JP2013158160A - ギヤモータのシリーズ、および歯車装置のシリーズ - Google Patents

ギヤモータのシリーズ、および歯車装置のシリーズ Download PDF

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Abstract

【課題】寿命の長いシリーズに係るギヤモータを選択したときであっても、取り扱いが容易で、コストの上昇が極力抑えられ、また、標準寿命のシリーズと長寿命のシリーズとの間でギヤモータを交換するときに親機械側の設計変更を必要としないギヤモータのシリーズを得る。
【解決手段】ギヤモータ110、210、310、410を複数有するギヤモータのシリーズであって、該ギヤモータのシリーズは、第1のシリーズと、該第1のシリーズよりも寿命が長い第2のシリーズとを有し、前記第1のシリーズに含まれる特定のギヤモータ110、310と、前記第2のシリーズに含まれる特定のギヤモータ210、410は、連結されるモータ112と312、212と412、歯車箱115と315、215と415および歯車の大きさ、並びに減速比は同一であるが、前記歯車の素材および仕上げ処理の少なくとも一方が異なっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ギヤモータのシリーズ、および歯車装置のシリーズに関する。
特許文献1に、モータと直交減速機(歯車装置)とを連結してなるギヤモータを、複数種類(シリーズとして)用意したギヤモータのシリーズが開示されている。このギヤモータのシリーズでは、基本的に、モータを、容量の異なる複数のモータから選択し、直交減速機を、歯車箱の大きさの異なる複数の直交減速機から選択し、結果として、シリーズ中から、容量の異なるモータと該モータに見合う大きさの歯車箱を備えた直交減速機とを組み合わせたギヤモータが複数種類得られるようにしている。
ユーザは、複数用意されたギヤモータの中から、所望の出力のギヤモータを選択し、購入することができる。
特開平5−240313号公報
現在、市場に普及しているギヤモータは、均一荷重で1日当たり10時間運転することを想定して設計されていることが多い。従来、モータと歯車装置とを組み合わせて使用するギヤモータにおいて、標準的な稼働時間で使用されるギヤモータに対して、より稼働時間を長く確保できるギヤモータを得るには、基本的に大きなサイズの歯車装置を組み合わせるようにしていた。
図4を用いて簡単に説明すると、例えば24時間フル稼働させるユーザは、同一容量のモータ512(612)を用いつつ、平均的なギヤモータ510の歯車箱515よりも大きな歯車箱615を組み合わせたギヤモータ610を使用していた。
メーカー側も、モータ容量に対して歯車装置の設計面の余裕度を示す指標を、例えばサービスファクタ(SF)として表記し、同一容量のモータに対して、SF1で設計した歯車装置が組み付けられる図4(A)、(C)系列の第1のシリーズと、SF1.25で設計した(SF1の歯車装置よりも大きな)歯車装置が組み付けられる図4(B)、(D)系列の第2のシリーズの2つのシリーズを用意していた。
これは、長寿命が要求される環境で使用される場合に、図4(B)のギヤモータ610ではなく、例えば、図4(C)のギヤモータ710、すなわち標準寿命シリーズの1ランク上のギヤモータを使用するようにした場合、メーカーサイドからみれば、ダブルの設計および製造を行う必要がないというメリットがあるものの、ユーザーサイドから見た場合、必ずしも好ましいとは言えない面があったためである。例えば、a)モータも1ランク大型のものを使用することになるため、コストが大幅に上昇してしまう;b)モータの出力が大きくなってしまうため、駆動力が強くなりすぎて親機械の最適な駆動力から外れることが少なくない;c)振動や騒音が大きくなる等、のデメリットが生じてしまう。
このような事情から、従来のギヤモータのシリーズにあっては、「同一の出力トルクで長寿命」という特性を得るに当たっては、このように、モータ容量を同一に維持した上で減速機系の大きさを異ならせた長寿命シリーズを構築することにより、長寿命化を実現していた。
