JP2013162579A - Power supply device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、無線給電を行う給電装置に関する。 The present invention relates to a power feeding apparatus that performs wireless power feeding.
近年、コネクタで接続することなく無線によって電力を出力するための一次コイルを持つ給電装置と、給電装置から供給される電力を無線で受け付けるための二次コイルを持つ電子機器とを含む給電システムが知られている。 In recent years, a power feeding system including a power feeding device having a primary coil for outputting power wirelessly without being connected by a connector, and an electronic device having a secondary coil for wirelessly receiving power supplied from the power feeding device. Are known.
このような給電システムにおいて、電子機器は、給電装置から二次コイルを介して受け取る電力によって電池の充電を行うことが知られている(特許文献1)。 In such a power supply system, it is known that an electronic device charges a battery with electric power received from a power supply device via a secondary coil (Patent Document 1).
従来、給電装置は、一次コイルを介して電子機器に電力を供給し、電子機器は、二次コイルを介して給電装置から供給される電力を受電していた。 Conventionally, a power feeding device supplies power to an electronic device via a primary coil, and the electronic device receives power supplied from the power feeding device via a secondary coil.
しかし、一次コイルと二次コイルとの間に金属等の異物が挿入された場合、給電装置から出力される電力が異物に供給されてしまい、その影響によって、給電装置は、電子機器に対して適切な給電を行えなくなってしまうという問題があった。 However, when a foreign object such as metal is inserted between the primary coil and the secondary coil, the power output from the power supply device is supplied to the foreign material, and the power supply device is There was a problem that proper power supply could not be performed.
このような問題を防止するために、給電装置は、給電を行う際に、給電装置の近傍に異物が存在するか否かの検出を行い、異物が検出された場合、異物に電力が供給されないように給電を制御することが必要となってきている。 In order to prevent such problems, the power supply apparatus detects whether or not a foreign object exists in the vicinity of the power supply apparatus when supplying power, and if a foreign object is detected, power is not supplied to the foreign object. Thus, it is necessary to control power feeding.
そこで、本発明は、異物の検出を行い、異物の有無に応じて、適切な給電を行うようにすることを目的とする。 In view of the above, an object of the present invention is to detect foreign matter and perform appropriate power supply according to the presence or absence of foreign matter.
本発明に係る給電装置は、外部に所定の電力を出力する給電手段と、第1の値と第2の値とを用いて、異物を検出する制御手段とを有し、前記第1の値は、外部装置と共振を行うための共振手段の状態が第1の状態である場合に検出される前記所定の電力の反射を示す値であり、前記第2の値は、前記第1の値が検出された後に前記共振手段の状態が第2の状態から前記第1の状態に変更された場合に検出される所定の電力の反射を示す値であることを特徴とする。 The power supply device according to the present invention includes a power supply unit that outputs predetermined power to the outside, and a control unit that detects a foreign object using the first value and the second value, and the first value Is a value indicating reflection of the predetermined power detected when the state of the resonance means for resonating with the external device is the first state, and the second value is the first value It is a value indicating the reflection of a predetermined power detected when the state of the resonance means is changed from the second state to the first state after the detection is detected.
本発明によれば、異物の検出を行い、異物の有無に応じて、適切な給電を行うようにすることができる。 According to the present invention, foreign matter can be detected, and appropriate power feeding can be performed according to the presence or absence of foreign matter.
[実施例1]
以下、本発明の実施例1について、図面を参照して詳細に説明する。実施例1に係る給電システムは、図1に示すように給電装置100と、電子機器200とを有する。実施例1における給電システムにおいて、給電装置100と電子機器200との距離が所定の範囲内に存在する場合、給電装置100は、電子機器200に無線給電を行う。また、給電装置100と電子機器200との距離が所定の範囲内に存在する場合、電子機器200は、給電装置100から出力される電力を無線により受け取る。また、給電装置100と電子機器200との距離が所定の範囲内に存在しない場合、電子機器200は、給電装置100から電力を受け取ることができない。なお、所定の範囲とは、給電装置100と電子機器200とが通信を行うことができる範囲であるものとする。
[Example 1]
Hereinafter, Example 1 of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. The power supply system according to the first embodiment includes a
なお、給電装置100は、複数の電子機器に対しても、並行して電力を無線で供給することができるものであってもよいものとする。
Note that the
電子機器200は、カメラ等の撮像装置であってもよく、音声データや映像データの再生を行う再生装置であってもよい。また、電子機器200は、携帯電話やスマートフォンのようなモバイル機器であってもよいものとする。また、電子機器200は、電池211を含む電池パックであってもよい。
The
また、電子機器200は、給電装置100から供給される電力によって駆動する車のような装置であってもよい。また、電子機器200は、テレビジョン放送を受信する装置、映像データを表示するディスプレイ、またはパーソナルコンピュータであってもよいものとする。また、電子機器200は、電池211が装着されていない場合であっても、給電装置100から供給される電力を用いて動作する装置であってもよい。
Further, the
図2は、実施例1に係る給電システムのブロック図を示す。給電装置100は、図2に示すように、変換部101、発振器102、電力生成部103、整合回路104、変復調回路105、給電アンテナ106、CPU107、ROM108、RAM109、表示部110、操作部111及び反射電力検出回路112を有する。
FIG. 2 is a block diagram of the power feeding system according to the first embodiment. As shown in FIG. 2, the
変換部101は、不図示のAC電源と給電装置100とが接続されている場合、不図示のAC電源から供給される交流電力を直流電力に変換し、変換した直流電力を給電装置100に供給する。
When the AC power supply (not shown) and the
発振器102は、変換部101から供給される電力をCPU107によって設定された目標値に対応する電力に変換するように電力生成部103を制御するために用いられる周波数を発振する。なお、発振器102は、水晶振動子等を用いる。
The
電力生成部103は、変換部101から供給される電力と、発振器102によって発振される周波数とに基づいて、給電アンテナ106を介して外部に出力するための電力を生成する。電力生成部103は、内部にFET等を有し、発振器102によって発振される周波数に応じて、内部のFETのソース・ドレインの端子間に流れる電流を制御し、外部に出力するための電力を生成する。なお、電力生成部103によって生成された電力は、反射電力検出回路112を介して、整合回路104に供給される。また、電力生成部103によって生成される電力には、第1の電力と、第2の電力とがある。
The
第1の電力は、給電装置100が電子機器200と無線通信を行うために電子機器200に供給するための電力である。第2の電力は、給電装置100が電子機器200に対して給電を行う場合に電子機器200に供給するための電力である。例えば、第1の電力は、1W以下の電力であり、第2の電力は、2W〜10Wまでの電力である。なお、第2の電力は、10W以上の電力であってもよい。なお、第1の電力は、第2の電力よりも低い電力であるものとする。また、第1の電力は、給電装置100が無線通信を行うために用いられる電力であれば、1W以下の電力に限られないものとする。
The first power is power that the
なお、給電装置100が第1の電力を電子機器200に供給している場合、給電装置100は、給電アンテナ106を介して電子機器200とNFC(Near Field Communication)規格に対応する無線通信を行うことができる。しかし、給電装置100が第2の電力を電子機器200に供給している場合、給電装置100は、給電アンテナ106を介して電子機器200とNFC規格に対応する無線通信を行うことができないものとする。
Note that when the
整合回路104は、発振器102によって発振される周波数に応じて、給電アンテナ106と、給電装置100に対応する装置が有する受電アンテナとの間で共振を行うための共振回路である。また、整合回路104は、電力生成部103と給電アンテナ106との間のインピーダンスマッチングを行うための回路である。
The
図3に整合回路104の構成を示す。整合回路104は、図3に示すように、可変コンデンサ301、可変コンデンサ302、コイル303及び抵抗304を有する。
FIG. 3 shows the configuration of the
CPU107は、発振器102によって発振される周波数を、共振周波数fに設定するために、可変コンデンサ301や可変コンデンサ302の値を制御する。なお、共振周波数fは、給電装置100と、給電装置100によって給電される装置とが共振を行うために用いられる周波数である。
The
共振周波数fは、下記の数式(1)によって示されるものとする。Lは、整合回路104のインダクタンス、Cは、整合回路104のキャパシタンスを示す。
The resonance frequency f is assumed to be represented by the following mathematical formula (1). L represents the inductance of the
また、可変コンデンサ301及び可変コンデンサ302は、インピーダンスマッチングを行うために用いられる。
The variable capacitor 301 and the
CPU107は、発振器102によって発振される周波数が、共振周波数fになるように整合回路104に含まれる可変コンデンサ301や可変コンデンサ302を制御する。また、整合回路104のキャパシタンスCを変更する方法として、複数のコンデンサを並列に配置し、リレーICなどで切り替えるようにしてもよい。
The
また、整合回路104は、可変コンデンサ301、可変コンデンサ302、コイル303及び抵抗304以外にも、さらに他の素子を有していてもよいものとする。
The
なお、共振周波数fは、商用周波数である50/60Hzであってもよく、10〜数十MHzであってもよく、13.56MHzの周波数であってもよいものとする。 The resonance frequency f may be a commercial frequency of 50/60 Hz, 10 to several tens of MHz, or 13.56 MHz.
