JP2013148252A - Competitive processing device, and air conditioning system - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は機器の制御に係る複数アプリケーションによる競合を処理する競合処理装置等に関するものである。 The present invention relates to a contention processing device that processes contention by a plurality of applications related to device control.
例えば、ビル等の建物内の空気調和について、消費電力量の削減、空間の快適性の向上が求められている。それを実現するため、例えば、建物内の複数の空気調和装置を連携させて制御を行う空調管理装置を有して空気調和システムを構成している。空調管理装置は、処理装置、記憶装置等を備えている。そして、例えば記憶装置が保持(記憶)するアプリケーション(プログラム)を処理装置が実行している。これにより、建物内の空気調和における消費電力量の削減や空間の快適性の向上を実現している。 For example, for air conditioning in buildings such as buildings, reduction of power consumption and improvement of space comfort are required. In order to realize this, for example, an air conditioning system is configured by including an air conditioning management device that controls a plurality of air conditioning devices in a building in cooperation with each other. The air conditioning management device includes a processing device, a storage device, and the like. For example, the processing device executes an application (program) held (stored) in the storage device. Thereby, the reduction of the power consumption in the air conditioning in a building and the improvement of the comfort of space are realized.
ここで、空調管理装置では、複数のアプリケーションを保持(記憶)している。例えば、「任意に該当機能の動作を停止できると共に、ある対象設備に対して、複数の機能を複合させて制御する必要がある場合において、自由に設定可能とするものである設備機器の制御管理装置」が開示されている(例えば、特許文献1参照)。そして、このとき、同時間帯で処理を行う複数のアプリケーションについては、アプリケーション間で矛盾する処理結果とならないように、アプリケーション間において競合関係が解消できたものだけを管理装置に保持するようにしている。 Here, the air conditioning management apparatus holds (stores) a plurality of applications. For example, “Control and management of equipment that can be set freely when it is necessary to control the function of the target function arbitrarily and control multiple functions for a certain target equipment. Device "is disclosed (for example, see Patent Document 1). At this time, with respect to a plurality of applications that perform processing in the same time period, only those whose conflicts between applications have been resolved can be held in the management device so that the processing results do not contradict each other. Yes.
空気調和装置が必要とされるビル等の建物では、環境条件や建物の立地条件が大きく異なることが多い。このような環境の違いにより、使用者が各建物の空気調和について要求する機能は多岐にわたり、要求に応じた全ての機能を実現することが求められている。 In buildings such as buildings where an air conditioner is required, environmental conditions and building location conditions often differ greatly. Due to such environmental differences, the functions that the user requests for air conditioning in each building are diverse, and it is required to realize all functions according to the requirements.
しかしながら、従来の空調管理装置では、あらかじめ競合関係を解消したアプリケーションを保持するようにしていたため、競合するアプリケーションを保持することができず、例えば機能拡張等を容易に行うことが困難であった。 However, in the conventional air conditioning management apparatus, since the application whose competition relationship has been canceled is held in advance, the competing application cannot be held, and for example, it is difficult to easily perform function expansion or the like.
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、例えば複数のアプリケーションによる機能拡張等を容易に行えるようにするための競合処理装置等を得ることを目的とするものである。 The present invention has been made to solve the above-described problems, and an object of the present invention is to obtain, for example, a contention processing device for easily performing function expansion by a plurality of applications. .
本発明に係る競合処理装置は、制御対象となる機器の制御に係るアプリケーションを実行するアプリケーション実行装置から、複数のアプリケーションの実行により得られる複数の機器制御命令に基づいて、機器制御命令が有する1又は複数のパラメータに係る指示をパラメータ毎に分ける入力受信部と、パラメータ毎に1つの指示を決定する処理を行う入力処理部と、入力処理部の決定に係る指示を、機器を制御する機器制御装置に出力するかどうかをパラメータ毎に決定する処理を行う出力処理部と、出力処理部が出力を決定した指示を機器制御装置に出力する出力部とを備える。
The contention processing device according to the present invention includes a
本発明の競合処理装置によれば、複数のアプリケーションによる機器制御命令からの指示から、パラメータ毎の指示を1つ決定し、出力するかどうかをパラメータ毎に決定した指示を機器制御装置に出力するようにしたので、複数アプリケーションの機器制御命令に競合が発生する可能性がある場合でも、制御に係る競合を解消し、適切な指示を機器制御装置に出力することができる。このため、使用者により所望する機能を実行するためのアプリケーションを追加、選択をした場合でも、アプリケーション間の影響を使用者が考慮することなく機能の拡張等をはかることができる。 According to the contention processing device of the present invention, one instruction for each parameter is determined from instructions from a device control command by a plurality of applications, and an instruction determined for each parameter is output to the device control apparatus. Since it did in this way, even when there exists a possibility that competition may generate | occur | produce in the apparatus control command of several applications, the competition concerning control can be eliminated and an appropriate instruction | indication can be output to an apparatus control apparatus. For this reason, even when an application for executing a desired function is added or selected by the user, the function can be expanded without the user considering the influence between the applications.
