JP2013161398A - データベースシステム、データベース管理方法、およびデータベース管理プログラム - Google Patents

データベースシステム、データベース管理方法、およびデータベース管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ガベージコレクションが必要な追記型を用いることなく、ロックを不要とする。
【解決手段】第1の領域12に記憶されたデータベースと、第2の領域13に記憶されたデータベースとを備える2重化データベース11と、読み込み要求を受け付けた場合、第1の領域12のデータベースからデータを読み込む読込手段15と、書き込み要求を受け付けた場合、第2の領域13のデータベースに書き込む書込手段15と、書込手段15が第2の領域13のデータベースに書き込んだ後、第1の領域12のデータベースを書込手段15がアクセスする更新用データベースに、第2の領域13のデータベースを読込手段15がアクセスする参照用データベースに、切り替える切替手段15とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、データベースを管理するデータベースシステム、データベース管理方法、およびデータベース管理プログラムに関する。
一般的に、データベースシステムは、複数クライアントからの更新要求、検索要求がデータベースシステムに対して並行に処理される際、データの一貫性を保証する機構として並行制御機能(同時に複数のユーザーが利用しても正常に動作するための機能)を有している。2フェーズロック方式(データ操作前に一斉にロックをかけ、データ操作後で一斉にロックを解除する方式)はその代表的手法であり、多くのデータベースシステムで採用されている。しかし、2フェーズロック方式では、デッドロック(2つ以上のスレッドあるいはプロセスなどの処理単位が、互いの処理終了を待ち、結果としてどの処理も先に進めなくなってしまうこと)が発生するため、デッドロックを発見しそれを解消する処理が必要になる。
更新にともなうロックをかける粒度はできるだけ小さくすることが望ましいが、粒度を行単位のように小さくすると、ロック情報の増大、キューの増大が起こり、ロックの競合を検出するためのCPU処理コストが大きくなる問題がある。
このような問題に対して、例えば、非特許文献1では、スピンロック方式をベースとする並行制御方式を採用することで、ロック処理の削減を行っている。
また、非特許文献2には、追記型を採用することで、ロックを行わないロックフリー方式が記載されている
中村仁之輔,芳西崇,梅本佳宏,小林伸幸,佐藤文明,水野忠則,「 ネットワークサービス向けメモリ常駐型リレーショナルDBMSの設計と実現」,情報処理学会論文誌. データベース 43(SIG_5(TOD_14)), 134-144, 2002-06-15) 「RethinkDB-Rethinking Database Storage」,[online]、インターネット<http://www.mendeley.com/research/rethinkdbrethinking-database-storage-23/>
しかしながら、非特許文献1では、データベースの各テーブルにインデックスが大量に設定されているような場合では、データの更新にともなうインデックスの書き換え処理を大量に行う必要が出てくるため、非特許文献1の手法によってロック処理を削減しても、一度のロックの粒度が行単位ではなくテーブル単位、もしくはデータベース全体と広範囲になることは避けられず、その広範囲な書き込みロックによって、他の多くの読み込み処理がブロックされ、処理時間の遅延につながるという問題が生じる。
また、非特許文献2では、追記型の構造を採用することでロックを不要としているが、追記型とした場合、高負荷なメンテナンス処理であるガベージコレクションを実施する必要がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、ガベージコレクションが必要な追記型を用いることなく、ロックを不要とするデータベースシステム、データベース管理方法、およびデータベース管理プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、データベースシステムであって、第1の領域に記憶されたデータベースと、第2の領域に記憶されたデータベースとを備える2重化データベースと、前記2重化データベースへの読み込み要求を受け付けた場合、前記第1の領域のデータベースからデータを読み込む読込手段と、前記2重化データベースへの書き込み要求を受け付けた場合、前記第2の領域のデータベースに書き込む書込手段と、前記書込手段が第2の領域のデータベースに書き込んだ後、第1の領域のデータベースを前記書込手段がアクセスする更新用データベースに、第2の領域のデータベースを前記読込手段がアクセスする参照用データベースに、切り替える切替手段とを有する。