さらに、整合回路104は、給電アンテナ106に流れる電流及び給電アンテナ106に供給される電圧の変化を検出することもできる。
Further, the
なお、発振器102によって発振される周波数が、共振周波数fに設定された状態において、電力生成部103によって生成された電力は、整合回路104を介して給電アンテナ106に供給される。
Note that, in a state where the frequency oscillated by the
変復調回路105は、給電装置100と電子機器200との間で、NFC規格に対応する無線通信を行うために用いられる回路である。給電装置100が電子機器200を制御するための制御データ(以下、コマンドと呼ぶ。)を電子機器200に送信する場合、変復調回路105は、NFC規格に対応するプロトコルに基づいて、電力生成部103によって生成された電力の変調を行う。
The
変復調回路105は、電力生成部103によって発生された電力を、振幅変位を利用したASK(Amplitude Shift Keying)変調によって、パルス信号に変換する。コマンドとして変換されたパルス信号は、給電アンテナ106を介して電子機器200に送信される。電子機器200に送信されたパルス信号は、電子機器200に解析されることによって、「1」の情報と、「0」の情報とを含むビットデータとして電子機器200に検出される。なお、ASK変調は、振幅変位を利用した変調であり、ICカードと、カードリーダとの通信等で用いられる。
The
さらに、変復調回路105は、所定の符合化方式に対応する符合化回路を有する。
Further, the
変復調回路105は、整合回路104によって検出される給電アンテナ106に流れる電流の変化に応じて、電子機器200に送信したコマンドに対する電子機器200からの応答データや電子機器200からの制御データを符号化回路により復調することができる。このことによって、変復調回路105は、電子機器200に送信したコマンドに対する応答データや電子機器200から送信される制御データを、負荷変調方式に基づいて、電子機器200から受信することができる。
The modulation /
変復調回路105は、CPU107からの指示に応じてコマンドを電子機器200に送信する。さらに、変復調回路105は、電子機器200から応答データや制御データを受信した場合、受信した応答データや制御データを復調してCPU107に供給する。
The
給電アンテナ106は、電力生成部103により生成された電力を外部に出力するためのアンテナである。給電装置100は、給電アンテナ106を介して電子機器200に電力を供給したり、給電アンテナ106を介して電子機器200にコマンドを送信する。また、給電装置100は、給電アンテナ106を介して、電子機器200から制御データ及び電子機器200に送信したコマンドに対応する応答データを受信する。
The
CPU(Central Processing Unit)107は、ROM108に記憶されているコンピュータプログラムを実行することによって、給電装置100を制御する。CPU107は、電力生成部103を制御することによって電子機器200に供給する電力を制御する。
A CPU (Central Processing Unit) 107 controls the
また、CPU107は、カウンタ107aを有する。カウンタ107aは、給電装置100で行われる処理に関する回数をカウントする。また、カウンタ107aによってカウントされる回数に対する閾値は、ROM108にあらかじめ記録されている。また、カウンタ107aによって計測される時間を示す情報は、RAM109に記録される。
The
ROM108は、給電装置100を制御するコンピュータプログラム及び給電装置100に関するパラメータ等の情報を記憶する。ROM108には、補正テーブルが記録されている。なお、補正テーブルとは、電子機器200のステータスデータと、VSWRに対応する補正値とが関連付けられているテーブルである。なお、電子機器200のステータスデータには、電子機器200の動作状態を示す情報や電子機器200の移動状態を示す情報等が含まれる。
The
RAM109は、書き換え可能なメモリであり、給電装置100を制御するコンピュータプログラム、給電装置100に関するパラメータ等の情報、変復調回路105によって電子機器200から受信されたデータ等を記録する。
The
表示部110は、RAM109から供給される映像データ及びROM108から供給される映像データのいずれか一つを表示する。
The
操作部111は、給電装置100を操作するためのユーザインターフェースを提供する。操作部111は、給電装置100の電源ボタン及び給電装置100のモード切換ボタン等を有し、各ボタンはスイッチ、タッチパネル等により構成される。CPU107は、操作部111を介して入力されたユーザの指示に従って給電装置100を制御する。
The
反射電力検出回路112は、給電アンテナ106によって出力される電力の進行波の振幅電圧V1を示す情報と、給電アンテナ106によって出力される電力の反射波の振幅電圧V2を示す情報とを検出する。反射電力検出回路112によって検出された振幅電圧V1を示す情報及び振幅電圧V2を示す情報は、CPU107に供給される。CPU107は、反射電力検出回路112から供給された振幅電圧V1を示す情報及び振幅電圧V2を示す情報をRAM109に記録する。
The reflected
反射電力検出回路112の構成の一例を、図4に示す。反射電力検出回路112は、図4に示すように、トロイダルコア401、コンデンサ402、コンデンサ403、ダイオード404、抵抗405、コンデンサ406、コンデンサ407、ダイオード408及び抵抗409を有する。さらに、反射電力検出回路112は、A/Dコンバータ410及びA/Dコンバータ411を有する。
An example of the configuration of the reflected
反射電力検出回路112は、給電アンテナ106によって出力される電力の進行波をCM(誘導性結合及び容量性結合)結合によって、コンデンサ407の電圧として検出する。さらに、反射電力検出回路112は、検出されたコンデンサ407の電圧をA/Dコンバータ410によってアナログ値からデジタル値に変更してからCPU107に供給する。反射電力検出回路112は、給電アンテナ106によって出力される電力の反射波をCM結合によって、コンデンサ403の電圧として検出する。さらに、反射電力検出回路112は、検出されたコンデンサ403の電圧をA/Dコンバータ411によってアナログ値からデジタル値に変更してからCPU107に供給する。
The reflected
なお、反射電力検出回路112において、トロイダルコア401によって誘導性結合が行われ、コンデンサ402及びコンデンサ406によって容量性結合が行われる。
In the reflected
CPU107は、A/Dコンバータ410から供給された電圧を進行波の振幅電圧V1として検出し、A/Dコンバータ411から供給された電圧を反射波の振幅電圧V2として検出する。CPU107は、進行波の振幅電圧V1と、反射波の振幅電圧V2とによって、電圧反射係数ρを取得する。さらに、CPU107は、電圧反射係数ρによって電圧定在波比VSWR(Voltage Standing Wave Ratio)を算出する。
The
電圧定在波比VSWRは、給電アンテナ106から出力される電力の進行波と、給電アンテナ106から出力される電力の反射波との関係を示す値である。電圧定在波比VSWRの値が1に近いほど、反射電力が少なく、給電装置100から外部の電子機器に対して供給される電力の損失が少なく、効率が良い状態であることを示す。
The voltage standing wave ratio VSWR is a value indicating a relationship between a traveling wave of power output from the
下記の数式(2)は、電圧反射係数ρを示すものとする。 The following formula (2) represents the voltage reflection coefficient ρ.
