JP2013135461A - 情報処理装置、携帯電話システム、制御方法、及びプログラム - Google Patents
情報処理装置、携帯電話システム、制御方法、及びプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】ユーザが使用する携帯電話のエリアに応じて使用の制限を効果的に行うことが可能な情報処理装置、携帯電話システム、制御方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】携帯電話が使用制限を受けるエリアに入り得る状況になると、装置102は、警告メッセージや警告音の鳴動を携帯電話105に指示し(ステップS2301、ステップS2302)、携帯電話の使用を制限するため、その設定値をSMS送信を当該携帯電話105に送信し(ステップS2303)、このSMSを受信した携帯電話は(ステップS2304)、SMSに含まれる設定値に基づいて、使用モードの切替を行う(ステップS2308)。
【選択図】図23
【解決手段】携帯電話が使用制限を受けるエリアに入り得る状況になると、装置102は、警告メッセージや警告音の鳴動を携帯電話105に指示し(ステップS2301、ステップS2302)、携帯電話の使用を制限するため、その設定値をSMS送信を当該携帯電話105に送信し(ステップS2303)、このSMSを受信した携帯電話は(ステップS2304)、SMSに含まれる設定値に基づいて、使用モードの切替を行う(ステップS2308)。
【選択図】図23
Description
本発明は、携帯電話によって、使用されるエリアによって使用の制限を行う技術に関する。
近年、携帯電話の使用を制限するエリアが増加している。一例として、飛行機や試験会場等、携帯電話の電源を切る必要があるエリア(強制電源OFF)、病院等、携帯電話の電波をOFFとする必要があるエリア(強制電波OFF)、映画館や美術館等、携帯電話のディスプレイ照明OFFや静音モードにしておくことが推奨されるエリア(推奨マナー)等があげられるが、これらのエリアに応じて、携帯電話の使用制限をユーザに委ねるとすると、ユーザによっては、制限を守らずに使用を行うことも多々生じ得るため、周囲への迷惑にも繋がり兼ねない。
そこで、そのエリアの管理者が携帯電話のユーザへ個別に対応を促す必要があるため、システムを用いて、携帯電話の使用を自動で制限する技術が考えられている。(以下、そのようなシステムを制御する装置のことを、携帯電話使用制限設定装置と呼ぶ。)
その1つとして、特許文献1、特許文献2、特許文献3に記載の技術では、強制電源OFFを行うためのシステムが開示されており、特許文献4に記載の技術では、携帯電話の各種使用制限を行うためのシステムが開示されている。
また、特許文献5に記載の技術では、強制電波OFFを行うためのシステムが開示されており、また、特許文献6に記載の技術では、静音モード切り替えを行うためのシステムが開示されている。
特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献5、及び特許文献6に記載の技術では、携帯電話使用制限制御装置上から携帯電話へ通知される使用制限の種類は固定化されており、携帯電話使用制限制御装置の管理者及び携帯電話ユーザの双方とも状況に合わせたカスタマイズを行うことができず、更には、ユーザに通知することなく強制的に携帯電話の設定を変更するため、ユーザが意図せず携帯電話の使用設定を変更されてしまう問題があった。
さらに、特許文献1、特許文献2、特許文献4に記載の技術では、携帯電話への使用制限の解除を行う手法が確立されておらず、特許文献3、特許文献5、特許文献6に記載の技術では、使用制限の解除を行うためにネットワークによる通信を行う必要があり、実運用上の手間が必要であった。
また、特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4、特許文献5、及び特許文献6に記載の技術では、携帯電話使用制限制御装置が、携帯電話に通知する使用制限の種類をサーバ等から一括設定することが出来ない。そのため、装置の管理者が装置個別に設定を行う必要があり、手間がかかっていた。
そこで、上記課題を解決するために、ユーザが使用する携帯電話のエリアに応じて使用の制限を効果的に行うことが可能な情報処理装置、携帯電話システム、制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための第一の発明は、携帯電話と前記携帯電話が利用されている位置に応じて前記携帯電話に対して使用制限を指示する情報処理装置と、からなる携帯電話システムであって、前記携帯電話は、前記情報処理装置からの使用制限の指示種別を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信した使用制限の指示種別に応じて、前記携帯電話の使用モードを切り替える切り替え手段と、を備え、前記情報処理装置は、前記携帯電話の位置に応じて前記使用制限の指示種別を設定する設定手段と、前記携帯電話の位置に対応する前記設定手段によって設定された指示種別を前記携帯電話に送信する送信手段と、を備えたことを特徴とする携帯電話システムである。
上記課題を解決するための第二の発明は、携帯電話が利用されている位置に応じた使用制限の指示種別によって使用モードの切替を前記携帯電話に対して指示する情報処理装置であって、前記携帯電話の位置に応じて前記携帯電話の使用制限の指示種別を設定する設定手段と、前記携帯電話の位置に対応する前記設定手段によって設定された指示種別を前記携帯電話に送信する送信手段と、を備えたことを特徴とする情報処理装置である。
上記課題を解決するための第三の発明は、携帯電話と前記携帯電話が利用されている位置に応じて前記携帯電話に対して使用制限を指示する情報処理装置と、からなる携帯電話システムの制御方法であって、前記携帯電話は、前記情報処理装置からの使用制限の指示種別を受信する受信ステップと、前記受信ステップによって受信した使用制限の指示種別に応じて、前記携帯電話の使用モードを切り替える切り替えステップと、を実行し、前記情報処理装置は、前記携帯電話の位置に応じて前記使用制限の指示種別を設定する設定ステップと、前記携帯電話の位置に対応する前記設定ステップによって設定された指示種別を前記携帯電話に送信する送信ステップと、を実行することを特徴とする携帯電話システムである。
上記課題を解決するための第四の発明は、携帯電話と前記携帯電話が利用されている位置に応じて前記携帯電話に対して使用制限を指示する情報処理装置と、からなる携帯電話システムにおいて実行されるプログラムであって、前記携帯電話を、前記情報処理装置からの使用制限の指示種別を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信した使用制限の指示種別に応じて、前記携帯電話の使用モードを切り替える切り替え手段と、として機能させ、前記情報処理装置を、前記携帯電話の位置に応じて前記使用制限の指示種別を設定する設定手段と、前記携帯電話の位置に対応する前記設定手段によって設定された指示種別を前記携帯電話に送信する送信手段と、して機能させることを特徴とするプログラムである。
