JP2013081515A - 葬儀方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】棺の内部を可視化しつつ、視覚的に棺の内部の様子が過度に鮮明に映らないようにするための暈し手段を施した葬儀方法を提供することを目的とする。
【解決手段】フロア及び天井を有するホール内において行われる葬儀方法であって、棺の蓋を全部又は一部を開放した状態で前記棺を前記フロア上に配置し、前記棺の上方にある天井部分へ、ベールの一の端部を直接的に又は固定具を介して間接的に取り付け、そして前記ベールの他の端部を、前記天井部分又は前記固定具から前記棺の側壁の外周部分の全部又は一部へ向けて垂れ下げることにより、前記ベールが前記棺の全部又は一部を覆うように配置したことを特徴とする葬儀方法を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、通夜や告別式等において使用される葬儀方法に関し、特に蓋の全部又は一部を開放した棺に対し、その上方にある天井部分からベールを垂れ下げることにより、視覚的に棺の内部の様子が過度に鮮明に見えないようにするための暈し効果を付与すると共に、棺の全部をベールで覆った場合は、外部からの虫の侵入も防ぐことができるという効果を奏する葬儀方法に関する。
一般に、葬儀会館又は個人宅で行われる通夜、告別式等の葬儀では、例えば特開平8−154808号公報(特許文献1)、特開2001−113893号公報(特許文献2)、特開2002−65450号公報(特許文献3)及び特開2005−137685号公報(特許文献4)に記載されているように、葬儀会場の奥に供花や照明灯で飾り付けた祭壇を設け、祭壇の中央に遺影写真を配し、そしてその前方に遺体が収納された棺を配置することが行われる。また、棺の蓋は、一般的に棺の中を低温状態に保ち遺体の腐敗が進行するのを防止すると共に、異臭が発散するのを防止するなど目的で閉じられており、会葬者が故人に対しお別れを告げる場合や出棺前に棺の中を生花で飾るような場合に限り一時的に棺の蓋が開放されるのが通例である。
一方、近年では、遺体の腐敗の進行を効果的に防止すると共に、遺体を生前に近い状態で長期間保持するのを可能にするために、例えば特開平10−45501号公報(特許文献5)及び特開2000−95601号公報(特許文献6)に記載されているようなエンバーミングという特殊な遺体処置技術が開発されている。このエンバーミングというのは、遺体の首の頸動脈と鼠頸部の頸動脈を開き、首部分より赤く着色した防腐剤を入れることにより、鼠頸部より血液を流出させると共に、全ての血管を防腐剤で満たすという遺体処置技術であり、血管が赤色の防腐剤で満たされることにより、長時間にわたり遺体を生前の姿に近い状態に保持することができる。
しかしながら、エンバーミング処置を施した遺体であっても、遺体を棺に収納した後は、通常、棺の蓋を開放しておくことは殆どなされていない。なぜなら、我が国では、常時、遺体を遺族や訪れた会葬者の眼に直接触れる状態に安置しておくという習慣がなく、また、長時間の間、遺族や会葬者が棺の中に眼を向けていると、棺の中の遺体が過度に鮮明に映り過ぎて、必ずしも好ましくない印象を受ける場合があるからである。
また、特に夏場等においては、エンバーミング処置を施した遺体であっても、遺体へ虫が近寄ってくる場合がある。しかしながら、虫の飛来を排除するために薬剤を使用すると、今度は、葬儀会場の中に薬剤の臭いが充満してしまうという不都合を生じることになる。
さらに、遺族や会葬者の多くには、希望する任意の時間に、自由に視覚を通じて故人にお別れを告げたいという願望がある。しかしながら、従来のように棺の蓋を閉じていたのでは、遺族や会葬者は、その都度、棺の蓋や棺の蓋に設けられている窓を開けなければならず、故人とのお別れが煩雑になるという問題もあった。
特開平8−154808号公報 特開2001−113893号公報 特開2002−65450号公報 特開2005−137685号公報 特開平10−45501号公報 特開2000−95601号公報
そこで、本発明は、通夜や告別式等において使用される葬儀方法に関し、棺の蓋の全部又は一部を開放することにより棺の内部を可視化しつつ、視覚的に棺の内部の様子が過度に鮮明に映らないようにするための暈し手段を施した葬儀方法を提供することを目的とする。
本発明者等は、棺の内部を可視化しつつ、視覚的に棺の内部の様子が過度に鮮明に映らないようにするための暈し手段について鋭意検討を重ねた結果、一般には、宗教上の目的などで顔や頭部を覆うために用いられている、透けた布やネットからできているベールを用いて棺の全部又は一部を覆うことが最も効果的であることを見出し、上記の課題を解決するに至った。
