JP2013128704A - 医用画像生成装置、医用画像生成プログラムおよび医用画像生成方法 - Google Patents

医用画像生成装置、医用画像生成プログラムおよび医用画像生成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】造影剤が投与された血管を全長に亘って読影しやすいコントラストで表示させることが可能な医用画像生成装置、医用画像生成プログラムおよび医用画像生成方法を得る。
【解決手段】医用画像生成装置1は、画像撮像装置4で撮像して取得された3次元画像データに基づき注目部位の2次元可視画像を生成する装置で、3次元画像データから、造影剤が投与された血管の3次元データを該血管の芯線における起始部からの距離に対応付けて抽出するデータ抽出手段20と、データ抽出手段20により抽出された3次元データを、3次元空間内の所定の2次元平面上に投影して血管の2次元可視画像を生成する投影手段21と、投影手段21により生成された血管の2次元可視画像のウインドウ幅を、該血管の長さ方向各位置におけるコントラストの差が小さくなるように、芯線における起始部からの距離に基づいて設定するウインドウ値・ウインドウ幅設定手段22とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像診断を支援する画像生成技術に関するものであり、特にCT(Computed
Tomography)、MRI(Magnetic Resonance Imaging)等の医用画像撮像装置により得られた3次元画像データに基づき、診断に好適な2次元可視画像を生成し得る医用画像生成装置、医用画像生成プログラムおよび医用画像生成方法に関する。
従来、CTやMRI等により取得された3次元画像データに基づいて2次元可視画像を生成する方法として、MPR(multiplanar reconstruction)表示やCPR(curved
planar reconstruction)表示等の表示方法が知られている(非特許文献1の第379〜382頁参照)。MPR表示は、特定の位置における断面像を再構成する方法であるため、MPR表示を用いた場合には、例えば複雑な走行をしている血管を1つの断面上に全て収まるように表示させることが難しい。これに対してCPR表示は、MPR表示では困難とされる複雑な走行をする血管を、効果的に2次元可視画像として集約して表示できるという利点がある。
ところで、血管の2次元可視画像を得るときに、血管に造影剤を投与した上で撮像することで、血管の内外にコントラストを付けた3次元画像データを取得でき、その結果、血管の読影がしやすい2次元可視画像を得ることが可能になる。また、引用文献1には、2次元可視画像のコントラストを観察しやすいように調整する機能を備えたX線撮影装置が開示されている。
特開2010−172558号公報
編集 栗林幸夫、佐久間肇 心臓血管疾患のMDCTとMRI 医学書院
一般に血管は、起始部から末梢部に進むに従って次第に血管径が細くなるが、血管の中には、末梢部において毛細血管レベルに達するものもある。このような血管を撮像する場合、特に末梢部において単位体積中に含まれる血管以外の周辺組織の割合が高くなり(部分体積効果と称される)、造影剤の効果が低下しやすい。また、例えば正常状態と比較して血管径が拡大する病気を患っている生体の場合、正常状態よりも血圧や血流速度が低下するため、血管の末梢部にまで造影剤を到達させることが困難になることがある。よって、上記のような場合、起始部の読影に適したコントラストで血管を全長に亘って表示させると末梢部の読影が困難になり、これとは反対に、末梢部の読影に適したコントラストで血管を全長に亘って表示させると、明るい部分が飽和状態となってしまい起始部の読影が困難になる。このように、造影剤が投与された血管を全長に亘って読影しやすいように表示させることが難しいという課題があった。
本発明は上記のような課題に鑑みてなされたものであり、造影剤が投与された血管を全長に亘って読影しやすいコントラストで表示させることが可能な医用画像生成装置、医用画像生成プログラムおよび医用画像生成方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る医用画像生成装置、医用画像生成プログラムおよび医用画像生成方法は、以下のように構成されている。
