JP2013143232A - 照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】周方向の広い範囲に簡単な構成な構成で光を放射することができ、なおかつ、電源回路の電力容量の増大が容易な照明器具を提供すること。
【解決手段】配光を制御する反射面44が設けられ当該反射面44が入射光の一部を透過する光透過性を有した凹面反射鏡18と、当該凹面反射鏡18の底部に配置されて光を放射するLED14とを、器具設置箇所への取付部たるソケット8を備えたケース体2に設け、前記ケース体2に前記LED14に点灯電力を供給する電源回路76を設けたLED照明器具1を構成した。
【選択図】図2

Description

本発明は、LEDや有機EL素子等の発光素子を光源に備えた照明器具に関する。
近年、LEDの高出力化、及び低コスト化に伴い、LEDを光源に備えた電球型のLEDランプが普及している。この種のLEDランプでは、既存設備のソケットに装着可能な口金を有し、電球の代替として利用されている(例えば、特許文献1、及び特許文献2参照)。
また、ハロゲン電球がスポットライト用光源として広く利用されており、このハロゲン電球の代替を目的としたLEDランプも提案されている。この種のLEDランプでは、ハロゲン電球に近似した配光を得るために次のような構造が提案されている。
すなわち、後端に口金を備えたホルダ内にLEDを収容し、該ホルダの前端に形成された開口を覆うためのカバー部材を設け、このカバー部材には、ホルダの前端から前方側に延びる側壁部を設け、該側壁部を、LEDからの照射光を外部へ透過可能に構成した構造が提案されている(例えば、特許文献3参照)。この構造のLEDランプによれば、カバー部材の側壁部を通じてLEDの光が周方向に放射されて配光がハロゲン電球に近づけられる。
また、底部、及び側面部を有する椀状の放熱器と、この放熱器内の底部に設けられたLEDと、このLEDの出射光を制御する光制御部材とを備え、光制御部材がLEDの出射光の一部を放熱器の側面部へ導き、側面部が光透過性を有している構造のLEDランプも提案されている(例えば、特許文献4参照)。この構造のLEDランプによれば、光制御部材で所望のスポット配光を形成しつつ、LEDの光の一部を側面部に導き透過させることで、当該側面部からも光が放射されることから、LEDランプの全体の配光がハロゲン電球に近づけられる。
特開2009−4130号公報 国際公開第2009/063655号 実用新案登録第3164202号公報 特許第4745467号公報
しかしながら、特許文献3のLEDランプでは、カバー部材の側壁部の高さ方向の幅(ホルダ開口端部からカバーの正面端部までの幅)が狭いと、ハロゲン電球等の配光を十分に再現することはできず、また均一な配光が得られない。これを解消するために側壁部の高さ方向の幅を大きくしてしまうと、LEDから周方向に放射された光が、そのまま側壁部を通じて周方向に照射されることから、周方向への光量が多くなり過ぎてしまい、また前方への照射光量も低下する、という問題を生じる。
そこで、例えば、周方向への照射光量を抑制すべく側壁部の光透過率を低下させたとすると、その分、側壁部で遮蔽されて無駄になる光量が増えて光の利用効率が低下する、という問題を生じる。
一方、特許文献4のLEDランプでは、LEDを納めた放熱器の側面部が光を通すことから、特許文献3のLEDランプに比べて周方向の広い範囲に光を照射できる。ただし、側面部への光の照射は光制御部材によって制御されるため、当該光制御部材によって側面部の広い範囲にLEDの光が照射されていないと、結局は、上記特許文献3のLEDランプと同様に、側面部の制限された範囲からしか光が照射されない。これに加え、特許文献4のLEDランプは、LEDの出射光を制御しつつ、なおかつ、その出射光の一部を側面部に振り分けて周方向の照射も制御するために光制御部材を必要とし、LEDランプが作る配光によっては、当該配光の制御と側面部への光の振り分けとを同時に実現する光制御部材の設計が容易ではない。
さらに、LEDランプでは、口金が後端部に設けられたランプ本体の中に、LEDを点灯する電源回路が納められている。このため、ランプ本体のスペースの制限によって電源回路の電力容量の増大が容易ではなく、LEDランプ光量の高出力化の弊害となっている。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、周方向の広い範囲に簡単な構成な構成で光を放射することができ、なおかつ、電源回路の電力容量の増大が容易な照明器具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、配光を制御する反射面が設けられ当該反射面が入射光の一部を透過する光透過性を有した凹面反射鏡と、当該凹面反射鏡の底部に配置されて光を放射する発光素子とを、器具設置箇所への取付部を備えたケース体に設け、前記ケース体に前記発光素子に点灯電力を供給する電源回路を設けたことを特徴とする照明器具を提供する。
