JP2013161357A - 入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タッチパネルでの入力決定動作中に、検出位置の変動による誤入力を抑制することができる入力装置を提供する。
【解決手段】指でタッチした位置(x、y)を検出し、またこの位置(x、y)に対応する選択肢を選択するタッチパッド3と、タッチパッド3を支持し、タッチパッド3へのタッチによる荷重を検出する荷重センサ52と、荷重センサ52の出力と第1及び第2の閾値により、タッチパッド3による選択と選択された選択肢の固定又は決定を判断して制御する制御部240と、を有して構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、入力装置に関し、特にタッチパネルを備えた入力装置に関する。
従来の技術として、タッチパネルを備え、このタッチパネルを指等で触りXY座標がCPUへ伝達されているときに、押圧によりメタルドームスイッチがONになった場合に入力を決定し、その後対応する処理を行い、表示コントローラへ結果を送り、表示パネルへ結果が表示される構成の入力装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この入力装置は、タッチパネルにおける操作面の裏側に、タッチパネルを押圧方向に可動可能とする柔軟部材を少なくとも1個配置し、かつ、タッチパネルにおける操作面の裏側にドームスイッチを配置し、タッチパネルに触れることによって、タッチパネルの位置情報を検出し、タッチパネルが押圧方向に可動し、ドームスイッチが押圧方向に押圧されることによって、入力信号が処理装置へ伝達される。この装置によれば、タッチパネルにおいて、機器の使用者に適切なクリック感を持つ入力装置を提供することができるとされている。
特開2010−49316号公報
しかし、従来の入力装置は、入力の決定の際にタッチパネルを指で押込む動作をし、タッチパネルが押圧方向に可動する構成とされているので、入力決定動作中に指の検出位置が変動してしまい異なる選択肢で決定してしまうという問題があった。
従って、本発明の目的は、タッチパネルでの入力決定動作中に、検出位置の変動による誤入力を抑制することができる入力装置を提供することにある。
[1]本発明は、上記の目的を達成するために、タッチした位置を検出し、選択肢を選択するタッチパッドと、前記タッチパッドを支持し、前記タッチパッドへのタッチによる荷重を検出する荷重センサと、前記荷重センサの出力と第1及び第2の閾値により、前記タッチパッドによる選択と前記選択された選択肢の固定又は決定を判断して制御する制御部と、を有することを特徴とする入力装置を提供する。
[2] 前記制御部は、前記荷重センサの出力が前記第1の閾値以上のときに、前記選択された選択肢の固定を行なうことを特徴とする上記[1]に記載の入力装置であってもよい。
[3]また、前記制御部は、前記荷重センサの出力が前記第1の閾値より大きい第2の閾値以上になったときに、前記固定された選択肢の決定を行なうことを特徴とする上記[1]又は[2]に記載の入力装置であってもよい。
[4]また、前記制御部は、前記荷重センサの出力が前記第1の閾値より小さい第2の閾値以下になったときに、前記固定された選択肢の決定を行なうことを特徴とする上記[1]又は[2]に記載の入力装置であってもよい。
本発明によれば、タッチパネルでの入力決定動作中に、検出位置の変動による誤入力を抑制することができる入力装置を提供することができる。
図1(a)は、本発明の実施の形態に係る入力装置を図1(b)のII(a)-II(a)線で切断した断面を矢印の方向から見た断面図であり、図1(b)は、入力装置の上平面図(図1(a)におけるA矢視図)である。 図2(a)は、x軸方向に配置されるx電極パターンの概略図であり、(b)は、y軸方向に配置されるy電極パターンの概略図である。 図3は、入力装置のブロック構成図である。 図4(a)は、押込み操作により決定を行なう構成の場合の時間と荷重の関係を示す時間―荷重曲線の一例であり、図4(b)は、指を離す操作により決定を行なう構成の場合の時間と荷重の関係を示す時間―荷重曲線の一例である。 図5は、押込み操作により決定を行なう構成の場合の動作フローを示すフローチャートである。 図6は、指を離す操作により決定を行なう構成の場合の動作フローを示すフローチャートである。
[本発明の実施の形態]
(入力装置1の構成)
図1(a)は、本発明の実施の形態に係る入力装置を図1(b)のII(a)-II(a)線で切断した断面を矢印の方向から見た断面図であり、図1(b)は、入力装置の上平面図(図1(a)におけるA矢視図)である。図2(a)は、x軸方向に配置されるx電極パターンの概略図であり、(b)は、y軸方向に配置されるy電極パターンの概略図である。また、図3は、入力装置のブロック構成図である。以下、図1〜3に基づいて、入力装置1の構成を説明する。
