JP2013172335A - 画像符号化装置及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 差分値算出部はラスタースキャン順にタイル内の画素データを読み込み、着目画素と例えば直前に読み込まれた画素の差分の絶対値を算出する。強エッジカウント部は、エッジと見なすための閾値を超える差分の絶対値が算出される回数をカウントし、エッジ強度算出部は、その閾値以上の差分の絶対値を累積カウントし、閾値を超える差分の平均値を求める。差分値0数カウント部は、差分が0の個数をカウントする。符号化方式選択部は、閾値を超える差分の平均値の取り得る範囲、差分が0の個数の取り得る範囲を2次元座標軸とする空間を二分する境界線のいずれに、閾値を超える差分の平均値と、差分が0の個数で表わされる座標が位置するかで、着目タイルを可逆符号化すべきか、非可逆符号化すべきかを判定する。
【選択図】 図2
Description
画像データを符号化する画像符号化装置であって、
符号化対象の画像データから、予め設定された複数の画素で構成されるタイルを単位に入力する入力手段と、
該入力手段で入力した着目タイル内の画像データから、予め設定されたルートに沿って順に画素データを読み取り、読み取った着目画素データが示す値と当該着目画素より前に読み取った画素データが示す値との差を算出し、出力する算出手段と、
該算出手段より差が出力される度に、エッジ有りと判定するための第1の閾値以上の値を持つ差が算出される回数をカウントする第1のカウント手段と、
該算出手段より差が出力される度に、前記第1の閾値よりも小さく、予め設定された第2の閾値を下回る差が算出される回数をカウントする第2のカウント手段と、
前記算出手段による前記着目タイル内の全画素に対する差の算出が完了したとき、前記第1のカウント手段、前記第2のカウント手段それぞれでカウントされた値に基づき、前記着目タイルに対する符号化方法として可逆符号化とすべきか、非可逆符号化とすべきかを判定する判定手段と、
該判定手段による判定された符号化方法に従い、前記着目タイルの画像データを符号化する符号化制御手段とを有する。
図1は、本実施形態に係る画像符号化装置のブロック構成図である。この画像符号化装置は、ストライプバッファ101、タイル分割部102、タイルバッファ103、符号化方式判定部104、可逆符号化部105、非可逆符号化部106、符号化データバッファ107、符号列形成部108を有する。なお、図示において、120、121は信号線である。係る構成において、タイルの1度の走査(スキャン)によって得られる2つパラメータの組み合わせから、着目するタイルの符号化方式を判定する方法について以下に説明を行う。
ES=ET/NE・・・(1)
このエッジ強度ESは、要するに強エッジと判定されたエッジが、閾値Th1に対する平均倍数を示していることになる。エッジ強度算出部203は、1タイル分の処理を終えたとき、上記(1)に従って、強エッジ累積値ETを、強エッジとしてのカウント値NEで除算した結果を、エッジ強度ESとして符号化方式選択部205へ出力する。
非可逆符号化部106における非可逆符号化処理としては、可逆符号化部105と同様に、様々な手法が適用可能である。ここでは静止画像符号化の国際標準方式として勧告されているJPEG(ITU−T T.81|ISO/IEC10918−1)のベースライン方式を適用するものとする。JPEGについては勧告書等に詳細な説明があるのでここでは説明を省略する。本実施形態では、JPEG符号化で用いるハフマンテーブル、量子化テーブルは全てのタイルで同じものを使用することとする。そして全タイルで共通となるフレームヘッダや、スキャンヘッダ、各種テーブルなどについては符号化データバッファ107に格納せず、符号化データ部分のみを格納することとする。即ち、図7に示した一般的なJPEGベースライン符号化データの構成のうち、スキャンヘッダの直後からEOIマーカの直前までのエントロピ符号化データセグメントのみが格納される。なお、ここでは説明簡略化のため、DRI、RSTマーカによるリスタートインターバルの定義や、DNLマーカによるライン数の定義などは行わないものとする。なお、非可逆符号化部106は、上記の可逆符号化部105で生成された符号化データと区別するための識別ビットを出力し、それに後続して非可逆符号化データを出力する。
符号列形成部108は符号化方式判定部104から出力される制御信号121と、符号化データバッファ107に格納されるタイル符号化データを結合させる。そして必要な付加情報を加えて本画像符号化装置の出力となる符号列を形成して出力する。
上記第1の実施形態では図1の構成に基づいて説明したが、上記第1の実施形態と同等の処理をパーソナルコンピュータ(以下、PC)等で実行されるコンピュータプログラム(ソフトウェア)でもって実現させても構わない。
上記第1の実施形態ではエッジ強度を求める演算を行ったが、本第2の実施形態においては、単純に強エッジのカウント結果を利用して符号化方式の判定を行う方法について説明を行う。
上記第1、第2の実施形態では、2つのパラメータについて、固定の判定基準を用いて符号化方式の判定を行う方法について説明を行った。本第3の実施形態では、外部から指定されるモードによって、判定基準を切り替える方法について説明する。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
Claims (9)
- 画像データを符号化する画像符号化装置であって、
符号化対象の画像データから、予め設定された複数の画素で構成されるタイルを単位に入力する入力手段と、
