JP2013128181A - 表示装置、表示方法および表示プログラム - Google Patents

表示装置、表示方法および表示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数のユーザの状況に対応して、各ユーザの好みにあった立体視映像を表示すること。
【解決手段】表示装置100は、各シャッタ付きグラス50からユーザ情報を取得して、ユーザ数を計数し、表示スケジュール144を生成する。また、表示装置100は、各ユーザ情報の視差量それぞれに対応して、映像情報142の視差量をユーザ毎に調整した調整映像情報143を生成する。そして、表示装置100は、表示スケジュールに合わせて、シャッタ付きグラス50の開閉を制御しつつ、調整映像情報143の画像を順次出力する。
【選択図】図4

Description

本発明は、表示装置等に関する。
従来、立体視映像を表示する表示装置が存在する。表示装置は、両眼視差を利用し、左右の目に強制的に違う映像を見せることで擬似的に奥行きや飛び出しがあるように脳に勘違いさせることで立体感を表現している。
両眼視差について説明する。左右に目がついている生物は同じものを見ていても左右の目で見える角度が違うため、それぞれ違う映像を見ている。この物体の見え方の違いを両眼視差という。また、視差の量を視差量という。
図35は、視差量と立体感を説明するための図である。画像1には、顔1aと太陽1bとが含まれる。画像2には、顔2aと太陽2bとが含まれる。顔1aと顔2aは同一であり、太陽1bと太陽2bは同一である。画像3は、画像1と画像2とを重ねたものである。顔1aと顔2aとの位置はそれぞれ異なっているため、視差量は3Aとなる。また、太陽1bと太陽2bとの位置はそれぞれ異なっているため、視差量は3Bとなる。
表示装置は、画像1および画像2を交互に表示し、ユーザの左目には画像1を強制的に見せ、ユーザの右目には画像2を強制的に見せると、視差量3A、3Bの影響により、顔および太陽を立体的に見せることができる。例えば、ユーザは、太陽は奥に存在し、顔は手前に存在するように感じる。このように、視差量は立体視映像における立体感に影響を与える。
ここで、立体視映像において感じる立体感には個人差がある。同じ立体視映像を視聴しても、立体感を強く感じる人と、立体感を感じにくい人がそれぞれ存在する。例えば、立体感を強く感じる人は、立体酔いを起こしやすい。立体感を感じにくい人は、飛び出した画像につよい。このような個人差に対応するべく、全ての人において効果的な立体視画像のコンテンツを作成することは非常に難しい。なるべく立体酔いが起きにくいように、視差量を少なめに調整した立体視映像のコンテンツを作成されることが一般的である。
しかし、立体感を感じにくい人から見ると、上記のように視差量を少なめに調整された立体視映像では、臨場感があまり得られず、2次元映像とほぼ変わらない映像となってしまう場合がある。この問題を解消するべく、例えば下記に示す従来技術が開示されている。
従来技術1では、表示装置とユーザが1対1という状況において、ユーザが視差量を指定し、表示装置が指定された視差量によって映像情報を変換するという技術が開示されている。また、従来技術2では、多眼式のモニタを利用し、事前にユーザの視聴位置と視差量との関係を設定しておき、各ユーザに合わせて立体視映像を表示する技術が開示されている。
特開平4−345197号公報 特開2006−262191号公報
しかしながら、上述した従来技術では、複数のユーザの状況に対応して、各ユーザの好みにあった立体視映像を表示することができないという問題があった。
例えば、従来技術1では、複数のユーザには対応しておらず、また、ユーザの場所移動には対応していない。このため、従来技術1では、ユーザが移動した場合や、ユーザが複数の場合には、ユーザ毎の好みにあった立体視映像を表示することができない。また、従来技術2では、ユーザが予め決められた視聴位置で映像を見ることが前提であるため、ユーザが移動した場合には、ユーザの好みにあった立体視映像を表示することができない。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、複数のユーザの状況に対応して、複数のユーザの好みにあった立体視映像を表示することができる表示装置、表示方法および表示プログラムを提供することを目的とする。
開示の表示装置は、取得部と、表示スケジュール生成部と、調整部と、シャッタ制御部と、映像出力部とを有する。取得部は、視差量を含んだユーザ情報を取得する。表示スケジュール生成部は、各ユーザ情報からユーザ数を計数し、該ユーザ数に基づいて各ユーザのシャッタ付きグラスの第1シャッタおよび第2シャッタを開閉するタイミングを、シャッタ付きグラス毎に示す表示スケジュールを生成する。調整部は、各ユーザ情報の視差量それぞれに対応して、映像情報に含まれる第1画像と第2画像とを組みとする複数のステレオ画像のデータをユーザ毎の視差量に合わせて変換する。シャッタ制御部は、表示スケジュールを基にして、各シャッタ付きグラスの第1シャッタおよび第2シャッタをそれぞれ制御する。映像出力部は、調整部に調整された映像情報を出力する。
開示の表示装置によれば、複数のユーザの状況に対応して、各ユーザの好みにあった立体視映像を表示することができるという効果を奏する。
図1は、シャッタ方式の仕組みを説明するための図(1)である。 図2は、シャッタ方式の仕組みを説明するための図(2)である。 図3は、シャッタ付きグラスの制御部の構成を示す図である。 図4は、本実施例1に係る表示装置の構成を示す機能ブロック図である。 図5は、本実施例1に係るユーザ情報テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図6は、本実施例1に係る映像情報のデータ構造の一例を示す図である。 図7は、調整映像情報のデータ構造の一例を示す図である。 図8は、ユーザ毎の視差量の違いを説明する図である。 図9は、表示スケジュールのデータ構造の一例を示す図である。 図10は、ユーザが追加された場合の調整部の処理を説明するための図である。 図11は、各ユーザの視差量が同じ場合の各シャッタ付きグラスの開閉状態と表示部に表示される画像との関係を示す図である。 図12は、各ユーザの視差量が異なる場合の各シャッタ付きグラスの開閉状態と表示部に表示される画像との関係を示す図である。 図13は、本実施例1に係る表示装置の処理手順を示すフローチャートである。 図14は、本実施例1において、新たなユーザ情報を取得した場合の処理手順を示すフローチャートである。 図15は、パララックスバリア方式の裸眼式モニタを説明するための図である。 図16は、レンチキュラ方式の裸眼式モニタを説明するための図(1)である。 図17は、レンチキュラ方式の裸眼式モニタを説明するための図(2)である。 図18は、外部装置の構成を示す機能ブロック図である。 図19は、本実施例2に係る表示装置の構成を示す機能ブロック図である。 図20は、本実施例2に係るユーザ情報テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図21は、本実施例2に係る領域情報のデータ構造の一例を示す図である。 図22は、第1領域情報と第2領域情報との関係を説明するための図である。 図23は、本実施例2に係る位置情報算出部の処理を説明するための図である。 図24は、ユーザが手前に移動した場合の立体感の変化を説明するための図である。 図25は、ユーザが奥に移動した場合の立体感の変化を説明するための図である。 図26は、本実施例2に係る調整部の処理を説明するための図である。 図27は、本実施例2に係る映像出力部の処理を説明するための図である。 図28は、映像出力部の切り替え処理を説明するための図(1)である。 図29は、映像出力部の切り替え処理を説明するための図(2)である。 図30は、映像出力部の切り替え処理を説明するための図(3)である。 図31は、映像出力部の切り替え処理を説明するための図(4)である。 図32は、本実施例2に係る表示装置の処理手順を示すフローチャートである。 図33は、本実施例2に係る調整部が視差量を調整する処理手順を示すフローチャートである。 図34は、表示プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。 図35は、視差量と立体感を説明するための図である。
以下に、本願の開示する表示装置、表示方法および表示プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