すなわち、本発明に係る医用画像生成装置は、
医用画像撮像装置により撮像して取得された3次元医用画像データに基づき、注目部位の2次元観察用画像を生成する医用画像生成装置であって、
前記3次元医用画像データから、造影剤が投与された血管の3次元データを該血管の芯線における起始部からの距離に対応付けて抽出するデータ抽出手段と、
前記データ抽出手段により抽出された前記3次元データを、画像空間内の所定の平面上に投影して前記血管の2次元観察用画像を生成する投影手段と、
前記投影手段により生成された前記血管の2次元観察用画像のウインドウ幅を、該血管の長さ方向各位置におけるコントラストの差が小さくなるように、前記芯線における前記起始部からの距離に基づいて設定するウインドウ幅設定手段と、を備えたことを特徴とする。
なお、「起始部」とは、造影剤が投与された血管における末梢部よりも上流側の所定の部位を意味するものである。
この医用画像生成装置において、前記ウインドウ幅設定手段は、前記距離に対して反比例するよう前記ウインドウ幅を設定するように構成されたことが好ましい。
また、前記ウインドウ幅設定手段は、次式を満たすように前記ウインドウ幅を設定するように構成されたことも好ましい。
f(x)=exp(−(a×x))
ここで、xは前記距離であって正の値、aは係数、f(x)は前記距離がxの位置における前記ウインドウ幅である。
さらに、本発明に係る医用画像生成装置において、前記投影手段は、StraightenedCPR法であって、前記血管の信号値を投影方向に積算して前記所定の平面上に投影する、該投影方向における該血管の最大信号値を該所定の平面上に投影する、または該投影方向における該血管の最小信号値を該所定の平面上に投影するように構成されたことが好ましい。
本発明に係る医用画像生成プログラムは、
医用画像撮像装置により撮像して取得された3次元医用画像データに基づき、注目部位の2次元観察用画像を生成する処理をコンピュータにおいて実行せしめる医用画像生成プログラムであって、
前記3次元医用画像データから、造影剤が投与された血管の3次元データを該血管の芯線における起始部からの距離に対応付けて抽出するデータ抽出ステップと、
前記データ抽出ステップにより抽出された前記3次元データを、画像空間内の所定の平面上に投影して前記血管の2次元観察用画像を生成する投影ステップと、
前記投影ステップにより生成された前記血管の2次元観察用画像のウインドウ幅を、該血管の長さ方向各位置におけるコントラストの差が小さくなるように、前記芯線における前記起始部からの距離に基づいて設定するウインドウ幅設定ステップと、をコンピュータにおいて実行せしめることを特徴とする。
本発明に係る医用画像生成方法は、
医用画像撮像装置により撮像して取得された3次元医用画像データに基づき、注目部位の2次元観察用画像を生成する医用画像生成方法であって、
前記3次元医用画像データから、造影剤が投与された血管の3次元データを該血管の芯線における起始部からの距離に対応付けて抽出するデータ抽出処理と、
前記データ抽出処理により抽出された前記3次元データを、画像空間内の所定の平面上に投影して前記血管の2次元観察用画像を生成する投影処理と、
前記投影処理により生成された前記血管の2次元観察用画像のウインドウ幅を、該血管の長さ方向各位置におけるコントラストの差が小さくなるように、前記芯線における前記起始部からの距離に基づいて設定するウインドウ幅設定処理と、を行うことを特徴とする。
本発明に係る医用画像生成装置は、造影剤が投与された血管の2次元観察用画像のウインドウ幅を、長さ方向各位置におけるコントラストの差が小さくなるように、起始部からの距離に基づいて設定するウインドウ幅設定手段を備えている。このため、起始部から末梢部に至るまでの血管の全長に亘る2次元観察用画像を、長さ方向各位置におけるコントラストの差を小さくして生成でき、造影剤が投与された血管を全長に亘って読影しやすいように表示させることが可能になる。
