JP2013132074A - アンテナの放射素子を組込むハウジングを有する装置 - Google Patents

アンテナの放射素子を組込むハウジングを有する装置 Download PDF

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Abstract

【課題】アンテナの放射素子を組込むハウジングを有する装置を提供する。
【解決手段】無線通信用のアンテナを有する装置が開示される。装置は、第一および第二の放射素子を有するアンテナと、アンテナから受信またはアンテナに供給される信号を処理するのに適した回路と、回路の少なくとも一部を囲むハウジングとを備えており、ハウジングの少なくとも一部が第二の放射素子を備えている。第二の放射素子は、ハウジングのベースを形成してもよい。そのうえ、第二の放射素子は、接地電位に電気的に連結されていてもよい。さらに、第一の放射素子は、完全にハウジング内に、部分的にハウジング内に、または完全にハウジングの外に位置していてよい。
【選択図】図1A

Description

本開示は、一般には通信システムに関し、より明確には、同じ特性を実質的に有する第一および第二の放射素子を有するアンテナに関する。
バッテリーなどの制限された電源で動作する通信デバイスは一般、比較的小量の電力を消費しながら意図した機能を提供するテクニックを使用する。人気が増大している一つのテクニックは、パルス変調テクニックを使用して信号を送信することに関連している。このテクニックは一般に、低い負荷サイクルパルスを使用して情報を送信することと、パルスを送信しない時間のあいだ低電力モードで作動することとを含んでいる。したがって、これらのデバイスでは、送信機を連続的に運転する通信デバイスよりも一般的に効率が良い。
いくつかのアプリケーションでは、パルスは比較的小さい負荷サイクルを有していてもよいので、パルスを送受信するために使用されるアンテナは、パルスの形状または周波数内容にそれが持つ影響を最小限にするべきである。したがって、アンテナは比較的大きい帯域幅を有するべきである。さらに、アンテナは、バッテリーなどの制限された電源が使用される低消費電力アプリケーションで使用されてもよいので、アンテナは、信号を無線媒体へ送信または無線媒体から受信する際に比較的高い効率を有するべきである。したがって、意図した帯域幅を横切るその反射減衰量は比較的高くあるべきである。そのうえ、アンテナは、比較的小さなハウジングに組み入れられる必要のあるアプリケーションで使用されてもよいので、アンテナはまた比較的コンパクトな構成を有するべきである。
開示のアスペクトは無線通信用の装置に関する。装置は、第一および第二の放射素子を有するアンテナと、アンテナから受信またはアンテナに供給される信号を処理するのに適した回路と、回路の少なくとも一部を囲むハウジングとを備えており、ハウジングの少なくとも一部が第二の放射素子を備えている。別のアスペクトでは、第二の放射素子は、ハウジングのベースを形成する。また別のアスペクトでは、第二の放射素子は、接地電位に電気的に連結されている。
別のアスペクトでは、第一の放射素子は完全にハウジング内に位置している。また別のアスペクトでは、第一の放射素子は部分的にハウジング内に位置している。また別のアスペクトでは、第一の放射素子は完全にハウジングに外に位置している。
別のアスペクトでは、第一の放射素子は、誘電体基板上に配置された金属化トレースを備えている。金属化トレースの長さは、規定の帯域幅の中心周波数のほぼ四分の一波長であってよい。また別のアスペクトでは、第一の放射素子は単極子を備えている。単極子は、実質的平面金属化層として構成されてよい。
別のアスペクトでは、装置は時計として構成される。また別のアスペクトでは、装置は、時計に接続されたリストバンドをさらに備えており、第一の放射素子は、リストバンドの非電気的伝導性部分上に少なくとも部分的に配置されている。
別のアスペクトでは、装置の第一および第二の放射素子は、およそ20%以上の断片的帯域幅を有しているか、およそ500MHz以上の帯域幅を有しているか、およそ20%以上の断片的帯域幅を有しかつおよそ500MHz以上の帯域幅を有している規定のウルトラ広帯域(UWB)チャンネル内の信号を送信または受信するのに適している。
本開示の他のアスペクト、利点および新規特徴は、添付図面と関連して考慮されるとき、開示の続く詳細な説明から明白になるであろう。
図1Aは、開示のアスペクトによる代表的な時計の正面図を示している。 図1Bは、開示のアスペクトによる代表的な時計の側面図を示している。 図1Cは、開示のアスペクトによる代表的な時計の拡大側面図を示している。 図1Dは、開示のアスペクトによる代表的な時計の拡大正面内部図を示している。 図2Aは、開示のアスペクトによる代表的な時計の正面図を示している。 図2Bは、開示のアスペクトによる代表的な時計の側面図を示している。 図2Cは、開示のアスペクトによる代表的な時計の拡大側面図を示している。 図2Dは、開示のアスペクトによる代表的な時計の拡大正面内部図を示している。 図3は、開示の別のアスペクトによる代表的な装置の側面図を示している。 図4は、開示の別のアスペクトによる別の代表的な装置の側面図を示している。 図5は、開示の別のアスペクトによる別の代表的な装置の側面図を示している。 図6は、開示の別のアスペクトによる代表的な通信デバイスのブロック図を示している。 図7は、開示の別のアスペクトによる別の代表的な通信デバイスのブロック図を示している。 図8は、開示の別のアスペクトによる別の代表的な通信デバイスのブロック図を示している。 図9Aは、開示の別のアスペクトによるさまざまなパルス変調テクニックのタイミング図を示している。 図9Bは、開示の別のアスペクトによるさまざまなパルス変調テクニックのタイミング図を示している。 図9Cは、開示の別のアスペクトによるさまざまなパルス変調テクニックのタイミング図を示している。 図9Dは、開示の別のアスペクトによるさまざまなパルス変調テクニックのタイミング図を示している。 図10は、開示の別のアスペクトによるさまざまなチャンネルを介して互いに通信するさまざまな通信デバイスのブロック図を示している。
