JP2013125422A - 画像処理装置、画像処理方法、コンピュータプログラム、記録媒体、立体画像表示装置 - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、コンピュータプログラム、記録媒体、立体画像表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】視点が変更された視点変更画像に含まれる物体のエッジ付近に発生する不自然な画素値を効果的に補正すること。
【解決手段】記憶部12が、視点変更画像データの各画素の奥行きデータを記憶し、エッジ抽出部15aが、記憶部12に記憶された奥行きデータのエッジを抽出し、補正範囲設定部15bが、エッジ抽出部15aにより抽出されたエッジの位置の情報に基づいて、視点変更画像データの補正範囲を設定し、処理選択部15cが、エッジ抽出部15aにより抽出されたエッジの位置にある画素に対応する視点変更画像データの画素の画素値と、エッジの位置にある画素から所定の画素数だけ離れた画素に対応する視点変更画像データの画素の画素値の情報とに基づいて、視点変更画像データに対して適用する補正処理を選択し、処理実行部16が、処理選択部15cにより選択された補正処理を実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、奥行きデータを有する画像データを変換することにより視点が変更された視点変更画像データに対して補正処理を行う画像処理装置、画像処理方法、コンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体、立体画像表示装置に関する。
従来、異なる視点位置においてカメラで撮影して得られた複数の視点画像から奥行きデータ(奥行きマップとも呼ばれる。)を推定し、この奥行きデータを別の視点の奥行きデータに変更した後に、与えられた視点画像を利用して新たな視点画像を生成する任意視点画像生成技術が知られている。例えば、非特許文献1には、5台のカメラを用いて任意視点映像を生成する方法が開示されている。この方法では、奥行きデータが抽出された後、その奥行きデータと5台のカメラからの映像を利用して、任意視点映像が生成される。
しかしながら、非特許文献1の方法では、視点位置を大きく変更した場合、オクルージョン領域が生じてしまう。オクルージョン領域とは、変更前の視点位置において前景であった領域に遮蔽されていた背景領域で、視点位置の変更後に奥行きデータが不明となる領域である。この領域の奥行きデータの推定方法としてはさまざまなものが考えられるが、非特許文献1では、隣接する奥行きデータに基づく線形補間によって奥行きデータの推定がなされている。
また、特許文献1には、ある視点からは見えない領域の奥行き値を他の視点からの情報で補間する仮想視点画像生成方法が開示されている。具体的には、特許文献1の方法では、複数の画像データから、それぞれに対応する複数の奥行きマップを生成する。次に、任意視点の位置に最も近い視点位置に対応する奥行きマップを基にして任意視点の奥行きマップを生成する。そして、この任意視点の奥行きマップに生じるオクルージョン部分の奥行き値を、他の視点位置から見た奥行きマップを基にして補間し、さらに任意視点の奥行きマップにおいて不連続的な部分を平滑化する。このようにして生成された奥行きマップと複数視点の画像を基にして任意視点の画像が生成される。
特許第3593466号公報
朴鐘一、井上誠喜、「多視点映像から任意視点映像の生成」、信学技法(IE96−121)、社団法人電子情報通信学会、1997年2月、p.91−98
しかしながら、上述した従来技術では、任意視点画像における物体のエッジ部分にジャギーやアーティファクト(不自然な画素値をもつ画素)が生じてしまう可能性がある。この点に関して、以下で詳しく説明する。
図13は、視点位置が変更された場合の画像の変化の一例について説明する図である。図13(A)、図13(B)に示すように、任意視点画像生成技術では、視点Aにおいて撮影された基準画像3と奥行きデータに基づいて、任意視点(視点B)における任意視点画像4を生成することができる。しかし、基準画像3にグラデーション領域があると、任意視点画像4にジャギーやアーティファクトが生じる可能性がある。
図14は、任意視点画像4におけるジャギーの発生の一例について説明する図であり、図15は、任意視点画像4におけるアーティファクトの発生の一例について説明する図である。例えば、基準画像3の拡大図3aに示されるように、物体2のエッジ付近にグラデーション領域3bが存在する場合がある。グラデーション領域3bは、例えば、画像にアンチエイリアシング処理が実行されたり、カメラの撮像素子の画素に撮影時に前景と背景からの光線が両方入射したりすることにより生じる。
図14には、グラデーション領域3bが基準画像3の背景部分に存在する場合の奥行きデータ5aが示されている。例えば、この奥行きデータ5aは、色が白い部分ほど被写体が手前にあり、色が黒い部分ほど被写体が遠くにあることを示す。
そして、視点が変化して、任意視点画像4のように物体1と物体2とが重なり合うと、任意視点画像4の拡大図4aに示されるように、グラデーション領域3bは消滅し、ジャギー領域4bが生じることになる。
また、図15には、グラデーション領域3bが基準画像3の物体2の部分に存在する場合の奥行きデータ5bが示されている。そして、視点が変化して、任意視点画像4のように物体1と物体2とが重なり合うと、任意視点画像4の拡大図4aに示されるように、グラデーション領域3bは消滅し、アーティファクト領域4cが生じてしまう。
ジャギー領域4bやアーティファクト領域4cなどの見た目に不自然な領域が生じた場合、その不自然さを解消するためには、生じた領域の種類に応じて適切な補正を行う必要があるが、上述した従来技術では補正を適切に行う方法について何ら開示されていない。
本発明は、上記実情に鑑み、視点が変更された画像に含まれる物体のエッジ付近に発生する不自然な画素値を効果的に補正することができる画像処理装置、画像処理方法、その画像処理方法をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム、および、そのコンピュータプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記録媒体を提供することを目的とする。
