JP2013091950A - Eaves gutter support - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、取付杆と樋支持具本体とを相互にスライド可能とした軒樋支持具に関する。 The present invention relates to an eaves rod support that allows an attachment rod and a rod support body to slide relative to each other.
従来のこの種の軒樋支持具として、横回転ロックレバーの操作で取付杆と樋支持具本体とのロックおよびその解除を行えるものがある(例えば、特許文献1参照)。 As a conventional eaves rod support of this type, there is one that can lock and release the attachment rod and the rod support body by operating a lateral rotation lock lever (for example, see Patent Document 1).
特許文献1に記載された構造のものは、樋支持具本体に長孔を設けて、その長孔に取付杆と操作体との結合軸を通して、結合軸を長孔に沿って相対移動できるように、樋支持具本体をスライド可能としたものである。
In the structure described in
そして、スライドしないように軒樋支持具を固定保持するときには横回転ロックレバーを回転操作して、取付杆と樋支持具本体とを圧接固定し、進退調節のためにスライド可能にするときには横回転ロックレバーを回転操作して、圧接解除する構成となっている。 Then, when holding the eaves rod support fixture so that it does not slide, rotate the lateral rotation lock lever to fix the mounting rod and heel support body in pressure contact, and when making it slidable for forward / backward adjustment, rotate horizontally The lock lever is rotated to release the pressure contact.
このように、取付杆と樋支持具本体とのロックもそのロックの解除も横回転ロックレバーの回転操作だけでできるため、軒樋を施工する際には、樋支持具本体の進退調節を迅速かつ簡便に行える。 In this way, the mounting rod and lock body can be locked and unlocked only by rotating the horizontal rotation lock lever. And it can be done easily.
しかしながら、取付杆と樋支持具本体とのロックは両者の圧接によりなされる構造であるため、レバーの回転操作には強い力を必要とするという問題があったし、ロックまたはロック解除の際に行う回転操作自体が高所においてはしにくいという問題もあった。 However, since the lock between the attachment rod and the rod support body is a structure that presses the two together, there is a problem that a strong force is required for the rotation operation of the lever, and at the time of locking or unlocking There is also a problem that the rotation operation itself is difficult to perform at high places.
本発明は、このような問題を解決するために提案されたもので、その目的は、スライド操作をするための取付杆と樋支持具本体とのロックの解除の操作および樋支持具本体を固定する(スライドできないようにする)ためのロックの操作を簡易かつ迅速に行える軒樋支持具を提供することにある。 The present invention has been proposed in order to solve such a problem. The purpose of the present invention is to release the lock between the mounting rod for sliding operation and the rod support body and to fix the rod support body. It is an object of the present invention to provide an eaves support that can easily and quickly perform a lock operation for performing (to prevent sliding).
上記目的を達成するために、請求項1に記載の軒樋支持具は、取付杆と、ロック機構を有した操作体とを、それらの間に長孔が開設された樋支持具本体を挟み込んだ状態で該長孔を貫通する結合軸で結合して、取付杆と樋支持具本体とを相互にスライド可能とし、所望の位置で固定できるようにした軒樋支持具であって、操作体は、挿通孔を有した基板部と、該基板部の両側方に各々延び、樋支持具本体の長手方向に直交する方向に配された、ばね性を有したつまみ部を備えた構造とされ、操作体のつまみ部と、樋支持具本体との各対向部位には、樋支持具本体の進退位置を固定する係止部が形成されており、つまみ部を操作して係止によるロックを解除する構成としたことを特徴とする。
In order to achieve the above object, an eaves rod support tool according to
請求項2に記載の軒樋支持具は、係止部の一方は凸部で形成され、他方は凸部と嵌合する凹部で形成され、樋支持具本体の係止部は、スライド方向に沿って等間隔に複数形成されている。
The eaves rod support tool according to
請求項3に記載の軒樋支持具は、操作体のつまみ部は、樋支持具本体の係止部を設けた部位の形状に合致するように折曲されている。 According to a third aspect of the present invention, the knob portion of the operating body is bent so as to match the shape of the portion provided with the locking portion of the heel support main body.