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1における空調管理装置100を中心とする空気調和システムの通信等に係る構成を示すブロック図である。図1において、空気調和システムは、複数の室外機40、複数の室内機50、空調管理装置100及びアプリケーション実行装置30を有している。本実施の形態の室外機40及び室内機50は、配管接続により冷媒回路を構成し、冷媒を循環させて空調対象空間の空気調和を行う。室外機40は、例えば圧縮機、室外熱交換器等を有している。また、室内機50は、例えば絞り装置、室内熱交換器等を有している。以下、室外機40及び室内機50を特に区別等しない場合には、それぞれを空調機器として説明する。また、空調管理装置100は、システム内の空調機器の動作を統合的に管理し、制御を行う。本実施の形態では、特に空気調和システムの通信系統について説明する。
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration relating to communication of an air conditioning system centering on an air
本実施の形態の空調管理装置100は、例えば専用通信線、LAN(Local Area Network)等により、複数の室外機40と信号交換(通信、信号の送受)が可能に接続している。図1では、空調管理装置100は室外機40−1、40−2と接続している。また、各室外機40は、専用通信線、LAN等により、1又は複数の室内機50と信号交換が可能に接続している。図1では、室外機40−1は室内機50−1、50−2と接続している。また、室外機40−2は室内機50−3、50−4と接続している。特に限定するものではないが、ここでは、配管接続により冷媒回路を構成している室外機40と室内機50とを専用通信線により接続しているものとする。以上のように通信接続することにより、空調管理装置100と各室内機50との間は、室外機40を介して、信号交換が可能となっている。また、空調管理装置100は、空調機器に対して、少なくとも運転、停止に係る制御信号を、運転、停止等させようとする空調機器に対して送信することが可能である。また、各空調機器は、それぞれ自身の運転状態に係る信号を空調管理装置100に送信することが可能である。
The air
本実施の形態の空調管理装置100は、競合処理装置10及び空調制御装置20を有している。競合処理装置10はアプリケーション実行装置30が保持するアプリケーション(以下、場合によってはアプリと記載することもある)の実行結果に基づいて、制御に係る競合を解消し、各空調機器を制御するための命令データである空調機制御命令を空調制御装置20に出力する。また、空調制御装置20は、競合処理装置10からの空調機制御命令に基づいて、制御しようとする空調機器に制御信号を送信する。
The air
競合処理装置10は、入力処理部13、出力部14、入力受信部15、出力処理部16及びアプリ通信管理部18を有している。また、入力処理データ記憶手段11、出力処理データ記憶手段12及びパラメータテーブル記憶手段17を有している。
The
アプリ通信管理部18は、アプリケーション実行装置30から送られた信号に基づいて空調機制御命令を入力受信部15に伝達する手段である。また、空調制御装置20からの運転データをアプリケーション実行装置30に伝達する。ここで、運転データは、空調管理装置100に接続された各空調機器の運転に関するデータ(例えば運転開始、運転停止、冷暖房の区分、風速、風量、設定温度等)である。
The application communication management unit 18 is a unit that transmits an air conditioner control command to the
入力受信部15は、アプリケーション実行装置30からの空調機制御命令を入力処理部13に伝達するための手段である。このとき、入力受信部15は、アプリケーション実行装置30がアプリケーションを実行して得られる空調機制御命令をパラメータ単位で所定時間毎に伝達する処理を行う。ここで、所定時間は任意に設定可能とするものとする。ただし、所定時間ごとの処理等に限定するものではなく、他の手段、機器からの信号入力又は使用者等の指示入力がなされたときに行うようにしてもよい。また、入力受信部15で伝達間隔を設定しなくてもよく、入力処理部13など他の処理部等で処理間隔の設定をしてもよい。また、パラメータテーブル記憶手段17は、空調機制御命令に含まれるパラメータのデータ、IDのデータ等を例えばテーブル形式で記憶する。ここで、パラメータテーブル記憶手段17に記憶するパラメータ等のデータについては追加、変更等ができるものとする。ただし、使用者の権限によっては追加、変更等を不可とできるようにしてもよい。
The
