JP2013166473A - サイドドア構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両前面衝突があった場合に、サイドドアの開放が困難になることを抑制することのできるサイドドア構造を得る。
【解決手段】ベルトラインリインフォース24の一端24A側には、連結部材としてのブラケット30が配設されている。ブラケット30の一端30Aは、ベルトラインリインフォース24と第1連結部C1で連結されている。ブラケット30の他端30Bは、ベルトラインリインフォース24よりも車両幅方向外側で、かつ第1連結部C1よりもドアインナパネル22の車両前後方向外側に配設されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、車体のドア開口部を開閉するためのサイドドア構造に関する。
車体のサイドドアのインナパネルにベルトラインリインフォースを接合することで、該サイドドアの車体前後方向の荷重に対する変形強度を向上する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、近年、上記のベルトラインリインフォースについて、高強度部材を用いて板厚を薄くし、軽量化を図ることが行われている。一般的に、前面衝突時に衝撃伝達部材として機能するサイドドアのベルトラインリインフォースは、インナパネルよりも高強度に設計されているので、インナパネルよりも座屈変形後の戻り量が多くなる。したがって、前面衝突があった場合、ベルトラインリインフォースは、塑性変形して間隔の狭まったフロントピラーとセンタピラーの間で車両前後方向に突っ張り、サイドドアが開きにくくなることが考えられる。
特開2004−291812号公報
本発明は、上記事実を考慮してなされたものであり、車両前面衝突があった場合に、サイドドアの開放が困難になることを抑制することのできるサイドドア構造を得ることが目的である。
上記目的を達成するために請求項1記載の本発明に係るサイドドア構造は、サイドドアの外板を構成するドアアウタパネルと、前記ドアアウタパネルよりも車両幅方向内側に前記ドアアウタパネルと離間して配置されたインナパネル本体と、前記インナパネル本体の車両前後方向の両端部から車両幅方向外側へ屈曲して前記ドアアウタパネルと結合される縦壁部とを有し、前記ドアアウタパネルとで閉断面を形成するドアインナパネルと、前記インナパネル本体の上端部に車両前後方向に沿って配設されたベルトラインリインフォースと、一端が前記インナパネル本体の車両前後方向の一端側と第1接合部で接合されると共に他端が前記縦壁部と第2接合部で接合され、前記第1接合部と前記第2接合部との間に架け渡されるように配設され、前記ベルトラインリインフォースよりも塑性変形し易い連結部材と、を備えている。
請求項1記載のサイドドア構造では、ドアアウタパネルとドアインナパネルとで閉断面が形成されると共に、インナパネル本体の上端部に車両前後方向に沿ってベルトラインリインフォースが配設されている。車両が前面衝突した場合、サイドドアの車両前後方向の両端に配置されるピラーからの荷重によりインナパネル本体及びベルトラインリインフォースには車両上下方向回りのモーメントが発生し、ドアインナパネルとベルトラインリインフォースの中央が車両幅方向外側へ撓むように変形する。このとき、連結部材が第1接合部と第2接合部との間に架け渡されるように配設されているので、連結部材が前述のモーメントに抗する。これにより、ベルトラインリインフォースの車両幅方向外側へのモーメントの一部がキャンセルされ、ベルトラインリインフォースの変形量を少なくすることができる。
また、連結部材は、ベルトラインリインフォースよりも塑性変形し易いので、車両の前面衝突により塑性変形する。塑性変形した連結部材は、ベルトラインリインフォースと第1接合部で接合されているので、ベルトラインリインフォースが元の形状に戻ろうとする復元力が抑制され、戻り量が減少する。したがって、塑性変形して間隔の狭まったフロントピラーとセンタピラーの間でのベルトラインリインフォースの車両前後方向の突っ張りを抑制することができる。
請求項2記載のサイドドア構造は、前記連結部材が前記ベルトラインリインフォースよりも強度が低い、ことを特徴とする。