また本発明は、上記照明器具において、前記発光素子が取り付けられる熱伝導性材から成るベース部材を備え、前記ベース部材の裏側に、前記ケース体と熱的に結合するヒートシンクを設けたことを特徴とする。
また本発明は、上記照明器具において、前記発光素子が取り付けられる熱伝導性材から成るベース部材を備え、前記ベース部材がヒートマス部を備えることを特徴とする。
また本発明は、上記照明器具において、前記凹面反射鏡の底部に、前記発光素子の周囲を囲み前記発光素子の光が入射する非反射面のネック部を設けたことを特徴とする。
また本発明は、上記照明器具において、前記ケース体を筒状に形成し、前記ケース体の端部の開口を前記ベース部材で塞いだことを特徴とする。
本発明によれば、凹面反射鏡の反射面に入射光の一部を透過する光透過性を持たせたため、反射面を透過する光が周方向に放射されることとなり、ハロゲン電球に近い配光を実現できる。特に、配光を制御する反射面に光透過性を持たせているため、別途の部材を用いることなく反射面に発光素子の光が入射し、周方向の広い範囲に光を放射することができる。これに加え、発光素子の放射光のうち、反射面を透過しない光は、略全てが主の照射方向である光軸方向の照射に用いられることから、照明効率の低下が抑えられる。
さらに、器具設置箇所への取付部を備えたケース体に、発光素子に点灯電力を供給する電源回路が設けられているため、電源回路を納めるスペースを従来のLEDランプよりも大きくでき、電源回路の電力容量の増大が容易となる。
本発明の実施形態に係るLED照明器具の平面、底面、正面、及び側面を示す図であり、(A)は平面図、(B)は底面図、(C)は正面図、及び(D)は側面図である。 LED照明器具の内部構成を示す断面図である。 発光部を拡大して示す図である。 LED照明器具とハロゲン電球の配光を示す図である。 反射膜の光学特性の一例を示す図であり、(A)は反射膜の分光透過率を示し、(B)は反射膜の分光反射率を示す。 本実施形態のLED照明器具、既存のLEDランプ及びハロゲン電球の発光スペクトル特性を示す図である。 本発明の他の実施形態に係るLED照明器具の内部構成を示す断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
なお、以下の実施形態では、発光素子を光源に備える照明器具として、LEDを光源に備えたLED照明器具を例示するが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば有機EL等の他の発光素子を光源に備える照明器具にも適用可能である。
図1は本実施形態に係るLED照明器具1の平面、底面、正面、及び側面を示す図であり、図1(A)は平面図、図1(B)は底面図、図1(C)は正面図、及び図1(D)は側面図である。また図2はLED照明器具1の内部構成を示す断面図である。
このLED照明器具1は、スポット用光源に用いられている既存のハロゲン電球と配光が略同じに構成され、ハロゲン電球の代わりにスポット照明で利用可能になっている。
すなわち、LED照明器具1は、図1に示すように、略円筒状のケース体2を有し、このケース体2の一端部である先端部2A(図2)に、当該ケース体2の中心軸Kの方向に光を放射する発光部4を設け、他端部である終端部2Bに、器具設置箇所への取付部としての支持具6を設けて構成されている。
支持具6は、LED照明器具1の器具設置箇所に設けられたライティングレールや配線ダクトレール等と称されるレール(不図示)に沿ってスライド自在に取り付けられて上記ケース体2を支持するものである。すなわち、支持具6は、レールに係合する係止部8Aを有したソケット8と、このソケット8から延びる中空の支持棒10とを備え、支持棒10の先端部10Aがケース体2の終端部2Bに回動自在に連結されている。LED照明器具1への電力は、ソケット8の係止部8Aに設けられた電極8B(図1(B))を介してレールから供給され、支持棒10の中を通した配線(不図示)を通じてケース体2に導かれる。
