JP2013137654A - 車載用通信サービス利用システムおよび車載用通信サービス利用方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザに通知すべき投稿情報を有用な情報に限定することによって、車載器におけるSNSの利用の効率性および安全性を向上させることができる「車載用通信サービス利用システムおよび車載用通信サービス利用方法」を提供すること。
【解決手段】投稿情報取得手段11によって取得される閲覧登録している投稿情報には、当該投稿情報の再投稿が行われた回数を示す再投稿回数情報が対応付けられており、投稿情報取得手段11によって取得された閲覧登録している投稿情報の中から、再投稿が行われた回数が所定回数以上である特定の投稿情報を再投稿回数情報に基づいて抽出する特定投稿情報抽出手段14と、この特定投稿情報抽出手段14によって抽出された特定の投稿情報をユーザに限定的に通知する特定投稿情報通知手段15とを備えたこと。
【選択図】図2

Description

本発明は、車載用通信サービス利用システムおよび車載用通信サービス利用方法に係り、特に、車載器におけるSNS(social network service)の利用に好適な車載用通信サービス利用システムおよび車載用通信サービス利用方法に関する。
従来から、車載器においては、インターネットを介してサーバや他のユーザ端末との間でのデータ通信を行うことが可能とされていた。
例えば、特許文献1においては、車載器(ナビゲーション装置)と施設情報管理サーバとの間でのインターネットを介した通信によって、施設情報管理サーバから車載器に対して、ナビゲーションの目的地に設定された回数が多い施設の情報を提供する技術が開示されている。
また、特許文献2においては、ユーザ端末から車載器に送信される電子メールに、優先度の高低を示す優先度情報を付加しておき、車載器側で、着信した電子メールのうちの優先度情報が示す優先度が高い電子メールに限定した着信の報知を行う技術が開示されている。
特開2008−14669号公報 特開2008−299528号公報
ところで、全世界で使用されている標準SNSの1つに、個々のユーザがツイート(tweet)(登録商標)と称される短文を投稿、閲覧することができる通信サービスであるツイッター(Twitter)がある。
そして、現在、このツイッターを車載器において利用したいというニーズが高まっており、このようなニーズに応えるための最適なソリューションの提供が喫緊の課題となっている。
しかるに、特に1DIN(Deutsche Industrie Normen)のヘッドユニット等の表示部のサイズが小さい車載器においては、投稿されたツイートのすべてを表示しても、それらを閲覧し切ることは勿論のこと、ユーザにとって重要なツイートのみを選別することは極めて困難であり、また、安全運転に支障を来たす虞もある。
したがって、車載器での利用に適合させるためには、閲覧に煩雑さを感じさせず、なおかつ、ユーザにとって重要とみなすことができるような投稿情報を整理してユーザに通知することが重要であると言える。
そこで、本発明は、このような点に鑑みなされたものであり、ユーザに通知すべき投稿情報を有用な情報に限定することによって、車載器におけるSNSの利用の効率性および安全性を向上させることができる車載用通信サービス利用システムおよび車載用通信サービス利用方法を提供することを目的とするものである。
前述した目的を達成するため、本発明に係る車載用通信サービス利用システムは、情報の投稿、閲覧登録している投稿情報の閲覧および閲覧登録している投稿情報の再投稿が可能とされた通信サービスを提供するサーバとの通信を行う通信装置と、この通信装置による前記サーバとの通信によって、前記サーバから前記閲覧登録している投稿情報を取得する投稿情報取得手段と、この投稿情報取得手段によって取得された前記閲覧登録している投稿情報を、車載器の表示部に表示する投稿情報表示手段とを備えた車載用通信サービス利用システムであって、前記投稿情報取得手段によって取得される前記閲覧登録している投稿情報には、当該投稿情報の前記再投稿が行われた回数を示す再投稿回数情報が対応付けられており、車載用通信サービス利用システム本体は、前記投稿情報取得手段によって取得された前記閲覧登録している投稿情報の中から、前記再投稿が行われた回数が所定回数以上である特定の投稿情報を前記再投稿回数情報に基づいて抽出する特定投稿情報抽出手段と、この特定投稿情報抽出手段によって抽出された前記特定の投稿情報をユーザに限定的に通知する特定投稿情報通知手段とを備えたことを特徴としている。
また、本発明に係る車載用通信サービス利用方法は、情報の投稿、閲覧登録している投稿情報の閲覧および閲覧登録している投稿情報の再投稿が可能とされた通信サービスを車載器において利用するための車載用通信サービス利用方法であって、前記通信サービスを提供するサーバとの通信によって、前記サーバから前記閲覧登録している投稿情報を取得する第1のステップと、この第1のステップにおいて取得された前記閲覧登録している投稿情報の中から、当該投稿情報に対応付けられている当該投稿情報の前記再投稿が行われた回数を示す再投稿回数情報に基づいて、前記再投稿が行われた回数が所定回数以上である特定の投稿情報を抽出する第2のステップと、この第2のステップにおいて抽出された前記特定の投稿情報をユーザに限定的に通知する第3のステップとを含むことを特徴としている。
そして、このような本発明によれば、サーバから取得された閲覧登録している投稿情報のうちの再投稿が行われた回数が所定回数以上である特定の投稿情報に限定したユーザへの通知を行うことができるので、ユーザに通知すべき投稿情報を有用な情報に絞り込むことができ、ひいては、車載器における通信サービスの利用の効率性および安全性を向上させることができる。
さらに、本発明の車載用通信サービス利用システムにおいて、前記特定投稿情報通知手段は、前記投稿情報表示手段に対して前記特定の投稿情報に限定した前記閲覧登録している投稿情報の表示を行わせるための制御を行う投稿情報表示制御手段を備えてもよい。同様に、本発明の車載用通信サービス利用方法において、前記第3のステップは、前記特定の投稿情報に限定した前記車載器の表示部への前記閲覧登録している投稿情報の表示を行うステップであってもよい。
