JP2013126319A - 風力発電装置及び風力発電制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】効率の良い発電を実現する。
【解決手段】風車ローター3と、該風車ローター3の回転軸に軸結合される発電機2と、該発電機2から出力される電力を調整する電力調整部7とを具備する風力発電装置であって、電力調整部7は、現在の風速瞬時値v_0、平均風速値v及び第1の重み係数αを含む下記演算式(1)に基づいて最新の風速瞬時値との乖離が小さい風速補正値vαを算出し、風車ローター3のトルクと発電機2のトルクとが等しくなり、風車ローターの周速比をパワー係数が最大パワー係数Cpmaxとなる設計周速比の近傍かつ該設計周速比よりも高い値で安定させるように風速補正値vαに基づいて前記電力を調整する。
[数1]

【選択図】図2

Description

本発明は、風力発電装置及び風力発電制御方法に関する。
現在、温室効果ガスの排出量の増加や化石燃料の枯渇などの問題から、自然エネルギーである風力を利用した風力発電装置が注目されている。風力発電装置は、一般的な構造として、支柱の先端部に取り付けられた風車のローターが回転することで生じる動力(回転力)によって発電機を駆動する。風力発電装置は、動力の発生に燃料を使用しないので、化石燃料の使用量を削減、すなわち、二酸化炭素の排出量を低減することが可能であり、さらに構造が比較的簡単なので据付が容易であるという特徴を有している。このような風力発電装置は、風速が変動しても効率良く発電するために、例えば、下記特許文献1に示すように、風車のローターの回転速度が上限値を超える場合には発電機の出力を増加させて風車のローターの回転速度を上限値以下とし、風車の回転速度が下限値を下回る場合には発電機の出力を減少させて風車の回転速度を下限値以上としている。
特許第4683012号公報
しかしながら、上記従来技術では、風力から効率良く発電するために、風車のローターの回転速度が所定の範囲に収まるように発電機の出力を調整しているが、パワー係数を調整することによる発電効率の向上について考慮されていない。つまり、一般的に、風力発電装置は、風車のローターの周速比が予め決められた周速比(設計周速比)になるとパワー係数が最大値になるように設計されているので、風車のローターの周速比が設計周速比に近づくように制御されることでパワー係数が最大値に近づいて発電効率を向上させるが、上記従来技術では、風車のローターのパワー係数を調整して発電効率を向上させることについて全く考慮されていないので、効率の良い発電を実現できているとは言いがたい。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、効率の良い発電を実現することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、風力発電装置に係る解決手段として、風車ローターと、該風車ローターの回転軸に軸結合される発電機と、該発電機から出力される電力を調整する電力調整部とを具備する風力発電装置であって、前記電力調整部は、現在の風速瞬時値v_0、平均風速値v及び第1の重み係数αを含む下記演算式(1)に基づいて最新の風速瞬時値との乖離が小さい風速補正値vαを算出し、前記風車ローターのトルクと前記発電機のトルクとが等しくなり、前記風車ローターの周速比をパワー係数が最大パワー係数Cpmaxとなる設計周速比の近傍かつ該設計周速比よりも高い値で安定させるように前記風速補正値vαに基づいて前記電力を調整するという手段を採用する。
本発明では、風力発電制御方法に係る解決手段として、風車ローターと、該風車ローターの回転軸に軸結合される発電機と、該発電機から出力される電力を調整する電力調整部とを具備する風力発電装置を制御する風力発電制御方法であって、現在の風速瞬時値v_0、平均風速値v及び第1の重み係数αを含む下記演算式(1)に基づいて最新の風速瞬時値との乖離が小さい風速補正値vαを算出する第1の工程と、前記風車ローターのトルクと前記発電機のトルクとが等しくなり、前記風車ローターの周速比をパワー係数が最大パワー係数Cpmaxとなる設計周速比の近傍かつ該設計周速比よりも高い値で安定させるように前記風速補正値vαに基づいて前記電力調整部に前記電力を調整させる第2の工程とを具備するという手段を採用する。
本発明によれば、風速の変動によって生じる最新の風速瞬時値との乖離が小さい風速補正値vαに基づいて風車ローターのトルクと発電機のトルクとが等しくなるように電力を調整するので、効率良く発電することができる。また、本発明によれば、風車ローターの周速比をパワー係数が最大パワー係数Cpmaxとなる設計周速比の近傍かつ該設計周速比よりも高い値で安定させるように制御しているので、発電効率を向上させると共にこの発電効率を向上させた状態を安定的に持続させることができる。