しかしながら、このシリーズは、種々の不具合を内在していた。例えば、出力トルクが同等であるにも関わらず、寿命の長いギヤモータを組み付けようとしたときは、大きさが大きくなってしまうため、(モータも一緒に1ランク大きくなることに比べれば緩和されはするものの)それでも、やはり、歯車装置が大きくなった分、取り扱いにくくなる上に、コストの増大が大きい、という問題があった。
また、標準寿命のギヤモータと長寿命のギヤモータ間の変更を容易に行うことができないという問題もあった。例えば、これまで稼働時間が長かったが故に長寿命のギヤモータのギヤモータを取付けていたが、工程上、あるいは営業上稼働時間が短くなったため、定期的なギヤモータの交換の際に、標準寿命のギヤモータのギヤモータに変更しようとしたとしても、長寿命のギヤモータと標準寿命のギヤモータとでは、大きさが異なるため、コンベア等の親機械側の取り合い寸法が異なってしまうという問題があったものである。そのため、標準寿命のギヤモータと長寿命のギヤモータを交換するには、親機械側の設計変更が必要となり、結果として却ってコストが掛かってしまうことがあった。逆に、稼働時間を今までよりも増大させたいという理由で標準寿命のギヤモータから長寿命のギヤモータに変更しようとする場合も、親機械側の設計変更が不可避となるだけでなく、この場合には、大きさが大きくなることから、周辺の部材や機器との関係で交換自体が困難となることもあった。
本発明は、このような問題を解消するためなされたものであって、寿命の長いシリーズに係るギヤモータを選択したときであっても、取り扱いが容易で、コストの上昇が極力抑えられ、また、標準寿命のシリーズと長寿命のシリーズとの間でギヤモータを交換するときに親機械側の設計変更を必要としないギヤモータのシリーズを得ることをその課題としている。
本発明は、容量の異なる複数のモータから選択した1つのモータと、歯車箱の大きさの異なる複数の歯車装置から選択した1つの歯車装置とを連結してなるギヤモータを複数有するギヤモータのシリーズであって、該ギヤモータのシリーズは、第1のシリーズと、該第1のシリーズよりも寿命が長い第2のシリーズとを有し、前記第1のシリーズに含まれる特定のギヤモータと、前記第2のシリーズに含まれる特定のギヤモータは、連結されるモータ、歯車箱および歯車の大きさ、並びに減速比は同一であるが、前記歯車の素材および仕上げ処理の少なくとも一方が異なる構成とすることにより、上記課題を解決したものである。
本発明では、先ず、「寿命」を「同一のトルクを与えて連続運転したときに、ギヤが破損する(歯面が折損する)までの時間」と定義する。すなわち、本発明において、「ギヤモータの寿命が長い」とは、「同一のトルクを与えて連続運転したときに、ギヤが破損する(歯面が折損する)までの時間が長い」ことを言う。
その上で、本発明では、モータと歯車装置とを組み合わせて使用するギヤモータにおいて、標準的な寿命のギヤモータと、より長寿命のギヤモータとを、同じ大きさのギヤモータとして提供するようにしている。すなわち、標準寿命(第1のシリーズ)のギヤモータと、長寿命(第2のシリーズ)のギヤモータは、連結されるモータの容量及び減速比が同一のときには、歯車箱内に収納される歯車の素材、あるいは仕上げ処理が異なるのみで、歯車箱および歯車の大きさは、どちらのシリーズでも同一である。
本発明では、寿命の長短に係る差別化を、(従来のように歯車装置の大きさの大小によって行うのではなく)歯車の素材、あるいは仕上げ処理を異ならせることによって行う。このため、長寿命のギヤモータを選択したとしても、大きさの増大がないため、取り扱いが容易であり、コストも従来程大幅には増大しない。また、標準寿命のギヤモータと長寿命のギヤモータとで大きさが異ならないため、稼働時間の長短に応じてギヤモータを変更する場合であっても、親機械側の変更を全くすることなく、文字通りギヤモータの変更のみで実現することができるようになる。このため、長寿命のギヤモータから標準寿命のギヤモータに変更することによるコスト低減の効果が高く、標準寿命のギヤモータから長寿命のギヤモータに変更する際の大幅なコストの上昇を抑えることができる。