本実施の形態に係る入力装置1は、指でタッチした位置(x、y)を検出し、またこの位置(x、y)に対応する選択肢を選択するタッチパッド3と、タッチパッド3を支持し、タッチパッド3へのタッチによる荷重を検出する荷重センサ52と、荷重センサ52の出力と第1及び第2の閾値により、タッチパッド3による選択と選択された選択肢の固定又は決定を判断して制御する制御部240と、を有して構成されている。
また、入力装置1は、例えば、図3に示すように、x電極パターン12、y電極パターン14、駆動部20、及びタッチ検出部22を有する静電検出部5と、制御部240、センサコントローラ241及びクロック信号生成部242を有するECU(Electronic Control Unit)24と、を備えて概略構成されている。
入力装置1は、例えば、タッチパッド3へのタッチ操作によりxy座標、又はこのxy座標に対応する選択肢(図示省略する表示画面上のアイコン、文字、図形等)の選択が可能であり、荷重センサ52の出力と第1及び第2の閾値により、タッチパッド3による選択とこの選択された選択肢の固定又は決定を判断して制御することができる。
本実施の形態では、図1(b)の紙面の横方向をx軸、縦方向をy軸とし、タッチパッド3の左上を原点としている。なお、以下の実施の形態に係る各図において、部品と部品との比率は、実際の比率とは異なる場合がある。また、以下において、x軸の座標は、xに下付きの数字(1〜6)を付して、左から右に向かってx〜xと示すものとする。また、y軸の座標は、yに下付きの数字(1〜5)を付して、上から下に向かってy〜yと示すものとする。
(センサ基板10の構成)
タッチパッド3の主要部分であるセンサ基板10は、例えば、ガラス又は合成樹脂等の材料を用いて板形状に形成されている。また、センサ基板10は、例えば、図1(a)及び(b)に示すように、x軸方向に配置されるx電極パターン12、及びy軸方向に配置されるy電極パターン14が形成されている。
センサ基板10は、一例として、x軸方向に配置されるx電極パターン12が形成された基板と、y軸方向に配置されるy電極パターン14が形成された基板と、を張り合わせることにより形成される。
(x電極パターン12及びy電極パターン14の構成)
x軸方向に配置されるx電極パターン12及びy軸方向に配置されるy電極パターン14は、例えば、銅等の金属材料を用いて形成されている。また、x電極パターン12及びy電極パターン14は、例えば、ITO(酸化インジウム)等の透明電極であっても良い。
x軸方向に配置されるx電極パターン12は、例えば、図1(b)に示すように、x軸に直交するように延伸して配置されている。x軸方向には、図1(b)に示すように、一例として、6個のx電極パターン12がピッチPで、等間隔で並んでいる。つまり、6個のx電極パターン12は、x軸の座標x〜座標xに対応する。6個のx電極パターン12は、例えば、図3に示すように、駆動部20及びタッチ検出部22に電気的に接続されている。
また、y軸方向に配置されるy電極パターン14は、例えば、図1(b)に示すように、y軸に直交するように延伸して配置されている。y軸方向には、図2(b)に示すように、一例として、5個のy電極パターン14が、ピッチPで、等間隔で並んでいる。つまり、5個のy電極パターン14は、y軸の座標y〜座標yに対応する。5個のy電極パターン14は、例えば、図3に示すように、駆動部20及びタッチ検出部22に電気的に接続されている。なお、本実施の形態に係るピッチPとピッチPは、一例として、等しいがこれに限定されない。
x軸方向に配置されるx電極パターン12は、例えば、図1(a)に示すように、y軸方向のy電極パターン14よりも上表面に近い層に形成されている。このx電極パターン12は、例えば、y電極パターン12と電気的に絶縁されている。
x軸方向に配置されるx電極パターン12は、例えば、図2(a)に示すように、正方形となる複数のx電極部120と、x電極部120よりも面積が小さく、x電極部120同士を接続する複数の接続部121と、を備えて概略構成されている。なお、座標x及び座標xに配置された電極パターンは、一例として、他の座標に配置されたx電極パターン12を長手方向に2つに分割した形状を有するが、他の座標の電極パターンと同様にx電極パターン12と記載する。
y軸方向に配置されるy電極パターン14は、例えば、図2(b)に示すように、正方形となる複数のy電極部140と、y電極部140よりも面積が小さく、y電極部140同士を接続する複数の接続部141と、を備えて概略構成されている。なお、座標y及び座標yに配置された電極パターンは、一例として、他の座標に配置されたy電極パターン14を長手方向に2つに分割した形状を有するが、他の座標の電極パターンと同様にy電極パターン14と記載する。
