JP2013134696A - 情報処理装置および情報表示方法 - Google Patents
情報処理装置および情報表示方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013134696A JP2013134696A JP2011286101A JP2011286101A JP2013134696A JP 2013134696 A JP2013134696 A JP 2013134696A JP 2011286101 A JP2011286101 A JP 2011286101A JP 2011286101 A JP2011286101 A JP 2011286101A JP 2013134696 A JP2013134696 A JP 2013134696A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- predetermined area
- display
- document image
- link
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
- User Interface Of Digital Computer (AREA)
Abstract
【課題】より直感的な閲覧操作を提供することができる情報処理装置を提供する。
【解決手段】受信部は、リンク先のデータを指定するリンク要素を含む構造化文書を受信する。解析部は、受信した構造化文書を解析する。表示制御部は、受信した構造化文書の解析結果に基づいて当該受信した構造化文書に含まれるリンク要素を配置した文書画像を生成し、当該生成した文書画像を表示部に表示する。決定部は、文書画像に対する位置が移動可能でありかつ表示部において文書画像を表示するための表示領域より小さい所定領域を決定する。受付部は、所定領域の移動を指示する移動指示を受け付ける。移動部は、前記移動指示を受け付けた場合に、前記文書画像に対する前記所定領域の位置を予め設定された領域分移動させる。表示制御部が、前記移動した所定領域内に配置されたリンク要素を前記文書画像に配置された他のリンク要素とは異なる表示態様で表示部に表示する。
【選択図】図3
【解決手段】受信部は、リンク先のデータを指定するリンク要素を含む構造化文書を受信する。解析部は、受信した構造化文書を解析する。表示制御部は、受信した構造化文書の解析結果に基づいて当該受信した構造化文書に含まれるリンク要素を配置した文書画像を生成し、当該生成した文書画像を表示部に表示する。決定部は、文書画像に対する位置が移動可能でありかつ表示部において文書画像を表示するための表示領域より小さい所定領域を決定する。受付部は、所定領域の移動を指示する移動指示を受け付ける。移動部は、前記移動指示を受け付けた場合に、前記文書画像に対する前記所定領域の位置を予め設定された領域分移動させる。表示制御部が、前記移動した所定領域内に配置されたリンク要素を前記文書画像に配置された他のリンク要素とは異なる表示態様で表示部に表示する。
【選択図】図3
Description
本発明の実施形態は、情報処理装置および情報表示方法に関する。
従来、インターネット等のネットワークに接続する機能を備えた多くのデジタルテレビジョンでは、HTML(Hyper Text Markup Language)ページを表示部に表示し、表示したHTMLページに含まれるリンク要素間を移動するフォーカスを、リモートコントローラが備えるキーを操作することにより移動させていた。
しかしながら、従来技術においては、例えば、HTMLページが表示された画面の表示領域の上部と下部とにのみ2つのリンク要素が存在する場合、リモートコントローラが備えるキーを操作すると、フォーカスが表示領域の上部から下部へと大きく移動する。また、HTMLページが画面の表示領域よりも大きくかつ表示領域に表示されたHTMLページの部分に1つしかリンク要素が存在しなかった場合、フォーカスをリンク要素に移動させると、フォーカスの移動に伴い画面に表示されたHTMLページが大きくスクロールする。そのため、従来技術では、リンク要素にフォーカスを移動させると、フォーカスの大きな移動やHTMLページのスクロールが起こり、HTMLページ内において現在閲覧している位置が移動してしまい、継続してHTMLページを閲覧することが困難になる場合がある、という課題がある。また、従来技術においては、1つのリンク要素から他のリンク要素へとフォーカスを移動させる場合、リモートコントローラが備える方向キーを押下することにより行っているが、HTMLページ内に大量のリンク要素が存在する場合、所望のリンク要素にフォーカスを移動させるために、リモートコントローラが備える方向キーを何度も押下しなければならない、という課題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、より直感的な閲覧操作を提供することができる情報処理装置および情報処理方法を提供することを目的とする。
実施形態の情報処理装置は、受信部、解析部と、表示制御部と、決定部と、受付部と、移動部と、を備える。前記受信部は、リンク先のデータを指定するリンク要素を含む構造化文書を受信する。前記解析部は、前記受信した構造化文書を解析する。前記表示制御部は、前記受信した構造化文書の解析結果に基づいて当該受信した構造化文書に含まれるリンク要素を配置した文書画像を生成し、当該生成した文書画像を表示部に表示する。前記決定部は、前記文書画像に対する位置が移動可能でありかつ前記表示部において前記文書画像を表示するための表示領域より小さい所定領域を決定する。前記受付部は、前記所定領域の移動を指示する移動指示を受け付ける。前記移動部は、前記移動指示を受け付けた場合に、前記文書画像に対する前記所定領域の位置を予め設定された領域分移動させる。前記表示制御部が、前記移動した所定領域内に配置されたリンク要素を前記文書画像に配置された他のリンク要素とは異なる表示態様で前記表示部に表示する。
本実施形態にかかる情報処理装置について説明する。本実施形態にかかる情報処理装置は、インターネット等のネットワークを経由してサーバ(図示しない)からHTML(Hyper Text Markup Language)ページ等の構造化文書を受信し、受信した構造化文書を表示部に表示するインターネット接続機能を備えたデジタルテレビジョンである。なお、本実施形態では、情報処理装置としてデジタルテレビジョンを用いた例を説明するが、例えば、HDD(Hard Disk Drive)レコーダやテレビパソコン等を情報処理装置として用いることも可能である。
図1は、本実施形態にかかる情報処理装置の信号処理系を示すブロック図である。なお、この情報処理装置1は、通常の平面視(2次元)表示用の映像信号に基づく画像表示を行なうだけでなく、立体視(3次元)表示用の映像信号に基づく画像表示も行なうことができる。