この医用画像生成装置において、ウインドウ幅設定手段が、起始部からの距離に対して反比例するようウインドウ幅を設定する構成の場合には、簡易にウインドウ幅を設定できる構成でありながら、造影剤が投与された血管を全長に亘って読影しやすいように表示させることができる。
また、ウインドウ幅設定手段が、上述の式を満たすようにウインドウ幅を設定する構成の場合には、血管径を反映させたウインドウ幅を設定できるので、造影剤が投与された血管を全長に亘って読影しやすいように表示させることができる。
さらに、投影手段が、StraightenedCPR法であって、血管の信号値を積算して投影する、血管の最大信号値を投影する、または血管の最小信号値を投影するように構成される場合、例えば血管の特性等に基づいて信号値を積算して投影する、最大信号値を投影する、または最小値を投影することを決定すると、血管の形状を忠実に反映させた2次元観察用画像を生成することが可能になる。
本発明に係る医用画像生成プログラムは、データ抽出ステップと、投影ステップと、ウインドウ幅設定ステップとをコンピュータにおいて実行せしめるように構成されているので、起始部から末梢部に至るまでの血管の全長に亘る2次元観察用画像を、長さ方向各位置におけるコントラストの差を小さくするように自動で生成でき、造影剤が投与された血管を全長に亘って読影しやすいように表示させることが可能になる。
本発明に係る医用画像生成方法は、データ抽出処理と、投影処理と、ウインドウ幅設定処理とを行うように構成されているので、起始部から末梢部に至るまでの血管の全長に亘る2次元観察用画像を、長さ方向各位置におけるコントラストの差を小さくするように自動で生成でき、造影剤が投与された血管を全長に亘って読影しやすいように表示させることが可能になる。
本発明の一実施形態に係る医用画像生成装置の概略構成を示すブロック図である。 上記医用画像生成装置が実行する処理の流れを示すフローチャートである。 2次元可視画像の生成過程を示すフローチャートである。 (a)は3次元空間における血管の走行状態を示す斜視図で、(b)は平均信号値と起始部からの距離との関係を示すグラフである。 2次元平面上に投影された血管を示す図である。 信号値と濃淡表示との関係の一例を示す図である。 ウインドウ幅と起始部からの距離との関係の一例を示すグラフである。 ウインドウ値およびウインドウ幅の設定例を示しており、(a)は図5に示す区間Cについての設定例で、(b)は区間Iについての設定例である。 異なるウインドウ値およびウインドウ幅の3つの2次元可視画像から、読影に適した部分を抜き出して繋ぎ合わせる処理を行うことで、血管の全長に亘る2次元可視画像を生成した例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について上述の図面を参照しつつ詳細に説明する。
まず、図1を参照しながら、本発明の一実施形態に係る医用画像生成装置1の装置構成について説明する。
図1に示す医用画像生成装置1は、CTやMRI等の画像撮像装置4により得られた生体組織の3次元画像データに基づき、マウスやキーボード等からなる操作装置3によって指定された生体組織の2次元可視画像を生成し、この2次元可視画像を画像表示装置2に表示させるものである。この医用画像生成装置1は、特に末梢部において造影剤の効果が低下しやすい血管の2次元可視画像を、起始部から末梢部までの全長に亘って読影に適した画像として生成できる点に特徴を有する。
医用画像生成装置1は、コンピュータ等から構成されており、図1に示すように、制御部11、画像データ記憶部12、可視画像記憶部13、可視画像出力インタフェース14、操作入力インタフェース15および画像データ入力インタフェース16を備えて構成される。
制御部11は、各種の演算処理を行うCPUにより構成され、データ抽出手段20、投影手段21、ウインドウ値・ウインドウ幅設定手段22および反映手段23を有する(詳細は後述)。画像データ記憶部12および可視画像記憶部13は、ハードディスク、RAMまたはROM等の記憶装置により構成され、制御部11との間で各種データの送受信が可能に設けられている。画像データ記憶部12は、画像撮像装置4により断層撮影して得られた生体組織の3次元画像データ(CT画像データまたはMRI画像データ)を記憶するものである。可視画像記憶部13は、制御部11で生成された2次元可視画像を記憶するものである。
