JP2013091222A - 画像形成処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の画像形成処理部を搭載した環境において、効果的な負荷分散を実現し、画像形成処理の性能向上を実現することを課題とする。
【解決手段】 上記課題を解決するために、本発明は、画像データを所定の閉領域に分割し、閉領域毎の各領域の画像形成処理を、第1、第2の画像形成処理手段で行う画像形成処理装置における画像処理方法であって、
前記閉領域に含まれるオブジェクト毎の依存性を解析し、
前記閉領域に含まれるオブジェクト毎の回転角度を解析し、
前記解析したオブジェクト毎の依存性及び、回転角度に応じて、前記閉領域に含まれる描画領域に対する画像形成処理の一部を、前記第1の画像形成手段から前記第2の画像形成手段に処理分散するか否かを判断する。
【選択図】 図8

Description

本発明は、画像処理負荷分散を実現する画像形成技術に関連する。
従来、画像形成処理技術の1つの手法としてスキャンラインモデルと呼ばれる、スキャンライン内に含まれるオブジェクトの深度を判断しながら画像形成処理を行う技術が提案されている。例えば、図2のようなページ(200)の画像形成処理を行う場合、ページを1ラインずつ、画像形成処理していく構成をとる。例えば、描画ライン(201)では、ページ(200)のピクセルを示すページライン(210)、イメージオブジェクト(202)のピクセルを示すイメージライン(211)、透過単色グラフィックオブジェクト(203)のピクセルを示す透過単色ライン(212)の画像形成処理を行う。その際の画像形成処理を、閉領域0,1,2,3,4(205〜209)のようにオブジェクト毎の輪郭部(以降エッジと呼ぶ)によって区切られる閉領域単位で画像形成処理を行っていくことで、ページ(200)の画像形成処理を行う手法が提案されている。さらに、閉領域毎の画像形成処理を説明する。例えば、図3で示す閉領域1(206)の画像形成処理は、まずページ(200)の色情報を示す白色情報(310)から塗り情報生成処理(312)を行い、閉領域1(206)内のページライン(210)のピクセルである白色ピクセル(316)を生成する。またイメージ情報(311)を元に、読みだすイメージのピクセルオフセット(317)を算出する(313)。ここで行うピクセルのオフセットは指定される回転や変形、拡大・縮小を考慮したアフィン変換処理を行うことで、算出する。さらにピクセルオフセット(317)が示すオフセットから、実際のピクセル情報を取得することで、閉領域1(206)内のイメージライン(211)のピクセルであるイメージピクセル(318)を生成する。最後に、白色ピクセル(316)とイメージピクセル(318)の合成処理(315)を行うことで、閉領域1(206)の最終色値である閉領域1ピクセル(319)を取得する。以降、閉領域単位で画像形成処理を続けることで、ページ(200)の画像形成を行う構成をとる。
また近年、画像形成処理の性能向上やコスト削減を目的とし、マルチプロセッサ等を利用した並列化技術の普及が進んでいる。これに伴い、画像形成処理においても図4で示す画像形成処理部1,2(400,401)のような複数の画像形成処理部にあらかじめ決めた処理を行わせることで、処理の分散を実現していた。またスキャンラインモデルでの画像形成処理でも同様にマルチプロセッサ構成で実現する技術も実現されてきている。例えば、(312,313,314)で示す一連の各オブジェクトのピクセルを生成するピクセル生成処理(322)を画像形成処理部1(400)に担当させる。また(315)のような合成処理を示すピクセル合成(323)を画像形成処理部2(401)に担当させる。これにより、複数の画像形成処理部での処理の分散を実現してきた。また複数の画像形成処理部のそれぞれに対しあらかじめ処理を定めておくことにより、処理を高速化する所定のCPU専用命令や、ハードウェアの拡張も片方の画像形成処理部のみの実現で可能となり、コストを削減しつつ、処理の高速化も可能な構成を実現してきた。
またマルチプロセッサ構成での技術として、特開平6−274608では描画オブジェクト単位で行う画像形成処理を複数の処理単位に分割する。そして複数保持した各画像形成処理部の負荷状況を元に、負荷が少ない最適な画像形成処理部に該分割した各画像形成処理を指示することで、複数の画像形成処理部に負荷分散を実現する技術が提案されている。
特開平6−274608号公報
前述した、図4のように複数の画像形成処理部が、あらかじめ定めた処理分担で、処理分散する構成では、データの傾向に応じて処理の負荷が異なり、最適な処理の負荷分散が実現できていないケースが存在した。例えば、図5のように回転角度0,180度の場合、イメージメモリ領域(500)から読みだすピクセルデータは、0度回転の際、(501)のようになり、180度回転の際、(502)のようになる。その際のピクセル取得(314)の処理は、ピクセル1を取得する際は、イメージメモリ領域(500)へアクセスしキャッシュ(512)に所定サイズのピクセルデータのロードを行い、ピクセル1を取得する。以降のピクセル2〜6はキャッシュに含まれる確率が高く、ピクセル1時にキャッシュ(512)にロードしたデータから取得が可能な傾向となる。