請求項1に記載した軒樋支持具によれば、ばね性を有したつまみ部を備えた操作体を有しているため、スライド操作をするための取付杆と樋支持具本体とのロックの解除の操作をつまみ部のつまみ操作だけで行える。樋支持具本体の進退調節は、つまみ部をつまんだ状態で樋支持具本体をスライド調節すればよく、位置が確定すれば、つまみ部をつまんだ手指を離すだけでよい。つまり、操作体のつまみ部から手指を離すだけでロックされるので、ロックのために余分な操作を必要としない。
According to the eaves rod support tool described in
ようするに、軒樋支持具の進退調節の際、スライド操作をするための取付杆と樋支持具本体とのロックの解除の操作、および、取付杆と樋支持具本体とのロックの操作を簡易かつ迅速に行える。 Thus, when adjusting the forward / backward movement of the eaves rod support tool, the operation for releasing the lock between the mounting rod for sliding operation and the rod support body and the operation for locking the mounting rod and the rod support body are simple and easy. It can be done quickly.
請求項2に記載の軒樋支持具によれば、樋支持具本体と操作体との係止は凸部と凹部によりなされ、少なくともいずれか一方がスライド方向に沿って等間隔に複数形成されているため、一定ピッチで段階的な調節ができ、所望の位置で固定できる。また、複数の凹部を有した係止部と、複数の凸部を有した係止部とが相互に嵌合する構成にすれば、固定をさらに強化できる。
According to the eaves rod support tool according to
請求項3に記載の軒樋支持具によれば、操作体のつまみ部が樋支持具本体の係止部を設けた部位の形状に合致するように折曲されているので、凹凸嵌合による係止が確実に行える。
According to the eaves rod support tool according to
以下に、本発明の実施形態について、添付図面を参照しながら説明する。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings.
図1〜図3は、本発明の第1実施形態に係る軒樋支持具の説明図である。 1-3 is explanatory drawing of the eaves hook support tool which concerns on 1st Embodiment of this invention.
この軒樋支持具1は、取付杆30と、ロック機構を有した操作体20とが、それらの間に長孔12が開設された樋支持具本体10を挟み込んだ状態で該長孔12を貫通する結合軸(リベット2)で結合された構造となっている。樋支持具本体10は、取付杆30に対して操作体20の操作によりスライド可能とされ、所望の位置で固定できるようなっている。
The
取付杆30は、ステンレス等の金属で製されており、軒先等に固定される取付足板31と、その上端中央から前方に向けて延びた足杆32とを備えている。この足杆32の前方部には段落ちした連結片部33が形成され、この連結片部33には結合軸(リベット2)が貫通する軸孔34が開設されている。
The
樋支持具本体10は、ステンレス等の金属で製された長板状のスライド板本体11を備えており、その前端には軒樋3の前部を吊り下げ支持するための前樋掛止部10aが折り曲げ形成され、後端には軒樋3の後部を吊り下げ支持するための後樋掛止部10bが固着形成されている。
The
スライド板本体11には、長手方向に沿って、リベット2が貫通する長孔12が形成され、その幅方向の両側には上方に膨出してなるリブ13が設けてあり、さらにそのリブ13の外壁部13aの下端には、長孔12の略全長に対応した鋸刃状の凹凸部が設けてある。
A
この凹凸部には、複数の凸部15、15・・・が等間隔で下方に向けて突出形成されており、図例では10個の凸部15、15・・・が連続形成されている。この凹凸部の複数の凸部15、15・・・は、後述する操作体20のつまみ部23、23のそれぞれに形成された凹部25、25、25に対して相互係止するための係止部を構成する。なお、凸部15は、凹部25と嵌合しやすくするために、図例のように、先端を面取りした先細りのガイド形状とすることが望ましい。
In this concavo-convex portion, a plurality of
また、操作体20は蝶ばね体よりなり、挿通孔22を有した基板部21と、該基板部21の両側方に各々延びた、ばね性を有したつまみ部23、23とを備えた構造となっている。
Further, the
つまみ部23、23は、下方に向けて相互に離反するようにハ字状に開いており、その中間部には、等ピッチの3つの凹部25、25、25が形成された、基板部21に略平行な段部24が折曲形成されている。この段部24に設けた複数の凹部25、25、25は、樋支持具本体10の凹凸部の凸部15、15・・・に対して相互係止するための係止部を構成する。
The
また、基板部21におけるつまみ部23、23側の両端部には、下方に凹んだ凹溝21aが形成されている。この凹溝21aは、つまみ部23、23を弱い力でも操作させるためのものであり、また強化リブとしても作用する。