図1に示すように、情報処理装置1は、アンテナ12で受信したデジタルテレビジョン放送信号を、入力端子13を介してチューナ部14に供給することにより、所望のチャンネルの放送信号を選局することが可能になっている。
情報処理装置1は、チューナ部14で選局された放送信号を、復調復号部15に供給してデジタルの映像信号および音声信号等に復元した後、信号処理部16に出力する。信号処理部16は、復調復号部15から供給されたデジタルの映像信号および音声信号に対してそれぞれ所定のデジタル信号処理を施す。
なお、信号処理部16が行なう所定のデジタル信号処理には、通常の平面視(2次元)表示用の映像信号を立体視(3次元)表示用の映像信号に変換する処理や、立体視表示用の映像信号を平面視表示用の映像信号に変換する処理等も含まれている。
また、信号処理部16は、デジタルの映像信号を合成処理部17に出力し、デジタルの音声信号を音声処理部18に出力している。このうち、合成処理部17は、信号処理部16から供給されるデジタルの映像信号に、OSD(On Screen Display)信号生成部19で生成される字幕、GUI(Graphical User Interface)、OSDなどの重畳用映像信号であるOSD信号を重畳して出力している。この場合、合成処理部17は、信号処理部16から供給される映像信号が通常の平面視表示用の映像信号であれば、その映像信号にOSD信号生成部19から供給されたOSD信号をそのまま重畳して出力している。また、合成処理部17は、信号処理部16から供給される映像信号が立体視表示用の映像信号である場合、詳細は省略するが、OSD信号生成部19から供給されたOSD信号に対して、入力された立体視表示用の映像信号に対応した立体視表示用の信号処理を施した後、そのOSD信号を入力映像信号に重畳して出力している。
情報処理装置1は、合成処理部17から出力したデジタルの映像信号を、映像処理部20に供給する。映像処理部20は、入力されたデジタルの映像信号を、表示装置3で表示可能なフォーマットのアナログ映像信号に変換して出力する。情報処理装置1は、映像処理部20から出力されたアナログ映像信号を、表示装置3に供給して画像表示に供する。
音声処理部18は、入力されたデジタルの音声信号を、後段のスピーカ22で再生可能なフォーマットのアナログ音声信号に変換している。そして、この音声処理部18から出力されたアナログ音声信号が、スピーカ22に供給されることにより音声再生に供される。
ここで、情報処理装置1は、上記した各種の受信動作を含むその全ての動作を制御部23によって統括的に制御している。この制御部23は、CPU(Central Processing Unit)23aを内蔵しており、情報処理装置1の本体に設置された操作部24からの操作情報を受けて、または、リモートコントローラ6から発光された赤外線光信号を受光部5で受光し、受光した赤外線光信号に従って、その操作内容(または、赤外線光信号が示す指示)が反映されるように各部をそれぞれ制御している。
制御部23は、メモリ部23bを利用している。メモリ部23bは、主として、CPU23aが実行する制御プログラムを格納したROM(Read Only Memory)と、該CPU23aに作業エリアを提供するためのRAM(Random Access Memory)と、各種の設定情報および制御情報等が格納される不揮発性メモリとを有している。また、制御部23には、ディスクドライブ部27が接続されている。ディスクドライブ部27は、例えばDVD(Digital Versatile Disk)等の光ディスク28を着脱自在とするもので、装着された光ディスク28に対してデジタルデータの記録再生を行なう機能を有している。
制御部23は、視聴者による操作部24やリモートコントローラ6の操作に基づいて、復調復号部15から得られるデジタルの映像信号および音声信号を、記録再生処理部29によって暗号化し所定の記録フォーマットに変換した後、ディスクドライブ部27に供給して光ディスク28に記録させるように制御することができる。
また、制御部23は、視聴者による操作部24やリモートコントローラ6の操作に基づいて、ディスクドライブ部27により光ディスク28からデジタルの映像信号および音声信号を読み出させ、上記記録再生処理部29によって復号化した後、信号処理部16に供給することによって、以後、上記した映像表示および音声再生に供させるように制御することができる。
制御部23には、HDD(Hard Disk Drive)30が接続されている。制御部23は、視聴者による操作部24やリモートコントローラ6の操作に基づいて、復調復号部15から得られるデジタルの映像信号および音声信号を、記録再生処理部29によって暗号化し所定の記録フォーマットに変換した後、HDD30に供給してハードディスク30aに記録させるように制御することができる。
また、制御部23は、視聴者による操作部24やリモートコントローラ6の操作に基づいて、HDD30によりハードディスク30aからデジタルの映像信号および音声信号を読み出させ、記録再生処理部29によって復号化した後、信号処理部16に供給することによって、以後、上記した映像表示および音声再生に供させるように制御することができる。
さらに、情報処理装置1には、入力端子31が接続されている。入力端子31は、情報処理装置1の外部からデジタルの映像信号および音声信号を直接入力するためのものである。この入力端子31を介して入力されたデジタルの映像信号および音声信号は、制御部23の制御に基づいて、記録再生処理部29を介した後、信号処理部16に供給されて、以後、上記した映像表示および音声再生に供される。
また、入力端子31を介して入力されたデジタルの映像信号および音声信号は、制御部23の制御に基づいて、記録再生処理部29を介した後、ディスクドライブ部27による光ディスク28に対しての記録再生や、HDD30によるハードディスク30aに対しての記録再生に供される。
なお、制御部23は、視聴者による操作部24やリモートコントローラ6の操作に基づいて、ディスクドライブ部27とHDD30との間で、光ディスク28に記録されているデジタルの映像信号および音声信号をハードディスク30aに記録したり、ハードディスク30aに記録されているデジタルの映像信号および音声信号を光ディスク28に記録したりすることも制御している。
また、制御部23には、ネットワークインターフェース32が接続されている。このネットワークインターフェース32は、入出力端子33を介して外部のネットワーク34に接続されている。そして、このネットワーク34には、当該ネットワーク34を介した通信機能を利用して各種のサービスを提供するための複数(図示の場合は2つ)のネットワークサーバ35,36が接続されている。このため、制御部23は、ネットワークインターフェース32、入出力端子33およびネットワーク34を介して、所望のネットワークサーバ35,36にアクセスして情報通信を行なうことにより、そこで提供しているサービスを利用することができるようになっている。
