JP2013089016A - 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理システム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法及び画像処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】ホワイトボード上に投影された文書ファイルを編集する場合において、文書編集の効率及び情報共有化の効率を高くすることができる画像処理装置を提供すること。
【解決手段】文書ファイルが投影されたホワイトボード上の記載内容が反映されたテンポラリファイルに背景透過処理を施し、背景透過処理が施されたテンポラリファイルの画像を上記文書ファイルの画像上に別レイヤー状に重ね、その構造を保ったまま保存する。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理方法及び画像処理システムに関し、特に、画像処理装置における文書ファイルの編集方法に関する。
一般に、ホワイトボードには、文字や図形を簡単に書くことができることから、会議や打合せ等において使用されることが多い。また、会議等の終了後には一般に議事録が作成されることとなるが、そのために会議中にホワイトボードに書かれた文字や図形等を記録しておく必要がある。文字のみの記録を考えた場合、例えばパーソナルコンピュータの操作に習熟したユーザであれば、パーソナルコンピュータにおいてワープロソフト等を用いることにより、紙面上に手書きで記録するよりも速く入力することができる。しかし、図形については文字と同様に速く入力することは困難である。
そこでこのような困難を解決するべく、ホワイトボードにイメージスキャナと記憶領域を設け、ホワイトボード上に記載された内容を電子ファイル化して記憶することができる電子ボードが広く用いられている。そのような従来技術の一つとして、電子ボードをネットワークに接続して、電子ボード上に記載された内容を電子ファイル化し、メールで送信したりハードウェアやサーバに保存する技術が知られている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3)。このような技術によれば、会議等においてホワイトボード上に描画された文字や図形等を電子ファイルとして保存することが可能であるので、会議中にホワイトボードに書かれた文字や図形などを簡単に記録しておくことができる。
ところで、このような電子ボードを利用する例として、電子ボード上にプロジェクタなどの投影装置を使って文書ファイルを投影し、その文書ファイルの内容を閲覧しながらその電子ボード上に記載を行い、その記載内容を保存するというようなことが考えられる。しかし、特許文献1乃至3に開示された技術においては、電子ボード上に記載された内容を電子ファイルとして保存するに留まる。従って、電子ボード上の記載内容は、電子ボードに投影された文書ファイルとは別に保存されるので、電子ボード上に表示された状態を保って文書ファイルとして保存することが困難であった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、ホワイトボード上に投影された文書ファイルを編集する場合において、文書編集の効率及び情報共有化の効率を高くすることができる情報処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、画像情報が表示され且つユーザによって情報が書き込まれる表示書き込み面に表示される画像情報を処理する画像処理装置であって、前記画像情報を取得する画像情報取得部と、前記表示書き込み面にユーザによって書き込まれた追記情報の画像を取得する追記情報取得部と、前記取得された追記情報の画像の背景を透過処理する背景透過処理部と、前記取得された画像情報の画像上に背景が透過処理された前記追記情報の画像が別レイヤーで重ねられた結合画像を生成する結合画像生成部とを備えることを特徴とする。
また、本発明の他の態様は、画像情報が表示され且つユーザによって情報が書き込まれる表示書き込み面に表示される画像情報を処理する画像処理装置の制御方法であって、前記画像情報を取得し、前記表示書き込み面にユーザによって書き込まれた追記情報の画像を取得し、前記取得された追記情報の画像の背景を透過処理し、前記取得された画像情報の画像上に背景が透過処理された前記追記情報の画像が別レイヤーで重ねられた結合画像を生成することを特徴とする。
