JP2013154063A - 眼底撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 効率よく波面収差の補正を行うことができ、指定位置での眼底画像の取得をスムーズに行うことのできる眼底撮影装置を提供する。
【解決手段】 眼底撮影装置は、照明光にて照明された眼底からの反射光を受光素子で受光して眼底の撮影画像を得る撮影光学系と眼底の反射光に含まれる波面収差を検出して波面収差を補正する波面補償部を有する撮影ユニットと、眼底の撮影位置を指定する指定手段と、指定手段で指定された撮影位置を撮影するため撮影ユニットを制御する制御手段とを備え、制御手段は指定された撮影位置が撮影可能とされるまでは波面補償部による補正を行わない制御をする。

【選択図】 図5

Description

本発明は被検者眼の波面収差を補正した状態で眼底撮影をする眼底撮影装置に関する。
従来、波面収差を補正した状態で眼底撮影をする眼底撮影装置として、波面補償部により眼の波面収差を取り除いた状態で細胞レベルの高倍率で眼底の第1撮影画像を得る第1撮影ユニットと、第1撮影画像の撮影位置を決めるために,黄斑など眼底の特徴部分が確認出来る画角で眼底の第2撮影画像を得る第2撮影ユニットを備える眼底撮影装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このような眼底撮影装置では第1撮影ユニットによる高倍率な撮影を行うために、第2撮影画像上での指定位置に対して局所的に照明光が照射される。眼底からの反射光が波面補償部の波面センサで受光されると、検出された波面収差を取り除くように波面補償部が駆動制御される。これにより細胞レベルの高倍率の眼底画像が第1撮影ユニットによって好適に撮影されるようになる。
特開2010‐259543号公報
眼底の第1撮影画像の撮影位置を変えるとき、第2撮影画像上で第1撮影画像の撮影位置が再指定されると、入力信号に基づき眼底に対する照明光の照射位置が移動されるが、照明光の移動に伴って波面センサで検出される波面収差に乱れが生じ易くなる。この時、波面補償部による波面収差の検出又は補正の処理が継続されていると、撮影位置の移動中に検出される波面収差に対する処理によって、新しい撮影位置で第1撮影画像が安定して撮影されるまでに時間を要してしまう。
また第1撮影画像の撮影位置の移動中は、被検者眼の固視の変化や瞬きなどの影響を受け易い状態になっており、移動中に生じた波面収差の乱れが顕著であると、眼と装置との位置合わせの再設定等の操作が必要となり、検者及び被検者にとって負担となる。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、波面収差を補正した状態で眼底撮影をする眼底撮影装置において、効率よく波面収差の補正を行うことができ、指定位置での眼底画像の取得をスムーズに行うことのできる眼底撮影装置を提供することを技術課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とする。
(1) 光源から発せられた照明光を被検者眼の眼底に対して照射し、眼底からの反射光を受光素子で受光して眼底の撮影画像を得る撮影光学系と,眼底からの反射光に含まれる波面収差を検出して検出結果に基づき波面収差を補正するための波面補償部とを備える撮影ユニットと、眼底における撮影位置を指定するための指定手段と、該指定手段で指定された撮影位置を撮影するように前記撮影ユニットを制御する制御手段であって,前記指定された撮影位置が撮影可能とされるまでは前記波面補償部による前記補正を行わないように制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
(2) (1)に記載の眼底撮影装置において、前記撮影ユニットは、第1光源から発せられた照明光を被検者眼の眼底に対して局所的に照射し、前記波面補償部により波面補正された眼底からの反射光を受光素子で受光して眼底の第1撮影画像を細胞レベルで得る第1撮影光学系と、前記眼底上の前記第1撮影画像の撮影位置を指定するために,前記第1撮影画像より広画角の第2撮影画像を撮影する第2撮影光学系と、を含むことを特徴とする。
