行なうことを特徴とする伝送システムである。
第3の本発明は、それぞれの接続回線から入力されるフレームに対して信号処理を行なうと共に、入力フレームのフレーム長を求める複数の信号処理手段と、複数の信号処理手段の接続回線に対して第1ポートが割り当てられており、各信号処理手段からの信号を、第1ポートを介して入力して方路に応じて第2ポートに出力するスイッチ手段と、それぞれスイッチ手段の第2ポートが割り当てられてあり、第2ポートから与えられる信号を伝送信号に変換する複数の伝送信号変換手段と、複数の伝送信号変換手段からの伝送信号を多重化伝送する多重化伝送手段とを備える伝送装置を、(1)複数の信号処理手段により求められるフレーム長に基づいて、入力フレームのフレーム総量を求めるフレーム総量算出手段、(2)フレーム総量の大きさに応じて、対向装置に向けて伝送する必要回線数を判定する判定手段、(3)判定手段により判定される必要回線数に応じて、スイッチ手段における方路設定を行なうスイッチ制御手段、(4)判定手段による判定結果と、スイッチ制御手段による方路設定に基づいて、第2ポートから信号が与えられる伝送信号変換手段に対しては電源ONとし、第2ポートから信号が与えられない伝送信号変換手段に対しては電源OFFとする電源制御手段として機能させることを特徴とする伝送プログラムである。
本発明によれば、トラフィック量に応じて信号伝送に必要な機能を動作させ、不要な機能については電源OFFとして消費電力の低減を図ることができ、かつ、トラフィック量に応じて動作に必要な回線調整を光伝送装置間で行なうことができる。
実施形態に係る光波長多重伝送装置の内部構成を示す内部構成図である。 光通信システムの概略的な構成を示す構成図である。 光通信システムを構成するL2SWの内部構成を示す内部構成図である。 従来の光波長多重伝送装置の内部構成を示す内部構成図である。 実施形態に係るマッピングを説明する説明図である。 ODUフレームとOTUフレームの構成を示す構成図である。 実施形態に係る光波長多重伝送装置に入力されるイーサフレーム総量の例を示す図である。 図7に示すA〜Gの状態における、監視制御部の動作制御の様子を説明する説明図である。 実施形態に係る光波長多重伝送装置間の情報伝送方法を示すシーケンス図である。 実施形態に係るGCCOのフォーマットを示す構成図である。 実施形態の光波長多重伝送装置における動作を説明する説明図である。 実施形態の光波長多重伝送装置における別の動作を説明する説明図である。
(A)実施形態
以下では、本発明の伝送装置、伝送システム及び伝送プログラムの第1の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
(A−1)実施形態の構成
この実施形態は、通信端末間で授受されるイーサネット信号(通信信号)を、光伝送装置同士が光ネットワーク上で光波長多重により伝送する光伝送システム(OTN:Optical Transport Network)に、本発明を適用する場合を例示する。
この実施形態の光伝送システムは、従来と同様に図2に例示する構成を適用することができる。すなわち、光伝送システム10は、L2SW120−1及び120−2と、光波長多重伝送装置10−1及び10−2とを有して構成される。
L2SW120−1及び120−2は、図示しない複数の通信端末からの通信信号を統計多重して、光波長多重伝送装置10−1及び10−2に送信したリ、逆に光波長多重伝送装置10−1及び10−2からの信号を分離して対応する通信端末に送信したりするものである。
L2SW120−1及び120−2は、クライアントである通信端末側にN本のGbEを収容しており、光波長多重伝送装置10−1及び10−2側にM本の10GbEを収容しているものである。
光波長多重伝送装置10−1及び10−2は、L2SW120−1及び120―2を介して入力されたイーサネット信号(通信信号)を光波長多重して、光ファイバ回線の伝送路に出力するものである。光波長伝送装置10−1及び10−2は、L2SW120−1及び120−2と接続する10GbEをM本収容すると共に、対向する光波長伝送装置に対して、ITU−T G.709規定のOTNシステムによって多重されOTU2(10.7G)の信号をL波に光波長多重して光伝送を行なっている。