そして、このような本発明によれば、特定の投稿情報に限定した車載器の表示部への表示を行うことができるので、車載器の表示部に表示すべき投稿情報を有用な情報に絞り込むことができる。
さらにまた、本発明の車載用通信サービス利用システムにおいて、前記投稿情報表示制御手段は、前記特定の投稿情報を、前記通信サービス用のアプリケーション以外のアプリケーションの実行画面上にテロップとして1件ずつ順次表示させるように前記投稿情報表示手段を制御してもよい。同様に、本発明の車載用通信サービス利用方法において、前記第3のステップは、前記特定の投稿情報を、前記通信サービス用のアプリケーション以外のアプリケーションの実行画面上にテロップとして1件ずつ順次表示するステップであってもよい。
そして、このような本発明によれば、特定の投稿情報の限定表示を、表示スペースを大きくとらないテロップの順次表示によって実現することにより、通信サービスを他のアプリケーションの利用時においても有効に利用することができる。また、特定の投稿情報の表示の切り替え等の煩雑な操作負担をともなわないので、利便性および安全性をさらに向上させることができる。
また、本発明の車載用通信サービス利用システムにおいて、前記通信サービス用のアプリケーション以外のアプリケーションは、楽曲再生用のアプリケーションを含んでもよい。
そして、このような構成によれば、通信サービスを楽曲を視聴しながら利用することができる。
さらに、本発明の車載用通信サービス利用システムにおいて、前記投稿情報表示制御手段は、前記テロップを、選択可能な状態として表示させ、前記特定投稿情報通知手段は、前記テロップが選択された場合には、当該選択されたテロップに該当する前記特定の投稿情報に関する所定の情報をユーザに通知するための所定の処理を実行してもよい。同様に、本発明の車載用通信サービス利用方法において、前記第3のステップは、前記テロップを、選択可能な状態として表示するステップであり、前記テロップが選択された場合に、当該選択されたテロップに該当する前記特定の投稿情報に関する所定の情報をユーザに通知するための所定の処理を実行する第4のステップを含んでもよい。
そして、このような本発明によれば、ユーザが特に興味を持った特定の投稿情報については、当該投稿情報に関する所定の情報をユーザに通知することができるので、利便性をさらに向上させることができる。
さらにまた、本発明の車載用通信サービス利用システムにおいて、前記所定の情報は、前記選択されたテロップに該当する特定の投稿情報に対応付けて前記サーバから取得された当該投稿情報に対する返信情報であり、前記所定の処理は、前記返信情報を前記車載器の表示部に表示する処理であってもよい。
そして、このような構成によれば、ユーザが特に興味を持った特定の投稿情報に対する返信情報を表示することができるので、利便性を向上させることができる。
また、本発明の車載用通信サービス利用システムにおいて、前記閲覧登録している投稿情報をリストに登録するリスト登録装置と、前記リストを、これに登録されている前記閲覧登録している投稿情報の選択が可能な状態で表示するリスト表示装置とを備え、前記投稿情報取得手段は、前記リスト表示装置によって表示された前記リストの中から選択された前記閲覧登録している投稿情報を前記サーバから取得してもよい。同様に、本発明の車載用通信サービス利用方法において、前記閲覧登録している投稿情報をリストに登録する第5のステップと、前記リストを、これに登録されている前記閲覧登録している投稿情報の選択が可能な状態で表示する第6のステップとを含み、前記第1のステップは、前記第6のステップにおいて表示された前記リストの中から選択された前記閲覧登録している投稿情報を前記サーバから取得するステップであってもよい。
そして、このような本発明によれば、閲覧登録している投稿情報をリストの中から絞り込むことができるので、ユーザの嗜好性を反映したより有用性が高い特定の投稿情報をユーザに通知することができる。
さらに、本発明の車載用通信サービス利用システムにおいて、前記通信装置および前記リスト登録装置は、前記車載器に接続された携帯端末に備えられていてもよい。
そして、このような構成によれば、携帯端末における登録情報を車載器における通信サービスの利用に活用することができる。
さらにまた、本発明の車載用通信サービス利用システムにおいて、前記通信サービスは、ツイッターであり、前記再投稿回数情報は、リツイート数情報であってもよい。
そして、このような構成によれば、車載器においてツイッターを効率的かつ安全に利用することができる。
本発明によれば、ユーザに通知すべき投稿情報を有用な情報に限定することによって、車載器におけるSNSの利用の効率性および安全性を向上させることができる。
本発明に係る車載用通信サービス利用システムの第1実施形態を示す概要図 車載用通信サービス利用システムの第1実施形態を示すブロック図 車載用通信サービス利用システムの第1実施形態において、再投稿回数情報を示す概念図 本発明に係る車載用通信サービス利用方法の第1実施形態を示すフローチャート 本発明に係る車載用通信サービス利用システムの第2実施形態を示すブロック図 車載用通信サービス利用システムの第2実施形態において、動作例を示す工程図 本発明に係る車載用通信サービス利用方法の第2実施形態を示すフローチャート
(第1実施形態)
<車載用通信サービス利用システム>
以下、本発明に係る車載用通信サービス利用システムの第1実施形態について、図1乃至図3を参照して説明する。
図1は、本発明に係る車載用通信サービス利用システム1の概要を示したものである。
図1に示すように、本実施形態における車載用通信サービス利用システム1は、車載器(ヘッドユニット)2と、この車載器2に有線(USB等)または無線(bluetooth等)によってデータ通信が可能に接続された携帯端末3とによって構成されている。携帯端末3としては、スマートフォン等のSNSの利用および車載器2との接続に対応した種々の携帯端末を適用することができる。
本実施形態における車載用通信サービス利用システム1は、携帯端末3の通信機能によって、SNSを提供するSNSサーバ4との間でインターネット網5を介した通信を行うことにより、SNSサーバ4からのSNSの提供を受けることが可能とされている。SNSとしては、例えば、前述したツイッターを挙げることができる。