開示のさまざまなアスペクトが以下に述べられる。ここに教示することは多種多様な形態で具体化され、ここに開示されるあらゆる特定の構造または機能またはそれら両方は単なる例示に過ぎないことは明白であろう。ここに教示することに基づいて当業者は、ここに開示されるアスペクトは他のいずれのアスペクトと無関係に単独で実施されてもよく、またそれらアスペクトの二つ以上がさまざまな手法で組み合わせられてもよいことを認めるべきである。たとえば、ここに述べられたアスペクトをいくらでも使用して、装置が実施されてよく、また方法が実施されてよい。さらに、ここに述べられたアスペクトの一つ以上に加えて、またはそれら以外に、他の構造または機能または構造と機能を使用して、そのような装置が実施されてよく、またそのような方法が実施されてよい。さらに、アスペクトは、請求項の少なくとも一つの素子を備えていてよい。
上記構想のいくつかの例として、いくつかのアスペクトでは、無線通信用のアンテナを有する装置が開示される。装置は、第一および第二の放射素子を有するアンテナと、アンテナから受信またはアンテナに供給される信号を処理するのに適した回路と、回路の少なくとも一部を囲むハウジングとを備えており、ハウジングの少なくとも一部が第二の放射素子を有している。第二の放射素子は、ハウジングのベースを形成してもよい。そのうえ、第二の放射素子は、接地電位に電気的に連結されていてもよい。さらに、第一の放射素子は、完全にハウジング内に、部分的にハウジング内に、または完全にハウジングの外に位置していてよい。
図1A〜Bは、開示のアスペクトによる代表的な時計100の正面および側面図を示している。より詳しく以下で論じられるように、時計はハウジングを有しており、ハウジングの少なくとも一部がアンテナの放射素子として構成されている。特に時計100は、ハウジング110と、ディスプレイ122とコントロールボタン124を有するユーザインターフェース120と、アンテナの第一の放射素子130と、リストバンド150とを備えている。リストバンド150は、今度は、バックル部分152と、目盛穴部分154とを備えている。
リストバンド部分152および154は、レザーなどの非導電体として構成されてよい。一方、各リストバンド部分152または154は、非電気的伝導性部分(152aまたは152b)と、ステンレススチールなどの電気的伝導性部分(154aまたは154b)とを有していてよい。理由は、アンテナの第一の放射素子130は、リストバンド150の非電気的伝導性部分に配置されるべきであるということである。
図1C〜Dを参照すると、それらは代表的な時計100の拡大側面および正面内部図を示しており、ハウジング110は、エンクロージャを形成するベース112とカバー114で作られている。ハウジング110は、バッテリー114と、回路116と、ディスプレイ122を有するユーザインターフェース120と、第一の放射素子130の一部とを取り囲んでいてよい。第一の放射素子130は、今度は、ハウジング110内に位置するチップアンテナ132と、ハウジングの外に位置する外部放射源136と、チップアンテナ132を放射源136に電気的に接続する接続部134とを備えている。チップアンテナ132は、誘電体基板上に配置された金属化トレースとして構成されてよく、金属化トレースの長さは、規定の帯域幅の中心周波数のほぼ四分の一波長である。放射源136は、リストバンド150の非伝導性部分に配置されてもよい。
バッテリー114の負端子は、ハウジング110のベース112に電気的に連結されている。ベース112は、ステンレススチールなどの導電体で作られ得る。この構成では、ベース112は、第一の放射素子130に電磁気的に連結され、したがって、アンテナの第二の放射素子として働く。バッテリー114の正端子は、電力を供給するために回路116とユーザインターフェース120に電気的に連結されていてよい。回路116は、無線媒体から第一の放射素子130によって拾い上げられる信号を処理するために第一の放射素子130に電気的に連結されていてよい。回路116はまた、第一の放射素子130による無線媒体中への伝送用の信号を処理してよい。回路116はまた、第一の放射素子130によって拾い上げられる信号と、また第一の放射素子130による無線媒体中への伝送用の信号とを処理してよい。したがって、時計100は、アンテナの放射素子として働くハウジングの一部を利用するコンパクトな手法でアンテナを組み入れる。アンテナは他の通信デバイスと通信するために時計100によって使用されてよい。
