JP2013172309A - 映像出力装置、映像送信装置および映像通信システム - Google Patents

映像出力装置、映像送信装置および映像通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】映像とこれに付随するデータを同一通信路を用いて伝送することを可能とする。
【解決手段】通信路300を介して映像出力装置と通信する映像送信装置は、通信路300の通信プロトコルを取得するプロトコル取得部と、映像データと、映像データに付随する付随データとを、取得した通信プロトコルの種類に対応したフォーマットに従って、映像データと、映像データに付随する付随データとを個別に含む合成データを生成する合成部と、を備え、生成された合成データを通信路300に出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は映像出力装置、映像送信装置および映像通信システムに関し、特に、映像と、これに付随する情報とを処理する映像出力装置、映像送信装置および映像通信システムに関する。
DVD(Digital Versatile Disk)プレイヤまたはBD(Blue-Ray Disk)プイレヤなどのAV(Audio Visual)機器は、ディスクから再生した映像を、AV機器に接続される別の電気機器であるテレビなどの表示装置に送信し、表示装置は受信される映像を表示する。表示の際には、OSD(On Screen Display)機能により映像に重畳して異なる各種情報も表示することができる。
たとえば、特許文献1(特開2009−188626号公報)では、DVDプレイヤなどの映像出力装置は、ケーブルを介して接続する表示装置に映像信号を出力し表示する。このとき、映像出力装置は、映像信号に合成されるべき機器操作のための付加情報を映像信号に合成した後に、ケーブルを介し表示装置に伝送する。
特開2009−188626号公報
特許文献1では、合成されるべき映像信号と付加情報は同一ケーブル上の異なる転送チャンネル(転送経路)で伝送されるというパラレル伝送方式を採用している。
しかしながら、パラレル伝送方式は、シリアル伝送方式に比較し、配線数が多く、チャンネル制御にかかるロジック回路が特別に必要になるなどのデメリットがある。したがって、映像信号とOSDのための情報とを同一の転送経路を介して伝送したいとの要望がある。しかしながら、特許文献1では、映像信号と付加情報とを同一転送経路を用いて伝送する方式は何ら記載されていない。
それゆえに、映像とこれに付随するデータとを同一通信路を用いて伝送することを可能とする映像出力装置、映像送信装置および映像通信システムの提供が望まれる。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本発明の一実施形態では、通信路を介して映像出力装置と通信する映像送信装置は、通信路の通信プロトコルを取得するプロトコル取得部と、映像データと、映像データに付随する付随データとを、取得した通信プロトコルの種類に対応したフォーマットに従って個別に含むような合成データを生成する合成部と、を備え、生成された合成データを通信路に出力する。
本発明の一実施形態の映像送信装置によれば、映像とこれに付随する付随データとを同一通信路を用いて個別に伝送することができる。
各実施の形態に係る映像処理システムの概略構成図である。 各実施の形態に適用する合成画像データの伝送時フォーマットを模式的に示す図である。 各実施の形態に適用するパケットPAを説明する図である。 本実施の形態に係るDVD再生装置のハードウェア構成図である。 本実施の形態に係る映像表示装置のハードウェア構成図である。 各実施の形態に適用される処理手順を示す図である。 第1の実施の形態に係る前処理部および後処理部の一部の構成図である。 第1の実施の形態に適用する合成画像データの伝送時のフォーマットを示す図である。 第2の実施の形態に係る前処理部および後処理部の一部の構成図である。 第2の実施の形態に適用する合成画像データの伝送時のフォーマットを示す図である。 第3の実施の形態に係る前処理部および後処理部の一部の構成図である。 第3の実施の形態に適用する合成画像データの伝送時のフォーマットを示す図である。 実施の形態による効果を説明するための図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
本実施の形態では、データの合成とは、異なるデータを、データを変更することなく個別に連なるように1個のまとまったデータに生成する操作を示す。
(基本的構成)
後述する各実施の形態に適用される基本的な構成について説明する。
図1は各実施の形態に係る映像処理システムの概略構成図である。図1を参照して、映像処理システム1は、DVD再生装置100、通信路300、および通信路300を介してDVD再生装置100に接続される映像表示装置200を備える。通信路300は、HDMI(High-Definition Multimedia Interface:登録商標)プロトコルに従って信号を伝送する。DVD再生装置100は、通信路300を介し映像および音声ならびに情報などを送信するための映像送信装置を含む。映像表示装置200は、通信路300を介して映像および音声ならびに情報を受信し、受信した映像および音声ならびに情報から表示および音声出力するための信号を生成する映像出力装置を含む。映像処理システム1は、通信路300を介した映像通信システムを含む。ここでは、説明を簡単にするために音声に係る処理は割愛し映像に係る処理のみを説明する。
HDMIの通信路300は、音声、映像、情報および制御に係る信号、およびこれらの信号を組み合わせたものを転送することができるシリアル伝送路であって、無線および有線(ケーブル)のいずれも適用することができる。本実施の形態では、通信路300はケーブルを用いた伝送路であると想定する。
