JP2013169909A - Headrest device for vehicle seat - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車両用シートに着座した乗員の頭部に対し、ヘッドレストの位置を自動調整する車両用シートのヘッドレスト装置に関する。 The present invention relates to a headrest device for a vehicle seat that automatically adjusts the position of the headrest relative to the head of an occupant seated on the vehicle seat.
シートに着座した乗員の頭部とヘッドレストとの距離を測定して、その距離が目標値となるようにフィードバック制御する装置が開発されている(下記特許文献1参照)。 An apparatus has been developed that measures the distance between the head and the headrest of an occupant seated on a seat and performs feedback control so that the distance becomes a target value (see Patent Document 1 below).
しかし、上記特許文献1の技術では、フィードバック制御の応答性の設定により互いに矛盾した問題が生じる。即ち、フィードバック制御による応答性を良くしようとすると、ヘッドレストが頻繁に動いて乗員に煩わしさを与える。一方、ヘッドレストが頻繁に動かないようにすると、応答性が悪いと乗員に感じさせる。
このような問題に鑑み本発明の課題は、応答性を要求されるときと、安定性を要求されるときとを判別し、制御の仕方を切り替えることにより、フィードバック制御の応答性の設定により互いに矛盾した問題が生じないようにすることにある。
However, in the technique of the above-mentioned patent document 1, contradictory problems arise due to the setting of feedback control response. That is, when trying to improve the responsiveness by the feedback control, the headrest moves frequently, which causes trouble for the occupant. On the other hand, if the headrest is not moved frequently, the passenger feels that the responsiveness is poor.
In view of such a problem, an object of the present invention is to distinguish between when responsiveness is required and when stability is required, and by switching the control method, each other by setting the responsiveness of feedback control The goal is to avoid conflicting problems.
本発明の第1発明は、車両用シートに着座した乗員の頭部とヘッドレストとの距離を測定する測定手段と、前記測定手段による測定距離が目標距離となるようにヘッドレストの位置を調整し、調整に際しては測定距離の変化に対して所定の応答遅れを持って調整する第1調整手段と、前記測定手段により測定された距離が所定レベルより大きいとき、第1調整手段よりも速い応答速度でヘッドレストの位置を調整する第2調整手段とを備えることを特徴とする車両用シートのヘッドレスト装置である。
第1発明によれば、常時は第1調整手段により応答遅れを持ってヘッドレストの位置調整が行われ、測定距離が大きくなったときは第2調整手段により第1調整手段よりも速い応答速度でヘッドレストの位置調整が行われる。そのため、測定距離が大きく変化しないときはヘッドレストの位置調整を安定的に行うことができ、測定距離が大きく変化するときは応答良くヘッドレストを位置調整することができる。
The first invention of the present invention is a measuring means for measuring the distance between the head of the occupant seated on the vehicle seat and the headrest, and adjusting the position of the headrest so that the measurement distance by the measuring means becomes a target distance, In the adjustment, the first adjusting means for adjusting with a predetermined response delay with respect to the change of the measuring distance, and when the distance measured by the measuring means is larger than the predetermined level, the response speed is faster than the first adjusting means. A vehicle seat headrest device comprising: a second adjustment unit that adjusts a position of the headrest.
According to the first aspect of the invention, the position adjustment of the headrest is normally performed with a response delay by the first adjustment means, and when the measurement distance becomes large, the second adjustment means has a faster response speed than the first adjustment means. The position of the headrest is adjusted. Therefore, the headrest position can be stably adjusted when the measurement distance does not change greatly, and the headrest position can be adjusted with good response when the measurement distance changes greatly.
本発明の第2発明は、上記第1発明において、前記第2調整手段は、前記距離が所定レベルより大きくなり、その距離の変化の方向が所定期間変化しないとき、ヘッドレストの位置調整を開始することを特徴とする車両用シートのヘッドレスト装置である。
第2発明によれば、測定距離が大きくなって、第2調整手段に基づいてヘッドレストの位置調整が行われるに際し、距離の変化が安定したことを確認して位置調整が開始される。そのため、距離の変化が一時的であるときに、その変化に追随して位置調整が行われてしまう不具合を防止することができる。
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect, the second adjusting means starts adjusting the position of the headrest when the distance is greater than a predetermined level and the direction of change in the distance does not change for a predetermined period. This is a headrest device for a vehicle seat.
According to the second invention, when the measurement distance is increased and the position adjustment of the headrest is performed based on the second adjustment means, the position adjustment is started after confirming that the change in the distance is stable. Therefore, when the change of the distance is temporary, it is possible to prevent a problem that the position adjustment is performed following the change.