Further, in both end portions of the
また、本実施形態の例では、樋支持具本体10の凸部15に嵌合する凹部25が、貫通開口で構成されているが、凸部15が嵌合できる程度の凹み穴で構成されたものでもよい。少なくとも、樋支持具本体10の凸部15と、操作体20のつまみ部23の凹部25との嵌合によって相互に係止する構造であればよい。また、操作体20のつまみ部23に凸部を設け、樋支持具本体10に凹部を設けたものでもよい。
Moreover, in the example of this embodiment, although the recessed
以上に説明した取付杆30、樋支持具本体10および操作体20は、図1、図2に示すように連結される。
The
すなわち、取付杆30の連結片部33の下に樋支持具本体10のスライド板本体11を配し、その下につまみ部23がスライド板本体11の幅方向の両側に配されるように操作体20を配し、取付杆30の軸孔34、樋支持具本体10の長孔12、操作体20の挿通孔22を合わせてリベット2よりなる結合軸を挿通させることで、三者が結合する。リベット2の代わりに、結合具としてボルト、ナットを用いてもよい。
In other words, the
こうして三者を結合させると、取付杆30と操作体20とは、軸孔34と挿通孔22とを介してリベット2で相互に結合するとともに、相対的な位置関係が変動しないように固定一体化する一方、樋支持具本体10は、一体となった2部材に対して、長孔12を介してスライド移動できるように結合する。
When the three members are combined in this way, the
このように3部材が結合すると、操作体20のつまみ部23をつまみ操作しない通常の状態では、操作体20の3つの凹部25、25、25に樋支持具本体10の複数の凸部15、15・・・のうちの3つの凸部15、15、15が嵌合して、3部材が相互に固定されたロック状態となる。
When the three members are combined in this way, in a normal state where the
図2(a)(b)は、樋支持具本体10を取付杆30に対して操作体20を用いてロックした2状態例を示した模式部分側面図である。
FIGS. 2A and 2B are schematic partial side views showing two state examples in which the
図2(a)の例は、操作体20のつまみ部23に形成された3つの凹部25、25、25に対して、樋支持具本体10に形成された凸部15、15・・・のうち前方(図中の左)から3〜5番目の凸部15、15、15が嵌合した状態を示したものである。一方、図2(b)の例は、つまみ部23の3つの凹部25、25、25に対して、前方から6〜8番目の凸部15、15、15が嵌合した状態を示したものである。
In the example of FIG. 2A, the three
このように、操作体20の3つの凹部25、25、25には、樋支持具本体10の前方からn番目と(n+1)番目と(n+2)番目(図例ではnは1〜8のいずれか)の凸部15、15、15が嵌合する。
Thus, the three
本実施形態の図例では、3組の凸部15、15、15と凹部25、25、25とが嵌合する構成となっているが、これには限らず、少なくとも1組の凸部15および凹部25が嵌合する構成であればよい。樋支持具本体10を強固に取り付けるために複数組の凸部15、15と凹部25、25とが嵌合する構成とすることが望ましい。
In the illustrated example of the present embodiment, the three sets of
このように、この軒樋支持具1は、操作体20に形成された3つの凹部25、25、25を樋支持具本体10の適宜な凸部15、15、15と嵌合させることで、樋支持具本体10の突出度合いを異ならせることができる。
Thus, this eaves
このように樋支持具本体10を種々の進退度合いにするための調節は、図3(a)(b)に示すように、操作体20のつまみ部23、23のつまみ操作および樋支持具本体10のスライド操作によってなされる。
As shown in FIGS. 3 (a) and 3 (b), the adjustment for making the heel
図3(a)は、凸部15と凹部25とが嵌合して樋支持具本体10がロックされた状態を示した縦断面図であり、この状態でつまみ部23、23を白抜き矢印方向につまんでつまみ部23、23を弾性変形させると、凸部15と凹部25の嵌合が解除され、図3(b)の状態となる。このロック解除の状態で、つまみ部23、23をつまんだまま、樋支持具本体10を長孔12に沿ってスライド移動させ、所望の位置で手指を離してつまみ部23、23を元の状態に復帰させると、凹部25が凸部15に嵌合して再度ロック状態となり、スライド操作ができなくなる。
FIG. 3A is a longitudinal cross-sectional view showing a state in which the
このように、操作体20のつまみ部23、23をつまんでおけば、簡単に樋支持具本体10のスライド調節を行うことができる。また、所望の位置にスライドした後には、つまみ部23、23をつまんでいた手指を離すことで、つまみ部23、23のばね復帰にて凸部15と凹部25とが凹凸嵌合して、樋支持具本体10が動かないようにロックすることができる。