DVD再生装置100は、映像データをパルス信号に変換し、変換後のパルス信号を通信路300に送信する前処理部140を備える。DVD再生装置100には、DVD再生装置100に映像データを与えるDVD再生部120を接続する。DVD再生部120は、DVD130が着脱自在に装着されて、装着されたDVD130から読出した映像データをDVD再生装置100に出力する。
なお、前処理部140は、DVD再生部120から映像データが供給されるとしているが、供給元はDVD再生部120に限定されない。たとえば、外部のコンピュータなどの情報処理装置、またはインターネットなどのネットワークから映像データが供給されるとしてもよい。
映像表示装置200は、図示しないディスプレイを有する表示部250を接続する後処理部240を有する。後処理部240は、通信路300を介してDVD再生装置100から映像データを受信し、受信した映像データから表示データを生成し、表示部250に出力する。
DVD再生装置100の前処理部140は、DVD再生部120からの映像データを輝度成分およびコントラストなどを調整し、その後、映像データから複数枚の画像データを生成し出力する画像処理部141を含む。さらに、画像処理部141が出力する画像データとOSDデータ142とが、決定されたフォーマットに従って個別に含まれるような合成画像データ301を生成し出力する合成部143を含む。そして、合成部143が出力する合成画像データ301から、合成画像信号302を生成し、HDMIプロトコルに従って通信路300に送信する転送部144を含む。
画像処理部141は、表示部250のディスプレイサイズ(たとえばフレームサイズ)および解像度に基づき、映像データからビットマップデータである複数枚の画像データを生成する。
合成画像信号302は、合成画像データ301の画素毎のデータをパルス信号に変換し、これを画面の走査方向に従って時系列に連続するパルス信号列を含む。
前処理部140は、さらに、通信路300の通信プロトコルを指定するためのプロトコル指定部145、フォーマット決定部146、および後述するパケットPAを生成するためのパケット生成部147を含む。フォーマット決定部146は、指定される通信プロトコルから画像データとOSDデータとを合成するためのフォーマットを決定する。
フォーマット決定部146が決定したフォーマットは合成部143とパケット生成部147に与えられる。合成部143は、決定したフォーマットに従って画像データとOSDデータ142とから合成画像データ301を生成する。パケット生成部147は、決定したフォーマットを示すフォーマット情報500(後述する)を格納したパケットPAを生成する。パケットPAは、通信路300に送信される。ここでは、フォーマット情報500を参照することで、映像表示装置200では、合成画像データ301から画像データとOSDデータとを個別に分離し抽出することができる。
一方、映像表示装置200の後処理部240は、受信部241、受信部241からのデータを処理する処理部246、重畳処理部245、およびパケット解析部249を含む。受信部241は、通信路300を介してHDMIの通信プロトコルに従って受信し、受信信号を復調しデータ変換し出力する。重畳処理部245は、画像データの画像にOSDデータの画像を重畳することにより表示データを生成し表示部250に出力する。
パケット解析部249は、受信部241が受信しパケットPAの情報を解析する。解析により得られた後述のフォーマット情報500を、処理部246に出力する。
(伝送データの説明)
図2は、各実施の形態に適用する合成画像データの伝送時フォーマットを模式的に示す図である。図3は、各実施の形態に適用するパケットPAを説明する図である。
図2の(A)を参照して、合成画像データ301は、画像処理部141が出力する1フレーム毎の画像データを表す画像データ20Dと、各フレームに対応したOSDデータ10Dが交互に配置される。合成画像データ301は、時間tの経過に従って順に送信される。したがって、各フレームに対応したOSDデータ10Dは、対応フレームの画像データ20Dの直後(または直前)に送信される。ここでは、フレームの画像データと、これに対応したOSDデータ10Dが交互に配置するように合成することで、映像表示装置200側では、画像データと対応のOSDデータの分離・抽出が容易となるが、関連付ける方法はこれに限定されない。たとえば、画像データと、当該画像に重畳した表示されるべきOSDデータとを、識別子を付与して対応付けるようにすれば、交互に配置(送信)する方法に限定されない。
OSDデータ10Dは、OSDデータ142を表す。OSDデータ142は、再生される映像に付随するデータであって、映像に重畳されて同時に表示されるべき情報を示す。たとえば映像の再生操作(早送り、停止など)のガイダンス情報、映像の解説などの文字情報、これら情報が表示される領域の位置および大きさを示す領域サイズ情報、および文字のサイズ情報などを含む。これにより、映像データと同一画面で表示されるべきOSDデータとを同時に伝送することができる。
なお、本実施の形態では、説明を簡単にするために、各画像データ20Dに対応付けされるOSDデータ10Dは同じOSDデータ142を表すと想定するが、各画像データ20Dに対応付けされるOSDデータ10Dは異なっていてもよい。
図2の(B)には、図2の(A)の合成画像データ301から生成される合成画像信号302が模式的に示される。図2の(B)を参照して、合成画像信号302は、パルス信号列であって、合成画像データ301の送信開始を示すスタートビット、サイズ情報ビット303、合成画像データビット304および送信終了を示すストップビットのパルスを含む。これらビットは、この順番に従ってシリアル送信される。
サイズ情報ビット303は、サイズ情報ビット303は、合成画像データ301から画像データとOSDデータとを個別に分離し抽出するために参照される情報である。より特定的には、以降に続くデータビット304に含まれる画像データ20Dのデータサイズ(ビット数)と、OSDデータ10Dのデータサイズ(ビット数)とを示す。換言すると、サイズ情報ビット303に基づきデータビット304を区切りながらデータを抽出できる。したがって、サイズ情報ビット303は、画像データ20DとOSDデータ10Dのデータビット304における時系列上の位置を示すといえる。ここでは、合成画像データ301を構成する各画像データ20Dは同じデータサイズを有し、また各OSDデータ10Dも同じデータサイズを有すると想定する。