本発明の第3発明は、上記第2発明において、前記第2調整手段における距離の変化の方向の判定は、前回測定された距離に対して今回測定された距離が、大小両側に所定範囲を超えてどちら側に変化しているかにより行われることを特徴とする車両用シートのヘッドレスト装置である。
第3発明によれば、距離の変化の方向の判定は、変化幅が所定範囲を超えてどちら側に変化しているかにより行われる。そのため、距離測定の精度が低くても、少ない測定期間で距離変化の方向を確認することができる。
According to a third aspect of the present invention, in the second aspect, the determination of the direction of the change in the distance in the second adjustment means is performed such that the distance measured this time with respect to the distance measured last time is within a predetermined range on both large and small sides. It is a headrest device for a vehicle seat, which is performed depending on which side is changed beyond.
According to the third aspect of the invention, the determination of the direction of the change in distance is performed depending on which side the change width exceeds the predetermined range and changes to which side. Therefore, even if the accuracy of distance measurement is low, the direction of the distance change can be confirmed with a small measurement period.
各図に示す一実施形態は、独立した一つの車両用シート60に本発明を適用した例である。図1に示すように、ヘッドレスト63の前面で乗員の頭部(不図示)に対向する部分には、公知の静電容量センサ50が設けられ、ヘッドレスト63内にはヘッドレスト63を前後方向に移動させるための前後調整用モータ30が内蔵されており、その前後調整用モータ30を駆動制御するためのヘッドレスト制御回路20も内蔵されている。また、シートバック62内にはヘッドレスト63を上下方向に移動させるための上下調整用モータ40が内蔵されており、その上下調整用モータ40を駆動制御するためのメイン制御回路10も内蔵されている。上記静電容量センサ50は、図示を省略したが、上下方向に5つのゾーンに分けられた5つのセンサから構成されている。なお、図1において、61はシートクッションを示す。
Each embodiment shown in each drawing is an example in which the present invention is applied to one
図2に示すように、メイン制御回路10は、コンピュータ11、上下駆動回路12、及びマニュアルスイッチ13から成る。コンピュータ11は、上下調整用モータ40からの動作信号を受け、上下駆動回路12を介して上下調整用モータ40を駆動する信号を出力している。マニュアルスイッチ13はシート60の周辺に設けられ、乗員の任意の操作によりヘッドレスト63を前後、上下に駆動できるように、スイッチ信号がコンピュータ11に入力されている。
ヘッドレスト制御回路20は、コンピュータ21、前後駆動回路22、及び静電容量検知IC23から成る。コンピュータ21は、前後調整用モータ30からの動作信号を受け、前後駆動回路22を介して前後調整用モータ30を駆動する信号を出力している。静電容量検知IC23は、アンテナである静電容量センサ50からの静電容量信号を受けて乗員の頭部との距離に比例する電圧信号に変換してコンピュータ21に供給している。コンピュータ21では、静電容量検知IC23からの電圧信号を頭部との間の距離信号に変換している。上述のように静電容量センサ50はヘッドレスト63の上下方向に5つのゾーンに分けて静電容量を測定しているので、静電容量検知IC23を介してコンピュータ21では、各ゾーンの静電容量の大きさから乗員の頭部Pの高さを検出することができる。なぜなら図3に示すように頭部Pの後方尖端部に対応する静電容量センサ50のゾーンが他のゾーンに比べて頭部Pとの距離が小さいため静電容量は大きくなり、それにより頭部Pの位置を検出することができる。
コンピュータ11とコンピュータ21とは、互いに連携動作ができるように互いに信号を送受している。また、コンピュータ11は、車両の電源スイッチ、車両用シート60への乗員の着座検出スイッチ、乗員保護用シートベルトの装着検出スイッチなどの車両の状態を表す各種信号を受けるように接続されている。図2では、各種車両信号を代表して車両信号70として示している。
As shown in FIG. 2, the
The
The
図3及び図4に示すように、ヘッドレスト63は、基部65と、基部65に対して前後方向に移動可能に固定された移動部66とを備え、基部65はシートバック62に対してステー64と共に上下方向に移動可能に固定されている。そのため、基部65内には前後調整用モータ30が移動部66を前後方向に移動するように設けられ、シートバック62内には上下調整用モータ40がステー64を上下方向に移動するように設けられている。上述の静電容量センサ50は、移動部66の頭部P側表面に設けられている。
図3に示すように、乗員の頭部Pの後方尖端部とヘッドレスト63の移動部66の中心部との上下方向のずれ量を「h」として以下の説明では使用する。また、図4に示すように、乗員の頭部Pの後方尖端部とヘッドレスト63の移動部66の前面との前後方向の距離を「x」とし、ヘッドレスト63の移動部66の基準位置Oからの前後方向の移動量を「y」として以下の説明では使用する。基準位置Oは移動部66がニュートラル位置(図4にて破線で示す位置)にあるときの移動部66の頭部P側表面の位置である。