簡単に説明すると、制御部23は、ネットワーク34経由してネットワークサーバ35,36からHTMLページ等の構造化文書を受信し、受信した構造化文書を解析して、その解析結果に基づいて、構造化文書に含まれる要素が配置された文書画像を生成して表示装置3に出力することにより、当該生成した文書画像を表示装置3に表示する。また、制御部23は、リモートコントローラ6から赤外線通信などにより、リモートコントローラ6が備えるキーの押下により入力された情報を受信し、受信した情報に従って、表示装置3に表示した文書画像内を移動する所定領域A(フォーカス)を、構造化文書に重ね合わせて表示する。
図2は、リモートコントローラの外観を示す平面図である。図2に示すように、リモートコントローラ25には、主として、電源キー25a、2次元/3次元切替キー25b、数字キー25c、チャンネルアップダウンキー25d、音量調整キー25e、カーソル上キー25f、カーソル下キー25g、カーソル左キー25h、カーソル右キー25i、決定キー25j、メニューキー25k、戻るキー25l、終了キー25m、4色(青,赤,緑,黄)のカラーキー25n等が設けられている。なお、2次元/3次元切替キー25bは、表示装置3を、3次元表示モード、または2次元表示モードに切り替えることを要求するためのボタンである。
また、リモートコントローラ25には、再生停止キー25o、再生/一時停止キー25p、逆方向スキップキー25q、順方向スキップキー25r、早戻しキー25s、早送りキー25t等が設けられている。
すなわち、情報処理装置1は、ディスクドライブ部27やHDD30から取得した映像や音声等の情報に対しては、リモートコントローラ6の再生停止キー25oや再生/一時停止キー25pを操作することにより、再生、停止、一時停止を行なうことが可能となる。また、情報処理装置1は、リモートコントローラ6の逆方向スキップキー25qや順方向スキップキー25rを操作することにより、ディスクドライブ部27やHDD30で再生している映像や音声等の情報を、その再生方向に対して逆方向や順方向に一定量ずつスキップさせる、いわゆる、逆方向スキップや順方向スキップを行なうことができる。さらに、情報処理装置1は、リモートコントローラ6の早戻しキー25sや早送りキー25t等を操作することにより、ディスクドライブ部27やHDD30で再生している映像や音声等の情報を、その再生方向に対して逆方向や順方向に連続的に高速で再生させる、いわゆる、早戻し再生や早送り再生を行なうことができる。
次に、図3〜5を参照して、ネットワークサーバ35,36から受信した構造化文書に含まれるリンク要素の抽出処理に関わる情報処理装置1の機能的構成について説明する。図3は、本実施形態にかかる情報処理装置の機能的構成を示すブロック図である。図4は、構造化文書に含まれるリンク要素の抽出処理の流れを示すフローチャートである。図5は、構造化文書に基づいて生成された文書画像の一例を示す図である。図3に示すように、制御部23が有するメモリ部23bに格納された制御プログラムは、大別すると、文書表示制御部102、表示合成部103、および所定領域表示制御部104等を含むモジュール構成となっている。CPU23aがメモリ23bから制御プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主メモリ上にロードされて、文書表示制御部102、表示合成部103、および所定領域表示制御部104等が主記憶装置上に生成される。
本実施形態の情報処理装置1で実行される制御プログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式でCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記録されて提供される。
また、本実施形態の情報処理装置1で実行される制御プログラムを、インターネット等のネットワーク34に接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク34経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の情報処理装置1で実行される制御プログラムをインターネット等のネットワーク34経由で提供または配布するように構成しても良い。
文書表示制御部102は、ネットワークインターフェース32を介してネットワークサーバ35,36)から受信した構造化文書の表示制御を行うものである。具体的には、文書表示制御部102は、受信部102a、解析部102b、および生成部102cを備えている。
受信部102aは、ネットワークインターフェース32を介して、ネットワーク34上のURI(Uniform Resource Identifier)を指定して、ネットワークサーバ35,36に対してHTMLページ等の構造化文書の取得を要求することにより、ネットワークサーバ35,36から構造化文書を受信するものである。ここで、構造化文書は、リンク先のデータ(例えば、構造化文書や動画像など)を指定するリンク要素を含む文書であり、例えば、クリック可能要素やテキスト入力可能要素などインタラクション入力機能を持つ要素など属性hrefを含むリンク要素が構造化されて記述されたHTMLページ等である。
また、受信部102aは、移動した所定領域A内に配置されたリンク要素のうち後述する所定領域決定部104aにより入力を受け付けた識別情報により識別されるリンク要素により指定されたリンク先のデータを受信する。本実施形態では、受信部102aは、移動した所定領域A内に配置されたリンク要素のうち後述する所定領域決定部104aにより入力を受け付けた識別情報により識別されるリンク要素に付加された属性hrefにより指定されたURIを取得する。そして、受信部102aは、ネットワークインターフェース32を介してネットワークサーバ35,36に対して、取得したURIを指定してHTMLページ等の構造化文書の取得を要求することにより、ネットワークサーバ35,36から構造化文書を受信する。なお、本実施形態では、受信部102aが、構造化文書を受信する例について説明するが、これに限定するものではなく、例えば、後述する所定領域決定部104aにより入力を受け付けた識別情報により識別されるリンク要素により指定されたリンク先のデータが動画像である場合には、受信部102aは、ネットワークサーバ35,36から動画像を受信する。また、後述する所定領域決定部104aにより入力を受け付けた識別情報により識別されるリンク要素により指定されるリンク先のデータが同一の構造化文書内に配置された要素である場合には、受信部102aは、当該同一の構造化文書内の要素を受信する(つまり、他の要素へとジャンプする)。
解析部102bは、受信部102aにより受信した構造化文書を解析するものである。具体的には、解析部102bは、受信した構造化文書に含まれるリンク要素などの各種要素のレイアウトや、当該受信した構造化文書に含まれるリンク要素に付加された属性href等を解析する。
