JP2013157802A - 監視カメラ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】監視カメラ装置内で発生したログデータを監視カメラ装置単体により時間をかけず効率的に解析することが可能な監視カメラ装置を提供する。
【解決手段】時刻情報を元に時間情報302を生成し、デジタル映像データ103を時間情報302に基づくタイミングで符号化し符号化データ301を生成してバッファリングすると共に、符号化過程におけるエラーを検出してログデータ304を生成する映像処理部13と、ログデータ304に時間情報302を多重し、映像処理部13でバッファリングされている符号化データ301と時間的に同一となるよう、時間情報302を多重されたログデータ304をバッファリングするエラー監視部14と、符号化データ301および時間情報302を多重されたログデータ104を、隣り合ったアドレスに格納する内蔵記録媒体部17とを備える。
【選択図】図2

Description

この発明は、撮影した映像を内蔵されたメモリカードなどの内蔵記録媒体に記録する機能を有する監視カメラ装置に関するものである。
従来の監視カメラ装置として、例えば特許文献1では、映像をレンズと撮像素子で取り込んで映像処理を行い、JPEGなどの圧縮方式で符号化したデジタル映像データをネットワークへ送出すると共に、デジタル映像データをネットワークカメラ内に内蔵された記録媒体に記録することを開示している。また、例えば特許文献2では、制御したときの制御情報や障害が発生したときのエラー情報(以下、「ログデータ」と呼ぶ。)をネットワークへ配信することが開示されており、また、例えば特許文献3では、ログデータをメモリに記憶することが開示されている。
特開2005−333193号公報 特開2000−83241号公報 特開2004−213709号公報
特許文献1〜3のような従来の監視カメラ装置は、以上のように構成されているので、監視カメラ装置内で発生したログデータを監視カメラ装置単体により解析するときにログデータに時間的に近いデジタル映像データを時間情報に基いて探し出して解析しなければならず、ログデータを解析するのに時間がかかってしまうという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、監視カメラ装置内で発生したログデータを監視カメラ装置単体により時間をかけず効率的に解析することが可能な監視カメラ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、この発明に係る監視カメラ装置は、映像を撮像してデジタル映像データを生成する監視カメラ装置において、時刻情報を元に時間情報を生成し、前記デジタル映像データを前記時間情報に基づくタイミングで符号化し符号化データを生成してバッファリングすると共に、前記符号化過程におけるエラーを検出してログデータを生成する映像処理部と、前記映像処理部により生成されたログデータに前記時間情報を多重し、前記映像処理部でバッファリングされている符号化データと時間的に同一となるよう、前記時間情報を多重されたログデータをバッファリングするエラー監視部と、前記映像処理部によりバッファリングされている符号化データおよび前記エラー監視部によりバッファリングされている前記時間情報を多重されたログデータを、隣り合ったアドレスに格納する内蔵記録媒体部とを備えることを特徴とする。
この発明によれば、デジタル映像データとログデータをメモリカード部の隣り合ったアドレスに書き込むように構成したので、ログデータをキーワードにして映像を検索することが可能となり、ログデータを監視カメラ装置単体によって時間をかけず効率的に解析することができる。
この発明の実施の形態1に係る監視カメラ装置を組み込んだネットワークカメラシステムの全体構成図を示す。 この発明の実施の形態1に係る監視カメラ装置の構成図を示す。 この発明の実施の形態1に係る監視カメラ装置の処理のフローチャートを示す。 この発明の実施の形態1に係る監視カメラ装置のメモリカード部への書き込み構成の説明図を示す。 この発明の実施の形態1に係る監視カメラ装置の映像処理部の処理のフローチャートを示す。 この発明の実施の形態2に係る監視カメラ装置の構成図を示す。 この発明の実施の形態2に係る監視カメラ装置の処理のフローチャートを示す。 この発明の実施の形態2に係る監視カメラ装置のログデータを多重したデジタル映像データをメモリカード部に書き込むときの構成の説明図を示す。 この発明の実施の形態2に係る監視カメラ装置の映像多重メモリ部が符号化データに時間情報を多重されたログデータを多重するデータ構成の説明図を示す。 この発明の実施の形態3に係る監視カメラ装置の映像多重メモリ部がデジタル映像データの補助データ期間にログデータを多重するデータ構成の説明図を示す。 この発明の実施の形態3に係る監視カメラ装置の処理のフローチャートを示す。 