上記課題を解決する為に、本発明の第1の技術手段は、奥行きデータを有する画像データを変換することにより視点が変更された視点変更画像データに対して補正処理を行う画像処理装置であって、前記視点変更画像データの各画素の奥行きデータを記憶する記憶部と、該記憶部に記憶された奥行きデータのエッジを抽出するエッジ抽出部と、該エッジ抽出部により抽出されたエッジの位置の情報に基づいて、前記視点変更画像データの補正範囲を設定する補正範囲設定部と、前記エッジ抽出部により抽出されたエッジの位置にある画素に対応する前記視点変更画像データの画素の画素値と、該エッジの位置にある画素から所定の画素数だけ離れた画素に対応する前記視点変更画像データの画素の画素値の情報とに基づいて、該視点変更画像データに対して適用する補正処理を選択する処理選択部と、該処理選択部により選択された補正処理を実行する処理実行部と、を備えることを特徴とする。
本発明の第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記エッジの抽出は、2次元フィルタを用いて行われることを特徴とする。
本発明の第3の技術手段は、第1または第2の技術手段において、前記補正範囲設定部は、前記エッジの位置にある画素を含む所定の範囲内の画素に対応する前記視点変更画像データの画素の範囲を、前記補正範囲として設定することを特徴とする。
本発明の第4の技術手段は、第1または第2の技術手段において、前記補正範囲設定部は、前記視点変更画像データにより形成される画像のサイズを検出し、該サイズの情報と前記エッジの位置の情報に基づいて、前記補正範囲を設定することを特徴とする。
本発明の第5の技術手段は、第1または第2の技術手段において、前記補正範囲設定部は、ユーザにより入力された補正範囲設定用の入力情報を受け付け、該入力情報に基づいて前記補正範囲を設定することを特徴とする。
本発明の第6の技術手段は、第1〜第5のいずれか1つの技術手段において、前記処理選択部は、前記補正範囲に基づいて、前記所定の画素数を特定することを特徴とする。
本発明の第7の技術手段は、第1〜第6のいずれか1つの技術手段において、前記補正範囲設定部は、前記処理選択部により選択された補正処理に応じて、前記補正範囲を異なる範囲に設定することを特徴とする。
本発明の第8の技術手段は、第1〜第7のいずれか1つの技術手段において、前記補正処理は、ジャギーを補正する補正処理、または、アーティファクトを補正する補正処理であることを特徴とする。
本発明の第9の技術手段は、第1〜第8のいずれか1つの技術手段において、前記エッジ抽出部は、前記視点を変更する前の画像データに対応する奥行きデータのエッジをさらに抽出し、前記補正範囲設定部は、前記記憶部に記憶された奥行きデータのエッジの位置の情報、および、前記視点を変更する前の奥行きデータのエッジの位置の情報に基づいて、前記補正範囲を設定することを特徴とする。
本発明の第10の技術手段は、奥行きデータを有する画像データを変換することにより視点が変更された視点変更画像データに対して補正処理を行う画像処理方法であって、記憶部に記憶された前記視点変更画像データの各画素の奥行きデータのエッジを抽出するエッジ抽出ステップと、該エッジ抽出ステップにおいて抽出されたエッジの位置の情報に基づいて、前記視点変更画像データの補正範囲を設定する補正範囲設定ステップと、前記エッジ抽出ステップにおいて抽出されたエッジの位置にある画素に対応する前記視点変更画像データの画素の画素値と、該エッジの位置にある画素から所定の画素数だけ離れた画素に対応する前記視点変更画像データの画素の画素値の情報とに基づいて、該視点変更画像データに対して適用する補正処理を選択する処理選択ステップと、該処理選択ステップにおいて選択された補正処理を実行する処理実行ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明の第11の技術手段は、第10の技術手段において、前記処理選択ステップでは、前記補正範囲に基づいて、前記所定の画素数を特定することを特徴とする。
本発明の第12の技術手段は、第10または第11の技術手段において、前記補正範囲設定ステップでは、前記処理選択ステップにおいて選択された補正処理に応じて、前記補正範囲を異なる範囲に設定することを特徴とする。
本発明の第13の技術手段は、第10〜第12のいずれか1つの技術手段において、前記エッジ抽出ステップでは、前記視点を変更する前の画像データに対応する奥行きデータのエッジをさらに抽出し、前記補正範囲設定ステップでは、前記記憶部に記憶された奥行きデータのエッジの位置の情報、および、前記視点を変更する前の奥行きデータのエッジの位置の情報に基づいて、前記補正範囲を設定することを特徴とする。
本発明の第14の技術手段は、第10〜第13のいずれか1項の技術手段における画像処理方法をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラムである。
本発明の第15の技術手段は、第14の技術手段におけるコンピュータプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記録媒体である。
本発明の第16の技術手段は、第1〜第9のいずれか1つの技術手段における画像処理装置と、該画像処理装置により補正処理がなされた前記視点変更画像データを表示する表示装置とを備えたことを特徴とする立体画像表示装置である。
本発明によれば、視点変更画像データの各画素の奥行きデータのエッジを抽出し、抽出されたエッジの位置の情報に基づいて、視点変更画像データの補正範囲を設定し、抽出されたエッジの位置にある画素に対応する視点変更画像データの画素の画素値と、エッジの位置にある画素から所定の画素数だけ離れた画素に対応する視点変更画像データの画素の画素値の情報とに基づいて、視点変更画像データに対して適用する補正処理を選択し、選択された補正処理を実行することとしたので、視点が変更された画像に含まれる物体のエッジ付近に発生する不自然な画素値を効果的に補正することができる。
