JP2013163564A - コードリール - Google Patents
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Abstract
【課題】構造が簡単で安価な収納用のコードリールを提供する。
【解決手段】コードを巻きつけるための巻筒1とその両端に円盤状の側板2,3を設けてコードリールを形成し、その側板に外周から巻筒に至る切り欠き溝7を設け、コードの巻き始めの先端がこの切り欠き溝から側板の外側に導きだされるように形成することで、コードの両端がイヤホーンや本体機器に接続されたままの状態でも余分なコードを巻き込むことができるように構成することで、コードの長さを調整したり収納できるようにする。
【選択図】図2
【解決手段】コードを巻きつけるための巻筒1とその両端に円盤状の側板2,3を設けてコードリールを形成し、その側板に外周から巻筒に至る切り欠き溝7を設け、コードの巻き始めの先端がこの切り欠き溝から側板の外側に導きだされるように形成することで、コードの両端がイヤホーンや本体機器に接続されたままの状態でも余分なコードを巻き込むことができるように構成することで、コードの長さを調整したり収納できるようにする。
【選択図】図2
Description
本発明は、イヤホーンなど各種電気器具の配線コードや水道ホースなど、柔軟なコード類を巻き込んで収納するコードリールに関するものである。特許文献1および特許文献2はコードやホースの余分な長さを調節したり収納する装置として実用されている方法の1例を示している。
従来から工事用などとして使われている延長用コードでは、巻取り用のリールに設けられたコンセントと延長用コードをスリップリングなどの集電装置を介して連結し、巻取りリールにコードを巻き込んで収納したり、長さを調節するコードリールが実用されてきた。また、同様の考え方に基づいた散水用のホースなど、使用しながらでも収納したり、長さを調節できるリールが実用されているが、コードやホースの一端を固定したままで巻き取り収納しようとすると、回転させるための接続部分の構造が複雑で大型になることから、細くて短いイヤホーンコードやテーブルタップ、室内機器の相互をつなぐ配線コード、家庭用の短い給水ホースなどにおいては実用されず、束ねて紐で縛る方法が一般的であった。
特開2002−359027 コードリール装置
特開2004−315103 ホースリール
例えば、従来実用されているイヤホーンのコードは、使用している人の着衣のどのポケットに機器本体があっても長さが足りるように長めに準備されているが、そのために例えば胸ポケットに本体があると、長すぎるコードの収納に困惑したり、単に持ち運ぶ場合などでも、ハンドバックやポケットへの収まりが悪く始末に手間取る不便があった。また室内で機器間をつなぐコードや、比較的に短い距離をつなぐ水道のホースでも長さに余裕ができる場合に、長すぎる余分をコンパクトに取りまとめる適当な方法がなく、単に丸めて紐で縛るなどの方法が一般的であった。本発明はこの点に鑑み、機器具を使用中でもコンパクトに巻き込んで収納できるコード収納方法を提供するものである。
コードを巻きつけるための巻筒とその両端に円盤状の側板を設けてなるコードリールに、側板の外周にコード溝を有する外筒を一体に形成し、この側板と外筒に外周から巻筒に至る切り欠き溝を設け、コードの巻き始め側の先端をこの切り欠き溝から側板の外側に導き出すようにすることで、イヤホーンや本体機器を接続したままでも余分な長さのコードを巻き込んで調節したり収納できるようにし、また、収納されているコードが簡単に脱落しないように構成したものである。
巻筒と側板からなる従来からのコードリールに比べて、コード溝以外の外周部分が外筒によって囲まれているので、コードの脱落を阻止して確実に収納できること、
また、側板の少なくとも1箇所にコードを出し入れできる太さの切り欠き溝が設けられていたり、巻筒に設けた貫通孔からコードの巻き始め側の先端を側板の外側に取り出せるように構成されているから、集電のためのスリップリングや給水のための自在継ぎ手を要することなく、簡単な構造で小型のコードリールを実現できるものである。
また、側板の少なくとも1箇所にコードを出し入れできる太さの切り欠き溝が設けられていたり、巻筒に設けた貫通孔からコードの巻き始め側の先端を側板の外側に取り出せるように構成されているから、集電のためのスリップリングや給水のための自在継ぎ手を要することなく、簡単な構造で小型のコードリールを実現できるものである。
図1から図3は本発明によるイヤホーン用のコードリールを示している。1はコードを巻きつけるための巻筒、2と3は巻筒の両端に巻筒と一体で形成された円盤状の側板A並びに側板Bで、巻筒とはその端面で接着などにより一体に形成されている。さらに側板Aと側板Bの外周部分には環状の外筒A4と外筒B5が一体に形成されている。また外筒Aと外筒Bの間にはコードを出し入れできるだけの適当な隙間があり、コード溝6を形成している。加えて、側板Aと外筒Aには外周から巻筒に至る間を切り欠いて、コードなどを抜き差しできる太さの切欠き溝7が形成されている。8は収納されたコードが緩んで連鎖的に脱落しないように阻止するために、巻筒の軸方向に突出した緩み止め用の突起で、巻き込んで収納する時には抵抗が少なくなるように、巻き込む際にコードが当たる側の斜面だけが緩やかな形状になっている。また、全体はポリプロピレン樹脂のような弾力性のある素材で一体に形成されている。
余分なコードを収納するには、コードの巻き始め側の先端を切り欠き溝のある側板Aの外側に当てるように添えて、巻き終り側のコードを切り欠き溝からコード溝に押し込むようにして巻き込むことで収納することができる。コード溝6の幅はコードの太さに対して広過ぎるとリールからコードが緩んだときに脱落しやすくなり、逆に狭過ぎると巻取りにくくなるから、コードの太さよりも若干だけ広い幅が適当である。巻取りで緩み止めの突起部分をコードが通過する際には、リール全体の柔軟性でコード溝が広がるように動作する。また、コードを延長したり全体を取り出す場合は逆の要領で引き戻すことができる。図4の(a)は巻き込まれるコードの納まり具合を示すもので、巻き始めは切り欠き溝からリール内に巻き込まれるが、コードとコードリールが相互に絡んでいないから、全体を伸ばして使用する場合には機器の接続に関係なくコードリールを取り除くことができる。
