JP2013085088A - 撮像装置、レンズユニット、撮像装置の制御プログラムおよびレンズユニットの制御プログラム - Google Patents

撮像装置、レンズユニット、撮像装置の制御プログラムおよびレンズユニットの制御プログラム Download PDF

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拓哉 星川
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Abstract

【課題】動画撮影に代表される連続的な出力画像をユーザが観察する場合、絞りの駆動と停止が短時間に繰り返された場合に生じるフレーム間のちらつきを低減する。
【解決手段】撮像装置は、被写体像を光電変換して画像データを出力する撮像部と、レンズユニットの絞りの開口を変更する変更指示を受け付ける受付部と、撮像部が画像データを連続的に出力する期間において、受付部が第1の変更指示である第1変更指示を受け付けた後の予め定められた規定時間以内に第2の変更指示である第2変更指示を受け付けた場合には、第2変更指示に対応する絞り駆動信号を遅延させてレンズユニットへ送出する制御部とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、撮像装置、レンズユニット、撮像装置の制御プログラムおよびレンズユニットの制御プログラムに関する。
動画撮影中に絞り値を変更する場合に、絞りの駆動速度を遅くする技術が知られている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特開2010−226710号公報
しかし、動画撮影に代表される連続的な出力画像をユーザが観察する場合、急激な輝度の変化でなくても、絞りの駆動と停止が短時間に繰り返された場合に生じるフレーム間のちらつきが煩わしいと感じられる。
本発明の第1の態様における撮像装置は、被写体像を光電変換して画像データを出力する撮像部と、レンズユニットの絞りの開口を変更する変更指示を受け付ける受付部と、撮像部が画像データを連続的に出力する期間において、受付部が第1の変更指示である第1変更指示を受け付けた後の予め定められた規定時間以内に第2の変更指示である第2変更指示を受け付けた場合には、第2変更指示に対応する絞り駆動信号を遅延させてレンズユニットへ送出する制御部とを備える。
本発明の第2の態様におけるレンズユニットは、開口を変更できる絞りと、開口を変更する変更指示を受け付ける受付部と、カメラユニットの撮像部が画像データを連続的に出力する期間において、受付部が第1の変更指示である第1変更指示を受け付けた後の予め定められた規定時間以内に第2の変更指示である第2変更指示を受け付けた場合には、第2変更指示に対応する絞りの開口駆動を遅延させて実行する駆動制御部とを備える。
本発明の第3の態様における撮像装置の制御プログラムは、被写体像を光電変換して画像データを連続的に出力する撮像ステップと、撮像ステップの実行中において、レンズユニットの絞りの開口を変更する第1変更指示を受け付けて、第1変更指示に対応する絞り駆動信号をレンズユニットへ送出する第1送出ステップと、撮像ステップの実行中において、第1変更指示を受け付けた後の予め定められた規定時間以内に開口を変更する第2変更指示を受け付けた場合に、第2変更指示に対応する絞り駆動信号を遅延させてレンズユニットへ送出する第2送出ステップとをコンピュータに実行させる。
本発明の第4の態様におけるレンズユニットの制御は、カメラユニットの撮像部が画像データを連続的に出力する期間において、絞りの開口を変更する第1変更指示を受け付けて、第1変更指示に対応する絞りの開口駆動を実行する第1駆動ステップと、第1変更指示を受け付けた後の予め定められた規定時間以内に開口を変更する第2変更指示を受け付けた場合に、第2変更指示に対応する開口駆動を遅延させて実行する第2駆動ステップとをコンピュータに実行させる。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本実施形態に係る一眼レフカメラの背面斜視図である。 一眼レフカメラのシステム構成を概略的に示すブロック図である。 絞り変更指示と絞り駆動のタイミングを示す図である。 他の例の絞り変更指示と絞り駆動のタイミングを示す図である。 更に他の例の絞り変更指示と絞り駆動のタイミングを示す図である。 パワーズーム駆動と絞り駆動の関係を示す図である。 表示画面の推移を示す図である。 動画撮影中の絞り制御に関するフロー図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態に係る一眼レフカメラ10の背面斜視図である。一眼レフカメラ10は、カメラ本体30に交換レンズ20が装着されて構成される。カメラ本体30には、焦点距離、開放F値等の異なる複数の交換レンズ20が交換可能に装着される。
交換レンズ20は、その鏡筒内に、透過する被写体光束の有効径を変化させる絞り21、焦点距離を変更するズームレンズ群22、焦点を調整するフォーカスレンズ群23が設けられている。絞り21は、被写体光束を通過させる開口を形成する数枚の絞り羽根がステッピングモータによって駆動される電磁駆動絞りである。絞り21は、開口を変化させることにより被写体光束の有効径を規定する。