入力処理部13は、入力処理データ記憶手段11が記憶する入力処理データに基づいて、入力受信部15からのパラメータに対して、アプリケーション毎に行われた空調機制御命令に基づいて、アプリケーション間の競合解消処理を行う手段である。そして、アプリケーション間の競合を解消した空調機制御命令を出力処理部16に伝達する。入力処理データ記憶手段11は、入力処理部13がアプリケーション間の競合解消処理を行うために参照する入力処理データを記憶する。ここで、入力データは、アプリケーション追加の際、また空気調和装置の利用者(例えばビルの管理人等を想定)が変更する可能性の高いものである。
Based on the input processing data stored in the input processing
出力処理部16は、出力処理データ記憶手段12が記憶する出力処理データに基づいて、入力処理部13からの空調機制御命令について、パラメータ間の競合解消処理を行う手段である。そして、パラメータ間の競合を解消した空調機制御命令を出力部14に伝達する。パラメータ間の競合を解消することで、空調機器の動作を最低限保障することができる。出力処理データ記憶手段12は、出力処理部16がパラメータ間の競合解消処理を行うために参照する出力処理データを記憶する。出力処理データは、機器管理者(メンテナンス側のユーザー)が変更する可能性が高いものである。ここで、入力データと出力データとは、変更のタイミング、変更の頻度、使用、変更する人が違うことが容易に想定できるため、2つのデータにわけ、それぞれ入力処理部13と出力処理部16とで処理している。
The
そして、出力部14は、出力処理部16の処理に係る空調機制御命令を、空調制御装置20に情報伝達を行う手段である。以上のような手段による競合処理装置10における詳細な処理については後述する。
The output unit 14 is a unit that transmits an air conditioner control command related to the processing of the
また、空調制御装置20は、空調機管理部21、空調機通信管理部22及び通信管理部23を有している。空調機管理部21は、空調管理装置100と通信接続している各空調機器からの信号に含まれる運転データを運転データ記憶手段24に記憶させ、管理する処理を行う手段である。そして、対象となる空調機器を制御するための競合処理装置10からの空調機器制御命令を制御信号として空調機通信管理部22に伝達する。また、競合処理装置10に伝達する運転データを通信管理部23に伝達する。
In addition, the air
空調機通信管理部22は、空調管理装置100に接続されている各空調機器との間の通信を行う。例えば、空調機管理部21からの制御信号を制御対象の空調機器に送る。また、各空調機器からの信号に基づいて空調機管理部21に運転データを送る。また、通信管理部23は、競合処理装置10との間でデータ等の伝達を行う手段である。例えば、競合処理装置10からの空調機器制御命令を空調機管理部21に伝達する。また、運転データを競合処理装置10に伝達する。運転データ記憶手段24は運転データを記憶する。
The air conditioner
ここで、入力処理部13、出力部14、入力受信部15、出力処理部16、空調機管理部21の処理手段は、各処理を実現する回路デバイス等のハードウェアで構成してもよい。また、各処理手順をソフトウェアとして有し、マイコン(マイクロコンピュータ)、CPUなどの演算装置上でソフトウェアを実行することで実現することもできる。また、アプリ通信管理部18、空調機通信管理部22及び通信管理部23の通信手段は、例えば、LANインタフェースなどのネットワークインタフェースや専用通信用のハードウェアで実現することができる。そして、入力処理データ記憶手段11、出力処理データ記憶手段12、パラメータテーブル記憶手段17は、例えばHDD(Hard Disk Drive )、フラッシュメモリ等の記憶装置で構成することができる。例えば、各記憶手段がハードウェアとして独立していてもよいし、各データを1台の記憶装置に記憶させるようにしてもよい。
Here, the processing means of the
そして、本実施の形態のアプリケーション実行装置30は、空気調和システム内の空調機器を制御するための各種アプリケーション(装置)を有し、各装置がそれぞれ実行した結果である空調機器制御情報(データ)を競合処理装置10に送るものである。競合処理装置10において、競合解消の処理を行うため、アプリケーション実行装置30においては、アプリケーションによる実行結果をそれぞれ独立して競合処理装置10に送るだけでよい。
And the
図1では、アプリケーション実行装置30内に保持するアプリケーションの一例として、省エネ制御アプリ31、空調制御アプリ32、スケジュール制御アプリ33、室外機制御アプリ34、風向制御アプリ35及び温度制御アプリ36を示している。省エネ制御アプリ31は省エネルギーのための制御を行うアプリケーションである。空調制御アプリ32は空気調和制御を行うアプリケーションである。スケジュール制御アプリ33はスケジュール管理を行うアプリケーションである。室外機制御アプリ34は室外機40の制御を行うためのアプリケーションである。風向制御アプリ35は室内機50の風向きを制御するためのアプリケーションである。温度制御アプリ36は温度制御を行うためのアプリケーションである。ここで、アプリケーション実行装置30が保持し、実行するアプリケーションは、この通りのものに限定するものではなく、使用者及び機器管理者は、アプリケーション実行装置30に保持するアプリケーションを、競合関係等を意識することなく、自由に追加、変更、削除することができる。