この発明の実施の形態4に係る監視カメラ装置の映像多重メモリ部がデジタル映像データ上にログの符号化データを多重するデータ構成の説明図を示す。 この発明の実施の形態4に係る監視カメラ装置のデジタル映像の表示例を示す。 この発明の実施の形態4に係る監視カメラ装置の処理のフローチャートを示す。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る監視カメラ装置1を組み込んだネットワークカメラシステムの全体構成図を示す。このネットワークカメラシステムは、監視カメラ装置1a〜1c、ネットワーク2、映像記録装置3によって構成されている。このネットワークカメラシステムにおいて、監視カメラ装置1で生成したデジタル映像データとログデータ101a〜101cはネットワーク2を介して映像記録装置3に伝送され、映像記録装置3において記録される。
図2は、この発明の実施の形態1に係る監視カメラ装置1の構成図を示す。この監視カメラ装置1は、被写体を入力するレンズ部11、レンズ部11により入力された光信号102を電子データに変換してデジタル映像データ103を生成する撮像素子部12、時刻情報を元に時間情報302を生成し、撮像素子部12により生成されたデジタル映像データ103を時間情報302に基づくタイミングで符号化し符号化データ301を生成してバッファリングすると共に、符号化過程におけるエラーを検出してログデータ304を生成する映像処理部13と、映像処理部13により生成されたログデータ304に時間情報302を多重し、映像処理部13でバッファリングされている符号化データと時間的に同一となるよう、内部メモリ部15において、時間情報302を多重されたログデータ104をバッファリングするエラー監視部(CPU)14、ネットワーク2を介して符号化データ301や時間情報302を多重されたログデータ104等のデータを送信するネットワーク送信部16、映像処理部13によりバッファリングされている符号化データ301およびエラー監視部14によりバッファリングされている時間情報302を多重されたログデータ104を、隣り合ったアドレスに格納するメモリカード部(内蔵記録媒体部)17を備えている。
映像処理部13は、撮像素子部12により生成されたデジタル映像データ103をバッファリングする映像受信メモリ部31、映像受信メモリ部31によりバッファリングされたデジタル映像データ103を符号化する映像符号化部32、映像符号化部32により符号化された符号化データ301をバッファリングし、バッファリングされた符号化データ301をネットワーク送信部16、メモリカード部17へ送信する映像送信メモリ部33、自己クロックまたはネットワーク2から送出される時刻情報を元に時間情報302を生成する時間情報生成部34、時間情報生成部34により生成された時間情報302から映像符号化部32による符号化処理の基準となる映像符号化タイミング303を生成する映像符号化タイミング生成部35、映像受信メモリ部31によりバッファリングされたデジタル映像データ103、映像符号化部32により符号化された符号化データ301や、映像送信メモリ部33でバッファリングされた符号化データ301から符号化処理の過程におけるエラーを検出する他、制御内容の切替りや系の切替や監視カメラ装置1のリセットが入ったか否かを検出してログデータ304を生成するエラー検出部36によって構成されている。
メモリカード部17に格納された符号化データ301と時間情報302を多重されたログデータ104については、メモリカード部17に直接パソコンなどの再生装置によってアクセスすることにより確認することができる。また、ネットワーク2に接続した外部機器によってもメモリカード部17に格納されたデータ105をネットワーク2を介して読み込むことにより確認することができる。
次に動作の説明を行う。図3は、この発明の実施の形態1に係る監視カメラ装置の処理のフローチャートを示す。まず、レンズ部11が被写体を入力し、撮像素子部12がレンズ部11によって入力された光信号102を電子データに変換し、デジタル映像データ103として映像処理部13に出力する(ステップST11)。映像処理部13において時間情報生成部34が時間情報302を生成し、映像符号化タイミング生成部35およびエラー監視部14へ出力する(ステップST12)。映像処理部13は、光電子変換されたデジタル映像データ103に対して映像処理を行い(ステップST13)、符号化データ301を生成し、符号化データ301をバッファリングしてネットワーク送信部16およびメモリカード部17に出力する(ステップST14)。
次に、映像処理部13において、エラー検出部36がログデータ304を生成してエラー監視部14へ出力する(ステップST15)。エラー監視部14が、映像処理部13の、時間情報生成部34により生成された時間情報302と、エラー検出部36により生成されたログデータ304を多重することにより時間情報302を多重されたログデータ104を生成し(ステップST16)、エラー監視部14の内部メモリ部15において時間情報302を多重されたログデータ104をバッファリングしてネットワーク送信部16およびメモリカード部17へ出力する(ステップST17)。
