JP2013158279A - 栽培システム、および、植物観察方法 - Google Patents

栽培システム、および、植物観察方法 Download PDF

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Abstract

【課題】栽培システムにおいて植物を適切に観察する。
【解決手段】植物を栽培するための栽培床を収容する複数の容器200を生育領域301と観察領域302との間で移動させる栽培システム100であって、生育領域301に配置される容器200に栽培される植物に生育用の光である生育光を照射する生育光照射手段109と、観察領域302に配置される容器200に栽培される植物を撮像する撮像手段142と、撮像手段142が撮像をする際に、生育光照射手段109を制御して生育光の照射を停止させる制御手段105とを備える。
【選択図】図2

Description

本願発明は、移動可能な容器に栽培される植物を必要に応じて移動させて育成する栽培システムに関し、特に、栽培される植物を観察することができる栽培システムに関する。
従来、植物を農業として栽培する場合、土地に植えられた植物の育成作業や収穫をするために、植物と植物との間には人が通る通路を確保する必要がある。従って、土地に植物を定着させた状態で生育させる従来の農業の方式では土地の利用効率が悪く、また、植物を植える場所によって植物の生育状態に差が出るなどの問題もある。
そこで、特許文献1に記載の考案は、水や土などの栽培床を収容した容器を用いて植物を栽培し、当該複数の容器をコンベアに載置して循環移動させることで、植え付け作業や収穫作業などを1箇所に集約し、人が通る通路の確保を不要として土地の利用効率を高めている。
また、前記考案における肥料の付与や灌水などの育成処理は、容器を循環させるコンベアの上方の複数箇所に分散して配置された処理装置を用いて行うものとしている。
このようないわゆる野菜工場の場合、太陽光ではなく人工的に作られた光を用いて植物を育成する場合がある。例えば、赤色の光を発光するLEDと、青色の光を発光するLEDとを用いて植物を生育させることで、植物の光合成、および、植物のビタミンの生成を促進させることを目的とした野菜工場などもある。
実開平3−643号公報
前記野菜工場において植物の生育度合いや病気の有無など判断する場合、生育領域から観察領域に植物を移動させ、CCDなどの撮像素子を備えた撮像手段で植物を撮像する場合がある。ところが、生育領域で照射されている赤や青の光が観察領域に漏れ、観察される植物に当たっていると、植物の正しい色を観察することができず、成長度合いや病気の有無を判断することができない場合がある。
本願発明は、前記知見に基づきなされたものであり、撮像手段を用いて植物を観察する場合でも植物の色を正確に観察することができる栽培システム、および、植物観察方法の提供を目的としている。
上記目的を達成するために、本願発明にかかる栽培システムは、植物を栽培するための栽培床を収容する複数の容器を生育領域と観察領域との間で移動させる栽培システムであって、前記生育領域に配置される前記容器に栽培される植物に生育用の光である生育光を照射する生育光照射手段と、前記観察領域に配置される前記容器に栽培される植物を撮像する撮像手段と、前記撮像手段が撮像をする際に、前記生育光照射手段を制御して前記生育光の照射を停止させる制御手段とを備えることを特徴としている。
これによれば、撮像手段で植物を撮像する際、生育領域に照射される生育光が観察領域に混入することを防止でき、植物の正確な色を撮像することが可能となる。従って、植物の生育度合いや病気を適切に判断することが可能となる。
また、前記生育光照射手段は、前記観察領域近傍の前記生育領域を照射する第一生育光照射手段と、前記観察領域に対し前記第一生育光照射手段よりも遠方の前記生育領域を照射する第二生育光照射手段とを備え、前記第一生育光照射手段は、前記第二生育光照射手段から独立して生育光の照射と停止との制御が可能であり、前記制御手段は、前記撮像手段が撮像をする際に、前記第一生育光照射手段を制御して前記生育光の照射を停止させるものでもよい。
これによれば、植物を長時間観察するような場合でも、生育領域に配置される一部の植物に少なくとも生育光を照射することができ、植物を観察することによって生じる植物の生育に対する影響を低く抑えることができる。