生成部102cは、解析部102bによる受信した構造化文書の解析結果(例えば、受信した構造化文書に含まれるリンク要素のレイアウトや当該リンク要素に付加された属性など)に基づいて、当該受信した構造化文書に含まれるリンク要素を配置した文書画像Xを生成するものである。そして、生成部102cは、生成した文書画像Xを表示装置3に出力することにより、当該生成した文書画像Xを、表示装置3において当該文書画像Xを表示するための表示領域Zに表示させる。なお、構造化文書の具体的な解析方法および表示方法については、周知の方法を用いるものとし、ここでは説明を省略する。
なお、生成部102cは、受信した構造化文書の解析結果に基づいて生成した文書画像Xが表示領域Zよりも大きい場合、当該生成した文書画像Xの一部を表示領域Zに表示するものとする。
また、生成部102cは、移動した所定領域A内に配置されたリンク要素により指定されるリンク先のデータを表す画像のサムネイル画像Yを、表示装置3の表示領域Z以外の領域に表示するものである。本実施形態では、移動した所定領域A内に配置されたリンク要素により指定されるリンク先のデータが構造化文書である場合、生成部102cは、受信部102aを制御して、移動した所定領域A内に配置されたリンク要素により指定される構造化文書を受信する。次いで、生成部102cは、解析部102bを制御して、受信した構造化文書の解析を行い、当該受信した構造化文書の解析結果(例えば、取得した構造化文書に含まれる要素のレイアウトなど)に基づいて、当該受信した構造化文書に含まれる各種要素を配置した文書画像を生成する。次いで、生成部102cは、当該生成した文書画像のサムネイル画像Yを表示装置3に出力することにより、表示装置3の表示領域Z以外の領域に、サムネイル画像Yを表示する。なお、本実施形態では、構造化文書の解析結果に基づいて生成した文書画像のサムネイル画像Yを表示装置3の表示領域Z以外の領域に表示する例について説明するが、これに限定するものではなく、例えば、移動した所定領域A内に配置されたリンク先のデータが動画像である場合には、動画像に含まれる1フレームのサムネイル画像Yを表示装置3の表示領域Z以外の領域に表示する。このように、本実施形態では、生成部102cは、表示制御部として機能する。
所定領域表示制御部104は、文書表示制御部102によって表示領域Zに表示された文書画像Xに対する位置が移動可能でありかつ表示領域Zより小さい所定領域Aを、表示領域Zに表示された文書画像Xに重ね合わせて表示するものである。具体的には、所定領域表示制御部104は、所定領域決定部104a、リンク要素抽出部104b、付与部104c、および所定領域生成部104dを備えている。
所定領域決定部104aは、表示領域Zに表示された文書画像Xに対する位置が移動可能でありかつ表示領域Zより小さい所定領域Aを決定する決定部である。本実施形態では、所定領域Aは、表示領域Zより小さい矩形の領域であるものとする。これにより、表示領域Zが矩形である場合には、所定領域Aを表示領域Zの角部にも隙間なく移動させることができる。なお、本実施形態では、所定領域Aを矩形の領域としたが、これに限定するものではない。例えば、表示装置3の表示画面(表示領域Z)が円形である場合には、所定領域Aを円形の領域としても良い。
さらに、所定領域Aの大きさは、表示領域Zの2以上の整数分の一の大きさ(例えば、1/5〜1/10程度の大きさ)であるものとする。このように、所定領域Aの大きさを表示領域Zの2以上の整数分の一の大きさとすることにより、所定領域Aを当該所定領域Aの大きさ分ずつ移動させた際に、所定領域Aを表示領域Zの全ての領域に移動させることができるようになる。
また、所定領域決定部104aは、表示領域Zに表示された文書画像Xに対する所定領域Aの移動を指示する移動指示を受け付ける受付部としても機能する。本実施形態では、所定領域決定部104aは、表示領域Zに表示された文書画像Xに対して所定領域Aを移動させる移動方向を示す方向情報を含む移動指示を受け付ける。より具体的には、所定領域決定部104aは、受光部5を介してリモートコントローラ6(入力部)の方向指示キー(例えば、カーソル上キー25f、カーソル下キー25g、カーソル左キー25h、カーソル右キー25i、メニューキー25k、戻るキー25l、終了キー25m)が押下されることにより入力された方向情報を含む移動指示を受け付ける。また、所定領域決定部104aは、移動した所定領域A内に配置されたリンク要素に付与された識別情報の入力を受け付ける。本実施形態では、所定領域決定部104aは、リモートコントローラ6が備える番号キー(数字キー25c)により入力された番号を識別情報として入力を受け付ける。
さらに、所定領域決定部104aは、移動指示を受け付けた場合に、表示領域Zに表示された文書画像Xに対する所定領域Aの位置を予め設定された領域分移動させる移動部としても機能する。本実施形態では、所定領域決定部104aは、表示領域Zに表示された文書画像Xに対する所定領域Aの位置を、受け付けた移動指示に含まれる方向情報が示す移動方向に予め設定された領域分移動させる。本実施形態では、表示領域Zに文書画像Xが表示された際(初期状態において)は、所定領域決定部104aは、表示領域Zの左上に移動させるものとする。そして、移動指示を受け付けると、所定領域決定部104aは、表示領域Zに表示された文書画像Xに対する所定領域Aの位置を、受け付けた移動指示に含まれる方向情報が示す移動方向に、所定領域Aの大きさ分移動させるものとする。
具体的には、カーソル上キー25f、カーソル下キー25g、カーソル左キー25h、またはカーソル右キー25iが押下されることにより方向情報が入力されて移動指示が受け付けられると、所定領域決定部104aは、表示領域Zに表示された文書画像Xに対する所定領域Aの位置を、受け付けた移動指示に含まれる方向情報が示す移動方向(つまり、上下または左右)に所定領域A分移動させる。一方、カーソル上キー25f、カーソル下キー25g、カーソル左キー25h、およびカーソル右キー25iの外側に存在するキー(例えば、メニューキー25k、戻るキー25l、終了キー25m)が押下されることにより方向情報が入力されて移動指示が受け付けられると、所定領域決定部104aは、表示装置3が表示された文書画像Xに対する所定領域Aの位置を、受け付けた移動指示に含まれる方向情報が示す移動方向に、所定領域Aの大きさよりも大きく移動させるものとする。
なお、本実施形態では、所定領域決定部104aは、受け付けた移動指示に含まれる方向情報が示す移動方向に、所定領域Aの大きさ分移動させているが、これに限定するものではなく、例えば、受け付けた移動指示に含まれる方向情報が示す移動方向に、1画素ずつ所定領域Aを移動させても良い。
