JP2013100046A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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精一 待田
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Abstract

【課題】本発明は、減速機構を有する電動パワーステアリング装置における、電動モータと減速機構の継手と減速機構の駆動軸の相対的な変位を抑制し、騒音を長期に防止できる減速機構の電動パワーステアリング装置を提供する
【解決手段】ハウジング8と、前記ハウジング8内に設けられた減速機構7と、前記ハウジング8に取り付けられた電動モータ6と、前記減速機構7の入力軸71と前記電動モータの回転軸60とをスプライン嵌合により連結する継手9とを有する電動パワーステアリング装置において、前記入力軸71または前記回転軸60の前記継手9側のいずれか一方の先端に形成された凸状円錐面71dと、この凸状円錐面71dと対向するように前記継手9に形成された凹状円錐面92bと前記凸状円錐面71dと凹状円錐面92bとを当接させる付勢手段10を前記ハウジング8と前記電動モータ6との間に設けた。
【選択図】図2

Description

本発明は、操舵捕助力の発生源としてモータを用いる電動パワーステアリング装置に関する。
自動車用の電動パワーステアリング装置には、操舵補助用の電動モータの出力回転を、減速機構を介して舵取り機構に伝えるものがある。通例、上記電動モータの回転軸は、例えばスプライン継手からなる継手を介して減速機構の駆動軸に連結されている。この継手は電動モータと減速機構を組付け時の電動モータの回転軸と駆動軸との芯ずれを許容するために設けられている。電動モータの回転軸は、継手の一端部の円筒面に例えば圧入嵌合され、減速機構の駆動軸は、継手の他端部に例えばスプライン嵌合される。
この場合、継手のスプライン歯と減速機構の駆動軸のスプライン歯との間に隙間(ガタ)がなければ、減速機構の駆動軸を継手に挿入することができないため、通常ガタを許容する設計がなされている。その結果、使用時に、上記ガタに起因して継手と減速機構の駆動軸が径方向や周方向に相対的に変位し、がたつき音(騒音)が生じてしまう。そこで、継手のスプライン歯と減速機構の駆動軸のスプライン歯との間のスプライン嵌合部にゴム製のOリングを介在させて騒音を抑制している。(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−34256号公報
しかしながら、Oリングは劣化したり、電動モータの回転トルクを受けてへたりを生じたりするため、騒音抑制効果が経時的に低下する場合がある。
本発明は、かかる背景のもとでなされたもので、継手と減速機構の駆動軸との相対的変位を抑制し、経年変化による騒音を防止できる電動パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ハウジングと、前記ハウジング内に設けられた減速機構と、前記ハウジングに取り付けられた電動モータと、前記減速機構の入力軸と前記電動モータの回転軸とをスプライン嵌合により連結する継手と、前記減速機の操舵力を出力する出力軸とを有する電動パワーステアリング装置において、前記入力軸または前記回転軸の前記継手側のいずれか一方の先端に形成された凸状円錐面と、この凸状円錐面と対向するように前記継手に形成された凹状円錐面と前記凸状円錐面と凹状円錐面とを当接させる付勢手段を前記ハウジングと前記電動モータとの間に設けたことを要旨としている。
本発明によれば、前記入力軸または前記回転軸の前記継手側のいずれか一方の先端に形成された凸状円錐面と前記継手に形成された凹状円錐面が付勢手段により当接された状態になるので、前記減速機構の入力軸と前記電動モータの回転軸とのスプライン嵌合が径方向および円周方向に移動しにくくできる。
さらに請求項2に記載の発明は、前記付勢手段は、前記継手の半径方向延長上において、前記ハウジングと前記モータの取付け面のいずれかを曲面に形成し、この取付け面間に弾性体を設けたことを要旨としている。
すなわち、前記継手の半径方向延長上において、前記ハウジングと前記モータの取付け面のいずれかを曲面に形成することで、継手を支点として、前記減速機構の入力軸の変位を柔軟に吸収できる。そのため、前記減速機構の摩耗によるバックラッシの増加で前記減速機構の入力軸が軸方向や半径方向に大きく移動しても、この弾性体が移動を吸収する。