請求項2に記載のサイドドア構造では、連結部材の強度がベルトラインリインフォースよりも低くなっているため、塑性変形し易い。このように、連結部材の強度を設定することにより、容易に塑性変形し易い部材とすることができる。
請求項3記載のサイドドア構造は、前記連結部材には車両上下方向に延びる稜線を形成する屈曲部が設けられている、ことを特徴とする。
請求項3に記載のサイドドア構造では、連結部材には車両上下方向に延びる稜線を形成する屈曲部が形成されている。したがって、車両の前面衝突があった場合、連結部材は、当該屈曲部を起点として変形し、塑性変形し易くなる。このように、連結部材に屈曲部を形成することにより、強度が同じでも塑性変形し易い部材とすることができる。
請求項4記載のサイドドア構造は前記連結部材は、前記インナパネル本体の他端側にも配置されている、ことを特徴とする。
請求項4記載のサイドドア構造では、ベルトラインリインフォースの他端側についても、連結部材を備えている。これにより、車両が前面衝突した場合、ベルトラインリインフォースの両端において、車両幅方向外側へのモーメントがキャンセルされる。したがって、ベルトラインリインフォースの変形量をより少なくすることができる。
また、ベルトラインリインフォースの両端において、ベルトラインリインフォースの戻り量が抑制される。したがって、車両前面衝突があった場合に、ベルトラインリインフォースのピラーに対する突っ張りをより抑制することができる。
請求項1に記載の発明によれば、車両前面衝突があった場合に、塑性変形して間隔の狭まったフロントピラーとセンタピラーの間でのベルトラインリインフォースの車両前後方向の突っ張りを抑制して、サイドドアの開放が困難になることを抑制することができる。
請求項2に記載の発明によれば、連結部材の強度を設定することにより、容易に塑性変形し易い部材とすることができる。
請求項3に記載の発明によれば、連結部材に屈曲部を形成することにより、強度が同じでも塑性変形し易い部材とすることができる。
請求項4に記載の発明によれば、車両前面衝突があった場合に、ベルトラインリインフォースのピラーに対する突っ張りをより抑制することができる。
本発明の第1の実施形態に係るサイドドア構造の適用された自動車の側面図である。 図1のA−A線に沿った断面図である。 図2の一部拡大断面図である。 図2において、前面衝突により荷重が入力された状態を示す平面図である。 本発明の第2の実施形態に係るサイドドア構造の一部拡大断面図である。 第2の実施形態に係るサイドドア構造において、前面衝突により荷重が入力された状態を示す平面図である。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態に係るサイドドア構造11について、図1乃至図4に基づいて説明する。なお、各図に適宜記す矢印FR、矢印UP、矢印IN、及び矢印OUTは、それぞれサイドドア構造11が適用された自動車の前方向(進行方向)、上方向、車幅方向の内側、及び外側を示している。
図1には、本実施形態のサイドドア構造11の適用された自動車10を側面からみた概略図が示されている。自動車10は、車体の骨格部材を構成するフロントピラー14、センタピラー16、及びロッカ18を備えている。フロントピラー14は車体の前方側、センタピラー16は車体前後方向の中央に配設されている。フロントピラー14は、上部が車両上方斜め後方へ向かうように配設されている。センタピラー16は、車両上下方向に沿って配設されている。ロッカ18は、車体フロアの車両幅方向の両端部に、車両前後方向に沿って配設されている。フロントピラー14とセンタピラー16の間には、乗員乗降用のドア開口部13を開閉するサイドドア12が配設されている。
図2には、図1のA−A線に沿った平断面図が示されている。図2に示されるように、サイドドア12は、車両の外板を構成するドアアウタパネル20と、ドアアウタパネル20よりも車両幅方向内側に配置されて、ドアアウタパネル20との間に閉断面を形成するドアインナパネル22を備えている。ドアインナパネル22は、車両前後方向及び車両上下方向に沿って配置されるインナパネル本体22Bと、インナパネル本体22Bから車両幅方向外側へ向かうように屈曲されて車両幅方向に沿うと共に上下方向に延出される縦壁部22Cを有している。縦壁部22Cの先端は、車両前後方向外側へ屈曲して外周縁部22Aが延出され、外周縁部22Aはドアアウタパネル20の外周縁部20Aとヘミング加工によって結合されている。