下記の数式(3)は、電圧定在波比VSWRを示すものとする。 The following mathematical formula (3) represents the voltage standing wave ratio VSWR.
なお、以下、電圧定在波比VSWRを「VSWR」と呼ぶ。 Hereinafter, the voltage standing wave ratio VSWR is referred to as “VSWR”.
CPU107は、算出したVSWRを用いて、給電装置100の近傍に異物が存在するか否かを判定する。
The
次に、図2を参照して、電子機器200の構成の一例について説明を行う。電子機器200は、受電アンテナ201、整合回路202、整流平滑回路203、変復調回路204、CPU205、ROM206、RAM207、電流・電圧検出部208、レギュレータ209、充電制御部210、電池211及びセンサ212を有する。
Next, an example of the configuration of the
受電アンテナ201は、給電装置100から供給される電力を受電するためのアンテナである。電子機器200は、受電アンテナ201を介して、給電装置100から電力を受電したり、給電装置100とNFC規格に対応する通信を行う。また、電子機器200は、受電アンテナ201を介して給電装置100からコマンドを受信した場合、給電装置100から受信したコマンドに対応する応答データを給電装置100に送信する。
The
整合回路202は、給電装置100の共振周波数fと同じ周波数で受電アンテナ201が共振するように、インピーダンスマッチングを行うための共振回路である。整合回路202は、整合回路104と同様に可変コンデンサ、コイル及び抵抗等を有する。CPU205は、給電装置100の共振周波数fと同じ周波数で受電アンテナ201が共振するように、整合回路202を制御する。また、整合回路202は、受電アンテナ201によって受電される電力を整流平滑回路203に供給する。
The
整流平滑回路203は、受電アンテナ201によって受電された電力からコマンド及びノイズを取り除き、直流電力を生成する。さらに、整流平滑回路203は、生成した直流電力を電流・電圧検出部208を介してレギュレータ209に供給する。整流平滑回路203は、受電アンテナ201によって受電される電力から取り除いたコマンドを変復調回路204に供給する。整流平滑回路203によって生成された直流電力は、レギュレータ209に供給される。
The rectifying and smoothing
変復調回路204は、整流平滑回路203から供給されたコマンドを給電装置100に対応する通信プロトコルに応じて解析し、コマンドの解析結果をCPU205に供給する。給電装置100から電子機器200に第1の電力が供給されている場合、CPU205は、コマンドに対する応答データを給電装置100に送信するために変復調回路204に含まれる負荷を変動させるように変復調回路204を制御する。変復調回路204に含まれる負荷が変化する場合、給電アンテナ106に流れる電流が変化する。これにより、給電装置100は、給電アンテナ106に流れる電流の変化を検出することによって、電子機器200から送信されるコマンド対する応答データを受信する。
The
CPU205は、変復調回路204から供給された解析結果に応じて変復調回路204が受信したコマンドがどのコマンドであるかを判定し、受信したコマンドに対応するコマンドコードによって指定されている処理や動作を行うように電子機器200を制御する。また、CPU205は、ROM206に記憶されているコンピュータプログラムを実行することによって、電子機器200を制御する。
The
ROM206は、電子機器200を制御するコンピュータプログラムを記憶する。また、ROM206には、電子機器200に関する情報等が記録される。RAM207は、書き換え可能なメモリであり、電子機器200を制御するコンピュータプログラム、給電装置100から送信されたデータ等を記録する。さらに、RAM207は、電子機器200のステータスデータを記録する。
The
電子機器200のステータスデータには、電子機器200の動作モードを示す情報、電子機器200の動作のために消費される電力を示す情報及び電子機器200の負荷の状態を示す情報の少なくとも一つが含まれる。また、電子機器200のステータスデータには、電子機器200の位置を示す情報や電子機器200の移動距離を示す情報が含まれていても良いものとする。CPU205は、定期的に電子機器200のステータスデータを検出し、RAM207に記録する。
The status data of the
電流・電圧検出部208は、整流平滑回路203から供給される電力の電圧と電流を検出し、検出した電圧情報及び電流情報をCPU205に供給する。
The current /
レギュレータ209は、CPU205からの指示に応じて、整流平滑回路203から供給される電力及び電池211から供給される電力のいずれか一つを電子機器200に供給するように制御する。
The
充電制御部210は、レギュレータ209から電力を供給される場合、電池211の充電の制御を行う。電池211は、電子機器200に着脱可能な電池である。また、電池211は、充電可能な二次電池であり、例えば、リチウムイオン電池等である。また、電池211は、リチウムイオン電池以外のものであっても良いものとする。
The charging
センサ212は、電子機器200の位置を検出するセンサである。センサ212によって検出された電子機器200の位置を示す情報はCPU205に供給される。電子機器200の位置を示す情報とは、例えば、給電装置100の給電アンテナ106が設置された面に対する電子機器200の受電アンテナ201の位置を示す情報である。また、電子機器200の位置を示す情報は、例えば、給電装置100の給電アンテナ106が設置された面上に置かれている電子機器200の位置を示す情報であってもよい。また、電子機器200の位置を示す情報は、給電装置100の給電アンテナ106が設置された面上の空中に存在する電子機器200の位置を示す情報であってもよい。
The sensor 212 is a sensor that detects the position of the
CPU205は、定期的にセンサ212によって検出される位置情報を取得し、取得した位置情報に応じて、電子機器200の移動距離を示す情報を検出する。なお、電子機器200の位置を示す情報及び電子機器200の移動距離を示す情報はRAM207に記録される。
The
なお、センサ212は、電子機器200がユーザによって動かされた距離を検出するセンサであってもよいものとする。
The sensor 212 may be a sensor that detects the distance that the
なお、給電アンテナ106及び受電アンテナ201は、ヘリカルアンテナであっても、ループアンテナであってもよく、メアンダラインアンテナ等の平面状のアンテナであってもよいものとする。
Note that the feeding
また、実施例1において、給電装置100によって行われる処理は、給電装置100が電磁界結合によって電子機器200に対して無線で電力を供給するシステムにおいても適用できるものとする。また、実施例1において、給電装置100によって行われる処理は、電極を給電装置100に設け、かつ、電極を電子機器200に設けた場合に、給電装置100が電界結合によって電力を電子機器200に供給するシステムにおいても、適用できるものとする。また、実施例1において、給電装置100によって行われる処理は、給電装置100が電磁誘導によって無線で電子機器200に電力を供給するシステムにおいても、適用できるものとする。
In the first embodiment, the process performed by the
また、実施例1において、給電装置100は、電子機器200に対して無線で電力を出力し、電子機器200は、給電装置100から無線で電力を受電するものとした。しかし、「無線」を「非接触」や「無接点」と言い換えてもよいものとする。
In the first embodiment, the
実施例1において、給電装置100は、NFC規格に対応する無線通信を電子機器200と行うものとする。このため、CPU107は、給電装置100における共振周波数fが、13.56MHzになるように設定するものとする。