ケース体2は、高い熱伝導性を有する例えば金属材から形成され、終端部2Bには、支持棒10の先端部10Aを回動自在に挟み込む挟持部12が設けられており、支持棒10に対しケース体2を回動させることで、発光部4の照射方向を所望の方向に向けられるようになっている。
このケース体2は、既存のハロゲン電球が装着されるホルダと同一寸法形状を成す。既存のホルダは、ハロゲン電球が先端部から挿入される円筒状を成し、このハロゲン電球の口金に螺合するソケットを内蔵し、上記のレールスライド移動自在に取り付けられてハロゲン電球を支持する。この既存のホルダでは、反射鏡付きのハロゲン電球が装着されたときに、ハロゲン電球の反射鏡から下側がホルダに収まり、当該反射鏡から上側を先端部から外に露出させる構成となっている。本実施形態のLED照明器具1においても、既存のホルダと外形が同一寸法形状に構成されたケース体2の先端部2Aに、発光部4が備える後述の凹面反射鏡18を突出させた状態で設けているため、配光のみならず外観においても、既存のホルダにハロゲン電球を装着した照明器具と似たものとなっている。
発光部4は、光源たるLED14を備える。ケース体2には、図2に示すように、LED14の点灯に要するドライバ回路や電源回路76等の電気回路を搭載した電気回路基板15が納められる。電気回路基板15の電源回路76には、支持具6の支持棒10を通じてケース体2に引き込まれた配線が接続され、この配線を通じて電源回路76に電力が供給される。電源回路76は、この電力に基づいてLED14の点灯電力を生成し、ドライバ回路の制御の下、当該LED14に供給する。
図3は、発光部4を拡大して示す図である。
本実施形態の発光部4は、スポット光源用の既存のハロゲン電球と同等の配光を有するものであり、図2、及び図3に示すように、上述のLED14と、取付ベース部材16と、カップ状の凹面反射鏡18と、フレネルレンズ20とを備えている。
LED14には、図3に示すように、白色光を上面が発光面14Aとして構成され、当該発光面14Aから光を放射する表面実装型のLEDパッケージが用いられている。すなわち、LED14は、図示を省略するが、LEDチップと、LEDチップを収納する収納凹所が形成された平面視略矩形の薄型のパッケージとを備え、パッケージの収納凹所にLEDチップがシリコーン樹脂などの透明樹脂で封止されている。この透明樹脂の中には、LEDチップから放射された光によって励起されてLEDチップとは異なる発光色の光を放射する波長変換材料としての蛍光体(蛍光顔料、蛍光染料など)が分散されており、LEDチップの光と蛍光体の光との混合により白色光が得られる。
取付ベース部材16は、図3に示すように、凹面反射鏡18の支持、上記LED14の発光面14Aを上に向けて載置する台座、LED14のヒートシンク、及びヒートマスとして機能する部材である。
すなわち、取付ベース部材16は、上面視略円形の板状の円板部30と、当該円板部30の略中央上面に突出した切頭状の台座部32と、円板部30の全周に亘って設けられたヒートマス部34とを備え、高熱伝導性を有する例えばアルミニウム材等の金属材により一体成形されている。また、取付ベース部材16には、ヒートマス部34の外側に露出する露出部分全体を覆う後述するヒートマスカバー46が設けられている。
取付ベース部材16は、ヒートマス部34を覆うヒートマスカバー46をケース体2の先端部2Aの縁部3に密着状態で当該ケース体2に取り付けられる。これにより、ケース体2の先端部2Aの開口が取付ベース部材16によって閉塞され、ケース体2と取付ベース部材16の隙間からの塵や埃等の入り込みが防止される。
取付ベース部材16の各部について詳述すると、上述のように円板部30には、表側(上面側)の主表面の中央に上記台座部32が設けられている。この台座部32は上面視略円形の切頭凸状部であり、その上面には、図3に示すように、上記LED14を嵌め込む嵌込溝32Aが設けられている。LED14が嵌込溝32Aに嵌め込まれることで、LED14の底面及び側面の両方からLED14の発熱を台座部32に伝導させ、LED14の放熱性が高められている。また台座部32には、上下に貫通する貫通穴32Bが2箇所に設けられており、ケース体2の電気回路基板15から延びる正電位及び負電位の各リード線が各貫通穴32Bを通ってLED14に接続される。なお円板部30には、凹面反射鏡18がLED14を内部に収めるように取り付けられるが、これについては後述する。
上記ヒートマス部34は、円板部30の縁部の位置でケース体2の中心軸Kに沿って上下に高さ幅Wで延在して側壁を形成し、LED14の発熱を吸収するための十分なヒートマス(熱容量)として機能する。