そのため、イメージメモリ領域(500)へのアクセス数を少なくすることが可能となり、ピクセル生成処理(314)は比較的高速に処理が可能となる。一方回転角度90,270度の場合、イメージメモリ領域(500)から読みだすピクセルデータは、90度回転の際、(503)のようになり、270度回転の際、(504)のようになる。その際のピクセル取得(314)の処理は、ピクセル13を取得する際は、イメージメモリ領域(500)へアクセスしキャッシュ(512)に所定サイズのピクセルデータのロードを行い、ピクセル13を取得する。次に、ピクセル7を取得する必要があるが、ピクセル7はピクセル13からまた遠い領域に存在するため、キャッシュされた所定サイズのピクセルデータに含まれる確率が低い。従って、キャッシュに存在しない確率が高く、再度キャッシュへ所定サイズピクセル群のロード処理を行い、ピクセル7を取得する。次に、ピクセル1に関しても、ピクセル7と同様である。従って、90,270度回転の場合、キャッシュを効果的に活用できずイメージメモリ領域(500)へのアクセスが多くなる傾向となり、ピクセル生成処理(314)は比較的時間がかかる処理となる。また、0,90,180,270度回転時のみではなく、任意角度の回転時においても、任意角度が鋭角であった場合は90,270度回転と同様の傾向となる。一方、任意角度が鈍角であった場合は0,180度回転と同様の傾向となり、様々な回転角度に応じて処理の負荷が異なる傾向となる。またピクセル合成処理(322)でも、閉領域0(205)での負荷は、重なるオブジェクトが少ないため合成処理を行う必要があるピクセル量も少なく、負荷が軽くなる傾向になる。また閉領域2(207)等の処理負荷は、重なるオブジェクトが多いため合成処理を行う必要があるピクセル量も多く、負荷が重くなる傾向になる。また重ね合わせる複数のオブジェクトがどのようなオブジェクト同士を合成するか等でも処理負荷が異なる傾向にあり、あらかじめ定めた処理分担では処理負荷が、前記のような回転角度の違い、合成処理の有無に応じて異なるケースが存在した。
また、特開平6−274608号公報等のように、オブジェクト毎での処理負荷を算出し、その負荷量を元に処理の負荷分散を行う技術は存在した。しかし、スキャンラインモデルを用いた画像形成処理では、同一のオブジェクトに対しても領域毎に負荷が異なる場合がある。これにより、従来技術では処理負荷の適切な判断並びに効果的な負荷分散が出来ないという課題がある。
例えば、図6のページ(600)の描画ライン(601)の描画の際、右に示すような閉領域に分割し処理を行う。この際、透過単色グラフィックオブジェクト(603)は閉領域5(604)と閉領域6(605)に跨り、それぞれで描画処理を行う。この場合、閉領域5(604)における透過単色ライン(612)の合成処理はイメージライン(611)との合成処理のため、1ピクセル毎の合成処理が必要となる。一方、閉領域6(605)における透過単色ライン(612)の合成処理は、ページライン(610)との合成処理のため、単純にページの色を示す単色との合成処理のため、ピクセル数に関わらず、一回の合成処理とその合成結果の複数回の出力で実現が可能である。つまり閉領域内での他オブジェクトの依存性(オブジェクトの重なり、合成の種類)に応じた負荷の判断が必要なケースが存在するが、その点で従来技術では依存性を考慮した負荷判断が出来ないという課題があった。また、スキャンラインモデルにおける画像形成の順番は、閉領域単位での描画処理のため、オブジェクト単位で処理分散及び処理を行うと、処理の並列性を保つことができず、最適な性能を維持出来ないという課題があった。例えば、ページ(620)の描画ライン(621)の描画の際、右に示すような閉領域に分割し処理を行う。この際、従来技術のようにオブジェクト単位での処理の分割を行うと、イメージライン(631)の画像形成処理は、閉領域5(624)、閉領域6(625)に跨る構成となる。従って、イメージライン(631)全体の画像形成が終わるまでオブジェクトに対する処理は完了しない。従ってイメージライン(631)と透過単色ライン(632)の合成処理はそのイメージライン(631)の画像形成処理が完了するまで待たないといけなくなり、画像形成と合成処理の並列性が保てないという課題があった。従って前述した従来の課題を解決する、負荷分散技術の提供を行うことが課題とされている。
上記課題を解決する本出願に関わる第一の発明では画像データを所定の閉領域に分割し、閉領域毎の各領域の画像形成処理を、第1、第2の画像形成処理手段で行う画像形成処理装置における画像処理方法であって、前記閉領域に含まれるオブジェクト毎の依存性を解析し、前記閉領域に含まれるオブジェクト毎の回転角度を解析し、前記解析したオブジェクト毎の依存性及び、回転角度に応じて、前記閉領域に含まれる描画領域に対する画像形成処理の一部を、前記第1の画像形成手段から前記第2の画像形成手段に処理分散するか否かを判断する。
以上、述べたように、本発明によれば、オブジェクト毎の依存性及び、回転角度に応じて、閉領域に含まれる描画領域に対する画像形成処理を複数の画像形成処理部で効果的に負荷分散をすることが可能となり、画像形成処理の性能向上が可能となる。