図1は、この実施形態の光波長多重伝送装置10(10−1及び10−2)の内部構成を示す内部構成図である。なお、図1では、最大で4本(N=4)の10GbEを収容し、最大で4波(L=4)の光波長多重化を行なうものとする。勿論、光波長多重数は限定されるものではない。また、接続回線の帯域も限定されるものではない。
図1において、光波長多重伝送装置10は、4個の信号処理部2−1〜2−4、クロスコネクト3、ODU2/OTU2マッピング部4−1〜4−4、電気/光変換部5−1〜5−4、光多重分離部6、監視制御部1を少なくとも有して構成されるものである。
信号処理部2−1〜2−4は、光波長多重伝送装置10が収容する10GbEにより入力されたイーサネット信号に対して信号処理を施すものである。なお、信号処理部2−1〜2−4はいずれも同等の信号処理を行なうものであり、図1では、これらの代表として信号処理部2−1の内部構成を示している。
図1に示すように、信号処理部2−1〜2−4は、10GbE終端部21、GFPマッピング部23、OPUO/ODU0マッピング部24、イーサフレームカウンター部25を少なくとも有するものである。
10GbE終端部21は、IEEE802.3aeの規定に基づいて、回線を通じて入力されたイーサネット信号からイーサフレーム22を分離するものである。
GFPマッピング部23は、10GbE終端部21により分離されたイーサフレーム22を、ITU−T G.7041勧告規定に基づいて、GFPフレームにマッピングするものである。
OPU0/ODU0マッピング部24は、GFPマッピング部23からのGFPフレームを、ITU−T G.709勧告規定に基づいて、OPUkにマッピングし、さらにOPUkにODUオーバヘッド(制御情報)が付与されて、ODUkが形成される。この実施形態では、ODUk(k=0)にマッピングされることとする。OPU0/ODU0マッピング部24は、形成したODUkをクロスコネクト3に与えるものである。
ここで、実施形態に係るマッピングは、図5を参照して説明する。
説明図である。図5において、クライアント信号はこの実施形態のイーサフレームに相当する。イーサフレームは、イーサフレームの宛先アドレス、送信元アドレス、長さ/タイプ、MACデータ、FCSが、GFPフレームのペイロードにマッピングされ、制御情報(OH)が付与される。また、図5において、GFPフレームは、ITU−T G.709勧告規定に基づいて、OPUのペイロードにマッピングされて制御情報(OH)が付与されて、OPUが形成される。
ここで、ODUフレームとOTUフレームの構成について図面を参照して説明する。図6は、ODUフレームとOTUフレームの構成を示す構成図である。
図6に示すように、ODUフレームは、OPUにODUオーバヘッド(制御情報)が付与されて形成される。また、OTUフレームは、ODUに誤り訂正バイト(FEC)が付与されて構成される。
ここで、ODUフレームの第1行目の1バイトから14バイトまでには、FAS及びOTUオーバヘッド(制御情報)が構成されている。このOUTオーバヘッドは、図6に示すように、SM(セッションモニタリング)チャネル、GCC0(汎用通信チャネル)、RESからなる。GCCOは、2バイトの汎用通信チャネルであり、終端装置である光波長多重伝送装置10間でクリアなチャネル接続が可能である。
イーサフレームカウンター部25は、10GbE終端部12からのイーサフレーム数をカウントして、そのカウント結果を監視制御部1に与えるものである。例えば、イーサフレームカウンター部25は、イーサフレームのフレーム長を計数し、そのフレーム長をイーサフレーム総量算出部11に与える。
クロスコネクト3は、信号処理部2−1〜2−4と接続するポート、ODU2/OTU2マッピング部4−1〜4−4と接続するポート及び監視制御部と接続するポートを少なくとも備え、ポートから入力された信号を、監視制御部1により設定されたポートから出力するものである。クロスコネクト3は、ODU0単位で実行される。
信号処理部2−1〜2−4と接続するポート(ここでは、入力側ポートともいう)は、ポート1〜8が信号処理部2−1と接続しており、ポート9〜16が信号処理部2−2と接続しており、ポート17〜24が信号処理部2−3と接続しており、ポート25〜32が信号処理部2−4と接続している。