このようなSNSによって車載用通信サービス利用システム1に付与される機能は種々あるが、特に本実施形態との関連性が強いものとしては、以下の3つを挙げることができる。
(1)車載用通信サービス利用システム1を介してSNSを利用するユーザ(以下、本機ユーザと称する)による情報の投稿
(2)本機ユーザによる当該本機ユーザが閲覧登録している他のユーザ(以下、閲覧先ユーザと称する)の投稿情報の閲覧
(3)本機ユーザによる閲覧先ユーザの投稿情報の再投稿、換言すれば、本機ユーザの投稿情報を閲覧登録している他のユーザ(以下、被閲覧先ユーザと称する)への閲覧先ユーザの投稿情報の拡散
ここで、(1)は、SNSがツイッターの場合には、ツイートの投稿にあたる。また、(2)、(3)における閲覧登録は、ツイッターの場合には、フォロー(follow)にあたる。なお、(2)、(3)における閲覧先ユーザの投稿情報には、閲覧先ユーザ自身のツイートだけでなく、閲覧先ユーザがリツイート(retweet)した閲覧先ユーザがフォローしているユーザのツイートが含まれていてもよい。さらに、(3)における再投稿は、ツイッターの場合には、リツイートにあたる。リツイートにおいては、本機ユーザの投稿情報上すなわちタイムライン(timeline)上に、リツイート対象となる閲覧先ユーザのツイートが掲載されることになる。そして、同時に、当該閲覧先ユーザのツイートは、本機ユーザをフォローしているフォロワー(被閲覧先ユーザ)のタイムライン上にも掲載されるため、閲覧先ユーザのツイートがフォロー関係を介して被閲覧先ユーザに拡散することになる。なお、図1には、車載用通信サービス利用システム1と同様に、インターネット網5を介してSNSサーバ4に接続可能とされた本機ユーザ以外の複数のユーザ(閲覧先ユーザおよび被閲覧先ユーザを含む)の端末7が例示されているが、各端末7は、移動体端末であってもよいし、または、固定端末であってもよい。また、(1)〜(3)においては、本機ユーザが主体となっているが、本機ユーザ以外の各ユーザの端末7ごとに、各端末7のユーザがそれぞれ主体となって、(1)〜(3)と同様の機能を利用することができる。
なお、SNSを実現するためには、SNSサーバ4が、各ユーザ端末にSNSを提供するためのアプリケーションを保有するとともに、このアプリケーションを実行するための演算処理装置(CPUやMPU等)や記憶装置等のハードウェアを備えている必要があることは勿論のこと、車載用通信サービス利用システム1側でも、SNSを利用するためのアプリケーション(以下、SNSアプリと称する)を演算処理装置や記憶装置等のハードウェアによって実行できるように構成されている必要がある。このSNSアプリは、車載用通信サービス利用システム1の記憶装置に保有されているWebブラウザを介してSNSサーバ4から提供されるWebアプリケーションであってもよいし、車載用通信サービス利用システム1の記憶装置に保有されているSNS専用のアプリケーション(いわゆるクライアントソフト)であってもよい。
また、車載用通信サービス利用システム1においてSNSを利用する際には、まず、本機ユーザの入力操作に応じて車載用通信サービス利用システム1の演算処理装置がSNSアプリを実行することにより、SNSサーバ4に対してユーザ登録(アカウント作成)用のページを通じてユーザ登録を行う。ユーザ登録は、本機ユーザの名前、パスワード、メールアドレス等を入力することによって行うようにしてもよい。また、ユーザ登録情報は、SNSサーバ4の記憶装置に、車載用通信サービス利用システム1から送信された端末識別情報と対応付けて記憶されるようにしてもよい。ユーザ登録が完了すると、SNSサーバ4は、車載用通信サービス利用システム1に対して、前述した(1)〜(3)をはじめとした各種の内容のサービスの利用を許可する。ここで、(1)に示した情報の投稿は、車載用通信サービス利用システム1の表示部に、投稿欄(テキストボックス等)を備えた本機ユーザのページを表示させた上で、投稿欄への本機ユーザの文字入力操作に応じて行われるようにしてもよい。本機ユーザによる投稿情報は、SNSサーバ4の記憶装置に、本機ユーザの端末識別情報に紐付けて記憶されるようにしてもよい。また、(2)に示した閲覧先ユーザの投稿情報の閲覧は、本機ユーザがSNSサーバ4に対して閲覧先ユーザを指定した閲覧登録を行ったことを契機として許可される。閲覧登録の結果は、SNSサーバ4の記憶装置に、本機ユーザの端末識別情報および閲覧先ユーザの端末識別情報に紐付けて記憶させるようにしてもよい。また、この閲覧登録は、例えば、本機ユーザがSNSアプリを介して閲覧先ユーザのリンク/URLを指定したことに応じて、SNSサーバ4が、車載用通信サービス利用システム1に、閲覧登録ボタンを備えた当該閲覧先ユーザのページを提供した上で、当該閲覧登録ボタンが本機ユーザによって操作されたことを契機として行うようにしてもよい。閲覧登録が行われた場合には、SNSサーバ4によって、本機ユーザのページ上に、閲覧先ユーザの投稿情報が掲載されることになる。さらに、(3)に示した閲覧先ユーザの投稿情報の再投稿は、SNSサーバ4に対して、本機ユーザによる閲覧先ユーザの所望の投稿情報を指定した再投稿の要求が送信されたことを契機として行われるようにしてもよい。再投稿の要求の送信結果は、SNSサーバ4の記憶装置に、本機ユーザ、閲覧先ユーザおよび被閲覧先ユーザのそれぞれの端末識別情報と紐付けて記憶させるようにしてもよい。そして、このような再投稿の要求に応じて、SNSサーバ4は、本機ユーザのページ上および被閲覧先ユーザのページ上に、閲覧先ユーザの投稿情報を掲載することによって、閲覧先ユーザの投稿情報を被閲覧先ユーザに拡散させる。
次に、図2は、車載用通信サービス利用システム1の詳細な構成を示すブロック図である。
図2に示すように、車載用通信サービス利用システム1は、通信装置としての通信部10を有しており、この通信部10によって、車載用通信サービス利用システム1とSNSサーバ4との間でのインターネット網5を通じた通信を行うことができるようになっている。この通信部10は、携帯端末3の通信モジュールによって構成すればよい。