また、上記目的を達成するために、本願発明に係る植物観察方法は、植物を栽培するための栽培床を収容する複数の容器を生育領域と観察領域との間で移動させ、前記生育領域に配置される植物に生育用の光である生育光を照射する生育光照射手段を備える栽培システムにおける植物観察方法であって、前記観察領域に配置される植物を撮像する撮像手段が撮像をする際に、前記生育光照射手段を制御して前記生育光の照射を停止させることを特徴とする。
これによれば、撮像手段で植物を撮像する際、生育領域に照射される生育光が観察領域に混入することを防止でき、植物の正確な色を撮像することが可能となる。従って、植物の生育度合いや病気を適切に判断することが可能となる。
なお、前記植物観察方法が含む各処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを実施することも本願発明の実施に該当する。無論、そのプログラムが記録された記録媒体を実施することも本願発明の実施に該当する。
本願発明によれば、植物の色を正確に撮像し、植物の生長度合いや病気の有無などを適切に判断することが可能となる。
図1は、栽培システム全体を一部を切り欠いて上方から示す平面図である。 図2は、栽培システムの一部を側方から示す側面図である。 図3は、制御手段における機能部を機構部の一部と共に示すブロック図である。 図4は、制御手段と機構部との接続状態を模式的に示す図である。 図5は、容器の一部が観察領域に配置された状態を示す平面図である。 図6は、他の実施の形態に係る栽培システム全体を一部を切り欠いて上方から示す平面図である。
次に、本願発明に係る栽培システム、および、植物観察方法の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下の実施の形態は、本願発明に係る栽培システム、および、植物観察方法の一例を示したものに過ぎない。従って本願発明は、以下の実施の形態を参考に請求の範囲の文言によって範囲が画定されるものであり、以下の実施の形態のみに限定されるものではない。
図1は、栽培システム全体を一部を切り欠いて上方から示す平面図である。
図2は、栽培システムの一部を側方から示す側面図である。
同図に示すように、栽培システム100は、植物を栽培するための栽培床を収容する複数の容器200を生育領域301と観察領域302との間で移動させる栽培システムであって、生育光照射手段109と、撮像手段142と、制御手段105とを備えている。本実施の形態の場合、栽培システム100はさらに、生育コンベア102と、作業コンベア103と、撮像光照射手段144と、建屋101とを備えている。
建屋101は、外部環境から生育領域301を隔離し、生育領域301の環境を安定させるための構造物である。本実施の形態の場合、建屋101の内部には、主として植物を生育させる領域である生育領域301と植物を観察する領域である観察領域302とが設けられている。また、本実施の形態の場合、観察領域302は、植物に水や肥料などを与える処理領域としても機能しており、生育処理を行う処理手段104も観察領域302に設けられている。
生育コンベア102は、生育領域301に配置されるコンベアであり、容器200が載置されるとともに載置された容器200を水平方向に移送することができるコンベアである。例えば、生育コンベア102としては、駆動源を備えるローラーコンベアや駆動源を備えるベルトコンベアを例示することができる。
また、生育コンベア102は、生育領域301に複数台配置されており、容器200の移送方向(同図中X軸方向)、つまり、生育コンベア102が容器200を搬送することができる方向と交差する方向(Y軸方向に)に並べて配置されている。
作業コンベア103は、生育コンベア102の端部と接続され、観察領域302に配置される容器200が載置されるコンベアであり、載置された容器200を搬送することができるコンベアである。例えば、作業コンベア103としては、駆動源を備えるローラーコンベアやベルトコンベアを例示することができ、この点は生育コンベア102との相違はない。