本実施例1に係る表示装置は、シャッタ方式の表示装置である。このシャッタ方式の表示装置は、シャッタ付きグラスと協働して、該シャッタ付きグラスを装着したユーザに立体視映像を表示する。シャッタ付きグラスは、例えば、液晶シャッタを備え、左右のグラスのシャッタを開閉することで、ユーザの左右の視界を交互に遮蔽する。
シャッタ方式によって立体視映像を表示する仕組みについて説明する。図1および図2は、シャッタ方式の仕組みを説明するための図である。図1に示すように、右目用の画像10が表示されている間は、シャッタ付きグラス50の左側の視界を遮蔽する。また、左目用の画像20が表示されている間は、シャッタ付きグラス50の右側の視界を遮蔽する。このような処理を交互に行うことで、ユーザは立体感を得ることができる。
図2は、シャッタの開閉と、映像情報30の各フレームとの関係を示している。映像情報30は、奇数フィールド31、33、35、37と偶数フィールド32、34、36、38とを交互に有しており、フィールド31〜38の順に、表示装置に画像が表示される。奇数フィールド31、33、35、37が表示される間は、シャッタ付きグラスの右側のシャッタが閉まる。偶数フィールド32、34、36、38が表示される間は、左側のシャッタが閉まる。
例えば、本実施例1に係るシャッタ付きグラス50は制御部を有しており、表示装置と協働して、シャッタの開閉制御などを行う。この制御部の構成の一例について説明する。図3は、シャッタ付きグラスの制御部の構成を示す図である。図3に示すようにシャッタ付きグラス50の制御部50aは、通信部51、記憶部52、ユーザ情報送信部53、タイミング受信部54を有する。
通信部51は、表示装置との間でデータ通信を実行する処理部である。例えば、通信部51は、通信装置に対応する。後述するユーザ情報送信部53、タイミング受信部54は、通信部51を介して、表示装置とデータの送受信を行う。
記憶部52は、ユーザ情報52aを記憶する記憶部である。記憶部52は、メモリ等の記憶装置に対応する。ユーザ情報52aは、識別情報と、視差量情報を有する。識別情報は、シャッタ付きグラス50を一意に識別する情報である。視差量情報は、ユーザ好みの視差量の情報である。ユーザは、図示しない入力部を操作して、視差量情報を適宜更新してもよい。
ユーザ情報送信部53は、記憶部52に格納されたユーザ情報52aを表示装置に送信する処理部である。例えば、ユーザ情報送信部53は、シャッタ付きグラス50が起動した場合に、ユーザ情報52aを表示装置に送信してもよい。
タイミング受信部54は、表示装置からシャッタの開閉に関する情報を受信する。タイミング受信部54は、シャッタの開閉に関する情報を基にして、シャッタ付きグラス50の左右のグラスのシャッタを交互に閉じたり開けたりする。
次に、本実施例1に係る表示装置の構成について説明する。図4は、本実施例1に係る表示装置の構成を示す機能ブロック図である。図4に示すように、この表示装置100は、通信部110、入力部120、表示部130、記憶部140、制御部150を有する。
通信部110は、シャッタ付きグラス50の通信部51とデータ通信を行う処理部である。シャッタ付きグラス50は、単体の場合もあれば、複数存在する場合もある。例えば、通信部110は、通信装置に対応する。後述する制御部150は、通信部110を介して、シャッタ付きグラス50との間でデータをやり取りする。
入力部120は、表示装置100に各種の情報を入力する入力装置である。例えば、入力部120は、キーボードやタッチパネル等に対応する。表示部130は、映像を表示する表示装置である。表示部130は、例えば、モニタや液晶パネルに対応する。
記憶部140は、ユーザ情報テーブル141、映像情報142、調整映像情報143、表示スケジュール144、共通カウンタ145を記憶する記憶部である。記憶部140は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子、またはハードディスク、光ディスクなどの記憶装置に対応する。
ユーザ情報テーブル141は、各シャッタ付きグラス50から送信されるユーザ情報を有するテーブルである。図5は、本実施例1に係るユーザ情報テーブルのデータ構造の一例を示す図である。
図5に示すように、ユーザ情報テーブル141は、識別情報と、視差量とを対応付けて保持する。例えば、識別情報「ID(Identification)1」に対応する視差量は「視差量A」となる。識別情報「ID(Identification)2」に対応する視差量は「視差量B」となる。
映像情報142は、左目用の画像情報と右目用の画像情報とを組みとするステレオ画像を複数有する情報である。図6は、本実施例1に係る映像情報のデータ構造の一例を示す図である。例えば、映像情報142は、画像40L、40R、41L、41R、42L、42R、43L、43Rを順に格納する。Lが付く画像は、左目用の画像であり、Rが付く画像は、右目用の画像である。
調整映像情報143は、ユーザ毎に視差量が調整された映像情報である。調整映像情報143は、後述する調整部153によって生成される。図7は、調整映像情報のデータ構造の一例を示す図である。図7に示すように、調整映像情報143は、画像50L、60L、50R、60R、51L、61L、51R、61Rを順に格納する。Lが付く画像は、左目用の画像であり、Rが付く画像は、右目用の画像である。また、例えば、画像50L、50R、51L、51Rは、ユーザA用に視差量が調整された画像とする。画像60L、60R、61L、61Rは、ユーザB用に視差量が調整された画像とする。
図8は、ユーザ毎の視差量の違いを説明する図である。図8に示すように、一方のユーザに見せる画像50L、50Rのステレオ画像の視差量は、視差量Aである。また、他方のユーザに見せる画像60L、60Rのステレオ画像の視差量は、視差量Bである。
表示スケジュール144は、シャッタ付きグラス50のシャッタを開閉するタイミングを示す情報である。表示スケジュール144は、後述する表示スケジュール生成部152によって生成される。図9は、表示スケジュールのデータ構造の一例を示す図である。
図9に示すように、表示スケジュール144は、シャッタ識別情報とカウンタ値により、グラスの開閉を指定する。シャッタ識別情報は、シャッタ付きグラスのシャッタを一意に識別する情報である。例えば、「ID1−左」は、ID1のシャッタ付きグラスの左側のグラスを示す。「ID1−右」は、ID1のシャッタ付きグラスの右側のグラスを示す。
図9に示す例では、カウンタ値「1」のタイミングで、ID1のシャッタ付きグラスの左側のシャッタが開き、他のグラスは全て閉められる。また、カウンタ値「2」のタイミングで、ID1のシャッタ付きグラスの右側のシャッタが開き、他のグラスは全て閉められる。
共通カウンタ145は、調整映像情報143を出力するタイミングと、シャッタの開閉を制御するタイミングとを合わせるためのカウンタである。例えば、共通カウンタ145の初期値は「1」である。後述する共通カウンタ管理部156が、共通カウンタ145に値を1ずつ加算する。
制御部150は、取得部151、表示スケジュール生成部152、調整部153、シャッタ制御部154、映像出力部155、共通カウンタ管理部156を有する。制御部150は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)や、FPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積装置に対応する。また、制御部150は、例えば、CPUやMPU(Micro Processing Unit)等の電子回路に対応する。
取得部151は、各シャッタ付きグラス50からそれぞれユーザ情報を取得する処理部である。取得部151は、取得したユーザ情報をユーザ情報テーブル141に登録する。
表示スケジュール生成部152は、表示スケジュール144を生成する処理部である。以下において、表示スケジュール生成部152の処理について具体的に説明する。
まず、各視差量が全て同じ場合の、表示スケジュール生成部152の処理について説明する。この場合には、各シャッタ付きグラス50の左側のグラスおよび右側のグラスがそれぞれ同期して、開閉を繰り返すように、表示スケジュール144を生成する。
次に、各視差量がそれぞれ異なる場合の、表示スケジュール生成部152の処理について説明する。
表示スケジュール生成部152は、ユーザ情報テーブル141に基づいて、ユーザ数Mを計数する。例えば、表示スケジュール生成部152は、ユーザ情報テーブル141に記録されたレコード数を、ユーザ数として計数する。ユーザ情報テーブル141に、識別情報と視差量との組みのレコードが2つ記録されている場合には、ユーザ数は2となる。