ここで、上述のように、このヒートマス部34を含む取付ベース部材16が高熱伝導性を有する金属材で一体に形成されていることから、LED14の充電部からの導電が考えられ、またLED14の発熱を蓄えるヒートマスにより高温にもなる。一方で、このLED照明器具1にあっては、ヒートマス部34がケース体2の先端部2Aで露出することからユーザがヒートマス部34に接触し易い。そこで、本実施形態では、高い絶縁性を有し、かつ、ヒートマス部34よりも低熱伝導率を有する樹脂材から形成した上述のヒートマスカバー46によって、ヒートマス部34の外側に露出する露出部分全体を覆い、当該ヒートマス部34にユーザの身体が直接接触することがないようにしている。このヒートマスカバー46は、例えば取付ベース部材16の周囲にインサート成形により設けられており、ヒートマスカバー46がヒートマス部34から外れることがない程度の十分の固定強度で固定されている。また本実施形態では、係るヒートマスカバー46の厚み(周方向の肉厚)は、1.2kVの耐電圧と接触時の火傷を防止可能な厚み(例えば2mm)を下限としている。
また、ヒートマスカバー46は、図3に示すように、ヒートマス部34の下端部34Aも覆うことで、ケース体2の先端部2Aとヒートマス部34の間に介在し、両者の間の電気的な絶縁が図られている。
ここで、ヒートマス部34のヒートマスは、容積に比例して大きくなることから、高さ幅W、或いは厚みT(図3)を大きくすることでヒートマス性能を高められる。このとき、厚みTをケース体2の周方向(中心軸Kに直交する方向)に平面視で後述の凹面反射鏡18の外形よりも突出するほど大きくしてしまうと、LED照明器具1のサイズの大型化を招くため、厚みTは、平面視でヒートマス部34が凹面反射鏡18の先端開口18Aの範囲内に収まる厚みを限度とすることが望ましく、当該限度を超えてヒートマスが要求される場合には、高さ幅Wを大きくすることが望ましい。但し、高さ幅Wを大きくするときには、ヒートマス部34の上端部34Bは、後述する凹面反射鏡18の形状を制限することがないように、当該凹面反射鏡18のネック部42と同程度の高さ位置であって反射面44の下端44Aと同程度の高さ位置までを限度として延ばし、ヒートマスの不足分は下端部34Aを下側に延ばして補うことが好ましい。
LED14の発熱は、ヒートマス部34を含む取付ベース部材16を伝導しヒートマス部34に蓄えられて外部に放熱されるが、このLED照明器具1では、取付ベース部材16からケース体2の側にも発熱を積極的に伝導するように構成されている。
すなわち、ケース体2の内部構造について説明すると、前掲図2に示すように、ケース体2の中には、内部を先端部2Aの側と終端部2Bの側に仕切る仕切板15Aが一体に設けられている。仕切板15Aで仕切られた終端部2Bの側には、上記挟持部12が設けられており、先端部2Aの側は電気回路基板15を収める基板収納容器72として構成されている。仕切板15Aが基板収納容器72の底面を構成し、この仕切板15Aに電気回路基板15が立設状態で収められ充填剤71が充填される。充填剤71は高い電気的絶縁性、及び熱伝導性を有するものであり、電気回路基板15の発熱が充填剤71を通じてケース体2に伝熱され、ケース体2の表面から放熱される。
一方、上記取付ベース部材16の円板部30の裏面にはヒートシンク70が密着して設けられており、このヒートシンク70がケース体2の先端部2Aから充填剤71の中に押し込まれ、充填剤71を介してケース体2に熱的に結合されている。ヒートシンク70は、円板部30の台座部32の直下に当該台座部32を含むように面接触する。これにより、LED14の発熱が台座部32からケース体2側のヒートシンク70に効率良く伝熱され、充填剤71を通じてケース体2に伝熱され、ケース体2の表面から放熱される。
このように、LED照明器具1では、取付ベース部材16がLED14の発熱を蓄えるヒートマス部34を備え、これに加え、ケース体2の側に伝熱して放熱するヒートシンク70を備えるため、LED14の発熱を効率良く放熱して高い冷却性能が得られる。これにより、LED14の高出力化が容易となり、高出力なLED照明器具1が容易に実現できる。
また、既存のハロゲン電球の口金が装着されるソケットを内蔵したホルダと外形が同一寸法形状のケース体2に凹面反射鏡18を設けつつ、当該ケース体2にLED14の電源回路76を内蔵したため、ハロゲン電球を模したLEDランプに電源回路76を内蔵する場合に比べて電源回路76を収める空間を広くできる。これにより、ハロゲン電球を模したLEDランプを既存のホルダに装着した状態の外観形状としつつも、大容量の電源回路76を内蔵して高出力なLED照明器具1を構成できる。