可視画像出力インタフェース14は、制御部11から出力された2次元可視画像(2次元可視画像データ)を画像表示装置2に伝達するインタフェースである。操作入力インタフェース15は、操作装置3からの各種操作入力を制御部11に伝達するインタフェースである。画像データ入力インタフェース16は、画像撮像装置4から出力された3次元画像データを制御部11に伝達するインタフェースである。
次に、医用画像生成装置1による2次元可視画像の生成手順について、主に図2〜図8を参照しながら説明する。以下においては、被検体である生体を画像撮像装置4により断層撮影し、断層撮影して得られた複数の3次元画像データの信号値に基づいて、末梢部において造影剤の効果が低下しやすい血管50の2次元可視画像を生成する場合を例に挙げて説明する。なお、次述する2次元可視画像の生成手順は、本発明の一実施形態に係る医用画像生成プログラムに従って実行されるものである。
〈1〉画像撮像装置4から、被検体である生体を断層撮影して得られた3次元画像データを取得する(画像データ取得ステップ;図2のステップS1参照)。本実施形態では、生体の3次元画像データを画像撮像装置4から取得する構成を想定しているが、この構成に代えてCDやDVD等の情報記憶媒体に記憶された3次元画像データを必要に応じて読み出して取得するようにしても良い。
〈2〉データ抽出手段20により、上記ステップS1で取得した3次元画像データから、造影剤が投与された注目部位としての血管50の閉曲領域を含む画像データ群を抽出する(血管部抽出ステップ;図2のステップS2参照)。図4(a)には、3次元画像データに基づき3次元空間K内にイメージされる血管50を示している。この図から分かるように血管50は3次元的に屈曲するようにして走行する。このステップS2において、血管50を含む画像データ群を抽出する際には、まず血管50の芯線51を求め、この芯線51における起始部SPからの距離に対応付けるようにして血管50の画像データ群を抽出する。なお、図4(a)および図5においては、簡略化のために血管50以外の周辺組織の図示を省略している。
ここで、「血管50の閉曲領域を含む画像データ群」とは、血管50および血管50に隣接する周辺組織の構造を3次元的に配列された信号値によって表したデータ群である。なお、注目部位の選択は、例えばユーザーが操作装置3を操作することにより行われる。
図4(b)には、血管50の平均信号値を示したグラフAと、血管50の周辺に位置する周辺組織の平均信号値を示したグラフBとを図示している。この図4(b)から分かるように、血管径の比較的大きな起始部SPには造影剤が十分に行き渡るので、血管50の起始部SP近傍では周辺組織よりも例えば大きな信号値が検出される。一方、起始部SPから離れた抹消部EP近傍においては、血管径が細く造影剤が行き渡りにくいことや部分体積効果によって、周辺組織と同レベルの信号値が検出される場合があり得る。また、生体が正常状態と比較して血管径が拡大するような病気を患っている場合には、造影剤を血管50の末梢部EPにまで到達させることが困難になるので、末梢部EP近傍では周辺組織と同レベルの信号値が検出される場合があり得る。
〈3〉血管50の画像データ群の信号値を基にして、血管50の2次元可視画像を生成する(2次元可視画像生成ステップ;図2のステップS3、並びに図3のステップS31〜ステップS33参照)。なお、以下においては、CPR表示のうちのStraightenedCPR法を適用して2次元可視画像を生成する場合を例示している。
〈3−1〉投影手段21により、3次元的に折曲した血管50を3次元空間K内で真っ直ぐに伸ばし、その真っ直ぐに伸ばされた状態での血管50の信号値を2次元平面K上に投影する(血管部投影ステップ;図3のステップS31参照)。