本発明の実施形態における、画像形成処理装置(100)の一実施形態を示すブロック図である。 本発明に関わる、ライン単位で画像形成処理を行うスキャンラインモデルと呼ばれる画像形成方法一例を示す図である。 本発明に関わる、ライン単位で画像形成処理を行うスキャンラインモデルと呼ばれる画像形成方法一例を示す図である。 本発明に関わる、複数の画像形成処理部の関係の一例を示す図である。 本発明の実施例における、ピクセル生成処理時のキャッシュ効率の一例を示す図である。 本発明の実施例における、スキャンラインモデルでの画像形成処理時負荷分散の課題を示す図である。 本発明の実施例における、画像形成処理装置100の、画像形成処理部1(114)と、画像形成処理部2(115)との関係を示すブロック図である。 本発明の実施例における、CPU(111)から指定されるページ画像の画像形成処理指示に対する画像形成処理部1(114)が行う画像形成処理のフローを示す図である。 本発明の実施例における、閉領域依存性解析処理(802)の詳細なフローを示す図である。 本発明の実施例における、ピクセル生成処理(804)の詳細なフローを示す図である。 本発明の実施例における、負荷分散ピクセル生成処理(805)の詳細なフローを示す図である。 本発明の実施例における、画像形成処理部1(114)から指定される画像形成処理に対する画像形成処理部2(115)が行う画像形成処理のフローを示す図である。 本発明の実施例における、ピクセル合成処理(1204)の詳細なフローを示す図である。 本発明の実施例における、負荷分散ピクセル合成処理(1205)の詳細なフローを示す図である。 本発明の実施例2における、閉領域依存性解析処理(802)の詳細なフローを示す図である。 本発明の実施例2における、負荷分散ピクセル生成処理(805)の詳細なフローを示す図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
本実施例では、図1の画像形成処理装置100のようなMFP(Multi Function Printer)を例として用いた。もちろん、SFP(Single Function Printer)やLBP(Laser Beam Printer)、その他のインクジェットプリント方式等のプリンタでもよいことは言うまでもない。
図1は、本発明に関係する電子部品としてのコントローラが搭載された画像形成処理装置の一実施形態を示すブロック図である。画像形成処理装置100は、イーサネット(登録商標)等のLAN(Local Area Network)にて、ホストコンピュータ(PC)160に接続されている。前記画像形成処理装置100は、リーダー装置140、プリンタ装置150、操作表示部120、データ記憶部130、さらに、これら各構成要素を制御する制御装置(コントローラ部)110によって構成されている。制御装置110は、CPU111、ROM112、RAM113等を有し、CPU111がROM112または他の記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて、画像形成処理装置100全体の制御処理を行う。さらに制御装置110は、イメージデータやドキュメントデータ、印刷装置制御言語(例えば、ESCコード、PDL(Page Description Language))からピクセル生成、ピクセル合成を行う画像形成処理部1(114)、画像形成処理部2(115)を有する。画像形成処理部1(114)、画像形成処理部2(115)は、様々な形態をとる構成であって構わない。例えば、画像形成処理部1(114)、画像形成処理部2(115)がそれぞれCPUであっても構わない構成とする。その場合、CPU111はROM112または他の記憶媒体に格納された画像処理プログラムを画像形成処理部1(114)、画像形成処理部2(115)の各CPU上にロードし、実行させる構成をとる。また画像形成処理部1(114)、画像形成処理部2(115)は、ハードウェアであっても構わない構成とする。プリンタ装置150は、画像データの印刷出力を行う。操作/表示部120は、画像印刷出力処理を行うための各種印刷設定の操作を行うキーボード、及び画像印刷出力設定を行う操作ボタン等の表示を行う液晶パネルを備える。データ記憶部130は、画像データやドキュメントデータ、印刷装置制御言語(例えば、ESCコード、PDL(Page Description Language))などの印刷データの格納/保存ができる。例えば、データ記憶部130は、LANを介してホストコンピュータ(PC)160より受信した画像データ・ドキュメント・PDLや、リーダー装置140を制御して読み込む画像データの格納/保存ができる。
上述のような構成の画像形成処理装置を例に挙げ、本発明の具体的な実施例を以下に述べる。
図7は、本実施例における画像形成処理装置100の、画像形成処理部1(114)と、画像形成処理部2(115)との関係を示すブロック図である。