Thus, if the
ようするに、この軒樋支持具1によれば、軒樋支持具1の進退調節の際、スライド操作をするための取付杆30と樋支持具本体10とのロックの解除の操作および樋支持具本体10を固定する(スライドできないようにする)ためのロックの操作を簡易かつ迅速に行える。
Thus, according to this eaves
本実施形態に係る軒樋支持具1による効果は種々挙げられるが、以下に説明する第2、第3実施形態に係る軒樋支持具1も同様の効果が奏せられるため、それらの実施形態を説明したのちにまとめて説明する。
Various effects of the eaves
本発明の第2実施形態について、図4〜図6を参照しながら説明する。 A second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
本実施形態に係る軒樋支持具1は、樋支持具本体10、操作体20の各形状等が第1実施形態のものと異なる。
The
本実施形態における樋支持具本体10は、合成樹脂により製された長板状のスライド板本体11を備えており、その前後端には軒樋3を吊り下げ支持するための前樋掛止部10aおよび後樋掛止部10bが一体形成されている。
The
スライド板本体11は、図5(a)の断面図に示すように第1実施形態の金属製のものにくらべて肉厚に形成されている。その中央には、長手方向に沿って、リベット(結合軸)2が貫通する長孔12が形成され、長孔12が通じる下面における幅方向の両側には、脚のごとく下方に突き出た側壁部14、14が形成されている。
As shown in the sectional view of FIG. 5A, the slide plate
この側壁部14、14のそれぞれの内側には、図5(a)(b)に示すように、長孔12の略全長に対して、相対向するように、等間隔に配置された複数の凸部15、15・・・が形成されている。この複数の凸部15、15・・・は、後述する操作体20のつまみ部23に形成された凹部25、25に対して相互係止するための係止部を構成する。
As shown in FIGS. 5 (a) and 5 (b), inside the
また、操作体20は蝶ばね体よりなり、挿通孔22を有した基板部21と、該基板部21の両側方に各々延びた、ばね性を有したつまみ部23、23とを備えた構造となっている。
Further, the operating
つまみ部23、23は、下方に向けて相互に離反するようにハ字状に開いており、その中間部には、基板部21に略平行な段部24が折曲形成され、その段部24よりも上部に2つの凹部25、25が形成されている。この2つの凹部25、25は、樋支持具本体10の凸部15、15・・・に対して相互係止するための係止部を構成する。
The
また、基板部21におけるつまみ部23側の両端部には、下方に凹んだ凹溝が形成されている。この凹溝は、つまみ部23を弱い力でも操作させるためのものであり、また強化リブとしても作用する。
Further, in both end portions of the
なお、樋支持具本体10の凸部15に嵌合する凹部25は、凸部15が嵌合できる程度の凹み穴で構成されたものでもよい。少なくとも、樋支持具本体10の凸部と、操作体20のつまみ部23の凹部との嵌合によって相互に係止する構造であればよい。また、操作体20のつまみ部23に凸部を設け、樋支持具本体10に凹部を設けたものでもよい。
In addition, the recessed
以上に説明した取付杆30、樋支持具本体10および操作体20は、図4、図6に示すように連結される。
The
すなわち、取付杆30の連結片部33の下に樋支持具本体10のスライド板本体11を配し、その下に、樋支持具本体10の側壁部14、14間に基板部21を嵌め入れるようにして操作体20を配し、取付杆30の軸孔34、樋支持具本体10の長孔12、操作体20の挿通孔22を合わせてリベット2よりなる結合軸を挿通させることで、三者が結合する。リベット2の代わりに、結合具としてボルト、ナットを用いてもよい。
That is, the
こうして三者を結合させると、取付杆30と操作体20とは、軸孔34と挿通孔22とを介してリベット2で相互に結合するとともに、相対的な位置関係が変動しないように固定一体化する一方、樋支持具本体10は、一体となった2部材に対して、長孔12を介してスライド移動できるように結合する。
When the three members are combined in this way, the
このように3部材が結合すると、操作体20のつまみ部23をつまみ操作しない通常の状態では、操作体20の2つの凹部25、25に樋支持具本体10の複数の凸部15、15・・・のうちの2つの凸部15、15が嵌合して3部材が相互に固定したロック状態となる。
When the three members are combined in this manner, in a normal state in which the
なお、この軒樋支持具10のロック機構については、樋支持具本体10に形成された10個の凸部15、15・・・のうちの2つの凸部15、15が、操作体20に設けた2つの凹部25、25に嵌合して樋支持具本体10と操作体20とが結合するものであり、第1実施形態の軒樋支持具1のロック機構と概ね同じであるため、ロック状態例の図示および説明については省略する。