As shown in FIGS. 3 and 4, the
As shown in FIG. 3, the amount of vertical displacement between the rear tip of the passenger's head P and the center of the
図5に基づいてヘッドレスト63の位置調整制御について説明する。
<初期調整モード>
車両の電源スイッチ(不図示)が入り、乗員が車両用シート60に着座して着座センサ(不図示)が着座を検出し、更に、乗員がシートベルトを装着して検出スイッチ(不図示)が装着を検出すると、車両信号70がコンピュータ11に信号を送信する。コンピュータ11では、その後一定時間(例えば、10秒間)が経過すると、初期調整モードの処理が実行される。
この初期調整モードでは、静電容量センサ50からの信号に基づき、ヘッドレスト63に対する乗員の頭部Pの高さ(上下方向のずれ量)h及び前後方向の距離xが測定され、それらの測定結果に基づいて、測定された乗員の頭部Pとヘッドレスト63との前後方向の距離xが上限値(例えば、100mm)より小さいか否かが判定される。前後方向の距離が上限値より小さいと判定されるまで、前後調整用モータ30を作動させて、ヘッドレスト63を前後方向に移動させる。その後、前後方向の距離xが上限値より小さいと判定されると、上下調整用モータ40を作動させて上下方向のずれ量hが所定値(例えば、10mm)となるようにヘッドレスト63の高さが予備的に調整される。その後、静電容量センサ50からの信号に基づいて前後方向の距離xが目標距離(例えば、30mm)となるようにヘッドレスト63の位置が調整される。このようにしてヘッドレスト63の前後位置が調整されると、最後に再度上下方向のずれ量hが所定値(例えば、10mm)となるようにヘッドレスト63の高さが調整される。
以上の初期調整モードの処理が終了すると、モード判定処理が実行される。図6のように、ステップS1で上述した初期調整モードが処理された後、ステップS2においてモード判定が開始され、ステップS3では乗員の頭部Pの位置が検知される。つまり、前後方向の距離x及び上下方向のずれ量hの情報がコンピュータ21に取り込まれる。頭部位置検出が完了すると、ステップS4において頭部動作判定処理が実行される。
The position adjustment control of the
<Initial adjustment mode>
A vehicle power switch (not shown) is turned on, an occupant sits on the
In this initial adjustment mode, based on the signal from the
When the above initial adjustment mode processing is completed, mode determination processing is executed. As shown in FIG. 6, after the initial adjustment mode described above is processed in step S1, mode determination is started in step S2, and the position of the occupant's head P is detected in step S3. That is, information on the distance x in the front-rear direction and the amount of shift h in the vertical direction is taken into the
<通常モード1>
ステップS4の頭部動作判定処理は、詳細には図7〜9の処理が実行される。図7〜9は一つの纏まった制御フローを示すものであるが、図面の大きさの制約のため3つに分割して示している。
図7に示すステップS41で判定処理が開始され、x−a<c(例えば、aは30mm、cは−20mm)が成立し、且つy≦0が成立するか、又はb<x−a≦z−a(例えば、bは20mm、zは100mm)が成立し、且つd≦y(例えば、dは30mm)が成立するとき、ステップS45で頭部動作方向判定結果ログ(後述の頭部動作方向判定が行われたことを記録するもの)が消去される。ステップS45の処理が実行されると、頭部移動方向判定継続回数のカウンタがリセットされ、ステップS46で通常モードの処理が実行される。上記各パラメータa、c、z等が上記例示のとおりとすると、距離xが10mmより小さく、ヘッドレスト63が基準位置Oより後退した位置にある場合、又は距離xが50〜100mmであり、ヘッドレスト63が基準位置Oより30mm以上前進した位置にある場合に通常モードが実行される。
通常モードが実行されると、ヘッドレスト63と乗員頭部Pとの間の距離xの目標距離に対する偏差が指定範囲(例えば、x=0〜100mm)内の間、平均を取り続け、その平均値が閾値(例えば、25mm<x<35mm)を超えたとき、該平均値がゼロとなるようにヘッドレスト63を前後方向に移動させる。このように平均値が閾値を超えないとヘッドレスト63の移動は行われないため、ヘッドレストが頻繁に動作して乗員に煩わしさを感じさせることを防止できる。この通常モードが実行された後は、図5に示すように、再びモード判定処理に戻る。ここで、距離xの目標距離に対する差の平均をとる処理は、本発明の第1調整手段において所定の応答遅れを持つことに相当する。
<Normal mode 1>
In detail, the head movement determination process in step S4 is performed as shown in FIGS. FIGS. 7 to 9 show a single control flow, but are divided into three because of the restriction of the size of the drawing.