なお、合成画像データ301は、通信路300のTMDSチャンネルを介して送信される。
図3のパケットPAは、HDMIプロトコルに従う通信用パケットであって、パケット生成部147により生成されて、転送部144から映像表示装置200に送信される。図3を参照して、パケットPAは、複数のブロックからなる。複数のブロックは、ヘッダ部に相当するブロックHB0、HB1、およびHB2と、ペイロード部に相当するブロックPB0、PB1、PB2、PB3、PB4、PB5、PB6、…PB(NV)(ただし、変数NVは予め定めた値を示す)を含む。
各ブロックは、8ビットのデータを表す。ブロックHB0には、当該パケットPAの種別情報を示すタイプが格納され、ブロックHB1には、当該パケットPAのバージョンを示す情報が格納され、ブロックHB2には、ペイロード部を構成するブロック数(変数NVの値)が格納される。
ブロックPB0は、受信部241がパケットPAの誤り訂正をするために用いるチェックサムが格納され、ブロックPB1〜PB3には、パケットPAの送信元の識別子が格納される。
ブロックPB6の一部は、空き領域(RSVD:Reserved)である。本実施の形態では、ブロックPB6の空き領域の上位2ビット(0ビットおよび1ビット)を利用して、合成画像データ301のフォーマットを示すフォーマット情報500が示される。
ここでは、パケットPAは、合成画像データ301と同じTMDSチャンネルを介して伝送される。
なお、本実施の形態では、フォーマット情報500を伝送するために、パケットPAを利用しているが、パケットPAによる伝送に限定されない。たとえば、図2の(B)のパルス信号列の所定位置に、フォーマット情報500のパルス信号を挿入するようにして、合成画像データ301と同時に伝送するとしてもよい。
(分離処理と画像処理)
図1に戻り、処理部246は、分離部247および画像処理部248を含む。処理部246は、受信部241からの受信データから、合成画像データ301とサイズ情報ビット303とを抽出し分離部247に出力する。分離部247は、サイズ情報ビット303とパケット解析部249からのフォーマット情報500とに基づき、合成画像データ301から、画像データ20DとOSDデータ10Dをフレーム単位で分離し抽出する。そして、分離抽出した画像データ20Dを画像処理部248に出力するとともに、当該画像データ20Dに対応するOSDデータ10DをOSD回路244に出力する。
画像処理部248は、フォーマット情報500に従って画像データをフレーム単位で画像処理する。たとえば、明るさ、色の濃さ、シャープネスなどの画像処理を行う。
(OSDデータの重畳処理)
重畳処理部245は、画像データを用いて表示部250に表示するための表示データを生成する。表示データの生成について説明する。
表示部250は、ドットマトリックス型のFPD(フラットパネルディプレイ)であって、ここでは、LCD(Liquid Crystal Display)を有すると想定する。
OSD回路244は、LCD画面のサイズおよび解像度に従って、OSDデータ10Dに基づきOSD画像データを生成し、重畳処理部245に出力する。OSD画像データは、ピクセル単位のビットマップデータである。
重畳処理部245は、画像処理部248が出力する画像データ20Dから、表示部250のLCD画面のサイズおよび解像度に従って、ピクセル単位のビットマップデータである画像データを生成する。そして、ビットマップデータの画像データに、ビットマップデータのOSDデータを重畳処理することで、表示データを生成する。
ここで、重畳処理部245とOSD回路244には、LCDの画素数に応じた周波数のドットクロックが与えられている。OSD回路244は、ドットクロックの周波数に従ってOSDデータ10Dから1フレーム分のOSD画像データを生成し重畳処理部245に出力する。重畳処理部245は、画像処理部248からの画像データに、ドットクロック周波数に同期して、OSD回路244からのOSD画像データを重畳させるように処理する。
表示部250は、ピクセル単位の画像データである表示データに従って、LCDの画素に対応した電極に電気信号を印加する。これにより、OSDデータによる文字などが重畳した映像を表示することができる。
(ハードウェア構成)
図4は、本実施の形態に係るDVD再生装置100のハードウェア構成図である。図5は、本実施の形態に係る映像表示装置200のハードウェア構成図である。
図4を参照して、DVD再生装置100は、マイコン(マイクロコンピュータの略)110を備え、マイコン110には記憶部180、操作部190、DVDドライバ320および送信部130が接続される。
記憶部180はRAM(random−access memory)183、ハードディスク182、およびROM(read−only memory)181を含む。
送信部130は、トランスミッタ149、CEC(Consumer Electronics Control)回路150、およびDDC(Display Data Channel)回路160を含む。送信部130は、HDMI端子170を接続する。
マイコン110には、DVD130のデータを読み書きするためのDVD再生部120のDVDドライバ320が接続される。
マイコン110は、操作部190が受け付けるユーザ操作に基づく信号に応じて、DVDドライバ320など各部を制御する。