なお、本発明は、歯車装置の観点で捉えるならば、同一のモータと連結されることによりギヤモータを構成可能な歯車装置であって、歯車箱の大きさの異なる複数の歯車装置からなる歯車装置のシリーズにおいて、第1のシリーズと、該第1のシリーズよりも寿命が長い第2のシリーズとを有し、前記第1のシリーズに含まれる特定の歯車装置と、前記第2のシリーズに含まれる特定の歯車装置とは、歯車箱および歯車の大きさ、並びに減速比は同一であるが、前記歯車の素材および仕上げ処理の少なくとも一方が異なることを特徴とする歯車装置のシリーズと捉えることもできる。
本発明は、寿命の長いシリーズに係るギヤモータを選択したときであっても、取り扱いが容易で、コストの上昇が極力抑えられ、また、標準寿命のシリーズと長寿命のシリーズとの間でギヤモータを交換するときに親機械側の設計変更を必要としないギヤモータのシリーズを得ることができる。
本発明の実施形態の一例に係るギヤモータのシリーズの代表的な構成の説明図 本発明の実施形態の一例に係るギヤモータのシリーズに属するギヤモータの構成を示す断面図 本発明の実施形態の一例に係るギヤモータのシリーズの構成例を模式的に示した一覧表 従来のギヤモータのシリーズの代表的な構成を示す図1相当の説明図
以下、図面に基づいて本発明の実施形態の一例を詳細に説明する。
始めに、図2を用いて、本実施形態に係るギヤモータのシリーズに属するギヤモータの構成から説明する。
本実施形態に係るシリーズのギヤモータは、標準寿命シリーズ(第1のシリーズ)および長寿命シリーズ(第2のシリーズ)ともその基本的なギヤトレインは同一である。また、モータの容量(大きさ)、歯車箱および歯車の大きさも、標準寿命シリーズと長寿命シリーズとの間で特に変わるところはない。したがって、図2において描写されているギヤモータは、内部の減速機構を含めて、標準寿命シリーズと長寿命シリーズとで特に異なるところはない。この「標準寿命シリーズと長寿命シリーズとで内部の減速機構を含めて、外観上の寸法の差がない」ということが、本実施形態の大きな特徴でもある。
このギヤモータ10は、モータ12とハイポイド減速機(歯車装置たる直交減速機)14を収容した歯車箱15とを一体的に連結したものである。
モータ12のモータ軸12Aの先端には、ハイポイドピニオン(直交ピニオン)16が直切り形成されている。ハイポイドピニオン16は、中間軸18にキー20を介して固定されたハイポイドギヤ22と噛合している。一般に、ギヤモータは、モータと歯車装置とが一体化されることを前提として設計されているため、本実施形態のように、モータのモータ軸が歯車装置の入力軸を兼ねるような設計とされることがよくある。本実施形態の場合、モータ12のモータ軸12Aがハイポイド減速機(直交減速機)14の入力軸を兼ね、モータ軸12Aの先端にハイポイドピニオン16が直切り形成されている。このため、標準寿命シリーズと長寿命シリーズとで入力軸の大きさが同一であるというのは、モータ12の共通性という点で極めて大きなメリットとなる。これについては後に触れる。
ハイポイドギヤ22が固定された中間軸18には、スパーピニオン26が一体的に形成されており、スパーピニオン26は、出力ギヤ28と噛合している。出力ギヤ28は、キー30を介して出力軸32に固定されている。
この実施形態では、出力軸32は、中空部32Aを有するホロー出力軸とされている。出力軸32は、一対の軸受34、36によって回転自在に支持されている。出力軸32の内周には、コンベア等の親機械の駆動軸(図示略)と連結するためのキー溝32Bが全長に亘って形成されている。このように、出力軸32がホロー出力軸とされたギヤモータ10は、例えばコンベアの駆動軸に該出力軸32を直接嵌合させる態様で使用されることが多い。したがって、とりわけ出力軸32がホロー出力軸とされているギヤモータ10にあっては、標準寿命のギヤモータと長寿命のギヤモータとで該出力軸32の大きさ(特にホロー径D1)が共通である、というのは大きなメリットとなる。これについても後に触れる。
標準寿命シリーズと長寿命シリーズのギヤモータ10は、この実施形態では歯車の素材も同一である(双方とも機械構造用炭素鋼)。すなわち、この実施形態では、両者の違いは、仕上げ処理の有無のみである。