センサ基板10を図1(a)のA方向から視ると、例えば、図1(b)に示すように、x軸方向に配置されるx電極パターン12の電極部120と電極部120の間に、y軸方向のy電極パターン14の電極部140が位置するように、x電極パターン12及びy電極パターン14は交差して配置される。なお、x電極パターン12及びy電極パターン14の形状は、上記の例に限定されず、変更可能である。
(荷重センサ52の構成)
荷重センサ52は、タッチパッド3を支持し、タッチパッド3へのタッチによる荷重を検出するセンサで構成されている。図1(a)に示すように、例えば、センサ基板10を端部で支持し、タッチパッド3へのタッチによる荷重を検出する。荷重センサとして、荷重による変位量がわかっている物体とひずみゲージを組み合わせたロードセルを配置して構成するが、圧力センサ等の他のセンサにより構成してもよい。なお、この荷重センサ52は、ひずみゲージにより荷重を検出するので、タッチパッド3を押圧しても、タッチパッド3は下方向へはほとんど変位しない。図3に示すように、荷重センサ52からの荷重センサ信号は、ECU24に入力され、制御部240において後述するタッチパッドによる選択とこの選択された選択肢の固定又は決定を判断して制御する際に使用される。
(駆動部20の構成)
駆動部20は、例えば、ECU24のセンサコントローラ241から出力される制御信号に基づいて、x電極パターン12及びy電極パターン14に電圧Vを供給するように構成されている。
(タッチ検出部22の構成)
タッチ検出部22は、例えば、クロック信号生成部242により生成されたクロック信号に基づいて、座標x〜座標xに対応するx電極パターン12、座標y〜座標yに対応するy電極パターン14の順に、静電容量の読み出しを行う。
タッチ検出部22は、例えば、座標x〜座標xに対応するx電極パターン12の静電容量、座標y〜座標yに対応するy電極パターン14の静電容量を読み出したのち、座標と静電容量を関連付けた静電容量情報をECU24に出力する。
(制御部240の構成)
制御部240は、例えば、記憶されたプログラムに従って、取得したデータに演算、加工等を行うCPU(Central Processing Unit)、半導電体メモリであるRAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)等を含んで概略構成されている。この制御部240は、例えば、各部を統括的に制御している。このROMには、例えば、しきい値240aが格納されている。このしきい値240aは、後述するタッチパッドによる選択と選択の解除、選択された選択肢の固定、及び、選択された選択肢の決定を判断して制御する、Th1、Th2、Th0等の予め設定された値が種々記憶され、必要に応じて参照される。RAMは、例えば、演算等で発生したデータを一時的に格納する。
制御部240は、例えば、荷重センサ52から取得した荷重センサ信号とタッチ検出部22から取得した静電容量情報に基づいて、種々の処理を行なう。これらの処理は、後述する所定のフローチャートに従って、タッチパッド3による選択とこの選択された選択肢の固定又は決定を判断して制御される。なお、選択肢が決定されることにより、タッチパッド3へのタッチ操作によるxy座標、又はこのxy座標に対応する選択肢(図示省略する表示画面上のアイコン、文字、図形、メニュー等)により、ECU24は種々の機器への入力又は操作を行なうことができる。
(静電容量情報の取得動作)
入力装置1のセンサコントローラ241は、駆動部20を制御するための制御信号を生成し、駆動部20に出力する。
駆動部20は、センサコントローラ241から取得した制御信号に基づいて駆動信号をx軸方向の電極パターン12及びy軸方向の電極パターン14に出力する。
タッチ検出部22は、クロック信号生成部242から出力されたクロック信号を取得すると、クロック信号に基づいて、座標xに対応する電極パターン12から座標yに対応する電極パターン14の静電容量を順番に読み出し、静電容量情報を生成してECU24に出力する。入力装置1は、例えば、上記の動作を、クロック信号に基づいて、連続して行う。
(入力装置1の動作)
図4(a)は、押込み操作により決定を行なう構成の場合の時間と荷重の関係を示す時間―荷重曲線の一例であり、図4(b)は、指を離す操作により決定を行なう構成の場合の時間と荷重の関係を示す時間―荷重曲線の一例である。
図4(a)において、荷重センサ52により検出したタッチパッド3へのタッチによる荷重が、ゼロ(0)以上で第1の閾値である閾値Th1未満の場合は選択モードである。すなわち、タッチ検出部22により検出されるタッチパッド3上のxy座標は固定されずに指の移動操作に伴って変化して、選択肢の選択が可能である。また、荷重が、閾値Th1以上で第2の閾値である閾値Th2未満の場合は固定モードである。すなわち、タッチ検出部22により検出されたタッチパッド3上のxy座標は固定され、タッチパッドにより選択された選択肢は固定される。なお、荷重が閾値Th1未満となった場合は固定モードから選択モードに戻る。荷重が、第2の閾値である閾値Th2以上となった場合、すなわち、指で強くタッチパッド3を押込み操作をした場合、固定されていた選択肢が決定される。