このとき、映像送信メモリ部33においてバッファリングされた符号化データ301と時間的に同一となるように、エラー監視部14は時間情報302を多重されたログデータ104を内部メモリ部15においてバッファリングする。そして、メモリカード部17は、映像処理部13によりバッファリングされている符号化データ301およびエラー監視部14によりバッファリングされている時間情報302を多重されたログデータ104を、隣り合ったアドレスに格納する(ステップST18)。その後、ネットワーク送信部16は、符号化データ301と時間情報302を多重されたログデータ104をネットワーク2へ送出し(ステップST19)、処理を終了する。
図4は、この発明の実施の形態1に係る監視カメラ装置1のメモリカード部17への書き込み構成の説明図を示す。符号化データ(1−1)とログデータ(1−2)、符号化データ(2−1)とログデータ(2−2)、符号化データ(3−1)とログデータ(3−2)は、それぞれ同一の時間情報を有しており、これら同一の時間情報を有する符号化データ(1)とログデータ(2)は、メモリカード部17上において隣り合ったアドレスに格納される。
次に、映像処理部13の動作について詳細に説明を行う。図5は、この発明の実施の形態1に係る監視カメラ装置1の映像処理部13の処理のフローチャートを示す。まず、映像受信メモリ部31が撮像素子部12により光電子変換されたデジタル映像データ103をバッファリングし、デジタル映像データ103を映像符号化部32およびエラー検出部36へ出力する(ステップST21)。
次に、時間情報生成部34が自己クロックまたはネットワーク2から送入される時刻情報を元に時間情報302を生成し、映像符号化タイミング生成部35とエラー監視部14に出力する(ステップST22)。時間情報生成部34により生成された時間情報302から映像符号化タイミング生成部35が映像符号化タイミング303を生成し、映像符号化部32へ出力する(ステップST23)。映像符号化部32では、映像符号化タイミング生成部35により生成された映像符号化タイミング303を基準にして、映像受信メモリ部31においてバッファリングされたデジタル映像データ103をJPEGなどの符号化データに符号化する(ステップST24)。その後、映像送信メモリ部33が、映像符号化部32により符号化された符号化データ301をバッファリングし(ステップST25)、映像送信メモリ部33がバッファリングされた符号化データ301をネットワーク送信部16およびメモリカード部17へ出力する(ステップST26)。
エラー検出部36は、映像受信メモリ部31でバッファリングされたデジタル映像データ103や符号化データ301や、映像送信メモリ部33でバッファリングされた符号化データ301からエラーを検出する他、制御内容の切替や系の切替や監視カメラ装置1のリセットが入ったか否かを検出し、ログデータ304を生成し、エラー監視部14へ出力し(ステップST27)、処理を終了する。なお、エラーの検出方法は本発明の内容とは関係ないため記述しない。
メモリカード部17に既に格納された映像を再生する場合、メモリカード部17に保存されているログデータの内容に基いて、同時刻の映像を検索することが可能となる。例えば、ユーザが「監視カメラ装置にエラーが発生したときの映像」の再生を所望する場合、時間情報302を多重されたログデータ104の中から「監視カメラ装置にエラーが発生した」という記録を検索し、メモリカード部17において、検索により抽出された時間情報302を多重されたログデータ104の隣り合ったアドレスに格納されている符号化データ301をユーザに提示することにより、ログデータの解析を効率的に行うことができる。
以上のように、この発明の実施の形態1によれば、時刻情報を元に時間情報302を生成し、デジタル映像データ103を時間情報302に基づくタイミングで符号化し符号化データ301を生成してバッファリングすると共に、符号化過程におけるエラーを検出してログデータ304を生成する映像処理部13と、映像処理部13により生成されたログデータ304に時間情報302を多重し、映像処理部13でバッファリングされている符号化データ301と時間的に同一となるよう、時間情報302を多重されたログデータ104をバッファリングするエラー監視部14と、映像処理部13によりバッファリングされている符号化データ301およびエラー監視部14によりバッファリングされている時間情報302を多重されたログデータ104を、隣り合ったアドレスに格納する内蔵記録媒体部17とを備えるように構成したので、ログデータの内容をキーワードにして映像の検索が可能となり、障害発生時のエラー解析時間を短縮するという効果がある。
実施の形態2.