In FIG. 1, as an example of applications held in the
上記のアプリケーションは、空調制御を行うために予め用意された基本的なアプリケーションであるが、例えば販売会社等が作成したアプリケーション(それぞれの土地、地域等に即した環境の空調制御のためのアプリ(例:北米セットバックアプリ等))、実際の利用者(建設業者、管理人等)が作成したアプリケーション(フロアごとの制御アプリ等)、メンテナンスを行う人が作成したアプリケーション(メンテナンス用試運転アプリ等)を有するようにしてもよい。 The above application is a basic application prepared in advance for air conditioning control. For example, an application created by a sales company or the like (an application for environmental air conditioning control in accordance with each land, region, etc.) Example: North America setback application etc.)), applications created by actual users (constructors, managers, etc.) (control applications for each floor, etc.), applications created by those who perform maintenance (maintenance trial run applications, etc.) You may make it have.
ここで、本実施の形態では、アプリケーション実行装置30は、空調管理装置100とは独立した装置としている。ただ、本実施の形態では、競合処理装置10において、アプリケーション間の競合関係を解消する処理を行うことができるので、空調管理装置100がアプリケーション実行装置30を有するようにしてもよい。また、各アプリケーションをハードウェア(装置)で構成し、独立して実行し、実行結果となる空調機器制御情報を送るようにしてもよいし、アプリケーションをソフトウェアとし、アプリケーションの実行手段により実行して空調機器制御情報を送るようにしてもよい。また、アプリケーション実行装置30をネットワーク等で通信接続できるようにしてもよい。各アプリケーションをソフトウェアで構成してデータサーバ等に記憶させておき、ネットワーク等で実行装置にプログラムデータを送る等してもよい。
Here, in the present embodiment, the
図2は本発明の実施の形態1に係る競合処理装置10内の処理等の流れを示す図である。競合処理装置10は、空調機器単位で空調制御装置20から運転データを受ける。また、競合処理装置10は運転データを含む信号をアプリケーション実行装置30に送る。アプリケーション実行装置30は、アプリケーションを実行して運転データを処理し、それぞれの実行結果となる空調機制御命令を含む信号を競合処理装置10に送る。
FIG. 2 is a diagram showing a flow of processing and the like in the
図3は実施の形態1に係る競合処理装置10内のパラメータテーブル記憶手段17が記憶するパラメータテーブルの例を示す図である。パラメータテーブル記憶手段17は、例えば図3に示すように、空調機器の制御に用いるパラメータ、パラメータごとの一意に設定されるID、各パラメータの設定範囲、各パラメータの保持時間及びタイムスタンプを項目として設定し、テーブル形式のデータとして記憶する。
FIG. 3 is a diagram illustrating an example of a parameter table stored by the parameter
例えばタイムスタンプを項目として設定すれば、先に空調機制御命令が送られたアプリケーションを優先にする等、時間を使った優先度の入力処理データを設定し追加することができる。さらに、例えば競合処理装置10は一定時間間隔で、その間に送られた空調機制御命令に対し、競合関係を解消する処理を行う。このとき、アプリケーションが指示した制御を保持したい場合もあると考えられるため、パラメータの保持時間を項目として設定することで、保持時間の間は他の制御に移行しないようなことを実現することができる。ここで、パラメータテーブルとしては、、少なくともID及びパラメータを項目とするデータが最低限あればよい。例えば、図3に示す設定範囲、パラメータの保持時間、タイムスタンプを項目とせず、それ以外の項目を設定してデータを記憶するようにしてもよい。ここで、パラメータテーブルは、空調機器全てが一定でなくてもよく、空調機器ごとに異なるパラメータを設定するようにしてもよい。
