JP2013153338A - アラーム装置、携帯端末、およびアラーム音の停止方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】音でアラーム音を止めるための構成を簡易に実現できる上に、消費電力の削減を図るようにしたアラーム装置の提供
【解決手段】この発明は、信号再生部2と、エコーキャンセラ部3と、音認識部8とを備える。信号再生部2は、アラームの再生指示があったときに、再生信号を再生してスピーカに出力する。エコーキャンセラ部3は、再生信号の再生開始時などに、再生中の再生信号とマイクロホンの出力信号との入力を開始し、マイクロホンの出力信号からその再生信号を除去する。音認識部8は、再生信号が除去されたマイクロホンの出力信号の特徴量を検出し、この検出を基に、マイクロホンの出力信号が拍手の音に基づくものであるか否かを認識する。拍手の音に基づくものであることを認識したときに、少なくとも信号再生部2の動作を停止するようにした。
【選択図】図2
【解決手段】この発明は、信号再生部2と、エコーキャンセラ部3と、音認識部8とを備える。信号再生部2は、アラームの再生指示があったときに、再生信号を再生してスピーカに出力する。エコーキャンセラ部3は、再生信号の再生開始時などに、再生中の再生信号とマイクロホンの出力信号との入力を開始し、マイクロホンの出力信号からその再生信号を除去する。音認識部8は、再生信号が除去されたマイクロホンの出力信号の特徴量を検出し、この検出を基に、マイクロホンの出力信号が拍手の音に基づくものであるか否かを認識する。拍手の音に基づくものであることを認識したときに、少なくとも信号再生部2の動作を停止するようにした。
【選択図】図2
Description
本発明は、アラーム音を自ら発生し、その発生したアラーム音を止めることができるアラーム装置などに関する。
従来、携帯電話や多機能携帯電話などの携帯端末には、一般に、目覚まし時計の機能(アラーム機能)が搭載されている。
この目覚まし時計の機能は、携帯端末のユーザが目覚まし音が鳴る時刻を予め設定しておくと、その設定時刻に目覚まし音が鳴り、ユーザの目覚めを助けるものである。目覚まし音が鳴った場合には、ユーザは携帯端末を操作して目覚まし音を止める必要がある。
この目覚まし時計の機能は、携帯端末のユーザが目覚まし音が鳴る時刻を予め設定しておくと、その設定時刻に目覚まし音が鳴り、ユーザの目覚めを助けるものである。目覚まし音が鳴った場合には、ユーザは携帯端末を操作して目覚まし音を止める必要がある。
しかし、例えば携帯端末を充電するようなときには、ユーザの手が届く範囲(例えば枕元)に携帯電話を置くことができない場合がある。このような場合には、目覚まし音を止めるためにわざわざ起きて携帯端末のあるところまで行き、その目覚まし音を止めなければならない。
このような不都合を解消するには、特許文献1に記載の音声認識技術を携帯端末に適用することが考えられる。
このような不都合を解消するには、特許文献1に記載の音声認識技術を携帯端末に適用することが考えられる。
その特許文献1に記載の音声認識技術は、ユーザが制御対象となる電気機器(例えばテレビジョン受信機)に対して音声で所定の指示を与えると、その電気機器がその音声を認識して電気機器を制御するものである。
このような従来の音声認識技術を携帯端末に適用すれば、目覚まし音が鳴ったときに、ユーザが携帯端末に向けて例えば「止まれ」と発すると、この発した音声を携帯端末が認識して目覚まし音を自動的に止めることができる。
しかし、特許文献1に記載のような音声認識技術を使用して上記の不都合を解消するには、ユーザが発する音節の区間の判定、予め容易してある多数のパターンとの比較、学習のアルゴリズムなど、音声認識のための構成が複雑になる。このため、携帯端末のような小型の電子機器には不向きである。
しかし、特許文献1に記載のような音声認識技術を使用して上記の不都合を解消するには、ユーザが発する音節の区間の判定、予め容易してある多数のパターンとの比較、学習のアルゴリズムなど、音声認識のための構成が複雑になる。このため、携帯端末のような小型の電子機器には不向きである。
また、携帯端末では、目覚まし時計の機能のようなアラーム機能を利用するときには、消費電力をできるだけ抑制することが要望される。
そこで、本発明は、このような点に鑑み、アラーム音を止めるための構成を簡易に実現できる上に、消費電力の削減を図るようにしたアラーム装置などを提供することを目的とする。
そこで、本発明は、このような点に鑑み、アラーム音を止めるための構成を簡易に実現できる上に、消費電力の削減を図るようにしたアラーム装置などを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は以下のような構成からなる。
本発明のアラーム装置は、アラーム音を発生するアラーム装置であって、アラームの再生指示があったときに、所定の再生信号を再生してスピーカに出力する信号再生部と、前記再生信号の再生開始と同時または当該再生開始から所定時間経過後に、前記再生中の再生信号とマイクロホンの出力信号との入力をそれぞれ開始し、前記マイクロホンの出力信号から前記再生信号を除去するエコーキャンセラ部と、前記再生信号が除去された前記マイクロホンの出力信号の特徴量を検出し、当該検出した特徴量に基づいて、前記マイクロホンの出力信号が拍手の音に基づくものであるか否かを認識する音認識部と、を備え、前記音声認識部から認識結果があったときに、前記信号再生部、前記エコーキャンセラ部のうち少なくとも前記信号再生部は動作を停止するようにしたことを特徴とする。