本実施形態の場合、作業コンベア103は、観察領域302に1台配置されており、生育コンベア102の移送方向(X軸方向)と交差する方向(Y軸方向)に移送方向を有し、複数の生育コンベア102の端部と接続されている。なお、作業コンベア103上において処理手段104により灌水作業などが行われるため、作業コンベア103は、生育コンベア102よりも耐水性が高いものとなっている。
生育光照射手段109は、生育領域301に配置される容器200内に栽培される植物に生育用の光である生育光を照射する装置である。本実施の形態の場合、生育光照射手段109は、生育光の光源として複数のLED(図示せず)を備えている。また、生育光照射手段109は、観察領域302近傍の生育領域301を照射する第一生育光照射手段191と、観察領域302に対し第一生育光照射手段191よりも遠方の生育領域301を照射する第二生育光照射手段192とを備えている。なお、図2において図示は省略しているが、生育領域301において、第一生育光照射手段191が配置されている場所以外は第二生育光照射手段192が配置されている。
なお、本実施の形態の場合、観察領域302の近傍とは、観察領域302から容器200が2個配置される程度の領域としているが、これに限定されるわけではなく、生育光の照射を停止した場合に観察領域302に生育光が混入しない領域を観察領域302の近傍とすれば良い。
第一生育光照射手段191は、第二生育光照射手段192から独立して生育光の照射と停止との制御が可能となっている。本実施の形態の場合、第一生育光照射手段191に電力を供給する電力供給系統と第二生育光照射手段192に電気を供給する電力供給系統とが別系統となっており、それぞれの系統で独立して電源を供給し、また、停止することにより、生育光の照射を独立して制御することができるものとなっている。
ここで、生育光とは自然光(太陽光など)とは異なり、植物の種類や植物の成長過程に応じて発光スペクトルが選択される人工光の総称である。例えば、生育光は、自然光とのスペクトルから、特定の色成分が欠落、または、低下したスペクトルを備える。本実施の形態の場合、生育光照射手段109は、赤色を照射することのできるLEDと青色を照射することのできる青色LEDとを備えており、一つの容器200に栽培される容器に対し赤色と青色とが所定の割合で均等に照射され、生育領域301に配置される各容器200にそれぞれ照射される光量が均等となるようにLEDが配置されている。
撮像手段142は、観察領域302に配置される容器200に栽培される植物を撮像するカメラである。本実施の形態の場合、撮像手段142は、CCDやCMOSなどのエリアイメージセンサを備えたカメラであり、作業コンベア103に載置された容器200の上方から植物を観察できる位置に配置されている。
撮像光照射手段144は、観察領域302に配置される容器200内に栽培される植物に撮像用の光である撮像光を照射する装置である。
本実施の形態の場合、撮像光照射手段144は、自然光(太陽光)に近いスペクトルの光を人工的に照射することのできる光源を備えており、生育光とは異なるスペクトルの光を照射するものとなっている。
なお、撮像光照射手段144は、自然光(太陽光)を観察領域302に導入するための建屋101に設けられた開口であってもかまわない。
図3は、制御手段における機能部を機構部の一部と共に示すブロック図である。
図4は、制御手段と機構部との接続状態を模式的に示す図である。
制御手段105は、撮像手段142が撮像をする際に、生育光照射手段109を制御して生育光の照射を停止させるコンピュータであり、撮像制御部151と、撮像光照射制御部152と、生育光照射制御部153とを備えている。
撮像制御部151は、例えば、通信部171を経由して受信した撮像指示情報や、入力部173から入力される撮像指示情報に基づき、撮像手段142に植物を撮像させ、撮像手段142から像を取得する処理部である。また、撮像制御部151は、取得した像を、表示部172に表示させると共に、記憶部174に像と撮像日時、撮像された植物の識別情報などを記憶させる。
撮像光照射制御部152は、撮像光照射手段144の撮像光の照射と停止とを制御する処理部である。撮像光照射制御部152は、例えば、取得した撮像指示情報に基づき、撮像手段142が撮像を開始する前に、撮像光照射手段144を制御して撮像光を照射し、撮像手段142が撮像を終了した旨の情報を取得すると、撮像光照射手段144を制御して撮像光の照射を停止させる処理部である。