リンク要素抽出部104bは、表示領域Zに表示された文書画像Xにおいて、所定領域決定部104aにより移動された所定領域Aに配置されたリンク要素を抽出するものである。本実施形態では、リンク要素抽出部104bは、解析部102bに対して、文書画像Xにおける当該移動された所定領域Aの位置情報(例えば、構造化文書の解析結果に基づいて生成された文書画像Xにおける、矩形の所定領域Aの4つの角部の座標)を解析部102bに通知して所定領域Aに含まれる要素を要求することにより、所定領域Aに含まれる要素を受信するものとする。なお、所定領域Aに含まれる要素の受信方法は、周知の技術を用いて行うものとし、ここでは説明を省略する。そして、リンク要素抽出部104bは、解析部102bから、所定領域Aに含まれる要素を受信すると、受信した要素のうち、クリック可能要素やテキスト入力可能要素などのインタラクション入力機能を有するリンク要素(つまり、属性hrefが付加された要素)を抽出する。
付与部104cは、リンク要素抽出部104bにより抽出されたリンク要素に対して、当該リンク要素の識別情報を付与する。本実施形態では、付与部104cは、抽出されたリンク要素に、リモートコントローラ6が備える番号キー(数字キー25c)によって入力される番号(1〜12までの番号)を識別情報として付与するものとする。
なお、抽出されたリンク要素の数が数字キー25cにより入力される番号の上限を超えた場合、リモートコントローラ6が備える決定キー25jや、カーソル上キー25f、カーソル下キー25g、カーソル左キー25h、およびカーソル右キー25iの外側に存在するキー(例えば、メニューキー25k、戻るキー25l、終了キー25m)が押下されることにより、13以上の番号を入力可能とすることにより、付与部104cは、抽出されたリンク要素に対して、13以上の番号を識別情報として付与しても良い。若しくは、抽出されたリンク要素の数が数字キー25cにより入力される番号の上限を超えた場合、所定領域決定部104aは、リンク抽出部104bにより抽出されるリンク要素の数が上限以下(つまり、12以下)になるように、所定領域Aの大きさを縮小しても良い。
所定領域生成部104dは、所定領域Aの領域画像Bおよび付与部104cによりリンク要素に付与された識別情報の情報画像Cを生成し、生成した領域画像Bおよび情報画像Cを表示合成部103に出力する。本実施形態では、所定領域生成部104dは、表示装置3に表示された文書画像Xにおいて、所定領域Aが移動した領域が当該所定領域Aが移動した領域以外の領域とは異なる表示態様になるように、領域画像Bを生成する。また、所定領域生成部104dは、付与部104cによりリンク要素に識別情報として付与された番号が表示された情報画像Cを生成する。
表示合成部103は、移動した所定領域A内に配置されたリンク要素を文書画像Xに配置された他のリンク要素とは異なる表示態様で表示装置3(表示領域Z)に表示する。より具体的には、表示合成部103は、リンク要素抽出部104bにより抽出されたリンク要素近傍に、付与部104cにより付与された識別情報を表示することにより、移動された所定領域A内に配置されたリンク要素を文書画像Xに配置された当該他のリンク要素とは異なる表示態様で表示装置3に表示するものとする。本実施形態では、表示合成部103は、生成部102cにより生成された文書画像Xに、所定領域生成部104dにより生成された情報画像Cを重ね合わせることにより、抽出されたリンク要素近傍に、付与部104cにより付与された識別情報を表示する。したがって、本実施形態では、リンク要素抽出部104b、所定領域生成部104d、および表示合成部103も、表示制御部として機能する。
なお、本実施形態では、表示合成部103が、領域画像Bおよび情報画像Cを、表示領域Zに表示された文書画像Xに重ね合わせることにより、所定領域Aおよび識別情報を表示装置3に表示させているが、これに限定するものではない。例えば、所定領域生成部104dが、生成部102cに指示することにより、所定領域Aおよび識別情報を、表示装置3に表示された文書画像X上に表示しても良い。
次に、図4および図5を用いて、ネットワークサーバ35,36から受信した構造化文書に含まれるリンク要素の抽出処理の一例について説明する。
受信部102aがネットワークサーバ35,36から構造化文書を受信すると、解析部102bは、受信した構造化文書の解析を行う。そして、生成部102cは、解析部102bによる構造化文書の解析結果に基づいて、受信した構造化文書に含まれるリンク要素a〜zを配置した文書画像Xを生成する。
そして、生成部102cは、図5に示すように、生成した文書画像Xを表示装置3に出力することにより、当該生成した文書画像Xを、表示領域Zに表示する。所定領域決定部104aは、表示領域Zに文書画像Xが表示されると、文書画像Xに対する位置が移動可能でありかつ表示領域Zより小さい所定領域Aを決定する。そして、所定領域生成部104dは、所定領域決定部104aにより所定領域Aが決定されると、当該決定された所定領域Aの領域画像Bを生成し、生成した領域画像Bを表示合成部103に出力する。表示合成部103は、所定領域決定部104aにより生成された領域画像B(図5の破線で示す)を、文書画像Xに重ね合わせて表示装置3に表示する。
表示領域Zに文書画像Xが表示された状態で、リモートコントローラ6のキーが押下されると、所定領域決定部104は、受光部5を介してリモートコントローラ6から入力された情報に基づいて、リモートコントローラ6において押下されたキーが番号キー(数字キー25c)か、若しくは方向キー(カーソル上キー25f、カーソル下キー25g、カーソル左キー25h、およびカーソル右キー25i)か、を判断する(ステップS401)。
ここで、リモートコントローラ6において押下されたキーが方向キーである場合(ステップS401:方向キー)、所定領域決定部104aは、移動指示を受け付ける。例えば、リモートコントローラ6のカーソル下キー25gが押下された場合、所定領域決定部104aは、所定領域Aの移動方向として下方向を示す方向情報を含む移動指示を受け付ける。
次いで、所定領域決定部104aは、受け付けた移動指示に含まれる方向情報が示す移動方向に、所定領域Aを移動させる(ステップS402)。例えば、所定領域決定部104aは、受け付けた移動指示に含まれる方向情報が示す方向が下方向(矢印で示す方向)である場合、破線で示す所定領域Aを、実線で示す所定領域Aの位置まで移動させる。なお、所定領域決定部104aによる所定領域Aの移動に伴い、所定領域生成部104dおよび表示合成部103は、領域画像Bを、破線で示す所定領域Aの位置から、実線で示す所定領域Aの位置に移動させる。
なお、本実施形態では。所定領域決定部104aは、移動指示が受け付けられた場合、表示領域Z内における所定領域Aの位置を移動させることにより、表示領域Zに表示された文書画像Xに対する所定領域Aの位置を移動させているが、これに限定するものではない。例えば、移動指示が受け付けられた場合に、表示装置3の表示領域Z内における所定領域Aの位置を変えずに、表示領域Zに表示された文書画像Xの位置を移動させることにより(つまり、文書画像Xをスクロールさせることにより)、表示領域Zに表示された文書画像Xに対する所定領域Aの位置を移動させても良い。