具体的には、この実施形態では、長寿命シリーズのギヤモータ10の方にのみ、ハードショットピーニングと称される仕上げ処理を行っている。ショットピーニングとは、金属の表面に鋼球(鋼の粒子)を室温下で高速で衝突させることにより、金属の表面を仕上げるものである。ハードショットピーニングは、いわゆるショットピーニングと称される仕上げ処理に対してより投射エネルギが高く、投射された部位の疲労強度・ピッチング強度をより改善させることができる。
適正なハードショットピーニングによる仕上げ処理により、材料の形状(寸法)を殆ど変えることなく、疲労強度やピッチング強度に関して従来のSF1とSF1.25の寿命の差に相当する差別化を生じさせることが可能なことが、発明者らにより確認されている。
なお、仕上げ処理によって標準寿命シリーズと長寿命シリーズとの差別化を行う他の方法としては、例えば表面コーティングの有無、表面コーティングの仕方の変更、仕上げ処理そのものの仕方の変更(例えば、精度がそれほど高くなく、表面粗さの粗い切削仕上げのみとする場合と、高精度かつ表面粗さの緻密な研削仕上げを行う場合等)による差別化等がある。また、本発明においては、「加工後の熱処理」による差別化についても広義の「仕上げ処理による差別化」の範疇に含まれるものとする。これらの仕上げ処理による差別化の要素は、単独で採用してもよく、また、組み合わせて採用するようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、歯車の素材については標準寿命シリーズおよび長寿命シリーズ等で特に変更しておらず、各部材の共通性を最高度に保つようにしていたが、本発明においては、歯車の素材を異ならせることによって標準寿命シリーズと長寿命シリーズとの差別化を行うようにしてもよい。例えば、機械構造用炭素鋼と機械構造用合金鋼とで差別化することで両シリーズを構築することができる。軽出力トルクのギヤモータにあっては樹脂製と鋼製による差別化も可能である。歯車の素材によって差別化する場合であっても、両シリーズの歯車および歯車箱の大きさを共通化できる。そのため、歯車の素材の差別化のみによって標準寿命シリーズと長寿命シリーズの差別化を行なってもよく、上記仕上げ処理の差別化と組み合わせて2つのシリーズの差別化を行なってもよい。
次に、両シリーズのより具体的な構成を説明しながら、本発明の作用を説明する。
始めに、本実施形態の理解をより容易にするために、従来のギヤモータのシリーズの構成について、再び図4を用いて簡単に説明する。
図4の(A)は、従来の標準寿命シリーズのギヤモータ510(符号500台)、(B)は、(A)のギヤモータ510と同一の出力を発生する長寿命シリーズのギヤモータ610(符号600台)をそれぞれ示している。
標準寿命シリーズのギヤモータ510と長寿命シリーズのギヤモータ610では、モータの容量(出力)は同一である。しかし、ハイポイド減速機514と614を比較すると、長寿命シリーズのハイポイド減速機614の方が大きい。これは、既に述べているように、長寿命に耐え得るより大きな歯車(図4では図示略)を備えた減速機構を収容するようにしたためである。このため、出力軸532、632も、標準寿命シリーズのギヤモータ510のホロー径はD1であるのに対し、長寿命シリーズのギヤモータ610のホロー径はD2であり、異なっていた。
従来のギヤモータのシリーズにあっては、このような2種類のギヤモータの設計・製造が、モータの各容量ごとに行われていた。すなわち、図4の(A)、(B)のギヤモータ510、610よりも1ランクモータ出力の高いギヤモータ710、810においても、図4の(C)、(D)に示すように、同様のシリーズ構成が構築されていた。
したがって、従来のシリーズ構成にあっては、出力トルクが同等であるにも拘わらず、標準寿命シリーズのギヤモータ510(710)と長寿命シリーズのギヤモータ610(810)との間で親機械に対する取り付けの互換性がなかったことについては、既に述べた通りである。
そして、さらには、例えば、モータについて見てみると、一見同一のモータを使用しているように見えても、(ギヤモータにおいては常套手段である)モータ軸に減速機の入力軸の機能を兼ねさせ、該モータ軸の先端に歯車装置の初段のピニオンを形成する構成を採用しているギヤモータの場合には、モータのモータ軸を異ならせる必要がある場合が少なくなかった。すなわち、実際には、モータ軸の形状あるいは寸法が異なる2種類のモータが必要となるケースが多々生じていた。