上記課題を解決するための第五の発明は、携帯電話が利用されている位置に応じた使用制限の指示種別によって使用モードの切替を前記携帯電話に対して指示する情報処理装置の制御方法であって、前記情報処理装置の設定手段が、前記携帯電話の位置に応じて前記携帯電話の使用制限の指示種別を設定する設定ステップ、前記情報処理装置の送信手段が、前記携帯電話の位置に対応する前記設定ステップによって設定された指示種別を前記携帯電話に送信する送信ステップ、を含むことを特徴とする情報処理装置の制御方法である。
上記課題を解決するための第六の発明は、携帯電話が利用されている位置に応じた使用制限の指示種別によって使用モードの切替を前記携帯電話に対して指示する情報処理装置において実行するプログラムであって、前記情報処理装置を、前記携帯電話の位置に応じて前記携帯電話の使用制限の指示種別を設定する設定手段と、前記携帯電話の位置に対応する前記設定手段によって設定された指示種別を前記携帯電話に送信する送信手段と、して機能させることを特徴とするプログラムである。
本発明によれば、ユーザが使用する携帯電話のエリアに応じて、ユーザが所望する使用設定を考慮しつつ、携帯電話の使用制限をかけることによって、効果的な使用制限方法を実現することが可能な携帯電話、携帯電話システム、制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、携帯電話システムの概略構成を示しており、携帯電話システム100は、ローカルネットワークにて接続されている装置101、装置102、及び装置103を1セットの装置群としており、この装置群の装置102と1又は複数のサーバ104が外部ネットワークを介して接続される構成となっている。
また、携帯電話105と装置101、装置102、及び装置103は、広域ネットワークを介して接続を行うことが可能な構成となっている。
装置101は、携帯電話105を手にしているユーザに対して、携帯電話105の使用を制限するエリア内に足を踏み入れていることを通知し、指示内容に従った処理を行うことを促すために、当該携帯電話105へ警告メッセージの表示及び警告音の鳴動を行う。尚、表示する警告メッセージ及び警告音の音量は、装置102より受け取った設定値に従う。
装置102は、装置102に保持している携帯電話の使用制限の種別に従って、携帯電話105の使用を制限するために、当該使用制限の種別を文書として含むSMS(ShortMessageService、以下、使用制限SMS)を発信する。
携帯電話105は、使用制限SMSを受信すると、その使用制限SMSに含まれる使用制限の種別及び携帯電話105の不揮発記憶領域712(図7参照)に保持している使用制限に関する設定値に従って、使用制限を行うか否かの判定を行い、使用制限の必要があると判定した場合は、携帯電話105の使用を制限する処理を行う。
尚、装置102は、装置群全体としての設定状態を保持しており、装置101へは、警告メッセージ及び警告音の音量、警告時間、携帯電話の使用モードを特定するための使用制限に関する設定値(以下、使用制限設定値)を反映する。
また、装置102の現在の使用制限設定値は、外部ネットワークを介してサーバ104へ通知し、サーバ104から設定変更があった場合には使用制限設定値を受け取り、装置102の設定に反映する。
装置103は、携帯電話の使用の制限を解除する文書を含むSMS(以下、使用制限解除SMS)を発信する。携帯電話105は、携帯電話の使用制限解除SMSを受信すると、携帯電話105の使用制限設定値を解除する処理を行う。
尚、サーバ104から1又は複数の装置102へ使用制限設定値の一括設定、あるいは一括設定解除を行うために、基本的にはサーバ104と装置102とは、外部ネットワークを介して接続を行うが、サーバ104から1又は複数の装置102への使用制限設定値に関する一括設定及び一括設定解除を行わない場合には、サーバ104の無い構成、又はネットワークで接続していない構成でも問題はない。その際には、装置102にて使用制限設定値を入力し、他の装置102に対して、使用制限設定値を反映させる方法でも問題ない。
また、装置102及びサーバ104の接続手段は、外部ネットワークでなくても双方向通信ができる手段であれば方法は問わない。
なお、装置101には、携帯電話から発せられる電波を検知する装置や、装置103には、人感センサを設置することで、携帯電話の電波を検知したときや、人感センサが感知したタイミング以外には、各装置をスリープ状態にすること等も行うような方法をとることも考えられる。
図2を用いて、装置群の設置構成を説明する。
装置群及び携帯電話の使用が制限されるエリアは、それぞれの場所で扱う電波及びSMSを区別するため、電波遮断壁にて区切られている。また、携帯電話の使用が制限されるエリアへの入口には、装置101を設置し、当該エリアに向かって近づく途中に、装置102が設置されている。また、当該エリアの出口には装置103を設置する。
装置群は、このような構成を取ることによって、其々に配置された装置毎に役割を割当、携帯電話を手にしているユーザが、エリアに対しての位置に合わせて、当該携帯電話への使用の制限に関する処理を行うことを可能としている。
以下、図3を用いて、図1に示した装置101のハードウェア構成について説明する。
図3は、図1に示した装置101のハードウェア構成を示すブロック図である。
図3において、301はCPUで、システムバス304に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM303には、CPU301の制御プログラムであるBIOSやOSや、機能を実現するために必要な後述する各種プログラム、内部保持データ等が記憶されている。
302はRAMで、CPU301の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU301は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM303からRAM302にロードして、ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
305はビデオコントローラで、ディスプレイ308等の表示器への表示を制御する。なお、ディスプレイ308はCRTや液晶ディスプレイなど、表示器の種別は問わず、必要に応じて管理者が使用するものである。306は通信I/Fコントローラで、ネットワークを介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。