また、図2に示すように、車載用通信サービス利用システム1は、投稿情報取得手段としての投稿情報取得部11を有している。この投稿情報取得部11は、SNSアプリの実行によって機能を発揮し、通信部10の通信を介して、SNSサーバ4から閲覧先ユーザの投稿情報を取得するようになっている。具体的には、投稿情報取得部11は、例えば、入力操作部9を用いた本機ユーザの入力操作に応じてSNSアプリが起動されたことを契機として、SNSサーバ4に対して、本機ユーザが閲覧登録している閲覧先ユーザの投稿情報についての予め取得されたアドレス(URL等)を自動的に指定することによって、閲覧先ユーザの投稿情報の要求を行うようにしてもよい。そして、SNSサーバ4は、この要求に応答して、指定された閲覧先ユーザの投稿情報をSNSサーバ4の記憶装置から読み出し、これをインターネット網5を介して車載用通信サービス利用システム1に送信するようにしてもよい。この投稿情報取得部11は、SNSアプリを実行する演算処理装置、閲覧先ユーザの投稿情報のアドレスを記憶する記憶装置、SNSサーバ4から取得した閲覧先ユーザの投稿情報を保持する記憶装置等によって構成してもよい。また、投稿情報取得部11は、車載器2に配設してもよいし、または、通信部10とともに携帯端末3に配設してもよい。
さらに、図2に示すように、車載用通信サービス利用システム1は、投稿情報表示手段としての投稿情報表示処理部12を有している。この投稿情報表示処理部12は、SNSアプリの実行によって基本的な機能を発揮するようになっている。すなわち、投稿情報表示処理部12には、投稿情報取得部11によって、SNSサーバ4から取得した閲覧先ユーザの投稿情報が入力されるようになっている。そして、投稿情報表示処理部12は、入力された閲覧先ユーザの投稿情報を、車載器2の表示部2aに表示するようになっている。この投稿情報表示処理部12は、投稿情報取得部11を構成する演算処理装置と同一または異なる演算処理装置によって構成してもよい。また、この投稿情報表示処理部12は、車載器2および携帯端末3のいずれに配設してもよい。ただし、投稿情報表示処理部12を携帯端末3に配設する場合においても、車載器2には、投稿情報表示処理部12から入力された閲覧先ユーザの投稿情報の描画データを表示部2aに表示するためのグラフィックエンジンを備えることは必要である。
このような構成に加えて、更に、本実施形態においては、本機ユーザに通知される閲覧先ユーザの投稿情報を有用な情報のみに限定するための手段が講じられている。
すなわち、本実施形態において、SNSサーバ4から車載用通信サービス利用システム1に送信される閲覧先ユーザの投稿情報には、図3に示すように、当該投稿情報の再投稿が行われた回数を示す再投稿回数情報が対応付けられている。この再投稿回数情報は、SNSサーバ4が、その記憶装置に管理している各投稿情報ごとに、再投稿が行われる度に、投稿情報に対応付けて記憶装置に記憶させた再投稿回数値をインクリメントすることによって作成・更新するようにしてもよい。なお、再投稿回数情報は、ツイッターの場合には、公式リツイート回数情報にあたる。
また、図1に戻って、車載用通信サービス利用システム1は、特定投稿情報抽出手段としての特定投稿情報抽出部14を有している。この特定投稿情報抽出部14は、投稿情報取得部11によって閲覧先ユーザの投稿情報が取得されたことを投稿情報取得部11からの当該投稿情報の入力等によって検知すると、当該閲覧先ユーザの中から、再投稿が行われた回数が所定回数以上である特定の投稿情報(以下、多数回再投稿情報と称する)を抽出するようになっている。この多数回再投稿情報の抽出は、各投稿情報に対応付けられた再投稿回数情報に基づいて行う。ここで、多数回再投稿情報は、これを閲覧登録している多数のユーザによって面白いあるいは役立つと評価された投稿情報であるので、これは本機ユーザにとっても有用な情報とみなすことができる。このような多数回再投稿情報の条件である所定回数は、100回であってもよい。また、所定回数は、固定値であってもよいし、ユーザが設定可能な可変値であってもよい。さらに、多数回再投稿情報の抽出結果は、多数回再投稿情報に対応付けて多数回再投稿情報である旨を示すフラグを記憶装置にセットすることによって保持してもよい。この特定投稿情報抽出部14は、これの機能を実現するためのアプリケーションを実行する演算処理装置によって構成してもよい。このアプリケーションは、SNSアプリに連動するように車載用通信サービス利用システム1の記憶装置に記憶させておくようにしてもよい。また、特定投稿情報抽出部14は、車載器2および携帯端末3のいずれに配設してもよい。
さらに、図1に示すように、車載用通信サービス利用システム1は、特定投稿情報通知手段としての特定投稿情報通知部15を有している。この特定投稿情報通知部15は、特定投稿情報抽出部14によって多数回再投稿情報が抽出されたことを特定投稿情報抽出部14からのその旨の通知等によって検知すると、当該抽出された多数回再投稿情報を本機ユーザに限定的に通知するようになっている。
より具体的には、図1に示すように、特定投稿情報通知部15は、投稿情報表示制御手段としての投稿情報表示制御部151を有している。この投稿情報表示制御部151は、投稿情報表示処理部12に対して、特定投稿情報抽出部14によって抽出された多数回再投稿情報に限定した閲覧先ユーザの投稿情報の表示を行わせるための制御を行うようになっている。このような投稿情報表示制御部151を備えた特定投稿情報通知部15は、これの機能を実現するためのアプリケーションを実行する演算処理装置によって構成してもよい。このアプリケーションは、SNSアプリに連動するように車載用通信サービス利用システム1の記憶装置に記憶させておくようにしてもよい。また、特定投稿情報通知部15は、車載器2および携帯端末3のいずれに配設してもよい。
なお、投稿情報表示制御部151は、多数回再投稿情報が複数件存在する場合には、各多数回再投稿情報を、所定の順番(例えば、投稿日時の新しい順や再投稿回数が多い順)にしたがって1件ずつ自動的に順次表示させるようにしてもよい。この場合には、各多数回再投稿情報の表示の所要時間は、コンセプトに応じて適宜設定することができる。また、各多数回再投稿情報(横書き)は、表示部2aのサイズが制約されていることを考慮して、横移動表示または縦移動表示することが望ましい。
