JP2013172584A - 電源装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 電源装置100は、複数の導体200のうち一の導体210近傍に配設される誘導電極1と、複数の導体200のうち他の導体220の少なくとも1つの導体221及び一の導体210間に配設され、当該他の導体220の少なくとも1つの導体221から発生する電界を誘導電極1に対して遮蔽する接地された遮蔽体2と、誘導電極1及び遮蔽体2間の浮遊静電容量と、誘導電極1及び遮蔽体2間の浮遊静電容量に対して並列に接続される変圧器4と、誘導電極1及び遮蔽体2間の浮遊静電容量並びに変圧器4の励磁サセプタンスによる並列回路の両端から引き出される出力部3と、を備え、並列回路を並列共振回路として、出力部3から負荷300に電力を供給する。
【選択図】 図1
Description
詳細には、条件として、例えば、充電電流I1の絶対値が充電電流I2の絶対値以上であり、充電電流I2の絶対値が零以上である場合(0≦|I2|≦|I1|)に、図17(c)に示す充電電流I1、充電電流I2及び合成値I12に囲まれた三角形において、余弦定理(|I12|2=|I1|2+|I2|2−2|I1||I2|cos60°)により、合成値
I12が次式(1)で与えられる。
|I12|=√(|I1|2+|I2|2−|I1||I2|)
=√{(|I2|−|I1|/2)2+3/4×|I1|2}
条件より、√3/2×|I1|≦|I12|≦|I1|
すなわち、0.866×|I1|≦|I12|≦|I1|となる。
すなわち、合成値I12は、1相のみの場合の充電電流I1に対して86.6%〜100%の充電電流が得ることができ、1相のみの場合に次いで大きな値となる。
電源装置100は、図1に示すように、複数の導体200のうち一の導体210近傍に配設される誘導電極1と、複数の導体200のうち他の導体220の少なくとも1つの導体221における誘導電極1に対向する導体221の対向面221aの周縁部及び当該導体221に対向する誘導電極1の対向面1aの周縁部間を結ぶ面に囲まれた領域Sに対して当該領域Sを複数の領域に分断する位置に配設され、当該他の導体220の少なくとも1つの導体221から発生する電界を誘導電極1に対して遮蔽する接地された遮蔽体2と、を備える。
し、電柱400の腕金401の長手方向に遮蔽体2の短手方向を略垂直として、a相の架空電力線201a及びb相の架空電力線201b間において絶縁された固定台402を介して電柱400の腕金401上で誘導電極1に対してb相の架空電力線201b側に配設される。また、遮蔽体2は、電柱400の腕金401や装柱金具などに接続して接地される。
遮蔽体2の材質は、他の導体220(b相の架空電力線201b、c相の架空電力線201c)の少なくとも1つの導体221から発生する電界を誘導電極1に対して遮蔽することができれば、金属に限られるものではなく、導電性又は半導電性の合成樹脂を用いてもよい。なお、本実施形態に係る遮蔽体2は、厚さが2mmであるアルミニウム製板を用いている。
また、誘導電極1及び遮蔽体2は、誘導電極1及び遮蔽体2間に誘起される電圧によって絶縁破壊しないような耐電圧性能を有する絶縁スペーサー9に固定され、誘導電極1と遮蔽体2とは互いに接触しないように配設されている。
なお、以下の説明では、電圧V及び電流Iのベクトルを表す、文字の上に付けるドットを省略する。
これに対し、各相の架空電力線201からの充電電流は、図4(a)及び図4(b)に示すように、ベクトル合成されて、誘導電極1及び遮蔽体2間の浮遊静電容量C0と負荷抵抗Rとに充電電流IC0及び電流IRとして流れることになり、誘導電極1及び遮蔽体2間の浮遊静電容量C0に流れる充電電流IC0は損失になる。