In step S41 shown in FIG. 7, the determination process is started, and xa <c (for example, a is 30 mm, c is -20 mm) and y ≦ 0 is satisfied, or b <xa ≦ When z−a (for example, b is 20 mm, z is 100 mm) and d ≦ y (for example, d is 30 mm) is satisfied, the head movement direction determination result log (described later, head movement) (Recording that the direction determination has been made) is deleted. When the process of step S45 is executed, the counter for the number of times the head movement direction determination is continued is reset, and the normal mode process is executed in step S46. When the parameters a, c, z, etc. are as shown in the above example, the distance x is smaller than 10 mm and the
When the normal mode is executed, while the deviation of the distance x between the
<上下調整モード>
また、ステップS41で判定処理が開始され、c≦x−a≦b(本発明における所定レベルに相当する)が成立するとき、ステップS42で頭部動作方向判定結果ログ消去が行われる。ステップS42の処理が実行され、頭部移動方向判定継続回数がリセットされると、ステップS43で頭部高さ検知開始判定の処理が実行され、このとき初期調整完了後、T1秒(例えば、10秒)を経過していないか、上下調整タイマーリセット後、T1秒を経過していれば、ステップS44に進み、上下調整モードの処理が実行される。上記各パラメータa、b、c等が上記例示のとおりとすると、距離xが10〜50mmであり、初期調整完了後10秒を経過していないか、前回の上下調整完了後10秒を経過している場合に、ステップS44の上下調整モードの処理が実行される。
上下調整モードの処理が実行されると、静電容量センサ50からの信号によって頭部高さの一定期間の平均値が求められ、その頭部高さからヘッドレスト63の上下方向のずれ量hを求め、このずれ量hが所定値(例えば、10mm)となるようにヘッドレスト63の高さが調整される。この調整は閾値を超えたときのみ行われる。この調整完了後に上記上下調整タイマーがリセットされる。この上下調整モードが実行された後は、図5に示すように、再びモード判定処理に戻る。
<Vertical adjustment mode>
Further, the determination process is started in step S41, and when c ≦ xa ≦ b (corresponding to a predetermined level in the present invention) is established, the head movement direction determination result log is deleted in step S42. When the process of step S42 is executed and the head movement direction determination continuation count is reset, the head height detection start determination process is executed in step S43. At this time, after completion of the initial adjustment, T 1 second (for example, If 10 seconds) has not elapsed or T 1 second has elapsed after resetting the up / down adjustment timer, the process proceeds to step S44, and processing in the up / down adjustment mode is executed. Assuming that the parameters a, b, c, etc. are as shown in the above example, the distance x is 10 to 50 mm and 10 seconds have not elapsed since the completion of the initial adjustment, or 10 seconds have elapsed since the completion of the previous vertical adjustment. If so, the process in the vertical adjustment mode in step S44 is executed.
When the processing in the vertical adjustment mode is executed, an average value of the head height for a certain period is obtained from the signal from the
<通常モード2>
ステップS43で頭部高さ検知開始判定の処理が実行され、このとき初期調整完了後、T1秒を経過しているか、上下調整タイマーリセット後、T1秒を経過していなければ、ステップS46に進み、通常モードの処理が実行される。上記各パラメータa、b、c等が上記例示のとおりとすると、距離xが10〜50mmであり、初期調整完了後10秒を経過しているか、前回の上下調整完了後10秒を経過していない場合に通常モードの処理が実行される。
初期調整において上下調整が実施されているものと考えると、初期調整完了後10秒間内であっても、上下調整完了後10秒を経過していないため、距離xが10〜50mmの条件が満たされると、通常モードの処理が実行され、初期調整完了後10秒を経過した後も、距離xが10〜50mmの条件が満たされていれば、通常モードの処理が実行される。一方、上下調整モードの処理は、初期調整完了後10秒間内に距離xが10〜50mmの条件が満たされれば直ちに実行されるが、以降は10秒毎に実行されることになる。なお、通常モードの処理は、コンピュータ21で行われ、上下調整モードの処理は、コンピュータ11で行われるため、各モードの処理は各コンピュータ11、21により同時に平行処理される。
<Normal mode 2>
In step S43, a head height detection start determination process is executed. At this time, after completion of the initial adjustment, if T 1 second has elapsed, or if T 1 second has not elapsed after resetting the vertical adjustment timer, step S46 is performed. Then, the normal mode processing is executed. Assuming that the parameters a, b, c, etc. are as illustrated above, the distance x is 10 to 50 mm, and 10 seconds have elapsed after completion of the initial adjustment, or 10 seconds have elapsed since the completion of the previous vertical adjustment. If not, normal mode processing is executed.