また、ODU2/OTU2マッピング部4−1〜4−4と接続するポート(ここでは、出力側ポートともいう)は、ポート1〜8がODU2/OTU2マッピング部4−1と接続しており、ポート9〜16がODU2/OTU2マッピング部4−2と接続しており、ポート17〜24がODU2/OTU2マッピング部4−3と接続しており、ポート25〜32がODU2/OTU2マッピング部4−4と接続している。
ODU2/OTU2マッピング部4−1〜4−4は、クロスコネクト3のポートから出力されたODU0を、OTU2にマッピングするものである。1つのOTU2は、最大8個のODU0をマッピングすることができる。このマッピング方法は、例えば、ITU−T G709勧告に規定されている技術を適用することができる。なお、ODU2/OTU2マッピング部4−1〜4−4は、それぞれ、GCC0バイト挿入部及びGCC0バイト検出部を有する。
電気/光変換部5−1〜5−4は、電気信号を光信号に変換して光多重分離部6に与えたり、又光信号を電気信号に変換してODU2/OTU2マッピング部4−1〜4−4に与えたりするものである。電気/光変換部5−1〜5−4は、光波長変換するものであり、それぞれλ1〜λ4の波長に変換するものである。
光多重分離部6は、電気/光変換部5−1〜5−4により変換された波長λ1〜λ4を多重して伝送路に出力したり、又伝送路から入力された波長多重信号を分離して、電気/光変換部5−1〜5−4に与えたりするものである。
監視制御部1は、光波長多重伝送装置10における状態を監視して、クロスコネクト3、ODU2/OTU2マッピング部4−1〜4−4、電気/光変換部5−1〜5−4等の光波長多重オス値10の構成要素の動作を制御するものである。
図1に示すように、監視制御部1は、イーサフレーム総量算出部11、閾値判定部12、閾値設定部13、クロスコネクト設定部14、電源制御部15、GCC0バイト生成部16、GCC0バイト検出部17を少なくとも有する。
イーサフレーム総量算出部11は、信号処理部2−1〜2−4のイーサフレームカウンター部25からイーサフレームのカウント結果を収集して、その総量を求めるものである。
ここで、イーサフレーム総量とは、MACフレーム(例えば、64バイト〜1518バイト、オプションのVLANヘッダを利用する場合はVLANヘッダを含めた68〜1522バイト)のフレーム内バイト数の合計を算出したものである。
閾値判定部12は、イーサフレーム総量算出部11により求められたイーサフレーム総量と、閾値設定部13に格納される閾値と比較し、イーサフレーム総量が閾値以上であるか又は閾値未満であるかを判定するものである。また、閾値判定部12は、判定結果を、クロスコネクト設定部14、電源制御部15及びGCCOバイト生成部16に与えるものである。
閾値設定部13は、例えば、外部設定又は予め初期設定された閾値を格納するものである。
ここで、閾値は、1又は複数個の設定を行なうが、複数個の閾値を設定したほうが、イーサフレーム総量に応じて動作実行させる回線数を細かく分けることができる。
クロスコネクト設定部14は、閾値判定部12から判定結果を受け取り、その判定結果に基づいて当該光波長多重伝送装置10の必要な回線数を判断し、その必要な回線数に基づいて、クロスコネクトの入力側ポートと出力側ポートの設定を行なうものである。
電源制御部15は、ODU2/OTU2マッピング部4−1〜4−4及び電気/光変換部5−1〜5−4のうち、閾値判定部12からの判定結果に基づいて判断された必要な回線に対応するODU2/OTU2マッピング部4及び電気/光変換部5の電源をONにして、それ以外の不要な回線に対応するODU2/OTU2マッピング部4及び電気/光変換部5の電源をOFFにするものである。
GCC0バイト生成部17は、閾値判定部12からの判定結果に基づいて、ITU−T G.709で規定されている汎用チャネルGCC0のバイトを生成するものであり、その生成した汎用チャネルGCC0バイトをODU2/OTU2マッピング部4−1〜4−4に与えるものである。
この汎用チャネルGCC0は、図6に示すように、OTU0のオーバヘッドを構成するものであり、2バイトの情報である。GCC0バイト生成部17は、生成したGCC0バイトをODU2/OTU2マッピング部4−1〜4−4に与えることで、このGCC0バイトがOTU2のオーバヘッドに挿入される。