生育光照射制御部153は、生育光照射手段109の生育光の照射と停止とを制御する処理部である。生育光照射制御部153は、例えば、取得した撮像指示情報に基づき、撮像手段142が撮像を開始する前に、生育光照射手段109を制御して生育光の照射を停止し、撮像手段142が撮像を終了すると、生育光照射手段109を制御して生育光の照射を再開する処理部である。
以上により、撮像手段142が植物を撮像する際に、観察領域302に生育光が混入することを抑制し、表示部172に表示される植物の色が正確に表示される。従って、表示部172を観察する観察者は、正確に植物の生育度合いや病気の有無を判断することが可能となる。
本実施の形態の場合、生育光照射制御部153は、撮像手段142が撮像している際は、第一生育光照射手段191のみを制御して、観察領域302の近傍の生育領域301に照射される生育光の照射を停止している。
これにより、撮像手段142が撮像中であっても第二生育光照射手段192は、植物に生育光を照射し続けることができ、撮像が植物の生育に与える悪影響を可及的に低く抑制することができる。
処理手段104は、作業コンベア103の上に配置される容器200に対し育成処理に必要な物質を供給する機能を備える装置である。本実施形態の場合、処理手段104は、肥料や水を付与する灌水システム141(図2参照)と、個々の容器200を識別するために容器200に備えられる識別情報を読み取る情報取得装置143と、容器200の重量を測定する重量計145とを備えている。育成処理に必要な物質としては、前記水や前記肥料の他、農薬、成長促進剤等を例示することができる。
さらに、本実施の形態の場合、栽培システム100は、搬出入コンベア107(図1参照)を備えている。
搬出入コンベア107は、建屋101の内方に容器200を搬入し、建屋101の外方に容器200を搬出するコンベアであって、建屋101の内方から外方に渡って配置され、作業コンベア103の移送方向と同じ方向に移送方向を有し、作業コンベア103の端部と接続されるコンベアである。
この搬出入コンベア107により、人手による入出荷作業を建屋101の外で行うことができ、建屋101への人間の出入りの回数を抑制して建屋101の環境を一定に保つことが可能となる。
次に、上記栽培システム100における観察方法を説明する。
栽培システム100全体を制御する制御手段105により、生育コンベア102、および、作業コンベア103を稼働させて容器200を図5に示す状態になるまで観察領域302に順次移動させる。作業コンベア103の側方に複数台配置されている撮像手段142に対応する位置に容器200がそれぞれ配置されると観察が開始される。
撮像指示情報を取得すると制御手段105は、生育光照射手段109(本実施の形態の場合は第一生育光照射手段191)を消灯させる制御を行い、撮像光照射手段144を点灯させる制御を行う。
次に、撮像手段142を制御して容器200の内部を撮像させ、それぞれの像を取得する。取得された像は、表示部172に表示される。この際、生育光の混入がない状態で撮像された植物の像が画面に表示されるため、観察者は植物の生育状態や病気の有無を正確に把握することが可能となる。
観察が終了すると、処理手段104を制御し灌水処理などを行う。ここで、植物の状態を正確に把握できるため、生育が遅いと判断された植物に対しては、肥料の量や質を変更して個別に付与することができ、また、病気であると判断された植物に対しては病気に適した薬剤などを個別に付与することができる。
観察、および、育成処理などが終了すると、容器200を生育コンベア102に戻し、異なる生育コンベア102に載置される容器200に対して同様の処理を行う。
以上により、生育領域301に配置される全ての容器200内に栽培される植物に対し観察や処理を行うことができる。
なお、本願発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、本明細書において記載した構成要素を任意に組み合わせて、また、構成要素のいくつかを除外して実現される別の実施の形態を本願発明の実施の形態としてもよい。また、上記実施の形態に対して本願発明の主旨、すなわち、請求の範囲に記載される文言が示す意味を逸脱しない範囲で当業者が思いつく各種変形を施して得られる変形例も本願発明に含まれる。