For example, if a time stamp is set as an item, priority-based input processing data using time can be set and added, such as giving priority to an application for which an air conditioner control command has been sent first. Further, for example, the
例えば、制御に係るアプリケーションからの空調機制御命令は、パラメータごとに分けられるものとする。そして、例えば、省エネ制御アプリ31であれば、設定温度のパラメータを有し、+2度、−2度等で示す温度がデータとなる。また、デマンド制御に係るアプリケーションであれば、運転/停止のパラメータを有し、OFF等の制御に係る動作がデータとなる。能力セーブ量をパラメータとして有し、0%で示す値がデータとなる。さらに、風当たり防止制御に係るアプリケーションであれば、風向、風量のパラメータを有する。
For example, an air conditioner control command from an application related to control is assumed to be divided for each parameter. For example, in the case of the energy saving
図4は、実施の形態1に係る入力受信部15が有するインタフェースの例を示す図である。各アプリケーションの空調機制御命令に基づいて、パラメータ単位で所定時間毎に伝達する処理を行う。入力受信部15が保持するインタフェースは、各アプリケーションごと、パラメータごと、対象空調機ごとに受信可否を受け付けるパラメータをもっていても良い。
FIG. 4 is a diagram illustrating an example of an interface included in the
図5は入力処理部13で使用する入力処理データ記憶手段11が記憶する入力処理データの例を示す図である。入力処理データは、入力受信部15で受信した複数のアプリケーションからの空調機制御命令を、パラメータテーブル記憶手段17が保持するパラメータ単位で処理を行い、複数のアプリケーション間の競合を解決するためのデータである。図5では、ID1〜ID9で示す9つの各パラメータに対して、アプリケーションの優先度により競合解消を行う例を示したものである。そこで、図5の例では各パラメータに対して、アプリケーション間の優先度と優先度の変化条件を設定している。
FIG. 5 is a diagram illustrating an example of input processing data stored in the input processing
例えば、図5では、室内機制御アプリA、セットバック制御アプリB、自動モード切替制御アプリC、平滑化制御アプリD、風当たり防止制御アプリE、スケジュール制御アプリF、快適温度制御アプリG、フロア温度制御アプリH、外気温度連動制御アプリJ、温度シフト制御アプリK、室外機制御アプリL、デマンド制御アプリMに関する優先順位等を各パラメータについて設定する。ここで、図5に示すアプリケーションは一例であり、この通りでなくてもよい。 For example, in FIG. 5, indoor unit control application A, setback control application B, automatic mode switching control application C, smoothing control application D, windbreak prevention control application E, schedule control application F, comfort temperature control application G, floor temperature Priorities for the control application H, the outdoor temperature interlocking control application J, the temperature shift control application K, the outdoor unit control application L, the demand control application M, and the like are set for each parameter. Here, the application shown in FIG. 5 is an example, and this need not be the case.