ドアインナパネル22のインナパネル本体22Bの上端部には、ベルトラインリインフォース24が配設されている。ベルトラインリインフォース24は、車体前後方向に延出され、車両前後方向の一端24A及び他端24Bがドアインナパネル22と接合されている。ベルトラインリインフォース24は、ドアインナパネル22よりも高強度の部材で形成されている。ベルトラインリインフォース24としては、引張強度590MPaの高張力鋼板材、ホットプレス材などのいわゆる高強度部材を用いることができる。なお、ドアアウタパネル20とベルトラインリインフォース24の間には、車両前後方向に沿ってドアガラス26が配設されている。
図3にも示されるように、ベルトラインリインフォース24の一端24A側には、連結部材としてのブラケット30が配設されている。ブラケット30の一端30Aは、ベルトラインリインフォース24と第1接合部としての前方接合部C1で接合されている。前方接合部C1は、ベルトラインリインフォース24の一端24Aよりも後方寄りに配置されている。ブラケット30の他端30Bは、ドアインナパネル22の前方側の縦壁部22Cと第2接合部としてのヒンジ締結部32で接合されている。ヒンジ締結部32は、縦壁部22Cの車両幅方向外側寄りに配置されている。ブラケット30の他端30Bは、縦壁部22Cとヒンジブラケット23に挟まれるようにして接合されている。ブラケット30は、前方接合部C1とヒンジ締結部32との間に架け渡されるように配置されている。これにより、ベルトラインリインフォース24の一端24A、ブラケット30の一端30A、及びブラケット30の他端30Bの近傍を頂点とするトラス構造部T1が形成される。
なお、ブラケット30の他端30Bは、上記のようにドアインナパネル22の縦壁部22Cと直接的に接合されていてもよいし、他部材を介して縦壁部22Cと接合されていてもよい。ブラケット30は、ベルトラインリインフォース24よりも強度が低く、塑性変形し易い部材となっている。ブラケット30としては、引張強度270MPa高張力鋼板材などを用いることができる。
ベルトラインリインフォース24の他端24B側には、連結部材としてのロックリインフォース34が配設されている。ロックリインフォース34は、サイドドア12の図示しないドアロック取付部分を補強する部材として配設されている。ロックリインフォース34の一端34Aは、ベルトラインリインフォース24と後方接合部C2で接合されている。後方接合部C2は、ベルトラインリインフォース24の他端24Bよりも前方寄りに配置されている。ロックリインフォース34の他端34Bは、ドアインナパネル22の後方側の縦壁部22Cとロック締結部36で接合されている。ロック締結部36は、縦壁部22Cの車両幅方向外側寄りに配置されている。ロックリインフォース34は、後方接合部C2とロック締結部36との間に架け渡されるように配置されている。これにより、ベルトラインリインフォース24の他端24B、ロックリインフォース34の一端34A、及びロックリインフォース34の他端34Bの近傍を頂点とするトラス構造部T2が構成される。
なお、ロックリインフォース34の他端34Bは、上記のようにドアインナパネル22の縦壁部22Cと直接的に接合されていてもよいし、他部材を介して縦壁部22Cと接合されていてもよい。ロックリインフォース34は、ベルトラインリインフォース24よりも強度が低く、塑性変形し易い部材となっている。ロックリインフォース34としても、引張強度270MPaの高張力鋼板材などを用いることができる。
次に、第1の実施形態の作用を説明する。
上記構成のサイドドア構造11が適用されたサイドドア12を備える自動車10が前面衝突に至ると、図4に示されるように、フロントピラー14とセンタピラー16の間隔が狭まり、サイドドア12へ荷重Fが入力される。そして、フロントピラー14とドアインナパネル22の接触部分を中心にして、車両幅方向外側へのモーメントM1が発生し、センタピラー16とドアインナパネル22の接触部分を中心にして、車両幅方向外側へのモーメントM2が発生する。これにより、ベルトラインリインフォース24及びインナパネル本体22Bは、車体前後方向中央部が車両幅方向の外側に膨出するように変形する。このとき、高強度の部材で形成されているベルトラインリインフォース24は、撓み変形しつつ復元力を有する状態となっている。