本発明は、データベースシステムが行うデータベース管理方法であって、前記データベースシステムは、第1の領域に記憶されたデータベースと、第2の領域に記憶されたデータベースとを備える2重化データベースを有し、前記2重化データベースへの読み込み要求を受け付けた場合、前記第1の領域のデータベースからデータを読み込む読込ステップと、前記2重化データベースへの書き込み要求を受け付けた場合、前記第2の領域のデータベースに書き込む書込ステップと、前記書込ステップで第2の領域のデータベースに書き込んだ後、第1の領域のデータベースを前記書込ステップでアクセスする更新用データベースに、第2の領域のデータベースを前記読込ステップでアクセスする参照用データベースに、切り替える切替ステップと、を行う。
本発明は、前記データベースシステムとしてコンピュータシステムを機能させるためのデータベース管理プログラムである。
本発明によれば、ガベージコレクションが必要な追記型を用いることなく、ロックを不要とするデータベースシステム、データベース管理方法、およびデータベース管理プログラムを提供することできる。
本発明の実施形態に係るデータベースシステムの構成を示す構成図である。 データベースシステムの処理部を説明するための説明図である。 データベースシステムの動作を説明するための説明図である。 データベースシステムの動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態のデータベースシステム1の構成を示す構成図である。本実施形態のデータベースシステム1は、図示しないネットワークを介してクライアント2に接続され、クライアント2のからの要求に応じてデータベースからデータを読み込み、またはデータベースへデータの書き込みを行う。
図示するデータベースシステム1は、記憶部としてデータベース11を備え、制御部(データベースマネージメントシステム)として要求受付部14と、処理部15と、エラー判定部16と、復旧処理部17とを備える。
本実施形態のデータベース11は、メモリ上に構成されたインメモリデータベースであって、メモリ領域を第1のメモリ領域(フロントエンドメモリ)12と、第2のメモリ領域(バックエンドメモリ)13とに論理的に分けて使用する。そして、データベース11は、第1のメモリ領域12と第2のメモリ領域13にそれぞれ相互に同期した同じ内容のデータベースを備える、2重化データベースである。
また、本実施形態では、2重化されたデータベース11のいずれか一方を、読み込み(検索)用の参照用データベースとし、他方を書き込み(新規追加、更新、削除)用の更新用データベースとして用いる。すなわち、第1のメモリ領域12のデータベースを参照用データベースとする場合は、第2のメモリ領域13のデータベースを更新用データベースとし、逆に第1のメモリ領域12を更新用データベースとする場合は、第2のメモリ領域13を参照用データベースとする。
なお、本実施形態のデータベース11は、メモリ上に構成されたインメモリデータベースとするが、これに限定されるものではなく、ディスク(SSD、HDDなど)上に構成されたデータベースであってもよい。この場合、第1のメモリ領域12および第2のメモリ領域13は、第1のディスク領域および第2のディスク領域となる。
要求受付部14は、クライアント2からデータベース11へアクセス要求を受け付け、処理結果をクライアント2へ送信する。処理部15は、要求受付部14から送出されたアクセス要求に基づいて、データベース11のデータ処理を行い、処理結果を要求受付部14に送出する。エラー判定部16は、更新用データベースへの書き込み処理が正常に終了したか否かのエラーチェックを行う。復旧処理部17は、更新用データベースへの書き込みに失敗した場合、参照用データベースのデータを更新用データベースへコピーし、データを復旧する。
図2は、図1に示す処理部15をより詳細に説明するための説明図である。図示する処理部15は、判別部151と、読込処理部152と、書込処理部153と、切替処理部154とを備える。
判別部151は、クライアント2から送信されたアクセス要求を、要求受付部14から受け付けると、読み込み要求か、書き込み要求かを判別する。読み込み要求の場合、判別部151は、当該読み込み要求(アクセス要求)を読込処理部152に送出する。書き込み要求の場合、判別部151は、当該書き込み要求(アクセス要求)を書込処理部153に送出する。
読込処理部152は、読み込み要求を受け付けると、参照用データベースのメモリ領域のアドレスを、アドレス記憶部を用いて取得する。また、書込処理部153は、更新用データベースのメモリ領域のアドレスを、アドレス記憶部を用いて取得する。
本実施形態では、第1のアドレス記憶部Aと、第2のアドレス記憶部Bの2つのアドレス記憶部を備える。第1のアドレス記憶部Aには、読込処理部152がアクセスする参照用データベースとして第1のメモリ領域12のデータベースのアドレスが記憶され、書込処理部153がアクセスする更新用データベースとして第2のメモリ領域13のデータベースのアドレスが記憶されている。第2のアドレス記憶部Bには、読込処理部152がアクセスする参照用データベースとして第2のメモリ領域13のデータベースのアドレスが記憶され、書込処理部153がアクセスする更新用データベースとして第1のメモリ領域12のデータベースのアドレスが記憶されている。読込処理部152および書込処理部153は、第1のアドレス記憶部Aまたは第2のアドレス記憶部Bを参照して、参照用データベースが格納されたメモリ領域のアドレス、または更新用データベースが格納されたメモリ領域のアドレスをそれぞれ取得する。