本発明の実施形態1に係る画像処理装置の構成の一例を示す図である。 補正範囲の設定処理の一例について説明する図である。 補正処理の選択方法の一例について説明する図である。 ジャギー補正処理の一例について説明する図である。 アーティファクト補正処理の一例について説明する図である。 本発明の実施形態に係る画像処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。 視点変更後の奥行きデータの生成処理の一例を示すフローチャートである。 任意視点画像データの補正処理の一例を示すフローチャートである。 ジャギー補正処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。 アーティファクト補正処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る画像処理装置10の構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態2に係るエッジ情報の統合処理について説明する図である。 視点位置が変更された場合の画像の変化の一例について説明する図である。 任意視点画像におけるジャギーの発生の一例について説明する図である。 任意視点画像におけるアーティファクトの発生の一例について説明する図である
(実施形態1)
以下、本発明の実施形態1について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態1に係る画像処理装置10の構成の一例を示す図である。図1に示すように、画像処理装置10は、データ受付部11、記憶部12、奥行きデータ生成部13、任意視点画像データ生成部14、補正管理部15、処理実行部16を備える。
データ受付部11は、外部装置から画像データおよび奥行きデータを受け付け、受け付けた画像データおよび奥行きデータを記憶部12に記憶させる処理部である。
ここで、画像データとは、例えば、カメラが撮影した画像データ、ROM(Read Only Memory)などの記録媒体に記録された画像データ、チューナ等により受信された画像データなどである。また、画像データは、立体視用の画像データや、任意視点画像の生成に必要な複数の視点から撮影された画像データであってもよい。
また、奥行きデータとは、視差値や対象物までの距離などの奥行き情報を含むデータである。例えば、画像データが立体視用の画像データである場合、奥行きデータは立体視用の画像データから算出される視差値を含むデータであってもよいし、画像データがカメラが撮影した画像データである場合、奥行きデータはカメラの測距デバイスが測定した距離を含むデータであってもよい。
なお、視差値と距離とは、以下の式1に基づき変更することが可能である。
Z(x,y)=bf/d(x,y) ...(式1)
ここで、Z(x,y)は画像上の画素の座標(x,y)における距離、bは基線長、fは焦点距離、d(x,y)は画像上の画素の座標(x,y)における視差値である。
記憶部12は、メモリやハードディスクなどの記憶デバイスである。記憶部12は、画像データ12aおよび奥行きデータ12bを記憶する。画像データ12aは、データ受付部11から取得した画像データ、および、任意視点画像データ生成部14により生成された視点変更後の任意視点画像データ(視点変更画像データ)を含む。また、奥行きデータ12bは、データ受付部11から取得した奥行きデータ、および、奥行きデータ生成部13により生成された視点変更後の奥行きデータを含む。なお、以下では、奥行きデータ12bに視差値の情報が含まれているものとして説明を行う。
奥行きデータ生成部13は、記憶部12から視点変更前の奥行きデータを読み出し、読み出した奥行きデータを用いて、視点変更後の奥行きデータを生成する処理部である。視点が変わると画像上において物体のみえる位置や物体の重なり具合が変化するため、奥行きデータ生成部13は、そのような変化に応じて視点変更前の奥行きデータの視差値を修正する。この奥行きデータ生成部13が行う具体的な処理については後に詳しく説明する。
任意視点画像データ生成部14は、画像データ12a、視点変更前の奥行きデータ、および、奥行きデータ生成部13により生成された視点変更後の奥行きデータを用いて、前景と背景の関係が調整された任意視点画像データを生成する処理部である。
例えば、任意視点画像データ生成部14は、非特許文献1や特許文献1に示された手法や、光線空間法などの幾何学変換に基づいて行われる任意視点画像生成方法を用いて、任意視点画像データを生成する。
補正管理部15は、任意視点画像データに対して実行される補正処理を管理する処理部である。補正管理部15は、エッジ抽出部15a、補正範囲設定部15b、処理選択部15cを備える。
エッジ抽出部15aは、奥行きデータ生成部13により生成された視点変更後の奥行きデータのエッジを抽出する処理部である。例えば、エッジ抽出部15aは、ソーベルフィルタやラプラシアンフィルタ、隣接画素の画素値の差分演算等の一般的なエッジ抽出法を用いてエッジの抽出を行う。ここで、エッジの抽出に用いられるフィルタは、1次元フィルタであってもよいし、2次元フィルタであってもよい。2次元フィルタを用いれば、2次元座標からなる奥行データのエッジを効果的に抽出することができる。
補正範囲設定部15bは、エッジ抽出部15aにより抽出されたエッジの情報を用いて、任意視点画像の補正範囲を設定する処理部である。具体的には、補正範囲設定部15bは、エッジ抽出部15aにより抽出されたエッジの位置の情報に基づいて、任意視点画像の補正範囲を設定する。
図2は、補正範囲の設定処理の一例について説明する図である。図2(A)には、視点変更後の奥行きデータにおいて、視差値が大きく異なる2つの領域20a、20bが示されている。領域20aは視差値が大きい領域であり、領域20bは視差値が小さい領域である。また、画素21a、21bは、エッジ抽出部15aにより抽出されたエッジの位置にある画素である。以下では、画素21a、21bのうち、より視差値の大きい画素21aを「前景側画素」と呼び、より視差値の小さい画素21bを「後景側画素」と呼ぶ。
また、図2(B)には、視点変更後の奥行きデータの画素21a〜21eにそれぞれ対応する任意視点画像の画素22a〜22e、および、視点変更後の奥行きデータの領域20a、20bにそれぞれ対応する領域23a、23bが示されている。
例えば、補正範囲設定部15bは、前景側画素21aからN画素離れた2つの画素を両端とする範囲を検出する。そして、補正範囲設定部15cは、検出した範囲に対応する任意視点画像の画素の範囲を補正範囲として設定する。