RAM183は、マイコン110の処理にともない、一時的にデータを記憶する。記憶されるデータには、映像表示装置200から受信したEDID(Extended display identification data)データ14が含まれる。ハードディスク182は、画像データおよび音声データなどをする。ROM181は、マイコン110の動作に必要なファームウェアや、DVD再生装置100自身を特定するための情報などを格納する。ROM181には、HDMIの通信プロトコルの種類のそれぞれに対応して、合成画像データ301のフォーマットの種類を登録した対応付けテーブル1461が予め格納される。
送信部130は、転送部144に対応する。トランスミッタ149は、マイコン110からの信号に従って、画像データを信号に変換し、HDMI端子170に送出する。CEC回路150は、映像表示装置200との間でCEC信号の送受信を行なう。ここで、CEC信号とは、CEC規格に準拠した相互制御信号のことをいう。DDC回路160は、マイコン110からの信号に従って、HDMI端子170を介して映像表示装置200から、後述のEDIDを取得する。
HDMI端子170には、通信路300が接続される。DVD再生装置100は、HDMI端子170の接続先の機器(ここでは、映像表示装置200)との信号あるいはデータの送受信を、通信路300を介して行なう。
前処理部140の各部の処理機能はプログラムとしてROM181に格納されており、マイコン110のCPU(Central Processing Unit)はROM181からプログラムを読み出し、プログラムを実行することにより、各部の機能が実現される。
図5を参照して、映像表示装置200はマイコン210を備える。マイコン210は、記憶部、レシーバ251、CEC回路252、DDC回路260、操作部290、LVDS(Low voltage differential signaling)トランスミッタ22、およびアンプ26を接続する。記憶部は、RAM220およびROM230を含む。DDC回路260は、PROM(programmable read−only memory)280を接続する。
マイコン210は、操作部190が受け付けるユーザ操作に基づく信号に応じて、映像表示装置200内の各部の動作を制御する。
RAM220は、マイコン210の処理にともない、一時的にデータを記憶する。ROM230は、マイコン210の動作に必要なファームウェアや、映像表示装置200を特定するための情報などを格納する。PROM280は、映像表示装置200のEDIDを格納する。なお、PROM280は、EDIDを格納するための記憶媒体の一例であり、他の記憶媒体を用いる構成であっても構わない。
EDIDは、ディスプレイ20の機種名や設定値(解像度を表す画面のピクセル数、画面の大きさ、画面の表示更新周期など)を表す情報である。
レシーバ251は、HDMI端子270を介し通信路300から信号を受信する。CEC回路252は、HDMI端子270を介し通信路300を経由してCEC信号の送受信を行なう。DDC回路260は、HDMI端子270を介し、DVD再生装置100からのEDID取得に関する信号を送受信する。
HDMI端子270は、通信路300を接続し、通信路300を介して、DVD再生装置100との間で通信を行なう。
LVDSトランスミッタ22はLCDなどのディスプレイ20を接続する。LVDSトランスミッタ22とディスプレイ20は表示部250に相当する。LVDSトランスミッタ22は、与えられる表示データに従ってLCDの各電極に電気信号を印加し、画像を表示させる。
アンプ26は、マイコン210から与えられる音声信号を増幅し、スピーカ24に出力する。図5では、レシーバ251、CEC回路252およびDDC回路260は受信部241に対応する。
後処理部240の各部の処理機能はプログラムとしてROM230に格納されており、マイコン210のCPUはROM230からプログラムを読み出し、プログラムを実行することにより、各部の機能が実現される。
(処理フローチャート)
図6は、各実施の形態に適用される処理手順を示す図である。図6では、DVD再生装置100と映像表示装置200との間の通信シーケンスを利用して処理手順が示される。ここでは、DVD再生装置100と映像表示装置200はHDMIプロトコルに従って認証処理することにより、当該実施の形態に係る機能を有している装置であることを相互に確認していると想定する。
図6を参照して、まず合成画像データ301のフォーマットを決定するために、マイコン110は、映像表示装置200からのEDIDの読出しを、DDC回路160に指示する。指示に従ってDDC回路160は、EDID要求を送信する(ステップS5)。
映像表示装置200では、EDID要求が受信されると、マイコン210はDDC回路260にEDIDの応答を指示する。指示に従って、DDC回路260は、PROM280からEDIDを読出し、応答として、DVD再生装置100に送信する(ステップS9)。
DVD再生装置100のマイコン110は、DDC回路160を介して映像表示装置200からEDIDを受信すると、RAM183に受信EDID14として格納する(ステップS11)。
プロトコル指定部145は、HDMIの通信プロトコルを指定する(ステップS13)。具体的には、プロトコル指定部145は、操作部190からのユーザ指示、またはDVD130から読出した映像データに関連した情報に基づき、用いるべきHDMI通信プロトコルの種類を指定(決定)する。指定されたプロトコルの種類は、映像表示装置200に通知される。これにより、映像表示装置200側の受信部241は、当該通知を受信して、通信プロトコルを判別することができる。
次に、フォーマット決定部146は、指定された通信プロトコルの種類に基づき、合成画像データ301を生成するためのフォーマットの種類を決定する(ステップS15)。具体的には、フォーマット決定部146は、指定された通信プロトコルの種類に基づき、ROM181の対応付けテーブル1461を検索する。検索により、指定された通信プロトコルの種類に対応のフォーマットの種類を読み出す。これにより、フォーマットの種類が決定される。
DVD130から読出された映像データは、DVD再生部120から画像処理部141に出力される。画像処理部141は、映像データから、フレーム単位で複数枚の画像データを生成し、合成部143に出力する。