ズームレンズ群22は、これらを保持するレンズ保持枠と共にズームレンズユニットを構成しつつ光軸方向に沿って移動することにより焦点距離を変更し、これに伴って撮像素子受光面に到達する被写体像の画角を変更する。ズームレンズ群22は、ズーム環の操作の他に、レンズ鏡筒内に設けられたズームレンズモータの駆動によっても移動される。また、フォーカスレンズ群23は、光軸11方向に沿って移動することにより撮像素子受光面における焦点を調整する。フォーカスレンズ群23は、レンズ鏡筒内に設けられたフォーカスレンズモータの駆動により移動される。
カメラ本体30の背面には、液晶表示部31、回転ダイヤル32、ズームレバー33、決定ボタン34、十字キー35、ライブビューボタン36等の操作部材などが設けられている。液晶表示部31には、撮影された画像データの画像表示の他、一眼レフカメラ10の各種設定に関する様々な設定情報、メニュー項目等も表示される。ユーザは、十字キー35、決定ボタン34および他の操作部材を操作することにより、液晶表示部31に画像データ、メニュー項目等を順次表示させて視認しながら、特定の項目を選択、実行する指示をカメラ本体30に与えることができる。例えば、ユーザは、十字キー35によりアクティブなメニュー項目を上下左右に移動させた後に、十字キー35の中心部に設けられた決定ボタン34を押下げることにより、アクティブにしたメニュー項目をカメラ本体30に設定、実行させることができる。
回転ダイヤル32は、一定の角度を回転されるごとに、ユーザに1回のクリック感を与えると共に1つの入力信号を発生するように構成されている。例えば、後述するように絞り値を変更する変更指示の操作部材として用いられる場合は、ユーザは、回転ダイヤル32を15度回転させるごとに、絞り値を1/2段ずつ連続的に増減させることができる。このとき、回転ダイヤル32は、F1.4、1.8、2.0…というように離散的に設定された絞り値を連続的に指定する段階的な操作によって絞り値の変更を受け付ける段階操作部として機能する。
ズームレバー33は、ユーザがズームレンズ群22を光軸11方向に沿って継続的に移動させる操作部材である。本実施形態においては、ズームレンズ群22をズームレンズモータの駆動によっても移動させることができるパワーズームを採用する。ズームレバー33は、右方向へ移動するとズームレンズ群22を望遠側へ移動させ、左方向へ移動するとズームレンズ群22を広角側へ移動させる。
ライブビューボタン36は、撮像素子の受光面に結像する被写体像を逐次光電変換して表示用の画像データを生成し、これを液晶表示部31に連続的に表示させるライブビューを開始させるボタンである。ユーザは、ライブビューボタン36を押し下げることにより、光学ファインダーによる被写体観察から、ライブビューによる被写体観察に切り替えることができる。さらに、再度ライブビューボタン36を押し下げれば、光学ファインダーによる被写体観察に戻すことができる。
ライブビューは、動画撮影前の準備段階における被写体観察に利用できる。ユーザがメニュー項目から動画撮影モードを選択すると、被写体を観察する初期設定としてライブビューが開始される。ユーザは、動画撮影の準備が整い、撮影を開始したいタイミングで決定ボタン34を押し下げると、動画撮影が開始される。動画撮影中においてもライブビューは動作し、ユーザは被写体像を確認しながら撮影を続けることができる。この間、ユーザは、回転ダイヤル32を操作すれば、絞り値を変更して絞り21の開口を動作させることができる。そして、再度決定ボタン34を押し下げると、撮影が終了する。
また、ライブビューは、静止画撮影前の準備段階における被写体観察にも利用できる。ユーザがメニュー項目から静止画撮影モードを選択し、ライブビューボタン36を押し下げれば、ライブビューが開始される。この間、ユーザは、ズームレバー33を操作すれば、被写体像の画角を変更することができる。そして、レリーズボタン37を押し下げれば、静止画撮影を実行することができる。
図2は、一眼レフカメラ10のシステム構成を概略的に示すブロック図である。一眼レフカメラ10のシステムは、交換レンズ20とカメラ本体30のそれぞれに対応して、レンズシステム制御部120を中心とするレンズ制御系と、カメラシステム制御部130を中心とするカメラ制御系により構成される。そして、レンズ制御系とカメラ制御系は、レンズマウント121とカメラマウント131によって接続される接続部を介して、相互に各種データ、制御信号の授受を行う。
カメラ制御系に含まれる画像処理部136は、設定されている撮影モード、ユーザからの指示、カメラシステム制御部130からの指令に則して、撮像素子135で光電変換された撮像信号を所定の画像フォーマットに従った画像データに処理する。例えば、静止画像としてJPEGファイルを生成する場合、色変換処理、ガンマ処理、ホワイトバランス処理等の画像処理を行った後に適応離散コサイン変換等を施して圧縮処理を行う。また、動画像としてMPEGファイルを生成する場合、所定の画素数に縮小されて生成された連続する静止画としてのフレーム画像に対して、フレーム内符号化、フレーム間符号化を施して圧縮処理を行う。処理された画像データは、外部接続IF137を介して外部メモリに記録される。