例えば、生育コンベア102や作業コンベア103のレイアウトは、図1に示すような往復型であってもよく、また、図6に示すような循環型であってもかまわない。
具体的に循環型の栽培システム100が備える作業コンベア103は、複数の生育コンベア102の両端と接続されている。作業コンベア103は、U字型に配置されており、複数の生育コンベア102はそれぞれ、U字型の作業コンベア103に架橋状に接続されている。これにより、生育コンベア102と作業コンベア103によって、容器200を循環させることのできる経路が形成される。従って、栽培システム100は、生育コンベア102の本数分だけ容器200を循環させる循環経路を備えるものとなっている。
以上のような循環型の栽培システム100を採用すれば、撮像手段142を少なくとも観察領域302に1台備えておけば、全ての容器200内の植物に対して観察を行うことができる。
また、容器200や栽培床については特に限定されるものでは無い。容器200は、樹脂製や木製、金属製など任意の材質を採用しうる。容器200に収容する栽培床は、水耕用の液体や、土耕用の土、または、土の代替物質など任意の物質を採用しうる。また、深さの浅いパレットのようなものも容器200に含めるものとする。
また、観察領域302と生育処理を行う処理領域とを分離して配置してもかまわない。
本願発明は、茸などを含む植物の栽培に利用可能である。
100 栽培システム
101 建屋
102 生育コンベア
103 作業コンベア
104 処理手段
105 制御手段
107 搬出入コンベア
109 生育光照射手段
141 灌水システム
142 撮像手段
143 情報取得装置
144 撮像光照射手段
145 重量計
151 撮像制御部
152 撮像光照射制御部
153 生育光照射制御部
171 通信部
172 表示部
173 入力部
174 記憶部
191 第一生育光照射手段
192 第二生育光照射手段
200 容器
301 生育領域
302 観察領域

Claims (5)

  1. 植物を栽培するための栽培床を収容する複数の容器を生育領域と観察領域との間で移動させる栽培システムであって、
    前記生育領域に配置される前記容器に栽培される植物に生育用の光である生育光を照射する生育光照射手段と、
    前記観察領域に配置される前記容器に栽培される植物を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段が撮像をする際に、前記生育光照射手段を制御して前記生育光の照射を停止させる制御手段と
    を備える栽培システム。
  2. 前記生育光照射手段は、前記観察領域近傍の前記生育領域を照射する第一生育光照射手段と、前記観察領域に対し前記第一生育光照射手段よりも遠方の前記生育領域を照射する第二生育光照射手段とを備え、
    前記第一生育光照射手段は、前記第二生育光照射手段から独立して生育光の照射と停止との制御が可能であり、
    前記制御手段は、前記撮像手段が撮像をする際に、前記第一生育光照射手段を制御して前記生育光の照射を停止させる
    請求項1に記載の栽培システム。
  3. 前記生育光照射手段は、生育光の光源としてLED(Light Emitting Diode)を備える請求項1に記載の栽培システム。
  4. さらに、
    前記生育領域に配置され、前記容器が複数個載置されるとともに前記容器を水平方向に移送可能な生育コンベアと、
    前記観察領域に配置され、前記生育コンベアの端部と接続され、前記容器が載置される作業コンベアと
    を備える請求項1に記載の栽培システム。
  5. 植物を栽培するための栽培床を収容する複数の容器を生育領域と観察領域との間で移動させ、前記生育領域に配置される植物に生育用の光である生育光を照射する生育光照射手段を備える栽培システムにおける植物観察方法であって、
    前記観察領域に配置される植物を撮像する撮像手段が撮像をする際に、前記生育光照射手段を制御して前記生育光の照射を停止させる植物観察方法。
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