JP2013134503A - 情報提供システム - Google Patents

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吉英 豊嶋
Koichi Teika
弘一 定家
Takashi Yamada
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Abstract

【課題】 各店舗で再生されたコンテンツと同じ傾向のコンテンツを再生していた店舗の情報を提供する情報提供システムを提供すること。
【解決手段】 サーバは、店舗クライアントに送信したコンテンツ毎に、コンテンツリスト名と、コンテンツ送信日情報とを管理している。サーバは、店舗識別情報毎に、所定期間における、各コンテンツリスト名の再生コンテンツ数を、全再生コンテンツ数で除算した傾向値を算出する。サーバは、傾向値が第1所定値以上であり、かつ、他の店舗識別情報の同じ所定期間の同じコンテンツリスト名の傾向値との差が第2所定値以下である店舗を同じ傾向の店舗として登録し、提供する。
【選択図】図8

Description

本発明は、情報提供システムに関する。
コーヒーショップやレストラン等の飲食店においては、客に対して快適な空間を提供するために、BGMを再生するようにしている。例えば、下記特許文献1〜3には、メニュー商品毎にBGMの情報を割当てておき、客が注文した商品に基づいて、その客の席周辺において再生されるBGMが決定されるシステムが記載されている。ここで、同一会社の飲食店であっても、店舗によって再生される曲が異なっている場合、客は自分の好みの曲を再生する店舗を探し出して、来店する。しかし、客が一度も来店したことがない店舗ではどのような曲を再生するかが分からないので、不安を感じることがある。
特開2000−98950号公報 特開2002−320296号公報 特開2007−164559号公報
本発明は上記従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、各店舗で再生されたコンテンツと同じ傾向のコンテンツを再生していた店舗の情報を提供する情報提供システムを提供することである。
本発明の好ましい実施形態による情報提供システムは、サーバと、前記サーバに接続可能な1又は複数の店舗クライアントとを備え、前記サーバが、前記店舗クライアントにコンテンツを送信するコンテンツ送信手段と、前記店舗クライアントを所有する店舗の店舗識別情報に対応付けて、前記店舗クライアントに送信したコンテンツ毎に、コンテンツリスト名と、コンテンツ送信日情報とを管理する再生コンテンツ管理手段と、店舗識別情報毎に、所定期間における、各コンテンツリスト名の再生コンテンツ数を、全再生コンテンツ数で除算した傾向値を算出する算出手段と、傾向値が第1所定値以上であり、かつ、他の店舗識別情報の同じ所定期間の同じコンテンツリスト名の傾向値との差が第2所定値以下である店舗を同じ傾向の店舗として登録する同傾向店舗登録手段と、登録された同じ傾向の店舗に関する情報を提供する提供手段とを有し、前記店舗クライアントが、前記サーバからコンテンツを受信するコンテンツ受信手段と、受信したコンテンツを再生する再生手段とを有する。
サーバは、店舗クライアントに送信したコンテンツ毎に、コンテンツリスト名と、コンテンツ送信日情報とを管理している。サーバは、店舗識別情報毎に、所定期間における、各コンテンツリスト名の再生コンテンツ数を、全再生コンテンツ数で除算した傾向値を算出する。サーバは、傾向値が第1所定値以上であり、かつ、他の店舗識別情報の同じ所定期間の同じコンテンツリスト名の傾向値との差が第2所定値以下である店舗を同じ傾向の店舗として登録し、提供する。従って、各店舗で再生されたコンテンツと同じ傾向のコンテンツを再生していた店舗の情報を提供することができる。
