JP2013165821A - ハンモック - Google Patents

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【課題】イスとしての機能を持たせたハンモックを提供する。
【解決手段】ハンモックの両サイドにロープ5を配置させ、これでハンモックの中央を持ち上げることによりイスとしての機能を持たせることができる。このままでは人の乗降が困難なため、滑車10を介してロープ5を一本にし、このロープ5の長さを調整することによりハンモックを上げ下げし乗降を行う。ロープ5の長さを調整する装置として滑車式巻き上げ機12を用いる。また、ハンモックを吊り下げる支点を増加させた家庭で使用できるハンモックスタンド16を用いる。
【選択図】図6

Description

本発明は、イスとしての機能を持たせるため新たな方式を取り入れたハンモックに関する。
図3により、従来のハンモックについて説明する。ハンモックは人を乗せるハンモック本体
(1)と、これを空中で浮かせるために、固定された2点のハンモック支点(3)に取り付けるためのハンモック本体(1)の両端に連結された一対の吊り下げロープ(2)に分けられる。ハンモック本体(1)は布製のものや紐を編んだ網状の形態のものがある。本図面では以降布製のハンモックを示すが網状のハンモックと全体の構造、機構に大きな違いはない。ロープを取り付ける2点のハンモック支点(3)は、なるべく水平に位置し、高さは人が乗りやすい位置となる。ハンモックを2点のハンモック支点(3)に取り付けると、当然ハンモックの中央部が最も下がった状態となる。ハンモック支点(3)間の距離により、ハンモックの広げた長さとの関係で中央の垂れ下り角度(4)が決まる。
特願2010−173235
従来のハンモックは、図3に示したごとく中央部が最も下がった形状から逸脱することはできない。形状を変えるとすれば、ハンモック支点(3)間の距離またはハンモックの広げた長さを調整することにより、中央の垂れ下り角度(4)を変えることがある。人が睡眠または休憩するために横になる場合は、中央の垂れ下り角度(4)を180度に近づけることにより目的を達成することができる。ところが、読書、TV鑑賞、パソコン作業などを行うためのイスとして使用するためには、背もたれの部分を垂直近くまで上げる必要があるが、従来のハンモックでは中央部に人の臀部を乗せて中央の垂れ下り角度(4)を小さくして背もたれを垂直近くまで上げたとしても、当然足側も同様の角度まで上がってしまうので、全くイスとしての体をなさない。
本発明は、従来のハンモックに簡単な機構を付加することにより、ハンモックをイスとして機能させると共に、そのイスとしての便宜性を向上させることを目的とする。
図1により、本発明のハンモックについて説明する。従来のハンモックの両端のハンモック支点(3)は水平に配置されているが、本発明のハンモックでは、上ハンモック支点(3a)、下ハンモック支点(3b)と高さを変えて配置され、吊り下げロープ(2)が取り付けられている。人がハンモックに乗った時、頭側が上ハンモック支点(3a)、足側が下ハンモック支点(3b)となる。ハンモック本体(1)の中央付近には、横方向に貫通してバンド付きロープ通し(7)が取り付けられており、バンドの両端がロープ通しとなった構造をしている。バンド付きロープ通し(7)より下ハンモック支点(3b)側のハンモック本体(1)の両サイドには、ロープ通し(8)が複数個取り付けられている。サイドロープ(5)がハンモック本体(1)の両サイドに1本づつロープ通し(7)および (8)に通され配置される。2本のサイドロープ(5)は、ハンモック本体(1)の縦方向垂直中心面に対称に配置される。サイドロープ(5)の上ハンモック支点(3a)側はサイドロープ上支点(6a)に取り付けられ、その高さは、上ハンモック支点(3a)と同等以上とする。サイドロープ(5)の下ハンモック支点(3b)側はサイドロープ下支点(6b) に取り付けられ、その高さは、下ハンモック支点(3b)と同等とする。サイドロープ(5)は、従来のハンモックにおける中央の垂れ下りを持ち上げる役割である。人がハンモックに乗った時重心がバンド付きロープ通し(7)より上ハンモック支点(3a)側にあるため、バンド付きロープ通し(7)のロープ通し部分に大きな重力が加わり、ここがサイドロープ(5)の持ち上げ支点(9)となる。サイドロープ(5)の長さを短くすることによって持ち上げ支点(9)を持ち上げると、擬似的に持ち上げ支点(9)から上ハンモック支点(3a)までのハンモックが形成された形となる。上述したように、ハンモックの垂れ下り角度はハンモック支点間の距離とハンモックの広げた長さとの関係で決まる。持ち上げ支点(9)の位置は自由に変更できることにより擬似的なハンモックの支点間距離をいくらでも小さくすることができるので、背もたれとなる上ハンモック支点(3a)側のハンモック垂れ下り角度を垂直近くまで調整することができる。