すなわち、本発明によれば、フロア及び天井を有するホール内において行われる葬儀方法であって、棺の蓋を全部又は一部を開放した状態で前記棺を前記フロア上に配置し、前記棺の上方にある天井部分へ、ベールの一の端部を直接的に又は固定具を介して間接的に取り付け、そして前記ベールの他の端部を、前記天井部分又は前記固定具から前記棺の側壁の外周部分の全部又は一部へ向けて垂れ下げることにより、前記ベールが前記棺の全部又は一部を覆うように配置したことを特徴とする葬儀方法が提供される。
本発明では、葬儀会場はフロア及び天井を有する屋内であればよく、本発明による葬儀方法は、座敷等を備えた個人宅であってもホール等を備えた葬儀会館であっても執り行うことができる。ただし、本発明では、ベールを天井から棺へ垂れ下げるので、天井の高いホール等を備えた葬儀会館の方が、ベールをより一層遺族や会葬者の視覚に訴えるように配置することができるので有利である。
ここで「ベール」とは、一般には、宗教上の目的などで顔や頭部を覆うために用いられる薄手の布やネットを意味し、透けてベールの反対側が見える布地等であれば、特にその材質や織り方に制限はない。ベールは、光の反射の加減等の影響により、ベールより離れた位置からベールの反対側を見ると、反対側の情景がぼんやりと不鮮明に見える傾向があるが、ベールの間近の位置からベールの反対側を見ると、反対側の情景がやや鮮明となって見えるような特質を有する。
したがって、棺の蓋を全部又は一部を開放した状態であっても、ホール内のフロア上に配置した棺の全部又は一部をベールで取り囲むように配置することにより、視覚的に棺の内部の様子が過度に鮮明に映らないようにすることができる。特に、ベールを、棺の側壁の外周部分の全部へ向けて垂れ下げることによって棺の全部を取り囲むように配置すると、ベールが一種の蚊帳のような役目を果たして、虫が棺へ近寄るのを確実に防止することができる。なお、棺の配置方法に特に制限はなく、棺をホール内のフロア上に配置するとの意義の中には、棺をフロア上に直接的に配置する場合の他、支持台等を利用して間接的に配置する場合も含まれている。
棺の全部又は一部を取り囲むようにベールを配置するためには、ベールの一の端部を棺の上方にある天井部分又はその近傍へ取り付け、そしてベールの他の端部を天井部分又はその近傍から棺の側壁の外周部分へ向けて垂れ下げるのが、見栄えもよく、取り付けも簡単で好ましい。また、ベールは、単に天井部分又はその近傍から棺へ向けて垂れ下げられているだけなので、必要に応じてベールを上に捲くり上げたり左右に開いたりすることができ、棺の内部の様子を確認する際や他の飾り付け様式へ変更する場合にも便利である。
このように、ベールを天井部分から棺へ向けて垂れ下げるように配置すると、ベールの素地や、不規則に折り重なってできたベールの縦縞状の模様により、ベール内に配置された棺の内部の様子を不規則に暈すことができ、人の目にも優しく映し出すことができる。
さらに、このようなベールの配置は、ホール内の照明の光がベール表面に乱反射することにより上述した暈し効果を助長するので、棺及び棺の周りを神秘的且つ厳かな雰囲気に演出することも可能となる。このため、ベールの色彩は明度が明るい方が好ましく、特に色調や彩度に限定はないが、白色系であることが好ましい。ただし、ベールによる暈し効果は、照明の配置や明るさとの組み合せによっても変化するので、明度の暗い方が暈し効果が際立つ場合もある。
天井部分へのベールの取り付け方法は、特に限定されるものではなく、釘や吊りフック等の公知の取り付け手段を用いて直接的に天井部分へ取り付けてもよい。また、天井部分からベール固定具を吊るし、その固定具へベールを固定することにより間接的に天井部分へ取り付けることもできる。
また、天井部分が高過ぎたり、又は天井部分がベールやその固定具を取り付けるのに十分な強度を有していない場合は、屋外にテントを設営する時の骨組みを組み立てる要領で、棺の周りに脚を立て、そしてそれらの脚の上部へ脚同士を連結する梁を配置することにより、該梁へベール又はその固定具を取り付けてもよい。
ベール又はベール固定具の取り付け位置は、棺の平面領域の鉛直方向上方に位置する天井部分の領域内に取り付けるのが好ましい。このように、ベール又はベール固定具を棺の略真上に取り付けると、ベールを棺に向けて略鉛直となるように取り付けることができ、ベールによる光の反射の濃淡を縦方向に揃えることができる。このため、遺族や会葬者は、全方位からベールの中に配置された棺の中の様子を均質な視界で見通すことができるようになる。
ベールは、天井部分と棺の間で略水平に支持された枠体又は板状体の外縁を通過させることによって、該枠体又は該板状体の形状へ広げられてから棺へ向けて垂れ下がるように配置することができる。この場合、ベールの内側であって棺の上部には大きな空間が形成されるので、該空間を通して、棺の中の様子がより一層均質な視界で見通すことができるようになる。
枠体又は板状体の支持は、例えば天井部分へ取り付けたベールの内側に枠体又は板状体の外縁を縫い付けることによって支持することができる。また、固定具を使用してベールを天井部分へ取り付けている場合、枠体又は板状体を該固定具へ取り付けることによって支持することもできる。