In the first embodiment, it is assumed that the
(異物検出処理)
次に、実施例1において、給電装置100によって行われる異物検出処理について、図5のフローチャートを用いて説明する。異物検出処理は、CPU107がROM108に格納されているコンピュータプログラムを実行することにより実現することができる。図5に示す異物検出処理は、異物が給電装置100の近傍に存在するか否かを検出し、異物の有無に応じて、給電を制御するための処理を含む。
(Foreign matter detection processing)
Next, the foreign object detection process performed by the
なお、異物とは、NFC規格に対応する無線通信を行う手段及び給電装置100から供給される電力を受電するための手段の少なくとも一つを有していないデバイスである。また、異物は、給電装置100から供給される電力によって故障する可能性のあるデバイスであっても良いものとする。なお、異物は、例えば、金属やICカードのようなものであるものとする。また、異物は、給電装置100に対応していない装置であっても良いものとする。
Note that a foreign object is a device that does not have at least one of means for performing wireless communication corresponding to the NFC standard and means for receiving power supplied from the
給電装置100と電子機器200との距離が所定の範囲内に存在することがCPU107によって検出された場合に、電子機器200が給電の対象として選択されたとき、CPU107は、電子機器200に第2の電力を供給するように給電装置100を制御する。
When the
S501において、CPU107は、第2の電力を給電アンテナ106を介して電子機器200に供給するように発振器102、電力生成部103及び整合回路104を制御する。この場合、本フローチャートは、S502に進む。
In step S <b> 501, the
S502において、CPU107は、可変コンデンサ301のキャパシタンスの値を設定値C1に設定し、可変コンデンサ302のキャパシタンスの値を設定値C2に設定する。さらに、CPU107は、可変コンデンサ301のキャパシタンスの値が設定値C1に設定され、かつ、可変コンデンサ302のキャパシタンスの値が設定値C2に設定された状態で、VSWRを算出する。さらに、CPU107は、現在、設定されている設定値C1、設定値C2及び取得したVSWRを関連付けてRAM109に記録する。この場合、本フローチャートは、S503に進む。なお、S502において、CPU107によって算出されるVSWRを「VSWR1」と呼ぶものとする。
In S502, the
なお、設定値C1及び設定値C2は、あらかじめROM108に記録されている値であってもよい。また、設定値C1及び設定値C2は、給電装置100と電子機器200との距離が所定の範囲内に存在すると判定される前に、給電装置100の共振周波数fが、13.56MHzとなるように調整されたキャパシタンスの値であっても良いものとする。
Note that the setting value C1 and the setting value C2 may be values recorded in the
S503において、CPU107は、RAM109に記録されているVSWR1が所定値A以上であるか否かを判定する。所定値Aは、異物が給電装置100の近傍に存在するか否かを検出するための閾値である。例えば、所定値Aは、3〜4までの値である。CPU107によって、VSWR1が所定値A以上でないと判定された場合(S503でNo)、本フローチャートは、S503からS504に進む。CPU107によって、VSWR1が所定値A以上であると判定された場合(S503でYes)、CPU107は、異物を検出する。
In step S <b> 503, the
給電装置100の近傍に異物が置かれた場合、VSWRは、急激に大きく変化する。この場合、給電装置100の近傍に異物が置かれた場合におけるVSWRの値は、給電装置100の近傍に給電装置100に対応する装置が置かれた場合におけるVSWRの値よりも大きくなる。そのため、給電装置100の近傍に給電装置100に対応する装置が置かれた場合におけるVSWRの値よりも大きい値になるように、所定値Aを設定することにより、CPU107は、VSWRと所定値Aとを比較することで、異物を検出することができる。この場合(S503でYes)、本フローチャートは、S503からS520に進む。
When a foreign object is placed in the vicinity of the
S504において、CPU107は、後述の調整処理を行う。調整処理は、VSWRが1となるように、可変コンデンサ301のキャパシタンスの値及び可変コンデンサ302のキャパシタンスの値を調整するための処理である。調整処理がCPU107によって行われた場合、CPU107は、可変コンデンサ301のキャパシタンスの値を調整するための設定値C3及び可変コンデンサ302キャパシタンスの値を調整するための設定値C4を取得する。この場合、本フローチャートは、S505に進む。
In step S504, the
S505において、可変コンデンサ301のキャパシタンスの値を設定値C3に設定し、可変コンデンサ302のキャパシタンスの値を設定値C4に設定する。さらに、CPU107は、可変コンデンサ301のキャパシタンスの値が設定値C3に設定され、かつ、可変コンデンサ302のキャパシタンスの値が設定値C4に設定された状態で、VSWRを算出する。さらに、CPU107は、現在、設定されている設定値C3、設定値C4及び取得したVSWRを関連付けてRAM109に記録する。この場合、本フローチャートは、S506に進む。なお、S505において、CPU107によって算出されるVSWRを「VSWR2」と呼ぶものとする。なお、VSWR2は、VSWR1とは別にRAM109に記録されるものとする。
In S505, the value of the capacitance of the variable capacitor 301 is set to the set value C3, and the value of the capacitance of the
S506において、CPU107は、RAM109に記録されているVSWR2が所定値A以上であるか否かを判定する。CPU107によって、VSWR2が所定値A以上でないと判定された場合(S506でNo)、本フローチャートは、S506からS507に進む。CPU107によって、VSWR2が所定値A以上であると判定された場合(S506でYes)、CPU107は、異物を検出する。この場合(S506でYes)、本フローチャートは、S506からS520に進む。
In step S506, the
S507において、CPU107は、S502と同様に、可変コンデンサ301のキャパシタンスの値を設定値C1に設定し、可変コンデンサ302のキャパシタンスの値を設定値C2に設定し、VSWRを算出する。さらに、CPU107は、現在、設定されている設定値C1、設定値C2及び取得したVSWRを関連付けてRAM109に記録する。この場合、本フローチャートは、S508に進む。なお、S507において、CPU107によって算出されるVSWRを「VSWR3」と呼ぶものとする。なお、VSWR3は、VSWR1やVSWR2とは別にRAM109に記録されるものとする。
In S507, as in S502, the
S508において、CPU107は、第1の電力を給電アンテナ106を介して電子機器200に供給するように電力生成部103を制御する。この場合、本フローチャートはS509に進む。
In step S <b> 508, the
S509において、CPU107は、電子機器200のステータスデータを取得するために、NFC規格に対応する無線通信を行うように変復調回路105を制御する。電子機器200のステータスデータが変復調回路105によって取得された場合、CPU107は、取得した電子機器200のステータスデータをRAM109に記録する。この場合、本フローチャートは、S510に進む。