また、特定投稿情報通知部15は、多数回再投稿情報を表示とともに音声読み上げによって本機ユーザに通知してもよい。音声読み上げには、公知のTTS(text-to-speech)技術を適用してもよい。
<車載用通信サービス利用方法>
次に、前述した車載用通信サービス利用システム1を適用した本発明に係る車載用通信サービス利用方法の第1実施形態について、図4を参照して説明する。
本実施形態においては、まず、図4のステップ1(ST1)において、入力操作部9の操作によるSNSアプリの起動を契機として、投稿情報取得部11により、SNSサーバ4に対して、予め取得されている閲覧先ユーザの投稿情報のアドレスを指定した当該投稿情報の要求を行う。
次いで、ステップ2(ST2)において、特定投稿情報抽出部14により、ステップ1(ST1)における要求に応答したSNSサーバ4からの閲覧先ユーザの投稿情報の提供があったか否かを判定する。そして、ステップ2(ST2)において肯定的な判定結果が得られた場合には、ステップ3(ST3)に進み、否定的な判定結果が得られた場合には、ステップ2(ST2)を繰り返す。
次いで、ステップ3(ST3)において、特定投稿情報抽出部14により、SNSサーバ4から提供された閲覧先ユーザの投稿情報に対応付けられた再投稿回数情報に基づいて、多数回再投稿情報の抽出を行う。
次いで、ステップ4(ST4)において、投稿情報表示制御部151により、ステップ3(ST3)において抽出された多数回再投稿情報が1件以上存在するか否かを判定する。そして、ステップ4(ST4)において肯定的な判定結果が得られた場合には、ステップ5(ST5)に進み、否定的な判定結果が得られた場合には、処理を終了する。
ここで、処理を終了する場合には、多数回再投稿情報が存在しない旨のメッセージを表示部2aに表示するようにしてもよいし、または、多数回再投稿情報の条件(所定回数)に対して再投稿回数が最も近い閲覧先ユーザの投稿情報を代替的に表示部2aに表示してもよい。
次いで、ステップ5(ST5)において、投稿情報表示制御部151の制御の下で、投稿情報表示処理部12により、ステップ3(ST3)において抽出された多数回再投稿情報に限定した車載器2の表示部2aへの閲覧先ユーザの投稿情報の表示を行って処理を終了する。このステップ5(ST5)の処理は、多数回再投稿情報の音声読み上げをともなってもよい。
以上述べたように、本実施形態によれば、SNSサーバ4から取得された閲覧先ユーザの投稿情報のうちの多数回再投稿情報に限定した本機ユーザへの通知を行うことができるので、本機ユーザに通知すべき投稿情報を有用な情報に絞り込むことができ、ひいては、車載器2におけるSNSの利用の効率性および安全性を向上させることができる。
(第2実施形態)
<車載用通信サービス利用システム>
次に、本発明に係る車載用通信サービス利用システムの第2実施形態について、第1実施形態との差異を中心に、図5および図6を参照して説明する。
図5に示すように、本実施形態における車載用通信サービス利用システム1は、第1実施形態と同様の構成部を備えた上で、更に、本実施形態に特有の構成部として、リスト登録装置としてのリスト登録部16と、リスト表示装置としてのリスト表示処理部17とを備えている。
リスト登録部16は、閲覧先ユーザの投稿情報をリストに登録するようになっている。ここで、リストは、車載用通信サービス利用システム1の記憶装置に記憶させればよい。また、閲覧先ユーザの投稿情報のリストへの登録は、例えば、SNSアプリが、閲覧先ユーザの投稿情報のページを表示する際に、リスト登録ボタンを併せて表示し、このリスト登録ボタンが入力操作部9によって操作されたことを契機として行うようにしてもよい。このとき、当該リストへの登録は、閲覧先ユーザの投稿情報のアドレスの登録として行うようにしてもよい。また、当該リストへの登録は、投稿情報に対応付けられたグループ名や本機ユーザが任意に入力した文字列からなるリスト名を付与して行うようにしてもよい。
また、リスト表示処理部17は、入力操作部9の操作によってSNSアプリが起動されたことを契機として、リスト登録部16によって作成されたリストを、これに登録されている閲覧先ユーザの投稿情報の入力操作部9による選択が可能な状態として、車載用通信サービス利用システム1の表示部に表示するようになっている。このとき、リスト表示処理部17は、リスト登録部16およびリスト表示処理部17が車載器2に配設されているのであれば、リストを、車載器2の表示部2aのみに表示すればよい。一方、リスト表示処理部17は、リスト登録部16が携帯端末3に配設されているのであれば、リストを、携帯端末3の表示部および車載器2の表示部2aの双方に表示してもよい。なお、リスト表示処理部17がリスト登録部16とともに携帯端末3に配設されている場合には、リスト表示処理部17が車載器2側にリストの描画データを入力するように構成するとともに、車載器2のグラフィックエンジンが、当該入力された描画データに基づいて車載器2の表示部2aにリストを表示するように構成すればよい。
このようなリスト登録部16およびリスト表示処理部17は、SNSアプリを実行する演算処理装置によって構成してもよい。
そして、本実施形態において、投稿情報取得部11は、リスト表示処理部17によって表示されたリストの中から入力操作部9の操作によって選択された閲覧先ユーザの投稿情報を、SNSサーバ4から取得するようになっている。このとき、携帯端末3の画面および車載器2のタッチパネル画面(表示部2a)の双方にリストを表示し、投稿情報取得部11を携帯端末3に配設し、入力操作部9を車載器2のタッチパネルとする場合には、投稿情報取得部11は、予め取得された車載器2と携帯端末3との画面座標の対応関係に基づいて、入力操作部9の操作によって指定されたリストを携帯端末3側で割り出すようにすればよい。