この実施形態において、汎用チャネルGCC0バイトは、対向する光波長多重伝送装置に対して、必要な回線数を要求する又は通知を行なう情報として利用される。
GCC0バイト検出部17は、対向する光波長多重伝送装置から受信したOTU2フレームのオーバヘッドに含まれるGCC0バイトを検出し、その検出結果をクロスコネクト設定部14に与えるものである。
(A−2)実施形態の動作
次に、実施形態に係る光波長多重伝送装置10における伝送処理の動作について図面を参照しながら詳細に説明する。
図7は、光波長多重伝送装置10に入力されるイーサフレーム総量の例を示す図である。なお、図7において、横軸は時間であり、縦軸はイーサフレーム総量を示す。
ここでは、監視制御部1の閾値設定部13には、3個の閾値が設定されており、閾値1は8Gbit/s、閾値2は18Gbit/s、閾値3は28Gbit/sであるとする。この値は外部設定から変更することが可能である。また、図7においては、時系列としてA〜Gの状態を示している。
図8は、A〜Gの状態における、監視制御部1の動作制御の様子を説明する説明図である。図8は、「イーサフレーム総量」、「判定結果」、「出力側クロスコネクト設定」、「スリープOFF(すなわち電源ON)」を有する。
例えば、図7の「A」の状態は、イーサフレーム総量が「閾値1:8Gbit/s」未満の状態である。このとき、図8に示すように、監視制御部1は、対向し合う光波長多重伝送装置10−1と光波長多重装置10−2との間に必要な帯域が10GBit/sの回線が1本(以下、10G×1回線と表記する)あればよいと判断する。
また、監視制御部1において、クロスコネクト設定部14は、クロスコネクト3の出力側ポートは「1〜8」を使用するように設定する。これにより、ODU2/OTU2マッピング部4−1が、クロスコネクト3から出力されるPDU0を最大ODU0×8にマッピングすることができる。
さらに、監視制御部1において、電源制御部15は、ODU2/OTU2マッピング部4−2〜4−4と、電気/光電気変換部5−2〜5−4の電源をOFFにする。すなわち、ODU2/OTU2マッピング部4−1及び電気/光電気変換部5−1のみを電源ONにする。このすることで、「A」の状態でも伝送に必要な回線数を判断し、その伝送に必要な回線数に応じて、ODU2/OTU2マッピング部4−1を動作させることができる。
また例えば、図7の「C」の状態は、イーサフレーム総量が「閾値1:8Gbit/s」以上の状態である。図8に示すように、監視制御部1は、対向し合う光波長多重伝送装置10−1と光波長多重装置10−2との間に必要な帯域が10G×2回線であると判断する。
そして、監視制御部1において、クロスコネクト設定部14は、クロスコネクト3の出力側ポートは「1〜16」を使用するように設定する。さらに、電源制御部15は、ODU2/OTU2マッピング部4−1及び4−2と、電気/光電気変換部5−1及び5−2の電源をONにし、それ以外のODU2/OTU2マッピング部4−3及び4−4と、電気/光電気変換部5−3及び5−4との電源をOFFにする。
また例えば、図7の「E」の状態は、イーサフレーム総量が「閾値3:28Gbit/s」以上の状態である。図8に示すように、監視制御部1は、対向し合う光波長多重伝送装置10−1と光波長多重装置10−2との間に必要な帯域が10G×4回線であると判断する。
そして、監視制御部1において、クロスコネクト設定部14は、クロスコネクト3の出力側ポートは「1〜32」を使用するように設定する。さらに、電源制御部15は、全てのODU2/OTU2マッピング部4−1〜4−4と、電気/光電気変換部5−1〜5−4の電源をONにする。
図9は、光波長多重伝送装置10−1と光波長多重伝送10−2との間の情報伝送方法を示すシーケンス図である。
図9において、光波長多重伝送装置10−1と光波長多重伝送装置10−2との間の情報伝送は、ITU−T G.709勧告で規定された汎用通信バイトGCC0(2バイト)を用いて行なう。なお、GCC0バイトに限定されるものではなく、装置間で伝送することができれば、他の未使用バイトやGCC1、GCC2バイトなどを使うことでも実現できる。