In step S <b> 509, the
S510において、CPU107は、S509において取得された電子機器200のステータスデータを用いて、電子機器200のステータスが変更されたか否かを判定する。CPU107によって、電子機器200のステータスが変更されていないと判定された場合(S510でNo)、本フローチャートは、S510からS511に進む。CPU107によって、電子機器200のステータスが変更されたと判定された場合(S510でYes)、本フローチャートは、S510からS518に進む。
In S510, the
S511において、CPU107は、RAM109に記録されているVSWR3が所定値A以上であるか否かを判定する。CPU107によって、VSWR3が所定値A以上でないと判定された場合(S511でNo)、本フローチャートは、S511からS512に進む。CPU107によって、VSWR3が所定値A以上であると判定された場合(S511でYes)、CPU107は、異物を検出する。この場合(S511でYes)、本フローチャートは、S511からS520に進む。
In S511, the
S512において、CPU107は、RAM109に記録されているVSWR1とVSWR3とを比較することによって、VSWR1とVSWR3との差分D1を算出する。さらに、CPU107は、差分D1が所定値B以上であるか否かを判定する。所定値Bは、所定値Bは、異物が給電装置100の近傍に存在するか否かを検出するための閾値である。CPU107によって、差分D1が所定値B以上でないと判定された場合(S512でNo)、本フローチャートは、S512からS513に進む。CPU107によって、差分D1が所定値B以上であると判定された場合(S512でYes)、CPU107は、異物を検出する。
In S512, the
給電装置100の近傍に異物が置かれた場合、給電装置100の近傍に異物が置かれた場合におけるVSWRの変化量は、給電装置100の近傍に給電装置100に対応する装置が置かれた場合におけるVSWRの変化量よりも大きくなる。そのため、給電装置100の近傍に給電装置100に対応する装置が置かれた場合におけるVSWRの変化量よりも大きい値になるように所定値Bを設定することで、CPU107は、VSWRの変化量と所定値Bとを比較し、異物を検出することができる。この場合(S512でYes)、本フローチャートは、S512からS520に進む。
The amount of change in VSWR when a foreign object is placed in the vicinity of the
S513において、CPU107は、S505と同様に、可変コンデンサ301のキャパシタンスの値を設定値C3に設定し、可変コンデンサ302のキャパシタンスの値を設定値C4に設定し、VSWRを算出する。さらに、CPU107は、現在、設定されている設定値C3、設定値C4及び取得したVSWRを関連付けてRAM109に記録する。この場合、本フローチャートは、S514に進む。なお、S513において、CPU107によって算出されるVSWRを「VSWR4」と呼ぶものとする。なお、VSWR4は、VSWR1、VSWR2やVSWR4とは別にRAM109に記録されるものとする。
In S513, as in S505, the
S514において、CPU107は、S509において取得された電子機器200のステータスデータを用いて、電子機器200のステータスが変更されたか否かを判定する。CPU107によって、電子機器200のステータスが変更されていないと判定された場合(S514でNo)、本フローチャートは、S514からS515に進む。CPU107によって、電子機器200のステータスが変更されたと判定された場合(S514でYes)、本フローチャートは、S514からS519に進む。
In step S514, the
S515において、CPU107は、RAM109に記録されているVSWR4が所定値A以上であるか否かを判定する。CPU107によって、VSWR4が所定値A以上でないと判定された場合(S515でNo)、本フローチャートは、S515からS516に進む。CPU107によって、VSWR4が所定値A以上であると判定された場合(S515でYes)、CPU107は、異物を検出する。この場合(S515でYes)、本フローチャートは、S515からS520に進む。
In S515, the
S516において、CPU107は、RAM109に記録されているVSWR2とVSWR4とを比較することによって、VSWR2とVSWR4との差分D2を算出する。さらに、CPU107は、差分D2が所定値B以上であるか否かを判定する。CPU107によって、差分D2が所定値B以上でないと判定された場合(S516でNo)、本フローチャートは、S516からS517に進む。CPU107によって、差分D2が所定値B以上であると判定された場合(S516でYes)、本フローチャートは、S516からS520に進む。
In S516, the
S517において、CPU107は、電子機器200に対する給電を停止するか否かを判定する。CPU107によって、電子機器200に対する給電を停止すると判定された場合(S517でYes)、本フローチャートは、S517からS521に進む。
In step S517, the
CPU107によって、電子機器200に対する給電を停止しないと判定された場合(S517でNo)、本フローチャートは、S521からS501に戻る。この場合、CPU107は、再び、第2の電力を電子機器200に供給するように給電装置100を制御する。
When the
電子機器200のステータスが変更されたと判定された場合(S510でYes)、S518において、CPU107は、電子機器200のステータスの変化に応じて、VSWR3を補正する。
When it is determined that the status of the
これは、電子機器200の動作モードや負荷の状態が変化した場合、または、電子機器200の移動距離が特定の距離以上である場合、電子機器200のステータスの変化に伴い、VSWRが変化する場合があるからである。この場合、CPU107は、異物が給電装置100の近傍に存在しない場合であっても、電子機器200のステータスの変化によるVSWRの変化を、異物が給電装置100の近傍に置かれたことによるVSWRの変化であると誤検出してしまう場合があった。
This is because when the operation mode or load state of the
このような誤検出を防ぐため、CPU107は、ROM108に記録されている補正テーブルと、電子機器200から取得された電子機器200のステータスデータとを用いて、補正値を検出し、検出された補正値に応じて、VSWR3を補正する。さらに、CPU107は、RAM109に記録されているVSWR3が補正されたVSWR3に上書きされるようにする。この場合、本フローチャートは、S511に進む。
In order to prevent such erroneous detection, the
電子機器200のステータスが変更されたと判定された場合(S514でYes)、S519において、CPU107は、電子機器200のステータスの変化に応じて、VSWR4を補正する。CPU107は、ROM108に記録されている補正テーブルと、電子機器200から取得された電子機器200のステータスデータとを用いて、補正値を検出し、検出された補正値に応じて、VSWR4を補正する。さらに、CPU107は、RAM109に記録されているVSWR4が補正されたVSWR4に上書きされるようにする。この場合、本フローチャートは、S515に進む。
When it is determined that the status of the
S520において、CPU107は、異物が検出されたことを通知するための警告データを表示するように表示部110を制御する。この場合、本フローチャートは、S521に進む。
In step S520, the
S521において、CPU107は、給電アンテナ106を介して外部に出力している電力を制限するようにするために発振器102、電力生成部103及び整合回路104の少なくとも一つを制御する。
In step S <b> 521, the