上記構成に加えて、さらに、本実施形態において、車載用通信サービス利用システム1は、図5に示すように、車載アプリ実行部18を有している。この車載アプリ実行部18は、入力操作部9の操作に応じて、車載用通信サービス利用システム1の記憶装置に保有されているSNSアプリ以外の車載アプリケーション(以下、車載アプリと称する)を実行し、その実行画面を車載器2の表示部2aに表示するようになっている。車載アプリ実行部18は、車載アプリを実行する演算処理装置によって構成してもよい。また、車載アプリ実行部18は、楽曲再生用のアプリケーションであってもよい。さらに、車載アプリ実行部18は、車載器2および携帯端末3のいずれに配設してもよい。ただし、車載アプリ実行部18を携帯端末3に配設する場合においても、車載器2には、車載アプリ実行部18から入力された車載アプリの実行画面の描画データを表示部2aに表示するためのグラフィックエンジンを備えることは必要である。
そして、本実施形態において、投稿情報表示制御部151は、前述した投稿情報表示処理部12に対する制御として、多数回再投稿情報を、車載アプリの実行画面上にテロップとして1件ずつ順次表示させるための制御を行うようになっている。なお、このような制御を行う際に、投稿情報表示制御部151は、必要であれば、車載アプリ実行部18によって車載アプリが実行されていることを、車載アプリ実行部18の動作状態を示す情報(フラグ等)に基づいて検知してもよい。
また、このような制御によって、投稿情報表示制御部151は、前記テロップを、入力操作部9によって選択可能な状態として表示させるようになっている。そして、特定投稿情報通知部15は、前記テロップが選択された場合には、当該選択されたテロップに該当する多数回再投稿情報に関する所定の情報を本機ユーザに通知するための所定の処理を実行するようになっている。ここで、所定の情報は、投稿情報取得部11によって多数回再投稿情報に対応付けてSNSサーバ4から取得された多数回再投稿情報に対する返信情報(ツイッターの場合には、リプライ)であり、所定の処理は、当該返信情報を車載器2の表示部2aに表示する処理であってもよい。このような返信情報の表示処理は、投稿情報表示制御部151による投稿情報表示処理部12の制御によって実現してもよい。また、これに限らず、所定の処理は、返信情報を音声読み上げする処理であってもよい。さらに、これに限らず、特定投稿情報通知部15は、選択されたテロップに該当する多数回再投稿情報に対する返信や再投稿を行うことができる画面を表示部2aに表示してもよい。
ここで、図6は、本実施形態の動作例を画面遷移状態とともに示したものである。なお、図6の動作例においては、便宜上、入力操作部9および表示部2a以外の車載用通信サービス利用システム1の主要な構成部は携帯端末3に配設されており、携帯端末3側では、入力操作部9の操作信号(座標信号)に対応したSNSアプリ/車載アプリの実行を行うように構成されているものとする。そして、携帯端末3は、これの表示部に表示すべき画像の描画データを生成した際に、これを車載器2に送信するように構成されているものとする。一方、車載器2側では、グラフィックエンジンの機能により、携帯端末3から送信された描画データに基づいて、携帯端末3側に表示される画像と同内容の画像を車載器2用に加工して表示部2aに表示するように構成されているものとする。
また、図6の初期状態において、携帯端末3では、楽曲再生アプリが起動されていて、携帯端末3の表示部および車載器2の表示部2aには、楽曲の再生画面が表示されているものとする。
そして、初期状態から、まず、図6のSTEP11において、入力操作部9の操作にともなって、リスト表示処理部17により、携帯端末3の表示部に、閲覧先ユーザの投稿情報のリストを表示する。ここで、図6に示すように、リストには、閲覧先ユーザの投稿情報のアドレスが、グループ名としてのハッシュタグ(#○○○等)に対応付けられた状態で登録されている。
次いで、STEP12において、車載器2のグラフィックエンジンの機能により、携帯端末3のリスト表示処理部17から入力されたリストの描画データを加工(車載器2用に変換)することにより、車載器2用のリストを表示部2aに表示する。ここで、図6に示すように、車載器2側で表示されるリストは、リスト項目(ハッシュタグ)ごとにチェックボックスが設けられていて、このチェックボックスに対して入力操作部9の操作によってチェックを入れることによって、リスト項目の選択が可能となっている。
次いで、STEP13において、入力操作部9により、リスト項目の選択を行うと、この結果が、車載器2から携帯端末3に送信される。
次いで、STEP14において、投稿情報取得部11により、STEP13において送信されたリストの選択結果に該当する閲覧先ユーザの投稿情報を、各投稿情報にそれぞれ対応付けられた再投稿回数情報および返信情報とともにSNSサーバ4から取得する。
次いで、STEP15において、特定投稿情報抽出部14により、STEP14において取得された閲覧先ユーザの投稿情報の中から、再投稿回数情報に基づいて、多数回再投稿情報を抽出する。
次いで、STEP16において、携帯端末3側で、投稿情報表示制御部151による投稿情報表示処理部12の制御により、多数回再投稿情報を、楽曲の再生画面上に、選択可能な状態のテロップとして1件ずつ順次表示させる。
次いで、STEP17において、車載器2のグラフィックエンジンの機能によって、STEP16における多数回再投稿情報のテロップ表示を、車載器2の表示部2a上に反映させる。なお、図6においては、テロップとして、多数回再投稿情報(ツイート)の本文と、リスト名としてのハッシュタグとが表示されている。この場合に、本文については、先頭から順に横移動表示し、リスト名については、次の投稿情報の順番になるまで固定表示するようにしてもよい。
そして、STEP17において表示されたテロップが、入力操作部9の操作(タッチパネルの場合には、テロップの表示領域のタッチ操作)によって選択されると、STEP18に示すように、投稿情報表示制御部151による投稿情報表示処理部12の制御により、選択されたテロップに該当する多数回再投稿情報に対する返信情報が携帯端末3側で表示され、この表示結果が車載器2の表示部2a上に反映される。
なお、図6における車載器2の表示画面は、あくまでも表示例であり、携帯端末3側の表示画面を、画像サイズやアスペクト比等の軽微な変更のみを行って、殆どそのままの画面構成で車載器2に表示させるようにしてもよい。
<車載用通信サービス利用方法>
次に、第2実施形態の車載用通信サービス利用システム1を適用した本発明に係る車載用通信サービス利用方法の第2実施形態について、図7を参照して説明する。