表示スケジュール生成部152は、ユーザ数Mを計数した後に、オン(ON)時間およびオフ(OFF)時間を計算する。表示スケジュール生成部152は、式(1)により、オン時間を計算する。表示スケジュール生成部152は、式(2)により、オフ時間を計算する。式(1)、(2)において、Nは、1秒間に表示可能なフレーム数(fps)である。Mは、ユーザ数である。Kは、カウンタ周波数(Hz)である。
オン時間=K/N・・・(1)
オフ時間=(K/N)×((M−1)×2+1)・・・(2)
表示スケジュール生成部152は、オン時間およびオフ時間を計算した後に、表示スケジュール144を生成する。ここでは、識別情報「ID1」のシャッタ付きグラスと、識別情報「ID2」のシャッタ付きグラスが起動している場合について説明する。ここで、識別情報「ID1」のシャッタ付きグラスの左側のグラスのシャッタ識別情報を「ID1−左」とし、右側のグラスのシャッタ識別情報を「ID1−右」とする。識別情報「ID2」のシャッタ付きグラスの左側のグラスのシャッタ識別情報を「ID2−左」とし、右側のグラスのシャッタ識別情報を「ID2−右」とする。
表示スケジュール生成部152は、各カウンタ値において、単一のシャッタ識別情報のグラスのみオンとなり、その他のグラスがオフとなるように、表示スケジュール144を生成する。また、オンとなる順番は、「ID1−左」、「ID1−右」、「ID2−左」、「ID2−右」の順となる。「ID2−右」の次は、「ID1−左」となり、かかる順を繰り返す。表示スケジュール生成部152は、連続してオンとなる時間を、式(1)で求めた値とする。表示スケジュール生成部152は、連続してオフとなる時間を、式(2)で求めた値とする。
ところで、表示スケジュール生成部152は、ユーザ情報テーブル141を監視し、新たなユーザ情報が追加されたか否かを判定する。新たなユーザ情報が、ユーザ情報テーブル141に追加された場合には、新規のユーザが追加されたことを意味する。
表示スケジュール生成部152は、新規のユーザが追加された場合には、ユーザ数を計数し直し、式(1)、(2)により、オン時間およびオフ時間を計算し直す。そして、表示スケジュール生成部152は、新たなシャッタ識別子を考慮して、表示スケジュール144を更新する。
例えば、表示スケジュール生成部152は、「ID3−左」、「ID3−右」を加え、「ID1−左」、「ID1−右」、「ID2−左」、「ID2−右」、「ID3−左」、「ID3−右」の順に、オンとなるように、表示スケジュールを生成する。
調整部153は、ユーザ情報テーブル141を基にして、映像情報142から調整映像情報143を生成する処理部である。ここでは一例として、ユーザ数が「2」の場合について説明を行う。
まず、各ユーザの視差量が等しい場合の処理について説明する。各視差量を視差量Aとする。この場合には、調整部153は、映像情報142に含まれる各ステレオ画像について、ステレオ画像の左側の画像の物体と、右側の画像の物体との視差量を、視差量Aに設定することで、調整映像情報143を生成する。
各ユーザの視差量が異なる場合について説明する。一方の視差量を視差量Aとし、他方の視差量を視差量Bとする。調整部153は、映像情報142に含まれるステレオ画像を、ユーザ数分複製する。そして、調整部153は、各ユーザの視差量に対応して、左側の画像に含まれる物体と、右側の画像に含まれる物体との視差量を調整することで、調整映像情報143を生成する。
例えば、調整部153は、映像情報142の画像40L、40Rの組みを複製し、画像50L、50Rの組みと、画像60L、60Rの組みとを生成する。調整部153は、画像50Lの物体と、画像50Rの物体との視差量を視差量Aに設定する。調整部153は、画像60Lの物体と、画像60Rの物体との視差量を視差量Bに設定する。調整部153は、画像50L、60L、50R、60Rの順に画像を並べる。調整部153は、他のステレオ画像となる、41L、41Rの組み、42L、42Rの組み、43L、43Rの組みに対しても同様の処理を繰り返し実行することで、調整映像情報143を生成する。
ところで、調整部153は、ユーザ情報テーブル141を監視し、新たなユーザ情報が追加されたか否かを判定する。新たなユーザ情報が、ユーザ情報テーブル141に追加された場合には、例えば、調整部153は、図10に示すような処理を行い、調整映像情報143を生成する。図10は、ユーザが追加された場合の調整部の処理を説明するための図である。ここでは説明の便宜上、ユーザ数が1であった後に、ユーザ数が2になった場合について説明する。また、各視差量をそれぞれ視差量A、視差量Bとする。
図10に示すように、調整部153は、映像情報142の画像40Lから画像50L、60Lを生成する。調整部153は、映像情報142の画像40Rから画像50R、60Rを生成する。調整部153は、映像情報142の画像42Lから画像51L、61Lを生成する。調整部153は、映像情報142の画像42Rから画像51R、61Rを生成する。
調整部153は、画像50Lの物体と、画像50Rの物体との視差量を視差量Aに調整する。調整部153は、画像51Lの物体と、画像51Rの物体との視差量を視差量Aに調整する。調整部153は、画像60Lの物体と、画像60Rの物体との視差量を視差量Bに調整する。調整部153は、画像61Lの物体と、画像61Rの物体との視差量を視差量Bに調整する。
そして、調整部153は、50L、60L、50R、60R、51L、61L、51R、61Rの順に、各画像を並べることで、調整映像情報153を生成する。
シャッタ制御部154は、共通カウンタ145の値と、表示スケジュール144とを基にして、シャッタの開閉に関する情報を、各シャッタ付きグラス50に送信することで、シャッタ付きグラス50の各シャッタの開閉を制御する処理部である。
表示スケジュール144を図9に示すものとして、シャッタ制御部154の処理について説明する。
共通カウンタ145の値が「1」の場合について説明する。シャッタ制御部154は、識別情報「ID1」のシャッタ付きグラス50に、左側のグラスを開け、右側のグラスを閉じる旨の情報を送信する。シャッタ制御部154は、識別情報「ID2」のシャッタ付きグラスに、左右のグラスを閉じる旨の情報を送信する。
共通カウンタ145の値が「2」の場合について説明する。シャッタ制御部154は、識別情報「ID1」のシャッタ付きグラス50に、左側のグラスを閉め、右側のグラスを開ける旨の情報を送信する。シャッタ制御部154は、識別情報「ID2」のシャッタ付きグラスに、左右のグラスを閉じる旨の情報を送信する。以下同様にして、シャッタ制御部154は、表示スケジュール144を基にして、シャッタ付きグラス50の開閉を制御する。
映像出力部155は、共通カウンタ145の値に合わせて、順次、調整映像情報143の画像を表示部130に出力する処理部である。
調整映像情報143を図7に示すものとして、映像出力部155の処理について説明する。共通カウンタ145の値が1の場合には、映像出力部155は、画像50Lを出力する。共通カウンタ145の値が2の場合には、映像出力部155は、画像60Lを出力する。以下同様にして、映像出力部155は、共通カウンタ145の値が3〜8となるに従って、画像50R、60R、51L、61L、51R、61Rを順に出力する。
共通カウンタ管理部156は、共通カウンタ145に値を順次加算する処理部である。例えば、共通カウンタ管理部156は、1秒間にK回、共通カウンタ145の値に1を加算する。
次に、シャッタ制御部154によって制御される各シャッタ付きグラス50の開閉状態と、表示部130に表示される画像との関係について説明する。ここでは、ユーザ数を「2」とする。まず、各ユーザの視差量が同じ場合の各シャッタ付きグラスの開閉状態と表示部に表示される画像との関係を示す。次に、各ユーザの視差量が異なる場合の各シャッタ付きグラスの開閉状態と表示部に表示される画像との関係を示す。
図11は、各ユーザの視差量が同じ場合の各シャッタ付きグラスの開閉状態と表示部に表示される画像との関係を示す図である。ここでは、一方のシャッタ付きグラスを50A、他方のシャッタ付きグラスを50Bとする。
図11に示すように、シャッタ制御部154は、共通カウンタ145の値に従って、シャッタ付きグラス50A、50Bのグラスの開閉を制御する。具体的には、共通カウンタの値が「1」の場合には、シャッタ付きグラス50A、50Bの左側のグラスを開け、右側のグラスを閉める。共通カウンタの値が「2」の場合には、シャッタ付きグラス50A、50Bの左側のグラスを閉め、右側のグラスを開ける。以下同様にして、シャッタ制御部154は、シャッタ付きグラス50A、50Bのグラスの開閉を制御する。