例えば、給電アンテナ106を介して、外部に第1の電力が出力されている場合、CPU107は、第1の電力の出力を停止するように制御する。また、給電アンテナ106を介して、外部に第2の電力が出力されている場合、CPU107は、第2の電力の出力を停止するように制御する。
For example, when the first power is output to the outside via the
また、例えば、給電アンテナ106を介して、外部に第1の電力が出力されている場合、CPU107は、第1の電力の値が徐々に小さくなるように制御してもよい。また、給電アンテナ106を介して、外部に第2の電力が出力されている場合、CPU107は、第2の電力から第1の電力を出力するように制御してから第1の電力の出力を停止するように制御してもよい。
Further, for example, when the first power is output to the outside via the
この場合、本フローチャートは終了する。なお、CPU107は、給電を停止する前に、給電を停止することを電子機器200やユーザに通知するようにしてもよい。
In this case, this flowchart ends. Note that the
なお、所定値A及び所定値Bは、あらかじめROM108に記録されているものであっても、電子機器200から取得されたデータに応じてCPU107によって設定されるものであってもよいものとする。
Note that the predetermined value A and the predetermined value B may be recorded in the
また、S502からS507までの処理は、給電装置100が第2の電力を出力している場合に、CPU107によって行われるようにしたが、これに限られないものとする。例えば、S502からS507までの処理は、給電装置100が第1の電力を出力している場合に、CPU107によって行われてもよいものとする。
Further, the processing from S502 to S507 is performed by the
(調整処理)
次に、実施例1において、S504において給電装置100によって行われる調整処理について、図6のフローチャートを用いて説明する。調整処理は、CPU107がROM108に格納されているコンピュータプログラムを実行することにより実現することができる。
(Adjustment process)
Next, the adjustment process performed by the
S601において、CPU107は、RAM109に記録されている第1の回数T1、第2の回数T2及び第3の回数T3の値をリセットするように制御する。この場合、本フローチャートは、S602に進む。なお、第1の回数T1、第2の回数T2及び第3の回数T3は、カウンタ107aによってカウントされる値であり、第1の回数T1、第2の回数T2及び第3の回数T3については後述する。
In step S601, the
給電装置100の近傍に電子機器200が存在する場合、整合回路104のインダクタンスLやCPU107によって算出されるVSWRが電子機器200から影響を受ける場合があった。このような場合において、給電装置100が電子機器200に給電する場合、給電装置100は、電力の損失を減少させ、効率よく電力の伝送を行うようにする必要がある。電力の伝送を効率良く行うためには、VSWRが1になることが望ましい。このため、CPU107は、整合回路104に含まれる可変コンデンサ301及び可変コンデンサ302の少なくとも一つを制御し、反射電力検出回路112によって検出されるVSWRが1になるように調整する。
When the
S602において、CPU107は、共振周波数fが13.56MHzになるようにしながら、VSWRの値が1以上になるように可変コンデンサ301のキャパシタンスの値を変更するようにする。さらに、CPU107は、変更された可変コンデンサ301のキャパシタンスの値をRAM109に記録する。CPU107は、第1の回数T1に1を加算するようにカウンタ107aを制御する。なお、第1の回数T1は、可変コンデンサ301のキャパシタンスの値が変更された回数を示す。この場合、本フローチャートはS603に進む。
In S602, the
S603において、CPU107は、VSWRを算出し、S602において変更された可変コンデンサ301のキャパシタンスの値と算出されたVSWRとを関連付けてRAM109に記録する。この場合、本フローチャートは、S604に進む。なお、S603において、CPU107によって算出されるVSWRを「VSWR5」と呼ぶものとする。なお、VSWR5は、VSWR1、VSWR2、VSWR3やVSWR4とは別にRAM109に記録されるものとする。
In S603, the
S604において、CPU107は、RAM109に記録されているVSWR5が所定値C以下であり、かつ、1以上であるか否かを判定する。所定値Cは、VSWRに対応する閾値である。例えば、所定値Cは、1.1〜1.3までの値である。CPU107によって、VSWR5が、所定値C以下であり、かつ、1以上であると判定された場合(S604でYes)、本フローチャートは、S604からS615に進む。
In S604, the
CPU107によって、VSWR5が、所定値Cよりも大きいと判定された場合(S604でNo)、本フローチャートは、S604からS605に進む。CPU107によって、VSWR5が、1よりも小さいと判定された場合(S604でNo)、本フローチャートは、S604からS605に進む。
When the
S605において、CPU107は、RAM109に記録されているVSWR5が所定値D以上であるか否かを判定する。所定値Dは、VSWRに対応する閾値である。例えば、所定値Dは、2〜2.5までの値である。CPU107によって、VSWR5が所定値D以上でないと判定された場合(S605でNo)、本フローチャートは、S605からS607に進む。CPU107によって、VSWR5が所定値D以上であると判定された場合(S605でYes)、本フローチャートは、S605からS606に進む。
In step S <b> 605, the
S606において、CPU107は、RAM109に記録されている第1の回数T1が所定の回数E以上であるか否かを判定する。所定の回数Eは、第1の回数T1に対応する閾値である。例えば、所定の回数Eは、1以上の値であればどのような値であっても良いものとする。CPU107によって、第1の回数T1が所定の回数E以上であると判定された場合(S606でYes)、本フローチャートは、S606からS607に進む。CPU107によって、第1の回数T1が所定の回数E以上でないと判定された場合(S606でNo)、本フローチャートは、S606からS602に戻る。
In step S <b> 606, the
S607において、CPU107は、変更された可変コンデンサ301のキャパシタンスの値の中で算出されたVSWRが最も1に近くなるように、可変コンデンサ301のキャパシタンスの値を設定する。この場合、本フローチャートはS608に進む。
In step S <b> 607, the
S608において、CPU107は、共振周波数fが13.56MHzになるようにしながら、VSWRの値が1以上になるように可変コンデンサ302のキャパシタンスの値を変更するようにする。さらに、CPU107は、変更された可変コンデンサ302のキャパシタンスの値をRAM109に記録する。CPU107は、第2の回数T2に1を加算するようにカウンタ107aを制御する。なお、第2の回数T2は、可変コンデンサ302のキャパシタンスの値が変更された回数を示す。この場合、本フローチャートはS609に進む。
In step S <b> 608, the
S609において、CPU107は、VSWRを算出し、S608において変更された可変コンデンサ302のキャパシタンスの値と算出されたVSWRとを関連付けてRAM109に記録する。この場合、本フローチャートは、S610に進む。なお、S609において、CPU107によって算出されるVSWRを「VSWR6」と呼ぶものとする。なお、VSWR6は、VSWR1、VSWR2、VSWR3、VSWR4やVSWR5とは別にRAM109に記録されるものとする。
In S609, the
