JP2013117990A - 非接触式のicカード - Google Patents

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Abstract

【課題】ICカードからの物品の不正な取り外しを確実に防止できる非接触式のICカードを得る。
【解決手段】ICカード1は、カード本体3内に、景品としての物品21と、非接触式のデータ通信用の共振回路とが組み込まれている。ICカード1は、前記共振回路が、外部装置7との通信用のアンテナコイル5と、アンテナコイル5に並列接続されたキャパシタ11とを含む。キャパシタ11の一部分は、物品21に一体化された状態で固定されており、物品21がカード本体3から分離されると、物品21と共に該物品21に固定されたキャパシタ11の一部分が前記共振回路から分離されて、該共振回路の共振周波数が変化するようになっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、外部装置との間で非接触にデータ通信を行なうための非接触式のICカードに関して、不正使用を防止する技術に関する。
例えばパチンコやスロットマシンを備えた遊技場では、一般に、獲得したパチンコ球やメダルは計数機によって計数され、それに見合った景品と交換できるシステムが採用されている。この場合の景品には、タバコ等の通常の商品のほか、現金に交換するための景品があるが、近年においては景品交換の機械化および自動化が進み、出球数から景品への交換、或いは景品から現金への交換が簡便且つスピーディに行なえるように、所定のカードを使用する場合が多い。この種のカードには、磁気記録式やバーコード式のカードのほか、非接触式のICカードが用いられており、カード内には、換金性や等価性を持たせるために、カード基材内に商品価値のある物品(例えば貴金属製のメダルやコイン等)が埋め込まれている。この種の物品を埋め込んだカードの場合、該カード内の物品を抜き取ったり、安価な偽造物と入れ替えたりして、カードを偽造や変造することが考えられる。
以上のような物品の不正な抜き取り防止機能を備えたICカードの公知例には、特許文献1がある。かかる特許文献1のICカードは、外部装置との通信用のアンテナコイルと、このアンテナコイルとで共振回路を構成するキャパシタ(コンデンサ)と、記録データをアンテナコイルを介して外部装置に送信する等の処理を行なうICモジュールと、貴金属である物品が装着された基材層と、アンテナコイルおよびICモジュールを固定した回路層等で構成される。
この特許文献1においては、ICカードから物品を不正に取り出すことを目的として、基材層を回路層から剥離すると、アンテナコイルおよびICモジュールが基材層とともに回路層から剥離されるようにしている。つまり、アンテナコイル等を破損せずに、基材層をカードから取り外すことは困難としている。このようにアンテナコイルが破損されたICカードでは外部装置との通信が不可能であり、例えばICモジュールに記録しているデータを外部装置で読み出すこと等ができず、したがって、物品の抜き取りや交換に由来する不正使用を防止できる。
特開2006−209226号公報(図3−4、段落番号0016−0018)
しかし、特許文献1においても、貴金属である物品の不正な抜き取り等が全く不可能なわけでは無い。すなわち、特許文献1のICカードでは、ICカードの表面側(特許文献1の図3の上側)から基材層をくり抜いて、アンテナコイル等を破損することなく物品を取り出すことが可能ではない。
また、非接触式のICカードは銀行カード等への適用例が見られるが、その場合には、郵送過程における不正スキミングによる情報漏洩の問題が懸念されている。すなわち、非接触式ICカードが封筒等に入れられた状態で郵送される場合に、封筒等の上からカードリーダ等を押し当てると、ICカード内に記録されている個人情報等を読み取ることができる。このため、この種のICカードにおいては、不正スキミングに由来する情報漏洩を確実に防止できる技術の確立が急務とされていた。
本発明は、以上のような問題点を解決するためになされたものであり、ICカードからの貴金属等の物品の不正な取り出しを確実に防止できる非接触式のICカードを得ることを目的とする。