一方、棺の側壁の外周部へ向けて垂れ下げられているベールの他の端部は、フロアからの棺の設置高さなどを考慮して、棺の側壁外周部の下端まで、又は該下端を通過して棺の下方まで垂れ下げることができる。また、ベールの他の端部は、棺の側壁の外周部分の全周を取り巻くように配置してもよいし、棺の側壁の外周部分の一部のみを取り巻くように配置することで、ベールの一部を開放した状態で配置することもできる。また、このようなベールの配置は、必要に応じてベールを上に捲くり上げたり左右に開いたりすることができるので、棺の内部の様子を確認する際や他の飾り付け様式へ変更する場合にも便利である。
このように、本発明の葬儀方法によれば、棺の内部を可視化しつつ、棺の上部空間に配置したベールによって、視覚的に棺の内部の様子を暈し、過度に鮮明に映らないようにすることができる。このため、本発明の葬儀方法では、棺の中に安置される遺体は、常温での長時間の保存に適しており、かつ生前の姿に近い状態に保持することが可能なエンバーミング処理が施されていることが好ましい。
本発明によれば、棺の内部を可視化しつつ、棺の上部空間に配置したベールによって、視覚的に棺の内部の様子を暈し、過度に鮮明に映らないようにすることができる。また、ベールを棺の全部を取り囲むように配置することで、虫が棺へ近寄るのを確実に防止することができるという効果も奏する。したがって、本発明の葬儀方法は、エンバーミング処理を施した生前の姿に近い状態で保持されている遺体を人の眼に優しく見せることができるという効果も奏する。
本発明による葬儀方法の実施例を、棺の後方から写した写真である。 本発明による葬儀方法の実施例を、棺の側面の斜め後方から写した写真である。
以下、本発明の一実施形態に係るベールを利用した葬儀方法について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明は、以下に示される実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で各種の変更が可能である。
図1及び図2を用いて、本発明の葬儀方法を説明する。図1は、フロア3及び天井4を有するホール5内において、本発明によるベール1を利用した葬儀方法の実施例を棺2の後方から写した写真である。また、図2は、フロア3及び天井4を有するホール5内において、本発明によるベール1を利用した葬儀方法の実施例を棺2の側面の斜め後方から写した写真である。
図1を参照して理解されるように、本実施例ではフロア3上に配置された棺2は、その中の様子が見えるように、棺の蓋(図示せず)は取り外されている。そして、棺2の上方にある天井部分40には、固定具6を介してベール1の一の端部10が間接的に取り付けられており、そしてベールの他の端部11を、固定具5から棺2の側壁20の外周部分の一部へ向けて垂れ下げることにより、ベール1が棺2の一部を覆うように配置されている(図2参照)。
このように、ベール1を天井部分40から棺1へ向けて垂れ下げるように配置すると、ベール1の素地や、不規則に折り重なってできたベール1の縦縞状の模様により、ベール1内に配置された棺2の内部の様子を不規則に暈すことができ、人の眼にも優しく映し出すことができる。また、ベール1は、単に天井部分40又はその近傍から棺2へ向けて垂れ下げられているだけなので、必要に応じてベール1を上に捲くり上げたり左右に開いたりすることができ、棺2の内部の様子を確認する際や他の飾り付け様式へ変更する場合にも便利である。
なお、図1,2は葬儀会館の中のフロア3及び天井4を有するホール5内での実施例を示しているが、本発明の葬儀方法は、フロア3及び天井4を有する屋内であれば特に制限されることなく実施することができ、座敷等を備えた個人宅内においても実施することができる。
ここで「ベール」とは、一般には、宗教上の目的などで顔や頭部を覆うために用いられる薄手の布やネットを意味し、透けてベールの反対側が見える布地等であれば、特にその材質や織り方に制限はない。ベールは、光の反射の加減等の影響により、ベールより離れた位置からベールの反対側を見ると、反対側の情景がぼんやりと不鮮明に見える傾向があるが、ベールの間近の位置からベールの反対側を見ると、反対側の情景がやや鮮明となって見えるような特質を有する。
したがって、本実施例では、棺の蓋(図示せず)を全部取り外しているが、棺2の一部をベール1で取り囲むように配置することにより、視覚的に棺2の内部の様子が過度に鮮明に映ることがないように工夫されている(図2参照)。なお、図示しないが、ベール1を棺2の全部を取り囲むように棺2の側壁20の外周部分の全周へ向けて垂れ下げると、ベール1が一種の蚊帳のような役目を果たして、虫が棺2へ近寄るのを確実に防止することができる。
また、本実施例では、ホール5内の照明50の光がベール表面に乱反射することにより、ベール1の暈し効果が最大限に発揮されるように白色系のベール1が採用されている。しかしながら、ベール1による暈し効果は、照明50の配置や明るさとの組み合せによっても変化するので、白色系よりも明度の暗い方が暈し効果が際立つ場合もある。