In addition, about the lock mechanism of this eaves
この樋支持具本体10を種々の進退度合いにするための調節は、図6(a)(b)に示すように、操作体20のつまみ部23のつまみ操作および樋支持具本体10のスライド操作によってなされる。
As shown in FIGS. 6 (a) and 6 (b), the adjustment for changing the degree of advancement / retraction of the
図6(a)は、凸部15と凹部25とが嵌合して樋支持具本体10がロックされた状態を示した縦断面図であり、この状態でつまみ部23、23を白抜き矢印方向につまんでつまみ部23、23を弾性変形させると、凸部15と凹部25の嵌合が解除され、図6(b)の状態となる。このロック解除の状態で、つまみ部23、23をつまんだまま、樋支持具本体10を長孔12に沿ってスライド移動させ、所望の位置で手指を離してつまみ部23、23を元の状態に復帰させると、凹部25が凸部15に嵌合して再度ロック状態となり、スライド操作ができなくなる。
FIG. 6A is a vertical cross-sectional view showing a state in which the
このように、操作体20のつまみ部23、23をつまんでおけば、簡単に樋支持具本体10のスライド調節を行うことができる。また、所望の位置にスライドした後には、つまみ部23、23をつまんでいた手指を離すことで、つまみ部23、23のばね復帰にて凸部15と凹部25とが凹凸嵌合して、樋支持具本体10が動かないようにロックすることができる。
Thus, if the
つぎに、本発明の第3実施形態について、図7〜図9を参照しながら説明する。 Next, a third embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
本実施形態に係る軒樋支持具1は、樋支持具本体10、操作体20の各形状等において、第1、第2実施形態のものと異なる。
The eaves
本実施形態における樋支持具本体10は、合成樹脂により製された長板状のスライド板本体11を備えており、その前後端には軒樋3を吊り下げ支持するための前樋掛止部10aおよび後樋掛止部10bが一体形成されている。
The
スライド板本体11は、図8(a)の断面図に示すように第1実施形態の金属製のものにくらべて肉厚に形成されている。その中央には、長手方向に沿って、結合軸が貫通する長孔12が形成され、長孔12が通じる下面の幅方向の両側には、脚のごとく下方に突き出た側壁部14、14が形成されている。
As shown in the cross-sectional view of FIG. 8A, the
この側壁部14のそれぞれの下端には、図8(a)(b)に示すように、下方に向いて突出し、等ピッチに配置された複数の凸部15、15・・・が形成されている。この複数の凸部15、15・・・は、後述する操作体20のつまみ部23に形成された凹部25、25、25に対して相互係止するための係止部を構成する。
As shown in FIGS. 8A and 8B, a plurality of
また、操作体20は蝶ばね体よりなり、挿通孔22を有した基板部21と、該基板部21の両側方に各々延び、樋支持具本体10の長手方向に直交する方向に配された、ばね性を有したつまみ部23、23とを備えた構造となっている。
Further, the
つまみ部23は、下方に向けて相互に離反するようにハ字状に開いており、その中間部には、等ピッチの3つの凹部25、25、25が形成された基板部に略平行な段部24が折曲形成されている。この段部24に設けた複数の凹部25、25、25は、樋支持具本体10の凸部15、15・・・に対して相互係止するための係止部を構成する。
The
また、基板部21におけるつまみ部23、23側の両端部には、下方に凹んだ凹溝が形成されている。この凹溝は、つまみ部23、23を弱い力でも操作させるためのものであり、また強化リブとしても作用する。
Further, in both end portions of the
また、本実施形態の例では、樋支持具本体10の凸部15に嵌合する凹部25が、貫通開口で構成されているが、凸部15が嵌合できる程度の凹み穴で構成されたものでもよい。少なくとも、樋支持具本体10の凸部15と、操作体20のつまみ部23の凹部25との嵌合によって相互に係止する構造であればよい。また、操作体20のつまみ部23に凸部を設け、樋支持具本体10に凹部を設けたものでもよい。
Moreover, in the example of this embodiment, although the recessed
以上に説明した取付杆、樋支持具本体10および操作体20は、図7に示すように連結される。
The mounting rod, the
すなわち、取付杆30の連結片部33の下に樋支持具本体10のスライド板本体11を配し、その下につまみ部23がスライド板本体11の両側に配されるように操作体20を配し、取付杆30の軸孔34、樋支持具本体10の長孔12、操作体20の挿通孔22を合わせてリベット2よりなる結合軸を挿通させることで、三者が結合する。リベット2の代わりに、結合具としてボルト、ナットを用いてもよい。
That is, the