本発明の他の目的は、郵送過程等における不正スキミング等による情報漏洩を確実に防止することができる、セキュリティ性に優れた非接触式のICカードを得ることを目的とする。
本発明は、本体3内に、外部装置7との通信用のアンテナコイル5と、該アンテナコイル5に並列接続されたキャパシタ11とを含む非接触式のデータ通信用の共振回路が組み込まれている非接触式のICカードを対象とする。本発明のICカード1は、本体3の表面に剥離可能にシート体29が形成されており、前記キャパシタ11の一部分は、前記シート体29に一体化された状態で固定されており、前記シート体29が本体3から分離されると、該シート体29と共に該シート体29に固定されたキャパシタ11の一部分が前記共振回路から分離されて該共振回路の共振周波数が変化し、前記外部装置7との通信が可能となるように構成されていることを特徴とする。
前記キャパシタ11は、図9に示すように、絶縁性基板2を挟んで形成された上電極14と下電極15とを含み、キャパシタ11の上電極14は、一方の面が強接着層22によりシート体29に固定されるとともに、他方の面が強接着層22よりも接着強度が弱い弱接着層16により絶縁性基板2に固定されている。シート体29が本体3から剥離されると、弱接着剤16による上電極14と絶縁性基板2との接着状態が解除されて、上電極14がシート体29と共に基板2から分離されて共振周波数が変化するようになっている。
前記キャパシタ11は、図11に示すように、絶縁性基板2を挟んで形成された上電極14と下電極15と、上電極14とアンテナコイル5とを電気的に接続する接続子27とを含む。接続子27は、一方の面が接着層22によりシート体29に離脱不能に固定されている。シート体29が本体3から剥離されると、接続子27がシート体29と共に上電極14から分離されて共振周波数が変化するようになっているものとすることができる。
本体3の表面に剥離可能に形成されたシート体29に、キャパシタ11の一部分が一体化された状態で固定されており、シート体29が本体3から分離されると、シート体29とともに該シート体29に固定されたキャパシタ11の一部分が共振回路から分離されて共振回路の共振周波数が変化し、外部装置7との通信が可能となるようにすることができる。これによれば、シート体29を剥離するまでは、カードリーダ等を使っての情報の読み取りが不可能となるので、例えば郵送中における不正スキミングを確実に防止することができる。したがって、セキュリティ性に優れたICカード1を得ることができる。
具体的には、キャパシタ11の上電極14が、強接着層22でシート体29に固定されるとともに弱接着層16で基板2に離脱可能に固定されており、シート体29が本体3から剥離されると、上電極14がシート体29と共に基板2から分離されて、共振周波数が変化するように構成することができる。
上電極14とアンテナコイル5とを電気的に接続する接続子27の一方の面が接着層22によりシート体29に離脱不能に固定されており、シート体29が本体3から剥離されると、接続子27が該物品21と共に上電極14から分離されて、共振周波数が変化するように構成してもよい。
参考例に係る非接触式のICカードの縦断面図である。 ICカードの平面図である。 ICカードの内部のブロック構成図である。 ICカードの内部構造を示す分解斜視図である。 ICカードから物品を強制的に取り外した状態を示す縦断面図である。。 本発明に係る非接触式のICカードの第1実施形態の縦断面図である。 第1実施形態のICカードから物品を取り外した状態を示す縦断面図である。 本発明に係る非接触式のICカードの第2実施形態の縦断面図である。 第2実施形態のICカードから物品を取り外した状態を示す縦断面図である。
(参考例) 図1ないし図5に、非接触式のICカードの参考例を示す。なお、図面では、見易くするために各要素の厚さを誇張して記載してある。ICカード1は、図1および図2に示すように、例えば四角形状に形成されており、プラスチック製のカード本体3内に、絶縁性を有するプラスチックシート等で形成した絶縁性基板2を組み込んでいる。絶縁性基板2の一方の面2a(図1では上側)には、渦巻状に設けられたアンテナコイル5を配置してあり、アンテナコイル5で囲まれる領域内にICモジュール6を固定してある(図4参照)。ICモジュール6の接続端子8・9に、アンテナコイル5の両端がそれぞれ導電性の接着剤等で接続される。アンテナコイル5は、絶縁性基板2の一方の面2a上にエッチングパターン又は印刷パターンで形成される。アンテナコイル5は、細い被膜銅線をループ状に巻くことで形成してもよい。