図9において、監視制御部1が、イーサフレーム総量が閾値1未満であると判定すると、ODU2/OTU2マッピング部4−1及び電気/光電気変換部5−1を電源ONにし、それ以外のものを電源OFFにする。また、クロスコネクト設定部14は、入力側ポート1,9,17,25から入力された信号を、出力側ポート1,2,3,4から出力することをクロスコネクト設定するものとする。
このとき、GCC0バイト生成部16は、上記監視制御部1における設定を、対向する光波長多重伝送装置10に通知するために、帯域制御情報であるGCC0バイトを生成し、その生成したGCC0をODU2/OTU2マッピング部4−1に与える。
ODU2/OTU2マッピング部4−1では、生成されたGCC0をOTU2オーバヘッドに挿入して電気/光変換部5−1に与え、光多重分離部6を介して、帯域制御情報を含む信号が対向する光波長多重伝送装置10−2に送信される(S101)。
ここで、図10は、GCCOのフォーマットを示す構成図である。図10に示すように、GCC0は、6ビットの搭載回線数、1ビットの帯域増加要求、帯域減少要求、帯域増加完了及び帯域減少完了、2ビットの使用回線数、未使用(予備ビット)を有して構成される。帯域増加要求及び帯域減少要求は、帯域制御情報の送信側の光波長多重伝送装置10のGCC0バイト生成部16が付与するものであり、帯域増加完了及び帯域減少完了は、帯域制御情報の受信側の光波長多重伝送装置10のGCC0バイト生成部16が付与するものである。
また、光波長多重伝送装置10−2では、ODU2/OTU2マッピング部4−1が、受信信号からGCC0バイト(帯域制御情報)を抽出してGCC0バイト検出部17に与える。GCC0バイト検出部17は、GCC0バイトの内容を検出し、その検出結果をクロスコネクト設定部14に与える。
クロスコネクト設定部14は、受信したGCC0バイトに基づいて、クロスコネクト設定を行なう。なお、光波長多重伝送装置10−2において、電源制御部15が、クロスコネクト設定に応じて、不必要な回線のODU2/OTU2マッピング部4及び電気/光制御部5の電源をOFFとするようにしてもよい。
そして、GCC0バイト生成部16が帯域制御設定完了情報であるGCC0バイトを生成し、ODU2/OTU2マッピング部4−1がOTU2を形成して、光波長多重伝送装置10−1に信号を送信する(S102)。
光波長多重伝送装置10−1及び10−2は、イーサフレーム総量と閾値との比較結果が変わるたびに、S101及びS102で説明したように、帯域制御情報であるGCC0バイトを含む信号を伝送する(S103〜S108)。
このように、光波長多重伝送装置10−1が光波長多重伝送装置10−2に対して回線(帯域)の増加又は減少を要求し、光波長多重伝送装置10−2が、その要求された設定を完了すると、その完了後に、光波長多重伝送装置10−2に設定完了通知を通知することでイーサフレーム総量の増減によって柔軟に回線(帯域)の増減を設定すると共に、不必要な回路部分の電源をOFFすることが可能となる。
図11は、実施形態の光波長多重伝送装置10−1における動作を説明する説明図である。
図11では、クロスコネクト3において、信号処理部2−1により入力イーサフレームをマッピングしたGFPフレームが「入力側ポート1」に入力し、信号処理部2−2により入力イーサフレームをマッピングしたGFPフレームが「入力側ポート9」に入力し、信号処理部2−3により入力イーサフレームをマッピングしたGFPフレームが「入力側ポート17」に入力し、信号処理部2−4により入力イーサフレームをマッピングしたGFPフレームが「入力側ポート25」に入力するものとする。
監視制御部1では、これらの入力側ポート1、9、17、25を出力側ポート1、2、3、4(5〜8は未使用)に接続されるようにクロスコネクト設定を実施する。これにより、信号処理部2−1〜2−4からのODU0信号が、ODU2/OTU2マッピング部4−1にマッピングすることができる。
図12は、実施形態の光波長多重伝送装置10−1における別の動作を説明する説明図である。
図12は、イーサフレーム総量が最大である場合を例示する。このとき、監視制御部1は、信号処理部2−1〜2−4のイーサフレームが最大8のOTU2(ODU0×32個)に収容されるようにするため、入力側ポート1〜32が出力側ポート1〜32に出力される用にクロスコネクト設定を行なう。さらに、監視制御部1は、ODU2/OTU2マッピング部4−1〜4−4、電気/光変換部5−1〜5−4の電源も全てONになるように制御することで光波長多重伝送装置10−1から光波長多重伝送装置10−2への伝送が可能となる。