本発明のアラーム装置は、アラーム音を発生するアラーム装置であって、アラームの再生指示があったときに、所定の再生信号を再生してスピーカに出力する信号再生部と、前記再生信号の再生開始と同時または当該再生開始から所定時間経過後に、前記再生中の再生信号とマイクロホンの出力信号との入力をそれぞれ開始し、前記マイクロホンの出力信号から前記再生信号を除去するエコーキャンセラ部と、前記再生信号が除去された前記マイクロホンの出力信号の特徴量を検出し、当該検出した特徴量に基づいて、前記マイクロホンの出力信号が拍手の音に基づくものであるか否かを認識する音認識部と、を備え、前記音声認識部から認識結果があったときに、前記信号再生部、前記エコーキャンセラ部のうち少なくとも前記信号再生部は動作を停止するようにしたことを特徴とする。
本発明のアラーム装置において、前記エコーキャンセラ部は、前記マイクロホンの出力信号と、前記信号再生部から出力される再生信号をフィルタ処理した擬似エコー信号との差分を残差信号として求め、この求めた残差信号のパワーが最小になるように自己のフィルタ特性を制御する適応フィルタと、前記信号再生部から出力される再生信号と前記適応フィルタから出力される残差信号とを入力し、前記再生信号と前記残差信号を基に、前記適応フィルタと前記音認識部の動作をそれぞれ制御するダブルトーク検出器と、を備えることを特徴とする。
本発明のアラーム装置において、前記ダブルトーク検出器は、前記信号再生部から出力される前記再生信号が無音のとき、または前記適応フィルタから出力される残差信号にエコーと関係ない音成分が存在するときに、前記適応フィルタのフィルタ特性を制御する動作を停止させ、前記信号再生部が前記再生信号を出力した後であって、前記残差信号のレベルが所定レベルまで下がったときに、前記音認識部の動作を開始させ、または前記再生信号が無音になったときに、前記音認識部を停止させる、ことを特徴とする。
本発明のアラーム装置において、前記音認識部は、前記残差信号の周波数スペクトルパラメータを算出するFFT演算器と、前記周波数スペクトルパラメータが算出されるたびに、当該周波数スペクトルパラメータのパターンが予め定めたパターンに類似するか否かを検出し、類似する場合に検出信号を出力するパターン検出器と、前記パターン検出器から検出信号が出力したことを計数し、当該計数値が所定値になったときに計数完了信号を出力するカウンタと、前記周波数スペクトルパラメータの強度が所定値以上か否かを判定し、所定値以上の場合に検出信号を出力するレベル検出器と、前記カウンタから前記計数完了信号が出力され、かつ、前記レベル検出器から前記検出信号が出力されたときに、前記残差信号が拍手の音に基づくことであることを示す認識結果を出力する出力器と、を備えることを特徴とする。
本発明のアラーム音の停止方法は、アラーム音を再生し、当該再生後のアラーム音を停止させるアラーム音の停止方法であって、アラーム音の再生要求がある場合に、所定のアラーム音のスピーカでの再生を開始する第1の処理と、前記アラーム音の再生開始と同時にまたは前記再生開始から所定時間の経過後に、マイクロホンが集音する外部音の受け取りを開始し、当該受け取った外部音から現在再生中の前記アラーム音を除去する第2の処理と、前記アラーム音が除去された外部音の特徴量を検出し、当該検出した特徴量に基づいて、前記外部音が拍手の音であるか否を判定する第3の処理と、前記外部音が拍手の音であると判定したときに、前記アラーム音の再生を停止する第4の処理と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、音でアラーム音を止めるための構成を簡易に実現できる上に、消費電力の削減を図ることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
(アラーム音の停止方法)
本発明のアラーム音の停止方法は、携帯電話などの携帯端末に適用可能なものであり、アラーム音を再生する場合に、その再生後に拍手が鳴ったことが認識(判定)されると、アラーム音の再生を停止させるものである。
(アラーム音の停止方法)
本発明のアラーム音の停止方法は、携帯電話などの携帯端末に適用可能なものであり、アラーム音を再生する場合に、その再生後に拍手が鳴ったことが認識(判定)されると、アラーム音の再生を停止させるものである。
ここで、再生されるアラーム音は、携帯電話に適用される場合には目覚まし音、電話の呼び出し音(着信音)などである。
次に、本発明のアラーム音の停止方法の実施形態について、図1のフローチャートを参照して説明する。
ステップS1では、アラーム音の再生要求があるか否かを判定する。この判定の結果、アラーム音の再生要求がある場合には次のステップS2に進む。
次に、本発明のアラーム音の停止方法の実施形態について、図1のフローチャートを参照して説明する。