また、生成部102cは、表示領域Zに表示した文書画像Xが、受信した構造化文書の解析結果に基づいて生成した文書画像Xの一部であり、かつ受け付けた移動指示に従って所定領域Aを移動させる移動方向に存在する表示領域Zの端部と所定領域Aとの間の領域の大きさが予め設定された領域(本実施形態では、所定領域A)の大きさより小さい場合、当該生成した文書画像Xのうち表示領域Zに表示する部分を、当該予め設定された領域の大きさ分スクロール(移動)させるものとする。本実施形態では、生成部102cは、所定領域Aの大きさ分、文書画像Xを移動させるものとする。これにより、表示領域Zに表示されていない文書画像Xを継続して閲覧する場合に、快適な閲覧方法を提供することができる。
所定領域Aが移動すると、リンク要素抽出部104bは、文書画像Xにおいて、移動した所定領域Aに配置されたリンク要素が存在するか否かを判断する(ステップS403)。移動した所定領域A内にリンク要素が配置されている場合(ステップS403:Yes)、リンク要素抽出部104bは、移動した所定領域A内に配置されたリンク要素m〜qを抽出する。また、付与部104cは、抽出されたリンク要素m〜qに対して、当該リンク要素m〜qにリモートコントローラ6が備える番号キーにより入力可能な番号:1〜5を識別情報として付与する。リンク要素抽出部104bは、抽出したリンク要素m〜qに番号:1〜5が付与されると、当該抽出したリンク要素m〜qと当該リンク要素m〜qに付与された番号:1〜5とを対応付けて記憶する(ステップS404)。
抽出されたリンク要素m〜qに番号:1〜5が付与されると、所定領域生成部104dは、当該抽出されたリンク要素m〜qに付与された番号1〜5を含む情報画像Cを生成し、生成した情報画像Cを表示合成部103に出力する。表示合成部103は、図5に示すように、情報画像Cを、抽出されたリンク要素m〜qの近傍に表示する。また、本実施形態では、表示合成部103は、抽出されたリンク要素m〜qを、文書画像Xに配置された他のリンク要素と区別するために、当該抽出されたリンク要素m〜qを囲む枠504を文書画像Xに表示する。なお、本実施形態では、移動した所定領域A内に配置されたリンク要素(つまり、抽出されたリンク要素m〜q)近傍に識別情報や枠504を表示することにより、移動した所定領域A内に配置されたリンク要素と文書画像X内に配置された他のリンク要素とを異なる表示態様で表示しているが、これに限定するものではない。例えば、移動した所定領域A内に配置されたリンク要素を、点滅させたり、他のリンク要素とは異なる色で表示させたりしても良い。
さらに、表示合成部103は、抽出されたリンク要素m〜qのうち、他の構造化文書を受信するリンク要素を選択するためのカーソル501を文書画像Xに表示する。ユーザは、リモートコントローラ6の番号キー(数字キー25c)を押下することにより、抽出されたリンク要素m〜qに付与された番号(識別情報)のうち、所望のリンク要素に付与された番号を入力することができる。表示合成部103は、入力された番号を含む情報画像Cが近傍に表示されたリンク要素にカーソル501を移動させる。
また、移動した所定領域Aに配置されたリンク要素m〜qが抽出された場合、受信部102aは、リンク要素抽出部104cにより抽出されたリンク要素m〜qに付加された属性hrefにより指定されるURIを取得し、取得したURIを指定して、ネットワークサーバ35,36から構造化文書を受信する。つまり、受信部102aは、抽出されたリンク要素m〜qにより指定されたリンク先のデータとして構造化文書を受信する。解析部102bは、リンク要素を含む構造化文書と同様にして、受信部102aが受信した構造化文書を解析する。そして、生成部102cは、受信した構造化文書の解析結果に基づいて、受信した構造化文書に含まれる要素を配置した文書画像を生成し、生成した文書画像のサムネイル画像Yを表示装置3に出力する。これにより、生成部102cは、図5に示すように、表示領域Z以外の領域(例えば、表示領域Zの下方の領域)に、サムネイル画像Yを表示する。なお、サムネイル画像Yは、移動した所定領域Aの中にリンク要素が配置されていれば、自動的に表示されるものであり、ユーザは、サムネイル画像Yを表示させるために特別な操作をする必要はない。
本実施形態では、表示合成部103は、サムネイル画像Yの近傍にも、リンク要素m〜qに付与された番号:1〜5を含む情報画像Cを表示するものとする。さらに、表示合成部103は、カーソル501が移動したリンク要素により指定される構造化文書に基づいて生成した文書画像のサムネイル画像Yにカーソル502を表示する。つまり、表示合成部103は、カーソル501の移動に連動してカーソル502も移動させる。
なお、移動した所定領域Aに配置されたリンク要素が存在しなかった場合(ステップS403:No)、リンク要素抽出部104bは、抽出したリンク要素と当該リンク要素に付与された番号との対応付けを削除し、ステップS401に戻り、リモートコントローラ6のキーが再び押下されるのを待つ(ステップS405)。
リモートコントローラ6において押下されたキーが番号キー(数字キー25c)である場合(ステップS401:番号キー)、所定領域決定部104aは、数字キー25cにより入力された番号(つまり、識別情報)の入力を受け付ける(ステップS406)。なお、本実施形態では、リモートコントローラ6が備える番号キー(数字キー25c)の押下により識別情報の入力を受け付けているが、これに限定するものではない。例えば、リモートコントローラ6の方向キー(カーソル上キー25f、カーソル下キー25g、カーソル左キー25h、およびカーソル右キー25i)の外側に配置されたキー(メニューキー25k、戻るキー25l、終了キー25m)の操作により、カーソル501を移動させることにより、当該カーソル501が移動したリンク要素の近傍に表示された情報画像Cに対応する番号(識別情報)の入力を受け付けるようにしても良い。
そして、受信部102aは、移動した所定領域A内に配置されたリンク要素m〜qのうち、入力を受け付けた番号により識別されるリンク要素により指定されるリンク先のデータを受信する。本実施形態では、リンク要素抽出部104cによりリンク要素が抽出された際に、当該抽出されたリンク要素により指定されるリンク先のデータが受信されているため、受信部102aは、受信されたリンク先のデータの中から、入力を受け付けた番号により識別されるリンク要素により指定されるリンク先のデータを取得するものとする。なお、受信したリンク先のデータが構造化文書である場合における当該構造化文書に基づく文書画像の表示処理は、上述した処理と同様に行われる。