いくつかの見本のアスペクトでは、ベースまたは第二の放射素子112の直径はほぼ29mmないし42mmであるように構成されてよい。ハウジング110の高さはほぼ9mmないし13mmであるように構成されてよい。チップアンテナ130の誘電体132は、ほぼ5mmないし7mmの長さと、ほぼ1.5mmないし3mmの幅と、ほぼ40〜60ミル(1000分の1インチ)の高さとを有している。外部放射源136の直径はほぼ2mmないし3.1mmであるように構成されてよい。これらのパラメーターで、このアンテナは、6GHz〜10GHzの間、好ましくは7GHz〜9GHzの間などのこの開示の中で規定されるUWB内で適切に作動し得る。
図2A〜Dは、開示のアスペクトによる代表的な時計200の正面図と側面図と拡大側面図と拡大正面内部図を示している。時計200は時計100に類似しており、同じ参照番号だが最上位桁が「1」の代わりに「2」で示された多くの同じ要素を有している。違いは、時計200が第一の放射素子用の異なる構造を組込むことである。
時計200の第一の放射素子240は、特に平面単極子として構成される。平面単極子240は、時計200のハウジング210の外に位置していてよく、リストバンド250の非電気的伝導性部分上に配置されてよい。接続部234は、電気的信号処理目的のための回路216に平面単極子240を連結するために設けられている。先に論じたように、ハウジング110の一部、この例ではベース212は、第一の放射素子240に電磁気的に連結され、アンテナの第二の放射素子として働く。上述したように、時計200は、アンテナの放射素子として働くハウジングの一部を利用するコンパクトな手法でアンテナを組み入れる。
図3は、開示の別のアスペクトによる代表的な装置300の側面図を示している。この例では、装置300は、先に説明したアンテナ構想を組込む総括的な装置として働く。特に、装置300は、単極子またはチップアンテナなどの電磁気信号を放射するための第一の手段306を備えている。装置300は、金属板またはベースなどの電磁気信号を放射するための第二の手段302をさらに備えている。そのうえ、装置300は、送信機または受信機などの、アンテナから受信されたおよび/またはアンテナに供給される電磁気信号を処理するための手段308を備えている。装置300は、処理手段308の少なくとも一部を囲むための手段(302と304)をさらに備えている。囲み手段は、カバー304と前記第二の放射手段302の少なくとも一部とを備えていてよく、それはこの例ではエンクロージャ用のベースとして働く。
図4は、開示の別のアスペクトによる別の代表的な装置の側面図を示している。この例では、装置400は、先に説明したアンテナ構想を組込む総括的な装置として働く。装置400は、エンクロージャを形成するベース402とカバー404とを有するハウジングを備えている。この場合、ハウジングは、アンテナの第一の放射素子406を部分的に囲む。第一の放射素子406の他の部分はハウジングの外に位置していてよい。ベース402の少なくとも一部またはカバー404の少なくとも一部などのハウジングの少なくとも一部がアンテナの第二の放射素子として働いてよい。ハウジングは、第一の放射素子406から受信されたおよび/または第一の放射素子406に供給される信号を処理するのに適した回路408をさらに囲む。
図5は、開示の別のアスペクトによる別の代表的な装置の側面図を示している。この例では、装置500は、先に説明したアンテナ構想を組込む総括的な装置として働く。装置500は、エンクロージャを形成するベース502とカバー504とを有するハウジングを備えている。この場合、第一の放射素子506は完全にハウジングの外に位置している。装置500は、ハウジング内に位置する(図示しない)コンポーネントと第一の放射素子506との間で信号を送る給電線508を有していてよい。ベース502の少なくとも一部またはカバー504の少なくとも一部などのハウジングの少なくとも一部がアンテナの第二の放射素子として働いてよい。ハウジングは、給電線508を介して第一の放射素子506から受信されたおよび/または第一の放射素子506に供給される信号を処理するのに適した回路508をさらに囲む。
図6は、開示の別のアスペクトによる代表的な通信デバイス600のブロック図を示している。通信デバイス600は、データを他の通信デバイスへ送信および他の通信デバイスから受信するのに特に適していてよい。通信デバイス600は、アンテナ602と、Tx/Rx分離デバイス604と、無線周波数(RF)受信機606と、RF〜ベースバンド受信機部608と、ベースバンドユニット610と、データプロセッサ612と、ユーザインターフェース614と、データ生成および/または受信機616と、ベースバンド〜RF送信機部618と、RF送信機620とを備えている。通信デバイス600は、電子機器の少なくとも一部を囲むためのハウジングを有し、ハウジングの少なくとも一部がアンテナ602の放射素子として働くように構成されてよい。
動作では、データプロセッサ612は他の通信デバイスからデータを受信してよく、それは、通信デバイスからのRF信号を拾うアンテナ602と、RF受信機606へ信号を送るTx/Rx分離デバイス604と、受信信号を増幅するRF受信機606と、RF信号をベースバンド信号に変換するRF〜ベースバンド受信機部608と、ベースバンド信号を処理して受信データを決定するベースバンドユニット610とによって行なわれる。それから、データプロセッサ612は、ユーザインターフェース614またはデータ受信機616にデータを送信するなど、受信データに基づいて一つ以上の規定の動作を行なってよい。