307はサウンドコントローラで、スピーカー309への音出力を制御する。
以下、図4を用いて、図1に示した装置102のハードウェア構成について説明する。
図4は、図1に示した装置102のハードウェア構成を示すブロック図である。
図4において、401はCPUで、システムバス404に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM403には、CPU401の制御プログラムであるBIOSやOSや、機能を実現するために必要な後述する各種プログラム、内部保持データ等が記憶されている。
402はRAMで、CPU401の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU401は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM403からRAM402にロードして、ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
405は入力コントローラで、キーボード(KB)411や不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。406はビデオコントローラで、ディスプレイ412等の表示器への表示を制御する。なお、ディスプレイ412はCRTや液晶ディスプレイなど、表示器の種別は問わず、必要に応じて管理者が使用するものである。
407はメモリコントローラで、ブートプログラム,各種のアプリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイル,各種データ等を記憶する外部記憶装置(ハードディスク(HD))や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ413へのアクセスを制御する。
408は通信I/Fコントローラで、ネットワークを介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。409はセンサコントローラで、人感センサ414からの入力を制御する。410はSMSコントローラでSMS発信機415から送信されるSMSの出力を制御する。
以下、図5を用いて、図1に示した装置103のハードウェア構成について説明する。
図5は、図1に示した装置103のハードウェア構成を示すブロック図である。
図5において、501はCPUで、システムバス504に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM503には、CPU501の制御プログラムであるBIOSやOSや、機能を実現するために必要な後述する各種プログラム、内部保持データ等が記憶されている。
502はRAMで、CPU501の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU501は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM503からRAM502にロードして、ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
505は通信I/Fコントローラで、ネットワークを介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。506はSMSコントローラでSMS発信機507から送信されるSMSの出力を制御する。
以下、図6を用いて、図1に示したサーバ104のハードウェア構成について説明する。
図6は、図1に示したサーバ104のハードウェア構成を示すブロック図である。
図6において、601はCPUで、システムバス604に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM603には、CPU601の制御プログラムであるBIOSやOSや、機能を実現するために必要な後述する各種プログラム、内部保持データ等が記憶されている。
602はRAMで、CPU601の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU601は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM603からRAM602にロードして、ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
605は入力コントローラで、キーボード(KB)609や不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。606はビデオコントローラで、ディスプレイ610等の表示器への表示を制御する。なお、ディスプレイ610はCRTや液晶ディスプレイなど、表示器の種別は問わず、必要に応じて管理者が使用するものである。
607はメモリコントローラで、ブートプログラム,各種のアプリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイル,各種データ等を記憶する外部記憶装置(ハードディスク(HD))や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ611へのアクセスを制御する。608は通信I/Fコントローラで、ネットワークを介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。
以下、図7を用いて、図1に示した携帯電話105のハードウェア構成について説明する。
図7は、図1に示した携帯電話105のハードウェア構成を示すブロック図である。
701はSMS発信部で、グローバルネットワークにSMSの発信制御処理を行い、702はSMS受信部で、グローバルネットワークからのSMSの受信制御処理を行い、703は制御部で、各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
704は使用制限判定部であり、SMS受信部702により受信したSMSに含まれる使用の制限に関する文書内容に従って使用制限の判定処理を行う。705は制限モード切り替え部であり、SMS受信部702により使用制限SMSあるいは使用制限解除SMSを受信すると、制御部703はこの使用制限判定部704により使用制限判定を行い、その結果に基づき制限モード切り替え部705に切り替え処理要求を行う。
制限モード切り替え部705は、使用制限判定部704で判定した内容に従って、通信制御部707、電源部708、振動呼び出し部709、電子音呼び出し部710、ディスプレイ711への制御を行うことで、携帯電話105の使用モードの切替を行う。
以下、本実施形態に係る携帯電話システムにおける携帯電話の使用エリアに応じて、携帯電話の使用を制限する処理に関して全体の流れを説明する。