合成部143は、画像処理部141から入力する画像データと、ROM181から読出すOSDデータ142とを、フォーマット決定部146が決定したフォーマットの種類に従って合成する。これにより合成画像データ301が取得される(ステップS19)。
また、パケット生成部147は、フォーマット決定部146が決定したフォーマット種類に基づき、当該フォーマット種類を示すフォーマット情報500を格納したパケットPAを生成する(ステップS21)。
転送部144は、合成画像データ301と、パケットPAを入力し、HDMIの通信プロトコルに従って通信路300を介して送信する(ステップS23、ステップS27)。
一方、映像表示装置200では、受信部241は通信路300を介して合成画像データ301を受信するとともに、パケットPAを受信する((ステップS25、ステップS29)。
パケット解析部249は、受信されたパケットPAを解析し、解析によりフォーマット情報500を取得し、処理部246に出力する(ステップS31)。また、処理部246は、受信した合成画像データ301を入力し、フォーマット情報500に基づき合成画像データ301から画像データ20DおよびOSDデータ10Dを分離して抽出する。このとき、受信したサイズ情報ビット303が指示するサイズに基づき、合成画像データ301から画像データ20DおよびOSDデータ10Dを分離することができる。抽出した画像データは画像処理部248に出力され、OSDデータはOSD回路244に出力される。
画像処理部248は、抽出された画像データ20Dについて、表示部250に表示するための画像処理を施し、重畳処理部245に出力し、また、OSD回路244は抽出されたOSDデータ10Dに基づきOSD画像データを生成し、重畳処理部245に出力する(ステップS33)。
重畳処理部245は、フレーム単位の画像データの画像に、対応するOSD画像データの画像を重畳処理し、表示データを生成する(ステップS35)。表示データは、表示部250に出力される。
ここでは、合成画像データ301から画像データとOSDデータを分離し抽出するために参照される情報としてサイズ情報ビット303を用いたが、サイズ情報に限定されない。たとえば、各画像データと各OSDデータの合成画像信号302のスタートビットからの開始位置を示すビット情報であってもよく、またサイズ情報と開始位置情報の組み合わせであってもよい。
なお、本実施の形態では、通信路300の通信プロトコルとしてHDMIを採用したが、適用されるプロトコルはHDMIに限定されない。
(各実施の形態の概要)
上述した基本的構成を利用した各実施の形態の概要を説明する。各実施の形態では、既存のHDMIの通信プロトコルを利用して本実施の形態に係る合成画像データ301を伝送することができる。つまり、既存のHDMIの通信プロトコルによる送信データのフォーマットであれば、画像データが送信されるべきタイミングでOSDデータを送信することで、同一の通信路を介して画像データとOSDデータを個別に送信する。
合成画像データ301を伝送するために、HDMIプロトコルとしては、以下の3種類のプロトコルを利用する。つまり、(1)プログレッシブ(Progressive)の映像をインターレース(Interlace)の映像として送信するためのプロトコル。そして、(2)3D(Three-Dimensional)映像を送信するためのプロトコル。そして(3)映像を予め定めたフレームレートよりも高いフレームレートで送信するためのプロトコルである。
プロトコルの種類により決まるフォーマット種類を示すフォーマット情報500は、“00”を示すとき通常フォーマットを示す。“01”を示すとき上記の(1)のプロトコルに従いProgressiveの映像をInterlaceのフォーマットで送信することを示す。“10”を示すとき上記(2)のプロトコルに従い3Dフォーマットの形式で送信することを示す。“11”を示すとき上記(3)のプロトコルに従い送信フレームレートを予め定めたフレームレートのよりも高い(ここでは、2倍とする)で送信することを示す。
以下の第1〜第3の実施の形態において、上記の通信プロトコル(1)〜(3)を用いた処理を説明する。
(第1の実施の形態)
本実施の形態では、プログレッシブ方式の映像をインターレース方式の映像で送信するためのプロトコル(以下、第1プロトコルと称する)を利用する場合を説明する。図7は、第1の実施の形態に係る前処理部および後処理部の一部の構成図である。図8は、第1の実施の形態に適用する合成画像データの伝送時のフォーマットを示す図である。
まず、プログレッシブの映像をインターレースの映像として伝送する場合を簡単に説明する。デジタル映像を画面に表示するには、スキャン方式としてインターレースとプログレッシブがある。インターレースでは、奇数(odd)フィールドと偶数(even)フィールドが映像のフレームごとに交互に更新されることにより、完全な1個のフレームが構成される。これに対し、プログレッシブでは、フレームごとにすべてのラインの表示を更新する。したがって、プログレッシブは、インターレースに比較して映像を高画質で表示できるが、プログレッシブの映像を伝送する場合には、インターレースの映像に比較して2倍の帯域幅が必要となる。本実施の形態では、表示部250はプログレッシブスキャン方式を採用していると想定する。
そこで、本実施の形態では、プロトコル指定部145は、通信路300の通信プロトコルに、プログレッシブの映像をインターレースの映像のフォーマットを利用して送信するための第1プロトコルを指定する。
インタレースの映像データを、HDMIプロトコルを利用して送信する場合は、通常は、図8の(A)に示すように、1個の画面を構成する奇数(odd)用の画像データと偶数(even)用の画像データとが対応づけて送信される。
本実施の形態では、第1プロトコルに従って画像データとOSDデータとを送信するために、図8の(B)のように、奇数(odd)用の画像データを画像データ10Dに置換え、且つ偶数(even)用の画像データをOSDデータに置換える。これにより、画像データとOSDデータを個別に含む合成画像データ301を同一の通信路で送信することができる。