とりわけ、歯車装置の初段がべべルギヤセットやハイポイドギヤセットのような直交ギヤセットで構成されている場合には、軸心を所定の条件に一致させる必要があることからその傾向が強かった。また、その中でも特にハイポイドギヤセットで構成されている場合には、3次元的に軸心のオフセット量を適正に設定する必要があるため、モータ軸の共通化は、事実上困難であり、結果として、加工コストの高いハイポイドピニオン付きのモータ軸を2種類加工する必要があった。
これに対して、本実施形態に係るギヤモータのシリーズを図1に示す。
本実施形態においても、容量の異なる複数のモータから選択した1つのモータと、歯車箱の大きさの異なる複数のハイポイド減速機114、214、314、414から選択した1つのハイポイド減速機とを連結して、複数のギヤモータ110、210、310、410を得るという基本構成自体は、従来と同様である。
そして、標準寿命シリーズ(第1のシリーズ)と長寿命シリーズ(第2のシリーズ)の2つのシリーズを有する構成も従来と同様である。
しかしながら、本実施形態に係るギヤモータのシリーズにあっては、図1の(A)、(C)の標準寿命シリーズのギヤモータ110、310(符号100台、300台)および(B)、(D)の長寿命シリーズのギヤモータ210、410(符号200台、400台)とも、同一の形状(大きさ)である。すなわち、モータ(112と212、312と412)、ハイポイド減速機(114と214、314と414)の歯車箱(115と215、315と415)、および各歯車(図2の符号でハイポイドピニオン16、ハイポイドギヤ22、スパーピニオン26、出力ギヤ28)は、標準寿命シリーズと長寿命シリーズとで、同一容量のモータ110と210、あるいは310と410が連結されているハイポイド減速機114と214、314と414の間において全て同一の形状(大きさ)である。本実施形態においては、ハイポイド減速機14の入力軸(モータ軸)12A、中間軸18、出力軸32も、同様に同一形状である。出力軸32は、ホロー径D1も同一である。
しかも、この実施形態においては、各歯車の素材に関しても同一に設定されている(双方とも機械構造用炭素鋼)。このため、仕上げ処理の有無以外は、同一の加工で済み、特殊な工具を使う高コストなハイポイドピニオン16およびハイポイドギヤ22についても、両シリーズとも同一の加工で製造することができる。したがって、シリーズ全体での設計コストおよび製造コストを大きく低減させることができ、ひいては1個1個のギヤモータのコストを低減することができる。
また、長寿命シリーズに係るギヤモータを選択したときであっても、大きさが大きくならないことから、取り扱いが容易で、コストの上昇が極力抑えられ、また、標準寿命シリーズと長寿命シリーズとの間で親機械等の設計変更も必要としない。
このメリットは、各容量(各出力トルク)のギヤモータ(例えば310と410)において、全く同様に得ることができる(図1の(C)、(D)参照)。
図3は、本実施形態に係るシリーズの特徴を定性的に理解できるように例示した一覧表である。
先ず、この一覧表において使用されている数字または記号の意味を説明すると、縦軸のモータ容量m1、m2、m3は、この順にモータの容量が増大している(m1<m2<m3)。横軸の減速比R1〜R7は、この順に減速比が大きくなっている(R1<R2<…<R7)。
それぞれのモータ容量m1〜m3において、上段が標準寿命シリーズのギヤモータ、下段が長寿命シリーズのギヤモータを示している。
各欄に記載されたS200等の記号は、ギヤモータのハイポイド減速機の諸元を示している。冒頭のS、M、Lは、歯車箱の大きさを示しており、この順に大きな歯車箱が採用されている(S<M<L)。
2番目の2または3の数字は、ハイポイド減速機の減速段数を示している。すなわち、「2」は、ハイポイド減速機の減速段数が2段、「3」はハイポイド減速機の減速段数が3段であることを意味している。
3番目の記号は、歯車の素材を示している。0は標準的な疲労強度を有する素材、Eは、より疲労強度の高い素材が用いられていることを意味している。