まず装置群において、装置102にて装置設定画面1200(図12参照)及び装置詳細設定画面1300(図13参照)より設定を行う、もしくはサーバ104にて装置登録画面1500(図15参照)にて装置登録を行い、登録された装置に対して、一括設定画面1600(図16参照)よりサーバ104から一括して使用制限設定値を装置102に反映させることにより、携帯電話の使用制限を制御することが可能となる。
図12に示す装置設定画面1200は、装置102における使用制限設定値を入力するための画面であり、複数の装置102に対して使用制限設定値を一括で設定する際の外部一括設定欄、強制電源OFFとして使用制限設定値を設定する強制電源OFF欄、強制電波OFFとして使用制限設定値を設定する強制電波OFF欄、携帯電話のマナーモード利用を推奨するとして使用制限設定値を設定する携帯マナーモード推奨欄、携帯電話の無音モード利用を推奨するとして使用制限設定値を設定する携帯無音モード推奨欄を含んで構成されている。
また、装置設定画面1200は、使用制限設定値を設定するに当たり、詳細な内容を設定するための各詳細設定画面を起動させるため、強制電源OFFに関する画面を起動する際に押下するための強制電源OFFボタン、強制電波OFFに関する画面を起動する際に押下するための強制電波OFFボタン、マナーモード利用の推奨に関する画面を起動する際に押下するための携帯マナー推奨ボタン、及び無音モード利用の推奨に関する画面を起動する際に押下するための携帯無音推奨ボタンを備えている。
尚、詳細設定画面の一例として、図13に示すように強制電波OFFに関する画面として装置詳細設定画面1300が上げられる。
装置詳細設定画面1300は、携帯電話105に対して、携帯電話105の使用を制限するエリア内に足を踏み入れていることを警告するメッセージの表示の有効、あるいは無効を設定したり、携帯電話105の使用を制限するエリア内に足を踏み入れていることを警告する警告音を鳴動させるか否かを設定することが可能である。
これらの設定以外にも、当該警告音の音量や、当該エリアから離れた場合、装置103において、使用制限設定値を解除し忘れた場合、所定時間経過後、自動的に解除する際の当該所定時間を設定することも可能である。
更に、携帯電話105の使用を制限するエリア内に足を踏み入れていることを警告するために、携帯電話105のディスプレイ711の背景色や文字色を設定することも可能である。
図15に示す装置登録画面1500は、装置102に関しての登録を行うための画面であり、装置場所名に表示された場所に設置されている装置102に対して、デフォルトの使用制限設定値の設定を行う。
図16に示す一括設定画面1600は、複数の装置102に関して使用制限設定値を設定するための画面であり、装置102の装置名を入力し、検索ボタンを押下することで、検索結果を一覧表示し、表示された各装置に対して、強制電源OFF、強制電話OFF、携帯マナー推奨、携帯無音推奨等の使用制限設定値を設定するための各ボタン、使用制限設定値を一括して解除するための一括解除ボタンを備えている。
装置102は装置全体としての使用制限設定値を外部メモリ413にて保持しており、装置102の装置設定画面1200及び装置詳細設定画面1300にて設定を変更することで、装置102から送信する使用制限SMSの種別や、装置101で表示する警告メッセージ及び警告音を切り替えることができる。
なお、装置102の現在の設定値は、外部ネットワークを介してサーバ104へ通知し、サーバ104から設定変更があった場合には設定値を受け取り、装置102の設定に反映する。
携帯電話105は使用制限設定画面1700(図17参照)により、SMS受信時にその使用制限を有効とするか否かの設定を変更することが可能であり、使用制限設定値は不揮発記憶領域712に保持する。
使用制限設定画面1700は、マナーモード推奨、無音モード推奨、画面消灯等を示すSMSを受信した際に、受信した設定値を有効にするか無効にするのかを設定することが可能である。
装置101は、携帯電話105のユーザに対して携帯電話の使用制限エリアに足を踏み入れていることを警告するメッセージ(図8、図9、図10、及び図11参照)の表示及び警告音鳴動により通知する。尚、装置101で表示する警告メッセージ及び警告音の音量は、装置102の装置詳細設定画面1300にて設定された設定値に従う。
次に、装置102は、装置設定画面1200で設定されている使用制限設定値に従って、携帯電話105に対して使用制限SMSを発信する。携帯電話の使用制限SMSには、使用制限設定値および装置詳細設定画面1300で設定されている自動解除までの時間等の情報が含まれている。
携帯電話105は、装置102から受信した使用制限SMS及び携帯電話105の使用制限設定画面1700で設定された使用制限設定値に従って、使用制限を行うか否かの判定を行い、使用制限の必要があると判定した場合は、使用制限に関する処理を行う。判定方法は、後述する。
装置103は、携帯電話の使用制限解除SMSを発信する。携帯電話105は装置103から受信した使用制限解除SMSにより、使用制限を解除する処理を行う。
サーバ104は、装置登録画面1500にてあらかじめ登録を行った装置102に対して、一括設定画面1600より一括で使用制限設定値を反映することができる。装置102は、サーバ104から、一括で使用制限設定値を変更する要求を受け取り、装置設定画面1200及び装置詳細設定画面1300に出力したり、その内容に従った携帯電話の使用制限SMSの発信等を行う。
また、装置102における装置設定画面1200及び装置詳細設定画面1300より設定を変更した場合には、サーバ104に内容が通知され、サーバ104における装置ステータス一覧画面1400(図14参照)に反映される。
装置ステータス一覧画面1400は、各装置102に対して設定された使用制限設定値を一覧表示するための画面であり、当該一覧表示するための表示領域や、一括設定画面1600を起動させるための一括設定モードボタン、装置登録画面1500を起動させるための装置追加ボタンを備えている。
なお、装置102とサーバ104との使用制限設定値に関して、何れの設定値を優先的に使用するかについては、サーバ104の一括設定値、装置102での個別設定値、サーバ104でのデフォルト設定値の順に優先される。
また、使用制限の判定方法としては、装置102から発信される使用制限SMSと携帯電話105の使用制限設定値の優先度は、強制モード(強制的に電源をOFFする又は強制的に電波をOFFする等)の場合は、装置102からの使用制限SMS、携帯電話105の使用制限設定値の順に優先される。
一方、推奨モード(電源OFF、電波OFF、ディスプレイ照明OFF、静音モード等を推奨する種類のもの)の場合は、携帯電話105の使用制限設定値、使用制限SMSの順に優先される。
以下、図18を参照して、本実施形態に係る携帯電話システムにおける携帯電話の使用エリアに応じて、携帯電話の使用を制限する処理の前準備について説明する。尚、図18では、携帯電話105における前準備の処理について説明する。