そこで、誘導電極1及び遮蔽体2間の浮遊静電容量C0と変圧器4の励磁サセプタンスb0とで並列共振させて、誘導電極1及び遮蔽体2間の浮遊静電容量C0に流れる充電電流IC0を電気的に打ち消し、各相の架空電力線201からの充電電流をベクトル合成した全ての電流が負荷抵抗Rに流れるようにする(TR一次側の励磁サセプタンスによる並列共振)。
したがって、本実施形態に係る電源装置100においては、負荷300にほぼ全ての電流が流れることになり、負荷300に対して電流の流入効率の良い電源装置100となる。
これに対し、a相の架空電力線201a及び中性点(大地G)間の対地電圧VEは、図4(c)に示すように、誘導電極1及び遮蔽体2間の浮遊静電容量C0並びに負荷抵抗Rに印加される電圧V0と各相の架空電力線201及び誘導電極1間の合成静電容量CNに印加される電圧VNとに分圧され、合成静電容量CNに印加される電圧VNは損失になる。
そこで、負荷抵抗Rを大きくし、負荷300(負荷抵抗R)に印加される電圧V0を大きくする(TRによるインピーダンス整合)。なお、「合成静電容量CN」とは、a相の架空電力線201a及び誘導電極1間の浮遊静電容量CAと、b相の架空電力線201b及び誘導電極1間の浮遊静電容量CBと、c相の架空電力線201c及び誘導電極1間の浮遊静電容量CCとを合成した静電容量である。
また、変圧器4の二次側の負荷抵抗Rは、一次側換算で「a2×R」として作用するため、誘導電極1及び遮蔽体2間の浮遊静電容量C0並びに負荷抵抗Rに印加される電圧V0が、高電圧で安定することになる。
例えば、変圧器4の一次巻線の巻数と二次巻線の巻数との巻数比を「400:1」(a=400)とし、電源装置100の出力部3に負荷抵抗Rが1kΩの負荷300を接続した場合を想定する。
この場合に、一次側から見た負荷300のインピーダンスは、巻数比の二乗を乗じた値となるために、160MΩ(=4002×1kΩ)となり、非常に大きいことがわかる。
また、変圧器4の一次側には励磁コンダクタンスg0が存在するが、この値は非常に小さい(抵抗値では非常に大きい)。
背景技術で前述したように、電源装置100が遮蔽体2を備えていない場合には、図5(a)及び図17に示すように、誘導電極1に最も近いa相の架空電力線201aからの静電誘導により誘導電極1に生じる静電誘導電流(充電電流)ICaの他に、b相の架空電力線201b及びc相の架空電力線201cからの静電誘導により電極に生じる静電誘導電流(充電電流)ICb,ICcが存在し、各充電電流ICa,ICb,ICcはそれぞれが打ち消し合う位相であるため、それぞれの絶対値が近似する場合に、これらの充電電流のベクト
ル合成による合成値INは、極端に小さくなる。
この場合には、誘導電極1に最も近いb相の架空電力線201bからの静電誘導により誘導電極1に生じる静電誘導電流(充電電流)ICbの他に、c相の架空電力線201cからの静電誘導により電極に生じる静電誘導電流(充電電流)ICcが存在し、各充電電流ICb,ICcはそれぞれが打ち消し合う位相である。
ができる。
図6(a)は第2の実施形態における電源装置を架空電力線近傍に配設した状態を示す概略構成図であり、図6(b)は図6(a)に示す電源装置を架空電力線の長手方向からみた概略構成図である。図7(a)は図6に示す誘導電極及び遮蔽体と変圧器との接続関係を説明するための説明図であり、図7(b)は2つの誘導電極を用いて3つの相の架空電力線から静電誘導を受ける場合の電源装置を説明するための説明図である。図8(a)は図7(a)に示す電源装置における変圧器の二次側の概略構成を示すブロック図であり、図8(b)はコンデンサの静電容量を変化させた場合の共振曲線である。図6乃至図8において、図1乃至図5と同じ符号は、同一又は相当部分を示し、その説明を省略する。