また、本発明の更に他の態様は、画像情報が表示され且つユーザによって情報が書き込まれる表示書き込み面を有する表示書込装置と、前記画像情報を処理する画像処理装置とを含む画像処理システムであって、前記画像処理装置は、前記画像情報を取得する画像情報取得部と、前記表示書き込み面にユーザによって書き込まれた追記情報の画像を取得する追記情報取得部と、前記取得された追記情報の画像の背景を透過処理する背景透過処理部と、前記取得された画像情報の画像上に背景が透過処理された前記追記情報の画像が別レイヤーで重ねられた結合画像を生成する結合画像生成部とを備え、前記表示書込装置は、前記表示書き込み面にユーザによって書き込まれた追記情報の画像を生成する追記情報生成部と、前記生成された追記情報の画像を前記画像処理装置に送信する追記情報送信部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、ホワイトボード上に投影された文書ファイルを編集する場合において、文書編集の効率及び情報共有化の効率を高くすることができる情報処理装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る文書管理システムの運用形態を示す図である。 本発明の実施形態に係る文書管理サーバの制御部のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る文書管理サーバの機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るホワイトボードの機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るクライアント端末及び文書編集用端末の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る文書管理サーバの電子文書データベースに蓄積されている文書ファイルの一覧の例を示す図である。 本発明の実施形態に係る文書管理サーバのユーザ情報データベースに蓄積されているユーザ情報の例を示す図である。 本発明の実施形態に係る文書管理サーバの電子文書データベースに蓄積されている結合ファイルの一覧の例を示す図である。 本発明の実施形態に係る文書管理システムを利用して文書ファイルを編集する前段階として行う編集準備処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態に係る文書管理システムを利用してホワイトボード及び文書編集用端末において文書ファイルを編集する処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態に係る文書管理システムを利用してホワイトボード及び文書編集用端末において文書ファイルを編集する処理を模式的に示す図である。 本発明の実施形態に係る文書管理システムを利用してホワイトボード及び文書編集用端末において文書ファイルを編集する処理を模式的に示す図である。 本発明の実施形態に係る文書管理システムを利用してホワイトボード及び複数の文書編集用端末において文書ファイルを編集する処理を模式的に示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。本実施形態においては、文書管理システムの例として、ホワイトボード上に投影された文書管理サーバに格納されている文書ファイルに、ホワイトボード上に記載された内容及び文書編集用端末で編集された内容を同時に反映することにより、その文書ファイルを編集する文書管理システムを例として説明する。
図1は、本実施形態に係るシステムの運用形態を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係るシステムは、文書管理サーバ1が接続されたネットワーク6と、クライアント端末2及びホワイトボード4が接続されたネットワーク7、文書編集用端末5が接続されたネットワーク8が、インターネットや電話回線等の公衆回線9を介して接続されて構成されている。また、クライアント端末2は投影装置3と接続されている。尚、ネットワーク8に接続されている文書編集用端末の数は一例であり、これらがもっと多く接続された大規模なシステムであっても良い。また、文書編集用端末が接続された複数のネットワークが公衆回線9を介して接続される構成としても良い。
文書管理サーバ1は、ネットワーク上に存在するファイル共有サーバであり、ウェブサーバ機能を備える。後述するように本実施形態に係る文書管理サーバ1は、ホワイトボード4に投影されている文書ファイルに対してホワイトボード4上の記載内容及び文書編集用端末5における編集内容を同時に反映し結合ファイルを作成する。
クライアント端末2及び文書編集用端末5は、ユーザが操作する情報処理端末であり、PC(Personal Computer)等の情報処理装置によって実現され、IE(Internet Explorer)(登録商標)等のウェブブラウザを備える。尚、クライアント端末2及び文書編集用端末5は、PDA(Personal Digital Assistant)等の携帯情報端末、スマートフォン、タブレット端末などによって実現されても良い。このような構成とすることにより、クライアント端末2及び文書編集用端末5はウェブブラウザ上でユーザから入力された情報を文書管理サーバ1に送信することができ、文書管理サーバ1はクライアント端末2及び文書編集用端末5に情報を送信して、ウェブブラウザ上にその情報を表示することができる。
投影装置3は、クライアント端末2と接続されていて、クライアント端末2の表示装置に表示されている画像や映像をホワイトボード4に投影する装置であり、プロジェクタ(Projector)などにより実現される。つまり、クライアント端末2と投影装置3はホワイトボード4と同じ場所に設置されることになる。