本発明のハンモックの展開図を図2に示す。
図4により、本発明のロープ調整機構について説明する。2箇所のサイドロープ下支点(6b)および、一方のサイドロープ上支点(6a)の計3箇所に滑車(10)が取り付けられる。サイドロープ(5)は、この3個の滑車(10)を介して、一本に繋げられる。サイドロープ(5)の一方の端は、ロープ取り込み装置(11)に繋がっている。ハンモック乗降時は、ロープ取り込み装置(11)によりサイドロープ(5)が緩められ、人のハンモック乗降を簡易にする。ハンモック使用時は、ハンモックが適当な高さになるようロープ取り込み装置(11)によりサイドロープ(5)の長さが調整される。
図5により、滑車式巻き上げ機(12)を用いたロープ調整機構について説明する。サイドロープ(5)の一方の端を滑車式巻き上げ機(12)に結び付ける。滑車式巻き上げ機(12)の他方の端は固定される。引き綱(13)を引くことにより滑車式巻き上げ機(12)が短くなるため、サイドロープ(5)が引き上げられハンモックが上がる。適当な高さで引き綱(13)をサイドロープ(5)などに結び付けることによりハンモックの加重による下降にストッパを掛け、この高さを維持させる。ハンモック乗降時は、引き綱(13)の結び目(14)を解きストッパを外してサイドロープ(5)を緩め、ハンモックを下降させる。
上述したように、従来のハンモックの両サイドにサイドロープ(5)を配置しハンモックの中央部を持ち上げることで、ハンモックをイスとして機能させる。滑車を介したサイドロープ(5)のロープ調整機構を設けることで、ハンモック乗降時の利便性を向上させる。ロープ調整機構で滑車式巻き上げ機(12)を用いることにより、低コストのシステムが実現できる。
本発明のハンモックの斜視図 本発明のハンモックの展開図 従来のハンモックの斜視図 本発明ハンモックのロープ調整機構の斜視図 滑車式巻き上げ機を用いた本発明ハンモックのロープ調整機構の斜視図 ハンモックスタンドに設置された本発明のハンモックの斜視図 図6のハンモックに人が乗ったときの斜視図
以下、本発明の実施の形態を図6,7に基づいて説明する。
図6はベッド(15)に設置されたハンモックスタンド(16)に本発明のハンモックをセットした図である。ハンモックスタンド(16)の4個の上段角部フック(17a) ,(17b), (17c), (17d)には、上段チェーン(18)が掛っている。図1における上ハンモック支点(3a)は上段チェーン(18)の縦方向中央に走るチェーンの適当な位置となり、フックを介して吊り下げロープ(2)が取り付けられている。ハンモックスタンド(16)の2個の下段角部フック(19)には、下段チェーン(20)が掛っている。図1における下ハンモック支点(3b)は上段チェーン(20)の中心位置となり、フックを介して吊り下げロープ(2)が取り付けられている。下段チェーン(20)には、中央の吊り下げロープ(2)の吊り下げ位置に対して対称の適当な距離に滑車(10)計2個が取り付けられている。ハンモックスタンド(16)の上段角部フック(17b)に滑車(10)1個が取り付けられている。サイドロープ(5)の一方の端が上段角部フック(17a)に結び付けられ、下段チェーン(20)に取り付けられた2個の滑車(10)と上段角部フック(17b)の滑車(10)に通された後、サイドロープ(5)の他方の端が滑車式巻き上げ機(12)に結び付けられる。滑車式巻き上げ機(12)の反対側は、ハンモックスタンド(16)のフレームジョイント部に付けられたボトムフック(21)で留められる。
図7は、図6の本発明のハンモックに人が乗った時の図である。人は、サイドロープ(5)の緩んだ状態のハンモックに乗る。その時ハンモック本体部(1)の一部はベッド(15)に付いた状態であり、人の加重がベッド(15)に加わった状態である。その後引き綱(13)を引っ張って滑車式巻き上げ機(12)を縮めることによりサイドロープ(5)を引っ張って、ハンモックを適当な高さまで上げ浮かせた後、引き綱(13)をサイドロープ(5)に結んでその高さを維持する。ハンモックから降りる時は、引き綱(13)の結び目(14)をサイドロープ(5)から解いてサイドロープ(5)を緩め、ハンモック本体部(1)の一部がベッド(15)に付いた場所を足場にして降りる。
1 ハンモック本体
3,3a,3b ハンモック支点
5 サイドロープ
6a,6b サイドロープ支点
9 持ち上げ支点
10 滑車
11 ロープ取り込み装置
12 滑車式巻き上げ機