ステップS1801では、携帯電話105に備えられる「使用制限設定」メニュー(不図示)をユーザが選択して起動すると、使用制限設定画面1700が起動される。この際、後述のステップS1804により、前回設定変更が行われた際の設定値、又は設定値が存在しない場合は、携帯電話105の出荷時のデフォルト設定値
が、不揮発記憶領域712より読みだされ、使用制限設定画面1700に出力される。
が、不揮発記憶領域712より読みだされ、使用制限設定画面1700に出力される。
ステップS1803では、使用制限設定画面1700のOKボタンが押下されたか否かを判定し、押下されたと判定した場合、ステップS1804へ処理を進め、押下されたと判定しない場合は、処理を終了する。
ステップS1804では、ステップS1802において、ユーザにより変更された設定値がステップS1803のOKボタン押下により確定された場合に、携帯電話105の不揮発記憶領域712に記憶する。
尚、ここで記憶された使用制限設定値は、後述のS2305、S2306の処理で使用される。
以下、図19を参照して、本実施形態に係る携帯電話システムにおける携帯電話の使用エリアに応じて、携帯電話の使用を制限する処理の前準備について説明する。
図19に示すフローチャートを用いて、サーバ104での装置の登録処理及び装置101及び装置102への設定値の反映処理について説明する。
ステップS1901では、ユーザによって装置登録画面1500において、OKボタンが押下されたか否かを判定し、押下されたと判定した場合は、ステップS1902へ処理を進め、押下されたと判定しない場合は、処理を終了する。
ステップS1902では、ステップS1901によってサーバ104における装置登録画面1500より、ユーザが装置の登録を行った場合に、その内容を外部メモリ611に記憶する。ただし、サーバ104の装置登録上限数をオーバーした場合には、登録は出来ない。
そして、ステップS1903では、サーバ104は、装置102に対してデフォルトの使用制限設定値を送信し、ステップS1904では、装置102は、サーバ104からの使用制限設定値を受信する。
ステップS1905では、人感センサ414にて検知がなされたか否かを判定し、検知されたと判定しない場合は、ステップS1906へ処理を進め、ステップS1906では、ステップS1904において受信した使用制限設定値を外部メモリ413へ記憶する。
外部メモリ413には、使用制限設定値に関する情報を記憶するためのテーブルが備えられており、図25に示すように、装置テーブルは、使用制限設定値の種別を一意に識別するためのIDを示すモードID2701、携帯電話105の使用を制限するエリア内に足を踏み入れていることを携帯電話105に対して警告するメッセージを表示するか否かを示す警告表示2702、携帯電話105の使用を制限するエリア内に足を踏み入れていることを携帯電話105に対して警告する警告音を鳴動させるか否かを示す警告音2703、当該警告音の音量を示す警告音音量2704、当該エリアから離れた場合、装置103において使用制限設定値を解除し忘れた場合、所定時間経過後、自動的に解除する際の当該所定時間を示す自動解除時間2705、警告時の携帯電話105のディスプレイ711の背景色を示す背景色2706、警告時の携帯電話105のディスプレイ711に表示された文字色を示す文字色2707等の情報から構成されている。
ここで記憶した使用制限設定値は、後述するステップS2303において利用され、また、装置設定画面1200及び装置詳細設定画面1300にも出力される。
その後、ステップS1907では、装置102は、装置101へも使用制限設定値の送信を行い、装置101は、その内容に従って、後述のステップS2301、ステップS2302の処理を行う。
なお、ステップS1906では、装置102は、サーバ104からの使用制限設定値に従って、設定を反映するが、ステップS1905にて、人感センサ414が感知している間は設定を反映しない。
これは装置101から携帯電話105を手にしているユーザに通知された内容と、実際に装置102から発信される使用制限SMSの内容に相違があった場合に、携帯電話105を手にしているユーザが把握している制限と異なる使用制限を行ってしまうことを回避するためである。ただし、基本的には装置101及び装置102には装置群の管理者以外は居ない状況で設定の切り替えを行うことを推奨する。
以下、図20を参照して、本実施形態に係る携帯電話システムにおける携帯電話の使用エリアに応じて、携帯電話の使用を制限する処理の前準備について説明する。図20では、装置102における設定値の変更処理及びサーバ104への設定値を反映する処理について説明する。
ステップS2001では、装置設定画面1200及び装置詳細設定画面1300にて、OKボタンが押下されたか否かを判定し、押下されたと判定した場合は、ステップS2001へ処理を進め、押下されたと判定しない場合は、処理を終了する。
ステップS2002では、ステップS2001において入力された設定値を外部メモリ413に記憶し、ここで記憶した使用制限設定値は、後述のステップS2303の処理で使用され、装置設定画面1200及び装置詳細設定画面1300にも反映される。
ステップS2003では、装置102は、装置101へ使用制限設定値の送信を行う。装置101は送信された使用制限設定値に従って、後述のステップS2301、ステップS2302の処理を行う。
ステップS2004では、装置102は、サーバ104へ設定の変更が生じたことを通知し、ステップS2005では、サーバ104は、装置102からの使用制限設定値を受信し、ステップS2006では、その内容を外部メモリ611に記憶する。
外部メモリ611には、図25に示すように、装置102に対して設定した使用制限設定値に関する情報を記憶するための各テーブルが備えられており、メインテーブルは、装置102を一意に識別するためのID2501、装置102の名称を示す設置者名2502、使用制限設定値を示すモード2503、モード2503に対しての詳細な内容を記憶した詳細設定テーブルとの関係を特定するための詳細設定2504等の情報から構成されている。
また、詳細設定テーブルは、メインテーブルの詳細設定2504との対応を特定するためのID2601、携帯電話105の使用を制限するエリア内に足を踏み入れていることを携帯電話105に対して警告するメッセージを表示するか否かを示す警告表示2602、携帯電話105の使用を制限するエリア内に足を踏み入れていることを携帯電話105に対して警告する警告音を鳴動させるか否かを示す警告音2603、当該警告音の音量を示す警告音音量2604、当該エリアから離れた場合、装置103において使用制限設定値を解除し忘れた場合、所定時間経過後、自動的に解除する際の当該所定時間を示す自動解除時間2605、警告時の携帯電話105のディスプレイ711の背景色を示す背景色2606、警告時の携帯電話105のディスプレイ711に表示された文字色を示す文字色2607等の情報から構成されている。