切替処理部154は、読込処理部152および書込処理部153が参照するアドレス記憶部を、第1のアドレス記憶部Aまたは第2のアドレス記憶部Bに切り替える。図示する例では、読込処理部152および書込処理部153が参照するアドレス記憶部は第1のアドレス記憶部Aとなっている。したがって、読込処理部152は、参照用データベースのアドレスとして、第1のメモリ領域12のアドレスを取得し、第1のメモリ領域12のデータベースから、読み込み要求で指定されたデータを読み込み(検索し)、所定のデータ処理を行って処理結果を要求受付部14に送出する。要求受付部14は、処理結果をクライアント2に送信する。
また、図示する例では、書込処理部153は、更新用データベースのアドレスとして、第2のメモリ領域13のアドレスを取得し、第2のメモリ領域13のデータベースから、書き込み要求で指定されたデータを書き込み(新規追加、更新、削除)、所定のデータ処理を行って処理結果を要求受付部14に送出する。要求受付部14は、処理結果をクライアント2に送信する。
更新用データベースへの書き込みが終了すると、切替処理部154は、読込処理部152および書込処理部153が参照するアドレス記憶部を、第1のアドレス記憶部Aまたは第2のアドレス記憶部Bに切り替える。図示する例では、第1のアドレス記憶部Aから第2のアドレス記憶部Bへ切り替える。これにより、参照用データベースが第2のメモリ領域13のデータベースに、更新用データベースが第1のメモリ領域12のデータベースに切り替わる。このように、データを書き込むたびに、アドレス記憶部を切り替えることで、切り替え前の更新用データベースは、参照用データベースとなり、新たに書き込まれたデータが参照用データベースに反映され、読込処理部152の読み込み対象とすることができる。一方、切り替え前の参照用データベースは、更新用データベースとなり、切り替え前の更新用データベースと同期を取るために、書込処理部153により同様の書き込み処理が行われる。
上記説明したデータベースシステム1は、例えば、CPUと、メモリと、HDD等の外部記憶装置と、入力装置と、出力装置とを備えた汎用的なコンピュータシステムを用いることができる。このコンピュータシステムにおいて、CPUがメモリ上にロードされたデータベースシステム1用のプログラムを実行することにより、データベースシステム1の各機能が実現される。また、データベースシステム1用のプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD−ROMなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体に記憶することも、ネットワークを介して配信することもできる。
次に、本実施形態の動作について説明する。
図3は、本実施形態の動作を説明するための説明図である。
図示する例では、t1時点においては、第1のアドレス記憶部A(図3参照)が使用されている状態(ONの状態)であって、第1のメモリ領域12のデータベースは、参照用データベースとして使用され、第2のメモリ領域13のデータベースは、更新用データベースとして使用されているものとする。このとき、データベースシステム1の要求受付部14は、クライアント2から送信された書き込み要求を受信する。これにより、書込処理部153は、第1のアドレス記憶部Aを参照して更新用データベースとして第2のメモリ領域13のアドレスを取得し、第2のメモリ領域13のデータベースを更新する(図示する例では、データ301を追加する)。
そして、エラー判定部16は、書き込み処理が正常に終了したか否かのエラーチェックを行う。書き込みが正常に終了した場合、切替処理部154は、参照するアドレス記憶部を第1のアドレス記憶部Aから第2のアドレス記憶部Bに切り替える。すなわち、図2に示す第1のアドレス記憶部AをOFFにして、第2のアドレス記憶部BをONにする。これにより、読込処理部152がアクセスする参照用データベースが第2のメモリ領域13のデータベースに、また、書込処理部153がアクセスする更新用データベースが第1のメモリ領域12のデータベースに切り替わる。
なお、書き込み処理にエラーが発生した場合、復旧処理部17は、第1のメモリ領域12の参照用データベースのデータを、第2のメモリ領域13の更新用データベースへコピーし、データを復旧する。
切り替え後のt2以降、新たに書き込まれたデータ301が、第2のメモリ領域13の参照用データベースで反映され、検索対象のデータとなる。一方、第1のメモリ領域12のデータベースは、切り替えによって、更新用データベースとなる。そして、データ301を書き込み済みの第2のメモリ領域13のデータベースと同期させるため、書込処理部153は、第1のメモリ領域12のデータベースに同じデータ302を書き込む。そして、エラー判定部16は、書き込み処理が正常に終了したか否かのエラーチェックを行う。書き込み処理にエラーが発生した場合、復旧処理部17は、第2のメモリ領域13の参照用データベースのデータを、第1のメモリ領域12の更新用データベースへコピーし、データを復旧する。