本発明は、イスとしての機能を持たせるため新たな方式を取り入れたハンモックに関する。
図3により、従来のハンモックについて説明する。ハンモックは人を乗せるハンモック本体 (1)と、これを空中で浮かせるために、固定された2点のハンモック支点(3)に取り付けるためのハンモック本体(1)の両端に連結された一対の吊り下げロープ(2)に分けられる。ハンモック本体(1)は布製のものや紐を編んだ網状の形態のものがある。本図面では以降布製のハンモックを示すが網状のハンモックと全体の構造、機構に大きな違いはない。ロープを取り付ける2点のハンモック支点(3)は、なるべく水平に位置し、高さは人が乗りやすい位置となる。ハンモックを2点のハンモック支点(3)に取り付けると、当然ハンモックの中央部が最も下がった状態となる。ハンモック支点(3)間の距離により、ハンモックの広げた長さとの関係で中央の垂れ下り角度(4)が決まる。
特願2010−173235
従来のハンモックは、図3に示したごとく中央部が最も下がった形状から逸脱することはできない。形状を変えるとすれば、ハンモック支点(3)間の距離またはハンモックの広げた長さを調整することにより、中央の垂れ下り角度(4)を変えることがある。人が睡眠または休憩するために横になる場合は、中央の垂れ下り角度(4)を180度に近づけることにより目的を達成することができる。ところが、読書、TV鑑賞、パソコン作業などを行うためのイスとして使用するためには、背もたれの部分を垂直近くまで上げる必要があるが、従来のハンモックでは中央部に人の臀部を乗せて中央の垂れ下り角度(4)を小さくして背もたれを垂直近くまで上げたとしても、当然足側も同様の角度まで上がってしまうので、全くイスとしての体をなさない。
本発明は、従来のハンモックに簡単な機構を付加することにより、ハンモックをイスとして機能させそのイスとしての便宜性を向上させると共に、これを家庭内のベッド(寝具)上等で使用するのに適し耐久性を向上させたハンモックスタンドを提供することを目的とする。
図1により、本発明のハンモックについて説明する。従来のハンモックの両端のハンモック支点(3)は水平に配置されているが、本発明のハンモックでは、上ハンモック支点(3a)、下ハンモック支点(3b)と高さを変えて配置され、吊り下げロープ(2)が取り付けられている。人がハンモックに乗った時、頭側が上ハンモック支点(3a)、足側が下ハンモック支点(3b)となる。ハンモック本体(1)の中央付近には、横方向に貫通してバンド付きロープ通し(7)が取り付けられており、バンドの両端がロープ通しとなった構造をしている。バンド付きロープ通し(7)より下ハンモック支点(3b)側のハンモック本体(1)の両サイドには、ロープ通し(8)が複数個取り付けられている。サイドロープ(5)がハンモック本体(1)の両サイドに1本づつロープ通し(7)および (8)に通され配置される。2本のサイドロープ(5)は、ハンモック本体(1)の縦方向垂直中心面に対称に配置される。サイドロープ(5)の上ハンモック支点(3a)側はサイドロープ上支点(6a)に取り付けられ、その高さは、上ハンモック支点(3a)と同等以上とする。サイドロープ(5)の下ハンモック支点(3b)側はサイドロープ下支点(6b) に取り付けられ、その高さは、下ハンモック支点(3b)と同等とする。サイドロープ(5)は、従来のハンモックにおける中央の垂れ下りを持ち上げる役割である。人がハンモックに乗った時重心がバンド付きロープ通し(7)より上ハンモック支点(3a)側にあるため、バンド付きロープ通し(7)のロープ通し部分に大きな重力が加わり、ここがサイドロープ(5)の持ち上げ支点(9)となる。サイドロープ(5)の長さを短くすることによって持ち上げ支点(9)を持ち上げると、擬似的に持ち上げ支点(9)から上ハンモック支点(3a)までのハンモックが形成された形となる。上述したように、ハンモックの垂れ下り角度はハンモック支点間の距離とハンモックの広げた長さとの関係で決まる。持ち上げ支点(9)の位置は自由に変更できることにより擬似的なハンモックの支点間距離をいくらでも小さくすることができるので、背もたれとなる上ハンモック支点(3a)側のハンモック垂れ下り角度を垂直近くまで調整することができる。
本発明のハンモックの展開図を図2に示す。
図4により、本発明のロープ調整機構について説明する。2箇所のサイドロープ下支点(6b)および、一方のサイドロープ上支点(6a)の計3箇所に滑車(10)が取り付けられる。サイドロープ(5)は、この3個の滑車(10)を介して、一本に繋げられる。サイドロープ(5)の一方の端は、ロープ取り込み装置(11)に繋がっている。ハンモック乗降時は、ロープ取り込み装置(11)によりサイドロープ(5)が緩められ、人のハンモック乗降を簡易にする。ハンモック使用時は、ハンモックが適当な高さになるようロープ取り込み装置(11)によりサイドロープ(5)の長さが調整される。
図5により、滑車式巻き上げ機(12)を用いたロープ調整機構について説明する。サイドロープ(5)の一方の端を滑車式巻き上げ機(12)に結び付ける。滑車式巻き上げ機(12)の他方の端は固定される。引き綱(13)を引くことにより滑車式巻き上げ機(12)が短くなるため、サイドロープ(5)が引き上げられハンモックが上がる。適当な高さで引き綱(13)をサイドロープ(5)などに結び付けることによりハンモックの加重による下降にストッパを掛け、この高さを維持させる。ハンモック乗降時は、引き綱(13)の結び目(14)を解きストッパを外してサイドロープ(5)を緩め、ハンモックを下降させる。
図1に示した本発明のハンモックを実現するためには、上ハンモック支点(3a)、下ハンモック支点(3b)、2点のサイドロープ上支点(6a)、および2点のサイドロープ下支点(6b)が必要である。これらの支点を装備した本発明のハンモックスタンドについて図8により説明する。地面上の長辺側中心軸(26)を対称軸として対称に地面に設置された2本の平行で同じ長さの水平バー(22)があり、その水平バー(22)の中点を結んだ地面上の直線を短辺側中心軸(27)とする。水平バー(22)の両端を角位置(25)とし、計4地点の各角位置(25)の真上には地面から距離aの位置に高支点角位置(25a)および距離bの位置に低支点角位置(25b)を設定する。各水平バー(22)上には水平バーポスト接合部(28)が短辺側中心軸(27)を対称軸として対称位置に2ヶ所存在し、一方の水平バー(22)上の2ヶ所の水平バーポスト接合部(28)位置と他方の水平バー(22)上の2ヶ所の水平バーポスト接合部(28)位置は、長辺側中心軸(26)を対称軸として対称位置とする。長辺側中心軸(26)を通り地面に垂直な平面と短辺側中心軸(27) を通り地面に垂直な平面の2平面により4つの空間に区切られるが、その同じ空間にある水平バーポスト接合部(28)と高支点角位置(25a)および低支点角位置(25b)の間に、高支点ポスト(23a)および低支点ポスト(23b)が設置され、水平バーポスト接合部(28)で水平バー(22)と連結される。4空間の全て設置されるので、高支点ポスト(23a)および低支点ポスト(23b)は各計4本になる。ここで、長辺側中心軸(26)を通り地面に垂直な平面を対称面として対称となる高支点ポスト(23a)どうしおよび低支点ポスト(23b)どうしの上側の端、つまり長辺側中心軸(26)を通り地面に垂直な平面を対称面として対称となる高支点角位置(25a)どうしおよび低支点角位置(25b)どうしの間に連結バー(24)を設置し連結する。連結バー(24)は上下合わせて計4本になる。高支点ポスト(23a)および低支点ポスト(23b)と連結バー(24)の接合部から直接、またはチェーン等を使用して本発明のハンモックを吊り下げる。本発明のハンモックスタンドでは、2本の水平バー(22)に囲まれた領域の上方に支柱等が何も無い構造にしているので、その中にベッド(寝具)等を設置することができる。また、各吊り下げ支点毎に一本の支柱(高支点ポスト(23a)または低支点ポスト(23b))が装備され、その支柱がロープ等の吊り下げ方向と同方向に近づくよう斜めに設置されているため、曲げモーメントによる支柱への応力を低減し耐久性を向上させている。
上述したように、従来のハンモックの両サイドにサイドロープ(5)を配置しハンモックの中央部を持ち上げることで、ハンモックをイスとして機能させる。滑車を介したサイドロープ(5)のロープ調整機構を設けることで、ハンモック乗降時の利便性を向上させる。ロープ調整機構で滑車式巻き上げ機(12)を用いることにより、低コストのシステムが実現できる。また、本発明のハンモックスタンドにより家庭内のベッド(寝具)上等での使用を可能にする。