以下、図21を参照して、本実施形態に係る携帯電話システムにおけるサーバから装置へ一括して設定値を設定する処理について説明する。
図21に示すフローチャートでは、サーバ104の一括設定処理及び装置101及び装置102への反映処理について説明する。
ステップS2101では、装置ステータス一覧画面1400を起動し、ステップS2102では、ステップS2101における装置ステータス一覧画面1400に対してのユーザ操作によって外部メモリ611の各テーブルから取得したデータに基づいて装置ステータス一覧画面1400に装置のステータスを一覧表示する。
ステップS2103では、装置ステータス一覧画面1400の「一括設定モード
」ボタンが押下されたか否かを判定し、押下されたと判定した場合は、ステップS2104へ処理を進める。
」ボタンが押下されたか否かを判定し、押下されたと判定した場合は、ステップS2104へ処理を進める。
ステップS2104では、一括設定画面1600を起動し、ステップS2105では、一括設定画面1600の各設定ボタン(強制電源OFF、強制電波OFF、携帯マナー推奨、携帯無音推奨)が押下された状態で、一括設定画面1600のOKボタンが押下されたか否かを判定し、押下されたと判定した場合は、ステップS2106へ処理を進め、押下されたと判定しない場合は、本処理を終了する。
ステップS2106では、設定変更の対象となる装置102に対して一括して使用制限設定値を送信し、ステップS2107では、装置102は、ステップS2106においてサーバ104からの使用制限設定値を受信する。
ステップS2108では、人感センサ414にて検知がなされたか否かを判定し、検知されたと判定しない場合は、ステップS2109へ処理を進め、ステップS2109では、ステップS2107において受信した使用制限設定値を外部メモリ413へ記憶する。
ステップS2109では、現在の装置102で設定している使用制限設定値をバックアップデータとして外部メモリ413に記憶した上で、ステップS2110では、ステップS2107にて受信した使用制限設定値を外部メモリ413に記憶する。
バックアップデータとは、図25に示す装置テーブルに於いて、2レコードが図示されているが、上段のレコード(図では、「設定中」のレコード)が、受信した使用制限設定値に関する情報を示しており、下段のレコード(図では、「前回」のレコード)が、バックアップデータであることを示している。
尚、ステップS2109でバックアップデータを記憶する理由は、サーバ104からの一括設定解除時(図22)、後述のステップS2209にて装置102がもともと設定していた値に戻すためである。
ここで記憶した使用制限設定値は、後述のステップS2303の処理で使用され、
また、装置設定画面1200及び装置詳細設定画面1300にも反映される。
また、装置設定画面1200及び装置詳細設定画面1300にも反映される。
その後、ステップS2111では、装置102は、装置101へ使用制限設定値の送信を行い、装置101は、その内容に従って、後述のステップS2301、ステップS2302の処理を行う。
なお、前述の図19でも説明した通り、携帯電話105のユーザが把握している制限と異なる使用制限を行ってしまうことを回避するため、ステップS2108にて人感センサ414が感知している間は、ステップS2109からステップS2111の処理を行わない。
以下、図22を参照して、本実施形態に係る携帯電話システムにおけるサーバから装置へ一括して設定値を解除する処理について説明する。
図22に示すフローチャートを用いて、サーバ104の一括設定解除処理及び装置101及び装置102への反映処理について説明する。
ステップS2201では、装置ステータス一覧画面1400を起動し、ステップS2202では、ステップS2201における装置ステータス一覧画面1400に対してのユーザ操作によって外部メモリ611の各テーブルから取得したデータに基づいて装置ステータス一覧画面1400に装置のステータスを一覧表示する。
ステップS2203では、装置ステータス一覧画面1400の「一括設定モード
」ボタンが押下されたか否かを判定し、押下されたと判定した場合は、ステップS2204へ処理を進める。
」ボタンが押下されたか否かを判定し、押下されたと判定した場合は、ステップS2204へ処理を進める。
ステップS2204では、一括設定画面1600を起動し、ステップS2205では、一括設定画面1600の一括解除ボタンが押下された状態で、一括設定画面1600のOKボタンが押下されたか否かを判定し、押下されたと判定した場合は、ステップS2206へ処理を進め、押下されたと判定しない場合は、本処理を終了する。
ステップS2206では、設定変更対象の装置102に対して一括して設定を解除する旨を通知し、ステップS2207では、装置102は、サーバ104からの使用制限設定値を解除する旨を受信し、ステップS2208では、前述のステップS2109にて記憶したバックアップデータを外部メモリ413から取得し、現在の使用制限設定値として外部メモリ413に反映する。
ここで記憶した使用制限設定値は、後述のステップS2303の処理で使用され、また、装置設定画面1200及び装置詳細設定画面1300にも出力される。
そして、ステップS2110では、装置102は、装置101へ使用制限設定値の解除通知を行い、装置101は、その内容に従って、後述のステップS2301、ステップS2302の処理を行う。
なお、前述の図19及び図20でも説明した通り、携帯電話105のユーザが把握している制限と異なる使用制限を行ってしまうことを回避するため、ステップS2208にて人感センサが感知している間は、ステップS2209及びステップS2210の処理を行わない。
以下、図23を参照して、本実施形態に係る携帯電話システムにおける使用制限設定実行処理について説明する。
図23に示すフローチャートでは、装置101からの使用制限通知及び装置102からの使用制限実行処理と携帯電話105への使用制限反映処理について説明する。
ステップS2301では、装置101の近辺に移動してきた携帯電話105に対して、装置テーブルに記憶された使用制限設定値に基づいて、警告メッセージ800、900、1000、及び1100の何れかを表示し、次のステップS2302では、装置101の近辺に移動してきた携帯電話105に対して、装置テーブルに記憶された使用制限設定値に基づいて、警告音の鳴動を指示する。
ステップS2303では、装置102は、メインテーブル及び詳細設定テーブルに記憶された使用制限設定値に基づいて、使用制限SMSをSMS発信機415より携帯電話105へ送信する。