ステップS1では、アラーム音の再生要求があるか否かを判定する。この判定の結果、アラーム音の再生要求がある場合には次のステップS2に進む。
ステップS2では、予め定めてあるアラーム音の再生を開始する。これにより、そのアラーム音に応じた再生信号がスピーカを駆動し、スピーカからアラーム音が鳴る。
ステップS3では、アラーム音の再生が開始されると、その開始と同時にまたは再生の開始から所定時間の経過後に、マイクロホンの集音に応じて得られるマイクロホンからの出力信号の受け取りを開始する。
ステップS3では、アラーム音の再生が開始されると、その開始と同時にまたは再生の開始から所定時間の経過後に、マイクロホンの集音に応じて得られるマイクロホンからの出力信号の受け取りを開始する。
このときに例えば拍手が鳴ると、マイクロホンが集音する外部音はその拍手の音とスピーカで再生中のアラーム音を集音するので、マイクロホンの出力信号はその集音される外部音に応じたものとなる。
ステップS4では、その外部音からアラーム音を除去する処理、すなわち、その受け取ったマイクロホンの出力信号から現在再生中のアラーム音の再生信号を除去する処理(例えばエコーキャンセラ処理)を行う。
ステップS4では、その外部音からアラーム音を除去する処理、すなわち、その受け取ったマイクロホンの出力信号から現在再生中のアラーム音の再生信号を除去する処理(例えばエコーキャンセラ処理)を行う。
ステップS5では、アラーム音の再生信号が除去されたマイクロホンの出力信号の特徴量(特徴パラメータ)を検出する。
ここで、アラーム音の再生信号が除去されたマイクロホンの出力信号が拍手の音であるか否かの判定を想定しているので、ステップS5でのマイクロホンの出力信号の特徴量の検出は、以下のものである。
ここで、アラーム音の再生信号が除去されたマイクロホンの出力信号が拍手の音であるか否かの判定を想定しているので、ステップS5でのマイクロホンの出力信号の特徴量の検出は、以下のものである。
すなわち、アラーム音の再生信号が除去されたマイクロホンの出力信号について、その出力信号の時間領域におけるパラメータとしては継続時間、間隔、振幅値などであり、周波数領域におけるパラメータとしては振幅スペクトル、パワースペクトルなどである。
ここで、ステップS5でのマイクロホンの出力信号の特徴量の検出は、上記のうちの少なくとも1つで良く、検出精度を上げるにはその組み合わせとなる。
ここで、ステップS5でのマイクロホンの出力信号の特徴量の検出は、上記のうちの少なくとも1つで良く、検出精度を上げるにはその組み合わせとなる。
ステップS6では、ステップS5でのマイクロホンの出力信号の特徴量の検出を基に、アラーム音の再生信号が除去されたマイクロホンの出力信号が拍手の音であるか否かを判定する。
この判定は、ステップS5で検出される信号の特徴量によって異なる。例えば、信号の継続時間を検出する場合には、検出した信号の継続時間が所定範囲にあるか否かを判定し、所定範囲内の場合には拍手の音であると判定する。信号の間隔を検出する場合には、検出した信号の間隔が所定範囲にあるか否かを判定し、所定範囲内の場合には拍手の音と判定する。信号の振幅値を検出する場合には、検出した信号の振幅値が所定範囲にあるか否かを判定し、所定範囲内の場合には拍手の音と判定する。さらに、信号の振幅スペクトルを検出する場合には、検出した振幅スペクトルのパターンの類似度を予め用意してある所定のパターンと比較し、類似する場合には拍手の音と判定する。
この判定は、ステップS5で検出される信号の特徴量によって異なる。例えば、信号の継続時間を検出する場合には、検出した信号の継続時間が所定範囲にあるか否かを判定し、所定範囲内の場合には拍手の音であると判定する。信号の間隔を検出する場合には、検出した信号の間隔が所定範囲にあるか否かを判定し、所定範囲内の場合には拍手の音と判定する。信号の振幅値を検出する場合には、検出した信号の振幅値が所定範囲にあるか否かを判定し、所定範囲内の場合には拍手の音と判定する。さらに、信号の振幅スペクトルを検出する場合には、検出した振幅スペクトルのパターンの類似度を予め用意してある所定のパターンと比較し、類似する場合には拍手の音と判定する。
ステップS6において、アラーム音の再生信号が除去されたマイクロホンの出力信号が拍手の音でないと判定された場合にはステップS4に戻る。一方、拍手の音であると判定された場合には、次のステップS7に進む。
ステップS7では、再生中のアラーム音の再生を停止させる。
以上のように、本発明のアラーム音の停止方法の実施形態では、アラーム音を停止するために拍手の音を使用するようにし、この音の波形は瞬時の特定パターンとなる。
ステップS7では、再生中のアラーム音の再生を停止させる。
以上のように、本発明のアラーム音の停止方法の実施形態では、アラーム音を停止するために拍手の音を使用するようにし、この音の波形は瞬時の特定パターンとなる。
このため、この実施形態において、例えば音の波形の周波数スペクトルを求め、これにより拍手の音か否かを判定する場合には、音節の区間の判定が不要になる上に、周波数スペクトルのパターンなどを比較すれば良いので、その判定が容易になる。
(アラーム音の停止方法のプログラム)