本実施の形態では、DVD再生装置100では、フォーマット決定部146は、指定された第1プロトコルに基づきフォーマットの種類を決定し、合成部143とパケット生成部147に出力する。画像処理部141は、与えられる第1プロトコルに従って、映像データからフレーム毎の画像データを生成し、当該画像データから、奇数(odd)用の画像データと偶数(even)用の画像データを生成し、合成部143に出力する。合成部143は、フォーマット決定部146から与えられるフォーマットの種類に従って、図8の(B)に示すフォーマットを有する合成画像データ301を生成する。
このとき、パケット生成部147は、決定したフォーマット種類を示すフォーマット情報500を格納したパケットPAを生成し、転送部144に出力する。
転送部144は、図8の(B)の合成画像データ301と、パケットPAを通信路300を介して送信する。
図7の(A)を参照して前処理部1401は画像処理部1411および合成部1431を有する。前処理部1401の他の部分は、図1に示したものと同じである。図7の(B)を参照して、後処理部240は処理部2461を含む。処理部2461は、分離部247および画像処理部2481を含む。画像処理部2481は、IP変換部261とスケーラ262を含む。後処理部240の他の構成は図1に示したものと同じである。
画像処理部1411は、プロトコル指定部145から与えられるプロトコル種類に基づき、走査線に従う間引き処理により、プログレッシブ方式の映像データから、2枚のインターレース方式の画像データを生成する。
合成部1431は、画像処理部1411から入力するインターレース方式の画像データとOSDデータ142を用いて、フォーマット決定部146からのフォーマット種類に従い、図8の(B)に示す合成画像データ301を生成し、転送部144へ出力する。
映像表示装置200は、図8の(B)の合成画像データを受信すると、画像処理部2481の分離部247は、この合成画像データから、画像データとOSDデータとを分離し抽出する。IP変換部261は、抽出された画像データ、すなわちインタレースの画像データを、フォーマット情報500に基づき、走査線に従う補完処理によりプログレッシブの画像データに変換し、スケーラ262に出力する。
スケーラ262は、入力するフレーム単位のプログレッシブの画像データを、表示部250のディスプレイの画面の画素数および表示周波数に基づき表示用の画像データに変換し、重畳処理部245に出力する。
重畳処理部245は、スケーラ262からの画像データにOSD回路244からのOSD画像データを重畳処理して、表示データを取得し、表示部250に出力する。
このように、本実施の形態によれば、プログレッシブの映像をインターレースの映像で送信する第1プロトコルを利用して、画像データとOSDデータを同一通信路を経由して個別に送信することができる。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態では、3D映像を送信するためのプロトコル(以下、第2プロトコルと称する)を利用する場合を説明する。図9は、第2の実施の形態に係る前処理部および後処理部の一部の構成図である。図10は、第2の実施の形態に適用する合成画像データの伝送時のフォーマットを示す図である。
図9の(A)を参照して、前処理部1402は画像処理部1412および合成部1432を有する。前処理部1402の他の部分は、図1に示したものと同じである。図9の(B)を参照して、後処理部240は処理部2462を含む。処理部2462は、分離部247および画像処理部2482を含む。画像処理部2482は、入力した画像データから3D画像データを生成するための3D画像生成部263を含む。後処理部240の他の構成は図1に示したものと同じである。
3Dの映像データを、HDMI通信プロトコルを利用して送信する場合は、Frame Packing、Top and Bottom、およびSide by Sideのように左眼用の画像と右眼用の画像が分割して送信される(図10の(A)参照)。
本実施の形態では、3Dの映像データを送信するためのHDMIプロトコルを利用して、図10の(B)ように、3Dの映像データの左眼用および右眼用の2次元の画像データの組を、左眼用および右眼用のうちの一方の2次元の画像データとOSDデータの組に置き換えたフォーマットの合成画像データを生成し送信する。これにより、映像データとOSDデータを個々に、同一の通信路300を介してデータ送信することができる。なお、図10では、Side by Sideの形式を利用した場合を例示している。
図9の(A)を参照して、画像処理部1412は、与えられる映像データから、プロトコル指定部145からのプロトコル種類に基づき、所定視差を有した左眼用および右眼用の2次元の画像データを生成する。合成部1432は、生成された画像データとOSDデータ142とから、フォーマット決定部146からのフォーマット種類に基づき、合成画像データを生成する(図10の(B)参照)。
映像表示装置200では図10の(B)の合成画像データを受信すると、分離部247は、受信した合成画像データから、画像データとOSDデータとを分離して抽出する。3D画像生成部263は、抽出された左眼用画像データと右眼用画像データとから、フォーマット情報500に基づき、立体視のための予め定めた視差に基づく立体視のための3D画像データを生成し、重畳処理部245に出力する。
ここでは、3D画像生成部263は、右眼用画像データと左眼用画像データをそれぞれを格子状に分割し、その分割後の各格子状画像データを左眼用および右眼用と交互に配置することで立体視のための3D画像データを生成する。
重畳処理部245は、3D画像生成部263からの3D画像データにOSD回路244からのOSD画像データを重畳処理して、表示データを取得し、表示部250に出力する。