また、映像出力部155は、共通カウンタの値に従って、調整映像情報143の各画像を順次出力する。図11に示す例では、映像出力部155は、画像70L、70R、71L、71R、72L、72R、73L、73Rの順に出力する。
図12は、各ユーザの視差量が異なる場合の各シャッタ付きグラスの開閉状態と表示部に表示される画像との関係を示す図である。図12に示すように、シャッタ制御部154は、共通カウンタの値に従って、シャッタ付きグラス50A、50Bのグラスの開閉を制御する。具体的には、共通カウンタの値が「1」の場合には、シャッタ付きグラス50Aの左側のグラスを開け、右側のグラスを閉める。また、シャッタ付きグラス50Bの左右のグラスを閉める。
共通カウンタの値が「2」の場合には、シャッタ付きグラス50Aの左右のグラスを閉める。また、シャッタ付きグラス50Bの左側のグラスを開け、右側のグラスを閉める。以下同様にして、シャッタ制御部154は、シャッタ付きグラス50A、50Bのグラスの開閉を制御する。
また、映像出力部155は、共通カウンタの値に従って、調整映像情報143の各画像を順次出力する。図12に示す例では、映像画像50L、60L、50R、60R、51L、61L、51R、61Rの順に出力する。
次に、本実施例1に係る表示装置100の処理手順について説明する。図13は、本実施例1に係る表示装置の処理手順を示すフローチャートである。図13に示す処理は、例えば、ユーザ情報を受信したことを契機として実行される。
図13に示すように、表示装置100は、ユーザ情報を取得し(ステップS101)、ユーザ数を計数する(ステップS102)。表示装置100は、表示スケジュール144を生成する(ステップS103)。
表示装置100は、ユーザ毎の視差量に基づいて、映像情報142を調整し、調整映像情報143を生成する(ステップS104)。表示装置100は、共通カウンタに従って、調整映像情報143を表示部130に出力する(ステップS105a)。また、表示装置100は、表示スケジュール144と共通カウンタ145に従って、開閉に関する情報をシャッタ付きグラスに出力する(ステップS105b)。
次に、表示装置100が、新たなユーザ情報を取得した場合の処理について説明する。図14は、本実施例1において、新たなユーザ情報を取得した場合の処理手順を示すフローチャートである。図14に示す処理は、所定の時間間隔で実行されるものとする。
図14に示すように、表示装置100は、新たなユーザ情報を取得したか否かを判定する(ステップS151)。表示装置100は、新たなユーザ情報を取得していない場合には(ステップS151,No)、処理を終了する。
表示装置100は、新たなユーザ情報を取得した場合には(ステップS151,Yes)、ユーザ数を計数する(ステップS152)。表示装置100は、表示スケジュール144を更新し(ステップS153)、調整映像情報143を更新する(ステップS154)。
次に、本実施例1に係る表示装置100の効果について説明する。表示装置100は、各シャッタ付きグラス50からユーザ情報を取得して、ユーザ数を計数し、表示スケジュール144を生成する。また、表示装置100は、各ユーザ情報の視差量それぞれに対応して、映像情報142の視差量をユーザ毎に調整した調整映像情報143を生成する。そして、表示装置100は、表示スケジュール144に合わせて、シャッタ付きグラス50の開閉を制御しつつ、調整映像情報143の画像を順次出力する。このため、表示装置100によれば、複数のユーザの状況に対応して、各ユーザの好みにあった立体視映像を表示することができる。
また、表示装置100によれば、新たなユーザが追加された場合に、映像情報142から調整映像情報143を再度生成すると共に、表示スケジュール144を更新する。このため、表示装置100によれば、ユーザ数が変動した場合であっても、かかる変動に対応し、各ユーザの好みにあった立体視映像を表示することができる。
本実施例2に係る表示装置は、裸眼式モニタを利用する表示装置である。例えば、裸眼式モニタには、パララックスバリア方式とレンチキュラ方式などの裸眼式モニタがある。まず、パララックスバリア方式の裸眼式モニタとレンチキュラ方式の裸眼式モニタについて説明する。
図15は、パララックスバリア方式の裸眼式モニタを説明するための図である。図15に示すように、パララックスバリア方式の裸眼式モニタは、液晶モニタ5eの前に複数のバリア5aおよびスリット5bを配置する。このように、バリア5aおよびスリット5bを配置すると、右目と左目では、見える領域が異なる。図15に示す例では、領域5cは、左目で見ることができ、領域5dは、右目で見ることができる。液晶モニタ5eに表示される画像をある距離から見ると左右の目に別々の画像を分離して提示することができ、両眼視差を発生させることができる。
図16および図17は、レンチキュラ方式の裸眼式モニタを説明するための図である。図16に示すように、レンチキュラ方式の裸眼式モニタは、液晶モニタ6aの前にレンチキュラ6bを配置する。図17に示すように、レンチキュラ6bは、半楕円形状の凸レンズを有する。レンチキュラ6bによる光の屈折で、右目と左目では、見える領域が異なる。図16に示す例では、領域6cは右目で見ることができ、領域6dは左目で見ることができる。このように、レンチキュラ方式でも、左右それぞれ異なる視覚を得ることができ、両眼視差を発生させることができる。
ここで、パララックスバリア方式およびレンチキュラ方式の各方式とも、同じフレームにおいて、縦に交互に左右の絵を並べて表示をする。下記に示す表示装置は、一例として、レンチキュラ方式を利用する表示装置であるが、レンチキュラ方式の代わりに、パララックスバリア方式を利用しても構わない。
本実施例2に係る表示装置について説明する。本実施例2に係る表示装置は、外部装置と協働して、ユーザに立体視映像を表示する。
外部装置の構成の一例について説明する。図18は、外部装置の構成を示す機能ブロック図である。図18に示すように、外部装置200は、通信部201、記憶部202、ユーザ情報送信部203、赤外線出力部204、赤外線制御部205を有する。
通信部201は、表示装置との間でデータ通信を実行する処理部である。例えば、通信部201は、通信装置に対応する。後述するユーザ情報送信部203、赤外線制御部205は、通信部201を介して、表示装置とデータ通信を実行する。
記憶部202は、ユーザ情報202aを記憶する記憶部である。記憶部202は、メモリ等の記憶装置に対応する。ユーザ情報202aは、識別情報と、視差量情報を有する。識別情報は、外部装置200を一意に識別する情報である。視差量情報は、ユーザ好みの視差量の情報である。ユーザは、図示しない入力部を操作して、視差量情報を適宜更新してもよい。
ユーザ情報送信部203は、記憶部202に格納されたユーザ情報202aを表示装置に送信する処理部である。例えば、ユーザ情報送信部203は、外部装置200が起動した場合に、ユーザ情報202aを送信してもよい。
赤外線出力部204は、赤外線制御部205の指示に応じて、赤外線を出力する装置である。赤外線制御部205は、赤外線出力部204に赤外線を出力させる処理部である。赤外線制御部205は、赤外線を出力した場合に、赤外線を出力した出力時間の情報を表示装置に送信する。赤外線制御部205は、所定の時間間隔で、赤外線出力部204に赤外線を出力させても良い。または、赤外線制御部205は、表示装置からの指示を受け付けた場合に、赤外線出力部204に赤外線を出力させても良い。
次に、本実施例2に係る表示装置の構成について説明する。図19は、本実施例2に係る表示装置の構成を示す機能ブロック図である。図19に示すように、表示装置300は、通信部310、赤外線受光部320a、320b、入力部330、表示部340、記憶部350、制御部360を有する。
通信部310は、外部装置200とデータ通信を行う処理部である。外部装置200は、単体の場合もあれば、複数存在する場合もある。通信部310は、通信装置に対応する。後述する制御部360は、通信部310を介して、外部装置200との間でデータをやり取りする。
赤外線受光部320a、320bは、外部装置200からの赤外線を受光する装置である。赤外線受光部320aは、赤外線を受光した場合に、受光した受光時間の情報を、位置情報算出部362に出力する。例えば、赤外線受光部320a、320bはそれぞれ、表示部340の異なる位置に配置されている。