カメラメモリ132は、例えばフラッシュメモリなどの不揮発性メモリであり、一眼レフカメラ10を制御するプログラム、各種パラメータなどを記憶する役割を担う。ワークメモリ133は、例えばRAMなどの高速アクセスできるメモリであり、処理中の画像データを一時的に保管する役割などを担う。表示制御部134は、カメラシステム制御部130の指示に従って、液晶表示部31に表示するメニュー画面、被写体像等を調整する。
操作入力部138は、十字キー35、決定ボタン34、レリーズボタン37等の操作部材が操作されたことを検出して、カメラシステム制御部130へ出力する。回転ダイヤル検出部139は、操作入力部138の一部として構成され、回転ダイヤル32が一定角度回転されるごとに、当該回転を検出してその回転方向に応じた入力信号をカメラシステム制御部130へ出力する。ズームレバー検出部140は、同様に操作入力部138の一部として構成され、レバーが操作されている間、当該操作を検出してその操作方向に応じた入力信号をカメラシステム制御部130へ出力する。
レンズシステム制御部120は、カメラシステム制御部130からの制御信号を受けて各種動作を実行する。絞り駆動回路122は、絞り21の開口を形成する絞り羽根を変位させるステッピングモータを駆動する回路である。絞り駆動回路122は、レンズシステム制御部120から与えられる駆動信号に則してステッピングモータを駆動し、絞り値に応じた開口を実現する。
レンズ駆動回路123は、ズームレンズ群22、フォーカスレンズ群23を光軸11に沿って移動させるモータを駆動する回路である。例えば、ズームレバー検出部140が望遠方向への移動指示を検出すると、カメラシステム制御部130は、レンズシステム制御部120を介してフォーカスレンズ群23を望遠方向へ移動させる駆動信号をレンズ駆動回路123へ送出する。レンズ駆動回路123は、当該駆動信号に従って、フォーカスレンズ群23が望遠方向へ移動するように、ズームレンズモータを駆動する。
レンズメモリ124は、レンズ固有の情報およびレンズシステム制御部120が実行するプログラム等を記憶している。例えば、後述するように、予め設定されている動画撮影時における絞り駆動速度を記憶している。
図3は、本実施形態に係る、絞り変更指示と絞り駆動のタイミングを示す図である。横軸は時刻を表し、縦軸は絞り値を表す。ここで、動画撮影およびライブビューのような、撮像素子135が連続的に画像データを出力する最中に、絞り21の開口が変更されたときの出力画像への影響について説明する。
撮像素子135が連続的に画像データを出力している最中に、ユーザから絞り値の変更指示を受け付けた場合、静止画撮影の準備段階と同様の速度で絞り羽根を駆動してしまうと、出力画像にちらつきを生じさせる。つまり、フレーム間における輝度の急激な変化が、画像の観察者に不快感を与える。そこで、絞り駆動回路122は、画像データの連続出力中においては、絞り羽根を予め定められた速度V以下で駆動する。速度Vは、画像の観察者が不快と感じない程度の輝度変化を実現する速度であり、実験等によって事前に決定され、画像データの連続出力中における駆動速度として予めレンズメモリ124に記憶されている。速度Vとしては、例えば、絞り1段分を1秒で変位させる速度などと規定できる。
絞り値の変更指示に対して絞り羽根を速度V以下で駆動したとしても、変更指示に対応する絞り羽根駆動が完了し、一定輝度の画像が観察され始めて間もなく連続して変更指示を受け付けて絞り羽根を駆動すると、やはり出力画像としてはちらつきが生じる。すなわち、輝度が変化中の複数フレーム、一定の複数フレーム、変化中の複数フレームが短時間に連続することにより、観察者は輝度の安定しない煩わしい画像であると感じる。
そこで、本実施形態においては、カメラシステム制御部130は、一旦絞り羽根の駆動を完了した場合に、予め定められた規定時間の間は絞り羽根の駆動を再開しない制御を実行する。図3は、このような制御の具体例を示す。
画像データの連続出力中における時刻t1に、カメラシステム制御部130は、絞り値をF2.0からF4.0へ変更する変更指示Aをユーザから受け付ける。カメラシステム制御部130は、絞り21の開口をF4.0に相当する大きさへ変更する駆動信号をレンズシステム制御部120へ即座に送出する。
レンズシステム制御部120は、カメラ本体30においてライブビュー、動画撮影が実行中である旨をカメラシステム制御部130から通知を受けており、絞り羽根を駆動する速度Vをレンズメモリ124から予め読み出している。なお、ここでは、撮像素子135が連続的に画像データを出力する場合として、撮影準備段階におけるライブビューおよび画像データが動画データとして記録される動画撮影を挙げている。すなわち、本実施形態における以下の遅延制御は、出力画像が観察者によって連続的に観察され得る場合を対象としている。したがって、静止画の連写撮影については遅延制御の対象とならない。