画像形成処理部1(114)は、前述したピクセル生成処理(322)を行い、閉領域間に含まれるそれぞれのオブジェクトのピクセルデータを生成する。そして、生成したピクセルデータを、画像形成処理部間通信メモリ(701)に転送し、画像形成処理部2(115)に渡す。また画像形成処理部2(115)に指示する制御情報等も画像形成処理部間通信メモリ(701)を用いて転送する。後述するが、処理負荷分散を画像形成処理部2(115)に指示する制御情報及び、取得するピクセルデータの場所を示すピクセルオフセット(317)等も、画像形成処理部間通信メモリ(701)を用いて転送する。次に、画像形成処理部2(115)は、前述したピクセル合成処理(323)を行う。こちらも後述するが、処理負荷分散が指示された場合、画像形成処理部2(115)は、画像形成処理部1(114)から通知されるピクセルオフセット(317)に従って、ピクセルデータの取得処理(314)も行う。以上の処理が完了すると、画像形成処理部2(115)は、画像形成処理後ピクセルメモリ(702)に生成したピクセルデータを展開する。以降、フローチャートなどを元に詳細に説明する。
図8は、本実施例におけるCPU(111)から指定されるページ画像の画像形成処理指示に対する画像形成処理部1(114)が行う画像形成処理のフローを示す図である。
まず、画像形成処理部1(114)は、前記画像形成処理指示で指定される閉領域情報の取得処理を行う(801)。前記閉領域情報とは、例えば閉領域1の閉領域情報は、ページ(200)及びイメージ(202)を含む領域である。そして、閉領域情報にはオブジェクト数(ここでは2個)や、閉領域1の領域長情報、さらにはどのような種別のオブジェクトが含まれるかを示すオブジェクト種別情報等を含む構成をとる。次に、画像形成処理部1(114)は、(801)で取得した閉領域情報から、閉領域に含まれるオブジェクトの依存性を解析する閉領域依存性解析処理を行う(802)。詳細は後述するが、ここでは前記した閉領域に含まれるオブジェクトの数やオブジェクトの種別等を解析することで、閉領域の依存性を取得する。そして取得した該依存性から、合成処理の負荷を解析し、ピクセル生成処理(322)の一部の処理を画像形成処理部2(115)に負荷分散するべきか否かを判断する。前記一部の処理とは、ピクセル取得処理(314)、もしくは属性ピクセルの取得処理を示す。次に、画像形成処理部1(114)は、(802)で解析した負荷分散する閉領域か否かを示す情報を元に、処理を切り替える(803)。負荷分散しない閉領域であった場合、(804)に進み、負荷分散する閉領域であった場合、(805)に進む。次に、(803)で負荷分散しない閉領域と判断された場合、画像形成処理部1(114)は、ページ画像中の各オブジェクトのピクセルデータの生成処理(804)を行う。詳細は後述する。次に、(803)で負荷分散する閉領域と判断された場合、画像形成処理部1(114)は、ピクセル生成処理(322)の一部を画像形成処理部2(115)に分散させる。そして残りの一部のピクセル生成処理(322)とその旨を画像形成処理部2(115)に通知する処理を行う。前述したが、前記一部の処理とは、ピクセル取得処理(314)、もしくは属性ピクセルの取得処理を示す。詳細は後述する。次に、画像形成処理部1(114)は、ページ内の閉領域の全ての画像形成処理が完了したか否かを判断する(806)。完了していた場合、画像形成処理部1のメイン処理を終了させる。完了していない場合、(801)へ行き、画像形成が未だ完了していない閉領域の画像形成処理を継続する。
図9は、本実施例における図8で示した閉領域依存性解析処理(802)の詳細なフローを示す図である。
まず、画像形成処理部1(114)は、(801)で取得した閉領域情報から取得した閉領域内に含まれるオブジェクト数の解析処理を行う。そして、あらかじめ定めた閾値以上のオブジェクトが含まれるか否かを判断する(901)。閾値以上であった場合、(906)に進み、閾値以下であった場合、(902)に進む。ここでのオブジェクト数に対する閾値は自由に画像形成処理装置で設定することを可能とし、例えば閾値が2(重なり合うオブジェクトが無い状況)であっても、3以上の自由な閾値でも構わない構成とする。次に、画像形成処理部1(114)は、取得した閉領域の領域長を解析する(902)。閾値以上であった場合、(903)に進み、閾値未満であった場合、(906)に進む。次に、画像形成処理部1(114)は、取得した閉領域内に含まれる所定の種別(本実施例での種別とは、イメージ・文字・グラフィック・線が存在し、その中のイメージの種別を所定の種別として判断する)のオブジェクトの数を解析する(903)。閾値未満であった場合、(904)に進み、閾値以上であった場合、(906)に進む。次に、画像形成処理部1(114)は、取得した閉領域内に含まれる合成処理の種別が、所定難易度以上か否かを判断する。合成処理種別としては、ROP(ラスターオペレーション)処理や透過処理(PorterDuff,PS,PDF等の各ルール)等が存在する。例えばROP処理は、四則演算を行うものなので、比較的容易な合成処理になるため、(905)に進む。また透過処理等が指定される場合は、乗算や除算等の難しい演算を行う必要があり、処理が重い傾向になるため、(906)に進む。次に、画像形成処理部1(114)は、にて(801)で取得した閉領域は、負荷分散する閉領域であると判断し、以降の処理で判断可能なフラグ情報等を付加し、以降の処理にその旨を通知可能とする処理を行う(905)。(905)に来る場合、閉領域のオブジェクト数が閾値以下であることから、画像形成処理部2(115)が行う合成処理の負荷が所定の閾値以下になると判断されることとなるため、負荷分散した方が良い閉領域であると判断する。