なお、補正範囲設定部15bは、例えば、以下のようにしてNを決定する。
(1)Nを所定値に固定的に設定する。例えば、Nを3などに設定する。この方法によれば、補正範囲を容易に設定することができる。
(2)任意視点画像のサイズを検出し、そのサイズに基づいてNを設定する。例えば、N=round(0.005×width)という式を用いて、Nを算出する。ここで、widthは任意視点画像の横画素数であり、round(x)はxを四捨五入する関数である。例えば、width=1920の場合、N=10となる。この方法によれば、補正範囲を任意視点画像のサイズに合わせて適切に設定することができる。
(3)Nをユーザからの指示に基づいて設定する。例えば、Nを1から10の間で選択できるようにしておき、リモコン(図示せず)などを用いてNの選択をユーザから受け付ける。この方法によれば、ユーザは、自分の思い通りに補正範囲を設定することができる。
さらに、補正範囲設定部15bは、つぎに説明する処理選択部15cにより選択された処理に応じて上述のようにして設定した補正範囲を修正することとしてもよい。例えば、補正範囲設定部15bは、ジャギー補正が選択されたか、アーティファクト補正が選択されたかに応じて補正範囲を修正する。具体的な修正方法は後に詳しく説明する。
処理選択部15cは、任意視点画像に対して実行する補正処理を選択する処理部である。例えば、処理選択部15cは、エッジ抽出部15aにより抽出されたエッジの位置にある画素に対応する任意視点画像上の画素の画素値と、エッジの位置にある画素から所定の画素数だけ離れた画素に対応する任意視点画像上の画素の画素値とを比較し、その比較結果に基づいて補正処理を選択する。
図3は、補正処理の選択方法の一例について説明する図である。図3において、画素22aは、図2に示した視点変更後の奥行きデータにおける前景側画素21aに対応する任意視点画像の画素である。また、画素22d、22eは、画素23aからM画素離れた位置にある画素である。なお、図3の例では、M=2である。
補正処理を選択する際、処理選択部15bは、前景側画素21aに対応する任意視点画像上の画素22aの画素値と、前景側画素21aから所定の画素数Mだけ離れた位置にある画素21d、21eに対応する任意視点画像上の画素22d、22eの画素値とを比較する。なお、Mの値としては、例えば、N+1が用いられる。この場合、補正範囲の1つ外側の画素が比較対象として用いられることになる。このように、補正範囲に基づいてMの値を決定することにより、補正範囲に応じた適切な補正処理を選択することができる。
図3(A)〜(D)には、任意視点画像における画素値の分布が示されている。領域23a、23bは、図2(A)に示した視点変更後の奥行きデータにおける2つの領域20a、20bに対応する領域である。
例えば、前景側画素21a、および、前景側画素21aから所定の画素数Mだけ離れた位置にある後景側画素21dにそれぞれ対応する任意視点画像の画素22a、22dの画素値をA、Dとする。この場合、処理選択部15cは、|A−D|が所定の閾値TH1よりも小さいか否かを判定する。|A−D|が所定の閾値TH1よりも小さい場合とは、例えば、図3(A)、図3(B)に示される場合である。なお、画素値としては、輝度値が用いられることとしてもよいし、RGBの階調値を用いることとしてもよい。
図3(A)では、領域23aと領域23bとで画素値がほぼ同じとなっている。そのため、ジャギーが顕著に生じることはなく、ジャギー補正処理は実行されない。図3(B)では、領域23aの一部にグラデーション領域24が生じているが、画素22aの画素値と画素22dの画素値がほぼ同じとなっている。そのため、アーティファクトが顕著に生じることはなく、補正処理は実行されない。
|A−D|が所定の閾値TH1以上である場合とは、例えば、図3(C)、図3(D)に示されるような場合である。この場合、処理選択部15cは、|A−E|が所定の閾値TH2よりも小さいか否かをさらに判定する。ここで、Eは、前景側画素21aから所定の画素数Mだけ離れた位置にある前景側の画素21eに対応する任意視点画像の画素22eの画素である。
|A−E|が所定の閾値TH2よりも小さい場合とは、例えば、図3(C)に示されるような場合である。この場合、ジャギーが顕著に生じるおそれがある。そのため、処理選択部15cは、ジャギーを補正する処理を選択する。|A−E|が所定の閾値TH2以上である場合とは、例えば、図3(D)に示されるような場合である。この場合、アーティファクトが顕著に生じるおそれがある。そのため、処理選択部15cは、アーティファクトを補正する処理を選択する。
なお、処理選択部15cにより補正処理が選択された場合、前述したように、補正範囲設定部15bは、選択された処理に応じて任意視点画像の補正範囲を修正することとしてもよい。
例えば、ジャギー補正を行う場合、補正範囲設定部15cは、視点変更後の奥行きデータにおいて、前景側画素21aからM画素離れた2つの画素を両端とする範囲を検出する。ここで、画素数Mは、処理選択部15bが補正処理を選択する際に用いた画素数Mと同じ画素数である。そして、補正範囲設定部15cは、検出した範囲に対応する任意視点画像の画素の範囲に補正範囲を修正する。
例えば、M=2の場合、図2において、補正範囲設定部15cは、前景側画素21aから2画素離れた2つの画素21d、21eを両端とする範囲を検出する。そして、補正範囲設定部15cは、検出した範囲に対応する任意視点画像の画素22d、22b、22a、22c、22eがある範囲に補正範囲を修正する。
アーティファクト補正を行う場合、補正範囲設定部15cは、視点変更後の奥行きデータにおいて、前景側画素21aを一端とし、前景側画素21aからM画素離れた領域20aの画素を他端とする範囲を検出する。そして、補正範囲設定部15cは、検出した範囲に対応する任意視点画像の画素の範囲に補正範囲を修正する。
例えば、M=2の場合、図2において、補正範囲設定部15cは、前景側画素21aを一端とし、画素21eを他端とする範囲を検出する。そして、補正範囲設定部15cは、検出した範囲に対応する任意視点画像の画素22a、22c、22eがある範囲に補正範囲を修正する。