(3) (2)に記載の眼底撮影装置は、前記指定手段で指定された撮影位置に合わせて前記第1光源から発せられる前記照明光を偏向させる光偏向手段を備え、前記制御手段は前記撮影位置に前記照明光が位置するように前記光偏向手段による偏向動作を制御すると共に,該偏向動作中は前記波面補償部による前記補正を行わないように制御することを特徴とする。
(4) (3)に記載の眼底撮影装置において、前記制御手段は前記波面補償部による波面収差の検出の停止,又は補正処理の停止、並びに前記第1光源を消灯させる制御の少なくとも一つの制御を実行することにより、前記補正を行わない制御とすることを特徴とする。
(5) (4)に記載の眼底撮影装置において、前記制御手段は、前記撮影位置の移動完了後、前記波面補償光学系による波面収差の検出及び補正の処理を再開することを特徴とする。
(6) (5)に記載の眼底撮影装置において、前記撮影画像を表示するための表示部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、高倍率の眼底画像をスムーズに取得できる眼底撮影装置を提供できる。
本発明の実施形態を説明する。図1は眼底撮影装置500の外観図である。眼底撮影装置500は、基台502、撮影部503、顔支持ユニット504を備える。基台502上に取り付けられた撮影部503の内部には後述する光学系が収納される。顔支持ユニット504は顎台505備え、顎台505は駆動手段(図示を略す)の駆動により顔支持ユニット4の基部に対して三次元方向に移動される。
図2に眼底撮影装置500の光学系の説明図を示す。光学系は被検者眼Eの細胞レベルの眼底画像(以下、第1撮影画像と記す)を得る第1撮影ユニット100、第1撮影画像の撮影位置を指定するために、第1撮影ユニット100よりも広い画角の眼底画像(以下、第2撮影画像と記す)を得る第2撮影ユニット200を備える。
第1撮影ユニット100は共焦点光学系を用いた走査型レーザー検眼鏡の構成とされ、眼Eに照明光(照明光束)を照射して眼底を2次元的に照明する第1照明光学系100aと、眼底に照射された照明光の反射光(反射光束)を受光して第1撮影画像を得る第1撮影光学系100b、更に眼Eの波面収差を検出して低次収差及び高次収差を取り除く波面補償ユニット110を有する。
(第1撮影ユニット)
第1照明光学系100aは光源1(第1光源)を備え、光源1から眼底に到る光路に、レンズ2、偏光ビームスプリッタ4、ビームスプリッタ71、凹面ミラー6、凹面ミラー7、平面ミラー8、波面補償デバイス72、ビームスプリッタ75、凹面ミラー11、凹面ミラー12、走査部15、凹面ミラー16、凹面ミラー17、を備える。そして、さらに、平面ミラー21、レンズ22、平面ミラー23、視度補正部10、平面ミラー25、凹面ミラー26、偏向部400、ダイクロイックミラー90、凹面ミラー31、平面ミラー32、平面ミラー33、凹面ミラー35が配置されている。
第1照明光学系100aの構成を説明すると、光源1は、被検者眼に視認されにくい近赤外から赤外域で眼底を照明する周知の赤外光源であり、例えば、波長840nmのSLD(Super Luminescent Diode)光源や、収束性の高いスポット光を出射する半導体レーザー等が用いられる。
偏光ビームスプリッタ4は、光源1からの照射光のうちS偏光成分の光束を通過しその他(P偏向成分など)の光束を遮光する。ビームスプリッタ71は、光源1の波長の光を透過し、後述する収差検出用光源76の波長の光を反射する特性を持つ。
波面補償デバイス72は、後述する波面センサ73で検出された眼底反射光に含まれる収差を除去するように制御される。
なお波面補償デバイス72は、例えば、液晶空間位相変調器とし、反射型のLCOS(Liquid Crystal On Silicon)等が用いられる。波面補償デバイス72は、光源1からの照明光(S偏光光)、照明光の眼底での反射光(S偏光光)、波面収差検出用光の反射光(S偏光成分)等の所定の直線偏光(S偏光)に対して収差を補償することが可能な向きに配置されており、波面補償デバイス72は入射光のS偏光成分を変調する。また波面補償デバイス72は、その液晶層内の液晶分子の配列方向が入射する反射光の偏光面と略平行であり、さらに液晶分子が液晶層への印加電圧の変化に応じて回転する所定の面が、波面補償デバイス72に対する眼底からの反射光の入射光軸及び反射光軸と波面補償デバイス72が持つミラー層の法線とを含む平面に対して略平行になるように配置されている。