好ましい実施形態においては、前記サーバに接続可能な1又は複数の店舗端末と、前記サーバに接続可能な1又は複数の個人端末とをさらに備え、前記店舗端末が、店舗識別情報と、顧客識別情報と、購入日情報とを前記サーバに送信する購入情報送信手段を有し、前記サーバが、店舗識別情報と、顧客識別情報と、購入日情報とを受信する購入情報受信手段と、前記個人端末から受信した顧客識別情報に対応する、前記購入情報受信手段によって受信された店舗識別情報および購入日情報から、前記同傾向店舗登録手段によって登録された同じ傾向の店舗に関する情報を抽出する同傾向店舗抽出手段と、店舗識別情報と、購入日情報と、同じ傾向の店舗に関する情報とを前記個人端末に送信する同傾向店舗送信手段とをさらに有し、前記個人端末が、顧客識別情報を前記サーバに送信する顧客送信手段と、店舗識別情報と、購入日情報と、同じ傾向の店舗に関する情報とを前記サーバから受信する同傾向店舗受信手段と、受信した店舗識別情報と、購入日情報と、同じ傾向の店舗に関する情報とをディスプレイに表示させる表示手段とを有する。
店舗端末は、客が商品を購入する場合に、店舗識別情報と、顧客識別情報と、購入日情報とをサーバに送信する。サーバは、これらの情報を受信して管理する。個人端末は、顧客識別情報をサーバに送信する。サーバは、個人端末からの顧客識別情報に対応する、店舗識別情報と購入日情報とを特定する。サーバは、店舗識別情報と購入日情報とに対応する同じ傾向の店舗を抽出する。サーバは、これらの情報を個人端末に送信する。個人端末は、これらの情報を受信して表示する。従って、客は、自分が商品を購入した店舗と同じ傾向のコンテンツを再生していた店舗を認識することができる。
各店舗で再生されたコンテンツと同じ傾向のコンテンツを再生していた店舗の情報を提供する情報提供システムを提供することができる。
本発明の好ましい実施形態による情報提供システムを示すブロック図である。 曲リストを示す図である。 曲リスト一覧を示す図である。 再生曲管理テーブルを示す図である。 カテゴリ傾向テーブルを示す図である。 サーバの処理を示すフローチャートである。 サーバの処理を示すフローチャートである。 サーバの処理を示すフローチャートである。 サーバの処理を示すフローチャートである。 本発明の別の好ましい実施形態による情報提供システムを示すブロック図である。 顧客情報テーブルを示す図である。 店舗端末およびサーバの処理を示すフローチャートである。 個人端末およびサーバの処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明するが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。図1は、本実施形態による情報提供システムを示すブロック図である。なお、コンテンツは、オーディオ(音楽、曲)データ、ビデオデータ、ピクチャデータの総称であるが、本例では、オーディオデータである。
情報提供システムは、サーバ10と、1又は複数の店舗クライアント20(20A、20B、20C、・・・)とを備える。サーバ10は、各店舗を経営する事業者またはその代行者によって管理、運営される。店舗クライアント20は各店舗に設置されるオーディオ再生クライアントである。これらは、インターネット等の任意の電気通信回線(ネットワーク)を介して接続可能である。
店舗クライアント20は、サーバ10に曲データの送信を要求する。サーバ10は、曲データの要求に応答して、店舗クライアント20に曲データを送信する。店舗クライアント20は、サーバ10から曲データを受信し、BGM(バックグラウンドミュージック)として店内で再生する。
サーバ10は、店舗クライアント20を所有する店舗の店舗識別情報(店舗名の意味も含む。)に対応付けて、店舗クライアントに送信したコンテンツ毎に、コンテンツリスト名(曲リスト名)と、コンテンツ送信日情報とを管理する。サーバ10は、店舗識別情報毎に、所定期間(例えば1日)における、各コンテンツリスト名の再生コンテンツ数を、全再生コンテンツ数で除算した傾向値を算出する。サーバ10は、傾向値が第1所定値以上であり、かつ、他の店舗識別情報の同じ所定期間の同じコンテンツリスト名の傾向値との差が第2所定値以下である店舗を同じ傾向の店舗として登録する。サーバ10は、登録された同じ傾向の店舗に関する情報を提供する。
サーバ10は、HDD等の任意の記憶媒体11と、制御部12と、ROM、RAM等のメモリ13と、通信部14とを概略備える。