なお、3D画像を表示時には、表示部250はディスプレイに関連して、格子状のスリットを表示して、ユーザによる立体視を可能にしている。
このように、本実施の形態によれば、3D表示のための映像データを送信する第2プロトコルを利用して、画像データとOSDデータを同一通信路を経由して個別に送信することができる。
(第3の実施の形態)
本実施の形態では、予め定めたフレームレートよりも高いフレームレートに従って映像送信するためのプロトコル(以下、第3プロトコルと称する)を利用する場合を説明する。図11は、第3の実施の形態に係る前処理部および後処理部の一部の構成図である。図12は、第3の実施の形態に適用する合成画像データの伝送時のフォーマットを示す図である。
DVD再生装置100から映像を映像表示装置200に送信する場合には、送信時の映像データのフレームレート(単位時間当たりに送信されるフレーム数)は、通常は、予め定めたレート、すなわち表示部250の表示画面のフレーム更新周期に依存する。
しかし、通信路300のHDMI通信プロトコルによっては、予め定めたフレームレートよりも高い値が設定される場合がある。この場合、フレームレートが高いことにより、送信されるフレームに実質的に表示に寄与しない冗長フレームが含まれる。冗長フレームでは、次位のフレームの映像データを送信するから、同じフレームの画像データが2個以上伝送されることになる。したがって、受信側の映像表示装置では、このような冗長フレームを抜く等の処理が施される。本実施の形態では、冗長フレームを、OSDデータの送信に利用する。
図11の(A)を参照して、前処理部1403は画像処理部1413および合成部1433を有する。前処理部1403の他の部分は、図1に示したものと同じである。図11の(B)を参照して、後処理部240は処理部2463を含む。処理部2463は、分離部247および画像処理部2483を含む。画像処理部2483は、レート調整部264を含む。後処理部240の他の構成は図1に示したものと同じである。
まず、通信路300に関して、通信路300のフレーム送信速度であるフレームレートが、予め定めたフレームレートの2倍に設定されたHDMI通信プロトコルが指定された場合には、通常時は(OSDデータを送信しない場合)は、送信する全フレームで映像データを送信する。これに対し、本実施の形態では、通信プロトコルの種類により決定したフォーマット、すなわちその半分をOSDデータに置き換えるフォーマットに従う合成画像データを生成し送信する。これにより、合成画像データは、通常画像の映像データとOSDデータが交互に送信されるようなフォーマットを有することとなる。
本実施の形態では、画像処理部1413は、プロトコル指定部145からのプロトコル種類に基づき、映像データからフレームレートを所望の速度の2倍にした、すなわち単位時間当たりフレーム枚数が通常時の2倍となるように画像データを生成し、合成部1433に出力する。
合成部1433は、フォーマット決定部146からのフォーマット種類に基づき、画像処理部1413から入力する画像データを処理する。具体的には、入力する画像データのうち、その半分をOSDデータ142に置換して、残りの画像データとOSDデータが交互に配置された合成画像データ(図12の(B)参照)を生成する。
映像表示装置200では図12の(B)の合成画像データを受信すると、分離部247は、受信した合成画像データから、画像データとOSDデータとを分離して抽出する。レート調整部264は、分離抽出された画像データから、フォーマット情報500に基づき、表示部250の表示用レートに一致したフレーム枚数に調整した画像データを生成し、重畳処理部245に出力する。
このように、本実施の形態によれば、予め定めたフレームレートよりも高いフレームレートで映像データを送信する第3プロトコルを利用して、画像データとOSDデータを同一通信路を経由して個別に送信することができる。
(実施の形態による効果)
図13は、実施の形態による効果を説明するための図である。各実施の形態では、前処理部140と後処理部240間の映像データとOSDデータを同一の通信路300を介して伝送する場合において、映像データとOSDデータとを個別に、同一の通信ラインで送信することが出来る。これにより、後処理部240の画像処理部248では、画像処理が必要な画像データのみを対象に画像処理を実施することができる。したがって、OSDデータに対して、不要な画像処理が施されることを防止できる。
これに対して、図13のように、画像データにOSDデータを重畳した画像データを、前処理部から後処理部へ伝送するケースでは、後処理部240では画像処理を、これを施すことが不要なOSDデータにも実施してしまうことになり、OSDデータの品質が損なわれる(表示文字がぼやける、図形が歪む、色にじみなど)が、本実施の形態では、通信路300では画像データとOSDデータは、図13のように重畳した状態ではなく、個別に独立した状態で送信されるから、後処理部240では、画像処理を、画像データのみに実施する(すなわち、OSDデータに対して実施しない)ことが容易に可能となる。
また、本実施の形態では、既存のHDMI通信プロトコルを利用することができ、通信路300、転送部144および受信部241の特別な改良は必要とされない。
本実施の形態では、DVD再生装置100は、通信路300を介して、映像表示装置200と通信する映像送信装置である。具体的には、通信プロトコルを取得するプロトコル指定部145と、合成データを生成する合成部143とを備える。生成された合成データは通信路に出力される。合成部143は、映像データと映像データに付随する付随データとを、取得した通信プロトコルの種類に対応したフォーマットに従って合成データを生成する。
上記の通信プロトコルは、HDMIのプロトコルを示す。
上記の合成データには、取得した通信プロトコルの種類に対応したフォーマットの種類を示す情報を含む。
上記の合成データは、合成データから映像データと付随データとを個別に抽出するための情報を含む。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