本発明によれば、継手と減速機構の駆動軸との相対変位を抑制し、経年変化による騒音を防止できる電動パワーステアリング装置を提供できる。
本発明に係る電動パワーステアリング装置の断面図である。 本発明に係る電動パワーステアリング装置の実施の形態1における減速機構部分の拡大断面図である。 本発明に係る電動パワーステアリング装置の継手の拡大断面図である。 本発明に係る電動パワーステアリング装置の実施の形態2における減速機構部分の拡大断面図である。 実施の形態2における弾性体の(a)平面図、(b)(a)のI―I断面図
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
図1は本発明に係る電動パワーステアリング装置の断面図、図2は減速機構部分の拡大断面図である。電動パワーステアリング装置は、上端が舵取りのための操舵輪1に繋がり、下端に筒部を有する第1の操舵軸2と、前記筒部内に挿入されてその上端が前記操舵軸2の下端に同軸的に連結され、前記操舵輪1に加わる操舵トルクの作用によって捩れるトーションバー3と、下端が前記トーションバー3の下端に同軸的に連結される第2の操舵軸4と、前記トーションバー3の捩れに応じた第1及び第2の操舵軸2,4の相対回転変位量によって前記操舵輪1に加わる操舵トルクを検出するトルクセンサ5と、該トルクセンサ5が検出したトルクに基づいて駆動される操舵補助用のモータ6と、該モータ6の回転に連動し、該回転を減速して第2の操舵軸4に伝達する駆動歯車(以下ウォームと云う)71及び従動歯車(以下ウォームホイールと云う)72を有する減速機構7と、前記トルクセンサ5及び前記減速機構7が収容されるハウジング8とを備え、このハウジング8に弾性体10を介して前記モータ6が取付けられている。
ハウジング8は、前記トルクセンサ5を収容する第1の収容部8aと、該収容部8aに連続し、前記ウォームホイール72を収容する第2の収容部8bと、該収容部8bに連続し、前記ウォーム71を収容する第3の収容部8cとを備えている。
収容部8cは第2の操舵軸4の軸芯と交叉するように配置されたウォーム71の軸長方向に長くなっており、その長手方向両端に軸受孔81,82が設けられている。また、一方の軸受孔81は該軸受孔81に遊嵌される転がり軸受73を、他方の軸受孔82は転がり軸受74が取付けられている。
減速機構7は、前記モータ6の回転軸としての出力軸60に継手9を介して連結された軸部71aを有するウォーム71と、前記第2の操舵軸4の中間に嵌合固定された合成樹脂製のウォームホイール72とを備え、これらウォーム71及びウォームホイール72の噛合により前記出力軸60の回転を減速して第2の操舵軸4(減速機構7の出力軸)に伝達し、該第2の操舵軸4からユニバーサルジョイントを経て例えばラックピニオン式の舵取機構(図示せず)へ伝達するようにしている。
ウォーム71は一端の軸部71aが第1の転がり軸受73を介して前記軸受孔81に回転可能に支持されており、他端の軸部71bが第2の転がり軸受74を介して前記軸受孔82に回転可能に支持されている。
ウォームホイール72は、前記ウォーム71に噛合する複数の歯を外側に有する合成樹脂製の環状歯体72aと、該環状歯体72aを保持した金属製の保持体72bとを備え、該保持体72bの中心部に穿設された貫通孔が前記第2の操舵軸4に嵌合されている。
モータ6とハウジング8との取付け部は、互いに所定間隔を隔てて対向するモータ6の支持板6aおよびハウジングの支持板8dを有している。これらのモータ6の支持板取付け面6bと、ハウジング8の指示板の取付け面8eの間に弾性体10を介して、固定ねじ68を用いて締結されている。
図3は継手の拡大断面図である。継手9は金属材料によって円柱形に形成されており、その両端には軸心を等しくした嵌合孔91,92が設けてある。この嵌合孔91,92は内側にスプラインが形成されている。一方の嵌合孔91には前記出力軸60がスプライン嵌合され、他方の嵌合孔92にはウォーム71の軸部71a(減速機構7の入力軸)が嵌合されている。