ホワイトボード4は、会議室などに設置され、マーカーなどの筆記具や字消しなどを使用してユーザが直接その上に文字や絵を書いたり消したりすることのできる板であり、その表面に書かれた内容を電子的に変換して電子ファイル化する電子ホワイトボードとしての機能を備える。また、本実施形態に係るホワイトボード4は、その表面に投影装置3から投影される画像や映像を投影するためのスクリーンとしても使用される。従って、ユーザは、本実施形態に係るホワイトボード4上に投影された画像や映像を閲覧しながらそのホワイトボード4上に記載を行うことができる。即ち、本実施形態に係るホワイトボード4は、画像情報が表示され且つユーザによって情報が書き込まれる表示書き込み面を有する。
尚、図1におけるネットワーク6、7及び8は、例えばオフィスLAN(Local Area Network)等の限定されたネットワークであり、文書管理サーバ1、クライアント端末2、ホワイトボード4、文書編集用端末5は、夫々のLANを介して公衆回線9に接続されるが、公衆回線9に直接接続される態様とすることも可能である。
次に、本実施形態に係る文書管理サーバ1、クライアント端末2、文書編集用端末5及びホワイトボード4のハードウェア構成について図2を参照して説明する。尚、ホワイトボード4は、図2に示すハードウェア構成に加えて、描画内容を電子変換するイメージスキャナ等を実現するためのエンジンを備える。以下の説明においては、文書管理サーバ1のハードウェア構成を例として説明するが、クライアント端末2、ホワイトボード4及び文書編集用端末5についても同様である。
図2に示すように、本実施形態に係る文書管理サーバ1は、一般的なサーバやPC等と同様の構成を含む。即ち、本実施形態に係る文書管理サーバ1は、CPU(Central Processing Unit)10、RAM(Random Access Memory)20、ROM(Read Only Memory)30、HDD(Hard Disk Drive)40及びI/F50がバス80を介して接続されている。また、I/F50にはLCD(Liquid Crystal Display)60及び操作部70が接続されている。
CPU10は演算手段であり、文書管理サーバ1全体の動作を制御する。RAM20は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU10が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM30は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。HDD40は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、OS(Operating System)や各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラム等が格納される。
I/F50は、バス80と各種のハードウェアやネットワーク等を接続し制御する。LCD60は、システム提供者が文書管理サーバ1の状態を確認するための視覚的ユーザインタフェースである。操作部70は、キーボードやマウス等、サービス提供者が文書管理サーバ1に情報を入力するためのユーザインタフェースである。尚、図1において説明したように、本実施形態に係る文書管理サーバ1はネットワーク上に存在するサーバとして運用される。従って、LCD60及び操作部70等のユーザインタフェースは省略可能である。また、本実施形態に係るホワイトボード4はユーザが文字や絵を書いたり消したりするための板若しくはスクリーンとして使用されるため、LCD60は省略可能である。
このようなハードウェア構成において、ROM30やHDD40若しくは図示しない光学ディスク等の記憶媒体に格納されたプログラムがRAM20に読み出され、CPU10がRAM20にロードされたプログラムに従って演算を行うことにより、ソフトウェア制御部が構成される。このようにして構成されたソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって、本実施形態に係る文書管理サーバ1の機能を実現する機能ブロックが構成される。
次に本実施形態に係る文書管理サーバ1の機能構成について、図3を参照して説明する。図3は、本実施形態に係る文書管理サーバ1の機能構成を示すブロック図である。図3に示すように、本実施形態に係る文書管理サーバ1は、ログイン処理部101、文書ファイル管理部102、一時ファイル処理部108、ファイル登録部111、入出力制御部112、ユーザ情報データベース113、電子文書データベース114を有する。
ログイン処理部101はユーザ情報データベース113に蓄積されているユーザ情報とクライアント端末2や文章編集用端末5から受信したユーザ情報を照合してユーザ認証を行い、そのユーザが文書管理サーバ1の利用者か否かを判定する。文書ファイル管理部102は、編集権限判定部103、文書ファイル更新管理部104を備え、文書管理サーバにおける文書ファイルの管理機能を提供する。編集権限判定部103はユーザがクライアント端末から編集要求を受信するとそのユーザが電子文書データベース114に蓄積されている文書ファイルの編集権限を有するか否かを判定する。ここで、編集要求とは、内容表示中の文書ファイルをユーザが編集するための要求である。具体的には、ホワイトボード4に描画された内容や他の文書編集用端末上で編集された内容を電子文書データベース114に蓄積されている特定の文書ファイルに反映させるための要求である。