なおここでは、波面補償デバイス72を液晶変調素子とし、反射型のLCOS(Liquid Crystal On Silicon)等を用いているが、反射型の波面補償デバイスであれば良く、例えば、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)の一形態のデフォーマブルミラーが用いられても良い。また反射型の波面補償デバイス以外にも、眼底からの反射光を透過して波面収差を補償する透過型の波面補償デバイスを用いても良い。
走査部15は、光源1から照射された照明光(スポット光)を偏向させて眼底上で一次元方向に走査する構成とされ、本実施形態では照明光の照射位置を眼底で水平方向(X方向)に偏向させるレゾナントミラーと、レゾナントミラーを駆動する駆動部から構成される。
眼Eの視度補正のために光路長を変える視度補正部10は、ここでは2枚の平面ミラーと2つのレンズ(図番号を略す)、駆動部10aで構成されており、駆動部10aの駆動で平面ミラー及びレンズが矢印A方向に移動されることで、光路長が変更され視度が補正される。これ以外にも視度補正部10には平面ミラーとレンズに変えて光軸方向に移動可能なプリズムを用いることもできる。
偏向部400は、走査部15を経た照明光を水平方向及び垂直方向に偏向させる役目を持ち、本実施形態ではX方向及びY方向に走査するための2枚のガルバノミラーで構成されている。偏向部400がXY方向に偏向されることで第1光源からの照明光の照射位置が眼底上で二次元方向に移動される。
ダイクロイックミラー90は、第2撮影ユニット200等の光路を第1照明光学系100aと略同軸にする。ダイクロイックミラー90は、第2撮影ユニット200からの光束を透過させ、光源1及び後述する光源76からの光束を反射する特性を有する。
以上のような構成により、光源1から出射された照明光は、レンズ2で平行光とされた後、偏光ビームスプリッタ4を経て、ビームスプリッタ71、凹面ミラー6から平面ミラー8で反射され、波面補償デバイス72に入射する。波面補償デバイス72に反射された照明光は、ビームスプリッタ75を介し、凹面ミラー11、12で反射されて走査部15に入射される。
走査部15で反射された照明光は、凹面ミラー16から平面ミラー21で反射され、レンズ22に集光された後、平面ミラー23で反射され、更に視度補正部10を介して、平面ミラー25、凹面ミラー26で反射されて、偏向部400に入射される。偏向部400で反射された照明光は、ダイクロイックミラー90から凹面ミラー35で反射されて、眼Eの眼底に集光する。この状態で走査部15及び偏向部400の偏向動作が駆動制御されることで、照明光による眼底の2次元走査が行われる。
第1撮影光学系100bは、第1照明光学系100aのダイクロイックミラー90からビームスプリッタ71までの光路を共通とし、更にビームスプリッタ71の反射光路上に平面ミラー51、偏光ビームスプリッタ52、レンズ53、ピンホール板54、レンズ55、受光素子56が配置されている。
偏光ビームスプリッタ52はS偏光成分の光束のみを通過しその他(P偏向成分など)の光束を遮光する。ピンホール板54は眼底と共役位置に置かれる。受光素子56にはAPD(アバランシェフォトダイオード)が用いられるとする。これ以外にも受光素子56にはPMT(Photomultiplier Tube)や光電子倍増管等を用いることもできる。
光源1からの照明光による眼底からの反射光は、第1照明光学系100aを逆に辿り、ビームスプリッタ71、平面ミラー51で反射され、偏光ビームスプリッタ52でS偏光成分の光束だけ透過される。偏光ビームスプリッタ52を透過した光束は、レンズ53を介してピンホール板54のピンホールに焦点を結び、レンズ55を経て受光素子56で受光される。
なお、角膜からの反射光はピンホール板54によって大部分が除去される。これにより角膜反射光による画像への影響が抑えられ、受光素子56で眼底からの反射光が好適に受光される。以上のような第1撮影光学系100bによる眼底画像の撮影画角は、例えば1度から5度程度であるとする。