また、入力を受け付けた番号により識別されるリンク要素により指定されるリンク先のデータを受信することができなかった場合、解析部102bおよび生成部102cは、リンク先のデータを表す画像の生成を行わず、表示領域Zに表示される画像の遷移も行われないものとする。例えば、入力を受け付けた番号5により識別されるリンク要素qによりリンク先のデータとして指定された構造化文書が取得できなかった場合、解析部102bおよび生成部102cは、リンク要素qによりリンク先のデータとして指定された構造化文書の解析および当該構造化文書に基づく文書画像Xの生成を行わない。
なお、本実施形態では、表示合成部103は、移動した所定領域A内に配置されたリンク要素(つまり、リンク要素抽出部104bにより抽出された全てのリンク要素)の近傍に識別情報を表示しているが、これに限定するものではない。例えば、表示合成部103は、移動した所定領域A内に配置されたリンク要素(リンク要素抽出部104bにより抽出されたリンク要素)のうち、受信部102aにより受信できるリンク先のデータを指定するリンク要素に付与された識別情報(情報画像C)のみを表示装置3に表示しても良い。
このように、本実施形態にかかる情報処理装置1によれば、リンク先のデータを指定するリンク要素を含む構造化文書を受信する受信部102aと、受信した構造化文書を解析する解析部102bと、受信した構造化文書の解析結果に基づいて、当該受信した構造化文書に含まれるリンク要素を配置した文書画像Xを生成し、当該生成した文書画像Xを表示装置3に表示する生成部102c(表示制御部)と、文書画像Xに対する位置が移動可能でありかつ表示領域Zより小さい所定領域Aを決定し、所定領域Aの移動を指示する移動指示を受け付け、移動指示が受け付けられた場合に、文書画像Xに対する所定領域Aの位置を予め設定された領域分移動させる所定領域決定部104aと、移動した所定領域A内に配置されたリンク要素を文書画像Xに配置された他のリンク要素とは異なる表示態様で表示する表示合成部103と、を備えることにより、文書画像X内においてユーザが閲覧している位置に合わせて所定領域Aを移動させることができるので、より直感的な閲覧操作を提供することができる。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…情報処理装置、3…表示装置、5…受光部、6…リモートコントローラ、102…文書表示制御部、102a…受信部、102b…解析部、102c…生成部、103…表示合成部、104…所定領域表示制御部、104a…所定領域決定部、104b…リンク要素抽出部、104c…付与部、104d…所定領域生成部、A…所定領域、X…文書画像、Y…サムネイル画像、Z…表示領域。
Claims (9)
- リンク先のデータを指定するリンク要素を含む構造化文書を受信する受信部と、
前記受信した構造化文書を解析する解析部と、
前記受信した構造化文書の解析結果に基づいて当該受信した構造化文書に含まれるリンク要素を配置した文書画像を生成し、当該生成した文書画像を表示部に表示する表示制御部と、
前記文書画像に対する位置が移動可能でありかつ前記表示部において前記文書画像を表示するための表示領域より小さい所定領域を決定する決定部と、
前記所定領域の移動を指示する移動指示を受け付ける受付部と、
前記移動指示を受け付けた場合に、前記文書画像に対する前記所定領域の位置を予め設定された領域分移動させる移動部と、を備え、
前記表示制御部は、前記移動した所定領域内に配置されたリンク要素を前記文書画像に配置された他のリンク要素とは異なる表示態様で前記表示部に表示する情報処理装置。 - 前記移動部は、前記移動指示を受け付けた場合に、前記文書画像に対する前記所定領域の位置を、前記所定領域の大きさ分移動させる請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記表示制御部は、前記表示領域よりも大きい前記文書画像を生成して当該生成した文書画像の一部を前記表示領域に表示し、前記所定領域を移動させる移動方向に存在する前記表示領域の端部と前記所定領域との間の領域の大きさが前記予め設定された領域の大きさより小さい場合、前記生成した文書画像のうち前記表示領域に表示する部分を、前記予め設定された領域の大きさ分移動させる請求項1または2に記載の情報処理装置。
- 前記移動した所定領域内に配置されたリンク要素の識別情報を付与する付与部をさらに備え、
前記表示制御部は、前記移動した所定領域内に配置されたリンク要素近傍に、前記付与された識別情報を表示することによって、前記移動した所定領域内に配置されたリンク要素を前記他のリンク要素とは異なる表示態様で前記表示部に表示し、
前記受付部は、さらに、前記識別情報の入力を受け付け、
前記受信部は、前記移動した所定領域内に配置されたリンク要素のうち前記入力を受け付けた識別情報により識別されるリンク要素により指定されるリンク先のデータを受信する請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - 前記付与部は、前記移動した所定領域内に配置されたリンク要素に、入力部が備える番号キーによって入力可能な番号を前記識別情報として付与し、
前記受付部は、前記入力部により入力された番号を前記識別情報として入力を受け付ける請求項4に記載の情報処理装置。 - 前記表示制御部は、前記移動した所定領域内に配置されたリンク要素により指定されるデータを表す画像のサムネイル画像を、前記表示部の前記表示領域以外の領域に表示する請求項4または5に記載の情報処理装置。
- 前記表示制御部は、前記移動した所定領域内に配置されたリンク要素のうち前記受信部によって受信できるデータを指定するリンク要素を前記他のリンク要素とは異なる表示態様で前記表示部に表示する請求項1から6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
- 前記決定部は、前記移動した所定領域内に配置されたリンク要素の数が、前記番号キーにより入力される番号の上限を超えた場合、前記移動した所定領域内に配置されるリンク要素の数が前記上限以下になるように、前記所定領域の大きさを縮小する請求項5に記載の情報処理装置。
- 情報処理装置で実行される情報表示方法であって、
前記情報処理装置は、
受信部が、リンク先のデータを指定するリンク要素を含む構造化文書を受信する工程と、
解析部が、前記受信した構造化文書を解析する工程と、
表示制御部が、前記受信した構造化文書の解析結果に基づいて当該受信した構造化文書に含まれるリンク要素を配置した文書画像を生成し、当該生成した文書画像を表示部に表示する工程と、
決定部が、前記文書画像に対する位置が移動可能でありかつ前記表示部において前記文書画像を表示するための表示領域より小さい所定領域を決定する工程と、
受付部が、前記所定領域の移動を指示する移動指示を受け付ける工程と、
移動部が、前記移動指示を受け付けた場合に、前記文書画像に対する前記所定領域の位置を予め設定された領域分移動させる工程と、を含み、