文書ファイル更新管理部104は更新ユーザ管理部105、更新内容管理部106、更新文書表示管理部107を含み、文書ファイル管理部において文書ファイルの更新機能を提供する。更新ユーザ管理部105は結合ファイルの作成者及び共同編集者を文書ファイルの編集中にその編集内容と共に管理する。更新内容管理部106は文書ファイルの編集に際して電子文書データベース114から編集対象となる文書ファイルを取得し、その文書ファイルの編集が開始されると文書管理サーバ1の記憶領域に文書ファイルの一時ファイルを作成する。また、更新内容管理部106は、作成された一時ファイルに後述する背景透過処理が施された編集内容を含むファイルをレイヤー状に重ねて追加し一時ファイルを更新する。更新文書表示管理部107は文書ファイルの編集中にその編集内容の表示用データを生成し定期的に各ユーザが操作する文書編集用端末やクライアント端末2、ホワイトボード4に配信する。
一時ファイル処理部108は背景透過処理部109、ファイル結合処理部110を備え、上述した一時ファイルを処理する機能を提供する。背景透過処理部109はホワイトボード4及び文書編集用端末から送信されてきた記載内容や編集内容を含むファイルに背景透過処理を施す。ここで、背景透過処理とは、ホワイトボード4上に記載された部分や文書編集用端末上で編集された部分のみが不透明な状態で残され、背景は透明となるように記載内容や編集内容を含むファイルを加工する処理のことである。ファイル結合処理部110はレイヤー状に重なっている構造を保ったまま元文書ファイル及び背景透過処理を施された記載内容や編集内容を含むファイルを結合し、一つのファイルとして一時ファイルを更新する。
ファイル登録部111は最終的に更新された一時ファイルを結合ファイルとして、結合ファイルの作成者及び共同編集者とその編集内容と共に電子文書データベース114に登録する。入出力制御部112は、ネットワークを介して送信されてきた情報を文書管理サーバ1の各部に転送する。ユーザ情報データベース113は、文書管理サーバ1がユーザを識別するための情報がユーザ毎に蓄積されている。電子文書データベース114は編集対象となる文書ファイル及びホワイトボード4や文書編集用端末で編集され、一次ファイル処理部108において生成された結合ファイルを記憶している。
図4は、本実施形態に係るホワイトボード4の機能構成を示すブロック図である。図4に示すように、本実施形態に係るホワイトボード4は、文書ファイル編集管理部401、入出力制御部402を有する。文書ファイル管理部401はホワイトボード4の記憶領域にテンポラリファイルを作成する。ここで、テンポラリファイルとはホワイトボード4上に記載された内容又は文書編集用端末5で編集された内容を保存するために記憶領域に一時的に生成されるファイルであり、作業終了後には削除される。入出力制御部402はネットワークを介して送信されてきた情報を文書編集用端末5の各部に転送する。
図5は、本実施形態に係るクライアント端末2及び文書編集用端末5の機能構成を示すブロック図である。図5に示すように、本実施形態に係るクライアント端末2及び文書編集用端末5は、ウェブブラウザ501、文書ファイル編集管理部502、入出力制御部503を有する。文書ファイル管理部502は文書編集用端末5の記憶領域にテンポラリファイルを作成する。ウェブブラウザ501は文書管理サーバ1から受信した表示情報をクライアント端末2又は文書編集用端末5の画面上に表示する。また、ウェブブラウザ501は入力フォームを使用して入力されたデータを文書管理サーバ1に送信する。入出力制御部503はネットワークを介して送信されてきた情報をクライアント端末2又は文書編集用端末5の各部に転送する。
次に、本実施形態に係る文書管理サーバ1の電子文書データベース114が記憶している文書ファイルの一覧について図6を参照して説明する。図6は、本実施形態に係る文書管理サーバ1の電子文書データベース114に蓄積されている文書ファイルの一覧の例を示す図である。図6に示すように、電子文書データベース114は、文書ファイルごとに、文書ファイル名、作成者、作成日時、更新日時、ファイル保管場所、編集権限保有者を対応付けて記憶している。例えば、文書ファイル名:文書ファイル1では、その文書ファイルの作成者がユーザ1であり、この文書ファイルを編集することができるのはユーザ1、ユーザ2、ユーザ3であることがわかる。
次に、本実施形態に係る文書管理サーバ1のユーザ情報データベース113が記憶しているユーザ情報について図7を参照して説明する。図7は、本実施形態に係る文書管理サーバ1のユーザ情報データベース113に蓄積されているユーザ情報の例を示す図である。図7に示すように、ユーザ情報データベース113は、ユーザ毎に、ユーザ名、パスワード、電子メールアドレス、部署を対応付けて記憶している。