図4(a)で示すように、例えば、0からt1までの時間において荷重が閾値Th1未満の場合はタッチパッド3上で選択肢を自由に選択可能である。t1からt2までの時間において荷重が閾値Th1以上で閾値Th2未満の場合は選択肢が固定される。すなわち、t1の時点の座標xyが固定され、また、この座標xyに対応した図示省略する表示画面上のアイコン、文字、図形、メニュー等が固定される。t3において荷重が閾値Th2未満となるとt2からt3までの時間において再び選択可能となる。t3からt4までの時間において荷重が閾値Th1以上となるとt3時点の選択肢が固定され、時間t4で荷重が閾値Th2以上となった場合は、固定されていた選択肢が決定される。
一方、図4(b)において、荷重センサ52により検出したタッチパッド3へのタッチによる荷重が、ゼロ(0)以上で第1の閾値である閾値Th1未満の場合は選択モードである。すなわち、タッチ検出部22により検出されるタッチパッド3上のxy座標は固定されずに指の移動操作に伴って変化して、選択肢の選択が可能である。また、荷重が、閾値Th1以上の場合は固定モードである。すなわち、タッチ検出部22により検出されたタッチパッド3上のxy座標は固定され、タッチパッドにより選択された選択肢は固定される。なお、荷重が閾値Th1未満となった場合は固定モードから選択モードに戻る。荷重が、第2の閾値である閾値Th0以下となった場合(時間t5)、すなわち、指をタッチパッド3から離した場合、固定されていた選択肢が決定される。なお、閾値Th0は、荷重ゼロの近傍に設定される。
(押込み操作による選択肢の決定動作)
以下に、本実施の形態に係る入力装置1の押込み操作により決定を行なう構成の場合の動作について図5のフローチャートを参照しながら説明する。
入力装置1の動作がスタートすると、制御部240は、荷重センサ52の出力が閾値Th1以上かどうかを判断する(Step01)。閾値Th1以上の場合はStep02へ進み、閾値Th1以上でない場合はStep01へ戻って、繰り返して判断を行なう。
荷重センサ52の出力が閾値Th1以上の場合は、タッチパッド3の出力、すなわち、xy座標、又はこのxy座標に対応する選択肢(図示省略する表示画面上のアイコン、文字、図形、メニュー等)を固定する(Step02)。この処理後に、Step03へ進む。
制御部240は、荷重センサ52の出力が閾値Th2以上かどうかを判断する(Step03)。閾値Th2以上の場合はStep04へ進み、閾値Th2以上でない場合はStep05へ進む。
荷重センサ52の出力が閾値Th2以上の場合は、指でタッチパッド3が押込み操作されたと判断され、固定されていた選択肢が決定される(Step04)。これにより、タッチパッド3で選択された座標xy、また、この座標xyに対応した表示画面上のアイコン、文字、図形、メニュー等が決定され、一連の動作フローを終了する。
Step05では、荷重センサ52の出力が閾値Th1以上かどうかを判断する。閾値Th1以上の場合はStep02へ戻ってタッチパッド3の出力を固定し、閾値Th1以上でない場合はStep06へ進む。なお、閾値Th1以上の場合はStep03へ戻ってもよい。
Step06では、タッチパッド3の出力(選択肢)を固定解除してStep01へ戻る。これにより、タッチパッド3での選択が自由に行なえる初期状態(Step01)となる。
(タッチパッド3から指を離す操作による選択肢の決定動作)
以下に、本実施の形態に係る入力装置1において、タッチパッド3から指を離す操作により選択肢の決定動作を行なう構成の場合の動作について図6のフローチャートを参照しながら説明する。
入力装置1の動作がスタートすると、制御部240は、荷重センサ52の出力が閾値Th1以上かどうかを判断する(Step11)。閾値Th1以上の場合はStep12へ進み、閾値Th1以上でない場合はStep11へ戻って、繰り返して判断を行なう。
荷重センサ52の出力が閾値Th1以上の場合は、タッチパッド3の出力、すなわち、xy座標、又はこのxy座標に対応する選択肢(図示省略する表示画面上のアイコン、文字、図形、メニュー等)を固定する(Step12)。この処理後に、Step13へ進む。
制御部240は、荷重センサ52の出力が閾値Th0以下かどうかを判断する(Step13)。閾値Th0以下の場合はStep14へ進み、閾値Th0以下でない場合はStep15へ進む。なお、閾値Th0は、荷重ゼロの近傍に設定されている。