また、(905)に来る場合、閉領域の領域長が大きい場合となり、画像形成処理部1(114)が行うピクセル生成処理(322)が比較的大きくなる傾向となる。従って、負荷分散することで画像形成処理部1(114)と画像形成処理部2(115)の処理バランスが良くなると判断された場合となる。次に、画像形成処理部1(114)は、(801)で取得した閉領域は、負荷分散しない閉領域であると判断し、それを示すフラグ情報等を付加し、以降の処理にその旨を通知可能とする処理を行う(906)。(906)に来る場合、閉領域のオブジェクト数が閾値以上であることから、画像形成処理部2(115)が行う合成処理の負荷が所定の閾値以上で画像形成処理部2にかかる負荷が大きい場合となる。従って、負荷分散すべきではないため、負荷分散しない閉領域と判断する処理を行う。また、(905)に来る場合、閉領域の領域長が短い場合となる。従って、画像形成処理部1(114)が行うピクセル生成処理(322)が比較的小さくなる傾向となる。従って、負荷分散してもあまり処理時間が変わらないと判断することが出来るため、負荷分散しない閉領域と判断する処理を行う。また、これらの負荷分散をするか否かの各判断処理は順番を自由に前後させる構成であっても構わない。
図10は、本実施例における図8で示したピクセル生成処理(804)の詳細なフローを示す図である。
まず、画像形成処理部1(114)は、画像形成処理を行う閉領域内のオブジェクト情報の取得処理を行う(1001)。次に(1001)で取得したオブジェクトの属性が、イメージか否かを判断する(1002)。イメージであった場合、(1003)に進み、イメージで無かった場合、(1005)に進む。次に、画像形成処理部1(114)は、(1003)に進んだ場合、指定される拡大・縮小・回転・変形の処理を行うためアフィン変換処理を行い、メモリ上から取得すべきピクセルオフセット(317)を取得する処理を行う(313,1003)。ここで行うアフィン変換は、既に公知の技術であるため、詳細は割愛する。次に、画像形成処理部1(114)は、(1003)で取得したピクセルオフセット(317)が示す場所から、実際のピクセルデータの取得処理を行う(314,1004)。次に、画像形成処理部1(114)は、(1005)に進んだ場合、取得した閉領域内のオブジェクトのピクセルデータの生成処理を行う(312,1005)。ここでの処理も従来技術通りの処理を行うことで、ピクセルデータの生成を行うものであるため、詳細は割愛する。次に、画像形成処理部1(114)は、(801)で取得した閉領域情報に含まれる全てのオブジェクトの画像形成処理が終了したか否かを判断する(1006)。完了していた場合、ピクセル生成処理(804)を終了させる。完了していない場合、(1001)へ行き、画像形成が未だ完了していない閉領域の画像形成処理を継続する。
図11は、本実施例における図8で示した負荷分散ピクセル生成処理(805)の詳細なフローを示す図である。
まず、画像形成処理部1(114)は、画像形成処理を行う閉領域内のオブジェクト情報の取得処理を行う(1101)。次に(1001)で取得したオブジェクトの属性が、イメージか否かを判断する(1102)。イメージであった場合、(1103)に進み、イメージで無かった場合、(1110)に進む。次に、(1103)に進んだ場合、画像形成処理部1(114)は、指定される拡大・縮小・回転・変形の処理を行うためアフィン変換処理を行い、メモリ上から取得すべきピクセルデータのオフセット(317)を取得する処理を行う(1104)。本処理は、前述した(1003)の処理と同様である。次に、画像形成処理部1(114)は、(1103)に進んだ場合、取得したイメージに指定される回転角度の解析処理(回転角度解析)を行う(1104)。回転角度が、90度・270度・任意角度(鈍角)であった場合、(1105)に進み、0度・180度・任意角度(鋭角)であった場合、(1109)に進む。次に、画像形成処理部1(114)は、(1105)に来る場合、前述したキャッシュを効率的に活用できない場合に相当するためにピクセルの取得処理(314)が重い傾向であると判断する。さらにここでは、ピクセル取得処理(314)と属性ピクセル取得処理のどちらを負荷分散するかを判断する。属性ピクセルとは、ピクセル単位で従来何の属性を持ったピクセルであったかを示す情報である。オブジェクトがPDL、ESCコード等の状態では、文字・グラフィック・イメージ等のオブジェクトの属性の情報を有している。属性ピクセルとは、PDL、ESCコード等からピクセルデータ(ビットマップ画像)に展開(ラスタライズ)したのち、各ピクセルデータが展開前に、文字・グラフィック・イメージのうちどの属性のオブジェクトであったか示すために作成、取得される情報である。言い換えると、属性ピクセルとは、文字・グラフィック・イメージ等、元々のオブジェクトの属性をピクセルデータに展開(変換)後もピクセル単位で示すべく取得されるピクセル情報である。そして、ここでは属性ピクセルを保持するイメージであるかを判断する(1105)。この結果、負荷分散判断が(1106)、(1107)のように行われる。