HDD11には、店舗クライアント20に送信するためのオーディオファイル(以下、曲データという。)が蓄積されている。また、HDD11には、HDD11に格納されている曲の情報の一覧である曲リストが複数保存されている。曲リストの一例を図2に示す。曲リストは、曲識別情報に対応付けて、曲名とアーティスト名とを含む。図3は、曲リスト一覧を示し、曲リスト番号に対応付けて曲リスト名が含まれている。曲リスト名は、本例では曲のジャンルであるが、これに限定されず、アーティスト名や年代等でもよい。
HDD11には、図4に示す再生曲管理テーブルが格納されている。再生曲管理テーブルは、店舗(店舗クライアント20)毎に、過去の再生曲を管理するためのテーブルである。再生曲管理テーブルは、店舗識別情報および/または店舗名に対応付けて、曲リスト名と、再生曲識別情報と、曲名と、アーティスト名と、送信開始日時とが登録される。店舗識別情報は、店舗クライアント20が設置されている店舗の識別情報であり、店舗クライアント20の識別情報と同じでもよい。送信開始日時は、サーバ10から店舗クライアント20に曲を送信開始した日時であり、実質的に再生開始日時に相当している。例えば、2011/12/10 10:10に店舗Aの店舗クライアント20が、曲リスト名Jazz、再生曲識別情報ID1、曲1、アーティスト1の曲を再生開始したことを示している。
HDD11には、図5に示すカテゴリ傾向テーブルが格納されている。カテゴリ傾向テーブルは、店舗(店舗クライアント20)および所定期間(例えば1日)毎に、同じ曲リスト名の曲を再生する傾向にある店舗情報を管理するテーブルである。カテゴリ傾向テーブルは、店舗識別情報および/または店舗名に対応付けて、算出された傾向値が第1所定値m%以上の曲リスト名と、その曲リスト名の傾向値と、同じ傾向の店舗とが登録される。傾向値は、当該店舗で所定期間に再生された当該曲リスト名の曲数を、当該店舗で当該所定期間に再生された全曲数で除算した値(本例では、単位は%)である。「同じ傾向の店舗」の欄には、当該所定期間、当該曲リスト名について、傾向値の差が第2所定値n%以下である店舗の情報(店舗名および/または店舗識別情報)が登録される。
図1に戻って、制御部12は、メモリ13に格納されているプログラムに基づいて、サーバ10の各部を制御するものであり、マイコンやCPU等である。制御部12は、サーバ10が店舗クライアント20に送信した曲データの情報に基づいて、再生曲管理テーブルの登録内容を更新する。また、制御部12は、所定期間毎の傾向値を算出し、カテゴリ傾向テーブルに登録する。カテゴリ傾向テーブルの内容は、例えばインターネットを介して任意の端末に提供することができ、任意の端末のディスプレイに表示することが可能である。通信部14は、店舗クライアント20の通信部23とインターネット経由で通信し、各コマンドや情報を送受信する。
店舗クライアント20A(店舗クライアント20B、20Cも同様であるので説明を援用する。)は、制御部21Aと、ROM、RAM等のメモリ22Aと、通信部23Aと、再生部24Aとを概略備える。
制御部21Aは、メモリ22Aに格納されているプログラムに基づいて、店舗クライアント20Aの各部を制御するものであり、マイコンやCPU等である。制御部21Aは、サーバ10に曲リストや曲データの送信を要求する。通信部23Aは、サーバ10の通信部14とインターネット経由で通信し、各コマンドや情報を送受信する。再生部24Aは、サーバ10から受信した曲データを再生し、図示しないスピーカーから音声をBGMとして出力する。
以上の構成を有する情報提供システムについてその動作を説明する。図6は、店舗クライアント20AでBGMを再生する際の処理を示すフローチャートである。図7は、図6に対応するサーバ10の処理を示すフローチャートである。店舗クライアント20Aの制御部21Aは、インターネット経由でサーバ10に接続し、メモリ13に予め格納されている店舗識別情報をサーバ10に送信する(S111)。サーバ10の制御部12は、店舗クライアント20Aから店舗識別情報を受信し、メモリ13に一時的に保存する(S211)。