図6は、この発明の実施の形態2に係る監視カメラ装置1の構成図を示し、実施の形態1の図2に示す監視カメラ装置1との違いは、同一時間情報を有する符号化データ301に時間情報302を多重されたログデータ104を多重してメモリカード部17へ書き込む映像多重メモリ部18を追加で有し、また、メモリカード部17に書き込むデータの構成が異なる点のみであり、実施の形態1において説明したものと同様の構成には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
動作の説明を行う。図7は、この発明の実施の形態2に係る監視カメラ装置の処理のフローチャートを示す。まず、レンズ部11が被写体を入力し、撮像素子部12がレンズ部11によって入力された光信号102を電子データに変換し、デジタル映像データ103として映像処理部13に出力する(ステップST31)。映像処理部13において時間情報生成部34が時間情報302を生成し、映像符号化タイミング生成部35およびエラー監視部14へ出力する(ステップST32)。映像処理部13は、光電子変換されたデジタル映像データ103に対して映像処理を行い(ステップST33)、符号化データ301を生成し、符号化データ301をバッファリングしてネットワーク送信部16および映像多重メモリ部18に出力する(ステップST34)。
次に、映像処理部13において、エラー検出部36がログデータ304を生成してエラー監視部14へ出力する(ステップST35)。エラー監視部14が、映像処理部13の、時間情報生成部34により生成された時間情報302と、エラー検出部36により生成されたログデータ304を多重することにより時間情報302を多重されたログデータ104を生成し(ステップST36)、エラー監視部14が、内部メモリ部15において時間情報302を多重されたログデータ104をバッファリングしてネットワーク送信部16および映像多重メモリ部18へ出力する(ステップST37)。
このとき、エラー監視部14は映像送信メモリ部33でバッファリングされた符号化データ301と時間的に同一となるように、時間情報302を多重されたログデータ104を内部メモリ部15でバッファリングする。映像多重メモリ部18は、符号化データ301に同一の時間情報302を多重されたログデータ104を多重し、ログデータを多重された符号化データ106を生成し(ステップST38)、メモリカード部17はログデータを多重された符号化データ106を格納する(ステップST39)。ネットワーク送信部16は、符号化データ301と時間情報302を多重されたログデータ104をネットワーク2へ送出し(ステップST40)、処理を終了する。
図8は、この発明の実施の形態2に係る監視カメラ装置1のログデータを多重した符号化データ106をメモリカード部17に書き込むときの構成の説明図を示す。ログデータを多重された符号化データ(1)〜(3)はそれぞれ、映像処理部13により符号化された符号化データ301に同一の時間情報302を多重されたログデータ104を多重されている。
図9は、この発明の実施の形態2に係る監視カメラ装置1の映像多重メモリ部18が符号化データ301に時間情報302を多重されたログデータ104を多重するデータ構成の説明図を示す。デジタル映像データは、同期情報、フレーム情報(時間情報を含む)、符号化データで構成されており、そこに同一の時間情報を有するログデータが多重されている。
なお、実施の形態2に係る監視カメラ装置1の映像処理部13の処理については、図5に示す実施の形態1に係る監視カメラ装置1の映像処理部13の処理と同様である。
メモリカード部17に既に格納された映像を再生する場合、メモリカード部17に保存されているログデータの内容に基いて、同時刻の映像を検索することが可能となる。例えば、ユーザが「監視カメラ装置にエラーが発生したときの映像」の再生を所望する場合、時間情報302を多重されたログデータ104の中から「監視カメラ装置にエラーが発生した」という記録を検索し、メモリカード部17において、検索により抽出された時間情報302を多重されたログデータ104がデータに多重された符号化データ106をユーザに提示することにより、ログデータの解析を効率的に行うことができる。
以上のように、この発明の実施の形態2によれば、時刻情報を元に時間情報302を生成し、デジタル映像データ103を時間情報302に基づくタイミングで符号化し符号化データ301を生成してバッファリングすると共に、符号化についての処理の過程におけるエラーを検出してログデータ304を生成する映像処理部13と、映像処理部13により生成されたログデータ304に時間情報302を多重し、映像処理部13でバッファリングされている符号化データ301と時間的に同一となるよう、時間情報302を多重されたログデータ104をバッファリングするエラー監視部14と、映像処理部13によりバッファリングされている符号化データ301にエラー監視部14によりバッファリングされている時間情報302を多重されたログデータ104を時間的に同一となるように多重する映像多重メモリ部18と、映像多重メモリ部18により時間的に同一なログデータを多重された符号化データ106を格納する内蔵記録媒体部17とを備えるように構成したので、ログデータをキーワードにして映像の検索が可能となる。また、データを1種類にすることが可能なので、障害発生時のエラー解析時間をさらに短縮するという効果がある。
実施の形態3.