S610において、CPU107は、RAM109に記録されているVSWR6が所定値C以下であり、かつ、1以上であるか否かを判定する。CPU107によって、VSWR6が、所定値C以下であり、かつ、1以上であると判定された場合(S610でYes)、本フローチャートは、S610からS615に進む。CPU107によって、VSWR6が、所定値Cよりも大きいと判定された場合(S610でNo)、本フローチャートは、S610からS611に進む。CPU107によって、VSWR6が、1よりも小さいと判定された場合(S610でNo)、本フローチャートは、S610からS611に進む。
In step S610, the
S611において、CPU107は、RAM109に記録されているVSWR6が所定値F以上であるか否かを判定する。所定値Fは、VSWRに対応する閾値である。例えば、所定値Fは、1.3〜1.5までの値である。CPU107によって、VSWR6が所定値F以上でないと判定された場合(S611でNo)、本フローチャートは、S611からS616に進む。CPU107によって、VSWR6が所定値F以上であると判定された場合(S611でYes)、本フローチャートは、S611からS612に進む。
In step S611, the
S612において、CPU107は、RAM109に記録されている第2の回数T2が所定の回数G以上であるか否かを判定する。所定の回数Gは、第2の回数T2に対応する閾値である。例えば、所定の回数Gは、1以上の値であればどのような値であっても良いものとする。CPU107によって、第2の回数T2が所定の回数G以上でないと判定された場合(S612でNo)、本フローチャートは、S612からS608に戻る。CPU107によって、第2の回数T2が所定の回数G以上であると判定された場合(S612でYes)、CPU107は、第3の回数T3に1を加算するようにカウンタ107aを制御する。なお、第3の回数T3は、S602〜S612までの処理が行われた回数を示す。CPU107によって、第2の回数T2が所定の回数G以上であると判定された場合(S612でYes)、本フローチャートは、S612からS613に進む。
In S612, the
S613において、CPU107は、RAM109に記録されている第3の回数T3が所定の回数H以上であるか否かを判定する。所定の回数Hは、第3の回数T3に対応する閾値である。例えば、所定の回数Hは、1以上の値であればどのような値であっても良いものとする。CPU107によって、第3の回数T3が所定の回数H以上であると判定された場合(S613でYes)、本フローチャートは、S613からS614に進む。CPU107によって、第3の回数T3が所定の回数H以上でないと判定された場合(S613でNo)、本フローチャートは、S613からS617に進む。
In step S613, the
S614において、CPU107は、変更された可変コンデンサ301のキャパシタンスの値と変更された可変コンデンサ302のキャパシタンスの値との組み合わせの中で、算出されたVSWRが最も1に近くなるようなキャパシタンスの組み合わせを設定する。この場合、CPU107は、算出されたVSWRが最も1に近くなるように、可変コンデンサ301のキャパシタンスの値及び可変コンデンサ302のキャパシタンスの値を設定する。この場合、本フローチャートはS615に進む。
In step S <b> 614, the
S615において、CPU107は、現在、設定されている可変コンデンサ301のキャパシタンスの値を設定値C3としてRAM109に記録する。さらに、CPU107は、現在、設定されている可変コンデンサ302のキャパシタンスの値を設定値C4としてRAM109に記録する。この場合、本フローチャートは終了する。なお、このことによって、CPU107は、設定値C3及び設定値C4を取得することができる。
In S615, the
S616において、CPU107は、変更された可変コンデンサ302のキャパシタンスの値の中で、算出されたVSWRが最も1に近くなるように可変コンデンサ302のキャパシタンスの値を設定する。この場合、本フローチャートはS615に進む。
In step S <b> 616, the
S617において、CPU107は、S616と同様に、変更された可変コンデンサ302のキャパシタンスの値の中で、算出されたVSWRが最も1に近くなるように可変コンデンサ302のキャパシタンスの値を設定する。この場合、本フローチャートはS602に戻る。
In S617, as in S616, the
このように、実施例1に係る給電装置100は、外部に出力する電力の反射に関するVSWRを用いて異物の検出を行うようにした。このため、給電装置100は、電力を電子機器200に供給している場合に異物が給電装置100の近傍に置かれた場合であっても、異物の存在を検出することができる。
As described above, the
また、給電装置100は、VSWRの値及びVSWRの変化量に応じて、異物の検出を行うようにしたので、電子機器200のステータスの変化に伴うVSWRの変化を異物の影響によるVSWRの変化として誤検出しないようにすることができる。
In addition, since the
さらに、給電装置100は、異物を検出した場合、電子機器200への電力の供給を制限するようにするので、異物に電力を供給しないようにしながら、電子機器200に対して安全に電力を供給するようにすることができる。このため、給電装置100によって検出された異物が金属である場合、金属を給電装置100からの給電によって発熱させないようにすることができる。また、給電装置100によって検出された異物がICカードのようなデバイスである場合、ICカードを給電装置100からの給電によって故障させないようにすることができる。
Furthermore, the
したがって、給電装置100は、異物の有無に応じて、適切な給電を行うようにすることができる。
Therefore, the
なお、給電装置100は、VSWRを用いて異物を検出するようにしたが、SWRを用いて異物を検出するようにしても良いものとする。
Note that the
[実施例2]
以下、本発明に係る実施例2について、説明を行う。なお、実施例2が実施例1と同様な構成を有する場合や、実施例1と同様な処理及び動作を行う場合、共通する説明を省略する。
[Example 2]
Hereinafter, Example 2 according to the present invention will be described. In addition, when Example 2 has the same configuration as that of Example 1 or when processing and operations similar to Example 1 are performed, common description is omitted.
(調整処理)
次に、実施例2において、CPU107によって図5の異物検出処理のS504において給電装置100によって行われる調整処理について、図7のフローチャートを用いて説明する。図7の調整処理は、CPU107がROM108に格納されているコンピュータプログラムを実行することにより実現することができる。
(Adjustment process)
Next, the adjustment process performed by the
なお、実施例1において説明された調整処理と同様である処理の説明を省略し、異なる処理について説明を行う。 In addition, description of the process similar to the adjustment process demonstrated in Example 1 is abbreviate | omitted, and a different process is demonstrated.
なお、図7のS701〜S703、S706〜S708、S711及びS712は、図6のS602〜S604、S608〜S610、S614及びS615と共通する処理を行うため、説明を省略する。 7 are the same as S602 to S604, S608 to S610, S614, and S615 of FIG. 6, and thus description thereof is omitted.