また、アンテナコイル5の両端には、図3に示すように、キャパシタ(コンデンサ)11・12がそれぞれ並列接続されており、アンテナコイル5とキャパシタ11・12とで共振回路が形成される。キャパシタ11の上電極14は、図2および図4に示すように、長方形状に形成されており、上電極14の下面(他方の面)のほぼ全体が絶縁性基板2の一方の面2aに弱接着層16で固定(接着)されている。キャパシタ11の下電極15は、長方形状に形成されており、絶縁性基板2の他方の面2b(図1では下側)にエッチングパターン又は印刷パターンによって形成されている。キャパシタ11の両電極14・15は、絶縁性基板2および弱接着層16を挟んで対面状に形成されている。なお、キャパシタ12は、アンテナコイル5の浮遊容量(寄生容量)であってもよい。
アンテナコイル5の一端部18は、絶縁性基板2に設けた貫通孔19を介してキャパシタ11の下電極15に接続される。アンテナコイル5の他端部20(図4参照)とキャパシタ11の上電極14の端部とを、図1に示すように重ねた状態で圧着加工することで、アンテナコイル5の他端部20にキャパシタ11の上電極14が接続される。アンテナコイル5の他端部20とキャパシタ11の上電極14とは、接触のみで接続されてもよく、ハンダ付け等で接続されてもよい。アンテナコイル5の他端部20は、長方形状に形成されており、絶縁性基板2の一方の面2aにアンテナコイル5と同様にエッチングパターン又は印刷パターン等によって形成される。
カード本体3内には、貴金属等からなる直方体形状の物品(景品)21が組み込まれており、物品21に、キャパシタ11の上電極14の上面(一方の面)が強接着層22によって一体化された状態で固定(接着)される。これにて、キャパシタ11の上電極14が物品21に対して離脱不能になる。前記弱接着層16の接着強度が、強接着層22の接着強度よりも弱くなっており、例えば物品21をICカード1から分離しようとすると、弱接着層16によるキャパシタ11の上電極14と絶縁性基板2との接着状態が解除されて、上電極14が物品21と共に基板2から分離される(図5の状態)。なお、このときには、キャパシタ11の上電極14の端部もアンテナコイル5の他端部20から分離する。カード本体3の表面には、透明樹脂製のクリアシート23が物品21の上側を覆うように配置されており、クリアシート23を介して物品21が目視可能になっている。
ICモジュール6は、例えば外部装置としてのリードライタ装置7にICカード1を装着したときに、アンテナコイル5を介してリードライタ装置7と種々のデータ(デジタル信号)の通信を行なう。リードライタ装置7には、図3に示すように、アンテナコイル24と、制御回路25とを設けてあり、制御回路25から出力されたデータを含むキャリア(搬送波)がアンテナコイル24から送信される。ICモジュール6は、リードライタ装置7からのキャリアをアンテナコイル5で受信することで、前記データを抽出して該データに応じた処理を行なう。例えば、ICモジュール6は、リードライタ装置7からのデータに応じて内部に記録しているデータを読み出して、リードライタ装置7へ送信する。
ICカード1のアンテナコイル5のインダクタンスおよびキャパシタ11・12の容量は、リードライタ装置7にICカード1が適正に装着されたときに、共振周波数が最適になるようにそれぞれ設定される。
次に、参考例の非接触式のICカード1の作用を説明する。例えば物品21をICカード1から不正に抜き出される際に、クリアシート23をカード本体3から取り外して、物品21をカード本体3から強制的に分離すると、図5に示すように、キャパシタ11の上電極14は、物品21と共に絶縁性基板2から分離する。これに伴って上電極14が共振回路から分離されてキャパシタ11の容量が消滅し、ICカード1の共振回路の共振周波数が変化する。