Assuming that the vertical adjustment has been performed in the initial adjustment, even if within 10 seconds after the completion of the initial adjustment, 10 seconds have not passed since the completion of the vertical adjustment, so the condition that the distance x is 10 to 50 mm is satisfied. If the distance x is 10 to 50 mm, the normal mode process is executed even after 10 seconds have elapsed from the completion of the initial adjustment. On the other hand, the processing in the up / down adjustment mode is executed immediately if the condition that the distance x is 10 to 50 mm is satisfied within 10 seconds after the completion of the initial adjustment, but is executed every 10 seconds thereafter. Since the normal mode processing is performed by the
<前方調整モード及び後方調整モード>
ステップS41で判定処理が開始され、b<x−a<z−aが成立し、且つy<dが成立するとき、ステップS49で前方動作予期の処理が実行される。また、x−a<cが成立し、且つ0<yが成立するとき、ステップS50で後方動作予期の処理が実行される。上記各パラメータa、b、c等が上記例示のとおりとすると、距離xが50〜100mmであり、ヘッドレスト63が基準位置Oから30mm前進した位置より後退位置にある場合に前方動作予期、つまり前方動作処理が開始されたことが記憶される。また、距離xが10mm未満であり、ヘッドレスト63が基準位置Oより前進位置にある場合に後方動作予期、つまり後方動作処理が開始されたことが記憶される。
<Front adjustment mode and rear adjustment mode>
In step S41, the determination process is started, and when b <xa <za is satisfied and y <d is satisfied, a forward motion prediction process is executed in step S49. Further, when x-a <c is satisfied and 0 <y is satisfied, the backward motion prediction process is executed in step S50. Assuming that the parameters a, b, c, etc. are as shown in the above example, when the distance x is 50 to 100 mm and the
<測定不能モード>
ステップS41で判定処理が開始され、z−a<x−aが成立すると、ステップS47で頭部動作方向判定結果ログ消去が行われる。ステップS47の処理が実行されて、頭部移動方向判定継続回数がリセットされると、ステップS48で測定不能モードの処理が実行される。上記各パラメータa、zが上記例示のとおりとすると、距離xが100mmより大きい場合、測定不能モードが実行される。測定不能モードでは、前後調整用モータ30の作動は停止される。この測定不能モードが実行された後は、図5に示すように、再びモード判定処理に戻る。
<Unmeasurable mode>
When the determination process is started in step S41 and za <xa is established, the head movement direction determination result log is deleted in step S47. When the process of step S47 is executed and the head movement direction determination continuation count is reset, the process of the measurement impossible mode is executed in step S48. Assuming that the parameters a and z are as illustrated above, the measurement impossibility mode is executed when the distance x is greater than 100 mm. In the measurement impossible mode, the operation of the front /
<各モードへの振り分け>
以上説明した通常モード1、上下調整モード、通常モード2、前方調整モード、後方調整モード、及び測定不能モードの各モードへ、ステップS41の判定処理開始から振り分けられる条件について纏めると次のとおりとなる。
まず、乗員の頭部Pとヘッドレスト63との距離xが比較的小さい、例えば10〜50mm(本発明における所定レベルに相当する)のとき、上下調整モード及び通常モード2へ移行する。距離xがもう少し大きい、例えば50〜100mmのときは、通常モード1か前方調整モードへ移行し、そのときのヘッドレスト63の移動部66の基準位置Oからの前方への移動量yの大小により、どちらのモードに移行するか決定される。移動量yが、例えば30mmより小さければ前方調整モード、30mmより大きければ通常モード1へ移行する。また、距離xが小さい、例えば10mmより小さいときは、通常モード1か後方調整モードへ移行し、そのときの移動量yの大小により、どちらのモードに移行するか決定される。移動量yが、例えば0mmより大きければ後方調整モード、0mmより小さければ通常モード1へ移行する。距離xが大幅に大きい、例えば100mmより大きいときは、測定不能モードへ移行する。
このような処理を行うことによって、初期調整モードによる調整後、乗員が頭部Pを動かした場合のヘッドレスト63の前後及び上下方向への調整が行われる。距離xが大幅に大きくなってしまった場合は測定不能モードで、距離xが測定可能なレベルに復帰するのを待ち、測定可能レベルまで復帰した後は、通常モード、前方調整モード、又は後方調整モードにより距離xが比較的小さいレベルとなるように制御し、距離xが比較的小さいレベルに達した後は、通常モード又は上下調整モードにより、距離xが目標距離となるように、又上下方向のずれ量hが所定量となるように、それぞれ制御される。
<Distribution to each mode>
The conditions distributed from the start of the determination process in step S41 to the normal mode 1, vertical adjustment mode, normal mode 2, forward adjustment mode, backward adjustment mode, and measurement impossible mode described above are summarized as follows. .