本発明のハンモックの斜視図 本発明のハンモックの展開図 従来のハンモックの斜視図 本発明ハンモックのロープ調整機構の斜視図 滑車式巻き上げ機を用いた本発明ハンモックのロープ調整機構の斜視図 本発明のハンモックスタンドに設置された本発明のハンモックの斜視図 図6のハンモックに人が乗ったときの斜視図 本発明のハンモックスタンドの斜視図
以下、本発明の実施の形態を図6,7に基づいて説明する。
図6はベッド(15)に設置された本発明のハンモックスタンド(16)に本発明のハンモックをセットした図である。ハンモックスタンド(16)の4個の上段角部フック(17a) ,(17b), (17c), (17d)には、上段チェーン(18)が掛っている。図1における上ハンモック支点(3a)は上段チェーン(18)の縦方向中央に走るチェーンの適当な位置となり、フックを介して吊り下げロープ(2)が取り付けられている。ハンモックスタンド(16)の2個の下段角部フック(19)には、下段チェーン(20)が掛っている。図1における下ハンモック支点(3b)は上段チェーン(20)の中心位置となり、フックを介して吊り下げロープ(2)が取り付けられている。下段チェーン(20)には、中央の吊り下げロープ(2)の吊り下げ位置に対して対称の適当な距離に滑車(10)計2個が取り付けられている。ハンモックスタンド(16)の上段角部フック(17b)に滑車(10)1個が取り付けられている。サイドロープ(5)の一方の端が上段角部フック(17a)に結び付けられ、下段チェーン(20)に取り付けられた2個の滑車(10)と上段角部フック(17b)の滑車(10)に通された後、サイドロープ(5)の他方の端が滑車式巻き上げ機(12)に結び付けられる。滑車式巻き上げ機(12)の反対側は、ハンモックスタンド(16)のフレームジョイント部に付けられたボトムフック(21)で留められる。
図7は、図6の本発明のハンモックに人が乗った時の図である。人は、サイドロープ(5)の緩んだ状態のハンモックに乗る。その時ハンモック本体部(1)の一部はベッド(15)に付いた状態であり、人の加重がベッド(15)に加わった状態である。その後引き綱(13)を引っ張って滑車式巻き上げ機(12)を縮めることによりサイドロープ(5)を引っ張って、ハンモックを適当な高さまで上げ浮かせた後、引き綱(13)をサイドロープ(5)に結んでその高さを維持する。ハンモックから降りる時は、引き綱(13)の結び目(14)をサイドロープ(5)から解いてサイドロープ(5)を緩め、ハンモック本体部(1)の一部がベッド(15)に付いた場所を足場にして降りる。
1 ハンモック本体
3,3a,3b ハンモック支点
5 サイドロープ
6a,6b サイドロープ支点
9 持ち上げ支点
10 滑車
11 ロープ取り込み装置
12 滑車式巻き上げ機
22 水平バー
23a 高支点ポスト
23b 低支点ポスト
24 連結バー
25 角位置
25a 高支点角位置
25b 低支点角位置
26 長辺側中心軸
27 短辺側中心軸
28 水平バーポスト接合部