図4(a)のようにコードの巻き始めとなる側の先端を切り欠き溝から外側に取り出す方法に対して、図4の(b)は巻筒の外周に設けられた貫通孔9から巻筒の内側に巻き始めの先端を通す方法を示している。切り欠き溝7から取り出す方法(a)に比べてコードの両端を機器相互に接続したままリールを取り去ることができないが、収納したり長さを調節することは同様にできるものである。切り欠き溝がないのでより単純な形状にすることができる。図4(b)はイヤホーンコードの巻き始め側をコード溝側から貫通孔に通した後、リールに巻き込んだ状況を示すものである。
本発明は以上のような構成であるため、例えば、携帯型の音響機器に着脱して使用するプラグ付きのイヤホーンにおいて、コードの長さを調整したり収納する場合には、プラグ側の巻き始め端を側板の外面に沿わせるように支えてイヤホーン側のコードを切り欠き溝7からコード溝6へと順次に嵌め込み、周回して巻き込むことで余分なコードをコードリールに収納することができる。緩み止め突起8を外筒の外周に数箇所設けることで、巻き込んで収納する長さをより微細に調整することができる。
切り欠き溝7や貫通孔9がない場合、図4の(c)に示すように、コードの巻き始め側をコード溝6から半径方向に取り出した状態でコードを巻きつけることになるから、コードを出し入れする際にコード溝の出入口でコードが相互に擦りあうことになって円滑に出し入れができない上、交差する部分のコードが局部的に擦り合って傷つきやすい不都合を生じる。従ってコードが交差しないように、コードのプラグ側の先端を直接リール外側に取り出すためには切り欠き溝7や貫通孔9は極めて重要である。
なお、上述の説明ではコードリールの構成を円筒形の巻筒と円盤状の側板および円筒形の外筒に分けて示したが、実用的にはそれぞれは連続した緩やかな曲線でつながれてドーナツ状に一体で形成されるものである。また、切り込み溝7を側板Aと外筒A側のみに限らず、側板Bと外筒B側の両方に設けて連続させると1箇所が切られたリングのような単純な形状のコードリールになる。また、外筒Aと外筒Bの軸方向の厚みを極端に違えてもコード溝の位置が片寄るだけで本質的な機能は変わらない。
以上のように、従来の方法では機器相互間の接続を持続しながらコードやホースの長さを調整するにはスリップリングによる集電装置や回転可能な継ぎ手が必要で、そのために全体が大型で高価になる不都合があった。しかし本発明によるコードリールでは、コードやホースなどを両端につないだまま余分な長さのコードを巻き込んだり収納することができるから、実用性が高く小型で安価に製造できる利点を有するものである。
1、巻筒
2、側板A
3、側板B
4、外筒A
5、外筒B
6、コード溝
7、切り欠き溝
8、緩み止め突起
9、貫通孔
10、コードリール本体
11、巻き始め
12、巻き終わり
2、側板A
3、側板B
4、外筒A
5、外筒B
6、コード溝
7、切り欠き溝
8、緩み止め突起
9、貫通孔
10、コードリール本体
11、巻き始め
12、巻き終わり
Claims (4)
- 長さの調節や収納のためにコードなどを巻きつける巻筒の両端に、巻筒の内径以下の孔を有する円盤状の側板A並びに側板Bを設けてなるコードリールにおいて、側板Aおよび側板Bの外周に一体で環状の外筒A並びに外筒Bを形成し、さらに対向する外筒Aと外筒Bの間に収納するコードなどの太さに相当する適当な隙間を設けてコード溝を形成したことを特徴とするコードリール。
- 側板Aと外筒A、側板Bと外筒B、あるいはその双方に、収納するコードなどを抜き差しできる太さの切り欠き溝を、巻筒の外周からコード溝まで連続して設けたことを特徴とする請求項1に記載のコードリール。
- 巻筒の円周にコードなどの先端を通すことのできる貫通孔を設けたことを特徴とする請求項1に記載のコードリール。
- コード溝を挟んで対向する外筒Aと外筒Bの端面に、収納されたコードが緩んで連鎖的に脱落しないように、巻筒の軸方向に向かって突起を設けたことを特徴とする請求項1に記載のコードリール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012026780A JP2013163564A (ja) | 2012-02-10 | 2012-02-10 | コードリール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012026780A JP2013163564A (ja) | 2012-02-10 | 2012-02-10 | コードリール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013163564A true JP2013163564A (ja) | 2013-08-22 |
Family
ID=49175191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012026780A Pending JP2013163564A (ja) | 2012-02-10 | 2012-02-10 | コードリール |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2013163564A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110217650A (zh) * | 2019-07-04 | 2019-09-10 | 云南电网有限责任公司保山供电局 | 一种便携式接地线收纳装置 |
CN114715728A (zh) * | 2022-04-26 | 2022-07-08 | 长沙朗源电子科技有限公司 | 一种线体收纳结构及投屏装置 |
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2012
- 2012-02-10 JP JP2012026780A patent/JP2013163564A/ja active Pending
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