レンズシステム制御部120は、カメラシステム制御部130から絞り開口をF4.0相当に変更する駆動信号を受け取ったら、絞り駆動回路122に絞り羽根の駆動を開始させる。このとき、絞り羽根の駆動速度として速度Vを絞り駆動回路122に与える。絞り駆動回路122は、速度Vで絞り羽根を駆動し始め、時刻tで絞り開口がF4.0相当に達したら駆動を停止して、駆動が完了した旨を示す駆動完了信号をレンズシステム制御部120へ返す。
レンズシステム制御部120は、駆動完了信号をカメラシステム制御部130へ送出する。カメラシステム制御部130は、駆動完了信号を受け取ったら、絞り羽根の駆動を禁止するタイマーを開始させる。すなわち、時刻tから絞り羽根の駆動を再開しない規定時間としての駆動禁止時間を開始させる。ここでは駆動禁止時間をtとする。駆動禁止時間tは、上述の輝度が変化中の複数フレーム、一定の複数フレーム、変化中の複数フレームと続く場合における一定の複数フレームを定義付ける時間であり、このような変化が連続しても観察者が煩わしいと感じない時間として定められる。駆動禁止時間tは、実験等によって事前に決定され、カメラメモリ132に記憶されている。駆動禁止時間tは、フレームレート、画素数等によって定められ、例えば100m秒から数秒程度が定められる。あるいは、時間で定義するのではなく、フレーム数で定義しても良い。
時刻tから駆動禁止時間tが経過する時刻tまでの間に、例えば時刻tの時点において更なる変更指示Bを受けたとしても、カメラシステム制御部130は、即座に駆動信号をレンズシステム制御部120へ送出しない。カメラシステム制御部130は、駆動禁止時間tの間に受けた変更指示Bをワークメモリ133に保管しておき、駆動禁止時間tが経過する時刻tまで変更指示Bに対応する駆動信号の送出を遅延させる。この場合、時刻tから時刻tまでの時間が遅延時間となる。
変更指示BがF11.0へ変更する指示であれば、カメラシステム制御部130は、タイマーがtを示す時刻tの時点で、絞り開口をF11.0相当に変更する駆動信号をレンズシステム制御部120へ送出する。レンズシステム制御部120は、当該駆動信号を受けて絞り羽根の駆動を開始させる。そして、レンズシステム制御部120は、時刻tで駆動完了信号を絞り駆動回路122から受け取り、カメラシステム制御部130へ送出する。カメラシステム制御部130は、駆動完了信号を受け取ったら、絞り羽根の駆動を禁止するタイマーを再び開始させる。なお、時刻t5において開始させたタイマーは、時刻tにおいてtを示す。この後に変更指示がある場合には、カメラシステム制御部130は、駆動信号を遅延無くレンズシステム制御部120へ送出する。
本実施形態において、ユーザから絞り値の変更指示を受け付ける操作部材は、回転ダイヤル32である。回転ダイヤル32は、上述のように、F1.4、1.8、2.0…というように離散的に設定された絞り値を連続的に指定する段階的な操作によって絞り値の変更を受け付ける。このような操作部は、ユーザから不均一な速度による操作を受けやすい。例えば、F2.0からF11.0への変更を意図する場合に、ユーザがF4.0までは一定速度でカチカチと回転させ、一呼吸おいて再び一定速度でカチカチとF11.0まで回転させれば、駆動信号を遅延させないと上述のちらつきが生じてしまう。したがって、駆動信号の遅延処理は、このような段階的な操作による段階操作部により変更指示を受け付ける場合に特に有効である。
回転ダイヤル検出部139は、1クリックの回転操作の検出後に、連続操作と判断される予め定められた短い時間以内に次のクリックの回転操作を検出した場合には、同時に2クリックに相当する入力があったとしてカメラシステム制御部130へ出力する。また、回転ダイヤル検出部139が、別々の入力信号として複数の入力信号をカメラシステム制御部130へ出力した場合でも、後の変更指示に対応する入力信号が、先の変更指示に対応する入力信号に応じて絞り羽根が駆動される期間に受け入れられたのであれば、累積的にそのまま絞り羽根の駆動を続けても良い。例えば、変更指示Bが時刻tとtの間になされ、速度Vでの絞り羽根駆動を継続できると判断したら、カメラシステム制御部130は、F4.0で中断することなくそのままF11.0まで駆動するように、レンズシステム制御部120へ駆動信号を遅延無く送出する。
絞り値を変更するときに、撮像素子135の出力ゲインに相当するISO感度、1フレームあたりの露光時間であるシャッタ速度を併せて変更して適正露出を維持する場合には、これらの変更が追従する限り、上記の遅延処理を実行しない場合であってもちらつきがある程度抑制され得る。しかし、マニュアル露出補正に相当するような、撮影画像の明暗をコントロールするユーザの意図に対応する、ISO感度およびシャッタ速度を固定したまま絞り値を変更する撮影モードにおいては、ちらつきが顕著に目立ちやすい。したがって、上記の遅延処理を、絞り値の変更があった場合でもISO感度およびシャッタ速度を変更しない撮影モードにおいて実行すれば、より効果的である。
図4は、他の例の絞り変更指示と絞り駆動のタイミングを示す図である。図3と同様に、横軸は時刻を表し、縦軸は絞り値を表す。時刻tで変更指示Cを受け、時刻tで変更指示Cに対応する駆動が完了するのは、図3において時刻tで変更指示Aを受け、時刻tで変更指示Aに対応する駆動が完了するのと同様である。図4の例においては、時刻tから開始され時刻t11で終了する駆動禁止時間の間に、カメラシステム制御部130は、変更指示D(時刻t)と変更指示E(時刻t10)の2回の変更指示を受ける。