First, when the distance x between the occupant's head P and the
By performing such processing, after the adjustment in the initial adjustment mode, the
<前方調整モード>
図8に示すように、ステップS49で前方動作予期が実行され、このとき前方動作予期判定が未継続であると、即ちステップS49の処理が初めてのときは、ステップS51において頭部動作方向判定結果ログ消去が行われ、頭部動作方向判定継続回数がリセットされる。一方、ステップS49で前方動作予期が実行されたとき、前方動作予期判定が継続の場合、即ちステップS49の処理が前回行われていた場合は、ステップS51の処理がスキップされて、ステップS52において頭部移動方向判定の処理が実行される(ステップS52の頭部移動方向判定については、図10に基づいて後述する)。このとき乗員の体が前回に比べて前傾されている、つまり頭部が前方に移動されていると判定されるか、前回から停止されたままにあると判定され、しかもその判定回数がn3回(例えば、3回)継続したときは、距離xの変化の方向が所定期間変化しないと判断されて、ステップS53で頭部前方動作ありとされ、ステップS54で頭部動作方向判定結果ログ消去が行われ、頭部動作方向判定継続回数がリセットされる。そして、ステップS55では、前方調整モードの処理が実行される。ここで、上記n3回は本発明の第2調整手段における所定期間に相当する。
ステップS55では、n3回目に測定された距離xに基づいてヘッドレスト63の位置が目標距離となるように前後調整用モータ30を作動させる。このとき、n3回目に測定された距離xに基づいて直ちにヘッドレスト63の位置調整が行われるため、上述の通常モードの場合に比べて速い応答速度で位置調整が行われる。この前方調整モードが実行された後は、図5に示すように、再びモード判定処理に戻る。
ステップS52において乗員の体が前回に比べて前傾されている、つまり頭部が前方に移動されていると判定されるか、前回から停止されたままにあると判定され、しかもその判定回数がn3回継続していないときは、ステップS58で頭部動作方向判定結果ログ蓄積が行われて前方への頭部動作方向判定中であることが記録され、頭部動作方向判定継続回数のカウンタがインクリメントされる。その後、上述のステップS46で通常モードの処理が実行される。
ステップS52において乗員の体が前回に比べて後傾されている、つまり頭部が後方に移動されていると判定されると、ステップS56で頭部動作なしとされ、ステップS57で頭部動作方向判定結果ログ消去が行われ、頭部動作方向判定継続回数がリセットされる。その後、上述のステップS46で通常モードの処理が実行される。
図10には、図8のステップS52〜ステップS54、及びステップS56〜ステップS58における頭部移動方向判定処理について説明している。図10では、1回目に測定された頭部位置(図4のx+y)に対して2回目に測定された頭部位置が所定範囲Tを超えて前傾している。従って、ステップS52からステップS58に進んで頭部動作方向判定結果ログ蓄積が行われる。次の3回目の測定では、所定範囲Tを超えて前傾も後傾もされていないため頭部位置は停止状態と判定され、再びステップS52からステップS58に進んで頭部動作方向判定結果ログ蓄積が行われる。このように前回に比べて今回の測定結果が、所定範囲Tを超えて頭部が前傾しているか、所定範囲Tを超えて前傾も後傾もしておらず停止状態にあると判定される状態がn3回継続すると、ステップS52からステップS53以降の処理によりステップS55の前方調整モードが実行されることになる。
<Forward adjustment mode>
As shown in FIG. 8, when the forward motion prediction is executed in step S49 and the forward motion prediction determination is not continued at this time, that is, when the process of step S49 is the first time, the head motion direction determination result in step S51. Log deletion is performed, and the number of times the head movement direction determination is continued is reset. On the other hand, when the forward motion prediction is executed in step S49, if the forward motion prediction determination is continued, that is, if the processing in step S49 was performed last time, the processing in step S51 is skipped, and the head in step S52. A part movement direction determination process is executed (the head movement direction determination in step S52 will be described later with reference to FIG. 10). At this time, it is determined that the occupant's body is tilted forward compared to the previous time, that is, the head has been moved forward, or has been stopped from the previous time, and the number of determinations is n When it is continued three times (for example, three times), it is determined that the direction of the change in the distance x does not change for a predetermined period, the head forward motion is determined in step S53, and the head motion direction determination result log in step S54 Erasing is performed, and the head movement direction determination continuation count is reset. In step S55, the forward adjustment mode process is executed. Here, the above n 3 times corresponds to a predetermined period in the second adjusting means of the present invention.
In step S55, the front /
In step S52, it is determined that the occupant's body is tilted forward compared to the previous time, that is, the head has been moved forward, or has been stopped from the previous time. If n is not continued three times, the head movement direction determination result log is accumulated in step S58, and it is recorded that the head movement direction determination in the forward direction is being performed. Is incremented. Thereafter, normal mode processing is executed in step S46 described above.
If it is determined in step S52 that the occupant's body is tilted backward compared to the previous time, that is, the head is moved backward, the head motion is not performed in step S56, and the head motion direction is determined in step S57. The determination result log is erased, and the head movement direction determination continuation count is reset. Thereafter, normal mode processing is executed in step S46 described above.
FIG. 10 illustrates the head movement direction determination processing in steps S52 to S54 and steps S56 to S58 in FIG. In FIG. 10, the head position measured for the second time is tilted forward beyond a predetermined range T with respect to the head position measured for the first time (x + y in FIG. 4). Accordingly, the process proceeds from step S52 to step S58, and the head movement direction determination result log is accumulated. In the next measurement for the third time, the head position is determined to be in a stopped state because the vehicle is not tilted forward or backward beyond the predetermined range T, and the process proceeds from step S52 to step S58 again, and the head movement direction determination result log Accumulation is performed. In this way, compared to the previous time, the current measurement result is determined that the head is tilted forward beyond the predetermined range T, or that the head is tilted forward or backward beyond the predetermined range T and is in a stopped state. If this state continues for n 3 times, the forward adjustment mode of step S55 is executed by the processing from step S52 to step S53.