入力部330は、表示装置300に各種の情報を入力する入力装置である。例えば、入力部330は、キーボードやタッチパネル等に対応する。表示部340は、映像を表示する表示装置である。表示部340は、例えば、モニタや液晶パネルに対応する。表示部340には、レンチキュラが配置されているものとする。
記憶部350は、ユーザ情報テーブル351、領域情報352、映像情報353、調整映像情報354を記憶する。記憶部350は、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子、またはハードディスク、光ディスクなどの記憶装置に対応する。
ユーザ情報テーブル351は、各外部装置200から送信されるユーザ情報を有するテーブルである。図20は、本実施例2に係るユーザ情報テーブルのデータ構造の一例を示す図である。
図20に示すように、ユーザ情報テーブル351は、識別情報と、視差量と、位置情報とを対応付けて保持する。識別情報は、外部装置200を一意に識別する情報である。視差量は、ユーザ好みの視差量の情報である。位置情報は、外部装置の位置を示す。位置情報は、例えば、表示装置を基準位置とする相対座標でも良い。
領域情報352は、表示部340の表示画面の領域と該領域の映像を視聴可能な裸眼式モニタの前方の領域との関係を示す情報である。図21は、本実施例2に係る領域情報のデータ構造の一例を示す図である。図21に示すように、領域情報352は、第1領域情報と第2領域情報とを対応付ける。第1領域情報は、表示部340の表示画面の領域を一意に示す情報である。第2領域情報は、表示画面前方の領域を一意に示す情報である。
図22は、第1領域情報と第2領域情報との関係を説明するための図である。図22において、10a〜10h、11a〜11h、12a〜12h、13a〜13hは、第1領域情報に対応する。14a〜14hは、第2領域情報に対応する。ここで、10a、11a、12a、13aの領域の映像は、第2領域14aによって見ることができる。10b、11b、12b、13bの領域の映像は、第2領域14bによって見ることができる。10c、11c、12c、13cの領域の映像は、第2領域14cによって見ることができる。10d、11d、12d、13dの領域の映像は、第2領域14dによって見ることができる。10e、11e、12e、13eの領域の映像は、第2領域14eによって見ることができる。10f、11f、12f、13fの領域の映像は、第2領域14fによって見ることができる。10g、11g、12g、13gの領域の映像は、第2領域14gによって見ることができる。10h、11h、12h、13hの領域の映像は、第2領域14hによって見ることができる。
10a〜10h、12a〜12hの領域の映像は、該当する領域に位置するユーザの右目で見ることができるものとする。また、11a〜11h、13a〜13hの領域の映像は、該当する領域に位置するユーザの左目で見ることができるものとする。
映像情報353は、左目用の画像情報と右目用の画像情報とを組みとするステレオ画像を複数有する情報である。映像情報353のデータ構造は、例えば、実施例1に示した映像情報142と同様である。
調整映像情報354は、ユーザ毎に視差量が調整された映像情報である。調整映像情報354は、後述する調整部363によって生成される。調整映像情報354のデータ構造は、例えば、実施例1に示した調整映像情報143と同様である。
制御部360は、取得部361、位置情報算出部362、調整部363、映像出力部364を有する。制御部360は、例えば、ASICや、FPGAなどの集積装置に対応する。また、制御部360は、例えば、CPUやMPU等の電子回路に対応する。
取得部361は、外部装置200からユーザ情報を取得する処理部である。取得部361は、取得したユーザ情報をユーザ情報テーブル351に登録する。また、取得部361は、外部装置200から、赤外線の出力時間の情報を取得した場合には、出力時間の情報を、位置情報算出部362に出力する。
位置情報算出部362は、外部装置200の位置を算出する処理部である。位置情報算出部362は、算出した位置情報をユーザ情報テーブル351に、識別情報と対応付けて登録する。
位置情報算出部362の処理の一例について説明する。図23は、本実施例2に係る位置情報算出部の処理を説明するための図である。位置情報算出部362は、取得部361から出力時間の情報を取得する。また、位置情報算出部362は、赤外線受光部320a、320bから、受光時間の情報を取得する。
位置情報算出部362は、赤外線受光部320aの受光時間および出力時間の差分時間と、赤外線の速度とを基にして、距離15aを算出する。また、位置情報算出部362は、赤外線受光部320bの受光時間および出力時間の差分時間と、赤外線の速度とを基にして、距離15bを算出する。位置情報算出部362は、赤外線受光部320aの位置を中心とする距離15aの円と、赤外線受光部320bの位置を中心とする距離15bの円との交点を、外部装置200の位置として算出する。
調整部363は、ユーザ情報テーブル351を基にして、映像情報353から調整映像情報354を生成する処理部である。例えば、調整部363は、実施例1に示した調整部153と同様の処理を行い、調整映像情報354を生成する。
また、上記の処理に加えて、調整部363は、ユーザの位置の変化に応じて、視差量を調整する。例えば、調整部363は、外部装置200の位置情報の変化を参照して、ユーザの位置の変化を検出する。まず、ユーザが手前に移動した場合と、奥に移動した場合の立体感の変化について説明する。
図24は、ユーザが手前に移動した場合の立体感の変化を説明するための図である。図24に示すように、ユーザが手前に移動すると、20Aから20Bに示すものとなる。このように変化すると、視差量は同じでも、臨場感が大きくなる。映像によっては飛び出した映像になる可能性もある。このような場合には、図24の20Cに示すように、調整部363は、視差量を所定の値だけ大きくなるように調整し直す。このように、調整部363が、視差量を調整することで、立体感が適切なものとなる。
図25は、ユーザが奥に移動した場合の立体感の変化を説明するための図である。図25に示すように、ユーザが奥に移動すると、30Aから30Bに示すものとなる。このように変化すると、視差量は同じでも、臨場感のない立体視映像になってしまう。このような場合には、図25の30Cに示すように、調整部363は、視差量を所定の値だけ小さくなるように調整し直す。このように、調整部363が、視差量を調整することで、立体感が適切なものとなる。
ここで、調整部363が視差量を調整する処理の一例について説明する。図26は、本実施例2に係る調整部の処理を説明するための図である。図26では一例として、ユーザは、基準視聴位置40Aから移動位置40Bに移動する。図26において、50Aは、表示部340のスクリーン面である。d1は、スクリーン面50Aから基準視聴位置40Aまでの距離である。d2は、スクリーン面50Aから移動位置40Bまでの距離である。αは、基準視聴位置40Aでスクリーン面50A上の物体を見る場合の輻輳角である。Xは、ユーザの移動により調整する視差量の値である。例えば、図26より、式(3)の関係が成り立つので、調整すべき視差量Xは、式(4)によって表される。このため、例えば、基準視聴位置40Aでの視差量を視差量Aとすると、移動位置40Bでの調整後の視差量Aは、式(5)によって表すことができる。調整部363は、求めた調整後の視差量となるように、調整映像情報354を調整する。
Figure 2013128181
Figure 2013128181
Figure 2013128181
映像出力部364は、ユーザ情報テーブル351と、領域情報352とを基にして、各ユーザに対する表示ラインを決定し、該当する調整映像情報354を、表示部340の表示ラインに表示させる。
ここで、映像出力部364の処理の一例について説明する。図27は、本実施例2に係る映像出力部の処理を説明するための図である。ここでは一例として、領域14cに外部装置200Aが位置し、領域14gに外部装置200Bが位置するものとする。また、外部装置200Aに対する視差量を視差量Aとし、外部装置200Bに対する視差量を視差量Bとする。
領域14cによって視聴可能な、表示部340の領域は、領域10c、11c、12c、13cである。このため、映像出力部364は、視差量Aに調整した調整映像情報354を、表示部の領域10c、11c、12c、13cに表示させる。
領域14gによって視聴可能な、表示部340の領域は、領域10g、11g、12g、13gである。このため、映像出力部364は、視差量Bに調整した調整映像情報354を、表示部の領域10g、11g、12g、13gに表示させる。