また、本実施形態に係る電源装置100は、図7(b)に示すように、遮蔽体2により、a相の架空電力線201aから発生する電界を第2の誘導電極11bに対して遮蔽して、第2の誘導電極11bがb相の架空電力線201b及びc相の架空電力線201cからのみ静電誘導を受けている。
なお、図7(b)においては、発明の理解を容易にするために、架空電力線201と電源装置100における誘導電極1(第1の誘導電極11a、第2の誘導電極11b)及び遮蔽体2のみを図示している。
2つの電源回路(第1の電源回路10a、第2の電源回路10b)及び出力部3(第1の出力部3a、第2の出力部3b)を備える。
なお、本実施形態に係る第1の静電容量調整部21aは、並列接続する複数の固定コンデンサCf(Cf1、Cf2、Cf3、・・・、Cfn:nは自然数)と、各固定コンデンサCfにそれぞれ直列接続する複数の接点S(S1、S2、S3、・・・、Sn:nは自然数)とからなり、接点Sの開閉により、一又は複数の固定コンデンサCfを適宜組み合わせて、静電容量を調整する回路である。
また、本実施形態に係る複数の固定コンデンサCfは、0.47μFの固定コンデンサCf1と、1.0μFの固定コンデンサCf2と、1.8μFの固定コンデンサCf3と、3.9μFの固定コンデンサCf4とから構成している。しかしながら、複数の固定コンデンサCfは、これらの静電容量の固定コンデンサに限れるものではなく、静電容量が全て同一の複数の固定コンデンサを使用することや、静電容量が同一の複数の固定コンデンサを並列に接続して合成した合成コンデンサを一の固定コンデンサとして静電容量が全て異なる複数の固定コンデンサを使用してもよい。
第1の前段DC/DCコンバータ24aは、第1の保護回路23aを介して入力される直流電圧を第1の制御部26aを駆動するのに適した安定した電圧に変換し、第1の制御部26aに供給するスイッチング電源である。
御部26aに出力する。なお、本実施形態に係る第1の電圧測定部25aは、第1の整流部22aから印加される電圧を2つの抵抗で分圧して、一の抵抗に掛かる電圧を測定する。
また、第1の制御部26aは、第1の変圧器14aの二次側から出力される交流電力が、第1の整流部22aにより直流電力に変換され、第1の前段DC/DCコンバータ24aにより安定化された直流電圧で駆動する。
第1の後段DC/DCコンバータ28aは、直流電圧を第1の負荷300aの駆動に適した安定した電圧に変換し、第1の出力部3aを介して第1の負荷300aに供給するスイッチング電源である。
また、本実施形態に係る電源装置100は、2つの誘導電極1(第1の誘導電極11a、第2の誘導電極11b)に対して1つの遮蔽体2を共用して一体化しているために、部品点数の削減と取付工事における作業量の低減とを図ることができる。
図9は第3の実施形態に係る電源装置における変圧器の二次側の概略構成を示すブロック図である。図10(a)は図6に示す電源装置を用いた実験を説明するための説明図であり、図10(b)は従来の電源装置に対応する電源装置を用いた実験を説明するための説明図である。図11は図10(a)に示す実施例及び図10(b)に示す比較例における実験結果を示すグラフである。図9乃至図11において、図1乃至図8と同じ符号は、同一又は相当部分を示し、その説明を省略する。
量Cabと、b相の架空電力線201b及び第2の誘導電極11b間の浮遊静電容量Cbbと、c相の架空電力線201c及び第2の誘導電極11b間の浮遊静電容量Ccbとを合成した静電容量である。また、図9において、第1の浮遊静電容量C0aは、第1の誘導電極11a及び遮蔽体2間の浮遊静電容量C0であり、第2の浮遊静電容量C0bは、第2の誘導電極11b及び遮蔽体2間の浮遊静電容量C0である。