Claims (3)

  1. 2点のハンモック支点に吊り下げられたハンモックが存在し、この2点のハンモック支点を結んだ直線を通る垂直面を中央面とする。中央面に対して対称な位置に2本のサイドロープを、2点のハンモック支点間において交差しないように、配置するために、各サイドロープに2点、計4点のサイドロープ支点を設け、このサイドロープ支点にサイドロープを連結し2本のサイドロープを配置する。ハンモック本体に中央面に対して対称な位置に2点の持ち上げ支点を設け、2本のサイドロープをそれぞれ連結させ、サイドロープの引っ張り力によって、2点の持ち上げ支点を持ち上げることを特徴としたハンモック。

  2. 請求項1のハンモックにおいて、ハンモック本体の持ち上げ支点を輪っか状の形態にし、その中にサイドロープを通しただけで固定しない。また、少なくとも2点のサイドロープ支点に滑車を取り付け、2本のサイドロープが繋がるよう滑車によりサイドロープの方向を変えて、2本のサイドロープを1本にする。1本になったサイドロープの一方の端はサイドロープ支点に結び付け、他方の端はロープ取り込み装置を取り付ける。このロープ取り込み装置によりサイドロープの長さを調節することによって、ハンモックの持ち上げ支点の高さを調節することを特徴としたハンモック。

  3. 請求項2のハンモックにおいて、ロープ取り込み装置に滑車式巻き上げ機を用いることを特徴としたハンモック。



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