前記表示制御部が、前記移動した所定領域内に配置されたリンク要素を前記文書画像に配置された他のリンク要素とは異なる表示態様で前記表示部に表示する情報表示方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011286101A JP2013134696A (ja) | 2011-12-27 | 2011-12-27 | 情報処理装置および情報表示方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011286101A JP2013134696A (ja) | 2011-12-27 | 2011-12-27 | 情報処理装置および情報表示方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013134696A true JP2013134696A (ja) | 2013-07-08 |
Family
ID=47631163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011286101A Pending JP2013134696A (ja) | 2011-12-27 | 2011-12-27 | 情報処理装置および情報表示方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013134696A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007004362A (ja) * | 2005-06-22 | 2007-01-11 | Sony Corp | プログラム、情報処理方法、情報処理装置 |
JP2007026356A (ja) * | 2005-07-21 | 2007-02-01 | Sony Corp | 情報処理装置、この情報処理装置における処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム |
JP2011134131A (ja) * | 2009-12-24 | 2011-07-07 | Samsung Electronics Co Ltd | コンテンツ表示装置 |
-
2011
- 2011-12-27 JP JP2011286101A patent/JP2013134696A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007004362A (ja) * | 2005-06-22 | 2007-01-11 | Sony Corp | プログラム、情報処理方法、情報処理装置 |
JP2007026356A (ja) * | 2005-07-21 | 2007-02-01 | Sony Corp | 情報処理装置、この情報処理装置における処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム |
JP2011134131A (ja) * | 2009-12-24 | 2011-07-07 | Samsung Electronics Co Ltd | コンテンツ表示装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20100064332A1 (en) | Systems and methods for presenting media content obtained from multiple sources | |
US20130081089A1 (en) | Contents sharing method and display apparatus using the same | |
EP2518618A1 (en) | Digital receiver and method for controlling the same | |
US9332300B2 (en) | Apparatus and method for controlling display of information on a television | |
CN105635609A (zh) | 显示设备和显示方法 | |
EP2704397B1 (en) | Presenting media content obtained from multiple sources | |
JP2006287563A (ja) | 表示制御装置 | |
JP2007067593A (ja) | デジタルコンテンツ再生装置 | |
KR101911249B1 (ko) | 컴퓨팅 디바이스 및 ui 제공 방법 | |
JP2012181692A (ja) | 映像表示装置およびメニュー画面表示方法 | |
KR20120023420A (ko) | 컨텐츠 전환 방법 및 이를 수행하는 디스플레이 장치 | |
KR20120132054A (ko) | 비디오 데이터를 처리하는 디스플레이 장치 및 그 제어 방법 | |
US20150007230A1 (en) | Methods and systems for customizing an interactive media guide with additional information | |
WO2013011645A1 (ja) | 映像コンテンツ選択装置及び映像コンテンツ選択方法 | |
JP2013134696A (ja) | 情報処理装置および情報表示方法 | |
US9602876B2 (en) | Systems and methods for presenting media asset information for a given cell using adjacent cells | |
JP2010081129A (ja) | コンテンツ再生装置およびコンテンツ再生方法 | |
KR101880458B1 (ko) | 디지털 기기 및 디지털 기기에서의 컨텐츠 처리 방법 | |
US9247181B2 (en) | Method for displaying an electronic program guide including a content channel according to user's preference, and device therefor | |
JP2010034679A (ja) | コンテンツ一覧表示装置および表示方法 | |
JP5221812B2 (ja) | 映像表示装置およびメニュー画面表示方法 | |
JP4802026B2 (ja) | データ放送のオブジェクト選択装置 | |
JP2014132710A (ja) | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム | |
JP2006108929A (ja) | テレビ番組表表示装置 | |
JP5196044B2 (ja) | 表示制御装置およびプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130604 |