属性イメージがある場合、(1106)へ進み、属性イメージが無い場合、(1107)に進む。次に、画像形成処理部1(114)は、(1106)に進んだ場合、属性ピクセルの取得処理を画像形成処理部2(115)に負荷分散するため、その旨の通知処理をここで行う(1106)。通知処理としては、画像形成処理部2(115)への処理負荷分散を指示する負荷分散フラグの付加と属性ピクセルの取得処理に必要な、ピクセルオフセット(317)を、画像形成処理部間通信メモリ(701)を経由し通知する処理を行う。次に、画像形成処理部1(114)は、ピクセルオフセット(317)の値を元に、ピクセル取得処理(314,1108)を行う。次に、画像形成処理部1(114)は、(1107)に進んだ場合、そのため、ピクセルの取得処理(314)を画像形成処理部2(115)に負荷分散するため、その旨の通知処理をここで行う(1107)。通知処理としては、画像形成処理部2(115)への処理負荷分散を指示する負荷分散フラグの付加とピクセルの取得処理(314)に必要な、ピクセルオフセット(317)を、画像形成処理部間通信メモリ(701)を経由し通知する処理を行う。次に、画像形成処理部1(114)は、(1108)に来る場合、ピクセルのロード処理が特に重くならない傾向であると判断する。従って、ピクセル生成処理(804)での処理と同様、ピクセルオフセットの取得処理(313,1108)を行い、そのピクセルオフセット(317)の値を元に、ピクセル取得処理(314,1107)を行う。次に、画像形成処理部1(114)は、(1110)に進んだ場合、取得した閉領域内のオブジェクトのピクセルデータの生成処理を行う(312,1110)。ここでの処理も従来技術通りの処理を行うことで、ピクセルデータの生成を行うものであるため、詳細は割愛する。次に、画像形成処理部1(114)は、(801)で取得した閉領域情報に含まれる全てのオブジェクトの画像形成処理が終了したか否かを判断する(1111)。完了していた場合、負荷分散ピクセル生成処理(805)を終了させる。完了していない場合、(1101)へ行き、画像形成が未だ完了していない閉領域の画像形成処理を継続する。
図12は、本実施例における、画像形成処理部1(114)から指定される画像形成処理に対する画像形成処理部2(115)が行う画像形成処理のフローを示す図である。
まず、画像形成処理部2(115)は、前記画像形成処理部1(114)からの閉領域情報の取得処理を行う(1201)。次に、画像形成処理部2(115)は、画像形成処理部1(114)が、ピクセルの生成処理の負荷分散を指示する前記負荷分散フラグが付加されているか否かを判断する(1202)。負荷分散しない閉領域であった場合、(1203)に進み、負荷分散する閉領域であった場合、(1204)に進む。次に、(1202)で負荷分散しない閉領域と判断された場合、画像形成処理部2(115)は、各オブジェクトのピクセルデータの合成処理(1203)を行う。詳細は後述する。次に、(1202)で負荷分散する閉領域と判断された場合、画像形成処理部2(115)は、ピクセル生成処理(322)の一部を行う必要がある閉領域の可能性があると判断する。そして各オブジェクトのピクセルデータの合成処理及び負荷分散されたオブジェクトのピクセルデータの取得処理を行う(1204)。詳細は後述する。次に、画像形成処理部2(115)は、ページ内の閉領域の全ての画像形成処理が完了したか否かを判断する(1205)。完了していた場合、画像形成処理部2のメイン処理を終了させる。完了していない場合、(1201)へ行き、画像形成が未だ完了していない閉領域の画像形成処理を継続する。
図13は、本実施例における図12で示したピクセル合成処理(1204)の詳細なフローを示す図である。
まず、画像形成処理部2(115)は、画像形成処理部1(114)が生成した閉領域内のオブジェクトのピクセルデータの取得処理を行う(1301)。ここで取得するピクセルデータは、画像形成処理部1(114)が画像形成処理部間通信メモリ(701)経由で渡されるピクセルデータ(316)、もしくはイメージピクセル(318)を取得する。次に、画像形成処理部2(115)は、画像形成処理を行っている閉領域の一番下地のピクセルデータの取得を行い、(1301)で取得したピクセルデータとの合成処理を行う(1302)。例えば、図6でいうと、閉領域5(604)の透過単色の合成処理の場合、前回合成処理したページライン(610)とイメージライン(611)を合成した結果と、(1301)で取得する透過単色(612)との合成処理を行う。次に、画像形成処理部2(115)は、閉領域内のオブジェクト数分処理が終了したか否かを判断する(1303)。完了していた場合、ピクセル合成処理(1204)を終了させる。完了していない場合、(1301)へ進み、画像形成が未だ完了していない閉領域内のオブジェクトの画像形成処理を継続する。
図14は、本実施例における図12で示した負荷分散ピクセル合成処理(1205)の詳細なフローを示す図である。