4番目(一番右側)に記載された記号は、仕上げ処理の有無を示しており、0は仕上げ処理無し、Hは、ハードショットピーニングによる仕上げ処理がなされていることを意味している。
例えば、S200は、歯車箱の大きさが「S(小型)」で、「2段型の減速機構」を有し、「標準的な疲労強度の素材」を用いて「仕上げ処理なし」、であることを意味している。L3DHは、歯車箱の大きさが「L(大型)」で、「3段型の減速機構」を有し、「より疲労強度の高い素材」を用いて、かつ「ハードショットピーニングの仕上げ処理」がなされていることを意味している。
図3において、P1の符号で囲まれた部分が標準寿命シリーズと長寿命シリーズとを、仕上げ修理(ショットピーニング)の有無のみによって差別化している部分に相当している。P2の符号で囲まれた部分は、標準寿命シリーズのギヤモータと長寿命シリーズのギヤモータとを、歯車の素材の違いのみによって差別化している部分に相当している。P3の符号で囲まれた部分は、標準寿命シリーズのギヤモータと長寿命シリーズのギヤモータとを、歯車の素材および仕上げ処理(ショットピーニング)の有無の双方によって差別化している部分に相当している。
いずれの差別化の部分においても、モータ容量が同一、減速比が同一である限り、歯車箱の大きさ(および歯車の大きさ)は、標準寿命シリーズのギヤモータと長寿命シリーズのギヤモータとで同一である。したがって、図1を用いて説明したように、標準寿命シリーズのギヤモータと長寿命シリーズのギヤモータは、歯車の素材、あるいは仕上げ処理のいずれか一方、または双方が異なるだけで、形状、大きさは全く同一であるから、製造工程の大半を共通化でき、また親機械に対して交換の互換性がある。
なお、既に図3において明らかなように、P0の符号で囲まれた部分は、標準寿命シリーズと長寿命シリーズ等で特に差別化はなされていない。これは、モータ容量および減速比の組み合わせによっては、歯車の素材および仕上げ処理に関して特に差別化を行わなくても、長寿命シリーズで要求される特性を満たすことができるからである(換言するならば、標準寿命シリーズが過剰品質となっている)。このように、本発明は、シリーズの「全体」において標準寿命シリーズ(第1のシリーズ)と長寿命シリーズ(第2のシリーズ)とが、必ず歯車の素材あるいは仕上げ処理の相違による差別化がなされていることを要求するものではなく、このような差別化をしなくても、長寿命シリーズの特性が得られる場合には、敢えて差別化することは要しない。
逆に、図3の構成例では、例えば、モータ容量m2の欄において、減速比の違いに着目して観察した場合に、長寿命シリーズの中においても、同一の歯車箱例えば「M」サイズの歯車箱に、減速比の異なる歯車が収納されることで、減速比の異なる複数の歯車装置をそれぞれ有する複数のギヤモータを有しているが、当該長寿命シリーズのギヤモータの中で、さらに減速比によって、歯車の素材または仕上げ処理が異なっている。例えば、同一の「M」サイズの歯車箱の中に、減速比R2のギヤモータm2・R2と減速比R3のギヤモータm2・R3が存在しているが、その長寿命シリーズ同士に着目すると、減速比R2とR3とで、歯車の仕上げ処理が異なっていることが分かる(ハードショットピーニングの有無:M2E0とM2EH)。同様に、ギヤモータm3・R1とm3・R2の長寿命シリーズ同士では、減速比R1とR2とで、歯車の素材が異なっている(L20HとL2EH)。このように、本発明では、長寿命シリーズのギヤモータ同士であっても、減速比によって、さらに歯車の素材、あるいは表面処理の差別化を行うことを禁止するものではない。
なお、本発明において、例えば、「仕上げ処理が異なる」というのは、標準寿命シリーズに係るギヤモータに仕上げ処理がなされていないことを必ずしも意味するものではない。つまり、標準寿命シリーズのギヤモータであっても、仕上げ処理が行われていてもよい(例えば、図3のギヤモータm3・R7の標準寿命シリーズのL30Hと長寿命ギヤシリーズのL3EH参照)。要は、歯車の素材および仕上げ処理の少なくとも一方が異なっていることによって、標準寿命シリーズと長寿命シリーズとの差別化がなされていれば、本発明の範疇に含まれる。