優先度は、複数のアプリケーションのうち、どのアプリケーションの空調機制御命令を優先するかを示すものである。例えば、アプリケーション間の優先関係を不等号、値の大小(図5の例ではHIGH)等で設定している。ここで、数値等を扱う場合であれば、四則演算を用いて値の変化を表しても良い。また、ON/OFF等の値に係る制御であれば、論理演算子を用いて、制御のON/OFFを切り替えて表しても良い。また、前記例を組み合わせて優先度を表現しても良い。優先関係を示すものは、例のみだけでなくて良く、数字やその他大小比較の記号で優先度を表してもよいし、処理の順序によって優先度付けを行っても良い。また、優先度をつけることは必須ではなく、パラメータによっては、単一のアプリケーションのみの制御としてもよい。また、優先度変化条件は、使用者の手動操作、環境条件(例えば、外気温度、湿度、日照時間、天気予報等)、使用条件(室内の滞在人数、使用時間、使用場所、建物の構造)等によって優先度を変化させる条件を示すものである。ここでは、条件のみでなく、アプリケーションからの入力をもって、優先度を変化させるなどの優先度変化条件としても良い。 The priority indicates which of the plurality of applications is given priority to the air conditioner control command. For example, the priority relationship between applications is set by an inequality sign, a value magnitude (HIGH in the example of FIG. 5), and the like. Here, if a numerical value or the like is handled, a change in value may be expressed using four arithmetic operations. In addition, if the control is related to a value such as ON / OFF, the control may be switched ON / OFF using a logical operator. The priority may be expressed by combining the above examples. What shows a priority relationship may not only be an example, but a priority may be represented by a number or other size comparison symbols, or priorities may be given according to the order of processing. In addition, it is not essential to give priority, and depending on the parameters, only a single application may be controlled. In addition, the priority change conditions include user manual operation, environmental conditions (eg, outside temperature, humidity, sunshine duration, weather forecast, etc.), usage conditions (number of people staying in the room, usage time, usage location, building structure). This indicates a condition for changing the priority by the like. Here, not only the conditions but also the priority changing conditions such as changing the priority with an input from the application may be used.
例えば、入力処理データは、パラメータごとに、アプリケーション間の優先度と優先度の変化条件が設定されている。例えば優先度の設定の例として、以下のようなものが考えられる(図5にも示している)。
・単純な不等号による優先度 A>B>C A<B<C
・利用者の設定による決定 ForGorH
・制御の大小による優先度 高(A,B)、低(B,C)、中間(A,B,C)
For example, in the input processing data, priority between applications and priority changing conditions are set for each parameter. For example, the following can be considered as an example of priority setting (also shown in FIG. 5).
・ Priority by simple inequality A>B> C A <B <C
・ Decision by user setting ForGorH
・ Priority according to control size: High (A, B), Low (B, C), Medium (A, B, C)
例えば、不等号を使って優先度を表す例としては、運転/停止が考えられる。運転/停止の命令が来るアプリケーションとして、緊急停止に係るアプリケーション、デマンド停止に係るアプリケーション、フロア温度の平滑化制御に係るアプリケーション、スケジュールに係るアプリケーション等がある。例えば、以上のようなアプリケーションからの空調機制御命令が同時(同じ処理時間帯)にアプリケーション実行装置30から送られた場合、緊急停止、デマンド停止等を優先して行うことがほとんどである。そこで、これらのアプリケーションによる空調機制御命令が優先度が高いものとして設定し、優先順位を不等号で表すことを想定している。また、電力に余裕があるときなどは、デマンド制御の優先度を下げる等の制御を行うことが想定されるため、優先度の変化条件に電力量等を入れることを想定している。
For example, as an example of expressing priority using an inequality sign, driving / stopping can be considered. Applications for which an operation / stop command is received include an application related to an emergency stop, an application related to a demand stop, an application related to floor temperature smoothing control, and an application related to a schedule. For example, when the air conditioner control command from the application as described above is sent from the
また、ユーザー設定による決定を使って優先度を表す例としては、例えば快適性を高める制御、省エネ性を高める制御等のアプリケーションを並列に実行している場合は、温度設定に関して相反する空調機制御命令が同時(同じ処理時間帯)にアプリケーション実行装置30から送られることがある。このとき、ユーザーの選択によって、どのアプリケーションの空調機制御命令を採用するかを決定する。