第1照明光学系100aと光路を一部共用する波面補償部110は、光源76、レンズ77、偏光ビームスプリッタ78、ビームスプリッタ75、71、ダイクロイックミラー86、偏光板85、レンズ84、平面ミラー83、レンズ82、波面センサ73を含む。つまり波面補償部110は、第1照明光学系100aの光路に置かれるビームスプリッタ71から凹面ミラー35までの光学部材を共用する。
波面補償部110の構成を説明する。光源76には、光源1とは異なる赤外域の光束を発するレーザダイオードが用いられる。例えば本実施形態では波長780nmのレーザー光を出射する光線76が使用される。なお第1光源1と収差検出用の光源76は併用されても良い。
偏光ビームスプリッタ(第1偏光手段)78は、光源76からの光束を、偏光ビームスプリッタ4でS偏光された光源1からの光束に直交するP偏光の光束に偏光する。
ビームスプリッタ75は、波面補償部110の光束を第1照明光学系の光路に導く。ビームスプリッタ71は、光源1の波長の光(840nm)を透過し、収差検出用の光源76の波長光(780nm)を反射する特性を持つ。これにより波面センサ73は、照射されたレーザー光による眼底からの散乱光のうちS偏光成分を持つ光を検出する。ダイクロイックミラー86は、光源1の波長の光(840nm)を透過し、収差検出用の光源76の波長光(780nm)を反射する。偏光板(第2偏光手段)85は、光源76から眼Eに照射された偏光方向の光束(P偏光光)を遮断し、この偏光方向に直交する偏光方向の光束(S偏光光)を透過する。
波面センサ73は、被検者眼の反射光に含まれる低次収差及び高次収差を検知するものが用いられる。例えば多数のマイクロレンズからなるマイクロレンズアレイと、マイクロレンズアレイを透過した光束を受光させるための二次元撮像素子73a(2次元受光素子)から構成される。また収差検出用の光源76(第3光源)は、光源1とは異なる赤外帯域の光束を発するものが選択される。例えば本実施形態では、波長780nmのレーザー光を出射するレーザダイオードが用いられており、光源76の出射端は眼底と共役関係とされる。なお波面センサ73には、ハルトマンシャック検出器や光強度の変化を検出する波面曲率センサ等を用いることができる。
なお走査部15、波面補償デバイス72の反射面、波面センサ73の受光面は眼Eの眼底と略共役とされる。
光源76から出射されたレーザー光は、レンズ77で平行光とされた後、偏光ビームスプリッタ78で光源1からの照明光と直交する偏光方向(P偏光)とされ、ビームスプリッタ75で第1照明光学系100aの光路に導かれる。
ビームスプリッタ75で反射したレーザー光は、第1照明光学系100aの光路を経て眼底に集光される。眼底からの反射光は、第1照明光学系100aの各光学部材を経て波面補償デバイス72で反射され、ビームスプリッタ71により第1照明光学系100aの光路から外され、ダイクロイックミラー86で反射された後、偏光板85、レンズ84、平面ミラー83、レンズ82を経て波面センサ73へと導かれる。これにより波面センサ73では眼底からの散乱光のうちS偏光成分を持つ光が検出され、角膜や光学素子で反射された光束が、波面センサ73で検出されることが抑えられる。
以上のような波面補償部(補償光学系)110によって、波面センサ73で検出された光源76の眼底反射光の波面収差に基づいて、波面補償デバイス72が制御され、光源76の反射光のS偏光成分と共に、光源1から出射される照明光とその反射光の波面収差が取り除かれる。これにより眼Eの波面収差が取り除かれた(波面補償された)高解像度の第1撮影画像が得られる。つまり第1撮影画像の1画像を構築する画素数が、従来の広画角(例えば40度程度)の眼底画像と同程度となるように照明光の走査を行い、さらに波面補償を行うことで、狭画角(1.5度程度)でありながら細胞レベルまで観察できる高解像度・高倍率な眼底画像が得られるようになる。
(第2撮影ユニット)
第2撮影ユニットは、第1撮影ユニットの画角よりも広画角の眼底画像(第2撮影画像)を得る。得られた第2撮影画像は第1撮影画像の撮影位置の指定、撮影位置の確認用に用いられる。第2撮影画像を取得する第2撮影ユニット200は、眼Eの眼底画像を観察用として広画角(例えば20度〜60度程度)でリアルタイムに取得できればよく、既存の眼底カメラの観察・撮影光学系や走査型レーザー検眼鏡(Scanning Laser Ophthalmoscope:SLO)の光学系、及び制御系等が用いられる。ここでは説明の簡便のため第2撮影ユニット200の構成はブロック図で示す。