この図11に示す波形を平均化し、平均電力の計算値として算出すると、3相からの静電誘導を受けた場合(比較例)が54.3mWとなり、1相のみからの静電誘導を受けた場合(実施例1)が79.0mWとなり、2相からの静電誘導を受けた場合(実施例2)が76.4mWとなる。
すなわち、実施例1に係る電源装置100は、従来の電源装置(比較例)と比較して、遮蔽体2による遮蔽の効果が顕著に現れて最も高い電力が得られ、実施例2に係る電源装置100は、実施例1に係る電源装置100の次に、高い電力が得られることがわかる。
特に、第3の実施形態に係る電源装置100は、図9に示すように、電力を合成する回路を用いることにより、平均電力の計算値が155.4mW(=79.0mW+76.4
mW)となり、従来の電源装置(比較例)と比較して、3倍弱の電力が得られることがわかる。
図12(a)は電源装置を送電鉄塔に設置する場合の誘導電極及び遮蔽体の位置関係を説明するための説明図であり、図12(b)は電源装置を送電鉄塔に設置する場合の遮蔽体の好ましい位置を説明するための説明図である。図12において、図1乃至図11と同じ符号は、同一又は相当部分を示し、その説明を省略する。
図13(a)は誘導電極及び遮蔽体を一体にした線状体の長手方向からみた断面図であり、図13(b)は誘導電極及び遮蔽体を一体にした他の線状体の長手方向からみた断面図であり、(c)は誘導電極及び遮蔽体を一体にしたさらに他の線状体の長手方向からみた断面図である。図13において、図1乃至図11と同じ符号は、同一又は相当部分を示し、その説明を省略する。
セレクター8は、複数の導線を誘導電極1又は遮蔽体2として任意に設定できるものであり、複数の導線のうち誘導電極1とする導線を選択して変圧器4の一次側に接続すると共に、所定の架空電力線201からの電界を誘導電極1に対して遮蔽するように、誘導電極1として選択されていない残りの導線のうち、当該所定の架空電力線201に対向する領域に存在する遮蔽体2を選択して、選択した遮蔽体2を接地する。
図13(c)に示す線状体は、架空電力線201との位置関係に応じて、より大きなパワーが得られるように、複数の導体を誘導電極1又は遮蔽体2として適宜機能させることができ、電源装置100の様々な取り付け形態に対応することができる。
図14(a)は誘導電極及び遮蔽体を一体にした線状体における誘導電極を支持する場合の端末接続を説明するための説明図であり、図14(b)は図14(a)に示す線状体の矢視A−A’線の断面図であり、図14(c)は図14(a)に示す他の線状体の矢視A−A’線の断面図である。図15(a)は誘導電極及び遮蔽体を一体にした線状体における遮蔽体に接続された支持線を支持する場合の端末接続を説明するための説明図であり、図15(b)は図15(a)に示す線状体の矢視B−B’線の断面図であり、図15(c)は図15(a)に示す他の線状体の矢視B−B’線の断面図である。図16(a)は2つの誘導電極及び遮蔽体を一体にした線状体における遮蔽体に接続された支持線を支持する場合の端末接続を説明するための説明図であり、図16(b)は図16(a)に示す線状体の矢視C−C’線の断面図であり、図16(c)は図16(b)に示す線状体の他の実施態様を示す断面図である。図14乃至図16において、図1乃至図13と同じ符号は、同一又は相当部分を示し、その説明を省略する。
まず、隣り合う支持物(例えば、電柱400又は送電鉄塔500)間に線状体30を架設するうえで、後述する支持線31を線状体30に用いることなく、誘導電極1自体が引張張力に耐えられる構造にした場合について、図14を用いて説明する。
体30の外径は29mmである。
このため、本実施形態に係る誘導電極1は、第1の実施形態乃至第3の実施形態に係る誘導電極1と比較して、架空電力線201に対向する誘導電極1の単位長さ当たりの面積が小さくなり、単位長さ当たりの静電容量が減少することになる。