こうして三者を結合すると、取付杆30と操作体20とは、軸孔34と挿通孔22とを介してリベット2で相互に結合され、相対的な位置関係が変動しないように固定一体化される一方、一体となった2部材に対して、樋支持具本体10は長孔12を介してスライド移動できるように結合する。
When the three members are combined in this way, the
このように3部材が結合すると、操作体20のつまみ部23、23をつまみ操作しない通常の状態では、操作体20の3つの凹部25、25、25に樋支持具本体10の複数の凸部15、15・・・のうちの3つの凸部15、15、15が嵌合して、3部材が相互に固定したロック状態となる。
When the three members are combined in this manner, in a normal state where the
なお、この軒樋支持具1のロック機構については、樋支持具本体10に形成された10個の凸部15、15・・・のうちの3つの凸部15、15、15が、操作体20に設けた3つの凹部25、25、25に嵌合して樋支持具本体10と操作体20とが結合するものであり、第1実施形態の軒樋支持具1の機構と概ね同じであるため、ロック状態例の図示および説明については省略する。
In addition, about the lock mechanism of this eaves
この樋支持具本体10を種々の進退度合いにするための調節は、図9(a)(b)に示すように、操作体20のつまみ部23のつまみ操作および樋支持具本体10のスライド操作によってなされる。
As shown in FIGS. 9 (a) and 9 (b), the adjustment for making the heel
図9(a)は、凸部15と凹部25とが嵌合して樋支持具本体がロックされた状態を示した縦断面図であり、この状態でつまみ部23、23を白抜き矢印方向につまんでつまみ部23、23を弾性変形させると、凸部15と凹部25の嵌合が解除され、図9(b)の状態となる。このロック解除の状態で、つまみ部23、23をつまんだまま、樋支持具本体を長孔12に沿ってスライド移動させ、所望の位置で手指を離してつまみ部23、23を元の状態に復帰させると、凹部25が凸部15に嵌合して再度ロック状態となり、スライド操作ができなくなる。
FIG. 9A is a vertical cross-sectional view showing a state in which the
このように、操作体20のつまみ部23、23をつまんでおけば、簡単に樋支持具本体10のスライド調節を行うことができる。また、所望の位置にスライドした後には、つまみ部23、23をつまんでいた手指を離すことで、つまみ部23、23のばね復帰にて凸部15と凹部25とが凹凸嵌合して、樋支持具本体10が動かないようにロックすることができる。
Thus, if the
以上の3実施形態については、樋支持具本体10および操作体20の形状等について差異があるが、ロック、ロック解除機構およびスライド機構について概ね同様の構造を有しており、その効果についても同様である。以下に、それらについて説明する。
In the above three embodiments, there is a difference in the shapes of the
まず、つまみ部23、23がばね性を有し、つまみ部23、23より手指を離せば樋支持具本体10が操作体20に固定される構成となっているため、軒樋支持具1の進退調節の後に、取付杆30と樋支持具本体10とのロックの操作を簡易かつ迅速に行える。もちろん、スライド操作をするための取付杆30と樋支持具本体10とのロックの解除も簡単に行える。
First, since the
さらに、進退調節する際に操作体20と樋支持具本体10との結合を解除する必要がないから、ボルト、ナットで結合する場合でも進退調節のためにボルト、ナットを外す必要がなく、操作性はきわめてよい。
Further, since it is not necessary to release the connection between the operating
また、樋支持具本体10を操作体20と取付杆30との間に挟みこんだ状態にして、操作体20のつまみ部23および樋支持具本体10のそれぞれに設けた係止部同士(凹部25と凸部15)で係止する固定構造であるため、操作体20は壁などに固定された取付杆30にしっかりと固定され、その操作体20に係止部同士の係止により固定された樋支持具本体10も同様に強固に固定される。
Further, the
なお、スライド移動をしやすくするために、取付杆30、樋支持具本体10、操作体20の間にわずかな隙間を設けてリベット止めすることが望ましい。このように隙間が空いていても、操作体20のばねが作用していない状態では、取付杆30と固定関係にある操作体20が樋支持具本体10を係止固定しているので、樋支持具本体10がずれ動くおそれはない。
In order to facilitate the sliding movement, it is desirable to provide a slight gap between the
また上記の3実施形態では、樋支持具本体10と操作体20との係止が凸部15と凹部25とによりなされ、その凸部15がスライド方向に沿って等間隔に複数形成されているため、一定ピッチで段階的な調節ができる。ピッチを小さくすれば微調整も行える。
In the above-described three embodiments, the