なお、図7の初期状態においては、車載アプリ実行部18により、車載アプリが実行されて、その実行画面が車載器2の表示部2aに表示されているものとする。
そして、初期状態から、まず、図7のステップ21(ST21)において、入力操作部9の操作によるSNSアプリの起動を契機として、リスト表示処理部17により、リスト登録部16によって作成されたリストを、車載用通信サービス利用システム1の表示部に表示する。
次いで、ステップ22(ST22)において、投稿情報取得部11により、ステップ21(ST21)において表示されたリストに対して、入力操作部9によるリスト項目の選択操作があったか否かを判定する。そして、ステップ22(ST22)において肯定的な判定結果が得られた場合には、ステップ23(ST23)に進み、否定的な判定結果が得られた場合には、ステップ22(ST22)を繰り返す。
次いで、ステップ23(ST23)において、投稿情報取得部11により、SNSサーバ4に対して、ステップ22(ST22)において選択されたリスト項目に該当する閲覧先ユーザの投稿情報のアドレスを指定した当該投稿情報の要求を行う。
次いで、ステップ24(ST24)において、特定投稿情報抽出部14により、ステップ23(ST23)における要求に応答したSNSサーバ4からの閲覧先ユーザの投稿情報の提供があったか否かを判定する。そして、ステップ24(ST24)において肯定的な判定結果が得られた場合には、ステップ25(ST25)に進み、否定的な判定結果が得られた場合には、ステップ24(ST24)を繰り返す。
次いで、ステップ25(ST25)において、特定投稿情報抽出部14により、SNSサーバ4から提供された閲覧先ユーザの投稿情報に対応付けられた再投稿回数情報に基づいて、多数回再投稿情報の抽出を行う。
次いで、ステップ26(ST26)において、投稿情報表示制御部151により、ステップ25(ST25)において抽出された多数回再投稿情報が1件以上存在するか否かを判定する。そして、ステップ26(ST26)において肯定的な判定結果が得られた場合には、ステップ27(ST27)に進み、否定的な判定結果が得られた場合には、処理を終了する。
次いで、ステップ27(ST27)において、投稿情報表示制御部151の制御の下で、投稿情報表示処理部12により、ステップ25(ST25)において抽出された多数回再投稿情報を、入力操作部9によって選択可能な状態のテロップとして、車載器2の表示部2aに表示されている車載アプリの実行画面上に1件ずつ順次表示する。
次いで、ステップ28(ST28)において、投稿情報表示制御部151により、ステップ27(ST27)において表示されたテロップの選択が行われたか否かを判定する。そして、ステップ28(ST28)において肯定的な判定結果が得られた場合には、ステップ29(ST29)に進み、否定的な判定結果が得られた場合には、ステップ30(ST30)に進む。
ここで、ステップ29(ST29)に進んだ場合には、ステップ29(ST29)において、投稿情報表示制御部151の制御の下で、投稿情報表示処理部12により、選択されたテロップに該当する多数回再投稿情報に対する返信情報を車載器2の表示部2aに表示して、処理を終了する。
一方、ステップ30(ST30)に進んだ場合には、ステップ30(ST30)において、全ての多数回再投稿情報のテロップ表示が完了したか否かを判定する。そして、ステップ30(ST30)において肯定的な判定結果が得られた場合には、処理を終了し、否定的な判定結果が得られた場合には、ステップ28(ST28)に戻る。
以上述べたように、本実施形態によれば、第1実施形態の効果に加えて、更に、多数回再投稿情報の表示を、表示スペースを大きくとらないテロップの順次表示によって実現することによって、SNSを車載アプリの利用時においても有効に利用することができる。また、多数回再投稿情報の表示の切り替え等の特別な操作負担をともなわないので、利便性および安全性をさらに向上させることができる。さらに、本機ユーザが特に興味を持った多数回再投稿情報については、返信情報をユーザに通知することができるので、利便性をさらに向上させることができる。さらにまた、閲覧登録している投稿情報を、SNSサーバ4への取得要求の段階でリストの中から絞り込むことができるので、本機ユーザの嗜好性を反映したより有用性が高い多数回再投稿情報を本機ユーザに通知することができる。
なお、本発明は、前述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の特徴を損なわない限度において種々変更することができる。
例えば、本発明は、フェイスブック(Facebook)等のツイッター以外のSNSに適用してもよい。フェイスブックに適用する場合には、再投稿の回数として、シェア(Share)の回数を適用すればよい。シェアにおいては、本機ユーザのウォールに、閲覧先ユーザの投稿情報を掲載することができ、この情報は、サーバによって被閲覧先ユーザのニュースフィールドにも掲載されるので、リツイートと同様の作用(拡散)を奏することができる。
また、前述したテロップの順次表示は、一巡した後は繰り返し行うようにしてもよい。
さらに、車速パルス等に基づいて自車の停止状態を検知する検知手段を設けた上で、特定投稿情報通知部15が、当該検知手段による当該停止状態の検知が行われている状態(タイミング)において、多数回再投稿情報の通知を行うように構成してもよい。
この場合に、投稿情報取得部11による閲覧先ユーザの投稿情報の要求または特定投稿情報抽出部14による多数回再投稿情報の抽出の段階から、前記検知手段による前記停止状態の検知を前提条件としてもよいし、または、特定投稿情報抽出部14による多数回再投稿情報の抽出の後、特定投稿情報通知部15による当該多数回再投稿情報の通知の段階において、前記検知手段による前記停止状態の検知を前提条件としてもよい。
1 車載用通信サービス利用システム
2 車載器
2a 表示部
4 SNSサーバ
11 投稿情報取得部
12 投稿情報表示処理部
14 特定投稿情報抽出部
15 特定投稿情報通知部

Claims (14)

  1. 情報の投稿、閲覧登録している投稿情報の閲覧および閲覧登録している投稿情報の再投稿が可能とされた通信サービスを提供するサーバとの通信を行う通信装置と、