次に、本実施形態に係る文書管理サーバ1の電子文書データベース114が記憶している結合ファイルの一覧について図8を参照して説明する。図8は、本実施形態に係る文書管理サーバ1の電子文書データベース114に蓄積されている結合ファイルの一覧の例を示す図である。図8に示すように、電子文書データベース114は、結合ファイルごとに、結合ファイル名、作成者、作成日時、更新日時、結合ファイルの内容(元文書、編集内容)、編集場所又は共同編集者を対応付けて記憶している。例えば、結合ファイル名:結合ファイル1では、その結合ファイルの作成者がユーザ1であり、その編集場所つまりホワイトボードの設置場所が会議室1であることがわかる。また、編集対象となった元文書が文書ファイル1であり、ホワイトボードにおける編集内容がホワイトボーレイヤー1、共同編集者がユーザ2でその編集内容がユーザ2作業レイヤーであることがわかる。
このように構成された文書管理サーバにおいて、本実施形態に係る要旨の一つは、文書ファイルが投影されたホワイトボード上の記載内容が反映されたテンポラリファイルに背景透過処理を施し、背景透過処理が施されたテンポラリファイルの画像を上記文書ファイルの画像上にレイヤー状に重ね、その構造を保ったまま保存することにある。従って、文書ファイルが投影されたホワイトボード上に記載された内容を編集可能な状態で上記文書ファイルに取り込んで保存することができる。また、ユーザは上記文書ファイルとホワイトボード上の記載内容を区別することができ、さらに、保存後もホワイトボードの記載内容をさらに編集することができる。これにより、文書編集の効率と検討内容の情報共有化の効率を高くすることができる。
また、本実施形態に係る他の要旨の一つは、ホワイトボード上の記載内容の他に、文書編集用端末上での編集内容が反映されたテンポラリファイルに背景透過処理を施し、そのテンポラリファイルの画像を上記文書ファイルの画像上にレイヤー状に重ね、その構造を保ったまま保存することにある。従って、文書ファイルが投影されたホワイトボード上に記載された内容と、文書編集用端末上での編集内容を同時に編集可能な状態で上記文書ファイルに取り込んで保存することができる。また、ユーザは上記文書ファイル、ホワイトボード上の記載内容及び文書編集用端末上での編集内容を区別することができ、さらに、保存後もホワイトボードの記載内容及び文書編集用端末での編集内容をさらに編集することができる。これにより、文書編集の効率と検討内容の情報共有化の効率を高くすることができる。以下、詳細に説明する。
本実施形態に係る文書管理システムを利用して文書ファイルを編集する前段階として行う編集準備処理について図9を参照して説明する。図9は本実施形態に係る文書管理システムを利用して文書ファイルを編集する前段階として行う編集準備処理を説明するためのフローチャートである。図9ではクライアント端末2における処理を説明するが、文書編集用端末5においても同様である。本実施形態に係る文書管理システムを利用するユーザはまずログインを行い、認証されなければならない。ユーザ1がクライアント端末2を操作することにより、クライアント端末2が文書管理サーバ1にアクセスすると、文書管理サーバ1はログインを促すためのログイン画面をクライアント端末2の表示画面上に表示させる(S901)。ユーザ1がクライアント端末2を操作してログイン画面に従ってユーザ情報を入力すると、文書管理サーバ1はクライアント端末2から入力されたユーザ情報を受信する(S902)。
文書管理サーバ1がユーザ情報を受信すると、ログイン処理部101はユーザ情報データベース113に蓄積されているユーザ情報と受信したユーザ情報を照合してユーザ認証を行う(S903)。認証の結果、ログイン処理部101がユーザ1は文書管理サーバ1の利用者であると判定した場合には(S903/Y)、文書管理サーバ1は電子文書データベース114に蓄積している文書ファイルの一覧をクライアント端末2の表示画面上に表示させる(S904)。認証の結果、ログイン処理部101がユーザ1は文書管理サーバ1の利用者でないと判定した場合には(S903/N)、ログイン処理部101はクライアント端末2の表示画面上にログインエラーを表示させ(S905)編集準備処理を終了する。
ログインに成功したユーザ1がクライアント端末2を操作して上記一覧から文書ファイルを一つ選択して閲覧要求を入力すると、文書管理サーバ1はクライアント端末2からその閲覧要求を受信し(S906)、クライアント端末2の表示画面上にその文書ファイルの内容を表示させる(S907)。この時点でユーザ1が選択した文書ファイルの内容はホワイトボード4の表面にクライアント端末2を介して投影装置3により投影されている。
そして、ユーザ1がクライアント端末2を操作して編集要求を入力すると、文書管理サーバ1はクライアント端末2からその編集要求を受信する(S908)。文書管理サーバ1が編集要求を受信すると、編集権限判定部103はその文書ファイルの編集権限をユーザ1が有するか否かを、ユーザ情報データベース113に蓄積されているユーザ情報を基に判定する(S909)。
編集権限判定部103がユーザ1は編集権限を有すると判定した場合には(S909/Y)、文書管理サーバ1はクライアント端末2に編集許可を送信すると同時に、更新内容管理部106は、電子文書データベース114から編集対象となる文書ファイルを取得し、その文書ファイルを更新モードにして文書管理サーバ1の記憶領域に一時ファイルを作成する(S910)。即ち、ここでは、更新内容管理部106は画像情報取得部として機能する。