In addition, as an example of expressing priority using decisions made by user settings, for example, when applications such as control for enhancing comfort and control for enhancing energy saving are executed in parallel, air conditioner control that conflicts with temperature setting An instruction may be sent from the
そして、制御の大小による設定を利用して優先度を表す例としては、温度シフト量が考えられる。例えば、外気温度に連動した温度シフトをする制御、省エネルギーで固定温度上昇させる制御等のアプリケーションからの空調機制御命令が同時(同じ処理時間帯)にアプリケーション実行装置30から送られた場合、例えば一方は4℃上昇、一方は2℃上昇など、同じ制御方向ではあるが、量、幅等が異なる場合が考えられる。このような場合に、高い方を採用するか低い方を採用するか等、優先度付けを行うことが考えられる。
A temperature shift amount can be considered as an example in which the priority is expressed using the setting based on the magnitude of control. For example, when an air conditioner control command from an application such as a control for performing a temperature shift linked to the outside air temperature or a control for increasing the fixed temperature with energy saving is sent from the
入力処理部13は、上記のような入力処理データに基づいて、各パラメータについて最も優先すべきアプリケーションにおける空調機制御命令を選択し、アプリケーション間の競合を解消する。競合解消処理を行った後の空調機制御命令を出力処理部16に送る。
Based on the input processing data as described above, the
図6は出力処理部16で使用する出力処理データ記憶手段12が記憶する出力処理データの例を示す図である。出力処理データは、出力処理部16で受信した入力処理部13からのパラメータごとの空調機制御命令から、パラメータ間の競合を解消するためのデータである。図6に示すように、出力処理データは、例えば処理の優先度、パラメータごとに関係する他のパラメータの情報及びパラメータとの関係式(条件式)を項目として有した構成である。各パラメータごとに関連するパラメータを定義し、また、関連する各パラメータの状態に応じた動作を設定することができる。
FIG. 6 is a diagram illustrating an example of output processing data stored in the output processing
出力処理部16に伝達されたデータは、各パラメータごとの関係性、優先度等を設定する上記のような出力処理データに基づいて、各パラメータごとに出力又は非出力を決定する。そして、出力と決定したパラメータに係る空調機制御命令のみを出力部14に伝達する。出力部14は空調制御装置20へ伝達する。
The data transmitted to the
例えば、出力処理部16は、出力処理データの項目を参照し、出力処理部16に入力されたデータを出力するかしないかを決定する。出力処理部16は、入力処理部13からの空調機制御命令について、パラメータの小さいID順に出力処理データを参照し、そのパラメータに対して関連パラメータが存在するかどうかを検索する。存在した場合は、対象の関連パラメータにおける条件を検索し、条件に当てはまった場合、動作の項目を参照し、次の動作を決定する。また、動作の項目にその他の関連パラメータが存在する場合、再度入力された空調機制御命令の関連パラメータ部分を参照し、条件に当てはまるかを検索する。記載の処理を最終的に出力又は非出力となるまで繰り返し、関連パラメータに対する動作を決定する。
For example, the
図7は出力処理部16が行うパラメータ間の競合解消処理を説明するための図である。図7では、図6にも示している温度シフト量に係る処理を例としている。例えば、図7に示した温度シフト量の検索の例では、温度シフト量の関連パラメータとして、モード、モードの条件により、関連パラメータ2−1である冷房設定温度及び関連パラメータ2−2である暖房設定温度が割り当てられている。出力処理部16は、出力処理データの温度シフト量の項目を参照し、関連パラメータのモードを参照する。関連パラメータのモードの条件に冷房、暖房、自動、未設定が保持されている。モードが冷房だった場合は、動作に関連パラメータ2−1とあるため、関連パラメータ2−1である冷房設定温度の項目を参照する。参照した冷房設定温度の条件に26℃未満、26℃以上、未設定とあり、空調機制御命令が条件に当てはまった場合、その条件部分に記載された動作に従い、出力か非出力かを決定する。例えば、モードが冷房、冷房設定温度が24℃であった場合は、温度シフト量の項目は出力されることとなる。ここで、出力処理データには、空調機制御命令によって、強制的に出力する機能や強制的に非出力とする機能を設けても良い。
FIG. 7 is a diagram for explaining the conflict resolution processing between parameters performed by the
以上のようにして、競合関係を解消した結果、適切な空調機制御命令を空調制御装置20へ伝達し、制御しようとする機器に対して、空調制御装置20から制御信号を送ることができる。
As described above, as a result of eliminating the competitive relationship, an appropriate air conditioner control command can be transmitted to the air
以上のように本実施の形態における空調管理装置100においては、アプリケーション実行装置30から送られた、複数のアプリケーションを実行した結果である空調機器制御情報に基づいて、競合処理装置10が、アプリケーション間の競合関係を解消する処理を行うようにしたので、複数のアプリケーションの実行結果において、競合があったとしても、空調制御装置20に伝達される前に競合関係を解消し、適切な空調機制御命令を空調制御装置20に伝達することができる。このため、使用者により所望する機能を実行するためのアプリケーションを追加、選択をした場合でも、アプリケーション間の影響を使用者が考慮することがなく、機能を拡張等することができる。
As described above, in the air
また、本実施の形態の空調管理装置100においては、競合処理装置10によりアプリケーション間の競合を解消することができるので、複数のアプリケーションと空調制御装置20とを分割した管理等をおこなうことができる。このため、空調制御装置20とアプリケーションを同じ機器内に有する必要がなく、外部にアプリケーションを保持等しておくことができる。これにより、使用者がアプリケーションを開発し、空調制御装置20につなげることができるようになるため、使用者が所望する空気調和の機能を実現することが可能となる。
Further, in the air
実施の形態2.