ブラケット30及びロックリインフォース34は、モーメントM1、M2に抗しつつ塑性変形して衝撃を吸収する。このとき、ブラケット30及びロックリインフォース34は、ベルトラインリインフォース24に対してモーメントM1、M2をキャンセルするように作用しているので、ベルトラインリインフォース24の変形が抑制される。
前面衝突の終了後、荷重Fの入力がなくなると、高強度のベルトラインリインフォース24は、復元力により元の直線状に戻ろうとする。しかし、ブラケット30及びロックリインフォース34は塑性変形しており、変形した状態を維持しようとする。したがって、ベルトラインリインフォース24は、ブラケット30及びロックリインフォース34により直線状への戻り量が抑えられ、変形状態が維持される。したがって、ベルトラインリインフォース24によるフロントピラー14とセンタピラー16の間での車両前後方向の突っ張りが抑制される。これにより、前面衝突によりサイドドア12の開放が困難になることを抑制することができる。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態に係るサイドドア構造40について、図5及び図6に基づいて説明する。なお第1実施形態と同様の部分については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
本実施形態に係るサイドドア構造40は、ブラケット及びロックリインフォースに屈曲部が形成されている点が第1実施形態と異なり、その他の構成については、第1実施形態と同様である。
図5に示されるように、本実施形態のベルトラインリインフォース24の一端24A側には、ブラケット42が配設されている。ブラケット42には、車両上下方向に稜線が構成されるように屈曲された屈曲部44が2カ所に形成されている。ブラケット42は、屈曲部44を起点として塑性変形し易い構成となっている。なお、屈曲部44は、1カ所だけでもよいし、3カ所以上に形成してもよい。
ブラケット42の一端42Aは、ベルトラインリインフォース24と第1接合部としての前方接合部C1で接合されている。ブラケット42の他端42Bは、ドアインナパネル22の前方側の縦壁部22Cと第2接合部としてのヒンジ締結部32で接合されている。ヒンジ締結部32は、縦壁部22Cの車両幅方向外側寄りに配置されている。ブラケット42の他端42Bは、縦壁部22Cとヒンジブラケット23に挟まれるようにして接合されている。ブラケット30は、前方接合部C1とヒンジ締結部32との間に架け渡されるように配置されている。これにより、ベルトラインリインフォース24の一端24A、ブラケット42の一端42A、及びブラケット42の他端42Bの近傍を頂点とするトラス構造部T1が形成される。
なお、ブラケット42の他端42Bは、上述のようにドアインナパネル22の縦壁部22Cと直接的に接合されていてもよいし、他部材を介して縦壁部22Cと接合されていてもよい。
ベルトラインリインフォース24の他端24B側には、連結部材としてのロックリインフォース46が配設されている。ロックリインフォース46には、車両上下方向に稜線が構成されるように屈曲されて屈曲部48が形成されている。ロックリインフォース46は、屈曲部48を起点として塑性変形し易い構成となっている。なお、屈曲部48は、1カ所だけでもよいし、3カ所以上に形成してもよい。
ロックリインフォース46の一端46Aは、ベルトラインリインフォース24と後方接合部C2で接合されている。ロックリインフォース46の他端46Bは、ドアインナパネル22の後方側の縦壁部22Cとロック締結部36で接合されている。ロックリインフォース34は、後方接合部C2とロック締結部36との間に架け渡されるように配置されている。これにより、ベルトラインリインフォース24の他端24B、ロックリインフォース46の一端46A、及びロックリインフォース46の他端46Bの近傍を頂点とするトラス構造部T2が構成される。
なお、ロックリインフォース46の他端46Bは、上記のようにドアインナパネル22の縦壁部22Cと直接的に接合されていてもよいし、他部材を介して縦壁部22Cと接合されていてもよい。