(A−3)実施形態の効果
以上のように、この実施形態によれば、入力されるトラフィック量に応じて信号伝送に必要な機能を動作させ、不必要な機能の電源をOFFにすることができるため、装置の消費電力の低減が可能という効果が得られる。
更に対向する装置にトラフィック量に応じた動作必要な回線要求を伝送することでトラフィック量に応じて対向装置との回線(帯域)調整の自動化が可能となるためネットワーク運用費用の削減が可能という効果が期待できる。
(B)他の実施形態
(B−1)上述した実施形態では、通信端末間で授受されるイーサネット信号を、光ネットワーク上で光波長多重により伝送する光伝送システム(OTN)に、本発明を適用する場合を例示した。
実施形態では、GFPマッピング技術、OPUマッピング技術、ODUマッピング技術、OTUマッピング技術について既存の規格化技術を適用するものとして説明したが、上記のようなマッピング技術は、既存の規格化技術の拡張又は変更に応じて柔軟にかつ広く適用することができる。
また、実施形態では、説明便宜上、2台の光波長多重伝送装置間で光伝送を行なう場合を例示したが、PON等のように、1対多接続の光伝送装置にも適用することができる。
(B−2)上述した実施形態において、図8を用いて説明したクロスコネクト設定及び電源制御は、実施形態で説明した内容に限定されるものではない。フレーム総量に基づいて、クロスコネクト設定する出力ポートの選択、及び、そのクロスコネクト設定に応じたODU2/OTU2マッピング部4及び電気/光変換部5の電源制御は、運用に応じて設定することができる。
上述した実施形態では、閾値判定部が、イーサフレーム総量を判定する際に閾値を用いて判定するものとしたが、イーサネット総量に応じて出力ポートを選択することができれば、所定の演算式を用いてクロスコネクト設定を行なうようにしても良い。
(B−3)上述した実施形態では、光通信の光波長多重伝送装置に本発明を適用する場合を例示したが、多重化伝送システムであれば、光通信に限定されるものではない。
1…監視制御部、11…イーサフレーム総量算出部、12…閾値判定部、13…閾値設定部、14…クロスコネクト設定部、15…電源制御部、16…GCC0バイト生成部、17…GCC0バイト検出部、2−1〜2−4…信号処理部、3…クロスコネクト部、4−1〜4−4…ODU2/OTU2マッピング部、5−1〜5−4…電気/光変換部、6…光多重分離部。

Claims (5)

  1. それぞれの接続回線から入力されるフレームに対して信号処理を行なうと共に、入力フレームのフレーム長を求める複数の信号処理手段と、
    上記複数の信号処理手段の接続回線に対して第1ポートが割り当てられており、上記各信号処理手段からの信号を、第1ポートを介して入力して方路に応じて第2ポートに出力するスイッチ手段と、
    それぞれ上記スイッチ手段の第2ポートが割り当てられてあり、上記第2ポートから与えられる信号を伝送信号に変換する複数の伝送信号変換手段と、
    上記複数の伝送信号変換手段からの伝送信号を多重化伝送する多重化伝送手段と、
    上記複数の信号処理手段により求められるフレーム長に基づいて、入力フレームのフレーム総量を求めるフレーム総量算出手段と、
    上記フレーム総量の大きさに応じて、対向装置に向けて伝送する必要回線数を判定する判定手段と、
    上記判定手段により判定される必要回線数に応じて、上記スイッチ手段における方路設定を行なうスイッチ制御手段と、
    上記判定手段による判定結果と、上記スイッチ制御手段による方路設定に基づいて、上記第2ポートから信号が与えられる上記伝送信号変換手段に対しては電源ONとし、上記第2ポートから信号が与えられない上記伝送信号変換手段に対しては電源OFFとする電源制御手段と
    を備えることを特徴とする伝送装置。
  2. 少なくとも、上記スイッチ制御手段による方路設定を含む帯域制御情報を生成する帯域制御情報生成手段を更に備え、
    上記伝送信号変換手段が、上記帯域制御情報生成手段により生成される上記帯域制御情報を伝送信号に挿入して、上記帯域制御情報を含む伝送信号を対向装置に伝送させるものである