<後方調整モード>
図9に示すように、ステップS50で後方動作予期が実行され、このとき後方動作予期判定が未継続であると、即ちステップS50の処理が初めてのときは、ステップS51において頭部動作方向判定結果ログ消去が行われ、頭部動作方向判定継続回数がリセットされる。一方、ステップS50で後方動作予期が実行されたとき、後方動作予期判定が継続の場合、即ちステップS50の処理が前回行われていた場合は、ステップS51の処理がスキップされて、ステップS60において頭部移動方向判定の処理が実行される(ステップS60の頭部移動方向判定についても上述のステップS52における頭部移動方向判定と同様、頭部の移動方向が所定範囲Tを超えて移動しているか否かにより判定される)。このとき乗員の体が前回に比べて後傾されている、つまり頭部が後方に所定範囲Tを超えて移動されていると判定されるか、前回から所定範囲Tを超えて移動せず、停止されたままにあると判定され、しかもその判定回数がn4回(例えば、3回)継続したときは、距離xの変化の方向が所定期間変化しないと判断されて、ステップS61で頭部後方動作ありとされ、ステップS62で頭部動作方向判定結果ログ消去が行われ、頭部動作方向判定継続回数がリセットされる。そして、ステップS63では、後方調整モードの処理が実行される。ここで、上記n4回は本発明の第2調整手段における所定期間に相当する。
ステップS63では、n4回目に測定された距離xに基づいてヘッドレスト63の位置が目標距離となるように前後調整用モータ30を作動させる。このとき、n4回目に測定された距離xに基づいて直ちにヘッドレスト63の位置調整が行われるため、上述の通常モードの場合に比べて速い応答速度で位置調整が行われる。この後方調整モードが実行された後は、図5に示すように、再びモード判定処理に戻る。
ステップS60において乗員の体が前回に比べて後傾されている、つまり頭部が後方に移動されていると判定されるか、前回から停止されたままにあると判定され、しかもその判定回数がn4回継続していないときは、ステップS60からステップS58に進んで頭部動作方向判定結果ログ蓄積が行われて後方への頭部動作方向判定中であることが記録され、頭部動作方向判定継続回数のカウンタがインクリメントされる。その後、上述のステップS46で通常モードの処理が実行される。
ステップS60において乗員の体が前回に比べて前傾されている、つまり頭部が前方に移動されていると判定されると、ステップS56で頭部動作なしとされ、ステップS57で頭部動作方向判定結果ログ消去が行われ、頭部動作方向判定継続回数がリセットされる。その後、上述のステップS46で通常モードの処理が実行される。
図10に基づいて上述した、頭部の前傾動作に伴う前方調整モードについての説明は、頭部の後傾動作に伴う後方調整モードについても、前傾が後傾に変わるのみで同様である。
<Rear adjustment mode>
As shown in FIG. 9, when the backward motion prediction is executed in step S50 and the backward motion prediction determination is not continued at this time, that is, when the process of step S50 is the first time, the head motion direction determination result in step S51. Log deletion is performed, and the number of times the head movement direction determination is continued is reset. On the other hand, when the backward motion prediction is executed in step S50, if the backward motion prediction determination is continued, that is, if the processing in step S50 was performed last time, the processing in step S51 is skipped, and the head in step S60. The head movement direction determination process is executed (whether the head movement direction determination in step S60 is moving beyond the predetermined range T as well as the head movement direction determination in step S52 described above). Is determined by whether or not). At this time, it is determined that the occupant's body is tilted backward compared to the previous time, that is, the head is moved backward beyond the predetermined range T, or does not move beyond the predetermined range T from the previous time, When it is determined that the vehicle is stopped, and the number of determinations continues for n 4 times (for example, 3 times), it is determined that the direction of change in the distance x does not change for a predetermined period, and the head is determined in step S61. In step S62, the head movement direction determination result log is erased, and the head movement direction determination continuation count is reset. In step S63, the rear adjustment mode process is executed. Here, the above n 4 times corresponds to a predetermined period in the second adjusting means of the present invention.
In step S63, operating the front and
In step S60, it is determined that the occupant's body is tilted backward compared to the previous time, that is, the head has been moved backward, or has been stopped from the previous time. When n 4 times are not continued, the process proceeds from step S60 to step S58, the head movement direction determination result log accumulation is performed, and it is recorded that the head movement direction determination in the backward direction is being performed. The counter for the number of determination continuations is incremented. Thereafter, normal mode processing is executed in step S46 described above.
If it is determined in step S60 that the occupant's body is tilted forward compared to the previous time, that is, the head is moved forward, in step S56 there is no head movement, and in step S57 the head movement direction. The determination result log is erased, and the head movement direction determination continuation count is reset. Thereafter, normal mode processing is executed in step S46 described above.
The description of the forward adjustment mode accompanying the forward tilting operation of the head described above based on FIG. 10 is the same as the backward adjustment mode accompanying the backward tilting operation of the head only by changing the forward tilt to the backward tilt. .