このとき、カメラシステム制御部130は、変更指示Dに対応する駆動信号の送出が遅延されている遅延時間に変更指示Eを受けることになる。そこで、カメラシステム制御部130は、これらの変更指示を纏めた駆動信号を生成し、駆動禁止時間が経過するタイミングである時刻t11に送出する。具体的には、変更指示DがF4.0からF5.6への変更指示であり、変更指示EがF5.6からF16.0への変更指示である場合、カメラシステム制御部130は、絞り21の開口を一度にF16.0に相当する大きさへ変更する駆動信号をレンズシステム制御部120へ送出する。レンズシステム制御部120は、この駆動信号を受け取り、絞り駆動回路122を介して絞り羽根を継続的に変位させてF16.0相当の開口を実現する。したがって、実質的には変更指示Dに相当する駆動分と、変更指示Eに相当する駆動分が、連続して実行されたことになる。そして、駆動が完了した時刻t12からは再び駆動禁止時間が開始される。
図5は、更に他の例の絞り変更指示と絞り駆動のタイミングを示す図である。図3、図4と同様に、横軸は時刻を表し、縦軸は絞り値を表す。時刻t13で変更指示Fを受け、時刻t14で変更指示Fに対応する駆動が完了するのは、図3において時刻tで変更指示Aを受け、時刻tで変更指示Aに対応する駆動が完了するのと同様である。図5の例においては、カメラシステム制御部130は、時刻t14から開始され時刻t17で終了する駆動禁止時間の間の時刻t15に変更指示Gを受け、時刻t16に静止画撮影指示を受ける。
変更指示Gは駆動禁止時間において検出されているので、カメラシステム制御部130は、変更指示Gに対応する駆動信号の送出を留保する。すなわち、駆動禁止時間が終了する時刻t17まで、レンズシステム制御部120への送出を遅延させようとする。しかし、駆動禁止時間が終了する前の時刻t16において静止画撮影指示を検出した場合には、カメラシステム制御部130は、遅延を直ちに中止して変更指示Gに対応する駆動信号をレンズシステム制御部120へ送出する。
レンズシステム制御部120は、時刻t16において、変更指示Gに対応する駆動信号を受け取ると同時に、当該絞り駆動が静止画撮影の準備である旨の信号を受け取る。この場合、いち早く静止画撮影のための受光状態を実現すべく、絞り駆動回路122は、速度Vよりも速い最大駆動速度で絞り羽根を駆動する。そして、一連の静止画撮影処理時間が経過したら、再びライブビュー、動画撮影を再開する。ライブビュー、動画撮影を再開する場合は、静止画撮影を実行した絞り値(図5ではF11.0)を維持しても良いし、変更指示Gを受ける以前の絞り値(同じくF4.0)に戻しても良い。
図6は、パワーズーム駆動と絞り駆動の関係を示す図である。横軸は時刻を表し、左の縦軸は絞り開口径を、右の縦軸は交換レンズ20の焦点距離を表す。
レンズシステム制御部120は、回転ダイヤル32の操作によって絞り値が変更される場合の駆動信号をカメラシステム制御部130から受けて絞り羽根を駆動する他に、ズームレンズ群22が移動されたときに設定された同じ絞り値を維持するために絞り羽根を駆動する。
ズームレバー33がユーザによって操作され、ズームレバー検出部140がその操作を検出した場合について説明する。カメラシステム制御部130が、時刻t18において、ズームレバー検出部140を介して焦点距離を望遠側へ変更するズーム変更指示を検出したら、当該ズーム変更指示に対応するズームレンズ駆動信号をレンズシステム制御部120へ送出する。レンズシステム制御部120は、当該ズームレンズ駆動信号を受けると、レンズ駆動回路123を介して、ズームレンズ群22を望遠側へ移動する。
このとき、カメラシステム制御部130は、ズームレンズ駆動信号を送出すると共に、設定されている絞り値(例えばF4.0)を維持するように絞り駆動信号を遅延無く送出する。ここで送出される絞り駆動信号は、絞り羽根を駆動させる駆動信号であっても良いし、単にレンズシステム制御部120における絞り駆動を許可する許可信号であっても良い。
レンズシステム制御部120は、ズームレンズ駆動信号に遅延なく送出されてくる絞り駆動信号を受け取り、絞り駆動回路122を介して、絞り値F4.0相当の開口を維持するように絞り羽根を駆動する。例えば、図6の点線で示すように、ズームレバー33の操作が時刻t18で開始され時刻t19で終了するまでに、焦点距離が35mmから200mmまで変化したとする。このとき、レンズシステム制御部120は、図6の実線で示すように、35mmの焦点距離においてF4.0を実現する開口径D4.0−35から、200mmの焦点距離においてF4.0を実現する開口径D4.0−200まで、焦点距離の変化に伴って徐々に絞り羽根を駆動して開口径を調整する。
つまり、カメラシステム制御部130は、ズームレバー33のような操作部材の操作により、結果として絞りの開口を変更させる指示を継続的に受け付けた場合には、変更指示に対応する絞り駆動信号を遅延無く送出する。カメラ本体30がズームレバー33のように連続的に絞り開口を変更させる操作部材を備えるのであれば、カメラシステム制御部130は、当該操作部材の操作を検出した場合には、遅延無く絞り駆動信号をレンズシステム制御部120へ送出しても良い。