これより先の処理において、更新ユーザ管理部105はユーザ1を結合ファイルの作成者として管理する。ここで、クライアント端末2は受信した編集許可をホワイトボード4に転送し、ホワイトボード4が編集許可を受信すると、文書ファイル編集管理部401はホワイトボード4の記憶領域にテンポラリファイルを作成する。即ち、ここでは、文書ファイル編集管理部401は追記情報生成部として機能する。尚、文書管理サーバ1は直接ホワイトボード4に編集許可を送信するように構成されていても良い。
一方、編集権限判定部103がユーザ1は編集権限を有さないと判定した場合には(S909/N)文書管理サーバ1はクライアント端末2の表示画面上に編集権限がない旨のメッセージを表示させ(S911)編集準備処理を終了する。
S910の処理を終えたら、文書管理サーバ1は他のユーザ(文書編集用端末)からの編集要求の有無を確認する(S912)。尚、ここでは、S910の処理を終えてから所定の時間内に編集要求が送信されてきたか否かを確認する。他のユーザ(文書編集用端末)から所定の時間が経過しても編集要求がなければ(S912/N)文書管理サーバ1は編集準備処理を終了する。
尚、S912の処理において、ユーザ1や他のユーザから編集準備処理を終了する旨の通知を受けた場合にも編集準備処理を終了するようにしても良い。他方、文書管理サーバ1が所定の時間内に他のユーザ(文書編集用端末)から編集要求を受信した場合には(S912/Y)、編集権限判定部103はその文書ファイルの編集権限をそのユーザが有するか否かを、ユーザ情報データベース113に蓄積されているユーザ情報を基に判定する(S913)。ここでは、ユーザ2が文書編集用端末5を操作して編集要求を文書管理サーバ1に送信するものとする。
編集権限判定部103がユーザ2は編集権限を有さないと判定した場合には(S913/N)文書管理サーバ1は編集要求を送信した文書編集用端末5の表示画面上に編集権限がない旨のメッセージを表示させ(S914)、再び他のユーザ(文書編集用端末)からの編集要求の有無を確認する(S912)。一方、編集権限判定部103がユーザ2は編集権限を有すると判定した場合には(S913/Y)編集要求を送信した文書編集用端末5に編集許可を送信し(S915)、再び他のユーザ(文書編集用端末)からの編集要求の有無を確認する(S912)。
尚、ホワイトボード4が表示部60を備えて電子的に情報を表示することが可能な大型の表示装置として構成され、その表示部に文書ファイルの一覧や文書ファイルの内容が表示されるようにしても良い。これにより、ユーザ1はその表示部を確認しながらホワイトボード4を直接操作してユーザ情報、閲覧要求及び編集要求を入力することができる。また、文書管理サーバ1は直接ホワイトボード4からそれらの情報や要求を受信し、その表示部に文書ファイルの内容が表示される。従って、この場合には、クライアント端末2及び投影装置3は省略可能である。
次に、編集準備処理を終えて、本実施形態に係る文書管理システムを利用してホワイトボード4及び文書編集用端末5において文書ファイルを編集する処理について図10、図11及び図12を参照して説明する。図10は本実施形態に係る文書管理システムを利用してホワイトボード4及び文書編集用端末5において文書ファイルを編集する処理を説明するためのフローチャートである。図11及び図12は本実施形態に係る文書管理システムを利用してホワイトボード4及び文書編集用端末5において文書ファイルを編集する処理を模式的に示す図である。本実施形態に係る文書管理システムを利用して文書ファイルを編集するためにはまず、ユーザ1はホワイトボード4上に記載を行い、また、ユーザ2は文書編集用端末5上で文書ファイルの編集を行う。この時のイメージとしては図11のS1101、S1102である。
ユーザ1がホワイトボード4上に記載を行うと、ホワイトボード4は所定時間毎に記載された内容をスキャンし、文書ファイル編集管理部401がスキャンした記載内容をテンポラリファイルに反映させる。入出力制御部402は記載内容が反映されたテンポラリファイルを文書管理サーバ1に送信し、文書管理サーバ1はホワイトボード4からのテンポラリファイルの受信を確認する(S1001)。即ち、ここでは、入出力制御部402は追記情報送信部として機能する。また、ユーザ2が文書編集用端末5上で編集を行うと、文書編集管理部502は所定時間毎に編集内容をテンポラリファイルに反映させる。文書編集用端末5は記載内容が反映されたテンポラリファイルを文書管理サーバ1に送信し、文書管理サーバ1は文書編集用端末5からのテンポラリファイルの受信を確認する(S1002)。
一時ファイル処理部108がホワイトボード4からテンポラリファイルを受信すると、背景透過処理部109は、そのテンポラリファイルに背景透過処理を施す(S1003)。また、一時ファイル処理部108が文書編集用端末5からテンポラリファイルを受信すると、背景透過処理部109は、そのテンポラリファイルに背景透過処理を施す(S1004)。即ち、S1003及びS1004の処理では、背景透過処理部109は背景透過処理部として機能する。また、S1003の処理では、一時ファイル処理部108は追記情報取得として機能し、S1004の処理では、一時ファイル処理部108は編集情報取得部として機能する。この時のイメージとしては図11のS1103〜S1106である。