実施の形態3に係る監視カメラ装置1は、実施の形態2に係る監視カメラ装置1と同様に、図8に示すように、符号化データ301に時間情報302を多重されたログデータ104を多重してメモリカード部17に書き込むものである。実施の形態3に係る監視カメラ装置1の構成と図6に示す実施の形態2に係る監視カメラ装置1の構成との違いは、映像多重メモリ部18が符号化データ301の補助データ期間に同一の時間情報302を多重されたログデータ104を多重する点のみであり、実施の形態1,2において説明したものと同様の構成には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図10は、この発明の実施の形態3に係る監視カメラ装置の符号化データ301の補助データ期間に時間情報302を多重されたログデータ104を多重するデータ構成の説明図を示す。符号化データ301は、映像符号化データと例えばJEITA CP−3451Aで規定されているExif(Exchangeable image file format)のAPP1(アプリケーション・マーカセグメント)などの補助データに分けることができるが、実施の形態3に係る監視カメラ装置の映像多重メモリ部18は、図10に示すように、符号化データ301の補助データ期間に時間情報302を多重されたログデータ104を多重している。例えば、Exifで規定されたその他のタグである画像タイトル(Image Description)にログデータを書き込む。
動作の説明を行う。図11は、この発明の実施の形態3に係る監視カメラ装置1の処理のフローチャートを示す。まず、レンズ部11が被写体を入力し、撮像素子部12がレンズ部11によって入力された光信号102を電子データに変換し、デジタル映像データ103として映像処理部13に出力する(ステップST41)。映像処理部13において時間情報生成部34が時間情報302を生成し、映像符号化タイミング生成部35およびエラー監視部14へ出力する(ステップST42)。映像処理部13は、光電子変換されたデジタル映像データ103に対して映像処理を行い(ステップST43)、符号化データ301を生成し、符号化データ301をバッファリングしてネットワーク送信部16および映像多重メモリ部18に出力する(ステップST44)。
次に、映像処理部13において、エラー検出部36がログデータ304を生成してエラー監視部14へ出力する(ステップST45)。エラー監視部14が、映像処理部13の、時間情報生成部34により生成された時間情報302と、エラー検出部36により生成されたログデータ304を多重することにより時間情報302を多重されたログデータ104を生成し(ステップST46)、エラー監視部14が、内部メモリ部15において時間情報302を多重されたログデータ104をバッファリングしてネットワーク送信部16および映像多重メモリ部18へ出力する(ステップST47)。
このとき、エラー監視部14は、映像送信メモリ部33でバッファリングされた符号化データ301と時間的に同一となるように、時間情報302を多重されたログデータ104を内部メモリ部15でバッファリングする。映像多重メモリ部18は、符号化データ301内の補助データ期間に同一の時間情報302を多重されたログデータ104を多重し、ログデータを多重された符号化データ106を生成し(ステップST48)、メモリカード部17がログデータを多重された符号化データ106を格納する(ステップST49)。ネットワーク送信部16は、符号化データ301と時間情報302を多重されたログデータ104をネットワーク2へ送出し(ステップST50)、処理を終了する。
メモリカード部17に既に格納された映像を再生する場合、メモリカード部17に保存されているログデータの内容に基いて、同時刻の映像を検索することが可能となる。例えば、ユーザが「監視カメラ装置にエラーが発生したときの映像」の再生を所望する場合、時間情報302を多重されたログデータ104の中から「監視カメラ装置にエラーが発生した」という記録を検索し、メモリカード部17において、検索により抽出された時間情報302を多重されたログデータ104を補助データ期間に多重された符号化データ106をユーザに提示することにより、ログデータの解析を効率的に行うことができる。
以上のように、この発明の実施の形態3によれば、映像多重メモリ部18は、映像処理部13によりバッファリングされている符号化データ301の補助データ期間にエラー監視部14によりバッファリングされている時間情報302を多重されたログデータ104を多重するように構成したので、ログデータをキーワードにして映像の検索が可能となる。また、データを1種類にすることが可能なので、障害発生時のエラー解析時間をさらに短縮することができる。
実施の形態4.