図7は、表示画面の推移を示す図である。ここでは、図3を用いて説明した絞り変更指示と絞り駆動のタイミングを例に、各時刻における液晶表示部31の動画撮影中における表示画面を説明する。
動画撮影中においては、設定された解像度等を示す動画設定アイコン201、動画撮影中であることを示すRECアイコン202、撮影経過時間203などがライブビュー上に重畳表示されている。時刻tから時刻tの間においては、図7(a)に示すように、駆動禁止時間であることに対応して「絞り駆動停止中」を示す駆動停止アイコン204が表示される。また、そのときの絞り値を示す停止絞り値205が表示される。
変更指示Bをうけた後の時刻tから時刻tの間においては、図7(b)に示すように、駆動停止アイコン204と共に、変更指示によって設定された設定絞り値206と実際の現絞り値207が表示される。この時間帯においては絞り駆動が禁止されているので、現絞り値207の値は一定である。
駆動禁止時間を経過した後の時刻tから時刻tの間においては、図7(c)に示すように、駆動停止アイコン204は消去され、設定絞り値206と現絞り値207が表示される。この時間帯は、絞り羽根の駆動が実際に行われている時間帯であるので、現絞り値207の値は、絞り開口の変化に伴って刻々と変更される。
絞り羽根の駆動が完了した後の時刻tから時刻tの間においては、図7(d)に示すように、駆動停止アイコン204と停止絞り値205が表示される。停止絞り値205は、変更指示Bによって実際に変更された絞り値を示す。この表示状態は、図7(a)と同様である。
このように、カメラシステム制御部130が表示制御部134を介して刻々と表示画面を変更することにより、ユーザは、一眼レフカメラ10の状態を容易に把握することができる。換言すれば、一つの絞り値を表示する態様において、絞り値の設定を変更したにも関わらず表示されている絞り値が一定値を示したり、実際には絞り羽根の駆動を実行していないにも関わらず絞り値が変化したかのように表示したりすることがない。したがって、ユーザは、絞りの状態および指示の受付状態を正確に認識することができる。
図8は、動画撮影中の絞り制御に関するフロー図である。フローは、動画撮影が始まった時点から開始される。
カメラシステム制御部130は、ステップS101において、ユーザからの絞り変更指示があるか否かを、回転ダイヤル検出部139の検出結果に則して判断する。絞り変更指示がないと判断した場合にはステップS102へ進み、撮影終了の指示があるか否かを判断する。撮影終了指示がないと判断した場合にはステップS101へ戻り、動画撮影を継続して絞り変更指示の判断を繰り返す。撮影終了の指示があると判断した場合には、動画撮影処理を完了させてフローを終了する。
ステップS101で絞り変更指示があると判断した場合には、ステップS103へ進み、カメラシステム制御部130は、当該変更指示に対応する絞り駆動信号をレンズシステム制御部120へ遅延無く送出する。レンズシステム制御部120は、当該絞り駆動信号を受け取り、絞り駆動回路122を介して絞り21の絞り羽根を駆動する。
絞り駆動が完了した旨の駆動完了信号をレンズシステム制御部120から受け取ったら、ステップS104へ進み、カメラシステム制御部130は、絞り羽根の駆動を禁止するタイマー変数tに0を代入して計時を開始する。そしてステップS105へ進み、カメラシステム制御部130は、さらにユーザからの絞り変更指示があるか否かを判断する。
ステップS105において、さらに絞り変更指示があると判断した場合には、ステップS106へ進み、カメラシステム制御部130は、タイマー変数tが駆動禁止時間であるt未満であるか否かを判断する。タイマー変数tがt未満であると判断したら、ステップS107へ進む。
ステップS107では、カメラシステム制御部130は、駆動禁止時間中に受けた変更指示を纏める累積処理を行う。例えば、図4を用いて説明したように、駆動禁止時間中にF4.0からF5.6へ変更する変更指示に加え、F5.6からF16.0へ変更する変更指示を受け付けた場合には、累積処理によりこれらを纏めてF4.0からF16.0へ変更する変更指示とする。同様に、例えばF4.0からF11.0へ変更する指示を受け付けた後にF11.0からF8.0へ変更する指示を受け付けた場合には、これらを纏めてF4.0からF8.0へ変更する変更指示とする。カメラシステム制御部130は、累積処理をした結果をワークメモリ133へ記憶する。
ステップS107で累積処理が完了したら、あるいは、ステップS105で絞り変更指示がないと判断したら、ステップS108へ進み、撮影終了の指示があるか否かを判断する。撮影終了指示がないと判断した場合にはステップS105へ戻り、動画撮影を継続したまま絞り変更指示の判断を再度実行する。撮影終了の指示があると判断した場合には、動画撮影処理を完了させてフローを終了する。