1 映像処理システム、10D 画像データ、100 再生装置、140,1401,1402,1403 前処理部、145 プロトコル指定部、146 フォーマット決定部、147 パケット生成部、200 映像表示装置、240 後処理部、245 重畳処理部、247 分離部、249 パケット解析部、250 表示部、263 画像生成部、264 レート調整部、300 通信路、301 合成画像データ、302 合成画像信号、303 サイズ情報ビット、304 合成画像データビット、500 フォーマット情報、1461 対応付けテーブル、PA パケット。

Claims (19)

  1. 通信路を介して、映像出力装置と通信する映像送信装置であって、
    前記通信路の通信プロトコルを取得するプロトコル取得部と、
    取得した前記通信プロトコルの種類に対応したフォーマットに従って、映像データと、映像データに付随する付随データとを個別に含む合成データを生成する合成部と、を備え、
    生成された前記合成データを前記通信路に出力する、映像送信装置。
  2. 取得した前記通信プロトコルの種類に対応した前記フォーマットの種類を決定するフォーマット決定部を、さらに備える、請求項1に記載の映像送信装置。
  3. 前記合成データから映像データと付随データとを個別に抽出するための情報を生成し、前記通信路に送信する、請求項1に記載の映像送信装置。
  4. 前記抽出するための情報は、前記通信プロトコルの種類に対応したフォーマットの種類を含む、請求項3に記載の映像送信装置。
  5. 前記通信路は、時系列にデータを送信するシリアル通信路であって、
    前記抽出するための情報は、前記映像データと前記付随データの前記合成データにおける前記時系列上の位置を示す、請求項3に記載の映像送信装置。
  6. 前記付随データは、前記映像データの映像に重畳して表示されるOSD(On Screen Display)のためのデータを含む、請求項1に記載の映像送信装置。
  7. 前記通信プロトコルの種類には、プログレッシブ方式の映像データをインタレース方式の映像データで送信するためのプロトコルを含む、請求項1に記載の映像送信装置。
  8. 前記通信プロトコルの種類には、3D(Three-Dimensional)方式の映像データを送信するためのプロトコルを含む、請求項1に記載の映像送信装置。
  9. 前記映像データを、フレーム単位で送信する場合において、
    前記通信プロトコルの種類には、予め定めたフレームレートよりも高いフレームレートで送信するためのプロトコルを含む、請求項1に記載の映像送信装置。
  10. 表示部に映像を表示するための信号を出力する映像出力装置であって、
    通信路を介して、映像データと当該映像データに付随する付随データとを含む合成データを受信するための映像受信部と、
    受信した前記合成データから、前記表示部に映像を表示するための信号を生成する信号生成部とを、備え、
    前記合成データは、前記映像データと前記付随データとが、前記通信路の通信プロトコルの種類に対応したフォーマットに従って個別に含まれるデータである、映像出力装置。
  11. 前記通信路を介して、前記合成データから映像データと付随データとを個別に抽出するための情報を受信する、請求項10に記載の映像出力装置。
  12. 前記抽出するための情報は、前記通信プロトコルの種類に対応したフォーマットの種類を含む、請求項11に記載の映像出力装置。
  13. 前記通信路は、時系列にデータを送信するシリアル通信路であって、
    前記抽出するための情報は、前記映像データと前記付随データの前記合成データにおける前記時系列上の位置を示す、請求項11に記載の映像出力装置。
  14. 前記抽出するための情報に従って、前記合成データから映像データと付随データとを個別に抽出する分離抽出部と、
    抽出された前記映像データに対し、前記表示部に表示するための処理を施す映像処理部と、を備え、
    前記信号生成部は、
    前記映像処理部による処理後の前記映像データと、前記分離抽出部から入力する前記付随データとから、前記表示部に映像を表示するための信号を生成する、請求項11に記載の映像出力装置。
  15. 前記付随データは、前記映像データの映像に重畳して表示されるOSD(On Screen Display)のためのデータを含む、請求項10に記載の映像出力装置。
  16. 前記通信プロトコルの種類には、プログレッシブ方式の映像データをインタレース方式の映像データで送信するためのプロトコルを含む、請求項10に記載の映像出力装置。
  17. 前記通信プロトコルの種類には、3D(Three-Dimensional)方式の映像データを送信するためのプロトコルを含む、請求項10に記載の映像出力装置。
  18. 前記映像データを、フレーム単位で送信する場合において、
    前記通信プロトコルの種類には、予め定めたフレームレートよりも高いフレームレートで送信するためのプロトコルを含む、請求項10に記載の映像出力装置。
  19. 表示部に映像を表示するための信号を出力する映像出力装置と、
    通信路を介して、前記映像出力装置と通信する映像送信装置と、を備える映像通信システムであって、
    前記映像送信装置は、
    前記通信路の通信プロトコルを取得するプロトコル取得部と、
    取得した前記通信プロトコルの種類に対応したフォーマットに従って、映像データと、映像データに付随する付随データとを個別に含む合成データを生成する合成部と、
    生成された前記合成データを前記通信路に出力する送信部と、を含み、
    前記映像出力装置は、
    前記合成データを受信するための映像受信部と、
    受信した前記合成データから、前記表示部に映像を表示するための信号を生成する信号生成部とを、含む、映像通信システム。
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