本発明の一実施形態に係る風力発電装置の概略構成図である。 本発明の一実施形態における風車ローター及び電力調整部の機能ブロック図である。 従来における風速値vA、B、を示す図(a)と、風速値vA、B、に応じた最新の電流指令値IA、B、と直流電流調整部が現在取得している電流指令値(現在値)IA*、B*、C*とを示す図(b)である。 本発明の一実施形態における各第1の重み係数α(α=0、0.4、0.5、0.6)における風速変動量Δvを示す図である。 本発明の一実施形態における各第1の重み係数α(α=0.7、0.8、0.9、1.0)における風速変動量Δvを示す図である。 本発明の一実施形態における第1の重み係数αに対する風速変動量Δvの標準偏差を示す図である。 本発明の一実施形態における風車ローター3の周速比λに対するパワー係数を示す図である。 本発明の一実施形態における風車ローター3の周速比λに対する電流指令値を示す図である。 本発明の一実施形態における風速に対する発電機2の出力電力を示す図である。 本発明の一実施形態における時刻に対する1次補正時の風車ローター3の周速比を示す図である。 本発明の一実施形態における時刻に対する2次補正時の風車ローター3の周速比を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
本実施形態に係る風力発電装置Aは、風力により風車ローター3に発生する動力(回転力)を利用して発電する装置であり、図1に示すように、タワー1、発電機2、風車ローター3、ナセル4、回転センサー5、風向風速計6、電力調整部7及びバッテリー8を備える。
タワー1は、例えば地面に立設されており、地表からの高さが数十メートル程度の円柱状の固定構造物である。このようなタワー1は、中空構造であり、その内部に電力調整部7及びバッテリー8を収容する。
発電機2は、ステーター及びローターを備え、ローターが回転することにより三相交流電力を発電するものであり、ローターに設けられた駆動軸が水平姿勢になるようにナセル4に収容され、風車ローター3が駆動軸に軸結合されている。また、発電機2は、電力ケーブルを介して電力調整部7と電気的に接続され、発電した電力を電力調整部7に出力する。
風車ローター3は、図示するようにロータヘッドに3枚のブレードが設けられたプロペラ型であり、ロータヘッドの回転中心に設けられた回転軸が水平姿勢になるように配置され、この回転軸に発電機2の駆動軸が連結されている。つまり、風車ローター3は、鉛直面を回転面として回転することにより動力を発生し、該動力により発電機1bを駆動する。
ナセル4は、発電機2を収容するケーシングであり、タワー1上部にヨー軸(垂直軸)を中心に回転可能に取り付けられている。このナセル4は、風車ローター3が風力を効率良く受ける方向を向くように、制御装置(図示略)から入力される制御指令に基づいてヨー軸を中心に回転する。
回転センサー5は、風車ローター3の回転を検出し、風車ローター3の回転数を示す回転数検出信号を電力調整部7に出力する。
風向風速計6は、ナセル4の上部に取付けられ、設置場所における風向及び風速を検出し、風向及び風速を示す風検出信号を電力調整部7に出力する。
電力調整部7は、発電機2から出力される電力を調整し、調整された電力をバッテリー8に供給するものであり、図2に示すように、整流ユニット71、直流電流調整部72、電流計73、電圧計74、電磁接触器75、負荷抵抗76及びPLC(Programmable Logic Controller)77を備えている。
整流ユニット71は、発電機2から出力される3相交流電力を直流電力に変換し、該直流電力を直流電流調整部72に出力するものであり、例えばブリッジ整流回路である。
直流電流調整部72は、PLC77から入力される制御信号に基づいて整流ユニット71から入力される直流電力の電流を調整してバッテリー8に供給するDC/DCコンバータであり、FET(Field effect transistor)またはIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)等のスイッチング素子を用いて電流を調整する。
電流計73は、直流電流調整部72から出力された電力の電流を検出するセンサーであり、電流を示す電流信号をPLC77に出力する。
電圧計74は、直流電流調整部72から出力された電力の電圧を検出するセンサーであり、電圧を示す電圧信号をPLC77に出力する。
電磁接触器75は、PLC77から入力される制御信号に基づいて直流電流調整部72と負荷抵抗76との電路を電磁石を用いて開閉するものである。
負荷抵抗76は、バッテリー8への過電圧を防止するために設置されたものであり、電磁接触器75を介してバッテリー8に対して並列接続され、所定の電気抵抗値を有する抵抗器である。なお、PLC77は、電圧計74から入力される電圧信号に基づいて電磁接触器75を開閉して、バッテリー8への過電圧を防止する。