店舗クライアント20Aの制御部21Aは、店員による図示しない入力部の操作に応じて、曲リスト取得指示が入力されたか否かを判断している(S112)。つまり、制御部21は、図3に示す曲リスト一覧をサーバ10から取得して図示しない表示部に表示し、店員によって1つの曲リスト名が選択されたか否かを判断する。入力された場合(S112でYES)、制御部21Aは、選択された曲リスト名の曲リストを送信するようにサーバ10に要求する(S113)。サーバ10の制御部12は、店舗クライアント20Aから曲リストの送信要求を受信したか否かを判断している(S212)。受信した場合(S212でYES)、制御部12は選択された曲リスト名の曲リストをHDD11から取得して、店舗クライアント20Aの制御部21Aに送信する(S213)。
店舗クライアント20Aの制御部21Aは、曲リストを受信してメモリ22Aに一時的に保存し、図示しない表示部に曲リストを表示する(S114)。制御部21Aは、店員による図示しない入力部の操作に応じて、曲リストから曲が選択され、再生指示が入力されたか否かを判断している(S115)。入力された場合(S115でYES)、制御部21Aは、曲データの送信をサーバ10に要求する(S116)。この要求には、選択された曲の識別情報が含まれている。
サーバ10の制御部12は、店舗クライアント20Aから曲データの送信要求を受信したか否かを判断している(S214)。受信した場合(S214でYES)、制御部12は選択された曲データをHDD11から取得して、店舗クライアント20Aに送信開始する(S215)。店舗クライアント20Aの制御部21Aは、曲データをサーバ10から受信すると、再生部24AにBGMとして店内にて曲データを再生させる(S117)。
サーバ10の制御部12は、再生曲管理テーブルに、店舗識別情報および/または店舗名に対応付けて、送信開始した曲データの曲リスト名、識別情報、曲名、アーティスト名、および、送信開始日時を登録する(S216)。曲名とアーティスト名とは曲リストから取得して登録することができる。
サーバ10の制御部12は、店舗クライアント20Aに送信する曲が次の曲に変更されるか否かを判断している(S217)。つまり、店舗クライアント20Aから曲の指定がない限り、サーバ10は、選択された曲リストの順に従って曲データを連続的に店舗クライアント20Aに送信し続ける。従って、曲リストに基づいて再生曲が次の曲に変更される場合(S217でYES)、処理はS215に戻って、制御部12は、次の曲を店舗クライアント20Aに送信開始し(S215)、再生曲管理テーブルに、店舗識別情報および/または店舗名に対応付けて、送信開始した曲データの曲リスト名、識別情報、曲名、アーティスト名、および、送信開始日時を登録する(S216)。
店舗クライアント20Aの制御部21Aは、店員による図示しない入力部の操作に応じて、曲リストから曲が選択され、再生曲を変更する指示が入力されたか否かを判断している(S118)。入力された場合(S118でYES)、制御部21Aは、曲データを要求する指示をサーバ10に送信する(S116)。この要求には、変更後の曲の識別情報が含まれている。
サーバ10の制御部12は、店舗クライアント20から曲データの送信要求を受信したか否かを判断している(S214)。受信した場合(S214でYES)、制御部12は選択された曲データをHDD11から取得して、店舗クライアント20Aに送信開始し(S215)、再生曲管理テーブルに上記各情報を登録する(S216)。店舗クライアント20Aの制御部21は、曲データをサーバ10から受信すると、再生部24AにBGMとして店内にて曲データを再生させる(S117)。
店舗クライアント20Aの制御部21Aは、店員による図示しない入力部の操作に応じて、曲リスト一覧から曲リスト名が選択されて、曲リストを変更する指示が入力されたか否かを判断している(S119)。入力された場合(S119でYES)、制御部21Aは、選択された曲リスト名の曲リストを送信するようにサーバ10に要求する(S113)。サーバ10の制御部12は、店舗クライアント20Aから曲リストの送信要求を受信したか否かを判断している(S212)。受信した場合(S212でYES)、制御部12は選択された曲リスト名の曲リストをHDD11から取得して、店舗クライアント20Aの制御部21Aに送信する(S213)。店舗クライアント20Aの制御部21Aは、曲リストを受信してメモリ22Aに一時的に保存し、図示しない表示部に曲リストを表示する(S114)。このように、曲リストを後から変更することが可能であり、変更後の曲リストから曲が選択された場合には、再生曲管理テーブルに変更後の曲リスト名が登録される。