この2次元平面K上への投影は、具体的には、血管50の信号値と2次元平面K上の位置とを対応付けることで行われる。このとき、2次元平面Kに対して垂直な方向に位置する信号値を積算して2次元平面K上に投影する方法、2次元平面Kに対して垂直な方向に位置する信号値のうちで最大のものを2次元平面K上に投影する方法、および、2次元平面Kに対して垂直な方向に位置する信号値のうちで最小のものを2次元平面K上に投影する方法のいずれかによって、信号値の投影が行われる。信号値の投影に関して、上記3方法のうちでいずれを採用するかについては、例えば血管50の特性等に基づき、どの方法で信号値を投影する場合が、血管50の形状を最も忠実に2次元平面K上に反映させることができるか等を考慮して決定することが好ましい。
この後、本実施形態においてはStraightenedCPR法を適用して、血管50の芯線51が画像の中央に位置するように画像を再構築することで、図5に示すような血管50の2次元可視画像が生成される。このように、StraightenedCPR法を適用した場合には、3次元的に屈曲して走行する血管50が2次元平面K上で直線状に伸展されて表示されるので、血管50の読影がしやすくなる。なお、図5には、血管50を、芯線51に沿って仮想的に複数の区間C〜Iに分割した状態を図示している。また、各区間の表示(C〜I)の下側に、各区間における血管50の平均信号値を括弧書きで表記している。
ところで、信号値に基づいて画像を表示させる際の階調設定方法として、従来、画像の濃淡を表す階調レベルのフルスケールを信号値のどの範囲に対応させるかを、信号値の範囲のセンタ値であるウインドウ値WLと、その幅であるウインドウ幅WWをもって設定する方法が知られている。医用画像生成装置1のウインドウ値・ウインドウ幅設定手段22は、この方法により階調設定を行うように構成されている。
この階調設定についての概念を明確なものとするため、図6の模式的濃淡チャートを参照しながら具体的に説明する。一般に表示装置における濃度スケールは8ビット、つまり256階調に設定されているのに対し、3次元画像データの信号値は例えば−1000〜3000の範囲の値として記憶されている。図6において、ウインドウレベルWLを50に設定し、且つウインドウ幅WWを100に設定した場合には、信号値50を中心として信号幅100の範囲(信号値0から信号値100の範囲)を濃淡表示できる。このように設定した場合、信号値0未満のものは一律に黒く表示され、一方、信号値100を越えるものは一律に白く表示されるので、例えば信号値120の生体組織と信号値200の生体組織とを区別してコントラスト表示することができない。
また、階調数は256で一定であるため、ウインドウ幅WWを狭く設定することで濃淡表示が可能な信号値の範囲は狭くなるが、一方で、微小な信号値の差を正確に濃淡表示に反映させることができる。これに対し、ウインドウ幅WWを広く設定する場合には、濃淡表示が可能な信号値の範囲は広くなるが、一方で、微小な信号値の差を濃淡表示に反映させることが難しくなる。
階調設定については上述のような特性があるため、一律のウインドウ値WLおよびウインドウ幅WWに基づいて血管50を全長に亘って表示させると、例えば血管50の起始部SPと周辺組織とがコントラストによって区別されて表示されるが、末梢部EPにおいては周辺組織とのコントラストが小さくなって識別できない場合や、いわゆる白とびや黒つぶれが発生して血管50の異常個所が良好にコントラスト表示されない場合があり得る。このような血管50の2次元可視画像に基づいて診断を行った場合には、血管50の異常個所を見落として誤診断の原因になる虞がある。
〈3−2〉そこで、本発明を適用した医用画像生成装置1においては、ウインドウ値・ウインドウ幅設定手段22により、上記ステップS2で抽出された血管50の画像データ群を基にして、起始部SPからの距離に応じたウインドウ幅WWおよびウインドウ値WLを設定する(ウインドウ値・ウインドウ幅設定ステップ;図3のステップS32参照)。
ここで、ウインドウ幅WWの設定方法について、図7を参照しながら具体的に説明する。この図7には、ウインドウ幅WWの設定例を2つ示している。1つ目の設定例としてのウインドウ幅設定直線Jは、起始部SPからの距離に対して略反比例するようにウインドウ幅WWを簡易的に設定するための直線である。このウインドウ幅設定直線Jは、例えば起始部SPにおける血管径と末梢部EPにおける血管径とを算出しておき、起始部SPと末梢部EPとの間の中間部分の血管径が一定の割合で変化するという仮定に基づいて決定される。