第2撮影ユニット200は、眼Eに照明光を照射し眼底を2次元的に照明する第2照明光学系と、眼底からの反射光を受光して第2撮影画像を撮像する第2撮影光学系から構成される。
第2照明光学系は、眼底を赤外光で照明する第2光源210、照明光を眼底上で2次元的に走査する走査部220等を備える。第2光源210には、例えば910nmの波長のレーザー光を出射するレーザダイオードが用いられる。走査部220は、X及びY方向の二次元方向にレーザー光を偏向(反射)するミラーを備える。なお第2撮影ユニット200による眼底画像の撮影画角が第1撮影ユニット100の画角より大きくなるように走査部220のミラーの振れ角が決定される。例えば、第2撮影画像によって眼底の特徴部を取得するために、黄斑部や乳頭を同時に撮影できる程度の画角を持つ構成とされる場合、画角は20〜60度程度とされる。第2撮影光学系は、眼底からの反射光を受光する受光素子251等を備える。
以上のような第2撮影ユニット200の光路はダイクロイックミラー90によって第1撮影ユニット100と略同軸にされ、第2光源210からの光束は、ダイクロイックミラー90から平面ミラー33を経て眼底に集光される。眼底に投影された光束は走査部220の駆動により眼底の広い範囲で2次元的に走査される。眼底からの反射光は平面ミラー33からダイクロイックミラー90までの光路を逆に経て、第2撮影光学系200bの受光素子251で受光される。これにより、第1撮影ユニット100の撮影の位置指定などに用いられる第2撮影画像が取得される。
なお、本実施形態では走査部220を用いて照明光を2次元的に走査して眼底を照明している。これ以外にも、例えばライン状のスリット光をラインと直交する方向に走査して眼底照明しても良く、ホールミラー等を用いた既存の眼底カメラの照明光学系にて眼底全体が一度に照明されても良い。
なお、上記の光学系に、眼Eの固視微動等による位置ずれの経時変化を検出して移動位置情報を得る周知のトラッキング用ユニット(位置検出部)が設けられても良い。
次に眼底撮影装置の制御系を説明する。図3は制御系のブロック図である。制御部80には上述の光学系の各構成(又は各構成を駆動させるための図示を略す駆動部)が接続される他、記憶部81、指定手段となるコントロール部92、モニタ70などが接続される。そして制御部80は、装置のアライメント動作、撮影動作、波面補償動作、トラッキング動作等の各種制御をする。
また本実施形態の制御部80は、第2撮影画像上で第1撮影画像の撮影位置を変える間に発生する波面収差の変化の影響を抑えるため、第1撮影画像の撮影位置が移動される間は、波面補償部110による波面収差の補正の処理を一旦停止させると共に、波面補償部110の状態を、第1撮影画像の撮影位置が移動される前の状態に保持させる。これによりモニタ70上での第1眼底画像の表示状態の乱れを抑えると共に、不要な波面補償の処理が行われないようにすることで、第1撮影画像の撮影動作がスムーズに継続されるようにする。第1撮影画像の撮影位置を移動させる際の制御部80の動作制御の詳細な説明は後述する。
記憶部81には、装置の動作に必要となる各種プログラムの他、コントロール部92による入力情報、取得された撮影情報(第1撮影画像及び第2撮影画像)など各種情報が記憶される。
コントロール部92は、各種入力操作に用いられる。例えば、検者が細胞レベルの第1撮影画像の撮影位置を第2撮影画像上で指定する位置指定等に用いられる。コントロール部92としては、モニタ70に設置されるタッチパネル、マウス等、スイッチ等の周知の入力部材が用いられる。
モニタ70には、制御部80による受光素子56、251の受光信号に基づき、画角の異なる眼底画像(つまり第1撮影画像及び第2撮影画像)が形成される。例えばモニタ70には所定のフレームレート(例えば10〜100Hz程度)で更新される眼底画像(第1撮影画像、及び第2撮影画像)が動画表示される他、記憶部81に記憶された眼底画像又は受光素子56、251から直接取得された眼底画像が静止画表示される。