また、上記実施形態においては、長寿命シリーズの減速機において、全ての歯車(ハイポイドピニオン16、ハイポイドギヤ22、スパーピニオン26、出力ギヤ28)にハードショットピーニングが施されていたが、一部の歯車だけに施すようにしてもよい。例えば、ハイポイドピニオン−ハイポイドギヤのセットだけにハードショットピーニングを施してもよいし、スパーピニオン−スパーギヤのセットだけにハードショットピーニングを施すようにしてもよい。同様に一部の歯車だけ(例えば、ハイポイドピニオン−ハイポイドギヤのセットだけ)、歯車の素材を変えるようにしてもよい。そのときに、減速比に応じて当該一部のみハードショットピーニングを施したり素材を変えたりする歯車を変更するようにしてもよい。
なお、本発明は、歯車装置の観点で捉えるならば、同一のモータと連結されることによりギヤモータを構成可能な歯車装置であって、歯車箱の大きさの異なる複数の歯車装置からなる歯車装置のシリーズにおいて、第1のシリーズと、該第1のシリーズよりも寿命が長い第2のシリーズとを有し、前記第1のシリーズに含まれる特定の歯車装置と、前記第2のシリーズに含まれる特定の歯車装置とは、歯車箱および歯車の大きさ、並びに減速比は同一であるが、前記歯車の素材および仕上げ処理の少なくとも一方が異なることを特徴とする歯車装置のシリーズと捉えることもできる。
110、210、・・・、810…ギヤモータ
112、212、・・・、812…モータ
114、214、・・・、814…ハイポイド減速機
132、232、・・・、832…出力軸

Claims (7)

  1. 容量の異なる複数のモータから選択した1つのモータと、歯車箱の大きさの異なる複数の歯車装置から選択した1つの歯車装置とを連結してなるギヤモータを複数有するギヤモータのシリーズであって、
    該ギヤモータのシリーズは、第1のシリーズと、該第1のシリーズよりも寿命が長い第2のシリーズとを有し、
    前記第1のシリーズに含まれる特定のギヤモータと、前記第2のシリーズに含まれる特定のギヤモータは、連結されるモータ、歯車箱および歯車の大きさ、並びに減速比は同一であるが、前記歯車の素材および仕上げ処理の少なくとも一方が異なる
    ことを特徴とするギヤモータのシリーズ。
  2. 請求項1において、
    第1のシリーズに含まれる前記特定のギヤモータと、第2のシリーズに含まれる前記特定のギヤモータは、歯車の素材は同一であるが仕上げ処理が異なる
    ことを特徴とするギヤモータのシリーズ。
  3. 請求項1または2において、
    第2のシリーズの歯車のみに、ハードショットピーニングによる仕上げ処理を行う
    ことを特徴とするギヤモータのシリーズ。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、
    前記モータのモータ軸が、前記歯車装置の入力軸を兼ね、
    該モータ軸に該歯車装置の初段のピニオンが直切り形成されている
    ことを特徴とするギヤモータのシリーズ。
  5. 請求項4において、
    前記歯車装置が、直交減速機であり、
    前記モータのモータ軸が、該直交減速機の入力軸を兼ね、
    該モータ軸に該直交減速機の初段の直交ピニオンが直切り形成されている
    ことを特徴とするギヤモータのシリーズ。
  6. 請求項1〜5のいずれかにおいて、
    第2のシリーズの中に、同一の歯車箱に減速比の異なる歯車が収納されることで、減速比の異なる歯車装置をそれぞれ有する複数のギヤモータを有し、当該第2のシリーズのギヤモータの中で、さらに減速比によって、歯車の素材または仕上げ処理が異なる
    ことを特徴とするギヤモータのシリーズ。
  7. 同一のモータと連結されることによりギヤモータを構成可能な歯車装置であって、歯車箱の大きさの異なる複数の歯車装置からなる歯車装置のシリーズにおいて、
    第1のシリーズと、該第1のシリーズよりも寿命が長い第2のシリーズとを有し、
    前記第1のシリーズに含まれる特定の歯車装置と、前記第2のシリーズに含まれる特定の歯車装置とは、歯車箱および歯車の大きさ、並びに減速比は同一であるが、前記歯車の素材および仕上げ処理の少なくとも一方が異なる
    ことを特徴とする歯車装置のシリーズ。
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