このように、補正処理に応じて、補正範囲を異なる範囲に設定することにより、補正処理に応じた適切な補正を行うことができる。なお、ここでは、一旦設定された補正範囲を補正処理が選択された後に修正する場合について説明したが、補正処理が選択された後で初めて、選択された補正処理に応じて補正範囲を設定することとしてもよい。
処理実行部16は、補正範囲設定部15bにより設定された補正範囲に対して、処理選択部15bにより選択された補正処理を実行し、補正処理がなされた画像を出力する処理部である。
図4は、ジャギー補正処理の一例について説明する図である。図4には、任意視点画像30と補正範囲情報31とが示されている。補正範囲情報31は、補正範囲設定部15bにより任意視点画像30に対して設定されたジャギー補正用の補正範囲31aの情報である。
処理実行部16は、補正範囲情報31を参照し、補正範囲31aに含まれる任意視点画像30の画素の画素値を平滑化する。例えば、処理実行部16は、ガウシアンフィルタを用いて平滑化を行う。図4には、3×3のガウシアンフィルタ32が示されている。これにより、ジャギーが低減された任意視点画像33が得られる。
図5は、アーティファクト補正処理の一例について説明する図である。図5には、任意視点画像30と補正範囲情報31とが示されている。補正範囲情報31は、補正範囲設定部15bにより任意視点画像30に対して設定されたアーティファクト補正用の補正範囲31aの情報である。
処理実行部16は、補正範囲情報31を参照し、補正範囲31aに対応する任意視点画像30の画素の画素値を不定値34aにした任意視点画像34を生成する。そして、処理実行部16は、不定値34aとされた各画素の画素値を周辺画素の画素値を用いて補間する。例えば、処理実行部16は、バイリニア補間やバイキュービック補間などの種々の手法を用いて、上記補間処理を行う。これにより、アーティファクトが低減された任意視点画像35が得られる。
なお、ジャギー補正についても、アーティファクト補正と同様の手法を用いることとしてもよい。また、図2〜図5では、横に隣接する2つの画素がエッジとして検出された場合について示したが、縦に隣接する2つの画素がエッジとして検出された場合についても、図2〜図5のx方向をy方向とみなすことにより、ジャギー補正またはアーティファクト補正を容易に行うことができる。このように、補正処理としてジャギー補正やアーティファクト補正を行うことにより、ジャギーやアーティファクトを効果的に低減することができる。
つぎに、本発明の実施形態に係る画像処理の処理手順について説明する。図6は、本発明の実施形態に係る画像処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。まず、画像処理装置の奥行きデータ生成部13は、視点変更前の奥行きデータを用いて、視点変更後の奥行きデータを生成する(ステップS101)。
そして、任意視点画像データ生成部14は、画像データ12a、視点変更前の奥行きデータ、視点変更後の奥行きデータを用いて、前景と背景の関係が調整された任意視点画像データを生成する(ステップS102)。
続いて、エッジ抽出部15aは、視点変更後の奥行データのエッジを抽出する(ステップS103)。そして、補正範囲設定部15bは、エッジ抽出部15aにより抽出されたエッジの位置の情報を用いて、任意視点画像の補正範囲を設定する(ステップS104)。
その後、処理選択部15cは、エッジ抽出部15aにより抽出されたエッジの位置にある画素に対応する任意視点画像データの画素の画素値と、エッジの位置にある画素から所定の画素数だけ離れた画素に対応する任意視点画像データの画素の画素値の情報を用いて、任意視点画像データに対して行う補正処理を選択する(ステップS105)。
そして、処理実行部16は、補正範囲設定部15bにより設定された任意視点画像データの補正範囲に対して、処理選択部15cにより選択された補正処理を実行する(ステップS106)。その後、処理実行部16は、補正処理がなされた任意視点画像データを出力し(ステップS107)、この画像処理は終了する。
つぎに、図6のステップS101で説明した視点変更後の奥行きデータの生成処理について説明する。図7は、視点変更後の奥行きデータの生成処理の一例を示すフローチャートである。
ここでは、例として、視点がx軸に平行にずれた場合について考える。この場合、視点変更前の奥行データの座標(x,y)の画素と、視点変更後の奥行データの座標(X,Y)の画素とが対応点であり、d(x,y)が視点変更前の奥行きデータの座標(x,y)における視差値であるものとすると、d(x,y)=x−X、Y=yとなる。
まず、奥行きデータ生成部13は、座標(x,y)を1つ選択する(ステップS201)。そして、奥行きデータ生成部13は、視点変更後の奥行きデータの座標(x−d(x,y),y)に視差値が登録されているか否かを判定する(ステップS202)。なお、初期状態においては、視点変更後の奥行きデータのすべての座標(X,Y)に視差値は登録されていないものとする。
座標(x−d(x,y),y)に視差値が登録されていない場合(ステップS202においてNOの場合)、奥行きデータ生成部13は、視点変更後の奥行きデータの視差値d’(x−d(x,y),y)を視差値d(x,y)に設定する(ステップS203)。
ステップS202において、座標(x−d(x,y),y)に視差値が登録されている場合(ステップS202においてYESの場合)、奥行きデータ生成部13は、登録されている視差値d’(x−d(x,y),y)が、視差値d(x,y)よりも小さいか否かを判定する(ステップS206)。
視差値d’(x−d(x,y),y)が視差値d(x,y)よりも小さい場合(ステップS206においてYESの場合)、ステップS203に移行して、奥行きデータ生成部13は、視差値d’(x−d(x,y),y)を視差値d(x,y)に更新し、その後ステップS204以降の処理が継続される。
視差値d’(x−d(x,y),y)が視差値d(x,y)よりも小さくない場合(ステップS206においてNOの場合)、ステップS204に移行して、その後の処理が継続される。
ステップS204では、奥行きデータ生成部13は、すべての座標(x,y)について、ステップS202の判定処理が終了したか否かを判定する(ステップS204)。すべての座標(x,y)について、ステップS202の判定処理が終了した場合(ステップS204においてYESの場合)、この視点変更後の奥行きデータの生成処理は終了する。