実施の形態4に係る監視カメラ装置1は、実施の形態2に係る監視カメラ装置1と同様に、図8に示すように、符号化データ301に時間情報302を多重されたログデータ104を多重してメモリカード部17に書き込むものである。実施の形態4に係る監視カメラ装置1の構成と図6に示す実施の形態2の監視カメラ装置1の構成との違いは、監視カメラの表示画像にログデータを重畳表示させるため、ログデータをビットマップ化し、このビットマップをさらに符号化して生成したログの符号化データを、映像符号化データに多重している点である。具体的には、映像多重メモリ部18が符号化データ301上に同一の時間情報302を多重されたログデータ104を符号化データに変換して多重する点のみであり、実施の形態1,2において説明したものと同様の構成には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図12は、この発明の実施の形態4に係る監視カメラ装置の映像多重メモリ部18が符号化データ301上にログの符号化データを多重するデータ構成の説明図を示し、図13は、この発明の実施の形態4に係る監視カメラ装置のデジタル映像の表示例を示す。図12に示すように符号化データ301上に時間情報302を多重されたログデータ104を符号化データに変換して多重しているので、図13に示すように表示されるデジタル映像上でログ内容が確認できる。
動作の説明を行う。図14は、この発明の実施の形態4に係る監視カメラ装置の処理のフローチャートを示す。まず、レンズ部11が被写体を入力し、撮像素子部12がレンズ部11によって入力された光信号102を電子データに変換し、デジタル映像データ103として映像処理部13に出力する(ステップST51)。映像処理部13において時間情報生成部34が時間情報302を生成し、映像符号化タイミング生成部35およびエラー監視部14へ出力する(ステップST52)。映像処理部13は、光電子変換されたデジタル映像データ103に対して映像処理を行い(ステップST53)、符号化データ301を生成し、符号化データ301をバッファリングしてネットワーク送信部16および映像多重メモリ部18に出力する(ステップST54)。
次に、映像処理部13において、エラー検出部36がログデータ304を生成してエラー監視部14へ出力する(ステップST55)。エラー監視部14が、映像処理部13の、時間情報生成部34により生成された時間情報302と、エラー検出部36により生成されたログデータ304を多重することにより時間情報302が多重されたログデータ104を生成し(ステップST56)、エラー監視部14が、内部メモリ部15において時間情報302を多重されたログデータ104をバッファリングしてネットワーク送信部16および映像多重メモリ部18へ出力する(ステップST57)。
このとき、エラー監視部14は、映像送信メモリ部33でバッファリングされた符号化データ301と時間的に同一となるように、時間情報302を多重されたログデータ104を内部メモリ部15でバッファリングする。映像多重メモリ部18は、符号化データ301上に同一の時間情報302を多重されたログデータ104をビットマップ化し、このビットマップをさらに符号化して生成したログの符号化データを、映像符号化データ301に多重して、ログデータを多重された符号化データ106を生成し(ステップST58)、メモリカード部17がログデータを多重された符号化データ106を格納する(ステップST59)。ネットワーク送信部16は、符号化データ301と時間情報302を多重されたログデータ104をネットワーク2へ送出し(ステップST60)、処理を終了する。
メモリカード部17に既に格納された映像を再生する場合、メモリカード部17に保存されているログデータの内容に基いて、同時刻の映像を検索することが可能となる。例えば、ユーザが「監視カメラ装置にエラーが発生したときの映像」の再生を所望する場合、「監視カメラ装置にエラーが発生した」という記録を映像上で検索し、その映像データをユーザに提示することにより、ログデータの解析を効率的に行うことができる。
以上のように、この発明による実施の形態4によれば、映像多重メモリ部18は、映像処理部18によりバッファリングされている符号化データ301上にエラー監視部14によりバッファリングされている時間情報302を多重されたログデータ104を符号化データに変換して多重するように構成したので、映像をモニタしながらログデータをキーワードにして映像の検索が可能となり、障害発生時のエラー解析時間をさらに短縮することができる。
実施の形態5.