図8は、サーバ10の傾向値算出処理を示すフローチャートである。サーバ10の制御部12は、再生曲管理テーブルの内容から、店舗及び所定期間(日にち)を指定し、該当する全曲の再生曲情報(詳細には曲リスト名のみで構わない)を抽出する(S221)。例えば、店舗Aの2011/12/10に送信した全曲に対する曲リスト名が抽出される。
制御部12は、S221で抽出された曲リスト名の変数iを1に設定する(S222)。つまり、変数iを使用して傾向値を算出すべき曲リスト名を管理する。制御部12は、iの曲リスト名について、傾向値を算出する(S223)。傾向値は、S221で抽出された曲について、iの曲リスト名の再生曲数を、全再生曲数で除算することによって算出される。例えば、iの曲リスト名の再生曲数が50曲であり、全再生曲数が100曲である場合、傾向値は50/100=50%となる。
制御部12は、算出した傾向値が第1所定値m%以上であるか否かを判断する(S224)。mは例えば40%である。傾向値がm%以上である場合(S224でYES)、制御部12は、カテゴリ傾向テーブルに、店舗識別情報に対応付けて、iの曲リスト名とその傾向値を登録する。図5の例では、店舗Aについて、曲リスト名Jazzの傾向値が100%であるので(つまり、店舗Aの2011/12/10の再生曲は全て曲リスト名Jazzの曲であったことを意味する)、これらの情報がカテゴリ傾向テーブルに店舗Aに対応付けて登録される。
一方、傾向値がm%未満である場合(S224でNO)、iの曲リスト名とその傾向値とをカテゴリ傾向テーブルに登録することなく、S226に進む。
制御部12は、iがS221で抽出された曲リスト名の数と一致するか否かを判断する(S226)。すなわち、S221で抽出された全ての曲リスト名について、傾向値が算出されて、m以上の場合にカテゴリ傾向テーブルに登録する処理が実行されたか否かが判断される。S221で抽出された全ての曲リスト名について処理が実行された場合(S226でYES)、処理を終了する。一方、S221で抽出された全ての曲リスト名について、未だ処理が完了していない場合(S226でNO)、制御部12は、iを1増加させ(S227)、S223に戻り、次の曲リスト名について上記と同じ処理を実行する。従って、カテゴリ傾向テーブルには、図5の店舗Eに示すように、傾向値がm%以上となる曲リスト名が複数存在する場合があり、その場合、複数の曲リスト名とその傾向値とがカテゴリ傾向テーブルに登録される。
図9は、サーバ10による、店舗毎に、同じ傾向の曲リストを再生する店舗を登録する処理を示すフローチャートである。制御部10は、カテゴリ傾向テーブルの中から、店舗及び所定期間(例えば日にち)を指定する(S231)。つまり、本処理は、各店舗の各日にち毎に対して実行される。なお、日にちに変えて任意の適切な期間(例えば1週間、2週間、1ヶ月など)が採用されても良い。
制御部12は、比較対照となる店舗の変数jを1に設定する(S232)。比較対象の店舗は、S231で指定された店舗以外のカテゴリ傾向テーブルに登録された店舗である。つまり、変数jは、カテゴリ傾向テーブルに登録されている店舗数−1の範囲で変動させる値である。制御部12は、傾向値がm%以上である曲リスト名の変数kを1に設定する(S233)。
制御部12は、カテゴリ傾向テーブルを参照し、比較店舗jの曲リスト名の欄に、kの曲リスト名が含まれているか否かを判断する(S234)。例えば、jが1(店舗B)であり、k=1(Jazz)である場合、店舗Bの曲リスト名にJazzが含まれているか否かが判断される。比較店舗jの曲リスト名の欄にkの曲リスト名が含まれていない場合(S234でNO)、処理はS238に進む。一方、比較店舗jの曲リスト名の欄に、kの曲リスト名が含まれている場合(S234でYES)、制御部12は、S231で指定された店舗のkの曲リスト名の傾向値と、比較店舗jのkの曲リスト名の傾向値との差を算出する(S235)。制御部12は、算出した差が第2所定値n%(例えば30%)以下であるか否かを判断する(S236)。つまり、傾向値が近い値かどうかが判断される。