ステップS202の判定処理が終了していない場合(ステップS204においてNOの場合)、奥行きデータ生成部13は、新たな座標(x,y)を1つ選択し(ステップS205)、選択した座標(x,y)に対して、ステップS202以降の処理を実行する。以上のような処理により、視点変更後の奥行きデータが生成される。
すなわち、ここでは、より大きな視差値、すなわち、より手前にある物体の視差値を視点変更後の奥行きデータに登録する処理が行われる。これにより、視点の変更により物体の位置や物体どうしの重なりが変化したとしても、視点変更後の視差値が適切に設定される。
つぎに、図6のステップS105で説明した任意視点画像データの補正処理について説明する。図8は、任意視点画像データの補正処理の一例を示すフローチャートである。
まず、処理選択部15cは、図2、図3を用いて説明したように、エッジの前景側画素21aを1つ選択する(ステップS301)。そして、処理選択部15cは、前景側画素21aと、前景側画素21aからM画素離れた画素21d、21eにそれぞれ対応する任意視点画像データにおける画素22a、22d、22eの画素値A、D、Eを取得する(ステップS302)。
ここで、図2、図3を用いて説明したように、Aは、前景側画素21aに対応する任意視点画像の画素22aの画素値であり、Dは、画素22aが属する領域23aと異なる領域23bにある画素22dの画素値であり、Eは、画素22aが属する領域23aにある画素22eの画素値である。
そして、処理選択部15cは、|A−D|が所定の閾値TH1よりも小さいか否かを判定する(ステップS303)。|A−D|が所定の閾値TH1よりも小さい場合(ステップS303においてYESの場合)、選択された前景側画素21aに関する補正範囲の情報を削除する(ステップS304)。
ステップS303において、|A−D|が所定の閾値TH1よりも小さくない場合(ステップS303においてNOの場合)、処理選択部15cは、|A−E|が所定の閾値TH2よりも小さいか否かをさらに判定する(ステップS305)。
|A−E|が所定の閾値TH2よりも小さい場合(ステップS305においてYESの場合)、処理実行部16は、ジャギー補正処理を実行する(ステップS306)。このジャギー補正処理については後に詳しく説明する。
|A−E|が所定の閾値TH2よりも小さくない場合(ステップS305においてNOの場合)、処理実行部16は、アーティファクト補正処理を実行する(ステップS307)。このアーティファクト補正処理については後に詳しく説明する。
ステップS304、ステップS306、または、ステップS307の処理の後、処理選択部15cは、すべての前景側画素21aについてステップS302の処理が終了したか否かを判定する(ステップS308)。
すべての前景側画素21aについてステップS302の処理が終了した場合(ステップS308においてYESの場合)、この任意視点画像データの補正処理は終了する。すべての前景側画素21aについてステップS302の処理が終了していない場合(ステップS308においてNOの場合)、処理選択部15cは、新たな前景側画素21aを1つ選択し(ステップS309)、選択した前景側画素21aに対して、ステップS302以降の処理を継続する。
つぎに、図8のステップS306で説明したジャギー補正処理について説明する。図9は、ジャギー補正処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。
まず、補正範囲設定部15bは、任意視点画像の補正範囲の修正指示があるか否かを判定する(ステップS401)。例えば、この修正指示は、予めユーザから受け付けられるものとする。任意視点画像の補正範囲の修正指示がある場合(ステップS401においてYESの場合)、補正範囲設定部15bは、補正範囲をジャギー補正用に修正する(ステップS402)。
例えば、補正範囲設定部15bは、図2、図3を用いて説明したように、視点変更後の奥行きデータにおいて、前景側画素21aからM画素離れた2つの画素21d、21eに対応する任意視点画像データの画素22d、22eを両端とする画素範囲を補正対象として設定する。
ステップS402の処理の後、または、ステップS401においてNOの場合、処理実行部16は、補正範囲内の画素の画素値を、図4に一例を示したような方法で平滑化する(ステップS403)。そして、このジャギー補正処理が終了する。
つぎに、図8のステップS307で説明したアーティファクト補正処理について説明する。図10は、アーティファクト補正処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。
まず、補正範囲設定部15bは、任意視点画像の補正範囲の修正指示があるか否かを判定する(ステップS501)。任意視点画像の補正範囲の修正指示がある場合(ステップS501においてYESの場合)、補正範囲設定部15bは、補正範囲をアーティファクト補正用に修正する(ステップS502)。
例えば、補正範囲設定部15bは、図2、図3を用いて説明したように、視点変更後の奥行きデータにおいて、前景側画素21aと、前景側画素21aからM画素離れた領域20aの画素22eに対応する任意視点画像の画素22a、22eを両端とする画素範囲を補正対象として設定する。
ステップS502の処理の後、または、ステップS501においてNOの場合、処理実行部16は、図5を用いて説明したように、補正範囲内の画素の画素値を不定値として設定する(ステップS503)。その後、処理実行部16は、補正範囲内の画素の画素値を周辺画素の画素値を用いて補間する(ステップS504)。そして、このアーティファクト補正処理が終了する。
(実施形態2)
上記実施形態1では、視点変更後の奥行きデータからエッジを抽出し、抽出したエッジの位置に基づいて補正範囲の設定や補正処理の選択を行ったが、視点変更後の奥行きデータではエッジの抽出が困難になることがあるため、視点変更前の奥行きデータも用いてエッジの抽出を行うこととしてもよい。
図11は、本発明の実施形態2に係る画像処理装置10の構成の一例を示す図である。この画像処理装置10の構成は、図1に示した構成と同様のものである。ただし、エッジ抽出部15aの機能が、図1のものとは異なる。