さらに、動作では、データプロセッサ612とユーザインターフェース614とデータ生成器および/または受信機616は、他の通信機器への伝送用の送出データを生成してよく、それは、送出データを伝送用のベースバンド信号に処理するベースバンドユニット610と、ベースバンド信号をRF信号に変換するベースバンド〜RF送信機部616と、無線媒体を介する伝送用のRF信号を調整するRF送信機618と、RF受信機606への入力を分離しながらRF信号をアンテナ602へ送るTx/Rx分離デバイス604と、RF信号を無線媒体中へ放射するアンテナ602とによって行なわれる。
図7は、開示の別のアスペクトによる代表的な通信デバイス700のブロック図を示している。通信デバイス700は、他の通信デバイスからデータを受信するのに特に適していてよい。通信デバイス700は、アンテナ702と、RF受信機704と、RF〜ベースバンド受信機部706と、ベースバンドユニット708と、データプロセッサ710とを備えている。通信デバイス700は、電子機器の少なくとも一部を囲むためのハウジングを有し、ハウジングの少なくとも一部がアンテナ702の放射素子として働くように構成されてよい。
動作では、データプロセッサ710は他の通信デバイスからデータを受信してよく、それは、通信デバイスからのRF信号を拾うアンテナ702と、受信信号を増幅するRF受信機704と、RF信号をベースバンド信号に変換するRF〜ベースバンド受信機部706と、ベースバンド信号を処理して受信データを決定するベースバンドユニット708とによって行なわれる。それから、データプロセッサ710は、受信データに基づいて一つ以上の規定の動作を行なってよく、および/またはユーザインターフェース712および/またはデータ受信機714に受信データまたは処理データを送信してよい。
図8は、開示の別のアスペクトによる代表的な通信デバイス800のブロック図を示している。通信デバイス800は、他の通信デバイスへデータを送信するのに特に適していてよい。通信デバイス800は、アンテナ802と、RF送信機804と、ベースバンド〜RF送信機部806と、ベースバンドユニット808と、データ生成器810とを備えている。通信デバイス800は、電子機器の少なくとも一部を囲むためのハウジングを有し、ハウジングの少なくとも一部がアンテナ802の放射素子として働くように構成されてよい。
動作で、データプロセッサ810、ユーザインターフェース812および/またはデータ生成器814は、他の通信デバイスへの伝送用の送出データを生成してよく、それは、送出データを伝送用のベースバンド信号に処理するベースバンドユニット808と、ベースバンド信号をRF信号に変換するベースバンド〜RF送信機部806と、無線媒体を介する伝送用のRF信号を調整する送信機804と、RF信号を無線媒体中へ放射するアンテナ802とによって行なわれる。
通信デバイス600,700,800のいずれにおいても、対応データプロセッサは、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、縮小命令セットコンピュータ(RISC)プロセッサほかを有していてよい。対応ユーザインターフェースは、映像、音声または熱の指示を提供してよい。たとえば、対応ユーザインターフェースは、ディスプレイと、一つ以上の発光ダイオード(LED)、オーディオデバイス、スピーカーなどのトランスデューサーを有するヘッドホーンを備えていてよい。対応データ生成器は、データを生成するセンサーまたは他のデバイスであってよい。対応データ受信機は、データを受信し処理するためのいかなるデバイスを備えていてよい。通信デバイスのいずれも、医療機器、シュー、全地球位置把握システム(GPS)、データに反応するロボットまたは機械デバイス、その他などの任意のアプリケーションで使用されてよい。
図9Aは、PDMA変調の一例として異なるパルス繰返し周波数(PRF)で規定された異なるチャンネル(チャンネル1および2)を示している。特に、チャンネル1のためのパルスは、パルス−パルス遅れ期間902に対応するパルス繰返し周波数(PRF)を有している。反対に、チャンネル2のためのパルスは、パルス−パルス遅れ期間904に対応するパルス繰返し周波数(PRF)を有している。したがって、このテクニックは、二つのチャンネル間でのパルス衝突の比較的低い見込みをもつ擬似直交チャンネルを規定するために使用されてよい。特に、パルス衝突の低い見込みは、パルスのための低い負荷サイクルの使用によって達成されてよい。たとえば、パルス繰返し周波数(PRF)の適切な選択を通して、与えられたチャンネルのための実質的にすべてのパルスが、他の任意のチャンネルのためのパルスとは異なる時刻に送信されてよい。
与えられたチャンネルのために規定されたパルス繰返し周波数(PRF)は、そのチャンネルによって支持される一つまたは複数のデータレートに依存してよい。たとえば、(たとえばおよそ毎秒数キロビットすなわちKbpsの)非常に低いデータレートを支持するチャンネルは、対応する低いパルス繰返し周波数(PRF)を使用してよい。反対に、(たとえばおよそ毎秒メガビットすなわちMbpsの)比較的高いデータレートを支持するチャンネルは、対応してより高いパルス繰返し周波数(PRF)を使用してよい。