また、上記の3実施形態では、樋支持具本体10に設けられた10個の凸部15、15・・・のうちの3つの凸部15、15、15に対応して、操作体20には3つの凹部25、25、25が設けられているので、3組の凹凸嵌合により強固な固定が望める。
Moreover, in said 3 embodiment, it corresponds to three
1 軒樋支持具
2 リベット(結合軸)
3 軒樋
10 樋支持具本体
12 長孔
13 リブ(第1実施形態)
13a 外壁部(第1実施形態)
14 側壁部(第2、第3実施形態)
15 凸部
20 操作体
22 挿通孔
23 つまみ部
24 段部
25 凹部
30 取付杆
34 軸孔
1 eaves support 2 rivets (joint shaft)
3
13a Outer wall (first embodiment)
14 Side wall (second and third embodiments)
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記操作体は、挿通孔を有した基板部と、該基板部の両側方に各々延び、前記樋支持具本体の長手方向に直交する方向に配された、ばね性を有したつまみ部とを備えた構造とされ、
前記操作体のつまみ部と、前記樋支持具本体との各対向部位には、前記樋支持具本体の進退位置を固定する係止部が形成されており、前記つまみ部を操作して係止によるロックを解除する構成としたことを特徴とする軒樋支持具。 An attachment rod and an operating body having a lock mechanism are coupled with a coupling shaft penetrating the elongated hole in a state where the elongated support body having a elongated hole interposed therebetween is sandwiched between the attachment rod and the attachment rod. An eaves heel support that is slidable with respect to the heel support body, and can be fixed at a desired position,
The operating body includes a base plate portion having an insertion hole, and a spring-like knob portion that extends on both sides of the base plate portion and is disposed in a direction perpendicular to the longitudinal direction of the heel support body. It has a structure with
Locking portions for fixing the advancing and retreating positions of the heel support tool main body are formed at the opposing portions of the knob portion of the operation body and the heel support tool main body, and are locked by operating the knob portion. An eaves support that is configured to release the lock by the eaves.
前記係止部の一方は凸部で形成され、他方は前記凸部と嵌合する凹部で形成され、前記樋支持具本体の係止部は、スライド方向に沿って等間隔に複数形成されていることを特徴とする軒樋支持具。 In claim 1,
One of the locking portions is formed with a convex portion, the other is formed with a concave portion that fits into the convex portion, and a plurality of locking portions of the heel support body are formed at equal intervals along the sliding direction. An eaves support that is characterized by being.
前記操作体のつまみ部は、前記樋支持具本体の前記係止部を設けた部位の形状に合致するように折曲されていることを特徴とする軒樋支持具。 Regarding claim 1 or 2,
The eaves hook support tool is characterized in that the knob portion of the operating body is bent so as to match the shape of the portion of the hook support tool body where the locking portion is provided.
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