本発明の実施の形態2では、実施の形態1の構成から、競合処理装置10も空調管理装置100外に出したものである。空調管理装置100内の機器構成は変更されるが、全体の構成は実施の形態1と同様である。
In the second embodiment of the present invention, the
図8は本発明の実施の形態2における空調管理装置100を中心とする空気調和システムの通信等に係る構成を示すブロック図である。実施の形態2においては、競合処理装置10と空調制御装置20とを分離させ、競合処理装置10を独立した装置としている。このため、競合処理装置10及びアプリケーション実行装置30を外部機器として搭載することができる。また、ネットワーク上のサーバ等に搭載することができる。これにより、遠隔からの機能変更や機能競合の解決手段を提供できる。
FIG. 8 is a block diagram showing a configuration relating to communication or the like of the air conditioning system centering on the air
また、本実施の形態においては、各アプリケーション、競合処理装置10、空調制御装置20の分割が可能となることにより、空調制御装置の負荷軽減、開発費の削減が可能となる。
Further, in the present embodiment, by dividing each application, the
上述の実施の形態では、空気調和システムにおけるアプリケーションの競合について説明したが、例えば、冷凍サイクルを利用する他のシステムにも適用することができる。また、冷凍サイクルに係るシステム以外のシステムにも適用することができる。 In the above-described embodiment, application competition in the air conditioning system has been described. However, for example, the present invention can be applied to other systems using a refrigeration cycle. Moreover, it is applicable also to systems other than the system which concerns on a refrigerating cycle.
10 競合処理装置、11 入力処理データ記憶手段、12 出力処理データ記憶手段、13 入力処理部、14 出力部、15 入力受信部、16 出力処理部、17 パラメータテーブル記憶手段、18 アプリ通信管理部、20 空調制御装置、21 空調機管理部、22 空調機通信管理部、23 通信管理部、24 運転データ記憶手段、30 アプリケーション実行装置、31 省エネ制御アプリ、32 空調制御アプリ、33 スケジュール制御アプリ、34 室外機制御アプリ、35 風向制御アプリ、36 温度制御アプリ、40 室外機、50 室内機、100 空調管理装置。
DESCRIPTION OF
Claims (7)
前記パラメータ毎に1つの指示を決定する処理を行う入力処理部と、
該入力処理部の決定に係る前記指示を、前記機器を制御する機器制御装置に出力するかどうかを前記パラメータ毎に決定する処理を行う出力処理部と、
該出力処理部が出力を決定した指示を前記機器制御装置に出力する出力部と
を備えることを特徴とする競合処理装置。 Based on a plurality of device control commands obtained by executing a plurality of applications from an application execution device that executes an application related to control of the device to be controlled, an instruction related to one or a plurality of parameters of the device control command is issued. An input receiving unit for each parameter;
An input processing unit for performing processing for determining one instruction for each parameter;
An output processing unit that performs processing for determining, for each parameter, whether or not to output the instruction relating to the determination of the input processing unit to a device control device that controls the device;
A contention processing device comprising: an output unit that outputs an instruction that the output processing unit has determined to output to the device control device.
該空調機器の制御に係るアプリケーションを実行するアプリケーション実行装置と、
請求項1〜4のいずれか一項に記載の競合処理装置と、
前記空調機器を制御する空調制御装置と
を通信接続して構成することを特徴とする空気調和システム。 A plurality of air conditioners constituting one or a plurality of refrigerant circuits by pipe connection;
An application execution device for executing an application relating to control of the air conditioner;
The contention processing device according to any one of claims 1 to 4,
An air conditioning system comprising: an air conditioning control device that controls the air conditioning equipment and connected by communication.
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