次に以上のような構成を備える眼底撮影装置の動作を説明する。図4はモニタ70の表示画面の例である。
検者は固視灯(図示を略す)で眼Eを固視させた状態で、コントロール部92の操作で視度補正部10を駆動させて眼Eの視度補正をする。また第2撮影ユニット200で撮影されモニタ70上の所定領域に表示された第2撮影画像70bを確認しながらアライメントを完了させる。
アライメント完了後、制御部80は光源76、走査部15、波面補償デバイス72、波面センサ73の駆動により眼Eの波面収差の検出及び補正を開始すると共に、図4(a)に示されるように、第2撮影画像70b上(観察画像枠内)の第1撮影画像70aの撮影箇所に対応する位置にマークMを形成する。これにより第1撮影画像70aが第2撮影画像70b上のどの位置での拡大画像であるかが視覚的に示される。なお、ここでは初期状態として第2撮影ユニットの光軸(主光軸)を中心として所定画角(ここでは1.5度)の範囲が第1撮影画像70aの撮影位置に対応されている。
図4(b)に示されるように、コントロール部92の操作で第2撮影画像70b上での第1撮影画像の撮影位置が指定されると、制御部80は入力信号に基づき偏向部400のX方向及びY方向の傾斜角度を変えて、光源1からの照明光が指定された第1撮影画像の撮影位置に対応する眼底上の位置に照射されるようにする。
また制御部80は、波面センサ73で検出される光学分布(受光信号)から得られる結果に基づいて波面補償光学系110を動的に制御する。ここでは波面補償デバイス72が持つ液晶パネル(液晶層)によって、眼底からの反射光の回折像の拡がり具合が最小となるように、その液晶パネルの液晶分子が電圧制御で配列方向が変えられることで、位相分布を制御する。
以上のような波面収差の補正の完了が制御部80で検知されると、制御部80は第1撮影画像の撮影を開始する。制御部80は波面センサ73の信号(受光結果)に基づき、光源1、受光素子56を駆動する。光源1から出射された照明光は偏光ビームスプリッタ4でS偏光とされ、波面補償デバイス72で変調される。そして走査部15による偏向で2次元的に走査され、眼底に集光される。
眼底に集光された照明光の反射光は、走査部15を介して光路を逆に辿り、波面補償デバイス72の変調を受け、ビームスプリッタ71で反射(偏向)されて第1撮影光学系100bに導かれる。反射光は、偏光ビームスプリッタ52を介し、レンズ53でピンホール板54のピンホールに集光され、レンズ55を介して受光素子56に入射される。受光素子56の受光結果に基づき、制御部80は、図4(b)に示されるように、モニタ70に第2撮影画像70bと第1撮影画像70aとを並べて表示する。
なお、第2撮影画像70bは眼底の広い範囲を表示する観察画像であるのに対し、第2撮影画像70aは狭い画角であり、細胞レベルの観察が行える高倍率な眼底画像が動画表示される。
第2撮影画像70bにおける異なる領域(撮影箇所)を観察したい場合は、図4(c)に示されるように、コントロール部92の操作で、第2撮影画像70b上に表示されたマークMを適宜移動させる。なおカーソルをモニタ70に表示させ、カーソルにてマークMが適宜移動される構成としてもよい。
また第2撮影画像70bにおいて、第1撮影画像70aの撮影が完了した領域(マークMが表示されていた範囲)の表示状態を変えることで、第2撮影画像70b上で第1撮影画像70aの撮影の完了を視覚的に分かり易く示しても良い。
以上のようにして、異なる第1撮影画像の撮影位置が指定されると、制御部80は新しく指定された第1撮影画像の撮影位置に対応する偏向部400の条件を求め、偏向部400の駆動制御をする。
ここで第1撮影画像の撮影位置を移動させる際の制御部80の処理を詳しく説明する。図5は制御部80の動作制御の説明図である。時間t1で、コントロール部92の操作により第1撮影画像70aの撮影位置が新たに指定されると、制御部80は波面補償部72の状態を保持させると共に、波面補償光学系110による波面収差の補正の処理を一旦停止させる(制御部80は閉ループの処理を開ループの処理に切り換える)。具体的には、制御部80は、波面センサ73による波面収差の検出を停止させるか、波面センサ73で検出される波面収差の補正処理を波面補償部72が行わないように設定する。又は両方の処理が行われるようにする。