2つ目の設定例としてのウインドウ幅設定曲線Kは、xを起始部SPからの距離、aを湾曲度(曲率に相当する値)を表す係数、f(x)を起始部SPから距離xの位置におけるウインドウ幅WWとしたとき、以下の式(1)として表される。
f(x)=exp(−(a×x)) (1)
生体内には様々な血管が走行しているが、起始部からの距離に対して血管径が式(1)で近似されるものが多くあり、上式によっておおよその血管径を反映させたウインドウ幅WWを設定できる。また、ウインドウ幅設定直線Jおよびウインドウ幅設定曲線Kの設定に際して、血管径以外にも例えば血栓や瘤等の血液の流れに抵抗となる部位がある場合には、この部位も考慮して設定することが好ましい。一方、ウインドウ値WLは、例えば図4(b)に示すグラフAや図7に示すウインドウ幅設定直線Jに基づいて設定することが可能である。
〈3−3〉反映手段23により、ステップS3において設定されたウインドウ幅WWおよびウインドウ値WLを、ステップS32において生成された2次元可視画像に反映させる(反映ステップ;図3のステップS33参照)。このようにすることで、芯線51に沿う方向へのコントラストの差を小さくして、起始部SPから末梢部EPまでの全長に亘って読影しやすくした血管50の2次元可視画像を生成できる。
ここでは、ウインドウ値WLに関しては図4(b)に示すグラフAを適用し、ウインドウ幅WWに関しては図7に示すウインドウ幅設定直線Jを適用して設定する場合について説明する。起始部SP近傍の区間Cの表示については、グラフAに基づいてウインドウ値WLが、この区間Cにおける血管50の平均信号値に近い値(例えば400)に設定される(図8(a)参照)。また、ウインドウ幅設定直線Cに基づいてウインドウ幅WWが、血管50を読影可能にコントラスト表示させるために比較的大きな値(例えば800)に設定される。このように、区間Cの表示に関するウインドウ幅WWを比較的大きく設定することで、血管50の起始部SPと周辺組織とを区別するようにコントラスト表示できるとともに、血管50の異常個所も良好にコントラスト表示することができる。なお、本実施形態では、ウインドウ幅設定直線Jを適用することでウインドウ幅WWを設定する例について説明しているが、ウインドウ幅設定曲線Kを適用することでウインドウ幅WWを設定することも可能である。
一方、末梢部EP近傍の区間Iの表示については、グラフAに基づいてウインドウ値WLが、この区間Iにおける血管50の平均信号値に近い値(例えば10)に設定される(図8(b)参照)。また、ウインドウ幅設定直線Jに基づいてウインドウ幅WWが、血管50を読影可能に表示させるために比較的小さな値(例えば20)に設定される。このように、区間Jの表示に関するウインドウ幅WWを比較的小さく設定することで、血管50の平均信号値と周辺組織の信号値とが同レベルであるとしても、これらの微小な信号値の差に基づいて良好なコントラストが得られるように表示させることが可能になる。そのため、血管50の末梢部EPと周辺組織とを区別して表示できるとともに、血管50の異常個所も良好にコントラスト表示することができる。
以上においては区間Cおよび区間Iについて説明したが、その他の区間D〜Hについても同様に、グラフAを適用して起始部SPからの距離に応じたウインドウ値WLを設定するとともに、ウインドウ幅設定直線Jを適用して起始部SPからの距離に応じたウインドウ幅WWを設定する。そうすることで、区間C〜区間Iにおける血管50の各々を同程度のコントラストで表示することができる。すなわち、区間C〜Iにおける血管50のコントラストの差を小さくして、血管50を全長に亘って読影しやすくした2次元可視画像を生成できる。
〈4〉上記ステップS33においてウインドウ幅WWおよびウインドウ値WLを反映させて生成された2次元可視画像を、制御部11から画像表示装置2へ出力する(可視画像出力ステップ;図2のステップS4参照)。こうすることで、芯線51に沿うコントラストの差を小さくして、起始部SPから末梢部EPまでの全長に亘って読影しやすい血管50の2次元可視画像が、画像表示装置2に表示される。このようにして画像表示装置2に表示された2次元可視画像を読影することで、血管50の異常個所を的確に見つけ出すことが可能になり、誤診断の可能性を大幅に低減できる。この可視画像出力ステップが実行されることで、このフローは終了する。