図9Bは、PDMA変調の一例として異なるパルス位置またはオフセットで規定された異なるチャンネル(チャンネル1および2)を示している。チャンネル1のためのパルスは、(たとえば、図示しない、与えられた時点に対する)第一のパルスオフセットによる線906によって表される時点で生成される。反対に、チャンネル2のためのパルスは、別のパルスオフセットによる線908によって表わされる時点で生成される。(矢910によって表わされる)パルス間のパルスオフセット差が与えられると、このテクニックは、二つのチャンネル間のパルス衝突の見込みを減少させるために使用されてよい。(たとえばここに論じられた)チャンネルおよびデバイス間のタイミングの精度(たとえば相対的クロックドリフト)のために規定される他の信号するパラメーターに依存して、異なるパルスオフセットの使用が、直交または擬似直交チャンネルを提供するために使用されてよい。
図9Cは、異なるタイミングのホッピングシーケンスで規定された異なるチャンネル(チャンネル1および2)を示している。たとえば、チャンネル1のためのパルス912は、ある時間ホッピングシーケンスによる時刻に生成されてよいが、チャンネル2のためのパルス914は、他の時間ホッピングシーケンスによる時刻に生成されてよい。使用する特定のシーケンスとデバイス間のタイミングの精度に依存して、このテクニックは、直交または擬似直交チャンネルを提供するために使用されてよい。たとえば、時間ホップされたパルス位置は、近隣のチャンネルからの繰り返しパルス衝突の可能性を低減するために周期的でなくてよい。
図9Dは、PDM変調の一例として異なる時間スロットで規定された異なるチャンネルを示している。チャンネルL1のためのパルスが特定の時間インスタンスで生成される。同様に、チャンネルL2のためのパルスが他の時間インスタンスで生成される。同じ手法で、チャンネルL3のためのパルスがさらに他の時間インスタンスで生成される。一般に、異なるチャンネルに関係する時間インスタンスは一致していないか、さまざまなチャンネル間の干渉を低減または除去するために直交していてよい。
パルス変調スキームに従ってチャンネルを規定するために他のテクニックが使用されてよいことが認められるべきである。たとえば、チャンネルは、異なる拡張擬似乱数シーケンス、または他の適切な一つまたは複数のパラメーターに基づいて規定されてよい。さらに、チャンネルは、二つ以上のパラメーターの組合せに基づいて規定されてよい。
図10は、開示の別のアスペクトによるさまざまなチャンネルを介して互いに通信するさまざまなウルトラ広帯域(UWB)通信デバイスのブロック図を示している。たとえば、UWBデバイス1 1002は、二つの同時UWBチャンネル1および2を介してUWBデバイス2 1004と通信している。UWBデバイス1002は、単一チャンネル3を介してUWBデバイス3 1006と通信している。また、UWBデバイス3 1006は、今度は、単一チャンネル4を介してUWBデバイス4 1008と通信している。他の構成が可能である。通信デバイスは、さまざまなアプリケーションに使用されてよく、たとえば、ヘッドホーン、マイクロホン、生物測定センサー、心拍数モニター、歩数計、EKGデバイス、時計、シュー、リモートコントロール、スイッチ、圧力モニター、または他の通信デバイスで実施されてよい。
開示の上記のアスペクトのいずれもさまざまなデバイスで実施されてよい。たとえば、上に論じた医療アプリケーションに加えて、開示のアスペクトはヘルスおよびフィットネスアプリケーションに適用されてよい。そのうえ、開示のアスペクトは、異なるタイプのアプリケーション用のシューで実施されてよい。ここに説明した開示のいずれかのアスペクトを組み込んでよい他の多数のアプリケーションがある。
開示のさまざまなアスペクトは上に説明された。ここに教示したことは種々様々の形態で具体化されてよく、また、ここに開示される任意の特定の構造と機能または両方は単に代表的であることは明白である。ここに教示したことに基づいて、この分野の当業者は、ここに開示されるアスペクトは、他のアスペクトのいずれとも無関係に実施されてよく、また、それらのアスペクトの二つ以上がさまざまな手法で組み合わされてよいことを認めるべきである。たとえば、ここに述べられたアスペクトをいくらでも使用して、装置が実施されてよく、また方法が実施されてよい。さらに、ここに述べられたアスペクトの一つ以上に加えて、またはそれら以外に、他の構造または機能または構造と機能を使用して、そのような装置が実施されてよく、またそのような方法が実施されてよい。上記構想のいくつかの例として、いくつかのアスペクトでは、パルス繰返し周波数に基づいて同時チャンネルが確立されてよい。いくつかのアスペクトでは、パルス位置またはオフセットに基づいて同時チャンネルが確立されてよい。いくつかのアスペクトでは、時間ホッピングシーケンスに基づいて、同時チャンネルが確立されてよい。いくつかのアスペクトでは、パルス繰返し周波数、パルス位置またはオフセット、および時間ホッピングシーケンスに基づいて同時チャンネルが確立されてよい。
この分野の当業者は、さまざまな異なるテクノロジーとテクニックのいずれかを使用して情報と信号が表わされてよいことを理解するであろう。たとえば、上記の説明の全体にわたって参照されてよい
データ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボルおよびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁気粒子、光学場または光学粒子、またはそれらのいかなる組み合わせによって表わされてよい。