算出した差がn%よりも大である場合(S236でNO)、処理はS238に進む。一方、算出した差がn%以下である場合(S236でYES)、制御部12は、カテゴリ傾向テーブルにおいて、S231で指定された店舗のkの曲リスト名に対応する「同じ傾向の店舗」欄に、比較店舗j(店舗名および/または店舗識別情報)と、必要に応じてその傾向値とを登録する(S237)。
例えば、図5において、店舗Aには曲リスト名Jazzが登録されており傾向値は100%である。店舗C、Dにも曲リスト名Jazzが登録されており、これらの傾向値はいずれも77%である。従って、店舗Aの曲リスト名Jazzの傾向値と、店舗C、Dの曲リスト名Jazzの傾向値との差はいずれも23%であり、n(=30)%以下である。従って、店舗Aの曲リスト名Jazzの「同じ傾向の店舗」の欄に、店舗C、Dの情報が登録される。なお、「同じ傾向の店舗」の欄に登録される店舗情報は、算出された傾向値の差が小さい順番にソートされてもよい。
制御部12は、kが、傾向値がm%以上の曲リスト名の数と同じであるか否かを判断する(S238)。つまり、カテゴリ傾向テーブルにおいて、S231で指定した店舗に対して登録されている全ての曲リスト名について上記処理が実行されたかが判断される。kが、傾向値がm%以上の曲リスト名の数未満である場合(S238でNO)、制御部12は、kを1増加させて(S239)、次の曲リスト名を選択し、S234に戻る。つまり、全曲リスト名について上記の処理が実行される。例えば、図5のカテゴリ傾向テーブルにおいて、店舗Eの曲リスト名にはJazz及びPopが登録されているので、これらの両方について同じ傾向の店舗が検索されて登録される。なお、図5では、同じ店舗の複数の曲リスト名について、「同じ傾向の店舗」の欄を個別に設けているが、共通にしてもよい。
kが、傾向値がm%以上の曲リスト名の数と同じである場合(S238でYES)、制御部12は、jが、比較店舗の数と同じであるか否かを判断する(S240)。つまり、全ての比較店舗に関して「同じ傾向の店舗」欄に登録すべきか否かを判断する処理が実行されたかが判断される。jが、比較店舗の数未満である場合(S240でNO)、制御部12は、jを1増加して(S241)、S234に戻り、次の比較店舗について上記処理を実行する。jが、比較店舗の数と同じである場合(S240でYES)、処理を終了する。
以上の処理によって、図5のカテゴリ傾向テーブルが生成される。図5を参照すると、2011/12/10には、店舗Aは、曲リスト名Jazzの曲が多く再生されたことを示し、店舗Aと同じ傾向で曲が再生された店舗として店舗C、Dが存在することが分かる。同じく、2011/12/10には、店舗Bは、曲リスト名Rockの曲が多く再生されたことを示し、店舗Bと同じ傾向で曲が再生された店舗として店舗Fが存在することが分かる。図5のカテゴリ傾向テーブルは、インターネット経由で任意の端末装置に提供されて、表示することができる。従って、客はカテゴリ傾向テーブルを見ながら、来店する店舗を検討することができる。
次に、本発明の別の好ましい実施形態を説明する。なお、本実施形態は、上記の実施形態を前提とした実施形態であり、差異点のみを説明する。本実施形態では、サーバ10は、客が店舗で商品を購入した日時および店舗の情報を管理し、客毎に、商品を購入した日時、店舗、曲リスト名、同じ傾向の店舗を提示することができる。
図10は、本実施形態における情報提供システムを示すブロック図である。図1と比較して、1または複数の店舗端末25(25A、25B、・・・)、および、1または複数の個人端末30(30A、30B、・・・)が追加されている。店舗端末25および個人端末30もインターネットなどの任意のネットワークを介してサーバ10と接続可能である。
店舗端末25は、レジ(レジスター)に相当するものである。店舗端末25は、客が所有するICカード等の任意の記憶媒体から顧客識別情報を読みとって取得する。客が商品やサービスを購入する際に、店舗端末25は、顧客識別情報と、店舗識別情報(店舗名の意味も含む。)と、購入日情報とをサーバ10に送信する。