なお、映像出力部364は、ユーザ数に応じて、表示させる領域を変更してもよい。例えば、外部装置200Aのみ存在し、ユーザ数が1の場合には、映像出力部364は、領域10a〜10h、11a〜11h、12a〜12h、13a〜13hに、視差量Aに調整した調整映像情報354を表示させても良い。
また、図27のように、外部装置200A、200Bが存在する場合でも、下記のように映像出力部364は、調整した映像情報を表示部に出力しても良い。すなわち、映像出力部364は、視差量Bに調整した調整映像情報354を、表示部の領域10f〜10h、11f〜11h、12f〜12h、13f〜13hに表示させる。その一方で、映像出力部364は、残りの領域に対して、視差量Aに調整した調整映像情報354を表示する。このように、表示させる領域を広めにすることで、ユーザが多少移動したとしても、各ユーザに最適な立体視映像を表示させることができる。
ところで、映像出力部364は、ユーザ情報テーブル351を監視し、調整映像情報354を出力する領域を切り替える。図28〜図31は、映像出力部の切り替え処理を説明するための図である。
図28について説明する。ここでは、外部装置200Aから送信されるユーザ情報の視差量を視差量Aとする。外部装置200Aは、領域14dに存在するものとする。映像出力部364は、視差量が視差量Aに調整された調整映像情報354を、領域10a〜10h、11a〜11h、12a〜12h、13a〜13hに表示する。
図29について説明する。図28と比較して、外部装置200Bが、領域14gに新たに存在している。外部装置200Bから送信されるユーザ情報の視差量を視差量Bとする。映像出力部364は、視差量が視差量Aに調整された調整映像情報354を、領域10a〜10e、11a〜11e、12a〜12e、13a〜13eに表示する。映像出力部364は、視差量が視差量Bに調整された調整映像情報354を、10f〜10h、11f〜11h、12f〜12h、13f〜12hに表示する。
図30について説明する。図29と比較して、外部装置200Cが、領域14bに新たに存在している。外部装置200Cから送信されるユーザ情報の視差量を視差量Cとする。映像出力部364は、視差量が視差量Aに調整された調整映像情報354を、領域10d、10e、11d、11e、12d、12e、13d、13eに表示する。映像出力部364は、視差量が視差量Bに調整された調整映像情報354を、10f〜10h、11f〜11h、12f〜12h、13f〜12hに表示する。映像出力部364は、視差量が視差量Cに調整された調整映像情報354を、10a〜10c、11a〜11c、12a〜12c、13a〜13cに表示する。
次に、図29の状態から、外部装置200Bが領域14bに移動した場合について説明する。図31に示すように、映像出力部364は、視差量が視差量Aに調整された調整映像情報354を、領域10d〜10h、11d〜11h、12d〜12h、13d〜13hに表示する。映像出力部364は、視差量が視差量Bに調整された調整映像情報354を、領域10a〜10c、11a〜11c、12a〜12c、13a〜13cに表示する。
次に、本実施例2に係る表示装置300の処理手順について説明する。図32は、本実施例2に係る表示装置の処理手順を示すフローチャートである。例えば、図32に示す処理は、ユーザ情報を受信したことを契機として実行される。
図32に示すように、表示装置300は、ユーザ情報を取得し(ステップS201)、ユーザの位置を算出する(ステップS202)。表示装置300は、各ユーザの位置情報に基づいて、表示ラインを決定する(ステップS203)。
表示装置300は、最も安全な視差量を特定し(ステップS204)、視差量に基づいて、映像情報353を調整し、調整映像情報354を生成する(ステップS205)。そして、表示装置300は、調整映像情報354を、表示部340に出力する(ステップS206)。
次に、調整部363が、視差量を調整する処理手順について説明する。図33は、本実施例2に係る調整部が視差量を調整する処理手順を示すフローチャートである。図33に示す処理は、例えば、所定の時間毎に繰り返し実行される。
図33に示すように、調整部363は、ユーザ情報テーブル351を参照し(ステップS251)、ユーザの視聴位置が変化したか否かを判定する(ステップS252)。調整部363は、ユーザの視聴位置が変化していない場合には(ステップS252,No)、処理を終了する。
一方、調整部363は、ユーザの視聴位置が変化した場合には(ステップS252,Yes)、調整量Xを算出する(ステップS253)。そして、調整部363は、調整映像情報354の視差量を調整する(ステップS254)。
次に、本実施例2に係る表示装置300の効果について説明する。表示装置300は、外部装置200からユーザ情報を取得し、ユーザ情報の視差量それぞれに対応して、映像情報353の視差量をユーザ毎に調整した調整映像情報354を生成する。また、表示装置300は、ユーザの位置情報と領域情報352とを基にして、表示ラインを決定し、調整映像情報354を表示部340に出力する。このため、表示装置300によれば、裸眼式モニタを利用した場合であっても、複数のユーザの視聴状況に対応して、各ユーザの好みにあった立体視映像を表示することができる。
また、表示装置300は、新たなユーザが追加された場合に、映像情報353から調整映像情報354を再度生成すると共に、新たに追加されたユーザの位置情報と領域情報352とを基にして、調整映像情報354を出力する。このため、表示装置300によれば、ユーザ数が変動した場合であっても、かかる変動に対応し、各ユーザの好みにあった立体視映像を表示することができる。
また、表示装置300は、ユーザの位置情報が変化した場合には、位置情報の変化に対応して映像情報353を出力する。このため、表示装置300によれば、ユーザの移動に対応して、最適な立体視映像を表示することができる。
また、表示装置300は、複数のユーザが同一の領域に位置する場合には、複数のユーザに対応する視差量のうち、最小の視差量を基にしてステレオ画像の視差量を調整する。このため、表示装置300によれば、同一の領域に位置するユーザのうち、立体酔いを起こしやすい人に配慮して、立体視映像を表示することができる。
また、表示装置300は、ユーザの位置情報が前後に変化したか否かを判定し、ユーザの位置情報が前後に変化した場合には、視差量を補正し、補正した視差量を基にしてステレオ画像の視差量を調整する。このため、表示装置300によれば、ユーザが前後に移動した場合でも、ユーザが好む立体感を維持して、立体視映像を表示することができる。
ところで、実施例2の表示装置300は、外部装置200からユーザ情報を取得し、該ユーザ情報に含まれる視差量を基にして、映像情報の視差量を調整していたが、これに限定されるものではない。例えば、表示装置300は、ユーザのジェスチャを基にして、ユーザの好む視差量を判定し、映像情報の視差量を調整してもよい。
例えば、表示装置300は、カメラと、ジェスチャテーブルとを有する。カメラは、ユーザを撮影し、表示装置300は、カメラの撮影した画像に対して、従来の画像処理を行うことで、ユーザの手の動きを判定する。例えば、表示装置300は、ユーザの手が左右に動いているのか、前後に動いているのかを判定する。
ジェスチャテーブルは、手の動きと、視差量との関係を記録するテーブルである。例えば、手の動きが左右の動きであれば、視差量に所定値を加えたものを新たな視差量とする。手の動きが前後の動きであれば、視差量から所定値を差し引いたものを新たな視差量とする。
表示装置300は、ユーザの手の動きと、ジェスチャテーブルとを比較して、視差量を調整し、調整した視差量によって、映像情報353を調整する。なお、表示装置300は、更に、ユーザ固有の動きと、ユーザの視差量とを対応付けて記憶しておき、カメラの画像からユーザ固有の動きを判定し、判定した動きに対応するユーザの視差量を判定してもよい。
次に、実施例1、2に示した表示装置100、300と同様の機能を実現する表示プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図34は、表示プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
図34に示すように、コンピュータ500は、各種演算処理を実行するCPU501と、ユーザからのデータの入力を受け付ける入力装置502と、ディスプレイ503を有する。また、コンピュータ500は、記憶媒体からプログラム等を読取る読み取り装置504と、ネットワークを介して他のコンピュータとの間でデータの授受を行うインターフェース装置505とを有する。また、コンピュータ500は、他の装置と無線通信を行う通信装置506を有する。また、コンピュータ500は、各種情報を一時記憶するRAM507と、ハードディスク装置508を有する。そして、各装置501〜508は、バス509に接続される。