当業者はさらに、ここに開示されるアスペクトに関連して説明されるさまざまな例証的論理ブロック、モジュール、プロセッサ、手段、回路およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア(たとえば、ディジタル実施、アナログ実施またはそれら二つの組み合わせ、それはソースコーディングまたは他のテクニックを使用して設計されてよい)、命令を組込むさまざまな形態のプログラムまたは設計コード(それらはここに、便宜上、「ソフトウェア」または「ソフトウェアモジュール」として言及されてよい)、または両者の組合せとして実施されてよいことを認めるであろう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明白に示すために、さまざまな例証的コンポーネント、ブロック、モジュール、回路およびステップを、それらの機能の点から上に一般的に説明した。そのような機能がハードウェアまたはソフトウェアとして実施されるかどうかは、システム全体に課された特定のアプリケーションと設計制約条件に依存する。熟練した職人は、説明した機能を各特定のアプリケーションについてさまざまな方法で実施し得るが、そのような実施決定は、本開示の要旨からの逸脱を引き起こすと解釈すべきでない。
ここに開示されるアスペクトに関連して説明されるさまざまな例証的論理ブロック、モジュールおよび回路は内側は、集積回路(「IC」)、接続端末または接続ポイント内で実施されてよく、あるいは、それらによって行なわれてよい。ICは、ここに説明した機能を行なうように設計された汎用プロセッサ、ディジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレー(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、離散ゲートまたはトランジスター論理、離散ハードウェアコンポーネント、電気コンポーネント、光学コンポーネント、機械コンポーネントまたはそれらの任意の組合せで構成されてよく、また、IC内に、ICの外部に、または両方に存在するコードまたは命令を実行してよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってよいが、代替案では、プロセッサは、従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラまたは状態マシンのいずれであってもよい。プロセッサはまた、計算デバイスの組合せ、たとえばDSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと接続された一つ以上のマイクロプロセッサ、または他のそのような構成として実施されてよい。
いずれの開示プロセスのステップのいずれの特定の順序または階層は見本のアプローチの例であることが理解される。設計プレファレンスに基づいて、本開示の要旨内にとどまるかぎり、プロセスのステップの特定の順序または階層は再整理されてよいことが理解される。添付の方法請求項は、見本の順序のさまざまなステップの要素を提示し、提示された特定の順序または階層に限定されることを意味しない。
ここに開示されるアスペクトに関連して説明される方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェア、プロセッサによって実施されるソフトウェアモジュール、またはそれら二つの組合せで直接に具体化されてよい。ソフトウェアモジュール(たとえば実行命令および関連データを含む)および他のデータは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、またはこの分野で知られるコンピュータリーダブル記憶媒体の他の形態などのデータメモリ内に存在してよい。見本の記憶媒体は、たとえばコンピュータ/プロセッサ(ここでは、便宜上、「プロセッサ」と呼ばれてよい)などのマシンに連結されていてよく、そのようなプロセッサは、情報(たとえばコード)を記憶媒体から読み、また情報を記憶媒体に書き込むことができる。見本の記憶媒体はプロセッサの一部を成していてもよい。プロセッサと記憶媒体はASIC内に存在してもよい。ASICはユーザー装置に存在してもよい。代替案では、プロセッサと記憶媒体は、ユーザー装置内の離散コンポーネントとして存在してもよい。さらに、いくつかのアスペクトでは、任意の適切なコンピュータプログラム製品は、開示のアスペクトの一つ以上に関するコードを備えたコンピュータリーダブル媒体を備えていてもよい。いくつかのアスペクトでは、コンピュータプログラム製品は包装材料を備えていてもよい。
さまざまなアスペクトに関連して発明が説明されているが、発明はさらなる修正が可能であることは理解されよう。
この出願は、発明が関係する分野内の周知の通例の実施内に来るような本開示からの逸脱を含み、一般に、発明の原理に従う発明のあらゆる変形、使用または適用に及ぶことが意図されている。
図1C〜Dを参照すると、それらは代表的な時計100の拡大側面および正面内部図を示しており、ハウジング110は、エンクロージャを形成するベース112とカバー113で作られている。ハウジング110は、バッテリー114と、回路116と、ディスプレイ122を有するユーザインターフェース120と、第一の放射素子130の一部とを取り囲んでいてよい。第一の放射素子130は、今度は、ハウジング110内に位置するチップアンテナ132と、ハウジングの外に位置する外部放射源136と、チップアンテナ132を放射源136に電気的に接続する接続部134とを備えている。チップアンテナ132は、誘電体基板上に配置された金属化トレースとして構成されてよく、金属化トレースの長さは、規定の帯域幅の中心周波数のほぼ四分の一波長である。放射源136は、リストバンド150の非伝導性部分に配置されてもよい。