次いで、凹面反射鏡18について詳述する。
凹面反射鏡18は、LED14が放射する光を光軸方向に反射して、スポット配光を形成するように配光を制御する回転楕円面の反射面44を有するとともに、当該反射面44の全体が光透過性を有して構成されることで当該反射面44の全体から光軸の周方向にも光を放射するものである。この凹面反射鏡18は、反射面44の光軸がケース体2の中心軸Kと略同軸となるように当該ケース体2の先端部2Aに設けられている。
より具体的には、凹面反射鏡18は、図3に示すように、底部中心に底部開口18Bを有し、この底部開口18Bから先端開口18Aまでの範囲Dの内側面の略全面が上記回転楕円面の反射面44として形成されている。また底部開口18Bには後端側に延びる円筒状のネック部42が一体に設けられている。ネック部42は、ケース体2の先端部2Aを閉塞する取付ベース部材16の台座部32と外側のヒートマス部34とにより形成される溝部50に挿入され、ヒートマス部34との間の隙間に充填された透明な接着剤52で固定されている。このように溝部50に凹面反射鏡18のネック部42を挿入して固定するため、LED照明器具1の全長を短くできる。このとき、溝部50の幅は、凹面反射鏡18の外周面とヒートマス部34の上端部34Bの間の隙間を3mm以下にする大きさが好ましく、これにより、この隙間を手指が通ってヒートマス部34に触れるのを防止できる。
また、ネック部42の長さLは、取付ベース部材16の台座部32の円板部30からの高さよりも長く、これにより台座部32の上面に設けられたLED14の周囲をネック部42が囲み、当該LED14の発光面14Aよりも高い位置に反射面44が配置される。より正確には、LED14の発光面14Aは、周囲がネック部42で囲まれる位置であって、なおかつ発光面14Aから放射する光がネック部42と反射面44との両方に入射する高さ位置に配置される。
凹面反射鏡18は、LED14の光に対して透明であり、電気的絶縁性を有し、かつ取付ベース部材16との間の熱抵抗が高い(取付ベース部材16よりも低い熱伝導率の)透明樹脂又は透明ガラス等の材料で成形された基材60に、上記範囲Dに対する内側面の全面に光透過性を有する反射膜により反射面44を形成して構成されている。係る基材60によって凹面反射鏡18を構成することで、外部に露出する凹面反射鏡18が電気を帯び、また高温になるのが防止される。
反射面44による反射について説明すると、図3に示すように、LED14から放射されて反射面44に入射する光M1は、当該反射面44で反射されて反射光M2として先端開口18Aを通じて外部に(中心軸K方向に)放射され、また一部は、反射面44を透過して透過光M3として周方に放射される。これにより、反射面44の略全面から透過光M3が周方向に放射されるため、ハロゲン電球に近い配光を実現できる。
また、反射面44に光透過性を持たせているため、反射面44を透過しない光は反射光M2として中心軸K方向の主の照射光として無駄なく用いられることから、光の利用効率を良好にできる。
凹面反射鏡18のネック部42には、上記反射面44は形成されておらず、無垢の透明材料のままの非反射面とされている。したがって、LED14からネック部42に入射した光M4は、ネック部42を透過してヒートマス部34との間の隙間を光らせることとなり、これにより、反射面44の下端(底部開口18B)部分での周方向への光強度が補われる。さらに、ネック部42に入射した光M4の一部は、凹面反射鏡18の基材60の内部を伝播する伝播光M5となって基材60全体を発光させ、周方向への放射光量の増加に寄与することとなる。
凹面反射鏡18の先端開口18Aには、反射面44による配光の制御を補ってハロゲン電球の配光にさらに近づける光制御部品としての上記フレネルレンズ20が設けられている。フレネルレンズ20は、樹脂製の円板状部材の表裏のいずれかに同心円状にすべて角度の違う溝を設けたものである。本実施形態では、溝が設けられた主表面20Aを内側(LED14側)に向け他方の主表面20Bを外側に向けた姿勢でフレネルレンズ20を凹面反射鏡18の先端開口18Aに設けている。
具体的には、凹面反射鏡18の先端開口18Aには、フレネルレンズ20が嵌まり込む段部19が形成されており、当該段部19にフレネルレンズ20を嵌め込み接着剤で接着することで、フレネルレンズ20が凹面反射鏡18の先端開口18Aを閉塞した状態で固定される。