該入力手段で入力した着目タイル内の画像データから、予め設定されたルートに沿って順に画素データを読み取り、読み取った着目画素データが示す値と当該着目画素より前に読み取った画素データが示す値との差を算出し、出力する算出手段と、
該算出手段より差が出力される度に、エッジ有りと判定するための第1の閾値以上の値を持つ差が算出される回数をカウントする第1のカウント手段と、
該算出手段より差が出力される度に、前記第1の閾値よりも小さく、予め設定された第2の閾値を下回る差が算出される回数をカウントする第2のカウント手段と、
前記算出手段による前記着目タイル内の全画素に対する差の算出が完了したとき、前記第1のカウント手段、前記第2のカウント手段それぞれでカウントされた値に基づき、前記着目タイルに対する符号化方法として可逆符号化とすべきか、非可逆符号化とすべきかを判定する判定手段と、
該判定手段による判定された符号化方法に従い、前記着目タイルの画像データを符号化する符号化制御手段と
を有することを特徴とする画像符号化装置。 - 前記算出手段は、前記差の絶対値を出力することを特徴とする請求項1に記載の画像符号化装置。
- 前記算出手段は、前記着目タイルから水平、垂直とも1/2の画素数の縮小タイルを生成し、当該縮小タイルから、前記予め設定されたルートに沿って順に画素データを読み取り、読み取った着目画素の値と当該着目画素より前に読み取った画素の値との差を算出し、出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像符号化装置。
- 更に、前記算出手段で前記差が出力される度に、前記差を前記第1の閾値で除算した際の商を累積加算する加算手段と、
該加算手段で加算した結果を、前記第1のカウント手段でカウントした回数で除算することで、前記第1の閾値以上の差の、当該第1の閾値の平均倍数をエッジ強度として算出するエッジ強度算出手段とを有し、
前記判定手段は、前記平均倍数の取り得る範囲を表わす座標軸を第1の座標軸、前記第2のカウント手段によるカウントの取り得る範囲を表わす座標軸を前記第1の座標軸に直交する第2の座標軸としたとき、前記第1,第2の座標軸で示される空間を二分する境界線のいずれに、前記エッジ強度算出手段、前記第2のカウント手段で示される値が示す座標位置が位置するかに従って、前記着目タイルに対する符号化方法として可逆符号化とすべきか、非可逆符号化とすべきかを判定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像符号化装置。 - 前記判定手段は、前記第1のカウント手段によるカウントした値の取り得る範囲を表わす座標軸を第1の座標軸、前記第2のカウント手段によるカウントの取り得る範囲を表わす座標軸を前記第1の座標軸に直交する第2の座標軸としたとき、前記第1,第2の座標軸で示される空間を二分する境界線のいずれに、前記第1のカウント手段、前記第2のカウント手段で示される値が示す座標位置が位置するかに従って、前記着目タイルに対する符号化方法として可逆符号化とすべきか、非可逆符号化とすべきかを判定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像符号化装置。
- 符号量の圧縮率を優先する第1のモード、画質劣化を抑制する第2のモードのいずれかを指定する指定手段と、
該指定手段で指定されたモードに従って、互いに異なる2つの閾値のうちの一方を前記第1の閾値として設定する設定手段とを更に有し、
前記判定手段は、可逆、非可逆符号化を判定するための互いに異なる2つの境界線の一方を、前記指定手段で指定されたモードに従って選択し、選択した境界線を参照して、前記着目タイルに対する符号化方法として可逆符号化とすべきか、非可逆符号化とすべきかを判定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像符号化装置。 - コンピュータに読み込ませ実行させることで、前記コンピュータを請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像符号化装置として機能させるためのプログラム。
- 請求項7に記載のプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
- 画像データを符号化する画像符号化装置の制御方法であって、
入力手段が、符号化対象の画像データから、予め設定された複数の画素で構成されるタイルを単位に入力する入力工程と、
算出手段が、該入力工程で入力した着目タイル内の画像データから、予め設定されたルートに沿って順に画素データを読み取り、読み取った着目画素データが示す値と当該着目画素より前に読み取った画素データが示す値との差を算出し、出力する算出工程と、
第1のカウント手段が、該算出工程より差が出力される度に、エッジ有りと判定するための第1の閾値以上の値を持つ差が算出される回数をカウントする第1のカウント工程と、
第2のカウント手段が、該算出工程より差が出力される度に、前記第1の閾値よりも小さく、予め設定された第2の閾値を下回る差が算出される回数をカウントする第2のカウント工程と、
判定手段が、前記算出工程による前記着目タイル内の全画素に対する差の算出が完了したとき、前記第1のカウント工程、前記第2のカウント工程それぞれでカウントされた値に基づき、前記着目タイルに対する符号化方法として可逆符号化とすべきか、非可逆符号化とすべきかを判定する判定工程と、
符号化制御手段が、該判定工程による判定された符号化方法に従い、前記着目タイルの画像データを符号化する符号化制御工程と
を有することを特徴とする画像符号化装置の制御方法。
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