ステップS106で、タイマー変数tがt0以上であると判断したら、ステップS109へ進み、カメラシステム制御部130は、ワークメモリ133を参照して、駆動禁止時間中に受けた変更指示に対応する絞り駆動信号をレンズシステム制御部120へ送出する。レンズシステム制御部120は、当該絞り駆動信号を受け取り、絞り駆動回路122を介して絞り21の絞り羽根を駆動する。レンズシステム制御部120は、絞り駆動が完了したら絞り駆動完了信号をカメラシステム制御部130へ送出する。カメラシステム制御部130は、レンズシステム制御部120から絞り駆動完了信号を受け取ったらステップS104へ戻る。
動画撮影中においては以上のように絞り駆動が制御される。上述のように、ライブビューの実行中においても同様に絞り駆動が制御される。また、フローにおいては省略したが、カメラシステム制御部130が、動画撮影の実行中に静止画撮影の指示を受け付けた場合には、動画撮影の処理を中断して、図5を用いて説明したように、絞り駆動と静止画撮影処理を制御する。同様に、カメラシステム制御部130が、動画撮影の実行中にズームレバー33の操作を検出した場合には、図6を用いて説明したように、ズームレンズ群22の移動に伴った絞り駆動処理を実行する。
以上の実施形態においては、レンズ交換式の一眼レフカメラ10を例に説明したが、もちろん光学ファインダーを備えない、いわゆるミラーレス一眼カメラに対しても上述の処理を適用することができる。また、レンズ一体型のコンパクトデジタルカメラに対しても同様に上述の処理を適用することができる。この場合、レンズシステム制御部120の機能をカメラシステム制御部130が一体的に担い、レンズシステム制御部120を省く構成であっても良い。以上の実施形態においては、静止画撮影が可能な撮像装置としての一眼レフカメラ10を説明したが、もちろん静止画撮影の可否を問わず、ビデオカメラに対しても上述の処理を適用することができる。
また、以上の実施形態においては、カメラシステム制御部130が主体的に遅延処理を制御する例を説明した。すなわち、カメラシステム制御部130において絞り駆動信号を遅延させ、レンズシステム制御部120側では、単に送られてくる絞り駆動信号に従って絞り羽根を駆動する構成であった。しかし、遅延処理の制御をレンズシステム制御部120側で行っても良い。
レンズシステム制御部120側で遅延処理の制御を実行する場合は、レンズシステム制御部120は、まず、カメラ本体30の撮像素子135が画像データを連続的に出力する期間である旨の情報をカメラシステム制御部130から受け取る。そして、絞り21の開口を変更する変更指示をカメラシステム制御部130から受け付ける。このとき、カメラシステム制御部130は、回転ダイヤル検出部139によって検出された変更指示を遅延無くレンズシステム制御部120へ送出する。レンズシステム制御部120は、最初の変更指示である第1変更指示を受け付けた後の駆動禁止時間以内に次の変更指示である第2変更指示を受け付けた場合には、第2変更指示に対応する絞り21の開口駆動を遅延させて実行する。
このとき、レンズシステム制御部120は、第1変更指示による開口駆動が完了した時点から駆動禁止時間を計時し、当該駆動禁止時間が経過したら絞り21の開口駆動を実行する。また、レンズシステム制御部120は、遅延中にさらに第3の変更指示である第3変更指示を受け付けた場合には、第2変更指示と第3変更指示を纏めた変更指示に対応する開口駆動を遅延させて実行する。
また、レンズシステム制御部120は、ズームレンズ群22の移動に伴う場合のように、絞り21の開口を継続的に変更させる指示として変更指示を受け付けた場合には、変更指示に対応する開口駆動を遅延無く実行する。また、レンズシステム制御部120は、カメラシステム制御部130が動画撮影中に静止画撮影の指示を受け付けた場合には、遅延を中止して絞り21の開口駆動を実行する。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 一眼レフカメラ、11 光軸、20 交換レンズ、21 絞り、22 ズームレンズ群、23 フォーカスレンズ群、30 カメラ本体、31 液晶表示部、32 回転ダイヤル、33 ズームレバー、34 決定ボタン、35 十字キー、36 ライブビューボタン、37 レリーズボタン、120 レンズシステム制御部、121 レンズマウント、122 絞り駆動回路、123 レンズ駆動回路、124 レンズメモリ、130 カメラシステム制御部、131 カメラマウント、132 カメラメモリ、133 ワークメモリ、134 表示制御部、135 撮像素子、136 画像処理部、137 外部接続IF、138 操作入力部、139 回転ダイヤル検出部、140 ズームレバー検出部、202 RECアイコン、203 撮影経過時間、204 駆動停止アイコン、205 停止絞り値、206 設定絞り値、207 現絞り値

Claims (17)

  1. 被写体像を光電変換して画像データを出力する撮像部と、
    レンズユニットの絞りの開口を変更する変更指示を受け付ける受付部と、
    前記撮像部が前記画像データを連続的に出力する期間において、前記受付部が第1の前記変更指示である第1変更指示を受け付けた後の予め定められた規定時間以内に第2の前記変更指示である第2変更指示を受け付けた場合には、前記第2変更指示に対応する絞り駆動信号を遅延させて前記レンズユニットへ送出する制御部と
