JP2013130142A - 液体圧送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 液体中の異物の流入を防止できる液体圧送装置を提供する。
【解決手段】 密閉容器2内に溜った液体の液面の高さに応じて作動流体の給気弁口24を開閉する給気弁体21と作動流体の排気弁口32を開閉する排気弁体30の開閉を切り換えて、初めに排気弁口24を開き給気弁口32を閉じて流入側逆止弁58を通して密閉容器2内に液体を流入させ、次いで排気弁口32を閉じ給気弁口24を開いて密閉容器2内に溜まった液体を圧送側逆止弁を通して圧送する液体圧送装置1において、流入側逆止弁28の上流側に液体中の異物を捕捉するフィルタ59を配置し、フィルタ59と流入側逆止弁58の間に排気弁口32からの作動流体排出部13を連通させる
【選択図】図1

Description

本発明は、温水や燃料等の液体を圧送する液体圧送装置に関するものである。本発明の液体圧送装置は、廃液ピットに溜まった液体を廃液処理箇所に送る装置として特に適するものである。
従来の液体圧送装置は、例えば特許文献1に開示されている。これは、密閉容器内に溜った液体の液面の高さに応じて作動流体の給気弁口を開閉する給気弁体と作動流体の排気弁口を開閉する排気弁体の開閉を切り換えて、初めに排気弁口を開き給気弁口を閉じて流入側逆止弁を通して密閉容器内に液体を流入させ、次いで排気弁口を閉じ給気弁口を開いて密閉容器内に溜まった液体を圧送側逆止弁を通して圧送する液体圧送装置において、流入側逆止弁の上流側に排気弁口からの作動流体排出部を連通させたものである。
特開2005−325775
上記従来の液体圧送装置は、液体中の異物により比較的短期間に正常に動作できなくなる問題点があった。
したがって本発明が解決しようとする課題は、液体中の異物の流入を防止できる液体圧送装置を提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明の液体圧送装置は、密閉容器内に溜った液体の液面の高さに応じて作動流体の給気弁口を開閉する給気弁体と作動流体の排気弁口を開閉する排気弁体の開閉を切り換えて、初めに排気弁口を開き給気弁口を閉じて流入側逆止弁を通して密閉容器内に液体を流入させ、次いで排気弁口を閉じ給気弁口を開いて密閉容器内に溜まった液体を圧送側逆止弁を通して圧送する液体圧送装置において、流入側逆止弁の上流側に液体中の異物を捕捉するフィルタを配置し、フィルタと流入側逆止弁の間に排気弁口からの作動流体排出部を連通させることを特徴とするものである。
本発明によれば、流入側逆止弁の上流側に液体中の異物を捕捉するフィルタを配置し、フィルタと流入側逆止弁の間に排気弁口からの作動流体排出部を連通させることにより、液体中の異物をフィルタで捕捉することができ、またフィルタを排気弁口から排気される作動流体により逆洗することができるという優れた効果を奏する。
本発明の実施の形態に係わる液体圧送装置の断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図1を参照して説明する。本実施例の液体圧送装置1は密閉容器2内にフロート3と切替え弁4及びスナップ機構5が配されたものである。密閉容器2は本体部7と蓋部8が図示しないネジによって結合され、内部に液体溜空間10が形成されたものである。蓋部8に作動流体導入部11,作動流体排出部13及び液体流入部16が設けられ、本体部7に管部材15により液体排出部17が設けられている。作動流体導入部11の密閉容器2内方側に給気弁18が取り付けられ、作動流体排出部13の密閉容器2内方側に排気弁19が取り付けられている。給気弁18は弁ケース20と給気弁体21及び下部昇降棒22によって構成される。弁ケース20は軸方向に貫通孔を有し、貫通孔の上部に給気弁口24が形成されている。弁ケース20の中間部の周囲壁には給気弁口24と密閉容器2内方側とを連通する4つの開口25が設けられている。給気弁体21は球状で給気弁口24の作動流体導入部11側に位置し、下端に下部昇降棒22が溶接により一体的に取り付けられている。下部昇降棒22の下部は密閉容器2内方側に抜け、連設板27に当接するようになっている。連設板27は弁軸操作棒28に連結され、弁軸操作棒28はスナップ機構5と連結されている。排気弁19は弁ケース29と排気弁体30と昇降棒31によって構成される。弁ケース29は軸方向に貫通孔を有し、貫通孔の上部に排気弁口32があり、排気弁口32の下から昇降棒31の上端に保持固定された排気弁体30が当接して開閉を行うものである。昇降棒31の下端はピンで弁軸操作棒28に連結されている。給気弁18と排気弁19で切替え弁4が構成され、給気弁18が開くと排気弁19は閉じ、給気弁18が閉じると排気弁19は開く。
フロート3はフロートアーム34と揺動軸35を介してブラケット36によって支持されている。ブラケット36は図示しないネジによって密閉容器2の蓋部8に一体的に取り付けられている。スナップ機構5はフロートアーム34と副アーム37及び圧縮状態のコイルバネ38によって構成される。フロートアーム34は平行に対向した2枚の板よりなり、左端にフロート3が固着され、右側部が揺動軸35によって回転可能に支持されている。従って、フロート3は揺動軸35を中心として上下に揺動する。フロートアーム34の左側部に揺動軸35と平行な第1の軸39が掛け渡されている。第1の軸39に第1バネ受け部材40が回転可能に支持されている。また、揺動軸35には副アーム37が回転可能に支持されている。副アーム37は平行に対向した2枚の板よりなり、左端部に揺動軸35と平行な第2の軸41が掛け渡されている。第2の軸41に第2バネ受け部材42が回転可能に支持されている。