    ことを特徴とする請求項1に記載の伝送装置。
  3. 上記伝送信号変換手段が、対向装置から受信する伝送信号に含まれる上記帯域制御情報を抽出するものであり、
    上記伝送信号変換手段により抽出された上記帯域制御情報に基づいて、対向装置から要求される方路設定を検出する帯域制御情報検出手段を更に備え、
    上記スイッチ制御手段が、上記帯域制御情報検出手段により検出される方路設定に基づいて、上記スイッチ手段における方路設定を行なうものである
    ことを特徴とする請求項2に記載の伝送装置。
  4. それぞれの接続回線から入力されるフレームに対して信号処理を行なうと共に、入力フレームのフレーム長を求める複数の信号処理手段と、
    上記複数の信号処理手段の接続回線に対して第1ポートが割り当てられており、上記各信号処理手段からの信号を、第1ポートを介して入力して方路に応じて第2ポートに出力するスイッチ手段と、
    それぞれ上記スイッチ手段の第2ポートが割り当てられてあり、上記第2ポートから与えられる信号を伝送信号に変換する複数の伝送信号変換手段と、
    上記複数の伝送信号変換手段からの伝送信号を多重化伝送する多重化伝送手段と
    を備える第1の伝送装置と第2の伝送装置との間で行なう伝送システムにおいて、
    第1の伝送装置が、
    上記複数の信号処理手段により求められるフレーム長に基づいて、入力フレームのフレーム総量を求め、上記フレーム総量の大きさに応じて、対向装置に向けて伝送する必要回線数を判定し、
    上記必要回線数に応じて、上記スイッチ手段における方路設定を行ない、
    上記必要回線数と、上記スイッチ手段における方路設定に基づいて、上記第2ポートから信号が与えられる上記伝送信号変換手段に対しては電源ONとし、上記第2ポートから信号が与えられない上記伝送信号変換手段に対しては電源OFFとし、
    少なくとも、上記スイッチ手段における方路設定を含む帯域制御情報を生成し、その生成される上記帯域制御情報を伝送信号に挿入して対向装置に伝送し、
    第2の伝送装置が、
    上記伝送信号変換手段が、対向装置から受信する伝送信号に含まれる上記帯域制御情報を抽出し、
    抽出された上記帯域制御情報に基づいて、対向装置から要求される方路設定を検出し、
    上記検出される方路設定に基づいて、上記スイッチ手段における方路設定を行なう
    ことを特徴とする伝送システム。
  5. それぞれの接続回線から入力されるフレームに対して信号処理を行なうと共に、入力フレームのフレーム長を求める複数の信号処理手段と、
    上記複数の信号処理手段の接続回線に対して第1ポートが割り当てられており、上記各信号処理手段からの信号を、第1ポートを介して入力して方路に応じて第2ポートに出力するスイッチ手段と、
    それぞれ上記スイッチ手段の第2ポートが割り当てられてあり、上記第2ポートから与えられる信号を伝送信号に変換する複数の伝送信号変換手段と、
    上記複数の伝送信号変換手段からの伝送信号を多重化伝送する多重化伝送手段と
    を備える伝送装置を、
    上記複数の信号処理手段により求められるフレーム長に基づいて、入力フレームのフレーム総量を求めるフレーム総量算出手段、
    上記フレーム総量の大きさに応じて、対向装置に向けて伝送する必要回線数を判定する判定手段、
    上記判定手段により判定される必要回線数に応じて、上記スイッチ手段における方路設定を行なうスイッチ制御手段、
    上記判定手段による判定結果と、上記スイッチ制御手段による方路設定に基づいて、上記第2ポートから信号が与えられる上記伝送信号変換手段に対しては電源ONとし、上記第2ポートから信号が与えられない上記伝送信号変換手段に対しては電源OFFとする電源制御手段
    として機能させることを特徴とする伝送プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016103761A (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 日本電信電話株式会社 光伝送装置及び光伝送方法

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