図11に示すエッジ抽出部15aは、奥行きデータ生成部13により生成された視点変更後の奥行きデータからエッジを抽出するとともに、記憶部12から視点変更前の奥行きデータを読み出し、視点変更前の奥行きデータからもエッジを抽出する。このエッジの抽出方法は、実施形態1で説明した方法を用いることができる。
そして、エッジ抽出部15aは、視点変更前の奥行きデータから抽出したエッジの情報と、視点変更後の奥行きデータから抽出したエッジの情報とを統合し、統合の結果得られたエッジの情報を補正範囲設定部15bや処理選択部15cに出力する。この統合処理については、以下に詳しく説明する。
補正範囲設定部15bおよび処理選択部15cは、エッジ抽出部15aにより出力されたエッジの情報を用いて、実施形態1で説明したようにして、補正範囲の設定および補正処理の選択を行う。
図12は、本発明の実施形態2に係るエッジ情報の統合処理について説明する図である。図12には、視点変更前の奥行きデータ40と、視点変更後の奥行きデータ41が示されている。
エッジ抽出部15aは、視点変更後の奥行きデータ41のエッジ41aを抽出するとともに、視点変更前の奥行きデータ40のエッジ40aを抽出する。ここでは、視点がx方向に平行にずれた場合について考える。なお、エッジ41cは、視点変更後の奥行きデータ41において、前景側画素と後景側画素の画素値の差が小さかったために、抽出できなかったエッジである。
ここで、視点変更前の奥行きデータ40において抽出されたエッジ40aに含まれる画素40bの座標を(x,y)、画素40bの対応点である視点変更後の奥行きデータ41における画素41bの座標を(X,Y)とすれば、X=x−d(x,y)、Y=yとなる。d(x,y)は、視点変更前の奥行きデータ40における座標(x,y)の画素の視差値である。
この関係式は、エッジ40aに含まれる他の画素にも成り立つため、エッジ抽出部15aは、エッジ40aに含まれる各画素の座標を−d(x,y)だけずらした上で、エッジ41aと重ね合わせることにより、エッジ40aとエッジ41aとを統合したエッジ42cの情報を生成する。
そして、補正範囲設定部15bおよび処理選択部15cは、エッジ42aの情報を用いて、実施形態1で説明したようにして、補正範囲の設定および補正処理の選択を行う。
このように、実施形態2では、視点変更前の奥行きデータ40と視点変更後の奥行きデータ41とからエッジ40a、40bを抽出し、それらのエッジ40a、40bの情報を用いて補正範囲の設定および補正処理の選択を行うこととしたので、エッジ42aの抽出が容易に行えるようになり、任意視点画像を生成する際のジャギーやアーティファクトの発生を抑制することでより自然な任意視点画像を生成することが可能となる。
さて、これまで画像処理装置および画像処理方法の実施形態を中心に説明を行ったが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。上記の各実施形態において、添付図面に図示されている構成等はあくまで一例であり、これらに限定されるものではなく、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。すなわち、本発明は、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
また、上記の各実施形態の説明では、画像処理装置の機能を実現するための各構成要素がそれぞれ異なる部位であるとして説明を行っているが、実際にこのように明確に分離して認識できる部位を画像処理装置が有していなければならないわけではない。上記の各実施形態で説明した機能を実現する画像処理装置において、その機能を実現するための各構成要素が実際にそれぞれ異なる部位を用いて構成されていてもかまわないし、全ての構成要素が一つの部位を用いて構成されていてもかまわない。すなわち、どのような実装形態であれ、機能として各構成要素を有していれば良い。
また、上記の各実施形態における画像処理装置の各構成要素の一部、または全部を典型的には集積回路であるLSI(Large Scale Integration)として実施してもよい。動画処理装置の各構成要素は個別にチップ化してもよいし、各構成要素の一部、または全部を集積してチップ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず、専用回路、または汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いることも可能である。
また、上記の各実施形態で説明した機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムを、プロセッサ(CPU:Central Processing Unit、MPU:Micro Processing Unit)などを備えるコンピュータシステムに読み込ませ、そのプログラムを実行させることにより各構成要素の処理を実現してもよい。
なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OS(Operating System)や周辺機器等のハードウェアも含む場合もあり得る。また、「コンピュータシステム」は、WWW(World Wide Web)システムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶媒体のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
また、上述した画像処理装置は、立体画像を表示する立体画像表示装置に備えられることとしてもよい。この立体画像表示装置は表示装置を備え、視点変更後の奥行きデータと、その奥行きデータに対応する任意視点画像データを用いて、視点変更後の立体画像を表示する。
1,2…物体、3…基準画像、3a…基準画像の拡大図、3b,24…グラデーション領域、4,30,34…任意視点画像、4a…任意視点画像の拡大図、4b…ジャギー領域、5a,5b,12b…奥行きデータ、4c…アーティファクト領域、10…画像処理装置、11…データ受付部、12…記憶部、12a…画像データ、13…奥行きデータ生成部、14…任意視点画像データ生成部、15…補正管理部、15a…エッジ抽出部、15b…補正範囲設定部、15c…処理選択部、16…処理実行部、20a,20b…視点変更後の奥行きデータの領域,23a,23b…視点変更後の任意視点画像の領域、21a〜21e…視点変更後の奥行きデータの画素、22a〜22e…視点変更後の任意視点画像の画素、31…補正範囲情報、31a…補正範囲、32…3×3ガウシアンフィルタ、33…ジャギー補正後の任意視点画像、35…アーティファクト補正後の任意視点画像、40…視点変更前の奥行きデータ、40a…視点変更前の奥行きデータにおけるエッジ、40b…視点変更前の奥行きデータの画素、41…視点変更後の奥行きデータ、41a…視点変更後の奥行きデータにおけるエッジ、41b…視点変更後の奥行きデータにおける画素、41c…抽出できなかったエッジ、42a…統合されたエッジ。