本実施例では、ベール1は、直接的に天井部分40へ取り付けられているのではなく、天井部分40からベール固定具6を吊るし、その固定具6へベール1を固定することにより間接的に天井部分40へ取り付けられている。
また、ベール固定具6の取り付け位置は、棺2の平面領域の鉛直方向上方に位置する天井部分40の領域内に取り付けられているので、ベール1は棺2に向けて略鉛直となるように取り付けられている。このため、本実施例ではベール1による光の反射の濃淡を縦方向に揃えることができ、全方位からベール1の中に配置された棺2の中の様子を均質な視界で見通すことができるようになっている。
ベール固定具6は、天井部分40へ取り付ける鎖60と、鎖60により吊り下げられ、かつ水平に支持されている矩形の枠体61を含んでいる(図1,2参照)。ベール1は、ベール固定具6の鎖60の全長を覆い隠すように鎖60へ巻き付けられ、そしてベール固定具6の枠体61の外側を通過することによって該枠体61の形状へ広げられた後、棺2へ向けて垂れ下がっている。このため、ベール1の内側であって棺2の上部には大きな空間が形成されるので、遺族や会葬者は、該空間を通して棺2の中の様子がより一層均質な視界で見通すことができるようになる。
本実施例では、ベール1の他の端部11は、フロア3からの棺2の設置高さなどを考慮して、棺2の側壁20外周部下端を通過して棺2の下方まで垂れ下げられている(図2参照)。また、ベールの他の端部11は、ベール1の隙間より棺2の内部の様子が直接的に見えるように、棺2の側壁20の外周部分の一部のみを取り巻くように配置されている(図3参照)。したがって、本実施例のようなベール1の配置は、必要に応じてベール1を上に捲くり上げたり左右に開いたりすることができるので、棺2の内部の様子を確認する際や他の飾り付け様式へ変更する場合にも便利である。
このように、本実施例では、棺2の内部を可視化しつつ、棺2の上部空間に配置したベール1によって、視覚的に棺2の内部の様子を暈し、棺2の内部が過度に鮮明に映らないように処置されている。このため、本実施例では、棺2の中に安置される遺体は、常温での長時間の保存に適しており、かつ生前の姿に近い状態に保持することが可能なエンバーミング処理が施されていることが好ましい。
1 ・・・・・・ ベール
10 ・・・・・ ベールの一の端部
11 ・・・・・ ベールの他の端部
2 ・・・・・・ 棺
20 ・・・・・ 側壁
3 ・・・・・・ フロア
50 ・・・・・ 照明
4 ・・・・・・ 天井
40 ・・・・・ 天井部分
5 ・・・・・・ ホール
6 ・・・・・・ ベール固定具
60 ・・・・・ 鎖
61 ・・・・・ 枠体

Claims (7)

  1. フロア及び天井を有するホール内において行われる葬儀方法であって、
    棺の蓋を全部又は一部を開放した状態で前記棺を前記フロア上に配置し、前記棺の上方にある天井部分へ、ベールの一の端部を直接的に又は固定具を介して間接的に取り付け、そして前記ベールの他の端部を、前記天井部分又は前記固定具から前記棺の側壁の外周部分の全部又は一部へ向けて垂れ下げることにより、前記ベールが前記棺の全部又は一部を覆うように配置したことを特徴とする葬儀方法。
  2. 前記ベール又は前記固定具は、前記棺の平面領域の鉛直方向上方に位置する天井部分の領域内に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の葬儀方法。
  3. 前記ベールは、前記ベール又は前記固定具によって略水平に支持される枠体又は板状体を備えており、そして前記天井部分と前記棺の間で、前記枠体又は前記板状体によって前記枠体又は前記板状体の形状へ広げられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の葬儀方法。
  4. 前記ベールの他の端部は、前記棺の側壁外周部の下端まで、又は該下端を通過して前記棺の下方まで垂れ下がっていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の葬儀方法。
  5. 前記ベールは、前記ベールの他の端部を上方へ捲くり上げたり、又はベールを左右へ開いたりすることができることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の葬儀方法。
  6. 前記ベールの色彩は、白色系であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の葬儀方法。
  7. 前記棺の中に安置される遺体は、エンバーミング処理を施していることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の葬儀方法。
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