このように、データを書き込むたびに参照用データベースおよび更新用データベースを切り替えることで、一件単位でのデータの書き込みと反映が可能となる。また、切り替え後の更新用データベースに、切り替え前の更新用データベースへ書き込んだデータと同じデータを書き込むことで、データベース間の同期をとることができる。また、切り替え後の更新用データベースに対して同期をとるために行ったデータの書き込みにエラーが生じた場合は、書き込みが完了している切り替え後の参照用データベースのデータを更新用データベースにコピーすることで、最新状態または直前の状態にデータを復旧することができる。
図4は、図3に示す書き込み処理のフローチャートである。
データベースシステム1の書込処理部153は、要求受付部14から新規追加の書き込む要求を受け付けると(S11:新規追加)、ONになっている第1のアドレス記憶部Aまたは第2のアドレス記憶部Bから更新用データベースのアドレスを取得し、当該アドレスのメモリ領域に格納された更新用データベースにデータを新規追加する(S12)。そして、エラー判定部16は、データの新規追加処理が正常に終了したかのエラーチェックを行う(S13)。エラーがあった場合(S13:有る)、復旧処理部17は、参照用データベースから直前状態のデータを更新用データベースにコピーしてデータを復旧し(S14)、処理を終了する。
エラーがない場合(S13:無し)、切替処理部154は、第1のアドレス記憶部Aおよび第2のアドレス記憶部BのON/OFFを切り替えることにより、参照用データベースと更新用データベースとを切り替える(S15)。そして、書込処理部153は、切り替え後の更新用データベースにS12で新規追加したデータと同じデータを新規追加する(S16)。そして、エラー判定部16は、新規追加処理が正常に終了したかのエラーチェックを行う(S17)。エラーがあった場合(S17:有る)、復旧処理部17は、切り替え後の参照用データベースから最新状態のデータを切り替え後の更新用データベースにコピーしてデータを復旧し(S18)、処理を終了する。エラーがない場合(S17:無し)は、処理を終了する。
また、書込処理部153は、要求受付部14から更新の書き込み要求を受け付けると(S11:更新)、ONになっている第1のアドレス記憶部Aまたは第2のアドレス記憶部Bから更新用データベースのアドレスを取得し、当該アドレスのメモリ領域に格納された更新用データベースのデータを更新する(S19)。以降のS20〜S23の処理は、S13〜S17と同様であるため、ここでは説明を省略する。なお、S22では、切り替え後の更新用データベースにS19で更新したデータと同じデータで更新する。
また、書込処理部153は、要求受付部14から削除の書き込む要求を受け付けると(S11:削除)、ONになっている第1のアドレス記憶部Aまたは第2のアドレス記憶部Bから更新用データベースのアドレスを取得し、当該アドレスのメモリ領域に格納された更新用データベースから要求されたデータを削除する(S24)。以降のS25〜S28の処理は、S13〜S17と同様であるため、ここでは説明を省略する。なお、S27では、切り替え後の更新用データベースにS24で削除したデータと同じデータを削除する。
以上説明した本実施形態では、メモリ領域を第1のメモリ領域12と第2のメモリ領域13の2つに分割し、一方のメモリ領域を参照用データベースとし、他方のメモリ領域を更新用データベースとし、書き込み処理が行われる度に、メモリ領域を切り替える。これにより、本実施形態では、読み込み処理と書き込み処理のロックを不要としながら(書き込み処理中でも読み込み処理がブロックされない特徴を活かしながら)、更新用データベースに書き込んだデータの即時反映と、書き込み処理後のメモリ領域の切り替えによって書き込んだデータの検索が即時に可能となる。
また、切り替えは、参照するアドレス記憶部を切り替えるだけの操作であるため、高速に実行することができ、検索処理の分断を回避することができる。
すなわち、本実施形態では、ガベージコレクションが必要な追記型を用いることなく、ロックを不要とし、データの書き込み(新規追加・更新・削除)と、検索の同時実行性を向上することができる。
また、本実施形態では、切り替え後の更新用データベースに対して、同じデータの書き込み処理を行うことで参照用データベースと更新用データベースの内容を同じにし、常にデータの整合性がとれた同期状態を維持することができる。
また、本実施形態では、第1のメモリ領域12のデータベースと、第2のメモリ領域13のデータベースと間で同期を常にとることにより、障害対策として、ログを記録することなく、参照用データベースから更新用データベースへのデータコピーのみで直前または最新の状態へのデータ復旧を実現することができる。