さらに、動作では、データプロセッサ612とユーザインターフェース614とデータ生成器および/または受信機616は、他の通信機器への伝送用の送出データを生成してよく、それは、送出データを伝送用のベースバンド信号に処理するベースバンドユニット610と、ベースバンド信号をRF信号に変換するベースバンド〜RF送信機部618と、無線媒体を介する伝送用のRF信号を調整するRF送信機620と、RF受信機606への入力を分離しながらRF信号をアンテナ602へ送るTx/Rx分離デバイス604と、RF信号を無線媒体中へ放射するアンテナ602とによって行なわれる。
この出願は、発明が関係する分野内の周知の通例の実施内に来るような本開示からの逸脱を含み、一般に、発明の原理に従う発明のあらゆる変形、使用または適用に及ぶことが意図されている。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]第一および第二の放射素子を有するアンテナと、
アンテナから受信またはアンテナに供給される信号を処理するのに適した回路と、
回路の少なくとも一部を囲むハウジングとを備えており、前記ハウジングの少なくとも一部が第二の放射素子を有している無線通信用の装置。
[2]前記第二の放射素子は、接地電位に電気的に連結されている[1]の装置。
[3]前記第一の放射素子は、完全にハウジング内に、部分的にハウジング内に、または完全にハウジングの外に位置している[1]の装置。
[4]前記第一の放射素子は、誘電体基板上に配置された金属化トレースを備えている[1]の装置。
[5]前記金属化トレースの長さは、規定の帯域幅の中心周波数のほぼ四分の一波長である[4]の装置。
[6]前記第一の放射素子は単極子を備えている[1]の装置。
[7]前記単極子は実質的平面金属化層を備えている[6]の装置。
[8]前記回路は、およそ20%以上の断片的帯域幅を有しているか、およそ500MHz以上の帯域幅を有しているか、およそ20%以上の断片的帯域幅を有しかつおよそ500MHz以上の帯域幅を有している規定のウルトラ広帯域チャンネル内の信号を送信または受信するのに適している[1]の装置。
[9]第一の放射素子を第二の放射素子に電磁気的に連結することと、
前記第一の放射素子に回路を電気的に連結することと、
前記回路の少なくとも一部をハウジング内の配置することと、
前記ハウジングの少なくとも一部が前記第二の放射素子を備えるように構成することとを有している無線通信用の方法。
[10]前記第二の放射素子を接地電位に電気的に連結することをさらに有している[9]の方法。
[11]前記第一の放射素子が、完全に前記ハウジング内に、部分的に前記ハウジング内に、または完全に前記ハウジングの外に位置するように構成することをさらに有している[9]の方法。
[12]前記第一の放射素子を、誘電体基板上に配置された金属化トレースとして構成することをさらに有している[9]の方法。
[13]前記金属化トレースの長さを、規定の帯域幅の中心周波数のほぼ四分の一波長であるように構成することをさらに有している[12]の方法。
[14]前記第一の放射素子を単極子として構成することをさらに有している[9]の方法。
[15]前記単極子を実質的平面金属化層として構成することをさらに有している[14]の方法。
[16]電磁気信号を放射するための第一の手段と、
電磁気信号を放射するための第二の手段と、
前記第一の手段から受信または前記第一の手段に供給される電磁気信号を処理するための手段と、
前記処理手段の少なくとも一部を囲むための手段とを備えており、前記囲む手段の少なくとも一部が前記第二の放射手段を備えている無線通信用の装置。
[17]前記第二の放射手段が接地電位に電気的に連結されている[16]の装置。
[18]前記第一の放射手段は、完全に前記ハウジング内に、部分的に前記ハウジング内に、または完全に前記ハウジングの外に位置している[16]の装置。
[19]前記第一の放射手段は、誘電体基板上に配置された金属化トレースを有している[16]の装置。
[20]前記金属化トレースの長さは、規定の帯域幅の中心周波数のほぼ四分の一波長である[19]の装置。
[21]前記第一の放射手段は単極子を備えている[16]の装置。
[22]前記単極子は実質的平面金属化層を備えている[21]の装置。
[23]第一および第二の放射素子を有するアンテナと、
音声データを含む受入信号を前記アンテナを介して遠隔装置から受信するのに適した受信機と、
音声データから音声出力を生成するのに適した送信機と、
前記受信機の少なくとも一部を囲むハウジングとを備えており、前記ハウジングの少なくとも一部が前記第二の放射素子を備えているヘッドホーン。
[24]第一および第二の放射素子を有するアンテナと、
データを含む受入信号を前記アンテナを介して遠隔装置から受信するのに適した受信機と、
受信データに基づいて指示を作製するのに適したユーザインターフェースと、
前記受信機の少なくとも一部を囲むハウジングを備えており、前記ハウジングの少なくとも一部が前記第二の放射素子を備えている時計。