Claims (16)

  1. 奥行きデータを有する画像データを変換することにより視点が変更された視点変更画像データに対して補正処理を行う画像処理装置であって、
    前記視点変更画像データの各画素の奥行きデータを記憶する記憶部と、
    該記憶部に記憶された奥行きデータのエッジを抽出するエッジ抽出部と、
    該エッジ抽出部により抽出されたエッジの位置の情報に基づいて、前記視点変更画像データの補正範囲を設定する補正範囲設定部と、
    前記エッジ抽出部により抽出されたエッジの位置にある画素に対応する前記視点変更画像データの画素の画素値と、該エッジの位置にある画素から所定の画素数だけ離れた画素に対応する前記視点変更画像データの画素の画素値の情報とに基づいて、該視点変更画像データに対して適用する補正処理を選択する処理選択部と、
    該処理選択部により選択された補正処理を実行する処理実行部と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記エッジの抽出は、2次元フィルタを用いて行われることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記補正範囲設定部は、前記エッジの位置にある画素を含む所定の範囲内の画素に対応する前記視点変更画像データの画素の範囲を、前記補正範囲として設定することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記補正範囲設定部は、前記視点変更画像データにより形成される画像のサイズを検出し、該サイズの情報と前記エッジの位置の情報に基づいて、前記補正範囲を設定することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  5. 前記補正範囲設定部は、ユーザにより入力された補正範囲設定用の入力情報を受け付け、該入力情報に基づいて前記補正範囲を設定することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  6. 前記処理選択部は、前記補正範囲に基づいて、前記所定の画素数を特定することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記補正範囲設定部は、前記処理選択部により選択された補正処理に応じて、前記補正範囲を異なる範囲に設定することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記補正処理は、ジャギーを補正する補正処理、または、アーティファクトを補正する補正処理であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 前記エッジ抽出部は、前記視点を変更する前の画像データに対応する奥行きデータのエッジをさらに抽出し、前記補正範囲設定部は、前記記憶部に記憶された奥行きデータのエッジの位置の情報、および、前記視点を変更する前の奥行きデータのエッジの位置の情報に基づいて、前記補正範囲を設定することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  10. 奥行きデータを有する画像データを変換することにより視点が変更された視点変更画像データに対して補正処理を行う画像処理方法であって、
    記憶部に記憶された前記視点変更画像データの各画素の奥行きデータのエッジを抽出するエッジ抽出ステップと、
    該エッジ抽出ステップにおいて抽出されたエッジの位置の情報に基づいて、前記視点変更画像データの補正範囲を設定する補正範囲設定ステップと、
    前記エッジ抽出ステップにおいて抽出されたエッジの位置にある画素に対応する前記視点変更画像データの画素の画素値と、該エッジの位置にある画素から所定の画素数だけ離れた画素に対応する前記視点変更画像データの画素の画素値の情報とに基づいて、該視点変更画像データに対して適用する補正処理を選択する処理選択ステップと、
    該処理選択ステップにおいて選択された補正処理を実行する処理実行ステップと、
    を含むことを特徴とする画像処理方法。
  11. 前記処理選択ステップでは、前記補正範囲に基づいて、前記所定の画素数を特定することを特徴とする請求項10に記載の画像処理方法。
  12. 前記補正範囲設定ステップでは、前記処理選択ステップにおいて選択された補正処理に応じて、前記補正範囲を異なる範囲に設定することを特徴とする請求項10または11に記載の画像処理方法。
  13. 前記エッジ抽出ステップでは、前記視点を変更する前の画像データに対応する奥行きデータのエッジをさらに抽出し、前記補正範囲設定ステップでは、前記記憶部に記憶された奥行きデータのエッジの位置の情報、および、前記視点を変更する前の奥行きデータのエッジの位置の情報に基づいて、前記補正範囲を設定することを特徴とする請求項10〜12のいずれか1項に記載の画像処理方法。
  14. 請求項10〜13のいずれか1項に記載の画像処理方法をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  15. 請求項14に記載のコンピュータプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
  16. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の画像処理装置と、該画像処理装置により補正処理がなされた前記視点変更画像データを表示する表示装置とを備えたことを特徴とする立体画像表示装置。
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