個人端末30は、顧客識別情報をサーバ10に送信する。サーバ10は、店舗識別情報と、顧客識別情報と、購入日情報とを受信して管理する。サーバ10は、個人端末30から受信した顧客識別情報に対応する、受信された店舗識別情報および購入日情報から、登録された同じ傾向の店舗に関する情報を抽出する。サーバ10は、店舗識別情報と、購入日情報と、同じ傾向の店舗に関する情報とを個人端末30に送信する。個人端末30は、店舗識別情報と、購入日情報と、同じ傾向の店舗に関する情報とをサーバ10から受信し、ディスプレイに表示させる。
サーバ10のHDD11には、図11示す顧客情報テーブルが格納されている。顧客情報テーブルは、顧客毎に、商品やサービスを購入した店舗および購入日時を管理するテーブルである。顧客情報テーブルは、顧客識別情報に対応付けて、店舗識別情報および/または店舗名と、購入日時とが登録される。
図10に戻って、店舗端末25A(店舗端末25Bも同様であるので説明を援用する。)は、制御部26Aと、ROM、RAM等のメモリ27Aと、通信部28Aと、ICカード読取部29Aとを概略備える。
制御部26Aは、メモリ27Aに格納されているプログラムに基づいて、店舗端末25Aの各部を制御するものであり、マイコンやCPU等である。通信部28Aは、サーバ10の通信部14とインターネット経由で通信し、各コマンドや情報を送受信する。ICカード読取部29Aは、客が商品を購入し、代金を支払う際に、客が所有するICカードから顧客識別情報を読み取る。制御部26Aは、通信部を介して、顧客識別情報と、店舗情報(店舗名および/または店舗識別情報)と、購入日時とをサーバ10に送信する。
個人端末30は、客が所有する端末であり、PCやスマートフォン等である。個人端末30A(個人端末30Bも同様であるので説明を援用する。)は、制御部31Aと、ROM、RAM等のメモリ32Aと、通信部33Aと、表示部34Aとを概略備える。
制御部31Aは、メモリ32Aに格納されているプログラムに基づいて、個人端末30Aの各部を制御するものであり、マイコンやCPU等である。通信部33Aは、サーバ10の通信部14とインターネット経由で通信し、各コマンドや情報を送受信する。表示部34Aは、サーバ10から受信した各情報を表示する。
図12は、客が店舗で商品を購入する際の店舗端末25およびサーバ10の処理を示すフローチャートである。客が例えば店舗20Aで商品を購入する際に、客は店員にICカードを渡す。店員がICカードをICカード読取部29Aに接触または近接させることによって、ICカード読取部29Aは、ICカードと通信し、ICカードに記録されている顧客識別情報を読み出して、制御部26Aに受け渡す(S121)。
制御部26Aは、ICカードから取得した顧客識別情報と、メモリ27Aに予め格納されている店舗識別情報および/または店舗名と、購入時刻(現在の時刻)とをインターネット経由でサーバ10に送信する(S122)。
サーバ10の制御部12は、店舗端末25から購入情報(顧客識別情報、店舗識別情報、店舗名、購入日時)を受信したか否かを判断している(S251)。受信した場合(S251でYES)、制御部12は、顧客情報テーブルに、顧客識別情報に対応付けて、店舗識別情報と店舗名と購入日時とを登録する(S252)。
図13は、客が所有する個人端末に、購入店舗や、購入店舗と同じ傾向の曲リストを再生した店舗の情報を表示する処理を示す。個人端末30Aの制御部31Aは、予めメモリ32Aに格納されている顧客識別情報をインターネット経由でサーバ10に送信する(S131)。
サーバ10の制御部12は、個人端末30Aから顧客識別情報を受信する(S261)。制御部12は、顧客情報テーブルを参照し、受信した顧客識別情報に対応する店舗識別情報、店舗名、購入日時を全て抽出する(S262)。制御部12は、購入日時の日にちに基づいて、同じ日にちのカテゴリ傾向テーブルを特定し、S262で抽出した店舗に対応付けられた「同じ傾向の店舗」に登録されている店舗を抽出する(S262)。