次に、第2実施形態の作用を説明する。
上記構成のサイドドア構造40が適用されたサイドドア12を備える自動車10が前面衝突に至ると、図6に示されるように、第1実施形態と同様にして、サイドドア12へ荷重Fが入力され、モーメントM1、M2が発生する。そして、ベルトラインリインフォース24及びインナパネル本体22Bは、車体前後方向中央部が車両幅方向の外側に膨出するように変形する。このとき、高強度の部材で形成されているベルトラインリインフォース24は、撓み変形しつつ復元力を有する状態となっている。
ブラケット42及びロックリインフォース46は、モーメントM1、M2に抗しつつ、屈曲部44、48を起点として塑性変形して衝撃を吸収する。このとき、ブラケット42及びロックリインフォース46は、ベルトラインリインフォース24に対してモーメントM1、M2をキャンセルするように作用しているので、ベルトラインリインフォース24の変形が抑制される。
前面衝突の終了後、荷重Fの入力がなくなると、高強度のベルトラインリインフォース24は、復元力により元の直線状に戻ろうとする。しかし、ブラケット42及びロックリインフォース46は塑性変形しており、変形した状態を維持しようとする。したがって、ベルトラインリインフォース24は、ブラケット42及びロックリインフォース46により復元力が弱められて直線状への戻り量が抑えられ、変形状態が維持される。したがって、ベルトラインリインフォース24によるフロントピラー14とセンタピラー16の間での車両前後方向の突っ張りが抑制される。これにより、前面衝突によりサイドドア12の開放が困難になることを抑制することができる。
なお、本実施形態では、屈曲部44、48を形成して塑性変形し易い構成としたが、屈曲部に代えて車両上下方向にビードを形成して塑性変形し易い構成としてもよい。
また、前述の第1、第2実施形態では、ベルトラインリインフォース24の両端に、各々、ブラケット30、42、ロックリインフォース35、46を設けたが、必ずしもベルトラインリインフォース24の両端に設ける必要はない。ベルトラインリインフォース24の一端24A側または他端24B側のいずれか一方の端部のみに設ける構成にしてもよい。
11 サイドドア構造
12 サイドドア
20 ドアアウタパネル
22 ドアインナパネル
22B インナパネル本体
22C 縦壁部
24 ベルトラインリインフォース
30 ブラケット(連結部材)
34 ロックリインフォース(連結部材)
40 サイドドア構造
42 ブラケット(連結部材)
46 ロックリインフォース(連結部材)
48 屈曲部
C1 第1接合部
C2 第2接合部

Claims (4)

  1. サイドドアの外板を構成するドアアウタパネルと、
    前記ドアアウタパネルよりも車両幅方向内側に前記ドアアウタパネルと離間して配置されたインナパネル本体と、前記インナパネル本体の車両前後方向の両端部から車両幅方向外側へ屈曲して前記ドアアウタパネルと結合される縦壁部とを有し、前記ドアアウタパネルとで閉断面を形成するドアインナパネルと、
    前記インナパネル本体の上端部に車両前後方向に沿って配設されたベルトラインリインフォースと、
    一端が前記インナパネル本体の車両前後方向の一端側と第1接合部で接合されると共に他端が前記縦壁部と第2接合部で接合され、前記第1接合部と前記第2接合部との間に架け渡されるように配設され、前記ベルトラインリインフォースよりも塑性変形し易い連結部材と、
    を備えたサイドドア構造。
  2. 前記連結部材は前記ベルトラインリインフォースよりも強度が低い、ことを特徴とする請求項1記載のサイドドア構造。
  3. 前記連結部材には車両上下方向に延びる稜線を形成する屈曲部が設けられている、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のサイドドア構造。
  4. 前記連結部材は、前記インナパネル本体の車両前後方向の他端側にも配置されている、ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のサイドドア構造。
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