この状態のICカード1の共振回路の共振周波数は、リードライタ装置7との通信状態を確立することができる周波数帯域からずれており、したがって物品21がカード本体3から抜き出されたのちは、ICカードによるリードライタ装置7との適正な通信が困難となって正常な使用が不可能となる。この場合、リードライタ装置7は、当該ICカード1が使用不能な状態であると判断し、ICカード1をリードライタ装置7から排出する。また、リードライタ装置7は、前記使用不能なカードである旨を、例えば外部の管理用コンピュータ等に出力する。なお、キャパシタ11の上電極14が弱接着層16から離脱すると、該弱接着層16は接着力が低下してしまい、キャパシタ11の上電極14を弱接着層16に再度接着することが困難になる。
このように、物品21がICカード1から不正に抜き出されると、当該ICカード1は使用不能となるため、物品21の抜き出し、或いは物品21の交換といったようなカード偽造に由来するICカードの不正使用を確実に防止することができる。なお、物品21は、宝石やメダル等であってもよい。
(第1実施形態) 図6および図7に、本発明に係る非接触式のICカードの第1実施形態を示す。第1実施形態では、図6に示すように、物品21に代えて、カード本体3の表面(図6では上側)に平板状のシート体29が剥離可能に形成されており、シート体29がカード本体3の表面から分離すると、ICカード1とリードライタ装置7との間の適正な通信が可能になる。
シート体29は、柔軟性を有する不透明樹脂等からなり、シート体29の裏面の中央に凹み形成された凹部30内にキャパシタ11の上電極14を収容してある。キャパシタ11の上電極14は、強接着層22でシート体29の凹部30内に接着されており、これにてキャパシタ11の上電極14がシート体29に一体化されて、シート体29に対して離脱不能になる。凹部30を除くシート体29の裏面は、キャパシタ11の上電極14を絶縁性基板2に固定する弱接着層16よりも接着強度が弱い微接着層31で、カード本体3の表面に固定(接着)される。これにて、シート体29をカード本体3の表面から容易に分離することができる。
そして、シート体29がカード本体3から分離されたときには、図7に示すように、前記弱接着剤16によるキャパシタ11の上電極14と前記絶縁性基板2との接着状態が解除されて、シート体29と共に絶縁性基板2から分離する。この結果、上電極14が共振回路から分離されてキャパシタ11の容量が消滅し、ICカード1の共振回路の共振周波数が変化する。
第1実施形態では、ICカード1のアンテナコイル5のインダクタンスおよびキャパシタ12の容量は、シート体29をカード本体3の表面から分離した状態でリードライタ装置7にICカード1が適正に装着されたときに、ICカード1の共振回路の共振周波数が、リードライタ装置7との通信状態を確立することができる周波数帯域になるようにそれぞれ設定される。
シート体29で覆われたカード本体3の表面(図7では上側)、またはシート体29の裏面の少なくとも一方には、ICカード1を使用可能にするための所定のIDコード等の固有情報が記載されている。なお、シート体29を分離したカード本体3の表面には、絶縁シート32が接着等によって固定される。そして、例えばユーザーが、カード本体3の表面からシート体29を分離して、前記固有情報を読み取って該固有情報等をインターネット等を介してICカード1の発行者に通知すると、リードライタ装置7にICカード1を装着してリードライタ装置7に処理を行なわせることが可能になる。その他の点は、参考例と同じであるので、同一部材には同一符号を付して、その説明を省略する。
例えばICカード1を銀行カードに使用する場合には、ICカード1の発行者(銀行等)がICカード1をユーザーに郵送する。そして、ユーザーが、カード本体3からシート体29を剥離して、前記固有情報およびパスワード等をICカード1の発行者に通知することで、ICカード1が銀行等の現金自動支払機等で使用できるようにすることができる。前記固有情報等をICカード1の発行者に通知する際に、さらにユーザーの個人情報を通知して、ICカード1が使用できるようにしてもよい。この場合、真正のユーザー以外の者によるなりすましを防止でき、ICカード1のセキュリティ性が向上する。