S704において、CPU107は、RAM109に記録されているVSWR5が所定値D以上であるか否かを判定する。所定値Dは、VSWRに対応する閾値である。CPU107によって、VSWR5が所定値D以上でないと判定された場合(S704でNo)、本フローチャートは、S704からS706に進む。CPU107によって、VSWR5が所定値D以上であると判定された場合(S704でYes)、本フローチャートは、S704からS705に進む。
In step S <b> 704, the
S705において、CPU107は、可変コンデンサ301のキャパシタンスの値の変更を全てのパターン行ったか否かを判定する。CPU107によって、可変コンデンサ301のキャパシタンスの値の変更を全てのパターン行っていないと判定された場合(S705でNo)、本フローチャートは、S705からS701に戻る。CPU107によって、可変コンデンサ301のキャパシタンスの値の変更を全てのパターン行ったと判定された場合(S705でYes)、本フローチャートは、S705からS706に進む。
In step S <b> 705, the
S709において、CPU107は、RAM109に記録されているVSWR6が所定値F以上であるか否かを判定する。CPU107によって、VSWR6が所定値F以上でないと判定された場合(S709でNo)、本フローチャートは、S709からS711に進む。CPU107によって、VSWR6が所定値F以上であると判定された場合(S709でYes)、本フローチャートは、S709からS710に進む。
In step S709, the
S710において、CPU107は、可変コンデンサ302のキャパシタンスの値の変更を全てのパターン行ったか否かを判定する。CPU107によって、可変コンデンサ302のキャパシタンスの値の変更を全てのパターン行っていないと判定された場合(S710でNo)、本フローチャートは、S710からS706に戻る。CPU107によって、可変コンデンサ302のキャパシタンス値の変更を全てのパターン行ったと判定された場合(S710でYes)、本フローチャートは、S710からS711に進む。
In step S <b> 710, the
なお、実施例2において、給電装置100が実施例1と共通する処理を行う場合においては、実施例1と同様な効果が得られるものとする。
In the second embodiment, when the
実施例2に係る給電装置100は、可変コンデンサ301のキャパシタンスの値を全パターン変更し、全パターンのキャパシタンスの値に対応するVSWRを用いて、設定値C3を取得するようにした。さらに、給電装置100は、可変コンデンサ302のキャパシタンスの値を全パターン変更し、全パターンのキャパシタンス値に対応するVSWRを用いて、設定値C4を取得するようにした。
The
このことによって、可変コンデンサ301が設定値C3に設定され、かつ、可変コンデンサ302が設定値C4に設定されている間、給電装置100は、電子機器200に対する電力の伝送を効率良く行うことができる。
Thus, while the variable capacitor 301 is set to the set value C3 and the
なお、実施例1及び2に係る給電装置100の整合回路104は、図3に示すような回路として説明を行ったが、これに限られないものとする。給電装置100の整合回路104は、例えば、図8に示すような回路であっても良いものとする。図8に示される整合回路104は、可変コンデンサ301及び可変コンデンサ302の他にさらに、可変コンデンサ305及び可変コンデンサ306を有する。なお、給電装置100が図8のような整合回路104を有する場合、図5の異物検出処理及びS504の調整処理が行われる場合、CPU107は、可変コンデンサ305を可変コンデンサ301と同様に制御する。また、この場合、CPU107は、可変コンデンサ306を可変コンデンサ302と同様に制御するようにする。
The
実施例1及び2において、給電装置100と電子機器200とがNFC規格に対応する無線通信を行うものとして説明を行った。しかし、これに限られないものとする。例えば、給電装置100と電子機器200とがRFID(Radio Frequency IDentification)等のISO/IEC 18092規格に対応する無線通信を行っても良いものとする。また、例えば、給電装置100と電子機器200とがMIFARE(登録商標)の規格に対応する無線通信を行っても良いものとする。また、例えば、給電装置100と電子機器200とがFelica(登録商標)の規格に対応する無線通信を行っても良いものとする。また、例えば、給電装置100と電子機器200とがTransfer Jet(登録商標)の規格に対応する無線通信を行っても良いものとする。
In the first and second embodiments, the
給電装置100と電子機器200とがNFC規格以外の規格に対応する無線通信を行う場合、CPU107は、給電装置100の共振周波数fが、NFC規格以外の規格に対応する周波数となるように整合回路104を制御するものとする。例えば、給電装置100と電子機器200とがTransfer Jet規格に対応する無線通信を行う場合、CPU107は、給電装置100の共振周波数fが、Transfer Jet規格に対応する周波数となるように整合回路104を制御する。
When the
給電装置は、外部に所定の電力を出力する給電手段と、第1の値と第2の値とを用いて、異物を検出する制御手段とを有し、前記第1の値は、外部装置と共振を行うための共振手段の状態が第1の状態である場合に検出される前記所定の電力の反射を示す値であり、前記第2の値は、前記第1の値が検出された後に前記共振手段の状態が第2の状態から前記第1の状態に変更された場合に検出される所定の電力の反射を示す値であることを特徴とする。 The power supply apparatus includes a power supply unit that outputs predetermined power to the outside, and a control unit that detects a foreign object using the first value and the second value. The first value is an external device. And a value indicating the reflection of the predetermined power detected when the state of the resonance means for resonating is the first state, and the second value is the first value detected. It is a value indicating a reflection of predetermined power detected when the state of the resonance means is changed from the second state to the first state later.
(他の実施例)
本発明に係る給電装置100は、実施例1及び2で説明した給電装置100に限定されるものではない。例えば、本発明に係る給電装置100は、複数の装置から構成されるシステムにより実現することも可能である。
(Other examples)
The
また、実施例1及び2で説明した様々な処理及び機能は、コンピュータプログラムにより実現することも可能である。この場合、本発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータ(CPU等を含む)で実行可能であり、実施例1及び2で説明した様々な機能を実現することになる。 The various processes and functions described in the first and second embodiments can also be realized by a computer program. In this case, the computer program according to the present invention can be executed by a computer (including a CPU and the like), and realizes various functions described in the first and second embodiments.
本発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータ上で稼動しているOS(Operating System)などを利用して、実施例1及び2で説明した様々な処理及び機能を実現してもよいことは言うまでもない。 It goes without saying that the computer program according to the present invention may realize various processes and functions described in the first and second embodiments using an OS (Operating System) running on the computer.
本発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータ読取可能な記録媒体から読み出され、コンピュータで実行されることになる。コンピュータ読取可能な記録媒体には、ハードディスク装置、光ディスク、CD−ROM、CD−R、メモリカード、ROM等を用いることができる。また、本発明に係るコンピュータプログラムは、通信インターフェースを介して外部装置からコンピュータに提供され、当該コンピュータで実行されるようにしてもよい。 The computer program according to the present invention is read from a computer-readable recording medium and executed by the computer. As the computer-readable recording medium, a hard disk device, an optical disk, a CD-ROM, a CD-R, a memory card, a ROM, or the like can be used. The computer program according to the present invention may be provided from an external device to a computer via a communication interface and executed by the computer.
100 給電装置
200 電子機器
100
Claims (1)
第1の値と第2の値とを用いて、異物を検出する制御手段とを有し、
前記第1の値は、外部装置と共振を行うための共振手段の状態が第1の状態である場合に検出される前記所定の電力の反射を示す値であり、
前記第2の値は、前記第1の値が検出された後に前記共振手段の状態が第2の状態から前記第1の状態に変更された場合に検出される所定の電力の反射を示す値であることを特徴とする給電装置。 Power supply means for outputting predetermined power to the outside;
Control means for detecting foreign matter using the first value and the second value;
The first value is a value indicating reflection of the predetermined power detected when the state of the resonance means for resonating with the external device is the first state;
The second value is a value indicating reflection of a predetermined power detected when the state of the resonance means is changed from the second state to the first state after the first value is detected. A power feeding device characterized in that
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