さらに、継手9の嵌合孔91と嵌合孔92間の中央部には、凹状の円錐面からなるテーパ面92bが形成されている。このテーパ面92bに対向するようにウォーム71の軸部71aの軸方向先端には凸状の円錐面からなるテーパ面71dが形成されている。そして、これらは、ウォーム71に軸方向に作用する弾性体10の付勢弾力により、テーパ面71d、92bを互いに当接し圧接させるようになっている。
上記構成によれば、前記継手9と前記駆動軸71とは、その一方に形成されたスプラインと、その他方に形成されたスプラインとを係合させることで、一体的に回転するように連結し、更に、前記継手9と前記駆動軸71との間には、軸直交面に対して傾斜する回転面からなる一対のテーパ面71d、92bを、前記付勢手段の付勢弾力により互いに当接し圧接させる構成としたので、テーパ面71d、92bの摩擦力により、スプラインが径方向および円周方向に移動しにくいため、経年変化による継手と減速機構の駆動軸の相対的な変位を抑制でき、経年変化による騒音を防止できる。
また、ウォーム71に軸方向に作用する弾性体10の付勢弾力により継手9がウォーム71にスラスト荷重を加えているため、ウォーム71の軸長方向へのガタつきを防止でき、しかも、弾性的にスラスト荷重を加えるため、ウォーム71の回転トルクを小さくでき、摩擦抵抗を少なくすることができる。
図4は本発明の第2実施形態の構造を示し、図5(a)は弾性体20の平面図であり、(b)は弾性体20の断面図の構造をしめしている。(b)に示すように弾性体20の断面が曲率Rの面を有しており、径方向に弾性体の厚さが増加しており、より柔軟性を持たしている。さらに、モータ6とハウジング取付け部は継手の半径方向延長上に配置している。
実施形態2では、モータ取付け部6aに弾性体20で取付けられている部分は継手9の半径方向延長上であり、継手9の応力の支点となり、さらに弾性体20が曲面であるため、継手9を支点として、応力を柔軟に吸収できるため、駆動軸71の変位を柔軟に吸収できる。そのため、駆動軸71の摩耗によるバックラッシの増加で駆動軸71が軸方向や半径方向に移動しても、この弾性体20が移動を吸収するため、テーパ面71d、92bの摩擦力の変動が長期に起こらず、スプライン部92bが軸方向および円周方向に移動しないため、騒音抑制効果を長期に維持することができる
さらに、回転軸60をウォーム71に向けて曲率R面の弾性体20が付勢しているため、ウォーム71及びウォームホイール72の歯の摩耗が増大したり、減速機構7周りの温度が比較的低温に低下してウォームホイール72の環状歯体72aが収縮したりしてウォーム71が傾動して回転する場合も同様に、弾性体20の弾性復元力によってスプライン部のがたつきの発生はなく、さらにウォーム71が軸方向にウォームホイール72に向けて弾性的に動くことになり、バックラッシュ量の増加による、転舵時のウォーム71とウォームホイール72の歯打ち音についても、弾性体20がウォーム71の振動を吸収するため、歯打ち音を抑制できる。
尚、継手は円柱形状である他、筒形であってもよく、また、嵌合孔を有する非弾性の筒体が両端に結合された構成であってもよく、その構成は特に制限されない。
6…モータ、60…出力軸、71…駆動歯車(ウォーム)、72…従動歯車(ウォームホイール)、9継手,10,20…弾性体

Claims (2)

  1. ハウジングと、前記ハウジング内に設けられた減速機構と、前記ハウジングに取り付けられた電動モータと、前記減速機構の入力軸と前記電動モータの回転軸とをスプライン嵌合により連結する継手と、前記減速機構の操舵力を出力する出力軸とを有する電動パワーステアリング装置において、前記入力軸または前記回転軸の前記継手側のいずれか一方の先端に形成された凸状円錐面と、この凸状円錐面と対向するように前記継手に形成された凹状円錐面と前記凸状円錐面と凹状円錐面とを当接させる付勢手段を前記ハウジングと前記電動モータとの間に設けたことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 前記付勢手段は、前記継手の半径方向延長上において、前記ハウジングと前記モータの取付け面のいずれかを曲面に形成し、この取付け面間に弾性体を設けたことを特徴とする請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020104370A (ja) * 2018-12-27 2020-07-09 日精樹脂工業株式会社 射出成形装置

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