ここで、説明の便宜のために、実際に得られた画像データに係る血管50を3つの区間に分けた場合の処理について、図9を参照して概念的に説明する。図9には、ウインドウ値WLおよびウインドウ幅WWの異なる2次元可視画像81〜83を各々抜き取って順次繋ぎ合わせる処理を行うことで、直線状に伸展させて平面上に投影された血管80を、全長に亘って読影に適したコントラストで表示させる例を示している。2次元可視画像81は、血管80の起始部近傍が読影に適したコントラストで表示されているものの、血管80の末梢部近傍と周辺組織との境界が不鮮明になっている。2次元可視画像82は、血管80の起始部近傍において白とびが発生して(飽和状態に達して)読影に適しておらず、また、血管80の末梢部近傍と周辺組織との境界が不鮮明になっているものの、起始部と末梢部との中間部分は読影に適したコントラストで表示されている。2次元可視画像83は、血管80の起始部から中間部分において白とびが発生して読影に適していないものの、血管80の末梢部近傍が読影に適したコントラストで表示されている。
このような場合に、読影に適した2次元可視画像81における起始部近傍、2次元可視画像82における中間部分、および2次元可視画像83における末梢部近傍を順次繋ぎ合わせる処理を行うことで、2次元可視画像90を生成する。こうすることで、起始部から末梢部に亘る全長が読影に適したコントラストとなった血管80を含んだ2次元可視画像90を生成できる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、種々に態様を変更することが可能である。
上述の実施形態においては、StraightenedCPR法を適用して2次元可視画像を生成する場合を例示したが、StraightenedCPR法に代えて例えばProjectedCPR法やStretchedCPR法を適用して2次元可視画像を生成することも可能である。
上述の実施形態では、ウインドウ幅WWおよびウインドウ値WLの両方を変化させる例について説明したが、本発明はこの例に限定して解釈されるものではない。例えば、ウインドウ値WLを一定にしておいてウインドウ幅WWのみを変化させる構成や、ウインドウ幅WWを一定にしておいてウインドウ値WLのみを変化させる構成によっても、血管50を全長に亘って読影しやすくした2次元可視画像を生成可能である。
上述の実施形態では、ウインドウ幅WWの設定に関して、図7に示すウインドウ幅設定直線Jおよびウインドウ幅設定曲線Kを例示したが、この2つを次のように使い分けることも可能である。例えば人間ドックのように、血管50の異常個所の有無を大まかに観察する場合には、ウインドウ幅設定直線Jに基づいてウインドウ幅WWを簡易に設定することで、血管50と周辺組織とが良好に識別できるコントラストを有する2次元可視画像を生成することが好ましい。一方、血管50の異常個所を精密に観察する場合には、ウインドウ幅設定曲線Kに基づいて血管径を正確に反映させたウインドウ幅WWを設定することで、血管50と周辺組織とが識別でき且つ血管50の異常個所が良好にコントラスト表示された2次元可視画像を生成することが好ましい。
上述の実施形態では、主としてCT装置またはMRI装置により得られた画像データを用いる場合について説明しているが、本発明は、他の画像撮像装置により得られた3次元画像データを用いる場合にも適用可能である。
1 医用画像生成装置
2 画像表示装置
3 操作装置
4 画像撮像装置(医用画像撮像装置)
11 制御部
12 画像データ記憶部
13 可視画像記憶部
14 可視画像出力インタフェース
15 操作入力インタフェース
16 画像データ入力インタフェース
20 データ抽出手段
21 投影手段
22 ウインドウ値・ウインドウ幅設定手段
23 反映手段
50 血管
51 芯線
80 血管
81 2次元可視画像
82 2次元可視画像
83 2次元可視画像
90 2次元可視画像
EP 末梢部
J ウインドウ幅設定直線