ハードディスク装置508は、例えば、取得プログラム508a、表示スケジュール生成プログラム508b、調整プログラム508cを有する。また、ハードディスク装置508は、シャッタ制御プログラム508d、映像出力プログラム508eを有する。CPU501は、各プログラム508a〜508eを読み出して、RAM507に展開する。
取得プログラム508aは、取得プロセス507aとして機能する。表示スケジュール生成プログラム508bは、表示スケジュール生成プロセス507bとして機能する。調整プログラム508cは、調整プロセス507cとして機能する。シャッタ制御プログラム508dは、シャッタ制御プロセス507dとして機能する。映像出力プログラム508eは、映像出力プロセス507eとして機能する。
例えば、取得プロセス507aは、取得部151に対応する。表示スケジュール生成プロセス507bは、表示スケジュール生成部152に対応する。調整プロセス507cは、調整部153に対応する。シャッタ制御プロセス507dは、シャッタ制御部154に対応する。映像出力プロセス507eは、映像出力部155に対応する。
なお、各プログラム508a〜508eについては、必ずしも最初からハードディスク装置508に記憶させておかなくてもよい。例えば、コンピュータ500に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」に各プログラムを記憶させておく。そして、コンピュータ500がこれらから各プログラム508a〜508eを読み出して実行するようにしてもよい。また、実施例2に示した表示装置300についても、表示装置100と同様にして、コンピュータ500で実行される。
以上の各実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)視差量を含んだユーザ情報を取得する取得部と、
各ユーザ情報からユーザ数を計数し、該ユーザ数に基づいて各ユーザのシャッタ付きグラスの第1シャッタおよび第2シャッタを開閉するタイミングを、シャッタ付きグラス毎に示す表示スケジュールを生成する表示スケジュール生成部と、
各ユーザ情報の視差量それぞれに対応して、映像情報に含まれる第1画像と第2画像とを組みとする複数のステレオ画像のデータをユーザ毎の視差量に合わせて変換する調整部と、
前記表示スケジュールを基にして、各シャッタ付きグラスの第1シャッタおよび第2シャッタの開閉をそれぞれ制御するシャッタ制御部と
前記調整部に調整された映像情報を出力する映像出力部と
を有することを特徴とする表示装置。
(付記2)前記取得部がユーザ情報を新たに取得した場合に、前記表示スケジュール生成部は、前記取得部が新たに取得したユーザ情報を更に利用してユーザ数を算出し、算出結果に基づいて前記表示スケジュールを更新し、前記調整部は、前記取得部が新たに取得したユーザ情報を更に利用して、前記映像情報を調整することを特徴とする付記1の表示装置。
(付記3)各ユーザの外部装置から、視差量を含んだユーザ情報を取得する取得部と、
各ユーザの外部装置を利用してユーザの位置情報を算出する位置情報算出部と、
各ユーザ情報の視差量それぞれに対して、映像情報に含まれる第1画像と第2画像とを組みとするステレオ画像のデータをユーザ毎の視差量に合わせて変換する調整部と、
裸眼式モニタの表示画面の領域および該領域の映像を視認可能な領域の関係を示す領域情報と、ユーザ毎の位置情報とを基にして、前記調整部に調整された映像情報を出力する映像出力部と
を有することを特徴とする表示装置。
(付記4)前記取得部がユーザ情報を新たに取得した場合に、前記位置情報算出部は、新たなユーザ情報を送信した外部装置を利用して、新たなユーザの位置情報を算出し、前記調整部は、新たなユーザの視差量を更に利用して映像情報を更新し、前記映像出力部は、新たなユーザの位置情報を更に利用して、前記調整部に調整された映像情報を出力することを特徴とする付記3に記載の表示装置。
(付記5)前記映像出力部は、前記位置情報算出部の算出結果を基にして、ユーザの位置情報が変化したか否かを判定し、ユーザの位置情報が変化した場合には、位置情報の変化に対応して映像情報を出力することを特徴とする付記3または4に記載の表示装置。
(付記6)前記調整部は、複数のユーザが同一の領域に位置している場合に、複数のユーザに対応する視差量のうち、最小の視差量を基にして前記ステレオ画像の視差量を調整することを特徴とする付記3、4または5に記載の表示装置。
(付記7)前記調整部は、前記位置情報算出部の算出結果を基にして、ユーザの位置情報が前後に変化したか否かを判定し、ユーザの位置情報が前後に変化した場合には、視差量を補正し、補正した視差量を基にして前記ステレオ画像の視差量を調整することを特徴とする付記3〜6のいずれか一つに記載の表示装置。
(付記8)コンピュータが実行する表示方法であって、
視差量を含んだユーザ情報を取得し、
各ユーザ情報からユーザ数を計数し、該ユーザ数に基づいて各ユーザのシャッタ付きグラスの第1シャッタおよび第2シャッタを開閉するタイミングを、シャッタ付きグラス毎に示す表示スケジュールを生成し、
各ユーザ情報の視差量それぞれに対応して、映像情報に含まれる第1画像と第2画像とを組みとする複数のステレオ画像のデータをユーザ毎の視差量に合わせて変換し、
前記表示スケジュールを基にして、各シャッタ付きグラスの第1シャッタおよび第2シャッタの開閉をそれぞれ制御し、
調整された映像情報を出力する
各処理を実行することを特徴とする表示方法。
(付記9)ユーザ情報を新たに取得した場合に、前記表示スケジュールを生成する処理は、前記新たに取得したユーザ情報を更に利用してユーザ数を算出し、算出結果に基づいて前記表示スケジュールを更新し、前記調整する処理は、前記新たに取得したユーザ情報を更に利用して、前記映像情報を調整することを特徴とする付記8に記載の表示方法。
(付記10)コンピュータが実行する表示方法であって、
各ユーザの外部装置から、視差量を含んだユーザ情報を取得し、
各ユーザの外部装置を利用してユーザの位置情報を算出し、
各ユーザ情報の視差量それぞれに対して、映像情報に含まれる第1画像と第2画像とを組みとするステレオ画像のデータをユーザ毎の視差量に合わせて変換し、
裸眼式モニタの表示画面の領域および該領域の映像を視認可能な領域の関係を示す領域情報と、ユーザ毎の位置情報とを基にして、調整された映像情報を出力する
各処理を実行することを特徴とする表示方法。
(付記11)ユーザ情報を新たに取得した場合に、前記位置情報を算出する処理は、新たなユーザ情報を送信した外部装置を利用して、新たなユーザの位置情報を算出し、前記調整する処理は、新たなユーザの視差量を更に利用して映像情報を更新し、前記映像情報を出力する処理は、新たなユーザの位置情報を更に利用して、前記調整された映像情報を出力することを特徴とする付記10に記載の表示方法。
(付記12)前記映像を出力する処理は、前記位置情報を算出する処理の算出結果を基にして、ユーザの位置情報が変化したか否かを判定し、ユーザの位置情報が変化した場合には、位置情報の変化に対応して映像情報を出力することを特徴とする付記10または11に記載の表示方法。
(付記13)前記調整する処理は、複数のユーザが同一の領域に位置している場合に、複数のユーザに対応する視差量のうち、最小の視差量を基にして前記ステレオ画像の視差量を調整することを特徴とする付記10、11または12に記載の表示方法。
(付記14)前記調整する処理は、前記位置情報を算出する処理の算出結果を基にして、ユーザの位置情報が前後に変化したか否かを判定し、ユーザの位置情報が前後に変化した場合には、視差量を補正し、補正した視差量を基にして前記ステレオ画像の視差量を調整することを特徴とする付記10〜13のいずれか一つに記載の表示方法。
(付記15)コンピュータに、
視差量を含んだユーザ情報を取得し、
各ユーザ情報からユーザ数を計数し、該ユーザ数に基づいて各ユーザのシャッタ付きグラスの第1シャッタおよび第2シャッタを開閉するタイミングを、シャッタ付きグラス毎に示す表示スケジュールを生成し、
各ユーザ情報の視差量それぞれに対応して、映像情報に含まれる第1画像と第2画像とを組みとする複数のステレオ画像のデータをユーザ毎の視差量に合わせて変換し、
前記表示スケジュールを基にして、各シャッタ付きグラスの第1シャッタおよび第2シャッタの開閉をそれぞれ制御し、
調整された映像情報を出力する