[25]前記ハウジングに接続されたリストバンドをさらに備えており、前記第一の放射素子は、前記リストバンドの非電気的伝導性部分上に少なくとも部分的に配置されている[24]の時計。
[26]第一および第二の放射素子を有するアンテナと、
前記アンテナを介して衛星から信号を受信するのに適した受信機と、
前記受信機の少なくとも一部を囲むハウジングとを備えており、前記ハウジングの少なくとも一部が前記第二の放射素子を備えている位置場所デバイス。

Claims (26)

  1. 第一および第二の放射素子を有するアンテナと、
    アンテナから受信またはアンテナに供給される信号を処理するのに適した回路と、
    回路の少なくとも一部を囲むハウジングとを備えており、前記ハウジングの少なくとも一部が第二の放射素子を有している無線通信用の装置。
  2. 前記第二の放射素子は、接地電位に電気的に連結されている請求項1の装置。
  3. 前記第一の放射素子は、完全にハウジング内に、部分的にハウジング内に、または完全にハウジングの外に位置している請求項1の装置。
  4. 前記第一の放射素子は、誘電体基板上に配置された金属化トレースを備えている請求項1の装置。
  5. 前記金属化トレースの長さは、規定の帯域幅の中心周波数のほぼ四分の一波長である請求項4の装置。
  6. 前記第一の放射素子は単極子を備えている請求項1の装置。
  7. 前記単極子は実質的平面金属化層を備えている請求項6の装置。
  8. 前記回路は、およそ20%以上の断片的帯域幅を有しているか、およそ500MHz以上の帯域幅を有しているか、およそ20%以上の断片的帯域幅を有しかつおよそ500MHz以上の帯域幅を有している規定のウルトラ広帯域チャンネル内の信号を送信または受信するのに適している請求項1の装置。
  9. 第一の放射素子を第二の放射素子に電磁気的に連結することと、
    前記第一の放射素子に回路を電気的に連結することと、
    前記回路の少なくとも一部をハウジング内の配置することと、
    前記ハウジングの少なくとも一部が前記第二の放射素子を備えるように構成することとを有している無線通信用の方法。
  10. 前記第二の放射素子を接地電位に電気的に連結することをさらに有している請求項9の方法。
  11. 前記第一の放射素子が、完全に前記ハウジング内に、部分的に前記ハウジング内に、または完全に前記ハウジングの外に位置するように構成することをさらに有している請求項9の方法。
  12. 前記第一の放射素子を、誘電体基板上に配置された金属化トレースとして構成することをさらに有している請求項9の方法。
  13. 前記金属化トレースの長さを、規定の帯域幅の中心周波数のほぼ四分の一波長であるように構成することをさらに有している請求項12の方法。
  14. 前記第一の放射素子を単極子として構成することをさらに有している請求項9の方法。
  15. 前記単極子を実質的平面金属化層として構成することをさらに有している請求項14の方法。
  16. 電磁気信号を放射するための第一の手段と、
    電磁気信号を放射するための第二の手段と、
    前記第一の手段から受信または前記第一の手段に供給される電磁気信号を処理するための手段と、
    前記処理手段の少なくとも一部を囲むための手段とを備えており、前記囲む手段の少なくとも一部が前記第二の放射手段を備えている無線通信用の装置。
  17. 前記第二の放射手段が接地電位に電気的に連結されている請求項16の装置。
  18. 前記第一の放射手段は、完全に前記ハウジング内に、部分的に前記ハウジング内に、または完全に前記ハウジングの外に位置している請求項16の装置。
  19. 前記第一の放射手段は、誘電体基板上に配置された金属化トレースを有している請求項16の装置。
  20. 前記金属化トレースの長さは、規定の帯域幅の中心周波数のほぼ四分の一波長である請求項19の装置。
  21. 前記第一の放射手段は単極子を備えている請求項16の装置。
  22. 前記単極子は実質的平面金属化層を備えている請求項21の装置。
  23. 第一および第二の放射素子を有するアンテナと、
    音声データを含む受入信号を前記アンテナを介して遠隔装置から受信するのに適した受信機と、
    音声データから音声出力を生成するのに適した送信機と、
    前記受信機の少なくとも一部を囲むハウジングとを備えており、前記ハウジングの少なくとも一部が前記第二の放射素子を備えているヘッドホーン。
  24. 第一および第二の放射素子を有するアンテナと、
    データを含む受入信号を前記アンテナを介して遠隔装置から受信するのに適した受信機と、
    受信データに基づいて指示を作製するのに適したユーザインターフェースと、
    前記受信機の少なくとも一部を囲むハウジングを備えており、前記ハウジングの少なくとも一部が前記第二の放射素子を備えている時計。
  25. 前記ハウジングに接続されたリストバンドをさらに備えており、前記第一の放射素子は、前記リストバンドの非電気的伝導性部分上に少なくとも部分的に配置されている請求項24の時計。
  26. 第一および第二の放射素子を有するアンテナと、
    前記アンテナを介して衛星から信号を受信するのに適した受信機と、
    前記受信機の少なくとも一部を囲むハウジングとを備えており、前記ハウジングの少なくとも一部が前記第二の放射素子を備えている位置場所デバイス。
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