この状態で、制御部80は、光源1からの照明光の照射位置を、新しく指定された第1撮影画像の撮影位置に対応する眼底上の位置に合わせるため、偏向部400の動作制御によりその二次元方向の走査角度を調節する。このとき偏向部400のX方向とY方向の傾斜が個別に制御されることで、眼底への照明光の照射範囲に変化が生じると、波面収差の状態に乱れが生じてしまう。また第1撮影画像の撮影位置の移動中は、被検者眼の固視微動又は瞬きの影響を受けやすくなっており、これが原因で波面収差の状態が更に乱れると、眼Eと装置の位置合わせの再設定が必要となる場合がある。
一方、本実施形態では、第1撮影画像70aの撮影位置の移動中は、波面収差の検出又は補正が一旦停止されると共に、第1撮影画像70aが移動される直前の波面補償部110の状態に基づく処理が行われる。その為、撮影位置の移動中もモニタ70に第1撮影画像が好適に表示されるだけでなく、移動中に生じた波面収差に基づく処理が行われない為、新しく指定された位置で第1撮影画像の撮影がスムーズに開始されるようになる。
そして、時間t2で、偏向部400の動作制御による走査角度の変更により、照明光の照射位置が指定された撮影位置に合わせられたことが検知されると、制御部80は、波面補償部110による波面収差の検出と補正の処理を再開させる(制御部80は開ループの処理を閉ループの処理に切り換える)。
波面補償部110による波面収差の検出及び補正の処理が開始されると、上述と同じく、波面センサ73による波面収差の検出結果に基づき波面補償部72による波面収差の補正が行われる。この時、新しい撮影位置で検出された波面収差に基づく補正のみが行われるので(移動中に生じる波面収差の変化に対する処理が行われないため)、モニタ70上に第1撮影画像70aが遅延時間無く好適に表示されるようになる。
なお、時間t2で、偏向部400の動作制御が完了したことを示す信号が検知されてから所定時間(例えば2秒)経過後に、波面補償部110による波面収差の検出と補正の処理が開始されても良い。また、第1撮影画像の撮影位置の移動が完了してから、波面補償部110による波面収差の検出が再開されるまでの時間がコントロール部92等の操作で任意に設定されても良い。
以上のような処理が繰り返し行われることで、第2撮影画像上の異なる位置で第1撮影画像が複数箇所撮影されて記憶部81に記憶される。なお、記憶部81に記憶された複数箇所の第1撮影画像は、所定の画像処理により繋ぎ合わせられて一つの高倍率の撮影画像としてモニタ70に表示される。
なお、第1撮影画像の撮影位置の移動中(時間t1から時間t2の間)は光源1からのレーザー光の照射が停止されても良い。このようにすると患者に対して不要な照明光が照射されないことで、その負担が抑えられるようになる。なお、光源1の消灯と点灯の制御は、図5に示されるように、制御部80による偏向部400等の駆動制御と連動して行われる。
更に上記では検者によるコントロール部92の操作にて第1撮影画像の撮影位置が個別に設定される例を示した。これ以外にもコントロール部92の操作で、第1撮影画像の撮影位置が第2撮影画像70b上で予め複数箇所指定された状態で、自動的に第1撮影画像の撮影位置が順次切り換えられるようにしても良い。この場合にも、制御部80による第1撮影画像の撮影位置の移動開始と完了の駆動制御に連動させて、波面補償部110による波面収差の検知又は補正の処理の停止(開ループ処理)及び再開(閉ループ処理)が制御される。
更には、記憶部81に記憶されているプログラムに基づき、制御部80によって第2撮影画像70b上で第1撮影画像70aの撮影位置が自動的に切り換えられる(移動される)ようにしても良い。例えば、第2眼底画像70b上で第1撮影画像の撮影位置が連続して切り換えられるようにする。この場合にも、制御部80は第1撮影画像70aの撮影位置の移動開始と完了を検出して、第1撮影画像70aの撮影位置の移動中には、波面補償光学系110による波面収差の検出又は補正を停止させる。つまり制御部80は偏向部400の駆動制御により第1撮影画像の撮影位置を移動させる間は、波面補償部110による補正を行わないように制御する。このようにすると、検者はコントロール部92の操作で第1撮影画像の撮影位置を選択する手間が軽減される。また、細胞レベルの眼底画像を広い画角で簡単に得ることが出来るようになる。