以上の実施形態によれば、常時は通常モードにおいて、乗員頭部とヘッドレスト63との距離xの目標距離に対する偏差の平均化処理を行うことにより、応答遅れを持ってヘッドレスト63の位置調整が行われる。一方、測定距離が大きくなったときは前方調整モード又は後方調整モードにより通常モードよりも速い応答速度でヘッドレスト63の位置調整が行われる。そのため、測定距離が大きく変化しないときはヘッドレスト63の位置調整を安定的に行うことができ、測定距離が大きく変化するときは応答良くヘッドレスト63を位置調整することができる。
また、測定距離xが大きくなって、前方調整モード又は後方調整モードに基づいてヘッドレスト63の位置調整が行われるに際し、所定期間(n3回又はn4回)、測定される頭部Pの移動方向が停止状態を含めて一方向に安定したことを確認して位置調整が開始される。そのため、距離xの変化が一時的であるときに、その変化に追随して位置調整が行われてしまう不具合を防止することができる。
更に、前方調整モード及び後方調整モードにおける距離xの変化の方向の判定は、変化幅が所定範囲Tを超えているか否かにより行われる。そのため、距離測定の精度が低くても、少ない測定期間で距離変化の方向を確認することができる。
According to the above embodiment, the position adjustment of the
Further, when the position x of the
Further, the direction of the change in the distance x in the front adjustment mode and the rear adjustment mode is determined based on whether or not the change width exceeds the predetermined range T. Therefore, even if the accuracy of distance measurement is low, the direction of the distance change can be confirmed with a small measurement period.
上記実施形態において、静電容量センサ50、静電容量検知IC23、ステップS3の処理は、本発明の測定手段に相当し、ステップS46の処理は、本発明の第1調整手段に相当し、ステップS41、ステップS49、ステップS51〜ステップS58、ステップS50、ステップS60〜ステップS63の処理は、本発明の第2調整手段に相当する。
In the above embodiment, the process of the
本発明は、上記実施形態で説明した外観、構成に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。例えば、
1.第1調整手段における応答遅れは、ヘッドレストの位置を調整する量を、測定距離に比べて小さくすることによって行っても良い。
2.第2調整手段によるヘッドレストの調整では、第1調整手段による場合より1回当たりの調整量を大きくすることにより、第1調整手段による調整より応答速度を速くしても良い。
The present invention is not limited to the appearance and configuration described in the above embodiment, and various modifications, additions, and deletions can be made without changing the gist of the present invention. For example,
1. The response delay in the first adjusting means may be performed by making the amount of adjusting the position of the headrest smaller than the measurement distance.
2. In the adjustment of the headrest by the second adjustment means, the response speed may be made faster than the adjustment by the first adjustment means by increasing the adjustment amount per time as compared with the case of the first adjustment means.
10 メイン制御回路
20 ヘッドレスト制御回路
30 前後調整用モータ
40 上下調整用モータ
50 静電容量センサ
60 車両用シート
63 ヘッドレスト
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記測定手段による測定距離が目標距離となるようにヘッドレストの位置を調整し、調整に際しては測定距離の変化に対して所定の応答遅れを持って調整する第1調整手段と、
前記測定手段により測定された距離が所定レベルより大きいとき、第1調整手段よりも速い応答速度でヘッドレストの位置を調整する第2調整手段と
を備えることを特徴とする車両用シートのヘッドレスト装置。 Measuring means for measuring the distance between the head of the passenger seated on the vehicle seat and the headrest;
First adjustment means for adjusting the position of the headrest so that a measurement distance by the measurement means becomes a target distance, and adjusting with a predetermined response delay with respect to a change in the measurement distance;
A vehicle seat headrest device comprising: a second adjustment unit that adjusts the position of the headrest at a faster response speed than the first adjustment unit when the distance measured by the measurement unit is greater than a predetermined level.
前記第2調整手段は、前記距離が所定レベルより大きくなり、その距離の変化の方向が所定期間変化しないとき、ヘッドレストの位置調整を開始することを特徴とする車両用シートのヘッドレスト装置。 In claim 1,
The vehicle seat headrest device, wherein the second adjustment means starts position adjustment of the headrest when the distance is greater than a predetermined level and the direction of change in the distance does not change for a predetermined period.
前記第2調整手段における距離の変化の方向の判定は、前回測定された距離に対して今回測定された距離が、大小両側に所定範囲を超えてどちら側に変化しているかにより行われることを特徴とする車両用シートのヘッドレスト装置。
In either claim 1 or 2,
The determination of the direction of the change of the distance in the second adjusting means is performed based on whether the distance measured this time with respect to the previously measured distance has changed over a predetermined range on both sides of the large and small sides. A vehicle seat headrest device.
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JP2016073624A (en) * | 2014-10-08 | 2016-05-12 | ▲呉▼俊宏 | Headrest structure |
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