また、本実施形態では、データベースの各テーブルにインデックスが大量に設定されたインメモリデータベースであって、ロックの粒度を小さくすることが困難な場合であっても、ロックを使用しないため、データの即時書き込みと読み込みの同時実行性を高めることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
1 :データベースシステム
11:データベース
12:第1のメモリ領域
13:第2のメモリ領域
14:要求受付部
15:処理部
16:エラー判定部
17:復旧処理部
151:判別部
152:読込処理部
153:書込処理部
154:切替処理部
A :第1のアドレス記憶部
B :第2のアドレス記憶部
2 :クライアント

Claims (8)

  1. データベースシステムであって、
    第1の領域に記憶されたデータベースと、第2の領域に記憶されたデータベースとを備える2重化データベースと、
    前記2重化データベースへの読み込み要求を受け付けた場合、前記第1の領域のデータベースからデータを読み込む読込手段と、
    前記2重化データベースへの書き込み要求を受け付けた場合、前記第2の領域のデータベースに書き込む書込手段と、
    前記書込手段が第2の領域のデータベースに書き込んだ後、第1の領域のデータベースを前記書込手段がアクセスする更新用データベースに、第2の領域のデータベースを前記読込手段がアクセスする参照用データベースに、切り替える切替手段とを有すること
    を特徴とするデータベースシステム。
  2. 請求項1記載のデータベースシステムであって、
    前記参照用データベースとして第1の領域のデータベースのアドレスが、前記更新用データベースとして第2の領域のデータベースのアドレスが記憶された第1のアドレス記憶手段と、
    前記参照用データベースとして第2の領域のデータベースのアドレスが、前記更新用データベースとして第1の領域のデータベースのアドレスが記憶された第2のアドレス記憶手段と、をさらに備え、
    前記切替手段は、前記書込手段がデータを書き込む度に、前記読込手段および前記書込手段が参照するアドレス記憶手段を第1のアドレス記憶手段または第2のアドレス記憶手段に切り替えること
    を特徴とするデータベースシステム。
  3. 請求項1または2記載のデータベースシステムであって、
    前記書込手段が更新用データベースへの書き込みに失敗した場合、参照用データベースのデータを、更新用データベースへコピーし、データを復旧する復旧手段を、さらに備えること
    を特徴とするデータベースシステム。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載のデータベースシステムであって、
    前記第1の領域および前記第2の領域は、メモリ領域であること
    を特徴とするデータベースシステム。
  5. データベースシステムが行うデータベース管理方法であって、
    前記データベースシステムは、第1の領域に記憶されたデータベースと、第2の領域に記憶されたデータベースとを備える2重化データベースを有し、
    前記2重化データベースへの読み込み要求を受け付けた場合、前記第1の領域のデータベースからデータを読み込む読込ステップと、
    前記2重化データベースへの書き込み要求を受け付けた場合、前記第2の領域のデータベースに書き込む書込ステップと、
    前記書込ステップで第2の領域のデータベースに書き込んだ後、第1の領域のデータベースを前記書込ステップでアクセスする更新用データベースに、第2の領域のデータベースを前記読込ステップでアクセスする参照用データベースに、切り替える切替ステップと、を行うこと
    を特徴とするデータベース管理方法。
  6. 請求項5記載のデータベース管理方法であって、
    前記データベースシステムは、
    前記参照用データベースとして第1の領域のデータベースのアドレスが、前記更新用データベースとして第2の領域のデータベースのアドレスが記憶された第1のアドレス記憶部と、
    前記参照用データベースとして第2の領域のデータベースのアドレスが、前記更新用データベースとして第1の領域のデータベースのアドレスが記憶された第2のアドレス記憶部と、をさらに有し、
    前記切替ステップは、前記書込ステップでデータを書き込む度に、前記読込ステップおよび前記書込ステップで参照するアドレス記憶部を第1のアドレス記憶部または第2のアドレス記憶部に切り替えること
    を特徴とするデータベース管理方法。
  7. 請求項5または6記載のデータベース管理方法であって、
    前記書込ステップで更新用データベースへの書き込みに失敗した場合、参照用データベースのデータを更新用データベースへコピーし、データを復旧する復旧ステップを、さらに行うこと
    を特徴とするデータベース管理方法。
  8. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のデータベースシステムとしてコンピュータシステムを機能させるためのデータベース管理プログラム。
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