PLC77は、マイクロプロセッサ及びメモリなどから構成され、メモリに記憶されているプログラム、回転センサー5から入力される回転数検出信号、風向風速計6から入力される風検出信号、電流計73から入力される電流信号及び電圧計74から入力される電圧信号に基づいて直流電流調整部72及び電磁接触器75の動作を制御する。なお、PLC77が実行する処理の詳細については、以下に風力発電装置Aの動作として説明する。
バッテリー8は、リチウムイオン二次電池、鉛蓄電池またはNAS電池(ナトリウム硫黄二次電池)などであり、タワー1の内部に収容され、電力調整部7から供給された電力を蓄電する。
次に、このように構成された風力発電装置Aの動作について説明する。
本風力発電装置Aにおいては、風力によって風車ローター3が回転することにより発電機2を駆動し、この結果により発電される電力を電力調整部7が調整してバッテリー8に供給する。この際、電力調整部7において、PLC77は、変動する風力に応じて発電機2が効率良く発電するように、直流電流調整部72から出力される電力を調整する。つまり、PLC77は、風車ローター3のトルクTと、発電機2のトルクTとが等しくなるように直流電流調整部72に対する電流指令値I(直流電流調整部72から出力される電流の指令値)を算出し、該電流指令値Iを直流電流調整部72に出力する。
ここで、PLC77は、電流指令値Iを算出するに際して、以下の特徴的な処理を行う。つまり、PLC77は、最新の風速瞬時値との乖離が小さい風速補正値vαを算出し、当該風速補正値vαに基づいて電流指令値Iを算出する。従来において、PLCは、図3(a)に示すように、風検出信号に基づいて所定時間毎に風速瞬時値v、v、vを取得し、各風速瞬時値v、v、vに応じた最新の電流指令値IA、B、を算出し、直流電流調整部に出力する。しかしながら、最新の電流指令値IA、B、と、直流電流調整部が現在取得している電流指令値(現在値)IA*、B*、C*とには、図3(b)のように必ず遅れが生じる。このため、風速の変動によって電流指令値IA、B、と現在値IA*、B*、C*とに乖離が生じる。PLC77は、この問題を解消するために、最新の風速瞬時値との乖離が小さい風速補正値vαを下記演算式(1)に基づいて算出し(例えば、1秒毎に算出する)、風速補正値vαに基づいて電流指令値Iを算出する。つまり、PLC77は、現在の風速瞬時値(現在取得している風速瞬時値)v_0、平均風速値v及び第1の重み係数αを含む下記演算式(1)に基づいて最新の風速瞬時値との乖離が小さい風速補正値vαを算出する。
これにより、風速の変動によって生じる最新の風速瞬時値との乖離が小さい風速補正値vαに基づいて風車ローター3のトルクと発電機2のトルクとが等しくなるように電力を調整するので、効率良く発電することができる。
図4、5は、本発明の一実施例である各第1の重み係数αにおける風速変動量Δvを示す図である。なお、風速変動量Δvは、下記演算式(2)に基づいて算出されている。
図4、5に示す風速変動量Δvを見ると、重み係数αが0.5〜0.6の時に負の風速変動量Δvが最小になっていることがわかる。風速変動量Δvが負になる状態とは、風車ローター3が失速した状態であり、風車ローター3の回転の回復が難しく、風車ローター3にとって望ましくない状態である。つまり、重み係数αが0.5〜0.6の時には、負の風速変動量Δvが最小になっているので、風車ローター3にとって望ましい状態になっている。
また、図6は、第1の重み係数αに対する風速変動量Δvの標準偏差を示す。図6に示すように、風速変動量Δvの標準偏差は、第1の重み係数αが0.8〜0.9の時に最小になる。つまり、第1の重み係数αが0.8〜0.9の時には、正及び負の風速変動量Δvが最小になる。上記結果から、第1の重み係数αを、0.5〜0.9に設定することが望ましい。このように、第1の重み係数αを、0.5〜0.9に設定することで、風速変動量の標準偏差を最小にすることができる。
さらに、PLC77は、電流指令値Iを算出するに際して、上述の処理に加えて以下の特徴的な処理を行う。すなわち、PLC77は、風車ローター3の周速比をパワー係数Cpが最大パワー係数Cpmax(図7参照)となる設計周速比λの近傍かつ該設計周速比λよりも高い値で安定させるようにする。設計周速比λとは、風車ローター3の周速比がその値(設計周速比λ)になった場合にパワー係数Cpが最大パワー係数Cpmaxとなるように、風車ローター3を設計する際に設定された設計値である。つまり、風力発電装置Aは、風車ローター3の周速比が設計周速比λになるように運転することにより効率良く発電することができる。
また、風車ローター3が設計周速比λより大きい周速比で制御されている場合、制御がうまくいかず失速制御(発電機出力>風車出力)になった際にパワー係数Cpが上昇する方向に遷移するので、失速しにくいのに対し、設計周速比λより小さい周速比で制御されている場合には失速制御になった際にパワー係数Cpが減少する方向に遷移するので、失速しやすくなる。よって、PLC77は、風車ローター3の周速比をパワー係数Cpが最大パワー係数Cpmaxとなる設計周速比λの近傍かつ該設計周速比λよりも高い値で安定させるように制御する。