このようなアラーム音の停止方法は、携帯電話などの携帯端末においてアラームアプリケーションとして搭載できるので、これについて以下に説明する。
この場合には、図1のステップS1〜S7の各処理の手順(プログラム)を、携帯端末のCPU(中央処理装置)で実行させるには、その各手順をメモリに予め格納させておく。そして、CPUがその各手順を実行するには、メモリからその各手順を順に読み出し、その各手順の処理をCPUが実行する。
このようなアラーム音の停止方法は、携帯電話などの携帯端末においてアラームアプリケーションとして搭載できるので、これについて以下に説明する。
この場合には、図1のステップS1〜S7の各処理の手順(プログラム)を、携帯端末のCPU(中央処理装置)で実行させるには、その各手順をメモリに予め格納させておく。そして、CPUがその各手順を実行するには、メモリからその各手順を順に読み出し、その各手順の処理をCPUが実行する。
(アラーム装置の構成)
図2は、本発明のアラーム装置の実施形態の構成を示すブロック図である。
この実施形態に係るアラーム装置は、携帯電話などの携帯端末に搭載可能なものであって、図2に示すように、制御部1と、信号再生部2と、エコーキャンセラ部3と、DA変換部4と、スピーカ5と、マイクロホン6と、AD変換部7と、音認識部8とを備えている。
制御部1は、外部からイベント割り込みがある場合に、信号再生部2、エコーキャンセラ部3および音認識部8のそれぞれの動作を制御する。
図2は、本発明のアラーム装置の実施形態の構成を示すブロック図である。
この実施形態に係るアラーム装置は、携帯電話などの携帯端末に搭載可能なものであって、図2に示すように、制御部1と、信号再生部2と、エコーキャンセラ部3と、DA変換部4と、スピーカ5と、マイクロホン6と、AD変換部7と、音認識部8とを備えている。
制御部1は、外部からイベント割り込みがある場合に、信号再生部2、エコーキャンセラ部3および音認識部8のそれぞれの動作を制御する。
信号再生部2は、制御部1からのアラームの再生指示に基づき、デジタル形態の所定の再生信号を再生してエコーキャンセラ部3とAD変換部4にそれぞれ出力する。
DA変換部4は、そのデジタル形態の再生信号をアナログ信号にDA変換してスピーカ5を駆動する。これにより、スピーカ5からはアラーム音(目覚まし音または呼び出し音)が発生される。
DA変換部4は、そのデジタル形態の再生信号をアナログ信号にDA変換してスピーカ5を駆動する。これにより、スピーカ5からはアラーム音(目覚まし音または呼び出し音)が発生される。
このアラーム音に気づいたユーザが拍手をすると、マイクロホン6はその拍手の音とスピーカ5からのアラーム音を集音し、マイクロホン6からはその集音に応じた出力信号(アナログ信号)が出力される。
AD変換部7は、マイクロホン6からの出力信号をデジタル信号にAD変換してエコーキャンセラ部3に出力する。
AD変換部7は、マイクロホン6からの出力信号をデジタル信号にAD変換してエコーキャンセラ部3に出力する。
エコーキャンセラ部3は、制御部1からの指示を基に、再生中の再生信号とマイクロホン6の出力信号との入力をそれぞれ開始し、マイクロホン6の出力信号から再生信号を除去する。
音認識部8は、制御部1からの指示を基に、まず、再生信号が除去されたマイクロホン6の出力信号の特徴量(特徴パラメータ)を検出する。
音認識部8は、制御部1からの指示を基に、まず、再生信号が除去されたマイクロホン6の出力信号の特徴量(特徴パラメータ)を検出する。
ここで、マイクロホン6の出力信号を基に拍手の音の認識を想定しているので、その出力信号の特徴量の検出例としては、出力信号の継続時間、出力信号の間隔、出力信号の周波数スペクトルパラメータ(例えば振幅スペクトル)がある。
さらに、音認識部8は、上記の検出した出力信号の特徴量に基づいて、マイクロホン6の出力信号が拍手の音に基づくものであるか否かを認識し、拍手の音に基づくものであることが認識されたときに認識結果を制御部1に出力する。
さらに、音認識部8は、上記の検出した出力信号の特徴量に基づいて、マイクロホン6の出力信号が拍手の音に基づくものであるか否かを認識し、拍手の音に基づくものであることが認識されたときに認識結果を制御部1に出力する。
この認識には、マイクロホン6の出力信号の特徴量の検出例によって異なる。例えば、マイクロホン6の出力信号の継続時間を検出する場合には、検出した継続時間が所定範囲にあるか否かを判定し、所定範囲内の場合には拍手の音と認識する。
また、その出力信号の間隔を検出する場合には、検出した間隔が所定範囲にあるか否かを判定し、所定範囲内の場合には拍手の音と認識する。さらに、その出力信号の周波数スペクトルパラメータを検出する場合には、周波数スペクトルパラメータのパターンを予め用意してある所定のパターンと比較し、類似する場合には拍手の音と認識する。
また、その出力信号の間隔を検出する場合には、検出した間隔が所定範囲にあるか否かを判定し、所定範囲内の場合には拍手の音と認識する。さらに、その出力信号の周波数スペクトルパラメータを検出する場合には、周波数スペクトルパラメータのパターンを予め用意してある所定のパターンと比較し、類似する場合には拍手の音と認識する。