係るフレネルレンズ20が先端開口18Aを閉塞して設けられることで、フレネルレンズ20に入射する光M6のうち、溝が形成された面20Aに入射した光M6の一部が反射面44に向けて反射され、この反射された光M7が反射面44を透過して周方向に放射されることで、周方向への放射光量が増加し、光の利用効率が高められる。
これにより、図4に示すように、LED照明器具1にあっては、ハロゲン電球の配光に近い配光が得られる。
ここで、本実施形態では、凹面反射鏡18の反射面44を形成する反射膜として誘電多層膜から成るダイクロイック膜を用いることとし、透過させる光の波長選択性を反射面44に持たせることとしている。
図5は、反射膜の光学特性の一例を示す図であり、図5(A)は反射膜の分光透過率を示し、図5(B)は反射膜の分光反射率を示す。
反射面44の反射膜は、LED14の発光波長400nm〜800nmの光を反射(略非透過)するとともに、波長400nm〜800nmにおいて一部の光を透過する光学特性を有する。この反射膜を透過する一部の光により照明における間接光に適した光を周方向に放射することができ、また反射面44からの反射光を主の照射光として先端開口18Aから放射することから、図6に示すように、既存のLEDランプと同等の演色性を維持できる。
反射面44を形成する反射膜を誘電多層膜から成るダイクロイック膜とすることで、透過光の波長選択を持たせることができ、照明デザイン等の要求に応じて自由な波長を透過させることができるものの、誘電多層膜にあっては、透過光の進行方向に波長依存性が生じるため、周方向の放射光を例えば壁面等に照射した際に色むらや照度むらが発生する。
そこで、凹面反射鏡18の外周面62には、その表面に透過光を散乱させる光散乱機能を持たせるための例えばエンボス加工が施されており、これにより、周方向に放射する光の色むらや照度むらが抑えられる。
以上説明したように、本実施形態によれば、凹面反射鏡18と、当該凹面反射鏡18の底部開口18Bに配置されて光を放射する発光素子としてのLED14とをケース体2の先端部2Aに設け、凹面反射鏡18の反射面44の全面に光透過性を持たせたLED照明器具1とした。
これにより、反射面44の略全面から透過光がLED照明器具1の周方向に放射されることから、ハロゲン電球や白熱電球に近い配光を実現できる。特に、反射面44に光透過性を持たせているため、反射面44を透過しない光は反射光として主の照射方向である光軸方向の照射に用いられることから、透過光量を抑えても無駄が生じることがなく光の利用効率を良好にできる。
さらに、器具設置箇所(本実施形態ではレール)への取付部たるソケット8を備えたケース体2に、LED14に点灯電力を供給する電源回路76を設ける構成であるため、電源回路76を納めるスペースを従来のLEDランプよりも大きくでき、電源回路76の電力容量の増大が容易となり、高出力化が容易となる。
また本実施形態によれば、LED14が取り付けられる熱伝導性材から成る取付ベース部材16の裏側に、ケース体2と熱的に結合するヒートシンク70を設けたため、LED14の発熱を取付ベース部材16からケース体2に伝え、放熱性能を高めることができる。
特に本実施形態によれば、取付ベース部材16がヒートマス部34を備えるため、高出力型のLED14を用いた場合でも、当該LED14の発熱を取付ベース部材16、及びヒートシンク70の双方で十分に処理することができる。
また本実施形態によれば、凹面反射鏡18の底部に、LED14の周囲を囲みLED14の光が入射する非反射面のネック部42を設ける構成とした。この構成により、ネック部42に入射した光M4によって、凹面反射鏡18とケース体2の接続部分が発光し、また凹面反射鏡18の基材60の内部を伝播する伝播光M5を生じて基材60全体が発光することとなるため、周方向への放射光量の増加に寄与し、既存のハロゲン電球の配光に近づけられる。
また本実施形態によれば、ケース体2の先端部2Aの開口を取付ベース部材16で塞ぐ構成としたため、この開口を閉塞する部材を別途に設ける必要がなく、組み立てが容易となる。
さらに、取付ベース部材16の上面に設けた電気的絶縁性の凹面反射鏡18と、周縁に沿って設けたヒートマス部34によって、当該取付ベース部材16の上面への手指の浸入を防止し、なおかつヒートマス部34の外部に露出する面をヒートマスカバー46で覆う構成としたため、取付ベース部材16がケース体2の外に設けられていても、取付ベース部材16への直接的な手指の接触を阻止できる。