背景透過処理部109がテンポラリファイルに背景透過処理を施すと、更新内容管理部106は、図9のS910で作成された元文書の一時ファイルにおいて、背景透過処理が施されたテンポラリファイルの画像を、元文書の画像上に別レイヤーで重ねることにより、一時ファイルを更新する。重ねられた各レイヤーはホワイトボード編集作業反映レイヤー及びユーザ編集作業反映レイヤーとして使用される。この時のイメージとしては図11のS1107である。ここで、ホワイトボード編集作業反映レイヤー及びユーザ編集作業反映レイヤーとはホワイトボード4上に記載された内容及び文書編集用端末5上で編集された内容を図9のS910で作成された元文書の一時ファイルに反映するためのレイヤーである。
更新ユーザ管理部105は重ねられたホワイトボード編集作業反映レイヤーとホワイトボード4の設置場所を関連付け(S1005)、また、ユーザ編集作業反映レイヤーとその編集ユーザ(ここではユーザ2)を関連付ける(S1006)。つまり、上記設置場所は結合ファイルの編集場所としてその記載内容と関連付けて管理され、ユーザ2は結合ファイルの共同編集者としてその編集内容と関連付けて管理されることになる。各編集作業反映レイヤーが重ねられて一時ファイルが更新されると、更新内容管理部106はホワイトボード4から編集作業終了の通知を確認し(S1007)、また、文書編集用端末5から編集作業終了の通知を確認する(1008)。
ホワイトボード4から編集作業終了の通知がなければ(S1007/Y)更新内容管理部106は、S1001、S1003及びS1005の処理を繰り返す。また、文書編集用端末5から編集作業終了の通知がなければ(S1008/N)更新内容管理部106は、S1002、S1004及びS1006の処理を繰り返す。この繰り返し処理の間に、更新内容管理部106は、ホワイトボード4又は文書編集用端末5から所定時間毎にテンポラリファイルを受信し、その中から新たな記載内容又は編集内容を抽出し、ホワイトボード編集作業反映レイヤー又はユーザ編集作業反映レイヤーにその内容を追加して一時ファイルを更新する。この時のイメージは図12のS1201〜S1203である。
更新内容管理部106がホワイトボード4から編集作業終了の通知を受け(S1007/Y)、かつ、文書編集用端末5から編集作業終了の通知を受けると(S1008/Y)、ファイル結合処理部110はレイヤー状に重なっている構造を保ったまま元文書及び各編集作業反映レイヤーを結合し、一つのファイルとして一時ファイルを更新する(S1009)。即ち、ここでは、ファイル結合処理部110は結合画像生成部として機能する。そして、ファイル登録部111は最終的に更新された一時ファイルを結合ファイルとして、作成者や更新ユーザ管理部105による管理情報(上記の関連付け)と共に電子文書データベース114に登録し(S1010)、一時ファイルは削除されて文書管理システムを利用した文書ファイルの編集処理は終了する。即ち、ここでは、ファイル登録部111は結合画像保存指示部として機能する。この時のイメージは図12のS1203、S1204である。
尚、上記編集処理に並行して、更新文書表示管理部107はホワイトボード編集作業反映レイヤー及びユーザ編集作業反映レイヤーを基に、ホワイトボード4及び各文書編集用端末における記載内容及び編集内容の表示用データを生成し、定期的にホワイトボード4又は各文書編集用端末に配信する。従って、各ユーザは他のユーザの記載内容及び編集内容をクライアント端末2や操作中の文書編集用端末上で適宜閲覧することができる。また、各編集作業反映レイヤーは背景透過処理が施されているので、各ユーザは各自の作業内容を気にすることなく他のユーザの編集作業を邪魔せずに記載や編集を行うことができ、他ユーザの記載内容や編集内容、元文書ファイルを閲覧することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る文書管理サーバは、文書ファイルが投影されたホワイトボード上の記載内容が反映されたテンポラリファイルに背景透過処理を施し、背景透過処理が施されたテンポラリファイルの画像を上記文書ファイルの画像上にレイヤー状に重ね、その構造を保ったまま保存する。従って、文書ファイルが投影されたホワイトボード上に記載された内容を編集可能な状態で上記文書ファイルに取り込んで保存することができる。また、ユーザは上記文書ファイルとホワイトボード上の記載内容を区別することができ、さらに、保存後もホワイトボードの記載内容をさらに編集することができる。これにより、文書編集の効率と検討内容の情報共有化の効率を高くすることができる。
また、本実施形態に係る文書管理サーバは、ホワイトボード上の記載内容の他に、文書編集用端末上での編集内容が反映されたテンポラリファイルに背景透過処理を施し、そのテンポラリファイルの画像を上記文書ファイルの画像上にレイヤー状に重ね、その構造を保ったまま保存する。従って、文書ファイルが投影されたホワイトボード上に記載された内容と、文書編集用端末上での編集内容を同時に編集可能な状態で上記文書ファイルに取り込んで保存することができる。また、ユーザは上記文書ファイル、ホワイトボード上の記載内容及び文書編集用端末上での編集内容を区別することができ、さらに、保存後もホワイトボードの記載内容及び文書編集用端末での編集内容をさらに編集することができる。これにより、文書編集の効率と検討内容の情報共有化の効率を高くすることができる。