このような信号の特徴量の検出から拍手の音までの認識の処理の各例は、少なくとも1つで良いが、複数の組み合わせが精度の向上が図れる点で好ましい。
制御部1は、音認識部8からの認識結果に応じて、信号再生部2、エコーキャンセラ部3および音認識部8の動作を制御する。そして、音認識部8から認識結果が出力されと、少なくとも、信号再生部2の動作を停止させる。
制御部1は、音認識部8からの認識結果に応じて、信号再生部2、エコーキャンセラ部3および音認識部8の動作を制御する。そして、音認識部8から認識結果が出力されと、少なくとも、信号再生部2の動作を停止させる。
(アラーム装置の制御処理の手順)
この実施形態のアラーム装置では、図2の制御部1はCPU(中央処理装置)やメモリを含み、制御部1の制御処理の手順(プログラム)が予めメモリに格納されている。
図3は、制御部1が実行する制御処理の手順を示すフローチャートであり、以下にその説明をする。
ステップS11では、制御部1はイベントを待機する。
ステップS12では、制御部1はイベントの割り込みがあるか否かを判定し、イベントの割り込みがある場合には次のステップS13に進む。
この実施形態のアラーム装置では、図2の制御部1はCPU(中央処理装置)やメモリを含み、制御部1の制御処理の手順(プログラム)が予めメモリに格納されている。
図3は、制御部1が実行する制御処理の手順を示すフローチャートであり、以下にその説明をする。
ステップS11では、制御部1はイベントを待機する。
ステップS12では、制御部1はイベントの割り込みがあるか否かを判定し、イベントの割り込みがある場合には次のステップS13に進む。
ステップS13では、制御部1は信号再生部2に対してアラーム音の再生開始の指示をする。この指示に基づき、信号再生部2は再生信号の再生を開始する。
ステップS14では、制御部1は、信号再生部2の再生信号の再生開始と同時、またはその生成開始から所定時間の経過後に、エコーキャンセラ部3に対して動作の開始を指示する。この指示に基づき、エコーキャンセラ部3は動作を開始する。
ステップS14では、制御部1は、信号再生部2の再生信号の再生開始と同時、またはその生成開始から所定時間の経過後に、エコーキャンセラ部3に対して動作の開始を指示する。この指示に基づき、エコーキャンセラ部3は動作を開始する。
ここで、信号再生部2の再生信号の再生開始と同時、またはその生成から所定時間の経過後に、エコーキャンセラ部3が動作を開始し、残差信号のレベルが所定レベルまで下がったときに、音認識部8の動作を開始させると、ユーザがアラーム音を十分に認識後に動作を開始でき、再生信号での誤認識を低減でき、かつ、無駄な電力消費を削減できる。
ステップS15では、制御部1は音認識部8の音認識の結果を待つ。
ステップS15では、制御部1は音認識部8の音認識の結果を待つ。
ステップS16では、制御部1は音認識の結果があるか否かを判定し、音認識の結果がない場合にはステップS15に戻りその結果を待つ。一方、その音認識の結果がある場合には次のステップS17に進む。
ステップS17では、制御部1は音認識部8からその音認識の結果を受け取り、この受け取りに基づいて、信号再生部2の再生信号の再生停止、音認識部8の動作の停止、およびエコーキャンセラ部3の動作の停止を行う。
ここで、ステップS17では、少なくとも信号再生部2の再生信号の再生停止を行えば良い。
ステップS17では、制御部1は音認識部8からその音認識の結果を受け取り、この受け取りに基づいて、信号再生部2の再生信号の再生停止、音認識部8の動作の停止、およびエコーキャンセラ部3の動作の停止を行う。
ここで、ステップS17では、少なくとも信号再生部2の再生信号の再生停止を行えば良い。
(エコーキャンセラ部の具体的な構成)
図4は、図2のエコーキャンセラ部3の具体的な構成を示すブロック図である。
エコーキャンセラ部3は、図4に示すように、適応フィルタ31と、減算器32と、ダブルトーク検出器33と、を備えている。
適応フィルタ31は、マイクロホン6の出力信号と、信号再生部2の再生信号をフィルタ処理した擬似エコー信号との差分を残差信号(差分信号)として減算器32で求め、この求めた残差信号のパワーが最小になるように自己のフィルタ特性を制御する。
図4は、図2のエコーキャンセラ部3の具体的な構成を示すブロック図である。
エコーキャンセラ部3は、図4に示すように、適応フィルタ31と、減算器32と、ダブルトーク検出器33と、を備えている。
適応フィルタ31は、マイクロホン6の出力信号と、信号再生部2の再生信号をフィルタ処理した擬似エコー信号との差分を残差信号(差分信号)として減算器32で求め、この求めた残差信号のパワーが最小になるように自己のフィルタ特性を制御する。
ダブルトーク検出器33は、信号再生部2の再生信号と適応フィルタ31の残差信号とを入力し、その再生信号とその残差信号を基に、適応フィルタ31と音認識部8の動作をそれぞれ制御する。
さらに具体的には、ダブルトーク検出器33は、以下の2つの機能を備えている。
第1の機能は、信号再生部2から出力される再生信号を検出して再生信号がなく無音のとき、或は減算器32からの残差信号を検出しエコーと関係ない音成分が存在するときに、適応フィルタ31のフィルタ特性を制御する動作を停止させる。