しかしながら、本実施形態に係る誘導電極1は、架空電力線201と平行に長く並設されるため、第1の実施形態乃至第3の実施形態に係る誘導電極1と比較して、架空電力線201に対向する誘導電極1の面積が総体的に大きくなり、架空電力線201及び誘導電極1間の静電容量が増加して、得られる電力が大きくなる。
この場合に、誘導電極1は、線状体30の側面のうち遮蔽体2が配設されない領域で作用するため、架空電力線201から発生する電界を誘導電極1に対して遮蔽しない開放領域(例えば、図14(b)及び図14(c)であれば、紙面の左下側)を、静電誘導を受けたい相の架空電力線201に対向させる。
なお、静電誘導を受けたい相の架空電力線201に開放領域を対向させるためには、線状体30の外観から識別できる外形にすることや目印(例えば、色帯、突起等)を配設することが好ましい。
また、遮蔽体2の一端は、リード線35を介して変圧器4の一次側における接地された他端に接続される。
なお、図14に示す線状体30及び当該線状体30の架設手段と共通する部分及び条件については、説明を省略する。
なお、支持線31は、誘導電極1及び遮蔽体2としての機能を必要としないため、碍子32を介することなく、直接、支持物に固定することができる。
また、遮蔽体2の一端は、露出した支持線31に巻回して固定されており、支持線31を介して支持物の接地体(鋼材等)に間接的に接続して接地される。
また、変圧器4の一次側の他端は、支持物の接地体(鋼材等)に接続して接地される。
なお、図14並びに図15に示す線状体30及び当該線状体30の架設手段と共通する部分及び条件については、説明を省略する。
触状態で内包したフィルム状の遮蔽体2(例えば、半導電性フィルム又は導電性フィルム)を把持した状態で、第2の絶縁体7bと共に押出成形により製造される。また、図16(b)に示す線状体30の外形寸法は、高さが、例えば、約25mmであり、幅が、例えば、39mmである。
この場合に、誘導電極1(第1の誘導電極11a、第2の誘導電極11b)は、架空電力線201から発生する電界を第1の誘導電極11aに対して遮蔽しない側(例えば、図16(b)及び図16(c)であれば、紙面の右側)を、静電誘導を受けたい一の相の架空電力線201に対向させ、架空電力線201から発生する電界を第2の誘導電極11bに対して遮蔽しない側(例えば、図16(b)及び図16(c)であれば、紙面の左側)を、静電誘導を受けたい他の相の架空電力線201に対向させる。
また、第1の誘導電極11a及び第2の誘導電極11bは、リード線35との接続部分である一端と他端とが絶縁カバー36でそれぞれ被覆される。
また、遮蔽体2は、支持線31に接触しているため、支持線31を介して支持物の接地体(鋼材等)に間接的に接続して接地される。
また、第1の変圧器14a及び第2の変圧器14bにおける一次側の他端は、支持物の接地体(鋼材等)にそれぞれ接続して接地される。
1a 対向面
2 遮蔽体
3 出力部
3a 第1の出力部
3b 第2の出力部
4 変圧器
4a 理想変圧器
6 保護カバー
7 絶縁体
7a 第1の絶縁体
7b 第2の絶縁体
8 セレクター
9 絶縁スペーサー
10 電源装置本体
10a 第1の電源回路
10b 第2の電源回路
11a 第1の誘導電極
11b 第2の誘導電極
14a 第1の変圧器
14b 第2の変圧器
21a 第1の静電容量調整部
21b 第2の静電容量調整部
22a 第1の整流部
22b 第2の整流部
23a 第1の保護回路
23b 第2の保護回路
24 前段DC/DCコンバータ
24a 第1の前段DC/DCコンバータ
24b 第2の前段DC/DCコンバータ
25a 第1の電圧測定部