なお、上記では眼底の正面像を撮影する例を示した。これ以外にも波面収差を補正するための波面補償部を備え、撮影位置を切り換える場合に本発明の構成が適用されると、指定位置での眼底画像がスムーズに取得されるようになる。
例えば、眼球や皮膚などの生体の断層像を撮影する光断層像撮影装置に本発明の構成が適用されることで、断層像の撮影位置を変える際に生じる波面収差の影響を抑えてスムーズに複数箇所での断層像の撮影を行うことができるようになる。なお、光断層撮影装置としては、光源から出射された光束を測定光束と参照光束に分割し、測定光束を被検物に導き,参照光束を参照光学系に導いた後、被検物で反射した測定光束と参照光束との合成により得られる干渉光を受光素子に受光させる干渉光学系を持ち、被検物の断層像を撮影する構成のOCT(Optical Coherence Tomography等が挙げられる。
眼底撮影装置の外観図である。 眼底撮影装置の光学系の説明図である。 制御系のブロック図である。 モニタの表示画面の例である。 制御部の動作制御の説明図である。
1、76 光源
15 走査部
72 波面補償デバイス
73 波面センサ
80 制御部
100 第1撮影ユニット
100a 第1照明光学系
100b 第1撮影光学系
110 波面補償部
200 第2撮影ユニット
400 偏向部

Claims (6)

  1. 光源から発せられた照明光を被検者眼の眼底に対して照射し、眼底からの反射光を受光素子で受光して眼底の撮影画像を得る撮影光学系と,眼底からの反射光に含まれる波面収差を検出して検出結果に基づき波面収差を補正するための波面補償部とを備える撮影ユニットと、
    眼底における撮影位置を指定するための指定手段と、
    該指定手段で指定された撮影位置を撮影するように前記撮影ユニットを制御する制御手段であって,前記指定された撮影位置が撮影可能とされるまでは前記波面補償部による前記補正を行わないように制御する制御手段と、を備えることを特徴とする眼底撮影装置。
  2. 請求項1に記載の眼底撮影装置において、前記撮影ユニットは、第1光源から発せられた照明光を被検者眼の眼底に対して局所的に照射し、前記波面補償部により波面補正された眼底からの反射光を受光素子で受光して眼底の第1撮影画像を細胞レベルで得る第1撮影光学系と、前記眼底上の前記第1撮影画像の撮影位置を指定するために,前記第1撮影画像より広画角の第2撮影画像を撮影する第2撮影光学系と、を含むことを特徴とする眼底撮影装置。
  3. 請求項2に記載の眼底撮影装置は、前記指定手段で指定された撮影位置に合わせて前記第1光源から発せられる前記照明光を偏向させる光偏向手段を備え、前記制御手段は前記撮影位置に前記照明光が位置するように前記光偏向手段による偏向動作を制御すると共に,該偏向動作中は前記波面補償部による前記補正を行わないように制御することを特徴とする眼底撮影装置。
  4. 請求項3に記載の眼底撮影装置において、前記制御手段は前記波面補償部による波面収差の検出の停止,又は補正処理の停止、並びに前記第1光源を消灯させる制御の少なくとも一つの制御を実行することにより、前記補正を行わない制御とすることを特徴とする眼底撮影装置。
  5. 請求項4に記載の眼底撮影装置において、
    前記制御手段は、前記撮影位置の移動完了後、前記波面補償光学系による波面収差の検出及び補正の処理を再開することを特徴とする眼底撮影装置。
  6. 請求項5に記載の眼底撮影装置において、
    前記撮影画像を表示するための表示部とを備えることを特徴とする眼底撮影装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016016234A (ja) * 2014-07-10 2016-02-01 キヤノン株式会社 眼底撮像装置、収差補正方法及びプログラム
JP2016209199A (ja) * 2015-05-01 2016-12-15 キヤノン株式会社 撮像装置
JP2019051369A (ja) * 2018-11-28 2019-04-04 キヤノン株式会社 眼科装置

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