このような機能により、アラーム音が再生されるときに、適応フィルタ31を的確に動作させることができる。
第1の機能は、信号再生部2から出力される再生信号を検出して再生信号がなく無音のとき、或は減算器32からの残差信号を検出しエコーと関係ない音成分が存在するときに、適応フィルタ31のフィルタ特性を制御する動作を停止させる。
このような機能により、アラーム音が再生されるときに、適応フィルタ31を的確に動作させることができる。
第2の機能は、信号再生部2からの再生信号と減算器32からの残差信号とをそれぞれ検出する。そして、その再生信号の出力の検出後であって、その残差信号のレベルが所定レベルまで下がったときに、音認識部8の動作を開始させ、その再生信号が無音になったときに、音認識部8の動作を停止させる。
このような機能により、アラーム音を再生してから、適応フィルタが収束するまで、再生エコー信号による誤認識を低減でき、かつ、音認識部8の無駄な電力消費を削減できる。
このような機能により、アラーム音を再生してから、適応フィルタが収束するまで、再生エコー信号による誤認識を低減でき、かつ、音認識部8の無駄な電力消費を削減できる。
(音認識部の具体的な構成)
図5は、図2の音認識部8の具体的な構成を示すブロック図である。
音認識部8は、図5に示すように、FFT演算器81と、パターン検出器82と、カウンタ83と、レベル検出器84と、出力器85とを備えている。
FFT演算器81は、エコーキャンセラ部3から出力される残差信号の周波数スペクトルパラメータを算出する。この算出するスペクトルパラメータは、例えば、残差信号の振幅スペクトルまたはパワースペクトルである
パターン検出器82は、FFT演算器81で残差信号の周波数スペクトルパラメータが算出されるたびに、その周波数スペクトルパラメータのパターンが予め定めたパターンに類似するか否かを検出し、類似する場合にその旨を示す検出信号を出力する。
図5は、図2の音認識部8の具体的な構成を示すブロック図である。
音認識部8は、図5に示すように、FFT演算器81と、パターン検出器82と、カウンタ83と、レベル検出器84と、出力器85とを備えている。
FFT演算器81は、エコーキャンセラ部3から出力される残差信号の周波数スペクトルパラメータを算出する。この算出するスペクトルパラメータは、例えば、残差信号の振幅スペクトルまたはパワースペクトルである
パターン検出器82は、FFT演算器81で残差信号の周波数スペクトルパラメータが算出されるたびに、その周波数スペクトルパラメータのパターンが予め定めたパターンに類似するか否かを検出し、類似する場合にその旨を示す検出信号を出力する。
カウンタ83は、パターン検出器82から検出信号が出力したことを計数し、この計数値が所定値になったときに計数完了信号を出力器85に出力する。
レベル検出器84は、FFT演算器81で算出される周波数スペクトルパラメータの強度(レベル)が所定値以上か否かを判定し、所定値以上の場合にその旨を示す検出信号を出力する。
出力器85は、カウンタ83から計数完了信号が出力され、かつ、レベル検出器84から検出信号が出力されたときに、上記の残差信号が拍手の音に基づくことであることを示す認識結果を出力する。
レベル検出器84は、FFT演算器81で算出される周波数スペクトルパラメータの強度(レベル)が所定値以上か否かを判定し、所定値以上の場合にその旨を示す検出信号を出力する。
出力器85は、カウンタ83から計数完了信号が出力され、かつ、レベル検出器84から検出信号が出力されたときに、上記の残差信号が拍手の音に基づくことであることを示す認識結果を出力する。
(アラーム装置の効果)
以上のように、本発明のアラーム装置の実施形態では、制御部1がアラーム音を再生するときに、信号再生部2、およびエコーキャンセラ部3の動作を開始させ、エコー量が少なくなったら、音認識部8の動作を開始させ、音認識部8が拍手の音の認識後は、それらの動作を停止させるようにした。このため、この実施形態によれば、アラーム音の再生時に、消費電力の削減を図ることができる。
以上のように、本発明のアラーム装置の実施形態では、制御部1がアラーム音を再生するときに、信号再生部2、およびエコーキャンセラ部3の動作を開始させ、エコー量が少なくなったら、音認識部8の動作を開始させ、音認識部8が拍手の音の認識後は、それらの動作を停止させるようにした。このため、この実施形態によれば、アラーム音の再生時に、消費電力の削減を図ることができる。
また、この実施形態では、アラーム音を停止するために拍手の音を認識するようにし、その拍手の音を音認識部8が認識したときにアラーム音を停止するようにした。拍手の音は、言語に依存しないために全世界で共通であって、汎用性がある。
このため、拍手の音の認識は、音声の認識に比較して区間の判定、多数のパターンとの比較、学習アルゴリズムなどが不要となるので、音認識部8の構成が簡易になる。
このため、拍手の音の認識は、音声の認識に比較して区間の判定、多数のパターンとの比較、学習アルゴリズムなどが不要となるので、音認識部8の構成が簡易になる。