ステップS2304では、携帯電話105は、SMS受信部702で使用制限SMSを受信すると、ステップS2305では、使用制限SMSに含まれる使用制限設定値に関する情報を用いて、強制的に使用制限をかけるか否かの判定を使用制限判定部704で行い、強制的に使用制限をかける(強制電源OFF又は強制電波OFF等)と判定した場合は、ステップS2308へ処理を進め、強制的に使用制限をかけると判定しない場合は、ステップS2306へ処理を進める。
ステップS2306では、強制的に使用制限をかけない(電源OFFや電波OFF、ディスプレイ照明OFF、静音モード等を推奨する種類のもの)場合の処理を実行する際に、使用制限SMSに含まれる使用制限設定値に関する情報と携帯電話105の使用制限設定画面1700にて設定した使用制限設定値とを比較する。
ステップS2307では、装置102から受信した使用制限を有効とするか否かを判定し、有効とすると判定した場合、ステップS2308へ処理を進め、有効としない場合は、本処理を終了する。
尚、判定方法としては、前述したように、推奨モード(電源OFF、電波OFF、ディスプレイ照明OFF、静音モード等を推奨する種類のもの)の場合は、携帯電話105の使用制限設定値、使用制限SMSの順に優先される。
ステップS2308では、携帯電話105は、制限モード切り替え部705により、通信制御部707又は電源部708、振動呼び出し部709、電子音呼び出し部710、ディスプレイ711への制御を行い、電源OFF状態や強制電波OFF状態、ディスプレイ照明OFF、あるいは静音モード等への切り替えを行う。
以下、図24を参照して、本実施形態の携帯電話システムにおける使用制限設定解除処理について説明する。
図24に示すフローチャートを用いて、装置103からの使用制限解除処理と携帯電話105への使用制限解除反映処理について説明する。
ステップS2401では、装置103の近辺に移動してきた携帯電話105に対して、使用制限解除SMSをSMS発信機507より送信し、ステップS2402では、携帯電話105は、SMS受信部702で使用制限解除SMSを受信する。
ステップS2403では、携帯電話105がステップS2402の使用制限解除SMSが受信できなかった場合に備え、装置102における装置詳細設定画面1300で設定された一定時間が経過後に、使用制限設定前の状態に復旧する。尚、復旧は、不揮発記憶領域712に記憶しておいた使用制限設定前の設定値を用いて復旧を行う。
ステップS2404では、制限モード切り替え部705により、通信制御部707又は電源部708、振動呼び出し部709、電子音呼び出し部710、ディスプレイ711への制御を行い、装置102による使用制限設定前の状態に復旧する。
以上、本発明に依れば、ユーザが使用する携帯電話のエリアに応じて、ユーザが所望する使用設定を考慮しつつ、携帯電話の使用制限をかけることによって、効果的な使用制限方法を実現することが可能となる。
また、本発明は、例えば、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータで稼働しているOS等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ,データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステム、あるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
100 携帯電話システム
101 装置
102 装置
103 装置
104 サーバ
105 携帯電話
301 CPU
302 RAM
303 ROM
304 システムバス
305 ビデオコントローラ
306 通信I/Fコントローラ
307 サウンドコントローラ
308 ディスプレイ
309 スピーカー
401 CPU
402 RAM
403 ROM
404 システムバス
405 入力コントローラ
406 ビデオコントローラ
407 メモリコントローラ
408 通信I/Fコントローラ
409 センサコントローラ
410 SMSコントローラ
411 キーボード
412 ディスプレイ
413 外部メモリ
414 人感センサ
415 SMS発信機
501 CPU
502 RAM
503 ROM
504 システムバス
505 通信I/Fコントローラ
506 SMSコントローラ
507 SMS発信機
601 CPU
602 RAM
603 ROM
604 システムバス
605 入力コントローラ
606 ビデオコントローラ
607 メモリコントローラ
608 通信I/Fコントローラ
609 キーボード
610 ディスプレイ
611 外部メモリ
701 SMS発信部
702 SMS受信部
703 制御部
704 使用制限判定部
705 制限モード切り替え部
706 キー操作部
707 通信制御部
708 電源部
709 振動呼び出し部
710 電子音呼び出し部
711 ディスプレイ
712 不揮発記憶領域
101 装置
102 装置
103 装置
104 サーバ
105 携帯電話
301 CPU
302 RAM
303 ROM
304 システムバス
305 ビデオコントローラ
306 通信I/Fコントローラ
307 サウンドコントローラ
308 ディスプレイ
309 スピーカー
401 CPU
402 RAM
403 ROM
404 システムバス
405 入力コントローラ
406 ビデオコントローラ
407 メモリコントローラ
408 通信I/Fコントローラ
409 センサコントローラ
410 SMSコントローラ
411 キーボード
412 ディスプレイ
413 外部メモリ
414 人感センサ
415 SMS発信機
501 CPU
502 RAM
503 ROM
504 システムバス
505 通信I/Fコントローラ
506 SMSコントローラ
507 SMS発信機
601 CPU
602 RAM
603 ROM
604 システムバス
605 入力コントローラ
606 ビデオコントローラ
607 メモリコントローラ
608 通信I/Fコントローラ
609 キーボード
610 ディスプレイ
611 外部メモリ
701 SMS発信部
702 SMS受信部
703 制御部
704 使用制限判定部
705 制限モード切り替え部
706 キー操作部
707 通信制御部
708 電源部
709 振動呼び出し部
710 電子音呼び出し部
711 ディスプレイ
712 不揮発記憶領域
Claims (12)
- 携帯電話と前記携帯電話が利用されている位置に応じて前記携帯電話に対して使用制限を指示する情報処理装置と、からなる携帯電話システムであって、
前記携帯電話は、
前記情報処理装置からの使用制限の指示種別を受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信した使用制限の指示種別に応じて、前記携帯電話の使用モードを切り替える切り替え手段と、
を備え、
前記情報処理装置は、
前記携帯電話の位置に応じて前記使用制限の指示種別を設定する設定手段と、