K ウインドウ幅設定曲線
2次元平面
3次元空間
SP 起始部
WL ウインドウ値
WW ウインドウ幅
〈3−3〉反映手段23により、ステップS32において設定されたウインドウ幅WWおよびウインドウ値WLを、ステップS31において生成された2次元可視画像に反映させる(反映ステップ;図3のステップS33参照)。このようにすることで、芯線51に沿う方向へのコントラストの差を小さくして、起始部SPから末梢部EPまでの全長に亘って読影しやすくした血管50の2次元可視画像を生成できる。

Claims (6)

  1. 医用画像撮像装置により撮像して取得された3次元医用画像データに基づき、注目部位の2次元観察用画像を生成する医用画像生成装置であって、
    前記3次元医用画像データから、造影剤が投与された血管の3次元データを該血管の芯線における起始部からの距離に対応付けて抽出するデータ抽出手段と、
    前記データ抽出手段により抽出された前記3次元データを、画像空間内の所定の平面上に投影して前記血管の2次元観察用画像を生成する投影手段と、
    前記投影手段により生成された前記血管の2次元観察用画像のウインドウ幅を、該血管の長さ方向各位置におけるコントラストの差が小さくなるように、前記芯線における前記起始部からの距離に基づいて設定するウインドウ幅設定手段と、を備えたことを特徴とする医用画像生成装置。
  2. 前記ウインドウ幅設定手段は、前記距離に対して反比例するよう前記ウインドウ幅を設定することを特徴とする請求項1記載の医用画像生成装置。
  3. 前記ウインドウ幅設定手段は、次式を満たすように前記ウインドウ幅を設定することを特徴とする請求項1記載の医用画像生成装置。
    f(x)=exp(−(a×x))
    ここで、xは前記距離であって正の値、aは係数、f(x)は前記距離がxの位置における前記ウインドウ幅である。
  4. 前記投影手段は、StraightenedCPR法であって、前記血管の信号値を投影方向に積算して前記所定の平面上に投影する、該投影方向における該血管の最大信号値を該所定の平面上に投影する、または該投影方向における該血管の最小信号値を該所定の平面上に投影することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の医用画像生成装置。
  5. 医用画像撮像装置により撮像して取得された3次元医用画像データに基づき、注目部位の2次元観察用画像を生成する処理をコンピュータにおいて実行せしめる医用画像生成プログラムであって、
    前記3次元医用画像データから、造影剤が投与された血管の3次元データを該血管の芯線における起始部からの距離に対応付けて抽出するデータ抽出ステップと、
    前記データ抽出ステップにより抽出された前記3次元データを、画像空間内の所定の平面上に投影して前記血管の2次元観察用画像を生成する投影ステップと、
    前記投影ステップにより生成された前記血管の2次元観察用画像のウインドウ幅を、該血管の長さ方向各位置におけるコントラストの差が小さくなるように、前記芯線における前記起始部からの距離に基づいて設定するウインドウ幅設定ステップと、をコンピュータにおいて実行せしめることを特徴とする医用画像生成プログラム。
  6. 医用画像撮像装置により撮像して取得された3次元医用画像データに基づき、注目部位の2次元観察用画像を生成する医用画像生成方法であって、
    前記3次元医用画像データから、造影剤が投与された血管の3次元データを該血管の芯線における起始部からの距離に対応付けて抽出するデータ抽出処理と、
    前記データ抽出処理により抽出された前記3次元データを、画像空間内の所定の平面上に投影して前記血管の2次元観察用画像を生成する投影処理と、
    前記投影処理により生成された前記血管の2次元観察用画像のウインドウ幅を、該血管の長さ方向各位置におけるコントラストの差が小さくなるように、前記芯線における前記起始部からの距離に基づいて設定するウインドウ幅設定処理と、を行うことを特徴とする医用画像生成方法。
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