さらに、この実施形態では、拍手の音を使用し、この音の波形は瞬時の特定パターンとなる。このため、この実施形態において、例えば信号の周波数スペクトルを求め、これにより拍手の音か否かを認識する場合には、音の区間の判定が不要になる上に、周波数スペクトルのパターンなどを比較すれば良いので、その認識が容易になる。
(アラーム装置の携帯端末への適用例)
本発明のアラーム装置は携帯端末である携帯電話などに適用可能であるので、この適用例について説明する。
携帯電話に適用する場合には、図2のアラーム装置の構成要素のうち、制御部1を除く信号再生部2、エコーキャンセラ部3、音認識部8などを携帯電話の構成要素として使用する。さらに、図2のアラーム装置の制御部1を携帯電話のCPU(制御部)に置き換え、そのCPUが信号再生部2、エコーキャンセラ部3、音認識部8などの動作を携帯電話のメモリに格納される所定の手順(プログラム)で制御を行うようにする。
本発明のアラーム装置は携帯端末である携帯電話などに適用可能であるので、この適用例について説明する。
携帯電話に適用する場合には、図2のアラーム装置の構成要素のうち、制御部1を除く信号再生部2、エコーキャンセラ部3、音認識部8などを携帯電話の構成要素として使用する。さらに、図2のアラーム装置の制御部1を携帯電話のCPU(制御部)に置き換え、そのCPUが信号再生部2、エコーキャンセラ部3、音認識部8などの動作を携帯電話のメモリに格納される所定の手順(プログラム)で制御を行うようにする。
このような構成の携帯電話によれば、図2のアラーム装置を適用することにより、目覚まし時計の機能、電話の呼び出し機能(着信機能)などを実現することができる。
目覚まし時計の機能を実現する場合には、携帯電話の入力部によってその機能をユーザが選択して所望の時刻を設定しておく。そして、その設定時刻になったことをCPUが判断すると、CPUはアーム音の再生指示を信号再生部2に行う。さらに、CPUが図3のステップS14〜S17の手順で各部を制御すれば、拍手によってアラーム音の再生を停止させることができる。
目覚まし時計の機能を実現する場合には、携帯電話の入力部によってその機能をユーザが選択して所望の時刻を設定しておく。そして、その設定時刻になったことをCPUが判断すると、CPUはアーム音の再生指示を信号再生部2に行う。さらに、CPUが図3のステップS14〜S17の手順で各部を制御すれば、拍手によってアラーム音の再生を停止させることができる。
また、電話の呼び出し機能を実現する場合には、携帯電話に着信があったことをCPUが判断すると、CPUは電話の呼び出し音(着信音)の再生指示を信号再生部2に行う。さらに、CPUが図3のステップS14〜S17の手順で各部を制御するようにすれば、拍手によって電話の呼び出し音の再生を停止させることができる。
本発明のアラーム装置は、携帯電話などの携帯端末の他に、アラーム機能が必要な各種の小型の電子機器に搭載して使用できる。
1 制御部
2 信号再生部
3 エコーキャンセラ部
4 DA変換部
5 スピーカ
6 マイクロホン
7 AD変換部
8 音認識部
31 適応フィルタ
32 減算器
33 ダブルトーク検出器
81 FFT演算器
82 パターン検出器
83 カウンタ
84 レベル検出器
85 出力器85
2 信号再生部
3 エコーキャンセラ部
4 DA変換部
5 スピーカ
6 マイクロホン
7 AD変換部
8 音認識部
31 適応フィルタ
32 減算器
33 ダブルトーク検出器
81 FFT演算器
82 パターン検出器
83 カウンタ
84 レベル検出器
85 出力器85
Claims (10)
- アラーム音を発生するアラーム装置であって、
アラームの再生指示があったときに、所定の再生信号を再生してスピーカに出力する信号再生部と、
前記再生信号の再生開始と同時または当該再生開始から所定時間経過後に、前記再生中の再生信号とマイクロホンの出力信号との入力をそれぞれ開始し、前記マイクロホンの出力信号から前記再生信号を除去するエコーキャンセラ部と、
前記再生信号が除去された前記マイクロホンの出力信号の特徴量を検出し、当該検出した特徴量に基づいて、前記マイクロホンの出力信号が拍手の音に基づくものであるか否かを認識する音認識部と、
を備え、
前記音声認識部から認識結果があったときに、前記信号再生部、前記エコーキャンセラ部のうち少なくとも前記信号再生部は動作を停止するようにしたことを特徴とするアラーム装置。 - 前記エコーキャンセラ部は、
前記マイクロホンの出力信号と、前記信号再生部から出力される再生信号をフィルタ処理した擬似エコー信号との差分を残差信号として求め、この求めた残差信号のパワーが最小になるように自己のフィルタ特性を制御する適応フィルタと、
前記信号再生部から出力される再生信号と前記適応フィルタから出力される残差信号とを入力し、前記再生信号と前記残差信号を基に、前記適応フィルタと前記音認識部の動作をそれぞれ制御するダブルトーク検出器と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載のアラーム装置。 - 前記ダブルトーク検出器は、
前記信号再生部から出力される前記再生信号が無音のとき、または前記適応フィルタから出力される残差信号にエコーと関係ない音成分が存在するときに、前記適応フィルタのフィルタ特性を制御する動作を停止させ、