制御部12は、購入店舗情報、購入日時、および、同じ傾向の店舗の各情報を個人端末30Aに送信し(263)、個人端末30Aの制御部31Aはそれらの情報を受信して、表示部34Aに表示させる(S132)。例えば、図11を参照し、顧客ID1の個人端末30の場合、店舗Aでの購入日が2011/12/10であるので、同日のカテゴリ傾向テーブルである図5を参照し、同じ傾向の店舗としてC、および、Dが特定される。従って、個人端末30には、購入店舗がA、購入日時が2011/12/10 10:20、同日に同じ傾向の曲を再生していた店舗としてC、Dが存在することが表示される。同様に、図11の顧客ID1について、店舗B、Fについても、同じ傾向の店舗が抽出され、個人端末30に送信される。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。個人端末30は、家庭内に設置される端末、ポータブルオーディオ機器や携帯電話等の可搬型のもの、又は、公共施設に設置され顧客識別情報を入力可能な公共端末であってもよい。コンテンツを蓄積するコンテンツサーバと、各情報テーブルを管理する管理サーバとが別個に設けられてもよい。また、店舗クライアントが1つしか存在しない場合には、あえて店舗識別情報をサーバで管理する必要がない。サーバ10、店舗クライアント20、店舗端末25、個人端末30の上記各動作をコンピュータに実行させるためのプログラムおよびこれを記録した記録媒体という形態で提供されてもよい。
本発明は、飲食店等の店舗に関連する情報提供等に好適に採用され得る。
10 サーバ
20 店舗クライアント
25 店舗端末
30 個人端末

Claims (6)

  1. サーバと、前記サーバに接続可能な1又は複数の店舗クライアントとを備え、
    前記サーバが、
    前記店舗クライアントにコンテンツを送信するコンテンツ送信手段と、
    前記店舗クライアントを所有する店舗の店舗識別情報に対応付けて、前記店舗クライアントに送信したコンテンツ毎に、コンテンツリスト名と、コンテンツ送信日情報とを管理する再生コンテンツ管理手段と、
    店舗識別情報毎に、所定期間における、各コンテンツリスト名の再生コンテンツ数を、全再生コンテンツ数で除算した傾向値を算出する算出手段と、
    傾向値が第1所定値以上であり、かつ、他の店舗識別情報の同じ所定期間の同じコンテンツリスト名の傾向値との差が第2所定値以下である店舗を同じ傾向の店舗として登録する同傾向店舗登録手段と、
    登録された同じ傾向の店舗に関する情報を提供する提供手段とを有し、
    前記店舗クライアントが、
    前記サーバからコンテンツを受信するコンテンツ受信手段と、
    受信したコンテンツを再生する再生手段とを有する、情報提供システム。
  2. 前記サーバに接続可能な1又は複数の店舗端末と、前記サーバに接続可能な1又は複数の個人端末とをさらに備え、
    前記店舗端末が、店舗識別情報と、顧客識別情報と、購入日情報とを前記サーバに送信する購入情報送信手段を有し、
    前記サーバが、店舗識別情報と、顧客識別情報と、購入日情報とを受信する購入情報受信手段と、
    前記個人端末から受信した顧客識別情報に対応する、前記購入情報受信手段によって受信された店舗識別情報および購入日情報から、前記同傾向店舗登録手段によって登録された同じ傾向の店舗に関する情報を抽出する同傾向店舗抽出手段と、
    店舗識別情報と、購入日情報と、同じ傾向の店舗に関する情報とを前記個人端末に送信する同傾向店舗送信手段とをさらに有し、
    前記個人端末が、顧客識別情報を前記サーバに送信する顧客送信手段と、
    店舗識別情報と、購入日情報と、同じ傾向の店舗に関する情報とを前記サーバから受信する同傾向店舗受信手段と、
    受信した店舗識別情報と、購入日情報と、同じ傾向の店舗に関する情報とをディスプレイに表示させる表示手段とを有する、請求項1に記載の情報提供システム。
  3. 請求項1または2に記載の情報提供システムにおける前記サーバ。
  4. 請求項1または2に記載の情報提供システムにおける前記店舗クライアント。
  5. 請求項2に記載の情報提供システムにおける前記店舗端末。
  6. 請求項2に記載の情報提供システムにおける前記個人端末。
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