まず、画像形成処理部2(115)は、画像形成処理部1(114)が生成した閉領域内のオブジェクト情報を、画像形成処理部間通信メモリ(701)から取得する処理を行う(1401)。次に、(1401)で取得したオブジェクト情報から負荷分散フラグの有無を確認する処理を行う(1402)。負荷分散フラグが指定されていた場合、(1405)に進み、フラグの指定が無しの場合、(1403)に進む。次に、画像形成処理部2(115)は、(1403)に進んだ場合、画像形成処理部1(114)が生成した閉領域内のオブジェクトのピクセルデータの取得処理を行う(314,1403)。次に、画像形成処理部2(115)は、画像形成処理を行っている閉領域の一番下地のピクセルデータの取得を行い、(1403)で取得したピクセルデータとの合成処理を行う(1404)。例えば、図6でいうと、閉領域5(604)の透過単色の合成処理の場合、前回合成処理したページライン(610)とイメージライン(611)を合成した結果と、(1301)で取得する透過単色(612)との合成処理を行う。次に、画像形成処理部2(115)は、(1405)に進んだ場合、処理するオブジェクトが属性有りイメージであるかを判断する。属性イメージで無い場合、(1406)に進み、属性イメージであった場合、(1408)に進む。次に、(1406)に進んだ場合、画像形成処理部2(115)は、画像形成処理部1(114)から取得したピクセルオフセット(317)が示す場所から、ピクセルデータの取得処理を行う(314,1406)。次に、画像形成処理部2(115)は、画像形成処理を行っている閉領域の一番下地のピクセルデータの取得を行い、(1406)で取得したピクセルデータとの合成処理を行う(1407)。次に、(1408)に進んだ場合、画像形成処理部2(115)は、取得したピクセルオフセット(317)が示す場所から、属性ピクセルデータの取得処理を行う(1408)。次に、画像形成処理部2(115)は、一番下地のピクセルデータの取得を行い、(1408)で取得したピクセルデータと、画像形成処理部1(114)が取得したピクセルデータと、背面ピクセルとの合成処理を行う(1409)。次に、画像形成処理部2(115)は、閉領域内のオブジェクト数分処理が終了したか否かを判断する(1410)。完了していた場合、負荷分散ピクセル合成処理(1205)を終了させる。完了していない場合、(1401)へ進み、画像形成が未だ完了していない閉領域内のオブジェクトの画像形成処理を継続する。
さらに、本発明の具体的な実施例2の詳細を以下に示す。
実施例2では、前述した実施例とほぼ共通である。但し、前述の実施例は依存性及び回転角度の各情報に応じて、あらかじめ決めた負荷分散をするべきか否かを判断するものであった。実施例2では前述の依存性及び回転角度から、複数の画像形成処理部の負荷値の合計を算出し、負荷分散を行う実施の形態を説明する。従って、閉領域依存性解析手段(802)と、負荷分散ピクセル生成処理(805)のみが異なる構成となる。以下にその詳細を示す。
図15は、本実施例2における、閉領域依存性解析処理(802)の詳細なフローを示す図である。
まず、画像形成処理部1(114)は、(801)で取得した閉領域情報から取得した閉領域内に含まれるオブジェクト数の解析処理を行い、オブジェクト数から合成処理の負荷値を算出する。ここでは例えば、あらかじめオブジェクト種別に応じて1オブジェクト辺りの負荷値をあらかじめ保持しておき、その負荷値から算出する。そして、算出した合成処理の負荷値を内部で保持する画像形成処理部2(115)の負荷合計値に加算する(1501)。次に、画像形成処理部1(114)は、(801)で取得した閉領域情報から取得した閉領域内に含まれる領域長の解析処理を行い、領域長から合成処理の負荷値を算出する。こちらも1501と同様に、1ピクセル辺りの負荷値をあらかじめ保持しておき、領域長に応じて負荷値を算出する。そして、算出した合成処理の負荷値を内部で保持する画像形成処理部2(115)の負荷合計値に加算する(1502)。次に、画像形成処理部1(114)は、(801)で取得した閉領域情報から取得した閉領域内に含まれるイメージ種別数の解析処理を行い、イメージ種別数から合成処理の負荷値を算出する。こちらも1501と同様に、あらかじめ保持する負荷計算のための値から、イメージ種別数に応じた負荷値を算出する。そして、算出した合成処理の負荷値を内部で保持する画像形成処理部2(115)の負荷合計値に加算する(1503)。次に、画像形成処理部1(114)は、(801)で取得した閉領域情報から取得した閉領域内に含まれる合成種別の解析処理を行い、前記合成種別から合成処理の負荷値を算出する。こちらも1501と同様に、あらかじめ保持する負荷計算のための値から、合成種別に応じた負荷値を算出する。そして、算出した合成処理の負荷値を内部で保持する画像形成処理部2(115)の負荷合計値に加算する(1504)。
図16は、本実施例2における、図8で示した負荷分散ピクセル生成処理(805)の詳細なフローを示す図である。図11に対する差分のみを示す。