前記信号再生部が前記再生信号を出力した後であって、前記残差信号のレベルが所定レベルまで下がったときに、前記音認識部の動作を開始させ、または前記再生信号が無音になったときに、前記音認識部を停止させる、
ことを特徴とする請求項2に記載のアラーム装置。 - 前記音認識部は、
前記残差信号の周波数スペクトルパラメータを算出するFFT演算器と、
前記周波数スペクトルパラメータが算出されるたびに、当該周波数スペクトルパラメータのパターンが予め定めたパターンに類似するか否かを検出し、類似する場合に検出信号を出力するするパターン検出器と、
前記パターン検出器から検出信号が出力したことを計数し、当該計数値が所定値になったときに計数完了信号を出力するカウンタと、
前記周波数スペクトルパラメータの強度が所定値以上か否かを判定し、所定値以上の場合に検出信号を出力するレベル検出器と、
前記カウンタから前記計数完了信号が出力され、かつ、前記レベル検出器から前記検出信号が出力されたときに、前記残差信号が拍手の音に基づくことであることを示す認識結果を出力する出力器と、
を備えることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のアラーム装置。 - 請求項1乃至請求項4のうちの何れか1項に記載のアラーム装置を備えたことを特徴とする携帯端末。
- アラーム音を再生し、当該再生後のアラーム音を停止させるアラーム音の停止方法であって、
アラーム音の再生要求がある場合に、所定のアラーム音のスピーカでの再生を開始する第1の処理と、
前記アラーム音の再生開始と同時にまたは前記再生開始から所定時間の経過後に、マイクロホンが集音する外部音の受け取りを開始し、当該受け取った外部音から現在再生中の前記アラーム音を除去する第2の処理と、
前記アラーム音が除去された外部音の特徴量を検出し、当該検出した特徴量に基づいて、前記外部音が拍手の音であるか否を判定する第3の処理と、
前記外部音が拍手の音であると判定したときに、前記アラーム音の再生を停止する第4の処理と、
を含むことを特徴とするアラーム音の停止方法。 - 前記アラーム音は、目覚まし音または電話の呼び出し音であることを特徴とする請求項6に記載のアラーム音の停止方法。
- 前記第3の処理では、
前記外部音の継続時間または前記外部音の間隔を検出し、当該検出結果に基づいて前記外部音が拍手の音であるか否を判定することを特徴とする請求項6または請求項7に記載のアラーム音の停止方法。 - 前記第3の処理では、
前記外部音の周波数スペクトルを検出し、当該検出結果に基づいて前記外部音が拍手の音であるか否を判定することを特徴とする請求項6または請求項7に記載のアラーム音の停止方法。 - 前記請求項6乃至請求項9のうちの何れか1項に記載のアラーム音の停止方法の各処理をコンピュータに実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012013320A JP2013153338A (ja) | 2012-01-25 | 2012-01-25 | アラーム装置、携帯端末、およびアラーム音の停止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2012013320A JP2013153338A (ja) | 2012-01-25 | 2012-01-25 | アラーム装置、携帯端末、およびアラーム音の停止方法 |
Publications (1)
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JP2013153338A true JP2013153338A (ja) | 2013-08-08 |
Family
ID=49049359
Family Applications (1)
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JP2012013320A Pending JP2013153338A (ja) | 2012-01-25 | 2012-01-25 | アラーム装置、携帯端末、およびアラーム音の停止方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20200070783A (ko) * | 2018-12-10 | 2020-06-18 | 주식회사 딜라이트룸 | 사용자 단말의 알람 제어 방법 및 서버의 알람 해제 미션 결정 방법 |
-
2012
- 2012-01-25 JP JP2012013320A patent/JP2013153338A/ja active Pending
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KR102131724B1 (ko) * | 2018-12-10 | 2020-07-08 | 주식회사 딜라이트룸 | 사용자 단말의 알람 제어 방법 및 서버의 알람 해제 미션 결정 방법 |
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