実施の形態2〜4では、エラー監視部14により時間情報302を多重されたログデータ104を符号化データ301に多重する構成を示したが、時間情報302を多重されたログデータ104の内容に応じて、これらの構成のどれかを使用するように組み合わせて構成してもよく、また、実施の形態1のように、時間情報302を多重されたログデータ104を符号化データ301に多重しないように構成してもよい。
以上のように、実施の形態5では、ログデータの内容によって、実施の形態1〜4の構成を組み合わせるように構成したので、時間情報302を多重されたログデータ104をキーワードにして、特定の構成に記憶した映像情報だけを検索することが可能となり、障害発生時のエラー解析時間をさらに短縮するという効果がある。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 監視カメラ装置、2 ネットワーク、3 映像記録装置、11 レンズ部、12 撮像素子部、13 映像処理部、14 エラー監視部、15 内部メモリ部、16 ネットワーク送信部、17 メモリカード部(内蔵記録媒体部)、18 映像多重メモリ部、31 映像受信メモリ部、32 映像符号化部、33 映像送信メモリ部、34 時間情報生成部、35 映像符号化タイミング生成部、36 エラー検出部、101 デジタル映像データとログデータ、102 光信号、103 デジタル映像データ、104 時間情報を多重されたログデータ、105 メモリカード部に格納されたデータ、106 ログデータを多重された符号化データ、301 符号化データ、302 時間情報、303 映像符号化タイミング、304 ログデータ。

Claims (4)

  1. 映像を撮像してデジタル映像データを生成する監視カメラ装置において、
    時刻情報を元に時間情報を生成し、前記デジタル映像データを前記時間情報に基づくタイミングで符号化し符号化データを生成してバッファリングすると共に、前記符号化過程におけるエラーを検出してログデータを生成する映像処理部と、
    前記映像処理部により生成されたログデータに前記時間情報を多重し、前記映像処理部でバッファリングされている符号化データと時間的に同一となるよう、前記時間情報を多重されたログデータをバッファリングするエラー監視部と、
    前記映像処理部によりバッファリングされている符号化データおよび前記エラー監視部によりバッファリングされている前記時間情報を多重されたログデータを、隣り合ったアドレスに格納する内蔵記録媒体部とを備える
    ことを特徴とする監視カメラ装置。
  2. 映像を撮像してデジタル映像データを生成する監視カメラ装置において、
    時刻情報を元に時間情報を生成し、前記デジタル映像データを前記時間情報に基づくタイミングで符号化し符号化データを生成してバッファリングすると共に、前記符号化についての処理の過程におけるエラーを検出してログデータを生成する映像処理部と、
    前記映像処理部により生成されたログデータに前記時間情報を多重し、前記映像処理部でバッファリングされている符号化データと時間的に同一となるよう、前記時間情報を多重されたログデータをバッファリングするエラー監視部と、
    前記映像処理部によりバッファリングされている符号化データに前記エラー監視部によりバッファリングされている時間情報を多重されたログデータを時間的に同一となるように多重する映像多重メモリ部と、
    前記映像多重メモリ部により時間的に同一なログデータを多重された符号化データを格納する内蔵記録媒体部とを備える
    ことを特徴とする監視カメラ装置。
  3. 前記映像多重メモリ部は、前記映像処理部によりバッファリングされている符号化データの補助データ期間に、前記エラー監視部によりバッファリングされている時間情報を多重されたログデータを多重する
    ことを特徴とする請求項2記載の監視カメラ装置。
  4. 前記映像多重メモリ部は、前記映像処理部によりバッファリングされている符号化データ上に、前記エラー監視部によりバッファリングされている時間情報を多重されたログデータを符号化データに変換して多重する
    ことを特徴とする請求項2記載の監視カメラ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018110397A (ja) * 2016-12-30 2018-07-12 アクシス アーベー 方法、およびコンピュータ装置

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