また本実施形態によれば、凹面反射鏡18を透明な基材60で成形し、当該基材60の内周面に誘電多層膜から成るダイクロイック膜を設けて反射面44を形成したため、照明デザインからの要望等に合わせて、周方向に透過する光の波長を簡単かつ自由に選択でき、また周方向の照射光の色が異なるLED照明器具1のバリエーションを簡単に作ることができる。
また本実施形態によれば、凹面反射鏡18の基材60の外周面62がエンボス加工等により光拡散性を有するため、反射面44を誘電多層膜から成るダイクロイック膜により形成されていても、周方向に放射する光の色むらや照度むらが抑えられる。
また本実施形態によれば、凹面反射鏡18の先端開口18Aを塞ぐフレネルレンズ20を備える構成としたため、フレネルレンズ20の裏面で反射した光を周方向への照射光として効率良く利用することができる。
上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を例示するものであって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変形、及び応用が可能である。
例えば上述した実施形態においては、取付ベース部材16の裏面に設けたヒートシンク70をケース体2に充填剤71を介して熱的に間接的に結合する構造を例示した。しかしながら、これに限らず、ヒートシンク70をケース体2に熱的に直接的に結合する構成としても良い。例えば、図7に示すLED照明器具100のように、ケース体2の周面に面で密着して直接的に熱を伝える側壁170Aをヒートシンク70に一体に設ける構成としても良い。これにより、ヒートシンク70からケース体2に至る熱抵抗が低減されるため、LED14の放熱性能がさらに高められる。
なお、図7の構成では、ケース体2がヒートシンク70を通じて取付ベース部材16と電気的に結合するため、当該ケース体2は電気的絶縁性の高い材料から形成される。
またヒートシンク70は、取付ベース部材16の裏面と熱的に結合する構成であれば、取付ベース部材16と別体、及び一体のどちらでも良い。取付ベース部材16の裏面にヒートシンク70を一体に設けることで、取付ベース部材16とヒートシンク70の間の熱抵抗を無くして、ケース体2の側へLED14の発熱を効率良く伝達することができる。
また例えば、上述した実施形態では、レールに取り付けられるLED照明器具1、100を例示したが、これに限らず、壁や天井等の設置面に直接、或いは間接的に固定される取付部をケース体2が備え、当該取付部によって設置面に固定される構成であっても良い。
1、100 LED照明器具(照明器具)
2 ケース体
2A 先端部
4 発光部
6 支持具(取付部)
14 LED(発光素子)
16 取付ベース部材(ベース部材)
18 凹面反射鏡
18A 先端開口
18B 底部開口
20 フレネルレンズ
30 円板部
34 ヒートマス部
42 ネック部
44 反射面
46 ヒートマスカバー
60 基材
62 外周面
70 ヒートシンク
76 電源回路
K 中心軸

Claims (5)

  1. 配光を制御する反射面が設けられ当該反射面が入射光の一部を透過する光透過性を有した凹面反射鏡と、当該凹面反射鏡の底部に配置されて光を放射する発光素子とを、器具設置箇所への取付部を備えたケース体に設け、前記ケース体に前記発光素子に点灯電力を供給する電源回路を設けたことを特徴とする照明器具。
  2. 前記発光素子が取り付けられる熱伝導性材から成るベース部材を備え、前記ベース部材の裏側に、前記ケース体と熱的に結合するヒートシンクを設けたことを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
  3. 前記発光素子が取り付けられる熱伝導性材から成るベース部材を備え、前記ベース部材がヒートマス部を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の照明器具。
  4. 前記凹面反射鏡の底部に、前記発光素子の周囲を囲み前記発光素子の光が入射する非反射面のネック部を設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の照明器具。
  5. 前記ケース体を筒状に形成し、前記ケース体の端部の開口を前記ベース部材で塞いだことを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の照明器具。
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