尚、図1において説明したように、ネットワーク8に接続されている文書編集用端末の数は一例であり、これらがもっと多く接続された大規模なシステムであっても良い。これらの複数端末とホワイトボードで同時に文書ファイルを編集する場合には、同時に編集を行うユーザ(文書編集用端末)のテンポラリファイル及びホワイトボードのテンポラリファイルに背景透過処理が施され、図13に示すようにそれぞれが別レイヤーとして重なる構造となる。従って、各ユーザは各自の作業内容を気にすることなく他のユーザの編集作業を邪魔せずに記載や編集を行うことができ、他ユーザの記載内容や編集内容、元文書ファイルを参照することができる。
1 文書管理サーバ
2 クライアント端末
3 投影装置
4 ホワイトボード
5 文書編集用端末
6 ネットワーク
7 ネットワーク
8 ネットワーク
9 公衆回線
10 CPU
20 RAM
30 ROM
40 HDD
50 I/F
60 LCD
70 操作部
80 バス
101 ログイン処理部
102 文書ファイル管理部
103 編集権限判定部
104 文書ファイル更新管理部
105 更新ユーザ管理部
106 更新内容管理部
107 更新文書表示管理部
108 一時ファイル処理部
109 背景透過処理部
110 ファイル結合処理部
111 ファイル登録部
112 入出力制御部
113 ユーザ情報データベース
114 電子文書データベース
401 文書ファイル編集管理部
402 入出力制御部
501 ウェブブラウザ
502 文書ファイル編集管理部
503 入出力制御部
特開2005−197796号公報 特開2003−198793号公報 特開2006−005589号公報

Claims (7)

  1. 画像情報が表示され且つユーザによって情報が書き込まれる表示書き込み面に表示される画像情報を処理する画像処理装置であって、
    前記画像情報を取得する画像情報取得部と、
    前記表示書き込み面にユーザによって書き込まれた追記情報の画像を取得する追記情報取得部と、
    前記取得された追記情報の画像の背景を透過処理する背景透過処理部と、
    前記取得された画像情報の画像上に背景が透過処理された前記追記情報の画像が別レイヤーで重ねられた結合画像を生成する結合画像生成部と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記画像処理装置は、前記生成された結合画像を保存させる結合画像保存指示部を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記結合画像保存指示部は、前記ユーザのユーザ情報と関連付けて前記生成された結合画像を保存させることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記画像処理装置は、前記画像情報に関する編集情報の画像を取得する編集情報取得部を備え、
    前記背景透過処理部は、前記取得された編集情報の画像の背景を透過処理し、
    前記結合画像生成部は、前記取得された画像情報の画像上に背景が透過処理された前記追記情報の画像及び背景が透過処理された前記編集情報の画像が別レイヤーで重ねられた結合画像を生成することを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記結合画像保存指示部は、前記取得された編集情報の作成者の作成者情報と関連付けて前記生成された結合画像を保存させることを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 画像情報が表示され且つユーザによって情報が書き込まれる表示書き込み面に表示される画像情報を処理する画像処理装置の制御方法であって、
    前記画像情報を取得し、
    前記表示書き込み面にユーザによって書き込まれた追記情報の画像を取得し、
    前記取得された追記情報の画像の背景を透過処理し、
    前記取得された画像情報の画像上に背景が透過処理された前記追記情報の画像が別レイヤーで重ねられた結合画像を生成することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  7. 画像情報が表示され且つユーザによって情報が書き込まれる表示書き込み面を有する表示書込装置と、前記画像情報を処理する画像処理装置とを含む画像処理システムであって、
    前記画像処理装置は、
    前記画像情報を取得する画像情報取得部と、
    前記表示書き込み面にユーザによって書き込まれた追記情報の画像を取得する追記情報取得部と、
    前記取得された追記情報の画像の背景を透過処理する背景透過処理部と、
    前記取得された画像情報の画像上に背景が透過処理された前記追記情報の画像が別レイヤーで重ねられた結合画像を生成する結合画像生成部と、
    を備え、
    前記表示書込装置は、
    前記表示書き込み面にユーザによって書き込まれた追記情報の画像を生成する追記情報生成部と、
    前記生成された追記情報の画像を前記画像処理装置に送信する追記情報送信部と、
    を備えることを特徴とする画像処理システム。
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