このように、第1実施形態では、カード本体3の表面からシート体29を分離しなければ、カードリーダ装置等を使っての情報の読み取りが不可能となるので、例えば郵送中における不正スキミングを確実に防止することができる。
(第2実施形態) 図8および図9に、本発明に係る非接触式のICカードの第2実施形態を示す。第2実施形態では、図8および図9に示すように、キャパシタ11の上電極14が、絶縁性基板2の一方の面2aにエッチングパターン又は印刷パターンによって形成され、キャパシタ11の上電極14の上側に、導電性の接続子27が重ねて配置される。シート体29の裏面の凹部30内にキャパシタ11の接続子27を収容してある。接続子27は、強接着層22でシート体29の凹部30内に接着されて、シート体29に一体化された状態で固定される。接続子27の一端側(図8では左側)の下面は、アンテナコイル5の他端部20の上面に重ねて配置される。その他の点は、第1実施形態と同じであるので、同一部材には同一符号を付して、その説明を省略する。
第2実施形態でも、例えばユーザーが、カード本体3の表面からシート体29を剥離すると、接続子27は、強接着層22の接着力でシート体29と共に絶縁性基板2から離脱する。そして、ユーザーが、前記固有情報を読み取って当該固有情報等をインターネット等を介してICカード1の発行者に通知すると、外部装置7にICカード1を装着して外部装置7に処理を行なわせることが可能になる。
第2実施形態でも、カード本体3の表面からシート体29を分離しなければ、カードリーダ装置等を使っての情報の読み取りが不可能となるので、例えば郵送中における不正スキミングを確実に防止することができる。
第1実施形態および第2実施形態において、シート体29は、カード本体3の表面全体を覆ってもよく、一部のみを覆ってもよい。
1 ICカード
2 絶縁性基板
3 カード本体
5 アンテナコイル
7 リードライタ装置
11 キャパシタ
14 上電極
15 下電極
16 弱接着層
21 物品
22 強接着層
27 接続子
29 シート体

Claims (3)

  1. 本体(3)内に、外部装置(7)との通信用のアンテナコイル(5)と、該アンテナコイル(5)に並列接続されたキャパシタ(11)とを含む非接触式のデータ通信用の共振回路が組み込まれており、
    本体(3)の表面に剥離可能にシート体(29)が形成されており、
    前記キャパシタ(11)の一部分は、前記シート体(29)に一体化された状態で固定されており、
    前記シート体(29)が本体(3)から分離されると、該シート体(29)と共に該シート体(29)に固定されたキャパシタ(11)の一部分が前記共振回路から分離されて該共振回路の共振周波数が変化し、前記外部装置(7)との通信が可能となるように構成されていることを特徴とする非接触式のICカード。
  2. 前記キャパシタ(11)は、絶縁性基板(2)を挟んで形成された上電極(14)と下電極(15)とを含み、
    前記キャパシタ(11)の上電極(14)は、一方の面が強接着層(22)により前記シート体(29)に固定されるとともに、他方の面が該強接着層(22)よりも接着強度が弱い弱接着層(16)により前記絶縁性基板(2)に固定されており、
    前記シート体(29)が本体(3)から剥離されると、前記弱接着剤(16)による前記上電極(14)と前記絶縁性基板(2)との接着状態が解除されて、該上電極(14)が該シート体(29)と共に基板(2)から分離されて共振周波数が変化するようになっている請求項1に記載の非接触式のICカード。
  3. キャパシタ(11)は、絶縁性基板(2)を挟んで形成された上電極(14)と下電極(15)と、該上電極(14)とアンテナコイル(5)とを電気的に接続する接続子(27)とを含み、
    前記接続子(27)は、一方の面が接着層(22)により前記シート体(29)に離脱不能に固定されており、
    前記シート体(29)が本体(3)から剥離されると、前記接続子(27)が該シート体(29)と共に前記上電極(14)から分離されて共振周波数が変化するようになっている請求項1に記載の非接触式のICカード。
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