各処理を実行させることを特徴とする表示プログラム。
(付記16)ユーザ情報を新たに取得した場合に、前記表示スケジュールを生成する処理は、前記新たに取得したユーザ情報を更に利用してユーザ数を算出し、算出結果に基づいて前記表示スケジュールを更新し、前記調整する処理は、前記新たに取得したユーザ情報を更に利用して、前記映像情報を調整することを特徴とする付記15に記載の表示プログラム。
(付記17)コンピュータに、
各ユーザの外部装置から、視差量を含んだユーザ情報を取得し、
各ユーザの外部装置を利用してユーザの位置情報を算出し、
各ユーザ情報の視差量それぞれに対して、映像情報に含まれる第1画像と第2画像とを組みとするステレオ画像のデータをユーザ毎の視差量に合わせて変換し、
裸眼式モニタの表示画面の領域および該領域の映像を視認可能な領域の関係を示す領域情報と、ユーザ毎の位置情報とを基にして、調整された映像情報を出力する
各処理を実行させることを特徴とする表示プログラム。
(付記18)ユーザ情報を新たに取得した場合に、前記位置情報を算出する処理は、新たなユーザ情報を送信した外部装置を利用して、新たなユーザの位置情報を算出し、前記調整する処理は、新たなユーザの視差量を更に利用して映像情報を更新し、前記映像を出力する処理は、新たなユーザの位置情報を更に利用して、前記調整された映像情報を出力することを特徴とする付記17に記載の表示プログラム。
(付記19)前記映像を出力する処理は、前記位置情報を算出する処理の算出結果を基にして、ユーザの位置情報が変化したか否かを判定し、ユーザの位置情報が変化した場合には、位置情報の変化に対応して映像情報を出力することを特徴とする付記17または18に記載の表示プログラム。
(付記20)前記調整する処理は、複数のユーザが同一の領域に位置している場合に、複数のユーザに対応する視差量のうち、最小の視差量を基にして前記ステレオ画像の視差量を調整することを特徴とする付記17、18または19に記載の表示プログラム。
(付記21)前記調整する処理は、前記位置情報を算出する処理の算出結果を基にして、ユーザの位置情報が前後に変化したか否かを判定し、ユーザの位置情報が前後に変化した場合には、視差量を補正し、補正した視差量を基にして前記ステレオ画像の視差量を調整することを特徴とする付記17〜20のいずれか一つに記載の表示プログラム。
100、300 表示装置
110、310 通信部
120、330 入力部
130、340 表示部
140、350 記憶部
150、360 制御部
320a、320b 赤外線受光部

Claims (11)

  1. 視差量を含んだユーザ情報を取得する取得部と、
    各ユーザ情報からユーザ数を計数し、該ユーザ数に基づいて各ユーザのシャッタ付きグラスの第1シャッタおよび第2シャッタを開閉するタイミングを、シャッタ付きグラス毎に示す表示スケジュールを生成する表示スケジュール生成部と、
    各ユーザ情報の視差量それぞれに対応して、映像情報に含まれる第1画像と第2画像とを組みとする複数のステレオ画像のデータをユーザ毎の視差量に合わせて変換する調整部と、
    前記表示スケジュールを基にして、各シャッタ付きグラスの第1シャッタおよび第2シャッタの開閉をそれぞれ制御するシャッタ制御部と
    前記調整部に調整された映像情報を出力する映像出力部と
    を有することを特徴とする表示装置。
  2. 前記取得部がユーザ情報を新たに取得した場合に、前記表示スケジュール生成部は、前記取得部が新たに取得したユーザ情報を更に利用してユーザ数を算出し、算出結果に基づいて前記表示スケジュールを更新し、前記調整部は、前記取得部が新たに取得したユーザ情報を更に利用して、前記映像情報を調整することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 各ユーザの外部装置から、視差量を含んだユーザ情報を取得する取得部と、
    各ユーザの外部装置を利用してユーザの位置情報を算出する位置情報算出部と、
    各ユーザ情報の視差量それぞれに対して、映像情報に含まれる第1画像と第2画像とを組みとするステレオ画像のデータをユーザ毎の視差量に合わせて変換する調整部と、
    裸眼式モニタの表示画面の領域および該領域の映像を視認可能な領域の関係を示す領域情報と、ユーザ毎の位置情報とを基にして、前記調整部に調整された映像情報を出力する映像出力部と
    を有することを特徴とする表示装置。
  4. 前記取得部がユーザ情報を新たに取得した場合に、前記位置情報算出部は、新たなユーザ情報を送信した外部装置を利用して、新たなユーザの位置情報を算出し、前記調整部は、新たなユーザの視差量を更に利用して映像情報を更新し、前記映像出力部は、新たなユーザの位置情報を更に利用して、前記調整部に調整された映像情報を出力することを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記映像出力部は、前記位置情報算出部の算出結果を基にして、ユーザの位置情報が変化したか否かを判定し、ユーザの位置情報が変化した場合には、位置情報の変化に対応して映像情報を出力することを特徴とする請求項3または4に記載の表示装置。
  6. 前記調整部は、複数のユーザが同一の領域に位置している場合に、複数のユーザに対応する視差量のうち、最小の視差量を基にして前記ステレオ画像の視差量を調整することを特徴とする請求項3、4または5に記載の表示装置。
  7. 前記調整部は、前記位置情報算出部の算出結果を基にして、ユーザの位置情報が前後に変化したか否かを判定し、ユーザの位置情報が前後に変化した場合には、視差量を補正し、補正した視差量を基にして前記ステレオ画像の視差量を調整することを特徴とする請求項3〜6のいずれか一つに記載の表示装置。
  8. コンピュータが実行する表示方法であって、
    視差量を含んだユーザ情報を取得し、
    各ユーザ情報からユーザ数を計数し、該ユーザ数に基づいて各ユーザのシャッタ付きグラスの第1シャッタおよび第2シャッタを開閉するタイミングを、シャッタ付きグラス毎に示す表示スケジュールを生成し、
    各ユーザ情報の視差量それぞれに対応して、映像情報に含まれる第1画像と第2画像とを組みとする複数のステレオ画像のデータをユーザ毎の視差量に合わせて変換し、
    前記表示スケジュールを基にして、各シャッタ付きグラスの第1シャッタおよび第2シャッタの開閉をそれぞれ制御し、
    調整された映像情報を出力する
    各処理を実行することを特徴とする表示方法。
  9. コンピュータが実行する表示方法であって、
    各ユーザの外部装置から、視差量を含んだユーザ情報を取得し、
    各ユーザの外部装置を利用してユーザの位置情報を算出し、
    各ユーザ情報の視差量それぞれに対して、映像情報に含まれる第1画像と第2画像とを組みとするステレオ画像のデータをユーザ毎の視差量に合わせて変換し、
    裸眼式モニタの表示画面の領域および該領域の映像を視認可能な領域の関係を示す領域情報と、ユーザ毎の位置情報とを基にして、調整された映像情報を出力する
    各処理を実行することを特徴とする表示方法。
  10. コンピュータに、
    視差量を含んだユーザ情報を取得し、
    各ユーザ情報からユーザ数を計数し、該ユーザ数に基づいて各ユーザのシャッタ付きグラスの第1シャッタおよび第2シャッタを開閉するタイミングを、シャッタ付きグラス毎に示す表示スケジュールを生成し、
    各ユーザ情報の視差量それぞれに対応して、映像情報に含まれる第1画像と第2画像とを組みとする複数のステレオ画像のデータをユーザ毎の視差量に合わせて変換し、
    前記表示スケジュールを基にして、各シャッタ付きグラスの第1シャッタおよび第2シャッタの開閉をそれぞれ制御し、
    調整された映像情報を出力する
    各処理を実行させることを特徴とする表示プログラム。
  11. コンピュータに、
    各ユーザの外部装置から、視差量を含んだユーザ情報を取得し、
    各ユーザの外部装置を利用してユーザの位置情報を算出し、
    各ユーザ情報の視差量それぞれに対して、映像情報に含まれる第1画像と第2画像とを組みとするステレオ画像のデータをユーザ毎の視差量に合わせて変換し、
    裸眼式モニタの表示画面の領域および該領域の映像を視認可能な領域の関係を示す領域情報と、ユーザ毎の位置情報とを基にして、調整された映像情報を出力する
    各処理を実行させることを特徴とする表示プログラム。
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