前記携帯電話の位置に対応する前記設定手段によって設定された指示種別を前記携帯電話に送信する送信手段と、
を備えたことを特徴とする携帯電話システム。 - 前記携帯電話は、前記使用制限の指示種別を変更する変更手段を備え、
前記切り替え手段は、前記受信手段によって受信した指示種別と前記変更手段によって変更した指示種別とを比較して得られたより強制力のある指示種別を用いて、前記携帯電話の使用モードを切り替えることを特徴とする請求項1に記載の携帯電話システム。 - 前記切り替え手段は、前記変更した指示種別と前記受信した指示種別とが同等な強制力を有する指示種別である場合、前記変更した指示種別を用いて、前記携帯電話の使用モードを切り替えることを特徴とする請求項1または2に記載の携帯電話システム。
- 前記送信手段は、SMSを用いて前記指示種別を前記携帯電話に送信することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の携帯電話システム。
- 前記情報処理装置は、前記携帯電話の位置に応じて使用モードの切り替えが生じ得ることを前記携帯電話に通知する通知手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の携帯電話システム。
- 前記送信手段は、前記携帯電話の位置に応じて前記切り替え手段によって切り替えた使用モードを解除する指示種別を送信することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の携帯電話システム。
- 前記指示種別は、前記切り替え手段によって使用モードが切り替わってから所定時間経過後、切り替え前の使用モードに戻すことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の携帯電話システム。
- 携帯電話が利用されている位置に応じた使用制限の指示種別によって使用モードの切替を前記携帯電話に対して指示する情報処理装置であって、
前記携帯電話の位置に応じて前記携帯電話の使用制限の指示種別を設定する設定手段と、
前記携帯電話の位置に対応する前記設定手段によって設定された指示種別を前記携帯電話に送信する送信手段と、
を備えたことを特徴とする情報処理装置。 - 携帯電話と前記携帯電話が利用されている位置に応じて前記携帯電話に対して使用制限を指示する情報処理装置と、からなる携帯電話システムの制御方法であって、
前記携帯電話は、
前記情報処理装置からの使用制限の指示種別を受信する受信ステップと、
前記受信ステップによって受信した使用制限の指示種別に応じて、前記携帯電話の使用モードを切り替える切り替えステップと、
を実行し、
前記情報処理装置は、
前記携帯電話の位置に応じて前記使用制限の指示種別を設定する設定ステップと、
前記携帯電話の位置に対応する前記設定ステップによって設定された指示種別を前記携帯電話に送信する送信ステップと、
を実行することを特徴とする携帯電話システム。 - 携帯電話と前記携帯電話が利用されている位置に応じて前記携帯電話に対して使用制限を指示する情報処理装置と、からなる携帯電話システムにおいて実行されるプログラムであって、
前記携帯電話を、
前記情報処理装置からの使用制限の指示種別を受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信した使用制限の指示種別に応じて、前記携帯電話の使用モードを切り替える切り替え手段と、
として機能させ、
前記情報処理装置を、
前記携帯電話の位置に応じて前記使用制限の指示種別を設定する設定手段と、
前記携帯電話の位置に対応する前記設定手段によって設定された指示種別を前記携帯電話に送信する送信手段と、
して機能させることを特徴とするプログラム。 - 携帯電話が利用されている位置に応じた使用制限の指示種別によって使用モードの切替を前記携帯電話に対して指示する情報処理装置の制御方法であって、
前記情報処理装置の設定手段が、前記携帯電話の位置に応じて前記携帯電話の使用制限の指示種別を設定する設定ステップ、
前記情報処理装置の送信手段が、前記携帯電話の位置に対応する前記設定ステップによって設定された指示種別を前記携帯電話に送信する送信ステップ、
を含むことを特徴とする情報処理装置の制御方法。 - 携帯電話が利用されている位置に応じた使用制限の指示種別によって使用モードの切替を前記携帯電話に対して指示する情報処理装置において実行するプログラムであって、
前記情報処理装置を、
前記携帯電話の位置に応じて前記携帯電話の使用制限の指示種別を設定する設定手段と、
前記携帯電話の位置に対応する前記設定手段によって設定された指示種別を前記携帯電話に送信する送信手段と、
して機能させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011286931A JP2013135461A (ja) | 2011-12-27 | 2011-12-27 | 情報処理装置、携帯電話システム、制御方法、及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011286931A JP2013135461A (ja) | 2011-12-27 | 2011-12-27 | 情報処理装置、携帯電話システム、制御方法、及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013135461A true JP2013135461A (ja) | 2013-07-08 |
Family
ID=48911835
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011286931A Pending JP2013135461A (ja) | 2011-12-27 | 2011-12-27 | 情報処理装置、携帯電話システム、制御方法、及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013135461A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2016017035A1 (ja) * | 2014-08-01 | 2017-05-25 | シャープ株式会社 | 通信端末装置、その制御方法および制御プログラム |
-
2011
- 2011-12-27 JP JP2011286931A patent/JP2013135461A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2016017035A1 (ja) * | 2014-08-01 | 2017-05-25 | シャープ株式会社 | 通信端末装置、その制御方法および制御プログラム |
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