まず、画像形成処理部1(114)は、(1102)にて取得したオブジェクトがイメージ属性だった場合、(1103)に進み、ピクセルオフセットの算出を行い(1103)、(1104)に進む。次に、画像形成処理部1(114)は、(1101)で取得したオブジェクト情報から、イメージに指定される回転角度情報を取得する。そして取得した回転角度からピクセル生成処理に要する負荷値の算出を行う。こちらも1501と同様に、あらかじめ保持する負荷計算のための値から、回転角度に応じた負荷値を算出する。そして算出した負荷値を内部で保持する画像形成処理部1(114)の負荷合計値に加算する(1601)。次に、画像形成処理部2(115)は、(1602)に進み、(802)及び(805)で算出した画像形成処理部1,2の負荷値の大小関係を比較する(1602)。画像形成処理部1(114)の負荷値の方が大きい場合、ピクセル取得処理の一部を画像形成処理部2(115)に負荷分散する処理を行う。従って、(1105)に進む。また画像形成処理部1(114)の負荷値の方が小さい場合、ピクセル取得処理は負荷分散しない。従って、(1108)に進む。以降の処理は、図11の説明と同様のため割愛する。
[他の実施形態]
前述した実施形態の機能を実現するように前述した実施形態の構成を動作させるプログラムを記憶媒体に記憶させ、該記憶媒体に記憶されたプログラムをコードとして読み出し、コンピュータにおいて実行する処理方法も上述の実施形態の範疇に含まれる。また、前述のプログラムが記憶された記憶媒体はもちろんそのプログラム自体も上述の実施形態に含まれる。
かかる記憶媒体としてはたとえばフロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD―ROM、磁気テープ、不揮発性メモリカード、ROMを用いることができる。
また前述の記憶媒体に記憶されたプログラム単体で処理を実行しているものに限らず、他のソフトウエア、拡張ボードの機能と共同して、OS上で動作し前述の実施形態の動作を実行するものも前述した実施形態の範疇に含まれる。
100 画像形成処理装置
110 制御装置(コントローラ部)
111 CPU
112 ROM
113 RAM
120 操作/表示部
130 データ記憶部
140 リーダー装置
150 プリンタ装置
160 PC

Claims (11)

  1. 画像データを所定の閉領域に分割し、閉領域毎の各領域の画像形成処理を、第1、第2の画像形成処理手段で行う画像形成処理装置において、
    前記閉領域に含まれる領域の画像形成を行う第一の画像形成処理手段と、
    前記閉領域に含まれる領域の画像形成を行う第二の画像形成処理手段と、
    前記閉領域に含まれるオブジェクト毎の依存性を解析する依存性解析手段と、
    前記閉領域に含まれるオブジェクト毎の回転角度を解析する回転角度解析手段と、
    前記解析したオブジェクト毎の依存性及び、回転角度に応じて、前記閉領域に含まれる描画領域に対する画像形成処理の一部を、第1の画像形成手段から第2の画像形成手段に処理分散するか否かを判断する負荷分散判断手段と、
    を具備することを特徴とする画像形成処理装置。
  2. 前記解析した該依存性から前記閉領域に含まれるオブジェクトの数が閾値に比べ多い場合、所定の回転角度が指定された、該閉領域内に含まれる閉領域の画像形成処理を、処理分散しない、
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成処理装置。
  3. 該負荷分散する画像形成処理の一部として、ピクセルデータの取得処理を負荷分散するか否かを判断することを特徴とする請求項1記載の画像形成処理装置。
  4. 該負荷分散する画像形成処理の一部として、属性ピクセルの取得処理を負荷分散するか否かを判断することを特徴とする請求項1記載の画像形成処理装置。
  5. 該依存性解析手段が解析する依存性として、該閉領域内に含まれるオブジェクト数を解析することを特徴とする請求項1記載の画像形成処理装置。
  6. 該依存性解析手段が解析する依存性として、該閉領域内に含まれる領域の長さを解析することを特徴とする請求項1記載の画像形成処理装置。
  7. 該依存性解析手段が解析する依存性として、該閉領域内に含まれる所定のオブジェクト種別の数を解析する特徴とする請求項1記載の画像形成処理装置。
  8. 該依存性解析手段が解析する依存性として、該閉領域内に含まれる合成処理種別を解析することを特徴とする請求項1記載の画像形成処理装置。
  9. 該回転角度解析手段が解析する回転角度として、回転角度が90度、もしくは270度回転であるかを解析することを特徴とする請求項1記載の画像形成処理装置。
  10. 前記負荷分散判断手段は、前記第1の画像形成手段と第2の画像形成手段の負荷値を算出し前記算出した負荷値から、前記閉領域に含まれる描画領域に対する前記第一の画像形成手段の処理の一部を、第二の画像形成処理手段に処理分散するか否かを判断することを特徴とする請求項1記載の画像形成処理装置。
  11. 画像データを所定の閉領域に分割し、閉領域毎の各領域の画像形成処理を、第1、第2の画像形成処理手段で行う画像形成処理装置における画像処理方法であって、
    前記閉領域に含まれるオブジェクト毎の依存性を解析し、
    前記閉領域に含まれるオブジェクト毎の回転角度を解析し、
    前記解析したオブジェクト毎の依存性及び、回転角度に応じて、前記閉領域に含まれる描画領域に対する画像形成処理の一部を、前記第1の画像形成手段から前記第2の画像形成手段に処理分散するか否かを判断することを特徴とする画像処理方法。
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