25b 第2の電圧測定部
26 制御部
26a 第1の制御部
26b 第2の制御部
27 スイッチ部
27a 第1のスイッチ部
27b 第2のスイッチ部
28 後段DC/DCコンバータ
28a 第1の後段DC/DCコンバータ
28b 第2の後段DC/DCコンバータ
30 線状体
31 支持線
32 碍子
33 引留クランプ
34 ブッシング
35 リード線
36 絶縁カバー
37 軟銅線
100 電源装置
200 導体
201 架空電力線
201a a相の架空電力線
201b b相の架空電力線
201c c相の架空電力線
210 一の導体
220,221 他の導体
221a 対向面
300 負荷
300a 第1の負荷
300b 第2の負荷
400 電柱
401 腕金
402 固定台
500 送電鉄塔
Claims (7)
- 複数の導体のうち一の導体近傍に配設される誘導電極と、
前記複数の導体のうち他の導体の少なくとも1つの導体及び前記一の導体間に配設され、当該他の導体の少なくとも1つの導体から発生する電界を前記誘導電極に対して遮蔽する接地された遮蔽体と、
前記誘導電極及び遮蔽体間の浮遊静電容量と、
前記浮遊静電容量に対して並列に接続されるインダクタンスと、
前記浮遊静電容量及び前記インダクタンスによる並列回路の両端から引き出される出力部と、
を備え、
前記並列回路を並列共振回路として、前記出力部から負荷に電力を供給することを特徴とする電源装置。 - 前記請求項1に記載の電源装置において、
一次側の一端が前記誘導電極に接続され、一次側の他端が前記遮蔽体に接続されると共に、一次電圧を降圧させて二次電圧を出力する変圧器を備え、
前記インダクタンスが、前記出力部を二次側とする前記変圧器の励磁サセプタンス成分に対応することを特徴とする電源装置。 - 前記請求項2に記載の電源装置において、
前記遮蔽体が、前記複数の導体のうち他の導体の少なくとも1つの導体における前記誘導電極に対向する導体の対向面の周縁部及び当該導体に対向する前記誘導電極の対向面の周縁部間を結ぶ面に囲まれた領域に対して当該領域を複数の領域に分断する位置に配設されることを特徴とする電源装置。 - 前記請求項2又は3に記載の電源装置において、
前記遮蔽体が、前記一の導体及び他の導体間に配設され、
前記誘導電極が、前記一の導体及び遮蔽体間に配設される第1の誘導電極と、前記他の導体及び遮蔽体間に配設される第2の誘導電極と、を備え、
前記変圧器が、一次側の一端が前記第1の誘導電極に接続され、一次側の他端が前記遮蔽体に接続される第1の変圧器と、一次側の一端が前記第2の誘導電極に接続され、一次側の他端が前記遮蔽体に接続される第2の変圧器と、を備えることを特徴とする電源装置。 - 前記請求項2乃至4のいずれかに記載の電源装置において、
前記第1の変圧器の二次側の両端から引き出され、交流電力を直流電力に変換する第1の整流部と、
前記第2の変圧器の二次側の両端から引き出され、交流電力を直流電力に変換する第2の整流部と、
を備え、
前記出力部が、前記第1の整流部からの直流電力と前記第2の整流部からの直流電力とを合成した直流電力を出力することを特徴とする電源装置。 - 前記請求項1乃至5のいずれかに記載の電源装置において、
前記遮蔽体が、前記誘導電極を包囲する領域のうち、前記一の導体から発生する電界を前記誘導電極に対して遮蔽しない開放領域と、前記他の導体から発生する電界を前記誘導電極に対して遮蔽する遮蔽領域と、を備えることを特徴とする電源装置。 - 前記請求項1乃至6のいずれかに記載の電源装置において、
前記導体電極及び遮蔽体が、絶縁体で被覆され、一体に成形されてなることを特徴とする電源装置。
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