    を備える撮像装置。
  2. 前記制御部は、前記第1変更指示による前記開口の変更が完了した時点から計時される前記規定時間が経過するまで遅延させて、前記第2変更指示に対応する前記絞り駆動信号を送出する請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記撮像部は、前記開口の変更があった場合でも、露光時間および感度を変更しない請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記受付部は、離散的に設定された絞り値が連続的に指定される段階的な操作により前記変更指示を受け付ける段階操作部を有する請求項1から3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記制御部は、遅延中に第3の前記変更指示である第3変更指示を受け付けた場合には、前記第2変更指示と前記第3変更指示を纏めた前記変更指示に対応する前記絞り駆動信号を遅延させて送出する請求項1から4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記制御部は、前記受付部が前記開口を継続的に変更させる指示として前記変更指示を受け付けた場合には、前記変更指示に対応する前記絞り駆動信号を遅延無く送出する請求項1から5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記撮像部は、動画撮影として前記画像データを連続的に出力する請求項1から6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記制御部は、動画撮影中にユーザから静止画撮影の指示があった場合には、遅延を中止して前記絞り駆動信号を送出する請求項7に記載の撮像装置。
  9. 絞り値を表示部に表示させる表示制御部を備え、
    前記表示制御部は、前記第2変更指示に対応する前記絞り値を遅延無く前記表示部に表示させる請求項1から8のいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 前記表示制御部は、前記開口に対応する前記絞り値も前記表示部に表示させる請求項9に記載の撮像装置。
  11. 開口を変更できる絞りと、
    前記開口を変更する変更指示を受け付ける受付部と、
    カメラユニットの撮像部が画像データを連続的に出力する期間において、前記受付部が第1の前記変更指示である第1変更指示を受け付けた後の予め定められた規定時間以内に第2の前記変更指示である第2変更指示を受け付けた場合には、前記第2変更指示に対応する前記絞りの開口駆動を遅延させて実行する駆動制御部と
    を備えるレンズユニット。
  12. 前記駆動制御部は、前記第1変更指示による前記開口駆動が完了した時点から計時される前記規定時間が経過するまで遅延させて、前記第2変更指示に対応する前記開口駆動を実行する請求項11に記載のレンズユニット。
  13. 前記駆動制御部は、遅延中に第3の前記変更指示である第3変更指示を受け付けた場合には、前記第2変更指示と前記第3変更指示を纏めた前記変更指示に対応する前記開口駆動を遅延させて実行する請求項11または12記載のレンズユニット。
  14. 前記駆動制御部は、前記受付部が前記開口を継続的に変更させる指示として前記変更指示を受け付けた場合には、前記変更指示に対応する前記開口駆動を遅延無く実行する請求項11から13のいずれか1項に記載のレンズユニット。
  15. 前記駆動制御部は、前記カメラユニットが動画撮影中に静止画撮影の指示を受け付けた場合には、遅延を中止して前記開口駆動を実行する請求項11から14のいずれか1項に記載のレンズユニット。
  16. 被写体像を光電変換して画像データを連続的に出力する撮像ステップと、
    前記撮像ステップの実行中において、レンズユニットの絞りの開口を変更する第1変更指示を受け付けて、前記第1変更指示に対応する絞り駆動信号を前記レンズユニットへ送出する第1送出ステップと、
    前記撮像ステップの実行中において、前記第1変更指示を受け付けた後の予め定められた規定時間以内に前記開口を変更する第2変更指示を受け付けた場合に、前記第2変更指示に対応する前記絞り駆動信号を遅延させて前記レンズユニットへ送出する第2送出ステップと
    をコンピュータに実行させる撮像装置の制御プログラム。
  17. カメラユニットの撮像部が画像データを連続的に出力する期間において、
    絞りの開口を変更する第1変更指示を受け付けて、前記第1変更指示に対応する前記絞りの開口駆動を実行する第1駆動ステップと、
    前記第1変更指示を受け付けた後の予め定められた規定時間以内に前記開口を変更する第2変更指示を受け付けた場合に、前記第2変更指示に対応する前記開口駆動を遅延させて実行する第2駆動ステップと
    をコンピュータに実行させるレンズユニットの制御プログラム。
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