第1及び第2のバネ受け部材40,42の間に圧縮状態のコイルバネ38が配置されている。フロートアーム34には半円状に長孔43が設けられ、長孔43内に揺動軸35と平行なストッパー軸44がブラケット36によって支持されている。ストッパー軸44は副アーム37の回転範囲を規制する。副アーム37の右端部に揺動軸35と平行な連結軸45が貫通して取り付けられ、連結軸45に動力伝達軸28の下端が連結されている。揺動軸35と平行でフロートアーム34の揺動範囲を規制するストッパー軸51,52がブラケット36によって支持されている。蓋部8の隔壁53に連通部54が設けられ、連通部54に流入側逆止弁口55が開けられた流入側逆止弁座56が図示しないネジによって隔壁53に一体的に取付けられている。流入側逆止弁口55を密閉容器2内方側へ向かって開く流入側逆止弁体57が流入側逆止弁座56に取り付けられている。流入側逆止弁座56と流入側逆止弁体57により流入側逆止弁58が構成される。流入側逆止弁58の上流側に液体中の異物を捕捉する多数の濾し孔を有する円板状のフィルタ59を配置してスナップリング60で蓋部8に取り付ける。フィルタ59と流入側逆止弁59の間に排気弁口32からの作動流体排出部13を連通させる。管部材15に液体圧送側へ向かって開く図示しない圧送側逆止弁が取り付けられる。
次に本実施の形態の液体圧送装置1の作用について、作動流体として圧縮空気を用いた場合の一連の動作手順を追うことによって説明する。本実施例の液体圧送装置1は廃液ピット内に設置され、作動流体導入部11が高圧の圧縮空気源に接続され、管部材15が廃液処理箇所へ接続される。液体圧送装置1の液体溜空間10内に廃液が無い場合は、図1に示すようにフロート3は底部に位置する。このとき、切替え弁4における給気弁18が閉じられ、排気弁19が開かれている。廃液ピット内の廃液は液体流入部16からフィルタ59と流入側逆止弁58を通して液体溜空間10内に溜る。このとき、廃液中の異物はフィルタ59で捕捉される。液体溜空間10内に溜った復水によってフロート3が浮上すると、フロートアーム34が揺動軸35を中心に時計回り方向に回転し、コイルバネ38との連結部である第1の軸39が上方に移動して揺動軸35と第2の軸41を結ぶ線の延長線上に近付き、コイルバネ38が圧縮変形する。そしてフロート3が更に浮上して第1の軸39が揺動軸35と第2の軸41を結ぶ線の延長線上を越えると、コイルバネ38が急激に変形を回復し、副アーム37が反時計回り方向に回転して連結軸45が上方にスナップ移動する。その結果、連結軸45に連結された動力伝達軸28が上側にスナップ移動し、給気弁18が開かれると共に排気弁19が閉じられる。
給気弁18が開かれると作動流体導入部11から密閉容器2内に高圧の圧縮空気が導入され、内部の圧力が上昇し、液体溜空間10に溜った廃液は、空気圧に押されて管部材15から図示しない圧送側逆止弁を介して廃液処理箇所へ排出される。廃液の排出によって液体溜空間10内の水位が低下すると、フロート3が降下して、フロートアーム34が揺動軸35を中心に反時計回り方向に回転し、コイルバネ38との連結部である第1の軸39が下方に移動して揺動軸35と第2の軸41を結ぶ線の延長線上に近付き、コイルバネ38が圧縮変形する。そしてフロート3が更に降下して第1の軸39が揺動軸35と第2の軸41を結ぶ線の延長線上を越えると、コイルバネ38が急激に変形を回復し、副アーム37が時計回り方向に回転して連結軸45が下方にスナップ移動する。その結果、連結軸45に連結された動力伝達軸28が下側にスナップ移動し、給気弁18が閉じられると共に排気弁19が開かれる。排気弁19が開かれると作動流体排出部13からフィルタ59と流入側逆止弁58の間に高圧の圧縮空気が導入され、フィルタ59が逆洗されてフィルタ59に捕捉されていた異物が廃液ピット側へ戻される。
上記の実施の形態においては、フィルタ及び流入側逆止弁を密閉容器に内装したが、フィルタや流入側逆止弁やその両方を密閉容器に外装することもできる。また作動流体排出部を密閉容器に内装したが、作動流体排出部を密閉容器に外装することもできる。
本発明は、廃液ピットに溜まった液体に限らず、温水や燃料等の液体を圧送する液体圧送装置に利用することができる。
1 液体圧送装置
2 密閉容器
3 フロート
4 切替え弁
5 スナップ機構
10 液体溜空間
11 作動流体導入部
13 作動流体排出部
16 液体流入部
17 液体排出部
18 給気弁
19 排気弁
21 給気弁体
24 給気弁口
30 排気弁体
32 排気弁口
58 流入側逆止弁
59 フィルタ

Claims (1)

  1. 密閉容器内に溜った液体の液面の高さに応じて作動流体の給気弁口を開閉する給気弁体と作動流体の排気弁口を開閉する排気弁体の開閉を切り換えて、初めに排気弁口を開き給気弁口を閉じて流入側逆止弁を通して密閉容器内に液体を流入させ、次いで排気弁口を閉じ給気弁口を開いて密閉容器内に溜まった液体を圧送側逆止弁を通して圧送する液体圧送装置において、流入側逆止弁の上流側に液体中の異物を捕捉するフィルタを配置し、フィルタと流入側逆止弁の間に排気弁口からの作動流体排出部を連通させることを特徴とする液体圧送装置。
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CN103861356A (zh) * 2014-04-03 2014-06-18 徐丽玲 具有液体储蓄罐和滑动性圆锥轴承的液体给出装置
CN103861361A (zh) * 2014-04-03 2014-06-18 张曙光 具有滑动性圆锥轴承并利于液体给出的液体给出装置

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