荷重センサ52の出力が閾値Th0以下の場合は、指がタッチパッド3から離された操作がされたと判断され、固定されていた選択肢が決定される(Step14)。これにより、タッチパッド3で選択された座標xy、また、この座標xyに対応した表示画面上のアイコン、文字、図形、メニュー等が決定され、一連の動作フローを終了する。
Step15では、荷重センサ52の出力が閾値Th1以上かどうかを判断する。閾値Th1以上の場合はStep12へ戻ってタッチパッド3の出力を固定し、閾値Th1以上でない場合はStep16へ進む。なお、閾値Th1以上の場合はStep13へ戻ってもよい。
Step16では、タッチパッド3の出力(選択肢)を固定解除してStep11へ戻る。これにより、タッチパッド3での選択が自由に行なえる初期状態(Step11)となる。
(本実施の実施の形態の効果)
本実施の実施の形態によれば、以下のような効果を有する。
(1)本実施の形態に係る入力装置1は、タッチパッド3へのタッチによる荷重を検出することにより選択肢の決定を判断する構成としている。よって、タッチパッド3を押圧する押込み操作をしてタッチパッド3が下方向へ変位することで入力決定動作中に指の検出位置が変動しても、異なる選択肢で決定されてしまうということがなく、タッチパネルでの入力決定動作中に、検出位置の変動による誤入力を抑制することができる入力装置を提供することができる。
(2)荷重センサの出力と第1の閾値から選択肢の選択又は固定を判断し、荷重センサの出力と第2の閾値から固定された選択肢の決定を判断する構成としている。これにより、タッチパネルでの入力決定動作中に選択肢の固定が可能となり、固定された選択肢を決定するようにしているので、誤入力を大幅に抑制する入力装置を実現することが可能となる。
(3)タッチ操作の荷重を計測し、その荷重の変化を利用して入力決定動作中に選択肢の固定を行ない入力決定を行なう。選択肢の固定中は、選択が固定されたことを画面表示、音声読み上げ等で明示することで、決定される選択肢の確認を行なうことができる。それにより、入力決定動作中の検出位置変動による誤入力を防ぐことができる。
(4)荷重センサの出力と第2の閾値から選択肢の決定を判断する構成としているが、第2の閾値を第1の閾値よりも大きく設定することにより押込み操作による選択肢の決定とすることができる。一方、第2の閾値を第1の閾値よりも小さく(ゼロ近傍)設定することによりタッチパッド3から指を離す操作による選択肢の決定とすることが可能となる。
以上、本発明のいくつかの実施の形態及び変形例を説明したが、これらの実施の形態及び変形例は、一例に過ぎず、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。これら新規な実施の形態及び変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更等を行うことができる。また、これら実施の形態及び変形例の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない。さらに、これら実施の形態及び変形例は、発明の範囲及び要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…入力装置
3…タッチパッド
5…静電検出部
10…センサ基板
12…x電極パターン
14…y電極パターン
20…駆動部
22…タッチ検出部
24…ECU
50…ベース
52…荷重センサ
120…x電極部
121…接続部
140…y電極部
141…接続部
240…制御部
240a…しきい値
241…センサコントローラ
242…クロック信号生成部

Claims (4)

  1. タッチした位置を検出し、選択肢を選択するタッチパッドと、
    前記タッチパッドを支持し、前記タッチパッドへのタッチによる荷重を検出する荷重センサと、
    前記荷重センサの出力と第1及び第2の閾値により、前記タッチパッドによる選択と前記選択された選択肢の固定又は決定を判断して制御する制御部と、
    を有することを特徴とする入力装置。
  2. 前記制御部は、前記荷重センサの出力が前記第1の閾値以上のときに、前記選択された選択肢の固定を行なうことを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  3. 前記制御部は、前記荷重センサの出力が前記第1の閾値より大きい第2の閾値以上になったときに、前記固定された選択肢の決定を行なうことを特徴とする請求項1又は2に記載の入力装置。
  4. 前記制御部は、前記荷重センサの出力が前記第1の閾値より小さい第2の閾値以下になったときに、前記固定された選択肢の決定を行なうことを特徴とする請求項1又は2に記載の入力装置。
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