PLC77は、上記制御を実現するために、以下の処理を実行する。つまり、PLC77は、風車ローター3の最大パワー係数Cpmax及び係数βを含む下記演算式(3)に基づいてパワー係数補正値Cpβを算出し、風速補正値vα及びパワー係数補正値Cpβに基づいて算出された電流指令値I、風車ローター3の周速比λ、設計周速比λ並びに指数kを含む下記演算式(4)に基づいて電流指令補正値IL*を算出し、当該電流指令補正値IL*を直流電流調整部72に出力する。
例えば、電流指令補正値IL*は、kが1である場合と、kが2である場合には、図8に示すグラフとなる。そして、図9に示すように、kが2である場合には、kが1である場合よりも、理論値に近づく。また、図10と図11とを比較した結果、kが2である場合の方が、kが1である場合よりも、風車ローター3の周速比が設計周速比λの近傍かつ該設計周速比λよりも高い値で安定する。
以上のように、本実施形態では、風速の変動によって生じる最新の風速瞬時値との乖離が小さい風速補正値vαに基づいて風車トルクTと発電機トルクTとが等しくなるように電力を調整するので、効率良く発電することができる。また、本実施形態によれば、風車ローター3の周速比をパワー係数Cpが最大パワー係数Cpmaxとなる設計周速比λの近傍かつ該設計周速比よりも高い値で安定させるように制御しているので、発電効率を向上させると共にこの発電効率を向上させた状態を安定的に持続させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることなく、例えば以下のような変形が考えられる。
(1)上記実施形態において、PLC77は、電流指令値Iを算出し、該電流指令値Iに基づいて直流電流調整部72から出力される電流を制御したが、本発明はこれに限定されない。上記実施形態では、負荷がバッテリー8であるので、直流電流調整部72から出力される電圧が一定であるが、負荷が変動する場合には、直流電流調整部72から出力される電圧を制御することにより、直流電流調整部72から出力される電力を調整するようにしてもよい。
(2)上記実施形態において、PLC77は、1秒毎に風速補正値vαを算出したが、本発明はこれに限定されない。風速補正値vαを算出する間隔は、1秒以上であってもよいし、また1秒未満であってもよい。また、平均風速値vとして、10分間の風速の平平均値を用いたが、本発明は10分の平均値に限定されない。平均風速値vは、10分間以上の平均値であってもよいし、10分間未満の平均値であってもよい。
A…風力発電装置、1…タワー、2…発電機、3…風車ローター、4…ナセル、5…回転センサー、6…風向風速計、7…電力調整部、8…バッテリー、71…整流ユニット、72…直流電流調整部、73…電流計、74…電圧計、75…電磁接触器、76…負荷抵抗、77…PLC

Claims (4)

  1. 風車ローターと、該風車ローターの回転軸に軸結合される発電機と、該発電機から出力される電力を調整する電力調整部とを具備する風力発電装置であって、
    前記電力調整部は、現在の風速瞬時値v_0、平均風速値v及び第1の重み係数αを含む下記演算式(1)に基づいて最新の風速瞬時値との乖離が小さい風速補正値vαを算出し、前記風車ローターのトルクと前記発電機のトルクとが等しくなり、前記風車ローターの周速比をパワー係数が最大パワー係数Cpmaxとなる設計周速比の近傍かつ該設計周速比よりも高い値で安定させるように前記風速補正値vαに基づいて前記電力を調整することを特徴とする風力発電装置。
  2. 前記電力調整部は、前記風車ローターの周速比λ、前記設計周速比λ並びに指数kを含む下記演算式(2)に基づいて電流指令補正値IL*を算出し、当該電流指令補正値に基づいて電力を調整することにより前記風車ローターの周速比を設計周速比の近傍かつ該設計周速比よりも高い値で安定させることを特徴とする請求項1に記載の風力発電装置。
  3. 前記電力調整部は、0.5〜0.9である前記第1の重み係数αを使用することにより現在の風速瞬時値v_0の風速変動量の標準偏差が最小になる前記風速補正値vαを算出することを特徴とする請求項1〜2のいずれか一項に記載の風力発電装置。
  4. 風車ローターと、該風車ローターの回転軸に軸結合される発電機と、該発電機から出力される電力を調整する電力調整部とを具備する風力発電装置を制御する風力発電制御方法であって、
    現在の風速瞬時値v_0、平均風速値v及び第1の重み係数αを含む下記演算式(1)に基づいて最新の風速瞬時値との乖離が小さい風速補正値vαを算出する第1の工程と、
    前記風車ローターのトルクと前記発電機のトルクとが等しくなり、前記風車ローターの周速比をパワー係数が最大パワー係数Cpmaxとなる設計周速比の近傍かつ該設計周速比よりも高い値で安定させるように前記風速補正値vαに基づいて前記電力調整部に前記電力を調整させる第2の工程とを具備することを特徴とする風力発電制御方法。
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