    この通信装置による前記サーバとの通信によって、前記サーバから前記閲覧登録している投稿情報を取得する投稿情報取得手段と、
    この投稿情報取得手段によって取得された前記閲覧登録している投稿情報を、車載器の表示部に表示する投稿情報表示手段と
    を備えた車載用通信サービス利用システムであって、
    前記投稿情報取得手段によって取得される前記閲覧登録している投稿情報には、当該投稿情報の前記再投稿が行われた回数を示す再投稿回数情報が対応付けられており、
    車載用通信サービス利用システム本体は、
    前記投稿情報取得手段によって取得された前記閲覧登録している投稿情報の中から、前記再投稿が行われた回数が所定回数以上である特定の投稿情報を前記再投稿回数情報に基づいて抽出する特定投稿情報抽出手段と、
    この特定投稿情報抽出手段によって抽出された前記特定の投稿情報をユーザに限定的に通知する特定投稿情報通知手段と
    を備えたことを特徴とする車載用通信サービス利用システム。
  2. 前記特定投稿情報通知手段は、
    前記投稿情報表示手段に対して前記特定の投稿情報に限定した前記閲覧登録している投稿情報の表示を行わせるための制御を行う投稿情報表示制御手段を備えたこと
    を特徴とする請求項1に記載の車載用通信サービス利用システム。
  3. 前記投稿情報表示制御手段は、前記特定の投稿情報を、前記通信サービス用のアプリケーション以外のアプリケーションの実行画面上にテロップとして1件ずつ順次表示させるように前記投稿情報表示手段を制御すること
    を特徴とする請求項2に記載の車載用通信サービス利用システム。
  4. 前記通信サービス用のアプリケーション以外のアプリケーションは、楽曲再生用のアプリケーションを含むこと
    を特徴とする請求項3に記載の車載用通信サービス利用システム。
  5. 前記投稿情報表示制御手段は、前記テロップを、選択可能な状態として表示させ、
    前記特定投稿情報通知手段は、
    前記テロップが選択された場合には、当該選択されたテロップに該当する前記特定の投稿情報に関する所定の情報をユーザに通知するための所定の処理を実行すること
    を特徴とする請求項3または請求項4に記載の車載用通信サービス利用システム。
  6. 前記所定の情報は、前記選択されたテロップに該当する特定の投稿情報に対応付けて前記サーバから取得された当該投稿情報に対する返信情報であり、
    前記所定の処理は、前記返信情報を前記車載器の表示部に表示する処理であること
    を特徴とする請求項5に記載の車載用通信サービス利用システム。
  7. 前記閲覧登録している投稿情報をリストに登録するリスト登録装置と、
    前記リストを、これに登録されている前記閲覧登録している投稿情報の選択が可能な状態で表示するリスト表示装置と
    を備え、
    前記投稿情報取得手段は、前記リスト表示装置によって表示された前記リストの中から選択された前記閲覧登録している投稿情報を前記サーバから取得すること
    を特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の車載用通信サービス利用システム。
  8. 前記通信装置および前記リスト登録装置は、前記車載器に接続された携帯端末に備えられていること
    を特徴とする請求項7に記載の車載用通信サービス利用システム。
  9. 前記通信サービスは、ツイッターであり、
    前記再投稿回数情報は、リツイート数情報であること
    を特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の車載用通信サービス利用システム。
  10. 情報の投稿、閲覧登録している投稿情報の閲覧および閲覧登録している投稿情報の再投稿が可能とされた通信サービスを車載器において利用するための車載用通信サービス利用方法であって、
    前記通信サービスを提供するサーバとの通信によって、前記サーバから前記閲覧登録している投稿情報を取得する第1のステップと、
    この第1のステップにおいて取得された前記閲覧登録している投稿情報の中から、当該投稿情報に対応付けられている当該投稿情報の前記再投稿が行われた回数を示す再投稿回数情報に基づいて、前記再投稿が行われた回数が所定回数以上である特定の投稿情報を抽出する第2のステップと、
    この第2のステップにおいて抽出された前記特定の投稿情報をユーザに限定的に通知する第3のステップと
    を含むことを特徴とする車載用通信サービス利用方法。
  11. 前記第3のステップは、
    前記特定の投稿情報に限定した前記車載器の表示部への前記閲覧登録している投稿情報の表示を行うステップであること
    を特徴とする請求項10に記載の車載用通信サービス利用方法。
  12. 前記第3のステップは、前記特定の投稿情報を、前記通信サービス用のアプリケーション以外のアプリケーションの実行画面上にテロップとして1件ずつ順次表示するステップであること
    を特徴とする請求項11に記載の車載用通信サービス利用方法。
  13. 前記第3のステップは、前記テロップを、選択可能な状態として表示するステップであり、
    前記テロップが選択された場合に、当該選択されたテロップに該当する前記特定の投稿情報に関する所定の情報をユーザに通知するための所定の処理を実行する第4のステップを含むこと
    を特徴とする請求項12に記載の車載用通信サービス利用方法。
  14. 前記閲覧登録している投稿情報をリストに登録する第5のステップと、
    前記リストを、これに登録されている前記閲覧登録している投稿情報の選択が可能な状態で表示する第6のステップと
    を含み、
    前記第1のステップは、前記第6のステップにおいて表示された前記リストの中から選択された前記閲覧登録している投稿情報を前記サーバから取得するステップであること
    を特徴とする請求項10乃至請求項13のいずれか1項に記載の車載用通信サービス利用方法。
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